JP3544026B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、ビデオカメラやスチルビデオカメラ等の撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ビデオ一体型カメラをはじめとする民生用撮像機器の分野では、小型軽量で、かつ近距離まで連続的に撮影できる特徴を生かした、インナーフォーカスタイプのレンズシステムが広く採用されている。
【0003】
一方、機能的には、オートフオーカス機能(AF)が標準的に装備されるようになり、操作者の負担を軽減し、操作性の向上が図られている。
【0004】
またビデオカメラ等において通常用いられている自動焦点調節機能は、映像信号中の高周波成分を抽出してこれが最大になるようにフオーカスレンズ(フオーカスコンペレンズ)を駆動して所謂山登り制御を行うものであり、上記インナーフオーカスタイプのレンズシステムとの組み合わせるシステムが主流になってきている。
【0005】
このようなインナーフオーカスタイプのレンズシステムは、変倍レンズを駆動してズーム動作を行った場合、変倍レンズの駆動に伴って合焦点位置が変化する性質があるため、変倍レンズの動作に応じてコンペンセータレンズを駆動して変化する合焦点位置を補正することによつてズーム動作中も合焦状態を保持し得るような構成がとられているため、電気的制御が容易で高い位置精度の得られるパルスモータが各レンズの駆動手段として用いられている。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】
しかしながら、上記の従来例では、パルスモータの停止時においても、その回転位置(位相)を保持するために電流を流しているため、消費電力が多いという欠点があり、特にバツテリー使用の可能な小型ビデオカメラ等では大きな問題となつていた。
【0007】
そこで本発明の課題は上述の問題点を解消し、消費電流を削減した撮像装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本願における請求項1に記載の発明によれば、変倍レンズ(実施例では変倍レンズ102に相当する)と焦点調節を行うフォーカスレンズ(実施例ではフオーカスレンズ105に相当する)をパルスモータ(実施例ではズームモータ128、フオーカスモータ126に相当する)によりそれぞれ駆動する撮像装置において、前記パルスモータの駆動による変倍動作を指示する指示手段(実施例ではズームスイツチ130に相当する)と、前記指示手段によって変倍動作を指示中に前記変倍レンズが移動限界領域に到達したとき、あるいは前記指示手段で変倍動作の指示が行われていないときは、前記フォーカスレンズを合焦点へと駆動し前記合焦点に到達後の所定時間が経過するまで新たな変倍動作の指示がない場合でも前記パルスモータへ電流を流し続けるとともに合焦か否かの状態を検知しつづけ、当該検知により合焦でない場合には前記フォーカスレンズを合焦点へと駆動し、新たな変倍動作の指示がなく前記合焦か否かの状態の検知により合焦状態が維持されたまま前記合焦点到達後の所定時間が経過した場合には前記パルスモータへ流す電流を前記所定時間経過前に流していた電流よりも小さくする、あるいは遮断する制御手段(実施例ではレンズ制御マイコン125に相当する)とを設けた構成とする。
【0009】
また、本願における請求項2に記載の発明によれば、変倍レンズ(実施例では変倍レンズ102に相当する)と焦点調節を行うフォーカスレンズ(実施例ではフオーカスレンズ105に相当する)をパルスモータ(実施例ではズームモータ128、フオーカスモータ126に相当する)によりそれぞれ駆動する撮像装置において、前記パルスモータの駆動による変倍動作を指示する指示手段(実施例ではズームスイツチ130に相当する)と、自動焦点調節動作の許可及び禁止を設定する焦点制御手段(実施例ではAFスイツチ131に相当する)と、前記焦点制御手段によって自動焦点調節動作が許可されている状態において、前記指示手段で変倍動作を指示中に前記変倍レンズが移動限界領域に到達したとき、あるいは前記指示手段で変倍動作の指示が行われていないときは、前記フォーカスレンズを合焦点へ駆動し前記合焦点に到達後の所定時間が経過するまで新たな変倍動作の指示がない場合でも前記パルスモータへ電流を流し続けるとともに合焦か否かの状態を検知しつづけ、当該検知により合焦でない場合には前記フォーカスレンズを合焦点へ駆動し、新たな変動動作の指示がなく前記合焦か否かの状態の検知により合焦状態が維持されたまま前記合焦点到達後の所定時間が経過した場合には前記パルスモータへ流す電流を前記所定時間経過前に流していた電流よりも小さくし、あるいは遮断し、前記焦点制御手段によつて前記自動焦点調節動作が禁止されている状態において、前記指示手段で変倍動作を指示中に前記変倍レンズが移動限界領域に到達したとき、あるいは前記指示手段で変倍動作の中止を指示したときは、前記パルスモータへ流す電流を、前記変倍レンズが移動限界領域に到達したとき、あるいは変倍動作の中止を指示したときよりも前に流していた電流よりも小さくし、あるいは遮断する制御手段(実施例ではレンズ制御マイコン125に相当する)とを設けた構成とする。
【0014】
【作用】
本願の請求項1の記載の発明によれば、指示手段により変倍動作を指示中に前記変倍レンズが移動限界領域に到達したとき、あるいは指示手段で変倍動作の中止を指示したときは、フォーカスレンズを合焦点へと駆動し、合焦点に到達後の所定時間が経過するまでは、パルスモータへ電流を流し続けるとともに、合焦状態を検知し、所定時間経過後に、パルスモータへ流す電流を、所定時間経過後よりも前に流していた電流よりも小さくする、あるいは遮断する、ことにより自動焦点調整動作の性能を損なわずに消費電力が軽減される。
【0015】
本願の請求項2の記載の発明によれば、焦点制御手段によって自動焦点調節動作が許可されている状態において、指示手段で変倍動作を指示中に変倍レンズが移動限界領域に到達したとき、あるいは指示手段で変倍動作の中止を指示したときは、フォーカスレンズを合焦点へ駆動し、合焦点に到達後の所定時間が経過するまでは、パルスモータへ電流を流し続けるとともに、合焦状態を検知し、所定時間経過後に、パルスモータへ流す電流を、所定時間経過後よりも前に流していた電流よりも小さくし、あるいは遮断し、焦点制御手段によって自動焦点調節動作が禁止されている状態において、指示手段で変倍動作を指示中に変倍レンズが移動限界領域に到達したとき、あるいは指示手段で変倍動作の中止を指示したときは、パルスモータへ流す電流を、前記変倍レンズが移動限界領域に到達したとき、あるいは変倍動作の中止を指示したときよりも前に流していた電流よりも小さくし、あるいは遮断する、ことにより自動焦点調節動作の性能を損なわずに消費電力の低減が図られる。
【0017】
【実施例】
以下、本発明における撮像装置を各図を参照しながら、その実施例について詳述する。
【0018】
図1は、本発明における撮像装置をビデオカメラ装置に適用した一実施例を示すもので、インナーフォーカスタイプのレンズシステム100を用いている。
【0019】
同図において、被写体からの光は、固定されている第1のレンズ群101、変倍を行う第2のレンズ群(以下変倍レンズと称す)102、絞り103、固定されている第3のレンズ群104、焦点調節機能と変倍による焦点面の移動を補正するコンペ機能とを兼ね備えた第4のレンズ群(以下フォーカスレンズと称す)105を通って、本願の撮像手段を構成するCCD等の撮像素子106に結像される。
【0020】
この撮像素子の撮像面上に結像された被写体像は撮像素子106で光電変換され、CDS(2重相関サンプリング回路)107でサンプルホールドされ、AGC108で最適レベルに増幅され、A/Dコンバータ109へと入力され、アナログ信号からデジタル信号に変換される。
【0021】
デジタル信号に変換された映像信号は、後段のカメラ信号処理回路へと入力され標準テレビ信号に変換されると同時に、AF信号処理回路121へと入力される。このAF信号処理回路121は、本発明の映像信号中より焦点状態に応じて変化する特定の周波数成分を抽出して焦点検出する抽出手段を構成する。
【0022】
AF信号処理回路121では、BPF122で輝度信号中の高周波成分のみを抽出し、ABS(絶対値)回路123で絶対値化し、ピークホールド回路224で画面内のフォーカス検出領域のみをピークホールドすることでオートフォーカス用鮮鋭度信号(AF評価値) を作る。
【0023】
本発明の制御手段を構成するレンズ制御用マイコン125は、変倍レンズ102をテレ側あるいはワイド側へと駆動するための本発明の指示手段を構成するズームスイッチ130を読み込み、スイッチが押されているときは、テレまたはワイドの押されている方向に駆動すべく、ズームモータドライバ129に信号を送ることで、ズームモータ128を介して変倍レンズ102を駆動すると同時に、フォーカスモータドライバ127に信号を送りフォーカスモータを介してフォーカスレンズ105動かすことで変倍動作に伴う焦点面の移動をを補正する。
【0024】
またAFスイツチ131は、オートフオーカス動作をオン/オフするためのスイツチで、オンのときはAF動作モードとなり、オフのときはマニユアル焦点調節モードとある。このAFスイツチは本発明の焦点制御手段に相当する。
【0025】
また、レンズ制御用マイコン125は、AFスイッチ131がオンでズームスイッチ130が押されていないときは、前記オートフォーカス用鮮鋭度信号が最大になるようにフォーカスモータドライバ127に信号を送りパルスモータで構成されたフォーカスモータ126を介してフォーカスレンズ105を動かすことで自動焦点調節動作を行なう。
【0026】
ここで図7を用いて、オートフォーカス動作のアルゴリズムを説明する。まず、AFスイツチ131がオン(S201)ならばAF動作を行なうためS202へと進み、オフ(S201)ならばフォーカスレンズを停止する(S206)。
【0027】
AF信号処理回路121よりのAF評価値を読み込み(S202)、前回取り込んだAF評価値と比較し(S203)、前回より大きい場合には現在のフオーカスモータ126の駆動方向を保ったままS205の処理へと進み、小さい場合はパルスモータで構成されたフォーカスモータ126を逆転(S204)してS205の処理へと進み、AF評価値が最大となるようにフォーカスモータ126を制御し、合焦点(AF評価値が最大)かどうかの判断をし(S205)、合焦点ならばフォーカスモータ126を停止し(S206)、合焦点以外ならばフォーカスモータ126を駆動し続ける(S207)。
【0028】
次に、変倍動作を行なうときの、変倍レンズ102及びフォーカスレンズ105の移動の関係、そして、ワイド側からテレ側への変倍動作中のオートフォーカス用鮮鋭度信号の参照の仕方を説明する。
【0029】
図1のように構成されたインナーフオーカスレンズシステムでは、前述のようにフオーカスレンズ105がコンペ機能と焦点調節機能を兼ね備えているため、焦点距離が等しくても、撮像素子106の撮像面に合焦するためのフオーカスレンズ105の位置は、被写体距離によって異なってしまう。
【0030】
各焦点距離において被写体距離を変化させたとき、撮像面上に合焦させるためのフオーカスレンズ105の位置を連続してプロットすると、図3のように複雑な軌跡となる。
【0031】
変倍中は、被写体距離に応じて図3に示された軌跡を選択し、該軌跡どうりにトレースするようにフオーカスレンズ105を移動させれば、常に合焦状態が維持され、ボケのないズーム動作が可能になる。
【0032】
一方、前玉レンズを駆動して焦点調節を行う前玉フォーカスタイプのレンズシステムでは、変倍レンズに対して独立したコンペンセータレンズが設けられており、さらに変倍レンズとコンペンセータレンズが機械的なカム環で結合されている。
【0033】
従って、例えばこのカム環にマニュアルズーム用のツマミを設け、手動で焦点距離を変えようとした場合、ツマミをいくら速く動かしても、カム環はこれに追従して回転し、変倍レンズとコンペンセータレンズはカム環のカム溝に沿って移動するので、フォーカスレンズのピントがあっていれば、上記動作によってボケを生じることはない。
【0034】
しかし、上述のような特徴を有するインナーフォーカスタイプのレンズシステムの制御においては、合焦を保ちながら変倍動作を行おうとする場合、レンズ制御用マイコン等に図3の軌跡情報を何らかの形(軌跡そのものでも、レンズ位置を変数とした関数でも良い)で記憶しておき、変倍レンズの位置または移動速度に応じて軌跡情報を読みだして、その情報に基づいてフォーカスレンズを移動させる必要がある。
【0035】
図4は、本出願人によつて提案されている軌跡追従方法の一例を説明するための図面である。同図において、Z0 , Z1 , Z2 ,...Z6 は変倍レンズ位置を示しており、a0 , a1 , a2 ,...a6 及びb0 , b1 , b2 ,...b6 は、それぞれレンズ制御用マイコン125に記憶されている代表軌跡である。
【0036】
またp0 , p1 , p2 ,...p6 は、上記2つの代表軌跡を基に算出された軌跡である。この軌跡の算出式を以下に記す。
【0037】
Figure 0003544026
(1)式によれば、例えば図4において、フォーカスレンズがp0 にある場合、p0 が線分b0 −a0 を内分する比を求め、この比に従って線分b1 −a1 を内分する点をp1 としている。このp1 −p0 の位置差と、変倍レンズがZ0 〜Z1 まで移動するのに要する時間から、合焦を保つためのフォーカスレンズの移動速度が分かる。
【0038】
次に、変倍レンズの停止位置には、記憶された代表軌跡データを所有する境界上のみという制限がないとした場合について説明する。
【0039】
図5は変倍レンズ位置方向の内挿方法を説明するための図であり、図4の一部を抽出し、変倍位置レンズを任意としたものである。
【0040】
図5において、縦軸はフォーカレンズ位置、横軸は変倍レンズ位置を示しており、レンズ制御マイコンで記憶している代表軌跡位置(変倍レンズ位置に対するフォーカスレンズ位置)を、変倍レンズ位置Z0 , Z1 ,...Zk−1 , Zk ... Zn に対して、その時のフォーカスレンズ位置を被写体距離別に、それぞれ、
a0 , a1 ,...ak−1 , ak ... an
b0 , b1 ,...bk−1 , bk ... bn
で表わしている。
【0041】
今、変倍レンズ位置がズーム境界上でないZx にあり、フォーカスレンズ位置がPx である場合、ax , bx を求めると、
ax = ak −(Zk −Zx )*( ak −ak−1 )/( Zk−Zk−1)… (2)
bx = bk −(Zk −Zx )*( bk −bk−1 )/( Zk−Zk−1)… (3)
となる。
【0042】
つまり、現在の変倍レンズ位置とそれを挟む2つのズーム境界位置(例えば図7のZk とZk−1 )とから得られる内分比に従い、記憶している4つの代表軌跡データ(図7で、ak,ak−1,bk,bk−1 )のうち同一被写体距離のものを前記内分比で内分することによりax,bx を求める事ができる。
【0043】
そしてax,Px,bx から得られる内分比に従い、記憶している4つの代表データ(図5で、ak,ak−1,bk,bk−1 )の内、同一焦点距離のものを(1)式のように前記内分比で内分することによりpk,pk−1 を求めることが出来る。
【0044】
そして、ワイド側からテレ側へのズーム時には追従先フォーカス位置pk と現フォーカス位置px との位置差と、変倍レンズがZx 〜Zk まで移動するのに要する時間から、合焦を保つためのフォーカスレンズの移動速度が分かる。
【0045】
また、テレ側からワイド側へのズーム時には追従先フォーカス位置pk−1 と現フォーカス位置Px との位置差と、変倍レンズがZx 〜Zk−1 まで移動するのに要する時間から、合焦を保つためのフォーカスレンズの移動速度が分かる。
【0046】
以上のような軌跡追従方法が提案されている。
【0047】
変倍レンズがテレ側からワイド方向に移動する場合には、図3から明らかなように、ばらけている軌跡が収束する方向なので、上述した軌跡追従方法でも合焦は維持できる。
【0048】
しかしながら、ワイドからテレ方向では、収束点にいたフォーカスレンズがどの軌跡をたどるべきかが判らないので、同様な軌跡追従方法では合焦を維持できない。
【0049】
図6は、上述したような問題に対して考案されている軌跡追従方法の一例を説明するための図面である。(a)、(b)とも横軸は変倍レンズの位置を示しており、縦軸は(a)がAF評価信号である映像信号の高周波成分(鮮鋭度信号)のレベルを示しており、(b)がフォーカスレンズの位置を示している。
【0050】
図6において、ある被写体に対してズーミングを行う際の合焦カム軌跡が604であるとする。ここでズーム位置606(Z14)よりワイド側での合焦カム軌跡追従速度を正(フォーカスレンズ至近方向に移動)、606よりテレ側の無限方向に移動する合焦カム軌跡追従速度を負とする。
【0051】
合焦を維持しながらフォーカスレンズがカム軌跡604を辿るときに、前記鮮鋭度信号の大きさは601のようになる。
【0052】
一般に、合焦を維持したズーミングでは、鮮鋭度信号レベルはほぼ一定値となることが知れている。
【0053】
同図(b)において、ズーミング時、合焦カム軌跡604をトレースするフォーカスレンズ移動速度をVf0とする。実際のフォーカスレンズの移動速度をVfとし、カム軌跡604をトレースするVf0に対して、大小させながらズーミングすると、その軌跡は605のようにジグザグの軌跡となる。
【0054】
この時、前記鮮鋭度信号レベルは602のように山、谷を生ずるように変化する。ここで、軌跡604と605が交わる位置で603の大きさは最大となり(Z0,Z1,... Z16 の偶数のポイント)、605の移動方向ベクトルが切り替わるZ0,Z1,... Z16 の奇数のポイントで603のレベルは最小となる。
【0055】
602は603の最小値であるが、逆に602のレベルTH1を設定し、603の大きさがTH1と等しくなる毎に、軌跡605の移動方向ベクトルを切換えれば、切り換え後のフォーカスレンズ移動方向は、合焦軌跡604に近づく方向に設定できる。
【0056】
つまり、鮮鋭度信号レベル601と602(TH1)の差分だけ像がボケる毎に、ボケを減らすように、フォーカスレンズの移動方向及び速度を制御することで、ボケ量を抑制したズーミングが行える。
【0057】
上述した手法を用いることにより、図3に示したようなカム軌跡が収束から発散してゆくワイドからテレのズーミングにおいて、仮に合焦速度Vf0がわからなくても、図6で説明した追従速度(前記(1)式より求まるp(n+1) を使って算出)に対し、フォーカスレンズ移動速度Vfを制御しながら、605のように切り換え動作を繰り返すことにより(鮮鋭度信号レベルの変化に従って)、鮮鋭度信号レベルが602(TH1)よりも下がらない、つまり、一定量以上のボケを生じない、軌跡の選択が行える。ここで、フォーカスレンズの移動速度Vfは、正方向の補正速度をVf+、負方向の補正速度をVf−として、
Vf = Vf0 + Vf+ ……(4)
Vf0 + Vf− ……(5)
より決まり、この時補正速度Vf+, Vf− は、上記ズーミング手法による、追従軌跡選択時の片寄りが生じないように、(4)、(5)式により得られるVfの2つの方向ベクトルの内角が、Vf0の方向ベクトルにより、2等分されるように決定される。
【0058】
また、被写体や、焦点距離、被写界深度に応じて補正速度による補正量の大きさを変化させることにより、鮮鋭度信号の増減周期を変化させ、追従軌跡の選択精度向上を図った手法も考案されている。
【0059】
次に図8を用いてモータドライバ127、129、及びモータ128、126の動作について説明する。
【0060】
パルスモータ128、126は、それぞれ2つのコイルCA811及びCB812そして回転部分のロータ813で構成され、2つのコイルに90度の位相の異なる正弦波電流を流すことで回転させる。
【0061】
またモータドライバ227、229は、それぞれ2つのHブリッジ回路と制御回路814で構成される。
【0062】
801、802、803、804はMOSトランジスタで各ゲート入力A1,A2,A3,A4は制御回路814に接続されている。
【0063】
MOSトランジスタ801, 803のソースは電源に、ドレインはコイルCA811に接続されている。
【0064】
またMOSトランジスタ804, 802のドレインは抵抗809介してグランドに、ソースはコイルCA811に接続されている。同様に、805、806、807、808もMOSトランジスタで各ゲート入力B1,B2,B3,B4も制御回路814接続されている。
【0065】
MOSトランジスタ805, 807のソースは電源に、ドレインはコイルCB812に接続されている。
【0066】
またMOSトランジスタ808, 806のドレインは抵抗810を介してグランドに、ソースはコイルCB812に接続されている。
【0067】
図9は制御回路814がレンズ制御マイコン125の命令である方向に回転する際の各MOSトランジスタのゲートA1〜A3、B1〜B3にかける信号及び、コイルCA811,CB812に流れる電流波形をあらわす。
【0068】
まずS0からS4までを説明すると、A2(902)はH、A3(903)はL、A4(904)もLで、A1(901)はH/Lを繰り返しながらHの期間の比率を段々に増加させまた段々に減少させることで、MOSトランジスタ802はオン、803と804はオフ、801は901の波形に応じてオン/オフを繰り返し、コイルCAには正弦波状の正の電流が流れ(909)、コイルCAはロータ813のN極を引きつける。
【0069】
S2からS6までは、B2(906)はH、B3(907)はL、B4(908)もLで、B1(905)はH/Lを繰り返しながらHの期間の比率を段々にに増加させまた段々に減少させることで、MOSトランジスタ806はオン、807と808はオフ、805はオン/オフを繰り返し、コイルCBには正弦波状の正の電流が流れ(910)、コイルCBはロータ913のS極を引きつける。
【0070】
次にS4からS8までを説明すると、A4(904)はH、A1(901)はL、A2(902)もLで、A3(903)はH/Lを繰り返しながらHの期間の比率を段々に増加させまた段々に減少させることで、MOSトランジスタ804はオン、801と802はオフ、803はオン/オフし、コイルCAには正弦波状の負の電流が流れ(909)、コイルCAはロータ813のS極を引きつける。
【0071】
S6からS10までは、B4(908)はH、B1(905)はL、B2(906)もLで、B3(907)はH/Lを繰り返しながらHの期間の比率を段々に増加させまた段々に減少させることで、MOSトランジスタ808はオン、805と806はオフ、807はオン/オフし、コイルCBには正弦波状の正の電流が流れ(910)、コイルCBはロータ813のN極を引きつける。以後これを繰り返すことで回転を続ける。
【0072】
マイコン225からモータの停止命令が来たときは、S1からS16の各位置まで移動しそのままの電圧やPWMのデューティを保持し続けることで、コイルCA,CB電流値もS1からS16の各位置の電流値を保持しながら停止する。
【0073】
次に図2のフローチヤートを参照しながら、本発明の特徴的な構成及び動作をのアルゴリズムについて説明する。このフローチヤートに示された処理は、レンズ制御マイコン125によつて実行される。
【0074】
同図において、実施例のアルゴリズムを説明する図である。まずS101から開始し、S102でAFスイッチ131を見て自動焦点調節モードか否かを判断する。
【0075】
S102の判断結果が自動焦点調節モードではないときは、S103でズームスイツチ130のテレズームキーが押されているか否かを判断する。
【0076】
ここでテレズームキーが押されている場合は、S104で現在の変倍レンズ位置がテレ端等の変倍レンズが動くことができない位置であるか否かを判断する。
【0077】
また、S103の処理で、テレズームキーが押されていないと判断された場合は、S105でワイドズームキーが押されているか否かを判断し、次にS106で現在の変倍レンズ位置がワイド端等の変倍レンズが動くことができない位置であるか否かを判断する。
【0078】
S104,S106で、変倍レンズが動くことが出来ると判断された場合は、S109でズームキーの押された方向に変倍動作を行なう。このとき、フオーカスレンズは図3〜図6に示すような合焦状態を保持するための軌跡にしたがつて移動される。
【0079】
しかし、S104,S106で、変倍レンズが動くことが出来ないと判断された場合は、S107でズームモータ及びフオーカスモータを停止可能位置(停止可能な位相)に停止し、S108ですぐにズームモータ及びフオーカスモータのコイルの電流を遮断する。S105でワイドズームキーが押されていない場合も、S107の処理へと進み、各モータを停止する。
【0080】
S102の処理において、自動焦点調節モードであつた場合には、S110でテレ側のズームキーが押されているか否かを判断する。
【0081】
S110で、テレ側ズームキーが押されていると判断された場合には、S111で現在の変倍レンズ位置がテレ端等の変倍レンズが動くことができない位置にいるかどうか判断する。
【0082】
またS110でテレ側ズームキーが押されていない場合には、S112でワイド側ズームキーが押されているか否かを判断し、次にS113で現在の変倍レンズ位置がワイド端等の変倍レンズが動くことができない位置にあるか否かを判断する。
【0083】
S111,S113で、変倍レンズが動くことが出来ると判断した場合は、S114でズームキーの押された方向にAF評価値を参照して、変倍動作を行なう(114) 。
【0084】
しかし、S111,S113で、変倍レンズが動くことが出来ないと判断された場合や、S105でワイド側ズームキーが押されていないと判断された場合は、S115でAF評価値を見て現在が合焦状態か否かを判断する。
【0085】
ここで非合焦と判断された時は、S119でAF評価値が増加する方向にAF山登り動作を行なう(119) 。
【0086】
しかし、S115で合焦と判断された時は、S116でモータコイルには通電したまま、ズームモータ及びフオーカスモータを停止可能位置に停止させる。そして停止した後、S117で所定時間の経過を監視し、所定時間経過していない場合は、S102からの動作を繰り返すが、所定時間経過した時は、S118で各モータのコイルの電流を遮断する。
【0087】
ここでいうモータ停止可能位置とは、図9のS1, S2,S16等のモータが停止可能な位相にある位置をいう。また、コイルの電流を遮断するとは、図8において、A1〜A4、B1〜B4まで全てをLレベルにして、コイルをハイインピーダンス状態にすることをいう。
【0088】
これによつて変倍動作を指示中に前記変倍レンズが移動限界領域に到達したとき、あるいは前記指示手段で変倍動作の中止を指示したときは、モータを所定の停止位置に停止後前記パルスモータに供給する電流を制限することができ、消費電力が低減される。
【0089】
またオートフオーカスモードである場合には、変倍動作を指示中に前記変倍レンズが移動限界領域に到達したとき、あるいは変倍動作が中止されたときは、抽出手段の出力に基づいてフォーカスレンズが合焦点へと駆動され、合焦点に到達してから所定時間後にパルスモータへ流す電流が制限され、自動焦点調節動作の性能を損なわずに消費電力が低減される。
【0090】
以上の実施例ではモータのコイルの電流を完全遮断しているが、MOSトランジスタ804,802,808,806のベース入力のうち、停止状態でHレベルになっているベース入力を中間電位まで下げ、そのMOSトランジスタの抵抗値を上げることでコイルに流れる電流を制限しても良い。
【0091】
【発明の効果】
本願の請求項1の記載の発明によれば、指示手段により変倍動作を指示中に前記変倍レンズが移動限界領域に到達したとき、あるいは前記指示手段で変倍動作の指示が行われていないときは、フォーカスレンズを合焦点へ駆動し前記合焦点に到達後の所定時間が経過するまで新たな変倍動作の指示がない場合でもパルスモータへ電流を流し続けるとともに合焦か否かの状態を検知しつづけ、当該検知により合焦でない場合にはフォーカスレンズを合焦点へ駆動し、新たな変動動作の指示がなく合焦か否かの状態の検知により合焦状態が維持されたまま合焦点到達後の所定時間が経過した場合にはパルスモータへ流す電流を所定時間経過前に流していた電流よりも小さくし、あるいは遮断することにより自動焦点調整動作の性能を損なわずに消費電力が軽減される効果を有する。
【0092】
本願の請求項2の記載の発明によれば、焦点制御手段によって自動焦点調節動作が許可されている状態において、指示手段で変倍動作を指示中に変倍レンズが移動限界領域に到達したとき、あるいは前記指示手段で変倍動作の指示が行われていないときは、フォーカスレンズを合焦点へ駆動し前記合焦点に到達後の所定時間が経過するまで新たな変倍動作の指示がない場合でもパルスモータへ電流を流し続けるとともに合焦か否かの状態を検知しつづけ、当該検知により合焦でない場合にはフォーカスレンズを合焦点へ駆動し、新たな変動動作の指示がなく合焦か否かの状態の検知により合焦状態が維持されたまま合焦点到達後の所定時間が経過した場合にはパルスモータへ流す電流を所定時間経過前に流していた電流よりも小さくし、焦点制御手段によって自動焦点調節動作が禁止されている状態において、指示手段で変倍動作を指示中に変倍レンズが移動限界領域に到達したとき、あるいは指示手段で変倍動作の中止を指示したときは、パルスモータへ流す電流を、前記変倍レンズが移動限界領域に到達したとき、あるいは変倍動作の中止を指示したときよりも前に流していた電流よりも小さくし、あるいは遮断する、ことにより自動焦点調節動作の性能を損なわずに消費電力の低減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の撮像装置の一実施例の構成を示すブロツク図である。
【図2】本発明の実施例の動作を示すフローチヤートである。
【図3】変倍レンズの動作に伴う合焦点位置の変化を被写体距離ごとにプロツトした特性曲線を示す図である。
【図4】変倍レンズの移動に伴うフオーカスレンズ位置制御動作を説明するための図である。
【図5】変倍レンズの移動に伴うフオーカスレンズ位置制御動作を説明するための図である。
【図6】オートフオーカスモードでかつ変倍レンズ動作中のフオーカスレンズの制御動作を説明するための図である。
【図7】AF動作を説明するための図である。
【図8】パルスモータの駆動回路を説明するための図である。
【図9】レンズ制御用マイコンによるパルスモータの駆動回路の動作を説明するための図である。
【符号の説明】
102 変倍レンズ
105 フオーカスレンズ
106 撮像素子
121 AF信号処理回路
125 レンズ制御用マイコン
126 フオーカスモータ
127 フオーカスモータドライバ
128 ズームモータ
129 ズームモータドライバ
130 ズームスイツチ
131 AFスイツチ

Claims (2)

  1. 変倍レンズと焦点調節を行うフォーカスレンズをパルスモータによりそれぞれ駆動する撮像装置において、
    前記パルスモータの駆動による変倍動作を指示する指示手段と、
    前記指示手段によって変倍動作を指示中に前記変倍レンズが移動限界領域に到達したとき、あるいは前記指示手段で変倍動作の指示が行われていないときは、前記フォーカスレンズを合焦点へと駆動し前記合焦点に到達後の所定時間が経過するまで新たな変倍動作の指示がない場合でも前記パルスモータへ電流を流し続けるとともに合焦か否かの状態を検知しつづけ、当該検知により合焦でない場合には前記フォーカスレンズを合焦点へと駆動し、新たな変倍動作の指示がなく前記合焦か否かの状態の検知により合焦状態が維持されたまま前記合焦点到達後の所定時間が経過した場合には前記パルスモータへ流す電流を前記所定時間経過前に流していた電流よりも小さくする、あるいは遮断する制御手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 変倍レンズおよび焦点調節を行うフォーカスレンズをパルスモータによりそれぞれ駆動する撮像装置において、
    前記パルスモータの駆動による変倍動作を指示する指示手段と、
    自動焦点調節動作の許可及び禁止を設定する焦点制御手段と、
    前記焦点制御手段によって自動焦点調節動作が許可されている状態において、前記指示手段で変倍動作を指示中に前記変倍レンズが移動限界領域に到達したとき、あるいは前記指示手段で変倍動作の指示が行われていないときは、前記フォーカスレンズを合焦点へ駆動し前記合焦点に到達後の所定時間が経過するまで新たな変倍動作の指示がない場合でも前記パルスモータへ電流を流し続けるとともに合焦か否かの状態を検知しつづけ、当該検知により合焦でない場合には前記フォーカスレンズを合焦点へ駆動し、新たな変動動作の指示がなく前記合焦か否かの状態の検知により合焦状態が維持されたまま前記合焦点到達後の所定時間が経過した場合には前記パルスモータへ流す電流を前記所定時間経過前に流していた電流よりも小さくし、あるいは遮断し、前記焦点制御手段によつて前記自動焦点調節動作が禁止されている状態において、前記指示手段で変倍動作を指示中に前記変倍レンズが移動限界領域に到達したとき、あるいは前記指示手段で変倍動作の中止を指示したときは、前記パルスモータへ流す電流を、前記変倍レンズが移動限界領域に到達したとき、あるいは変倍動作の中止を指示したときよりも前に流していた電流よりも小さくし、あるいは遮断する制御手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
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