JP2676116B2 - 画像データ処理方法および装置 - Google Patents

画像データ処理方法および装置

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JP2676116B2
JP2676116B2 JP2248122A JP24812290A JP2676116B2 JP 2676116 B2 JP2676116 B2 JP 2676116B2 JP 2248122 A JP2248122 A JP 2248122A JP 24812290 A JP24812290 A JP 24812290A JP 2676116 B2 JP2676116 B2 JP 2676116B2
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    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • G09G5/42Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators characterised by the display of patterns using a display memory without fixed position correspondence between the display memory contents and the display position on the screen

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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、複数の画像部品を含む画像のラスタデー
タを作成する際に、各図形の輪郭線と走査線との交点を
求め、その交点に関する画像情報に基づいてラスタデー
タを作成する方法および装置に関する。
【従来の技術】
複数の画像部品を含む画像についてラスタデータ等の
画像データを作成する方法としては、本出願人により開
示された特開昭59−101969号公報、特開昭61−212895号
公報、特開平1−225989号公報などに示された方法があ
る。 特開昭59−101969号公報に開示された方法では、まず
画面の1ページに含まれるすべての画像についての輪郭
線ベクトルを求め、この輪郭線ベクトルを、その構成要
素である個々のベクトル(始点と終点の座標値の組)に
分解する。各ベクトルは、そのベクトルの下側の画面領
域が「塗りつぶし領域」であるか「非塗りつぶし領域」
であるかも示している。次に、分解された各ベクトルに
ついて、所定の規約に従ってソートやマージ処理を行な
い、各ベクトルを並べ換える。その後、並べ換えられた
ベクトルを各走査線との交点を求め、この交点の座標に
基づいて、画像データ(ランレングスデータ)を作成す
る。 この第1の方法によれば、図形を輪郭線ベクトルに基
づいて処理するため、画面上の各画素ごとにデータを作
成する必要がなく、従って、必要に要するメモリ容量が
比較的小さいという利点がある。 特開平1−225989号公報は、第1の方法を改良して走
査方向のソート処理を不要としたものであり、特開昭59
−101969号公報の方法に比べて高速に処理できるという
利点がある。 一方、特開昭62−212895号公報に開示された方法で
は、画面上の各画素ごとに深さを持つ多値のメモリを準
備し、図形の輪郭線と各走査線との交点に関する情報を
画素ごとに記憶する。この交点に関する情報は、その交
点が、走査線上における塗りつぶし開始点か、塗りつぶ
し終了点かを表わす情報である。例えば、同じ画素位置
で複数の図形の輪郭線が重なり合い、それらが総て塗り
つぶし開始点を示す場合には、その画素位置での交点情
報は重なりの回数を示す多値データとなる。そして、こ
の交点情報に基づいて、画像データ(ラスタデータ)を
作成する。 この第2の方法によれば、画面内の画素ごとに交点情
報を記憶しておくので、画像データを作成する際に、輪
郭線ベクトルと各走査線との交点を算出する必要がな
く、従って、比較的高速に処理を行なうことができると
いう利点がある。
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の方法では、それぞれ次のような問題が
ある。 まず、第1の方法では、全画面内のすべての図形の輪
郭線ベクトルを個々のベクトルに分解し、それらのベク
トルすべてについて、ソートやマージ処理を行なうの
で、1画面に含まれる図形の数が多い場合には、処理に
長時間を要する。この方法では、[A」、「1」などの
文字も1つの図形として取り扱われる。従って、例え
ば、1文字が平均して100個のベクトルで表わされてい
ると仮定すれば、1ページに2000個の文字が含まれてい
る場合には、20万個のベクトルについてソートやマージ
の処理を行なう必要があり、この処理にはかなりの長時
間を要する。 また、第2の方法では、各画素ごとに深さを持つ多値
のメモリを使用するので、例えば、解像度を上げて画面
内の画素数を増加させると、膨大なメモリ容量が必要に
なるという問題があった。例えば、A3サイズの画面を30
00x3000dpiの解像度で表わすためには、約1.7ギガバイ
トのメモリ容量を必要とする。 この発明は、従来技術における上述の課題を解決する
ためになされたものであり、比較的少ないメモリ容量
で、複数の画像部品を含む画像のラスタデータを高速に
作成することができる画像データ処理方法およびその装
置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、この発明の画像データ処
理方法では、各画像部品のサイズを所定の基準サイズと
比較して、前記基準サイズよりも大きな画像部品につい
ては1次元画像データ処理を行なうとともに、前記基準
サイズよりも小さな画像部品については2次元画像デー
タ処理を行なう。 前記1次元画像データ処理は、(a−1)走査線ごと
に、各画像部品内の画像領域を表わす輪郭線ベクトルと
前記走査線との交点を求める工程と、(a−2)当該交
点が、前記画像領域の開始点であるか終了点であるかを
示す描画判定データを作成する工程と、(a−3)各交
点における前記描画判定データと、予め各画像部品につ
いて指定された画像属性データとに従って、前記走査線
上における各画像部品のラスタデータを作成する工程と
を備えている。 一方、前記2次元画像データ処理は、(b−1)各画
像部品内において、前記輪郭線ベクトルと各走査線との
交点を求める工程と、(b−2)当該交点が、前記画像
領域の開始点であるか終了点であるかを示す描画判定デ
ータを作成する工程と、(b−3)各交点における前記
描画判定データと、予め各画像部品について指定された
画像属性データとに従って、各画像部品内のラスタデー
タを作成する工程とを備えている。 なお、工程(a−3)および(b−3)のそれぞれに
おけるラスタデータの作成工程は、互いに重なりあう画
像部品についてそれぞれ作成された描画判定データを、
各画素ごとに互いに加算することにより、画素ごとの加
算データを作成する工程と、各走査線ごとに走査方向に
沿って前記加算データを累算することにより、画素ごと
の累算データを作成する工程と、各走査線において、少
なくとも1つの所定の基準値と前記累算データとが等し
い画素を起点としてその走査方向側に位置する画素は塗
りつぶさないことを表わすとともに、前記基準値と前記
累算データとが異なる画素を起点としてその走査方向側
に位置する画素は塗りつぶすことを表わすラスタデータ
を作成する工程を含むことが好ましい。 また、所定の基準値は、ゼロを含むすべての偶数値で
あるのが好ましい。 さらに、工程(a−2)および(b−2)のそれぞれ
において、描画判定データが作成された画素のそれぞれ
に描画判定フラグを割り当てるとともに、累算データが
所定の基準値と等しい画素について前記描画判定フラグ
が割り当てられている場合には、当該画素を塗りつぶす
ことを表わすラスタデータを作成するようにしてもよ
い。 また、この発明による画像データ処理装置は、上記の
方法を実施する手段として実現される。この際、交点情
報作成を行なう第1のCPUと、ラスタデータ作成を行な
う第2のCPUとを利用し、両CPU間の情報伝達を、複数の
交点データメモリを交互に切換えて行なうのが好まし
い。
【作用】
1次元画像データ処理では、走査線毎に交点と描画判
定データとを求め、その走査線上の1次元的なラスタデ
ータを作成するので、画像部品が大きな場合にも、交点
に関するデータを収納するメモリの容量が少なくてす
む。また、2次元画像データ処理では、各画像部品内に
おいて交点と描画判定データとを求め、その画像部品内
の2次元的なラスタデータを作成するので、ラスタデー
タを高速に作成することができる。 また、請求項2に記載したように画素ごとの累算デー
タに基づいてラスタデータを作成すれば、走査線に沿っ
てラスタデータを作成する処理をさらに高速に行なうこ
とができる。 さらに、請求項3に記載したように、累算データと比
較して塗りつぶしか否かを決めるための基準値をゼロを
含むすべての偶数とすれば、累算データの偶奇に応じて
非塗りつぶしと塗りつぶしとを区別することができる。 また、請求項4に記載したように、描画判定データが
一度作成された画素に描画判定データを割り当てておけ
ば、その画素の累算データが基準値と等しくなった時に
もその画素を塗りつぶしとすることができ、画像部品の
端部にある画素を塗りつぶすことが可能になる。 さらに、この発明方法を実施する際に、2つのCPUを
利用し、また複数の交点データメモリを交互に切換えて
使用するため、処理速度を向上させることができる。
【実施例】
A.装置の構成 第1図は、この発明の一実施例を適用する画像処理装
置の構成を示す図である。この画像処理装置は、ワーク
ステーション1と、ベクタ/ラスタ変換装置2と、画像
記録装置3とを備えている。ベクタ/ラスタ変換装置2
には、文字フォントのベクトルデータが収納された文字
フォントディスク4が接続されている。 オペレータは、ワークステーション1を用いて文字,
図形および絵柄を含む画像を編集する。ワークステーシ
ョン1は、編集された画像をページ記述言語で表現し、
そのプログラムを外部に出力する。なお、一般にページ
記述言語は「PDL」と記号表記されており、例えば、「P
ostscript」,「Interpress」,「DDL」などの言語が知
られている。以下では、編集された画像をページ記述言
語で表現したプログラムのことを「PDLプログラム」と
呼ぶ。 第2図は、ベクタ/ラスタ変換装置2の構成を示すブ
ロック図である。ベクタ/ラスタ変換装置2は、PDLプ
ログラムを取り込んでラスタデータを作成するための装
置であり、主な構成要素として、PDLプログラムを受取
る入力インタフェイス210と、与えられたPDLプログラム
を解読するとともに画像内の図形の輪郭線ベクトルと走
査線との交点に関する情報(以下、「交点情報」と呼
ぶ。)を作成する交点情報作成部220と、その交点情報
に基づいてラスタデータを作成するラスタデータ作成部
230と、作成されたラスタデータを外部に出力する出力
インタフェイス240とを備えている。 交点情報作成部220は、第1のCPU221と、第1のCPU22
1に接続されたメモリ222と、2つのスイッチ223,226
と、これらのスイッチ223,226の間に並列に介挿された
2つの交点データメモリ224,225とを有している。2つ
の交点データメモリ224,225は、スイッチ223,226で切り
替えられて使用され、一方のメモリには第1のCPU221か
ら出力された交点データ(交点情報)が収納され、同時
に、他方のメモリからは収納された交点データがラスタ
データ作成部230によって読み出される。このように、
交互に切換えながら2つのメモリを使用するのは、交点
データメモリへの書込みと読出しとを同時に行なうこと
によって、処理速度を向上させるためである。なお、第
1のCPU221は、外部の文字フォントディスク4と接続さ
れている。 ラスタデータ作成部230は、第2のCPU231と、第2のC
PU231に接続されたメモリ232と、2つのスイッチ233,23
6と、これらのスイッチ233,236の間に並列に介挿された
2つのラスタデータメモリ234,235とを有している。さ
らに、第2のCPU231には、文字キャッシュメモリ237が
接続されている。2つのラスタデータメモリ234,235
は、スイッチ233,236で切り替えられて使用され、これ
によって、一方のラスタデータメモリには第2のCPU231
から出力されたラスタデータが収納され、同時に、他方
のラスタデータメモリからは収納されたラスタデータが
外部に読み出される。 ベクタ/ラスタ変換装置2には、さらに、第1のCPU2
21と第2のCPU231との間に介挿されて絵柄画像の階調変
換や色演算を行なうラスタ画像処理部250と、第2のCPU
231に接続されて絵柄の網点化画像データを作成する網
発生器260も備えられている。 B.画像処理の内容 B−1.処理対象 第3図は、この実施例において処理される画像Itを示
す平面図である。この画像Itは、比較的小サイズの画像
部品LP0〜LP3と、比較的大サイズの画像部品FP0〜FP5と
を有している。小サイズの画像部品LP0〜LP3のうち、画
像部品LP0は図形を含んでおり、画像部品LP1〜LP3は、
それぞれ1つの文字を含んでいる。また、大サイズの画
像部品FP0〜FP5のうち、画像部品FP1は絵柄を含んでお
り、他の画像部品FP0,FP2〜FP5は、それぞれ一様な色彩
・濃度の図形を含んでいる。 各画像部品は、それぞれの文字や図形に外接する矩形
で囲まれており、これらの矩形領域内の画像がそれぞれ
1つの部品単位として独立に取り扱われる。第3図に
は、小サイズの画像部品LP0〜LP3の外接矩形が破線で示
されている。 また、各画像部品LP0〜LP3,FP0〜FP5は、この順に優
先度が次第に高くなっているものと仮定している。後述
する画像部品の処理は、優先度の低い順に行なわれる。
第3図の例では、大サイズの画像部品FP0〜FP5が互いに
重ね合わされており、優先度の低い画像部品の一部が、
優先度の高い画像部品によって隠されている この実施例では、後で詳述するように、小サイズの画
像部品LP0〜LP3と、大サイズの画像部品FP0〜FP5とにつ
いて、それぞれ異なる処理が行なわれて、その交点情報
が作成される。小サイズの画像部品については、その画
像部品内の2次元的な交点情報が作成されるのに対し、
大サイズの画像部品については、走査線ごとの1次元的
な交点情報が作成される。こうすることによって、交点
データメモリ224、225のメモリ容量を節約しているとと
もに、処理の高速化を図っている。 なお、この実施例では処理の対象としている画像It
は、3つの画像領域D1〜D3に分割されている。これは、
各画像部品の輪郭線ベクトルと走査線との交点を求め、
その交点情報を作成する処理を行ない易くするためであ
る。すなわち、この処理を画像It全体で行なうと、交点
データメモリ224、225のメモリ容量が大きくなるので、
分割された各画像領域D1〜D3毎に処理を行なうこととし
ている。なお、以下では、これらの各画像領域D1〜D3を
それぞれ「出力バンド」と呼ぶ。 以下では、まず、小サイズの画像部品について交点情
報を作成する処理の内容と、大サイズの画像部品につい
て交点情報を作成する処理の内容とを順次説明し、最後
に画像It全体の処理手順について説明する。なお、以下
では、交点情報を作成する処理のことを、「展開処理」
と呼ぶ。 B−2.小サイズ画像部品の処理内容 第4図は、画像部品LP0を拡大して示す図である。こ
の画像部品LP0は、外接矩形CL0で囲まれており、6本の
ベクトルV1〜V6で囲まれた一様な網%の画像領域IR0を
有している。 第5図は、小サイズの画像部品についての展開処理の
手順を示すフローチャートである。この手順は、第1の
CPU221によって実行される。各ステップの内容について
は、さらに後述する。 第6A図および第6B図は、画像部品LP0について展開処
理を行なって得られた交点情報の内容を示す説明図であ
る。小サイズの画像部品に対する交点情報は、第6A図に
示す書込みフラグテーブルWT1と、第6B図に示す白黒カ
ウント値テーブルCT1とに登録されたデータによって構
成される。なお、これらのテーブルWT1,CT1は、2つの
交点データメモリ224,225のいずれか一方にまとめて記
憶される。 第5図において、ステップS111では、書込みフラグテ
ーブルWT1と、白黒カウント値テーブルCT1がクリアされ
る。 ステップS112では、注目している画像部品LP0内のベ
クトルV1〜V6が1つずつ順次選択される。 ステップS113では、選択されたベクトルと、主走査方
向yに沿った各走査線との交点が算出される。例えば、
最初のベクトルV1については、主走査座標y=3の位置
において副走査方向xと平行に交点が並んでいることが
算出される。 ステップS114では、各交点について、書込みフラグテ
ーブルWT1内の交点書込みフラグFの値が1に書き換え
られる。この交点書込みフラグFは、輪郭線ベクトルと
走査線との交点がある位置を示すフラグである。例え
ば、ベクトルV1については、第6A図に示すように、主走
査座標y=3の位置で副走査方向に平行に、値“1"のフ
ラグFがたてられる。 ステップS114では、さらに、フラグがたてられた各座
標位置について、白黒カウント値テーブルCT1内に白黒
カウント値Cが登録される。 小サイズ画像展開処理では、白黒カウント値Cが描画
判定データに相当する。 それぞれの副走査位置において主走査方向に画像を見
ていったときに、その座標位置が塗りつぶしの開始位置
となっている場合には、白黒カウント値Cは+1とな
る。一方、その座標位置が塗りつぶしの終了位置となっ
ている場合には、白黒カウント値Cは−1となる。たと
えば、塗りつぶされる部分の画素は黒色となり、塗りつ
ぶされない部分の画素は白色となる。なお、ベクトルデ
ータに基づいて白黒カウント値Cの値を決定する方法に
ついては、本出願人により開示された特開昭59−101969
号公報第5ページ左上に記載されている。 ステップS114で交点情報が作成されると、ステップS1
15からステップS112に戻り、次のベクトルについて上述
の処理が行なわれる。 複数のベクトルを上記のステップS111〜S115で処理し
たときに、同じ座標位置に複数の交点が重なる場合(例
えば、座標(2,5)の場合)にも、交点書込みフラグF
の値は増加することがなく、1のままである。一方、白
黒カウント値テーブルCT1では、同じ座標位置に複数の
交点が重なった場合には、その白黒カウント値Cが累算
される。 このように、座標位置ごと(画素ごと)に累算された
白黒カウント値Cが本発明の加算データに相当する。 第6B図において、座標(2,5)では、白黒カウント値
Cが−1であるベクトルV2と、白黒カウント値Cが+1
であるベクトルV4とが重なっているので、白黒カウント
値Cの累算値はゼロとなっている。なお、座標(0,3)
のように、書込みフラグFの値が1であり、白黒カウン
ト値がゼロである点は、塗りつぶされる画素点であると
して後の処理がおこなわれる。 書込みフラグテーブルWT1および白黒カウント値テー
ブルCT1の主走査方向と副走査方向の最大座標値を1024
とし、白黒カウント値テーブルCT1の深さを8ビットと
すれば、これらを格納するために、交点データメモリ22
4,225の容量はそれぞれ1.125メガバイト必要である。例
えば、交点データメモリ224、225の容量が1.125メガバ
イトであり、画像部品の外接矩形の大きさが前記の最大
座標値(1024)で表わされる大きさよりも小さい場合に
は、交点データメモリ224(または225)の一部のみを使
用すれば良い。この時には、使用しているメモリ内の座
標の範囲を、そのメモリ224(または225)内に記憶して
おく。 1つの画像部品について交点情報を求める展開処理が
終了すると、第2のCPU231によって交点データメモリ22
4(または225)から交点情報が読み出され、次に示す手
順でラスタデータが作成される。 まず、交点データメモリ224(または225)の書込みフ
ラグテーブルWT1に収納された書込みフラグFが、第2
のCPU231によって走査線毎に順次読み出される。各走査
線上において、フラグFの値が最初に1になる座標にく
ると、それ以降の座標について白黒カウント値テーブル
CT1内の白黒カウント値Cの値が累算されていく。白黒
カウント値Cの累算値ΣCは、本発明の累算データに相
当する。 そして、各座標における白黒カウント値Cの累算結果
に応じて、次に示す規則にしたがって各座標の画像デー
タが作成され、これがラスタデータとしてラスタデータ
メモリ234(または235)に収納される。 各座標における白黒カウント値Cの累算値ΣCに応じ
て画像データを決定する規則としては、第7A図及び第7B
図に示すものがある。 第7A図に示す規則は、非ゼロ巻数規則と呼ばれるもの
である。この規則では、走査線SLに沿って白黒カウント
値Cを累算したとき、その累算値ΣCが1以上の位置を
塗りつぶし(例えば黒)とし、ゼロ以下の位置を非塗り
つぶし(例えば白)とする。 一方、第7B図に示す規則は、奇遇規則と呼ばれるもの
である。この規則では、走査線SLに沿って白黒カウント
値Cを累算したとき、その累算値ΣCが奇数の位置を塗
りつぶし(黒)とし、偶数の位置を非塗りつぶし(白)
とする。 なお、各画像部品については、網%、網点の形状(網
点パターンの種類)、網密度(スクリーン線数)などの
属性がPDLプログラムによって指定されており、この属
性に応じて網発生器260が網掛けを行なうことによって
輪郭線内部が塗りつぶされ、ラスタデータが作成され
る。なお、この属性として、白黒以外の色彩を指定して
もよい。 以上のようにして作成されたラスタデータは、ラスタ
データメモリ234(または235)に書込まれる。 このように、小サイズの画像部品については、各画像
部品内における2次元的な交点情報を作成し、これに基
づいてラスタデータを作成するもので、ラスタデータの
作成に際してベクトルのソートやマージを行なう必要が
なく、高速に処理を行なうことができるという利点があ
る。 B−3.大サイズ画像部品の処理 大サイズ画像部品については、小サイズの画像部品と
異なり、連続して処理される複数の画像部品について、
1本の走査線上で展開処理を行なった後、それらをまと
めてラスタデータを作成する。ここで、「連続して処理
される」とは、その間に小サイズの画像部品の展開処理
が行なわれないことを意味する。この実施例において、
大サイズ画像部品FP0〜FP5は連続して処理されると仮定
しており、これらの画像部品の交点情報が次に示すよう
に順次処理される。。 第8図は、大サイズの画像部品FP0〜FP5を含む展開領
域DAを拡大して示す図であり、縦軸と横軸はそれぞれ主
走査方向座標Yと副走査方向座標Xである。ただし、こ
の図では簡単のために、各画像部品の主走査方向座標
が、第3図に示す場合よりも座標原点に近い位置に設定
されている。また、各画像部品は比較的少数の画素で構
成されているものとして、各画素の境界を階段状に描い
ている。実際の大サイズの画像部品は、より多数の画素
で構成されていることが多い。 第9図は、大サイズの画像部品についての展開処理の
手順を示すフローチャートである。この展開処理は、第
1のCPU221によって実行される。 まず、ステップS131では、連続して展開処理が行なわ
れる第サイズの画像部品FP0〜FP5について、それらの属
性データが交点データメモリ224(または225)内の階層
データテーブルLTに登録される。ここで、属性データと
は、画像部品の図形内の塗りつぶしの網%、網点の形状
(網点パターンの種類)、網密度(スクリーン線数)な
どを示すデータである。なお、絵柄を含む画像部品につ
いては、絵柄を含む旨を示すデータが属性データとな
る。 第10A図は、ステップS131において各画像部品の属性
データが登録された階層データテーブルLTを示す説明図
である。図において、各画像部品FP0〜FP5は、それぞれ
1つの階層L0〜L5として取り扱われている。この図で
は、階層L0,L2〜L5の属性データとして、それらの図形
内の網%が登録されている。また、階層L1の属性データ
としては、絵柄を含む旨を示すデータが登録されてい
る。階層データテーブルLT内の他のデータ(白黒カウン
トレジスタCR,フロム・リングポインタMP,フォー・リン
グポインタRP)は、ゼロにクリアされている。これらの
データの意味については後述する。 ステップS132では、交点データメモリ224(または22
5)内の書込みフラグテーブルWT2の内容がクリアされ
る。第10B図は、クリアされた書込みフラグテーブルWT2
を示す説明図である。この図に示すように、書込みフラ
グテーブルWT2のうち、展開領域DA(第8図参照)内の
座標の範囲におけるデータがクリアされ、その座標範囲
の最大座標値Ymaxと最小座標値Yminとが図示しない最大
座標値レジスタと最小座標値レジスタとにそれぞれ記憶
される。なお、この範囲外の座標における書込みフラグ
テーブルWT2の値は任意でよいので、図では「−」の符
号を付している。 次にステップS133では、展開処理を行なう走査線上に
おいて、最初の画像部品FP0の交点情報を作成し、交点
データメモリ224(または225)上に記憶する。第11A図
は、画像部品FP0について展開処理を行なって得られた
交点情報の内容を示す説明図である。ただし、ここでは
第8図に示す走査線SL上での処理結果を示している。 大サイズの画像部品に対する交点情報は、書込みフラ
グテーブルWT2と、交点データアドレスポインタテーブ
ルPT2(以下、単に「アドレスポインタテーブル」と呼
ぶ。)と、交点データテーブルIT2とに収納されるデー
タによって構成される。なお、これらのテーブルWT2,PT
2,IT2は、2つの交点データメモリ224,225のずれか一方
にまとめて記憶される。 画像部品FP0は、網点面積率が100%の(すなわち、ベ
タの)長方形の図形であり、第8図の走査線SL上では主
走査方向座標Yが9から23の間でベタの領域となってい
る。このような場合、走査線SLと、画像部品FP0の輪郭
線との交点は、Y=9および24の位置に有ると計算さ
れ、書込みフラグテーブルWT2内で、Y=9とY=24の
位置の書込みフラグFの値が1となる。この時、アドレ
スポインタテーブルPT2内のY=9の位置に、階層番号N
L(=L0)が登録されるとともに、白黒フラグFBWの値が
+1(塗りつぶし、または、黒)に変更される。なお、
この白黒フラグFBWの値は、小サイズの画像部品展開処
理における白黒カウント値Cと同様に定義されている。 大サイズ画像部品展開処理では、白黒フラグFBWが描
画判定データに相当する。 一方、アドレスポインタテーブルPT2内のY=24の位
置には、階層番号NL(=L0)が登録されるとともに、白
黒フラグFBWの値が−1(非塗りつぶし、または、白)
に変更される。なお、アドレスポインタテーブルPT2内
の、フロム・リングポインタMLPとフォー・リングポイ
ンタRLPの値は、のままである。これらのリングポイン
タMLP,RLPの役割については、さらに後述する。 書込みフラグテーブルWT2とアドレスポインタテーブ
ルPT2のデータを高速に関連づける方法は、本出願人に
より開示された特開平1−225989号公報にも記載されて
いる。 交点データテーブルIT2は、複数の階層が重なった場
合の相互の階層の関係を登録するためのテーブルなの
で、最初の大サイズ画像部品FP0の展開処理ではデータ
が登録されることはない。 走査線SLについて、最初の画像部品FP0の交点情報が
得られると、ステップS134で次の画像部品FP1が選択さ
れ、同じ走査線SL上で展開処理が行なわれる。この画像
部品FP1については、Y=10とY=23の位置に、それぞ
れ書込みフラグFがたてられるとともに、アドレスポイ
ンタテーブルPT2内の階層番号NL(=L1)と白黒フラグF
BWの値が設定される。そして、ステップS134で次の画像
部品FP2が選択されて、ステップS133の展開処理が実行
される。 第11B図は、画像部品FP0〜FP2について展開処理を行
なって得られた交点情報の内容を示す説明図である。画
像部品FP2は、走査線SL上では、Y方向座標が9から6
の範囲において、網点面積率が0%となっている(すな
わち、白抜きの)部品である。この画像部品FP2と走査
線SLとの交点は、Y=9とY=16の位置にある。 Y=9の位置には、前述したように、最初の大サイズ
画像部品FP0の交点が存在するので、アドレスポインタ
テーブルPT2には、すでにその画像部品FP0(階層L0)の
交点情報が登録されている。そこで、画像部品FP2につ
いては、アドレスポインタテーブルPT2内に、Y=9の
位置の交点情報を書き込む代わりに、交点データテーブ
ルIT2内のアドレスA0の位置に、その交点情報(階層番
号NL=L2、および、白黒フラグFB9=+1)を書き込
む。また、この時に、アドレスポインタテーブルPT2の
フロム・リングポインタMLPとフォー・リングポインタR
LPとに、交点データテーブルIT2のアドレスA0の値を書
き込む。 このフォー・リングポインタRLPは、その交点位置に
おいて、参照しているテーブル内の階層(L0)のすぐ上
に位置する階層のアドレスを表わしている。また、フロ
ム・リングポインタMLPは、その交点位置に置いて、最
上位に位置する階層のアドレスを表わしている。 画像部品FP2が展開処理された時点では、Y=9の位
置において、画像部品FP0のうえに画像部品FP2が重ねら
れている。したがって、第11B図では、アドレスポイン
タテーブルPT2内のフロム・リングポインタMLPとフォー
・リングポインタRLPとには、どちらもアドレスA0が登
録されている。 さらに、この時、交点データテーブルIT2内のアドレ
スA0には、フロム・リングポインタMLPとフォー・リン
グポインタRLPとに、Y=9の座標を示すデータが書き
込まれる。交点データテーブルIT2内のフロム・リング
ポインタMLPは、その階層のすぐ下に位置する階層につ
いての交点データの登録場所を表わしている。また、交
点データテーブルIT2内のフォー・リングポインタRLP
は、その階層のすぐ上に位置する階層についての交点デ
ータの登録場所を示している。ただし、Y=9の位置の
場合のように、アドレスA0の階層L2が最上位の階層であ
る場合には、そのフォー・リングポインタRLPは、その
座標位置で最下層となっている階層LOの交点データの登
録場所を示している。このように、1つの交点につい
て、アドレスポインタテーブルPT2と交点データテーブ
ルIT2とに登録された交点情報は、それぞれのフロム・
リングポインタMLPとフォー・リングポインタRLPとによ
って、リング状に連結(リンク)されている。 このようにして、ステップS133とS134とを繰り返すこ
とにより、大サイズの画像部品FP0〜FP5の展開処理を終
了すると、第11C図に示す交点情報が得られる。この図
では、Y=9の座標位置における交点情報のリンクの状
況が矢印で示されている。すなわち、この交点位置で
は、階層L0の塗りつぶし開始点(白黒フラグFBW=+
1)が最下層になっており、その上にアドレスA0に登録
された階層L2の塗りつぶし開始点が、更に、その上にア
ドレスA1に登録された階層L3の塗りつぶし開始点が登録
されている。このように、書込みフラグテーブルWT2
と、アドレスポインタテーブルPT2と、交点データテー
ブルIT2とから読み取れる連結関係は、第8図に示され
ている画像部品の重なり合いの関係とよく一致している
ことがわかる。 以上のように、1本の走査線上における交点情報が得
られると、その走査線のラスタデータが作成されるとと
もに、ラスタデータメモリ234(または235)に記憶され
る。 ラスタデータの作成に際しては、第11C図に示す3つ
のテーブルWT2,PT2,IT2の登録内容とともに、第10A図に
示す階層データテーブルLTの登録内容が利用される。 第12A図ないし第12H図は、走査線SL上のラスタデータ
を作成する際における、階層データテーブルLTの内容の
変化を示す説明図である。 まず、走査線SL上でY=5の位置にくると、交点書込
みフラグテーブルWT2上の書込みフラグの値が1なの
で、そのアドレスポインタテーブルPT2の内容が第2のC
PU231によって読み出される。第11C図に示すアドレスポ
インタテーブルPT2の登録内容によれば、Y=5の位置
にあるのは階層L3の塗りつぶし開始点(白黒フラグFWB
=+1)であり、その上下には他の階層がないことがわ
かる。そこで、第12A図に示すように、Y=5の位置で
の階層データテーブルLTには、階層L3の走査白黒カウン
トレジスタCRに1の値が書き込まれる。これによって、
Y=5以降には、階層L3の塗りつぶし領域があることが
指定される。そして、階層データテーブルLT内の階層属
性データで指定された条件(網点面積率85%)で、Y=
5以降の座標のラスタデータが作成される。 なお、この時、その座標位置で最も上層に有る階層を
示すために、階層L3を表わすデータが有効層レジスタLe
fに記憶される。この有効層レジスタLefは、階層データ
テーブルLTとともに、第2のCPU231に接続されたメモリ
232内に設けられている。 次に、Y=7の位置では、アドレスポインタテーブル
PT2に、階層L3の塗りつぶし終了点(白黒フラグFBW=−
1)である旨が登録されている。そこで、第12B図に示
すように、階層L3の走査白黒カウントレジスタCRの値に
この白黒フラグFBWの値が加算され、その値がゼロにな
る。この結果、この座標位置以降は白ぬき部分を示すラ
スタデータが作成される。 次に、Y=9の位置にくると、アドレスポインタテー
ブルPT2と、これにリンクされた交点データテーブルIT2
とに登録された白黒フラグFBWの値が各階層の走査白黒
カウントレジスタCRに加算され、第12C図に示すよう
に、階層L0,L2,L3の走査白黒カウントレジスタCRの値が
1に設定される。また、アドレスポインタテーブルPT2
と交点データテーブルIT2とに登録されたリンクの順序
が、階層データテーブルLT内の有効層フロムポインタMP
と有効層フォーポインタRPとに登録される。各階層の有
効層フロムポインタMP,有効層フォーポインタRPは、そ
れぞれ、その階層のすぐ上位にある階層と、すぐ下位に
ある階層とを示している。第12C図に示すように、Y=
9の座標位置では、階層L0,L2,L3の順序で重なり合って
おり、階層L3が最上部なので、有効層レジスタLefに
は、階層L3を示すデータが記憶されている。 このように複数の階層が重なり合っている位置では、
その最上部の階層のラスタデータが作成される。 Y=10の座標位置では、同様にして、階層L1が追加さ
れ、第12D図に示す階層データテーブルLTが作成され
る。この座標位置では、アドレスポインタテーブルPT2
には階層L1の交点情報が登録されているだけである。し
かし、それ以前の階層データテーブルLT(第12C図)に
他の有効階層の情報が登録されているので、階層データ
テーブルLTを参照するだけで、この座標位置での有効な
階層が分かるようになっている。 Y=11の座標位置では、アドレスポインタテーブルPT
2に階層L3の塗りつぶし終了点(白黒フラグFBW=−1)
であることが登録されている。そこで、第12E図に示す
ように、階層L3の走査白黒カウントレジスタCRに−1が
加算されてゼロになり、階層L3がリンクからはずされ
る。この結果、Y=11の座標位置以降は、階層L2が最上
部の階層となり、階層L2のラスタデータが作成されてい
く。 この場合のように、アドレスポインタテーブルPT2に
は、非塗りつぶし(塗りつぶし開始点)の交点情報のみ
が登録されている場合でも、階層データテーブルLTの登
録内容を更新して行けば、各座標位置において有効な階
層がすぐに分かるという利点がある。 また、有効層フロムポインタMPと有効層フォーポイン
タRPによって各有効階層をリンクさせているので、無効
な階層の走査白黒カウントレジスタCRをサーチすること
なく、有効な階層の構造を容易に決定することができる
という利点もある。 第12F図、第12G図、および第12H図は、それぞれY=1
6,Y=22,およびY=23の座標位置における階層データテ
ーブルLTの登録内容を示す説明図である。展開領域DAの
最後の座標位置(Y=24)では、階層データテーブルLT
の登録内容がすべてゼロになり、この走査線上における
ラスタデータの作成が終了する。 このように、大サイズの画像部品については、連続し
て処理される複数の画像部品についての1次元的な交点
情報を作成し、これに基づいてラスタデータを作成す
る。したがって、画像部品が互いに重なり合う場合に、
重なった部分についてそれぞれの画像部品のラスタデー
タを作成する必要がなく、最上位にある画像部品のラス
タデータのみを作成すればよいので、高速に処理を行な
うことができるという利点がある。 B−4.全体の処理手順 第13図は、第3図に示す画像It全体の処理の手順を示
すフローチャートである。 第13図のステップS1において、画像Itを記述したPDL
プログラムがワークステーション1からベクタ/ラスタ
変換装置2に与えられ、第1のCPU221によってPDLプロ
グラムの解釈が行なわれる。これによって、高級な言語
で記述されたPDLプログラムが機械語に近い中間言語に
翻訳される。 ステップS2では、画像Itが各画像部品LP0〜LP3,FP0〜
FP5に分割される。すなわち、各画像部品が、それぞれ
独立したデータに区別される。この時、文字を含む各画
像部品LP1〜LP3のデータは、文字コードと、外接矩形を
表わすデータと、画像It内での位置を指定するデータと
を含んでいる。また、図形を含む各画像部品LP0,FP0,FP
2〜FP5のデータは、図形の輪郭線ベクトルデータと、外
接矩形を表わすベクトルデータと、画像It内での位置を
指定するデータとを含んでいる。さらに、絵柄を含む画
像部品LP1のデータは、外接矩形を表わすベクトルデー
タと、画像It内での位置を指定するデータとを含んでい
る。 ステップS3では、各画像部品の外接矩形のアフィン変
換が行なわれる。すなわち、PDLプログラムの指定に従
って、各画像部品の外接矩形が画像It内の所定の位置に
配置されると共に、必要に応じて、拡大、縮小、回転な
どの処理が行なわれる。この時、外接矩形を回転させた
場合には、回転後の外接矩形に外接し、かつ、その4辺
が主走査方向または副走査方向に平行な矩形を、新たな
外接矩形として定義する。これは、外接矩形の4辺が主
走査方向または副走査方向に平行である方が、各画像部
品の展開処理、特に小サイズの画像部品の展開処理を行
ない易いからである。 ステップS4では、画像It内の各画像部品を棚分けす
る。ここで、「棚分け」とは、画像It内の画像部品のう
ちで、各出力バンドにおいて画像処理される部品を選択
する処理である。第3図の例では、小サイズの画像部品
LP0〜LP3は第1の出力バンドD1に属している。また、大
サイズの画像部品FP0〜FP3,FP5は、いずれも2つの出力
バンドD1,D2にまたがっているので、2つの出力バンドD
1,D2のどちらにも属している。さらに、大サイズの画像
部品FP0,FP1,FP5は、第3の出力バンドD3にも属してい
る。 ステップS5では、文字を含む画像部品LP1〜LP3のラス
タデータが文字キャッシュメモリ237に収納されている
か否かが調べられる。なお、文字のラスタデータが文字
キャッシュメモリ237に収納されていることを示すデー
タは、その文字がはじめてラスタデータに展開されると
きに、メモリ222内に記憶されている。 ステップS6では、文字キャッシュメモリ237に収納さ
れていない文字について、そのベクトルデータが文字フ
ォントディスク4から読み出され、アフィン変換され
る。すなわち、画像It内での文字の大きさや向きに合わ
せて、文字の輪郭線ベクトルが修正される。 ステップS7以降の処理では、各出力バンド毎にラスタ
データが作成される。このように、出力バンド毎に処理
するのは、ラスタデータメモリ234、235の容量を小さく
抑えるためである。 ステップS7で最初の出力バンドD1が選択されると、ス
テップS8では、その出力バンドD1に属するとして棚分け
された画像部品が順次処理の対象として選ばれる。この
実施例では、優先度の低い順に画像部品が選択されるも
のとし、また、優先度は画像部品LP0〜LP3,FP0〜FP5の
順序で大きくなるものと仮定している。従って、第1の
出力バンドD1については、画像部品LP0が最初に選択さ
れる。 ステップS9では、ステップS8で選択された画像部品が
文字を含む部品の時に、文字キャッシュをヒットしたか
否かが第1のCPU221によって調べられる。キャッシュを
ヒットした部品の時は、ステップS12に移行し、第2のC
PU231によって文字キャッシュメモリ237からその文字の
ラスタデータが読み出される。 このように、第1のCPU221と第2のCPU231とは、常に
同期をとりつつ処理を行なっている。このため、これら
のCPU221、231を接続する同期通信ライン270を介して、
相互に同期通信がなされている。この同期通信ライン27
0は、更に、出力インタフェイス240とも繋がれている。 なお、最初に選択された画像部品LP0は図形の部品な
ので、ステップS9をスキップしてステップS10が実行さ
れる。 ステップS10では、ステップS8で選択された画像部品L
P0について、その輪郭線ベクトルと走査線との交点情報
を求める展開処理の方法を、2つの方法のうちから選択
する。2つの展開処理方法とは、小サイズ部品展開処理
と、大サイズ部品展開処理である。外接矩形の大きさが
所定の閾値(基準サイズ)よりも小さな画像部品につい
ては小サイズ部品展開処理を選択し、一方、外接矩形の
大きさが所定の閾値よりも大きな画像部品については大
サイズ部品展開処理を選択する。 この選択の際に用いる外接矩形の閾値は、交点情報を
記憶するための交点データメモリ224、225のメモリ容量
に基づいて設定されている。前述したように、小サイズ
部品展開処理では、画像部品の2次元的な交点情報を交
点データメモリ224(または225)に記憶する。そこで、
外接矩形が比較的小さく、1つの交点データメモリ224
(または225)内に2次元的な交点情報をすべて記憶で
きる画像部品LP0〜LP3については、小サイズ部品展開処
理を行なう。一方、外接矩形のサイズが大きな画像部品
FP0〜FP5については大サイズ部品展開処理を行なう。 なお、最初に処理対象とされる画像部品LP0について
は、小サイズ展開処理が選択されて、ステップS11移行
の処理が実行される。 ステップS11では、画像部品LP0について前記B−2節
で述べた2次元部品展開処理(小サイズ部品展開処理)
が行なわれる。第5図のステップS111〜S115は、このス
テップS11の処理内容を詳細に示したものである。 そして、ステップS12において、やはり前記B−2節
で述べたように、この画像部品LP0の2次元ラスタデー
タが作成され、ラスタデータメモリ234(または235)に
記憶される。 なお、キャッシュヒットした画像部品については、ス
テップS12において、文字キャッシュメモリ237から展開
されたラスタデータが読み出されるとともに、ラスタデ
ータメモリ234(または235)にそのラスタデータが書込
まれる。 以上のステップS12までの処理によって、第1の出力
バンドD1に属する画像部品のうちで、最初の画像部品LP
0のラスタデータがラスタデータメモリ234(または23
5)に書き込まれる。ラスタデータメモリ234(または23
5)に書込まれたラスタデータは、1つの出力バンドに
属するすべての画像部品のラスタデータがラスタデータ
メモリに書込まれた後に行なわれる。 ステップS16では、処理中の第1の出力バンドD1に属
する他の画像部品があるか否かが判定される。 この実施例では、画像部品LP1〜LP3が順次選択され
て、ステップS8からステップS16までの処理が繰り返し
実行される。 小サイズの画像部品LP0〜LP3が処理された後、ステッ
プS8で大サイズの画像部品FP0が選択されると、ステッ
プS9,S10を経由した後、ステップS13以降の処理が行な
われる。 まず、ステップS13では、画像部品FP0〜FP5につい
て、前記B−3節で述べた1次元部品展開処理(大サイ
ズ部品展開処理)が行なわれる。第9図のステップS131
〜S134は、このステップS13の処理内容を詳細に示した
ものである。この時、前述したように、1本の走査線上
において、連続して処理されるすべての大サイズ画像部
品FP0〜FP5についての交点情報が求められる。 そして、ステップS14において、やはり前記B−3節
で述べたように、これらの画像部品FP0の1次元ラスタ
データが作成され、ラスタデータメモリ234(または23
5)に記憶される。 1本の走査線について、ラスタデータが作成される
と、ステップS15からS13に戻り、次の走査線について、
同様にラスタデータが作成される。 なお、画像部品FP1の絵柄画像のラスタデータを作成
する際には、まず、絵柄画像を表わす多階調画像データ
が第1のCPU221からラスタ画像処理部250に伝送され、
ここで階調変換や色演算などの処理が行なわれる。そし
て、画像処理部250で処理された画像データが、第2のC
PU231に与えられ、これに接続された網発生器260で網点
化されることによって、ラスタデータが作成される。 こうして、第1の出力バンドD1に属するすべての画像
部品について、ラスタデータが作成され、ラスタデータ
メモリ234(または235)に書き込まれると、ステップS1
6を経由してステップS17が実行され、ラスタデータメモ
リ234(または235)内に書き込まれたラスタデータが出
力インタフェイス240を介して外部に出力され、画像出
力装置3(第1図参照)によって、画像が記録される。
なお、画像出力装置としては、第1図に示すドラム型の
ものに限らず、どのようなタイプのものでもよい。 第1の出力バンドD1についての処理が終了すると、ス
テップS18からステップS7に戻り、次の出力バンドD2に
ついて同様の処理が行なわれる。 以上にように、この実施例では、各画像部品の外接矩
形のサイズによって、2つの展開処理方法の内の一方の
方法を選択し、これに従って交点情報を求めるようにし
たので、画像部品に応じた処理でラスタデータを作成す
ることができ、画像全体のラスタデータを高速に作成で
きるという利点がある。 C.変形例 なお、この発明は、上記実施例に限られるものではな
く、次のような変形も可能である。 1次元部品展開処理では、各走査線上において、連
続して処理される複数の大サイズ画像部品の交点情報を
蓄積した上で、その走査線上のラスタデータを作成して
いたが、各画像部品ごとにラスタデータを作成するよう
にしてもよい。この場合には、アドレスポインタテーブ
ルPT2や交点データテーブルIT2のように、階層(優先
度)の異なる複数の画像部品の交点情報を相互にリンク
させる手段を設けなくてもよい。 ただし、上記実施例のように、複数の画像部品につい
て、まとめて処理を行なえば、全体の処理を高速に行な
うことができるという利点がある。 上記実施例では、各画像部品の外接矩形のサイズに
基づいて、1次元部品展開処理および2次元部品展開処
理の一方を選択していたが、外接矩形を用いる必要はな
く、各画像部品を囲むような任意の形状の大きさに基づ
いて選択を行なえばよい。すなわち、一般には、各画像
部品の大きさに基づいて処理手順を選択すればよい。
【発明の効果】
以上説明したように、この請求項1および5に記載し
た発明によれば、1次元画像データ処理では、走査線毎
に交点と描画判定データとを求め、その走査線上の1次
元的なラスタデータを作成するので、画像部品内の輪郭
線が多く、画像部品が大きな場合にも、交点に関するデ
ータを収納するメモリの容量が少なくてすむ。また、2
次元画像データ処理では、各画像部品内において交点と
描画判定データとを求め、その画像部品内の2次元的な
ラスタデータを作成するので、ラスタデータを高速に作
成することができる。そして、各画像部品の大きさに基
づいて、これら2つの処理手順のうちのいずれか一方を
選択して画像処理を行なうので、比較的少ないメモリ容
量で、画像全体のラスタデータを高速に作成することが
できるという効果がある。 また、請求項2に記載した発明によれば、画素ごとの
累算データに基づいてラスタデータを作成するので、走
査線に沿ってラスタデータを作成する処理をさらに高速
に行なうことができるという効果がある。 さらに、請求項3に記載した発明によれば、累算デー
タと比較して塗りつぶしか否かを決めるための基準値を
ゼロを含むすべての偶数とするので、累算データの偶奇
に応じて非塗りつぶしと塗りつぶしとを区別することが
できるという効果がある。 また、請求項4に記載した発明によれば、描画判定デ
ータが一度作成された画素に描画判定フラグを割り当て
ておくので、その画素の累算データが基準値と等しくな
った時にもその画素を塗りつぶしとすることができ、画
像部品の端部にある画素を塗りつぶすことが可能になる
という効果がある。 さらに、請求項6に記載した発明によれば、交点情報
作成とラスタデータ作成とが個別の第1、第2のCPUで
行なわれ、両CPU間の情報伝達を複数の交点データメモ
リを交互に切換えて行なうため、処理速度を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を適用する画像処理装置
の構成を示す図、 第2図は、ベクタ/ラスタ変換装置の構成を示すブロッ
ク図、 第3図は、この実施例において処理される画像Itを示す
平面図、 第4図は、画像部品を拡大して示す図 第5図は、小サイズ部品展開処理の手順を示すフローチ
ャート、 第6A図および第6B図は、画像部品について展開処理を行
なって得られた交点情報の内容を示す説明図、 第7A図および第7B図は、交点情報の累算値に応じて画像
データを決定する規則を示す説明図、 第8図は、大サイズの画像部品を含む展開領域を拡大し
て示す図、 第9図は、大サイズ部品展開処理の手順を示すフローチ
ャート、 第10A図は、クリアされた階層データテーブルを示す説
明図、 第10B図は、クリアされた書込みフラグテーブルを示す
説明図、 第11A図ないし第11C図は、大サイズ部品展開処理を行な
って得られた交点情報の内容を示す説明図、 第12A図ないし第12H図は、1次元部品展開処理における
階層データテーブルの登録内容の変化を示す説明図、 第13図は、画像全体の処理手順を示すフローチャートで
ある。 LP0〜LP3……小サイズ画像部品、 FP0〜FP5……大サイズ画像部品、 CL0……外接矩形、SL……走査線、 F……交点書込みフラグ、 C……白黒カウント値、FBW……白黒フラグ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の画像部品を含む画像のラスタデータ
    を作成する画像データ処理方法であって、 各画像部品のサイズを所定の基準サイズと比較し、 前記基準サイズよりも大きな画像部品については1次元
    画像データ処理を行なうとともに、前記基準サイズより
    も小さな画像部品については2次元画像データ処理を行
    ない、 (a)前記1次元画像データ処理は、 (a−1)走査線ごとに、各画像部品内の画像領域を表
    わす輪郭線ベクトルと前記走査線との交点を求める工程
    と、 (a−2)当該交点が、前記画像領域の開始点であるか
    終了点であるかを示す描画判定データを作成する工程
    と、 (a−3)各交点における前記描画判定データと、予め
    各画像部品について指定された画像属性データとに従っ
    て、前記走査線上における各画像部品のラスタデータを
    作成する工程とを備えており、 (b)前記2次元画像データ処理は、 (b−1)各画像部品内において、前記輪郭線ベクトル
    と各走査線との交点を求める工程と、 (b−2)当該交点が、前記画像領域の開始点であるか
    終了点であるかを示す描画判定データを作成する工程
    と、 (b−3)各交点における前記描画判定データと、予め
    各画像部品について指定された画像属性データとに従っ
    て、各画像部品内のラスタデータを作成する工程とを備
    えていることを特徴とする画像データ処理方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像データ処理方法であっ
    て、 工程(a−3)および(b−3)のそれぞれにおけるラ
    スタデータの作成工程は、 互いに重なりあう画像部品についてそれぞれ作成された
    描画判定データを、各画素ごとに互いに加算することに
    より、画素ごとの加算データを作成する工程と、 各走査線ごとに走査方向に沿って前記加算データを累算
    することにより、画素ごとの累算データを作成する工程
    と、 各走査線において、少なくとも1つの所定の基準値と前
    記累算データとが等しい画素を起点としてその走査方向
    側に位置する画素は塗りつぶさないことを表わすととも
    に、前記基準値と前記累算データとが異なる画素を起点
    としてその走査方向側に位置する画素は塗りつぶすこと
    を表わすラスタデータを作成する工程を含む画像データ
    処理方法。
  3. 【請求項3】請求項2記載の画像データ処理方法であっ
    て、 所定の基準値は、ゼロを含むすべての偶数値である画像
    データ処理方法。
  4. 【請求項4】請求項2または3記載の画像データ処理方
    法であって、 工程(a−2)および(b−2)のそれぞれにおいて、
    描画判定データが作成された画素のそれぞれに描画判定
    フラグを割り当てるとともに、 累算データが所定の基準値と等しい画素について前記描
    画判定フラグが割り当てられている場合には、当該画素
    を塗りつぶすことを表わすラスタデータを作成する画像
    データ処理方法。
  5. 【請求項5】複数の画像部品を含む画像のラスタデータ
    を作成する画像データ処理装置であって、 交点情報作成手段とラスタデータ作成手段とを備えてお
    り、 前記交点情報作成手段は、 各画像部品のサイズを所定の基準サイズと比較し、 前記基準サイズよりも大きな画像部品については、走査
    線ごとに、各画像部品内の画像領域を表わす輪郭線ベク
    トルと前記走査線との交点を求めるとともに、当該交点
    が、前記画像領域の開始点であるか終了点であるかを示
    す描画判定データを作成し、 前記基準サイズよりも小さな画像部品については、各画
    像部品内において、前記輪郭線ベクトルと各走査線との
    交点を求めるとともに、当該交点が、前記画像領域の開
    始点であるか終了点であるかを示す描画判定データを作
    成する手段であり、 前記ラスタデータ作成手段は、各交点における前記描画
    判定データと、予め各画像部品について指定された画像
    属性データとに従って、前記走査線上における各画像部
    品のラスタデータを作成する手段であることを特徴とす
    る画像データ処理装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の画像データ処理装置であっ
    て、 交点情報作成を行なう第1のCPUと、ラスタデータ作成
    を行なう第2のCPUと、複数の交点データメモリとを具
    備し、前記第1のCPUと第2のCPU間の情報伝達を前記複
    数の交点データメモリを交互に切換えて行なうことを特
    徴とする画像データ処理装置。
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