JP2023151395A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者の意図しない力が電子機器に作用し操作方向情報に関して意図しない検出結果が取得されることを抑制すること。【解決手段】電子ペン100では、操作方向に関する情報を取得する第1検出部材51と、外力が付加された場合に第1位置SL1へ移動し、外力が付加されない場合に第2位置SL2に移動する可動部材61と、可動部材61が第2位置SL2にある場合に、特定の操作がされたことを検出する第2検出部材82とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ポインター又はカーソルの移動やクリック動作を行うことができるポインティング装置のような電子機器に関する。
ポインティング装置として、光源と、装置全体の動きにより回転するボールと、装置の動きをイメージで検出する光学イメージセンサーとを備えるものが公知となっている(特許文献1)。特許文献1の装置は、光源で照射光をボールに向けて照射し、光学イメージセンサーでボールが反射した照射光を受光することで、移動方向を検出する。また、ボタン・スイッチは、外力が付加された場合にクリック操作を検出する。
特開2004ー139562号公報
上記先行技術文献の装置では、外力が付加された場合にクリック操作を検出するので、外力によってポインティング装置自体が動いてしまい、ポインティング装置で検出される移動方向が使用者の意図しない方向になるおそれがある。
本発明の一側面における電子機器は、操作方向に関する情報を取得する第1検出部材と、外力が付加された場合に第1位置へ移動し、外力が付加されない場合に第2位置に移動する可動部材と、可動部材が第2位置にある場合に、特定の操作がされたことを検出する第2検出部材とを備える。
第1実施形態の電子機器である電子ペンを説明する縦断面図である。 電子ペンのC-C横断面図である。 電子ペンの可動部材に外力が付加されない状態を説明する図である。 電子ペンの制御部を説明する図である。 第2実施形態の電子機器である電子ペンを説明する縦断面図である。 第2実施形態を説明する縦断面図である。 第3実施形態の電子機器である電子ペンを説明する縦断面図である。 第3実施形態を説明する縦断面図である。 第4実施形態の電子機器である電子ペンを説明する縦断面図である。 第4実施形態を説明する縦断面図である。 第5実施形態の電子機器を説明する断面図である。 図11に示す電子機器の変形例を説明する断面図である。
〔第1実施形態〕
以下、図1等を参照して、本発明に係る電子機器である第1実施形態の電子ペンについて詳細に説明する。
図1は、電子ペン100の側方断面図である。電子ペン100は、コンピューターに付随するペン型マウスであり、使用者USの手HDが電子ペン100のペン軸本体5aを握って操作することで、ディスプレイ等に表示されるポインター又はカーソルについて移動やクリック動作を行うことができる。電子ペン100は、図示のように直立した状態に限らず、所定の範囲内で任意の角度に傾いていても、動作を正確に行うことができる。
電子ペン100は、第1光源10と、光ガイド21と、回転体30と、集光レンズ41と、第1反射部材42と、第1検出部材51と、可動部材61と、第2検出部材82と、制御部2と、電源3と、基板4a,4bと、筐体5とを備える。電子ペン100において、第1光源10、光ガイド21、回転体30、集光レンズ41、第1反射部材42、及び第1検出部材51は、操作方向取得部91として機能する。操作方向取得部91は、電子ペン100の操作量及び操作方向に関する情報を取得する。特に第1検出部材51は、自身の移動方向に関する情報を操作方向に関する情報として検出するものであり、ここでの操作方向は、電子ペン100が移動する方向を意味する。また、可動部材61及び第2検出部材82は、操作検出部92として機能する。操作検出部92は、電子ペン100において、クリック等の特定の操作がされたことを検出する。
筐体5は、縦長の筒状部材であり、電子ペン筐体に対応する。筐体5は、ペン軸本体5aと、ペン先5bとを有する。ペン軸本体5aは、筐体5の本体部分であり、肉厚が略一定の円筒形状を有する。ペン先5bは、回転体30が取り付けられる部分であり、下方に向けて先細りのテーパ形状を有する。筐体5の内部空間5iには、第1光源10、光ガイド21、集光レンズ41、第1反射部材42、第1検出部材51、可動部材61の一部、第2検出部材82、制御部2、電源3、基板4a,4bが収納されている。これらのうち、第1光源10及び光ガイド21は、投光系を構成し、集光レンズ41、第1反射部材42、及び第1検出部材51は、受光系を構成する。第1光源10及び第1検出部材51は、第1の基板4aに固定され、制御部2は、第2の基板4bに固定されている。光ガイド21、集光レンズ41、及び第1反射部材42は、筐体5の内側面5dに対して不図示の部材を介して固定されている。可動部材61は、ペン軸本体5aに支持されて外部に露出する。第2検出部材82は、ペン軸本体5aにおいて可動部材61に対応する箇所の内側に固定された支持板5s上にその一部として設けられている。
一対の基板4a,4bは、筐体5の内部空間5iのうち、ペン軸本体5aの下方に配置される。第1の基板4a上には、第1光源10等を含む各種電子部品や回路パターンが実装されている。第2の基板4b上には、制御部2を含む各種電子部品や回路パターンが実装されている。一対の基板4a,4bは、不図示のFPCケーブル等を介して電気的に接続されている。
図2に示すように、第1の基板4aは、細長い板状の部材であり、筐体5の内側面5dの一か所に固定されている。第2の基板4bは、板状の部材であり、可動部材61に対して略平行に対面するように、第2の基板4bの横方向の端部4e,4fにおいてペン軸本体5aの内側面5dの対向する2か所に挟まれるように固定される。第2の基板4bは、ペン先5bの中心に配置される回転体30の中心を通る仮想線KLに平行なY方向又は第1方向Aを長手方向とする状態で、第1方向Aに垂直で第1の基板4aに向かうX方向又は第2方向Bに対して垂直に配置される。
図1を参照して、第1光源10は、第1照射光L1を出射する。第1光源10は、本実施形態の電子ペン100を構成する単一の光源であり、第2照射光は用いられない。第1光源10は、第1の基板4aの下端に配置される。第1光源10としては、例えばレーザー、LED等が挙げられる。第1光源10としてレーザーを用いる場合、検出精度を向上させつつ消費電力をより低減することができる。なお、第1光源10がレーザーやLEDである場合、光源出口にレンズを設けることにより、光ガイド21への結合効率を高めることができる。
光ガイド21は、第1光源10が出射する第1照射光L1を回転体30に照射する。光ガイド21は、第1光源10から回転体30にかけて延び、第1光源10に対向する入射端P1と、回転体30に対向する出射端P2とを有する。光ガイド21は、例えばコア及びクラッドを備える樹脂製光ファイバーであるが、これに限らず、複数の光ファイバーを束ねたもの、外側面をミラーコートした樹脂製のロッドやチューブに置き換えることができる。
回転体30は、第1光源10が出射する第1照射光L1を反射させ、かつ自在な方向への回転が可能となっている。回転体30は、ペン先5bの開口部5oの周囲に設けられた軸受け部材35にはめ込まれている。軸受け部材35は、回転体30を回転可能に支持する。回転体30を軸受け部材35のみと接触させることにより、回転体30の回転が円滑になり、検出精度を向上させることができる。軸受け部材35は、ペン軸本体5aの軸方向の上下で回転体30を露出させる開口35d,35eを有しており、回転体30の一部が露出するようになっている。回転体30のうち上側の露出部分は、第1光源10からの第1照射光L1を反射し、下側の露出部分は、マウスパッドや机等に接する。
回転体30は、小型の球体又はボールであり、例えば金属や樹脂、セラミクス等で形成される。回転体30は、その表面30aにランダムな微細凹凸が形成されているが、表面30aに模様を有するものであってもよい。また、回転体30は、微細な凹凸や模様が形成されない表面であっても良い。
集光レンズ41は、回転体30が反射した第1照射光L1を集める。集光レンズ41は、光ガイド21の出射端P2から発散されつつ射出され回転体30の表面30aで拡散されつつ反射された第1照射光L1を収束させる。集光レンズ41は、回転体30から第1検出部材51までの光路上に配置される。
第1反射部材42は、小サイズの平面ミラーであり、集光レンズ41によって反射された第1照射光L1を第1検出部材51に向けて反射させる。第1反射部材42は、本実施形態の電子ペン100を構成する単一の反射部材である。第1反射部材42は、回転体30から第1検出部材51までの光路上に配置される。つまり、第1反射部材42は、回転体30と第1検出部材51との光路の間に設けられ、回転体30が反射した第1第1照射光L1を第1検出部材51に向けて反射させる。
第1検出部材51は、光を受光する受光素子であり、集光レンズ41等を介して回転体30で反射された第1照射光L1を受光することによって、操作量及び操作方向に関する情報を取得する。第1検出部材51は、側断面視で第1の基板4a上において、第1光源10よりも上側に配置される。第1検出部材51は、例えば、18×18のマトリクス状に配置された光量センサーアレイ、具体的には例えばフォトダイオードアレイを有し、光量センサーアレイによって回転体30からのスペックルパターン等を所定の時間周期で検出し、経時的に変化する一連のパターンの相関性を取って回転体30の移動量と移動方向との取得を可能にする。スペックルパターンは、細かな凹凸のある物体表面へ照射光を照射したとき、反射光が互いに干渉し合って生じるランダムな明暗模様である。第1光源10としてレーザーを用いる場合、以上のようなスペックルを検知することにより、高解像になる。
回転体30の回転量及び回転方向を検出する操作方向取得部91の光路について説明する。第1光源10から出射した第1照射光L1は、光ガイド21中を導光されて、回転体30の表面30aに入射する。表面30aに入射した第1照射光L1は、表面30aで反射されて、集光レンズ41を介して集光レンズ41に入射して第1反射部材42で反射され、第1検出部材51に入射する。
可動部材61は、操作の切り替えを可能にするボタン・スイッチの機械機構である。可動部材61は、ペン軸本体5aの外側面5eの一か所に形成された凹部5fに設けられる。可動部材61は、ボタン本体62と、支持部63と、バネ64とを有する。ボタン本体62は、ペン軸本体5aが延びる軸に平行な第1方向Aに細長く延びる。ボタン本体62の上部は、軸受けの機能を有する支持部63によって紙面に垂直な軸のまわりに回動可能に支持され、ボタン本体62の下部にバネ64の一端が保持されている。なお、バネ64の他端は、ペン軸本体5aの凹部5fの底部に固定されている。可動部材61のうちボタン本体62は、ボタン本体62の下部に外力を付加することにより、バネ64の付勢力に抗してペン軸本体5aの凹部5fに収納された状態となっている。
ボタン本体62の内面61aには、突起62aが形成されている。突起62aの先端部に形成された導電層82bは、支持板5s上に形成されたスイッチ回路82cの電極82dに当接している。スイッチ回路82cについては、後述する。
以下、図1及び図3を参照して、可動部材61の動作について説明する。可動部材61は、図1に示すように、外力が付加された場合にボタン本体62において第1位置SL1に移動又は変位し、図3に示すように、外力が付加されない場合にボタン本体62において第2位置SL2に移動又は変位する。図示の例では、第1位置SL1に移動した可動部材61において、ボタン本体62は、指によって押し込まれて外力が付与された状態となり、支持部63を支点としてボタン本体62の下部がペン軸本体5aの凹部5fにはめ込まれるように第2方向Bに移動する(図1参照)。また、第2位置SL2に移動した可動部材61において、ボタン本体62は、指から解放され押し込まれない状態となり、支持部63を支点としてボタン本体62の下部がペン軸本体5aの凹部5fから離れてペン軸本体5aから突出するように移動する(図3参照)。ボタン本体62の突起62aは、可動部材61が第1位置SL1の場合に、支持板5s上に形成されたスイッチ回路82cに当接する。また、ボタン本体62の突起62aは、可動部材61が第2位置SL2の場合に、支持板5s上に形成されたスイッチ回路82cから離間する。
なお、可動部材61は、ボタン本体62から指を離す動作に際して、或いはボタン本体62を指で押す際に、クリック音やクリック感覚が発生するような付加的機械機構を備えるものであってもよい。
第2検出部材82は、ボタン本体62の突起62a及び導電層82bと、支持板5s上に形成されたスイッチ回路82cとを含む。突起62aの先端に形成された導電層82bは、スイッチ回路82cの電極82dに当接することで、スイッチ回路82cを短絡させオン状態とし、スイッチ回路82cの電極82dから離間することで、スイッチ回路82cを開放しオフ状態とする。第2検出部材82は、スイッチ回路82cの状態変化を出力するものであり、可動部材61の変位状態によって、特定の操作がされたことを検出する。第2検出部材82は、可動部材61が第1位置SL1にある場合において、スイッチ回路82cのオン状態を検出した場合、後述する制御部2での処理により、クリックオフの操作情報を取得可能にする。また、第2検出部材82は、可動部材61が第2位置SL2にある場合において、スイッチ回路82cのオフ状態を検出した場合、制御部2での処理により、クリックオンの操作情報を取得可能にする。制御部2において、可動部材61が第2位置SL2にある場合、すなわち可動部材61に外力が付加されていない場合にクリックオンの操作状態であると設定することにより、使用者USの手HD等に起因する振動の発生及び動作への影響、つまりペン軸本体5aを介して回転体30に使用者USの意図しない力が伝達され操作方向取得部91の動作に影響することを抑えることができ、クリック操作の判断を正確に行うことができる。
制御部2は、第1光源10、第1検出部材51、及び第2検出部材82の動作を制御する。
電源3は、第1光源10、第1検出部材51、第2検出部材82、及び制御部2に電力を供給する。
以下、図4を参照しつつ、制御部2の詳細な構成について説明する。
制御部2は、操作方向検出回路2aと、クリック検出回路2bと、データ通信部2cと、制御回路2dとを有する。
操作方向検出回路2aは、制御回路2dの制御下で、第1光源10及び第1検出部材51を動作させる。操作方向検出回路2aは、第1光源10から第1照射光L1を出射させる。また、操作方向検出回路2aは、第1検出部材51で取得した第1照射光L1からスペックルの画像処理を行い、経時的に変化する一連のスペックルパターンの相関性を取って、回転体30の移動量及び移動方向(操作量及び操作方向)に関するデータを生成する。操作方向検出回路2aは、回転体30の移動量と移動方向とに関するデータを回転体30の接する面に対する横又は縦の2次元的な変位データとして出力する。
クリック検出回路2bは、制御回路2dの制御下で、第2検出部材82を動作させる。クリック検出回路2bは、第2検出部材82のスイッチ回路82cがオン状態かオフ状態か判断する。クリック検出回路2bは、可動部材61の第2位置SL2において、第2検出部材82でスイッチ回路82cがオン状態でない場合、すなわちスイッチ回路82cがオフ状態の場合、使用者USの指が可動部材61から離れたことを感知して、クリック信号を出力する。クリック検出回路2bは、可動部材61の第1位置SL1と第2位置SL2との切り替えにより、スイッチ回路82cの状態を検出できるため、使用者USの動作に応じてクリック信号を出力することができる。
データ通信部2cは、制御回路2dの制御下で、第1検出部材51及び第2検出部材82での検出結果を無線又は有線でパーソナルコンピューター等の他の電子機器に送信する。具体的には、データ通信部2cは、操作方向検出回路2aで生成された回転体30の移動量、及び移動方向に関するデータを送信する。また、データ通信部2cは、クリック検出回路2bで出力されたクリック信号を送信する。
制御回路2dは、操作方向検出回路2a、クリック検出回路2b、及びデータ通信部2cの動作を制御する。
以上で説明した電子ペン100において、光ガイド21は、反射部材や集光レンズに置き換えることができ、集光レンズ41及び第1反射部材42は、光ガイドに置き換えることができる。
以上で説明した電子機器である第1実施形態の電子ペン100では、操作方向に関する情報を取得する第1検出部材51と、外力が付加された場合に第1位置SL1へ移動し、外力が付加されない場合に第2位置SL2に移動する可動部材61と、可動部材61が第2位置SL2にある場合に、特定の操作つまりクリック操作がされたことを検出する第2検出部材82とを備える。
上記電子機器では、第2検出部材82により、可動部材61が第2位置SL2にある場合に特定の操作がされたことを検出するので、外力が付加されない状態で特定の操作の入力がなされることになる。これにより、特定の操作の入力に際して、使用者USの意図しない力が電子機器である電子ペン100に作用し第1検出部材51の操作に関して意図しない検出結果が取得されることを抑制することができる。
〔第2実施形態〕
以下、本発明に係る電子機器の第2実施形態である電子ペンについて説明する。なお、第2実施形態の電子ペンは、第1実施形態の電子ペンを部分的に変更したものであり、共通部分については説明を省略する。
図5は、電子ペンの可動部材に外力が付加されている状態を説明する断面図であり、図6は、電子ペンの可動部材に外力が付加されない状態を説明する断面図である。
図5等に示すように、第2実施形態の電子ペン100において、操作検出部92は、光学式の検出器であり、第2光源12と、可動部材61と、第2検出部材282と、吸光部材7を有する。
第2検出部材282において、第2光源12は、第2照射光L2を出射する。第2光源12は、第1光源10とともに、第1の基板4a上に設けられている。第2光源12は、第1光源10と同様に、レーザー、LED等を用いた装置である。
可動部材61は、図1等に示すものと同様に、操作の切り替えを可能にするボタン・スイッチの機械機構として、ボタン本体62と、支持部63と、バネ64とを有する。可動部材61において、ボタン本体62の内面61aに設けられた第2検出部材282には、第2光源12からの第2照射光L2が入射可能になっている。
第2検出部材282は、可動部材61に固定される。第2検出部材82は、具体的にはボタン本体62の内面61aに接着によって固定されている。また、可動部材61において、具体的にはボタン本体62の内面61aにおいて、第2検出部材282に隣接してその上側に、第2検出部材282と同程度のサイズを有し第2照射光L2を吸光する吸光部材7が接着によって固定されている。つまり、可動部材61において、第2検出部材282と吸光部材7とが設けられている。
第2検出部材282は、光を受光する受光素子であり、第2光源12に対向して配置されることにより第2光源12からの第2照射光L2を受光することができ、可動部材61の変位状態によって、特定の操作がされたことを検出する。第2検出部材282は、不図示のFPCケーブル等を介して第2の基板4b等と電気的に接続されている。第2検出部材282は、可動部材61が第1位置SL1にある場合に、第2光源12からの第2照射光L2を受光するように配置される(図5参照)。第2検出部材282は、可動部材61が第1位置SL1にある場合において、第2照射光L2を所定の閾値を超える強度で受光した場合、制御部2での処理により、クリックオフの操作情報を取得可能にする。また、第2検出部材282は、可動部材61が第2位置SL2にある場合において、第2照射光L2を所定の閾値を超える強度で受光しなくなった場合、制御部2での処理により、クリックオンの操作情報を取得可能にする(図6参照)。
吸光部材7は、第2照射光L2を吸光することができる。吸光部材7は、カーボン等の光吸収材料を混合した樹脂シート等で形成されるが、表面に微細な光トラップ構造を設けることもできる。
吸光部材7は、可動部材61が第2位置SL2にある場合に、第2光源12からの第2照射光L2が入射されるものである。つまり、可動部材61が第2位置SL2の場合、第2照射光L2は、吸光部材7に吸収され、第2検出部材282には入射しない(図6参照)。吸光部材7を設けることで、第2光源12からの第2照射光L2が意図しないタイミングで第2検出部材282の周辺に入射して迷光の原因になることを防止することができる。
以上で説明した電子機器である第2実施形態の電子ペン100では、可動部材61において、第2検出部材282と、第2照射光L2を吸光する吸光部材7とが設けられ、吸光部材7は、可動部材61が第2位置SL2にある場合に、第2光源12からの第2照射光L2が入射されるものである。この場合、可動部材61が第2位置SL2にある状態で迷光が発生することを防止でき、可動部材61に関する特定の操作の検出精度を向上させることができる。
〔第3実施形態〕
以下、本発明に係る電子機器の第3実施形態である電子ペンについて説明する。なお、第3実施形態の電子ペンは、第1実施形態及び第2実施形態の電子ペンを部分的に変更したものであり、共通部分については説明を省略する。
図7は、電子ペンの可動部材に外力が付加されている状態を説明する断面図であり、図8は、電子ペンの可動部材に外力が付加されない状態を説明する断面図である。
図7等に示すように、第3実施形態の電子ペン100において、操作検出部92は、第2光源12と、可動部材61と、第2反射部材72と、第2検出部材282と、吸光部材7とを有する。
図7及び8に示すように、第2実施形態の電子ペン100において、第2検出部材282と吸光部材7とは、第2光源12等とともに、第1の基板4a上に設けられている。第2照射光L2を検出する第2検出部材282は、第1の基板4a上において、第1光源10及び第1検出部材82に対して筐体5が延びる第1方向Aの一方に配置され、図示の例では、第1光源10及び第2光源12の上側に配置される。第2照射光L2を吸光する吸光部材7は、第1の基板4a上において、第2光源12に対して筐体5が延びる第1方向Aの一方に配置され、図示の例では、第2検出部材282の下側すなわち第1検出部材51側に配置される。第2検出部材282と吸光部材7とは、第1の基板4a上において、隣接して配置されている。第1の基板4a上には、第1光源10、第2光源12、第1検出部材82、及び第2検出部材282、及び吸光部材7が搭載されている。つまり、第1の基板4aにおいて、第1光源10、第2光源12、及び第1検出部材82に追加して、第2検出部材282と吸光部材7とが設けられている。
可動部材61において、ボタン本体62の内面61aには、第2光源12からの第2照射光L2が入射可能になっており、第2反射部材72が固定されている。
第2反射部材72は、小サイズの平面ミラーであり、第2光源12から第2検出部材282までの光路上に配置される。第2反射部材72は、可動部材61に付随するものとして設けられて、第2光源12からの第2照射光L2を第2検出部材282に向けて反射させる。
第2検出部材282は、光を受光する受光素子であり、第2光源12からの第2照射光L2を第2反射部材72を介して受光することができ、可動部材61の変位状態によって、特定の操作がされたことを検出する。第2検出部材282は、可動部材61が第1位置SL1にある場合に、第2光源12からの第2照射光L2を受光するように配置される(図7参照)。第2検出部材282は、可動部材61が第1位置SL1にある場合において、第2照射光L2を所定の閾値を超える強度で受光した場合、制御部2での処理により、クリックオフの操作情報を取得可能にする。また、第2検出部材282は、可動部材61が第2位置SL2にある場合において、第2照射光L2を所定の閾値を超える強度で受光しなくなった場合、制御部2での処理により、クリックオンの操作情報を取得可能にする(図8参照)。
吸光部材7は、可動部材61が第2位置SL2にある場合に、第2光源12からの第2照射光L2が第2反射部材72を介して入射されるものである。つまり、可動部材61が第2位置SL2の場合、第2照射光L2は、吸光部材7に入射して吸光部材7に吸収され、第2検出部材282には入射しない。吸光部材7を設けることで、第2位置SL2に対応する第2反射部材72で反射された第2照射光L2が意図しないタイミングで第2検出部材282の周辺に入射して迷光の原因になることを防止することができる。
以上で説明した電子機器である第3実施形態の電子ペン100では、第1の基板4aにおいて、第2照射光L2を吸光する吸光部材7が設けられ、吸光部材7は、可動部材61が第2位置SL2にある場合に、第2光源12からの第2照射光L2が第2検出部材282を介して入射されるものである。この場合、可動部材61が第2位置SL2にある状態で迷光が発生することを防止でき、特定の操作の検出精度を向上させることができる。
〔第4実施形態〕
以下、本発明に係る電子機器の第4実施形態である電子ペンについて説明する。なお、第4実施形態の電子ペンは、第1実施形態及び第3実施形態の電子ペンを部分的に変更したものであり、共通部分については説明を省略する。
図9は、電子ペンの可動部材に外力が付加されている状態を説明する断面図であり、図10は、電子ペンの可動部材に外力が付加されない状態を説明する断面図である。
図9等に示すように、操作方向取得部91は、第1光源10と、光学部材24と、光ガイド21と、回転体30と、集光レンズ41と、第1反射部材42と、第1検出部材51とを有する。また、操作検出部92は、第1光源10と、光学部材24と、可動部材61と、追加反射部材25と、集光レンズ26と、第2反射部材72と、第2検出部材282と、吸光部材7とを有する。つまり、第1光源10及び光学部材24は、操作方向取得部91及び操作検出部92に共通するものとなっている。ここで、光学部材24は、第1光源10から回転体までの光路上に設けられ、第1光源10が出射した第1照射光L1を分岐して回転体30と可動部材61との双方に向ける。より詳細には、光学部材24は、第1照射光L1の一部を反射することによって第1照射光L1から一部を分岐して光ガイド21に入射させるハーフミラー24aと、ハーフミラー24aによって分岐された第1照射光L1の他の一部である第2照射光L2を追加反射部材25に向けて反射する反射部24bとを有する。光学部材24によって分岐された第1照射光L1の一部は、第1照射光L1として光ガイド21の一端に入射する。第12の基板4aにおいて、第1光源10及び第1検出部材51に追加して、第2検出部材282と吸光部材7とが設けられている。また、第2反射部材72は、可動部材61に付随するものとして設けられていて、ボタン本体62の内面61aに固定されている。光学部材24によって分岐された第2照射光L2は、追加反射部材25で反射され、集光レンズ26を介して第2反射部材72に入射し、第2検出部材282に向けて反射される。なお、光学部材24、光ガイド21、集光レンズ41、及び第1反射部材42、追加反射部材25、及び集光レンズ26は、筐体5の内側面5dに対して不図示の部材を介して固定されている。
第2検出部材282は、可動部材61が第1位置SL1にある場合に、光学部材24にっよって分岐された第2照射光L2を受光するように配置される(図9参照)。第2検出部材282は、可動部材61が第1位置SL1にある場合において、第2照射光L2を所定の閾値を超える強度で受光した場合、制御部2での処理により、クリックオフの操作情報を取得可能にする。また、第2検出部材282は、可動部材61が第2位置SL2にある場合において、第2照射光L2を所定の閾値を超える強度で受光しなくなった場合、制御部2での処理により、クリックオンの操作情報を取得可能にする(図10参照)。この際、つまり可動部材61が第2位置SL2にある場合、吸光部材7には、第1光源10からの第1照射光L1がハーフミラー24aを介して入射される。
以上において、光ガイド21は、反射部材や集光レンズに置き換えることができ、集光レンズ26,41、第1反射部材42、及び追加反射部材25は、光ガイドに置き換えることができる。また、光学部材24は、ハーフミラー24aによって第1照射光L1を部分的に反射することによって追加反射部材25に導きつつ、ハーフミラー24aによって第1照射光L1を部分的に透過させることによって回転体30や第1反射部材42に導くものであってもよい。
〔第5実施形態〕
以下、本発明に係る電子機器の第5実施形態について説明する。なお、第5実施形態の電子機器は、第1実施形態の電子ペンを部分的に変更したポインティング装置又はトラックボール型のマウスであり、共通部分については説明を省略する。
図11に示すように、電子機器500は、操作方向取得部91と操作検出部92とを含み、操作方向取得部91は、図1に示す回転体30に代えて比較的大きなトラックボールである回転体530を備える。回転体530は、筐体5に内蔵された軸受け部材535にはめ込まれて自在に回転する。回転体530は、手HDの指によって直接操作される。操作方向取得部91は、操作方向に関する情報として、つまり電子機器500の操作情報として、回転体530の操作量及び操作方向に関する情報を取得する。
第1光源10と、光ガイド21と、第1検出部材51と、可動部材61と、スイッチ回路82cと、制御部2とは、基板504a上に固定されており、基板504aに付随して設けられている。集光レンズ41と第1反射部材42とは、筐体5に対して不図示の部材を介して固定されている。
図11に示す電子機器500において、回転体530に代えて透過性のスクリーンを配置し、スクリーンの反対側からに手HDの指を当て移動させることもできる。この場合、操作方向取得部91は、操作方向に関する情報として、指紋の移動量及び移動方向を検出するものとして用いることができる。
図12は、図11に示す電子機器500の変形例を示す。この場合、操作方向取得部591は、ジャイロセンサーや加速度センサーを内蔵し、筐体5の移動量や移動方向を電子機器500の移動方向つまり操作方向に関する情報として取得する。
〔その他の事項〕
以上で説明した構造は例示であり、同様の機能を達成できる範囲で、種々変更することができる。
以上において、光学部材24のハーフミラー24aは、部分的な透過性を有する回折素子や、2方向への反射特性を有する回折素子に置き換えることができる。
第2実施形態等において、第2検出部材282等に付随する吸光部材7を省略することができる。
第1実施形態等において、可動部材61は、軸受けを有する支持部63やバネ64を用いたものである必要はなく、外力に応じて弾性的に変位し外力がなくなると復帰する様々な機構とすることができる。また、可動部材61に付随する第2検出部材82も、電気接点限らず、圧力や移動を検出する様々なセンサーとすることができる。
具体的な態様における電子機器は、操作方向に関する情報を取得する第1検出部材と、外力が付加された場合に第1位置へ移動し、外力が付加されない場合に第2位置に移動する可動部材と、可動部材が第2位置にある場合に、特定の操作がされたことを検出する第2検出部材とを備える。
上記電子機器では、第2検出部材により、可動部材が第2位置にある場合に特定の操作がされたことを検出するので、外力が付加されない状態で特定の操作の入力がなされることになる。これにより、特定の操作の入力に際して、使用者の意図しない力が電子機器に作用し第1検出部材の操作に関して意図しない検出結果が取得されることを抑制することができる。
具体的な側面において、操作方向は、電子機器が移動する方向である。つまり、第1検出部材は、自身の移動方向を検出する。この場合、第2検出部材の操作に際して電子機器が移動して移動方向の検出結果に影響が生じることを抑制することができる。
具体的な側面において、第1照射光を出射する第1光源と、第1照射光を反射し、回転が可能な回転体とを備え、第1検出部材は、第1照射光を受光する受光素子であり、第1検出部材は、回転体で反射される第1照射光の受光に基づいて、操作方向に関する情報を取得する。この場合、回転体の回転方向や回転量を光学的な手法で精密に計測することができる。
具体的な側面において、第2照射光を出射する第2光源を備え、第2検出部材は、第2照射光を受光する受光素子であり、第2検出部材は、可動部材が第1位置にあるにある場合に第2照射光を受光し、可動部材が第2位置にある場合に第2照射光を受光しない。この場合、可動部材の位置の変化を光学的な手法で精密に計測することができる。
具体的な側面において、可動部材において、第2検出部材と、第2照射光を吸光する吸光部材とが設けられ、吸光部材は、可動部材が第2位置にある場合に、第2光源からの第2照射光が入射されるものである。この場合、可動部材が第2位置にある状態で迷光が発生することを防止でき、特定の操作の検出精度を向上させることができる。
具体的な側面において、回転体と第1検出部材との光路の間に設けられ、回転体が反射した第1照射光を第1検出部材に向けて反射させる第1反射部材と、可動部材に設けられ、第2光源が出射した第2照射光を第2検出部材に向けて反射させる第2反射部材と、第1光源と、第2光源と、第1検出部材と、第2検出部材とを設ける基板とを備える。この場合、単一の基板上に光源や受光素子といった光学的能動装置を一体的に組付けることになり、アライメント精度を確保しつつ回路の簡潔を達成することができる。
具体的な側面において、基板において、第2照射光を吸光する吸光部材が設けられ、吸光部材は、可動部材が第2位置にある場合に、第2光源からの第2照射光が第2検出部材を介して入射されるものである。この場合、可動部材が第2位置にある状態で迷光が発生することを防止でき、特定の操作の検出精度を向上させることができる。
具体的な側面において、第1光源から回転体までの光路上に設けられ、第1光源が出射した第1照射光の一部を分岐しつつ回転体に向けるハーフミラーを備え、第2検出部材は、第1照射光を受光する受光素子であり、第2検出部材は、可動部材が第1位置にある場合に、ハーフミラーによって分岐された第1照射光の他の一部を受光し、可動部材が第2位置にある場合に、ハーフミラーによって分岐された第1照射光の他の一部を受光しない。この場合、単一の第1光源を第1検出部材及び第2検出部材の動作に利用することができ、第1検出部材及び第2検出部材を省スペースで電子機器中に組み込むことができる。
具体的な側面において、回転体と第1検出部材との光路の間に設けられ、回転体が反射した第1照射光を第1検出部材に向けて反射させる第1反射部材と、ハーフミラーと、ハーフミラーによって分岐された第1照射光の他の一部を可動部材に向けて反射する反射部と、を有する光学部材と、可動部材に設けられ、第1照射光の他の一部を第2検出部材に向けて反射させる第2反射部材と、第1光源と、第1検出部材と、第2検出部材と、を設ける基板とを備える。この場合、光源や受光素子といった光学的能動装置が単一の基板上に一体的に組付けられている。
具体的な側面において、基板に、第2照射光を吸光する吸光部材が設けられ、吸光部材に、可動部材が第2位置にある場合に、第1光源からの第1照射光がハーフミラーを介して入射される。
L1…第1照射光、L2…第2照射光、SL1…第1位置、SL2…第2位置、US…使用者、2…制御部、3…電源、4a,4b…基板、5…筐体、5a…ペン軸本体、5i…内部空間、7…吸光部材、10…第1光源、12…第2光源、21…光ガイド、30…回転体、35…軸受け部材、41…集光レンズ、42…第1反射部材、51…第1検出部材、61…可動部材、62…ボタン本体、63…支持部、64…バネ、72…第2反射部材、82,282…第2検出部材、91…操作方向取得部、92…操作検出部、100…電子ペン、500…電子機器

Claims (10)

  1. 操作方向に関する情報を取得する第1検出部材と、
    外力が付加された場合に第1位置へ移動し、外力が付加されない場合に第2位置に移動する可動部材と、
    前記可動部材が前記第2位置にある場合に、特定の操作がされたことを検出する第2検出部材と、を備える電子機器。
  2. 前記操作方向は、前記電子機器が移動する方向である、請求項1に記載の電子機器。
  3. 第1照射光を出射する第1光源と、
    前記第1照射光を反射し、回転が可能な回転体と、を備え、
    前記第1検出部材は、前記第1照射光を受光する受光素子であり、
    前記第1検出部材は、前記回転体で反射される前記第1照射光の受光に基づいて、前記操作方向に関する情報を取得する、請求項1及び2のいずれか一項に記載の電子機器。
  4. 第2照射光を出射する第2光源を備え、
    前記第2検出部材は、前記第2照射光を受光する受光素子であり、
    前記第2検出部材は、前記可動部材が前記第1位置にあるにある場合に前記第2照射光を受光し、前記可動部材が前記第2位置にある場合に前記第2照射光を受光しない、請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記可動部材において、前記第2検出部材と、前記第2照射光を吸光する吸光部材と、が設けられ、
    前記吸光部材は、前記可動部材が前記第2位置にある場合に、前記第2光源からの前記第2照射光が入射されるものである、請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記回転体と前記第1検出部材との光路の間に設けられ、前記回転体が反射した前記第1照射光を前記第1検出部材に向けて反射させる第1反射部材と、
    前記可動部材に設けられ、前記第2光源が出射した前記第2照射光を前記第2検出部材に向けて反射させる第2反射部材と、
    前記第1光源と、前記第2光源と、前記第1検出部材と、前記第2検出部材と、を設ける基板と、を備える、請求項4及び5のいずれか一項に記載の電子機器。
  7. 前記基板において、前記第2照射光を吸光する吸光部材が設けられ、
    前記吸光部材は、前記可動部材が前記第2位置にある場合に、前記第2光源からの前記第2照射光が前記第2反射部材を介して入射されるものである、請求項6に記載の電子機器。
  8. 前記第1光源から前記回転体までの光路上に設けられ、前記第1光源が出射した前記第1照射光の一部を分岐しつつ前記回転体に向けるハーフミラーを備え、
    前記第2検出部材は、前記第1照射光を受光する受光素子であり、
    前記第2検出部材は、前記可動部材が前記第1位置にある場合に、前記ハーフミラーによって分岐された前記第1照射光の他の一部を受光し、前記可動部材が前記第2位置にある場合に、前記ハーフミラーによって分岐された前記第1照射光の他の一部を受光しない、請求項3に記載の電子機器。
  9. 前記回転体と前記第1検出部材との光路の間に設けられ、前記回転体が反射した前記第1照射光を前記第1検出部材に向けて反射させる第1反射部材と、
    前記ハーフミラーと、前記ハーフミラーによって分岐された前記第1照射光の他の一部を前記可動部材に向けて反射する反射部と、を有する光学部材と、
    前記可動部材に設けられ、前記第1照射光の他の一部を前記第2検出部材に向けて反射させる第2反射部材と、
    前記第1光源と、前記第1検出部材と、前記第2検出部材と、を設ける基板と、を備える、請求項8に記載の電子機器。
  10. 前記基板に、前記第2照射光を吸光する吸光部材が設けられ、
    前記吸光部材に、前記可動部材が前記第2位置にある場合に、前記第1光源からの前記第1照射光が前記ハーフミラーを介して入射される、請求項9に記載の電子機器。
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