JP3548000B2 - ワイヤーハーネス製造装置及び該装置のタクトタイム制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車等に搭載されるワイヤーハーネスであって、特にこのワイヤーハーネスの構成要素となるサブワイヤーハーネスを自動的に製造するワイヤーハーネス製造装置及び該装置のタクトタイム制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平6ー5132号公報に開示されたワイヤーハーネス製造装置は、モジュール化された装置から装置へ、順に布線板を搬送し、布線板上でワイヤーハーネスを作り上げていくシステムである。
【0003】
このとき各モジュール化された装置は、ベースと、ベースに取り付けられた工程処理機構と、ベースに取り付けられた搬送装置とを含んで構成されている。
【0004】
またベースは、他のモジュール化された装置のベースと連結可能に作られている。
【0005】
さらに搬送装置は、ベース内で布線板を搬送する部分と、ベースからはみ出していて、ベースが他のモジュール化された装置のベースと連結されるときに、その他の装置のベース内に侵入するはみ出し部分とを有して構成されている。
【0006】
このように従来のワイヤーハーネス製造装置は、モジュール化された工程単位の装置の連結により構成されているから、製造するワイヤーハーネスの構成に応じて、モジュール化された装置を増減することができる。そしてモジュール化された装置を所定数配列することにより、任意の工程における処理能力を、製造すべきワイヤーハーネスに合わせることができ、これによりワイヤーハーネスの設計変更に対応することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来のワイヤーハーネス製造装置は、工程単位にモジュール化された複数の装置がそれぞれ独立して製造管理されるため、各装置間で製造負荷のバランスが取り難く、工程間で中間在庫が発生する恐れがある、と言う課題を有している。
【0008】
またワイヤーハーネスに設計変更が生じたとき、あるいは他の製造ラインで製造するときは、各装置毎に制御データの変更をする必要があるばかりではなく、製造ラインを構成する構成装置の組み替えに手間が掛かり、総じて製造ラインの立ち上がり時間が掛かり過ぎると言う課題をも有している。
【0009】
そこで、この発明は、中間在庫の発生を極力抑制することができると共に、ワイヤーハーネスの設計変更及び製造ラインの変更に対する対応が容易でこれらの変更が生じた場合でも製造ラインの立ち上がりを極力短時間で行うことができる、ワイヤーハーネス製造装置及び該装置のタクトタイム制御方法を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1の発明は、ワイヤーハーネスの構成要素となる複数のサブワイヤーハーネスをそれぞれ製造する複数の製造ラインと、この複数の製造ラインの各製造ライン毎に製造ラインの構成装置の各と信号伝達回路で連結されて設けられ該当する製造ラインの作業工程を制御する複数のライン制御装置と、この複数のライン制御装置と信号伝達ネットワークを構築して少なくとも1個設けられ前記複数の製造ライン間の製造負荷を制御するシステム制御装置とを備えて構成されていることを特徴としている。
【0011】
このため請求項1の発明では、ワイヤーハーネスは複数の製造ラインによって構成要素のサブワイヤーハーネス毎に製造される。
【0012】
複数の製造ラインは、該当するライン制御装置によって製造ライン単位で制御されると共に、システム制御装置によって各製造ライン間の製造負荷のバランスを図ることができ、これにより各製造ライン間の中間在庫を極力抑制して複数の製造ラインを稼働させることができる。
【0013】
製造ラインの各構成装置は、ライン制御装置によって各装置間の製造負荷のバランスを図ることができ、これにより各構成装置間の中間在庫を極力抑制して駆動することができる。
【0014】
また請求項2の発明は、請求項1に記載のワイヤーハーネス製造装置であって、前記ライン制御装置は、該当する製造ラインの各構成装置の変動データ及びその後に変更される変動データを記録する変動データ記録手段と、前記システム制御装置からの生産予約データの入力により該生産予約データと前記変動データとを比較して製造ラインの装置構成の適否を判断し、該判断に基づく製造ラインの変更後製造ラインの適正を確認するライン中央処理装置と、前記変動データ記録手段に記録されている変動データ及び前記ライン中央処理装置の判断結果を表示するライン表示手段と、前記ライン中央処理装置の判断結果に応じて前記製造ラインが変更されたときの変更後の前記変動データ及び運転開始信号を入力するライン入力手段と、前記運転開始信号の入力で発信される前記ライン中央処理装置からの前記生産予約データの入力により前記構成装置の各に前記生産予約データに基づく生産指令信号を発信する生産指令手段とを備えて構成されており、前記システム制御装置は、ワイヤーハーネスのデータベースと、前記複数の製造ライン間で共通する共通データ及びその後に追加される共通データを記録する共通データ記録手段と、前記被製造ワイヤーハーネスの製品データ及び追加される共通データを入力するシステム入力手段と、前記製品データと前記データベースの記録データとを比較して前記被製造ワイヤーハーネスを構成するサブワイヤーハーネスの品番リストを作成すると共に、各品番のサブワイヤーハーネスのデータと前記共通データ及び前記複数のライン制御装置の各変動データ記録手段に記録された変動データとを比較して各品番のサブワイヤーハーネスを製造する製造ラインを決定し、かつ前記決定した各製造ライン毎に前記製品データに基づいて生産予約データを作成するシステム中央処理装置と、前記共通データ,品番リスト,製造ラインの決定結果,及び生産予約データを表示するシステム表示手段と、前記生産予約データを前記決定した各製造ラインのライン制御装置のライン中央処理装置に送信する予約データ送信手段とを備えて構成されていることを特徴としている。
【0015】
このため請求項2の発明では、被製造ワイヤーハーネスの製品データをシステム入力手段で入力することによりシステム制御装置で被製造ワイヤーハーネスを構成するサブワイヤーハーネスの品番リストが作成されると共に、各品番のサブワイヤーハーネスを製造する製造ラインが決定され、かつ各製造ライン毎の生産予約データが作成される。この生産予約データは、各製造ライン間の製造負荷のバランスを図って作成され、これにより前記製造負荷に起因する各製造ライン間の中間在庫を極力抑制することができる。この生産予約データは、システム制御装置から出力されて各製造ラインのライン制御装置に入力する。
【0016】
製造ラインは、ライン制御装置により、対象品番のサブワイヤーハーネスを前記生産予約データに基づいて製造するための装置構成の適否が判断され、適合する場合は既存の装置構成を維持することができるが、不適合の場合は既存の装置構成を適合装置構成に組み替えて前記対象品番のサブワイヤーハーネスを製造する。この適合装置構成への組み替えは、ライン制御装置の判断結果に基づいて容易に行うことができる。これにより製造ラインを、構成装置間の中間在庫を極力抑制した装置構成に構成することができる。
【0017】
また装置構成の組み替えが行われたときは、組み替えに起因する変動データをライン入力手段で入力して変動データ記録手段に記録する。
【0018】
また請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のワイヤーハーネス製造装置であって、前記ライン制御装置は、前記ライン入力手段から該当する製造ラインのタクトタイムの入力により該タクトタイムを記録するタクトタイム記録手段を備えて構成されており、前記ライン中央処理装置は、前記システム制御装置からの待ちタイムの入力により該待ちタイムと前記タクトタイムを演算して該当する製造ラインのサイクルタイムを決定する機能を備えると共に運転開始信号の入力により前記サイクルタイムを生産指令手段に発信する機能を備えて構成されており、前記生産指令手段は、該当する製造ラインが前記サイクルタイムに従って稼働するように出力する機能を備えて構成されており、前記システム中央処理装置は、前記複数のライン制御装置の各タクトタイム記録手段に記録されたタクトタイム同士を比較演算して前記複数の製造ラインの各製造ラインの待ちタイムを決定する機能を備えると共に前記待ちタイムを予約データ送信手段に発信する機能を備えて構成されており、前記予約データ送信手段は、前記待ちタイムを該当するライン制御装置のライン中央処理装置に送信する機能を備えて構成されていることを特徴としている。
【0019】
このため請求項3の発明では、各製造ラインは、待ちタイムとタクトタイムを演算して求めたサイクルタイムに従って稼働するようにしたので、各製造ラインの製造負荷に起因する製造ライン間の中間在庫を極力抑制することができる。
【0020】
また請求項4の発明は、請求項3に記載のワイヤーハーネス製造装置のタクトタイム制御方法であって、前記タクトタイムは、該当する各製造ラインを、それぞれ実稼働する前に予め実際に稼働させて各製造ライン毎に測定して求め、このタクトタイムを該当する各製造ラインのライン制御装置に入力すると共に記録し、前記システム制御装置で前記ライン制御装置に記録されたタクトタイムを基にして各製造ライン毎に待ちタイムを演算し、この待ちタイムを該当する各製造ラインのライン制御装置に送信し、かつ該ライン制御装置で該当する製造ラインのサイクルタイムを演算すると共にこのサイクルタイムに従って該当する製造ラインの稼働を制御するようにしたことを特徴としている。
【0021】
このため請求項4の発明では、製造ラインを実際に稼動させてタクトタイムを測定し、このタクトタイムに基づいて待ちタイム及びサイクルタイムを求めたので、サイクルタイムを精度良く求めることができる。これにより各製造ラインは、前記サイクルタイムにより各製造ラインの製造負荷に起因する製造ライン間の中間在庫を極力抑制するように精度良く制御される。
【0022】
また請求項5の発明は、請求項4に記載のワイヤーハーネス製造装置のタクトタイム制御方法であって、前記各ライン制御装置は、該当する製造ラインの一定サイクル数実稼働後に実稼働によるタクトタイムを自動的に測定すると共に、この測定された実稼働によるタクトタイムを記録タクトタイムを補正して記録し、前記システム制御装置で前記各ライン制御装置に記録された実稼働によるタクトタイムを基にして各製造ライン毎に新たな待ちタイムを演算し、この新たな待ちタイムを該当する各製造ラインのライン制御装置に送信し、かつ該ライン制御装置で該当する製造ラインの新たなサイクルタイムを演算すると共に、この新たなサイクルタイムに従って該当する製造ラインの稼働を制御するようにしたことを特徴としている。
【0023】
このため請求項5の発明では、製造ラインの実稼働後、一定サイクル数実稼働後に自動的にタクトタイム,待ちタイム,及びサイクルタイムを見直して補正するようにしたので、製造ラインのサイクルタイムを一層精度良く管理することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
【0025】
図1は、本発明の一実施形態としてのワイヤーハーネス製造装置のシステム構成を示す。このワイヤーハーネス製造装置は、ワイヤーハーネスの構成要素となる複数のサブワイヤーハーネスをそれぞれ製造する複数の製造ラインL1,L2,…,Lnと、この複数の製造ラインL1,L2,…,Lnの各製造ラインL1(L2,…,Ln)毎に製造ラインの構成装置A,B,…の各と信号伝達回路1で連結されて設けられ該当する製造ラインの作業工程を制御する複数のライン制御装置P1,P2,…,Pnと、この複数のライン制御装置P1,P2,…,Pnと信号伝達ネットワーク2を構築して少なくとも1個設けられ複数の製造ラインL1,L2,…,Ln間の製造負荷を制御するシステム制御装置Pとを備えて構成されている。
【0026】
各製造ラインL1,L2,…,Lnは、製造しようとしているワイヤーハーネスの構成に合わせて必要な装置が組み合わされて構成される。通常は、電線を調尺切断する検尺装置Aと、製造されたサブワイヤーハーネスを他のサブワイヤーハーネスと束ねて所望のワイヤーハーネスを得るために次工程に搬出する取出装置Fとの間に、ワイヤーハーネスの構成に特徴付けられる装置が組み込まれて各製造ラインL1,L2,…,Lnは構成される。
【0027】
例えば、ワイヤーハーネスが防水ハウジングを有する場合は電線の芯線部を露出させる皮むき装置Cの前にゴム栓を電線に通すゴム栓装置Bが組み込まれ(製造ラインL1,L2,Ln)、多種,多数の端子あるいは太さの異なる多種の電線を有する場合は芯線部に端子を圧着する圧着装置を処理能力に合わせて複数の装置D1,D2,…,Dnで構成したり(製造ラインL1,L2,Ln)、多種,多様のハウジングを有する場合は端子をハウジングに挿入する挿入装置を処理能力に合わせて複数の装置E1,E2で構成したり(製造ラインL2)、あるいは幹線部から分かれる枝線部を有する場合は電線を単に折り曲げるか又はジョイント端子を用いるかして前記枝線部を形成する枝線装置(図示せず)が組み込まれて構成される。
【0028】
さらには製造ラインは、必要な検査装置が組み込まれて構成される。例えば皮むき装置Cと圧着装置D1との間に皮むきの適否を検査する皮むき検査装置(図示せず)が組み込まれる。
【0029】
また各ライン制御装置P1,P2,…,Pn及びシステム制御装置Pは、それぞれパーソナルコンピュータで構成され、それぞれ図2に示すように次の機能を有して構成される。なお各ライン制御装置P1,P2,…,Pnは、同一の機能を有して構成されるものであるから、ここではライン制御装置P1についてのみ説明する。
【0030】
すなわちライン制御装置P1は、該当する製造ラインL1の各構成装置A,B…,Fの変動データ及びその後に変更される変動データを記録する変動データ記録手段3と、システム制御装置Pからの生産予約データの入力により該生産予約データと変動データとを比較して製造ラインL1の装置A〜F構成の適否を判断し、該判断に基づく製造ラインの変更後製造ラインの適正を確認するライン中央処理装置4と、変動データ記録手段3に記録されている変動データ及びライン中央処理装置4の判断結果を表示するライン表示手段5と、ライン中央処理装置4の判断結果に応じて製造ラインL1が変更されたときの変更後の変動データ及び運転開始信号を入力するライン入力手段6と、運転開始信号の入力で発信されるライン中央処理装置4からの前記生産予約データの入力により構成装置A,B…,Fの各に前記生産予約データに基づく生産指令信号を発信する生産指令手段7とを備えて構成されている。
【0031】
またシステム制御装置Pは、ワイヤーハーネスのデータベース8と、複数の製造ラインL1,L2,…,Ln間で共通する共通データ及びその後に追加される共通データを記録する共通データ記録手段9と、被製造ワイヤーハーネスの製品データ及び追加される共通データを入力するシステム入力手段10と、製品データとデータベース8の記録データとを比較して被製造ワイヤーハーネスを構成するサブワイヤーハーネスの品番リストを作成すると共に、各品番のサブワイヤーハーネスのデータと前記共通データ及び複数のライン制御装置P1,P2,…,Pnの各変動データ記録手段3,3,…,3に記録された変動データとを比較して各品番のサブワイヤーハーネスを製造する製造ラインL1,L2,…,又はLnを決定し、かつ前記決定した各製造ラインL1,L2,…,又はLn毎に前記製品データに基づいて生産予約データを作成するシステム中央処理装置11と、前記製品データ,共通データ,変動データ,品番リスト,製造ラインの決定結果,及び生産予約データを表示するシステム表示手段12と、前記生産予約データを前記決定した各製造ラインL1,L2,…,又はLnのライン制御装置P1,P2,…,又はPnのライン中央処理装置4に送信する予約データ送信手段13とを備えて構成されている。
【0032】
ここでライン表示手段5及びシステム表示手段12は、パーソナルコンピュータのディスプレイ装置で構成されており、ライン入力手段6及びシステム入力手段10は、パーソナルコンピュータのキーボードで構成されている。
【0033】
また変動データ記録手段3に記録される変動データは、該当する製造ラインの構成装置の種別,個数,及び配置順序並びに各構成装置の機械パラメータ等からなる。
【0034】
例えば、製造ラインL1の場合、一個の検尺装置A,一個のゴム栓装置B,一個の皮むき装置C,n個の圧着装置D1,D2,…,Dn、一個の挿入装置E,及び一個の取出装置Fが作業工程の順序に従って配置されて構成されているので、これら装置の種別、装置の個数、及び装置の配置順序が変動データとして記録される。
【0035】
また変動データとしての装置の機械パラメータは、例えば検尺装置Aの場合、電線を通すノズルの交換位置,切断時に電線を把持するチャック軸待機位置,カートリッジ毎のノズルアドレス(ノズルはノズルベースに複数本(例えば12本)組み付けられて単位カートリッジを構成している),及びノズルアドレス毎に装着されている電線のサイズ及び色等であり、ゴム栓装置Bの場合、ゴム栓の品番,挿入軸待機位置,及び供給軸待機位置等であり、皮むき装置Cの場合、皮むき長さ軸待機位置(先端位置)及び皮むき深さ軸待機位置等であり、圧着装置D1,D2,…,Dnの場合、端子品番,圧着アドレス,及び圧着高さ等であり、挿入装置Eの場合、ハウジング品番,挿入アドレス,及び挿入長さ等であり、かつ取出装置Fの場合、待機位置,及び受け取り位置等である。
【0036】
また、その後に変更される変動データとは、製造されるサブワイヤーハーネスの構成の相違あるいは/及びその生産量の多少により該当する製造ラインの処理能力に問題がある場合にはライン中央処理装置4の判断結果が不適合となり当該製造ラインの構成装置を組み替えて前記処理能力に見合わう装置構成にする必要があるが、このときに増減される装置の種別,個数,及び配置順序並びに該装置の機械パラメータ等である。例えば、製造されるサブワイヤーハーネスの構成中、端子数(ハウジング数)の多少に合わせて圧着装置あるいは/及び挿入装置の設置個数を増減させることにより該当する製造ラインの処理能力を調整することができる。
【0037】
またデータベース8には、構成の異なるサブワイヤーハーネスが品番を付されてその構成と共に記録されている。このときの構成は、電線品種,電線サイズ,電線の長さ,ゴム栓品番,端子品番,端子アドレス,ハウジング品番,及びハウジングアドレス等によって表示される。被製造ワイヤーハーネスがデータベース8に記録されていないサブワイヤーハーネスを構成要素として含む場合は、該サブワイヤーハーネスの品番及びその構成をシステム入力手段10により入力する。
【0038】
また共通データ記録手段9に記録される共通データは、電線品種の電線サイズ,チャック量,及びチャックアドレス、ゴム栓品番毎の電線品種,挿入量,及び戻り量、電線品種毎の皮むき深さ,及び皮むき時の戻り量、及び端子品番毎の電線サイズ,及び圧着深さ等である。
【0039】
またその後に追加される共通データは、新素材(例えば新種の電線、ゴム栓、又は端子)を用いる場合この新素材に関する前述した共通データと同様なデータである。
【0040】
また被製造ワイヤーハーネスの製品データは、その構成を示すもので、電線品種,電線サイズ,電線の長さ,ゴム栓品番,端子品番,端子アドレス,ハウジング品番,及びハウジングアドレス等によって表示される。
【0041】
このように構成されたワイヤーハーネス製造装置は、図4に示す処理フローチャートに従って実行される。
【0042】
まず、被製造ワイヤーハーネスの製品データをシステム入力手段10で入力する。
【0043】
この入力によりシステム中央処理装置11は、データベース8の記録データを読み出し、該記録データと入力された前記製品データとを比較して被製造ワイヤーハーネスを構成するサブワイヤーハーネスの品番リストを作成する。この品番リスト及び前記製品データは、システム表示手段12に表示することができると共に、この品番リストのサブワイヤーハーネスで製造されるワイヤーハーネスをシステム表示手段12にシュミレートして確認することができる。
【0044】
次いで、システム中央処理装置11は、共通データ記録手段9及び複数のライン制御装置P1,P2,…,Pnの各変動データ記録手段3,3,…,3にそれぞれ記録された共通データ及び変動データを読み出し、これらのデータと前記品番リストの各品番のサブワイヤーハーネスのデータとを比較して各品番のサブワイヤーハーネスを製造する製造ラインL1,L2,…,又はLnを決定する。この決定は、共通データ記録手段9及び変動データ記録手段3にそれぞれ記録されている共通データ及び変動データ、並びに前記製造ラインの決定結果はシステム表示手段12に表示することができる。
【0045】
さらに、システム中央処理装置11は、前記決定した各製造ラインL1,L2,…,又はLn毎に前記製品データに基づいて生産予約データを作成する。この生産予約データはシステム表示手段12に表示することができる。
【0046】
この各製造ライン毎の生産予約データは、予約データ送信手段13から出力されて該当するライン制御装置のライン中央処理装置に送信される。例えば、製造ラインL1の生産予約データは、ライン制御装置P1のライン中央処理装置4に送信される。
【0047】
ライン中央処理装置4は、変動データ記録手段3の記録データを読み出し、該記録データと入力した生産予約データとを比較して既存製造ラインL1の装置A〜F構成の適否を判断する。この判断は、例えば検尺装置Aの場合、ノズルアドレス毎に装着されている電線のサイズ及び色が被製造サブワイヤーハーネスのものとなっているか否か、あるいは圧着装置D1,D2,…,Dnの場合、被製造サブワイヤーハーネスの端子の数及び端子アドレスに対応して適した種別及び設置個数になっているかを生産予約データと比較して行う。
【0048】
この判断結果が適合の場合、既存の製造ラインはその装置構成を維持することができるが、不適合の場合、既存の製造ラインは製造ライン中の装置の組み替えの必要が生じ、このときは手動で装置の組み替えを行って製造ラインの装置構成を調整する。変動データ記録手段3に記録されている変動データ及び前記判断結果は、ライン表示手段5に表示できる。装置の組み替えを行ったときは、その組み替えによって生じた新たな変動データを、その後に変更される変動データとしてライン入力手段6から入力して変動データ記録手段3に記録する。
【0049】
次いで、ライン中央処理装置4は、前記判断により製造ラインの適正を確認した後、ライン入力手段6からの運転開始信号の入力により前記生産予約データを生産指令手段7に発信する。なお、運転開始信号は、ライン制御装置を構成するパーソナルコンピュータ外に設けた押し釦スイッチにより発信することもできる。
【0050】
さらに、生産指令手段7は、前記生産予約データの入力により構成装置A〜Fの各に前記生産予約データに基づく生産指令信号を発信する。
【0051】
これにより製造ラインL1の各構成装置A〜Fは、駆動し該当するサブワイヤーハーネスを生産予約データに基づいて製造する。
【0052】
このように本実施形態では、生産予約データは、複数のライン制御装置P1,P2,…,Pnの各変動データ記録手段3,3,…,3にそれぞれ記録されている変動データを比較することによって各製造ラインL1,L2,…,Ln間の製造負荷のバランスを図って作成され、これにより前記製造負荷に起因する各製造ラインL1,L2,…,Ln間の中間在庫を極力抑制することができる。
【0053】
また、製造ラインは、ライン制御装置の判断結果に基づいて容易に適合装置構成へ組み替えることができ、これにより製造ラインの立ち上がりを極力短時間で行うことができると共に、構成装置間の中間在庫を極力抑制した装置構成に構成することができる。
【0054】
図3は、ワイヤーハーネス製造装置の他の制御系を示す。この制御系はライン制御装置がタクトタイムを記録するタクトタイム記録手段を備えて構成されている。他の構成は、前述した実施形態と同様に構成されている。
【0055】
すなわち、ライン制御装置P1は、ライン入力手段6から該当する製造ラインL1のタクトタイムの入力により該タクトタイムを記録するタクトタイム記録手段14を備えて構成されており、ライン中央処理装置4は、システム制御装置Pからの待ちタイムの入力により該待ちタイムと前記タクトタイムを演算して該当する製造ラインのサイクルタイムを決定する機能を備えると共に運転開始信号の入力により前記サイクルタイムを生産指令手段7に発信する機能を備えて構成されており、生産指令手段7は、該当する製造ラインが前記サイクルタイムに従って稼働するように出力する機能を備えて構成されており、システム中央処理装置11は、前記複数のライン制御装置P1,P2,…,Pnの各タクトタイム記録手段14,14,…,14に記録されたタクトタイム同士を比較演算して複数の製造ラインL1,L2,…,Lnの各製造ラインの待ちタイムを決定する機能を備えると共に前記待ちタイムを予約データ送信手段13に発信する機能を備えて構成されており、予約データ送信手段13は、前記待ちタイムを該当するライン制御装置のライン中央処理装置4に送信する機能を備えて構成されている。
【0056】
ここで待ちタイムは、例えば各製造ラインL1,L2,…,Lnのうち最大タクトタイムを有する製造ラインを基準として、この最大タクトタイムと他の製造ラインのタクトタイムとの差として決定される。またサイクルタイムは、一製造サイクルの製造開始から次製造サイクルの製造開始までの待ちタイムを加算したトータルタイムである。
【0057】
このため本実施形態では各製造ラインL1,L2,…,Lnは、待ちタイムとタクトタイムを演算して求めたサイクルタイムに従って稼働するようにしたので、各製造ラインの製造負荷に起因する製造ライン間の中間在庫を極力抑制することができる。
【0058】
そしてこの実施形態におけるタクトタイム制御方法は、次のようにして行う。
【0059】
すなわちタクトタイムは、該当する各製造ラインL1(L2,…,Ln)を、それぞれ実稼働する前に予め実際に稼働させて各製造ラインL1(L2,…,Ln)毎に測定して求め、このタクトタイムを該当する各製造ラインL1(L2,…,Ln)のライン制御装置P1(P2,…,Pn)に入力すると共に記録し、システム制御装置Pでライン制御装置P1(P2,…,Pn)に記録されたタクトタイムを基にして各製造ラインL1(L2,…,Ln)毎に待ちタイムを演算し、この待ちタイムを該当する各製造ラインL1(L2,…,Ln)のライン制御装置P1(P2,…,Pn)に送信し、かつ該ライン制御装置で該当する製造ラインのサイクルタイムを演算すると共にこのサイクルタイムに従って該当する製造ラインの稼働を制御する。
【0060】
より具体的にはこのタクトタイム制御方法は、図5に示す処理フローチャートに従って行われる。
【0061】
先ず、タクトタイムは、該当する各製造ラインL1(L2,…,Ln)を、それぞれ実稼働する前に予め実際に稼働させて各製造ライン毎に測定して求める。
【0062】
実測タクトタイムは、各ライン制御装置P1(P2,…,Pn)毎にライン入力手段6から入力されてタクトタイム記録手段14に記録される。
【0063】
システム中央処理装置11は、各ライン制御装置P1(P2,…,Pn)のタクトタイム記録手段14に記録されているタクトタイムを読み出し、タクトタイム同士を比較演算して複数の製造ラインL1,L2,…,Lnの各製造ラインの待ちタイムを決定する。この待ちタイムは、予約データ送信手段13を介して各ライン制御装置P1(P2,…,Pn)のライン中央処理装置4に送信される。
【0064】
ライン中央処理装置4は、待ちタイムの入力により該待ちタイムとタクトタイム記録手段14から読み出したタクトタイムとを演算して該当する製造ラインのサイクルタイムを決定する。このサイクルタイムは、運転開始信号の入力により生産指令手段7に送信される。
【0065】
生産指令手段7は、該当する製造ラインが前記サイクルタイムに従って稼働するように出力する。
【0066】
このタクトタイム制御方法によれば、製造ラインL1(L2,…,Ln)を実際に稼動させてタクトタイムを測定し、このタクトタイムに基づいて待ちタイム及びサイクルタイムを求めたので、サイクルタイムを精度良く求めることができる。これにより各製造ラインL1,L2,…,Lnは、前記サイクルタイムにより各製造ラインの製造負荷に起因する製造ライン間の中間在庫を極力抑制するように精度良く制御される。
【0067】
このタクトタイム制御方法は、好ましくは製造ラインの実稼働後の見直し制御を含んで行われる。この実稼働後の見直し制御は、図6に示す処理フローチャートに従って行われる。
【0068】
先ず各ライン制御装置P1(P2,…,Pn)は、該当する製造ラインL1(L2,…,Ln)の一定サイクル数実稼働後に実稼働によるタクトタイムを自動的に測定すると共に、この測定された実稼働によるタクトタイムを記録タクトタイムを補正して記録する。
【0069】
この実稼働によるタクトタイムの自動測定は、ライン制御装置P1(P2,…,Pn)に格納されたライン制御プログラムに従って駆動するライン中央処理装置4によって行われ、測定された実稼働によるタクトタイムは、予め記録されているタクトタイムを補正してタクトタイム記録手段14に記録される。
【0070】
次に、システム制御装置Pでライン制御装置P1(P2,…,Pn)に記録された実稼働によるタクトタイムを基にして各製造ライン毎に新たな待ちタイムを演算する。
【0071】
すなわちシステム中央処理装置11は、システム制御装置Pに格納されたシステム制御プログラムに従って各ライン制御装置P1(P2,…,Pn)のタクトタイム記録手段14に記録されている補正されたタクトタイムを読み出し、各製造ラインの新たな待ちタイムを演算する。これにより前サイクルで決定された待ちタイムが補正される。
【0072】
次に、この新たな待ちタイムを該当する各製造ラインのライン制御装置P1(P2,…,Pn)に送信する。
【0073】
すなわち新たな待ちタイムは、予約データ送信手段13を介して各ライン制御装置P1(P2,…,Pn)のライン中央処理装置4に送信される。
【0074】
さらに各ライン制御装置P1(P2,…,Pn)で該当する製造ラインの新たなサイクルタイムを演算すると共に、この新たなサイクルタイムに従って該当する製造ラインの稼働を制御する。この新たなサイクルタイムの演算により前サイクルで決定されたサイクルタイムが補正される。
【0075】
すなわちライン中央処理装置4は、新たな待ちタイムの入力により該新たな待ちタイムと、タクトタイム記録手段14から読み出した補正したタクトタイムとを演算して該当する製造ラインの新たなサイクルタイムを演算する。この新たなサイクルタイムは、次サイクルの運転開始信号の入力により生産指令手段7に送信される。生産指令手段7は、該当する製造ラインが前記新たなサイクルタイムに従って稼働するように出力する。
【0076】
この実稼働後の見直し制御は、一定サイクル数実稼働後毎に繰返し行うようになっている。
【0077】
この見直し制御を含むタクトタイム制御方法によれば、製造ラインの実稼働後、一定サイクル数実稼働後毎に自動的にタクトタイム,待ちタイム,及びサイクルタイムを見直して補正するようにしたので、各製造ラインL1,L2,…,Lnのサイクルタイムを一層精度良く管理することができる。これにより製造ライン間の中間在庫を一層抑制して管理することができると共に、システム全体のサイクルタイムをも精度良く管理することができ、総じて生産性の一層の向上を図ることができる。
【0078】
【発明の効果】
以上説明してきたように、請求項1の発明によれば、複数の製造ラインはシステム制御装置によって各製造ライン間の製造負荷のバランスを図ることができ、かつ製造ラインの各構成装置はライン制御装置によって各装置間の製造負荷のバランスを図ることができ、これにより各製造ライン間及び各構成装置間の中間在庫を極力抑制して複数の製造ラインを稼働させることができる。
【0079】
また、請求項2の発明によれば、
(1)システム制御装置により各製造ライン毎の生産予約データが各製造ライン間の製造負荷のバランスを図って作成されること、
(2)ライン制御装置により対象品番のサブワイヤーハーネスを前記生産予約データに基づいて製造するための装置構成の適否が判断され、これにより製造ラインを、構成装置間の中間在庫を極力抑制した装置構成に構成することができること、
(3)被製造ワイヤーハーネスの製品データをシステム入力手段で入力することによりシステム制御装置で被製造ワイヤーハーネスを構成するサブワイヤーハーネスの品番リストが作成されると共に、各品番のサブワイヤーハーネスを製造する製造ラインを決定することができること、
(4)ライン制御装置の判断結果に基づいて製造ラインの構成装置の組み替えを行う様にしたので、その組み替えを的確かつ迅速に行うことができること、及び
(5)複数の製造ライン間で共通する共通データ及び構成装置の変動データがそれぞれ共通データ記録手段及び変動データ記録手段に記録されているので、ワイヤーハーネスの設計変更及び製造ラインの構成装置の組み替え時の入力データを極力少なくすることができること、
により、請求項1の発明の効果に加えて、ワイヤーハーネスの設計変更及び製造ラインの変更に対する対応が容易でこれらの変更が生じた場合でも製造ラインの立ち上がりを極力短時間で行うことができる。
【0080】
また、請求項3の発明によれば、ライン制御装置をタクトタイム記録手段を備えて構成し、各製造ラインを、待ちタイムとタクトタイムを演算して求めたサイクルタイムに従って稼働させるようにしたので、各製造ラインの製造負荷に起因する製造ライン間の中間在庫を極力抑制することができ、これにより請求項1又は2の発明の効果に加えて、ワイヤーハーネスの製造における一層の効率化を図ることができる。
【0081】
また、請求項4の発明によれば、製造ラインを実際に稼動させてタクトタイムを測定し、このタクトタイムに基づいて待ちタイム及びサイクルタイムを求めたので、サイクルタイムを精度良く求めることができ、これにより請求項3のワイヤーハーネス製造装置を高精度に制御することができる。
【0082】
また、請求項5の発明によれば、製造ラインの実稼働後、一定サイクル数実稼働後毎に自動的にタクトタイム,待ちタイム,及びサイクルタイムを見直して補正するようにしたので、製造ラインのサイクルタイムを一層精度良く管理することができ、これにより製造ライン間の中間在庫を一層抑制して管理することができると共に、システム全体のサイクルタイムをも精度良く管理することができ、総じて生産性の一層の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのワイヤーハーネス製造装置のシステム構成図である。
【図2】図1のワイヤーハーネス製造装置の制御系を示すブロック図である。
【図3】図1のワイヤーハーネス製造装置の他の制御系を示すブロック図である。
【図4】図2の制御系の処理フローチャートである。
【図5】図3の制御系の処理フローチャートである。
【図6】図3の制御系の他の処理フローチャートである。
【符号の説明】
1 信号伝達回路
2 信号伝達ネットワーク
3 変動データ記録手段
4 ライン中央処理装置
5 ライン表示手段
6 ライン入力手段
7 生産指令手段
8 データベース
9 共通データ記録手段
10 システム入力手段
11 システム中央処理装置
12 システム表示手段
13 予約データ送信手段
14 タクトタイム記録手段
P システム制御装置
P1,P2,…,Pn ライン制御装置
L1,L2,…,Ln 製造ライン
A〜F 構成装置(製造ラインの)
Claims (5)
- ワイヤーハーネスの構成要素となる複数のサブワイヤーハーネスをそれぞれ製造する複数の製造ラインと、
この複数の製造ラインの各製造ライン毎に製造ラインの構成装置の各と信号伝達回路で連結されて設けられ該当する製造ラインの作業工程を制御する複数のライン制御装置と、
この複数のライン制御装置と信号伝達ネットワークを構築して少なくとも1個設けられ前記複数の製造ライン間の製造負荷を制御するシステム制御装置とを備えて構成されていることを特徴とするワイヤーハーネス製造装置。 - 請求項1に記載のワイヤーハーネス製造装置であって、
前記ライン制御装置は、該当する製造ラインの各構成装置の変動データ及びその後に変更される変動データを記録する変動データ記録手段と、前記システム制御装置からの生産予約データの入力により該生産予約データと前記変動データとを比較して製造ラインの装置構成の適否を判断し、該判断に基づく製造ラインの変更後製造ラインの適正を確認するライン中央処理装置と、前記変動データ記録手段に記録されている変動データ及び前記ライン中央処理装置の判断結果を表示するライン表示手段と、前記ライン中央処理装置の判断結果に応じて前記製造ラインが変更されたときの変更後の前記変動データ及び運転開始信号を入力するライン入力手段と、前記運転開始信号の入力で発信される前記ライン中央処理装置からの前記生産予約データの入力により前記構成装置の各に前記生産予約データに基づく生産指令信号を発信する生産指令手段とを備えて構成されており、
前記システム制御装置は、ワイヤーハーネスのデータベースと、前記複数の製造ライン間で共通する共通データ及びその後に追加される共通データを記録する共通データ記録手段と、前記被製造ワイヤーハーネスの製品データ及び追加される共通データを入力するシステム入力手段と、前記製品データと前記データベースの記録データとを比較して前記被製造ワイヤーハーネスを構成するサブワイヤーハーネスの品番リストを作成すると共に、各品番のサブワイヤーハーネスのデータと前記共通データ及び前記複数のライン制御装置の各変動データ記録手段に記録された変動データとを比較して各品番のサブワイヤーハーネスを製造する製造ラインを決定し、かつ前記決定した各製造ライン毎に前記製品データに基づいて生産予約データを作成するシステム中央処理装置と、前記共通データ,変動データ,品番リスト,製造ラインの決定結果,及び生産予約データを表示するシステム表示手段と、前記生産予約データを前記決定した各製造ラインのライン制御装置のライン中央処理装置に送信する予約データ送信手段とを備えて構成されていることを特徴とするワイヤーハーネス製造装置。 - 請求項1又は2に記載のワイヤーハーネス製造装置であって、
前記ライン制御装置は、前記ライン入力手段から該当する製造ラインのタクトタイムの入力により該タクトタイムを記録するタクトタイム記録手段を備えて構成されており、
前記ライン中央処理装置は、前記システム制御装置からの待ちタイムの入力により該待ちタイムと前記タクトタイムを演算して該当する製造ラインのサイクルタイムを決定する機能を備えると共に運転開始信号の入力により前記サイクルタイムを生産指令手段に発信する機能を備えて構成されており、
前記生産指令手段は、該当する製造ラインが前記サイクルタイムに従って稼働するように出力する機能を備えて構成されており、
前記システム中央処理装置は、前記複数のライン制御装置の各タクトタイム記録手段に記録されたタクトタイム同士を比較演算して前記複数の製造ラインの各製造ラインの待ちタイムを決定する機能を備えると共に前記待ちタイムを予約データ送信手段に発信する機能を備えて構成されており、
前記予約データ送信手段は、前記待ちタイムを該当するライン制御装置のライン中央処理装置に送信する機能を備えて構成されていることを特徴とするワイヤーハーネス製造装置。 - 請求項3に記載のワイヤーハーネス製造装置のタクトタイム制御方法であって、
前記タクトタイムは、該当する各製造ラインを、それぞれ実稼働する前に予め実際に稼働させて各製造ライン毎に測定して求め、このタクトタイムを該当する各製造ラインのライン制御装置に入力すると共に記録し、前記システム制御装置で前記ライン制御装置に記録されたタクトタイムを基にして各製造ライン毎に待ちタイムを演算し、この待ちタイムを該当する各製造ラインのライン制御装置に送信し、かつ該ライン制御装置で該当する製造ラインのサイクルタイムを演算すると共にこのサイクルタイムに従って該当する製造ラインの稼働を制御するようにしたことを特徴とするワイヤーハーネス製造装置のタクトタイム制御方法。 - 請求項4に記載のワイヤーハーネス製造装置のタクトタイム制御方法であって、
前記各ライン制御装置は、該当する製造ラインの一定サイクル数実稼働後に実稼働によるタクトタイムを自動的に測定すると共に、この測定された実稼働によるタクトタイムを記録タクトタイムを補正して記録し、前記システム制御装置で前記各ライン制御装置に記録された実稼働によるタクトタイムを基にして各製造ライン毎に新たな待ちタイムを演算し、この新たな待ちタイムを該当する各製造ラインのライン制御装置に送信し、かつ該ライン制御装置で該当する製造ラインの新たなサイクルタイムを演算すると共に、この新たなサイクルタイムに従って該当する製造ラインの稼働を制御するようにしたことを特徴とするワイヤーハーネス製造装置のタクトタイム制御方法。
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