JP3541038B2 - 接着剤スティック等の塗布可能な物質のスティック保持装置 - Google Patents
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Description
本発明は粘着剤スティック、ワックススティック及びその類似物等、塗布可能な物質のスティック又はロッドを保持するための装置に関し、その装置は一端が開口したスリーブと、スティックと共働する要素とから構成される。
かかる装置は非常に多数の実施形態において知られているが、いずれの実施形態もスリーブがコンテナーとしてだけではなく、塗布可能な物質のパッケージとしても使用されるようになっている。これが使い切られると、コンテナー全体が廃棄され、これは環境への影響を有する。
本発明の目的は序文に述べられたタイプの装置であって、例えば詰め替え可能であるとともに、消費者自身がスティックを交換できる等、何度でも再使用されうる装置を提供することである。
本発明による装置はスリーブの開口端とスティック要素との間の距離を変化させる手操作手段によって区別される。
手操作手段でスリーブの開口端とスティック要素間の距離を変化させることの選択により、スティックが使い切られる毎に、新しいスティックがスティック要素上に取付けされてスリーブ内に押し込まれることができ、その後スティックは再度使い切られることができる。
本発明によれば、スリーブ自体を相互に積み重ね可能な環状部材で構成することが可能であり、これは取外し可能であるので、使用されるスティックの新しい部分はその都度露出される。新しいスティックが導入されると、スリーブは複数のリングで再度組立てられることができる。
他の実施形態によれば、スティック要素はスリーブ内をスライドする押出体(プッシャ本体)であり、これは他の発展例において引き出しストリップ又は押し出しストリップに連結され、これはスリーブ外側から接近しうる手操作部材によって動かされることができる。
他の発展例によれば、押出体はナット体として具体化されることができ、その場合の手操作要素はスクリュースピンドルであり、これはスリーブ内に装着され、ナットの中央穴を介して移動させることができる。スクリュースピンドルを回転させることにより、押出体はスリーブ内を上下方向に移動されることができる一方、そこに配置されたスティックを共に移動させる。
本発明の他の発展例によれば、スティックは例えばプラスチック箔等、薄い材料の包装体内に別個にパッケージされ、その場合にスリーブは箔をしっかりと保持する手段が設けられる。
スティックの個別のパッキング材料は比較的安価で、しかも比較的容易にリサイクルしうる材料で形成されることができる。これはパッキング材料がスリーブ内に引き止められることができてスティックが押出体によってパッキング材料から押し出されることができるように折り重ね可能な又はハードなプラスチックとすることができる。
1つの実施形態においては押出体はスティックと共に包装体内に包装される。これはスティックが引込み式の場合には有利であり、押出体は予めスティックに堅固に結合されることができる。
この装置にさらに付加すれば、スクリュースピンドルを少なくともスティックの長さとすることが可能であり、その場合にスピンドルの自由端は尖らせられる。この実施形態に関し、ナット体だけではなく、スティック材料をも通してスティックを回転させることができ、スクリュースピンドルのチップはパッケージの先端部を貫通しこれによりパッケージが開口される。
パーケージの包装体が比較的硬い材料の場合、包装体に筒状スペースを設け、そこにスティックがここではピストンとして機能するナット体と共に収納されることが有利であろう。
パッケージ用材料はまた折り重ね可能な材料とでき、これによりスティックが使用される時にパッケージ用材料がスティックに沿って取り除かれるようになる。
パッケージ用材料はさらに透明プラスチックとすることができ、その場合にスリーブに窓を設け、どの程度の製品がまだスリーブ内に残っているかをユーザーが見ることができるようにするのが好ましい。
スリーブを簡単に取り扱うとともに簡単に詰め替えられるように、スリーブを相互に閉じられる2つのシェル部分で形成することは本発明による利点とすることができる。
本発明の上述の、及び他の特徴は後述の2つの実施形態の図においてより一層明らかになるであろう。図において:
第1図は本発明による消耗式スティックに適したスリーブの第1の実施形態を示す斜視図である。
第2図は折り重ねられたスリーブのシャル部分が開かれ、結合されたパッケージと共にスティックが内挿可能となっている第1図のスリーブを示す斜視図である。
第3図は本発明に従ってナット体と共に包装されたスティックを示す斜視図である。
第4図は手操作要素が挿入される第3図のパッケージを示す斜視図である。
第5図は本発明によるスリーブの第2の実施形態を示す斜視図である。
第6図は折り畳まれたスリーブが開かれるとともに詰め替えスティックが収納された第5図のスリーブを示す斜視図である。
第7図は第5図による第2の実施形態に適したパッケージ済みスティックを示す斜視図である。
第8図及び第9図はともに環状部品で形成されたスリーブを有する第3の実施形態を示す斜視図である。
第10図及び第11図は各々外方螺子ボディがスティックを解放する第4の実施形態を示す縦側面図及び断面図である。
第12図及び第13図は各々押出体がスクリュースピンドルに交換可能に固定されうる第5の実施形態を示す縦側面図及び断面図である。
第14図及び第15図は各々押出体の交換部材として歯付きプッシャスピンドルを備えた第6の実施形態を示す縦側面図及び断面図である。
第16図及び第17図は各々押出体がストリップによって外部の手操作部材に連結された第7の実施形態を示す斜視図及び縦断面図である。
第18図及び第19図は各々押出体が押し出しストリップによって外部操作部材に連結された第8の実施形態を示す縦側面図及び断面図である。
第20図及び第21図は各々押出体がプッシュチェーンを介して外部コントロール部材に結合された第9の実施形態を示す縦側面図及び縦断面図である。
第1図に示される番号1は塗布可能な材料の詰め替えスティックが収納されたスリーブである。このスリーブは閉鎖キャップ2が設けられ、さらに他端部に手操作要素3が突出して設けられている。
スリーブは第2図に示すように2つのシェル部品4、5から構成され、これらは一側部6で相互にヒンジ結合され、任意の形態のスナップ式連結によって相互に閉じられることができる。
シェル部品の内部はスペースはパッケージ8がシェル部品4及び5によって完全に内蔵されるようになっており、パッケージ内には塗布可能な材料のスティック9が収納されている。
このパッケージは第3図及び第4図においてさらに明らかにされる。パッケージ8はスティック材料9を収納するための筒状スペース10を有する。このスペースの一端部はさらにナット体が一杯に挿入されているが、後でより明らかにされる。ナット体11は第2図に示すようにカップ形状をなし、そのカップは内部ネジ付きの中央ブッシュ12を有する。カップ形状のナット体11はスティック9の材料への強固な結合を実現できる。
パッケージはさらに2つのサイドウイング13とさらにフロント及びリヤのウイング14とから構成され、フロント及びリヤのウイングは引き裂き線15によって中央パッケージから引きちぎられることができる。フロント及びリヤの端部はこうして露出され、ナット体11は反対側の開口端と同様に明確となる。手操作要素3はここではロータリーノブの形態をなし、その上には外周溝17を有する環状軸受部品16が結合している。
第1図のスリーブ1は次のようにして詰め替え可能である。
まず、シェル部品が第2図に示されるように開かれる。ユーザーは次に2つの端部ウイング14を引き裂きにて取り除くことにより第3図のパッケージを準備する。手操作要素3に固定されているスクリュースピンドル18は続いてブッシュ12を挿通され、さらにスティック9の材料を挿通される。ユーザーはスティックのエンドストップ19が押し除けられて開口が明瞭に現れるまでこのスピンドルを回転させる。エンドストップ19はスクリュースピンドルのチップ20によって貫通されることもまた可能である。
この段階では第2図による状況が実現され、パッケージは手操作要素3とともに下側半分のシェル4内に横たわらせられることができ、その場合にリング16の外周溝17が下側半分のシェルの半円形凹所21内に嵌まり込ませることに留意されなければならない。上側半分のシェル5を下側半分のシェル4上に閉じると、第1図による状況が実現され、キャップ2がシェルの細くなった端部部分22に装着されることができる。
スクリュースピンドル18はリング16上に結合され、そのネジはブッシュ12の内部ネジに嵌め合わされている。スクリュースピンドルはさらにその自由端にポイント20が設けられている。
パッケージを使用する場合、キャップ2のみが取り外され、スティックの一部がスリーブ1から突き出して使用できるようになるまでノブ3が回転される。ノブ3が回転されるごとにナットボディ11が前方にスライドし、このボディはパッケージの筒状スペース内にピッタリとフィットし、従って一種のピストンとして機能する。
使用後はスクリューノブ3を反対方向に回転させることによりスティックはパッケージ8内に引き込まれることができる。
最後に、全てのスティックが使い切られると、スクリュースピントル18が回転して抜かれた後、パッケージ8のみが廃棄される。
第4図において、スクリュースピンドル18は相互に径方向に対向して横たわるとともにナット体11内部の2つのフラットサイドと共働する2つのフラットサイド18'を備えて具体化されている。ナット体がスクリュースピンドルに対して正しく配置されると、前者は回転することなく長手方向にシフトされ、これはハンドリングに役立つ。
さて、次に第5図ないし第7図を参照して第2の実施形態が説明される。
ここではまたスリーブ1は長手方向に延びる端部6で相互にヒンジ結合された2つのシェル部品4及び5として具体化されている。
スティック9はここでは折り重ね可能な材料のプラスチック箔内に押出体11と共にパックされている。
手操作要素3はここではキャップの形態をなし、これはパッケージ8の細くなった部分11の外周に嵌められ、複数のロックカム26を有するグリップ25が設けられている。延長アームの形態をなすこのグリップ25は上側シェル部品5の長溝凹所27と共働する。凹所27の長手方向に延びる端部はアーム25のカム26が嵌まり込む複数のノッチ28が設けられている。
この実施形態は次のように使用される。ユーザーはシール壁29をカットすることにより押出体11から離れた側で第7図によるパッケージを開口する必要がある。次に押出体11上にキャップ3を装着し、これをアーム25が窓27から突き出るように下側半分のシェル4内に収納することができる。
ユーザーは単にアーム25を押し込むとともに、カム26が長溝状開口27の連続するノッチ28に嵌まり込むことを確実に行い、これによりキャップ部品3及び従って押出体11の移動がスリーブ1の開口端に向けて起こる。スティックはこうして外方にシフトされる一方、折り重ね可能なパッケージはスリーブ1の引留め手段によって開口端部で取り外される。閉鎖キャップ2はスティックの乾燥を防止するために使用後に装着されることができる。
詰め替えの目的のため、ここではまた第7図のパッケージを廃棄し交換することのみが必要である。
第8図及び第9図の実施形態に関し、ここではスティック要素30は歯付き内表面を有するクランプ舌片が設けられたクランプ部材として形成され、スティック9の底部32が要素30上に配置されることができ、その場合に舌辺31が内方に折り畳まれ、これにより歯付き内表面がスティックの側面に沿わされてそこに噛み込むようになることが分かる。スリーブ1はこうして第9図の左側に詳細に示される複数の環状部品33で構成されることができる。起立カラー34により、上方に位置するリング33の下方エッジはフランジ34上に嵌まり込み、スリーブ1はこうして次々と環状部品33を積み重ねることによって形成されることができる。スティック要素30の上方に続くリングは舌片31を嵌め込まれ、スティック9とスリーブとの間に強固な結合が実現される。スティックが使用される場合、1つの環状部品1がその都度取り除かれ、スティックは完全に使いきられることができる。新しいスティックはまた固定的にクランプされることができ、スリーブ1は複数の環状部品33によって再組立されることができる結果、詰め替え可能な装置が得られる。キャップ35は乾燥を防止するために上端リングに装着されることができる。
第10図及び第11図は固定スリーブ1が使用された実施形態を示し、固定スリーブ内にはその中に押出体11が収納されている。押出体11の外周はスリーブ1の筒状インナーケース内にフィットしている。加圧バネ36はスリーブ1の底部と押出体11との間に配置され、その場合にネジ付きリング37はスリーブ1の開口頂部側面に回転可能にマウントされている。ネジ付きリング37は溝38が設けられ、これはスリーブ1の環状カム39の周りにフィットして上方端部に取り付けられる。このねじリング37は内部にネジ40が設けられている。
スピンドル9はスリーブ1内に取り付けられる一方、押出体11を押し下げるとともにスプリング36を圧縮する。初めにはスリーブ1から分離されているスクリューボディは次に溝38によってリング39上に取り付けられる。スプリング36はスティック9を上方に加圧し、これはネジ40によって引き止められる。それにもかかわらずリング37を回転させることによりスピンドルは外方に移動し、さらに回転されるとスリーブから連続的に突き出されて使用されることができる。リング37を反対方向に回転させることによりスティックは再び押し込められ、キャップ35は乾燥を防止するために取り付けられることができる。
スティック9はリング37を外すことによって新しいスティックと交換されることができ、その後上述の操作が繰り返されることができる。
第12図及び第13図は押出体11がわずかに硬い材料のパッケージ8内に収納された実施形態を示し、パッケージは透明材料で製造されるか又は透明材料でない材料で製造されている。押出体11はパッケージ8内に収納されている。これはスクリュースピンドル41の平面長方形状のヘッド40に予め結合されることによりパッケージ8内で上下方向に移動可能となっている。このスクリュースピンドルは内面ネジ付きブッシュ42内に受け取られ、ブッシュはその底部で手操作部材43に結合されている。この手操作部材は舌片/溝結合38、39によってスリーブ1の下方部に連結されている。パッケージ11は頂部近傍に2つの突き出たカム44を備えて具体化され、カムはスリーブ1の長手方向に延びる長溝45に嵌まり込み、こうしてスリーブに対するパッケージ8の回転が防止されている。スリーブ1内のパッケージ8の固定がまた実現されている。
パッケージ8内に存在するスティックが使い切られた後、そのスティックはスリーブの頂端部から外方に押し出され、新しいスティックは押出体11がスクリュー41の上端部40から外されることによってパッケージ8に装着されることができる。
第14図及び第15図は押出体11がまたスティックのパッケージ8内に収納され、スリーブ1内で軸上をスライドするようにマウントされたプッシャースピンドル50と協同する実施形態を示す。プッシャースピンドル50はその端部が下方部位で手操作要素51に連結され、手操作要素はブッシュ52が設けられ、これはスリーブ1の下方部位の中央穴を軸上にスライドするように配置されている。ブッシュ52は加圧部材51がスピンドル50の一側部のピッチの距離よりも大きなスパンの距離だけ所定のストロークをなすことができるような長さを有する。押出体11は連続した開口53が設けられその中には弾性舌片54が挿入されている。スピンドル50が移動される毎に押出体11はそのピッチの距離だけ上方にシフトされ、その上のスティックは外方に押し出される。
スティックが使い切られた後、空のパッケージ8はスリーブ1から取り除かれ、中身の詰まったパッケージ8と交換されることができる。スリーブ1の窓55はどの程度スティック9が使われたかを明らかにする。
第16図及び第17図は押出体11が筒状スリーブ1内にスライド可能に収納された実施形態を示す。
この押出体11はまたスティック9の底部を受け取る歯付き内表面を有する複数の舌片31が設けられることができる。押出体11はストリップ60を介してスリーブ1の外側を上下方向にスライド操作される部材61に連結されている。スリーブ1はここでは円形、長方形又は多角形の断面を有することができ、その場合にストリップ60は各表面上に沿わされ、スリーブ1の上端で逆方向に折り返されている。
手操作部材61が下方に押されると、可撓性ストリップ60がスリーブ1の端部で引っ張られて加圧部材11とともに上方に移動されることは明らかであろう。このように押出体11に結合されたスティック9はスリーブ1からスライドして突き出され、その後使用されることができる。
詰め替えスティックはまた上述のように押出体11に結合されることができる。
第18図及び第19図は可撓性ストリップの変形例を示し、その場合に押出体11はスリーブ1の外側に沿ってスライドし得る手操作要素61に加圧ストリップ65を介して連結されている。手操作要素61を上下方向にスライドさせることにより加圧ストリップ65は移動され、押出体11を押し上げ、押出体上に設けられたスティック9を移動させる。
好ましい実施形態のために、スリーブ1の底部は半円形ガイドが設けられて加圧ストリップ65が乱れることなく折り曲げられることを許容する必要がある。
第20図及び第21図は加圧チェーン66の形態をなす加圧ストリップの変形例を示し、これはチェーンが供給部で時計回り方向に回転された時に押出体11の下方部位を打撃する。供給部位はここではスリーブ1の一部を形成するチャンバー67の形態をなしている。チェーンのスピンドル68をスリーブ1の外側に位置する回転ノブ69に連結することにより押出体11上に配置されたスティック9は単純な手操作でスリーブ1から押し出されることができる。
この実施形態及び上述の実施形態において、スティック9はパッケージ8内に収納され、パーケージは舌片44によってスリーブ1内にしっかりと保持されることができる。
スティック9が使い切られた後、パッケージ8は取り除かれ、新しい中身の詰まったパッケージ8と交換されることができる。
押出体11がまたパッケージ8内に含まれる結果、これもまた交換される。スリーブ1内への詰め替えはスピンドル68回りにチェーン67を巻き取ることによって行うことができる。
本発明は上述の実施形態には限定されない。
かかる装置は非常に多数の実施形態において知られているが、いずれの実施形態もスリーブがコンテナーとしてだけではなく、塗布可能な物質のパッケージとしても使用されるようになっている。これが使い切られると、コンテナー全体が廃棄され、これは環境への影響を有する。
本発明の目的は序文に述べられたタイプの装置であって、例えば詰め替え可能であるとともに、消費者自身がスティックを交換できる等、何度でも再使用されうる装置を提供することである。
本発明による装置はスリーブの開口端とスティック要素との間の距離を変化させる手操作手段によって区別される。
手操作手段でスリーブの開口端とスティック要素間の距離を変化させることの選択により、スティックが使い切られる毎に、新しいスティックがスティック要素上に取付けされてスリーブ内に押し込まれることができ、その後スティックは再度使い切られることができる。
本発明によれば、スリーブ自体を相互に積み重ね可能な環状部材で構成することが可能であり、これは取外し可能であるので、使用されるスティックの新しい部分はその都度露出される。新しいスティックが導入されると、スリーブは複数のリングで再度組立てられることができる。
他の実施形態によれば、スティック要素はスリーブ内をスライドする押出体(プッシャ本体)であり、これは他の発展例において引き出しストリップ又は押し出しストリップに連結され、これはスリーブ外側から接近しうる手操作部材によって動かされることができる。
他の発展例によれば、押出体はナット体として具体化されることができ、その場合の手操作要素はスクリュースピンドルであり、これはスリーブ内に装着され、ナットの中央穴を介して移動させることができる。スクリュースピンドルを回転させることにより、押出体はスリーブ内を上下方向に移動されることができる一方、そこに配置されたスティックを共に移動させる。
本発明の他の発展例によれば、スティックは例えばプラスチック箔等、薄い材料の包装体内に別個にパッケージされ、その場合にスリーブは箔をしっかりと保持する手段が設けられる。
スティックの個別のパッキング材料は比較的安価で、しかも比較的容易にリサイクルしうる材料で形成されることができる。これはパッキング材料がスリーブ内に引き止められることができてスティックが押出体によってパッキング材料から押し出されることができるように折り重ね可能な又はハードなプラスチックとすることができる。
1つの実施形態においては押出体はスティックと共に包装体内に包装される。これはスティックが引込み式の場合には有利であり、押出体は予めスティックに堅固に結合されることができる。
この装置にさらに付加すれば、スクリュースピンドルを少なくともスティックの長さとすることが可能であり、その場合にスピンドルの自由端は尖らせられる。この実施形態に関し、ナット体だけではなく、スティック材料をも通してスティックを回転させることができ、スクリュースピンドルのチップはパッケージの先端部を貫通しこれによりパッケージが開口される。
パーケージの包装体が比較的硬い材料の場合、包装体に筒状スペースを設け、そこにスティックがここではピストンとして機能するナット体と共に収納されることが有利であろう。
パッケージ用材料はまた折り重ね可能な材料とでき、これによりスティックが使用される時にパッケージ用材料がスティックに沿って取り除かれるようになる。
パッケージ用材料はさらに透明プラスチックとすることができ、その場合にスリーブに窓を設け、どの程度の製品がまだスリーブ内に残っているかをユーザーが見ることができるようにするのが好ましい。
スリーブを簡単に取り扱うとともに簡単に詰め替えられるように、スリーブを相互に閉じられる2つのシェル部分で形成することは本発明による利点とすることができる。
本発明の上述の、及び他の特徴は後述の2つの実施形態の図においてより一層明らかになるであろう。図において:
第1図は本発明による消耗式スティックに適したスリーブの第1の実施形態を示す斜視図である。
第2図は折り重ねられたスリーブのシャル部分が開かれ、結合されたパッケージと共にスティックが内挿可能となっている第1図のスリーブを示す斜視図である。
第3図は本発明に従ってナット体と共に包装されたスティックを示す斜視図である。
第4図は手操作要素が挿入される第3図のパッケージを示す斜視図である。
第5図は本発明によるスリーブの第2の実施形態を示す斜視図である。
第6図は折り畳まれたスリーブが開かれるとともに詰め替えスティックが収納された第5図のスリーブを示す斜視図である。
第7図は第5図による第2の実施形態に適したパッケージ済みスティックを示す斜視図である。
第8図及び第9図はともに環状部品で形成されたスリーブを有する第3の実施形態を示す斜視図である。
第10図及び第11図は各々外方螺子ボディがスティックを解放する第4の実施形態を示す縦側面図及び断面図である。
第12図及び第13図は各々押出体がスクリュースピンドルに交換可能に固定されうる第5の実施形態を示す縦側面図及び断面図である。
第14図及び第15図は各々押出体の交換部材として歯付きプッシャスピンドルを備えた第6の実施形態を示す縦側面図及び断面図である。
第16図及び第17図は各々押出体がストリップによって外部の手操作部材に連結された第7の実施形態を示す斜視図及び縦断面図である。
第18図及び第19図は各々押出体が押し出しストリップによって外部操作部材に連結された第8の実施形態を示す縦側面図及び断面図である。
第20図及び第21図は各々押出体がプッシュチェーンを介して外部コントロール部材に結合された第9の実施形態を示す縦側面図及び縦断面図である。
第1図に示される番号1は塗布可能な材料の詰め替えスティックが収納されたスリーブである。このスリーブは閉鎖キャップ2が設けられ、さらに他端部に手操作要素3が突出して設けられている。
スリーブは第2図に示すように2つのシェル部品4、5から構成され、これらは一側部6で相互にヒンジ結合され、任意の形態のスナップ式連結によって相互に閉じられることができる。
シェル部品の内部はスペースはパッケージ8がシェル部品4及び5によって完全に内蔵されるようになっており、パッケージ内には塗布可能な材料のスティック9が収納されている。
このパッケージは第3図及び第4図においてさらに明らかにされる。パッケージ8はスティック材料9を収納するための筒状スペース10を有する。このスペースの一端部はさらにナット体が一杯に挿入されているが、後でより明らかにされる。ナット体11は第2図に示すようにカップ形状をなし、そのカップは内部ネジ付きの中央ブッシュ12を有する。カップ形状のナット体11はスティック9の材料への強固な結合を実現できる。
パッケージはさらに2つのサイドウイング13とさらにフロント及びリヤのウイング14とから構成され、フロント及びリヤのウイングは引き裂き線15によって中央パッケージから引きちぎられることができる。フロント及びリヤの端部はこうして露出され、ナット体11は反対側の開口端と同様に明確となる。手操作要素3はここではロータリーノブの形態をなし、その上には外周溝17を有する環状軸受部品16が結合している。
第1図のスリーブ1は次のようにして詰め替え可能である。
まず、シェル部品が第2図に示されるように開かれる。ユーザーは次に2つの端部ウイング14を引き裂きにて取り除くことにより第3図のパッケージを準備する。手操作要素3に固定されているスクリュースピンドル18は続いてブッシュ12を挿通され、さらにスティック9の材料を挿通される。ユーザーはスティックのエンドストップ19が押し除けられて開口が明瞭に現れるまでこのスピンドルを回転させる。エンドストップ19はスクリュースピンドルのチップ20によって貫通されることもまた可能である。
この段階では第2図による状況が実現され、パッケージは手操作要素3とともに下側半分のシェル4内に横たわらせられることができ、その場合にリング16の外周溝17が下側半分のシェルの半円形凹所21内に嵌まり込ませることに留意されなければならない。上側半分のシェル5を下側半分のシェル4上に閉じると、第1図による状況が実現され、キャップ2がシェルの細くなった端部部分22に装着されることができる。
スクリュースピンドル18はリング16上に結合され、そのネジはブッシュ12の内部ネジに嵌め合わされている。スクリュースピンドルはさらにその自由端にポイント20が設けられている。
パッケージを使用する場合、キャップ2のみが取り外され、スティックの一部がスリーブ1から突き出して使用できるようになるまでノブ3が回転される。ノブ3が回転されるごとにナットボディ11が前方にスライドし、このボディはパッケージの筒状スペース内にピッタリとフィットし、従って一種のピストンとして機能する。
使用後はスクリューノブ3を反対方向に回転させることによりスティックはパッケージ8内に引き込まれることができる。
最後に、全てのスティックが使い切られると、スクリュースピントル18が回転して抜かれた後、パッケージ8のみが廃棄される。
第4図において、スクリュースピンドル18は相互に径方向に対向して横たわるとともにナット体11内部の2つのフラットサイドと共働する2つのフラットサイド18'を備えて具体化されている。ナット体がスクリュースピンドルに対して正しく配置されると、前者は回転することなく長手方向にシフトされ、これはハンドリングに役立つ。
さて、次に第5図ないし第7図を参照して第2の実施形態が説明される。
ここではまたスリーブ1は長手方向に延びる端部6で相互にヒンジ結合された2つのシェル部品4及び5として具体化されている。
スティック9はここでは折り重ね可能な材料のプラスチック箔内に押出体11と共にパックされている。
手操作要素3はここではキャップの形態をなし、これはパッケージ8の細くなった部分11の外周に嵌められ、複数のロックカム26を有するグリップ25が設けられている。延長アームの形態をなすこのグリップ25は上側シェル部品5の長溝凹所27と共働する。凹所27の長手方向に延びる端部はアーム25のカム26が嵌まり込む複数のノッチ28が設けられている。
この実施形態は次のように使用される。ユーザーはシール壁29をカットすることにより押出体11から離れた側で第7図によるパッケージを開口する必要がある。次に押出体11上にキャップ3を装着し、これをアーム25が窓27から突き出るように下側半分のシェル4内に収納することができる。
ユーザーは単にアーム25を押し込むとともに、カム26が長溝状開口27の連続するノッチ28に嵌まり込むことを確実に行い、これによりキャップ部品3及び従って押出体11の移動がスリーブ1の開口端に向けて起こる。スティックはこうして外方にシフトされる一方、折り重ね可能なパッケージはスリーブ1の引留め手段によって開口端部で取り外される。閉鎖キャップ2はスティックの乾燥を防止するために使用後に装着されることができる。
詰め替えの目的のため、ここではまた第7図のパッケージを廃棄し交換することのみが必要である。
第8図及び第9図の実施形態に関し、ここではスティック要素30は歯付き内表面を有するクランプ舌片が設けられたクランプ部材として形成され、スティック9の底部32が要素30上に配置されることができ、その場合に舌辺31が内方に折り畳まれ、これにより歯付き内表面がスティックの側面に沿わされてそこに噛み込むようになることが分かる。スリーブ1はこうして第9図の左側に詳細に示される複数の環状部品33で構成されることができる。起立カラー34により、上方に位置するリング33の下方エッジはフランジ34上に嵌まり込み、スリーブ1はこうして次々と環状部品33を積み重ねることによって形成されることができる。スティック要素30の上方に続くリングは舌片31を嵌め込まれ、スティック9とスリーブとの間に強固な結合が実現される。スティックが使用される場合、1つの環状部品1がその都度取り除かれ、スティックは完全に使いきられることができる。新しいスティックはまた固定的にクランプされることができ、スリーブ1は複数の環状部品33によって再組立されることができる結果、詰め替え可能な装置が得られる。キャップ35は乾燥を防止するために上端リングに装着されることができる。
第10図及び第11図は固定スリーブ1が使用された実施形態を示し、固定スリーブ内にはその中に押出体11が収納されている。押出体11の外周はスリーブ1の筒状インナーケース内にフィットしている。加圧バネ36はスリーブ1の底部と押出体11との間に配置され、その場合にネジ付きリング37はスリーブ1の開口頂部側面に回転可能にマウントされている。ネジ付きリング37は溝38が設けられ、これはスリーブ1の環状カム39の周りにフィットして上方端部に取り付けられる。このねじリング37は内部にネジ40が設けられている。
スピンドル9はスリーブ1内に取り付けられる一方、押出体11を押し下げるとともにスプリング36を圧縮する。初めにはスリーブ1から分離されているスクリューボディは次に溝38によってリング39上に取り付けられる。スプリング36はスティック9を上方に加圧し、これはネジ40によって引き止められる。それにもかかわらずリング37を回転させることによりスピンドルは外方に移動し、さらに回転されるとスリーブから連続的に突き出されて使用されることができる。リング37を反対方向に回転させることによりスティックは再び押し込められ、キャップ35は乾燥を防止するために取り付けられることができる。
スティック9はリング37を外すことによって新しいスティックと交換されることができ、その後上述の操作が繰り返されることができる。
第12図及び第13図は押出体11がわずかに硬い材料のパッケージ8内に収納された実施形態を示し、パッケージは透明材料で製造されるか又は透明材料でない材料で製造されている。押出体11はパッケージ8内に収納されている。これはスクリュースピンドル41の平面長方形状のヘッド40に予め結合されることによりパッケージ8内で上下方向に移動可能となっている。このスクリュースピンドルは内面ネジ付きブッシュ42内に受け取られ、ブッシュはその底部で手操作部材43に結合されている。この手操作部材は舌片/溝結合38、39によってスリーブ1の下方部に連結されている。パッケージ11は頂部近傍に2つの突き出たカム44を備えて具体化され、カムはスリーブ1の長手方向に延びる長溝45に嵌まり込み、こうしてスリーブに対するパッケージ8の回転が防止されている。スリーブ1内のパッケージ8の固定がまた実現されている。
パッケージ8内に存在するスティックが使い切られた後、そのスティックはスリーブの頂端部から外方に押し出され、新しいスティックは押出体11がスクリュー41の上端部40から外されることによってパッケージ8に装着されることができる。
第14図及び第15図は押出体11がまたスティックのパッケージ8内に収納され、スリーブ1内で軸上をスライドするようにマウントされたプッシャースピンドル50と協同する実施形態を示す。プッシャースピンドル50はその端部が下方部位で手操作要素51に連結され、手操作要素はブッシュ52が設けられ、これはスリーブ1の下方部位の中央穴を軸上にスライドするように配置されている。ブッシュ52は加圧部材51がスピンドル50の一側部のピッチの距離よりも大きなスパンの距離だけ所定のストロークをなすことができるような長さを有する。押出体11は連続した開口53が設けられその中には弾性舌片54が挿入されている。スピンドル50が移動される毎に押出体11はそのピッチの距離だけ上方にシフトされ、その上のスティックは外方に押し出される。
スティックが使い切られた後、空のパッケージ8はスリーブ1から取り除かれ、中身の詰まったパッケージ8と交換されることができる。スリーブ1の窓55はどの程度スティック9が使われたかを明らかにする。
第16図及び第17図は押出体11が筒状スリーブ1内にスライド可能に収納された実施形態を示す。
この押出体11はまたスティック9の底部を受け取る歯付き内表面を有する複数の舌片31が設けられることができる。押出体11はストリップ60を介してスリーブ1の外側を上下方向にスライド操作される部材61に連結されている。スリーブ1はここでは円形、長方形又は多角形の断面を有することができ、その場合にストリップ60は各表面上に沿わされ、スリーブ1の上端で逆方向に折り返されている。
手操作部材61が下方に押されると、可撓性ストリップ60がスリーブ1の端部で引っ張られて加圧部材11とともに上方に移動されることは明らかであろう。このように押出体11に結合されたスティック9はスリーブ1からスライドして突き出され、その後使用されることができる。
詰め替えスティックはまた上述のように押出体11に結合されることができる。
第18図及び第19図は可撓性ストリップの変形例を示し、その場合に押出体11はスリーブ1の外側に沿ってスライドし得る手操作要素61に加圧ストリップ65を介して連結されている。手操作要素61を上下方向にスライドさせることにより加圧ストリップ65は移動され、押出体11を押し上げ、押出体上に設けられたスティック9を移動させる。
好ましい実施形態のために、スリーブ1の底部は半円形ガイドが設けられて加圧ストリップ65が乱れることなく折り曲げられることを許容する必要がある。
第20図及び第21図は加圧チェーン66の形態をなす加圧ストリップの変形例を示し、これはチェーンが供給部で時計回り方向に回転された時に押出体11の下方部位を打撃する。供給部位はここではスリーブ1の一部を形成するチャンバー67の形態をなしている。チェーンのスピンドル68をスリーブ1の外側に位置する回転ノブ69に連結することにより押出体11上に配置されたスティック9は単純な手操作でスリーブ1から押し出されることができる。
この実施形態及び上述の実施形態において、スティック9はパッケージ8内に収納され、パーケージは舌片44によってスリーブ1内にしっかりと保持されることができる。
スティック9が使い切られた後、パッケージ8は取り除かれ、新しい中身の詰まったパッケージ8と交換されることができる。
押出体11がまたパッケージ8内に含まれる結果、これもまた交換される。スリーブ1内への詰め替えはスピンドル68回りにチェーン67を巻き取ることによって行うことができる。
本発明は上述の実施形態には限定されない。
Claims (26)
- 粘着剤スティック、ワックススティック及びその類似物等、塗布可能な物質のスティック又はロッドを保持するための装置であって、
開閉可能に互いに閉じ合わされた2つのシェル部品で形成され、一端が開口するスリーブと、
上記スティックを上記スリーブ内にスライドさせる手操作手段とを有しており、
上記スリーブの中には上記のスティック又はロッドと、それらスティック又はロッドと共働する押出体とがスライド可能に収容され、上記スティックと上記押出体とが、交換可能に上記スリーブ内に保持された包装体内に共に収納される一方、
上記手操作手段は上記押出体と共働して上記スティックを上記スリーブ内にスライドさせることを特徴とするスティック保持装置。 - 上記シェル部品が相互にヒンジ結合されていることを特徴とする請求項1記載の装置。
- 上記シェル部品がスナップ式連結により相互に閉じられることを特徴とする請求項1又は2に記載の装置。
- 上記スリーブが、上記包装体を保持する手段を備えていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の装置。
- 上記スティック用の上記包装体が筒状スペースを有し、上記押出体がこの筒状スペースを封鎖可能にスライドするピストンである請求項1から4のいずれか一つに記載の装置。
- 上記包装体の材料に折り重ね可能なプラスティク箔を用いることを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の装置。
- 上記包装体が、フロントとリアのウイングに加えて2つのサイドウイングを有しており、フロントとリアのウイングが引き裂き線により引きちぎられることを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の装置。
- 上記押出体がナット体として具体化される一方、
上記手操作手段が、スリーブ内に回転可能に装着されるとともにナットの中央穴を通して移動可能なスクリュースピンドルであることを特徴とする請求項1から7のいずれか一つに記載の装置。 - 上記スクリュースピンドルが少なくとも上記スティックの長さを有し、該スピンドルの自由端が尖鋭になっていることを特徴とする請求項8記載の装置。
- 上記手操作手段が包装体の外周に嵌合されたキャップからなり、該キャップにはグリップが設けられており、該グリップは長溝凹所を通して上記スリーブから突出することを特徴とする請求項1から7のいずれか一つに記載の装置。
- 粘着剤スティック、ワックススティック及びその類似物等、塗布可能な物質のスティック又はロッドを保持するための装置であって、
開閉可能に互いに閉じ合わされた2つのシェル部品で形成され、一端が開口するスリーブと、
上記スティックを上記スリーブ内にスライドさせる手操作手段とを有しており、
上記手操作手段が上記スリーブ内に回転可能に装着されたスクリュースピンドルからなり、該スピンドルは押出体と結合して相互の回転を抑制することを特徴とするスティック保持装置。 - 上記スリーブが上記包装体を保持する保持手段を有することを特徴とする請求項9記載の装置。
- 上記スティック用の上記包装体が筒状スペースを有し、上記押出体がこの筒状スペースを封鎖可能にスライドするピストンである請求項11又は12に記載の装置。
- 上記保持手段が、上記包装体を上記スリーブ内に相互に回転しないように保持することを特徴とする請求項12又は13に記載の装置。
- 粘着剤スティック、ワックススティック及びその類似物等、塗布可能な物質のスティック又はロッドを保持するための装置であって、
一端が開口するスリーブであって、その中には上記のスティック又はロッドと、それらスティック又はロッドと共働する押出体とがスライド可能に収容されてなるスリーブと、
上記押出体と共働し上記スティックを上記スリーブ内にスライドさせる手操作手段とを有しており、
上記手操作手段が、スリーブの外側から接近可能な手操作部材と、該手操作部材によって移動可能な1以上の可撓性ストリップとからなり、該可撓性ストリップが上記押出体に連結されていることを特徴とするスティック保持装置。 - 上記ストリップが引き出し用ストリップであり、上記手操作手段が上記引き出し用ストリップを連結するリングであり、上記スリーブの外側でスライド可能であることを特徴とする請求項15記載の装置。
- 上記押出体が、上記スティックの一端部を包み込む歯付き舌片が設けられたクランプ部材である請求項13又は14に記載の装置。
- 上記ストリップが押し出し用ストリップであり、押し出し用ストリップが乱れることなく折り曲げられるように上記スリーブの底部に半円形ガイドが設けられていることを特徴とする請求項17記載の装置。
- 上記スティックと上記押出体とが、交換可能に上記スリーブ内に保持された包装体内に共に収納されていることを特徴とする請求項13から16のいずれか一つに記載の装置。
- 上記スリーブが上記包装体を保持する保持手段を有することを特徴とする請求項19記載の装置。
- 上記スティック用の上記包装体が筒状スペースを有し、上記押出体がこの筒状スペースを封鎖可能にスライドするピストンである請求項19又は20に記載の装置。
- 上記包装体が透明材料であり、スリーブ壁が窓を有することを特徴とする請求項19から21のいずれか一つに記載の装置。
- 粘着剤スティック、ワックススティック及びその類似物等、塗布可能な物質のスティック又はロッドを保持するための装置であって、
一端が開口するスリーブであって、その中には上記のスティック又はロッドと、それらスティック又はロッドと共働する要素とが収容されてなるスリーブと、
上記スリーブの開口端と上記スティック要素との間の距離を変化させる手操作手段とを有しており、
上記スリーブを上記の距離可変手段を得るために相互に積み重ね可能な複数の環状部品から形成して手操作手段とする一方、
上記スティック要素が、上記スティックの一端部を包み込む歯付き舌片が設けられたクランプ部材であることを特徴とするスティック保持装置。 - 上記各環状部品が起立カラーを有しており、該起立カラーは上方に位置するリングの下方エッジと嵌合することを特徴とする請求項23記載の装置。
- 粘着剤スティック、ワックススティック及びその類似物等、塗布可能な物質のスティック又はロッドを保持するための装置であって、
一端が開口するスリーブであって、その中には上記のスティック又はロッドと、それらスティック又はロッドと共働する押出体とが収容されてなるスリーブと、
上記スリーブ内に上記スティックをスライドさせる手操作手段とを有しており、
上記手操作手段を、上記スリーブの底部と押出体との間に配置された加圧バネと、上記スリーブの開口頂部側面に回転可能に設けられた内部ネジを含むネジ付きリングとから構成する一方、上記スティックをスクリュースピンドルとし、該スクリュースピンドルと上記ネジ付きリングの内部ネジとを噛み合い可能として、上記ネジ付きリングの回転により上記スティックをスライドさせるようにしたことを特徴とするスティック保持装置。 - 上記ネジ付きリングは溝を有しており、該溝が上記スリーブの環状カムの周囲と嵌合することを特徴とする請求項25記載の装置。
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