JP2006309409A - 査定価格算出装置、査定価格算出方法及び査定価格算出プログラム - Google Patents

査定価格算出装置、査定価格算出方法及び査定価格算出プログラム Download PDF

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Abstract


【課題】 対象商品の市場動向や店舗の地域の特性を考慮した適正な査定価格を提供できる。
【解決手段】 本発明による査定価格算出装置10は、商品の基本価格32を格納する基本価格記憶部101と、入力された査定の対象となる商品を特定する基本情報21に基づき、基本価格1を特定する基本価格特定部12と、入力された前記対象となる商品における固有の現状を示す詳細情報22に基づき、特定された基本価格1を修正して、基本査定価格3を算出する基本査定価格算出部14と、商品の査定に影響を及ぼす市場動向及び地域特性に基づいて算出された補正価格4と基本査定価格3とから、対象となる商品の査定価格5を算出する査定価格算出部17とを具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、商品の査定価格を算出する査定価格算出装置、査定価格算出方法及び査定価格算出プログラムに関する。
車両やパソコン、特に中古車両や中古パソコン等の製品価格は、販売店(買取店)のスタッフが対象となる製品の年式(製造年)やグレード(スペック)、デザイン等を評価して決定される。例えば、中古車の査定価格は、対象車両の基本的な特徴(年式、車種、グレード、外観等)や現状(総走行距離、外装・内装の状態、仕様等)を査定項目として評価され決定される。従来、自動車の査定価格の算出を行う際には、業者向けに発行された中古車の基準となる価格を表にした冊子を基に基本価格を算出し、走行距離等の現状を示す諸データによって修正して査定価格を決定している。この冊子や走行距離に応じた補正値を参照できれば容易に基本価格や査定価格を算出することができる。しかしながら、最終的な査定価格は、冊子には反映されていない市場動向の近況や、対象車両の販売店(買取店)のある地域の特性等の要素を考慮して決定される。このため、最終的な査定価格は、中古車市場の価格動向に詳しい専門のスタッフでなければ算出することができず、専門的な知識のないスタッフでは、適正な査定価格を提供できないという問題があった。
以下に、中古車を評価し、査定価格を算出する開示例が示される。
特開平09−251486号公報には、メーカ名、車種、タイプ、初年度登録年月日、ミッション、グレード、ボディカラーに基づいて基本査定価格を決定し、総走行距離等の査定対象車の現況を示す諸データによって修正して適正なディーラ査定価格を算出する装置及び方法が開示されている(特許文献1参照)。
特開2002−259753号公報には、メーカ名、車種、タイプ、グレード、年式、塗装色、外観状態等の査定項目データに基づいて基本評価価値を演算し、過去の整備状況データに基づいて、整備状況評価値を演算し、基本評価値と整備状況評価値とから価格評価演算を行う装置及び方法が開示されている(特許文献2参照)。
特開平09−251486号公報 特開2002−259735号公報
本発明の目的は、対象商品の市場動向や店舗の地域の特性を考慮した適正な査定価格を提供できる査定価格算出装置、査定価格算出方法及び査定価格算出プログラムを提供することにある。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号・符号を括弧付きで用いて、[課題を解決するための手段]を説明する。この番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]の記載との対応関係を明らかにするために付加されたものであるが、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明による査定価格算出装置(10)は、査定の対象となる商品の基本価格(1)を格納する基本価格記憶部(101)と、入力された査定の対象となる商品を特定する基本仕様情報である基本情報(21)に基づき、基本価格(1)を特定する基本価格特定部(12)と、入力された商品の固有の現状を示す詳細情報(22)に基づき、特定された基本価格(1)を修正して、基本査定価格(3)を算出する基本査定価格算出部(14)と、商品の査定に影響を及ぼす市場動向に基づく補正値(63、72)を商品とを対応付けて格納する補正値記憶部(106、107)と、商品に対応する補正値を補正値記憶部(106、107)から抽出し、この補正値を用いて補正価格(4)を算出する補正価格算出部(16)と、査定の対象となる商品に対応する基本査定価格(3)を補正価格(4)で補正して、商品の査定価格(5)を算出する査定価格算出部(17)とを具備する。
補正値は、好ましくは商品に対する競合商品に関する情報に基づく第1の補正値(72)を含み、補正値記憶部は、第1の補正値(72)と商品とを対応付けて格納する第1の補正値記憶部(107)を含む。補正価格算出部(16)は、査定の対象となる商品に対応する第1の補正値(72)を第1の補正記憶部(107)から抽出し、第1の補正値(72)を用いて補正価格(4)を算出することが好ましい。又、商品に対応する競合商品に関する競合内容(83)と商品とを対応付けて格納する競合情報記憶部(104)と、競合内容(83)に対応する補正値(92)を格納する補正値更新表記憶部(105)と、商品に対応する競合内容(83)を競合情報記憶部(104)から抽出し、抽出された競合内容(83)に対応する補正値(92)を補正値更新表記憶部(105)から抽出し、抽出した補正値(92)から第1の補正値(72)を算出して第1の補正値記憶部(107)に格納する第1の補正値算出部(15)とを更に備える。このため、第1の補正値(72)は、商品の市場動向(競合商品の動向)に応じて算出されるため、市場動向の変化に対応した補正を基本査定価格(3)に対し実施でき、適正な査定価格(5)を算出することができる。
又、補正値は、商品を取り扱う地域の特性に基づく第2の補正値(63)を含み、補正値記憶部は、第2の補正値(63)と商品と対応付けて格納する第2の補正値記憶部(106)を含む。補正価格算出部(16)は、商品に対応する第2の補正値(63)を第2の補正値記憶部(106)から抽出し、第2の補正値(63)を用いて補正価格(4)を算出する。この際、第2の補正値(63)は、商品の査定を行う時期に対応付けられて第2の補正値記憶部(106)に格納されるのが好ましい。補正価格算出部(16)は、査定の対象となる商品と、現在の時期に対応する第2の補正値(63)を第2の補正値記憶部(106)から抽出し、第2の補正値(63)を用いて補正価格(4)を算出する。
以上のように、本発明による査定価格算出装置は、査定対象となる商品に関する各種情報が入力されることで、市場動向を反映させた商品の査定価格を算出し提供することができる。
本発明による査定価格算出装置、査定価格算出方法及び査定価格算出プログラムによれば、対象商品の市場動向や店舗の地域の特性を考慮した適正な査定価格を提供できる。
以下、添付図面を参照して、本発明による査定価格算出装置、査定価格算出方法及び査定価格算出プログラムの実施の形態が説明される。本発明による査定価格算出装置は、好適には中古車販売店(買取店)で利用され、対象車両の査定価格5を算出する。
(構成)
図1は、本発明による査定価格算出装置10の構成図である。本発明による査定価格算出装置10は、CPUやメモリやハードディスク等の記憶装置を備えるコンピュータ装置であり、PCやPDAが好適である。査定価格算出装置10は、マウスやキーボード等の入力装置を備える車両情報入力部11と、記憶装置に格納されCPUによって実行される査定価格算出プログラムである基本価格特定部12、評価値算出部13、基本査定価格算出部14、クラス別補正値算出部15、補正価格算出部16、査定価格算出部17と、モニタやプリンタ等の出力装置を備える査定価格出力部18とを具備する。又、記憶装置は各種データベースを具備し、各種データベースは、基本価格記憶部101、基準走行距離記憶部102、評価値記憶部103、競合車情報記憶部104、補正値更新表記憶部105、地域別補正値記憶部106、クラス別補正値記憶部107を備える。この各種データベースは、査定価格算出装置10内の記憶装置にあっても、査定価格算出装置10にネットワークや通信回線を介して接続されるサーバ等の外部装置内の記憶装置にあっても構わない。この各種データベースが外部サーバ内にある場合、各種データベース内の各種データは他の査定価格算出装置10と共有的に使用することができる。
車両情報入力部11は、中古車販売店のスタッフや顧客によって操作され、査定の対象となる車両の車両情報200が入力される。図2は、車両情報入力部11に入力される車両情報200の一例である。入力される車両情報200は対象車両を特定するための基本的な特徴を示す基本情報21と、対象車両の固有情報である詳細情報22とが好適である。例えば、基本情報21として、対象車両のメーカ名、車両タイプ、車種、グレード、型式、駆動方式、年式、色等の車両を特定する情報が入力される。詳細情報22は、車検の満了日、総走行距離や、外装・内装の状態に対する評価、対象車両の付属品の有無の情報が好適である。例えば、詳細情報として、対象車両の車検満了日、走行距離が入力され、外装評価項目(ボディの破損や塗装状況等)、内装評価項目(シートの破損、電装状態、室内の臭い等)、特別仕様評価項目(アルミホイール、カーナビ、オーディオ機器等)の各項目毎に評価「A〜D」が入力される。車両情報200として入力される情報や評価は、キーモード等を用いて直接入力されても、表示装置に表示される各種情報から選択的に入力されても良い。
図3は、本発明に係る基本価格記憶部101の構成図である。基本価格記憶部101には、車両毎に対応する基本価格32が登録される。基本価格32は、車両を特定するための基本情報31に対応付けられて基本価格記憶部101に格納される。基本情報31は、車両を特定するための基本的な特徴を示す情報であり、例えば、車両のメーカ名、車両タイプ、車種、グレード、型式、駆動方式、排気量、年式、色等の情報である。基本価格記憶部101内の基本価格32は、ある一定期間(例えば1ヶ月)毎に市場価格を考慮して更新されることが好ましい。又、基本価格記憶部101の内容は、業者向けに発行された中古車の基準となる価格を表にした冊子の内容であることが好ましく、この冊子の更新にあわせて、基本価格記憶部101が更新されることが好ましい。
図4(a)は、本発明に係る基準走行距離記憶部102の構成図である。基準走行距離記憶部102には、車両毎の基準となる走行距離として基準走行距離42が登録される。基準走行距離42は、車両を特定するための基本情報41に対応付けられて基準走行距離記憶部102に格納される。基本情報41は、車両を特定するための基本的な特徴を示す情報であり、基本情報31と同じ内容が好ましい。
図4(b)は、本発明に係る評価値記憶部103の構成図である。評価値記憶部103には、詳細情報22の各評価項目に入力される評価に割り当てられた、査定車両の基本価格1を補正するための評価値53が格納される。評価値記憶部103には、詳細情報22の各種評価項目に対応する評価項目51(例えば、ボディの破損、ボディの塗装、室内の臭い等)と、車両情報入力部11から詳細情報22の各種評価項目に入力される評価に対応する評価52(例えばA、B、C等)と、評価値53とが対応付けられて格納される。
図5(a)は、本発明に係る地域別補正値106の構成図である。地域別補正値記憶部106には、車両のタイプや車両の駆動方式等を含む対象車両情報61に対し、地域情報62毎に割り当てられた地域別補正値63が格納される。この際、地域別補正値63は、時期毎に設定されるのが好ましい。地域別補正値63は、例えば、雪の積もる地域、悪路の多い地域では駆動方式が4WDの車両に+の補正値が与えられ、反対に雪や悪路の心配のない地域では駆動方式が4WDの車両に−の補正値が与えられる。又、冬場では4WDの車両の+の補正値は増大し、FFの車両の−の補正値は増大する。
図5(b)は、本発明に係るクラス別補正値記憶部107の構成図である。クラス別補正値記憶部107には、クラス別補正値算出部15によって算出されたクラス別補正値72が、車両のタイプや車両の排気量等を含むクラス情報71に対応付けられて格納される。このクラス別補正値72は、市場価格である基本価格32が更新されてから次の更新が行われる間の競合車の市場動向によって変化する値である。
図6(a)は、本発明に係る競合車情報記憶部104の構成図である。競合車情報記憶部104には、車両のタイプや車両の排気量等を含むクラス情報81が同じ車両である競合車82と、その競合車82の競合内容83とが対応付けられて登録される。競合内容83とは各クラスの車両の査定価格に影響を与える情報であり、例えば、発売済・未発売、製品発表の有無、フルモデルチェンジ(FMC)やマイナーチェンジ(MMC)を実施したか等の、現時点における競合車82の市場動向の情報が好適である。競合車の製品発表や発売、FMCやMMC等があった場合、該当する競合車82の競合内容83は更新される。更に、競合車情報記憶部104内の情報は、基本価格32が更新されると、全てリセットされる。
図6(b)は、本発明による補正値更新表記憶部105の構成図である。補正値更新表記憶部105には、競合車の価格に影響を与える競合内容91と補正値92とが関連付けられて格納される。競合内容91は、競合内容83に対応している。尚、競合内容91及び補正値92は、車両のタイプやクラス毎に対応付けられてもよい。
基本価格特定部12は、車両情報入力部11から入力された基本情報200を用いて査定対象となる車両の基本価格1を特定する。
評価値算出部13は、車両情報入力部11から入力された詳細情報22と、評価値記憶部103内の評価値53と、基準走行距離記憶部102内の基準走行距離42とを用いて査定対象車両の評価値2を算出する。
基本査定価格算出部14は、基本価格特定部によって特定された基本価格1と、評価値算出部13によって算出された評価値2とから査定対象車両の基本査定価格3を算出する。
クラス別補正値算出部15は、競合車情報記憶部104に格納されたクラス情報81に対応する競合内容83を参照して、補正値更新表記憶部105から補正値92を抽出し、クラス別補正値72を算出し、クラス情報71と対応付けてクラス別補正値記憶部107に格納する。
補正価格算出部16は、車両情報入力部11から入力された基本情報21のタイプ及び駆動方式と、販売店(買取店)の位置する地域とに対応する地域別補正値63を地域別補正値記憶部106から抽出し、基本情報21のタイプと排気量に対応するクラス別補正値72をクラス別補正値記憶部107から抽出する。又、補正価格算出部16は、抽出した地域別補正値63とクラス別補正値72との和をとって、所定の価格との演算により査定対象車両の補正価格4を算出する。この際、販売店の位置する地域情報は、店舗情報108として車両情報入力部11から入力されても、予め査定価格算出装置10毎に登録されていてもよい。店舗情報108は、当該店舗とその位置する地域が対応付けられている。
査定価格算出部17は、補正価格算出部16により算出された補正価格4を用いて、基本査定価格算出部14により算出された基本査定価格3を補正して査定対象となる車両の査定価格5を算出する。査定価格出力部18は、査定価格算出部17で算出された査定価格5を表示あるいは印字する。
(動作)
図1から図7を参照して、本発明による査定価格算出装置10の査定価格算出処理の動作が説明される。以下、店舗スタッフが査定価格算出装置10を用いて、顧客から依頼のあった車両(対象車両)の査定を行い、査定価格5を提示することを一例に査定価格算出装置10の査定価格算出処理の動作が説明される。
図7は、本発明による査定価格算出装置10の査定価格算出処理の動作フロー図である。
店舗スタッフは、査定の対象車両に関する車両情報200を、車両情報入力部を操作して入力する(ステップS1)。又、この際、店舗情報108(例えば、店舗名「店舗A」、地域情報「関東・東海・関西」)と、査定時期「4月」も同時に入力する。入力される車両情報200は、基本情報21及び詳細情報22である。例えば、基本情報21として、対象車両のメーカ名「H社」、車両タイプ「マルチワゴン」、車種「C」、グレード「T1」、型式「A−BC2」、駆動方式「4WD」、年式「2000後」が入力される。又、例えば、詳細情報として、対象車両の車検満了日「2005年4月」、走行距離「14000km」が入力され、外装評価項目、内装評価項目、特別仕様評価項目内の各項目毎に評価「A〜D」が入力される。例えば、評価項目「ボディの破損」に評価「A」、評価項目「ボディの塗装」に評価「C」が入力される。
基本価格特定部12は、車両情報入力部11から入力された基本情報200と一致する基本情報31に対応する基本価格32を基本価格記憶部101から抽出し、基本価格1として基本査定価格算出部14に送る(ステップS2)。図3を参照して、例えば基本価格32「290万円」が抽出され、基本査定価格算出部14に送られる。
図4(b)を参照して、評価値算出部13は、車両情報入力部11から詳細情報22の各評価項目に対して入力された評価に対応する評価値53を評価値記憶部103から抽出する。例えば、ボディの破損「B]に対応する評価値53「0」とボディの塗装「C」に対応する評価値53「−3」が抽出される。又、図4(a)を参照して、評価値算出部13は入力された基本情報21に一致する基本情報41に対応する基準走行距離42(例えば「10000km」)を基準走行距離記憶部102から抽出し、詳細情報22に入力された走行距離との差(例えば「4000km」)を算出し、図示しない評価基準(例えば、走行距離差「−5000〜0」は評価「A」「0〜+5000」は評価「B」)により評価52「B」を決定し、評価項目51が走行距離である評価値53(例えば「0」)を評価値記憶部103から抽出する。尚、走行距離の評価値については上記の評価基準がなく、入力された対象車両の走行距離が基準走行距離42より大きいか小さいかで所定の評価値を設定してもよい。評価値算出部13は、抽出した評価値53の和を評価値2として算出し、基本査定価格算出部14に送る(ステップS3)。ここでは、評価値「0」+評価値「−3」+評価値「0」=評価値「−3」として評価値2「−3」が算出される。
基本査定価格算出部14は、基本価格特定部によって特定された基本価格1と、評価値算出部13によって算出された評価値2とから基本査定価格3を算出する(ステップS4)。例えば、評価値2「1」ポイントにつき1000円が基本価格1に加算され基本査定価格3とされる。この場合、評価値2「−3」×「1000円」=−3000円が、基本価格1「290万円」に加算され、基本査定価格3は、「289万7千円」となる。あるいは、評価値2「1」ポイントにつき基本価格1の1%が基本価格1に加算され基本査定価格3とされる。この場合、基本価格1「290万」×(評価値2「−3」×0.01+1)=基本査定価格3「281万3千円」となる。
図5を参照して、補正価格算出部16は、入力された基本情報21に基づき、地域別補正値63とクラス別補正値72を特定し、補正価格4を算出する(ステップS5)。例えば、車両情報入力部11から入力された車両タイプ「マルチワゴン」及び駆動方式「4WD」と、販売店(買取店)の位置する地域情報「関東・東海・関西」と、査定時期「4月」とに対応する地域別補正値63「−3」を地域別補正値記憶部106から抽出する。又、車両情報入力部11から入力された車両タイプ「マルチワゴン」と排気量「1.5l」に対応するクラス別補正値72「−30」を抽出する。補正価格算出部16は、抽出した地域別補正値63「−3」とクラス別補正値72「−30」との和をとり、所定の金額を乗算して補正価格4を算出する。例えば各補正値1ポイントにつき1000円とすると、(地域別補正値63「−3」+クラス別補正値72「−30」)×「1000円」=補正価格4「−33000円」となる。
ここで、図6を参照して、クラス別補正値算出部15は、競合車情報記憶部104に格納された競合車情報に基づいて、補正値更新表記憶部105から補正値92をクラス別補正値として抽出する。例えば、タイプ「マルチワゴン」排気量「1.3〜1.5l」に対応する競合車82「A」及び「B」の競合内容83「FMC」及び「発売」に一致する競合内容91が参照され、補正値92「−10」及び「−20」が抽出され、その和「−30」がクラス別補正値72としてクラス別補正値記憶部107に格納される。
査定価格算出部17は、基本査定価格算出部14により算出された基本査定価格3と補正価格算出部16により算出された補正価格4との和をとり査定価格5を算出する(ステップS6)。例えば、基本査定価格算出部14により算出された基本査定価格3「289万7千円」に補正価格算出部16により算出された補正価格4「−33000円」を加えて査定価格5「286万4千円」を算出し査定価格出力部18に出力する。査定価格出力部18は、査定価格算出部17で算出された査定価格5を「286万4千円」を車両情報入力装置11から入力された車両情報200とともに表示あるいは印字する(ステップS7)。
以上のように、本発明による査定価格算出装置10によれば、業者向けに発表される中古車の基準となる基本価格が更新されるまでに変化する、車両毎の特性や販売店(買取店)の地域の特性に応じた市場動向を考慮して、対象車両の適正価格を査定することができる。又、市場動向に基づく補正をデータベース化し自動で査定を実施できるため、専門の知識を必要とせずに誰でも適正な査定価格5を提供することができる。
以上、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は上記実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の変更があっても本発明に含まれる。本実施の形態における車両情報入力部11及び査定価格出力部18は、査定価格算出装置10が備える構成であるが、査定価格算出装置と通信回線やネットワークを介して接続される他のコンピュータ装置や無線回線を介して接続される端末携帯電話やPDAのような携帯端末装置でもよい。この際、査定価格算出装置10には、車両情報入力部11及び査定価格出力部18を備える端末装置に接続し、各種データの送受信を実行する通信インターフェースが設けられる。このような構成により、遠隔地にいるユーザは、この端末装置を操作して査定価格算出装置10を利用することで容易に車両の査定を実施できる。
図1は、本発明による査定価格算出装置の構成図である。 図2は、本発明に係る車両情報入力部に入力される車両情報の一例である。 図3は、本発明に係る基本価格記憶部の実施の形態における構成図である。 図4(a)は、本発明に係る基準走行距離記憶部の実施の形態における構成図である。 図4(b)は、本発明に係る評価値記憶部の実施の形態における構成図である。 図5(a)は、本発明に係る地域別補正値106の構成図である。 図5(b)は、本発明に係るクラス別補正値記憶部107の構成図である。 図6(a)は、本発明に係る競合車情報記憶部104の構成図である。 図6(b)は、本発明による補正値更新表記憶部105の構成図である。 図7は、本発明による査定価格算出装置の実施の形態における査定価格算出処理の動作フロー図である。
符号の説明
1:基本価格
2:評価値
3:基本査定価格
4:補正価格
5:査定価格
10:査定価格算出装置
11:車両情報入力部
12:基本価格特定部
13:評価値算出部
14:基本査定価格算出部
15:クラス別補正値算出部
16:補正価格算出部
17:査定価格算出部
18:査定価格出力部
101:基本価格記憶部
102:基準走行距離記憶部
103:評価記憶部
104:競合車記憶部
105:補正値更新表記憶部
106:地域補正値記憶部
107:クラス別補正値記憶部
108:店舗情報

Claims (7)

  1. 査定の対象となる商品の基本仕様情報から基本価格を算出し、前記商品の現状を示す詳細情報によって前記基本価格を修正して基本査定価格を算出する査定価格算出装置において、
    前記商品の査定に影響を及ぼす市場動向に基づく補正値を前記商品とを対応付けて格納する補正値記憶部と、
    前記商品に対応する補正値を前記補正値記憶部から抽出し、前記補正値を用いて補正価格を算出する補正価格算出部と、
    前記商品に対応する前記基本査定価格を、前記補正価格で補正して、前記商品の査定価格を算出する査定価格算出部とを含む
    査定価格算出装置。
  2. 請求項1に記載の査定価格算出装置において、
    前記補正値は、前記商品に対する競合商品に関する情報に基づく第1の補正値を含み、
    前記補正値記憶部は、前記第1の補正値と前記商品とを対応付けて格納する第1の補正値記憶部を含み、
    前記補正価格算出部は、前記商品に対応する前記第1の補正値を前記第1の補正値記憶部から抽出し、前記第1の補正値を用いて前記補正価格を算出する
    査定価格算出装置。
  3. 請求項2に記載の査定価格算出装置において、
    前記商品に対応する競合商品に関する競合内容と前記商品とを対応付けて格納する競合情報記憶部と、
    前記競合内容に対応する補正値を格納する補正値更新表記憶部と、
    前記商品に対応する競合内容を前記競合情報記憶部から抽出し、前記抽出された競合内容に対応する補正値を前記補正値更新表記憶部から抽出し、前記抽出した補正値から前記第1の補正値を算出し、前記商品と対応付けて前記第1の補正値記憶部に格納する第1の補正値算出部とを更に備える
    査定価格算出装置。
  4. 請求項1から3いずれか1項に記載の査定価格算出装置において、
    前記補正値は、前記商品を取り扱う地域の特性に基づく第2の補正値を含み、
    前記補正値記憶部は、前記第2の補正値と前記商品と対応付けて格納する第2の補正値記憶部を含み、
    前記補正価格算出部は、前記商品に対応する前記第2の補正値を前記第2の補正値記憶部から抽出し、前記第2の補正値を用いて前記補正価格を算出する
    査定価格算出装置。
  5. 請求項4に記載の査定価格算出装置において、
    前記第2の補正値は、前記商品の査定を行う時期に対応付けられて前記第2の補正値記憶部に格納され、
    前記補正価格算出部は、前記商品と、現在の時期に対応する前記第2の補正値を前記第2の補正値記憶部から抽出し、前記第2の補正値を用いて前記補正価格を算出する
    査定価格算出装置。
  6. 査定の対象となる商品の基本仕様情報から基本価格を算出し、前記商品の現状を示す詳細情報によって前記基本価格を修正して基本査定価格を算出する査定価格算出装置が、前記商品の査定に影響を及ぼす市場動向に基づく補正値と商品とが対応付けられて格納された補正値記憶部を参照して、前記商品に対応する補正値を前記補正値記憶部から抽出するステップと、
    前記査定価格算出装置が、前記抽出した補正値に基づき補正価格を算出するステップと、
    前記査定価格算出装置が、前記商品に対応する前記基本査定価格を前記補正価格によって補正して、前記商品の査定価格を算出するステップとを備える
    査定価格算出方法。
  7. 請求項6に記載の査定価格算出方法をコンピュータに実行させる
    査定価格算出プログラム。
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