JP7468453B2 - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
従来、車両に搭載される電子コントロールユニット(ECU)のソフトウェアをアップデートする技術が知られている(例えば、特許文献1)。
国際公開第2019/009020号
本開示は、車両への装備の取り付けを促進可能とする情報処理装置、情報処理方法、及びを提供することを目的とする。
本開示の態様の一つは、車両に第1の部品を取り付ける場合に車両から取り外すことが決定された部品のうち第1の部品との交換対象の部品以外の部品、又は第1の部品との交換対象の部品が車両に取り付けられていない場合において第1の部品を車両に取り付ける場合に車両から取り外すことが決定された部品であって、車両のユーザが売却を選択した部品である第2の部品の売却額を第2の部品の価値を示す情報に基づいて算出し、第2の部品の売却額を第1の部品の取り付けに係る費用から減額する制御部を含む情報処理装置である。
また、本開示の態様の一つは、情報処理装置が、車両に第1の部品を取り付ける場合に車両から取り外すことが決定された部品のうち第1の部品との交換対象の部品以外の部品、又は第1の部品との交換対象の部品が車両に取り付けられていない場合において第1の部品を車両に取り付ける場合に車両から取り外すことが決定された部品であって、車両のユーザが売却を選択した部品である第2の部品の売却額を第2の部品の価値を示す情報に基づいて算出し、第2の部品の売却額を第1の部品の取り付けに係る費用から減額することを含む情報処理方法である。
また、本開示の態様の一つは、車両に第1の部品を取り付ける場合に車両から取り外すことが決定された部品のうち第1の部品との交換対象の部品以外の部品、又は第1の部品との交換対象の部品が車両に取り付けられていない場合において第1の部品を車両に取り付ける場合に車両から取り外すことが決定された部品であって、車両のユーザが売却を選択した部品である第2の部品の売却額を第2の部品の価値を示す情報に基づいて算出し、第2の部品の売却額を第1の部品の取り付けに係る費用から減額することをコンピュータに実行させるプログラムである。
本開示の態様は、上述した情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム以外に、上記情報処理装置を含んだ情報処理システム、及び上記プログラムを記録した記録媒体の少なくとも一つを含んでもよい。
本開示によれば、車両への装備の取り付けを促進することができる。
図1は、実施形態に係る情報処理システムの概要図である。 図2は、サーバ2及び端末3として使用可能な端末装置の構成例を示す図である。 図3は、端末3の処理例を示すフローチャートである。 図4は、部品Xを車両に取り付ける場合の工程表の一例を示す。 図5は、第1売却品の売却額の算出処理の例を示すフローチャートである。 図6Aは、端末3にて記憶される部品データベースのデータ構造例を示す図であり、図6Bは、サーバ2にて管理される部品管理テーブルの一例を示す図である。 図7は、第2売却品の売却額の算出処理の例を示すフローチャートである。 図8は、第3売却品の売却額の算出処理の例を示すフローチャートである。 図9は、工程表の修正版を示す。
実施形態に係る情報処理装置は、車両に第1の部品を取り付ける場合に車両から取り外すことが決定された部品のうち第1の部品との交換対象の部品以外の部品、又は第1の部品との交換対象の部品が車両に取り付けられていない場合において第1の部品を車両に取り付ける場合に車両から取り外すことが決定された部品であって車両のユーザが売却を選択した部品である第2の部品の売却額を第2の部品の価値を示す情報に基づいて算出し、第2の部品の売却額を第1の部品の取り付けに係る費用から減額する制御部を含む。
情報処理装置によると、第1の部品を車両に取り付ける場合において、第2の部品を売却し、その売却額を第1の部品の取り付けに係る費用から減じることができる。これによって、第1の部品の取り付けに要する費用を抑えることができるため、車両への装備(第1の部品)の取り付けを促進することができる。
ここに、第1の部品の種類は問わない。第1の部品には、先進安全システム(衝突被害軽減ブレーキ、誤発進抑制制御装置、車間距離制御装置、車線逸脱抑制装置、後側方接近車両注意喚起装置、または、前照灯自動切替装置など)を挙げることができる。また、第1の部品には、例えば、車両への据え付け型のAV機器、カーナビゲーション装置、或いは通信機器を含み得る。また、第1の部品は、車両の組立時に標準品として取り付けられることが決定されている部品と交換するオプション品を含む。オプション品は、例えば、ボンネット、サンルーフ、シート、フェンダー、サスペンション或いはマフラーなどを含むことができる。
例えば、通信機器を次世代モデルに交換する場合、車両内のインパネを取り外し、通信機器の周辺にある部品を取り外してから、交換対象の通信機器を取り外すことになる。このとき、インパネ内に配置されたディスプレイ、ワイヤレス充電器、GPS分配器、或いはオーディオアンプなどが、通信機器の取り外しの邪魔になり、先にこれらを取り外さなければ、目的の通信機器が取り外せない場合がある。通常、交換対象の通信機器を車両から取り外し、新たな通信機器を取り付けた後は、取り外し時と逆の手順で取り外した部品を取り付けていく。このとき、取り外した部品(例えば、ワイヤレス充電器)によっては、使用していないなどの理由によって、再度の取り付けを要せず、むしろ売却ができ、その売却益を通信機器の取り付けに係る費用(工賃等)に充当できるならば、車両のユーザが通信機器の交換(装備)を行うことを決定するハードルを下げることになる。実施形態に係る情報処理装置は、そのような部品の売却を支援する。
本願において、「第2の部品」は、例えば、第1の部品との交換対象の部品以外の部品であって車両のユーザが売却を選択した部品である。交換対象の部品とは、例えば、上述
した通信機器のような、第1の部品と同じ機能を有する部品である。但し、世代交代によって、機能(通信機能)が同じであるが通信方式が異なる(例えばLTEと5Gなど)場合も含む。上記した通信機器の交換では、交換対象の通信機器の取り外しに際して車両から取り外される、ディスプレイ、ワイヤレス充電器、GPS分配器、或いはオーディオアンプなどが「交換対象の部品以外の部品」に該当し、これらの中からユーザが売却を選択(決定)した部品が、第2の部品に該当する。交換対象の部品は、第2の部品に該当せず、売却の対象にしてもしなくてもよい。
また、第2の部品は、第1の部品との交換対象の部品が車両に取り付けられていない場合において、第1の部品を車両に取り付けられる場合に車両から取り外すことが決定された部品であって車両のユーザが売却を選択した部品であってもよい。すなわち、第1の部品は、車両に取り付けられている部品との交換を前提とするものだけでなく、例えば、車両に新たな機能などを付加する部品であってもよい。例えば、車両が通信機器を搭載していない場合に、新たに第1の部品としての通信機器を搭載(取り付ける)場合である。この場合は、車両は交換対象の部品を備えていないが、新たな部品たる通信機器を取り付けるために車両から取り外される部品が「第2の部品」に該当する。この場合でも、第2の部品の売却益が車両に第1の部品を装備することを促進することとなる。
実施形態に係る情報処理装置において、第2の部品は、車両に第1の部品を取り付ける工程において車両から取り外される部品である第1売却品を含んでもよい。例えば、第1の部品が通信機器であり、通信機器を交換する工程において、交換対象の通信機器が例えばオーディオアンプ及びワイヤレス充電器を取り外した後に取り外される場合がある。この場合において、オーディオアンプ及びワイヤレス充電器のうちユーザが売却を選択したものが、第1売却品に該当する。
また、実施形態に係る情報処理装置において、第2の部品は、車両に第1の部品を取り付ける工程において取り外しは不要であるが第1の部品を取り付ける工程における部品の取り外しによって取り外し可能となる車両の部品である第2売却品を含んでもよい。例えば、上述した通信機器を交換する工程において、交換対象の通信機器の取り外しに、オーディオアンプ及びワイヤレス充電器の取り外しは不要であるが、インパネの取り外しによってこれらは容易に(少ない工数で)取り外すことができる状態となる。この場合に、オーディオアンプ及びワイヤレス充電器の少なくとも一方が第2の部品として取り外されるようにしてもよい。
また、実施形態に係る情報処理装置において、第2の部品は、車両に第1の部品を取り付ける工程と異なる工程によって取り外し可能な車両の部品である第3売却品を含んでもよい。例えば、上記した通信機器の交換又は取り付け時に、ユーザが車両から不要な部品を取り外し、売却して第1の部品を取り付ける費用を軽減することを望む場合があり得る。例えば、車両からフェンダー、ホイールカバー、ランプ或いはアンテナなどを取り外して売却することが考えられる。これらの取り外しの工程は、通信機器の取り付けの工程とは異なる(無関係の)工程において取り外される。このような部品も、第2の部品に含めることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置は、以下の構成を採用してもよい。すなわち、制御部は、第1売却品の代替部品が車両に取り付けられると判定される場合に、代替部品の取り付けに係る費用を第1売却品の売却額と相殺してもよい。例えば、第2の部品の売却に際し、例えば第2の部品と同機能の部品(代替部品)の取り付けをユーザが所望する場合があり得る。例えば、第2の部品の売却によって機能自体が車両から失われることは回避したい場合、或いはその部品を車両が具備することが要求されている場合などがあり得る。この場合、代替部品の代金及び取り付けの費用(工賃)は、第2の部品の売却益と相殺
される。代替部品は、例えば第2の部品のグレードより低いグレードを有する部品である。但し、グレードが低いことは必須の要件ではない。
また、実施形態に係る情報処理装置は、以下の構成を採用してもよい。すなわち、制御部は、第2の部品の購入の希望を示す情報を事前に登録した者である事前登録者との売買取引が成立するかを購入の希望を示す情報、又は購入の希望を示す情報に基づいて事前登録者に第2の部品の購入を打診したときの回答に基づいて判定してもよい。この場合、事前登録者との間で第2の部品の売買取引が成立しないと判定した場合に、第2の部品の購入希望者を募る情報を出力してもよい。売買取引の成立の判定は、事前登録者が予め登録した購入の希望を示す情報を用いて行ってもよく、事前登録者に対して第2の部品の購入を打診する情報を供給し、回答を得ることで行ってもよい。円滑な第2の部品の売却のために、第2の部品の購入希望者を事前に(予め)登録しておくのが好ましい。そして、例えば、事前登録者に、売却価格、希望する引き渡し方法(取り外し場所での引き渡し、或いは配送業者等による配送)、取り外し場所への来訪日時などを含む情報を事前登録者に供給してもよい。事前登録者がいない場合に、購入希望者を募り、ユーザが売却益を獲得できるようにするのが好ましい。
また、実施形態に係る情報処理装置は、以下の構成を採用してもよい。すなわち、制御部は、車両から第2の部品が取り外される日に第2の部品の購入者が第2の部品の取り外し場所に第2の部品を引き取りに来ると判定される場合には、第2の部品の購入者へ第2の部品を配送する場合における第2の部品の売却額より高い第2の部品の売却額を算出してもよい。購入者が第2の部品が取り外される日に取り外し場所を訪れるようにすれば、第2の部品の保管及び配送に要する手間を省くことができる。このため、売却額を配送の場合よりも高くするのが好ましい。
また、実施形態に係る情報処理装置は、以下の構成を採用してもよい。すなわち、制御部は、第2の部品が車両から取り外される日までに第2の部品の購入者が決まらないと判定される場合に、第2の部品の需要度を示す情報に基づいて第2の部品の売却額を算出する。需要度は、例えば、第2の部品と同種類の部品の売却価格の相場(例えば平均)、及び売却の情報を公開してから購入までに要した日数などを元に算出することができる。例えば、需要度が高い程、売却額が高くても短期間で売買が成立することを示すことができる。すなわち、売却額を一定にした場合、需要度は、売買が成立するまでの期間の早さを示す情報となる。期間が長い程、保管及び売買情報掲載などのコストが大きくなる。このため、需要度が低い程、低くなる売却額を制御部が算出する構成を採用してもよい。
また、実施形態に係る情報処理装置は、以下の構成を採用してもよい。すなわち、制御部は、第1の部品を取り付ける工程を示す工程表を第2の部品の売却に応じて更新する構成を採用してもよい。このようにすれば、第1の部品の取り付けに関して、効率的な手順に沿った作業を行うことが可能となる。
以下、図面を参照して実施形態に係る情報処理装置、情報処理方法及びプログラムについて説明する。実施形態の構成は例示であり、本開示は実施形態の構成に限定されない。
<情報処理システムの構成>
図1は、実施形態に係る情報処理システムの概要図である。図1において、情報処理システムは、ネットワーク1と、自動車の整備工場5に置かれた端末2と、ネットワーク1に夫々接続されたサーバ3及び1または2以上の端末4を含む。端末2は「情報処理装置」の一例である。
ネットワーク1は、例えば、インターネット等の公衆通信網であり、端末2、サーバ3
、及び端末4等に通信回線を提供する。ネットワーク1には、無線通信網が接続されていてもよい。無線通信網は端末2が利用可能な無線通信規格に適合又は準拠する。無線通信規格は、例えば、4G(LTE(Long Term Evolution))、5G、無線LAN(Local Area Network:Wi-Fi含む)、及びBLEなどであるが、これら以外でもよい。
端末2は、例えば整備工場5の端末に備えられた端末であり、整備工場5の従業員12によって操作される。端末2は、車両10への部品X(第1の部品の一例)の取り付けに係る工程表の作成及び部品Xの取り付けに係る費用の算定に使用される。端末2は、固定端末でも携帯端末でもよい。
車両10は自動車(乗用車、トラック又はバスなど)である。車両10には、部品A、B、C、D及びZが取り付けられている。部品Dは、取り付け対象の部品11との交換対象の部品である。部品A、B及びCは、部品Dの取り外しのために車両10から取り外される部品である。部品Yは、部品Cの代替部品であり、部品Cの代わりに車両10に取り付けられる。部品Zは、車両10に取り付けられており、部品Xの取り付けに係る工程と無関係の(異なる)工程により車両10から取り外される部品である。
例えば、部品X及びDは通信機器であり、部品Aはインパネであり、部品Bはオーディオアンプであり、部品C及びYはワイヤレス充電器であり、部品Zはタイヤのホイールである。但し、これらの部品は例示である。
サーバ3は、各部品の取引に係る情報を管理している。サーバ3は、車両10から取り外された部品の売却情報の公開にも使用される。端末4は、端末4のユーザによって使用される。端末4のユーザ13は、サーバ3に部品の購入希望を示す情報を事前に登録した者(事前登録者)、或いはサーバ3によって公開される部品の売却情報を閲覧する者である。
<端末の構成>
図2は、端末2、サーバ3、及び端末4として動作可能な端末装置20の構成例を示す図である。端末装置20は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)又はワークステーションなどの汎用の情報処理装置(コンピュータ)、或いはサーバマシンのような専用の情報処理装置を用いて構成することができる。端末装置20は、通信機能を有し、有線又は無線によりネットワーク1と接続可能である。
図2において、端末装置20は、バス26を介して相互に接続された、処理部又は制御部(コントローラ)としてのプロセッサ21と、記憶装置22と、通信インタフェース23(通信IF23)と、入力装置24と、出力装置25とを含む。サーバ3は、1台の端末装置20でも、2以上の端末装置20の集合(クラウド)でもよい。
記憶装置22は、主記憶装置と補助記憶装置とを含む。主記憶装置は、プログラム及びデータの記憶領域、プログラムの展開領域、プログラムの作業領域、及び通信データのバッファ領域などとして使用される。主記憶装置はRAM(Random Access Memory)、又はRAMとROM(Read Only Memory)との組み合わせで構成される。補助記憶装置は、データ及びプログラムの記憶領域として使用される。補助記憶装置として、例えば、ハードディスク、Solid State Drive(SSD)、フラッシュメモリ、及びEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)などの不揮発性記憶媒体を適用できる。
通信IF23は、通信処理を行う回路であり、送信部及び受信部(通信部)として動作する。例えば、通信IF23は、ネットワークインタフェースカード(NIC)である。
また、通信IF23は、無線通信(LTE、5G、無線LAN(Wi-Fi)、BLEな
ど)を行う無線通信回路であってもよい。また、通信IF23は、有線の通信処理を行う回路と、無線通信回路との双方を含んでいてもよい。
入力装置24は、キー、ボタン、ポインティングデバイス、及びタッチパネル等を含み、情報の入力に使用される。入力装置24は、マイク(音声入力装置)を含んでいてもよい。出力装置25は、例えば液晶ディスプレイ、或いは有機ELディスプレイなどであり、情報及びデータを表示する。出力装置25は、スピーカ(音声出力装置)を含んでいてもよい。
プロセッサ21は、例えばCPU(Central Processing Unit)などである。プロセッ
サ21は、記憶装置22に記憶された各種のプログラムを実行することによって、様々な処理を行う。
例えば、端末2として動作する端末装置20のプロセッサ21は、車両10への部品11の取り付けに係る工程表の作成及び部品の売却額の算出などを行う。サーバ3として動作する端末装置20のプロセッサ21は、部品の価値を示す情報の収集及び管理、並びに部品の売却情報の公開に係る処理を行う。端末4として動作する端末装置20のプロセッサ21は、サーバ3から売却情報を得て、部品の購入に係る情報をサーバ3に回答するために使用される。
なお、上述したプロセッサ21として、複数個のCPUを適用しても、マルチコア型のCPUを適用してもよい。CPUによって行われる処理の少なくとも一部が、DSP(Digital Signal Processor)又はGPU(Graphical Processing Unit)のようなCPU以
外のプロセッサによって行われてもよい。また、CPUによって行われる処理の少なくとも一部が、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)及びFPGA(Field
Programmable Gate Array)などを含む専用又は汎用の集積回路(ハードウェア)、或いはプロセッサと集積回路との組み合わせにより実行されてもよい。組み合わせは、例えば、マイクロコントローラ(MCU)、SoC(System-on-a-chip)、システムLSI、又はチップセットなどと呼ばれる。
<動作例>
図3は、端末2として動作する端末装置20のプロセッサ21の処理例を示すフローチャートである。図3に示す処理は端末2のプロセッサ21がプログラムを実行することによって行われる。
端末2は、例えば、整備工場5の従業員12によって使用され、車両10のユーザ11と部品Xの取り付けのための入庫日、及び入庫時に車両10から取り外して売却する部品についての話合い(打ち合わせ)に使用される。
ステップS001では、プロセッサ21は、車両10に部品Xを取り付ける場合の工程表(初期状態)を出力する。図4は、端末2の記憶装置22に記憶された工程表のデータ構造例を示す。
工程表は、部品Xの取り付けに係る工程表であり、部品Xの取り付けのための車両10の入庫日(部品Xの取り付け日)と、工程の順序と、各工程の内容と、部品名及び部品の識別情報(部品ID)と、各部品の工賃を示す情報とが記憶される。さらに、工程表は、取り外される部品に対する代替部品を示す情報及びその工賃を示す情報と、或る部品の取り外しによって取り外し可能となる部品(取り外し可能部品と称する)及びその工賃を示す情報と、備考情報とを記憶する。備考情報として、新規取付対象、代替部品及び取り外
し可能部品の夫々の価格、部品の属性(交換対象、或いは新規取付対象)などを示す情報が記憶される。
工程表は、端末2の出力装置25(ディスプレイ)に表示され、車両10のユーザ11に工程表を提示し、部品Xの取り付けに係る工程及び工賃等を説明するのに使用される。
ステップS002では、端末2のプロセッサ21は、入力装置24を介して入力される情報を受け付ける。すなわち、整備工場5の従業員12は、ユーザ11に工程表を見せながら、各工程を説明する。このとき、プロセッサ21は、ディスプレイに、部品Xの取り付けには、部品A、B、C及びDの取り外しが必要であることを表示する。また、プロセッサ21は、ディスプレイに、及び部品A及びBの売却は不可であるが、部品C及びDは売却が可能である(部品C及びDは売却候補となり得る)ことを表示し、部品C及びDの夫々の売却の要否の入力を促す。従業員12は、入力装置24を用いてユーザ11からの回答を端末2に入力する。本実施形態では、ユーザ11が部品C及びDの売却を決定したと仮定する。ここに部品Cは「第2の部品」及び「第1売却品」の一例であり、部品Dは「交換対象の部品」の一例である。
また、プロセッサ21は、ディスプレイに対し、部品Cに対する代替部品Yの取付の要否、及び部品Dの取り外しによって取り外し可能となる部品Eの取り外し及び売却の要否を問い合わせる情報を出力する。部品Eは「第2の部品」及び「第2売却品」の一例である。
さらに、プロセッサ21は、ディスプレイに対し、部品Xの取り付けに係る工程と無関係の部品の取り外しの要否を問い合わせる情報を出力する。これらの情報に関して、本実施形態では、ユーザ11の希望により、部品Yの取り付け、部品Eの取り外し及び売却、並びに、部品Xの取り付けに係る工程と異なる工程でなされる部品Zの取り外しが端末2に入力されたと仮定する。部品Zは「第2の部品」及び「第3売却品」の一例である。ステップS002において入力された情報は記憶装置22にて記憶される。工程表には、売却対象の部品を示す情報が記憶される。例えば、図4に示す例では、部品C及びEの部品IDが斜体及び強調文字で示され、部品Dの部品IDが斜体で示されている。実際には、売却対象の部品の夫々に関して、売却を示すフラグが設定される。
ステップS003では、端末2のプロセッサ21は、売却対象の部品に第1売却品が含まれているか否かを判定する。第1売却部品が含まれていると判定される場合には、処理がステップS004に進み、そうでない場合には、処理がステップS005に進む。
ステップS004では、端末2のプロセッサ21は、第1売却品の売却額を算出する処理(サブルーチン)を実行する。図5は、第1売却品の売却額を算出する処理の例を示すフローチャートである。
図5において、ステップS101では、端末2のプロセッサ21は、工程表(図4)を参照し、1又は複数の第1売却品の一つを特定する。ステップS102では、ステップS101で特定した第1売却品の価格情報をサーバ3から取得する。
ここに、端末2の記憶装置22には、図6Aに示す部品データベース(部品DB)が記憶されている。部品DBは、部品ID毎のレコード(エントリ)からなり、レコードは、部品名と、売却可否と、工賃と、下取価格と、取引価格と、需要度と、事前登録者の情報とを含む。
部品名は、部品の名称などである。売却可否は、取り外される部品についての売却の可
否を示す。本実施形態では、部品A及びBの売却が禁止され、部品C及びDの売却が許されている。売却の可否の判断は適宜行うことができ、例えば、再度の取り付けが想定されていない部品、或いは取り外しによって変形等の劣化を生じる部品は廃棄対象となるため売却は禁止される。工賃は、対象の部品の取り外し及び取り付けに係る工賃を示す。
下取価格は、整備工場5で部品を買い取る場合の値段を示す。取引価格は、オークションサイト、或いは中古商品のオンラインショッピングサイトなどにおける部品の売買価格の平均値を示す。需要度は、売買成立の早さの目安となる情報であり、0≦需要度≦1の値を有する。事前登録者の情報は、対象の部品の購入を希望する1又は2以上の者が予めサーバ3に登録した情報であり、部品IDと、事前登録者の個人情報(氏名及び連絡先)とを含む。
下取り価格、取引価格、需要度、及び事前登録者の情報は、サーバ3として動作する端末装置20の記憶装置22に記憶された部品管理テーブルにて管理されている(図6B参照)。端末2は、ネットワーク1を介してサーバ3にアクセスし、端末2の部品DBに登録されている部品IDについての情報(価値を示す情報)の提供の要求(データ要求)を送信する。サーバ3は、データ要求に応じた情報を部品管理テーブルから読み出し、端末2へ送信する。端末2のプロセッサ21は、サーバ3から受信された情報を、部品DBに記憶する。
ステップS101では、端末2のプロセッサ21は、工程表から第1売却品である部品Cの部品IDを読み出し、この部品Cの部品IDを含むデータ要求を生成してサーバ3に送信する。その後、端末2は、サーバ3から部品Cに対する部品管理テーブルのレコードが、データ要求に対する応答として受信する。端末2のプロセッサ21は、サーバ3からのレコードを部品DBの部品Cのレコードに格納する。
ステップS103では、端末2のプロセッサ21は、部品DBにおける部品Cのレコードを参照して、事前登録者の情報の有無を判定する。事前登録者の情報があると判定される場合は、処理がステップS104に進み、そうでない場合には、処理がステップS107に進む。
ステップS104では、事前登録者の中から所定のルールで選んだ1名の者に対し、購入可否判断を行う。ステップS101で選んだ事前登録者の情報に、許容する購入額の範囲、希望する引き渡し方法(整備工場5への訪問による受け取り、又は配送による受け取り)、及び受け取りに訪問可能な日時の情報が含まれている場合がある。この場合、プロセッサ21は、それらが工程表における部品Cの取り外し日時及び取引価格に合致しているかを判定する(ステップS105)。購入額の範囲及び訪問可能な日時が取り外し日時及び取引価格と合致する場合、並びに、引き渡し方法が配送希望で取引価格が合致すると判定する場合には、この事前登録者に部品Cを売却することを決定する。この場合、処理がステップS111に進む。ステップS105で部品Cの売却が決定されない場合、すなわち取引が成立しないと判定された場合には、処理がステップS106に進む。
これに対し、ステップS104において、事前登録者の情報から購入可否判定ができない場合には、プロセッサ21は、事前登録者の端末4に部品Cの購入を打診するメッセージを送信する。メッセージには、取引価格及び引き取りの場合の整備工場5の住所及び来訪日時、配送の場合の取引価格を示す情報と、回答期限とが含まれる。端末4のユーザ13は、メッセージを参照して、購入するか否かと、引き渡し方法(訪問又は配送)を示す情報を含む回答のメッセージを生成し、端末2へ送信することができる。
回答期限内に回答のメッセージが端末2で受信された場合は、端末2のプロセッサ21
は、ステップS105で、回答が購入を示すか否かを判定する。回答が購入を示す場合には、取引成立として処理がステップS111に進む。回答が購入を示さない場合、回答期限までに回答がなかったと判定される場合には、処理がステップS106に進む。
ステップS106では、他の事前登録者が残っているか否かをプロセッサ21は判定する。このとき、他の事前登録者が残っていると判定される場合には、処理がステップS104に戻り、そうでない場合には、処理がステップS107に進む。
ステップS107では、端末2のプロセッサ21は、サーバ3に対し、部品Cの購入に関する情報を公開(広告)することを依頼するメッセージを送る。サーバ3では、売却対象の部品の取引価格や引き取り方法を示すウェブサイトを管理しており、部品Cに係る情報をウェブサイトに掲載する。また、1又は4の端末4に部品Cに係る情報をSMS、或いはEメール、或いはこれら以外のメッセージフォーマットで送信してもよい。
ステップS108で、端末2のプロセッサ21は、端末4のユーザ13からの回答期限を待ち、ステップS109で、部品Cに係る情報に示した取引価格及び引き渡し方法に応じる応募者の有無を判定する。ステップS110では、応募者がいる判定される場合、端末2のプロセッサ21は、応募者の中から部品Cを売却する者を所定のルールで1名選び、取引成立と判定して処理をステップS111に進め、そうでない場合には、処理をステップS110に進める。
ステップS110では、端末2のプロセッサは、取引価格に引き渡し方法に応じた係数を乗じて部品Cの売却額を計算する。購入者が部品Cを整備工場5に指定した日時に引き取りに来る場合、係数の値は例えば1とする。これに対し、部品Cの配送を希望する場合は、係数の値を、引き取りに来る場合の値(=1)より小さい値に設定する。これにより、引き取りに来る場合の売却額が配送の場合よりも高くなる。
ステップS111では、端末2のプロセッサ21は、取引価格に需要度に応じた係数を乗じて売却価格を計算する。需要度の最高値に対応する係数は1とし、需要度が低くなるほど係数の値は小さくなる。このとき、需要度自体を係数としてもよく、需要度に対応する係数を用意してもよい。需要度の値が一定の値より低い場合、売却額は下取価格(最低売却額)となる。
ステップS212では、プロセッサ21は、第1売却品の全てについての売却額の計算が終了したか否かを判定する。なお、交換対象の部品(本実施形態では部品D)は、第1売却品に該当しないが、その売却額の計算は、ステップS004のサブルーチンを用いて行うことができる。但し、後述するステップS006又はS008を用いてもよい。
ステップS111が終了すると、処理がステップS005(図3)に戻り、プロセッサ21は、第2売却品の有無を判定する。第2売却品があると判定される場合、ステップS006において、第2売却品の売却額をプロセッサ21は算出する。本実施形態では、第2売却品としての部品Eがあるため、ステップS006の処理が実行される。
図7は、第2売却品の売却額算出の処理例を示すフローチャートである。ステップS201~S212の処理は、第1売却品が第2売却品であることを除き、ステップS101~S112の処理と同じである。よって、ステップS201~S212の処理の詳細な説明は省略する。
ステップS212の処理が終了すると、処理がステップS007(図3)に戻り、プロセッサ21は、第3売却品の有無を判定する。第3売却品があると判定される場合、ステ
ップS008において、第3売却品の売却額をプロセッサ21は算出する。本実施形態では、第3売却品としての部品Zがあるため、ステップS008の処理が実行される。
図8は、第3売却品の売却額算出の処理例を示すフローチャートである。ステップS301~S312の処理は、第1売却品が第3売却品であることを除き、ステップS101~S112の処理と同じである。よって、ステップS301~S312の処理の詳細な説明は省略する。
ステップS212の処理が終了すると、処理がステップS009(図3)に戻り、プロセッサ21は、工程表の修正を行う。図9は、修正後の工程表の例を示す図である。
図9に示すように、プロセッサ21による修正によって、部品Cの取り外しの備考欄には、第1売却品である部品Cの売却方法を示す情報(引き渡しの態様:来訪、氏名、及び来訪日時)が追加される。また、交換対象の部品Dの取り外しの備考欄には、部品Dの売却方法を示す情報(引き渡しの態様:配送、氏名、及び住所)が追加される。また、第2売却品である部品Eを取り外す工程が工程表に追加される。また、当該工程の備考欄に、部品Eの売却方法を示す情報(引き渡しの態様:配送、氏名、及び住所)を示す情報が追加される。さらに、第3売却品である部品Zを取り外す工程が工程表に追加される。また、当該工程の備考欄に、部品Zの売却方法を示す情報(引き渡しの態様:来訪、氏名、及び日時)を示す情報が追加される。
このように、第2売却品及び第3売却品がある場合には、これらを取り外す工程が工程表に追加され、各売却品の売却方法を示す情報が備考欄に追加される。一方、代替部品及び取り外し可能部品を示す列は削除される。また、工程表における各工程(工程1~10)の工賃の合計値をプロセッサ21は計算して工程表に記録する。また、プロセッサ21は、新規に車両10に取り付けられる部品X及びYの夫々の部品価格及びこれらの合計値と、第1~第3売却品である部品C、E及びZ、並びに交換対象の部品Dの売却額とこれらの合計値とを計算し、工程表に記録する。工賃の合計額と部品価格の合計値との和が、部品Xの取り付けに係る費用を示し、その費用額から売却額の合計値をプロセッサ21は減算(減額)する(ステップS010)。このとき、工賃の合計額から売却額の合計値が減算され、減算結果がマイナスとなる場合には、そのマイナスの値が部品価格の合計値から減じられるようにしてもよく、その逆でもよい。換言すれば、売却額で工賃及び部品価格の少なくとも一方が減じられればよい。このとき、代替部品の取り付けに係る費用は、第2の部品の売却額と相殺される。プロセッサ21は、部品Xの取り付けに係る費用を出力装置25(ディスプレイ)などに出力(表示)する(ステップS011)。
<実施形態の作用効果>
実施形態に係る情報処理装置(端末2)の制御部(プロセッサ21)は、第2の部品の売却額を第2の部品の価値を示す情報(部品DBの各部品のレコードに記憶された情報)に基づいて算出する。第2の部品は、車両10に第1の部品Xを取り付ける場合に車両10から取り外すことが決定された部品C及びDのうち第1の部品Xとの交換対象の部品D以外の部品Cである。また、第2の部品は、第1の部品Xとの交換対象の部品Dが車両10に取り付けられていない場合において第1の部品Xを車両10に取り付ける場合に車両10から取り外すことが決定された部品Cであってもよい。また、端末2のプロセッサ21は、第2の部品の売却額を第1の部品の取り付けに係る費用(工賃及び部品価格の少なくとも一方)から減額する。これによって、第1の部品Xの取り付けに係る費用を抑えて、第1の部品Xの装備を促進することができる。
実施形態では、第2の部品は、車両10に第1の部品Xを取り付ける工程において車両10から取り外される部品である第1売却品(部品C)を含む。また、第2の部品は、車
両10に第1の部品Xを取り付ける工程において取り外しは不要であるが第1の部品Xを取り付ける工程における部品Dの取り外しによって取り外し可能となる車両10の部品である第2売却品(部品E)を含む。さらに、第2の部品は、車両10に第1の部品Xを取り付ける工程と異なる工程によって取り外し可能な車両10の部品である第3売却品(部品Z)を含む。第1売却品だけでなく、第2及び第3売却品も売却することで、第1の部品Xの取り付けに係る費用をさらに抑えることが可能となる。
また、端末2のプロセッサ21は、第1売却品の代替部品Yが車両10に取り付けられる場合に、代替部品Yの取り付けに係る費用(工賃及び部品価格)を第1売却品の売却額と相殺する(図3のS010)。これによって、第2の部品(第1~第3売却品の少なくとも一つ)の売却益で代替部品を安価に取り付けることが可能となる。
また、端末2のプロセッサ21は、第2の部品の購入の希望を示す情報(事前登録者の情報)を事前に登録した者である事前登録者との売買取引が成立するかを購入の希望を示す情報に基づいて判定する。プロセッサ21は、事前登録者との売買取引が成立するかを、購入の希望を示す情報に基づいて事前登録者に第2の部品の購入を打診したときの回答に基づいて行うこともできる。プロセッサ21は、事前登録者との間で第2の部品の売買取引が成立しないと判定した場合に、第2の部品の購入希望者を募る情報を出力する(端末4へ送信する)。これによって、第2の部品の売却を支援することができる。
また、端末2のプロセッサ21は、第2の部品の購入者が第2の部品を取り外した場所(整備工場5)に第2の部品を引き取りに来る場合には、第2の部品の購入者へ第2の部品を配送する場合における第2の部品の売却額より高い第2の部品の売却額を算出する。これによって、引き取り場所へ来訪することで、売却額を配送の場合より高くすることができる。
また、端末2のプロセッサ21は、第2の部品の購入者が第2の部品の車両10から取り外される日までに決まらない場合に、第2の部品の需要度を示す情報に基づいて第2の部品の売却額を算出する。これによって、第2の部品の需要度(売買成立までの所要時間)が短い程、売却額が多くなるように、売却額を算出することができる。
また、端末2のプロセッサ21は、第1の部品を取り付ける工程を示す工程表を第2の部品の売却額の算出に応じて更新する(図9参照)。これによって、第1の部品Xの取り付けに係る費用と、第2の部品のそれぞれの売却額とを記録し、売却額を減じた費用を算出可能とすることができる。
<その他>
上記の実施形態はあくまでも一例であって、本開示はその要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施しうる。また、1つの装置が行うものとして説明した処理が、複数の装置によって分担して実行されてもよい。あるいは、異なる装置が行うものとして説明した処理が、1つの装置によって実行されても構わない。コンピュータシステムにおいて、各機能をどのようなハードウェア構成(サーバ構成)によって実現するかは柔軟に変更可能である。
本開示は、上記の実施形態で説明した機能を実装したコンピュータプログラムをコンピュータに供給し、当該コンピュータが有する1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行することによっても実現可能である。このようなコンピュータプログラムは、コンピュータのシステムバスに接続可能な非一時的なコンピュータ可読記憶媒体によってコンピュータに提供されてもよいし、ネットワークを介してコンピュータに提供されてもよい。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、磁気ディスク(フロッピー(登録
商標)ディスク、ハードディスクドライブ(HDD)等)、光ディスク(CD-ROM、DVDディスク、ブルーレイディスク等)など任意のタイプのディスクである。また、非一時的なコンピュータ可読媒体には、読み込み専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気カード、フラッシュメモリ、光学式カード、電子的命令を格納するために適した任意のタイプの媒体を含む。
1・・・ネットワーク
2,4・・・端末
3・・・サーバ
20・・・端末装置
21・・・プロセッサ
22・・・記憶装置
23・・・通信インタフェース
24・・・入力装置
25・・・出力装置

Claims (20)

  1. 車両に第1の部品を取り付ける場合に前記車両から取り外すことが決定された部品のうち前記第1の部品との交換対象の部品以外の部品、又は前記第1の部品との交換対象の部品が前記車両に取り付けられていない場合において前記第1の部品を前記車両に取り付ける場合に前記車両から取り外すことが決定された部品であって、前記車両のユーザが売却を選択した部品である第2の部品の売却額を前記第2の部品の価値を示す情報に基づいて算出し、前記第2の部品の売却額を前記第1の部品の取り付けに係る費用から減額する制御部
    を含む情報処理装置。
  2. 前記第2の部品は、前記車両に前記第1の部品を取り付ける工程において前記車両から取り外される部品である第1売却品を含む
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第2の部品は、前記車両に前記第1の部品を取り付ける工程において取り外しは不要であるが前記第1の部品を取り付ける工程における部品の取り外しによって取り外し可能となる前記車両の部品である第2売却品を含む
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第2の部品は、前記車両に前記第1の部品を取り付ける工程と異なる工程によって取り外し可能な前記車両の部品である第3売却品を含む
    請求項1から3の何れか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、前記第1売却品の代替部品が前記車両に取り付けられる場合に、前記代替部品の取り付けに係る費用を前記第1売却品の売却額と相殺する
    請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御部は、前記第2の部品の購入の希望を示す情報を事前に登録した者である事前登録者との売買取引が成立するかを前記購入の希望を示す情報、又は前記購入の希望を示す情報に基づいて前記事前登録者に前記第2の部品の購入を打診したときの回答に基づいて判定する
    請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御部は、前記事前登録者との間で前記第2の部品の売買取引が成立しないと判定した場合に、前記第2の部品の購入希望者を募る情報を出力する
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記制御部は、前記第2の部品の購入者が前記第2の部品を取り外した場所に前記第2の部品を引き取りに来る場合には、前記第2の部品の購入者へ前記第2の部品を配送する場合における前記第2の部品の売却額より高い前記第2の部品の売却額を算出する
    請求項1から7の何れか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記制御部は、前記第2の部品の購入者が前記第2の部品の前記車両から取り外される日までに決まらない場合に、前記第2の部品の需要度を示す情報に基づいて前記第2の部品の売却額を算出する
    請求項1から8の何れか一項に記載の情報処理装置。
  10. 前記制御部は、前記第1の部品を取り付ける工程を示す工程表を前記第2の部品の売却額の算出に応じて更新する
    請求項1から9のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  11. 情報処理装置が、
    車両に第1の部品を取り付ける場合に前記車両から取り外すことが決定された部品のうち前記第1の部品との交換対象の部品以外の部品、又は前記第1の部品との交換対象の部品が前記車両に取り付けられていない場合において前記第1の部品を前記車両に取り付ける場合に前記車両から取り外すことが決定された部品であって、前記車両のユーザが売却を選択した部品である第2の部品の売却額を前記第2の部品の価値を示す情報に基づいて算出し、
    前記第2の部品の売却額を前記第1の部品の取り付けに係る費用から減額する
    ことを含む情報処理方法。
  12. 前記第2の部品は、前記車両に前記第1の部品を取り付ける工程において前記車両から取り外される部品である第1売却品を含む
    請求項11に記載の情報処理方法。
  13. 前記第2の部品は、前記車両に前記第1の部品を取り付ける工程において取り外しは不要であるが前記第1の部品を取り付ける工程における部品の取り外しによって取り外し可能となる前記車両の部品である第2売却品を含む
    請求項11又は12に記載の情報処理方法。
  14. 前記第2の部品は、前記車両に前記第1の部品を取り付ける工程と異なる工程によって取り外し可能な前記車両の部品である第3売却品を含む
    請求項11から13の何れか一項に記載の情報処理方法。
  15. 前記情報処理装置は、前記第1売却品の代替部品が前記車両に取り付けられる場合に、前記代替部品の取り付けに係る費用を前記第1売却品の売却額と相殺する
    請求項12に記載の情報処理方法。
  16. 車両に第1の部品を取り付ける場合に前記車両から取り外すことが決定された部品のうち前記第1の部品との交換対象の部品以外の部品、又は前記第1の部品との交換対象の部品が前記車両に取り付けられていない場合において前記第1の部品を前記車両に取り付ける場合に前記車両から取り外すことが決定された部品であって前記車両のユーザが売却を選択した部品である第2の部品の売却額を前記第2の部品の価値を示す情報に基づいて算出し、
    前記第2の部品の売却額を前記第1の部品の取り付けに係る費用から減額する
    ことをコンピュータに実行させるプログラム。
  17. 前記第2の部品は、前記車両に前記第1の部品を取り付ける工程において前記車両から取り外される部品である第1売却品を含む
    請求項16に記載のプログラム。
  18. 前記第2の部品は、前記車両に前記第1の部品を取り付ける工程において取り外しは不要であるが前記第1の部品を取り付ける工程における部品の取り外しによって取り外し可能となる前記車両の部品である第2売却品を含む
    請求項16又は17に記載のプログラム。
  19. 前記第2の部品は、前記第1の部品を取り付ける工程と異なる工程によって取り外し可能な前記車両の部品である第3売却品を含む
    請求項16から18の何れか一項に記載のプログラム。
  20. 前記第1売却品の代替部品が前記車両に取り付けられる場合に、前記代替部品の取り付けに係る費用を前記第1売却品の売却額と相殺することを前記コンピュータに実行させる請求項17に記載のプログラム。
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