JP2003256855A - グラフィックス・イメージ生成方法、これを用いたプログラム及び統計データ描画装置 - Google Patents

グラフィックス・イメージ生成方法、これを用いたプログラム及び統計データ描画装置

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JP2003256855A JP2002043161A JP2002043161A JP2003256855A JP 2003256855 A JP2003256855 A JP 2003256855A JP 2002043161 A JP2002043161 A JP 2002043161A JP 2002043161 A JP2002043161 A JP 2002043161A JP 2003256855 A JP2003256855 A JP 2003256855A
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    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • G06T11/20Drawing from basic elements, e.g. lines or circles
    • G06T11/206Drawing of charts or graphs

Abstract

(57)【要約】 【課題】 統計データを視覚化する手法において、階級
の区画値に対応する順序で個々のデータに対応する長方
形を配置すると共に、所望の長方形を正方形に近い形状
で表示することにより、常に視認性の良い描画を行うこ
とを目的とする。 【解決手段】 処理対象である統計データに関し、この
統計データ全体を表す領域に、複数の帯状の領域を形成
すると共に、この統計データの個々のデータを表現する
長方形を当該帯状の領域に配置して、この統計データ全
体を表す領域のイメージデータを生成する。さらに、こ
のイメージデータにおける長方形の列に対し、この統計
データ中の隣接する個々のデータに対応する長方形がイ
メージにおいても隣接するように、帯状の領域ごとに配
置し直してイメージデータを更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯グラフや円グラ
フのような領域分割型の表現方法を用いて、統計データ
の数値分布を視覚化する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】統計データを視覚化する一般的な手法
に、帯グラフや円グラフのような領域分割型の表現方法
がある。これは、統計データを階級化し、データの内容
を意味する階級値とデータの順序を意味する区間値とで
表現すると共に、長方形(帯グラフの場合)や円形(円
グラフの場合)の図形を、階級値に対応するサイズの小
領域に分割することによって統計データの内容を視覚化
する手法である。
【0003】統計データを階級化したときに、階級数が
非常に大きくなる事例、あるいは階級値が非常に小さく
なる事例がある。これらの事例を、各小領域を一列に並
べただけの単純な帯グラフや円グラフで表現すると、小
さい階級値に対応する小領域は細く潰れて読めなくなっ
てしまう。また、階級数が多い場合は、各小領域の境界
線が小さい間隔で多く並ぶために読みにくくなってしま
う。図12は、帯グラフの例を示す図である。図12を
参照すると、階級値の小さい部分は細く潰れてしまい、
読みにくくなっている。
【0004】このような問題を解決する方策として、2
次元的な領域分割によって統計データの階級値を表現す
る視覚化手法が知られている。その代表的なものに、Tr
eemap法がある。図13は、Treemap法による描画の例で
あり、図13(A)が2つの階層を含む統計データ、図
13(B)が3つの階層を含む統計データを描画した例
である。Treemap法は、まずグラフを形成する長方形領
域を縦に分割し、続いて各々の領域を横に分割し(図1
3(A)参照)、必要があればさらに各々の領域を縦に
分割する(図13(B)参照)、というように、反復処
理によって、帯グラフが入れ子になったような領域分割
にて階層を表現する。Treemap法については、例えば次
の文献1に詳細に記載されている。 文献1:[J94] Johnson B., et al., Tree-Maps: A Spa
ce Filling Approach tothe Visualization of Hierarc
hical Information Space, IEEE Visualization'91, p
p. 275-282, 1991.
【0005】さらに、このTreemap法を元にして、階層
構造を持たない統計データに対して2次元的な領域分割
を行い、階級値に比例した面積の長方形群で長方形領域
を分割する、SquarifiedTreemap法やClusteredTreemap
法といった表現手法がある。図14はSquarifiedTreema
p法による描画の例であり、図15はClusteredTreemap
法による描画の例である。これらの手法では、階級化さ
れた統計データを階級値に基づいて並べ替え、統計デー
タ全体を示す長方形領域内に、各階級値に対応するサイ
ズの長方形(小領域)を、階級値の大きい順に配置す
る。また、できるだけ正方形に近い形状の(すなわち長
辺と短辺の差ができるだけ小さい)長方形群で全体の長
方形領域を分割する。この手法は、階級値を表す長方形
を正方形に近い形状で表現するので、・小さい階級値の
長方形が細長く潰れて見えなくなることを防ぐ。・長方
形の大きさ(階級値)を比較するときに、長方形の形状
が相似に近いので比較しやすい。といった特徴がある。
【0006】また、同様にTreemap法を発展させたOrder
edTreemap法は、階級値に対応する長方形を区間値順
に、しかも長方形が正方形に近い形状となるように配置
する。図16は、OrderedTreemap法による描画の例であ
る。この手法は、長方形の位置関係が階級の区間値の順
となるので、近隣階級値の視覚的な比較がしやすいとい
う特徴がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、階級
化された統計データを視覚化する手法として、幾つかの
手法が提案されているが、これらの手法には次のような
欠点があった。SquarifiedTreemap法やClusteredTreema
p法は、階級値の大きさに基づいて階級値に対応する長
方形を配置していくため、配置された長方形の位置関係
は、区間値とは無関係となる。そのため、区間値におい
て近隣のデータの視覚的な比較が困難であった。
【0008】また、OrderedTreemap法は、階級値に対応
する長方形を区間値の順に配置するため、上の2つの手
法と比べると区間値において近隣のデータを視覚的に比
較しやすくなっている。しかし、隣接する区間値を画面
上で隣接させることが考慮されていないため、区間値が
隣接するデータの長方形が画面上で離れた位置に配置さ
れてしまい、データの比較のしやすさを損なう場合があ
った。さらに、OrderedTreemap法は、区間値の順に長方
形を配置することを優先するため、階級値の大きさを優
先する上の2つの手法と比べて、長方形の形状が正方形
に近くならない(長辺と短辺の差が小さくならない)場
合が多く、階級値の比較が困難になる場合があった。
【0009】Treemap法についても、階層構造を持つ統
計データに対して、当該階層構造を反映する入れ子状に
帯グラフを構成するものであり、階層構造を持たない統
計データを視覚化する場合には単なる帯グラフになって
しまうこと、OrderedTreemap法と同様に、区間値が隣接
するデータの長方形が画面上で離れた位置に配置され、
データの比較のしやすさを損なう場合があること、配置
される長方形を正方形に近づける操作が行われないた
め、階級値の比較が困難になる場合があることなどの欠
点があった。
【0010】そこで、本発明は、統計データを視覚化す
る手法において、階級の区画値に対応する順序で個々の
データに対応する長方形を配置すると共に、所望の階級
値に対応する長方形を正方形に近い形状で表示すること
により、常に視認性の良い描画を行うことを目的とす
る。また本発明は、上記の目的に加えて、区間値が隣接
するデータの長方形を必ず隣接する位置関係で配置する
ことにより、データの視覚的な比較のしやすい描画を行
うことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明は、コンピュータを制御して統計データを視覚化す
るためのグラフィックス・イメージを生成する、次のよ
うなグラフィックス・イメージ生成方法として実現され
る。すなわち、このグラフィックス・イメージ生成方法
は、処理対象である統計データを入力し、この統計デー
タ全体を表す領域に、複数の帯状の領域を形成すると共
に、この統計データの個々のデータを表現する長方形を
当該帯状の領域に配置して、この統計データ全体を表す
領域のイメージデータを生成する。さらに、このイメー
ジデータにおける長方形の列に対し、この統計データ中
の隣接する個々のデータに対応する長方形がイメージに
おいても隣接するように、帯状の領域ごとに配置し直し
てイメージデータを更新することを特徴とする。
【0012】ここでさらに詳しくは、統計データ全体を
表す領域に、この統計データの個々のデータを表現する
長方形を配置するステップは、この統計データに従う並
び順でこの長方形を配置するステップと、この長方形が
配置されるたびに、最後に配置された長方形に隣接する
長方形が既に配置されているかどうかを調べ、配置され
ているならば、これら隣接する複数の長方形のうち所定
の長方形の縦横比が1に近づくように、かつ隣接する複
数の長方形が前記帯状の領域を形成するように、各長方
形の形状及び配置を再編成するステップとを含む。ま
た、この長方形を配置するステップは、この統計データ
における個々のデータの内容をサイズに反映させて長方
形を生成するステップと、この長方形のサイズに基づい
て定まる順番でこの長方形を、統計データの全体を表す
領域に配置するステップとを含み、長方形の形状及び配
置を再編成するステップは、この長方形のサイズに基づ
いて定まる所定の長方形を優先して縦横比が1に近づく
ように再編成を行うステップを含む。さらに具体的に
は、この長方形を配置するステップは、この統計データ
における個々のデータの内容をサイズに反映させて長方
形を生成するステップと、生成された長方形のうち、サ
イズの大きい(または小さい)長方形から順にこの長方
形を、統計データの全体を表す領域に配置するステップ
とを含み、長方形の形状及び配置を再編成するステップ
は、隣接する複数の長方形のうちでサイズの大きい(ま
たは小さい)長方形を優先して縦横比が1に近づくよう
に再編成を行うステップを含む。あるいは、この長方形
の形状及び配置を再編成するステップは、隣接する複数
の長方形のうちで縦横比の値が最も1から遠い長方形の
縦横比を改善するように、各長方形の形状及び配置を再
編成するステップを含む。
【0013】また、本発明による他のグラフィックス・
イメージ生成方法は、処理対象である統計データを入力
し、この統計データ全体を表す領域に、この統計データ
の個々のデータを表現する長方形を、この統計データの
並び順に従って配置してグラフィックス・イメージを生
成するステップと、配置された長方形のうちの所定の長
方形の縦横比が1に近づくように、かつこの長方形の列
が帯状に並ぶように、このイメージにおける各長方形の
形状及び配置を再編成するステップと、再編成されたイ
メージにおける長方形の列に対し、1列ごとに長方形の
並び順を反転させることにより、各長方形を当該統計デ
ータに従う順序で連続させるステップとを含むことを特
徴とする。
【0014】また、上記の目的を達成する本発明は、コ
ンピュータを制御して統計データを視覚化するためのグ
ラフィックス・イメージを生成し描画する、次のように
構成された統計データ描画装置としても実現される。す
なわち、この統計データ描画装置は、処理対象である統
計データを格納した格納手段と、この格納手段から読み
出された処理対象の統計データのグラフィックス・イメ
ージを生成するグラフィックス・イメージ生成手段と、
このグラフィックス・イメージ生成手段にて生成された
統計データのグラフィックス・イメージを出力する出力
手段とを備える。そして、このグラフィックス・イメー
ジ生成手段にて生成されるグラフィックス・イメージ
は、統計データ全体を表す領域を複数の帯領域に分ける
と共に、この統計データの個々のデータを表現する図形
を、この統計データにおいて隣接する個々のデータに対
応する図形どうしがイメージにおいても隣接するように
帯領域に配置して構成されたことを特徴とする。
【0015】また、本発明による他の統計データ描画装
置は、統計データ全体を表す領域に、所定の順番で統計
データの個々のデータを表現する長方形を当該統計デー
タに従う並び順で配置する階級配置部と、相互に隣接す
る複数の長方形を対象として、所定の長方形の縦横比が
1に近づくように、かつ複数の長方形が帯状に並ぶよう
に、この長方形の配置及び形状を再編成する再編成処理
部と、階級配置部にて配置され再編成処理部にて必要な
再編成を行われた長方形の列に対し、1列ごとに長方形
の並び順を反転させるように配置し直すことにより、各
長方形を当該統計データに従う順序で連続させる折り返
し処理部とを備えることを特徴とする。
【0016】さらにまた、本発明は、上述したグラフィ
ックス・イメージ生成方法の各ステップに対応する処理
をコンピュータに実行させ、またはコンピュータを制御
して上述した統計データ描画装置として機能させるプロ
グラムとして実現することができる。このプログラム
は、磁気ディスクや光ディスク、半導体メモリ、その他
の記録媒体に格納して配布したり、ネットワークを介し
て配信したりすることにより、提供することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいて、この発明を詳細に説明する。まず本発明の
概要を説明する。本発明は、コンピュータシステムを用
い、領域分割型の表現方法で統計データの数値分布を視
覚化するグラフィックス・イメージを生成する。本発明
では、統計データ全体を示す長方形領域を帯領域に分割
し、かつ帯領域を階級に分割することによって、この統
計データを視覚的に表現する。ここで、帯領域とは、統
計データ全体を示す長方形領域を縦または横に分割して
得られる複数本の長方形領域である。また、階級とは、
階級化された統計データの階級値と区間値との組であ
り、帯領域に配置される長方形で表現される。この階級
(長方形)の大きさが階級値を示し、配置される順番が
区間値を示す。また、本発明では、隣り合う帯領域間
で、階級の配置順を逆転させる。すなわち、所定の帯領
域において下から上へ階級を配置した場合、その隣の帯
領域では上から下へ階級を配置する。これにより、区間
値において相互に隣接する全ての階級が画面上でも隣接
することとなる。
【0018】図1は、本実施の形態による統計データの
描画を行うグラフィックス・イメージ生成装置としての
コンピュータシステムの構成を示す図である。図1を参
照すると、コンピュータシステム10は、グラフィック
ス表示処理をプログラム制御により実行する処理装置
(CPU及びビデオチップ)11と、処理装置11を制
御するプログラムを格納した主メモリ12と、処理装置
11により生成された統計データのグラフィックス・イ
メージを表示するためのビデオメモリ13及びディスプ
レイ装置14と、処理対象である統計データを格納した
記憶装置15とを備える。
【0019】処理装置11は、主メモリ12に格納され
たプログラムに制御されて、記憶装置15から処理対象
となる統計データを読み出し、そのグラフィックス・イ
メージ(イメージデータ)を生成してビデオメモリ13
に格納する。そして、ビデオメモリ13に格納されたグ
ラフィックス・イメージがディスプレイ装置14にて表
示される。主メモリ12は、処理装置11によるグラフ
ィックス・イメージの生成処理の過程で生成されるイメ
ージデータを一時的に格納するためにも用いられる。
【0020】なお、図1には、本実施の形態を実現する
ための構成のみを図示してある。実際には、図示の構成
の他に、各種の命令やデータを入力するためのキーボー
ドやマウスなどの入力装置、音声出力機構や各種の周辺
機器、ネットワークに対するインタフェースなどが設け
られていることは言うまでもない。また、処理対象の統
計データは、上記のように記憶装置15から読み出すほ
か、ネットワークなどを介して外部から入力しても良
い。
【0021】図2は、本実施の形態による統計データの
描画を行うグラフィックス・イメージ生成装置のシステ
ム構成を示す図である。本実施の形態は、階級化された
統計データの各階級を順次配置すると共に、必要に応じ
て配置された階級の長方形ができるだけ正方形に近い
形、すなわち長辺と短辺の差ができるだけ小さい形にな
るように再編成を行う(ただし、各階級の面積は階級値
を反映しているので変更しない)。そして、全ての階級
を配置した後に、隣り合う帯領域において階級の配置順
が逆転するように(これを「折り返し鎖形式」と称す)
階級を配置し直す。これにより、各階級は帯領域ごとに
折り返しながら、区間値順に一筆書きのように連続的に
配置される。
【0022】図2を参照すると、本実施の形態によるグ
ラフィックス・イメージ生成装置は、処理対象である統
計データを階級に分けて配置する階級配置部21と、階
級配置部21によって配置された階級の長方形ができる
だけ正方形に近い形となるように階級の配置を再編成す
る再編成処理部22と、階級配置部21によって全ての
階級が配置された後に当該階級の列を折り返し鎖形式に
配置し直す折り返し処理部23とを備える。図2に示し
た各構成要素は、図1の主メモリ12に保持されている
コンピュータプログラムにより制御された処理装置11
にて実現される仮想的なソフトウェアブロックである。
処理装置11を制御する当該コンピュータプログラム
は、CD−ROMやフロッピー(登録商標)ディスクな
どの記録媒体に格納して配布したり、ネットワークを介
して伝送したりすることにより提供される。
【0023】図2に示した構成において、階級配置部2
1は、処理対象である統計データを入力し、当該統計デ
ータを階級に分け、各階級を表す長方形を当該統計デー
タ全体を表す長方形領域に所定の順序で配置する。ここ
で、階級配置部21による階級の配置方法について詳細
に説明する。n個の階級で構成される統計データを考え
る。この階級の階級値を区間値順にr1,・・・,rn
表す。また、統計データ全体を表す長方形領域の面積を
al lとする。このとき、統計データを構成する個々の
データ(階級)を表す長方形の面積A1,・・・,A
nは、次の数1式により求めることができる(以下、こ
の長方形自体に対してもこの符号A1,・・・,Anを用
いる)。
【数1】 また、長方形A1,・・・,Anを階級値に基づく一定の
順序(小さい順または大きい順)に並べ替えたものをA
S1,・・・,ASnと表す。すなわち、本実施の形態によ
れば、各階級の並ぶ順番は区間値に準ずるが、これを配
置する順序は各階級の面積(階級値)に従って定まる。
【0024】例として、統計データの階級を階級値の大
きい順に配置する場合について説明する。階級配置部2
1は、まず階級を構成する長方形を、「長方形1個が帯
領域1個を構成する」と想定して、その幅および高さを
算出する。所定の長方形Ak(1≦k≦n)の幅および
高さを(wk,hk)とし、統計データ全体を表す長方形
領域Aallの幅および高さを(wall,hall)とすると、
(wk,hk)は、次の数2式にて算出される。
【数2】
【0025】図3は、階級配置部21による階級の配置
方法を説明する図である。図3に示す例では、階級値の
大きさに基づいて、図3(A)に示すように階級A5
80、A3、A30の順番で配置が行われる(ただし、図
には上位4つの階級のみが記載されている)。各階級A
5、A80、A3、A30は、それぞれ「長方形1個が帯領域
1個を構成する」ように、すなわち長方形領域Aall
同じ高さ(hk=hall)で長方形領域Aall内に配置さ
れている。また、配置順は各階級における面積の大きい
順であるが、各階級は区間値に従って並ぶため、配置さ
れた各階級A5、A80、A3、A30の間にそれぞれ適当な
隙間が存在している。
【0026】再編成処理部22は、階級配置部21によ
り上記のようにして配置された階級を、必要に応じて再
編成し、所望の階級ができるだけ正方形に近い形で配置
されるようにする。再編成処理部22による階級の再編
成の手法について詳細に説明する。再編成処理部22
は、階級配置部21により階級が配置されるたびに、次
のようにして再編成を行うかどうかを判断する。まず、
階級配置部21によって最後に配置された階級に関し
て、隣接する区間値を持つ(すなわち、画面上で隣接す
る)階級が既に配置されているかどうかを調べる。言い
換えれば、所定の長方形Ak(1≦k≦n)を配置した
ときに、長方形Ak-1あるいは長方形Ak+1が既に配置さ
れているかどうかを調べる。
【0027】既に長方形Ak-1あるいは長方形Ak+1のい
ずれかが配置されているならば、当該長方形Ak-1ある
いは長方形Ak+1を含む帯領域に長方形Akを併合するか
どうかを判断する。ここで、併合の判定の指標として本
実施の形態では、長方形の幅と高さの比(縦横比:aspe
ct ratio)を用いる。長方形Akの縦横比をakとする
と、akは次の数3式で算出される。
【数3】 例えば、長方形Ak+1,・・・,Al(k<l)で構成さ
れる帯領域に長方形A kを併合するかどうか判定する場
合を考える。長方形Ak+1,・・・,Alからなる帯領域
の幅をwbeforeとすると、長方形Akを併合した後の帯
領域の幅wafterは、次の数4式で算出される。
【数4】
【0028】また、長方形Ak+1,・・・,Alのうち、
最も大きいものをAimpとする(この例では大きい順に
配置しているので最も大きいものを選んだが、小さい順
に配置しているときは最も小さいものを選ぶ)。このと
き、長方形Akを併合する前の長方形Aimpの高さをh
beforeとし、併合した後の長方形Aimpの高さをhafte r
とすると、これらは次の数5式で表される。
【数5】 以上の各数式によって算出される幅wbefore、幅w
after、高さhbefore、高さhafterを用いて、長方形A
impの併合前における縦横比abeforeと併合後における
縦横比aafterとを算出する。そして、abefore>a
afterならば、併合によって長方形Aimpの縦横比が向上
する(1に近づく)ので併合する。反対に、ab efore
afterならば、併合によって長方形Aimpの縦横比は向
上しない(1に近づかない)ので併合しない。
【0029】図4は、階級を併合して帯領域を再編成す
る様子を示す図である。図4(A)に示す例では、長方
形Akを配置した時点で隣接する位置に長方形Ak+1が配
置されており、この2つの帯領域を併合して1つにする
ことにより、長方形Ak+1の縦横比が向上するため、併
合を行う。また、図4(B)に示す例では、長方形Ak
を配置した時点で隣接する位置に長方形Ak+1、Ak+2
k+3からなる帯領域が配置されており、この2つの帯
領域を併合して1つにすることにより、最も大きい長方
形Ak+1の縦横比が向上するため、併合を行う。
【0030】また、本実施の形態において、再編成処理
部22は、上述したように2つの帯領域を1つの帯領域
に併合するのみならず、階級の形態を変えた2つの帯領
域として再編成することができる。長方形Ak+1,・・
・,Al(k<l)で構成される帯領域の隣に長方形Ak
を配置したとき、この階級の列を長方形Ak,・・・,
m(k<m)からなる帯領域と長方形Am+1,・・・,
l(m<l)からなる帯領域とに再編成する場合を考
える。2つの帯領域を合わせた幅をwbeforeとすると、
長方形Ak,・・・,Am(k<m)からなる帯領域の幅
after1と長方形Am+1,・・・,Al(m<l)からな
る帯領域の幅wafter2とは、次の数6式により算出され
る。
【数6】
【0031】また、帯領域中にすでに配置されている長
方形Ak+1,・・・,Al(k<l)のうち、最も大きい
ものをAimpとする(この例では大きい順に配置してい
るので最も大きいものを選んだが、小さい順に配置して
いるときは最も小さいものを選ぶ)。このとき、長方形
kを配置する前の長方形Aimpの高さをhbeforeとし、
配置した後の長方形Aimpの高さをhafterとすると、こ
れらは次の数7式で表される。
【数7】 (ただし、wafter=wafter1(k<imp≦m)、w
after=wafter2(m<imp≦l))
【0032】以上の各数式によって算出される幅w
before、幅wafter、高さhbefore、高さhafterを用い
て、長方形Aimpの併合前における縦横比abeforeと併
合後における縦横比aafterとを算出する。そして、a
before>aafterならば、併合によって長方形Aimpの縦
横比が向上する(1に近づく)ので併合する。反対に、
b efore≦aafterならば、併合によって長方形Aimp
縦横比は向上しない(1に近づかない)ので併合しな
い。以上の処理を、k+1<m<lの範囲で、mを変動
させながら反復し、最も良好な縦横比が算出される状態
で帯領域の再編成を行う。
【0033】図5は、2つの帯領域を異なる構成の2つ
の帯領域に再編成する様子を示す図である。図5に示す
例では、長方形Akを配置した時点で隣接する位置に長
方形Ak+1、Ak+2、Ak+3、Ak+4からなる帯領域が配置
されており、この2つの帯領域を長方形Ak、Ak+1から
なる帯領域と長方形Ak+2、Ak+3、Ak+4からなる帯領
域とに再編成することにより、最も良好な縦横比が得ら
れるので、かかる再編成を行う。
【0034】本実施の形態では、階級配置部21により
階級が配置されるに伴って、再編成処理部22による上
記のような帯領域の再編成処理は頻繁に発生する。そし
て、先に配置された階級の形状が評価され、その形状が
より縦横比の小さい形状となるように再編成が行われ
る。ここで、先に配置された階級(階級値の大きいもの
から順に配置した場合は階級値のより大きい階級)を、
統計データの利用者(例えば本実施の形態のユーザ)が
重要視するデータであると考えれば、重要度のより高い
階級の形状が、視覚的に他の階級と比較しやすい、正方
形に近い形状に改善されることとなる。すなわち、本実
施の形態による統計データのグラフィックス・イメージ
を所望する利用者が階級値の大きい階級の比較を重視す
る場合は、階級値が大きい順に階級を配置していくこと
により、重要度の高い階級値の大きい階級を正方形に近
い形状で表示し、視覚的に比較しやすくすることができ
る。また、階級値の小さい階級が細く潰れてしまうこと
を避けて視認しやすくすることを重視する場合は、階級
値が小さい順に階級を配置していくことにより、重要度
の高い階級値の小さい階級を正方形に近い形状で表示
し、視認しやすくすることができる。
【0035】なお、階級値の大きい階級を重視するか階
級値の小さい階級を重視するかによって、縦横比を1に
近づける階級が異なるため、各階級の縦横比は変化する
こととなる。このため、統計データ全体を表す長方形領
域内に形成される帯領域の本数及び個々の太さも変化す
ることとなる。また、本実施の形態では、階級配置部2
1により配置された階級の並ぶ方向、及び再編成処理部
22により再編成された階級の並ぶ方向は、各階級の区
間値順を反映するために一定の方向に定められる。階級
配置部21は、例えば、統計データ全体を表す長方形領
域において左から右へ向かう方向に並ぶように階級を配
置する。具体的には、所定の階級を配置する際に、既に
配置されている階級の中で、配置しようとする階級より
も区間値が大きい階級よりも左、小さい階級よりも右に
位置するように配置する。同様に、再編成処理部22
は、例えば、帯領域において下から上へ向かう方向に並
ぶように階級を配置する。
【0036】折り返し処理部23は、階級配置部21に
より全ての階級が配置された後に、隣り合う帯領域にお
ける階級の配置順が逆転するように(「折り返し鎖形
式」となるように)階級を配置し直す。例えば、統計デ
ータ全体を表す長方形領域における左から奇数番目の帯
領域では階級データを下から上へ配置し、偶数番目の帯
領域では逆に階級データを上から下へ配置する。これに
より、全ての階級が連続的に配置されるため、区間値に
おいて隣接する階級は画面上でも必ず隣接することとな
る。しかし、本実施の形態では、上述したように、階級
配置部21にて区間値の順番に関わらず階級値の大きい
ものから順に配置していく上、再編成処理部22にて帯
領域の再編成を随時行うため、各帯領域が左から何番目
の帯領域になるか、全ての階級の配置を終えるまで確定
できない。そこで、折り返し処理部23は、全ての階級
データの配置が終了してから、例えば奇数番目の帯領域
では下から上へ、偶数番目の帯領域では上から下へ、と
いう配置順になるように階級の座標値を再算出する。
【0037】図6は、階級の配置順を折り返し鎖形式に
変換する様子を示す図である。図6に示す例では、各帯
領域で下から上へ階級を並べて全て配置が終了した後、
左から偶数番目の各帯領域における階級の配置順を逆転
させて、「折り返し鎖形式」の配置を実現している。
【0038】図7は、上述した階級配置部21、再編成
処理部22及び折り返し処理部23による「折り返し鎖
形式」の描画を行う一連の処理の流れを説明するフロー
チャートである。図7に示すように、階級配置部21
が、記憶装置15から処理対象である統計データを読み
込み、当該統計データを図示するための階級、すなわち
階級値をサイズに反映させた長方形を生成し、階級値の
大きさにしたがって並べ替える(ステップ701)。上
述したように、本実施の形態では、ユーザの指定などに
応じて階級値の大きい順または小さい順に階級を配置す
ることができるため、このステップにおいて、階級値の
大きい順または小さい順に階級を並べておく。そして、
以下の処理を、統計データ全体を表す長方形領域内に全
ての階級を配置し終えるまで繰り返す(ステップ70
2)。
【0039】まず、階級配置部21が、ステップ701
で並べた順番にしたがって、階級を1個配置する(ステ
ップ703)。そして、再編成処理部22が、ステップ
703で配置された階級に隣接する区間の階級が既に配
置されているかどうかを調べる(ステップ704)。区
間値の隣接する階級が既に配置されている場合は、次
に、当該階級とステップ703で配置された階級との間
で帯領域の再編成を行うべきかどうか、すなわち帯領域
の再編成により重要度の高い階級の縦横比を小さくする
ことができるかどうかを調べる(ステップ705)。帯
領域の再編成により重要度の高い階級の縦横比が良好な
状態となるならば、再編成処理部22が、ステップ70
3で配置された階級による帯領域とこれに隣接する階級
を含む帯領域との再編成を行う(ステップ706)。
【0040】帯領域の再編成を行った後(ステップ70
6)、または帯領域の再編成を行うべきでないと判断し
た場合(ステップ705)、またはステップ703で配
置された階級に対して区間値の隣接する階級が未だ配置
されていない場合(ステップ704)は、この時点まで
で生成されたイメージデータを一時的に主メモリ12に
格納してステップ702に戻る。そして、ステップ70
1で並べた順番における次の階級について、ステップ7
03以降の処理を繰り返し、イメージデータを更新す
る。かかる処理を繰り返し、全ての階級を配置したなら
ば、次に、折り返し処理部23が、主メモリ12から生
成されたイメージデータを読み出し、当該グラフィック
ス・イメージにおける帯領域の1本おきに、階級の配置
順を逆転させて「折り返し鎖形式」の描画を完成させる
(ステップ707)。完成したグラフィックス・イメー
ジは、ビデオメモリ13を介してディスプレイ装置14
にて表示される。
【0041】なお、上記の動作において、階級を階級値
の大きいものから順に配置し、再編成に際して階級値の
大きいものを優先して縦横比の小さい(正方形に近い)
形状となるように処理を行うこととすれば、階級値の大
きい階級、すなわちサイズの大きい長方形が正方形に近
い形となり、視覚的な比較が行いやすくなる。これに対
し、階級を階級値の小さいものから順に配置し、再編成
に際して階級値の小さいものを優先して縦横比の小さい
(正方形に近い)形状となるように処理を行うこととす
れば、階級値の小さい階級、すなわちサイズの小さい長
方形が正方形に近い形となり、細く潰れて視認しにくく
なることを回避できる。
【0042】さらに、階級値に関わらず、全体的に良好
な縦横比を得られるように、言い換えれば、縦横比の値
の大きい細く潰れた長方形が現れないように再編成の処
理を行うことも可能である。この場合、各階級は、区間
値に従って、統計データ全体を表す長方形領域の左端や
右端から順次配置される。したがって、図7に示したス
テップ701では階級を表す長方形の生成のみが行わ
れ、階級値に応じた並べ替えは行われない。また、区間
値順に配置していくので、ステップ705の再編成を行
うかどうかの判断を階級が配置されるたびに行う。そし
て、この再編成においては、隣接する階級の中で重要度
の高い(サイズが大きいまたは小さい)階級の縦横比の
みを考慮するのではなく、全ての階級の縦横比のうちで
最も悪い(1から離れた)値が最も改善されるように、
すなわち、いずれかの階級が細長く潰れてしまうことを
回避するように階級の配置を選択し、再編成を行う。
【0043】図8乃至図10は、所定の統計データを用
いて本実施の形態により視覚化したグラフィックス・イ
メージの例を示す図である。図8は小さい階級を重視し
て描画した場合、図9は大きい階級を重視して描画した
場合、図10は全体的に良好な縦横比を得られるように
描画した場合を示す。図8を参照すると、統計データ全
体を表す長方形領域内に7本の帯領域が形成され、27
個の階級が配置されている。そして、階級801のよう
な比較的小さいサイズの階級が正方形に近い形状となっ
ている。また、図9を参照すると、図8と同じ長方形領
域内に4本の帯領域が形成され、同様に27個の階級が
配置されている。そして、階級802のような比較的大
きいサイズの階級が正方形に近い形状となっている。さ
らに図10を参照すると、図8、9と同じ長方形領域内
に7本の帯領域が形成され、同様に27個の階級が配置
されている。そして、図9に見られるような極端に縦横
比の値の大きい階級が無いことがわかる。
【0044】図8乃至図10の各イメージにおいて、階
級における縦横比の数値を評価すると、階級値の大きさ
が下位5パーセントである階級の縦横比は、図8の場
合、最悪値が1.4423、平均値が1.4212であ
り、図9の場合、最悪値が124.8798、平均値が
105.6457であり、図10の場合、最悪値が4.0
638、平均値が3.5683である。したがって、サ
イズの小さい階級を重視して階級を配置することにより
(図8の場合)、サイズの小さい階級における縦横比が
1に近く、良好な描画結果を得ている。また、階級値の
大きさが上位5パーセントである階級の縦横比は、図8
の場合、最悪値が11.4301、平均値が5.8763
であり、図9の場合、最悪値が5.9467、平均値が
2.3871であり、図10の場合、最悪値が11.43
01、平均値が4.4593である。したがって、サイ
ズの大きい階級を重視して階級を配置することにより
(図9の場合)、サイズの大きい階級における縦横比が
1に近く、良好な描画結果を得ている。さらに、全階級
の縦横比について調べると、図8の場合、最悪値が1
1.4301、平均値が2.9132であり、図9の場
合、最悪値が124.8798、平均値が23.8167
であり、図10の場合、最悪値が11.4301、平均
値が2.4394である。したがって、全体的に良好な
縦横比を得られるように再編成を行うことにより(図1
0の場合)、縦横比の値が極端に大きい階級が生じるこ
とが無く、視認性の高い描画結果を得ている。なお、こ
の例では、サイズの小さい階級を重視した図8の場合に
おいても、最悪値が11.4301であり、良好な描画
結果を得ているが、平均値では図10の場合の方が良好
な結果となっている。
【0045】図11は、図8乃至図10に示した例と同
様の統計データを対象として、従来のOrderedTreemap法
により生成されたグラフィックス・イメージの例を示す
図である。図11と図8乃至図10とを比較すると、図
11においても極端に縦横比の値の大きい階級は少な
く、各階級自体の視認性は図8乃至図10に対して劣っ
てはいない。しかし、階級の並ぶ方向が縦横混在してい
るために、階級の区間値順が把握しにくく、区間値順が
重要となる統計データの視覚化には適さないことがわか
る。さらに、OrderedTreemap法では区間値順で隣接する
階級が画面上では離れてしまう場合があることは上述し
た。
【0046】また、図8乃至図10に示した本実施の形
態による描画では、統計データ全体を表す長方形領域に
形成された複数本の帯領域上に各階級を配置するため、
サイズの小さい階級の視認性を重視したり、サイズの大
きい階級の比較の容易さを重視したりすることにより、
描画の形式を柔軟に選択することができる。そのため、
例えば図9に示すように、所定の階級に関しては縦横比
が極端に大きくなってしまう場合があるものの、重視す
る階級においては特に縦横比が1に近い良好な描画結果
を得ることができる。また、上記のように縦横比が極端
に大きい階級が生じないように描画することもできる。
これに対し、OrderedTreemap法による描画では、図11
に示すように、統計データ全体を表す長方形領域が複雑
に配置されているので、所定のサイズの階級を重視して
描画形式を変更することは困難である。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
統計データを視覚化する手法において、階級の区画値に
対応する順序で個々のデータに対応する長方形を配置す
ると共に、所望の階級値に対応する長方形を正方形に近
い形状で表示することにより、常に視認性の良い描画を
行うことができる。また、本発明によれば、区間値が隣
接するデータの長方形を必ず隣接する位置関係で配置す
ることにより、データの視覚的な比較のしやすい描画を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態による統計データの描画を行う
グラフィックス・イメージ生成装置としてのコンピュー
タシステムの構成を示す図である。
【図2】 本実施の形態による統計データの描画を行う
グラフィックス・イメージ生成装置のシステム構成を説
明する図である。
【図3】 本実施の形態の階級配置部による階級の配置
方法を説明する図である。
【図4】 本実施の形態の再編集処理部が階級を併合し
て帯領域を再編成する様子を示す図である。
【図5】 2つの帯領域を異なる構成の2つの帯領域に
再編成する様子を示す図である。
【図6】 本実施の形態の折り返し処理部が階級の配置
順を折り返し鎖形式に変換する様子を示す図である。
【図7】 本実施の形態による統計データの描画を行う
一連の処理の流れを説明するフローチャートである。
【図8】 所定の統計データを用いて本実施の形態によ
り視覚化したグラフィックス・イメージの例を示す図で
あり、小さい階級を重視して描画した例を示す図であ
る。
【図9】 所定の統計データを用いて本実施の形態によ
り視覚化したグラフィックス・イメージの例を示す図で
あり、大きい階級を重視して描画した例を示す図であ
る。
【図10】 所定の統計データを用いて本実施の形態に
より視覚化したグラフィックス・イメージの例を示す図
であり、全体的に良好な縦横比を得られるように描画し
た例を示す図である。
【図11】 図8乃至図10に示した例と同様の統計デ
ータを対象として、従来のOrderedTreemap法により生成
されたグラフィックス・イメージの例を示す図である。
【図12】 帯グラフの例を示す図である。
【図13】 Treemap法による描画の例を示す図であ
る。
【図14】 SquarifiedTreemap法による描画の例を示
す図である。
【図15】 ClusteredTreemap法による描画の例を示す
図である。
【図16】 OrderedTreemap法による描画の例を示す図
である。
【符号の説明】
10…コンピュータシステム、11…処理装置(CPU
及びビデオチップ)、12…主メモリ、13…ビデオメ
モリ、14…ディスプレイ装置、15…記憶装置、21
…階級配置部、22…再編成処理部、23…折り返し処
理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池端 裕子 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所 内 (72)発明者 伊藤 貴之 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所 内 (72)発明者 梶永 泰正 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所 内 Fターム(参考) 5B080 CA01 FA00 GA25

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータを制御して統計データを視
    覚化するためのグラフィックス・イメージを生成するグ
    ラフィックス・イメージ生成方法において、 メモリから処理対象である統計データを読み出し、当該
    統計データ全体を表す領域に、複数の帯状の領域を形成
    すると共に、当該統計データの個々のデータを表現する
    長方形を当該帯状の領域に配置し、当該長方形の配置さ
    れた当該統計データ全体を表す領域のイメージデータを
    メモリに格納する第1のステップと、 前記メモリから前記統計データ全体を表す領域のイメー
    ジデータを読み出し、当該イメージデータにおける長方
    形の列に対し、前記統計データ中の隣接する前記個々の
    データに対応する長方形がイメージにおいても隣接する
    ように、前記帯状の領域ごとに配置し直してメモリに格
    納する第2のステップとを含むことを特徴とするグラフ
    ィックス・イメージ生成方法。
  2. 【請求項2】 前記第1のステップは、 前記統計データ全体を表す領域に、当該統計データの個
    々のデータを表現する長方形を、当該統計データに従う
    並び順で配置するステップと、 前記長方形が配置されるたびに、最後に配置された長方
    形に隣接する長方形が既に配置されているかどうかを調
    べ、配置されているならば、これら隣接する複数の長方
    形のうち所定の長方形の縦横比が1に近づくように、か
    つ当該隣接する複数の長方形が前記帯状の領域を形成す
    るように、各長方形の形状及び配置を再編成するステッ
    プとを含むことを特徴とする請求項1に記載のグラフィ
    ックス・イメージ生成方法。
  3. 【請求項3】 前記長方形を配置するステップは、 前記統計データにおける個々のデータの内容をサイズに
    反映させて前記長方形を生成するステップと、 前記長方形のサイズに基づいて定まる順番で当該長方形
    を、前記統計データの全体を表す領域に配置するステッ
    プとを含み、 前記長方形の形状及び配置を再編成するステップは、 前記長方形のサイズに基づいて定まる所定の長方形を優
    先して縦横比が1に近づくように再編成を行うステップ
    を含むことを特徴とする請求項2に記載のグラフィック
    ス・イメージ生成方法。
  4. 【請求項4】 前記長方形の形状及び配置を再編成する
    ステップは、 前記隣接する複数の長方形のうちで縦横比の値が最も1
    から遠い長方形の当該縦横比を改善するように、各長方
    形の形状及び配置を再編成するステップを含むことを特
    徴とする請求項2に記載のグラフィックス・イメージ生
    成方法。
  5. 【請求項5】 コンピュータを制御して統計データを視
    覚化するためのグラフィックス・イメージを生成するグ
    ラフィックス・イメージ生成方法において、 メモリから処理対象である統計データを読み出し、当該
    統計データ全体を表す領域に、当該統計データの個々の
    データを表現する長方形を、当該統計データの並び順に
    従って配置するステップと、 配置された前記長方形のうちの所定の長方形の縦横比が
    1に近づくように、かつ当該長方形の列が帯状に並ぶよ
    うに、各長方形の形状及び配置を再編成し、再編成され
    た当該統計データ全体を表す領域のイメージデータをメ
    モリに格納するステップと、 前記メモリから前記統計データ全体を表す領域のイメー
    ジデータを読み出し、当該イメージデータにおける長方
    形の列に対し、1列ごとに当該長方形の並び順を反転さ
    せることにより、各長方形を当該統計データに従う順序
    で連続させるステップとを含むことを特徴とするグラフ
    ィックス・イメージ生成方法。
  6. 【請求項6】 コンピュータを制御して、統計データを
    視覚化するためのグラフィックス・イメージを生成する
    プログラムであって、 メモリから処理対象である統計データを読み出し、当該
    統計データ全体を表す領域に、複数の帯状の領域を形成
    すると共に、当該統計データの個々のデータを表現する
    長方形を当該帯状の領域に配置し、当該長方形の配置さ
    れた当該統計データ全体を表す領域のイメージデータを
    メモリに格納する第1の処理と、 前記メモリから前記統計データ全体を表す領域のイメー
    ジデータを読み出し、当該イメージデータにおける長方
    形の列に対し、前記統計データ中の隣接する前記個々の
    データに対応する長方形がイメージにおいても隣接する
    ように、前記帯状の領域ごとに配置し直してメモリに格
    納する第2の処理とを前記コンピュータに実行させるこ
    とを特徴とするプログラム。
  7. 【請求項7】 前記プログラムによる前記第1の処理
    は、 前記統計データ全体を表す領域に、当該統計データの個
    々のデータを表現する長方形を、当該統計データに従う
    並び順で配置する処理と、 前記長方形が配置されるたびに、最後に配置された長方
    形に隣接する長方形が既に配置されているかどうかを調
    べ、配置されているならば、これら隣接する複数の長方
    形における所定の長方形の縦横比が1に近づくように、
    かつ当該隣接する複数の長方形が前記帯状の領域を形成
    するように、各長方形の形状及び配置を再編成する処理
    とを含むことを特徴とする請求項6に記載のプログラ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記プログラムによる前記長方形を配置
    する処理は、 前記統計データにおける個々のデータの内容をサイズに
    反映させて前記長方形を生成する処理と、 サイズの大きい前記長方形から順に当該長方形を、前記
    統計データの全体を表す領域に配置する処理とを含み、 前記プログラムによる前記長方形の形状及び配置を再編
    成する処理は、 前記隣接する複数の長方形のうちでサイズの大きい前記
    長方形を優先して縦横比が1に近づくように再編成を行
    う処理を含むことを特徴とする請求項7に記載のプログ
    ラム。
  9. 【請求項9】 前記プログラムによる前記長方形を配置
    する処理は、 前記統計データにおける個々のデータの内容をサイズに
    反映させて前記長方形を生成する処理と、 サイズの小さい前記長方形から順に当該長方形を、前記
    統計データの全体を表す領域に配置する処理とを含み、 前記プログラムによる前記長方形の形状及び配置を再編
    成する処理は、 前記隣接する複数の長方形のうちでサイズの小さい前記
    長方形を優先して縦横比が1に近づくように再編成を行
    う処理を含むことを特徴とする請求項7に記載のプログ
    ラム。
  10. 【請求項10】 前記プログラムによる前記長方形の形
    状及び配置を再編成する処理は、 前記隣接する複数の長方形のうちで縦横比の値が最も1
    から遠い長方形の当該縦横比を改善するように、各長方
    形の形状及び配置を再編成する処理を含むことを特徴と
    する請求項7に記載のプログラム。
  11. 【請求項11】 コンピュータを制御して、統計データ
    を視覚化するためのグラフィックス・イメージを生成す
    るプログラムであって、 メモリから処理対象である統計データを読み出し、当該
    統計データ全体を表す領域に、当該統計データの個々の
    データを表現する長方形を、当該統計データの並び順に
    従って配置する処理と、 配置された前記長方形のうちの所定の長方形の縦横比が
    1に近づくように、かつ当該長方形の列が帯状に並ぶよ
    うに、各長方形の形状及び配置を再編成し、再編成され
    た当該統計データ全体を表す領域のイメージデータをメ
    モリに格納する処理とを前記コンピュータに実行させる
    ことを特徴とするプログラム。
  12. 【請求項12】 前記プログラムは、前記メモリから前
    記統計データ全体を表す領域のイメージデータを読み出
    し、当該イメージデータにおける長方形の列に対し、1
    列ごとに当該長方形の並び順を反転させることにより、
    各長方形を当該統計データに従う順序で連続させる処理
    を前記コンピュータにさらに実行させることを特徴とす
    る請求項11に記載のプログラム。
  13. 【請求項13】 前記プログラムによる前記長方形を配
    置する処理は、 前記統計データにおける個々のデータの内容をサイズに
    反映させて前記長方形を生成する処理と、 前記長方形のサイズに基づいて定まる順番で当該長方形
    を、前記統計データの全体を表す領域に配置する処理と
    を含み、 前記プログラムによる前記長方形の形状及び配置を再編
    成する処理は、 前記長方形のサイズに基づいて定まる所定の長方形を優
    先して縦横比が1に近づくように再編成を行う処理を含
    むことを特徴とする請求項11に記載のプログラム。
  14. 【請求項14】 コンピュータを制御して統計データを
    視覚化するためのグラフィックス・イメージを生成し描
    画する統計データ描画装置において、 処理対象である統計データを格納した格納手段と、 前記格納手段から読み出された処理対象の統計データに
    対して、統計データ全体を表す領域を複数の帯領域に分
    けると共に、当該統計データの個々のデータを表現する
    図形を、当該統計データにおいて隣接する前記個々のデ
    ータに対応する図形どうしがイメージにおいても隣接す
    るように当該帯領域に配置して構成されたグラフィック
    ス・イメージを生成するグラフィックス・イメージ生成
    手段と、 前記グラフィックス・イメージ生成手段にて生成された
    前記統計データのグラフィックス・イメージを出力する
    出力手段とを備えることを特徴とする統計データ描画装
    置。
  15. 【請求項15】 コンピュータを制御して統計データを
    視覚化するためのグラフィックス・イメージを生成し描
    画する統計データ描画装置において、 統計データ全体を表す領域に、所定の順番で当該統計デ
    ータの個々のデータを表現する長方形を当該統計データ
    に従う並び順で配置する階級配置部と、 相互に隣接する複数の長方形を対象として、所定の長方
    形の縦横比が1に近づくように、かつ当該複数の長方形
    が帯状に並ぶように、当該長方形の配置及び形状を再編
    成する再編成処理部と、 前記階級配置部にて配置され前記再編成処理部にて必要
    な再編成を行われた前記長方形の列に対し、1列ごとに
    当該長方形の並び順を反転させるように配置し直すこと
    により、各長方形を当該統計データに従う順序で連続さ
    せる折り返し処理部とを備えることを特徴とする統計デ
    ータ描画装置。
  16. 【請求項16】 コンピュータを制御して統計データを
    視覚化するためのグラフィックス・イメージを生成する
    プログラムを、当該コンピュータが読み取り可能に記録
    した記録媒体であって、 前記プログラムは、 メモリから処理対象である統計データを読み出し、当該
    統計データ全体を表す領域に、複数の帯状の領域を形成
    すると共に、当該統計データの個々のデータを表現する
    長方形を当該帯状の領域に配置し、当該長方形の配置さ
    れた当該統計データ全体を表す領域のイメージデータを
    メモリに格納する第1の処理と、 前記メモリから前記統計データ全体を表す領域のイメー
    ジデータを読み出し、当該イメージデータにおける長方
    形の列に対し、前記統計データ中の隣接する前記個々の
    データに対応する長方形がイメージにおいても隣接する
    ように、前記帯状の領域ごとに配置し直してメモリに格
    納する第2の処理とを前記コンピュータを実行させるこ
    とを特徴とする記録媒体。
  17. 【請求項17】 コンピュータを制御して統計データを
    視覚化するためのグラフィックス・イメージを生成する
    プログラムを、当該コンピュータが読み取り可能に記録
    した記録媒体であって、 前記プログラムは、 メモリから処理対象である統計データを読み出し、当該
    統計データ全体を表す領域に、当該統計データの個々の
    データを表現する長方形を、当該統計データの並び順に
    従って配置する処理と、 配置された前記長方形のうちの所定の長方形の縦横比が
    1に近づくように、かつ当該長方形の列が帯状に並ぶよ
    うに、各長方形の形状及び配置を再編成し、再編成され
    た当該統計データ全体を表す領域のイメージデータをメ
    モリに格納する処理と、 前記メモリから前記統計データ全体を表す領域のイメー
    ジデータを読み出し、当該イメージデータにおける長方
    形の列に対し、1列ごとに当該長方形の並び順を反転さ
    せることにより、各長方形を当該統計データに従う順序
    で連続させる処理とを前記コンピュータを実行させるこ
    とを特徴とする記録媒体。
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