JP3543623B2 - シートベルトの保持構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車の後部座席のシートベルトの保持に用いて好適の、シートベルトの保持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、後部座席のシートベルトは、一端を車体下部に固設されたベルトアンカに固定され、他端をリアピラーに設けられたガイドを挿通してリトラクタに連結されているが、車体の構造によっては、図7に示すように、ガイド32がリアピラー20のトリム部(車室内面)36の上部に設けられており、このため、シートベルト30の不使用時には、シートベルト30は、ガイド32とベルトアンカ33とを結ぶ直線上に位置するようになり、この部分のシートベルト30がドア開口部35と干渉する場合がある。なお、図7中、34はリトラクタである。
【0003】
このようにシートベルト30がドア開口部35と干渉すると、乗員の後部座席への乗降性を損なうことになる。
このため、従来より、不使用時のシートベルトを所定の位置に固定するための種々の保持機構が考案されている。その一例(第1従来例)としては、図8に示すように、リアピラー20のトリム部36に、ベルトクリップ40をそなえたものが挙げられる。このベルトクリップ40は、シートベルト30を側方から挟持できるようになっており、シートベルト30の不使用時には、このベルトクリップ40に挟み込むことで、シートベルト30をリアピラー20側に沿わせてシートベルト30のドア開口部35との干渉を防止するものである。
【0004】
他の例(第2従来例)としては、図9に示すように、リアピラー20のトリム部36に、タングポケット41をそなえたものがある。このタングポケット41は、シートベルト30に挿通されるタング31を差し込んで保持できるようになっており、シートベルト30の不使用時には、このタングポケット41にタング31を差し込むことで、シートベルト30をリアピラー20側に沿わせてシートベルト30のドア開口部35との干渉を防止するものである。
【0005】
なお、ベルトクリップによりシートベルトを保持する技術としては、実用新案登録第2532527号が該当する。また、タングポケットにタングを差し込むことでシートベルトを保持する技術としては、実開平5−29871号公報に開示された技術がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の第1従来例の場合は、シートベルト30はベルトクリップ40により保持されるものの、シートベルト30に挿通されるタング31は何ら拘束されないため、走行時の振動によりタング31がトリム部36と衝突し、不快な打音を発生したり、また、トリム部36を損傷させてしまうという課題がある。
【0007】
一方、第2従来例の場合、タング31とトリム部36との衝突は防止することができるが、タング31は、シートベルト31に対して、タングポケット41が設けられるトリム部側36ではなく、車室内側に向けて挿通されるため、タング31をタングポケット41に差し込むと、図9に示すように、シートベルト30に捩じれが生じてしまい、次回の使用時に捩じれた状態でシートベルト30を使用してしまったり、車室内でのシートベルト30の見栄えが損なわれてしまうという課題がある。
【0008】
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、シートベルトに捩れを生じさせることなく、シートベルトとタングの双方を車体に固定できるようにした、シートベルトの保持機構を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のシートベルトの保持機構(請求項1)は、一端を車体に固定され他端をリトラクタに連結され、中間部にタングを摺動可能に挿通されたシートベルトを保持する保持構造であって、ドア開口部周縁の車室内面に固定され、該シートベルトの不使用時に該シートベルトの中間部を挟持するベルト挟持部と該ベルト挟持部よりも車体内方側に設けられて該タングを保持するタング保持部とを有するクリップを備え、該クリップは、第1プレートと第2プレートと第3プレートとからなり、該ベルト挟持部は、該第1プレートと該第2プレートとの隙間により形成され、該タング保持部は、該第2プレートと該第3プレートとの隙間により形成される。
また、該クリップは、該第1プレートの一端部に該第2プレートの一端部が結合され、さらに、その上に重ねて第3のプレートの一端部が結合されることが好ましい(請求項2)。
【0010】
これにより、シートベルトに捩れが生じることなく、シートベルトとタングとが共に固定される。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明すると、図1〜図6は本発明の一実施形態としてのシートベルトの保持構造を示すもので、このうち、図1はその構成を示す車室内の模式的斜視図である。
本実施形態は自動車のリヤシートのシートベルトに関するものであり、図1に示すように、シートベルト30は、その中間部をガイド32に挿通されて図示しないリトラクタとベルトアンカ33とを結ぶように装備されている。本シートベルトの保持構造では、リアピラー20のトリム部(車室内面)36の所定位置にクリップ10がそなえられており、シートベルト30は、このクリップ10により挟持されるようになっている。そして、更に、シートベルト30に挿通されるタング31も、クリップ10により保持されるようになっている。
【0012】
ここで、図2〜図4を用いてクリップ10の詳細な構成について説明すると、図2〜図4に示すように、クリップ10は、樹脂により一体成形されており、長手方向の中心線CLに関して左右対称(図2,図4参照)の3つの板状部材、即ち、第1プレート1と第2プレート2と第3プレート3とからなり、第1プレート1の一端部1aに第2プレート2の一端部2aが結合され、さらに、その上に重ねて第3プレート3の一端部3aが結合された構成になっている。
【0013】
第1プレート1の裏面1Bには、2つの取付用ボス8a,8bがそなえられており、これらの取付用ボス8a,8bをトリム部36の図示しない取付け孔に挿入することにより、クリップ10がトリム部36に取り付けられるようになっている。
また、上記のように3つのプレート1,2,3を各一端部1a,2a,3aで一体に結合することにより、クリップ10には、第1プレート1と第2プレート2とにより第1のクリップ部(ベルト挟持部)11が形成され、更に、第2プレート2と第3プレート3とにより第2のクリップ部(タング保持部)12が形成されている。
【0014】
まず、第1のクリップ部11について説明すると、第1プレート1の表面1Aと第2プレート2の裏面2Bとの間には隙間11aが形成されている。隙間11aの大きさ、即ちプレート1,2間の距離はシートベルト30の厚さよりもやや広めに設定され、また、隙間11aの長さ、即ち、先端部11bから第2プレート2と第1プレート1との接合部までの距離は、シートベルト30の幅よりもやや広い程度に設定されている。
【0015】
第2プレート2の裏面2B中央近傍には、突起5が突設されている。突起5は、シートベルト30が差し込まれていない状態で、その先端が第1プレート1の表面1Aに当接するように設定されており、シートベルト30が隙間11a内に差し込まれたときは、第1プレート1の表面1Aとの間でシートベルト30を挟持するようになっている。ただし、この突起5は必須の構成要素ではなく、後述の逆鉤部6により隙間11a内に保持されるシートベルト30をより安定した状態で保持するために設けられたものである。
【0016】
逆鉤部6は、第2プレート2の先端に隙間11aの内側方向に向けて突設されている。この逆鉤部6は、上述のように隙間11a内にシートベルト30を保持するためのものである。ただし、突起5が設けられない場合には、シートベルト30が振動により容易に隙間11aから抜け出てしまわないよう、先端がトリム部36に当接するよう形成することが望ましい。
【0017】
また、逆鉤部6の外面6Aは隙間11aの内側方向に向けて傾斜した曲面状に成形されており、この外面6Aの案内によりシートベルト30を容易に隙間11a内に差し込むことができるようになっている。また、第1プレート1の先端部1bの形状も、シートベルト30の隙間11a内への差し込みを容易にするため、角が取られ隙間11aの中側方向に向けて曲面状に形成されている。
【0018】
次に、第2のクリップ部12について説明すると、第2のクリップ部12を構成する第2プレート2の表面2Aと第3プレート3の裏面3Bとの間には隙間12aが形成されており、その大きさ、即ち、プレート2,3間の距離はタング31の係止部31a(図5に示す)の厚みよりもやや大きいか同程度に設定されている。隙間12aの長さ、即ち、先端部12bから第2プレート2と第3プレート3との接合部までの距離は、タング31の係止部31aの幅よりもやや広い程度に設定されている。また、第3プレート3の先端には、逆鉤部7が開口部12bの内側に向けて突設されており、振動等によるタング31の抜けを防止するようになっている。
【0019】
第1のクリップ11ではシートベルト30は先端部11bの方から差し込まれ、先端部11bが挿入口となるのに対し、第2のクリップ12では、タング31はその係止部31aを隙間12aの側方(幅方向外側)の開口部12c或いは12dから隙間12a内に差し込まれる。そこで、図4に示すように、第2プレート2の表面2A及び第3プレート3の裏面3Bは、中央から開口部12c,12dにかけて隙間12aが拡大するように傾斜して形成されており、開口部12c或いは12dからタング31を差し込む時の抵抗が軽減されるようになっている。さらに、第3プレート3は、タング31を差し込みやすくするため、クリップ10をトリム部36へ設置した時に開口部12c,12dが車室内側に向くように、第2プレート2よりも幅を狭く形成されている。
【0020】
再び図1に戻って本シートベルトの保持構造の全体の構成について説明すると、上述のように構成されたクリップ10は、シートベルト30の第1のクリップ部11への挿入口となる先端部11bが、ドア開口部35側に向くようにトリム部36に設置されている。ここでは、クリップ10を車両右側のトリム部36に設置した場合を示しており、この場合は、開口部12cがタング31の挿入口となる。
【0021】
そして、このときのクリップ10とシートベルト30,タング31との係合状態は、図5に示すようになる。
図5に示すように、タング31は、シートベルト30に挿通している後端部31bとシートベルト30の使用時に図示しないバックルに挿入され係止する係止部31aとの間がくの字状に屈曲して構成されている。このため、係止部31aを第2のクリップ部12内に差し込むと、後端部31bはトリム部36と当接し、トリム部36との当接部分(図中のp点)からの反力を受ける。この反力を受けて係止部31aは開口部12c付近(図中のq点)で第3プレート3に当接し、開口部12d付近(図中のr点)で第2プレート2と当接する。この結果、タング31は当接するトリム部36,第2プレート2,第3プレート3の各点p,q,rの間で挟持されるようになっている。
【0022】
なお、図5は、より安定したタング31の保持を実現するために、タング31の後端部31bをトリム部36に当接させた場合を示したものであり、必ずしも後端部31bをトリム部36に当接させる必要はなく、係止部31aを第2のクリップ部12内に差し込むだけでもよい。
本発明の一実施形態としてのシートベルトの保持構造は、上述のように構成されているので、シートベルト30の不使用時には、まず、シートベルト30を第1のクリップ部11の先端部11bから隙間11a内に差し込む。ただし、この時、タング31はクリップ10の上方にスライドさせておく。
【0023】
隙間11a内に差し込まれたシートベルト30は、第2プレート2に突設された突起5により第1プレート1の表面1Aに押しつけられることにより挟持される。このとき、シートベルト30の隙間11a内での幅方向への動きは、逆鉤部6により抑えられているため、振動が加わった場合でもシートベルト30が第1のクリップ部11から容易に外れてしまうことはない。また、突起5が設けられていない場合でも、シートベルト30は逆鉤部6により隙間11a内に保持される。
【0024】
シートベルト30が第1のクリップ部11により挟持されると、次に、タング31をシートベルト30上をスライドさせながらクリップ10まで下ろし、係止部31aを第2のクリップ部12の開口部12cから隙間12aに差し込む。係止部31aが第2のクリップ部12内に差し込まれると、後端部31bがトリム部36と当接し、さらに、トリム部36からの反力を受けて、係止部31aが開口部12c付近で第3プレート3に当接し、開口部12d付近で第2プレート2と当接する。これにより、トリム部36,第2プレート2,第3プレート3の間でタング31が挟持される。
【0025】
このように、本シートベルトの保持構造によれば、クリップ10の第1のクリップ部11によりシートベルト30を挟持するとともに、第2のクリップ部12によりタング31を保持してさらにトリム部36との間で挟持するようになっているので、走行時の振動等によりタング31がトリム部36に当たり、不快な打音を発生したりトリム部36を損傷させてしまうことがないという利点が得られる。
【0026】
また、タング31を挟持する第2のクリップ部12は、シートベルト30を挟持する第1のクリップ部11よりも室内側に設けられているので、タング32を第2のクリップ部12に差し込んだ場合でもシートベルト30が捩じれてしまうことがなく、美観を損なうことなく不使用のシートベルト30の処理が可能にななるという利点が得られる。
【0027】
さらに、本シートベルトの保持構造にかかるクリップ10では、シートベルト10を挟持する第1のクリップ部11とタング31を保持する第2のクリップ部12とが一体に形成されているので、場所を取ること無く設置可能であり、また、樹脂の一体成型により低コストで製造することができる。また、本クリップ10は上下対称形であるため、左右何れのトリム部36にも設置可能であり、この点でもコスト低減に寄与している。
【0028】
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。例えば、上述の実施形態では、より安定したタング31の保持のために第2のクリップ部12とトリム部36との間でタング31を挟持するようになっているが、第2のクリップ部12のみによりタング31を挟持するようにしてもよい。つまり、第2プレート2の表面2Aと第3プレート3の裏面3Bとの間の隙間12aの大きさ、即ち、プレート2,3間の距離をタング31の係止部31aの厚みよりもやや狭く設定し、タング31が差し込まれると弾性変形してその反発力により挟持するようにするのである。
【0029】
また、上述の実施形態では、クリップ10を板状のプレート1,2,3で構成した場合について説明したが、これに限定されることなく、例えば、棒状の部材で構成したり、又は針金状のものを折り曲げて成形することも可能である。
さらに、プレート1,2,3の弾性変形によりシートベルト30又はタング31を挟持するのではなく、プレート1,2,3の間にバネをそなえ、そのバネ力により挟み付けるようにしてもよい。つまり、何らかの手段によりシートベルト30を挟持することができるとともに、タング31の保持も可能であれば良いのである。
【0030】
さらに、上述の実施形態のようにタング保持部をクリップにより構成するのではなく、図6に示すように、第1プレート1とともにシートベルト30を挟持するクリップ部11を構成する第2プレート2の表面2Aに、磁石15を埋め込み、この磁石15の磁力によってタング31の係止部31aを保持するようにしてもよい。このような構成によれば、磁石15への着脱のみで容易にタング31の保持とその解除が可能になる利点がある。なお、図6中、図1〜図5と同部分は同様又は相当する部材を示す。
【0031】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明のシートベルトの保持構造(請求項1)によれば、第1プレートと第2プレートとの隙間に形成されたベルト挟持部によりシートベルトの中間部を挟持するとともに、第2プレートと第3プレートとの隙間に形成されたタング保持部によりタングを保持できるようになっているので、走行時の振動等によりタングが車室内壁に当たり、不快な打音を発生したり車室内壁を損傷させてしまうことを防止することができるという利点が得られる。
【0032】
また、タングを挟持するタング保持部は、シートベルトを挟持するベルト挟持部よりも車室内側に設けられているので、タングをタング保持部で保持した場合でもシートベルトに捩じれが生じることがなく、美観を損なうことなく不使用のシートベルトの処理が可能になるという利点が得られる。
また、本発明のシートベルトの保持構造(請求項2)によれば、第1プレートの一端部に第2プレートの一端部が結合され、さらに、その上に重ねて第3のプレートの一端部が結合されているので、樹脂の一体成形により低コストで製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのシートベルトの保持構造を示す車室内の模式的斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態としてのシートベルトの保持構造にかかるクリップの構成を示す正面図である。
【図3】本発明の一実施形態としてのシートベルトの保持構造にかかるクリップの構成を示す図2のA方向矢視側面図である。
【図4】本発明の一実施形態としてのシートベルトの保持構造にかかるクリップの構成を示す図3のB−B方向矢視断面図である。
【図5】本発明の一実施形態としてのシートベルトの保持構造における、クリップ,シートベルト,タング,トリム部の係合状態を示す断面図である。
【図6】本発明の他の実施形態としてのシートベルトの保持構造を示す模式図であり、図5と対応する断面図である。
【図7】後部座席のシートベルトの不使用の状態を示す車室内の模式的斜視図である。
【図8】従来のシートベルトの保持構造の一例を示す車室内の模式的斜視図である。
【図9】従来のシートベルトの保持構造の他の例を示す車室内の模式的斜視図である。
【符号の説明】
1 第1プレート
2 第2プレート
3 第3プレート
10 クリップ
11 第1のクリップ部(ベルト挟持部)
12 第2のクリップ部(タング保持部)
30 シートベルト
31 タング
35 ドア開口部
36 トリム部(車室内面)

Claims (2)

  1. 一端を車体に固定され他端をリトラクタに連結され、中間部にタングを摺動可能に挿通されたシートベルトを保持する保持構造であって
    ドア開口部周縁の車室内面に固定され、該シートベルトの不使用時に該シートベルトの中間部を挟持するベルト挟持部と該ベルト挟持部よりも車体内方側に設けられて該タングを保持するタング保持部とを有するリップを備え、
    該クリップは、第1プレートと第2プレートと第3プレートとからなり、
    該ベルト挟持部は、該第1プレートと該第2プレートとの隙間により形成され、
    該タング保持部は、該第2プレートと該第3プレートとの隙間により形成されている
    ことを特徴とする、シートベルトの保持構造。
  2. 該クリップは、該第1プレートの一端部に該第2プレートの一端部が結合され、さらに、その上に重ねて第3のプレートの一端部が結合されている
    ことを特徴とする、請求項1記載のシートベルトの保持構造。
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