JP3544422B2 - 記事配置装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は例えばワードプロセッサやデスク・トップ・パブリッシングや新聞あるいは雑誌の編集システムに使用される、段組された文書の配置を行う記事配置装置に係わり、特に人手を介することなく配置すなわちレイアウトを行うことのできる記事配置装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の記事配置装置は、ワードプロセッサやDTP(Desk Top Publishing :デスク・トップ・パブリッシング)システムなどで段組された文書をレイアウトする際に、操作性を向上するために用いられている。従来の記事配置装置としては、特開平3−176148号公報、特開平4−263357号公報、特開平5−61871号公報、および特開平4−70956号公報に記載がある。これらの従来例について説明する。
【0003】
まず、第1の従来例について説明する。特開平3−176148号公報に記載された記事配置装置は、ユーザが指定した文書構成要素データを割り付ける枠表示手段と、ユーザの割付実行指示に対し、枠に対応する領域と、既存領域とが重ならないように割り付ける割付手段とを設けることで、容易な操作で文書の段組を制御することができる。
【0004】
図19〜図23は、この第1の従来例の実施例の画面表示を表す説明図である。図19に示すような#0の領域が割り当てられた状態から、新たな#1の領域を割り付ける場合について説明する。このとき、図20に示すような、仮枠601を表示して、ユーザに移動操作させ、割り付けの位置を決定させる。すると、図21に示すように、新たに設定した#1の領域が、既に割り付けられている#0の領域を避けて変形される。図22および図23は、さらに#2の領域を設定した場合を示したものである。
【0005】
第2の従来例について説明する。特開平4−263357号公報に記載された記事配置装置は、文書構成要素データを画面上に配置するためのエリアの大きさを、エリアの配置状況に応じて変更するレイアウト手段を持つ。そのレイアウト手段は、エリア間に設定された主従関係に従って、主エリアの大きさの変更があった際には、従エリアの大きさを変更することで全体のバランスをとることもできる。
【0006】
図24は、この第2の従来技術を説明するためのものである。同図に示すエリアbとエリアdには主従関係があるとする。ここで、図24(a)のようにエリアbに流し込まれる文章は、エリアの大きさに対して少なく配分率が60%程度しか無い場合、レイアウト手段がエリアbの大きさを自動的に配分率が適正な値になるように小さくする。そしてこれに伴って、レイアウト手段は、エリアbの従エリアであるエリアdの大きさを自動的に配分率が適正な値の範囲内で大きくするようになっている。
【0007】
第3の従来例について説明する。特開平5−61871号公報に記載された記事配置装置は、文書構成要素の実データを記憶する実データ保存部と、作成する文書の大きさや、前記した実データの配置位置や大きさなどを記憶する形式データ保存部と、前記した実データと前記した形式データとの適合性や関連性を記憶する関連付けデータ保存部とを備え、形式データと関連付けデータから、形式データに適合する実データを抽出して、この形式データに従って、実データを割り付けることでレイアウトを行う。
【0008】
図25は、この従来技術の内容を示す流れ図である。この先行技術では、ステップS1103で、形式データと関連付けデータから、形式データに適合する実データを抽出して、ステップS1104で抽出された形式データと実データとに基づいて、複合文書を作成する。
【0009】
第4の従来例について説明する。特開平4−70956号公報に記載された記事配置装置は、字間や、文字の並び方向のサイズを、先頭文字位置から最終文字を位置させる行端位置までの距離に基づいて調節する手段を備え、文字展開可能枠内の幅にほぼ一杯になるように文字列を収納するような文字のレイアウトを行う。
【0010】
図26はこの第4の従来技術による画面表示を表わしたものである。同図(A)〜(F)で示したこれらの図で左側は変換前の状態を示しており、右側は変換後の状態を示している。同図(A)の左側は文書をレイアウトする矩形の文字展開可能枠611内に文字列612を入力した状態を示したもので、同図の右側では先頭文字「A」から最終文字「G」までが拡大された文字列613に変換されることで文字展開可能枠611内にほぼ一杯となるように各文字が揃えられている。同図(B)は、各文字列613が文字間のピッチを変えた文字列614に変換されることで、同様に文字展開可能枠611内にほぼ一杯となるように各文字が揃えられている。同図(C)では、各文字列613の文字の高さは変えずに幅だけ増加させることで、変換後の文字列615が文字展開可能枠611内にほぼ一杯となるように各文字が揃えられている。
【0011】
同図(D)では、文字展開可能枠611に2行にわたって文字列616が入力された場合を示したものである。この場合にも、個々の文字のサイズは同一で間隔が詰められることによって変換後の文字列617は文字展開可能枠611内にほぼ一杯となるようにこれらの文字が揃えられている。同図(E)は、文字列618のうち文字“L”で示した指定範囲以外の文字「A」〜「D」については、変換後も同一の文字列619となり、残りについては文字展開可能枠611内の残りの領域にほぼ一杯となるように各文字の文字列620が小さい文字として割り振られるようになっている。同図(F)では、文字例621の中の文字“L”で示した指定範囲の文字列が大きい文字として割り振られ、変換後の文字列622が文字展開可能枠611内にほぼ一杯となるように揃えられている。
【0012】
以上、第1ないし第3の従来技術を用いることで、比較的容易に文書構成要素データを配置する枠の大きさや位置を決めることができる。また、例えば第4の従来技術と組み合わせることにより、枠内に文字列を美しく配置することも可能である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの従来の記事配置装置では、3つの問題点がある。
1番目の問題点は、人手を必要とすることである。操作する枠の選択や、選択した枠の移動あるいは変形を対話式で行うため、第1の従来技術の場合には、記事の配置に際し、枠の位置や大きさや形状の調節に対して、操作が必要となるからである。
【0014】
第2の問題点は、枚数を守るのが大変なことと、与えられたすべての記事をレイアウトするのは不可能ということである。与えられた記事情報の納まる枠の形状や大きさは、範囲が決まっている。これに対して、記事情報の占有領域の形状や大きさは一般に未知である。レイアウトを行う条件として、印刷枚数や紙面サイズに制限を与えられた場合、レイアウトが非常に困難となる。その理由としては、第2の従来技術では記事情報のすべてを、また第3の従来技術でも形式データのすべてを配置することを目指しているので、事前に与えられた印刷枚数や紙面サイズの制限を守れるような処理が行われていないためである。特に第3の従来技術の場合には、各枠の大きさの調整機構がない。第2の従来技術の場合には、限定的な大きさの調整機構があるものの、文章を決められた分量になるように自動要約することが困難である現状を考えると、第4の従来技術を用いたとしても、枠の大きさや形状に合わせて記事情報を詰め込むことができる場合は非常に限定されてしまう。
【0015】
第3の問題点は、所定の場合に空き領域ができる可能性が大きいことと、各領域の位置の調節機構がないこと、ならびにレイアウトの大きさを、主従間でしか調節できないことである。第3の問題点は、枠の大きさの調整機構を唯一持っているところの第2の従来技術を使用しても、自動でレイアウトを行う場合に無駄な空き領域ができる可能性が大きい。各枠の大きさの調節機構があるものの、位置の調節機構が無いためである。また、枠相互間での枠の大きさの調節は、記事間に主従関係があるときに限定されているため、有効な調節が行える場面が少ないからである。
【0016】
そこで本発明の目的は、人手を介することなく比較的良好にレイアウトを行うことのできる記事配置装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明では、新聞や雑誌のように複数の記事情報が段組された文書のレイアウトを行う装置に、前記記事情報を入力する記事情報入力手段と、段組数として予め指定した数値の範囲内で発生させた乱数によって求めた段組数と、前記段組数によって求めた段組と直交方向の座標値と、前記段組数との関係で定められた数値の範囲内で乱数によって求めた開始段数値及び同じく前記段組数との関係で定められた数値の範囲内で乱数によって求めた終了段数値で表わし、かつ分割線数として予め指定した数値の範囲内で発生させた乱数によって求めた数だけ設けた分割線と、各段の領域を前記分割線で分割することによって仕切られる単位領域に対して乱数によって求めて付加したコラム結合番号とを用いて、上下左右に隣接する同じコラム結合番号をもつ前記単位領域を結合してコラム形状を生成するコラム生成手段と、前記コラム形状に対して配置処理のランダムな順序付けを行ってコラム配置処理順序付きコラム形状情報を生成するコラム配置処理順序生成手段と、前記記事情報に対する配置処理のランダムな順序付けである記事配置処理順序を生成する記事配置処理順序生成手段と、前記記事配置処理順序と前記コラム配置処理順序付きコラム形状情報とからなる配置元情報に基づいて前記コラム形状に対して前記記事情報の配置を順に試みることで配置結果を導出する割当手段と、前記配置結果に対して評価を行い評価値を算出する配置結果評価手段と、前記配置元情報とこれに対応する前記配置結果と前記評価結果とからなる配置情報を所定数記憶する配置情報群記憶手段と、前記配置情報群記憶手段に記憶されている前記配置元情報を2組取り出して乱数を使って交叉させ新たな配置元情報を生成し、当該新たな配置元情報から前記割当手段及び前記配置結果評価手段によって対応する配置結果と評価結果を導出し、当該配置結果と当該評価結果を当該新たな配置元情報とともに配置情報として前記配置情報群記憶手段に記憶させる配置元情報合成手段と、前記配置情報群記憶手段に記憶される前記評価値の中の最大の評価値に対応する配置結果を出力する最良配置探索手段と、前記最良配置探索手段の出力する前記配置結果に基づいて前記記事情報を配置して出力する記事出力手段とを具備させる。
【0018】
また、請求項2記載の発明では、新聞や雑誌のように複数の記事情報が段組された文書のレイアウトを行う装置に、前記記事情報を入力する記事情報入力手段と、段組数として予め指定した数値の範囲内で発生させた乱数によって求めた段組数と、前記段組数によって求めた段組と直交方向の座標値と、前記段組数との関係で定められた数値の範囲内で乱数によって求めた開始段数値及び同じく前記段組数との関係で定められた数値の範囲内で乱数によって求めた終了段数値で表わし、かつ分割線数として予め指定した数値の範囲内で発生させた乱数によって求めた数だけ設けた分割線と、各段の領域を前記分割線で分割することによって仕切られる単位領域に対して乱数によって求めて付加したコラム結合番号を用いて、上下左右に隣接する同じコラム結合番号をもつ前記単位領域を結合してコラム形状を生成するコラム生成手段と、前記コラム形状に対して配置処理のランダムな順序付けを行ってコラム配置処理順序付きコラム形状情報を生成するコラム配置処理順序生成手段と、前記記事情報に対する配置処理のランダムな順序付けである記事配置処理順序を生成する記事配置処理順序生成手段と、前記記事配置処理順序と前記コラム配置処理順序付きコラム形状情報とからなる配置元情報に基づいて前記コラム形状に対して前記記事情報の配置を順に試みることで配置結果を導出する割当手段と、前記配置結果に対して評価を行い評価値を算出する配置結果評価手段と、前記配置元情報とこれに対応する前記評価結果とからなる配置情報を所定数記憶する配置情報群記憶手段と、前記配置情報群記憶手段に記憶されている前記配置元情報を2組取り出して乱数を使って交叉させ新たな配置元情報を生成し、当該新たな配置元情報から前記割当手段及び前記配置結果評価手段によって対応する配置結果と評価結果を導出し、当該評価結果を当該新たな配置元情報とともに配置情報として前記配置情報群記憶手段に記憶させる配置元情報合成手段と、前記配置情報群記憶手段に記憶される前記評価値の中の最大の評価値に対応する配置元情報を出力する最良配置探索手段と、前記最良配置探索手段の出力する前記配置元情報に基づいて前記コラム形状に対して前記記事情報の配置を順に試みることで最良配置結果を導出する最良配置割当手段と、前記最良配置結果に基づいて前記記事情報を配置して出力する記事出力手段とを具備させる。
【0019】
更に、請求項3記載の発明では、請求項2記載の記事配置装置で割当手段が最良配置割当手段を兼ねることを特徴とするものである。
【0021】
また、請求項4記載の発明では、請求項1乃至3記載の記事配置装置で、前記配置元情報合成手段が、新しい紙面の前記配置元情報を合成する際に、既存の紙面の前記配置情報群記憶手段が記憶する中から、合成の元になる2組の前記配置元情報を、より高い前記評価値に対応する前記配置元情報ほど大きな確率で選択することを特徴とするものである。
【0022】
更に、請求項5記載の発明では、請求項1乃至4記載の記事配置装置で、前記配置情報群記憶手段が、前記所定数を超える記憶を要求されたとき、最低の前記評価値に対応する前記配置情報を消去して、新たな情報を記憶することを特徴とするものである。
【0029】
【発明の実施の形態】
【0030】
【実施例】
以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0031】
第1の実施例
【0032】
図1は、本発明の第1の実施例における記事配置装置の構成を表わしたものである。本実施例の記事配置装置は、コラム形状情報生成手段101と、コラム配置処理順序生成手段102と、記事配置処理順序生成手段103と、乱数発生手段104と、図示しないRAM(ランダム・アクセス・メモリ)や磁気ディスクなどの記憶装置からなる配置情報群記憶手段105と、割当手段106と、配置結果評価手段107と、記事形状制限情報出力手段108と、配置元情報合成手段109と、最良配置検索手段110と、RAMや磁気ディスクなどの記憶装置、あるいはパソコン通信や文字放送などの通信装置からなり、記事情報を出力する記事入力手段111と、図示しないプリンタやCRTからなり、レイアウトした記事を出力する記事出力手段112とから構成されている。これらのうち、特に回路装置の構成を記載しないものは、前記した記憶装置に格納されたプログラムを図示しないCPU(中央処理装置)が制御することによってそれらの機能が実現されている。
【0033】
コラム形状情報生成手段101は、乱数発生手段104より乱数121を読み出し、これを元にコラム形状情報122を生成するもので、生成されたコラム形状情報122はコラム配置処理順序生成手段102に入力される。コラム配置処理順序生成手段102は、乱数発生手段104から乱数121を読み出し、その乱数121を元に各コラムの配置処理の順序を生成し、コラム形状情報生成手段101より入力されたコラム形状情報に付加し、配置情報群記憶手段105に記憶させる。
【0034】
記事配置処理順序生成手段103は、乱数発生手段104より乱数121を読み出し、その乱数121を元に各記事の配置処理の順序を生成し、配置情報群記憶手段105に記憶させる。乱数発生手段104は、乱数121を発生し、コラム形状情報生成手段101、コラム配置処理順序生成手段102、記事配置処理順序生成手段103および配置元情報合成手段109に出力する。配置情報群記憶手段105は、配置情報(コラム配置処埋順序付きコラム形状情報124と、記事配置処理順序125と、配置結果126と、評価値127)を予め定められた個数分だけ記憶する。また、配置情報群記憶手段105は、コラム配置処理順序生成手段102からコラム配置処理順序付きコラム形状情報124を、記事配置処理順序生成手段103から記事配置処理順序125を、配置元情報合成手段109からコラム配置処理順序付きコラム形状情報128と記事配置処理順序129を、割当手段106から配置結果126を、配置結果評価手段107から評価値127をそれぞれ入力される。
【0035】
また、配置情報群記憶手段105は、割当手段106に対して、コラム配置処理順序付きコラム形状情報124と、記事配置処理順序125とを読み出され、配置元情報合成手段109からコラム配置処理順序付きコラム形状情報128と、記事配置処理順序129とを読み出され、割当手段106から配置結果126を、配置結果評価手段107から評価値127をそれぞれ読み出される。
【0036】
割当手段106は、配置情報群記憶手段105から、コラム配置処理順序付きコラム形状情報124と、記事配置処理順序125とを読み出し、記事形状制限情報出力手段108から、記事形状制限情報131を読み出し、記事を配置可能なコラムに割り当てることで配置を行い、配置結果126を、配置情報群記憶手段105と、配置結果評価手段107に出力する。配置結果評価手段107は、割当手段106から配置結果133を入力され、配置結果133に対する善し悪しの度合いを数値化した評価値127を配置情報群記憶手段105に記憶させる。
【0037】
記事形状制限情報出力手段108は、記事入力手段111より記事情報135を入力され、各記事の形状制限情報すなわち縦横の比率の最大値や最小値、縦や横の長さの最大値や最小値などを、割当手段106に出力する。配置元情報合成手段109は、配置元情報(配置情報群記憶手段105から読み出した、コラム配置処理順序付きコラム形状情報124と記事配置処理順序125)と、乱数発生手段104から読み出した乱数とから、新しい配置元情報を合成し、配置情報群記憶手段105に、新しい配置元情報を記憶させる。
【0038】
最良配置検索手段110は、配置情報群記憶手段105から評価値127が最大のものを検索し、検索した最大の評価値に対応する配置結果136を読み出し、記事出力手段112に出力する。記事入力手段111は、記事の内容や付随する情報を含む記事情報135、138を、記事形状制限情報出力手段108と、記事出力手段112に出力する。記事出力手段112は、最良配置検索手段110から配置結果を入力され、記事入力手段111から各記事の内容(文書構成要素データ)を入力され、配置結果に従って、各記事を画面や紙面上にレイアウトする。
【0039】
このような構成の記事配置装置の動作を説明する。
【0040】
このうち図2および図3は、本実施例におけるコラム生成のうちの単位領域生成について示したものである。また、図4〜図7は、本実施例の単位領域の結合によるコラム生成を説明したものである。なお、図4〜図7は、図2および図3に対して、引き続き処理を行った例であり、図5および図7は、第1の実施例で行われるレイアウト処理のうちの紙面のコラムへの分割結果を示したものである。例えば、図4〜図7に示した紙面301または紙面401は、横方向の3段組になっており、図5に示すコラム311の横幅は最大で2段分(最小で1段分)、同図に示すコラム312の横幅は1段分になっている。紙面への記事の配置は、このコラムに対応する記事を選択することにより行われる。コラム生成手段101は、紙面上を図5や図7に示すような、ランダムな幾つかの領域(コラム)に分割し、コラム配置処理順序生成手段102に出力する。
【0041】
図1に示すコラム生成手段101は、次のような動作を行う。まず、段組数を決める。このとき、段組数が予め一意に指定されていれば、その値を用いればよい。それ以外の場合は、予め指定されている範囲の段組数を乱数発生手段104から読み出して使用する。以下の説明では、段を分離している線を段組線と呼ぶことにする。図2および図3に示した例では2本の段組線がある。図2ないし図7でこれらは垂直線で表わされている。
【0042】
次に、段組線と垂直に交わる線分を発生させる。以下の説明ではこれを分割線と呼ぶことにする。分割線は、段組と逆方向の座標値(図2ないし図7ではY座標)と、分割線の開始段と終了段によって規定される。例えば、図2に示す分割線202は、座標がylで、開始段が1、終了段が3である。図2では6本の分割線がある。予め指定されている範囲の分割線の個数を、乱数発生手段104から読み出し、その個数分の座標値と開始段と終了段を、乱数発生手段104から読み出す。この結果として例えば、図2のような分割線が得られる。なお、乱数発生手段104からの乱数121の入力を元にしているため、得られる分割線は個数も位置も毎回同じにならないのが通常である。
【0043】
このようにして、段組数と分割線を発生することで、図2に示す紙面201は、幾つかの領域に分割される。これらの領域を単位領域と呼ぶ。図3の場合、12個の単位領域203に分割されている。さらに、図3のように、それぞれの単位領域203は他と区別できるように、番号付けを行う。これらを単位領域番号211と呼ぶことにする。図3に示した“1”から“12”の数字は単位領域番号211である。
【0044】
次に、各単位領域203に対して、乱数発生手段104から予め決められた範囲の乱数121を読み出し、番号付けを行う。これらをコラム結合番号321と呼ぶことにする。例えば、図4や図6のように番号付けされる。図4や図6中の“1”から“3”の数字はコラム結合番号321であり、これらは乱数121による番号付けが行われている。すなわち、図3に示す単位領域番号“1”の単位領域203に、図4では“1”が、図6では“2”のコラム結合番号321が付けられている。
【0045】
最後に、上下左右に隣接している単位領域211に対して、同一のコラム結合番号321が付加されている場合は、それらの単位領域を結合して1つのコラムを生成する。例えば、図5は8つ、図7は7つのコラムが生成されている。具体的に説明すると、図4の単位領域番号“1”(図3参照)の単位領域302と、単位領域番号“5”(図3参照)の単位領域303は、どちらもコラム結合番号321が“1”なので結合して、1つのコラム310にする。さらに、図5に示したように、コラムは他と区別できるように、番号付けを行う。以下の説明ではこれらをコラム番号331と呼ぶことにする。図5や図7中の番号は、コラム番号331を示したものである。
【0046】
このようにして、コラムを生成し、コラム形状情報(段数と、分割線数と、分割線(座標と開始段と終了段で表わす)と、コラム結合番号列)をコラム配置処理順序生成手段102に出力する。なお、乱数発生手段104からの乱数121を元にしているため、コラムの個数や形状は、図5と図7を比較して分かるとおり、毎回同じではない。
【0047】
次に、図1と図8および図9を参照して、コラムの配置処理の処理順序の生成に関して説明する。図8および図9は、図5のように分割された各コラムに対して、図1に示す割当手段106で行われる配置処理の順序(優先順位)を付加した例を示したものである。コラム310に対して、図8では7番目、図9では5番目に配置処理を行うという優先順位を与えている。コラム配置処理順序生成手段102は、図8や図9に示すような、コラムの形状情報と各コラムの処理順序を、配置情報群記憶手段105に出力する。
【0048】
コラム配置処理順序生成手段102は、次のような動作を行う。各コラムに対して、乱数発生手段104から乱数121を読み出し、順序付けを行う。以下の説明ではこれをコラム処理順序341と呼ぶことにする。これには、1からコラムの個数までの範囲の重複のない乱数列を用いれば良い。なお、乱数発生手段104からの乱数121の入力を元にしているため、コラム処理順序341は、毎回同じではない。
【0049】
次に、図10を参照して、記事の配置処理の処理順序の生成に関して説明する。この図は記事配置処理順序と記事番号の関係を表わしている。これは、図1の記事入力手段111から入力される図11で示されるような各記事に対して、割当手段106で行われる配置処理の順序(優先順位)を付加した例を示している。図10に示した例では、番号“1”の記事に対して1番目、また番号“3”の記事に対して6番目に配置処理を行うという優先順位を与えている。記事配置処理順序生成手段103は、図10に示すような、各記事の処理順序を配置情報群記憶手段105に出力する。
【0050】
記事配置処理順序生成手段103は、次のような動作を行う。各記事に対して、乱数発生手段104から乱数を読み出し、順序付けを行う。以下の説明ではこれを配置処理順序と呼ぶことにする。これには、“1”から記事の個数までの範囲の重複のない乱数列を用いれば良い。なお、乱数発生手段104からの乱数121の入力を元にしているため、記事の配列処理順序は、毎回同じではない。
【0051】
次に、図11を参照して、記事の形状制限に関して説明する。図11は、本実施例の記事入力手段111によって入手された各記事に関する形状制限の例を示したものである。図11では、記事番号“1”から“10”の各記事に1つずつの制限を記述しているが、実際には1つの記事に対して複数の制限があるのが通常である。この図では、記事番号“1”の記事は3段組の場合の2段以上のスペースを必要とすることが、また記事番号“2”の記事は30文字以上のスペースを必要とすることが記載されている。
【0052】
記事形状制限情報出力手段108は、図11に示すような、各記事の記事形状制限情報131を割当手段106に出力する。記事形状制限情報出力手段108は、次のような動作を行う。記事形状制限情報出力手段108は、予めすべての記事に適応するべく定められた、縦横の比率の最大値や最小値、縦や横の長さの最大値や最小値などの形状制限を記憶している。また、予め各記事の分野ごとなどに定められた、画像サイズやフオントの最大値や最小値、字間や行間の最大値や最小値、字間と行間の比率の最大値や最小値などの形状制限情報を記憶している。そして、記事形状制限情報出力手段108は、記事入力手段111より記事情報138を読み出し、各記事の固有の情報すなわち記事の分野、段落ごとの文字数、文書全体の文字数、元画像のサイズ、表の行方向文字数や列方向文字数などを得る。そして、記事形状制限情報出力手段108は、記憶しているすべての記事に適応する形状制限情報と、各分野ごとの形状制限情報とを加えて、各記事ごとの記事形状制限情報131すなわち縦横の比率の最大値や最小値、縦や横の長さの最大値や最小値などを生成し、割当手段106に出力する。
【0053】
以上説明した記事形状制限情報出力手段108の動作を、具体例で説明する。例えば、記事番号“4”のスコア表の列方向の文字数(10文字)と、スコア表に用いるフオントの最小値と文字間の最小値などから、記事番号“4”の記事を配置するために必要となる横幅の長さの最小値を計算し、割当手段106に出力する。次に、図4、図5と図9ないし図11を参照して、コラムと記事とを対応させることによって配置を行う割り当て処理に関して説明する。
【0054】
割当手段106は、配置情報群記憶手段105から、コラム配置処理順序付きコラム形状情報と、記事配置処理順序とを読み出し、記事形状制限情報出力手段108から、記事形状制限情報131を読み出し、配置処理優先順位の高い記事から順に、配置可能なコラムの中で最も配置処理順位の高いコラムへ割り当てることで配置を行う。そして、配置結果を、配置情報群記憶手段105と、配置結果評価手段107に出力する。ここで、配置可能か否かの判定にはコラムの形状情報を用いる。例えば、記事番号“1”の記事には3段組の2段分の横幅を必要とするという形状制限がある。このため、2段分の横幅を持つコラム310には割り当てられるが、1段分の横幅しかないコラム312には割り当てることはできないと判定することができる。また、既に記事を割り当てたコラムに対して、別の記事を割り当てることは当然できない。
【0055】
図12を参照して、さらに詳しく割当手段106の動作を説明する。図12は、この第1の実施例の割当手段106の制御動作を示したものである。配置情報群記憶手段105から読み出した記事配置処理順序を参照して、未割り当ての記事の中で最も配置処理の優先順位の高い記事が選択可能であるか否かをチェックする(ステップS101)。もし、選択すべき記事が無ければ(N)、ステップS102に進んで配置結果を出力して処理を終了する(エンド)。
【0056】
ステップS101で最も配置処理の優先順位の高い記事が選択可能であれば(Y)、この選択した記事に対応する記事の形状制限情報を記事形状制限情報出力手段108から読み出し、記事の最大幅Wnと最大高Hnを求める(ステップS103)。そして、配置情報群記憶手段105から読み出したコラム配置処理順序を参照して、ステップS101で選択した記事に対してステップS105以降の処理を行っておらずかつ未割り当てのコラムの中で、最も配置処理の優先順位の高いコラムを選択する(ステップS104)。
【0057】
この結果として、選択すべきコラムが無ければ(N)、ステップS101に進む。あれば、ステップS105へ進む。ステップS104の処理で選択したコラムの形状情報から、コラムの最大幅Wcと最大高Hcを求める(ステップS105)。ステップS103で求めた記事の最大幅Wnと最大高Hnと、ステップS105で求めたコラムの最大幅Wcと最大高Hcとを比較し、Wc≧Wn、かつHc≧Hnならば(ステップS106;Y)、ステップS107へ進む。それ以外はステップS104へ進む。
【0058】
ステップS107では、ステップS104で選択したコラムに対して、ステップS101で選択した記事をその記事の記事形状制限情報に従って、流し込んでみるなどして、厳密に配置可能かどうかを判定する。このとき用いたフオントサイズ、字問、行間などを一時記憶する。配置可能なとき(Y)は、ステップS108へ進み、不可能なときはステップS104へ進む。
【0059】
ステップS101で選択した記事をステップS104で選択したコラムに割り当てる。すなわち、ステップS101で選択した記事とステップS104で選択したコラムを割り当て済みとして、ステップS101やステップS104で選択される候補からはずれるようにする。また、ステップS101で選択した記事番号と、ステップS104で選択したコラム番号と、ステップS107で求めたフオントサイズ、字間、行間などの情報とを対応させて配置結果に追加する(ステップS108)。そして、配置情報群記憶手段105から読み出したコラム配置処理順序を参照して、未割り当てのコラムの有無を判定する(ステップS109)。もし、未割り当てのコラムが無ければ(Y)、ステップS102へ進む。あれば(ステップS109;N)、ステップS101へ進む。最後に、配置結果を配置情報群記憶手段105と配置結果評価手段107へ出力し(ステップS102)、処理を終了する(エンド)。
【0060】
次に、配置結果の評価処理に関して説明する。配置結果評価手段107は、割当手段106から配置結果133を入力され、配置結果133に対する善し悪しの度合いを数値化した評価値127を配置情報群記憶手段105に記憶させる。本実施例の記事配置装置は、この評価値127のより高い配置を検索する装置であると考えることができる。配置結果133に対する善し悪しの判断には、多くの判断基準が考えられる。しかしながら、本発明はどのような判断基準を用いるかということに無関係に利用可能である。理解を容易にするため、配置結果133の評価処理として、どのようなことが行われるかに関して、図13および図14を基に説明を行う。
【0061】
図13は、この第1の実施例の配置結果評価手段の制御の流れを表わしたものである。また、図14は、各記事番号と登載優先度の関係を示したものである。ここでは、各記事に図14に示すような登載優先度という情報361(図1参照)が記事入力手段111から得られることにする。たとえば、記事番号“1”番の記事は登載優先度が“10”であり、記事番号“2”の記事は登載優先度が“20”である。ここでは次のような配置結果の判断基準に用いているものとする。
▲1▼基準1:限られた紙面の中に登載される記事の登載優先度の合計ができるだけ高いこと。
▲2▼基準2:紙面上の空き領域を一定以下にすること。
【0062】
2つ目の判断基準は、複数枚の紙面へのレイアウトをすると、すべての記事を登載しても紙面に余りが出る場合に、各ページの記事の量を均等化することによって、異常に大きな空き領域を作らないことを狙った判断基準である。図13に示すように配置結果評価手段107は、次のように動作する。
【0063】
まず、割当手段106から入力された配置結果情報と、記事入力手段111から入力された記事の登載優先度情報とから、登載された記事の登載優先度を合計し、評価値に加算する(ステップS201)。計算方法は登載優先度の取り得る範囲等に応じて、予め設定してあればよい。例えば、登載優先度の和を求める替わりに、自乗和や積を用いても良い。また、評価値の初期値は通常は零でよいが、ステップS203で行う減算に備えて、正の初期値を入れておき、必ず正の数に保てるようにするのも良い。
【0064】
次に、割当手段106から入力された配置結果情報から、記事が配置されておらず、かつ記事間のスペーサにも使用されていない紙面上の領域の面積の和が紙面全体に占める割合を求め、予め設定した閾値Sと比較する(ステップS202)。空き領域の割合の方が大きければ(Y)ステップS203へ、それ以外の場合はステップS204へ進む。
【0065】
空き領域の割合の方が大きい場合には、評価値から予め設定した値を減算する(ステップS203)。最後に、評価値を配置結果評価情報として配置情報群記憶手段105に出力する(ステップS204)。また、空き領域への減点に関しては、予め設定した闇値Sとの比較によるのでなく空き領域の紙面に対する割合に応じて減点量を計算してもよい。
【0066】
次に配置元情報合成処理に関して説明する。
【0067】
図15は、配置元情報の一点交叉による合成を説明したものである。例として、コラム形状情報の一部であるコラム結合番号列の合成を用いている。図16は、配置元情報の順序型交叉による合成に関する説明図である。例としては、コラム配置処理の優先順位の合成を用いている。配置処理順序は、コラム配置処理順序順のコラム番号列で表現している。図15では、図4と図6に相当する2つのコラム結合番号列CbとCbとから、新しいコラム結合番号列Cbnew を合成している。ここで符号Rは乱数を示している。
【0068】
図16では、図8と図9に相当する2つのコラム配置処理の処理順位(配置処理の処理順に並んだのコラム番号列で表わす。)GdとGdから、新しいコラム配置処理の処理順位Gdnew を合成している。配置元情報合成手段109は、配置情報群記憶手段105から読み出した評価値で計算した、すべての評価値の和に対する各評価値の割合と、乱数発生手段104から読み出した乱数とを元にして、配置元情報(コラム配置処理順序付きコラム形状情報と記事配置処理順序)を1組選択し、選択した配置元情報と、乱数発生手段104から読み出した乱数とを元にして、新しい配置元情報を合成し、配置情報群記憶手段105に、新しい配置元情報を記憶させる。
【0069】
配置元情報合成手段109は、次のような動作を行う。まず、配置情報群記憶手段105から、評価値を読み出して、各評価値Piに対して、それまでの評価値の累積と評価値の和SPiを、次式のように求める。
SPi=SPi−1 +Pi (i=1:配置情報の個数)
ただしSP0=0
【0070】
また、乱数発生手段104から1から評価値全体の和の範囲の乱数Rを2つ読み出す。読み出した乱数Rについて、次式が成り立つSPiを検索する。
SPi−1 <R≦SPi
【0071】
このSPiに対応する配置元情報(i番目の配置元情報)を選択する。2つの乱数に対して行うので、2つの配置元情報を配置情報群記憶手段105から、読み出すことになる。
【0072】
次に、コラム配置処理順序付きコラム形状情報のうち、段数と、分割線を表わす座標、開始段、終了段を、以下のような方法で合成する。
▲1▼方法1:2つの段数を平均して、新しい段数を合成する。座標、開始段、終了段についても同様である。
▲2▼方法2:2つの段数のうち、乱数発生手段104から得た乱数によってどちらか一方を選択する。座標・開始段・終了段についても同様に行うことで、新しい分割線や、新しい段数と分割線の組み合わせが合成できる。
二つ方法を、乱数発生手段104から得た乱数によってランダムに選択してもよい。
【0073】
次に、コラム配置処理順序付きコラム形状情報のうち、コラム結合番号列を、次のように合成する。
【0074】
まず、元になるコラム結合番号列を2つ選択し、その後、1からコラム結合番号列に含まれるコラム結合番号の個数−1までの範囲の乱数を、乱数発生手段104から読み出し、読み出した乱数の位置で各コラム結合番号列をそれぞれ2つに分割する。これを組み合わせて新しいコラム結合番号列を合成する。
【0075】
例えば、図15では選択した2つのコラム結合番号列が、
Cb “1、2、1、2、1、2、3、3、3、1、3、2”と、
Cb “2、1、3、1、1、1、2、2、3、3、1、2”とであり、乱数発生手段104から読み出した乱数が“5”であった場合を示している。そこで、左から5番目の境目で、コラム結合番号列を分割する。すなわち、Cb を“1、2、1、2、1”と“2、3、3、3、1、3、2”に、Cb を“2、1、3、1、1”と“1、2、2、3、3、1、2”に分割する。そして、Cb の前半とCb の後半を組み合わせて、新しいコラム結合番号列“1、2、1、2、1、1、2、2、3、3、1、2”を合成する。
【0076】
次に、コラム配置処理順序付きコラム形状情報のうち、コラム配置処理順序を、次のように合成する。まず、元になるコラム結合番号列を2つ選択し、次にコラム配置処理順序の最大値と等しい桁数の2進数の乱数を、乱数発生手段104から読み出し、読み出した2進乱数のビットが立っている桁に対応するコラム番号を、片側のコラム配置処理順序からそのままの位置で新しいコラム配置順序にコピーし、残りの位置のコラム番号を、もう片方のコラム配置処理順序の順番と同じになるように埋める。例えば、図16では、選択した2つのコラム配置順序順のコラム番号列がGd “5、3、8、7、6、4、1、2”と、Gd “3、6、4、2、1、5、8、7”とであり、乱数発生手段104から読み出した乱数が“11011000”の場合を示している。
【0077】
そこで、Gd から“1番目と2番目と4番目と5番目”を新しいコラム配置処理順序にコピーする。すると、この時点で新しいコラム配置処理順序は“5、3、?、7、6、?、?、?”になる。ここで“?”は未決定部分を表わしている。次に、“5と3と7と6”以外のコラム番号をGd から抜き出す。すると抜き出されたコラム番号列は“4、2、1、8”になる。これを新しいコラム配置処理順序の未決定の位置に埋める。すると新しいコラム配置処理順序として“5、3、4、7、6、2、1、8”が、得られる。次に、記事配置処理順序をコラム配置順序と同様に合成する。最後に、新しく合成された配置元情報を、配置情報群記憶手段105に記憶させる。
【0078】
次に、記事配置装置全体の動作に関して説明する。図17は、この第1の実施例の記事配置装置の全体の動作を示したものである。まず、コラム形状情報生成手段101は、乱数発生手段104より乱数を読み出し、その乱数を元にコラム形状情報を生成し、コラム配置処理順序生成手段102に出力する。そして、コラム配置処理順序生成手段102は、コラム形状情報生成手段101より入力されたコラム形状情報に対して、乱数発生手段104より読み出した乱数を元にして生成した各コラムの配置処理の順序を付加し、コラム配置順序付きコラム形状情報を生成する。また、記事配置処理順序生成手段103は、乱数発生手段104より読み出した乱数を元に各記事の配置処理の順序を生成する。このようにして、配置元情報を予め決められた個数分生成し、配置情報群記憶手段105に記憶させる(ステップS301)。
【0079】
そして、割当手段106は、配置情報群記憶手段105に記憶されている配置元情報のすべてについて、配置元情報を1つずつ読み出し、記事形状制限情報出力手段108から、記事形状制限情報を読み出し、記事を配置可能なコラムに割り当てることで配置を行い、配置結果を、配置情報群記憶手段105と、配置結果評価手段107に出力する。配置情報群記憶手段105は、配置元情報に対して配置結果を関連づけて記憶する(ステップS302)。配置結果評価手段107は、割当手段106から入力された(ステップS302で計算された)すべての配置結果について、配置結果の評価値を計算し、評価値を配置情報群記憶手段105に記憶させる。配置情報群記憶手段105は、配置元情報に対して評価値を関連づけて記憶する(ステップS303)。
【0080】
配置元情報合成手段109は、配置情報群記憶手段105から読み出した評価値で計算した、すべての評価値の和に対する各評価値の割合と、乱数発生手段104から読み出した乱数とを元にして、配置元情報を1つ選択する(ステップS304)。そして、配置元情報合成手段109は、ステップS304にて選択した配置元情報と、乱数発生手段104から読み出した乱数とを元にして、新しい配置元情報を合成する(ステップS305)。さらに、配置情報群記憶手段105に、新しい配置元情報を記憶させる。
【0081】
割当手段106は、記事形状制限情報出力手段108から、記事形状制限情報を読み出し、新しい配置元情報を用いて、記事を配置可能なコラムに割り当てることで配置を行い、配置結果を、配置情報群記憶手段105と、配置結果評価手段107に出力する。配置情報群記憶手段105は、新しい配置元情報に対して、今求めた配置結果を関連づけて記憶する(ステップS305)。そして、配置結果評価手段107は、ステップS305で求めた新しい配置結果について配置結果の評価値を計算し、評価値を配置情報群記憶手段105に記憶させる。配置情報群記憶手段105は、新しい配置元情報に対して、今求めた評価値を関連づけて記憶する(ステップS306)。次に、終了条件が満たされたか否かを判定し(ステップS307)、満たされていなければ(N)、ステップS304へ戻り、満たされていれば(Y)ステップS308へ進む。
【0082】
終了条件には以下のような条件が考えられる。また、これらの任意の組み合わせを用いても良い。
▲1▼新しい配置元情報を合成した回数が、予め定めた回数を越えたか。
▲2▼ステップS301を開始してからの処理時間が、予め定めた時間を越えたか。
▲3▼配置情報群記憶手段105に記憶された評価値の最大値が、予め定めた値を越えたか。
▲4▼配置情報群記憶手段105に記憶された評価値の最大値が更新されない回数が、予め定めた回数を越えたか。
▲5▼配置情報群記憶手段105に記憶された評価値の最大値が更新されない時間が、予め定めた時間を越えたか。
【0083】
最後に、最良配置検索手段110は、配置情報群記憶手段105から評価値が最大のものを検索し、対応する配置結果を記事出力手段112に出力する(ステップS308)。そして、記事出力手段112は、最良配置検索手段110から入力された配置結果と、記事入力手段111から入力された各記事の内容(文書構成要素データ)とから、各記事を画面や紙面上にレイアウトする。
【0084】
第2の実施例
【0085】
次に、本発明の第2の実施例についてその要部を説明する。
【0086】
図18は、本発明の第2の実施例の記事配置装置の構成を表わしたものである。この第2の実施例の記事配置装置で第1の実施例と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略する。本実施例の記事配置装置は、コラム形状情報生成手段101と、コラム配置処理順序生成手段102と、記事配置処理順序生成手段103と、乱数発生手段104と、RAMや磁気ディスクなどの記憶装置からなる第2の配置情報群記憶手段1305と、第2の割当手段1306と、配置結果評価手段107と、記事形状制限情報出力手段108と、配置元情報合成手段109と、第2の最良配置検索手段1310と、RAMや磁気デイスクなどの記憶装置、あるいはパソコン通信や文字放送などの通信装置からなり、記事情報を出力する記事入力手段111と、プリンタやCRTからなり、レイアウトした記事を出力する記事出力手段112と、から構成される。これらのうち、特に回路装置の構成を記載しないものは、前記した記憶装置に格納されたプログラムを図示しないCPUが制御することによって機能が実現されている。
【0087】
第2の配置情報群記憶手段1305は、第2の配置情報(コラム配置処理順序付きコラム形状情報と、記事配置処理順序と、評価値)を予め定められた個数分だけ記憶する。コラム配置処理順序生成手段102からコラム配置処理順序付きコラム形状情報を、記事配置処理順序生成手段103から記事配置処理順序を、配置元情報合成手段109からコラム配置処理順序付きコラム形状情報と記事配置処理順序を、配置結果評価手段107から評価値を入力される。
【0088】
また、第2の割当手段1306に、コラム配置処理順序付きコラム形状情報と、記事配置処理順序とを読み出され、配置元情報合成手段109からコラム配置処理順序付きコラム形状情報と記事配置処理順序とを読み出され、最良配置検索手段から、評価値とコラム配置処理順序付きコラム形状情報と記事配置処理順序とを読み出される。
【0089】
第2の割当手段1306は、第2の配置情報群記憶手段1305から配置元情報を読み出し、記事形状制限情報出力手段108から記事形状制限情報を読み出し、記事を配置可能なコラムに割り当てることで配置を行い、配置結果を、配置結果評価手段107に出力する。また、第2の最良配置検索手段1310から最良の評価値を持つ配置元情報を入力され、記事を配置可能なコラムに割り当てることで配置を行い、配置結果を、第2の記事出力手段1312に出力する。類2の最良配置検索手段1310は、第2の配置情報群記憶手段1305から評価値が最大のものを検索し、検索した最大の評価値に対応する配置元情報を読み出し、第2の割当手段1306に出力する。第2の記事出力手段1312は、第2の割当手段1306から配置結果を入力され、記事入力手段111から各記事の内容(文書構成要素データ)を入力され、配置結果に従って、各記事を画面や紙面上にレイアウトする。
【0090】
次に図12、図17および図18を参照して、第2の実施例の記事配置装置の動作について説明する。まず、第2の割り当て処理に関して説明する。第2の割り当て処理は、第1の実施例の割り当て処理とほぼ同じである。
【0091】
図12を参照して、第2の実施例の第2の割当手段106の動作を説明する。第1の実施例の割り当て処理と異なるのは、ステップS101、ステップS102およびステップS104の3ステップだけである。
【0092】
配置情報群記憶手段105から読み出した記事配置処理順序、もしくは第2の最良配置検索手段1310から入力された記事配置処理順序を参照して、未割り当ての記事の中で最も配置処理の優先順位の高い記事を選択する。もし、選択すべき記事が無ければステップS102へ進む。あれば、ステップS103へ進む(第2の割り当て処理のステップS101)。
【0093】
配置情報群記憶手段105から読み出したコラム配置処理順序、もしくは第2の最良配置検索手段1310から入力されたコラム配置処理順序を参照して、(第2の割り当て処理の)ステップS101で選択した記事に対してステップS105以降の処理を行っておらず、かつ未割り当てのコラムの中で、最も配置処理の優先順位の高いコラムを選択する。もし、選択すべきコラムが無ければ、(第2の割り当て処理の)ステップS101へ進む。あれば、ステップS105へ進む。(第2の割り当て処理のステップS104)最後に、配置結果を配置結果評価手段107へ出力し、処理を終了する(第2の割り当て処理のステップS102)。
【0094】
次に、第2の実施例の記事配置装置全体の動作を説明する。第2の実施例の記事配置装置全体の動作は、第1の実施例の動作とほぼ同じである。図17を参照して、第2の実施例の記事配置装置の全体の動作を説明する。
【0095】
第1の実施例と動作が異なるのは、ステップS302、ステップS305、ステップS308の3ステップだけである。第2の割当手段1306は、第2の配置情報群記憶手段1305に記憶されている配置元情報のすべてについて配置元情報を1つずつ読み出し、記事形状制限情報出力手段108から、記事形状制限情報を読み出し、記事を配置可能なコラムに割り当てることで配置を行い、配置結果を、配置結果評価手段107に出力する(第2の実施例のステップS302)。
【0096】
配置元情報合成手段109は、ステップS304にて選択した配置元情報と、乱数発生手段104から読み出した乱数とを元にして、新しい配置元情報を合成する。さらに、配置情報群記憶手段105に、新しい配置元情報を記憶させる。第2の割当手段1306は、記事形状制限情報出力手段108から、記事形状制限情報を読み出し、新しい配置元情報を用いて、記事を配置可能なコラムに割り当てることで配置を行い、配置結果を配置結果評価手段107に出力する(第2の実施例のステップS305)。
【0097】
最後に、第2の最良配置検索手段1310は、第2の配置情報群記憶手段1305から評価値が最大のものを検索し、検索した最大の評価値に対応する配置元情報を読み出し、第2の割当手段1306に出力する。第2の記事出力手段1312は、第2の割当手段1306から配置結果を入力され、記事入力手段111から各記事の内容(文書構成要素データ)を入力され、配置結果に従って、各記事を画面や紙面上にレイアウトする(第2の実施例のステップS308)。
【0098】
第2の実施例は、第1の実施例と異なり、配置情報群記憶手段中に配置結果を記憶しない。このため、配置情報群記憶手段105に比べて、第2の配置情報群記憶手段1305は、消費メモリ容量が小さいという利点がある。逆に、最良配置結果の出力の際に第2の割当手段1306を用いて配置結果を再度計算する必要がある。しかし、再計算に必要とする処理時間は、全体の処理時間から見れば無視できる程度である。
【0099】
本発明の変形例として、図2に示す分割線の開始段や終了段を段数で表現する代わりに、紙面幅のX座標値で表わして、配置情報群記憶手段105(1305)に記憶させておき、割当手段106(1306)において段数に丸めても良い。このようにすると、異なる段数を持つ配置元情報の場合に、より良い新しい配置元情報を合成できる。
【0100】
また別の変形例として、コラム生成手段において、登場順に昇順や降順に正規化されたコラム結合番号を用いて、単位領域の結合を行っても良い。このようにすると、コラム形状に対するコラム形状情報を一意にできる。
【0101】
たとえば、図7のようなコラムを得るのは、図6のようなコラム結合番号列(2、1、3、1、1、1、2、2、3、3、1、2)を使用した時だけでなく、“1、2、3、2、2、2、1、1、3、3、2、1”のようなコラム結合番号列を使用してもよい。このコラム結合番号列は、登場順に昇順になっている。このような多様性は同一の配置を異なる配置とみなす原因となり、同一の配置に対する評価値を分散させる結果となり、その配置結果に不当に小さな評価を与えることとなる。この間題を、昇順もしくは降順などのような一意性のある並びに正規化することにより、防ぐことが可能である。
【0102】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1〜請求項12記載の発明によれば、次のような各種効果を得ることができる。
まず、第1の効果は、人手を介すること無く、比較的良好なレイアウトができることである。これによって、検索による記事の入手から印刷までを自動で行うことができる。その理由は、多くの配置結果を自動的に生成し、それらの評価を行うことで、最良の配置結果を自動的に選択することができるからである。
【0103】
第2の効果は、本発明で述べたコラム生成手段を用いることで、紙面の有効利用が期待できる。その理由は、生成されるコラムは矩形の形状をとるコラムの複数個の集合であり、複雑な形状をとることが可能であるためである。このため、記事と記事との複雑な噛み合わせを試すことができる。
【0104】
第3の効果は、記事配置装置にいわゆる遺伝子アルゴリズムを適応する際の重要点である、配置元情報の合成ができることである。これは、記事配置のバリエーションの元になる情報を、つぎのようにパラメータ化したことによる。ここで遺伝子アルゴリズムとは、生物の適応的進化メカニズムをモデルにした準最適解を探索するアルゴリズムである。「配置元情報」は「遺伝子」に例えることができ、「配置元情報の合成」は「交配」に例えることができる。
▲1▼パラメータ化方法の1番目としては、コラム形状情報として、段数・分割線数・座標と開始段と終了段で表した分割線・コラム結合番号を用いることができる。
▲2▼パラメータ化方法の2番目としては、配置を試行する元情報として、コラム配置処理順序、記事配置処理順序を用いることができる。このようにパラメータ化することで、合成されたパラメータが配置元情報として使用可能な値となる。
【0105】
第4の効果は、高速に良好な配置結果を得ることができるというものである。その理由は、以下のとおりである。配置元情報の合成時に、元になる配置元情報を、より良好な配置結果の配置情報が確率的に多くなるように選択するため、良好な配置結果を生む可能性の高い配置情報を合成する確率が高くなる。そうすると、ランダムに多くの配置元情報を生成するのに比べて、検討する配置情報が少なくても、良好な配置が得られる可能性が高くなるからである。
第5の効果は、コラム生成手段が、段組数として予め指定した数値の範囲内で発生させた乱数によって求めた段組数と、段数によって求めた段組と直交方向の座標値と、段組数との関係で定められた数値の範囲内で乱数によって求めた開始段数値と、同じく段組数との関係で定められた数値の範囲内で乱数によって求めた終了段数値で表わし、かつ分割線数として予め指定した数値の範囲内で発生させた乱数によって求めた数だけ設けられた分割線と、各段の領域を分割線で分割することによって仕切られる単位領域に対して乱数によって求めて付加したコラム結合番号を用いて、上下左右に隣接する同じコラム結合番号をもつ単位領域を結合してコラムを生成するようにしたことにより生じる。すなわち、単に乱数を発生させて段組数や開始段数値、終了段数値および分割線の数を定めるのではなくて、発生させる乱数の範囲を指定したり発生する値の範囲を定めることにしたので、全く考慮外となる配置を排除しながら配置を自動的に生成するので、処理に要する負荷を軽減させると共に、処理時間を短縮することができることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における記事配置装置の構成を表わしたブロック図である。
【図2】第1の実施例でコラム生成のうちの単位領域生成の第1段階を示す説明図である。
【図3】第1の実施例でコラム生成のうちの単位領域生成の第2段階を示す説明図である。
【図4】図3に引続き単位領域の結合によるコラム生成を示した説明図である。
【図5】図3に引続き単位領域の結合によるコラム生成で紙面のコラムへの分割結果を示した説明図である。
【図6】単位領域の結合によるコラム生成を示した説明図である。
【図7】単位領域の結合によるコラム生成を示した説明図である。
【図8】単位領域の結合によるコラム生成で紙面のコラムへの分割結果を示した説明図である。
【図9】単位領域の結合によるコラム生成で紙面のコラムへの分割結果の他の例を示した説明図である。
【図10】本実施例で記事配置処理順序と記事番号の関係を表わした説明図である。
【図11】本実施例で記事の形状制限を示した説明図である。
【図12】第1の実施例の割当手段の制御動作を示した流れ図である。
【図13】第1の実施例の配置結果評価手段の制御の流れを表わした流れ図である。
【図14】各記事番号と登載優先度の関係を示した説明図である。
【図15】配置元情報の一点交叉による合成を示した説明図である。
【図16】図8と図9に相当する2つのコラム配置処理の処理順位から、新しいコラム配置処理の処理順位を合成する説明図である。
【図17】第1の実施例の記事配置装置の全体の動作を示した流れ図である。
【図18】本発明の第2の実施例の記事配置装置の構成を表わした流れ図である。
【図19】第1の従来例における画面表示の第1段階を示す説明図である。
【図20】第1の従来例における画面表示の第2段階を示す説明図である。
【図21】第1の従来例における画面表示の第3段階を示す説明図である。
【図22】第1の従来例における#2の領域を設定した場合を示す説明図である。
【図23】第1の従来例における#2の領域を設定した場合を示す説明図である。
【図24】第2の従来例におけるエリアの再配置の前後を示す説明図である。
【図25】第3の従来技術の内容を示した流れ図である。
【図26】第4の従来技術における画面表示を示した説明図である。
【符号の説明】
101 コラム形状情報生成手段
102 コラム配置処理順序生成手段
103 記事配置処理順序生成手段
105 配置情報群記憶手段
106 割当手段
107 配置結果評価手段
108 記事形状制限情報出力手段
109 配置元情報合成手段
110 最良配置検索手段
111 記事入力手段
112 記事出力手段
201 紙面
321 コラム結合番号
331 コラム番号
341 コラム処理順序

Claims (5)

  1. 新聞や雑誌のように複数の記事情報が段組された文書のレイアウトを行う装置であって、
    前記記事情報を入力する記事情報入力手段と、
    段組数として予め指定した数値の範囲内で発生させた乱数によって求めた段組数と、前記段組数によって求めた段組と直交方向の座標値と、前記段組数との関係で定められた数値の範囲内で乱数によって求めた開始段数値及び同じく前記段組数との関係で定められた数値の範囲内で乱数によって求めた終了段数値で表わし、かつ分割線数として予め指定した数値の範囲内で発生させた乱数によって求めた数だけ設けた分割線と、各段の領域を前記分割線で分割することによって仕切られる単位領域に対して乱数によって求めて付加したコラム結合番号を用いて、上下左右に隣接する同じコラム結合番号をもつ前記単位領域を結合してコラム形状を生成するコラム生成手段と、
    前記コラム形状に対して配置処理のランダムな順序付けを行ってコラム配置処理順序付きコラム形状情報を生成するコラム配置処理順序生成手段と、
    前記記事情報対する配置処理のランダムな順序付けである記事配置処理順序を生成する記事配置処理順序生成手段と、
    前記記事配置処理順序と前記コラム配置処理順序付きコラム形状情報とからなる配置元情報に基づいて前記コラム形状に対して前記記事情報の配置を順に試みることで配置結果を導出する割当手段と、
    前記配置結果に対して評価を行い評価値を算出する配置結果評価手段と、
    前記配置元情報とこれに対応する前記配置結果と前記評価結果とからなる配置情報を所定数記憶する配置情報群記憶手段と、
    前記配置情報群記憶手段に記憶されている前記配置元情報を2組取り出して乱数を使って交叉させ新たな配置元情報を生成し、当該新たな配置元情報から前記割当手段及び前記配置結果評価手段によって対応する配置結果と評価結果を導出し、当該配置結果と当該評価結果を当該新たな配置元情報とともに配置情報として前記配置情報群記憶手段に記憶させる配置元情報合成手段と、
    前記配置情報群記憶手段に記憶される前記評価値の中の最大の評価値に対応する配置結果を出力する最良配置探索手段と、
    前記最良配置探索手段の出力する前記配置結果に基づいて前記記事情報を配置して出力する記事出力手段とを具備することを特徴とする記事配置装置。
  2. 新聞や雑誌のように複数の記事情報が段組された文書のレイアウトを行う装置であって、
    前記記事情報を入力する記事情報入力手段と、
    段組数として予め指定した数値の範囲内で発生させた乱数によって求めた段組数と、前記段組数によって求めた段組と直交方向の座標値と、前記段組数との関係で定められた数値の範囲内で乱数によって求めた開始段数値及び同じく前記段組数との関係で定められた数値の範囲内で乱数によって求めた終了段数値で表わし、かつ分割線数として予め指定した数値の範囲内で発生させた乱数によって求めた数だけ設けた分割線と、各段の領域を前記分割線で分割することによって仕切られる単位領域に対して乱数によって求めて付加したコラム結合番号を用いて、上下左右に隣接する同じコラム結合番号をもつ前記単位領域を結合してコラム形状を生成するコラム生成手段と、
    前記コラム形状に対して配置処理のランダムな順序付けを行ってコラム配置処理順序付きコラム形状情報を生成するコラム配置処理順序生成手段と、
    前記記事情報対する配置処理のランダムな順序付けである記事配置処理順序を生成する記事配置処理順序生成手段と、
    前記記事配置処理順序と前記コラム配置処理順序付きコラム形状情報とからなる配置元情報に基づいて前記コラム形状に対して前記記事情報の配置を順に試みることで配置結果 を導出する割当手段と、
    前記配置結果に対して評価を行い評価値を算出する配置結果評価手段と、
    前記配置元情報とこれに対応する前記評価結果とからなる配置情報を所定数記憶する配置情報群記憶手段と、
    前記配置情報群記憶手段に記憶されている前記配置元情報を2組取り出して乱数を使って交叉させ新たな配置元情報を生成し、当該新たな配置元情報から前記割当手段及び前記配置結果評価手段によって対応する配置結果と評価結果を導出し、当該評価結果を当該新たな配置元情報とともに配置情報として前記配置情報群記憶手段に記憶させる配置元情報合成手段と、
    前記配置情報群記憶手段に記憶される前記評価値の中の最大の評価値に対応する配置元情報を出力する最良配置探索手段と、
    前記最良配置探索手段の出力する前記配置元情報に基づいて前記コラム形状に対して前記記事情報の配置を順に試みることで最良配置結果を導出する最良配置割当手段と、
    前記最良配置結果に基づいて前記記事情報を配置して出力する記事出力手段とを具備することを特徴とする記事配置装置。
  3. 前記割当手段が前記最良配置割当手段を兼ねることを特徴とする請求項2記載の記事配置装置。
  4. 前記配置元情報合成手段が、新しい紙面の前記配置元情報を合成する際に、既存の紙面の前記配置情報群記憶手段が記憶する中から、合成の元になる2組の前記配置元情報を、より高い前記評価値に対応する前記配置元情報ほど大きな確率選択することを特徴とする請求項1〜請求項3記載の記事配置装置。
  5. 前記配置情報群記憶手段が、前記所定数を超える記憶を要求されたとき、最低の前記評価値に対応する前記配置情報を消去して、新たな情報を記憶することを特徴とする請求項1〜請求項4記載の記事配置装置。
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