JP3547635B2 - タックラベル及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ポリエステル製ボトルなどの容器等の表面に接着剤層を介して貼着されるタックラベルとその製造方法に関し、より詳細には、透明性を有し、部分的に非接着や弱接着にしたタックラベルとその製造方法、例えば、ポリエステル製ボトルなどの容器等をリサイクルする際のラベル剥離作業を容易に行うことのできるタックラベルとその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
飲料、食料、医薬品、化粧品等の容器の表面には、通常、商品名や内容物等を表示するためのラベルが貼付されている。このラベルは、容器内容物が消費されるまでは容器に密着性よく貼着され、容易には剥離しないことが要求される。
【0003】
一方、ポリエステル製ボトル(いわゆるPETボトルなど)などの容器に対し、近年、環境保護の観点からリサイクルの要請が著しく高まっている。また、容器の種類によっては、流通過程でラベルを貼り替える場合がある。このような場合、容器に貼着されたラベルは、手により、或いは工場の再生処理設備などにより容易に剥離、除去できるのが望ましい。
【0004】
このような要求を充足するラベルとして、ラベル基材の一方の面に接着剤層と該接着剤層を部分的に被覆する紫外線硬化型の非粘着性マスキング層とを設けたタックラベルが開発されつつある。このタックラベルによれば、接着剤層が非粘着性のマスキング層で部分的に被覆されており、接着面積を小さくできるため、容器内容物を消費した後、各家庭などで手により、また再生処理工場における熱水処理などにより容易にラベルを容器から剥がすことができ、容器のリサイクルやラベルの貼り替え作業の効率化を図ることができる。
【0005】
このようなタックラベルは、ラベル基材の一方の面に接着剤層を設け、この接着剤層上に、該接着剤層を部分的に被覆する紫外線硬化型非粘着性マスキング層を形成した後、紫外線を照射して前記マスキング層を硬化させ、次いで剥離紙を前記接着剤層上に前記マスキング層を介して積層することにより製造することができる。上記の紫外線硬化型非粘着性マスキング層の形成には、生産効率を高めるため、通常、速乾性のマスキング剤(UVインキ)が用いられる。
【0006】
しかし、透明なラベル基材を用いたタックラベルを製造する場合には、上記方法では、マスキング層表面が凹凸の多い粗面の状態でマスキング剤が硬化するため、タックラベルを容器に貼着した際、タックラベルのうちマスキング部分が曇った外観を与え、透明基材のクリア感が損なわれるという問題が生じる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の目的は、部分的に非接着や弱接着な部分を有し、しかも透明基材のクリア感を損なわないタックラベルとその製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、前記目的を達成するため鋭意検討した結果、透明ラベル基材の一方の面に設けられた接着剤層上にマスキング層を形成した後、該マスキング層を硬化させる前に、紫外線透過性を有する剥離紙を前記マスキング層を介して圧着積層すると、マスキング部においても透明ラベル基材のクリア感が損なわれないことを見いだし、本発明を完成した。
【0009】
すなわち、本発明は、透明ラベル基材の一方の面に接着剤層が設けられた接着性フィルムの前記接着剤層上に、該接着剤層を部分的に被覆する紫外線硬化型非粘着性マスキング層を形成するマスキング層形成工程と、紫外線透過性剥離紙を前記接着剤層上に前記マスキング層を介して圧着積層する剥離紙積層工程と、この剥離紙積層工程で得られた積層フィルムに紫外線を照射して前記マスキング層を硬化させるマスキング層硬化工程とを含むタックラベルの製造方法を提供する。
【0010】
また、本発明は、透明ラベル基材の一方の面に接着剤層と前記接着剤層を部分的に被覆する紫外線硬化型非粘着性マスキング層とが設けられているタックラベルであって、前記紫外線硬化型非粘着性マスキング層が表面平滑な状態で積層されているタックラベルを提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、必要に応じて図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は本発明のタックラベルの一例の断面を模式的に示した図である。図2は図1のタックラベルの一製造例を示す概略工程図である。なお、図2において、円形状のものはロールを示し、矢印はフィルムの流れを示す。
【0012】
この例では、タックラベル1は、透明ラベル基材2の一方の面に接着剤層3が形成され且つ前記接着剤層3上に紫外線透過性の剥離紙5が積層された積層フィルム6を、透明ラベル基材2と接着剤層3とからなる接着性フィルム7と、剥離紙5とに分離する剥離紙分離工程と、前記接着性フィルム7の接着剤層3上に、該接着剤層3を部分的に被覆する紫外線硬化型非粘着性マスキング層4を形成するマスキング層形成工程と、前記の剥離紙5を接着剤層3上に前記マスキング層4を介してロール8(ニップロール)により圧着積層する剥離紙積層工程と、この剥離紙積層工程で得られた積層フィルムに紫外線照射装置(UVランプ)9により紫外線を照射して前記マスキング層4を硬化させるマスキング層硬化工程と、必要に応じて適宜の大きさに裁断する(又は打ち抜く)裁断工程(図示せず)とを経て製造される。
【0013】
透明ラベル基材2としては、透明な基材であればよく、例えば、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル、ポリプロピレンなどのポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリアミド、セロファンなどからなるプラスチックフィルム、及びこれらを含む多層フィルムが挙げられる。プラスチックフィルムは延伸フィルム(一軸又は二軸延伸フィルム)及び無延伸フィルムの何れであってもよいが、好ましくは延伸フィルム(特に、ポリエステル又はポリプロピレンの二軸延伸フィルム)である。
【0014】
透明ラベル基材2の厚みは、タックラベル1とした際の取扱性、作業性等を損なわない範囲で選択できるが、一般には15〜200μm、好ましくは20〜100μm程度である。
【0015】
なお、透明ラベル基材2の少なくとも一方の面には、印刷層(図示せず)が形成されている。この印刷層は、商品名や取扱い注意事項などの文字、画像などを表示する層であり、スクリーン印刷、凸版輪転印刷、グラビア印刷等の慣用の印刷法により形成できる。透明ラベル基材2のうち印刷層を形成する側の面には、印刷性を向上させるため、コロナ放電処理、プラズマ処理、火炎処理、酸処理などの慣用の表面処理が施されていてもよい。
【0016】
接着剤層3を構成する接着剤としては、特に限定されず、例えば、アクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤、シリコーン系粘着剤等の感圧接着剤などが例示できる。好ましい接着剤には、例えば、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル等のアクリル酸アルキルエステル(例えば、アクリル酸C2−10アルキルエステル)や、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸2−エチルヘキシル等のメタクリル酸アルキルエステル(例えば、メタクリル酸C4−12アルキルエステル)を主モノマー成分とし、これに、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、酢酸ビニル等の共重合性モノマー成分と、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸等のカルボキシル基含有モノマーや2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート等のヒドロキシル基含有モノマー等の極性基含有モノマー成分とを共重合させた共重合体をベースポリマーとして含むアクリル系粘着剤(特に、水溶性アクリル系粘着剤)などが含まれる。接着剤層3の厚みは、例えば3〜100μm程度、好ましくは10〜40μm程度である。
【0017】
接着剤層3は、慣用の方法、例えば、接着剤を含む接着剤組成物(エマルジョン、溶液など)をロールコーター、バーコーター、ナイフコーター、スプレーなどの慣用のコーティング手段を用いて透明ラベル基材2上又は剥離紙5上に塗工することにより形成できる。
【0018】
剥離紙5としては、紫外線透過性及び接着剤層3に対する剥離性を有するフィルムであれば特に限定されず、例えば、ポリエステルフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリスチレンフィルム、セロファンなど、及びこれらのフィルムに必要により剥離性の表面処理(剥離剤のコーティング等)を施したものが例示できる。剥離紙5の厚みは、作業性等を損なわない範囲で適当に選択できるが、一般には20〜80μm程度、好ましくは25〜50μm程度である。
【0019】
紫外線硬化型非粘着性マスキング層4はマスキング剤を印刷又は塗布することにより形成できる。前記マスキング剤としては、接着剤層3上に非粘着性で且つ紫外線により硬化する被覆層を形成可能なものであればよく、UV(紫外線)硬化樹脂を含む慣用のUVインキや塗料などを使用できる。
【0020】
UVインキは、通常、オリゴマー成分(例えば、ポリエステルアクリレート、エポキシアクリレート、ウレタンアクリレート、ポリオールアクリレート、アルキドアクリレート、ポリエーテルアクリレートなど)、モノマー成分(メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、アクリル酸ヒドロキシブチル、ジシクロペンタジエンアクリレート、1,6−ヘキサンジオールモノアクリレート、アクリル酸シクロヘキシルなどの単官能モノマー;1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、トリエチレングリコールジアクリレート、エチレングリコールジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレートなどの多官能モノマー)、光重合開始剤(例えば、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフェノン、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノンなど)、及び必要に応じて、顔料、添加剤(例えば、光重合促進剤、安定剤、ワックス、ミスト防止剤、滑剤、乾燥剤、湿潤剤、粘度改良剤など)などにより構成される。
【0021】
マスキング剤の印刷又は塗布は、前記印刷法と同様の慣用の印刷法(例えば、特許第1504306号の明細書に記載の糊面印刷法など)やコーティング法により行うことができる。紫外線硬化型非粘着性マスキング層4の厚みは、透明性、タックラベル1を容器等に貼着する際の操作性、タックラベル1の貼着安定性等を損なわない範囲で適宜選択でき、通常2〜30μm程度、好ましくは3〜15μm程度である。
【0022】
紫外線硬化型非粘着性マスキング層4は接着剤層3を部分的に被覆していればよく、その形成部位は特に限定されず、ラベルの用途や被着体に応じて適宜設定すればよい。ポリエステル製ボトル等から剥離しやすいラベルとしては、接着剤層3の表面のうち少なくとも一端縁部に非粘着性マスキング層4を設けるのが好ましく、特に、非粘着性マスキング層4を、接着剤層3の表面のうち中央部と該中央部から離隔した一端縁部とに、前記接着剤層3が環状に露出するように設けるのが望ましい。接着剤層3の表面の一端縁部に非粘着性マスキング層4を設けると、容器からの剥離作業時に容器表面との間に引き剥がし用間隙が確保され、手で剥がす際につまみやすくなる。また、非粘着性マスキング層4は、接着剤層3上に、縞状、格子状、網目状又は網点状に形成するのも好ましい。
【0023】
タックラベル1を例えばリサイクル使用するPETボトル用のラベルとして使用する場合の紫外線硬化型非粘着性マスキング層4の全表面積は、接着剤層3(又はラベル基材2)の全表面積に対して、例えば20〜95%、好ましくは40〜90%、さらに好ましくは60〜85%程度である。非粘着性マスキング層4の表面積を調整することによりタックラベル1の粘着力(接着力)をコントロールすることができる。なお、非粘着性マスキング層4の表面積が小さすぎると、容器からの剥離作業時のラベル剥離性が低下しやすく、逆に前記表面積が大きすぎると、タックラベル貼付後の容器の流通過程においてタックラベルが不用意に剥がれるおそれが生じる。
【0024】
なお、剥離紙5を接着剤層3上に前記非粘着性マスキング層4を介して圧着積層する際の圧着手段としてはロール8に限らず、他の慣用の圧着手段を用いることもできる。
【0025】
前記マスキング層硬化工程において、照射する紫外線の強度や照射時間等の紫外線照射条件は、非粘着性マスキング層4を構成する成分の種類や非粘着性マスキング層4の厚み等に応じて適宜選択できる。紫外線の照射により前記マスキング層4が硬化する。なお、紫外線照射時には、剥離紙を積層した積層フィルムの透明ラベル基材側を冷却ロールに巻き付けるなどの冷却手段により紫外線照射の際に発生する熱による影響を防止する。
【0026】
なお、剥離紙5は、予め透明ラベル基材2と接着剤層3とからなる接着性フィルム7上に積層されていなくてもよく、従って、前記剥離紙分離工程は必ずしも必要ではない。
【0027】
本発明の方法によれば、接着剤層3上に非粘着性マスキング層4を形成した後、非粘着性マスキング層4を硬化させるのに先だって、表面が平滑な透明プラスチックフィルム等の剥離紙5を接着剤層3上に非粘着性マスキング層4を介して圧着積層するので、非粘着性マスキング層4の表面が平滑化され、この状態でマスキング層硬化工程に供される。そのため、非粘着性マスキング層4が表面平滑な状態で積層されたタックラベル1を得ることができる。
【0028】
このようなタックラベルは、マスキングされた部分においても曇った外観を与えることがなく、透明ラベル基材2のクリア感が保持され、透明ラベル基材2の特徴を生かすことができる。また、非粘着性マスキング層4が接着剤層3の表面に部分的に設けられるため、容器の内容物を消費した後、手によって、或いは再生処理設備の熱水処理などにより容易に剥がすことができる。そのため、容器のリサイクルやラベルの貼り替え作業等を効率よく実施することができる。
【0029】
上記タックラベル1において、透明ラベル基材2の両面のうち接着剤層3とは反対側の面に、例えば、該表面に形成した印刷層を保護するために、被覆層が形成されていてもよい。この被覆層を構成する材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂;ポリスチレン、スチレンをコモノマーとして含むスチレン共重合体などのポリスチレン系樹脂;ポリ塩化ビニル;ポリ塩化ビニリデン;ポリエステルなどの樹脂などが使用でき、被覆層はこれらの樹脂のコーティング又はフィルムラミネートにより形成できる。上記樹脂の中でもポリオレフィン系樹脂を用いる場合が多く、例えば、延伸ポリプロピレンフィルムを印刷層の表面にラミネートすることにより被覆層を形成できる。ラミネート法としては、例えば、粘着ラミネーション、ドライラミネーション、押出ラミネーションなどの慣用のラミネート加工やコーティング加工などが挙げられる。被覆層の厚みは、タックラベル1とした際の取扱性等を損なわない範囲で適当に選択でき、例えば10〜50μm程度である。
【0030】
タックラベル1の形状やサイズは特に限定されず、被貼着物である容器等の形状、サイズなどに応じて適宜選択できる。タックラベル1をボトル等の容器などに貼着する際には、前記剥離紙5を剥がして使用に供される。本発明のタックラベルには、このような剥離紙5を剥離した状態のものも含まれる。
【0031】
本発明のタックラベルは、プラスチック製、ガラス製、金属製等の各種容器、特にリサイクルの要請の高いPETボトルなどの容器に好適に使用できる。
【0032】
【発明の効果】
本発明のタックラベルは、非粘着性マスキング層が設けられているので、部分的に非接着としたり接着力を弱くできるため、容易に剥離できるとともに、該非粘着性マスキング層が表面平滑な状態で積層されているので透明基材のクリア感が保持される。
また、本発明の製造方法によれば、上記タックラベルを簡易に製造することができる。
【0033】
【実施例】
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は実施例により何ら限定されるものではない。
【0034】
実施例
透明ラベル基材として二軸延伸ポリプロピレンフィルム(厚み50μm)、接着剤層としてアクリル系粘着剤層(厚み20μm)、及び剥離紙として二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚み38μm)が積層された積層フィルムのラベル基材の表面に凸版輪転印刷により図柄を印刷した後、ラベル基材と接着剤層とからなる接着性フィルムと剥離紙とに分離した。前記接着性フィルムの接着剤層の表面に凸版輪転印刷によりUV硬化型の透明インキを8μmの厚さに印刷してマスキング層を形成し、次いで前記の剥離紙を重ね、ロールにより押圧した後、UVランプによってUV照射し、マスキング層を硬化させた。得られた多層フィルムを長方形状に打ち抜き、透明なタックラベルを作成した。なお、マスキング層はラベルのほぼ中央に全表面積の65%の面積で形成した。
このタックラベルをPETボトルの胴部に貼り付けたところ、マスキング層もほとんど見えず、良好なクリア感が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタックラベルの一例の断面を模式的に示した図である。
【図2】図1のタックラベルの一製造例を示す概略工程図である。
【符号の説明】
1 タックラベル
2 透明ラベル基材
3 接着剤層
4 紫外線硬化型非粘着性マスキング層
5 剥離紙
8 ロール
9 紫外線照射装置
Claims (2)
- 透明ラベル基材の一方の面に接着剤層が設けられた接着性フィルムの前記接着剤層上に、該接着剤層を部分的に被覆する紫外線硬化型非粘着性マスキング層を形成するマスキング層形成工程と、紫外線透過性剥離紙を前記接着剤層上に前記マスキング層を介して圧着積層する剥離紙積層工程と、この剥離紙積層工程で得られた積層フィルムに紫外線を照射して前記マスキング層を硬化させるマスキング層硬化工程とを含むタックラベルの製造方法。
- 透明ラベル基材の一方の面に接着剤層と前記接着剤層を部分的に被覆する紫外線硬化型非粘着性マスキング層とが設けられているタックラベルであって、前記紫外線硬化型非粘着性マスキング層が表面平滑な状態で積層されているタックラベル。
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