JP3546734B2 - マグネットホルダー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はマグネットホルダーに係り、更に詳しくは、マグネットと、これを保持する本体とを必要に応じて容易に分離することのできるマグネットホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、各種連絡事項やメモ等を記した用紙をホワイトボードやキャビネット等に掲示するに際し、マグネットホルダーが用いられている。このマグネットホルダーは、樹脂等からなる円盤状若しくはバー状の本体の一方の面にマグネットを固定して構成されており、これにより、マグネットの磁気接着力を利用した貼り付けが可能となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のマグネットホルダーは、本体に対してマグネットが接着固定されているため、廃棄に際して両者を容易に分離することができず、近時要請される分別廃棄を満足させることが不可能となっている。
【0004】
【発明の目的】
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、本体とマグネットとを容易に分離することを可能として現代的な要請を満足することのできるマグネットホルダーを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明は、所定の被着体に接してこれに接着するマグネットと、このマグネットを保持する本体とを備えたマグネットホルダーにおいて、
前記本体に略円盤状のマグネットを受容する受容部を形成するとともに、この受容部に前記マグネットと係脱可能な係合部を設けてマグネットを着脱自在とし、
前記受容部は略円筒周壁形状に形成されるとともに、前記係合部は受容部の内面部分に形成されて当該受容部の内周に沿って所定長さに設けられた係合片により構成され、前記マグネットは、外周面部分に突条を備えて構成され、このマグネットを受容部に受容させて回転したときに、突条が係合片に係合し
前記受容部の内面部分に凸部が設けられる一方、マグネットの外面部分に突起が設けられ、前記凸部及び突起は、前記マグネットを回転して突条が最終係合位置に設定されたと きに、当該係合位置を保つように相互に係合する、という構成も採用することができる。これにより、マグネットの着脱が回転操作によって行えるようになるため、ドライバ、あるいはコイン等、身近に存在するものを利用してマグネットの着脱を行えるようになり、専用の工具を全く必要としない簡便性を付与することができる。また、マグネットがホワイトボード等に接着した状態で、本体を回転しながらマグネットホルダーを被着体から離すようにしてもマグネットの回転を規制でき、従って、本体とマグネットとが不用意に分離してしまう虞を有効に回避することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明において、前記係合片の延出方向の一端部側には、突起状の回転規制部が形成され、この回転規制部と前記凸部との間に突起が挟まった位置で前記最終係合位置を規制する、という構成を採ることが好ましい。
【0007】
【実施例】
以下、本発明の実施例を、以下の参考例について説明した後に、説明する。
【0008】
[参考例]
図1ないし図4には、本発明に係るマグネットホルダーの参考例が示されている。これらの図において、マグネットホルダー10は、ホワイトボード等の板面に接してこれに接着するマグネット11と、このマグネット11を受容してこれを保持する本体12とにより構成されている。
【0009】
マグネット11は所定の厚みを有する円盤状の形状をなし、その中心位置には貫通穴14が形成されている。貫通穴14は、図2に示されるように、段部15を介して小径貫通穴14Aと大径貫通穴14Bとからなり、前記段部15が本体12側に係合することによって当該本体12に保持されるようになっている。
【0010】
前記本体12は、略円盤状の把持部16と、この把持部16の一方の面16Aに連設された受容部17と、この受容部17に設けられるとともに前記段部15に係脱可能に設けられてマグネット11を着脱自在とする係合部18とにより構成されている。
【0011】
前記受容部17は、図3に示されるように、上下二分割型となる円弧状の周壁20,20と、各周壁20,20のそれぞれの端部間に連設されるとともに、当該周壁20の高さよりも低く設定されてマグネット11の受け部をなすリブ21とを備えて構成されている。
【0012】
また、係合部18は、前記周壁20と同程度の突出高さを有し、その中心を通る位置に前記リブ21と略平行となる割り溝23を形成することによって平面視略かまぼこ形となる二つの突起18A,18Bにより構成されている。各突起18A,18Bの先端外周部分には爪部材24が形成され、この爪部材24が前述した段部15に係合可能に設けられている。
【0013】
以上の構成において、マグネット11は、図2に示されるように、小径貫通穴14A側を係合部18に向けて差し込めばよい。これにより、各突起18A,18Bは、先端側の相互離間幅を強制的に狭められるように若干変形し、爪部材24が段部15位置に達したときに、当該段部15に「カチッ」と嵌合することとなり、これによって以後の脱落が防止されることとなる。この一方、マグネット11を取り外すときは、ドライバ等を割り溝23に差し込んで各突起18A,18Bの先端離間幅を狭めるように強制的に変形させることによって行うことができる。また、これに代え、ドライバ等を割り溝23に差し込、当該ドライバ等を回転させて係合部18を破壊してマグネット11を取り外すことでもよい。
【0014】
従って、このような参考例によれば、本体12に対してマグネット11の装着を容易に行える一方、通常の使用状態ではマグネット11の脱落を確実に防止することができ、分離が必要なときは、外的な操作によって難なく行うことができ、分別廃棄に際して負担を伴うことが回避可能となる。
【0015】
次に、本発明の実施例について説明する。
【0016】
施例]
図5ないし図11には、本発明に係るマグネットホルダーの施例が示されている。これらの図において、マグネットホルダー30は、マグネット31と、このマグネット31を受容してこれを保持する本体32とにより構成されている。マグネット31は、参考例と同様に、略円盤状の形状に設けられているとともに、図6及び図7に示されるように、その厚み方向の一端側における周方向180度間隔位置に突条33と、各突条33の一端側に隣接するストッパとしての突起34とを備えて構成されている。また、前記厚み方向の他端側となる面の中央部には、例えば、ドライバの先端を差し込むことのできる溝35が形成されている。
【0017】
前記本体32は、略円盤状の把持部36と、この把持部36の一方の面36Aに連設された略円筒周壁形状の受容部37と、前記一方の面36Aに形成されてマグネット31の受け部を構成するリブ39とにより構成されている。受容部37には、その内周面において、周方向180度間隔を隔てた位置に係合部としての係合片40が内向きのフランジ状に形成されている。この係合片40の延出長さは、受容部の内周に沿って前記突条33の延出長さと同程度となるように設けられている。また、各係合片40の延出方向の一端部側は、図8に示されるように、マグネット31の最終係合位置を規制する突起状の回転規制部41が形成されているとともに、係合片40の内方位置において回転規制部41の隣接位置に、ストッパとしての凸部42が形成されている。従って、マグネット31を受容部37内に落とし込んでこれを回転させて最終係合位置にセットしたときに、マグネット31の突起34が凸部42を乗り越えた状態で、突起34が回転規制部41にぶつかって更なる回転が規制される。この一方、意図的が回転力を付与しない限り、突起34が回転規制部41と凸部42との間に挟まった位置をとり、反転方向への回転が規制されてマグネット31の脱落防止が図られることとなる。
【0018】
従って、このような施例によっても前記参考例と同様の効果が得られる他、取り外しの作業が一層容易に行えるという効果を付加することができる。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、本体に形成された受容部に係合部を設け、この係合部を利用してマグネットを着脱自在としたから、マグネットの係合を解除することによって本体とマグネットとを難なく分離することができ、分別廃棄を極めて容易に行えるという効果を得る。
【0020】
更に、前記受容部を略円筒周壁形状としてその内面部分に係合片を設け、この係合片に係合する突条をマグネットに設けた構成では、マグネットの着脱を回転操作によって行うことができるようになり、ドライバ等の身近に存在するものでマグネットの着脱を行えるようになり、専用の工具を用いる必要性を排除することができる。しかも、円筒周壁の内面部分とマグネットの外面部分にストッパを設けた構成では、マグネットに回転成分を与えながらホワイトボード等に接着した状態のマグネットホルダー取り外す場合でも、マグネットの回転を規制して本体とマグネットとの不用意なる分離も回避可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】参考例に係るマグネットホルダーの断面図。
【図2】前記マグネットホルダーの分解側面図。
【図3】本体の背面図。
【図4】前記本体の正面図。
【図5】施例に係るマグネットホルダーの図9中A−A線矢視断面図。
【図6】図5の分解側面図。
【図7】施例に係るマグネットの正面図。
【図8】図5のB−B線矢視断面図。
【図9】施例に係る本体の背面図。
【図10】図9のC−C線矢視断面図。
【図11】施例に係る本体の正面図。
【符号の説明】
10 マグネットホルダー
11 マグネット
12 本体
14 貫通穴
17 受容部
18 係合部
24 爪部材
30 マグネットホルダー
31 マグネット
32 本体
34 突起(ストッパ)
37 受容部
40 係合片(係合部)
42 凸部(ストッパ)

Claims (2)

  1. 所定の被着体に接してこれに接着するマグネットと、このマグネットを保持する本体とを備えたマグネットホルダーにおいて、
    前記本体に略円盤状のマグネットを受容する受容部を形成するとともに、この受容部に前記マグネットと係脱可能な係合部を設けてマグネットを着脱自在とし、
    前記受容部は略円筒周壁形状に形成されるとともに、前記係合部は受容部の内面部分に形成されて当該受容部の内周に沿って所定長さに設けられた係合片により構成され、前記マグネットは、外周面部分に突条を備えて構成され、このマグネットを受容部に受容させて回転したときに、突条が係合片に係合し
    前記受容部の内面部分に凸部が設けられる一方、マグネットの外面部分に突起が設けられ、前記凸部及び突起は、前記マグネットを回転して突条が最終係合位置に設定されたときに、当該係合位置を保つように相互に係合することを特徴とするマグネットホルダー。
  2. 前記係合片の延出方向の一端部側には、突起状の回転規制部が形成され、この回転規制部と前記凸部との間に突起が挟まった位置で前記最終係合位置を規制することを特徴とする請求項1記載のマグネットホルダー。
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