JP3549196B2 - エアーブロー機能付き基板回転装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、基板の表裏面にエアーを吹き付けて、その基板の表裏面に付着している塵埃を除去したり、その基板に確実に装着されていない電子部品を基板から除去したりする機能を持つ、基板反転用の、エアーブロー機能付き基板回転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
プリント基板等の基板には、その表面のみでなく、その裏面にも、電子部品が実装される場合が、多々ある。
また、電子部品が表面に実装された基板の動作機能テストを行う場合にも、基板を反転させて、その基板の裏面に露出しているプリント回路等にテスト用のプローブを押し当てる必要等がある。
このような場合には、基板回転装置が用いられる。そして、基板組み立て用のコンベア上を搬送されて来る基板を、180度反転させている。そして、その反転させた基板を、次の基板組み立て用又は基板検査用のコンベア上へと搬出している。そして、その反転させた基板の裏面に電子部品を実装したり、その反転させた基板の裏面に露出しているプリント回路にテスト用のプローブを押し当てたりしている。
【0003】
ところで、上記のようにして、基板を基板組み立て用又は基板検査用のコンベア上を搬送しながら、その基板の組み立てや検査を行う際には、そのコンベア上を搬送されて来る基板を、手に取り上げて、反転させる等して、電子部品が実装された基板の表裏面やプリント回路等が露出している基板の裏面に、エアーガン等を用いて、エアーを吹き付けている。そして、その基板の表裏面に付着している塵埃を基板外方に吹き飛ばして除去している。そして、その塵埃により、基板裏面のプリント回路間が短絡した状態となったり、基板表裏面の電子部品間が短絡した状態となったりするのを、防いでいる。それと共に、基板に確実に装着されていない電子部品を、基板から吹き飛ばして排除している。そして、基板に電子部品が確実に装着されているか否かをチェックしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、基板の組み立てや検査を行う際に、上記のようにして、コンベア上を搬送されて来る基板を、手に取り上げて、反転等させながら、エアーガン等を用いて、エアーを基板の表裏面に吹き付けて、その基板に付着している塵埃を吹き飛ばしたり、その基板に確実に装着されていない電子部品を吹き飛ばしたりする作業は、多大な手数を要し、基板の組み立てや検査の効率化を図る際の妨げとなっていた。
【0005】
そこで、本発明者は、前記の基板回転装置により、基板を反転させる際に、基板の表裏面にエアーを吹き付けて、その基板に付着している塵埃を基板外方に吹き飛ばしたり、その基板に不確実に装着されている電子部品を基板外方に吹き飛ばして排除したりすれば、基板の反転作業と同時に基板に付着している塵埃の除去作業等を行うことができ、基板の組み立てや検査を手数を掛けずに容易に行うことができることに、想到した。
また、前記の基板回転装置により、基板を反転させる際には、基板を一時的にほぼ垂直に起立させた状態に保ちながら、その基板の表裏面にエアーを同時に吹き付ければ、その基板の表裏面に付着している塵埃等を、基板を一々反転させずとも、基板下方に一度に確実に脱落させることができることに、想到した。
そして、これらの思いつきに基づき、基板の表裏面に付着している塵埃等をエアーにより吹き飛ばして除去する機能の付いた、基板回転装置を開発した。
【0006】
即ち、本発明は、基板の表裏面に付着している塵埃等をエアーにより吹き飛ばして除去する機能を持つ、エアーブロー機能付き基板回転装置(以下、基板回転装置という)を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の基板回転装置は、基板の左側縁を搬入する隙間をあけて上下に対向して並ぶ一対の左コンベアと、基板の右側縁を搬入する隙間をあけて上下に対向して並ぶ一対の右コンベアと、該一対の左コンベアと右コンベアとを左側と右側とに並べて支持するフレームであって、その一対の左コンベアと右コンベアとの間のフレーム内側に前記基板の左側縁と右側縁よりも内側の基板の表裏面を露出させる窓を持つフレームと、前記一対の左コンベアと右コンベアとを、その対向する内側のコンベア部分が同一方向に同一速度で巡回するように同一速度で所定方向に同期巡回させて、該一対の左コンベアと右コンベアとの間に左側縁と右側縁とが搬入された基板を一対の左コンベアと右コンベアとの間を前方又は後方に搬送するコンベア駆動手段と、前記フレームを前後方向に正逆に回転自在に支持する支持手段と、該支持手段に支持されたフレームを前後方向に正逆に回転させて、フレームに支持された一対の左コンベアと右コンベアとをほぼ垂直に起立させたりほぼ水平に保持したりする回転制御手段と、該回転制御手段により前記フレームに支持された一対の左コンベアと右コンベアとを起立させた際に、該一対の左コンベアと右コンベアとの間に搬入された前記基板の左側縁と右側縁とが一対の左コンベアと右コンベアとの間からその外方に脱落するのを防ぐ脱落防止手段と、前記回転制御手段によりほぼ垂直に起立させたフレームに支持された一対の左コンベアと右コンベアとの間に左側縁と右側縁とが搬入された基板の左側縁と右側縁よりも内側の基板の表裏面であって、フレーム内側の窓に露出した基板の表裏面に塵埃除去用のエアーを吹き付けるエアーブロー手段とが備えられてなることを特徴としている。
【0008】
この基板回転装置においては、回転制御手段により、支持手段に支持されたフレームを前後方向に正又は逆に回転させて、該フレームに支持された一対の左コンベアと右コンベアとをほぼ水平に保持できる。そして、そのフレームの左側と右側とに並ぶ一対の左コンベアと右コンベアとの間に、ほぼ水平方向を向く基板の左側縁と右側縁との前端を挿入できる。次いで、コンベア駆動手段により、一対の左コンベアと右コンベアとを、その対向する内側のコンベア部分が同一方向に同一速度で巡回するように所定方向に同期巡回させることができる。そして、その一対の左コンベアと右コンベアとの間に左側縁と右側縁との前端が挿入された基板を、一対の左コンベアと右コンベアとの間の中程へと搬入できる。
次いで、回転制御手段により、支持手段に支持されたフレームを前後方向に正又は逆に回転させて、該フレームに支持された一対の左コンベアと右コンベアとをほぼ垂直に起立させることができる。
その際には、脱落防止手段により、フレームに支持された一対の左コンベアと右コンベアとの間の中程に搬入された基板の左側縁と右側縁とが一対の左コンベアと右コンベアとの間からその外方に脱落するのを防ぐことができる。そして、基板の左側縁と右側縁とを、フレームの左側と右側とに並べて支持された一対の左コンベアと右コンベアとの間の中程に保持し続けることができる。
次いで、エアーブロー手段により、回転制御手段によりほぼ垂直に起立させたフレームに支持された一対の左コンベアと右コンベアとの間の中程に左側縁と右側縁とが搬入された基板の左側縁と右側縁よりも内側の基板の表裏面であって、フレーム内側の窓に露出した基板の表裏面に塵埃除去用のエアーを吹き付けることができる。そして、その基板の表裏面に付着している塵埃をエアーにより吹き飛ばして、基板外方に脱落させたり、その基板表面又は裏面に確実に実装されていない電子部品を、エアーにより基板外方に吹き飛ばして基板外方に脱落させたりできる。
その際には、基板の表面や裏面から脱落させた塵埃や電子部品を、その塵埃や電子部品に加わる重力を用いて、基板に再付着させたり引っ掛からせたりせずに、基板下方に確実に脱落させることができる。
その後には、回転制御手段により、支持手段に支持されたフレームを正又は逆に回転させて、該一対のフレームに支持された一対の左コンベアと右コンベアとをほぼ水平に保持できる。そして、コンベア駆動手段により、一対の左コンベアと右コンベアとを再び同一速度で所定方向に同期巡回させて、その一対の左コンベアと右コンベアとの間の中程に搬入された塵埃等が除去された基板を、一対の左コンベアと右コンベアとの間からその前方又は後方に送り出すことができる。
【0009】
また、回転制御手段により、ほぼ水平方向を向くフレームを前方又は後方に90度回転させて、フレームの左側と右側とに並ぶ一対の左コンベアと右コンベアとの間の中程に左側縁と右側縁とが搬入された基板をほぼ垂直に起立させて、その基板の表裏面に付着している塵埃等を除去した後に、回転制御手段により、フレームを以前と同じ回転方向に当たる前方又は後方にさらに90度回転させることにより、フレームの左側と右側とに並ぶ一対の左コンベアと右コンベアとの間の中程に搬入された基板を180度反転させることができる。次いで、コンベア駆動手段により、一対の左コンベアと右コンベアとを同一速度で所定方向に同期巡回させることにより、その反転させたほぼ水平方向を向く基板を、一対の左コンベアと右コンベアとの間をその前方又は後方に送り出すことができる。
【0010】
また、回転制御手段により、ほぼ水平方向を向くフレームを前方又は後方に90度回転させて、フレームの左側と右側とに並ぶ一対の左コンベアと右コンベアとの間の中程に左側縁と右側縁とが搬入された基板をほぼ垂直に起立させて、その基板の表裏面に付着している塵埃等を除去した後に、回転制御手段により、フレームを以前の回転方向とは逆の後方又は前方に90度回転復帰させることにより、フレームの左側と右側とに並ぶ一対の左コンベアと右コンベアとの間の中程に搬入された基板を反転させずに以前と同じほぼ水平方向に保持することができる。次いで、コンベア駆動手段により、一対の左コンベアと右コンベアとを同一速度で所定方向に同期巡回させることにより、その反転させていないほぼ水平方向を向く基板を、一対の左コンベアと右コンベアとの間をその前方又は後方に送り出すことができる。
【0011】
本発明の基板回転装置においては、前記エアーブロー手段が、前記回転制御手段によりほぼ垂直に起立させたフレームに支持された一対の左コンベアと右コンベアとの間に左側縁と右側縁とが搬入された基板の左側縁と右側縁よりも内側の基板の表裏面近くを、基板の上端側からその下端側にかけて移動しながら、その基板の左側縁と右側縁よりも内側の表裏面に塵埃除去用のエアーを吹き付ける構造のものであることを好適としている。
【0012】
この基板回転装置にあっては、回転制御手段によりほぼ垂直に起立させたフレームに支持された一対の左コンベアと右コンベアとの間の中程に左側縁と右側縁とが搬入された基板の左側縁と右側縁よりも内側の基板の表裏面近くを、エアーブロー手段を基板の上端側からその下端側にかけて移動させながら、そのエアーブロー手段により、基板の左側縁と右側縁よりも内側の基板の表裏面に付着している塵埃を、その基板の表裏面の上端側からその下端側にかけて順に確実に除去し続けることができる。
【0013】
本発明の基板回転装置においては、前記フレームの左側と右側とに並べて支持された一対の左コンベアと右コンベアとの間の間隔を、該一対の左コンベアと右コンベアとの間に左側縁と右側縁とを搬入する基板の幅に合わせて、広狭に調整する調整手段が備えられた構造とすることを好適としている。
【0014】
この基板回転装置にあっては、調整手段により、フレームの左側と右側とに離れて並ぶ一対の左コンベアと右コンベアとの間の間隔を、該一対の左コンベアと右コンベアとの間に左側縁と右側縁とを搬入する基板の幅に合わせて、広狭に調整できる。そして、その間隔が調整された一対の左コンベアと右コンベアとの間に、基板の左側縁と右側縁とを脱落せぬように確実に搬入して支持できる。
【0015】
本発明の基板回転装置においては、前記エアーブロー手段によりエアーを吹き付ける基板の表裏面から基板下方に脱落する塵埃を受ける集塵器と、該集塵器内の気体を集塵器内に落下した塵埃と共に集塵器外部に吸引して排除する吸引手段と、前記エアーブロー手段によりエアーを吹き付けた基板表面又は裏面から塵埃と共に集塵器内に脱落する電子部品を受ける電子部品受けとが備えられた構造とすることを好適としている。
【0016】
この基板回転装置にあっては、エアーブロー手段によりエアーを吹き付ける基板の表裏面から基板下方に脱落する塵埃を、集塵器内に受け止めることができる。そして、その集塵器内に受け止めた塵埃を、吸引手段により、集塵器内の気体と共に、集塵器外部に吸引して排除できる。また、吸引手段の吸引力を利用して、基板の表裏面に付着している塵埃等を基板下方に吸引して脱落し易くできる。また、エアーブロー手段によりエアーを吹き付けた基板表面又は裏面から塵埃と共に脱落して集塵器内に排除された電子部品は、集塵器内に備えられた電子部品受けに受け止めることができる。そして、その電子部品を有効に再利用等できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1ないし図7は本発明の基板回転装置の好適な実施の形態を示し、図1と図2はその動作状態を示す概略構造説明図、図3はそのフレームの側面図、図4はそのフレームの平面図、図5ないし図7はそのフレームの回転状態を示す説明図である。以下に、この基板回転装置を説明する。
【0018】
図において、12、14は、基板10の左側縁を搬入する隙間をあけて上下に対向して並ぶ一対の左コンベアである。
16、18は、基板10の右側縁を搬入する隙間をあけて上下に対向して並ぶ一対の右コンベアである。
一対の左コンベア12、14と右コンベア16、18とは、図3に示したように、基板10とほぼ同じ幅の間隔をあけて、フレーム20の左側と右側とに並べて支持されている。
左コンベア12、14と右コンベア16、18とは、基板10を支持するレールと、該レール上を基板10をその前方又は後方に搬送する駆動ベルト等から構成されている。
一対の左コンベア12、14と右コンベア16、18との間のフレーム20内側には、図4に示したように、基板10の左側縁と右側縁よりも内側の基板10の表裏面を露出させる窓22が広く開口されている。
30は、一対の左コンベア12、14と右コンベア16、18とを、その対向する内側のコンベア部分が同一方向に同一速度で巡回するように所定方向に同期巡回させる電動モータ等からなるコンベア駆動手段である。コンベア駆動手段30は、図4に示したように、フレーム20の外側面に支持されている。そして、該コンベア駆動手段により、一対の左コンベア12、14と右コンベア16、18とを同一速度で所定方向に同期巡回させて、該一対の左コンベアと右コンベアとの間に左側縁と右側縁とが搬入された基板10を一対の左コンベア12、14と右コンベア16、18との間を前方又は後方に搬送できるように構成されている。
フレーム20は、該フレームの外側面の中央に取着された回転軸等からなる支持手段40により、装置本体50に前後方向に正逆に回転自在に支持されている。
60は、支持手段40に支持されたフレーム20を前後方向に正逆に回転させて、フレーム20に支持された一対の左コンベア12、14と右コンベア16、18とをほぼ垂直に起立させたりほぼ水平に保持したりする回転制御手段である。回転制御手段60は、図1と図2及び図5ないし図7に示したように、支持手段40の回転軸を正逆に回転させるエアーモータ62と、フレーム20を水平に支持するストッパ64と、フレーム20をほぼ垂直に支持するストッパ66と、電子回路等から構成されている。ストッパ64、66は、フレーム20方向に侵入させたり、フレーム20と逆方向に退避させたりできるように構成されている。
70は、回転制御手段60によりフレーム20に支持された一対の左コンベア12、14と右コンベア16、18とを起立させた際に、該一対の左コンベアと右コンベアとの間に搬入された基板10の左側縁と右側縁とが一対の左コンベア12、14と右コンベア16、18との間からその外方に脱落するのを防ぐ脱落防止手段である。脱落防止手段70は、図3に示したように、エアーにより駆動させるロータリー式のアクチュエータ72と、該アクチュエータの出力軸に嵌着された押え板74とから構成されている。そして、図3に実線で示したように、アクチュエータ72の出力軸に嵌着された押え板74を起立させることにより、一対の左コンベア12、14と右コンベア16、18との間に左側縁と右側縁とが搬入された基板10の下方の端縁を、押え板74により支持できるように構成されている。逆に、図3に破線で示したように、アクチュエータ72の出力軸に嵌着された押え板74を倒すことにより、一対の左コンベア12、14と右コンベア16、18との間に左側縁と右側縁とが搬入された基板10を、押え板74に邪魔されずに、一対の左コンベア12、14と右コンベア16、18との間をその前方又は後方に搬送できるように構成されている。
80は、回転制御手段60によりほぼ垂直に起立させたフレーム20に支持された一対の左コンベア12、14と右コンベア16、18との間に左側縁と右側縁とが搬入された基板10の左側縁と右側縁よりも内側の基板10の表裏面であって、フレーム20内側の窓22に露出した基板10の表裏面に塵埃除去用のエアーを吹き付けるエアーブロー手段である。エアーブロー手段80は、図1と図2に示したように、装置本体50上部に取着されたロッドレスタイプのエアーシリンダ82と、該シリンダのロッド84の先端に取着されたエアーノズル86と、該ノズルにエアーを強制送給するエアーコンプレッサ(図示せず)等から構成されている。
【0019】
図1ないし図7に示した基板回転装置は、以上のように構成されている。
この基板回転装置においては、回転制御手段60により、支持手段40に支持されたフレーム20を前後方向に正又は逆に回転させて、該フレームに支持された一対の左コンベア12、14と右コンベア16、18とをほぼ水平に保持できる。具体的には、図5に示したように、エアーモータ62により支持手段40に支持されたフレーム20を正又は逆(図では、逆側としている)に回転させて、フレームの突起26をフレーム20方向に侵入させたフレーム20後方のストッパ64に当接させることにより、フレーム20をほぼ水平状態に保持できる。そして、そのほぼ水平に保持されたフレーム20の左側と右側とに並ぶ一対の左コンベア12、14と右コンベア16、18との間に、基板10の左側縁と右側縁との前端を挿入できる。そして、図1に示したように、コンベア駆動手段30により、一対の左コンベア12、14と右コンベア16、18とを同一速度で所定方向に同期巡回させて、その一対の左コンベア12、14と右コンベア16、18との間に左側縁と右側縁との前端が挿入された基板10を、一対の左コンベア12、14と右コンベア16、18との間の中程へと搬入できる。
次いで、回転制御手段60により、支持手段40に支持されたフレーム20を前後方向に正又は逆に回転させて、該フレームに支持された一対の左コンベア12、14と右コンベア16、18とをほぼ垂直に起立させることができる。具体的には、図6に示したように、エアーモータ62により支持手段40に支持されたフレーム20を正又は逆(図では、正側としている)に回転させて、フレームの突起26をフレーム20方向に侵入させたフレーム20上方のストッパ66内側に支持することにより、フレーム20をほぼ垂直状態に保持できる。
その際には、図3に実線で示したように、脱落防止手段70の押え板74を起立させた状態として、その押え板74を基板10の下方の端縁に当接させて、その押え板74により基板10を支持できる。そして、フレーム20に支持された一対の左コンベア12、14と右コンベア16、18との間の中程に左側縁と右側縁とが搬入された基板10が、一対の左コンベア12、14と右コンベア16、18と間からその外方に脱落するのを防ぐことができる。そして、図2に示したように、基板10の左側縁と右側縁とを、フレーム20の左側と右側とに並べて支持された一対の左コンベア12、14と右コンベア16、18との間の中程に支持し続けることができる。
次いで、図2に示したように、その回転制御手段60によりほぼ垂直に起立させたフレーム20の一対の左コンベア12、14と右コンベア16、18との間の中程に左側縁と右側縁とが搬入されて支持された基板10の左側縁と右側縁よりも内側の基板10の表裏面であって、フレーム内側の窓22に露出した基板10の表裏面に、エアーブロー手段80により、塵埃除去用のエアーを吹き付けることができる。そして、その基板10の表裏面に付着している塵埃をエアーにより吹き飛ばして、基板10外方に脱落させたり、その基板10に確実に実装されていない電子部品を、エアーにより基板10外方に吹き飛ばして脱落させたりできる。
その際には、基板10の表面や裏面から脱落させた塵埃や電子部品を、その塵埃や電子部品に加わる重力を用いて、基板10に再付着させたり引っ掛からせたりせずに、基板10下方に確実に脱落させることができる。
その後には、回転制御手段60により、支持手段40に支持されたフレーム20を正又は逆に回転させて、該フレームに支持された一対の左コンベア12、14と右コンベア16、18とをほぼ水平に保持できる。具体的には、図5又は図7に示したように、エアーモータ62により支持手段40に支持されたフレーム20を正又は逆に回転させて、フレームの突起26をフレーム20方向に侵入させたフレーム20前方又は後方のストッパ64に当接させることにより、フレーム20をほぼ水平状態に保持できる。そして、コンベア駆動手段30により、一対の左コンベア12、14と右コンベア16、18とを同一速度で所定方向に同期巡回させて、その一対の左コンベア12、14と右コンベア16、18との間の中程に搬入された塵埃等が除去された基板10を、一対の左コンベア12、14と右コンベア16、18との間からその前方又は後方に送り出すことができる。
以上の各操作において、回転制御手段60によりフレーム20を回転させる際には、フレームの突起26に当接させたりフレームの突起26を支持したりする必要のないストッパ64又は66は、図5ないし図7に矢印で示したように、フレーム20の回転を妨げぬように、フレーム20と逆方向に退避させておくことができる。
【0020】
また、回転制御手段60により、ほぼ水平方向を向くフレーム20を前方又は後方に90度回転させて、フレーム20の左側と右側とに並ぶ一対の左コンベア12、14と右コンベア16、18との間の中程に左側縁と右側縁とが搬入された基板10をほぼ垂直に起立させて、その基板10の表裏面に付着している塵埃等を除去した後に、図7に示したように、回転制御手段60により、フレーム20を以前と同じ回転方向に当たる前方又は後方(図では、前方としている)にさらに90度回転させることにより、フレーム20の左側と右側とに並ぶ一対の左コンベア12、14と右コンベア16、18との間の中程に搬入された基板10を180度反転させることができる。次いで、コンベア駆動手段30により、一対の左コンベア12、14と右コンベア16、18とを同一速度で所定方向に同期巡回させることにより、その反転させたほぼ水平方向を向く基板10を、一対の左コンベア12、14と右コンベア16、18との間をその前方又は後方に送り出すことができる。
【0021】
また、回転制御手段60により、ほぼ水平方向を向くフレーム20を前方又は後方に90度回転させて、フレーム20の左側と右側とに並ぶ一対の左コンベア12、14と右コンベア16、18との間の中程に左側縁と右側縁とが搬入された基板10をほぼ垂直に起立させて、その基板10の表裏面に付着している塵埃等を除去した後に、図5に示したように、回転制御手段60によりフレーム20を以前の回転方向とは逆の後方又は前方(図では、後方としている)に90度回転復帰させることにより、フレーム20の左側と右側とに並ぶ一対の左コンベア12、14と右コンベア16、18との間の中程に搬入された基板10を反転させずに従前と同じほぼ水平方向に保持することができる。次いで、コンベア駆動手段30により、一対の左コンベア12、14と右コンベア16、18とを同一速度で所定方向に同期巡回させることにより、その反転させていないほぼ水平方向を向く基板10を、一対の左コンベア12、14と右コンベア16、18との間をその前方又は後方に送り出すことができる。
【0022】
図の基板回転装置では、エアーブロー手段80が、回転制御手段60によりほぼ垂直に起立させたフレーム20に支持された一対の左コンベア12、14と右コンベア16、18との間に左側縁と右側縁とが搬入された基板10の左側縁と右側縁よりも内側の基板10の表裏面近くを、基板10の上端側からその下端側にかけて移動しながら、その基板10の左側縁と右側縁よりも内側の表裏面に塵埃除去用のエアーを吹き付ける構造をしている。
具体的には、図2に示したように、エアーノズル86が、それが取着されたエアーシリンダのロッド84が下方に伸びるのに従って、基板10の表裏面近くを、基板10の上端側からその下端側にかけて移動しながら、その基板10の表裏面にエアーノズル86からエアーを吹き付ける構造をしている。
【0023】
この場合には、エアーシリンダのロッド84をゆっくりと降下させることにより、回転制御手段60によりほぼ垂直に起立させたフレーム20に支持された一対の左コンベア12、14と右コンベア16、18との間の中程に左側縁と右側縁とが搬入された基板10の左側縁と右側縁よりも内側の基板10の表裏面近くを、エアーブロー手段80のエアーノズル86を基板10の上端側からその下端側にかけてゆっくりと移動させながら、そのエアーノズル86から吹き出されるエアーにより、基板10の左側縁と右側縁よりも内側の基板10の表裏面に付着している塵埃を、その基板10の表裏面の上端側からその下端側にかけて順に確実に除去し続けることができる。
また、エアーシリンダのロッド84を上昇させることにより、エアーブロー手段80のエアーノズル86等に邪魔されずに、回転制御手段60により、フレーム20を前後方向に自在に回転させることができる。
【0024】
なお、エアーブロー手段80は、基板10の表裏面近くを基板10の上端側からその下端側にかけて移動させずに、基板10の表裏面近くに停止させた状態のまま、基板10の表裏面にエアーノズル86からエアーを広範囲に吹き付ける構造のものであっても良い。
この場合も、その塵埃等の除去作用は若干劣るものの、上記とほぼ同様な作用を持つ、エアーブロー手段80を提供できる。
【0025】
また、図の基板回転装置では、フレーム20の左側と右側とに並べて支持された一対の左コンベア12、14と右コンベア16、18との間の間隔を、該一対の左コンベアと右コンベアとの間に左側縁と右側縁とを搬入する基板10の幅に合わせて、広狭に調整する調整手段90が備えられている。
調整手段90は、図4に示したように、一対の右コンベア16、18が支持された右側のフレーム20部分を、該フレーム部分を支持するフレームの支持アーム24周囲に沿って、左側のフレーム20部分に対して、左右に移動させて、一対の左コンベア12、14と右コンベア16、18との間の間隔を、広狭に調整できる構造をしている。
【0026】
この場合には、調整手段90により、フレーム20の左側と右側とに離れて並ぶ一対の左コンベア12、14と右コンベア16、18との間の間隔を、該一対の左コンベアと右コンベアとの間に左側縁と右側縁とを搬入する基板10の幅に合わせて、広狭に調整できる。そして、その間隔が調整された一対の左コンベア12、14と右コンベア16、18との間に、基板10の左側縁と右側縁とを脱落せぬように確実に搬入して支持できる。
【0027】
なお、規定幅の基板10のみを取り扱う基板回転装置にあっては、調整手段90は、不要である。
【0028】
加えて、図の基板回転装置では、エアーブロー手段80によりエアーを吹き付ける基板10の表裏面から基板10下方に脱落する塵埃を受ける上端が広く開口したロート状の集塵器100と、該集塵器内の気体を集塵器100内に落下した塵埃と共に吸引ホース112を通して集塵器100外部に吸引して排除するエアーコンプレッサ(図示せず)等からなる吸引手段110と、エアーブロー手段80によりエアーを吹き付けた基板10表面又は裏面から塵埃と共に集塵器100内に脱落する電子部品を受ける電子部品受け120とが備えられている。電子部品受け120は、ロート状をした集塵器100内底部に着脱可能に備えられている。
【0029】
この場合には、エアーブロー手段80によりエアーを吹き付ける基板10の表裏面から基板10下方に脱落する塵埃を、集塵器100内に受け止めることができる。そして、その集塵器100内に受け止めた塵埃を、吸引手段110により、集塵器内の気体と共に、吸引ホース112を通して、集塵器100外部に吸引して排除できる。また、吸引手段110の吸引力を利用して、基板10の表裏面に付着している塵埃等を基板10下方に吸引して脱落し易くできる。
また、エアーブロー手段80によりエアーを吹き付けた基板10から塵埃と共に集塵器100内に脱落して排除された電子部品は、集塵器100内底部に備えられた電子部品受け120に受け止めることができる。そして、その電子部品を有効に再利用等できる。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の基板回転装置によれば、基板を反転等させると同時に、その基板の表裏面に付着している塵埃を手数を掛けずに確実に一度に容易かつ迅速に除去したり、その基板に不確実に実装されている電子部品を確実に一度に基板外方に手数を掛けずに容易かつ迅速に排除したりできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基板回転装置の動作状態を示す概略構造説明図である。
【図2】本発明の基板回転装置の動作状態を示す概略構造説明図である。
【図3】本発明の基板回転装置のフレームの側面図である。
【図4】本発明の基板回転装置のフレームの平面図である。
【図5】本発明の基板回転装置のフレームの回転状態を示す説明図である。
【図6】本発明の基板回転装置のフレームの回転状態を示す説明図である。
【図7】本発明の基板回転装置のフレームの回転状態を示す説明図である。
【符号の説明】
10 基板
12、14 左コンベア
16、18 右コンベア
20 フレーム
22 窓
30 コンベア駆動手段
40 支持手段
50 装置本体
60 回転制御手段
62 エアーモータ
64 ストッパ
66 ストッパ
70 脱落防止手段
74 押え板
80 エアーブロー手段
82 エアーシリンダ
84 ロッド
86 エアーノズル
90 調整手段
100 集塵器
110 吸引手段
112 吸引ホース
120 電子部品受け
Claims (4)
- 基板の左側縁を搬入する隙間をあけて上下に対向して並ぶ一対の左コンベアと、基板の右側縁を搬入する隙間をあけて上下に対向して並ぶ一対の右コンベアと、該一対の左コンベアと右コンベアとを左側と右側とに並べて支持するフレームであって、その一対の左コンベアと右コンベアとの間のフレーム内側に前記基板の左側縁と右側縁よりも内側の基板の表裏面を露出させる窓を持つフレームと、前記一対の左コンベアと右コンベアとを同一速度で所定方向に同期巡回させて、該一対の左コンベアと右コンベアとの間に左側縁と右側縁とが搬入された基板を一対の左コンベアと右コンベアとの間を前方又は後方に搬送するコンベア駆動手段と、前記フレームを前後方向に正逆に回転自在に支持する支持手段と、該支持手段に支持されたフレームを前後方向に正逆に回転させて、フレームに支持された一対の左コンベアと右コンベアとをほぼ垂直に起立させたりほぼ水平に保持したりする回転制御手段と、該回転制御手段により前記フレームに支持された一対の左コンベアと右コンベアとを起立させた際に、該一対の左コンベアと右コンベアとの間に搬入された前記基板の左側縁と右側縁とが一対の左コンベアと右コンベアとの間からその外方に脱落するのを防ぐ脱落防止手段と、前記回転制御手段によりほぼ垂直に起立させたフレームに支持された一対の左コンベアと右コンベアとの間に左側縁と右側縁とが搬入された基板の左側縁と右側縁よりも内側の基板の表裏面であって、フレーム内側の窓に露出した基板の表裏面に塵埃除去用のエアーを吹き付けるエアーブロー手段とが備えられてなることを特徴とするエアーブロー機能付き基板回転装置。
- 前記エアーブロー手段が、前記回転制御手段によりほぼ垂直に起立させたフレームに支持された一対の左コンベアと右コンベアとの間に左側縁と右側縁とが搬入された基板の左側縁と右側縁よりも内側の基板の表裏面近くを、基板の上端側からその下端側にかけて移動しながら、その基板の表裏面に塵埃除去用のエアーを吹き付ける構造のものである請求項1記載のエアーブロー機能付き基板回転装置。
- 前記フレームの左側と右側とに並べて支持された一対の左コンベアと右コンベアとの間の間隔を、該一対の左コンベアと右コンベアとの間に左側縁と右側縁とを搬入する基板の幅に合わせて、広狭に調整する調整手段が備えられた請求項1又は2記載のエアーブロー機能付き基板回転装置。
- 前記エアーブロー手段によりエアーを吹き付ける基板の表裏面から基板下方に脱落する塵埃を受ける集塵器と、該集塵器内の気体を集塵器内に落下した塵埃と共に集塵器外部に吸引して排除する吸引手段と、前記エアーブロー手段によりエアーを吹き付けた基板表面又は裏面から塵埃と共に集塵器内に脱落する電子部品を受ける電子部品受けとが備えられた請求項1、2又は3記載のエアーブロー機能付き基板回転装置。
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