JP3545463B2 - 壜台の方向規制装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、壜の検査のために壜を載置した壜台を自転させたあと壜台の方向を規制する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
壜の外観検査をするとき、自転可能な壜台を備え、壜台に壜を載置して円形軌道上を移動させ、壜台を回転ベルト等に接触させて自転させ、自転時に壜の検査を行ない、検査後の壜を移動させ、壜台から壜を排出する方式の装置がある。壜は、壜の形状に合った切欠きを持つ入口スターホイルから導入され、前記壜台に受け渡され、壜台を自転させて壜の検査が行なわれた後に出口スターホイルへ排出される。壜が円形のときは自転後の壜台の方向に拘らず、壜は出口スターホイルの切欠きに納まる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、壜が楕円形や角形のような非円形のときは、壜が出口スターホイルの切欠きに納まるように自転後の壜台の方向を規制する必要がある。
本発明は上述の事情に鑑みなされたもので、円形軌道を移動する自転可能な壜台に非円形の壜を導入し、壜台を自転させたのち壜台から壜を排出するとき、壜台を一定の方向に規制することができる壜台の方向規制装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の壜台の方向規制装置は、円形軌道を移動する自転可能な壜台に非円形の壜を導入し、壜台を自転させたのち壜台から壜を排出するとき、壜台を一定の方向に規制する装置であって、壜台の自転軸に左右対称に固定され先端にローラを持つアームと、円形軌道と同心に配置されアームのローラと当接してアームを円形軌道の接線方向に保持する円形ガイドと、円形ガイドの前段で円形軌道の接線方向に配置されアームのローラと当接してアームを円形軌道の接線方向に案内する直線ガイドと、直線ガイドの入口に配置されアームのローラと死点状態で当接したとき円形軌道の外側方向へ移動するローラガイドとからなることを特徴とする。
【0005】
【作用】
本発明によれば、壜台が自転後に移動して、壜台の自転軸に固定されたアームのローラが直線ガイドに当接すると、アームは円形軌道の接線方向に案内される。次いでアームのローラが円形ガイドと当接するので、アームは接線方向に保持され、壜台は一定の方向に規制される。この状態で壜台から壜が出口スターホイル等に排出される。
【0006】
アームが直線ガイドの入口に配置されたローラガイドと死点状態で当接したとき、ローラガイドは当接時の衝撃で円形軌道の外側方向へ移動するので、壜台の移動とあいまってアームはローラガイドから反力を受け壜台の自転軸を中心として回転し、速やかに死点状態から脱出できる。そして、ローラは直線ガイドに当接して円形軌道の接線方向に案内され、その後、速やかに壜台から壜が出口スターホイル等に排出される。
【0007】
【実施例】
以下、本発明に係る壜台の方向規制装置の一実施例を図1及び図2を参照して説明する。図1は壜台の方向規制装置の全体構成を示す平面図であり、図2は図1のII−II線断面図である。
【0008】
図1及び図2に示されるように、複数の壜台1はターンテーブル2により支持されており、ターンテーブル2の回転によって円形軌道3上を移動するようになっている。円形軌道3に隣接して入口スターホイル4と出口スターホイル5とが配設されており、非円形(角形)の壜6は入口スターホイル4により円形軌道3を移動する壜台1に導入され、円形軌道3を移動したのちに壜台1から出口スターホイル5に排出される。
【0009】
壜台1は、図2に示されるように軸受8を介してターンテーブル2に支持されている。また、円形軌道3に隣接して回動ベルト9が配設されており、この回動ベルト9は壜台1の外周面に接触して壜台1を自転軸1aの軸心回りに自転させるようになっている。前記回動ベルト9を挟んで照明11とカメラ12とが対向配置されており、壜台1を自転させて照明11とカメラ12とにより壜6の胴部全面の検査ができるようになっている。なお、壜台1の頂部は連通路13を介して真空源14に接続されており、壜台1は壜6の底部を真空吸着して保持するようになっている。
【0010】
壜台1が自転したのちにおいては、壜台1の方向が一定の方向でないために、非円形(角形)の壜6を壜台1から壜の形状に合った切欠きをもつ出口スターホイル5に排出することができない。そのため、壜台1を一定の方向に規制する壜台の方向規制装置15が配設されている。
【0011】
壜台の方向規制装置15は、壜台1の自転軸1aに左右対称に固定され先端にローラ16を持つアーム17と、円形軌道3と同心に配置されアーム17のローラ16と当接してアーム17を円形軌道3の接線方向に保持する円形ガイド18とを備えている。壜台の方向規制装置15は、さらに円形ガイド18の前段で円形軌道3の接線方向に配置されアーム17のローラ16と当接してアーム17を円形軌道3の接線方向に案内する直線ガイド19と、直線ガイド19の入口に配置されアーム17のローラ16と死点状態で当接したとき円形軌道3の外側方向へ移動するローラガイド20とを備えている。なお、前記ローラガイド20は圧縮コイルスプリング21により円形軌道側に付勢されている。
【0012】
次に、前述のように構成された壜台の方向規制装置の作用を説明する。
非円形(角形)の壜6は入口スターホイル4により円形軌道3を移動する壜台1に導入される。このとき、壜台1の自転軸1aに固定されたアーム17のローラ16が円形ガイド18に接触しているため、アーム17は円形軌道3の接線方向に案内され、壜台1は一定の方向に規制された状態にある。
【0013】
壜台1は円形軌道3を移動する間に回動ベルト9に接触して自転する。この自転の間に、壜6の壜胴全面が照明11とカメラ12とにより検査される。壜台1が回動ベルト9と接触しなくなり自転しなくなったときには、壜台1の方向は一定していない。この状態で壜台1は円形軌道3を移動し、壜台1の自転軸1aに固定されたアーム17のローラ16が直線ガイド19に当接すると、アーム17は円形軌道3の接線方向に案内され、次いでアーム17のローラ16が円形ガイド18と当接するのでアーム17は接線方向に保持され、壜台1は一定の方向に規制される。この状態で壜6は壜台1から出口スターホイル5に排出される。
【0014】
一方、アーム17が直線ガイド19の入口に配置されたローラガイド20と死点状態で当接したとき、ローラガイド20は当接時の衝撃で円形軌道3の外側方向へ移動するので、壜台1の移動とあいまってアーム17はローラガイド20から反力を受け壜台1の自転軸1aを中心として回転し、速やかに死点状態から脱出できる。そして、ローラ16は直線ガイド19に当接して円形軌道3の接線方向に案内され、その後、速やかに壜台1から壜6が出口スターホイル5に排出される。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、円形軌道を移動する自転可能な壜台に壜を導入し、壜台を自転させたのち壜台から壜を排出するとき、壜台を一定の方向に規制することができる。そのため、非円形の壜の壜台への導入及び壜台からの排出を円滑に行うことができる。
【0016】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る壜台の方向規制装置の一実施例を示す平面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【符号の説明】
1 壜台
1a 自転軸
2 ターンテーブル
3 円形軌道
4 入口スターホイル
5 出口スターホイル
6 壜
9 回動ベルト
11 照明
12 カメラ
15 壜台の方向規制装置
16 ローラ
17 アーム
18 円形ガイド
19 直線ガイド
20 ローラガイド

Claims (1)

  1. 円形軌道を移動する自転可能な壜台に非円形の壜を導入し、壜台を自転させたのち壜台から壜を排出するとき、壜台を一定の方向に規制する装置であって、
    壜台の自転軸に左右対称に固定され先端にローラを持つアームと、円形軌道と同心に配置されアームのローラと当接してアームを円形軌道の接線方向に保持する円形ガイドと、円形ガイドの前段で円形軌道の接線方向に配置されアームのローラと当接してアームを円形軌道の接線方向に案内する直線ガイドと、直線ガイドの入口に配置されアームのローラと死点状態で当接したとき円形軌道の外側方向へ移動するローラガイドとからなることを特徴とする壜台の方向規制装置。
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