JP3546825B2 - 光学式ポインティングデバイス、およびその制御方法、それを記録した記録媒体 - Google Patents

光学式ポインティングデバイス、およびその制御方法、それを記録した記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パーソナルコンピュータ、ワークステーションコンピュータなどの情報処理装置のディスプレイ画面上のカーソルの移動をおこなう光学式ポインティングデバイス、およびその制御方法、それを記録した記録媒体に関し、特に、薄型化、軽量化を図り、信頼性を向上させた光学式ポインティングデバイス、およびその制御方法、それを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ノート型パーソナルコンピュータ本体に一体に備わる光学式トラックボールがポインティングデバイスとして優れていることは良く知られ、ボールの任意の方向への回転移動に伴い、回転するボールを機械的に伝達して、エンコーダ輪を回転する。その回転に伴う光の照射及び遮断の光学的な変動を光パルスとして検出して、移動方向及び移動量に応じた座標情報を電気信号に変換してコンピュータ画面上のカーソルを移動する装置である。
【0003】
以下に、従来の光学式トラックボールについて、図面を参照して説明する。
【0004】
図13は、従来の光学式トラックボールの概略構成を示す分解斜視図、図14は、図13の矢視Aを示す図、図15は、図13中のエンコーダ輪の詳細図である。
【0005】
図13〜図15を参照すると、光学式トラックボール10は、右クリックボタンカバー11と左クリックボタンカバー12とを一体に備える上部ハウジングカバー13と、下部ハウジングカバー26と、下部ハウジングカバー26内部に配置される制御回路基板17とで構成され、制御回路基板17は、ローラ20とエンコーダ輪22とシャフト21とからなるY軸シャフトエンコーダ28と、Y軸シャフトエンコーダ28を支持する支柱25と、ローラ35とエンコーダ輪31とシャフト32とからなるX軸シャフトエンコーダ14と、X軸シャフトエンコーダ14を支持する支柱34と、エンコーダ輪22を挟んで配置されるX軸方向用の発光器24と光検出器23と、エンコーダ輪31を挟んで配置されるY軸方向用の発光器33と光検出器30と、右クリックボタン15と、左クリックボタン16とが搭載される構成となっている。
【0006】
上部ハウジングカバー13には、ボール19を回転移動するために上部が突出する空間18が設けられ、下部ハウジングカバー26と上部ハウジングカバー13とは、ネジ27によって本体コンピュータ(図示せず)に組み立てられる。
【0007】
次に、上述のように構成された光学式トラックボール10の動作について、図面を参照して説明する。
【0008】
図14、図15を参照すると、ボール19に対しては、互いに90°位相の相違するX軸方向のローラ35とY軸方向のローラ20が接しており、X軸方向の移動は、接するローラ35がボール19の回転移動に伴って駆動され、ローラ35に接続され支柱34よって支えられたシャフト32を回転させる。
【0009】
シャフト32には、発光器33と光検出器30との間に配置されたスリット52入りのエンコーダ輪31が接続されており、エンコーダ輪31の回転により発光器33から光検出器30に到達する光の照射、及び遮断の変化を光パルス列と検知して、移動方向及び移動量に応じた座標情報を電気信号に変換して、コンピュータ画面上のカーソルを移動する。
【0010】
Y軸方向の移動は、上述のX軸方向の移動と同様に、接するローラ20はボール19の移動に伴う回転で駆動され、ローラ20に接続され支柱25によって支えられたシャフト21を回転させる。
【0011】
シャフト21には、発光器24と光検出器23との間に設けられたスリット52が均等に配置するエンコーダ輪22が接続されており、エンコーダ輪22の回転により発光器24から光検出器23に到達する光の照射、及び遮断の変化を光パルス列と検知して、移動方向及び移動量に応じた座標情報を電気信号に変換して、コンピュータ画面上のカーソルを移動する。
【0012】
図15を参照すると、エンコーダ輪22、31は、円形をしており、複数のスリット52はシャフト21、32を中心として、放射状に均等に配置され、発光器24、33からの照射光はこのスリット52を通じて光検出器23、30に到達する。スリット52の間隔、面積、および形状はカーソルの解像度、つまりカーソルの移動時の単位長さ当たりのカーソルの移動距離と密接に関連している。
【0013】
上述のように、従来の光学式トラックボール10は、ボール19の回転移動とカーソルの移動との関係は、正確に同期しなければならないため、ボール19を常にローラ20、35と均一な力で接することで、ボール19だけが回転してローラ20、35を駆動できない空転ロスを防止する構造部品が必要になるが、図14に示す如く押圧ローラ45は、加圧バネ44と回転ローラ43とから構成されるバネ構造部品であり、ボール19とローラ20、35との位置関係を適正に維持するのに適するが、ボール19がボールゲージ(図示せず)内で前後左右、および、上下方向に自由に動いているの対して、押圧ローラ45は固定しており、ボール19の動きに完全には追従できないため、ボール19の空転ロスを完全に防止することはできず、信頼性を低下させるという欠点がある。
【0014】
また、機械可動部に複雑な構造部品を多数点必要とし、部品コスト、組み立てコスト、および部品、組み立ての管理コストを増大させるという欠点がある。
【0015】
さらに、構造部品の機械可動部となるボール19と、ボール19の移動に伴い回転するエンコーダ輪22、31と、支柱25、34と、加圧バネ44と回転ローラ43とからなる押圧ローラ45などは、構造部品のなかで最も高背な部品であり、装置の低背化には不向きであり、ノート型パーソルコンピュータに代表される高さ、スペースの限られた装置で一体化にして使用にするには難点がある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
以上説明したように、従来の光学式トラックボールは、構造部品の機械可動部であるボールと、ボールの移動に伴い回転するシャフトエンコーダとの間では、ボールの回転をボールからシャフトエンコーダのローラに伝達するときに機械的な空転ロスが必然的に発生し、信頼性を低下させるという課題がある。
【0017】
また、複雑な構造部品を多数点必要とし、部品コスト、組み立てコスト、および部品、組み立ての管理コストを増大させるという課題がある。
【0018】
さらに、構造部品の機械可動部のボールと、シャフトエンコーダと、支柱と、加圧バネと回転ローラとからなる押圧ローラなどは、構造部品のなかで最も高背な部品であり、装置の低背化には不向きであり、ノート型パーソルコンピュータに代表される高さ、スペースの限られた装置で一体化にして使用するには難点があるという課題がある。
【0019】
本発明の目的は、構造部品の機械可動部を三次元可動から二次元可動つまり、平面内可動にすることにより、上記課題を解決した光学式ポインティングデバイスを提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明の光学式ポインティングデバイスは、コンピュータのディスプレイ画面上のカーソルの移動を行う光学式ポインティングデバイスであって、相互に直交するX軸方向およびY軸方向に設けられたストライプ状のラインパターンと突起部とを備えたポインティングボードと、ポインティングボード上面を覆いポインティングボードの突起部周囲に設けられる開口部と左クリックボタンカバーと右クリックボタンカバーとを備えた上部ハウジングカバーと、左クリックボタンカバーと右クリックボタンカバーの直下に各々配置される左クリックボタンと右クリックボタンと第一薄型フレキシブルケーブルコネクタとが実装され上部ハウジングカバー下面に取り付け固定されるクリックボタン制御回路基板と、ポインティングボードを支持する支持台とラインパターンに光照射を行う発光器とラインパターンからの照射光の反射または遮断による光学的変化を検出する光検出器と光検出器の信号と左クリックボタンおよび右クリックボタンの信号を制御する制御回路とを備えた制御回路基板とを有し、ポインティングボードは、移動範囲の限界となる位置検知用の複数の検知ピンとグラウンド線とを下面側に有し、検知ピンとグラウンド線は、共にポインティングボードの反射板と接続され、制御回路基板は、導電性の複数の検知用電極を側面に有し、検知用電極と検知ピンとが接触したとき、ポインティングボードの移動範囲の限界を電気的に検知する手段を有することを特徴とする。
【0021】
ポインティングボードは、突起部を操作することにより、支持台上を任意方向に移動することを特徴とする。
【0022】
突起部は、表面に滑り防止処理を施したことを特徴とする。
【0023】
ポインティングボードは、突起部の周辺に移動方向を示す目印となるX軸正方向ラインおよびY軸正方向ラインを有することを特徴とする。
【0024】
ポインティングボードは、透明な心材と、心材の下面に透明接着材を介して接着される透明な下面フィルムと、下面フィルムに規則正しい平行なストライプ状のパターンが印刷されたX軸ラインパターンと、X軸ラインパターン上に形成されるハードコート膜と、心材の上面に透明接着材を介して形成される規則正しい平行なストライプ状のパターンで黒色に印刷されたY軸ラインパターンと、Y軸ラインパターン上に設けられる反射板と、反射板に貼付される保護シートとを有することを特徴とする。
【0025】
心材は、アクリル樹脂であることを特徴とする。
【0026】
X軸ラインパターンは、アルミニウム材質の薄膜からなることを特徴とする。
【0027】
ハードコート膜は、加熱硬化処理を施したガラス質の硬化皮膜または光硬化性アクリル樹脂の硬化被膜からなることを特徴とする。
【0028】
反射板は、導電性のある材料からなることを特徴とする。
【0029】
X軸ラインパターンへの照射光は、アルミニウム材質の薄膜から反射され、Y軸ラインパターンへの照射光は、反射板から反射されることを特徴とする。
【0031】
グラウンド線は、コンピュータ本体のグラウンドと接続され、複数の検知ピンは、コンピュータ本体のグラウンドレベルと同電位であることを特徴とする。
【0032】
支持台は、ハードコート膜との間での摩擦係数の小さい材料からなることを特徴とする。
【0034】
制御回路基板は、X軸ラインパターンおよびY軸ラインパターンからの反射光に対して外光の映り込みを防止する遮蔽板を各々有することを特徴とする。
【0035】
制御回路基板は、クリックボタン制御回路基板上の第一薄型フレキシブルケーブルコネクタとフレキシブルケーブルを介して接続される第二薄型フレキシブルケーブルコネクタと、コンピュータ本体とフレキシブルケーブルを介して接続される第三薄型フレキシブルケーブルコネクタとを有することを特徴とする。
【0036】
制御回路基板は、ポインティングボードを同一方向に繰り返して移動する場合、ポインティングボードの移動範囲の限界を電気的に検知してカーソルの動作を停止して、次にポインティングボードを所定の位置に引き戻したことを電気的に検知することにより、再びカーソルが移動可能となるステート制御を行うマスク回路を有することを特徴とする。
【0037】
発光器は、近赤外線光の波長の発光ダイオードからなることを特徴とする。
【0038】
光検出器は、フォトトランジスタからなることを特徴とする。
【0039】
本発明の光学式ポインティングデバイスの制御方法は、コンピュータのディスプレイ画面上のカーソルの移動を行う光学式ポインティングデバイスの制御方法であって、相互に直交するX軸方向およびY軸方向に設けられたストライプ状のラインパターンと突起部とを備えたポインティングボードを突起部の操作により任意方向に移動することにより、制御回路基板に設けられた発光器からの照射光がラインパターンを横断することによる照射光の反射または遮断による光学的変化を光パルス列として光検出器で検出し、ポインティングボードの移動方向と移動量とに応じた座標情報を電気信号に変換する制御を行い、制御回路基板は、導電性の複数の検知用電極が側面に配置され、移動範囲の限界となる位置検知用の複数の検知ピンが下面側に配置されたポインティングボードの移動により、検知用電極と検知ピンとが接触したとき、ポインティングボードの移動範囲の限界を電気的に検知する制御を行うことを特徴とする。
【0041】
制御回路基板は、ポインティングボードを同一方向に繰り返して移動する場合、マスク回路により、ポインティングボードの移動範囲の限界を電気的に検知してカーソルの動作を停止して、次にポインティングボードを所定の位置に引き戻したことを電気的に検知し、再びカーソルが移動可能となるステート制御を行うことを特徴とする。
【0042】
本発明の記録媒体は、光学式ポインティングデバイスの制御プログラムを記録した記録媒体であることを特徴とする。
【0043】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の光学式ポインティングデバイスの一実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0044】
本発明の光学式ポインティングデバイスは、マウスシステムをコンピュータ本体内に一体に備えるノート型のパーソナルコンピュータまたはワークステーションコンピュータで使用されるが、図1は、本発明の光学式ポインティングデバイス1の一実施の形態を示す構成分解斜視図、図2は、光学式ポインティングデバイス1がノート型パーソナルコンピュータ62に実装された状態の外観を示す概略斜視図である。
【0045】
まず、図2を参照すると、ポインティングボード90は、パーソナルコンピュータ62のキーボード66手前下に配置され、クリックボタン69は、ポインティングボード90手前下の左側に左クリックボタン80を1個と、左クリックボタン80の右側に右クリックボタン81を1個備えている。
【0046】
ポインティングボード90の上面には、親指68などで操作し、親指68の腹部との接触を密着するために、上面及び側面全体の表面にはラバーなどの滑り防止処理を施したポインティングボード90と一体になった突起部91を備えており、ノート型パーソナルコンピュータ62の画面61上のカーソル60の移動は、突起部91を親指68などで任意の方向に移動することにより行われる。
【0047】
また、移動制御を実行するための制御プログラムを記録した記録媒体70を備えている。
【0048】
図1を参照すると、光学式ポインティングデバイス1は、相互に直交するX軸方向およびY軸方向に設けられたストライプ状のX軸ラインパターン96、Y軸ラインパターン97と突起部91とを備えたポインティングボード90と、ポインティングボード90上面を覆いポインティングボード90の突起部91が自由に移動できるように突起部91周囲に設けられる開口部78と左クリックボタンカバー75と右クリックボタンカバー76とを備えた上部ハウジングカバー79と、左クリックボタンカバー75と右クリックボタンカバー76の直下に各々配置される左クリックボタン80と右クリックボタン81と薄型フレキシブルケーブルコネクタ83とが実装され上部ハウジングカバー79下面にネジ82で取り付け固定されるクリックボタン制御回路基板85と、ポインティングボード90を支持する支持台108とX軸ラインパターン96、Y軸ラインパターン97に各々光照射を行うX軸発光器102、Y軸発光器105とX軸ラインパターン96、Y軸ラインパターン97からの照射光の反射または遮断による光学的変化を検出するX軸光検出器101、Y軸光検出器104と両光検出器からの信号と左クリックボタン80および右クリックボタン81からの信号を制御する制御回路107とを備えた制御回路基板109とから構成されている。
【0049】
上部ハウジングカバー79は、左端と右端とにガイド74を備え、ガイド74部でパーソナルコンピュータ62本体にネジ77によって取り付け固定され、制御回路基板109は、ネジ116によって、パーソナルコンピュータ62本体に固定され、ポインティングボード90は、上部ハウジングカバー79と制御回路基板109との間に位置し、制御回路基板109の支持台108上に載置され、上部ハウジングカバー79とは分離してフリー状態でパーソナルコンピュータ62本体に組み込まれる。
【0050】
左クリックボタン80と右クリックボタン81とのクリック信号を中継する薄型フレキシブルケーブルコネクタ83は、フレキシブルケーブル84を介して制御回路基板109の薄型フレキシブルケーブルコネクタ114と接続され、薄型フレキシブルケーブルコネクタ114の隣に配置される薄型フレキシブルケーブルコネクタ111は、フレキシブルケーブル112を介してパーソナルコンピュータ62の薄型フレキシブルケーブルコネクタ113と接続される構成としている。
【0051】
次に、ポインティングボード90の詳細な構成について、図面を参照して説明する。
【0052】
図3(a)、(b)、(c)は、各々ポインティングボード90の上平面図、正面図、下平面図を示し、図4は、図3(a)中の断面BBを示す。
【0053】
図3および図4を参照すると、ポインティングボード90は、突起部91の周辺に移動方向を示す目印となる正方向ライン92であるX軸正方向ライン306およびY軸正方向ライン305が設けられ、透明なアクリル樹脂製の心材325と、心材325の下面に透明接着剤326を介して接着される透明な下面フィルム327と、下面フィルム327に規則正しい平行なストライプ状のパターンが印刷されたアルミニウム材質の薄膜からなるX軸ラインパターン96と、X軸ラインパターン96上に形成される加熱硬化処理を施したガラス質の硬化皮膜または光硬化性アクリル樹脂の硬化被膜からなるハードコート膜330と、心材325の上面に透明接着剤324を介して形成される規則正しい平行なストライプ状のパターンで黒色に印刷されたY軸ラインパターン97と、Y軸ラインパターン97上に設けられ光反射率が90%の導電性のある材料からなる反射板322と、反射板322に貼付される保護シート321と、反射板322と接続されるポインティングボード90の移動範囲の限界となる位置検知用の4本の検知ピン93と、グラウンド線118とから構成されている。
【0054】
Y軸ラインパターン97は、左右方向に規則正しい平行なストライプ状のパターンで配列し、4本の検知ピン93が囲むエリア内、および囲みエリア内307に配列し、X軸ラインパターン96は、上下方向に規則正しい平行なストライプ状のパターンで配列し、4本の検知ピン93が囲むエリア内、および囲みエリア内307に配列する。
【0055】
電気的に導電性のある材料で形成された検知ピン93とグラウンド線118は、共に反射板322と接続され、グラウンド線118は、パーソナルコンピュータ62本体のグラウンドと接続され、検知ピン93は、パーソナルコンピュータ62本体のグラウンドレベルと同電位となる構成としている。
【0056】
ここで図4を参照すると、X軸ラインパターン96のストライプと、Y軸ラインパターン97のストライプとは、互いに直交するように配置し、X軸ラインパターン96のパターン走査方向は、手前から紙面を貫通する方向に規則正しい間隔でストライプ状の平行細線が形成され、Y軸ラインパターン97のパターン走査方向は、左から右への方向に規則正しい間隔でストライプ状の平行細線が形成されている。
【0057】
また、ポインティングボード90を構成する部材の厚さは極力薄く、且つ、軽い材料を使用して、薄型、軽量の構造体とすることにより、ポインティングボード90による操作性、指示性を一段と向上させ、パーソナルコンピュータ62の低背化を実現することを可能としている。
【0058】
次に、制御回路基板109の詳細な構成について図面を参照して説明する。
【0059】
図5は、図1中の制御回路基板109の支持台108近辺の拡大斜視図を示す。
【0060】
図5および図1を参照すると、制御回路基板109は、近赤外線光の波長の発光ダイオードからなる光照射を行うY軸発光器105と、Y軸発光器105からの照射光の反射光を受光し検出するフォトトランジスタからなるY軸光検出器104と、Y軸発光器105からの照射光の焦点をY軸ラインパターン97に合わせY軸ラインパターン97による反射光をY軸光検出器104に最適に集光するためのY軸集光レンズ103と、Y軸集光レンズ103を固定する固定金具106と、近赤外線光の波長の発光ダイオードからなる光照射を行うX軸発光器102と、X軸発光器102からの照射光の反射光を受光し検出するフォトトランジスタからなるX軸光検出器101と、X軸発光器102からの照射光の焦点をX軸ラインパターン96に合わせX軸ラインパターン96による反射光をX軸光検出器101に最適に集光するためのX軸集光レンズ110と、X軸集光レンズ110を固定する固定金具106と、反射光に対する外光の映り込みによる光の減衰及び照射ムラに起因する光学的な検知率の低下を防止するY軸発光器105とY軸光検出器104との間の外側両側面に2箇所とY軸光検出器104の背面の1箇所を囲う遮蔽板117aと、X軸発光器102とX軸光検出器101の間の両側面に2箇所とX軸光検出器101の背面の1箇所を囲う遮蔽板117bと、光の受光検出から光パルス列をデジタル信号へ変換する回路およびクリックボタン69信号を制御する回路とを含んだ制御回路107と、ポインティングボード90を支持する支持台108と、クリックボタン制御回路基板85からの信号をフレキシブルケーブル84を介して接続する薄型フレキシブルケーブルコネクタ114と、パーソナルコンピュータ62本体の薄型フレキシブルケーブルコネクタ113とフレキシブルケーブル112を介して接続される薄型フレキシブルケーブルコネクタ111とを具備している。
【0061】
ここで、各構成部品間の干渉を回避し、パーソナルコンピュータ62の低背化を実現すべく、制御回路基板109上への部品の実装可能エリアおよび部品配置不可エリアについて、図面を参照して説明する。
【0062】
図6(a)、(b)は、制御回路基板109の上面図、下面図を各々示し、図中の斜線は、部品配置不可エリアを示す。
【0063】
図6(a)を参照すると、制御回路基板109の上面、つまりポインティングボード90がその上部に組立られる面であり、支持台108からY軸光検出器104間、および支持台108からX軸光検出器101間の斜線部151は、Y軸発光器105からY軸光検出器104間、およびX軸発光器102からX軸光検出器101間での光の照射及び反射を良好におこない、互いの光学パルスの干渉を避けるため、部品配置不可エリアとしており、制御回路107を構成するための制御ICなどの電子・電気部品と、薄型フレキシブルケーブルコネクタ114、111は、斜線部151以外の位置に配置されている。
【0064】
図6(b)は、制御回路基板1109の下面、つまりパーソナルコンピュータ62と組立てられる面であり、斜線部170の示す全面を部品の実装および配置不可エリアとしている。
【0065】
図7は、制御回路基板109上での検知用電極120の設けられる位置の詳細を示す図である。
【0066】
図7を参照すると、検知用電極120は、制御回路基板109の側面の合計6個所に設けられ、導電性があり、制御回路基板109内で接続され、プルアップ抵抗により電源と同電位にクランプされている。
【0067】
次に、以上のように構成された光学式ポインティングデバイス1の動作に付いて、図面を参照して説明する。
【0068】
まず、ポインティングボード90に形成されたX軸ラインパターン96、Y軸ラインパターン97に照射した照射光をX軸光検出器101、Y軸光検出器104が光学的に検知する動作について説明する。
【0069】
図8(a)は、X軸ラインパターン96と照射光との関係を示す図、図8(b)は、Y軸ラインパターン97と照射光との関係を示す図である。
【0070】
図8(a)を参照すると、X軸発光器102から照射された近赤外光による照射光340がポインティングボード90に照射されると、アルミニウム薄膜から形成されるX軸ラインパターン96上では照射光340を反射して、パターンとパターンの間では照射光340を遮断し、X軸ラインパターン96上で反射した反射光341はX軸集光レンズ103を経てX軸光検出器101にて結像する。
【0071】
遮蔽板117bは、照射光340および反射光341を外光からの映り込みなどによる悪影響を防ぎ、X軸ラインパターン96による光パルス列の誤検出を大幅に低減している。
【0072】
図8(b)を参照すると、Y軸発光器105から照射された近赤外光による照射光353がポインティングボード90に照射されると、X軸ラインパターン96を構成するアルミニウム薄膜のパターンとパターンとの間隙を通過した照射光353が、Y軸ラインパターン97を構成する黒色印刷部では照射光353を遮断し、黒色印刷部と黒色印刷部との間に照射された場合は、黒色印刷部の上側に形成された反射板322より、照射光353を反射し、その反射光354はY軸集光レンズ103を経てY軸光検出器104にて結像する。
【0073】
遮蔽板117aは、照射光353および反射光354を外光からの映り込みなどによる悪影響を防ぎ、Y軸ラインパターン97による光パルス列の誤検出を大幅に低減している。
【0074】
このX軸光検出器101、およびY軸光検出器104は、図示しないが2つのフォトトランジスタから成り、それぞれ光電流を電圧に変換する電流・電圧変換回路によりアナログ信号に変換され、A/D変換器により、矩形波のデジタル信号に変換されデータ処理されるが、公知技術である光学式マウスに含まれる制御論理回路と等しく、この制御論理回路の説明は省略する。
【0075】
次に、ポインティングボード90の移動により、検知ピン93が検知用電極120と接触したときの制御方法に付いて、図面を参照して説明する。
【0076】
図9は、検知ピン93と、検知用電極120と、制御回路との接続関係を示す模式図である。
【0077】
図9を参照すると、既述のように、ポインティングボード90の構成部材である電導性のある材質からなる反射板322と、検知ピン93と、グラウンド線118とは、ポインティングボード90内部で接続され、グラウンド線118は、パーソナルコンピュータ62本体のグラウンドに接続されることにより、検知ピン93と、反射板322と、グラウンド線118とは、いずれもパーソナルコンピュータ62本体のグラウンドと同電位である。
【0078】
制御回路基板109に備わる検知用電極120は、プルアップ405処理をおこない、マスク回路406と回路接続し、光検出器409からの光電流を電圧に変換する電流・電圧変換回路によりアナログ信号に変換し、A/D変換器により矩形波のデジタル信号に変換される変換器411をマスク回路406と接続し、マスク回路406と制御回路410とを接続し、検知ピン93が検知用電極120と接触する条件を考慮して、制御回路410を制御することにより、カーソル60の移動を制御する。
【0079】
支持台108上を自由に移動するポインティングボード90に備わる検知ピン93が検知用電極120と接しない場合は、プルアップ405処理によりハイレベルの信号がマスク回路406に入力され、一方、検知ピン93が検知用電極120と接した場合は、ロウレベルの信号がマスク回路406に入力されることにより、検知ピン93と検知用電極120との接触の状態を検知する。
【0080】
マスク回路406は、ヒステリシス機能を持たせることにより、検知ピン93と検知用電極120とが接触もしくは離散するときに必然的に発生するチャタリング(リンキング)の影響を受けなくできる。
【0081】
次に、検知用電極120から入力されるハイレベル、または、ロウレベルの信号をマスク回路406が制御して、カーソル60を同一方向に繰り返し移動する場合の光学式ポインティングデバイス1の制御方法について、図面を参照して説明する。
【0082】
先ず、Y軸発光器105から照射された照射光がポインティングボード90のY軸ラインパターン97により、照射、遮断を繰り返す反射光となり、Y軸光検出器104において光学的なパルス列として変化して、カーソル60が移動する過程を、Y軸方向について、図10(a)〜図10(i)を参照して説明する。
【0083】
図10(a)〜図10(i)は、ポインティングボード90をY軸方向に移動したときの状態を示す概略平面図である。
【0084】
下方向へのカーソル60の移動は、ポインティングボード90を図10(a)に示す位置から図10(b)に示す位置の下方向215へ移動することで実行できる。
【0085】
図10(a)の初期状態から下方向215へポインティングボード90を移動することで、Y軸発光器105からの照射光212はY軸ラインパターン97により、Y軸光検出器104では反射光214が照射、遮断を繰り返す光パルス列となり、この光パルス列をY軸光検出器104が認識することによる。
【0086】
光パルス列は、制御回路によりデジタルデータに変換しCPU(Central Processing Unit)によってデータ処理され、移動量に応じてカーソル60が移動するが、この光パルス列からのデータ変換処理方法、および制御回路については、公知技術である光学式マウスの制御論理回路と等しく、詳細記述は省略する。
【0087】
図10(c)〜図10(e)を参照すると、繰り返しカーソル60を下方向に移動する場合は、ポインティングボード90を下方向215に移動させ、制御回路基板109の側面に備わる6箇所のいずれかの検知用電極120に、4箇所のいずれかの検知ピン93と接触させることにより行う。
【0088】
6箇所の検知用電極120は、全て、制御回路基板109内で接続されており、また、4箇所の検知ピン93もポインティングボード90内で接続されており、指定する検知用電極120と検知ピン93との組み合わせで接触させる必要はなく、6箇所のいずれの検知用電極120が、4箇所のいずれの検知ピン93と接触しても、接触を検知する。
【0089】
図9にて既述のように、接触により検知用電極120から入力されるハイレベルからロウレベルに変化する信号を受信したマスク回路406は、パーソナルコンピュータ62本体に対してカーソル60の移動を停止する信号を送信することにより、CPU(図示せず)は、カーソル60の移動を停止する処理をおこなう。
【0090】
ここで、カーソル60の停止、および、移動の制御処理プログラムをフローチャートで示す図12を参照して、検知ピン93が検知用電極120と接触することによるカーソル60の停止、および、移動の制御方法に付いて説明する。
【0091】
ポインティングボード90がそれ以上移動不可能な限界へ移動することでポインティングボード90に備わる検知ピン93が、検知用電極120と接触する(S1)ことにより、接続する制御回路410が接触を検知して、カーソル60の移動を停止する(S2)。
【0092】
検知用電極120と検知ピン93とが再接触するか否かを判断して(S3)、再接触しない場合は、カーソル60は停止のままの状態となり、再接触した場合は、カーソル60の移動を実行させ(S4)、再びカーソル60が移動可能となる。
【0093】
次に、図10(d)に示すようにポインティングボード90を上方向216に移動させ、検知ピン93が検知用電極120に再び接触する状態、つまり検知用電極120から入力されるハイレベルからロウレベルに変化する信号を受信したマスク回路406が、パーソナルコンピュータ62本体に対してカーソル60の移動を行う信号を送信することにより、CPUは、カーソル60の移動を行う処理をおこない、再びカーソル60が動作可能となり、図10(e)に示すように、通常の移動時の操作と同じく下方向215へポインティングボード90を移動することで、Y軸発光器105からの照射光212はY軸ラインパターン97により、Y軸光検出器104では照射、遮断を繰り返す反射光214となる光パルス列を検出する。
【0094】
繰り返してカーソル60を下方向へ移動する場合は、図10(c)、図10(d)、図10(e)の順を繰り返すことにより可能となる。
【0095】
また、上方向へのカーソル60移動は、ポインティングボード90を図10(a)、図10(f)の上方向216に移動することで実現できる。
【0096】
図10(a)の初期状態から図10(f)の状態に上方向216へポインティングボード90を移動することで、Y軸発光器105からの照射光212はY軸ラインパターン97により、Y軸光検出器104では反射光214は照射、遮断を繰り返す光パルス列となり、この光パルス列をY軸光検出器104が認識することによる。
【0097】
繰り返してカーソル60を上方向に移動する場合は、図10(g)に示すように、制御回路基板109の側面に備わる検知用電極120に検知ピン93が接触するまでポインティングボード90を上方向216に移動させ、カーソル60の動作を停止させる。
【0098】
その後、図10(h)に示すようにポインティングボード90を下方向215に移動させ、検知用電極120と検知ピン93が接触することにより、制御回路410が接触を検知して、再びカーソル60を動作可能となり、図10(i)に示すように、通常の移動時の操作と同じく上方向216へポインティングボード90を移動することで、Y軸発光器105からの照射光212がY軸ラインパターン97により、Y軸光検出器104では、照射、遮断を繰り返す反射光214となる光パルス列を検出する。
【0099】
繰り返してカーソル60を上方向へ移動する場合は、図10(g)、図10(h)、図10(i)の順を繰り返すことにより可能となる。
【0100】
次に、X軸発光器102から照射された照射光がポインティングボード90のX軸ラインパターン96により、照射、遮断を繰り返す反射光となり、X軸光検出器101において光学的なパルス列として変化して、カーソル60が移動する過程を、X軸方向について、図11(a)〜図11(i)を参照して説明する。
【0101】
図11(a)〜図11(i)は、ポインティングボード90をX軸方向に移動したときの状態を示す概略平面図である。
【0102】
左方向へのカーソル60移動は、ポインティングボード90を図11(a)に示す位置から図11(b)に示す位置へ、左方向234に移動することで実施できる。
【0103】
図11(a)の初期状態から左方向234へポインティングボード90を移動することで、X軸発光器102からの照射光230は、X軸ラインパターン96により、X軸光検出器101では反射光233は照射、遮断を繰り返す光パルス列となり、この光パルス列をX軸光検出器101が認識することによる。
【0104】
図11(c)〜図11(e)を参照すると、繰り返しカーソル60を左方向に移動する場合は、ポインティングボード90を左方向234に移動させ、制御回路基板109の側面に備わる6箇所のいずれかの検知用電極120と、4箇所のいずれかの検知ピン93とを接触させることにより行う。
【0105】
6箇所の検知用電極120は、全て制御回路基板109内で接続されており、また、4箇所の検知ピン93は、ポインティングボード90内で接続されており、指定する検知用電極120と検知ピン93との組み合わせで接触させる必要はなく、6箇所のいずれの検知用電極120が、4箇所のいずれの検知ピン93と接触しても、接触を検知することができる。
【0106】
接触により検知用電極120から入力されるハイレベルからロウレベルに変化する信号を受信したマスク回路406は、パーソナルコンピュータ62本体に対してカーソル60の移動を停止する信号を送信することにより、CPUは、カーソル60の移動を停止する処理をおこなう。
【0107】
CPUは、図12に示すフローチャートに従い、以下の動作を行わない限り、カーソル60の移動を継続して停止する。
【0108】
図11(d)に示すようにポインティングボード90を右方向238に移動させ、検知ピン93が検知用電極120に再び接触する状態、つまり検知用電極120から入力されるハイレベルからロウレベルに変化する信号を受信したマスク回路406が、パーソナルコンピュータ62本体に対してカーソル60移動を行う信号を送信することにより、CPUは、カーソル60の移動をおこなう処理を行い、再びカーソル60が動作可能となり、図11(e)に示すように、通常の移動時の操作と同じく左方向234へポインティングボード90を移動することで、X軸発光器102からの照射光230はX軸ラインパターン96により、X軸光検出器101では照射、遮断を繰り返す反射光233となる光パルス列を検出する。
【0109】
繰り返してカーソル60を左方向へ移動する場合は、図11(c)、図11(d)、図11(e)の順を繰り返すことにより可能となる。
【0110】
また、右方向へのカーソル60移動は、ポインティングボード90を図11(a)、図11(f)の右方向238に移動することで実現できる。
【0111】
図11(a)の初期状態から右方向238へポインティングボード90を移動することで、X軸発光器102からの照射光230はX軸ラインパターン96により、X軸光検出器101では反射光233は照射、遮断を繰り返す光パルス列となり、この光パルス列をX軸光検出器101が認識することによる。
【0112】
繰り返してカーソル60を右方向に移動する場合は、図11(g)に示すように、制御回路基板109の側面に備わる検知用電極120と検知ピン93とが接触するまでポインティングボード90を右方向238に移動させて、カーソル60の動作を停止させる。
【0113】
その後、図11(h)に示すように、ポインティングボード90を左方向234に移動させ、検知用電極120と検知ピン93とを接触させることにより、制御回路410が接触を検知して、再びカーソル60を動作可能となり、図11(i)に示すように、通常の移動時の操作と同じく右方向238へポインティングボード90を移動することで、X軸発光器102からの照射光230は、X軸ラインパターン96によりX軸光検出器101では照射、遮断を繰り返す反射光233となる光パルス列を検出する。
【0114】
繰り返してカーソル60を右方向へ移動する場合は、図11(g)、図11(h)、図11(i)の順を繰り返すことにより可能となる。
【0115】
上述のように、本発明の光学式ポインティングデバイス1は、機械可動部となるポインティングボード90を二次元可動の平面内可動にすることにより、低背化が図られ、ノート型パーソルコンピュータ62に代表される高さ、スペースの限られた装置で一体化にして使用することができるという効果がある。
【0116】
また、可動部の部品点数を大幅に低減できることにより、部品コスト、組み立てコストの低減、および部品、組み立ての管理コストの低減ができ、且つ、製造ラインでの歩留まり、および、信頼性を向上させることができ、更に自動組立化にも対応可能になるという効果がある。
【0117】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の光学式ポインティングデバイスは、機械可動部として、二次元可動の平面内可動を行うポインティングボードを設けることにより、機械可動部の構造が簡素化されると共に低背化が図られ、高さ、スペースの限られた装置で一体化にして使用することができるという効果がある。
【0118】
また、可動部の部品点数を大幅に低減できることにより、部品コスト、組み立てコストの低減、および部品、組み立ての管理コストの低減ができ、且つ、製造ラインでの歩留まり、および、信頼性を向上させることができ、自動組立化にも対応可能になるという効果がある。
【0119】
更に、ポインティングボードに移動操作用の突起部と移動方向の目印となる正方向ラインとを設けたことにより、ディスプレイ画面上のカーソルが、ポインティングボードと同一指示方向に移動するため、ポインティング指示に優れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学式ポインティングデバイスの構成分解斜視図である。
【図2】本発明の光学式ポインティングデバイスがパーソナルコンピュータに実装された状態の外観を示す概略斜視図である。
【図3】図3(a)は、ポインティングボードの上平面図、図3(b)は、ポインティングボードの正面図、図3(c)は、ポインティングボードの下平面図である。
【図4】図3(a)中のBB断面図である。
【図5】制御回路基板の支持台近辺の拡大斜視図である。
【図6】図6(a)は、制御回路基板上の部品実装禁止エリアを斜線で示す上面図、図6(b)は、部品実装禁止エリアを斜線で示す下面図である。
【図7】制御回路基板上での検知用電極の設けられる位置の詳細図である。
【図8】図8(a)は、ポインティングボードに形成するX軸ラインパターンと照射光との関係を示す側面視図、図8(b)は、ポインティングボードに形成するY軸ラインパターンと照射光との関係を示す側面視図である。
【図9】検知ピンと、検知用電極と、制御回路との接続関係を示す模式図である。
【図10】図10(a)〜図10(i)は、ポインティングボードをY軸方向に移動したときの各種状態を示す概略平面図である。
【図11】図11(a)〜図11(i)は、ポインティングボードをX軸方向に移動したときの各種状態を示す概略平面図である。
【図12】カーソルの停止、および、移動の制御処理方法を示すフローチャートである。
【図13】従来の光学式トラックボールの概略構成を示す分解斜視図である。
【図14】図13中の矢視Aを示す図である。
【図15】図13中のエンコーダ輪の詳細図である。
【符号の説明】
1 光学式ポインティングデバイス
10 光学式トラックボール
11、76 右クリックボタンカバー
12、75 左クリックボタンカバー
13、79 上部ハウジングカバー
14 X軸シャフトエンコーダ
15、81 右クリックボタン
16、80 左クリックボタン
17 制御回路基板
18 空間
19 ボール
20、35 ローラ
21、32 シャフト
22、31 エンコーダ輪
23、30 光検出器
24、33 発光器
25、34 支柱
26 下部ハウジングカバー
27 ネジ
28 Y軸シャフトエンコーダ
43 回転ローラ
44 加圧バネ
45 押圧ローラ
52 スリット
60 カーソル
61 画面
62 パーソナルコンピュータ
66 キーボード
68 親指
69 クリックボタン
74 ガイド
77 ネジ
78 開口部
82 ネジ
83、111 薄型フレキシブルケーブルコネクタ
84、112 フレキシブルケーブル
85 クリックボタン制御回路基板
90 ポインティングボード
91 突起部
92 正方向ライン
93 検知ピン
96 X軸ラインパターン
97 Y軸ラインパターン
101 X軸光検出器
102 X軸発光器
103 Y軸集光レンズ
104 Y軸光検出器
105 Y軸発光器
106 固定金具
107 制御回路
108 支持台
109 制御回路基板
110 X軸集光レンズ
113、114 薄型フレキシブルケーブルコネクタ
116 ネジ
117a、117b 遮蔽板
118 グラウンド線
120 検知用電極
151、170 斜線部
212 照射光
214 反射光
215 下方向
216 上方向
230 照射光
233 反射光
234 左方向
238 右方向
305 Y軸正方向ライン
306 X軸正方向ライン
307 囲みエリア内
321 保護シート
322 反射板
324 透明接着剤
325 心材
326 透明接着剤
327 下面フィルム
330 ハードコート膜
340 照射光
341 反射光
353 照射光
354 反射光
405 プルアップ
406 マスク回路
409 光検出器
410 制御回路
411 変換器

Claims (20)

  1. コンピュータのディスプレイ画面上のカーソルの移動を行う光学式ポインティングデバイスであって、相互に直交するX軸方向およびY軸方向に設けられたストライプ状のラインパターンと突起部とを備えたポインティングボードと、前記ポインティングボード上面を覆い前記ポインティングボードの前記突起部周囲に設けられる開口部と左クリックボタンカバーと右クリックボタンカバーとを備えた上部ハウジングカバーと、前記左クリックボタンカバーと前記右クリックボタンカバーの直下に各々配置される左クリックボタンと右クリックボタンと第一薄型フレキシブルケーブルコネクタとが実装され前記上部ハウジングカバー下面に取り付け固定されるクリックボタン制御回路基板と、前記ポインティングボードを支持する支持台と前記ラインパターンに光照射を行う発光器と前記ラインパターンからの照射光の反射または遮断による光学的変化を検出する光検出器と前記光検出器の信号と前記左クリックボタンおよび右クリックボタンの信号を制御する制御回路とを備えた制御回路基板とを有し、前記ポインティングボードは、移動範囲の限界となる位置検知用の複数の検知ピンとグラウンド線とを下面側に有し、前記検知ピンと前記グラウンド線は、共に前記ポインティングボードの反射板と接続され、前記制御回路基板は、導電性の複数の検知用電極を側面に有し、前記検知用電極と前記検知ピンとが接触したとき、前記ポインティングボードの移動範囲の限界を電気的に検知する手段を有することを特徴とする光学式ポインティングデバイス。
  2. 前記ポインティングボードは、前記突起部を操作することにより、前記支持台上を任意方向に移動することを特徴とする請求項1記載の光学式ポインティングデバイス。
  3. 前記突起部は、表面に滑り防止処理を施したことを特徴とする請求項1または2記載の光学式ポインティングデバイス。
  4. 前記ポインティングボードは、前記突起部の周辺に移動方向を示す目印となるX軸正方向ラインおよびY軸正方向ラインを有することを特徴とする請求項1または2記載の光学式ポインティングデバイス。
  5. 前記ポインティングボードは、透明な心材と、前記心材の下面に透明接着材を介して接着される透明な下面フィルムと、前記下面フィルムに規則正しい平行なストライプ状のパターンが印刷されたX軸ラインパターンと、前記X軸ラインパターン上に形成されるハードコート膜と、前記心材の上面に透明接着材を介して形成される規則正しい平行なストライプ状のパターンで黒色に印刷されたY軸ラインパターンと、前記Y軸ラインパターン上に設けられる前記反射板と、前記反射板に貼付される保護シートとを有することを特徴とする請求項1記載の光学式ポインティングデバイス。
  6. 前記心材は、アクリル樹脂であることを特徴とする請求項5記載の光学式ポインティングデバイス。
  7. 前記X軸ラインパターンは、アルミニウム材質の薄膜からなることを特徴とする請求項5記載の光学式ポインティングデバイス。
  8. 前記ハードコート膜は、加熱硬化処理を施したガラス質の硬化皮膜または光硬化性アクリル樹脂の硬化被膜からなることを特徴とする請求項5記載の光学式ポインティングデバイス。
  9. 前記反射板は、導電性のある材料からなることを特徴とする請求項5記載の光学式ポインティングデバイス。
  10. 前記X軸ラインパターンへの照射光は、前記アルミニウム材質の薄膜から反射され、前記Y軸ラインパターンへの照射光は、前記反射板から反射されることを特徴とする請求項5記載の光学式ポインティングデバイス。
  11. 前記グラウンド線は、前記コンピュータ本体のグラウンドと接続され、複数の前記検知ピンは、前記コンピュータ本体のグラウンドレベルと同電位であることを特徴とする請求項記載の光学式ポインティングデバイス。
  12. 前記支持台は、前記ハードコート膜との間での摩擦係数の小さい材料からなることを特徴とする請求項1記載の光学式ポインティングデバイス。
  13. 前記制御回路基板は、前記X軸ラインパターンおよび前記Y軸ラインパターンからの反射光に対して外光の映り込みを防止する遮蔽板を各々有することを特徴とする請求項1記載の光学式ポインティングデバイス。
  14. 前記制御回路基板は、前記クリックボタン制御回路基板上の前記第一薄型フレキシブルケーブルコネクタとフレキシブルケーブルを介して接続される第二薄型フレキシブルケーブルコネクタと、前記コンピュータ本体とフレキシブルケーブルを介して接続される第三薄型フレキシブルケーブルコネクタとを有することを特徴とする請求項1記載の光学式ポインティングデバイス。
  15. 前記制御回路基板は、前記ポインティングボードを同一方向に繰り返して移動する場合、前記ポインティングボードの移動範囲の限界を電気的に検知して前記カーソルの動作を停止して、次に前記ポインティングボードを所定の位置に引き戻したことを電気的に検知することにより、再び前記カーソルが移動可能となるステート制御を行うマスク回路を有することを特徴とする請求項1記載の光学式ポインティングデバイス。
  16. 前記発光器は、近赤外線光の波長の発光ダイオードからなることを特徴とする請求項1記載の光学式ポインティングデバイス。
  17. 前記光検出器は、フォトトランジスタからなることを特徴とする請求項1記載の光学式ポインティングデバイス。
  18. コンピュータのディスプレイ画面上のカーソルの移動を行う光学式ポインティングデバイスの制御方法であって、相互に直交するX軸方向およびY軸方向に設けられたストライプ状のラインパターンと突起部とを備えたポインティングボードを前記突起部の操作により任意方向に移動することにより、制御回路基板に設けられた発光器からの照射光が前記ラインパターンを横断することによる照射光の反射または遮断による光学的変化を光パルス列として光検出器で検出し、前記ポインティングボードの移動方向と移動量とに応じた座標情報を電気信号に変換する制御を行い、前記制御回路基板は、導電性の複数の検知用電極が側面に配置され、移動範囲の限界となる位置検知用の複数の検知ピンが下面側に配置された前記ポインティングボードの移動により、前記検知用電極と前記検知ピンとが接触したとき、前記ポインティングボードの移動範囲の限界を電気的に検知する制御を行うことを特徴とする光学式ポインティングデバイスの制御方法。
  19. 前記制御回路基板は、前記ポインティングボードを同一方向に繰り返して移動する場合、マスク回路により、前記ポインティングボードの移動範囲の限界を電気的に検知して前記カーソルの動作を停止して、次に前記ポインティングボードを所定の位置に引き戻したことを電気的に検知し、再び前記カーソルが移動可能となるステート制御を行うことを特徴とする請求項18記載の光学式ポインティングデバイスの制御方法。
  20. 請求項18乃至19の何れか1項記載の制御を実行させるための光学式ポインティングデバイスの制御プログラムを記録した記録媒体。
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