JP3539282B2 - 仕様設定支援装置 - Google Patents

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    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/82Elements for improving aerodynamics

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、製品の本体とこれに装着する装備が多数存在し、本体と装備の間および装備どうしの間に装着の制約がある製品において、製品仕様の設定および装備の装着可否の確認を支援する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
顧客の要求を満足するために、標準の仕様の装備の一部を非標準品すなわちオプション部品に交換して販売する製品がある。自動車などは、その典型的な例である。自動車においては、量産性を確保しつつ顧客の要求を満足するために、一つの車種において、複数の型式を用意し、さらに前記型式ごとに定められている標準装備の一部をオプション部品に交換したり、オプション部品を追加して装着したりすることが行われている。前記型式には、販売対象地域ごとに定められた仕向仕様、例えば国内仕様、ヨーロッパ仕様、アメリカ仕様などが含まれる。さらに、型式にはグレード仕様が含まれる。グレードとは、例えばベースとなる最も廉価のグレード、一般的な装備を加えたグレード、より多くの装備を加えた豪華装備のグレードなどである。
【0003】
装備の種類は多数存在するが、ある装備が全ての型式に対して装着できるわけではない。また、ある装備は単独では装着可能であるが、他の装備と同時には装着できないという場合もある。以上は、物理的に装着できない状況となる場合で、設計上の制約ということになる。しかし、物理的に装着できる装備の全てを販売上装着可能としてしまうと、選択肢が膨大な量となり、量産性を著しく阻害する。そこで、実際には、物理的には装着可能であっても、ある型式には、販売上装着できないように設定したり、複数の装備を必ず同時に装着するようにするなど販売上の制約を設け、製品の種類の数を減少させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように、多くの種類の装備品を有する製品の場合、設計上、販売上の様々な制約が設けられている。そして、これらの制約の一部を変更しようとする場合、他の制約との整合性を全て確認しなければならないが、この作業は、人手を頼っているのが現状である。人手にて行っているので、多くの工数を要し、しかも確認漏れが生じるという問題があった。また、設定された引当、相互制約を表示すると情報が多くなりすぎ、装着可否などの判断を人が行うことが困難であるという問題があった。なお、特開昭62−187968号公報には、装備の管理用データベースに関する技術が開示されているが、装備に関する制約条件を考慮したものではなく、装着できるかできないかを確認する技術については、何ら開示されていない。
【0005】
本発明は、前述の課題を解決するためになされたものであり、選択的に装着可能な装備を多数有する製品において、製品本体および装備の制約条件が満たされるかの確認作業において、またある装備の装着が可能であるか確認作業においてその支援を行う装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するために、本発明にかかる仕様設定支援装置は、製品の本体に装着する装備を定める仕様設定の支援を行う仕様設定支援装置であって、本体と装備の装着関係を示す引当と、装備間の装着関係を示す相互制約とを記憶する記憶手段と、前記引当と前記相互制約の少なくとも一方を入力する入力手段と、前記入力によって、他の引当および相互制約に矛盾が生じるかを検出する矛盾検出手段と、矛盾が生じた場合、矛盾を回避する解を算出する回避解算出手段と、回避解を表示する表示手段と、を有している。前記矛盾検出手段は、前記引当が入力された際には、この引当に関連する本体と装備が装着可能であるかを検出し、可能であれば更に当該装備にかかっている相互制約と矛盾を生じないかを検出する。前記矛盾検出手段はまた、前記相互制約が入力された際には、この相互制約に関連する装備どうしが同時装着可能かを検出し、装着可能であれば更にこの相互制約に関連する装備が関連している引当に矛盾を生じないかを検出する。さらに、回避解算出手段は、前記引当の入力によって矛盾が生じた場合、この引当に関連する装備が関連する相互制約の中から装着可能なものを、また前記相互制約の入力によって矛盾が生じた場合は、変更することにより矛盾が回避される引当を、回避解として算出する
【0007】
装備にかかる制約をあらかじめ記憶しておくことによって、制約を設定する際、他の制約に矛盾を生じないかを確認し、矛盾が生じた場合、これを操作者に報知し、また、矛盾を回避する解を提示することができる。
【0008】
さらに、表示された回避解を選択する選択手段と、前記選択された回避解により記憶された引当または相互制約を書き換える書換手段と、を有するものとすることができる。
【0009】
さらに、前記引当は、設計上の制約条件である設計引当と、販売上の制約条件である販売引当を含み、それぞれの引当は、標準仕様、オプション仕様および装着関係なしの情報を含むものとすることができる。
【0010】
また、本発明の他の態様は、製品の本体に装着する装備を定める仕様設定作業の支援を行う仕様設定支援装置としてコンピュータを機能させるための記録媒体である。この記録媒体は、本体と装備の装着関係を示す引当と前記装備間の装着関係を示す相互制約との少なくとも一方を設定する機能と、前記設定によって、あらかじめ記憶された前記引当と前記相互制約の他の引当および相互制約に矛盾が生じるかを監視する機能と、矛盾が生じた場合、矛盾を回避する解を算出する機能と、回避解を表示させる機能と、をコンピュータに実現させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能なものである。
【0011】
また、本発明に係る他の仕様設定支援装置は、製品の本体に装着する装備を定める仕様設定作業の支援を行う仕様設定支援装置であって、本体と装備の装着関係を示す引当と装備間の装着関係を示す相互制約とを記憶する記憶手段と、仕様設定に際し、着目する装備を入力する装備入力手段と、前記入力された装備に関連する相互制約を前記記憶手段から取得する相互制約取得手段と、前記取得された相互制約に係る本体のうち、着目する本体を入力する本体入力手段と、前記入力された本体および装備に関連する引当を前記記憶手段から取得する引当取得手段と、前記取得された引当において、設計上の引当がない装備を選び出す選出手段と、前記入力された装備から、前記選出手段により選出された装備を除いた装備に関連する相互制約を抽出する相互制約抽出手段と、前記抽出された相互制約を表示する表示手段と、を有している。
【0012】
この装置は、設計上の引当がない装備について、不要な情報として排除することができる。すなわち、設計上の引当がないということは、この装備は着目している製品本体のいずれにも装着できないということであり、検討が不要であり、検討対象から外すことが可能である。このような装備を排除することによって、範囲を狭めた情報を提供することができる。なお、設計上の引当がない装備と、必ず装着される装備は、双方を排除することも可能であり、また一方のみを排除することも可能である。
【0013】
また、本発明の他の態様は、製品の本体に装着する装備を定める仕様設定作業の支援を行う仕様設定支援装置として、コンピュータを機能させるための記録媒体である。この記録媒体は、仕様設定に際し、着目する装備を設定する機能と、本体と装備の装着関係を示す引当相互に生じる、あらかじめ記憶された装備間の装着関係を示す相互制約から、前記設定された装備に関連する相互制約を取得する機能と、前記取得された相互制約に係る本体のうち、着目する本体を設定する機能と、前記設定された本体および装備に関連する、あらかじめ記憶された引当を取得する機能と、前記取得された引当において、設計上の引当がない装備を選出する機能と、前記設定された装備から、前記選出された装備を除いた装備に関連する相互制約を抽出する機能と、前記抽出された相互制約を表示させる機能と、をコンピュータに実現させるためのプログラムを記録したものである。
【0014】
また、本発明に係る仕様確認支援装置は、製品本体に装着する装備の装着可否を確認する仕様確認作業の支援を行う仕様確認支援装置であって、本体と装備の装着関係を示す引当と、装備間の装着関係を示す前記引当相互に生じる相互制約とを記憶する記憶手段と、仕様確認に際し、着目する装備を入力する装備入力手段と、前記入力された装備に関連する相互制約を前記記憶手段から取得する相互制約取得手段と、前記取得された相互制約に係る本体のうち、着目する本体を入力する本体入力手段と、前記入力された本体および装備に関連する引当を前記記憶手段から取得する引当取得手段と、前記取得された引当において、引当がない装備を選び出す選出手段と、前記入力された装備から、前記選出手段により選出された装備を除いた装備に関連する相互制約を抽出する相互制約抽出手段と、前記抽出された相互制約を表示する表示手段と、を有している。
【0015】
この装置は、着目している装備が、着目している本体の範囲で、引当がない装備について、不要な情報として排除することができる。前記の引当には、設計上の引当、すなわち物理的に装着可能であるかどうかの情報と、販売上の引当、すなわち販売政策上の装着の可、不可を示す情報とが含まれる。引当がないということは、この装備は着目している製品本体には、装着されないものであるので、検討が不要であり、検討対象から外すことが可能である。このような装備を排除することによって、範囲を狭めた情報を提供することができる。
【0016】
さらに、前記仕様確認支援装置において、前記相互制約抽出手段は、前記抽出された相互制約を、その確認の必要性に基づき再度抽出する再抽出手段を含み、前記再抽出手段は、前記抽出された相互制約が全て装着可能を示すものであれば、これらは不要として相互制約全てを抽出せず、前記入力された装備のうち、交換可能な装備がない装備は不要としてこれを除いた装備の相互制約を抽出する、ものとすることができる。
【0017】
抽出された相互制約が全て装着可能を示すものであれば、これは相互制約に係る装備どうしの間に制約がない、すなわち互いに独立して装着・非装着を決定できることを示している。このような情報は、互いの装備の装着を制限しているものではないことになるので、これを相互制約として表示する意味はない。本装置によれば、このように、実質的には制約条件とはならない相互制約を排除することが可能となり、範囲を狭めた情報を提供することができる。また、入力された装備のうち、交換可能な装備がない装備は選択の余地がなく、この装備が装着の制限を受けることはない。すなわち、相互制約としては、不要な情報である。本装置によれば、このような相互制約に関しても排除することが可能である。
【0018】
また、本発明の他の態様は、製品の本体に装着する装備を定める仕様設定作業の支援を行う仕様設定支援装置として、コンピュータを機能させるための記録媒体である。この記録媒体は、仕様設定に際し、着目する装備を設定する機能と、本体と装備の装着関係を示す引当相互に生じる、あらかじめ記憶された装備間の装着関係を示す相互制約から、前記設定された装備に関連する相互制約を取得する機能と、前記取得された相互制約に係る本体のうち、着目する本体を設定する機能と、前記設定された本体および装備に関連する、あらかじめ記憶された引当を取得する機能と、前記取得された引当において、引当がない装備を選出する機能と、前記設定された装備から、前記選出された装備を除いた装備に関連する相互制約を抽出する機能と、前記抽出された相互制約を表示させる機能と、をコンピュータに実現させるためのプログラムを記録したものである。

【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態(以下実施形態と記す)を図面に従って説明する。本実施形態は、自動車の仕様を設定する際に、設定作業を行う者を支援する装置であるが、本発明は多くのオプション装備を有する他の製品に関しても適用できる。
【0020】
図1には、本実施形態の装置構成の概要が示されている。本装置は、全ての演算処理を実行するCPU(中央処理装置)10と、演算結果や取得したデータなどを一時的に保存する主記憶部12とを有している。また、製品の型式、装備品およびこれらの相互の制約関係に関するデータベースなどを記憶するハードディスクユニット14、またデータベースに対する新たな設定、変更などを行う場合に作業者が入力を行い、また作業者に対し演算結果等の表示を行う外部入出力部16を有している。外部入出力部16は、CRT、キーボード、マウスなどにより構成される。また、データなどを、外部の装置とやりとりするためにこれを外部の記録媒体に記録する外部記録装置18と、ネットワークなどを介して他の装置とデータをやりとりするためのインターフェイス部(I/F部)20を有している。これらの装置は、よく知られたコンピュータの主要装置であり、当該コンピュータを以下に説明する仕様設定の支援装置として機能させるためのプログラムは、ハードディスクユニット14または外部記録媒体に記憶されており、実際に実行されるときには、少なくとも一部が主記憶部12に記憶される。
【0021】
図2には、本実施形態のハードディスクユニット14に格納されるデータベースの構造、すなわち製品の本体と装備の関連をそのまま格納できるデータベースの構造が示されている。
【0022】
データベース構造は、製品の本体に関する情報を格納する本体情報格納部22と、本体の一部または付加物である装備に関する情報を格納する装備情報格納部24とを有している。製品本体の情報は、例えば型式、名称、価格や、寸法、重量などの物理的な定量値などである。また、装備とは、さらに詳しく述べれば、これを装着するか否か、または同種の機能を有する複数の装備のうち一つを選択できるようなものである。装備の具体例としては、例えばアルミホイール、スチールホイール、スポイラ、マッドガードなどがある。ホイールに関してはこれがなければ自動車として成立しないので必ずいずれかを選択して装着する装備である。また、スポイラ、マッドガードなどは、必ずしも装着しなくてもよい装備である。装備に関する情報とは、装備を識別するための装備記号、名称や寸法、重量などの物理的な定量値である。
【0023】
さらに、本体と装備の関係を示す情報である引当が引当格納部26に格納されている。引当には、ある本体にどの装備が装着可能であるかなど設計上の関連を示す設計引当と、販売戦略上の装着・非装着など示す販売引当が含まれる。さらに設計引当の中には、装着が物理的に可能かどうかに加えて、ある装備群の中で設計上標準として定めた装備を示す情報も含まれる。例えば、前述のホイールにおいては、スチールホイールが設計上標準で、それ以外、すなわちアルミホイールが設計上オプションであることを示す情報などがある。販売引当の中には、物理的には装着可能であるが販売上ある装備を装着しては売らないことを示す販売休止の情報や、販売上の標準装備を示す情報や、販売上のオプションを示す情報などが含まれる。なお、販売引当は、設計引当に優先する。
【0024】
さらに、装備間相互での制約条件である相互制約が相互制約格納部28に格納されている。相互制約は、引当が本体と装備の関係を示す情報であったのに対し、装備間の装着関係を示す情報である。すなわち、ある機能を有する装備群を超えた装備間で、単独ではいずれも装着可能な装備であっても、双方を同時には装着できないといった情報が含まれる。例えば、リアスポイラとハイマウントブレーキランプは、前述のホイールの場合と異なって機能的には全く異なり、単独ではどちらも装着することができるものであるが、物理的に干渉して双方を同時には装着できないといった情報である。これは、設計上の相互制約であるが、販売上の相互制約も存在する。例えば、いくつかの装備をセットでのみ販売するといった制約である。そして、図2は、一つの相互制約に関して、適用される本体が定められており、複数の装備を有していることを示している。また、一つの本体に対して複数の制約があり、一つの装備が複数の相互制約に関わっていることを示している。
【0025】
以上のように、設計上の引当、相互制約に加えて販売上の引当、相互制約を定めることによって、仕様の数を低減させ、量産性を確保している。また、販売上の引当、相互制約のみならず、設計上の引当、相互制約を記憶しておくことにより、販売上の引当、相互制約の変更をする場合においても、物理的に装着できないような場合を監視し、このような仕様が決定されることを防止している。
【0026】
図3には、装備情報格納部24の詳細な構造を示す。装備情報格納部24は、各々の装備を示す装備コード、名称、価格および寸法、重量などの物理的な定量値など、装備そのものに関する情報を格納する装備細目格納部30を含む。また、ある装備が、同種の機能を有する群(カテゴリー)である装備群に属することを示すコード、名称などを格納する装備群情報格納部32を含む。さらに、前記装備群を特定するコードなどを格納する装備コード格納部34を含む。また、ある装備群において、装備細目は、その装備群から一つだけ選択されて本体に装着されるものとする。また、必要な場合は、非装着を表現するために、装備細目として「装着なし」という選択肢を用意する。これによって、各仕様は、装備群の全てから一つずつ装備細目を選択する。
【0027】
図4は、本体と装備間の引当の格納例を示す図である。本体情報格納部22に格納されるインスタンスW1,W2,W3と、装備情報格納部24、特に装備細目格納部30に格納されるインスタンスa1,a2,b1,b2,b3の設計引当のインスタンスが破線で囲われた部分に記号で示されている。また、装備細目のインスタンスa1,a2は装備群のインスタンスAに、装備細目のインスタンスb1,b2,b3は、装備群のインスタンスBに属することが示されている。なお、以降、特に必要のない限り、「本体のインスタンスW1」などを単に「本体W1」などと、インスタンスを省略して表記する。
【0028】
装備群Aは例えばホイールであり、これに対応する装備a1,a2は例えばアルミホイール、スチールホイールである。他には、装備群がスピーカシステム、装備がツースピーカ、フォースピーカ、スピーカ装着なし、などである。
【0029】
引当は、記号にて示しており、外形が楕円のものが設計引当であり、六角形のものが販売引当である。外形の中に示された○、×などの記号が標準、オプションなどを示している。設計引当の場合、設計標準が○、設計オプションが△で示されている。引当がない場合、すなわち装着不能である場合、引当そのものが設定されない。販売引当の場合は、販売標準が◎、販売休止が×で示されている。なお、図中にはないが、販売上のオプションは△で示す。
【0030】
具体的には、本体W1に対して、装備群Aの装備a1,a2いずれもが装着可能であることが、本体W1と装備a1、本体W1と装備a2が結ばれていることによって示されている。そして、装備a1が標準で、装備a2がオプションであることが記号○、△を用いて示されている。なお、設計標準(○)は、一つの装備群に一つ設定される。また、本体W1に対して、装備群Bの装備b1,b2,b3に対しては、装備b3とが結ばれていないことによって、これのみ装着不能であることが示されている。
【0031】
本体W2に対しては、装備群Aは、本体W1と同様、装備a1,a2とも装着可能であり、装備a1が設計標準であることが示されている。本体W2に関しては、さらに販売引当が設定されている。本体W2に対して、装備a1は販売休止(×)となる引当が、また装備a2を販売標準(◎)にする引当が設定されている。販売引当は、設計引当に対し優先する。言い換えれば、設計引当での設定を販売政策上などの目的で変更したい場合に、販売引当が設定される。ただし、設計引当のない組合せ、すなわち物理的に装着できない組合せに対しては、販売引当は設定できない。図4においては、本体W2と装備群Aの関係において、設計引当では装備a1が標準装備に、装備a2がオプション装備に設定されているが、販売引当では装備a2が標準となっており、装備a1については販売休止が設定されている。このような場合は、販売引当が優先されるが、もし販売引当が解除されることがあれば、従前の設計引当が有効となる。販売休止(×)を設定したとき、設計引当を消さないのは、将来販売休止の設定が解除されたときに、装備a1が装着可能である情報が消去されていると、装備a1を装着する設定ができなくなってしまうからである。
【0032】
図5は、装備間の相互制約の格納例を示す図である。装備群Aと装備群Bとの間での相互制約が、本体W1,W2,W3ごとに、破線で囲われた部分に記号により示されている。外形によって設計制約と販売制約が区別されており、方形が設計制約、六角形が販売制約を示している。例を挙げれば、装備細目a1と装備細目b1は、本体W1,W2に対しては、記号「1」により設計上同時装着できることが示されている。また、装備細目a1,b2は、本体W2に対して、記号「0」により同時装着が不可能であることが示されている。また、本体W2に対して、装備細目a2,b2もa2,b3も、それぞれ同時装着可能であることが示されている。また、装備細目a2,b3は、設計上同時装着ができるが、販売上同時装着はしないことが、販売制約「0」によって、示されている。なお、相互制約においても、引当と同様販売制約が設計制約に優先する。
【0033】
図6には、販売条件、すなわち販売引当および販売制約を設定する際の概略の処理に関するフローチャートが示されている。なお、すでに設定されている販売条件を変更する処理も設定に含まれるものとする。何らかの入力があるまで待ちの状態が保持され(S10)、入力があった場合、それが販売条件の設定を終了する要求かどうかを判断する(S12)。この入力は、外部入出力部16により行われ、この外部入出力部16が入力手段として機能する。販売条件設定の終了要求であれば、終了の処理を行い、そうでなければ販売引当の設定要求かが判断される(S14)。販売引当の設定要求であれば、その要求が従前の引当および相互制約と矛盾しないかを検出し、矛盾がある場合これを解消する解を求め、操作者に提示する処理を行う(S16)。この処理の内容については後に詳述する。一方、ステップS14で販売引当の要求でないと判断された場合、次に販売の相互制約の設定要求かが判断される(S18)。販売制約条件の設定要求であれば、その要求が従前の引当および相互制約と矛盾しないかを検出し、矛盾がある場合これを解消する解を求め、操作者に提示する処理を行う(S20)。この処理の内容については後に詳述する。ステップS18で、販売相互制約の設定要求でないとされた場合は、操作者に対して警告するなどのエラー処理がなされ(S22)その後ステップS10に復帰する。以上の処理は、所定のプログラムによって動作するCPU10により達成され、よってCPU10は、引当および相互制約に矛盾が生じるかを検出する矛盾検出手段、矛盾を回避する解を算出する回避解算出手段として機能する。また、回避解は、表示部としての外部入出力部16に表示され、複数の回避解から一つの回避解を選択するのは、選択手段としての外部入出力部16によって行われる。
【0034】
図7は、図6における販売引当の設定処理(S16)の詳細を示すフローチャートである。販売引当の設定が要求されたら、要求された設定が設計上装着可能かが判断される(S100)。すなわち、要求された本体と装備が、図4において設計引当によって結びつけられているかが判断される。これが関連付けされていない場合、設計上装着できないことを示しており、要求された設定ができないことを操作者に報知し(S102)、終了する。ステップS100で、設計上装着可能、すなわち設計引当があれば、要求された装備に対して、相互制約がかかっているかが判断される(S104)。相互制約がかかっていなければ、当該装備の装着に関し問題はないので、この販売引当の設定を行う(S106)。
【0035】
ステップS104にて、相互制約がかかっていると判断された場合は、次にその相互制約と矛盾が生じないかが判断される(S108)。例えば、設計引当ではオプション設定のリアスポイラと標準設定のハイマウントブレーキランプに相互制約がある(同時装着不可)場合において、リアスポイラに販売引当を設定しようとすると、引当の設定は矛盾を引き起こす。このような矛盾が生じなければ、ステップS106に移行して、引当の設定をする。一方、矛盾が生じた場合、矛盾を解消する解が存在するか判断される(S110)。矛盾を解消する解とは、前記の例でいえば、ハイマウントブレーキランプを装着しないという設計引当があった場合、これが矛盾解消の一つの解となる。このような解が存在しない場合は、要求された販売引当の設定は不可能であり、操作者に対してこれを報知する(S102)。前記の矛盾を解消する解が、一意に定まれば(S112)、その解を表示し(S114)、要求された販売引当が設定される(S106)。一方、ステップS112で、矛盾を解消する解が一意に定まらない場合、解の候補を全て表示し(S116)、操作者がこの解を選択して(S118)、要求された販売引当が設定される(S106)。なお、ステップS106において、販売引当を設定する前に操作者に対し、この設定を行って良いかの最終確認を行うようにすることもできる。この場合、矛盾を解消する解が希望に沿うものでなかったら、要求した販売設定の方の設定を見送ることができる。
【0036】
図8には、販売引当の設定に関する矛盾検出処理のフローチャート、特に設計引当でオプションとされていた装備を、販売引当の設定によって標準に変更する場合のチャートが示されている。これは、図7のステップS108の矛盾検出の一例である。
【0037】
要求された販売引当の設定を取得し(S120)、その装備を含む装備群に関連する相互制約を取得する(S122)。その装備を含む相互制約を取り出し(S124)、更に自装備群外の装備群の標準の組合せ(設計標準および販売標準)に確認対象を限定する(S126)。そして、限定された組合せが全て選択可能かが判断され(S128)、選択可能であれば矛盾なしと判定する(S130)。また、ステップS128で、限定された組合せが選択可能でないものがある場合、矛盾ありと判定される(S132)。
【0038】
図9には、販売引当の設定に関する矛盾検出処理のフローチャート、特に設計引当が設定されているものに対して販売休止の設定を行う場合のチャートが示されている。これは、図7のステップS108の矛盾検出の一例である。
【0039】
要求された販売引当の設定を取得し(S140)、その装備を含む装備群に関連する相互制約を取得する(S142)。その装備を含む相互制約を取り出す(S144)。取り出した装備の全ての相互制約を選択不可とする(S146)。すなわち、図5に示す相互制約の関連図において、取り出した装備の全てに対し、相互制約を「0」、すなわち同時装着不可を仮に設定する。次に、それらの相互制約に関連する全ての装備ごと(ただし休止設定の対象の装備と同一の装備群に属する装備は除く)、その装備を含む相互制約で、装着可能な組合せが少なくとも一つ存在することを調べる(S148)。そして、前記の組み合わせが少なくとも一つ存在するかを確認し(S150)、存在すれば矛盾なしと判定し(S152)、存在しなければ矛盾ありと判定する(S154)。また、矛盾なしと判定された場合、また矛盾ありと判定された後、矛盾解消の処理がなされた場合、ステップS146で設定された販売上の同時装着不可を示す相互制約を確定する。
【0040】
図10には、矛盾が生じた場合、これを解消する解を求めるフローチャートが示されている。新たに設定することが要求された販売引当を取得し、その引当に関する装備を含む装備群に関連する相互制約を全て取得する(S160)。さらに、その装備が関連した相互制約を取り出す(S162)。その装備を含む相互制約で装着可を示すものがあるかを判断し(S164)、これが無ければ矛盾を解消する解が存在しないことを操作者に報知する(S166)。また、ステップS164で装着可を示す相互制約が存在した場合、装着可を示す相互制約のうち、各装備群ごとに標準の装備を含まない装備群に着目する(S168)。標準の装備を含まない装備群に着目しているのは、標準の装備を含む装備群は、この標準装備を装着することができるわけで、当初から矛盾が生じていないためである。すなわち、本処理は、矛盾解消のための解を求めるための処理であるから、矛盾がない装備群に関して、本処理において取り扱う必要がないからである。次に、ある装備群に対して、装着可を示す相互制約がただ一つかが判断され(S170)、そうであれば、これを矛盾解消するための解として提示する(S172)。この装備を販売標準として設定することにより、当該装備群に関する矛盾が解消される。また、ステップS170において、ある装備群に対して、装着可を示す相互制約が複数存在すると判断されたときは、これらを全て提示する(S174)。
【0041】
図7の処理を図4、図5に示された例に沿って説明する。まず、図4および図5において、六角形の外形で示す販売引当、販売制約がいずれもまだ設定されていない状態において、本体W2に対し装備a2を販売標準とする場合を説明する。本体W2に対しては、装備群Aの設計上の標準は装備a1である。これを装備a2が標準とする、すなわち標準仕様の変更を行う。
【0042】
本体W2と装備a2は、オプション設定ではあるが設計引当があるので、設計上装着は可能である(図4参照)。次に、本体W2に関して、装備a2は装備群Bに対し、装備b1と同時に装着不可、装備b2,b3とは同時装着可である(図5参照)。さらに、装備a2の属する装備群以外の装備群(この場合は装備群B)の標準の組合せのみに着目する。本体W2に対して、装備群Bの標準は、装備b1である(図4参照)。しかし、この装備b1は、今標準設定しようとしている装備a1と同時装着不可であるから、矛盾が生じている。この矛盾を解消するためには、装備b2または装備b3を標準に設定すればよい。これを操作者に提示し、操作者はいずれかを選択する。図4の場合は、装備b2を選択することにより、これが販売標準に設定されている。
【0043】
次に、販売休止の設定の具体例について説明する。前述の販売標準の設定と同様、販売上の引当、制約がまだ設定されていない状態において販売休止の設定を行う場合について説明する。販売休止の対象となるのは、本体W2に対する装備a1である。
【0044】
本体W2に関し、装備a1の属する装備群Aに関連する全ての相互制約を取得する。図5を参照すれば、これらの相互制約は、装備a1に対して装備b1が装着可、装備b2,b3が装着不可、装備a2に対して装備b1が装着不可、装備b2,b3が装着可である。さらに、休止対象の装備a1を含む相互制約を取り出し、これらの相互制約を選択不可と仮に設定する。次に、休止対象の装備a1と関連を持つ、他の装備群(この場合装備群B)の装備(この場合は装備b1のみ)について(図5参照)、休止対象装備a1を含む装備群Aの他の装備と相互制約を満たす組合せがあるかを調べる。他の装備とは、この場合a2のみであるが、装備a2と装備b1とは、同時装着不可(図5参照)である。すなわち、装備a1を販売休止しようとすると、本体W2に対して装着可能であった装備b1が装着できなくなることになるという矛盾が生じる。この矛盾を解消する解は本体W2に対して、装備a1と併せて装備b1も販売休止することである。
【0045】
図11は、図6における販売相互制約の設定処理(S20)の詳細を示すフローチャートである。まず、設定要求のあった販売相互制約について、設計上の相互制約を逸脱していないかが判定される(S200)。具体的には、設計上同時装着ができない組合せに対し、同時装着可能の販売相互制約の設定をしようとしていないかを監視する。この逆、すなわち、設計上同時装着できるものに対して、同時装着不可の販売相互制約の設定は可能である。設計上の相互制約を逸脱している場合、要求された相互制約の設定は不可能である旨、操作者に報知する(S202)。一方、ステップS200で設計上の相互制約を満たすとされた場合は、関連する引当と矛盾がないかが検討される(S204)。矛盾がなければ、前記販売上の相互制約を設定する(S206)。また、矛盾がある場合、販売引当の設定(変更も含む)で、矛盾が解消できるがが判断される(S208)。解消するための解が無ければ、要求された相互制約の設定は不可能である旨操作者に報知する(S202)。また、矛盾を解消できる解が存在した場合、これが一意に決まるかが判断される(S210)。解が、一意に定まればその解を表示し(S212)、要求された相互制約が設定される(S214)。一方、ステップS210で、矛盾を解消する解が一意に定まらない場合、解の候補を全て表示し(S216)、操作者がこの解を選択して(S218)、要求された相互制約が設定される(S214)。なお、ステップS214において、当該新たな相互制約を設定する前に操作者に対し、この設定を行って良いかの最終確認を行うようにすることもできる。この場合、矛盾を解消する解が希望に添うものでなかったら、要求した相互制約の方の設定を見送ることができる。
【0046】
次に、販売相互制約の設定の具体例について説明する。引当は図4に示すものであり、相互制約は図12に示すものを例に挙げて説明する。なお、前述の販売標準の設定と同様、販売上の引当、制約がまだ設定されていない状態において相互制約の設定を行う場合について説明する。
【0047】
本体W2に対し、装備a1と装備b1を同時装着できないよう相互制約を設定する場合について説明する。この販売相互制約の設定は、図12に示す相互制約上の矛盾は生じない。しかし、引当においては、どちらの装備も標準装備と設定されおり(図4参照)、これらが同時に装着できないとするのは矛盾である。この矛盾を解消するために、矛盾の発生した装備a1,b1のいずれかを含む相互制約を取り出し、相互制約が装着可能を示すものを検索する。装備a1については、装備b2,b3ともに装着可能である。したがって、装備a1を標準装備にして、装備b2または装備b3のいずれか一方を標準装備にすれば、前記の矛盾を解消できる。矛盾の生じたもう一つの装備b1について、装備a2が同時装着可能である。したがって、装備b1、装備a2を標準装備とすることで前記の矛盾を解消できる。以上、前記矛盾を解消するための解は三つ存在し、これを操作者に提示する。
【0048】
図13には、設計変更を行った場合のデータの整合確認を行う処理についてのフローチャートが示されている。設計変更によって作成された新しい、設計引当、設計相互制約の情報(設計条件の情報)を取得する(S300)。現在設定された販売引当、販売相互制約の情報(販売条件の情報)を取得し、これが新しい設計条件に適合するか比較する(S302)。そして、既存の販売引当が、設計引当を逸脱していないか判断する(S304)。逸脱しているとは、例えば新しい設計引当では、装着不可となっている装備が、販売引当で標準装備、またはオプション装備に設定されている場合などである。逸脱している場合、その箇所を操作者に提示して修正を求める(S306)。
【0049】
次に、既存の販売引当が新しい設計相互制約と矛盾していないか判断する(S308)。例えば、設計相互制約上、同時装着ができないとされている二つの装備を、販売引当で双方とも標準としている場合などである。矛盾が生じている場合は、これを解消する(S310)。矛盾の解消は、前述の販売引当設定時の処理と同様に行うことができる。さらに、既存の販売制約が新しい設計制約と矛盾していないか判断する(S312)。矛盾していれば、これを解消する(S314)。矛盾の解消は、前述の販売相互制約の設定処理と同様に行うことができる。そして、矛盾が解消された時点で、製品情報のデータベースを更新する(S316)。
【0050】
前述したように、引当および相互制約は、本体と装備、装備どうしで互いに関連しており、きわめて複雑なものとなる。特に、装備が多数となると、この引当、相互制約を人が理解することは、多大な労力を要するか、またはほとんど困難である。以下、引当、相互制約などを人が理解しようとする際に、これを支援する装置について説明する。
【0051】
図14は、本体と装備の引当を示す図である。本体W4〜W8に対する、装備D,E,Fに属する装備細目d1,d2・・の引当が示されている。図中「○」で示すのは、標準の装備細目であり、「△」はオプション設定が有るもの、「×」は設計上装着可能ではあるが、販売上の理由で装着を不可としたもの、空欄は設計上装着が不可能であるものを示している。例えば、本体W4においては、装備群Dに関して、装備細目d1が標準、d3がオプション、d2は装着不可を示している。また、本体W5において装備細目d2は、設計上装着可能ではあるが、販売上の理由から装着できない設定となっている。
【0052】
図14においては、ある本体にどの装備が装着できるかについて、すなわち引当については、示されている。しかし、装備間の制約、例えば装備細目d3,f2が同時には装着できないなどの情報、すなわち相互制約については何ら示されていない。これらを示すためには、2次元で表されている図14の図に対して、少なくとももう1次元加えた3次元の図にしなければ表現できない。しかし、このような表現をすることは難しく、さらに、これを表現できたとしても、多くの装備が存在すれば、そこから相互制約について人が理解することは、やはり困難を伴う。
【0053】
図15は、図14の本体W4,W5,W6における装備群D,E,Fの相互制約を示す図である。図中の「○」が装着可能な組み合わせ、「×」が装着できない組み合わせを示している。例えば、装備細目の組み合わせ(d1,e1,f1)は装着可能であるが、組み合わせ(d3,e1,f2)については装着不可であることが分かる。しかし、組み合わせ(d3,e1,f2)がなぜ装着できないか、すなわち(d3,e1)、(d3,f2)、(e1,f2)のどの組み合わせにより、組み合わせ(d3,e1,f2)が不可となっているのかは、この組み合わせの欄のみからは判断できない。
【0054】
図15の情報は、ある装備細目が相互制約により装着可能か否かを判断する上においては、不要な情報を含んでおり、実は図16に示される情報のみが必要なものである。以下、不要な情報について説明する。相互制約の検討の対象となっている領域40(図14の四角で囲まれた領域)において、装備細目e2は、設計上の引当がない。言い換えれば、装備細目e2は、本体W4〜W6に対して装着することができない。したがって、装備細目e2は、相互制約の検討をするまでもなく装着ができないものである。すなわち、図15の装備細目e2にかかる欄42は、検討する必要がないことが分かる。次に、領域40において、装備細目d2は引当がない。より詳細に見れば、装備細目d2は本体W2に対しては設計上の引当がなく、本体W5,W6に対しては設計上引当があるもの販売上これが否定されており(いわゆる販売休止)、結局装備細目e2と同様に引当がないこととなる。したがって、図15の装備細目にかかる欄44も不要である。さらに、装備群Eは、装備細目e1しか残されておらず、これを選択せざるを得ない。すなわち、装備群Eについては、相互制約を見るまでもなく装備細目e1が選択されるもので、これも検討の対象から外すことができる。なお、ここで注意を要するのは、装備群に属する装備細目のうち必ず一つが選択されるように、装備群装備細目が定められている点である。したがって、装備細目には、いずれの装備も選択しないというものもある場合がある。例えば、オーディオシステムという装備群の中には、オーディオを装備しないという細目も存在する。したがって、ある装備群において、装備細目が一つしか残っていないときには、これを選択しないという選択肢は存在せず、考慮の余地なく、この装備細目を選択することになる。
【0055】
図15の相互制約の中から、前述したような不要な情報を排除すると、領域40における相互制約のうち、必要な、または考慮すべきものは、結局図16のものだけとなる。つまり、装備細目の組み合わせ(d3,f2)が装着できないことが一目で理解できる。
【0056】
さらに、もし装着できない組み合わせが存在しない、例えば図16の組み合わせ(d3,f2)も装着可「○」であれば、この図全体が不要な情報ということにもなる。すなわち、全ての組み合わせについて装着可ということは、ここの装備細目について何の制限も受けずに装着できることを示しており、相互制約の検討をする必要はないことになる。
【0057】
以下、前述した不要な情報を排除する処理について説明する。図17は、相互制約を人が理解しやすいように最適化(以下、単に最適化と記す)して出力する処理の概略のフローチャートが示されている。人の理解を容易とするために、利用目的に応じて不要な情報を排除し、必要な情報のみが出力される。
【0058】
まず、操作者に対して、最適化の処理を実行するかが判断される(S400)。この最適化処理の実行は、操作者が判断し、実行、非実行を入力する。実行することが選択されれば、製品をオーダーする際の最適化処理かが判断される(S402)。このオーダー時の最適化処理とは、ある製品のオーダーがあったとき、そのオーダーが、すなわち装備の組み合わせが成立するのかを確認するときに好適な処理である。または、ある装備がどのような条件の場合に装着できるかを理解または確認する上で、好適な処理である。この処理の実行の要求も操作者が行い、要求されれば、最適化処理が実行される(S404)。このオーダー時の最適化処理の詳細については後述する。
【0059】
ステップS402で、オーダー時の最適化要求ではないと判断された場合、次に販売仕様設定時の最適化要求かが判断される(S406)。販売仕様設定時の最適化とは、ある製品についての販売上の引当の設定、具体的にはある装備細目の販売休止、販売上の標準などを設定する場合に、その装備細目に関連する相互制約を理解する上で好適な処理である。この処理の実行の要求も操作者が行い、要求されれば、最適化処理が実行される(S408)。この販売仕様設定時の最適化処理の詳細については後述する。
【0060】
販売仕様設定時の最適化処理が選ばれていなければ、ステップS400で設定された最適化実行処理をキャンセルするかが判断され(S410)、キャンセルが判断されれば処理を終了し、そうでなければステップS402に戻る。
【0061】
図18は、前述のオーダー時に適した最適化処理の詳しいフローチャートである。まず、着目する装備群または装備細目が入力され、この装備群、または装備細目が入力された場合これが属する装備群、に関連する相互制約をこれが記憶された記憶装置から取得する(S420)。さらに、取得された相互制約に係る本体の全てを表示し、以降最適化処理の対象となる本体の選択を操作者に対して促す(S422)。最適化対象として着目する本体を操作者が入力する(S424)。入力された本体に関連する引当のうち、前記着目する装備群(装備細目が属する装備群も含む、以下同様)、およびこの装備群と相互制約によって関連づけられる装備群の引当を取得する(S426)。
【0062】
ここまでの処理を図14にて説明すれば、例えば装備群Dに着目した場合、これに関連する、すなわち装備群Dに属する装備細目d1,d2,d3に関連する相互制約が取得される。これらの各相互制約には、対象となる本体W4〜W8が関連づけられており、これらの本体全てを、例えば表示して操作者に報知する。操作者は、これらの本体のうち、着目する本体W4〜W6を選択し、これを入力する。また、装備群Dに関連する個々の相互制約には、各々もう一つ以上の装備群が関連づけられている。図14においては、装備群E,Fがこれに当たる。ここまでで、最適化の対象となる範囲40が決定される。この範囲40に属する引当、すなわち図14における「○」「×」「△」「(空欄)」に相当する情報が取得される。
【0063】
図18の説明に戻る。ある装備群に着目し(S428)、その装備群に属する装備細目の引当をチェックする(S430)。そして、その装備細目に引当がある本体が一つでも存在するかが判断される(S432)。一つも引当がない場合、その装備細目に関連する相互制約を排除する(S434)。例えば、図14の装備細目e2は、本体W4〜W6に対して全て空欄、すなわち設計上の引当がないので、この情報が排除される。ステップS432で、一つでも設計上の引当があった装備細目については、さらにその設計上の引当に対して販売休止が設定されているかが判断される(S436)。言い換えれば、設計上の引当が販売上の理由で否定されている状態であるかが判断される。設計上の引当があったとしても、これが販売上の引当に関する情報によって否定されていれば、実際には着目する全ての本体に対して引当がないのと同様となり、ステップS434にて排除を行う。例えば、図14の装備細目d2においては、本体W4に対しては設計上の引当がなく、本体W5,W6に対しては、設計上の引当は存在するが、販売上の理由からその引当が否定されている。このような装備細目d2は、結果として前述の装備細目e2と同様、引当がないことになり、この情報も排除する。
【0064】
ステップS432に係る排除処理によって、図15においては、装備細目e2に係る欄42に係る情報が図15より排除される。また、ステップS436に係る排除処理によって、装備細目d2に係る欄44が排除される。
【0065】
以上を逆に見れば、各装備細目について、引当のある着目している本体が一つでも存在している装備細目のみを抽出していることとなる。すなわち、装備細目d1,e1,f1,f2のように、着目している本体W4〜W6の全てに引当があるもの、さらに装備細目d3のように、全てには引当がないもの(W6に対しては引当がない)が抽出される。
【0066】
ステップS434またはS436が終了すると、今判断を行っていた装備細目の属する装備群にまだ判断を行っていない装備細目があるかが判断される(S438)。あれば、その装備細目の一つについて再びステップS432〜S436の処理を行う。なければ、着目する装備群のうち、まだ前述の排除の処理を行っていない装備群があるかが判断される(S440)。そのような装備群があればその一つについて再びステップS430〜438の処理を行う。なければ、以上により抽出された相互制約について、その必要性の判断を行う(S442)。
【0067】
図19は、ステップS442の詳細なフローチャートである。前述の抽出処理により抽出された、言い換えれば排除されずに残った相互制約が全て「○」、すなわち組み合わせて装着可能を示すものであるかが判断される(S446)。全て「○」でれば、このような情報も排除する(S448)。例えば、図15において残存する組み合わせは、(d1,e1,f1)(d1,e1,f2)(d3,e1,f1)(d3,e1,f2)の4個であるが、このうち最後の一つが「×」であり、この場合は、これらの情報はこの段階では排除されない。全て「○」が情報の場合、これらが不要であるのは、このことが抽出された装備細目どうしがその組み合わせによって装着できなくなることがないということを示しているからである。ならば、オーダーした仕様が実際に実現できることは、当然保証されるので、仕様の検討をする際には不要なデータということになる。
【0068】
次に、ある装備群について、これに属する装備細目についてチェックし(S450)、装備細目が一つだけしか存在しないかを判断する(S452)。そのような装備群があれば、この装備群に関しても情報を排除する(S454)。一つしか装備細目が残っていないということは、必然的にこの装備細目を選択する必要があるということであり、考慮の余地がないことを示している。したがって、相互制約を検討する必要がない、または検討することができない情報であるので排除する。例えば、図15において、装備群Eは、装備細目e2がすでに排除されており、装備細目e1しか残っていないので、装備群Eに関する欄46が排除される。ほかに、ステップS450〜S454の処理を行っていない装備群があるかが判断され(S456)、あればその一つについて前記処理を再度行い、なければ終了する。
【0069】
結果として、図16に係る情報が得られる。具体的には、例えば、装備細目d1を装備しようと考えたとき、制約を受けるのは装備群Fであるが、装備細目d1を装着する限り装備細目f1,f2のいずれも選択できることが分かる。また、装備細目をd1からd3に変更しようとすると、装備細目f2について装着ができなくなることも理解される。
【0070】
図20は、販売仕様を設定する際に、好適な最適化処理の詳細を示すフローチャートである。販売仕様を設定する際には、その基礎となる設計上の引当を十分理解する必要があり、これを理解するのに好適な最適化処理が当該処理である。実際には、図18のオーダー確認時に好適な最適化処理において、ステップS436を取り除いたものである。残りの各ステップに関しては、前述のものと全く同様であり、同一の符号を付してその説明を省略する。販売仕様を設定するということは、設計上の引当に対して何らかの変更を加えることになるから、単にすでに設定された仕様を確認するより広い範囲について、操作者が理解する必要がある。しかし、設計上の引当が元来ないものについては、販売上においても引当を設定できないので、これについては排除できる。したがって、図18のステップS432に係る排除処理は、行えることが分かる。ステップS436については、これから販売休止に関する変更などを行おうとしているのであるから、この情報は排除することはできない。
【0071】
以上のように、本実施形態の最適化処理によれば、作業内容に応じて、不要な情報が判断され、必要な情報が抽出される。そして、これが操作者に示される。示し方としては、ディスプレイへの表示、印刷などどのような態様を採ることも可能である。不要な情報が排除されるので、操作者は単純化された情報を理解すればよく、早く確実に理解することができる。なお、図14〜図16は、本実施形態の理解の一助として例示したものであり、本実施形態の装置の表示がこれらの図に示される表形式に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の装置のハードウエアの構成を示す図である。
【図2】製品情報に関するデータ構造を示す図である。
【図3】装備に関するデータの詳細な構造を示す図である。
【図4】引当に関するデータの一例を示す図である。
【図5】相互制約に関するデータの一例を示す図である。
【図6】販売条件の設定処理を示すフローチャートである。
【図7】販売引当の設定処理を示すフローチャートである。
【図8】標準仕様設定の場合の、販売引当と相互制約の矛盾検出の処理を示すフローチャートである。
【図9】販売休止設定の場合の、販売引当と相互制約の矛盾検出の処理を示すフローチャートである。
【図10】引当と相互制約の矛盾を解消するための処理を示すフローチャートである。
【図11】販売相互制約の設定処理を示すフローチャートである。
【図12】相互制約に関するデータの一例である。
【図13】設計変更の場合の、販売引当と販売相互制約の再設定処理を示すフローチャートである。
【図14】製品の本体と装備の引当の一例を示す図である。
【図15】製品の装備の相互制約の一例を示す図である。
【図16】図15の相互制約のうち、不要な情報を排除した例を示す図である。
【図17】相互制約の出力の最適化を行う際の概略フローチャートである。
【図18】オーダー時の最適化処理の詳細を示すフローチャートである。
【図19】オーダー時の最適化処理、特に相互制約の出力の必要性の再検討に関するフローチャートである。
【図20】販売仕様設定時の最適化処理の詳細を示すフローチャートである。
【符号の説明】
W1,W2,W3,W4,W5,W6 本体、a1,a2,b1,b2,b3,d1,d2,d3,e1,e2,f1,f2 装備、A,B,D,E,F 装備群。

Claims (9)

  1. 製品の本体に装着する装備を定める仕様設定作業の支援を行う仕様設定支援装置であって、
    本体と装備の装着関係を示す引当と、装備間の装着関係を示す相互制約とを記憶する記憶手段と、
    前記引当と前記相互制約の少なくとも一方を入力する入力手段と、
    前記引当が入力された際には、この引当に関連する本体と装備が装着可能であるかを検出し、装着可能であれば更に当該装備にかかっている相互制約と矛盾を生じないかを検出し、また前記相互制約が入力された際には、この相互制約に関連する装備どうしが同時装着可能かを検出し、装着可能であれば更にこの相互制約に関連する装備が関連している引当に矛盾を生じないかを検出する、矛盾検出手段と、
    前記引当の入力によって矛盾が生じた場合、この引当に関連する装備が関連する相互制約の中から装着可能なものを、また前記相互制約の入力によって矛盾が生じた場合は、変更することにより矛盾が回避される引当を、矛盾を回避する解として算出する回避解算出手段と、
    回避解を表示する表示手段と、
    を有する、仕様設定支援装置。
  2. 請求項1に記載の仕様設定支援装置において、さらに、
    表示された回避解を選択する選択手段と、
    前記選択された回避解により記憶された引当または相互制約を書き換える書換手段と、
    を有する、仕様設定支援装置。
  3. 請求項2に記載の仕様設定支援装置において、前記引当は、設計上の制約条件である設計引当と、販売上の制約条件である販売引当を含み、それぞれの引当は、標準仕様、オプション仕様および装着関係なしの情報を含む、仕様設定支援装置。
  4. 製品の本体に装着する装備を定める仕様設定作業の支援を行う仕様設定支援装置としてコンピュータを機能させるための記録媒体であって、
    コンピュータを、
    本体と装備の装着関係を示す引当と、装備間の装着関係を示す相互制約との少なくとも一方を入力する手段
    前記引当が入力された際には、この引当に関連する本体と装備が装着可能であるかを検出し、装着可能であれば更に当該装備にかかっている相互制約と矛盾を生じないかを検出し、また前記相互制約が入力された際には、この相互制約に関連する装備どうしが同時装着可能かを検出し、装着可能であれば更にこの相互制約に関連する装備が関連している引当に矛盾を生じないかを検出する、手段、
    前記引当の入力によって矛盾が生じた場合、この引当に関連する装備が関連する相互制約の中から装着可能なものを、また前記相互制約の入力によって矛盾が生じた場合は、変更することにより矛盾が回避される引当を、矛盾を回避する解として算出する手段
    回避解を表示させる手段
    として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  5. 製品の本体に装着する装備を定める仕様設定作業の支援を行う仕様設定支援装置であって、
    本体と装備の装着関係を示す引当と、装備間の装着関係を示す相互制約とを記憶する記憶手段と、
    仕様設定に際し、着目する装備を入力する装備入力手段と、
    前記入力された装備に関連する相互制約を前記記憶手段から取得する相互制約取得手段と、
    前記取得された相互制約に係る本体のうち、着目する本体を入力する本体入力手段と、
    前記入力された本体および装備に関連する引当を前記記憶手段から取得する引当取得手段と、
    前記取得された引当において、設計上の引当がない装備を選び出す選出手段と、
    前記入力された装備から、前記選出手段により選出された装備を除いた装備に関連する相互制約を抽出する相互制約抽出手段と、
    前記抽出された相互制約を表示する表示手段と、
    を有する、仕様設定支援装置。
  6. 製品の本体に装着する装備を定める仕様設定作業の支援を行う仕様設定支援装置として、コンピュータを機能させるための記録媒体であって、
    コンピュータを、
    仕様設定に際し、着目する装備を入力する手段
    本体と装備の装着関係を示す引当相互に生じる、あらかじめ記憶された装備間の装着関係を示す相互制約から、前記設定された装備に関連する相互制約を取得する手段
    前記取得された相互制約に係る本体のうち、着目する本体を設定する手段
    前記設定された本体および装備に関連する、あらかじめ記憶された引当を取得する手段
    前記取得された引当において、設計上の引当がない装備を選出する手段
    前記設定された装備から、前記選出された装備を除いた装備に関連する相互制約を抽出する手段
    前記抽出された相互制約を表示させる手段
    として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  7. 製品本体に装着する装備の装着可否を確認する仕様確認作業の支援を行う仕様確認支援装置であって、
    本体と装備の装着関係を示す引当と、装備間の装着関係を示す相互制約とを記憶する記憶手段と、
    仕様確認に際し、着目する装備を入力する装備入力手段と、
    前記入力された装備に関連する相互制約を前記記憶手段から取得する相互制約取得手段と、
    前記取得された相互制約に係る本体のうち、着目する本体を入力する本体入力手段と、
    前記入力された本体および装備に関連する引当を前記記憶手段から取得する引当取得手段と、
    前記取得された引当において、引当がない装備を選び出す選出手段と、
    前記入力された装備から、前記選出手段により選出された装備を除いた装備に関連する相互制約を抽出する相互制約抽出手段と、
    前記抽出された相互制約を表示する表示手段と、
    を有する仕様確認支援装置。
  8. 請求項7に記載された仕様確認支援装置において、
    前記相互制約抽出手段は、前記抽出された相互制約を、その確認の必要性に基づき再度抽出する再抽出手段を含み、
    前記再抽出手段は、
    前記抽出された相互制約が全て装着可能を示すものであれば、これらは不要として相互制約全てを抽出せず、
    前記入力された装備のうち、交換可能な装備がない装備は不要としてこれを除いた装備の相互制約を抽出する、
    ものである、
    仕様確認支援装置。
  9. 製品の本体に装着する装備の装着可否を確認する仕様確認作業の支援を行う仕様確認支援装置として、コンピュータを機能させるための記録媒体であって、
    コンピュータを、
    仕様確認に際し、着目する装備を入力する手段
    本体と装備の装着関係を示す引当相互に生じる、あらかじめ記憶された装備間の装着関係を示す相互制約から、前記設定された装備に関連する相互制約を取得する手段
    前記取得された相互制約に係る本体のうち、着目する本体を設定する手段
    前記設定された本体および装備に関連する、あらかじめ記憶された引当を取得する手段
    前記取得された引当において、引当がない装備を選出する手段
    前記設定された装備から、前記選出された装備を除いた装備の相互制約を抽出する手段
    前記抽出された相互制約を表示させる手段
    として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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