JP3543921B2 - ネットワークファクシミリ装置の制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ローカルエリアネットワーク上でのデータのやりとりの機能と、公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるファクシミリデータのやりとりの機能を備えたネットワークファクシミリ装置の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ローカルエリアネットワーク上でのデータのやりとりの機能と、公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるファクシミリデータのやりとりの機能を備えたネットワークファクシミリ装置が実用されている。
【0003】
このようなネットワークファクシミリ装置を利用すると、ローカルエリアネットワークに接続したワークステーション装置と、公衆網に接続されているファクシミリ装置との間で画情報を送受信することができるので、ファクシミリネットワークの利用性を大幅に拡大することができ、非常に便利である。
【0004】
また、接続されたローカルエリアネットワークが、インターネットに接続されている場合には、このネットワークファクシミリ装置の中継機能を利用することで、遠隔地間のファクシミリ通信を非常に安価に実現することもでき、遠隔地へのファクシミリ通信コストを大幅に削減することができるようになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ネットワークファクシミリ装置は、様々な原因で異常となる可能性があり、異常が発生すると何らかのエラー状態となり、正常に使用することができなくなる。
【0006】
従来は、紙詰まり、用紙切れ、機構部の異常などが発生した場合には、それらを適切にエラー表示し、ユーザに異常が発生した旨を通知し、それにより、ユーザは、そのエラー表示を確認して必要な処置をとるようにしていた。
【0007】
ユーザが自分で対処できないエラーが発生している場合には、エラー表示内容も、例えば、サービスマンコールというような内容となり、かかる場合、ユーザは、保守会社に連絡するために、電話をかけるようにしていた。
【0008】
しかしながら、例えば、ユーザがエラー発生に気づくのに遅れ、保守会社に電話連絡するまでに時間を要した場合には、発生している異常が解消されるまでに時間がかかり、ネットワークファクシミリ装置の運用上支障をきたすおそれがある。
【0009】
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、異常発生時の処置が迅速に行われるネットワークファクシミリ装置の制御方法を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ローカルエリアネットワーク上でのデータのやりとりの機能と、公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるファクシミリデータのやりとりの機能を備えたネットワークファクシミリ装置の制御方法において、緊急連絡をあらわす定型文の情報を記憶するとともに、自端末に、あらかじめ規定されている修復不能な異常が発生した場合には、あらかじめ記憶されている緊急連絡先メールアドレスに対し、上記定型文を本文情報とするとともに、そのヘッダ情報のSubjectフィールドに緊急連絡用電子メールである旨を表示する表示情報をセットした緊急連絡用電子メールを送信するようにしたものである。
【0011】
また、ローカルエリアネットワーク上でのデータのやりとりの機能と、公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるファクシミリデータのやりとりの機能を備えたネットワークファクシミリ装置の制御方法において、緊急連絡をあらわす定型文の情報を記憶するとともに、発生したエラー種別に応じた連絡先メールアドレスを記憶し、自端末に、エラーが発生すると、その発生したエラー種別に応じて記憶されている連絡先メールアドレスにに対し、上記発生したエラー種別の表示を挿入した上記定型文を本文情報とするとともに、そのヘッダ情報のSubjectフィールドに上記発生したエラー種別の表示情報をセットした緊急連絡用電子メールを送信するようにしたものである。
【0012】
また、ローカルエリアネットワーク上でのデータのやりとりの機能と、公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるファクシミリデータのやりとりの機能を備えたネットワークファクシミリ装置の制御方法において、緊急連絡をあらわす定型文の情報を記憶するとともに、緊急連絡先のメールアドレスおよびファクシミリ番号を記憶し、自端末に、あらかじめ規定されている修復不能な異常が発生し、その発生した異常がファクシミリ通信に関するものである場合には、上記記憶されている緊急連絡先メールアドレスに対し、上記定型文を本文情報とするとともに、そのヘッダ情報のSubjectフィールドに緊急連絡用電子メールである旨を表示する表示情報をセットした緊急連絡用電子メールを送信する一方、その発生した異常がローカルエリアネットワークの通信に関するものである場合には、上記記憶されている緊急連絡先のファクシミリ番号へ発呼し、ファクシミリ通信により、上記定型文の内容を送信するようにしたものである。
【0014】
また、ローカルエリアネットワーク上でのデータのやりとりの機能と、公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるファクシミリデータのやりとりの機能を備えたネットワークファクシミリ装置の制御方法において、緊急連絡先のファクシミリ番号を記憶し、ローカルエリアネットワーク通信に関するパラメータが不正な場合には、その不正なパラメータを通知するエラーレポートを形成するとともに、上記記憶されている緊急連絡先のファクシミリ番号へ発呼し、ファクシミリ通信により、上記エラーレポートの内容を送信するようにしたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0016】
図1は、本発明の一実施例にかかるネットワークシステムを示している。
【0017】
同図において、ローカルエリアネットワークLANには、複数のワークステーション装置WS1〜WSn、メールサーバ装置SM、および、ネットワークファクシミリ装置FXが接続されている。また、ローカルエリアネットワークLANは、ルータ装置RTを介して、インターネットへと接続され、他のローカルエリアネットワーク等に接続されているホスト装置等との間で種々のデータのやりとりが可能である。
【0018】
ここで、メールサーバ装置SMは、ローカルエリアネットワークLANに接続されているワークステーション装置WS1〜WSnを利用するユーザ、および、ネットワークファクシミリ装置FXに対して、電子メール(後述)の収集および配布のサービスを提供するものである。
【0019】
また、ワークステーション装置WS1〜WSnには、ローカルエリアネットワークLANを介して種々のデータのやりとりを行うアプリケーションソフトウェア(電子メールの送受信処理等)や、電子メールにより受信したファクシミリ画情報を表示するためのビューワソフトウェアなどの種々のプログラムが導入されており、特定のユーザにより使用されるものである。ここで、特定のユーザは、一人または複数人のユーザであってよい。
【0020】
また、ネットワークファクシミリ装置FXは、ローカルエリアネットワークLANにおける電子メールの送受信機能、および、公衆網(PSTN)に接続し、この公衆網を伝送路として用いてグループ3ファクシミリ伝送手順による画情報伝送を行う伝送機能などの種々の伝送(通信)機能を備えている。
【0021】
図2は、ネットワークファクシミリ装置FXの構成例を示している。
【0022】
同図において、システム制御部1は、このネットワークファクシミリ装置の各部の制御処理、および、ファクシミリ伝送制御手順処理などの各種制御処理を行うものであり、システムメモリ2は、システム制御部1が実行する制御処理プログラム、および、処理プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記憶するとともに、システム制御部1のワークエリアを構成するものであり、パラメータメモリ3は、このネットワークファクシミリ装置に固有な各種の情報を記憶するためのものであり、時計回路4は、現在時刻情報を出力するものである。
【0023】
スキャナ5は、所定の解像度で原稿画像を読み取るためのものであり、プロッタ6は、所定の解像度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部7は、このファクシミリ装置を操作するためのもので、各種の操作キー、および、各種の表示器からなる。
【0024】
符号化復号化部8は、画信号を符号化圧縮するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置9は、符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのものである。
【0025】
グループ3ファクシミリモデム10は、グループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのものであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をやりとりするための高速モデム機能(V.17モデム、V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデムなど)を備えている。
【0026】
網制御装置11は、このファクシミリ装置を公衆網(PSTN)に接続するためのものであり、自動発着信機能を備えている。
【0027】
ローカルエリアネットワークインターフェース回路12は、このインターネットファクシミリ装置をローカルエリアネットワークLANに接続するためのものであり、ローカルエリアネットワーク伝送制御部13は、ローカルエリアネットワークLANを介して、他のデータ端末装置との間で種々のデータをやりとりするための各種所定のプロトコルスイートの通信制御処理(電子メール送受信処理やポイント・ツー・ポイント通信処理等)、および、HTTPサーバー機能処理を実行するためのものである。
【0028】
これらの、システム制御部1、システムメモリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、スキャナ5、プロッタ6、操作表示部7、符号化復号化部8、画像蓄積装置9、グループ3ファクシミリモデム10、網制御装置11、および、ローカルエリアネットワーク伝送制御部13は、内部バス14に接続されており、これらの各要素間でのデータのやりとりは、主としてこの内部バス14を介して行われている。
【0029】
また、網制御装置11とグループ3ファクシミリモデム10との間のデータのやりとりは、直接行なわれている。
【0030】
ここで、本実施例において、基本的には、ローカルエリアネットワークLANに接続されている端末相互間でのデータのやりとりは、いわゆるTCP/IPと呼ばれるトランスポートレイヤまでの伝送プロトコルと、それ以上の上位レイヤの通信プロトコルとの組み合わせ(いわゆるプロトコルスイート)が適用して行われる。例えば、電子メールのデータのやりとりでは上位レイヤの通信プロトコルとしてSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)という通信プロトコルが適用される。
【0031】
また、各端末がメールサーバ装置SMに対して、ユーザ宛の電子メールの受信確認や送信要求などのために適用するプロトコルとしては、いわゆるPOP(Post Office Protocol)などを適用することができる。
【0032】
また、TCP/IP,SMTP,POPなどの通信プロトコル、および、電子メールのデータ形式やデータ構造などについては、それぞれIETF(Internet Engineering Task Force)というインターネットに関する技術内容をまとめている組織から発行されているRFC(Request For Comments)文書により規定されている。例えば、TCPはRFC793、IPはRFC793、SMTPはRFC821、電子メールの形式は、RFC822,RFC1521,RFC1522(MIME(Multi Purpose Mail Extension)形式)などでそれぞれ規定されている。
【0033】
そして、ネットワークファクシミリ装置FXは、読み取った原稿画像を公衆網PSTNを介して他のグループ3ファクシミリ装置へ、または、ローカルエリアネットワークLAN(さらには、インターネット)を介してワークステーション装置WS1〜WSnのユーザへ送信するとともに、公衆網PSTNを介して他のグループ3ファクシミリ装置より受信した画情報を、そのときに指定されたサブアドレスに対応したユーザに対して、電子メールを用いて転送したり、あるいは、ローカルエリアネットワークLANのワークステーションWSより受信した画情報を、指定された短縮ダイアルに対応した公衆網PSTNのグループ3ファクシミリ装置へ転送する転送サービス機能等を備えている。
【0034】
また、自端末宛に受信した電子メールについては、本文情報に配置される画情報を取り出して、記録出力するようにしている。
【0035】
ここに、ファクシミリ画情報はバイナリデータであり、電子メールには、直接バイナリデータを含ませることができないので、所定の変換方法(例えば、Base64符号化方法)を適用して可読情報(7ビットのキャラクタコード)に変換した状態で、電子メールに含められる。このような電子メールの本文情報の形式をMIME形式という。
【0036】
さて、本実施例では、ネットワークファクシミリ装置FXに自端末では修復不能なエラーが発生し、保守作業を必要とする場合、保守作業を担当するユーザに対し、エラー発生を電子メールで通知する。
【0037】
そして、ネットワークファクシミリ装置FXのパラメータメモリ3には、図3に示すように、エラー発生時に通知する電子メールの本文内容をあらわす定型文情報と、緊急連絡用メールアドレスが記憶されている。
【0038】
また、この場合に送信される緊急連絡用電子メールの一例を図4に示す。この緊急連絡用電子メールのヘッダ情報の「To」フィールドには、緊急連絡用メールアドレスがセットされ、「Subject」フィールドには、エラーが発生した旨を通知するための文字列(「エラー発生」)がセットされ、本文情報には、定型文情報の内容がセットされる。なお、定型文情報の「<連絡先>」には、このネットワークファクシミリ装置FXの設置場所の管理者などが相当する。
【0039】
ここに、ネットワークファクシミリ装置FXには、具体的には説明しないが、従来のファクシミリ装置と同等なエラー検出機構が備えられており、自端末に発生した種々の異常状態を検出することができるとともに、その発生した異常状態がどのエラー種別に相当するのか判別するエラー判別機能も備えている。また、それぞれのエラー種別にはエラーコードが割り当てられており、エラー種別の表示などには、このエラーコードが適用される。
【0040】
図5は、修復不能なエラーが発生した場合のネットワークファクシミリ装置FXの処理の一例を示している。
【0041】
まず、上述したような修復不能なエラーが発生していることを監視しており(判断101のNOループ)、修復不能なエラーが発生して判断101の結果がYESになると、電子メールの作成準備を行い(処理102)、パラメータメモリ3より定型文情報を呼び出し(処理103)、定型文情報の内容を電子メールの本文情報へセットする(処理104)。
【0042】
次に、パラメータメモリ3より緊急連絡先メールアドレスを呼び出し(処理105)、その緊急連絡先メールアドレスの内容をヘッダ情報の「To」フィールドにセットする(処理106)。
【0043】
次いで、ヘッダ情報の「Subject」フィールドに緊急メール用の件名(上述した例では、「エラー発生」)をセットし(処理107)、このようにして作成した電子メールを送信する(処理108)。
【0044】
このようにして、本実施例では、ネットワークファクシミリ装置FXに修復不能なエラーが発生した場合には、その旨を、あらかじめ登録されている緊急連絡先ユーザに電子メールで通知するようにしているので、ネットワークファクシミリ装置FXのエラーが直ちに通知され、適切な処置を迅速に受けることができる。
【0045】
また、緊急連絡先ユーザへのエラー通知には、電子メールを用いるので、エラー通知のための通信料金が新たに発生することがなく、コストを抑えることができる。
【0046】
ところで、ネットワークファクシミリ装置FXに異常が発生したとき、発生した異常に応じて、異常発生を通知する通知先を変更した方が好ましい場合がある。例えば、紙切れ、トナー切れ、あるいは、紙詰まりなどは、設置先のユーザが対処できるエラーであり、また、現像系や定着系の異常などは、設置先のユーザは対処することができず、専門のユーザ(いわゆるサービスマン)に通知する必要がある。
【0047】
そこで、図6(a)に示すように、パラメータメモリ3には、エラーコード別の緊急連絡用メールアドレスを複数記憶したエラーコード別緊急連絡用メールアドレステーブルをさらに登録しておき、発生したエラーに対応した宛先に緊急連絡電子メールを送信する。ここで、エラーコード別緊急連絡用メールアドレスは、同図(b)に示すように、エラーコードと、送信先のメールアドレスを組にしたものである。
【0048】
そして、この場合に送信する緊急連絡用電子メールは、図7に示すように、ヘッダ情報の「To」フィールドには、対応するエラーコード別緊急連絡用メールアドレスがセットされ、「Subject」フィールドには、発生したエラーをあらわすエラーコードを通知するための文字列がセットされ、本文情報には、定型文情報の内容にエラーコードの表示を挿入したものがセットされる。
【0049】
図8は、エラーが発生した場合のネットワークファクシミリ装置FXの処理の一例を示している。
【0050】
まず、何らかのエラーが発生することを監視しており(判断201)、何らかのエラーが発生して判断201の結果がYESになると、そのときに発生したエラーのエラー種別を判別し(処理202)、電子メールの作成準備を行い(処理203)、パラメータメモリ3より定型文情報を呼び出し(処理204)、その呼び出した定型文の内容に処理202で判別したエラー種別をあらわすエラーコードを挿入し(処理205)、そのエラーコードがセットされた定型文情報の内容を電子メールの本文情報へセットする(処理206)。
【0051】
次に、パラメータメモリ3より、そのときに判別して得たエラーコードに対応したエラーコード別緊急連絡先メールアドレスを呼び出し(処理207)、その緊急連絡先メールアドレスの内容をヘッダ情報の「To」フィールドにセットする(処理208)。
【0052】
次いで、ヘッダ情報の「Subject」フィールドに、そのときに判別して得たエラーコードをセットし(処理209)、このようにして作成した電子メールを送信する(処理210)。
【0053】
このようにして、本実施例では、ネットワークファクシミリ装置FXに異常が発生したとき、その発生した異常を適切に解消できるユーザに対し、緊急連絡電子メールを送信するので、ネットワークファクシミリ装置FXの運用が円滑になる。
【0054】
ところで、ネットワークファクシミリ装置FXに発生した異常が、ローカルエリアネットワークLANとのネットワーク通信に関わる部分である場合には、上述した実施例のように、緊急連絡電子メールを送信することができない。
【0055】
かかる場合に対処できるようにするためには、図9に示すように、緊急連絡先のファクシミリ電話番号(緊急連絡先FAX番号)を、さらに、パラメータメモリ3に記憶し、公衆網に接続されたファクシミリ装置へ異常発生を緊急連絡することが好ましい。
【0056】
図10は、この場合に、エラーが発生したときのネットワークファクシミリ装置FXの処理の一例を示している。
【0057】
まず、何らかのエラーが発生することを監視しており(判断301)、何らかのエラーが発生して判断301の結果がYESになると、そのときに発生したエラーのエラー種別を判別する(処理302)。
【0058】
そして、その発生したエラーがネットワークに関わるものであるかどうかを調べ(判断303)、判断303の結果がYESになるときには、パラメータメモリ3より定型文情報を呼び出し(処理304)、その呼び出した定型文の内容に処理302で判別したエラー種別をあらわすエラーコードを挿入し(処理305)、そのエラーコードがセットされた定型文情報の内容を、対応するファクシミリ画情報へ変換して画像蓄積装置9に保存する(処理306)。
【0059】
次いで、パラメータメモリ3に記憶されている緊急連絡先FAX番号を呼び出し(処理307)、宛先としてその呼び出した緊急連絡先FAX番号をセットし(処理308)、処理306で作成して蓄積した送信画情報を、処理308でセットした宛先へ送信するFAX画情報送信処理を実行し(処理309)、緊急連絡文書を緊急連絡先FAX番号の宛先へと送信する。
【0060】
それにより、その緊急連絡先FAX番号のファクシミリ装置では、図7に示した緊急連絡電子メールの本文情報の内容が記録された受信原稿が出力され、その結果、緊急連絡先ユーザに対して、ネットワークファクシミリ装置FXに異常が発生したことと、その発生した異常の内容(エラーコード)が通知される。
【0061】
また、発生したエラーがネットワークエラーではなく、判断303の結果がNOになるときには、ファクシミリ機能についてのエラーであるかどうかを調べる(判断310)。
【0062】
判断310の結果がYESになるときには、電子メールの作成準備を行い(処理311)、パラメータメモリ3より定型文情報を呼び出し(処理312)、その呼び出した定型文の内容に処理302で判別したエラー種別をあらわすエラーコードを挿入し(処理313)、そのエラーコードがセットされた定型文情報の内容を電子メールの本文情報へセットする(処理314)。
【0063】
次に、パラメータメモリ3より、そのときに判別して得たエラーコードに対応したエラーコード別緊急連絡先メールアドレスを呼び出し(処理315)、その緊急連絡先メールアドレスの内容をヘッダ情報の「To」フィールドにセットする(処理316)。
【0064】
次いで、ヘッダ情報の「Subject」フィールドに、そのときに判別して得たエラーコードをセットし(処理317)、このようにして作成した電子メールを送信する(処理318)。
【0065】
また、発生したエラーがネットワークエラーでなく、かつ、ファクシミリ機能に関するものでもない場合で、判断310の結果がNOになるときには、処理302で判別したエラーコードを操作表示部7にエラー表示して(処理319)、この処理を終了する。
【0066】
このようにして、本実施例では、ネットワークファクシミリ装置FXにエラーが発生したとき、その発生したエラーがネットワークエラーである場合には、エラーが発生した旨をファクシミリ通信により通知し、発生したエラーがファクシミリ機能に関するものである場合には、エラーが発生した旨を電子メールで通知するようにしているので、装置に発生したエラーを適切に緊急連絡先へと通知することができる。
【0067】
さて、ローカルエリアネットワークLANを用いたデータ通信ができない場合、その原因は、ネットワークパラメータの設定ミスである場合が多い。
【0068】
電子メールを用いて画情報を配信しようとする場合には、少なくとも、POPサーバーのIPアドレス、SMTPサーバーのIPアドレス、自端末のローカルエリアネットワークインターフェース回路12のIPアドレス、サブネットマスク、ホスト名、ドメイン名、メールアドレス、ゲートウェイのIPアドレスなどの各種ネットワークパラメータの値が適切に設定されている必要がある。
【0069】
本実施例では、ネットワークパラメータの値が不正であるようなエラーが発生したときには、図11に示すように、自端末に設定されている各種ネットワークパラメータなどの値を、システム設定リストというレポートで出力させる。この場合、不正なパラメータには、その先頭に「*」マークが付される。すなわち、この場合には、POPサーバーの値がセットされていない(ヌル値がセットされている。)、自端末のローカルエリアネットワークインターフェース回路12のIPアドレスの値が不正(各桁は、十進数表示で0〜255の値でなければならない。)である。
【0070】
このようなエラーレポートが記録出力されるので、ユーザは、ネットワークファクシミリ装置FXに設定している各種ネットワークパラメータについて再度確認し、適切な値を再設定することができ、したがって、それ以降は、ネットワークパラメータの値が不正なために、例えば、電子メールを送受信できないなどの事態を解消することができる。
【0071】
図12および図13は、この場合に、エラーが発生したときのネットワークファクシミリ装置FXの処理の一例を示している。
【0072】
まず、何らかのエラーが発生することを監視しており(判断401)、何らかのエラーが発生して判断401の結果がYESになると、そのときに発生したエラーのエラー種別を判別する(処理402)。
【0073】
そして、その発生したエラーがネットワークパラメータに関わるものであるかどうかを調べ(判断403)、判断403の結果がYESになるときには、設定値が不正な項目を抽出し(処理404)、図11のようなシステム設定リストのフォーマットを呼び出し(処理405)、そのシステム設定リストの各項目に、それぞれ登録されている値をセットするとともに、処理404で抽出した項目については、エラーマークを付加する(処理406)。
【0074】
そして、処理406で作成したシステム設定リストの内容を、エラーレポートとしてプロッタ6より記録出力し(処理407)、この処理を終了する。
【0075】
また、発生したエラーがネットワークパラメータに関わるものではなく、判断403の結果がNOになるときには、発生したエラーがネットワークに関わるものであるかどうかを調べる(判断410)。
【0076】
判断410の結果がYESになるときには、パラメータメモリ3より定型文情報を呼び出し(処理411)、その呼び出した定型文の内容に処理402で判別したエラー種別をあらわすエラーコードを挿入し(処理412)、そのエラーコードがセットされた定型文情報の内容を、対応するファクシミリ画情報へ変換して画像蓄積装置9に保存する(処理413)。
【0077】
次いで、パラメータメモリ3に記憶されている緊急連絡先FAX番号を呼び出し(処理414)、宛先としてその呼び出した緊急連絡先FAX番号をセットし(処理415)、処理413で作成して蓄積した送信画情報を、処理415でセットした宛先へ送信するFAX画情報送信処理を実行し(処理416)、緊急連絡文書を緊急連絡先FAX番号の宛先へと送信する。
【0078】
それにより、その緊急連絡先FAX番号のファクシミリ装置では、図7に示した緊急連絡電子メールの本文情報の内容が記録された受信原稿が出力され、その結果、緊急連絡先ユーザに対して、ネットワークファクシミリ装置FXに異常が発生したことと、その発生した異常の内容(エラーコード)が通知される。
【0079】
また、発生したエラーがネットワークパラメータに関するものでなく、また、ネットワークエラーでもない場合で、判断410の結果がNOになるときには、ファクシミリ機能についてのエラーであるかどうかを調べる(判断417)。
【0080】
判断417の結果がYESになるときには、電子メールの作成準備を行い(処理418)、パラメータメモリ3より定型文情報を呼び出し(処理419)、その呼び出した定型文の内容に処理402で判別したエラー種別をあらわすエラーコードを挿入し(処理420)、そのエラーコードがセットされた定型文情報の内容を電子メールの本文情報へセットする(処理421)。
【0081】
次に、パラメータメモリ3より、そのときに判別して得たエラーコードに対応したエラーコード別緊急連絡先メールアドレスを呼び出し(処理422)、その緊急連絡先メールアドレスの内容をヘッダ情報の「To」フィールドにセットする(処理423)。
【0082】
次いで、ヘッダ情報の「Subject」フィールドに、そのときに判別して得たエラーコードをセットし(処理424)、このようにして作成した電子メールを送信する(処理425)。
【0083】
また、発生したエラーがネットワークパラメータに関わるものでなく、また、ネットワークエラーでもファクシミリ機能に関するものでもない場合で、判断417の結果がNOになるときには、処理402で判別したエラーコードを操作表示部7にエラー表示して(処理426)、この処理を終了する。
【0084】
このようにして、本実施例では、ネットワークファクシミリ装置FXにエラーが発生したとき、その発生したエラーがネットワークパラメータの設定ミスである場合には、その設定ミスを通知できるエラーレポートを記録出力し、また、その発生したエラーがネットワークエラーである場合には、エラーが発生した旨をファクシミリ通信により通知し、さらに、発生したエラーがファクシミリ機能に関するものである場合には、エラーが発生した旨を電子メールで通知するようにしているので、装置に発生したエラーを適切に緊急連絡先へと通知することができる。
【0085】
ところで、上述した実施例では、ネットワークパラメータに関わるエラーが発生している場合には、上述したエラーレポートを記録出力しているが、そのようなエラーレポートを緊急連絡FAX番号のファクシミリ装置へファクシミリ通信すると、サービスマンなどにその旨を通知することができる。
【0086】
図14および図15は、この場合に、エラーが発生したときのネットワークファクシミリ装置FXの処理の一例を示している。
【0087】
まず、何らかのエラーが発生することを監視しており(判断501)、何らかのエラーが発生して判断501の結果がYESになると、そのときに発生したエラーのエラー種別を判別する(処理502)。
【0088】
そして、その発生したエラーがネットワークパラメータに関わるものであるかどうかを調べ(判断503)、判断503の結果がYESになるときには、設定値が不正な項目を抽出し(処理504)、図11のようなシステム設定リストのフォーマットを呼び出し(処理505)、そのシステム設定リストの各項目に、それぞれ登録されている値をセットするとともに、処理504で抽出した項目については、エラーマークを付加する(処理506)。
【0089】
そして、処理506で作成したシステム設定リストの内容を表示するレポートの内容を、対応するファクシミリ画情報へ変換して画像蓄積装置9に保存する(処理507)。
【0090】
次いで、パラメータメモリ3に記憶されている緊急連絡先FAX番号を呼び出し(処理508)、宛先としてその呼び出した緊急連絡先FAX番号をセットし(処理509)、処理507で作成して蓄積した送信画情報を、処理509でセットした宛先へ送信するFAX画情報送信処理を実行し(処理510)、エラーレポートを緊急連絡先FAX番号の宛先へと送信する。
【0091】
それにより、その緊急連絡先FAX番号のファクシミリ装置では、図11に示したシステム設定リストの内容が記録された受信原稿が出力され、その結果、緊急連絡先ユーザに対して、ネットワークファクシミリ装置FXのネットワークパラメータが不正である旨と、その不正な内容が通知される。
【0092】
また、発生したエラーがネットワークパラメータに関わるものではなく、判断503の結果がNOになるときには、発生したエラーがネットワークに関わるものであるかどうかを調べる(判断520)。
【0093】
判断520の結果がYESになるときには、パラメータメモリ3より定型文情報を呼び出し(処理521)、その呼び出した定型文の内容に処理502で判別したエラー種別をあらわすエラーコードを挿入し(処理522)、そのエラーコードがセットされた定型文情報の内容を、対応するファクシミリ画情報へ変換して画像蓄積装置9に保存する(処理523)。
【0094】
次いで、パラメータメモリ3に記憶されている緊急連絡先FAX番号を呼び出し(処理524)、宛先としてその呼び出した緊急連絡先FAX番号をセットし(処理525)、処理523で作成して蓄積した送信画情報を、処理525でセットした宛先へ送信するFAX画情報送信処理を実行し(処理526)、緊急連絡文書を緊急連絡先FAX番号の宛先へと送信する。
【0095】
それにより、その緊急連絡先FAX番号のファクシミリ装置では、図7に示した緊急連絡電子メールの本文情報の内容が記録された受信原稿が出力され、その結果、緊急連絡先ユーザに対して、ネットワークファクシミリ装置FXに異常が発生したことと、その発生した異常の内容(エラーコード)が通知される。
【0096】
また、発生したエラーがネットワークパラメータに関するものでなく、また、ネットワークエラーでもない場合で、判断520の結果がNOになるときには、ファクシミリ機能についてのエラーであるかどうかを調べる(判断527)。
【0097】
判断527の結果がYESになるときには、電子メールの作成準備を行い(処理528)、パラメータメモリ3より定型文情報を呼び出し(処理529)、その呼び出した定型文の内容に処理502で判別したエラー種別をあらわすエラーコードを挿入し(処理530)、そのエラーコードがセットされた定型文情報の内容を電子メールの本文情報へセットする(処理531)。
【0098】
次に、パラメータメモリ3より、そのときに判別して得たエラーコードに対応したエラーコード別緊急連絡先メールアドレスを呼び出し(処理532)、その緊急連絡先メールアドレスの内容をヘッダ情報の「To」フィールドにセットする(処理533)。
【0099】
次いで、ヘッダ情報の「Subject」フィールドに、そのときに判別して得たエラーコードをセットし(処理534)、このようにして作成した電子メールを送信する(処理535)。
【0100】
また、発生したエラーがネットワークパラメータに関わるものでなく、また、ネットワークエラーでもファクシミリ機能に関するものでもない場合で、判断527の結果がNOになるときには、処理502で判別したエラーコードを操作表示部7にエラー表示して(処理536)、この処理を終了する。
【0101】
このようにして、本実施例では、ネットワークファクシミリ装置FXにエラーが発生したとき、その発生したエラーがネットワークパラメータの設定ミスである場合には、その設定ミスを通知できるエラーレポートをファクシミリ通信により通知し、また、その発生したエラーがネットワークエラーである場合には、エラーが発生した旨をファクシミリ通信により通知し、さらに、発生したエラーがファクシミリ機能に関するものである場合には、エラーが発生した旨を電子メールで通知するようにしているので、装置に発生したエラーを適切に緊急連絡先へと通知することができる。
【0102】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ネットワークファクシミリ装置FXに修復不能なエラーが発生した場合には、その旨を、あらかじめ登録されている緊急連絡先ユーザに電子メールで通知するようにしているので、ネットワークファクシミリ装置FXのエラーが直ちに通知され、適切な処置を迅速に受けることができるという効果を得る。また、緊急連絡先ユーザへのエラー通知には、電子メールを用いるので、エラー通知のための通信料金が新たに発生することがなく、コストを抑えることができるという効果も得る。
【0103】
また、ネットワークファクシミリ装置FXに異常が発生したとき、その発生した異常を適切に解消できるユーザに対し、緊急連絡電子メールを送信するので、ネットワークファクシミリ装置FXの運用が円滑になるという効果も得る。
【0104】
また、ネットワークファクシミリ装置FXにエラーが発生したとき、その発生したエラーがネットワークパラメータの設定ミスである場合には、その設定ミスを通知できるエラーレポートをファクシミリ通信により通知し、また、その発生したエラーがネットワークエラーである場合には、エラーが発生した旨をファクシミリ通信により通知し、さらに、発生したエラーがファクシミリ機能に関するものである場合には、エラーが発生した旨を電子メールで通知するようにしているので、装置に発生したエラーを適切に緊急連絡先へと通知することができるという効果も得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるネットワークシステムを示したブロック図。
【図2】ネットワークファクシミリ装置FXの構成例を示したブロック図。
【図3】定型文情報と緊急連絡用メールアドレスの記憶態様について説明するための概略図。
【図4】緊急連絡用電子メールの一例を示す概略図。
【図5】修復不能なエラーが発生した場合のネットワークファクシミリ装置FXの処理の一例を示したフローチャート。
【図6】エラーコード別緊急連絡用メールアドレステーブルの一例を示した概略図。
【図7】緊急連絡用電子メールの他の例を示す概略図。
【図8】エラーが発生した場合のネットワークファクシミリ装置FXの処理の一例を示したフローチャート。
【図9】緊急連絡先FAX番号の記憶態様の一例を示した概略図。
【図10】エラーが発生した場合のネットワークファクシミリ装置FXの処理の他の例を示したフローチャート。
【図11】システム設定リストの一例を示した概略図。
【図12】エラーが発生した場合のネットワークファクシミリ装置FXの処理のさらに他の例の一部を示したフローチャート。
【図13】エラーが発生した場合のネットワークファクシミリ装置FXの処理のさらに他の例の残りの部分を示したフローチャート。
【図14】エラーが発生した場合のネットワークファクシミリ装置FXの処理のまたさらに他の例の一部を示したフローチャート。
【図15】エラーが発生した場合のネットワークファクシミリ装置FXの処理のまたさらに他の例の残りの部分を示したフローチャート。
【符号の説明】
FX ネットワークファクシミリ装置
Claims (4)
- ローカルエリアネットワーク上でのデータのやりとりの機能と、公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるファクシミリデータのやりとりの機能を備えたネットワークファクシミリ装置の制御方法において、
緊急連絡をあらわす定型文の情報を記憶するとともに、
自端末に、あらかじめ規定されている修復不能な異常が発生した場合には、あらかじめ記憶されている緊急連絡先メールアドレスに対し、上記定型文を本文情報とするとともに、そのヘッダ情報のSubjectフィールドに緊急連絡用電子メールである旨を表示する表示情報をセットした緊急連絡用電子メールを送信することを特徴とするネットワークファクシミリ装置の制御方法。 - ローカルエリアネットワーク上でのデータのやりとりの機能と、公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるファクシミリデータのやりとりの機能を備えたネットワークファクシミリ装置の制御方法において、
緊急連絡をあらわす定型文の情報を記憶するとともに、発生したエラー種別に応じた連絡先メールアドレスを記憶し、
自端末に、エラーが発生すると、その発生したエラー種別に応じて記憶されている連絡先メールアドレスにに対し、上記発生したエラー種別の表示を挿入した上記定型文を本文情報とするとともに、そのヘッダ情報のSubjectフィールドに上記発生したエラー種別の表示情報をセットした緊急連絡用電子メールを送信することを特徴とするネットワークファクシミリ装置の制御方法。 - ローカルエリアネットワーク上でのデータのやりとりの機能と、公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるファクシミリデータのやりとりの機能を備えたネットワークファクシミリ装置の制御方法において、
緊急連絡をあらわす定型文の情報を記憶するとともに、緊急連絡先のメールアドレスおよびファクシミリ番号を記憶し、
自端末に、あらかじめ規定されている修復不能な異常が発生し、その発生した異常がファクシミリ通信に関するものである場合には、上記記憶されている緊急連絡先メールアドレスに対し、上記定型文を本文情報とするとともに、そのヘッダ情報のSubjectフィールドに緊急連絡用電子メールである旨を表示する表示情報をセットした緊急連絡用電子メールを送信する一方、その発生した異常がローカルエリアネットワークの通信に関するものである場合には、上記記憶されている緊急連絡先のファクシミリ番号へ発呼し、ファクシミリ通信により、上記定型文の内容を送信することを特徴とするネットワークファクシミリ装置の制御方法。 - ローカルエリアネットワーク上でのデータのやりとりの機能と、公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるファクシミリデータのやりとりの機能を備えたネットワークファクシミリ装置の制御方法において、
緊急連絡先のファクシミリ番号を記憶し、
ローカルエリアネットワーク通信に関するパラメータが不正な場合には、その不正なパラメータを通知するエラーレポートを形成するとともに、上記記憶されている緊急連絡先のファクシミリ番号へ発呼し、ファクシミリ通信により、上記エラーレポートの内容を送信することを特徴とするネットワークファクシミリ装置の制御方法。
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