JP3546363B2 - 包装装置及び包装値付装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、商品を包装する包装装置、商品を包装するとともにその包装材に商品の価格を付する包装値付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スーパーマーケット向け商品のパックセンターなどにおいては、トレーに載った商品をフィルムで包装する作業と、価格や重量などをラベルに印字して、このラベルを当該商品の包装材に貼り付ける値付作業とを自動的、連続的に行うようにした包装値付システムが採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の包装値付システムにおいては、膨大な種類の商品について、商品コード検索帳を見て、商品コードを調べ、この商品コードをキー操作部のような入力手段から入力することにより、商品を特定し、包装値付装置に包装値付を行わせていた。したがって、オペレータは、商品コードを捜すのに時間がかかり作業性が悪いという問題があった。
【0004】
この発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたもので、オペレータが商品コードを検索しなくても商品サイズまたは商品の特定を可能にすることにより、包装、包装値付の作業性を向上させる包装装置、包装値付装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明の包装装置は、まず、商品を上方から撮像するテレビカメラと、このテレビカメラからの撮像信号に基づいて商品の外観情報を得る画像処理装置とを備えている。さらに、各商品サイズに応じた包装条件を入力する入力手段、包装装置の運転モードと登録モードとを切り換える切換手段、登録手段、包装条件記憶手段、包装条件設定手段および制御手段を備えている。
上記登録手段は、登録モードの下で上記画像処理装置によって検出された商品サイズと上記入力手段で入力された包装条件とを対応させて上記包装条件記憶手段に登録する。
上記包装条件記憶手段は、商品を載せるトレーを含んだ商品サイズに関する外観情報を、商品サイズに応じて定まる包装条件とともに記憶する。上記包装条件設定手段は、画像処理装置からの外観情報と、包装条件記憶手段に記憶されている外観情報とを比較して、商品サイズを特定する。
上記制御手段は、特定された商品サイズに応じた包装条件に基づいて各部の動作を制御する。
また、上記目的を達成するために、この発明の包装値付装置は、商品を上方から撮像するテレビカメラと、このテレビカメラからの撮像信号に基づいて商品の外観情報を得る画像処理装置とを備えている。さらに、包装条件記憶手段、包装条件設定手段、制御手段、値付情報記憶手段、値付情報設定手段、商品記憶手段、商品特定手段、包装された商品に貼付する値付ラベルを発行するプリンタ、プリンタを制御する印字制御手段およびラベル貼付装置を備えている。
上記包装条件記憶手段、値付情報記憶手段および商品記憶手段は、商品の平面的な外観情報を、商品を載せるトレーを含んだ商品サイズに応じて定まる包装条件および商品の価格情報とともに記憶する。上記包装条件設定手段は、画像処理装置からの外観情報と、包装条件記憶手段に記憶されている外観情報とを比較して、商品サイズを特定する。
上記制御手段は、特定された商品サイズに応じた包装条件に基づいて包装装置の動作タイミングを制御する。
一方、上記商品特定手段は、画像処理装置からの外観情報と商品記憶手段に記憶されている外観情報とを比較して、商品を特定する。上記値付情報設定手段は特定された商品の値付情報を上記値付情報記憶手段から読み出して上記プリンタに設定する。上記ラベル貼付装置は、プリンタから発行された値付ラベルを包装された商品に貼付する。
【0006】
【作用】
この発明によれば、テレビカメラで撮像して、その外観情報により商品サイズや商品を包装条件設定手段あるいは商品特定手段が特定するから、自動的に商品サイズや商品を特定できる。
【0007】
ところで、画像処理装置からの外観情報により商品を特定する場合、食品などについては、その特定が困難なときがある。ここで、商品を特定できないと包装しないシステムとしたのでは、作業の能率が低下する。これに対し、この発明は、テレビカメラで商品とともに、商品サイズを包装条件設定手段により特定するのであるが、商品サイズは商品に比べ大きさなどによる特定が極めて容易である。したがって、商品サイズを特定することにより、商品を特定できなくても、包装ができるから、作業の能率が向上する。
【0008】
【実施例】
以下、この発明の実施例を図面にしたがって説明する。
図1ないし図9は第1実施例を示す。
図1に示すように、この実施例に係る包装値付装置は、包装機40の本体41の正面中央部に計量機構42を有している。この計量機構42は、ロードセルのような重量検出手段9(図3)を有しており、図2のトレーTに収納された商品Mの重量を計量する。この計量機構42の後方Bには、計量された商品Mを受け取って、上方の計量ステーションSに押し上げるエレベータ機構43が設けられている。エレベータ機構43の上方には、包装ステーションSにおいて包装するフィルム折込み機構50が設けられている。このフィルム折込み機構50は上記包装ステーションSにおいて商品MをトレーTと共にフィルムFにより包装する。上記包装ステーションSの前方Foにおける計量機構42の上方には、シール機構51が配置されている。シール機構51はトレーTの底面側に折り込まれたフィルムFを熱シールする。プッシャー52は、包装済の商品Mを後方Bから前方Foへ押して商品Mを上記シール機構51上に排出する。
【0009】
図1の包装機40の本体41の上面には、コンソールボックス53が設けられている。このコンソールボックス53は、表示器2と入力手段3とを有するとともに、内部に、後述するマイクロコンピュータ10(図3参照)を有している。
【0010】
このコンソールボックス53の側方には、値付装置60が配置されている。値付装置60は、商品Mの価格などを表示した値付ラベルL(図2)を商品Mの包装に貼り付けて値付けするもので、図2のように、プリンタ4、プリンタ4を制御する印字制御手段75(図3)およびラベル貼付装置61とで構成されている。プリンタ4は、印字制御手段75(図3)からの信号に基づいて、商品Mの重量や価格などを値付ラベルLに印字して発行する。ラベル貼付装置61は、プリンタ4から発行された値付ラベルLを、上記包装ステーションSにおいて、包装された商品Mに貼り付ける。
【0011】
つぎに、上記各構成部分について、詳しく説明する。
上記計量機構42は、商品Mの重量を計量するロードセルのような重量検出手段9と、重量検出手段9の上部に支持された一対のプーリ44,44間に掛け渡された複数の駆動ベルト45を有している。これらの各駆動ベルト45には、トレーTの端部を押圧して上記エレベータ機構43側に商品Mを送り込む爪状の突起45aが固定されている。したがって、載置された商品Mは、重量が計量された後、上記爪状の突起45aによりトレーTごとエレベータ機構43上に送り込まれる。
【0012】
上記エレベータ機構43は、包装ステーションSの直下に配置されているとともに、図示しない昇降手段により上下昇降自在とされている。このエレベータ機構43は、計量機構42から商品Mが搬入されると、上昇して商品Mを持ち上げ、上記包装ステーションSに張った状態で保持されたフィルムFの下面に、商品Mを押し付ける。
【0013】
一方、上記包装ステーションSには、フィルムFが、幅方向の両側縁をベルトのような移送機構46,46で挟持された状態で包装動作に先立ち供給されている。この供給されるフィルムFは、図示しないフィルムロールから引き出された後、後述するようにトレーTの幅W(図1)に応じて、フィルムカッタ(図示せず)により切断される。切断されたフィルムFは、移送機構46,46により奥行方向の両側縁が挟持されており、上記エレベータ機構43により商品Mが押し上げられると、商品Mの上面に密着する。この状態で、フィルム折込み機構50は、つぎに説明するように、フィルムFの前後左右の各側縁部を、トレーTの底面側に折り込んで商品Mを包装する。
【0014】
上記フィルム折込み機構50は、一対の左右折込板47,47(図2において一方のみ図示)と、後折込板48と、丸棒状の前折込部材49とを備えている。左右折込板47は、トレーTの左右(図1の左右方向)両側方から互いに接近するように移動してフィルムFの左右の側縁部をトレーTの底面側に折り込む。後折込板48は、トレーTの後方Bより前方Foに移動してフィルムFの後方Bの側縁部をトレーTの底面部に折り込む。前折込部材49は、後折込板48と同期した所定のタイミングで駆動されるプッシャ52による商品Mの排出動作に伴って、フィルムFの前方Foの側縁部をトレーTの底面側に折り込む。上記左右折込板47、後折込板48およびプッシャ52は、図3の各部のアクチュエ−タ22を構成する正逆転モータ(図示せず)により駆動され、モータの回転数をエンコーダ(図示せず)により検出することで、制御手段21によって、動作タイミングと移動ストロークとが制御される。
【0015】
上記プリンタ4の内部には、図2の帯状の台紙に多数の値付ラベルLを剥離可能に貼着してなるラベルシートLsのロールRが配置されている。このロールRから引き出されたラベルシートLsが、印字ヘッド4aとプラテンローラ4bとの間を通過する間に、ラベルシートLs上の値付ラベルLには、商品Mの重量や価格などが印字される。値付ラベルLは、その先端側から図示しない剥離棒で剥離されながら排出される。ラベル貼付装置61は、負圧により値付ラベルLを吸着する吸着パッド62が、実線の位置から二点鎖線で示す位置まで下降して、値付ラベルLを包装済の商品Mに貼付する。
【0016】
図1において、上記計量機構42の左側には、搬送コンベア31が設けられている。この搬送コンベア31は、前述の計量機構42上に商品Mを供給する。上記搬送コンベア31の上方には、商品Mを載せたトレーTを上方から撮像するテレビカメラ5が配設されている。
【0017】
上記テレビカメラ5は、搬送コンベア31の背面から上方に伸びるブラケット7を介して、搬送コンベア31の上方に固定されている。このテレビカメラ5は、たとえば光源8とオートフォーカス機構を備えている。テレビカメラ5は、図示しないリミットスイッチからの商品検出信号を受けたときに、商品Mの撮像を開始する。図3のテレビカメラ5は、商品Mを撮像して、輝度信号と青・赤・緑の3色の信号からなる撮像信号cを画像処理装置20に出力する。
【0018】
上記画像処理装置20は、上記撮像信号cに基づいて、エッジ検出処理を行うことでトレーTの包絡線を判定してトレーTの幅Wと奥行D(図1)を算出し、また、トレーTおよび搬送用コンベア31の色調を含んだ商品Mの青・赤・緑・白・黒の比を算出して、商品の外観情報を得る。画像処理装置20は、外観情報が安定した後、色調からなる商品の外観情報dを、登録モードにおいて商品情報登録手段16に出力し、一方、運転モードにおいて商品特定手段15に出力する。また、画像処理装置20は、外観情報が安定した後、トレーTの幅Wと奥行D(図1)からなる商品サイズ情報tdを、登録モードにおいて登録手段26に出力し、一方、運転モードにおいて、包装条件設定手段25に出力する。
上記のような本発明の装置における運転モードと登録モードとの切り換えは、マイクロコンピュータ10に接続された切換手段74によって行う。
【0019】
登録モードでは、画像処理装置20からの商品サイズ情報tdが登録手段26に出力される。この登録手段26には、登録モードにおいて、トレー指定手段である入力手段3からトレーNO. ごとに包装機40(図1)を各商品サイズに応じて適切に動作させるための包装条件tfが入力される。上記登録手段26は、この包装条件tfと、上記商品サイズ情報tdとを対応させて包装条件記憶手段27に書き込む。この包装条件記憶手段27は、図4(a)のように、トレーTの外観情報を、トレーサイズにより定まる包装条件とともに記憶している。
【0020】
図3の包装条件設定手段25は、運転モードにおいて、画像処理装置20から入力した商品サイズ情報tdと包装条件記憶手段27から入力した各登録商品サイズ情報teとを比較して、サイズが一致するトレーNO.の包装条件tfを商品条件記憶手段27から読み出して制御手段21に出力するものである。制御手段21は、設定された包装条件に基づいて包装機40(図1)の各部のアクチュエータ22を作動させて、各商品サイズに応じて包装動作を適切に制御する。各アクチュエータ22は、図2のエレベータ機構43、フィルム移送機構46,46、フィルムFのカッタ(図示せず)、左右折込板47、後方折込板48およびプッシャ52を設定されたタイミングで作動させる。なお、図3の包装条件設定手段25は、トレーサイズを特定できない場合、図示しないアラームを作動させる。
【0021】
一方、画像処理装置20から出力された商品の外観情報dは、登録モードにおいて商品情報登録手段16に入力される。この商品情報登録手段16には、登録モードにおいて、商品指定手段である入力手段3から商品コード、商品名および商品の単価(価格情報)などの商品に関する情報が入力される。この実施例では、これを値付情報fとする。上記商品情報登録手段16は、この値付情報fのうちのたとえば商品コードhと、上記外観情報dとを対応させて商品記憶手段73に書き込む。この商品記憶手段73は、図4(b)に示すとおり、商品の外観情報を商品コードとともに記憶している。また、上記商品情報登録手段16は、上記値付情報fを値付情報記憶手段72に書き込む。この値付情報記憶手段72は、図4(c)に示すとおり、商品の価格情報を商品名や商品コードとともに記憶している。したがって、包装条件記憶手段27、値付情報記憶手段72および商品記憶手段73は、図4(a),(b),(c)のように、商品の外観情報を、商品サイズに応じて定まる包装条件および商品の価格と関連づけて記憶していることになる。なお、包装条件記憶手段27に記憶したトレーの種類は商品の種類に比べ極めて少ないものである。
【0022】
図3の上記商品特定手段15は、運転モードにおいて、画像処理装置20から入力した外観情報dと商品記憶手段73に記憶されている各商品の登録外観情報eとを比較して、外観の一致する商品の値付情報fを値付情報記憶手段72から読み出して値付情報設定手段13および表示器2に出力するものである。
【0023】
上記商品特定手段15は、画像処理装置20から入力した外観情報dと登録外観情報eとを比較しただけでは商品を特定できない場合、該当する可能性のある全ての商品の値付情報fを表示器2に出力する。この場合、表示器2は、図5(b)のように、複数の商品の商品コードと商品名とを表示する。また、図3の上記商品特定手段15は、入力手段3から商品コードhが入力された場合も、それに対応する商品の値付情報fを値付情報記憶手段72から読み出して値付情報設定手段13に設定する。
【0024】
上記値付情報設定手段13は、重量演算手段11からの重量信号wと、値付情報記憶手段72からの値付情報fを受けて、商品の価格を演算し、その結果を表示器2および印字制御手段75に出力する。この場合、表示器2は、図5(a)のように、商品ラベルに印字する内容を表示する。なお、図3の重量演算手段11は、重量検出手段9からの信号aに基づいて、重量を演算し、重量信号wを値付情報設定手段13に出力する。
【0025】
つぎに、上記構成の動作を、商品サイズの登録モード、商品の登録モードと運転モードに分けて説明する。
商品サイズの登録モードにおいては、まず、オペレータが図3の切換手段74により包装値付装置のモードを商品サイズの登録モードに切り換える。次に、入力手段3から、登録するトレーのトレーNO. および包装条件を入力する。入力されたこれらの情報は、包装条件tfとして登録手段26により包装条件記憶手段27に、図4(a)のように、書き込まれて記憶される。
【0026】
つづいて、オペレータは、図3の搬送コンベア31の上に、トレーTを載置する。このトレーTの載置後、テレビカメラ5は、トレーTを撮像し、輝度信号および色信号からなる撮像信号cを画像処理装置20に出力する。画像処理装置20は、撮像信号cを受けて商品サイズ情報tdを登録手段26に出力する。
【0027】
つぎに、登録手段26の動作について、図6のフローチャートを用いて説明する。
図6において、ステップS1でスタートすると、ステップS2に進み、トレーNO. を入力し、つづいて、ステップS3に進む。ステップS3では、当該トレーについて既に登録されているか否かが判断され、登録されていないトレーであれば、ステップS4に進み、一方、既に登録されたトレーであれば、ステップS5に進む。ステップS4では、商品サイズとしてのトレーの幅Wおよび奥行D(図1)の情報が、図4(a)のように、トレーNO.に対応させて最小値および最大値として記憶される。その後、オペレータは、当該トレーを搬送コンベア31(図1)から取り去り、終了する。
【0028】
ステップS5では、商品サイズのばらつきを記憶しておくために、包装条件記憶手段27(図3)の内容を読み出して、撮像した当該トレーの奥行D(図1)が包装条件記憶手段27に記憶された図4(a)の奥行の最小値よりも小さいか否かが判断され、小さければ図6のステップS6に進み、当該トレーの奥行Dが最小値以上であればステップS7に進む。ステップS6では、撮像した当該トレーの奥行Dを最小値として、包装条件記憶手段27(図3)に記憶する。
【0029】
一方、ステップS7では、撮像した当該トレーの奥行Dが包装条件記憶手段27(図3)に記憶された図4(a)の奥行Dの最大値よりも大きいか否かが判断され、大きければ、ステップS8に進み、一方、最大値以下であれば、ステップS9に進む。ステップS8では、撮像した当該トレーの奥行Dを最大値として、包装条件記憶手段27(図3)に記憶する。
【0030】
ステップS9では、上記奥行Dと同様に、幅Wについても、順次、最小値および最大値の判別を行い、判別内容に応じて包装条件記憶手段27の内容を書き換える。
【0031】
一方、商品の登録モードにおいては、まず、オペレータが図3の切換手段74により包装値付装置のモードを商品の登録モードに切り換える。次に、入力手段3(図3)から、図4(b),(c)のような登録する商品の商品コード、商品名および商品の単価などを入力する。入力された値付情報は、商品情報登録手段16により商品記憶手段73あるいは値付情報記憶手段72に、図4(b),(c)のように、書き込まれて記憶される。
【0032】
つづいて、オペレータは、図3の搬送コンベア31の上に、トレーTに載せた商品Mを載置する。この商品Mの載置により、テレビカメラ5は、トレーTを含む商品Mを撮像し、輝度信号および色信号からなる撮像信号cを画像処理装置20に出力する。画像処理装置20は、撮像信号cを受けて、商品の外観情報dを出力する。
【0033】
つぎに、商品情報登録手段16の動作について、図7のフローチャートを用いて説明する。
図7において、ステップS11でスタートすると、ステップS12に進み、商品コードを入力し、つづいて、ステップS13に進む。ステップS13では、当該商品について既に登録されているか否かが判断され、登録されていない商品であれば、ステップS14に進み、一方、既に登録された商品であれば、ステップS15に進む。ステップS14では、商品の青、赤、緑、白、黒の情報が、図4(b)のように、最小値および最大値として記憶される。その後、オペレータは、当該商品を搬送コンベア31(図1)から取り去り、終了する。
【0034】
ステップS15では、商品の外観情報のばらつきを記憶しておくために、商品記憶手段73(図3)の内容を読み出して、撮像した当該商品の青色の割合が商品記憶手段73に記憶された図4(b)の青色の割合の最小値よりも小さいか否かが判断され、小さければ図7のステップS16に進み、当該商品の青色の割合が最小値以上であればステップS17に進む。ステップS16では、撮像した当該商品の青色の割合を最小値として、商品記憶手段73(図3)に記憶する。
【0035】
一方、ステップS17では、撮像した当該商品の青色の割合が商品記憶手段73(図3)に記憶された図4(b)の青色の割合の最大値よりも大きいか否かが判断され、大きければ、図7のステップS18に進み、一方、最大値以下であれば、ステップS19に進む。ステップS18では、撮像した当該商品の青色の割合を最大値として、商品記憶手段73(図3)に記憶する。
【0036】
ステップS19では、上記青と同様に、赤、緑、白、黒についても、順次、最小値および最大値の判別を行い、判別内容に応じて商品記憶手段73の内容を書き換える。
【0037】
このように、この実施例では、登録モードにおいて、商品の外観を図3のテレビカメラ5で撮像し、更に画像処理装置20で画像処理を行って、商品記憶手段73に記憶させるので、色彩の外観情報を入力手段3から全て入力するのと異なり、外観情報の入力が容易になるとともに、入力を誤るおそれがない。
【0038】
つぎに、運転モードの動作について説明する。
オペレータは、まず、図3の切換手段74により包装値付装置のモードを運転モードに切り換える。次に、トレーNO. および商品名が特定されていない商品(トレーTに載せてある)を搬送コンベア31の上にのせる。商品Mの載置後、テレビカメラ5は、商品Mを撮像し、輝度信号および色信号からなる撮像信号cを画像処理装置20に出力する。画像処理装置20は画像処理を行って、商品サイズ情報tdを包装条件設定手段25に出力するとともに、外観情報dを商品特定手段15に出力する。
【0039】
包装条件設定手段25は、後述する方法でトレーを特定し、包装条件tfを制御手段21に出力する。制御手段21は、包装条件tfに基づいて、各動作部分のアクチュエータ22を制御する。たとえば、図4(a)において、トレーNO. が01であるとすると、フィルムカッタ(図示せず)は、フィルムFを400mm の長さにカットする。つづいて、図2の左右折込板47がモータ(図示せず)の駆動軸に連結されたエンコーダ(図示せず)の出力パルス数が10カウントになった時点で始動し、20カウントになった時点で後方折込板48が始動し、さらに60カウントになった時点で左右折込板47が停止し、続いて後方折込板48がストロークエンドで停止してフィルムFをトレーTの底面に折り込む。
【0040】
図3の商品特定手段15は、後述する方法で商品を特定し、当該商品に対応する値付情報fを値付情報記憶手段から読み出して値付情報設定手段13に出力する。値付情報設定手段13はこの値付情報fと重量演算手段11からの重量とに基づいて当該商品の価格の演算を行って、その結果を表示器2および印字制御手段75に出力する。この時、表示器2は、図5(a)のような商品の情報を表示し、プリンタ4は値付ラベルを発行する。発行された値付ラベルは、図2のラベル貼付装置61により、商品MのフィルムFに貼付される。
【0041】
つぎに、トレーの特定方法について、つまり、包装条件設定手段25(図3)の動作について図8のフローチャートを用いて説明する。
図8において、ステップS30でスタートすると、ステップS31に進み、トレーNO. をm=01とする。つづいてステップS32に進み、包装条件設定手段25(図3)が包装条件記憶手段27から当該m=01のトレーについての情報を読み出し、ステップS33に進む。ステップS33では、トレーの奥行Dが包装条件記憶手段27(図3)に記憶された図4(a)の奥行の最小値から最大値の範囲内か否かを判断し、その結果、範囲外であれば図8のステップS34に進み、範囲内であればステップS35に進む。ステップS34では、m=m+1としてステップS32に戻り、次のトレーNO. についての検討を行う。一方、ステップS35では、撮像したトレーの幅Wが包装条件記憶手段27(図3)に記憶された図4(a)の幅の最小値から最大値の範囲内か否かを判断し、その結果、範囲外であれば図8のステップS34に進む。一方、判断の結果、範囲内であれば、ステップS36に進みトレーNO. を特定する。
【0042】
こうしてトレーNO.が特定されると、特定されたトレーNO.の包装条件に基づいて、図3の各部のアクチュエータ22が作動し、図2の移送機構46,46、左右折込板47および後折込板48が、トレーの大きさに応じて制御される。したがって、商品が特定できなくても商品サイズに応じて適切に包装を行うことができ、包装の作業性が向上する。
【0043】
つぎに、商品の特定方法について、つまり、商品特定手段15(図3)の動作について、図9のフローチャートを用いて説明する。
図9において、ステップS40でスタートすると、ステップS41に進み、商品コードnを001とする。つづいて、ステップS42に進み、図3の商品特定手段15が商品記憶手段73から当該n=001の商品についての情報を読み出し、図9のステップS45に進む。ステップS45以降では、撮像した当該商品の外観情報が商品記憶手段73(図3)に記憶された図4(b)の外観情報と一致するか否かを判断し、一致すればステップS50に進み、一致しなければステップS44に進む。ステップS44では、n=n+1として、ステップS42に戻り、次の商品コードについての検討を行う。
【0044】
ステップS45では、撮像した当該商品の青色の輝度の総和が、商品記憶手段73(図3)に記憶された図4(b)の青色の輝度の総和の最小値と最大値の範囲内か否かを判断し、その結果、範囲外であれば図9のステップS44に進む。一方、判断の結果、範囲内であれば、同様に、赤、緑、白と順次判断し、ステップS49に進む。なお、赤、緑、白については、ステップS45と同様のフローであり、その図示および説明を省略する。
【0045】
ステップS49では、同様に黒について判断し、判断の結果、範囲外であればステップS44に進み、一方、範囲内であれば、ステップS50に進む。ステップS50では、当該商品コードを商品特定手段15(図3)のメモリ(図示せず)に記憶し、ステップS51に進む。ステップS51では、全ての商品コードについての検索を完了したか否かを判断し、完了していなければステップS44に戻り、完了していればステップS52に進む。
【0046】
ステップS52では、該当する商品コードが2種類以上か否かを判断し、2種類以上であればステップS53に進み、1種類であればステップS54に進む。ステップS53では、該当すると判定された2種以上の商品のコードおよび商品名が図5(b)のように表示され、図9のステップS56でオペレータが商品の外観から商品名を判断し、入力手段3(図3)によりコード番号を選択すると、ステップS54に進み商品が特定される。ステップS54では、商品特定手段15(図3)が商品を特定し、つづいて、ステップS55に進み、図5(a)のように、商品のコード、商品名、重量、価格、加工日などが表示される。
【0047】
このように、この包装値付装置では、図3の商品をテレビカメラ5で撮像して、商品サイズや商品を自動的に特定できるので、膨大な種類の商品を、商品コード検索帳から捜し出す必要がない。したがって、作業性が著しく向上する。
【0048】
ここで、画像処理によって多数の商品を完璧に見分けるのは、必ずしも容易でない。これに対し、この実施例は、該当する可能性のある商品が2種以上の場合には、そのうちの1つを、最終的にオペレータに判断させる。したがって、商品の特定の確実性が向上する。
【0049】
ところで、商品を特定する際に、該当する商品がない場合がある。この場合を考慮して、青、赤、緑、白、黒のうちの6つの条件のうちの、たとえば5つ以上を満足する商品名を、表示器2に表示させて、オペレータに選択させることとしてもよい。
【0050】
また、上記実施例では、図4(b)のように、登録モードにおいて撮像した複数の商品の外観情報のうち最大値と最小値を、商品記憶手段73(図3)に記憶させた。しかし、必ずしも、このようにする必要はなく、たとえば、同種の商品のうちの2以上のサンプルの平均値を基準として、偏差に基づいて許容範囲を適宜算出し、平均値と許容範囲からなる外観情報を商品記憶手段73(図3)に記憶させてもよい。また、上記実施例では、トレーの奥行と幅により、商品サイズを特定したが、必ずしもそうする必要はなく、たとえば、トレーの面積により商品サイズを特定してもよい。
【0051】
ところで、上記実施例では、トレーの大きさの他に色のみを外観情報としたが、色の外観情報に加えて、あるいは、色の外観情報の一部に代えて、形状や反射率を外観情報の一部としてもよい。
【0052】
また、上記実施例では、図3の入力手段3から商品コードの入力を行ったが、ここに、音声で商品コードを入力する商品指定手段を用いてもよい。
【0053】
また、上記実施例では、搬送用コンベア31を設け、その上方にテレビカメラ5を設置したが、この発明では、搬送用コンベア31を設けないで、テレビカメラ5の設置位置を、たとえば図10のように、計量機構42の上方にしてもよい。また、この発明では、商品の計量を包装値付装置の入口で行う必要はなく出口で行ってもよく、さらに、価格が商品コードで決まっている魚や惣菜では、重量を検出する必要もない。
【0054】
また、上記実施例では、図3の商品特定手段15が外観情報のみで商品を特定したが、外観以外に、検出した重量、時間帯、季節、曜日、売れ筋などの情報を予め入力し、これらの情報を商品特定の基準の1つとしてもよい。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、膨大な種類の商品の商品コードを商品コード検索帳から捜し出す手間が省けるので、包装、包装値付の作業性が著しく向上する。また、包装条件設定手段が商品サイズを特定するので、特定が必ずしも容易ではない商品の特定ができない場合にも、包装を行うことができるから、包装作業の能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す包装値付装置の概略斜視図である。
【図2】包装値付装置の概略断面図である。
【図3】同概略構成図である。
【図4】記憶手段に記憶されているトレーおよび商品の情報を示す図表である。
【図5】表示器の表示内容を示す平面図である。
【図6】登録モードにおけるトレーの外観情報の登録方法を示すフローチャートである。
【図7】同商品の外観情報の登録方法を示すフローチャートである。
【図8】運転モードにおけるトレー特定の方法を示すフローチャートである。
【図9】同商品特定の方法を示すフローチャートである。
【図10】第2実施例を示す包装値付装置の概略断面図である。
【符号の説明】
3…入力手段、4…プリンタ、5…テレビカメラ、13…値付情報設定手段、15…商品特定手段、20…画像処理装置、21…制御手段、25…包装条件設定手段、26…登録手段、27…包装条件記憶手段、31…搬入コンベア、43…エレベータ機構、46…移送機構、50…フィルム折込み機構、72…値付情報記憶手段、73…商品記憶手段、74…切換手段、75…印字制御手段、c…撮像信号、F…フィルム、L…値付ラベル、M…商品。
Claims (6)
- 商品をフィルムで包装する包装装置であって、
商品の異なるサイズ毎の包装条件を記憶した包装条件記憶手段と、
上記商品を撮像するテレビカメラと、
このテレビカメラからの撮像信号を処理して上記商品のサイズを検出する画像処理装置と、
この画像処理装置で検出された商品サイズに対応する包装条件を上記包装条件記憶手段から読み出して制御手段に設定する包装条件設定手段と、
設定された包装条件に基づいて各部の動作を制御する制御手段とを備えるとともに、
各商品のサイズに応じた包装条件を入力する入力手段と、
包装装置を運転モードと登録モードとに切り換える切換手段と、
登録モードの下で上記画像処理装置によって検出された商品サイズと上記入力手段で入力された包装条件とを対応させて上記包装条件記憶手段に登録する登録手段とを備えてなる包装装置。 - 上記包装装置が、所定長さにカットされたフィルムを移送機構で包装位置まで移送して張設し、搬入コンベアによって搬入された商品をエレベータ機構によって上記包装位置の張設フィルムに向けて押し上げ、押し上げられた商品の上部を覆ったフィルムの左右及び前後端をフィルム折込み機構により該商品の底部に折り込んで排出するようにしたストレッチ包装機であることを特徴とする請求項1記載の包装装置。
- 商品をフィルムで包装するとともに、包装された商品に貼付する値付ラベルを発行するプリンタとを備えた包装値付装置であって、
上記商品のサイズに応じて定まる包装条件を記憶した包装条件記憶手段と、
上記商品の値付情報を記憶した値付情報記憶手段と、
商品を撮像するテレビカメラと、
このテレビカメラからの撮像信号を処理して該商品のサイズと特徴とを抽出する画像処理装置と、
この画像処理装置により得られた商品サイズに対応する包装条件を上記包装条件記憶手段から読み出して包装装置に設定する包装条件設定手段と、
設定された包装条件に基づいて上記包装装置の動作タイミングを制御する制御手段と、
上記画像処理装置により得られた各商品の特徴を各商品に対応させて記憶する商品記憶手段と、
上記画像処理装置により得られた商品の特徴と上記商品記憶手段に記憶された商品の特徴とを照合して、撮像した商品を特定する商品特定手段と、
特定された商品の値付情報を上記値付情報記憶手段から読み出して上記プリンタに設定する値付情報設定手段と、
設定された値付情報で印字する印字制御手段とを備えた包装値付装置。 - 上記包装装置が、所定長さにカットされたフィルムを移送機構で包装位置まで移送して張設し、搬入コンベアによって搬入された商品をエレベータ機構によって上記包装位置の張設フィルムに向けて押し上げ、押し上げられた商品の上部を覆ったフィルムの左右及び前後端をフィルム折込み機構により該商品の底部に折り込んで排出するようにしたストレッチ包装機であることを特徴とする請求項3記載の包装値付装置。
- 上記包装条件が、フィルムロールから繰り出されるフィルムを所定長さでカットするためのカットタイミングと、商品サイズに応じて左右方向並びに前後方向からの折込みタイミングを規定する上記フィルム折込み機構の動作タイミングであることを特徴とする請求項4記載の包装値付装置。
- 上記テレビカメラを、商品を包装機に搬入する搬入コンベアの上方に設けたことを特徴とする請求項3又は4に記載の包装値付装置。
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