JP3547112B2 - 携帯機器及び携帯機器を用いた情報提供方法 - Google Patents

携帯機器及び携帯機器を用いた情報提供方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、体動検出手段を備え、使用者が歩行等を通じて種々楽しめる携帯機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、健康維持用の携帯機器として、歩行に応じた振動を検出する振動センサ(体動検出手段)を備え、この振動センサによる振動を歩いた歩数としてカウントする歩数計が普及している。この歩数計は、例えば一日に何歩、ウォーキングしたかを知ることにより、運動の動機付けや習慣継続に活用されている。この種の歩数計には歩数のカウントのみならず、歩くことによって消費されるカロリーを数字で表示するものが市販されており、さらには歩数の目標値をセットしておき、その達成度合を、例えばボーリングのボールで表示するものも提案されている。この歩数計は、図24に示すように、歩いた実際の歩数に応じて、倒されたピンの数を表示するものであり、例えば5000歩を達成目標値とすると、3000歩で6ピン〔図24の(b)〕、3500歩で7ピン〔図24の(c)〕、5000歩で全ピン〔図24の(d)〕を表示する(OMRO TECHNICS Vol33 No.3〔通巻107号〕1993の272頁〜273頁)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来の歩数計は、手軽でケガの心配が最も少ない運動であるウォーキングの動機付けや習慣継続への手助けを目的とするが、携帯者(使用者)が歩いた成果を確認する程度のもので、得られる情報は歩数や消費カロリーなどであった。これらの情報は、一見、定量化された情報のようであるが、実は応用性の少ない情報で、その結果がどうであったか(どういう意味があるのか)がよく分からないため、飽きやすいという問題があった。また、日用平常時は、ほぼ一定の歩数であるため、一週間も歩けば目安が分かり、面白くなくなり、やはり飽きてしまい、なかなか長期継続して使用されないという問題があった。
【0004】
この発明は上記問題点に着目してなされたものであって、単に歩数等の成果が知り得るのみならず、歩くこと、身体を動かすことを楽しみ得る、また機器を携帯することそのものを楽しみ得る携帯機器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この出願の明細書の特許請求の範囲の請求項1に係る携帯機器は、携帯者の人体に携帯されることにより該人体の体動を検出し、この体動を該携帯者が歩いた歩数としてカウントし、カウントされた歩数値に応じてゴールまでの道程に付与したテーマに関する情報を表示手段に表示する携帯機器であって、次の構成要件a〜iを備えている。
a)ゴールとなる目標到達歩数値に基づいて定められる到達歩数値に到達すると必ず表示される前記テーマに関連する内容の定点情報に対応する表示情報と、前記カウントされた歩数値に基づく予め決められた条件が成立するか否かの判定の後に表示する情報として該条件が成立する度にその都度アトランダムに選択される不定点情報とを予め記憶する記憶手段と、
b)前記携帯者から受け付けた目標到達歩数値または予め設定されている目標到達歩数値に基づいて、前記定点情報の到達歩数値を0歩である原点と該目標到達歩数値までの間の歩数値の中から定めて、前記ゴールまでに前記定点情報を配置する定点情報配置手段と、
c)人体に携帯されることにより人体の体動を検出する体動検出手段と、
d)前記体動検出手段で検出された体動を前記携帯者が歩いた歩数の値として計数する歩数値計数手段と、
e)前記歩数値計数手段で計数された歩数値に基づいて、前記定点情報配置手段で配置した前記定点情報を表示する到達歩数値に到達したか否かを判定する到達歩数値判定手段と、
f)前記不定点情報に関する前記予め定める条件を前記記憶手段から読み出し、前記歩数値計数手段で計数された歩数値に基づいて、該予め定める条件が成立したか否かを前記不定点情報に関して判定する表示条件判定手段と、
g)前記表示条件判定手段によって、前記不定点情報に関して前記予め定める条件が成立したと判定した場合には、前記不定点情報の候補を前記予め定める条件に照らし合わせて前記記憶手段から読み出し、読み出した該候補の中から前記不定点情報として表示する情報をアトランダムに選択する不定点情報選択手段と、
h)前記到達歩数値判定手段によって前記到達歩数値に到達したと判断された前記定点情報に対応する表示情報、または前記不定点情報選択手段によってその都度アトランダムに選択された前記不定点情報に対応して前記表示手段に表示する表示情報を前記記憶手段から取得する表示情報取得手段と、
i)前記表示情報取得手段が取得した表示情報を表示する表示手段と、
【0006】
また、特許請求の範囲の請求項9に係る携帯機器を用いた情報提供方法は、携帯者の人体に携帯されることにより該人体の体動を検出し、この体動を該携帯者が歩いた歩数としてカウントし、カウントされた歩数値に応じてゴールまでの道程に付与したテーマに関する情報を表示手段に表示する携帯機器を用いた情報提供方法であって、次の構成▲1▼〜▲9▼を備えている。
▲1▼ゴールとなる目標到達歩数値に基づいて定められる到達歩数値に到達すると必ず表示される前記テーマに関連する内容の定点情報に対応する表示情報と、前記カウントされた歩数値に基づく予め決められた条件が成立するか否かの判定の後に表示する情報として該条件が成立する度にその都度アトランダムに選択される不定点情報に対応する表示情報とを予め記憶手段に記憶し、
▲2▼前記携帯者から受け付けた目標到達歩数値または予め設定されている目標到達歩数値に基づいて、前記定点情報の到達歩数値を0歩である原点と該目標到達歩数値までの間の歩数値の中から定めて、前記ゴールまでに前記定点情報を配置し、
▲3▼人体に携帯されることにより人体の体動を検出する体動検出手段と、
▲4▼前記体動検出手段で検出された体動を前記携帯者が歩いた歩数の値として計数する歩数値計数手段と、
▲5▼計数された歩数値に基づいて、前記定点情報配置手段で配置した前記定点情報を表示する到達歩数値に到達したか否かを判定し、
▲6▼前記不定点情報に関する前記予め定める条件を前記記憶手段から読み出し、計数された歩数値に基づいて、該予め定める条件が成立したか否かを前記不定点情報に関して判定し、
▲7▼前記不定点情報に関して前記予め定める条件が成立したと判定した場合には、前記不定点情報の候補を前記予め定める条件に照らし合わせて前記記憶手段から読み出し、読み出した該候補の中から前記不定点情報として表示する情報をアトランダムに選択し、
▲8▼前記到達歩数値に到達したと判断された前記定点情報に対応する表示情報、または前記不定点情報選択手段によってその都度アトランダムに選択された前記不定点情報に対応して前記表示手段に表示する表示情報を前記記憶手段から取得して、
▲9▼取得した表示情報を表示手段に表示する。
【0007】
この携帯機器では、目標とする到達歩数(計数値)により、定点データの終わり(終着点)が規定(=最終到達歩数値が決定)されると、原点(0歩)からその終着点(規定された歩数)までの間を予め決めてある複数の定点データを配置する。この定点データは、原点と終着点の間を内分する予め定めた間隔で、画像データである複数の定点データがそれぞれ規定されている。歩くことにより、歩数が計数され、上記各定点データの到達歩数になると、その定点データが表示手段に表示される。さらに、この定点データの他に、例えば、予め設定してある条件を満たす一定歩数が計数されると、不定点データが表示手段に表示される。この不定点データは、定点データのように、原点と終着点の内分比が規定されていない画像データで、この場合は、予め決められた歩数毎にデータが選択される。この不定点データも複数個がメモリされており、どのデータが表示されるかはアトランダムに選択される。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態により、この発明をさらに詳細に説明する。図1はこの発明の一実施形態携帯健康機器の外観を示す平面図である。この実施形態携帯健康機器は、ケース体1の表面に表示画面2、歩数キー3、スタートキー4、時計キー5、時計設定キー6、及び時刻合わせキー7を備えている。ケース体1は、シャツ、ズボンのポケットに十分に入る程度の大きさである。この携帯健康機器の外観は、図1のものに代えて図17に示すものを用いてもよい。
【0009】
図2は、この実施形態携帯健康機器のハード構成を示すブロック図である。この実施形態携帯健康機器は、タッチスイッチ11と表示素子12とバックライト13とを有する表示部14と、内部電源(電池)15より電源電圧の供給を受け、バックライト13を点灯するバックライト点灯回路16と、表示素子12を駆動する表示素子ドライバ回路17と、表示素子駆動電源回路18と、二次元方向振動カウント部(体動検出手段)19と、各スイッチの信号を取込むためのスイッチインタフェース回路20と、システムROM21と、画像データメモリ22と、ワークRAM23と、歩数カウントに関する処理及び種々のアミューズメントに関する処理を実行する演算装置(CPU)24と、画像メモリ25と、漢字ROM26と、タッチスイッチインタフェース回路27と、ブザー28とを備えている。二次元方向振動カウント部19には、体動を検知し得るものであれば、これまでによく知られている振動センサ等、いかなる振動センサを使用してもよい。また、表示部14はタッチスイッチ11、バックライト13を備えないものであってもよい。
【0010】
図3は、演算装置24の有する機能をブロック図で示したものである。演算装置24は、システムROM21から読み出した指令により、定点データを配置する機能31、定点データが表示されるカウント数(計数値)になったか判定する機能32、画像メモリ25から定点データの画像データを呼び出す機能33、スイッチインタフェース回路20と、タッチスイッチインタフェース回路27よりスイッチの入力を検出する機能34、漢字ROM26より文字を呼び出す機能35、描画機能36、アラーム、ブザーを駆動する機能37、予め決められた条件であるかどうかを判定する機能38、予め決められた条件にしたがい不定点データを呼び出す機能39、呼び出した不定点データから選択する機能40、不定点データの画像データを呼び出す機能41、定点データ、不定点データに付随するパラメータが変更されたかどうかを判定する機能42、定点データ、不定点データに付随するパラメータに付随するパラメータを変更する機能43、及びシステム実行機能44を有する。なお、ここでいう定点データ、予め定められた条件、不定点データの具体例については後に詳述する。
【0011】
この実施形態携帯健康機器では、従来の歩数及び消費カロリーなどの表示の他に、歩数(カウント)を入力として活用した「歩くことを楽しむ」というアミューズメントを表示画像を使って提供する。
例えば、自分の体力に合わせて目標歩数を決めると、そのゴールとなる歩数に合わせて、上記定点データをゴールまでに配置する。目標は、歩数入力だけでなく、例えば3段階ぐらいの歩数からの選択でもよい。このゴールまでの道程にはテーマ(題材)があり、例えば題材を「東海道53次」にすると、図4に示すように、ゴールは「京都」であり(出発点は「江戸」)、定点データは各宿場町や関所となる。この定点データである宿場町などは、ゴールである京都までのゴールまでの歩数によってあらわれる歩数が決まり、計数値がその歩数になると表示画面に画像データが表示される。
【0012】
この画像データは、定点データの題材に関連した、例えば「文字(名称)」と「絵(グラフィック)」及び「一言」で構成されている。
テーマ「東海道53次」を例にとると、歩行中の通常画面は、図5に示したように、歩いた歩数と、通過宿場町が表示される。定点データの表示例は、図6に示す「日本橋」の場合、図7に示す「三島」の場合などである。
【0013】
不定点データとして表示される画像データも、構成は定点データと同じであるが、題材がやや違う。すなわち、例えば上記テーマでいえば、定点データである宿場町などは、どこでどの画像データが表示されるかは、ゴールである京都までの歩数が入力されている時点で決定している。に対して、不定点データは、ある条件で(例えば、1000歩毎に)その都度その都度、不定点データとして、メモリに予め登録されている画像データから選択される。不定点データの画像データは、例えば上記テーマでは「名所旧跡・名産品」や「動物」や「植物」や「天候」や「アクシデント(不慮の事態)」や「出来事・事件」及び「人物」などである。
【0014】
不定点データの表示画面例を図8、図9に示す。いずれも三島−沼津間での不定点データであり、図8は「赤とんぼ」、図9は「富士山」である。
また、この実施形態携帯健康機器では、定点データや不定点データが表示される際には、例えばブザー28などの音や振動発生器の振動により、機器の携帯者に知らせている。これにより、これまでの「待ちの状態」から「呼び出し」をするような機器に積極性を持たせている。
【0015】
携帯者は「定点データの出現」により、ゴールまでの経過(ゴールまでの道程の達成度)が分かり、「不定点データの出現」及びその定点データと不定点データの「表示内容」にちょっと驚かされて、ちょっと楽しい気分になって、次には何が見れるのだろうか、という「期待感」を持つ。この「ささやかな発見」に似た感覚が、この携帯健康機器を「着けて歩くことを楽しむ」機器へと導く。
【0016】
つまり、この「ささやかな発見」に対する「期待感」が、この実施形態携帯健康機器を携帯して歩くことへの継続性につながり、ひいては歩こうかという気にもさせるので、健康増進をサポート(ウォーキングの動機付けや習慣継続への手助け)するという本来の目的を大いに達成する。
また、この実施形態携帯健康機器では、不定点データにバリエーションを持たし「ささやかな発見」への興味や好奇心を増すことができるようにしている。
【0017】
例えば、不定点データに「定点データに関連付けられているもの」と「関連付けられていないもの」を用意して、バリエーションを増やすことができ、ささやかな発見に対する興味や好奇心が増す。また、次に出てくるものが何であるか想像したりもする。
定点データに関連付けられているものとは、例えば上記テーマ「東海道53次」では「その土地その土地のもの」例えば「名所旧跡・名産品」、及び「動植物」などは、定点データに関連付けられていて、その関連付けられた定点データの周辺でしか表示されない画像データのことをいう。図10の「三保の松原」、図11の「あかふく餅」が、この不定点データの表示画像例である。その他、例えば「うな丼」、「茶畑」、「ぼた餅」などの画像データである。
【0018】
さらに、例えば「季節に関連付けられているもの」とは、予め選択した季節によって表示される、されないが決まったり、計時変化(ある歩数やある時間経過)すると、表示される、されないが変わってくるようなバリエーションのついたものである。図8の「赤とんぼ」が、この場合の不定点データの表示画像例である。その他、例えば「たんぽぽ」、「紅葉」などの画像データである。
【0019】
また、一度のゴールですべてを表示しないことにより、複数回楽しめるようにしている。上記の不定点データは(定点データと違い、例えば1000歩毎という条件が揃ったところでのアトランダムによる選択であるため)すべて表示されるわけでないので、一度ゴールに到達してもまだ見ていない画像データがあり、複数回楽しむことができる。不定点データには、必ず表示されるが、一度しか表示されないもの、ある条件でアトランダムに表示され、一度しか表示されないもの、あるいは複数回表示されるものがある。定点データや、季節など他のもの、全く何も関連付けられない不定点データとして、例えば「すずめ」、「お地蔵さま」、「みたらし団子」などの画像データがある。
【0020】
また、連続ではなく、ある程度の間隔があいたら何度も表示される画像データがあったり、表示される順番を変えることで、数の限られたデータでも変化をつけることができる。不定点データが出現する、予め定める条件に、一定歩数毎がある。例えば、目標1週間コース7万歩で1000歩毎、1ケ月コース30万歩で1000歩毎、実長コース90万歩で2000歩毎、等である。また、一定時間当たりの所定歩数を予め定める条件としてもよい。
【0021】
上記実施形態携帯健康機器の処理動作を図12、図13、図14に示すフロー図を参照して説明する。動作がスタートすると、先ず目標(ゴール)のカウント数が入力されたか否か判定する(ST1)。判定NOであれば、他の処理に移る(ST18)が、目標カウント数が入力されていると、システムRAM21からアミューズメントプログラムを読み込み(ST2)、定点データを配置する(ST3)。テーマ「東海道53次」を例にとると、目標カウント数は、江戸−京都間に相当する歩数であり、定点データは所定の比率で目標カウント数を分割し、配置する各宿場町の歩数である。次に、向かうべき定点データを決め(ST4)、表示されるカウント数がその定点データに達したか否か判定し(ST5)、判定YES、つまりカウント数が定点データに達すると、定点データの画像データを画像データメモリ22から読み込み、表示部14に表示する(ST6)とともに、ブザー(あるいはアラーム)28を鳴動させる(ST7)。このブザー28の代わりに、振動発生器を動作させて携帯者に報知してもよい。
【0022】
続いて、パラメータ変化したか否かの判定を行い(ST8)、変化していれば変化後のパラメータをメモリテーブルに格納して(ST9)、次のST10の処理に移る。ST9において、パラメータに変化がなければ、ST9をスキップしてST10に移る。ST10では、この定点データは最後となる定点データか否か判定し、最後でなければ次に向かう定点データを決め(ST11)、ST5に戻り、前回と同様、表示されるカウント数が定点データに達したか否か判定し、ST12に移る。
【0023】
ST8で評価されるパラメータは、例えば「東海道53次」を例にとると、パラメータ=天候状態、季節、体調といった数種類のパラメータが想定できる。また、歩数値と関連した場合も、関連しない場合でのどちらでも可能であるが、例えば天候状態パラメータには「晴れ、雨、台風、嵐、吹雪」といったような取りうる値を設定しておき、定点データ位置に到達した時に、ランダムに天候状態が決定される。そして、ST8で、その天候状態パラメータが変更されたなら、ST9でテーブルに記憶し直し、ST11での「次の定点データ」の決定時に反映される。例えば、天候状態パラメータが「晴れや曇りや雨」であれば、次の定点データまで予め設定された歩数が進めば到着になる。しかし、天候状態パラメータが「台風や嵐や吹雪」であったら、次の定点データまでの歩数に対して1〜2間の倍数値を乗算した歩数に達しなければ、次の定点データに到達できないようにする。また、天候パラメータが「嵐や吹雪や台風」であれば、不定点データとして「先の橋が流されました」や「がけ崩れがありました」等のメッセージを表示し、迂回路(次の定点データまでの歩数値が増える)として、周囲の宿場町を迂回しながら歩いているように、周辺宿場町や山岳路を表示する。
【0024】
また、健康状態パラメータの他に、体調パラメータとしては「快調、疲れ、病気」といった具合に、ランダムに選択されたり、あるいは1日あるいは単位時間当たりに歩いた歩数値に基づき、健康的な歩き方(適度な歩数値に適度な速度)なら、体調パラメータとして「快調」が設定され、1日に3万歩や1時間に1万歩も歩数が進んだ状態や、1日に1000歩しか歩かないような状態が、次の定点データまでに発生すれば、体調パラメータが「疲れや病気」に設定されるようにする。体調パラメータは、不定点データの表示頻度に影響を及ぼす(健康な状態ほど頻度が上がる)方法や、不定点データとして「適度な運動でない」としてメッセージを出してもよい。
【0025】
また、時間(カレンダ)機能を設けて、出発(開始)時の季節を割り出し、1日(あるいは1定点)を1週間位として計算させ、約1年位かけて53次を歩くようなイメージで季節パラメータが設定・変更されるようにしてもよい。例えば、開始時が時計機能で4月であれば、季節パラメータは「春」が設定される。そして、時計が12日過ぎれば3ケ月進んだとして季節パラメータが「夏」に設定が変わるようにする。その季節パラメータは、不定点データの表示時に関連した表示を出すようにする。
【0026】
ST12では、不定点データを表示する条件を満たしたか否かの判定を行い、判定NOであれば、他の処理(ST19)へ移る。不定点データを表示する条件が満たされると、次に表示する不定点データを選択し(ST13)、その選択された不定点データの画像データを画像データメモリ22から読み込み、表示部14に表示する(ST14)。と同時に、ブザー28を鳴動させ、不定点データが表示されたことを携帯者に報知する(ST15)。報知後、パラメータが変化したか判定し(ST16)、変化があれば変化後のパラメータをメモリテーブルに格納し(ST17)、ST19の他の処理を経て、ST5に移る。
【0027】
ST10で定点データが最後の定点データであると判定された場合、エンディングとなる画像を表示して(ST20)、確認のスイッチが押されたことを確認して(ST21)、一連の処理動作を終了する。
上記した実施形態携帯健康機器の実施テーマの具体例としては「東海道53次」は、“旅もの”のジャンルに入り、このジャンルとして、この他に「シルクロード」、「ヨーロッパの諸国めぐり」、「富士登山」、「尾瀬や上高地など名所の散策」等々、種々のものが考えられる。
【0028】
また、異なるジャンルとして、体動検出手段よりの入力を受けて、ストーリーが進むことで、アドベンチャーゲーム形式のゲームにもロールプレイングゲーム形式のゲームにも、上記機器を応用できる。ここで言う、いわゆるアドベンチャーゲーム形式のゲームとは、選択肢(上記の定点データもしくは不定点データ)によってストーリーが決まるものを指し、ロールプレイングゲーム形式のゲームとは選択肢の他に(その時々に)ルーレットで変化するようなパラメータを持っているために、同じ選択をしてもストーリーが決まらないものを指す。
【0029】
つまり、定点データもしくは不定点データが表示される際に、例えばアラーム音などの音や振動により(機器の)携帯者に知らせ、表示される画像データに「選択肢」を織り込んでおき、携帯者に選ばせることでゲーム性を出していく。この時、定点データを分岐や合流により結びつけておいて、結びつけておくだけならアドベンチャーゲーム形式のゲームとなり、少しずつ変化しておくパラメータがあれば(このパラメータにより、次に進む定点データが変わったり、ストーリーが変化する。また、選択される不定点データも変わってくる)ロールプレイングゲーム形式のゲームとなる。
【0030】
アドベンチャーゲーム形式のものとしては「近所の散歩(途中で色々な動物、植物、風景と出会う)」、「心理ゲームもの(選択肢が心理ゲームで出てくる選択肢となっている)」等がある。図15に、主として定点データ出力時に、出てくる心理ゲームもの、の画面例を示しており、図15の(a)は“さて、まわりを見て、なに色が一番はじめに見えましたか?”の問いに対し、赤、緑、青の3つから1つを選択して、心理をテストするものであり、図15の(b)も“湖が見えます。そこであなたが見たものは?”の問いに対し、ボート、水鳥のいずれかを選択して、心理をテストする。
【0031】
ロールプレイングゲーム形式のゲームは、例えば「ドラゴンクエスト(商品名)」のようなものである。例えば、図16の(a)に示すように、画面の下に主人公のキャラクターの絵51があり、上方にモンスター52−1、……、52−3の絵があり、画面の中央部に“モンスターがあらわれたらどうする?”の問いに対し、いずれかのモンスターを指定すると、図16の(b)の画面が出、戦う、逃げるのいずれかを選択する。例えば、戦うを選択し、その条件によって、図16の(c)のように“モンスター52−3○○○に3のダメージ!!やったー”の表示が出る。結果によって“主人公51△△△負傷!”といった表示もなされる。このゲームは、主に不定点データを使用する。主人公51の画像例を図18に、モンスター52−3の画像例を図19に示す。もちろん、この主人公やモンスターの画像はゲーム内容によって他の種々のものとなる。
【0032】
上記アドベンチャーゲーム形式やロールプレイングゲームのアミューズメント健康機器としては、ケース体61がポケットに入る程度であり、表面には図17に示すように、表示部62、方向キー63、選択キー64を備えるものがよい。この携帯健康機器は、上記のテーマの他「人生ゲーム(商品名)」や「モノポリ(商品名)」みたいなもの、「クイズもの」でクイズ(定点データ)の回答によって定点データが分岐して行くもの、等に適用できる。
【0033】
また、上記実施形態携帯健康機器を使用することにより「リフレッシュを促す」ことができる。リフレッシュとなるものを与えるには(音楽や刺激などを)一定時間与え続けないといけないが、リフレッシュを促すには不意にポンと与えるだけでよい。この携帯健康機器では、不定点データとして、例えば「深呼吸をしてみよう」や「空を見上げてみたら」や「今日は何だかいいことがあるよ」や「がんばれ」などのメッセージと、ほのぼのとした可愛いグラフィックを表示する。例えば、アラーム音などの音や振動により(機器の)携帯者に知らせ表示される不定点データに、上記の例のような「気分転換」となる「一言(メッセージ)とほのぼのとしたグラフィック」を「不意」に与える。これまで携帯者が忙しく走り回っていたとしても、不意にポンとその行動を中断させる(これがすでに一息つかせることになる)。
【0034】
上記の例のような気分転換させるような表示を見せることで、例えばまわりの風景に目を向けさせたり、一呼吸おかせることで、リフレッシュを促すことができる。
ここで、図2で使用する2次元方向振動カウント部の一例について説明する。もっとも、この発明で使用する2次元方向振動カウント部の構成は、以下のものに限られるものではなく、歩数検出それ自体も、広く一般に使用される歩数センサを用いてもよいこと、いうまでもない。
【0035】
2次元方向振動カウント部19の具体例について説明する。2次元方向振動カウント部19は、図20に示すように、2個の加速度センサ71、72と、角度センサ73と、加速度センサ71、72の出力を増幅する増幅回路74、75と、処理回路76とで構成されている。処理回路76は別にMPUを設けてもよいし、CPU24にその機能を持たせてもよい。角度センサ73はLED73aと、フォトトランジスタ73bとを備えた光電式のものを使用している。
【0036】
角度センサ73は、図21に示すように、対向したLED73aとフォトトランジスタ73bの間に、遮光性のボール73cを備えている。そして、このボールの運動を処理回路76からの制御で、発光されたLED73aの光が透過するかしないかをとらえることで角度検出を行う。
処理回路76に組み込まれたソフトウェアが角度センサの信号により、角度を判定する。そして、判定した角度によって2個の加速度センサ71、72を切替え、その信号から体動をとらえる。加速度センサ71、72はここでは圧電セラミックを使用して振動板の歪みを電気信号に変換するものを使用している。
【0037】
この2次元方向振動カウント部では、図22に示すように、処理回路76は、角度センサ73の信号を時系列でとらえて角度を決定する。また、角度センサ73の信号を時系列的にとらえることによって、体動などで発生する角度センサ73の信号のノイズを除去する。決定した角度にしたがって2つの加速度センサ71、72のいずれかを選択し、その信号から歩行判定を行い、歩数を算出する。図23の(a)に示すように、角度が−45°〜45°、135°〜225°の時は、フォトトランジスタ73bがボール73cによって遮られ、OFFとなる。角度が45°〜135°、225°〜315°の時は、図23の(b)に示すように、光路をボール73cが遮らないので、フォトトランジスタはONとなる。
【0038】
2つの加速度センサ71、72は、直角方向に配置されている。処理回路76が決定した角度が225°〜315°、45°〜135°では加速度センサ71が選択され、−45°〜45°、135°〜225°では加速度センサ72が選択される。1つの加速度センサは、その垂直方向の加速度に対して最大値を出力し、水平方向の加速度に対しては出力しない。
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば、ゴールに相当する目標到達歩数値に基づいて、「カウントした歩数に応じてゴールまでの間に必ず表示される定点情報」と「カウントした歩数に関する条件に応じて表示するか否かの判定を行い、表示する判定結果が得られた場合に、予め記憶してある中からその都度選択して表示する不定点情報」の両方を表示することによって、目標に対する成果を定点情報で知り得るのみならず、不定点情報によって携帯者を飽きさせないようにして、携帯者に継続使用させることにより、歩くこと、身体を動かすことの楽しみを得ることができるだけでなく、機器を携帯することそのものの楽しみを得ることができる。
【0040】
また、不定点データにバリエーションを持たせれば「ささやかな発見」への興味や好奇心を増すことができる。例えば、不定点データに「定点データに関連付けられているもの」と「関連付けられていないもの」とを用意することにより、次に出てくるものが何であるか想像したり、ささやかな発見に対する興味や好奇心が増す。
【0041】
また、一度のゴールで用意した情報を全て表示せず、アトランダムに選択的に表示することにより、複数回楽しむことができる。
また、定点データと不定点データとにアドベンチャーゲーム形式のものやロールプレイングゲーム形式のもの等を適用でき、アミューズメント性に富んだ機器が得られる。
【0042】
また、不定点データの中に、気分転換となるメッセージを入れておくことにより、そのメッセージが思わぬ時に不意に出現したり、あるいはそのメッセージにより気分転換をはかりリフレッシュさせる道具となり得る。
また、歩数を確実にカウントすることで、歩かないとストーリーが展開せず、つまり画像データが表示されないので、機器を使用して楽しもうと思えば歩かねばならず、真の健康機器となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態携帯健康機器の外観を示す平面図である。
【図2】同実施形態携帯健康機器のハード回路構成を示すブロック図である。
【図3】同実施形態携帯健康機器の演算装置の機能構成を示すブロック図である。
【図4】同実施形態携帯健康機器で実施するテーマ「東海道53次」の定点データ及び不定点データを説明する図である。
【図5】同テーマ「東海道53次」の通常画面を示す図である。
【図6】同テーマ「東海道53次」の定点データの表示画面の一例を示す図である。
【図7】同テーマ「東海道53次」の定点データの表示画面の他の例を示す図である。
【図8】同テーマ「東海道53次」の不定点データの表示画面の一例を示す図である。
【図9】同テーマ「東海道53次」の不定点データの表示画面の他の例を示す図である。
【図10】同テーマ「東海道53次」の不定点データの表示画面のさらに他の例を示す図である。
【図11】同テーマ「東海道53次」の不定点データの表示画面のさらに他の例を示す図である。
【図12】前記実施形態携帯健康機器の処理動作を説明するためのフロー図である。
【図13】図12に示すフロー図とともに、前記実施形態携帯健康機器の処理動作を説明するためのフロー図である。
【図14】図12、図13に示すフロー図とともに、前記実施形態携帯健康機器の処理動作を説明するためのフロー図である。
【図15】上記実施形態携帯健康機器で実施するテスト「心理ゲーム」の表示画面例を示す図である。
【図16】上記実施形態携帯健康機器で実施するジャンル「ロールプレイングゲーム」における表示画面例を示す図である。
【図17】アドベンチャーゲーム、ロールプレイングゲーム等を実施する好適な他の実施形態携帯健康機器の外観を示す平面図である。
【図18】図16の主人公の具体的な画像例を示す図である。
【図19】図16のモンスターの具体的な画像例を示す図である。
【図20】図2に示す実施形態携帯健康機器の2次元方向振動カウント部の回路構成例を示すブロック図である。
【図21】同2次元方向振動カウント部の角度センサの構造を示す図である。
【図22】同2次元方向振動カウント部の信号処理を説明するフロー図である。
【図23】上記図21に示す角度センサの向きと出力を説明する図である。
【図24】従来の歩数計の一例を説明する図である。
【符号の説明】
14 表示部
19 二次元振動カウント部
21 システムROM
24 演算装置
25 画像メモリ
26 漢字ROM

Claims (9)

  1. 携帯者の人体に携帯されることにより該人体の体動を検出し、この体動を該携帯者が歩いた歩数としてカウントし、カウントされた歩数値に応じてゴールまでの道程に付与したテーマに関する情報を表示手段に表示する携帯機器であって、 ゴールとなる目標到達歩数値に基づいて定められる到達歩数値に到達すると必ず表示される前記テーマに関連する内容の定点情報に対応する表示情報と、前記カウントされた歩数値に基づく予め決められた条件が成立するか否かの判定の後に表示する情報として該条件が成立する度にその都度アトランダムに選択される不定点情報とを予め記憶する記憶手段と、
    前記携帯者から受け付けた目標到達歩数値または予め設定されている目標到達歩数値に基づいて、前記定点情報の到達歩数値を0歩である原点と該目標到達歩数値までの間の歩数値の中から定めて、前記ゴールまでに前記定点情報を配置する定点情報配置手段と、
    人体に携帯されることにより人体の体動を検出する体動検出手段と、
    前記体動検出手段で検出された体動を前記携帯者が歩いた歩数の値として計数する歩数値計数手段と、
    前記歩数値計数手段で計数された歩数値に基づいて、前記定点情報配置手段で配置した前記定点情報を表示する到達歩数値に到達したか否かを判定する到達歩数値判定手段と、
    前記不定点情報に関する前記予め定める条件を前記記憶手段から読み出し、前記歩数値計数手段で計数された歩数値に基づいて、該予め定める条件が成立したか否かを前記不定点情報に関して判定する表示条件判定手段と、
    前記表示条件判定手段によって、前記不定点情報に関して前記予め定める条件が成立したと判定した場合には、前記不定点情報の候補を前記予め定める条件に照らし合わせて前記記憶手段から読み出し、読み出した該候補の中から前記不定点情報として表示する情報をアトランダムに選択する不定点情報選択手段と、
    前記到達歩数値判定手段によって前記到達歩数値に到達したと判断された前記定点情報に対応する表示情報、または前記不定点情報選択手段によってその都度アトランダムに選択された前記不定点情報に対応して前記表示手段に表示する表示情報を前記記憶手段から取得する表示情報取得手段と、
    前記表示情報取得手段が取得した表示情報を表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とする携帯機器。
  2. 前記記憶手段は、さらにパラメータを記憶し、
    記到達歩数値判定手段が前記定点情報を表示する到達歩数値に到達したと判断し、前記表示手段に前記定点情報に対応する表示情報を表示した後に、前記パラメータをランダムに変更する手段を、さらに備え、
    前記到達歩数値判定手段は、計数された歩数値が、次の定点情報までの歩数値に対して、変更後のパラメータに応じた歩数に達しなければ次の定点情報に到達できないとすることを特徴とする請求項1記載の携帯機器。
  3. 前記記憶手段に記憶される前記不定点情報には、前記定点情報の周辺でしか表示されないという前記定点情報に関連づけられている前記不定点情報と前記定点情報には全く何も関連づけられていない前記不定点情報があり、
    前記不定点情報選択手段は、前記予め定める条件を満たす前記不定点情報の中から、前記到達歩数値判定手段が判定した前記定点情報に関連づけられている前記不定点情報と、前記定点情報に関連づけられていない前記不定点情報を候補とすることを特徴とする請求項1記載の携帯機器。
  4. 前記記憶手段に記憶される前記不定点情報には、前記携帯者が選択した季節、または予め設定されている季節、または計時変化によって変化した季節によって表示される、されないが決められるという季節に関連づけられている前記不定点情報を含み、
    前記不定点情報選択手段は、前記予め定める条件を満たす前記不定点情報の中から、前記季節に関連づけられている前記不定点情報をさらに候補とすることを特徴とする請求項3記載の携帯機器。
  5. 前記表示手段が表示情報を表示する際には、その旨を前記携帯者に報知する報知手段をさらに備えることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4記載の携帯機器。
  6. 前記報知手段によって表示情報の表示を報知する際には、前記表示手段が表示する画像データに選択肢が織り込んであり、
    前記定点情報配置手段は、前記携帯者が選択した前記選択肢の選択に応じて次の前記定点情報を変更することを特徴とする請求項5記載の携帯機器。
  7. 前記定点情報配置手段によって配置された前記定点情報の結び付きには、分岐または合流によって結び付けられた前記定点情報を含むことを特徴とする請求項6記載の携帯機器。
  8. 前記記憶手段に記憶される前記不定点情報には、前記携帯者に対して気分転換を促すためのメッセージ情報を含み、
    前記不定点情報選択手段は、前記予め定める条件を満たす前記不定点情報の中から、前記携帯者にリフレッシュを促す前記不定点情報も候補とすることを特徴とする請求項5記載の携帯機器。
  9. 携帯者の人体に携帯されることにより該人体の体動を検出し、この体動を該携帯者が歩いた歩数としてカウントし、カウントされた歩数値に応じてゴールまでの道程に付与したテーマに関する情報を表示手段に表示する携帯機器を用いた情報提供方法であって、
    ゴールとなる目標到達歩数値に基づいて定められる到達歩数値に到達すると必ず表示される前記テーマに関連する内容の定点情報に対応する表示情報と、前記カウントされた歩数値に基づく予め決められた条件が成立するか否かの判定の後に表示する情報として該条件が成立する度にその都度アトランダムに選択される不定点情報に対応する表示情報とを予め記憶手段に記憶し、
    前記携帯者から受け付けた目標到達歩数値または予め設定されている目標到達歩数値に基づいて、前記定点情報の到達歩数値を0歩である原点と該目標到達歩数値までの間の歩数値の中から定めて、前記ゴールまでに前記定点情報を配置し、
    人体に携帯されることによる人体の体動を体動検出手段によって検出し、
    前記体動検出手段で検出された体動を前記携帯者が歩いた歩数の値として計数し、
    計数された歩数値に基づいて、配置した前記定点情報を表示する到達歩数値に到達したか否かを判定し、
    前記不定点情報に関する前記予め定める条件を前記記憶手段から読み出し、計数された歩数値に基づいて、該予め定める条件が成立したか否かを前記不定点情報に関して判定し、
    前記不定点情報に関して前記予め定める条件が成立したと判定した場合には、前記不定点情報の候補を前記予め定める条件に照らし合わせて前記記憶手段から読み出し、読み出した該候補の中から前記不定点情報として表示する情報をアトランダムに選択し、
    前記到達歩数値に到達したと判断された前記定点情報、または前記予め定める条件を満たした候補の中からその都度アトランダムに選択された前記不定点情報に対応して前記表示手段に表示する表示情報を前記記憶手段から取得して、
    取得した表示情報を表示手段に表示することを特徴とする携帯機器を用いた情報提供方法。
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