JP3539091B2 - データ復号方法及びデータ復号装置 - Google Patents

データ復号方法及びデータ復号装置

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JP3539091B2
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    • G11B20/1403Digital recording or reproducing using self-clocking codes characterised by the use of two levels
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、RLL(Run
Length Limited)符号を用いて情報を記
録した記録媒体から読み出した再生RF信号を、少なく
とも1つのコンパレートレベルに基づいて復号して、チ
ャネルビットデータを出力するデータ復号装置に係り、
特にチャネルビットデータ中に同一シンボルの最小連続
長,最大連続長の条件を満足しない箇所がある場合は、
レベル判定を行った際の再生RF信号レベルに基づいて
ビットエラーである確率の高いビットを選定し、選定し
たビットを補正して、同一シンボルの最小連続長,最大
連続長の条件を満足するチャネルビットデータを出力す
るようにしたデータ復号方法及びデータ復号装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】データを伝送したり、また、例えば磁気
ディスクや光ディスク、光磁気ディスク等の記録媒体に
データを記録する際に、伝送や記録に適するようにデー
タの変調が行われる。このような変調の一つとしてブロ
ック符号が知られている。このブロック符号は、データ
列をm×iビットからなる単位(以下データ語という)
にブロック化し、このデータ語を適当な符号則に従って
n×iビットからなる符号語に変換するものである。そ
してi=1のときには固定長符号となり、またiが複数
個選べるとき、すなわちiが2以上で最大のiであるi
max=rで変換したときには可変長符号となる。この
ブロック符号化された符号は可変長符号(d,k;m,
n;r)と表す。ここでiは拘束長という。rは最大拘
束長である。また、d及びkは符号系列内の連続する”
1”の間に入る”0”の最小連続個数及び”0”の最大
連続個数である。
【0003】具体例としてコンパクトディスク(CD)
システムでの変調方式を説明する。コンパクトディスク
システムでは、EFM(Eight to Fourt
een Modulation)が用いられている。8
ビットのデータ語を14ビットの符号語(チャネルビッ
ト)へパターン変換した後に、EFM変調後の直流成分
を低減させるための3ビットのマージンビットを付加
し、ディスク上にNRZIで記録されている。論理レベ
ル”0”の最小連続個数は2、論理レベル”0”の最大
連続個数は10の条件を満足するように、8ビットから
14ビットへの変換、並びに、マージンビットが付加が
なされる。したがって、この変調方式のパラメータは、
(2,10;8,17;1)である。チャネルビット列
(記録波形列)のビット間隔をTとすると、最小反転間
隔Tminは、3(=2+1)Tである。また、最大反
転間隔Tmaxは、11(=10+1)Tである。さら
に、検出窓幅Twは、(m/n)×Tで表され、その値
は0.47(=8/17)Tである。
【0004】また、NRZI変調後の同一シンボルの最
小連続長d’はd’=d+1=2+1=3であり、同一
シンボルの最大連続長k’はk’=k+1=10+1=
11である。
【0005】上記コンパクトディスクシステムにおい
て、光ディスク上にピットを線速方向に縮小すれば記録
密度を高くすることができる。この場合、最小反転間隔
Tminに対応した最小ピット長が短くなる。この最小
ピットがレーザービームのスポットサイズよりも小さく
なりすぎると、ピットの検出が困難になり、エラー発生
の原因となる。
【0006】さらに、ディスクの再生において、ディス
クの再生面に対してスキューが加わるとエラーレートが
悪化する。ディスクのスキューは、ディスクと光軸の傾
きが進行方向に垂直な面をタンジェンシャル(tang
ential)方向と、水平な面をラジアル(radi
al)方向に分けられる。このうちタンジェンシャル方
向については、比較的早めにエラーレートが悪化する。
これらはシステムの設計に当たり、マージンの減少とな
る。
【0007】また、同一シンボルの連続の長さの誤りの
分布を、スキューのそれぞれの方向に対して調べたとこ
ろ、タンジェンシャル方向のスキューに対するエラー
は、同一シンボルの連続長が短い場合に主に発生してい
る。すなわち、Tmin(d’)の長さをTmin−1
(d’−1)の長さに復号したために、エラーレートが
悪化したことがわかった。上記のEFM変調方式におい
ては、タンジェンシャル方向にスキューが発生した場合
は、記録波形列のビット間隔をTとすると、最小反転間
隔Tminである3Tが2Tと復号されることによるエ
ラーの発生が多いことがわかった。
【0008】一方、光ディスクにおいては、その製造に
おいてディスクのアシンメトリのマージンがある程度許
されており、センターレベルに対して再生波形が上下非
対象になる場合も考慮する必要がある。
【0009】従来、エラーレートの悪化に対する信号処
理による補正の方法としては、ビタビ復号法があった。
ビタビ復号法は、符号誤りを小さくして幾何学的距離の
最も短い道を探索する最尤復号法の一つで、可能性のな
い道を捨てることにより、確からしい値の探索を簡略化
して復号する方法である。さらに、ビタビ復号法は、そ
の内部に最小反転間隔Tminを補償するアルゴリズム
を付加することができる。
【0010】しかし、ビタビ復号法は、その回路が複雑
でハードウエアの規模が大きくなるという欠点を有して
いる。また、ビタビ復号法は、アシンメトリを取り除く
必要があり、光ディスクのようなアシンメトリの許容さ
れる系では、アシンメトリに対する最適化が必要とな
り、回路がさらに複雑になる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、例えば
光ディスク等の記録媒体においては、スキューマージン
の確保が困難である場合が発生し得る。特に、タンジェ
ンシャル方向に対してスキューマージンは、少なくな
る。
【0012】また、例えば高密度化された光ディスク等
の記録媒体においては、最小反転間隔Tminの安定し
た再生が困難になってくるため、エラーレートが低下す
る。
【0013】本発明は、このような課題を解決するため
なされたもので、記録媒体から読み出した信号を2値化
して得たチャネルビットデータ中に、同一シンボルの最
小連続長,最大連続長の条件を満足しない箇所がある場
合は、チャネルビットデータに補正を施して、同一シン
ボルの最小連続長,最大連続長の条件を満足するチャネ
ルビットデータを出力することで、ビットエラーレート
を改善し、また、スキューマージンを確保できるように
したデータ復号方法及びデータ復号装置を提供すること
を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデータ復号
方法は、符号系列内の連続する”1”の間に入る”0”
の最小連続長がdである記録符号からNRZI変調した
後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+1(dは正
の整数)である記録符号が記録された記録媒体からの再
生データのデータ復号方法であって、再生データのチャ
ンネルクロックをn倍(nは2以上の整数)したn倍ク
ロックを生成し、このn倍クロックを用いて同一シンボ
ルの連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータ
を検出し、検出された同一シンボルの連続長が(d’−
1)であるチャネルビットデータの補正位置を上記n倍
クロックにより得られたビット情報に基づいて指定し
て、同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネ
ルビットデータを同一シンボルの連続長がd’となるよ
うに補正処理を行うことを特徴とする。
【0015】本発明に係るデータ復号方法では、例え
ば、記録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも
1つのコンパレートレベルで復号してチャネルビットデ
ータを出力する。
【0016】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、あるチャンネルクロックにおけるビットデータ
とその次のチャンネルクロックにおけるビットデータ及
びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット
情報からコンパレートレベルを境にHレベルとLレベル
の2値に分けて得られるそれぞれ(n+1)個の区間情
報を持つことにより、同一シンボルの連続長が(d’−
1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定す
る。
【0017】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、あるチャンネルクロックにおけるビットデータ
と、その次のチャンネルクロックにおけるビットデータ
及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
ト情報からそれぞれ(n+1)個の区間情報を記憶し
て、同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネ
ルビットデータの補正位置を指定する。
【0018】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d’−1)区間の直前のビットデータとその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたビット情報と、(d’−1)区間の直後の
ビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報とを比較す
ることにより選択した補正ビット位置を指定する。
【0019】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d’−1)区間の直前のビットデータとその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたビット情報と、(d’−1)区間の直後の
ビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞ
れコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値
に分け、Hレベル又はLレベルの数の大小によって選択
した補正ビット位置を指定する。
【0020】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d’−1)区間の直前のビットデータとその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたビット情報と、(d’−1)区間の直後の
ビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞ
れコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値
に分け、(d’−1)区間がHレベルのときには、Hレ
ベルの数の大きい側を補正ビット位置として指定し、
(d’−1)区間がLレベルのときには、Lレベルの数
の大きい側を補正ビット位置として指定する。
【0021】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d’−1)区間の直前のビットデータとその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたビット情報と、(d’−1)区間の直後の
ビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞ
れコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値
に分けて比較し、両方のビット情報が同一であったとき
には、記憶された前の補正ビット位置に基づいて、補正
ビット位置を指定する。
【0022】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、あるチャンネルクロックのビットデータとその
次のチャンネルクロックのビットデータ及びその間に挟
まれるn倍クロックにより得られたビット情報からコン
パレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け
て得られるそれぞれ(n−1)個の区間情報を持つこと
により、同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチ
ャネルビットデータの補正位置を指定する。
【0023】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、あるチャンネルクロックのビットデータとその
次のチャンネルクロックのビットデータ及びその間に挟
まれるn倍クロックにより得られたビット情報からそれ
ぞれ(n−1)個の区間情報を記憶して、同一シンボル
の連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータの
補正位置を指定する。
【0024】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d’−1)区間の直前のビットデータとその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたビット情報と、(d’−1)区間の直後の
ビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報とを比較す
ることにより選択した補正ビット位置を指定する。
【0025】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d’−1)区間の直前のビットデータとその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたビット情報と、(d’−1)区間の直後の
ビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞ
れコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値
に分け、Hレベル又はLレベルの数の大小によって選択
した補正ビット位置を指定する。
【0026】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d’−1)区間の直前のビットデータとその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたビット情報と、(d’−1)区間の直後の
ビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞ
れコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値
に分け、(d’−1)区間がHレベルのときには、Hレ
ベルの数の大きい側を補正ビット位置として指定し、
(d’−1)区間がLレベルのときには、Lレベルの数
の大きい側を補正ビット位置として指定する。
【0027】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d’−1)区間の直前のビットデータとその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたビット情報と、(d’−1)区間の直後の
ビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞ
れコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値
に分けて比較し、両方のビット情報が同一であったとき
には、記憶された前の補正ビット位置に基づいて、補正
ビット位置を指定する。
【0028】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、n倍クロックにより得られたビット情報におけ
あるチャンネルクロックのビットデータを含むn個の
ビット情報からコンパレートレベルを境にHレベルとL
レベルの2値に分けて得られる区間情報を持つことによ
り、同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネ
ルビットデータの補正位置を指定する。
【0029】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、n倍クロックにより得られたビット情報におけ
あるチャンネルクロックのビットデータを含むn個の
ビット情報から区間情報を記憶して、同一シンボルの連
続長が(d’−1)であるチャネルビットデータの補正
位置を指定する。
【0030】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d’−1)区間の直前のビットデータ又はそ
の次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたn個のビット情報と、(d’−1)区間
の直後のビットデータ又はその次のビットデータ及びそ
の間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビッ
ト情報とを比較することにより選択した補正ビット位置
を指定する。
【0031】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d’−1)区間の直前のビットデータ又はそ
の次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたn個のビット情報と、(d’−1)区間
の直後のビットデータ又はその次のビットデータ及びそ
の間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビッ
ト情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベル
とLレベルの2値に分け、Hレベル又はLレベルの数の
大小によって選択した補正ビット位置を指定する。
【0032】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d’−1)区間の直前のビットデータ又はそ
の次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたn個のビット情報と、(d’−1)区間
の直後のビットデータ又はその次のビットデータ及びそ
の間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビッ
ト情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベル
とLレベルの2値に分け、Lレベルの数又はHレベルの
数のどちらかを用いて補正ビット位置として指定する。
【0033】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d’−1)区間の直前のビットデータ又はそ
の次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたn個のビット情報と、(d’−1)区間
の直後のビットデータ又はその次のビットデータ及びそ
の間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビッ
ト情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベル
とLレベルの2値に分け、LレベルからHレベルになっ
たときの”0”の個数に1を加算した数がHレベルから
Lレベルになったときの”0”の個数よりも大きいとき
は(d’−1)区間の後側を補正ビット位置として指定
し、HレベルからLレベルになったときの”0”の個数
がLレベルからHレベルになったときの”0”の個数に
1を加算した数よりも大きいときは(d’−1)区間の
前側を補正ビット位置として指定する。
【0034】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d’−1)区間の直前のビットデータ又はそ
の次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたn個のビット情報と、(d’−1)区間
の直後のビットデータ又はその次のビットデータ及びそ
の間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビッ
ト情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベル
とLレベルの2値に分け、LレベルからHレベルになっ
たときの”1”の個数に1を加算した数がHレベルから
Lレベルになったときの”1”の個数よりも大きいとき
は(d’−1)区間の後側を補正ビット位置として指定
し、HレベルからLレベルになったときの”1”の個数
がLレベルからHレベルになったときの”1”の個数に
1を加算した数よりも大きいときは(d’−1)区間の
前側を補正ビット位置として指定する。
【0035】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d’−1)区間の直前のビットデータ又はそ
の次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたビット情報と、(d’−1)区間の直後
のビットデータ又はその次のビットデータ及びその間に
挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報とをそ
れぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの
2値に分けて比較し、両方のビット情報が同一であった
ときには、記憶された前の補正ビット位置に基づいて、
補正ビット位置を指定する。
【0036】さらに、本発明に係るデータ復号方法で
は、例えば、指定された補正ビット位置のデータの論理
レベルを反転させることにより補正処理を行う。
【0037】また、本発明に係るデータ復号方法は、符
号系列内の連続する”1”の間に入る”0”の最小連続
長がdである記録符号からNRZI変調した後の同一シ
ンボルの最小連続長がd’=d+1(dは正の整数)で
ある記録符号が記録された記録媒体からの再生データの
データ復号方法であって、 再生データのチャンネルク
ロックをn倍(nは2以上の整数)したn倍クロックを
生成し、上記n倍クロックを用いて、逆NRZI変調し
た後の”0”の連続長が(d−1)であるチャネルビッ
トデータを検出し、検出された”0”の連続長が(d−
1)であるチャネルビットデータの補正位置を上記n倍
クロックにより得られたビット情報に基づいて指定し
て、”0”の連続長が(d−1)であるチャネルビット
データを”0”の連続長がdとなるように補正処理を行
うことを特徴とする。
【0038】本発明に係るデータ復号方法では、例え
ば、記録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも
1つのコンパレートレベルで復号して、符号系列内の連
続する”1”の間に入る”0”の最小連続長がdである
チャネルビットデータを出力する。
【0039】本発明に係るデータ復号方法では、例え
ば、あるチャンネルクロックにおけるビットデータとそ
の次のチャンネルクロックにおけるビットデータ及びそ
の間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報
からコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2
値に分けて得られるそれぞれ(n+1)個の区間情報を
持つことにより、”0”の連続長が(d−1)であるチ
ャネルビットデータの補正位置を指定する。
【0040】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、あるチャンネルクロックにおけるビットデータ
とその次のチャンネルクロックにおけるビットデータ及
びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット
情報からそれぞれ(n+1)個の区間情報を記憶し
て、”0”の連続長が(d−1)であるチャネルビット
データの補正位置を指定する。
【0041】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d−1)区間の直前のビットデータとその次
のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報と、(d−1)区間の直後のビッ
トデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報とを比較するこ
とにより選択した補正ビット位置を指定する。
【0042】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d−1)区間の直前のビットデータとその次
のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報と、(d−1)区間の直後のビッ
トデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞれコ
ンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分
け、Hレベル又はLレベルの数の大小によって選択した
補正ビット位置を指定する。
【0043】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d−1)区間の直前のビットデータとその次
のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報と、(d−1)区間の直後のビッ
トデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞれコ
ンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分
け、(d−1)区間がHレベルのときには、Hレベルの
数の大きい側を補正ビット位置として指定し、(d−
1)区間がLレベルのときには、Lレベルの数の大きい
側を補正ビット位置として指定する。
【0044】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d−1)区間の直前のビットデータとその次
のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報と、(d−1)区間の直後のビッ
トデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞれコ
ンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分
けて比較し、両方のビット情報が同一であったときに
は、記憶された前の補正ビット位置に基づいて、補正ビ
ット位置を指定する。
【0045】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、あるチャンネルクロックのビットデータとその
次のチャンネルクロックのビットデータ及びその間に挟
まれるn倍クロックにより得られたビット情報からコン
パレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け
て得られるそれぞれ(n−1)個の区間情報を持つこと
により、”0”の連続長が(d−1)であるチャネルビ
ットデータの補正位置を指定する。
【0046】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、あるチャンネルクロックのビットデータとその
次のチャンネルクロックのビットデータ及びその間に挟
まれるn倍クロックにより得られたビット情報からそれ
ぞれ(n−1)個の区間情報を記憶して、”0”の連続
長が(d−1)であるチャネルビットデータの補正位置
を指定する。
【0047】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d−1)区間の直前のビットデータとその次
のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報と、(d−1)区間の直後のビッ
トデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報とを比較するこ
とにより選択した補正ビット位置を指定する。
【0048】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d−1)区間の直前のビットデータとその次
のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報と、(d−1)区間の直後のビッ
トデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞれコ
ンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分
け、Hレベル又はLレベルの数の大小によって選択した
補正ビット位置を指定する。
【0049】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d−1)区間の直前のビットデータとその次
のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報と、(d−1)区間の直後のビッ
トデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞれコ
ンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分
け、(d−1)区間がHレベルのときには、Hレベルの
数の大きい側を補正ビット位置として指定し、(d−
1)区間がLレベルのときには、Lレベルの数の大きい
側を補正ビット位置として指定する。
【0050】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d−1)区間の直前のビットデータとその次
のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報と、(d−1)区間の直後のビッ
トデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞれコ
ンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分
けて比較し、両方のビット情報が同一であったときに
は、記憶された前の補正ビット位置に基づいて、補正ビ
ット位置を指定する。
【0051】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、n倍クロックにより得られたビット情報におけ
るあるチャンネルクロックのビットデータを含む連続し
たn個のビット情報からコンパレートレベルを境にHレ
ベルとLレベルの2値に分けて得られる区間情報を持つ
ことにより、”0”の連続長が(d−1)であるチャネ
ルビットデータの補正位置を指定する。
【0052】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、n倍クロックにより得られたビット情報におけ
るあるチャンネルクロックのビットデータを含む連続し
たn個のビット情報から区間情報を記憶して、”0”の
連続長が(d−1)であるチャネルビットデータの補正
位置を指定する。
【0053】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d−1)区間の直前のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたn個のビット情報と、(d−1)区間の直
後のビットデータ又はその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット情
報とを比較することにより選択した補正ビット位置を指
定する。
【0054】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d−1)区間の直前のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたn個のビット情報と、(d−1)区間の直
後のビットデータ又はその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット情
報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベルとL
レベルの2値に分け、Hレベル又はLレベルの数の大小
によって選択した補正ビット位置を指定する。
【0055】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d−1)区間の直前のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたn個のビット情報と、(d’−1)区間の
直後のビットデータ又はその次のビットデータ及びその
間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット
情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベルと
Lレベルの2値に分け、Lレベルの数又はHレベルの数
のどちらかを用いて補正ビット位置として指定する。
【0056】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d−1)区間の直前のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたn個のビット情報と、(d−1)区間の直
後のビットデータ又はその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット情
報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベルとL
レベルの2値に分け、LレベルからHレベルになったと
きの”0”の個数に1を加算した数がHレベルからLレ
ベルになったときの”0”の個数よりも大きいときは
(d−1)区間の後側を補正ビット位置として指定し、
HレベルからLレベルになったときの”0”の個数がL
レベルからHレベルになったときの”0”の個数に1を
加算した数よりも大きいときは(d−1)区間の前側を
補正ビット位置として指定する。
【0057】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d−1)区間の直前のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたn個のビット情報と、(d−1)区間の直
後のビットデータ又はその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット情
報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベルとL
レベルの2値に分け、LレベルからHレベルになったと
きの”1”の個数に1を加算した数がHレベルからLレ
ベルになったときの”1”の個数よりも大きいときは
(d−1)区間の後側を補正ビット位置として指定し、
HレベルからLレベルになったときの”1”の個数がL
レベルからHレベルになったときの”1”の個数に1を
加算した数よりも大きいときは(d−1)区間の前側を
補正ビット位置として指定する。
【0058】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d−1)区間の直前のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたビット情報と、(d−1)区間の直後のビ
ットデータ又はその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞ
れコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値
に分けて比較し、両方のビット情報が同一であったとき
には、記憶された前の補正ビット位置に基づいて、補正
ビット位置を指定する。
【0059】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、指定された補正ビット位置のデータの論理レベ
ルを反転させ、さらに、指定されたビット位置の(d−
1)区間の外側のビット位置のデータの論理レベルを反
転させることにより補正処理を行う。
【0060】さらに、本発明に係るデータ復号方法で
は、例えば、指定されたビット位置の”1”のデータを
(d−1)区間の外側のデータにシフトさせることによ
り補正処理を行う。
【0061】また、本発明に係るデータ復号方法は、符
号系列内の連続する”1”の間に入る”0”の最大連続
長がkである記録符号からNRZI変調した後の、同一
シンボルの最大連続長がk’=k+1(k≧1,k≧
d)である記録符号が記録された記録媒体からの再生デ
ータのデータ復号方法であって、 再生データのチャン
ネルクロックをn倍(nは2以上の整数)したn倍クロ
ックを生成し、上記n倍クロックを用いて、同一シンボ
ルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータ
を検出し、検出された同一シンボルの連続長が(k’+
1)であるチャネルビットデータの補正位置を上記n倍
クロックにより得られたビット情報に基づいて指定し
て、上記同一シンボルの連続長が(k’+1)であるチ
ャネルビットデータを同一シンボルの連続長がk’とな
るように補正処理を行うことを特徴とする。
【0062】本発明に係るデータ復号方法では、例え
ば、記録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも
1つのコンパレートレベルで復号してチャネルビットデ
ータを出力する。
【0063】本発明に係るデータ復号方法では、例え
ば、あるチャンネルクロックにおけるビットデータとそ
の次のチャンネルクロックにおけるビットデータ及びそ
の間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報
からコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2
値に分けて得られるそれぞれ(n+1)個の区間情報を
持つことにより、同一シンボルの連続長が(k’+1)
であるチャネルビットデータの補正位置を指定すること
を特徴とする。
【0064】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、あるチャンネルクロックにおけるビットデータ
と、その次のチャンネルクロックにおけるビットデータ
及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
ト情報からそれぞれ(n+1)個の区間情報を記憶し
て、同一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネ
ルビットデータの補正位置を指定する。
【0065】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k’+1)区間の直前のビットデータとその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたビット情報と、(k’+1)区間の直後の
ビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報とを比較す
ることにより選択した補正ビット位置を指定する。
【0066】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k’+1)区間の直前のビットデータとその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたビット情報と、(k’+1)区間の直後の
ビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞ
れコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値
に分け、Hレベル又はLレベルの数の大小によって選択
した補正ビット位置を指定する。
【0067】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k’+1)区間の直前のビットデータとその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたビット情報と、(k’+1)区間の直後の
ビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞ
れコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値
に分け、(k’+1)区間がHレベルのときには、Hレ
ベルの数の大きい側を補正ビット位置として指定し、
(k’+1)区間がLレベルのときには、Lレベルの数
の大きい側を補正ビット位置として指定する。
【0068】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k’+1)区間の直前のビットデータとその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたビット情報と、(k’+1)区間の直後の
ビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞ
れコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値
に分けて比較し、両方のビット情報が同一であったとき
には、記憶された前の補正ビット位置に基づいて、補正
ビット位置を指定する。
【0069】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、あるチャンネルクロックのビットデータとその
次のチャンネルクロックのビットデータ及びその間に挟
まれるn倍クロックにより得られたビット情報からコン
パレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け
て得られるそれぞれ(n−1)個の区間情報を持つこと
により、同一シンボルの連続長が(k’+1)であるチ
ャネルビットデータの補正位置を指定する。
【0070】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、あるチャンネルクロックのビットデータとその
次のチャンネルクロックのビットデータ及びその間に挟
まれるn倍クロックにより得られたビット情報からそれ
ぞれ(n−1)個の区間情報を記憶して、同一シンボル
の連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータの
補正位置を指定する。
【0071】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k’+1)区間の直前のビットデータとその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたビット情報と、(k’+1)区間の直後の
ビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報とを比較す
ることにより選択した補正ビット位置を指定する。
【0072】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k’+1)区間の直前のビットデータとその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたビット情報と、(k’+1)区間の直後の
ビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞ
れコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値
に分け、Hレベル又はLレベルの数の大小によって選択
した補正ビット位置を指定する。
【0073】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k’+1)区間の直前のビットデータとその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたビット情報と、(k’+1)区間の直後の
ビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞ
れコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値
に分け、(k’+1)区間がHレベルのときには、Hレ
ベルの数の小さい側を補正ビット位置として指定し、
(k’+1)区間がLレベルのときには、Lレベルの数
の小さい側を補正ビット位置として指定する。
【0074】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k’+1)区間の直前のビットデータとその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたビット情報と、(k’+1)区間の直後の
ビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞ
れコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値
に分けて比較し、両方のビット情報が同一であったとき
には、記憶された前の補正ビット位置に基づいて、補正
ビット位置を指定する.
【0075】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、n倍クロックにより得られたビット情報におけ
るあるチャンネルクロックのビットデータを含む連続し
たn個のビット情報からコンパレートレベルを境にHレ
ベルとLレベルの2値に分けて得られる区間情報を持つ
ことにより、同一シンボルの連続長が(k’+1)であ
るチャネルビットデータの補正位置を指定する。
【0076】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、n倍クロックにより得られたビット情報におけ
るあるチャンネルクロックのビットデータを含む連続し
たn個のビット情報から区間情報を記憶して、同一シン
ボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデー
タの補正位置を指定する。
【0077】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k’+1)区間の直前のビットデータ又はそ
の次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたn個のビット情報と、(k’+1)区間
の直後のビットデータ又はその次のビットデータ及びそ
の間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビッ
ト情報とを比較することにより選択した補正ビット位置
を指定する。
【0078】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k’+1)区間の直前のビットデータ又はそ
の次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたn個のビット情報と、(k’+1)区間
の直後のビットデータ又はその次のビットデータ及びそ
の間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビッ
ト情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベル
とLレベルの2値に分け、Hレベル又はLレベルの数の
大小によって選択した補正ビット位置を指定する。
【0079】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k’+1)区間の直前のビットデータ又はそ
の次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたn個のビット情報と、(k’+1)区間
の直後のビットデータ又はその次のビットデータ及びそ
の間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビッ
ト情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベル
とLレベルの2値に分け、Lレベルの数又はHレベルの
数のどちらかを用いて補正ビット位置として指定する。
【0080】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k’+1)区間の直前のビットデータ又はそ
の次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたn個のビット情報と、(k’+1)区間
の直後のビットデータ又はその次のビットデータ及びそ
の間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビッ
ト情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベル
とLレベルの2値に分け、LレベルからHレベルになっ
たときの”0”の個数に1を加算した数がHレベルから
Lレベルになったときの”0”の個数よりも大きいとき
は(k’+1)区間の前側を補正ビット位置として指定
し、HレベルからLレベルになったときの”0”の個数
がLレベルからHレベルになったときの”0”の個数に
1を加算した数よりも大きいときは(k’+1)区間の
後側を補正ビット位置として指定する。
【0081】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k’+1)区間の直前のビットデータ又はそ
の次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたn個のビット情報と、(k’+1)区間
の直後のビットデータ又はその次のビットデータ及びそ
の間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビッ
ト情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベル
とLレベルの2値に分け、LレベルからHレベルになっ
たときの”1”の個数がHレベルからLレベルになった
ときの”1”の個数に1を加算した数よりも大きいとき
は(k’+1)区間の後側を補正ビット位置として指定
し、HレベルからLレベルになったときの”1”の個数
に1を加算した数がLレベルからHレベルになったとき
の”1”の個数よりも大きいときは(k’+1)区間の
前側を補正ビット位置として指定する 。
【0082】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k’+1)区間の直前のビットデータ又はそ
の次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたビット情報と、(k’+1)区間の直後
のビットデータ又はその次のビットデータ及びその間に
挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報とをそ
れぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの
2値に分けて比較し、両方のビット情報が同一であった
ときには、記憶された前の補正ビット位置に基づいて、
補正ビット位置を指定する。
【0083】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、指定された補正ビット位置のデータの論理レベ
ルを反転させることにより補正処理を行う。
【0084】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、符号系列内の連続する”1”の間に入る”0”
の最大連続長がkである記録符号からNRZI変調した
後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k+1(k≧
1,k≧d)である記録符号が記録された記録媒体から
の再生データのデータ復号方法であって、再生データの
チャンネルクロックをn倍(nは2以上の整数)したn
倍クロックを生成し、このn倍クロックを用いて、逆N
RZI変調した後の”0”の連続長が(k+1)である
チャネルビットデータを検出し、検出された”0”の連
続長が(k+1)であるチャネルビットデータの補正位
置を上記n倍クロックにより得られたビット情報に基づ
いて指定して、”0”の連続長が(k+1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がkとなるように補
正処理を行う。
【0085】本発明に係るデータ復号方法では、例え
ば、記録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも
1つのコンパレートレベルで復号して、符号系列内の連
続する”1”の間に入る”0”の最大連続長がkである
チャネルビットデータを出力する。
【0086】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、あるチャンネルクロックにおけるビットデータ
とその次のチャンネルクロックにおけるビットデータ及
びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット
情報からコンパレートレベルを境にHレベルとLレベル
の2値に分けて得られるそれぞれ(n+1)個の区間情
報を持つことにより、”0”の連続長が(k+1)であ
るチャネルビットデータの補正位置を指定する。
【0087】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、あるチャンネルクロックにおけるビットデータ
と、その次のチャンネルクロックにおけるビットデータ
及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
ト情報からそれぞれ(n+1)個の区間情報を記憶し
て、”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビット
データの補正位置を指定する。
【0088】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k+1)区間の直前のビットデータとその次
のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報と、(k+1)区間の直後のビッ
トデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報とを比較するこ
とにより選択した補正ビット位置を指定する。
【0089】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k+1)区間の直前のビットデータとその次
のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報と、(k+1)区間の直後のビッ
トデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞれコ
ンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分
け、Hレベル又はLレベルの数の大小によって選択した
補正ビット位置を指定する。
【0090】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k+1)区間の直前のビットデータとその次
のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報と、(k+1)区間の直後のビッ
トデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞれコ
ンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分
け、(k+1)区間がHレベルのときには、Hレベルの
数の大きい側を補正ビット位置として指定し、(k+
1)区間がLレベルのときには、Lレベルの数の大きい
側を補正ビット位置として指定する。
【0091】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k+1)区間の直前のビットデータとその次
のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報と、(k+1)区間の直後のビッ
トデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞれコ
ンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分
けて比較し、両方のビット情報が同一であったときに
は、記憶された前の補正ビット位置に基づいて、補正ビ
ット位置を指定する。
【0092】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、あるチャンネルクロックのビットデータとその
次のチャンネルクロックのビットデータ及びその間に挟
まれるn倍クロックにより得られたビット情報からコン
パレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け
て得られるそれぞれ(n−1)個の区間情報を持つこと
により、”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビ
ットデータの補正位置を指定する。
【0093】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、あるチャンネルクロックのビットデータとその
次のチャンネルクロックのビットデータ及びその間に挟
まれるn倍クロックにより得られたビット情報からそれ
ぞれ(n−1)個の区間情報を記憶して、”0”の連続
長が(k+1)であるチャネルビットデータの補正位置
を指定する。
【0094】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k+1)区間の直前のビットデータとその次
のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報と、(k+1)区間の直後のビッ
トデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報とを比較するこ
とにより選択した補正ビット位置を指定する。
【0095】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k+1)区間の直前のビットデータとその次
のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報と、(k+1)区間の直後のビッ
トデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞれコ
ンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分
け、Hレベル又はLレベルの数の大小によって選択した
補正ビット位置を指定する。
【0096】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k+1)区間の直前のビットデータとその次
のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報と、(k+1)区間の直後のビッ
トデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞれコ
ンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分
け、(k+1)区間がHレベルのときには、Hレベルの
数の小さい側を補正ビット位置として指定し、(k+
1)区間がLレベルのときには、Lレベルの数の小さい
側を補正ビット位置として指定する。
【0097】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k+1)区間の直前のビットデータとその次
のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報と、(k+1)区間の直後のビッ
トデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞれコ
ンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分
けて比較し、両方のビット情報が同一であったときに
は、記憶された前の補正ビット位置に基づいて、補正ビ
ット位置を指定する。
【0098】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、n倍クロックにより得られたビット情報におけ
るあるチャンネルクロックのビットデータを含む連続し
たn個のビット情報からコンパレートレベルを境にHレ
ベルとLレベルの2値に分けて得られる区間情報を持つ
ことにより、”0”の連続長が(k+1)であるチャネ
ルビットデータの補正位置を指定する。
【0099】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、n倍クロックにより得られたビット情報におけ
るあるチャンネルクロックのビットデータを含む連続し
たn個のビット情報から区間情報を記憶して、”0”の
連続長が(k+1)であるチャネルビットデータの補正
位置を指定する。
【0100】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k+1)区間の直前のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたn個のビット情報と、(k+1)区間の直
後のビットデータ又はその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット情
報とを比較することにより選択した補正ビット位置を指
定する。
【0101】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k+1)区間の直前のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたn個のビット情報と、(k+1)区間の直
後のビットデータ又はその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット情
報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベルとL
レベルの2値に分け、Hレベル又はLレベルの数の大小
によって選択した補正ビット位置を指定する。
【0102】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k+1)区間の直前のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたn個のビット情報と、(k+1)区間の直
後のビットデータ又はその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット情
報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベルとL
レベルの2値に分け、Lレベルの数又はHレベルの数の
どちらかを用いて補正ビット位置として指定する。
【0103】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k+1)区間の直前のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたn個のビット情報と、(k+1)区間の直
後のビットデータ又はその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット情
報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベルとL
レベルの2値に分け、LレベルからHレベルになったと
きの”0”の個数に1を加算した数がHレベルからLレ
ベルになったときの”0”の個数よりも大きいときは
(k+1)区間の前側を補正ビット位置として指定し、
HレベルからLレベルになったときの”0”の個数がL
レベルからHレベルになったときの”0”の個数に1を
加算した数よりも大きいときは(k+1)区間の後側を
補正ビット位置として指定する。
【0104】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k+1)区間の直前のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたn個のビット情報と、(k+1)区間の直
後のビットデータ又はその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット情
報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベルとL
レベルの2値に分け、LレベルからHレベルになったと
きの”1”の個数がHレベルからLレベルになったとき
の”1”の個数に1を加算した数よりも大きいときは
(k+1)区間の後側を補正ビット位置として指定し、
HレベルからLレベルになったときの”1”の個数に1
を加算した数がLレベルからHレベルになったときの”
1”の個数よりも大きいときは(k+1)区間の前側を
補正ビット位置として指定する。
【0105】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k+1)区間の直前のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたビット情報と、(k+1)区間の直後のビ
ットデータ又はその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞ
れコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値
に分けて比較し、両方のビット情報が同一であったとき
には、記憶された前の補正ビット位置に基づいて、補正
ビット位置を指定する。
【0106】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、指定された補正ビット位置のデータの論理レベ
ルを反転させると共に、指定されたビット位置の(k+
1)区間の内側のビット位置のデータの論理レベルを反
転させることにより補正処理を行う。
【0107】さらに、本発明に係るデータ復号方法で
は、例えば、指定された補正ビット位置の”1”のデー
タを(k+1)区間の内側のデータにシフトさせること
により補正処理を行う。
【0108】本発明に係るデータ復号装置は、符号系列
内の連続する”1”の間に入る”0”の最小連続長がd
である記録符号からNRZI変調した後の同一シンボル
の最小連続長がd’=d+1(dは正の整数)である記
録符号が記録された記録媒体からの再生データのデータ
復号装置であって、チャンネルクロックをn倍(nは2
以上の整数)するクロック発生部と、同一シンボルの連
続長が(d’−1)であるチャネルビットデータを検出
する(d’−1)検出部と、上記(d’−1)検出部に
より検出された同一シンボルの連続長が(d’−1)で
あるチャネルビットデータの補正位置を指定する補正ビ
ット位置指定信号を上記n倍クロックにより得られたビ
ット情報に基づいて出力する補正ビット位置検出部と、
上記(d’−1)検出部により検出された同一シンボル
の連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータを
同一シンボルの連続長がd’となるように上記補正ビッ
ト位置検出部による補正ビット位置指定信号に基づいて
補正処理を行うデータ補正部とを備えることを特徴とす
る。
【0109】本発明に係るデータ復号装置では、例え
ば、記録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも
1つのコンパレートレベルで復号してチャネルビットデ
ータを出力する。
【0110】本発明に係るデータ復号装置において、上
記補正ビット位置検出部は、例えば、あるチャンネルク
ロックにおけるビットデータとその次のチャンネルクロ
ックにおけるビットデータ及びその間に挟まれるn倍ク
ロックにより得られたビット情報からコンパレートレベ
ルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて得られるそ
れぞれ(n+1)個の区間情報を持つ。また、上記補正
ビット位置検出部は、あるチャンネルクロックにおける
ビットデータと、その次のチャンネルクロックにおける
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたビット情報からそれぞれ(n+1)個の区間情
報を記憶する。
【0111】そして、上記補正ビット位置検出部は、例
えば、(d’−1)区間の直前のビットデータとその次
のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報と、(d’−1)区間の直後のビ
ットデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれ
n倍クロックにより得られたビット情報とを比較する
ことにより選択した補正ビット位置を指定する補正ビッ
ト位置指定信号を出力する。また、上記補正ビット位置
検出部は、例えば、(d’−1)区間の直前のビットデ
ータとその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍
クロックにより得られたビット情報と、(d’−1)区
間の直後のビットデータとその次のビットデータ及びそ
の間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報
とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレ
ベルの2値に分け、Hレベル又はLレベルの数の大小に
よって選択した補正ビット位置を指定する補正ビット位
置指定信号を出力する。また、上記補正ビット位置検出
部は、例えば、(d’−1)区間の直前のビットデータ
とその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
ックにより得られたビット情報と、(d’−1)区間の
直後のビットデータとその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報とを
それぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベル
の2値に分け、(d’−1)区間がHレベルのときに
は、Hレベルの数の大きい側を補正ビット位置として指
定し、(d’−1)区間がLレベルのときには、Lレベ
ルの数の大きい側を補正ビット位置として指定する補正
ビット位置指定信号を出力する。さらに、上記補正ビッ
ト位置検出部は、(d’−1)区間の直前のビットデー
タとその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍ク
ロックにより得られたビット情報と、(d’−1)区間
の直後のビットデータとその次のビットデータ及びその
間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報と
をそれぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベ
ルの2値に分けて比較し、両方のビット情報が同一であ
ったときには、記憶された前の補正ビット位置指定信号
に基づいて、補正ビット位置を指定する補正ビット位置
指定信号を出力する。
【0112】また、本発明に係るデータ復号装置におい
て、上記補正ビット位置検出部は、例えば、あるチャン
ネルクロックのビットデータとその次のチャンネルクロ
ックのビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたビット情報からコンパレートレベルを境
にHレベルとLレベルの2値に分けて得られるそれぞれ
(n−1)個の区間情報を持つ。また、上記補正ビット
位置検出部は、例えば、あるチャンネルクロックのビッ
トデータとその次のチャンネルクロックのビットデータ
及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
ト情報からそれぞれ(n−1)個の区間情報を記憶す
る。
【0113】そして、上記補正ビット位置検出部は、例
えば、(d’−1)区間の直前のビットデータとその次
のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報と、(d’−1)区間の直後のビ
ットデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれ
n倍クロックにより得られたビット情報とを比較する
ことにより選択した補正ビット位置を指定する補正ビッ
ト位置指定信号を出力する。また、上記補正ビット位置
検出部は、例えば、(d’−1)区間の直前のビットデ
ータとその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍
クロックにより得られたビット情報と、(d’−1)区
間の直後のビットデータとその次のビットデータ及びそ
の間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報
とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレ
ベルの2値に分け、Hレベル又はLレベルの数の大小に
よって選択した補正ビット位置を指定する補正ビット位
置指定信号を出力する。また、上記補正ビット位置検出
部は、例えば、(d’−1)区間の直前のビットデータ
とその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
ックにより得られたビット情報と、(d’−1)区間の
直後のビットデータとその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報とを
それぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベル
の2値に分け、(d’−1)区間がHレベルのときに
は、Hレベルの数の大きい側を補正ビット位置として指
定し、(d’−1)区間がLレベルのときには、Lレベ
ルの数の大きい側を補正ビット位置として指定する補正
ビット位置指定信号を出力する。さらに、上記補正ビッ
ト位置検出部は、例えば、(d’−1)区間の直前のビ
ットデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれ
n倍クロックにより得られたビット情報と、(d’−
1)区間の直後のビットデータとその次のビットデータ
及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
ト情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベル
とLレベルの2値に分けて比較し、両方のビット情報が
同一であったときには、記憶された前の補正ビット位置
指定信号に基づいて、補正ビット位置を指定する補正ビ
ット位置指定信号を出力する。
【0114】また、本発明に係るデータ復号装置におい
て、上記補正ビット位置検出部は、例えば、n倍クロッ
クにより得られたビット情報におけるあるチャンネルク
ロックのビットデータを含むn個のビット情報からコン
パレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け
て得られる区間情報を持つ。また、上記補正ビット位置
検出部は、例えば、n倍クロックにより得られたビット
情報におけるあるチャンネルクロックのビットデータを
含むn個のビット情報から区間情報を記憶する。
【0115】そして、上記補正ビット位置検出部は、例
えば、(d’−1)区間の直前のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたn個のビット情報と、(d’−1)区間の
直後のビットデータ又はその次のビットデータ及びその
間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット
情報とを比較することにより選択した補正ビット位置を
指定する補正ビット位置指定信号を出力する。また、上
記補正ビット位置検出部は、例えば、(d’−1)区間
の直前のビットデータ又はその次のビットデータ及びそ
の間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビッ
ト情報と、(d’−1)区間の直後のビットデータ又は
その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
により得られたn個のビット情報とをそれぞれコンパ
レートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、
Hレベル又はLレベルの数の大小によって選択した補正
ビット位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力す
る。また、上記補正ビット位置検出部は、例えば、
(d’−1)区間の直前のビットデータ又はその次のビ
ットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得
られたn個のビット情報と、(d’−1)区間の直後の
ビットデータ又はその次のビットデータ及びその間に挟
まれるn倍クロックにより得られたn個のビット情報と
をそれぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベ
ルの2値に分け、Lレベルの数又はHレベルの数のどち
らかを用いて補正ビット位置として指定する補正ビット
位置指定信号を出力する。また、上記補正ビット位置検
出部は、例えば、(d’−1)区間の直前のビットデー
タ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍
クロックにより得られたn個のビット情報と、(d’−
1)区間の直後のビットデータ又はその次のビットデー
タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたn
個のビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境に
HレベルとLレベルの2値に分け、LレベルからHレベ
ルになったときの”0”の個数に1を加算した数がHレ
ベルからLレベルになったときの”0”の個数よりも大
きいときは(d’−1)区間の後側を補正ビット位置と
して指定し、HレベルからLレベルになったときの”
0”の個数がLレベルからHレベルになったときの”
0”の個数に1を加算した数よりも大きいときは(d’
−1)区間の前側を補正ビット位置として指定する補正
ビット位置指定信号を出力する。また、上記補正ビット
位置検出部は、例えば、(d’−1)区間の直前のビッ
トデータ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれ
n倍クロックにより得られたn個のビット情報と、
(d’−1)区間の直後のビットデータ又はその次のビ
ットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得
られたn個のビット情報とをそれぞれコンパレートレベ
ルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、Lレベルか
らHレベルになったときの”1”の個数に1を加算した
数がHレベルからLレベルになったときの”1”の個数
よりも大きいときは(d’−1)区間の後側を補正ビッ
ト位置として指定し、HレベルからLレベルになったと
きの”1”の個数がLレベルからHレベルになったとき
の”1”の個数に1を加算した数よりも大きいときは
(d’−1)区間の前側を補正ビット位置として指定す
る補正ビット位置指定信号を出力する。さらに、上記補
正ビット位置検出部は、例えば、(d’−1)区間の直
前のビットデータ又はその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報と、
(d’−1)区間の直後のビットデータ又はその次のビ
ットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得
られたビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境
にHレベルとLレベルの2値に分けて比較し、両方のビ
ット情報が同一であったときには、記憶された前の補正
ビット位置指定信号に基づいて、補正ビット位置を指定
する補正ビット位置指定信号を出力する。
【0116】さらに、本発明に係る復号装置において、
上記データ補正部は、例えば、上記補正ビット位置検出
部による補正ビット位置指定信号で指定されたビット位
置のデータの論理レベルを反転させることにより補正処
理を行う。
【0117】本発明に係るデータ復号装置は、符号系列
内の連続する”1”の間に入る”0”の最小連続長がd
である記録符号からNRZI変調した後の同一シンボル
の最小連続長がd’=d+1(dは正の整数)である記
録符号が記録された記録媒体からの再生データのデータ
復号装置であって、チャンネルクロックをn倍(nは2
以上の整数)するクロック発生部と、逆NRZI変調し
た後の、”0”の連続長が(d−1)であるチャネルビ
ットデータを検出する(d−1)検出部と、上記(d−
1)検出部により検出された”0”の連続長が(d−
1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定する
補正ビット位置指定信号を上記n倍クロックにより得ら
れたビット情報に基づいて出力する補正ビット位置検出
部と、上記(d−1)検出部により検出された”0”の
連続長が(d−1)であるチャネルビットデータを”
0”の連続長がdとなるように上記補正ビット位置検出
部による補正ビット位置指定信号に基づいて補正処理を
行うデータ補正部とを備えることを特徴とする。
【0118】本発明に係るデータ復号装置では、例え
ば、記録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも
1つのコンパレートレベルで復号して、符号系列内の連
続する”1”の間に入る”0”の最小連続長がdである
チャネルビットデータを出力する。
【0119】本発明に係るデータ復号装置において、上
記補正ビット位置検出部は、例えば、あるチャンネルク
ロックにおけるビットデータとその次のチャンネルクロ
ックにおけるビットデータ及びその間に挟まれるn倍ク
ロックにより得られたビット情報からコンパレートレベ
ルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて得られるそ
れぞれ(n+1)個の区間情報を持つ。また、上記補正
ビット位置検出部は、例えば、あるチャンネルクロック
におけるビットデータとその次のチャンネルクロックに
おけるビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたビット情報からそれぞれ(n+1)個の
区間情報を記憶する。
【0120】そして、上記補正ビット位置検出部は、例
えば、(d−1)区間の直前のビットデータとその次の
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたビット情報と、(d−1)区間の直後のビット
データとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
倍クロックにより得られたビット情報とを比較すること
により選択した補正ビット位置を指定する補正ビット位
置指定信号を出力する。また、上記補正ビット位置検出
部は、例えば、(d−1)区間の直前のビットデータと
その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
により得られたビット情報と、(d−1)区間の直後
のビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟
まれるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれ
ぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2
値に分け、Hレベル又はLレベルの数の大小によって選
択した補正ビット位置を指定する補正ビット位置指定信
号を出力する。また、上記補正ビット位置検出部は、例
えば、(d−1)区間の直前のビットデータとその次の
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたビット情報と、(d−1)区間の直後のビット
データとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞれコン
パレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分
け、(d−1)区間がHレベルのときには、Hレベルの
数の大きい側を補正ビット位置として指定し、(d−
1)区間がLレベルのときには、Lレベルの数の大きい
側を補正ビット位置として指定する補正ビット位置指定
信号を出力する。また、上記補正ビット位置検出部は、
例えば、(d−1)区間の直前のビットデータとその次
のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報と、(d−1)区間の直後のビッ
トデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞれコ
ンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分
けて比較し、両方のビット情報が同一であったときに
は、記憶された前の補正ビット位置指定信号に基づい
て、補正ビット位置を指定する補正ビット位置指定信号
を出力する。
【0121】また、本発明に係るデータ復号装置におい
て、上記補正ビット位置検出部は、例えば、あるチャン
ネルクロックのビットデータとその次のチャンネルクロ
ックのビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたビット情報からコンパレートレベルを境
にHレベルとLレベルの2値に分けて得られるそれぞれ
(n−1)個の区間情報を持つ。また、上記補正ビット
位置検出部は、例えば、あるチャンネルクロックのビッ
トデータとその次のチャンネルクロックのビットデータ
及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
ト情報からそれぞれ(n−1)個の区間情報を記憶す
る。
【0122】そして、上記補正ビット位置検出部は、例
えば、(d−1)区間の直前のビットデータとその次の
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたビット情報と、(d−1)区間の直後のビット
データとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
倍クロックにより得られたビット情報とを比較すること
により選択した補正ビット位置を指定する補正ビット位
置指定信号を出力する。また、上記補正ビット位置検出
部は、例えば、(d−1)区間の直前のビットデータと
その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
により得られたビット情報と、(d−1)区間の直後
のビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟
まれるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれ
ぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2
値に分け、Hレベル又はLレベルの数の大小によって選
択した補正ビット位置を指定する補正ビット位置指定信
号を出力する。また、上記補正ビット位置検出部は、例
えば、(d−1)区間の直前のビットデータとその次の
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたビット情報と、(d−1)区間の直後のビット
データとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞれコン
パレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分
け、(d−1)区間がHレベルのときには、Hレベルの
数の大きい側を補正ビット位置として指定し、(d−
1)区間がLレベルのときには、Lレベルの数の大きい
側を補正ビット位置として指定する補正ビット位置指定
信号を出力する。また、上記補正ビット位置検出部は、
例えば、(d−1)区間の直前のビットデータとその次
のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報と、(d−1)区間の直後のビッ
トデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞれコ
ンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分
けて比較し、両方のビット情報が同一であったときに
は、記憶された前の補正ビット位置指定信号に基づい
て、補正ビット位置を指定する補正ビット位置指定信号
を出力する。
【0123】また、本発明に係るデータ復号装置におい
て、上記補正ビット位置検出部は、例えば、n倍クロッ
クにより得られたビット情報におけるあるチャンネルク
ロックのビットデータを含む連続したn個のビット情報
からコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2
値に分けて得られる区間情報を持つ。また、上記補正ビ
ット位置検出部は、n倍クロックにより得られたビット
情報におけるあるチャンネルクロックのビットデータを
含む連続したn個のビット情報から区間情報を記憶す
る。
【0124】そして、上記補正ビット位置検出部は、例
えば、(d−1)区間の直前のビットデータ又はその次
のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたn個のビット情報と、(d−1)区間の直後
のビットデータ又はその次のビットデータ及びその間に
挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット情報
とを比較することにより選択した補正ビット位置を指定
する補正ビット位置指定信号を出力する。また、上記補
正ビット位置検出部は、例えば、(d−1)区間の直前
のビットデータ又はその次のビットデータ及びその間に
挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット情報
と、(d−1)区間の直後のビットデータ又はその次の
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたn個のビット情報とをそれぞれコンパレートレ
ベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、Hレベル
又はLレベルの数の大小によって選択した補正ビット位
置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する。ま
た、上記補正ビット位置検出部は、例えば、(d−1)
区間の直前のビットデータ又はその次のビットデータ及
びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個の
ビット情報と、(d’−1)区間の直後のビットデータ
又はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍ク
ロックにより得られたn個のビット情報とをそれぞれコ
ンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分
け、Lレベルの数又はHレベルの数のどちらかを用いて
補正ビット位置として指定する補正ビット位置指定信号
を出力する。また、上記補正ビット位置検出部は、例え
ば、(d−1)区間の直前のビットデータ又はその次の
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたn個のビット情報と、(d−1)区間の直後の
ビットデータ又はその次のビットデータ及びその間に挟
まれるn倍クロックにより得られたn個のビット情報と
をそれぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベ
ルの2値に分け、LレベルからHレベルになったとき
の”0”の個数に1を加算した数がHレベルからLレベ
ルになったときの”0”の個数よりも大きいときは(d
−1)区間の後側を補正ビット位置として指定し、Hレ
ベルからLレベルになったときの”0”の個数がLレベ
ルからHレベルになったときの”0”の個数に1を加算
した数よりも大きいときは(d−1)区間の前側を補正
ビット位置として指定する補正ビット位置指定信号を出
力する。
【0125】また、上記補正ビット位置検出部は、例え
ば、(d−1)区間の直前のビットデータ又はその次の
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたn個のビット情報と、(d−1)区間の直後の
ビットデータ又はその次のビットデータ及びその間に挟
まれるn倍クロックにより得られたn個のビット情報と
をそれぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベ
ルの2値に分け、LレベルからHレベルになったとき
の”1”の個数に1を加算した数がHレベルからLレベ
ルになったときの”1”の個数よりも大きいときは(d
−1)区間の後側を補正ビット位置として指定し、Hレ
ベルからLレベルになったときの”1”の個数がLレベ
ルからHレベルになったときの”1”の個数に1を加算
した数よりも大きいときは(d−1)区間の前側を補正
ビット位置として指定する補正ビット位置指定信号を出
力する。さらに、上記補正ビット位置検出部は、例え
ば、(d−1)区間の直前のビットデータ又はその次の
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたビット情報と、(d−1)区間の直後のビット
データ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞれコ
ンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分
けて比較し、両方のビット情報が同一であったときに
は、記憶された前の補正ビット位置指定信号に基づい
て、補正ビット位置を指定する補正ビット位置指定信号
を出力する。
【0126】さらに、本発明に係るデータ復号装置にお
いて、上記データ補正部は、例えば、上記補正ビット位
置検出部による補正ビット位置指定信号に基づいて、指
定されたビット位置のデータの論理レベルを反転させ、
さらに、指定されたビット位置の(d−1)区間の外側
のビット位置のデータの論理レベルを反転させることに
より補正処理を行う。また、上記データ補正部は、例え
ば、上記補正ビット位置検出部による補正ビット位置指
定信号に基づいて、指定されたビット位置の”1”のデ
ータを(d−1)区間の外側のデータにシフトさせるこ
とにより補正処理を行う。
【0127】本発明に係るデータ復号装置は、符号系列
内の連続する”1”の間に入る”0”の最大連続長がk
である記録符号からNRZI変調した後の、同一シンボ
ルの最大連続長がk’=k+1(k≧1,k≧d)であ
る記録符号が記録された記録媒体からの再生データのデ
ータ復号装置であって、チャンネルクロックをn倍(n
は2以上の整数)するクロック発生部と、同一シンボル
の連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータを
検出する(k’+1)検出部と、上記(k’+1)検出
部により検出された同一シンボルの連続長が(k’+
1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定する
補正ビット位置指定信号を上記n倍クロックにより得ら
れたビット情報に基づいて出力する補正ビット位置検出
部と、上記(k’+1)検出部により検出された同一シ
ンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデ
ータを同一シンボルの連続長がk’となるように上記補
正ビット位置検出部による補正ビット位置指定信号に基
づいて補正処理を行うデータ補正部とを備えることを特
徴とする。
【0128】本発明に係るデータ復号装置では、例え
ば、記録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも
1つのコンパレートレベルで復号してチャネルビットデ
ータを出力する。
【0129】本発明に係るデータ復号装置において、上
記補正ビット位置検出部は、例えば、あるチャンネルク
ロックにおけるビットデータとその次のチャンネルクロ
ックにおけるビットデータ及びその間に挟まれるn倍ク
ロックにより得られたビット情報からコンパレートレベ
ルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて得られるそ
れぞれ(n+1)個の区間情報を持つ。また、上記補正
ビット位置検出部は、あるチャンネルクロックにおける
ビットデータと、その次のチャンネルクロックにおける
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたビット情報からそれぞれ(n+1)個の区間情
報を記憶する。
【0130】そして、上記補正ビット位置検出部は、例
えば、(k’+1)区間の直前のビットデータとその次
のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報と、(k’+1)区間の直後のビ
ットデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれ
n倍クロックにより得られたビット情報とを比較する
ことにより選択した補正ビット位置を指定する補正ビッ
ト位置指定信号を出力する。また、上記補正ビット位置
検出部は、(k’+1)区間の直前のビットデータとそ
の次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたビット情報と、(k’+1)区間の直後
のビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟
まれるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれ
ぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2
値に分け、Hレベル又はLレベルの数の大小によって選
択した補正ビット位置を指定する補正ビット位置指定信
号を出力する。また、上記補正ビット位置検出部は、例
えば、(k’+1)区間の直前のビットデータとその次
のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報と、(k’+1)区間の直後のビ
ットデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれ
n倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞれ
コンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に
分け、(k’+1)区間がHレベルのときには、Hレベ
ルの数の大きい側を補正ビット位置として指定し、
(k’+1)区間がLレベルのときには、Lレベルの数
の大きい側を補正ビット位置として指定する補正ビット
位置指定信号を出力する。また、上記補正ビット位置検
出部は、例えば、(k’+1)区間の直前のビットデー
タとその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍ク
ロックにより得られたビット情報と、(k’+1)区間
の直後のビットデータとその次のビットデータ及びその
間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報と
をそれぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベ
ルの2値に分けて比較し、両方のビット情報が同一であ
ったときには、記憶された前の補正ビット位置指定信号
に基づいて、補正ビット位置を指定する補正ビット位置
指定信号を出力する。
【0131】また、本発明に係るデータ復号装置におい
て、上記補正ビット位置検出部は、例えば、あるチャン
ネルクロックのビットデータとその次のビットデータ及
びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット
情報からコンパレートレベルを境にHレベルとLレベル
の2値に分けて得られるそれぞれ(n−1)個の区間情
報を持つ。また、上記補正ビット位置検出部は、例え
ば、あるチャンネルクロックのビットデータとその次の
チャンネルクロックのビットデータ及びその間に挟まれ
n倍クロックにより得られたビット情報からそれぞれ
(n−1)個の区間情報を記憶する。
【0132】そして、上記補正ビット位置検出部は、例
えば、(k’+1)区間の直前のビットデータとその次
のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報と、(k’+1)区間の直後のビ
ットデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれ
n倍クロックにより得られたビット情報とを比較する
ことにより選択した補正ビット位置を指定する補正ビッ
ト位置指定信号を出力する。また、上記補正ビット位置
検出部は、例えば、(k’+1)区間の直前のビットデ
ータとその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍
クロックにより得られたビット情報と、(k’+1)区
間の直後のビットデータとその次のビットデータ及びそ
の間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報
とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレ
ベルの2値に分け、Hレベル又はLレベルの数の大小に
よって選択した補正ビット位置を指定する補正ビット位
置指定信号を出力する。また、上記補正ビット位置検出
部は、例えば、(k’+1)区間の直前のビットデータ
とその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
ックにより得られたビット情報と、(k’+1)区間の
直後のビットデータとその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報とを
それぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベル
の2値に分け、(k’+1)区間がHレベルのときに
は、Hレベルの数の小さい側を補正ビット位置として指
定し、(k’+1)区間がLレベルのときには、Lレベ
ルの数の小さい側を補正ビット位置として指定する補正
ビット位置指定信号を出力する。また、上記補正ビット
位置検出部は、例えば、(k’+1)区間の直前のビッ
トデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報と、(k’+
1)区間の直後のビットデータとその次のビットデータ
及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
ト情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベル
とLレベルの2値に分けて比較し、両方のビット情報が
同一であったときには、記憶された前の補正ビット位置
指定信号に基づいて、補正ビット位置を指定する補正ビ
ット位置指定信号を出力する。
【0133】また、本発明に係るデータ復号装置におい
て、上記補正ビット位置検出部は、例えば、n倍クロッ
クにより得られたビット情報におけるあるチャンネルク
ロックのビットデータを含む連続したn個のビット情報
からコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2
値に分けて得られる区間情報を持つ。また、上記補正ビ
ット位置検出部は、例えば、n倍クロックにより得られ
ビット情報におけるあるチャンネルクロックのビット
データを含む連続したn個のビット情報から区間情報を
記憶する。
【0134】そして、上記補正ビット位置検出部は、例
えば、(k’+1)区間の直前のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたn個のビット情報と、(k’+1)区間の
直後のビットデータ又はその次のビットデータ及びその
間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット
情報とを比較することにより選択した補正ビット位置を
指定する補正ビット位置指定信号を出力する。また、上
記補正ビット位置検出部は、例えば、(k’+1)区間
の直前のビットデータ又はその次のビットデータ及びそ
の間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビッ
ト情報と、(k’+1)区間の直後のビットデータ又は
その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
により得られたn個のビット情報とをそれぞれコンパ
レートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、
Hレベル又はLレベルの数の大小によって選択した補正
ビット位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力す
る。また、上記補正ビット位置検出部は、例えば、
(k’+1)区間の直前のビットデータ又はその次のビ
ットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得
られたn個のビット情報と、(k’+1)区間の直後の
ビットデータ又はその次のビットデータ及びその間に挟
まれるn倍クロックにより得られたn個のビット情報と
をそれぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベ
ルの2値に分け、Lレベルの数又はHレベルの数のどち
らかを用いて補正ビット位置として指定する補正ビット
位置指定信号を出力する。また、上記補正ビット位置検
出部は、例えば、(k’+1)区間の直前のビットデー
タ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍
クロックにより得られたn個のビット情報と、(k’+
1)区間の直後のビットデータ又はその次のビットデー
タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたn
個のビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境に
HレベルとLレベルの2値に分け、LレベルからHレベ
ルになったときの”0”の個数に1を加算した数がHレ
ベルからLレベルになったときの”0”の個数よりも大
きいときは(k’+1)区間の前側を補正ビット位置と
して指定し、HレベルからLレベルになったときの”
0”の個数がLレベルからHレベルになったときの”
0”の個数に1を加算した数よりも大きいときは(k’
+1)区間の後側を補正ビット位置として指定する補正
ビット位置指定信号を出力する。また、上記補正ビット
位置検出部は、例えば、(k’+1)区間の直前のビッ
トデータ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれ
n倍クロックにより得られたn個のビット情報と、
(k’+1)区間の直後のビットデータ又はその次のビ
ットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得
られたn個のビット情報とをそれぞれコンパレートレベ
ルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、Lレベルか
らHレベルになったときの”1”の個数がHレベルから
Lレベルになったときの”1”の個数に1を加算した数
よりも大きいときは(k’+1)区間の後側を補正ビッ
ト位置として指定し、HレベルからLレベルになったと
きの”1”の個数に1を加算した数がLレベルからHレ
ベルになったときの”1”の個数よりも大きいときは
(k’+1)区間の前側を補正ビット位置として指定す
る補正ビット位置指定信号を出力する。さらに、上記補
正ビット位置検出部は、例えば、(k’+1)区間の直
前のビットデータ又はその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報と、
(k’+1)区間の直後のビットデータ又はその次のビ
ットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得
られたビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境
にHレベルとLレベルの2値に分けて比較し、両方のビ
ット情報が同一であったときには、記憶された前の補正
ビット位置指定信号に基づいて、補正ビット位置を指定
する補正ビット位置指定信号を出力する。
【0135】さらに本発明に係るデータ復号装置におい
て、上記データ補正部は、例えば、上記補正ビット位置
検出部による補正ビット位置指定信号で指定されたビッ
ト位置のデータの論理レベルを反転させることにより補
正処理を行う。
【0136】本発明に係るデータ復号装置は、符号系列
内の連続する”1”の間に入る”0”の最大連続長がk
である記録符号からNRZI変調した後の、同一シンボ
ルの最大連続長がk’=k+1(k≧1,k≧d)であ
る記録符号が記録された記録媒体からの再生データのデ
ータ復号装置であって、チャンネルクロックをn倍(n
は2以上の整数)するクロック発生部と、逆NRZI変
調した後の”0”の連続長が(k+1)であるチャネル
ビットデータを検出する(k+1)検出部と、上記(k
+1)検出部により検出された”0”の連続長が(k+
1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定する
補正ビット位置指定信号を上記n倍クロックにより得ら
れたビット情報に基づいて出力する補正ビット位置検出
部と、上記(k+1)検出部により検出された”0”の
連続長が(k+1)であるチャネルビットデータを”
0”の連続長がkとなるように上記補正ビット位置検出
部による補正ビット位置指定信号に基づいて補正処理を
行うデータ補正部とを備えることを特徴とする。
【0137】本発明に係るデータ復号装置では、例え
ば、記録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも
1つのコンパレートレベルで復号して、符号系列内の連
続する”1”の間に入る”0”の最大連続長がkである
チャネルビットデータを出力する。
【0138】本発明に係るデータ復号装置において、上
記補正ビット位置検出部は、例えば、あるチャンネルク
ロックにおけるビットデータとその次のチャンネルクロ
ックにおけるビットデータ及びその間に挟まれるn倍ク
ロックにより得られたビット情報からコンパレートレベ
ルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて得られるそ
れぞれ(n+1)個の区間情報を持つ。また、上記補正
ビット位置検出部は、例えば、あるチャンネルクロック
におけるビットデータと、その次のチャンネルクロック
におけるビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
により得られたビット情報からそれぞれ(n+1)個
の区間情報を記憶する。
【0139】そして、上記補正ビット位置検出部は、例
えば、(k+1)区間の直前のビットデータとその次の
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたビット情報と、(k+1)区間の直後のビット
データとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
倍クロックにより得られたビット情報とを比較すること
により選択した補正ビット位置を指定する補正ビット位
置指定信号を出力する。また、上記補正ビット位置検出
部は、(k+1)区間の直前のビットデータとその次の
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたビット情報と、(k+1)区間の直後のビット
データとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞれコン
パレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分
け、Hレベル又はLレベルの数の大小によって選択した
補正ビット位置を指定する補正ビット位置指定信号を出
力する。また、上記補正ビット位置検出部は、例えば、
(k+1)区間の直前のビットデータとその次のビット
データ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られ
たビット情報と、(k+1)区間の直後のビットデータ
とその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
ックにより得られたビット情報とをそれぞれコンパレー
トレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、(k
+1)区間がHレベルのときには、Hレベルの数の大き
い側を補正ビット位置として指定し、(k+1)区間が
Lレベルのときには、Lレベルの数の大きい側を補正ビ
ット位置として指定する補正ビット位置指定信号を出力
する。また、上記補正ビット位置検出部は、例えば、
(k+1)区間の直前のビットデータとその次のビット
データ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られ
たビット情報と、(k+1)区間の直後のビットデータ
とその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
ックにより得られたビット情報とをそれぞれコンパレー
トレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて比較
し、両方のビット情報が同一であったときには、記憶さ
れた前の補正ビット位置指定信号に基づいて、補正ビッ
ト位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力するこ
とを特徴とする置。
【0140】また、本発明に係るデータ復号装置におい
て、上記補正ビット位置検出部は、例えば、あるチャン
ネルクロックのビットデータとその次のビットデータ及
びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット
情報からコンパレートレベルを境にHレベルとLレベル
の2値に分けて得られるそれぞれ(n−1)個の区間情
報を持つ。また、上記補正ビット位置検出部は、例え
ば、あるチャンネルクロックのビットデータとその次の
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたビット情報からそれぞれ(n−1)個の区間情
報を記憶することを特徴とする。
【0141】そして、上記補正ビット位置検出部は、例
えば、(k+1)区間の直前のビットデータとその次の
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたビット情報と、(k+1)区間の直後のビット
データとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
倍クロックにより得られたビット情報とを比較すること
により選択した補正ビット位置を指定する補正ビット位
置指定信号を出力する。また、上記補正ビット位置検出
部は、例えば、(k+1)区間の直前のビットデータと
その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
により得られたビット情報と、(k+1)区間の直後
のビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟
まれるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれ
ぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2
値に分け、Hレベル又はLレベルの数の大小によって選
択した補正ビット位置を指定する補正ビット位置指定信
号を出力する。また、上記補正ビット位置検出部は、
(k+1)区間の直前のビットデータとその次のビット
データ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られ
たビット情報と、(k+1)区間の直後のビットデータ
とその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
ックにより得られたビット情報とをそれぞれコンパレー
トレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、(k
+1)区間がHレベルのときには、Hレベルの数の小さ
い側を補正ビット位置として指定し、(k+1)区間が
Lレベルのときには、Lレベルの数の小さい側を補正ビ
ット位置として指定する補正ビット位置指定信号を出力
する。また、上記補正ビット位置検出部は、例えば、
(k+1)区間の直前のビットデータとその次のビット
データ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られ
たビット情報と、(k+1)区間の直後のビットデータ
とその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
ックにより得られたビット情報とをそれぞれコンパレー
トレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて比較
し、両方のビット情報が同一であったときには、記憶さ
れた前の補正ビット位置指定信号に基づいて、補正ビッ
ト位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する。
【0142】また、本発明に係るデータ復号装置におい
て、上記補正ビット位置検出部は、例えば、n倍クロッ
クにより得られたビット情報におけるあるチャンネルク
ロックのビットデータを含む連続したn個のビット情報
からコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2
値に分けて得られる区間情報を持つ。また、上記補正ビ
ット位置検出部は、例えば、n倍クロックにより得られ
ビット情報におけるあるチャンネルクロックのビット
データを含む連続したn個のビット情報から区間情報を
記憶する。
【0143】そして、上記補正ビット位置検出部は、例
えば、(k+1)区間の直前のビットデータ又はその次
のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたn個のビット情報と、(k+1)区間の直後
のビットデータ又はその次のビットデータ及びその間に
挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット情報
とを比較することにより選択した補正ビット位置を指定
する補正ビット位置指定信号を出力する。また、上記補
正ビット位置検出部は、例えば、(k+1)区間の直前
のビットデータ又はその次のビットデータ及びその間に
挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット情報
と、(k+1)区間の直後のビットデータ又はその次の
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたn個のビット情報とをそれぞれコンパレートレ
ベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、Hレベル
又はLレベルの数の大小によって選択した補正ビット位
置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する。ま
た、上記補正ビット位置検出部は、例えば、(k+1)
区間の直前のビットデータ又はその次のビットデータ及
びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個の
ビット情報と、(k+1)区間の直後のビットデータ又
はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
ックにより得られたn個のビット情報とをそれぞれコン
パレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分
け、Lレベルの数又はHレベルの数のどちらかを用いて
補正ビット位置として指定する補正ビット位置指定信号
を出力する。また、上記補正ビット位置検出部は、(k
+1)区間の直前のビットデータ又はその次のビットデ
ータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られた
n個のビット情報と、(k+1)区間の直後のビットデ
ータ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれる
倍クロックにより得られたn個のビット情報とをそれぞ
れコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値
に分け、LレベルからHレベルになったときの”0”の
個数に1を加算した数がHレベルからLレベルになった
ときの”0”の個数よりも大きいときは(k+1)区間
の前側を補正ビット位置として指定し、HレベルからL
レベルになったときの”0”の個数がLレベルからHレ
ベルになったときの”0”の個数に1を加算した数より
も大きいときは(k+1)区間の後側を補正ビット位置
として指定する補正ビット位置指定信号を出力する。ま
た、上記補正ビット位置検出部は、例えば、(k+1)
区間の直前のビットデータ又はその次のビットデータ及
びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個の
ビット情報と、(k+1)区間の直後のビットデータ又
はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
ックにより得られたn個のビット情報とをそれぞれコン
パレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分
け、LレベルからHレベルになったときの”1”の個数
がHレベルからLレベルになったときの”1”の個数に
1を加算した数よりも大きいときは(k+1)区間の後
側を補正ビット位置として指定し、HレベルからLレベ
ルになったときの”1”の個数に1を加算した数がLレ
ベルからHレベルになったときの”1”の個数よりも大
きいときは(k+1)区間の前側を補正ビット位置とし
て指定する補正ビット位置指定信号を出力する。さら
に、上記補正ビット位置検出部は、例えば、(k+1)
区間の直前のビットデータ又はその次のビットデータ及
びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット
情報と、(k+1)区間の直後のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたビット情報とをそれぞれコンパレートレベ
ルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて比較し、両
方のビット情報が同一であったときには、記憶された前
の補正ビット位置指定信号に基づいて、補正ビット位置
を指定する補正ビット位置指定信号を出力する。
【0144】さらに、本発明に係るデータ復号装置にお
いて、上記データ補正部は、例えば、上記補正ビット位
置検出部による補正ビット位置指定信号に基づいて、指
定されたビット位置のデータの論理レベルを反転させる
と共に、指定されたビット位置の(k+1)区間の内側
のビット位置のデータの論理レベルを反転させることに
より補正処理を行う。また、上記データ補正部は、例え
ば、上記補正ビット位置検出部による補正ビット位置指
定信号に基づいて、指定されたビット位置の”1”のデ
ータを(k+1)区間の内側のデータにシフトさせるこ
とにより補正処理を行う。
【0145】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面に基づいて説明する。なお、記録媒体として
光ディスクを用い、記録符号としては、同一シンボルの
最小連続長(連続個数)dが2で、かつ同一シンボルの
最大連続長(連続個数)kが10である2値レベルの
(d,k)記録符号を用い、この2値レベルの(d,
k)記録符号がNRZI変調によって記録された光ディ
スクから、NRZI変調されたチャネルビットデータ列
を再生する装置を代表例として、発明の実施の形態を説
明する。ここで、(d,k)記録符号は、エッジを表す
符号となり、NRZI変調後のチャンネルビット列は、
ピットの形に相当するレベルを表す符号になる。また、
NRZI変調後の同一シンボルの最小連続長d’はd’
=d+1=2+1=3であり、同一シンボルの最大連続
長k’はk’=k+1=10+1=11である。
【0146】本発明に係るデータ復号方法は、例えば図
1及び図2のフローチャートに示すような手順で実施さ
れる。
【0147】この図1及び図2のフローチャートに示し
たデータ復号方法は、符号系列内の連続する”1”の間
に入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNR
ZI変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d
+1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録
媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(n
は2以上の整数)したn倍クロックとして、n=4とし
た4倍クロックを生成し、この4倍クロックを用いて同
一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビッ
トデータを検出し、検出された同一シンボルの連続長が
(d’−1)であるチャネルビットデータの補正位置を
指定して、同一シンボルの連続長が(d’−1)である
チャネルビットデータを同一シンボルの連続長がd’と
なるように補正処理を行うものである。
【0148】この図1のフローチャートに示すデータ復
号方法では、先ず、ステップA1において、最初に再生
データの終わりか否かの判定処理を行う。そして、この
ステップA1における判定結果が「NO」すなわち再生
データの終わりでなければ、ステップA2に進んで、再
生データを読み込む。また、このステップA1における
判定結果が「YES」すなわち再生データの終わりであ
れば、復号処理を終了する。
【0149】次のステップA3では、上記ステップA2
で読み込まれた再生データと所定のコンパレートレベル
とを比較して、上記所定のコンパレートレベルを境にH
レベルとLレベルの2値に分ける比較処理を4倍クロッ
クを用いて行う。
【0150】また、ステップA4では、上記ステップA
3の比較処理により得られたHレベルとLレベルの個数
をカウントする。さらに、ステップA5では、上記ステ
ップA3のカウント値が4の倍数であるか否かを判定す
る。そして、上記ステップA5における判定結果が「N
O」すなわち上記カウント値が4の倍数でないときには
上記ステップA1に戻って、ステップA1〜A4の処理
を繰り返し行う。また、上記ステップA5における判定
結果が「YES」すなわち上記カウント値が4の倍数で
あるときには、ステップA6に進む。
【0151】このステップA6では、コンパレートレベ
ルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて得られる
(n+1)個の区間情報をチャンネルクロックで取り出
して、コンパレートレベル値dt[0]、Lレベルカウ
ント値L[0]及びHレベルカウント値H[0]を記憶
する。
【0152】次のステップA7では、H/Lレベルカウ
ント値を最後のコンパレート値部分だけ入力して、H/
Lレベルカウントを再設定すると共に、フラグをクリア
する。
【0153】次のステップA8では、図2のフローチャ
ートに示す手順に従って、補正の必要な部分に対して補
正処理を行う。
【0154】さらに、ステップA9ではデータdt
[3]を出力する。そして、ステップA10でデータを
順送りしてから、上述のステップA1に戻って、ステッ
プA1〜A10の処理を繰り返し行う。
【0155】上記ステップA8では、図2のフローチャ
ートに示すように、先ずステップA11において、チャ
ンネルビット列のビット間隔Tに対して2Tすなわち同
一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビッ
トデータであるか否かを判定する。
【0156】そして、上記ステップA11における判定
結果が「YES」すなわち同一シンボルの連続長が
(d’−1)のチャネルビットデータに対しては、チャ
ネルビットデータ”1001”の場合ステップA12に
移り、チャネルビットデータ”0110”の場合ステッ
プA17に移る。また、上記ステップA11における判
定結果が「NO」すなわち同一シンボルの連続長が
(d’−1)でないチャネルビットデータの場合には、
ステップA24に移る。
【0157】上記ステップA12では、Lレベルカウン
ト値を比較して L[0]>L[2]であるか否かを判
定する。そして、このステップA12における判定結果
が「YES」すなわちL[0]>L[2]である場合に
は、ステップA13に移ってフラグを「後」に設定す
る。また、このステップA12における判定結果が「N
O」すなわちL[0]>L[2]でない場合には、ステ
ップA14に移る。
【0158】上記ステップA14では、Lレベルカウン
ト値を比較して L[0]<L[2]であるか否かを判
定する。そして、このステップA14における判定結果
が「YES」すなわちL[0]<L[2]である場合に
は、ステップA15に移ってフラグを「前」に設定す
る。また、このステップA14における判定結果が「N
O」すなわちL[0]<L[2]でない場合には、ステ
ップA16に移って前の情報フラグと同じフラグを設定
する。
【0159】また、上記ステップA17では、Hレベル
カウント値を比較してH[0]>H[2]であるか否か
を判定する。そして、このステップA17における判定
結果が「YES」すなわちH[0]>H[2]である場
合には、ステップA18に移ってフラグを「後」に設定
する。また、このステップA17における判定結果が
「NO」すなわちH[0]>H[2]でない場合には、
ステップA19に移る。
【0160】上記ステップA19では、Hレベルカウン
ト値を比較して H[0]<H[2]であるか否かを判
定する。そして、このステップA19における判定結果
が「YES」すなわちH[0]<H[2]である場合に
は、ステップA20に移ってフラグを「前」に設定す
る。また、このステップA19における判定結果が「N
O」すなわちH[0]<H[2]でない場合には、ステ
ップA21に移って前の情報フラグと同じフラグを設定
する。
【0161】そして、次のステップA22では、上述の
ステップA12〜A21の処理により設定されたフラグ
に従って2Tデータの補正を行う。さらに、ステップA
23では前情報フラグを新たに記憶する。
【0162】また、ステップA24では、1Tすなわち
同一シンボルの連続長が(d’−2)であるチャネルビ
ットデータであるか否かを判定する。
【0163】このステップA24における判定結果が
「YES」すなわち同一シンボルの連続長が(d’−
2)のチャネルビットデータに対しては、ステップA2
5でフラグを「前後両方」に設定して、ステップA26
でフラグに従って1Tデータの補正を行う。
【0164】また、上記ステップA24における判定結
果が「NO」すなわち同一シンボルの連続長が(d’−
1)又は(d’−2)でないチャネルビットデータに対
しては、補正処理を施すことなく、上記ステップA8の
処理を終了する。
【0165】すなわち、本発明では、符号系列内の連続
する”1”の間に入る”0”の最小連続長がdである記
録符号からNRZI変調した後の同一シンボルの最小連
続長がd’=d+1(dは正の整数)である記録符号が
記録された記録媒体からの再生データのデータ復号方法
において、再生データのチャンネルクロックをn倍(n
は2以上の整数)したn倍クロックを生成し、上記n倍
クロックを用いて同一シンボルの連続長が(d’−1)
であるチャネルビットデータを検出し、検出された同一
シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビット
データの補正位置を 検出された同一シンボルの連続長
が(d’−1)であるチャネルビットデータの補正位置
上記n倍クロックにより得られたビット情報に基づい
指定して、同一シンボルの連続長が(d’−1)であ
るチャネルビットデータを同一シンボルの連続長がd’
となるように補正処理を行う。これにより、最小反転間
隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエ
ラーレートを向上させることができる。
【0166】例えば、記録媒体から読み出した再生RF
信号を少なくとも1つのコンパレートレベルでチャネル
ビットデータに復号して、同一シンボルの連続長が
(d’−1)であるチャネルビットデータを同一シンボ
ルの連続長がd’となるように補正することにより、最
小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、
ビットエラーレートを向上させることができる。
【0167】また、記録媒体から読み出した再生RF信
号を少なくとも1つのコンパレートレベルでチャネルビ
ットデータに復号するに当たり、例えば、あるチャンネ
ルクロックにおけるビットデータとその次のチャンネル
クロックにおけるビットデータ及びその間に挟まれる
倍クロックにより得られたビット情報からコンパレート
レベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて得られ
るそれぞれ(n+1)個の区間情報を持つことにより、
同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビ
ットデータの補正位置を指定して、同一シンボルの連続
長が(d’−1)であるチャネルビットデータを同一シ
ンボルの連続長がd’となるように補正することがで
き、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少
させ、ビットエラーレートを向上させることができる。
【0168】また、記録媒体から読み出した再生RF信
号を少なくとも1つのコンパレートレベルでチャネルビ
ットデータに復号するに当たり、例えば、あるチャンネ
ルクロックにおけるビットデータと、その次のチャンネ
ルクロックにおけるビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報からそれぞれ
(n+1)個の区間情報を記憶して、同一シンボルの連
続長が(d’−1)であるチャネルビットデータの補正
位置を指定することによって、同一シンボルの連続長が
(d’−1)であるチャネルビットデータを同一シンボ
ルの連続長がd’となるように補正することができる。
【0169】また、記録媒体から読み出した再生RF信
号を少なくとも1つのコンパレートレベルでチャネルビ
ットデータに復号するに当たり、あるチャンネルクロッ
クにおけるビットデータとその次のチャンネルクロック
におけるビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
により得られたビット情報からコンパレートレベルを
境にHレベルとLレベルの2値に分けて得られるそれぞ
れ(n+1)個の区間情報を持ち、例えば、(d’−
1)区間の直前のビットデータとその次のビットデータ
及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
ト情報と、(d’−1)区間の直後のビットデータとそ
の次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたビット情報とを比較することにより選択
した補正ビット位置を指定することによって、同一シン
ボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビットデー
タを同一シンボルの連続長がd’となるように補正する
ことができる。
【0170】また、記録媒体から読み出した再生RF信
号を少なくとも1つのコンパレートレベルでチャネルビ
ットデータに復号するに当たり、あるチャンネルクロッ
クにおけるビットデータとその次のチャンネルクロック
におけるビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
により得られたビット情報からコンパレートレベルを
境にHレベルとLレベルの2値に分けて得られるそれぞ
れ(n+1)個の区間情報を持ち、例えば、(d’−
1)区間の直前のビットデータとその次のビットデータ
及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
ト情報と、(d’−1)区間の直後のビットデータとそ
の次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたビット情報とをそれぞれコンパレートレ
ベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、Hレベル
又はLレベルの数の大小によって選択した補正ビット位
置を指定することにより、同一シンボルの連続長が
(d’−1)であるチャネルビットデータを同一シンボ
ルの連続長がd’となるように補正することができる。
【0171】また、記録媒体から読み出した再生RF信
号を少なくとも1つのコンパレートレベルでチャネルビ
ットデータに復号するに当たり、あるチャンネルクロッ
クにおけるビットデータとその次のチャンネルクロック
におけるビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
により得られたビット情報からコンパレートレベルを
境にHレベルとLレベルの2値に分けて得られるそれぞ
れ(n+1)個の区間情報を持ち、例えば、(d’−
1)区間の直前のビットデータとその次のビットデータ
及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
ト情報と、(d’−1)区間の直後のビットデータとそ
の次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたビット情報とをそれぞれコンパレートレ
ベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、(d’−
1)区間がHレベルのときには、Hレベルの数の大きい
側を補正ビット位置として指定し、(d’−1)区間が
Lレベルのときには、Lレベルの数の大きい側を補正ビ
ット位置として指定することによって、同一シンボルの
連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータを同
一シンボルの連続長がd’となるように補正することが
できる。
【0172】また、記録媒体から読み出した再生RF信
号を少なくとも1つのコンパレートレベルでチャネルビ
ットデータに復号するに当たり、あるチャンネルクロッ
クにおけるビットデータとその次のチャンネルクロック
におけるビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
により得られたビット情報からコンパレートレベルを
境にHレベルとLレベルの2値に分けて得られるそれぞ
れ(n+1)個の区間情報を持ち、例えば、(d’−
1)区間の直前のビットデータとその次のビットデータ
及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
ト情報と、(d’−1)区間の直後のビットデータとそ
の次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたビット情報とをそれぞれコンパレートレ
ベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて比較し、
両方のビット情報が同一であったときには、記憶された
前の補正ビット位置に基づいて、補正ビット位置を指定
することによって、同一シンボルの連続長が(d’−
1)であるチャネルビットデータを同一シンボルの連続
長がd’となるように補正することができる。
【0173】また、記録媒体から読み出した再生RF信
号を少なくとも1つのコンパレートレベルでチャネルビ
ットデータに復号するに当たり、例えば、あるチャンネ
ルクロックのビットデータとその次のチャンネルクロッ
クのビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたビット情報からコンパレートレベルを境に
HレベルとLレベルの2値に分けて得られるそれぞれ
(n+1)個の区間情報を持つことにより、同一シンボ
ルの連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータ
の補正位置を指定して、同一シンボルの連続長が(d’
−1)であるチャネルビットデータを同一シンボルの連
続長がd’となるように補正することができる。
【0174】さらに、符号系列内の連続する”1”の間
に入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNR
ZI変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d
+1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録
媒体からの再生データのデータ復号方法において、再生
データのチャンネルクロックをn倍(nは2以上の整
数)したn倍クロックを生成し、上記n倍クロックを用
いて同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネ
ルビットデータを検出し、検出された同一シンボルの連
続長が(d’−1)であるチャネルビットデータの補正
位置を指定して、同一シンボルの連続長が(d’−1)
であるチャネルビットデータを同一シンボルの連続長が
d’となるように、指定された補正ビット位置のデータ
の論理レベルを反転させることにより補正処理を行こと
により、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを
減少させ、ビットエラーレートを向上させることができ
る。
【0175】また、本発明に係るデータ復号方法は、例
えば図3及び図4のフローチャートに示すような手順で
実施される。
【0176】この図3及び図4のフローチャートに示し
たデータ復号方法は、符号系列内の連続する”1”の間
に入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNR
ZI変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d
+1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録
媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(n
は2以上の整数)したn倍クロックとして、n=4とし
た4倍クロックを生成し、この4倍クロックを用いて同
一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビッ
トデータを検出し、検出された同一シンボルの連続長が
(d’−1)であるチャネルビットデータの補正位置を
指定して、同一シンボルの連続長が(d’−1)である
チャネルビットデータを同一シンボルの連続長がd’と
なるように補正処理を行うものである。
【0177】この図3のフローチャートに示すデータ復
号方法では、先ず、ステップB1において、最初に再生
データの終わりか否かの判定処理を行う。そして、この
ステップB1における判定結果が「NO」すなわち再生
データの終わりでなければ、ステップB2に進んで、再
生データを読み込む。また、このステップB1における
判定結果が「YES」すなわち再生データの終わりであ
れば、復号処理を終了する。
【0178】次のステップB3では、上記ステップB2
で読み込まれた再生データと所定のコンパレートレベル
とを比較して、上記所定のコンパレートレベルを境にH
レベルとLレベルの2値に分ける比較処理を4倍クロッ
クを用いて行う。
【0179】また、ステップB4では、上記ステップB
3のカウント値が4の倍数であるか否かを判定する。そ
して、上記ステップB4における判定結果が「NO」す
なわち上記カウント値が4の倍数でないときには、ステ
ップB5に移って上記ステップB3の比較処理により得
られたLレベルの個数をカウントしてから、上記ステッ
プB1に戻り、ステップB1〜B5の処理を繰り返し行
う。また、上記ステップB4における判定結果が「YE
S」すなわち上記カウント値が4の倍数であるときに
は、ステップB6に進む。
【0180】このステップB6では、コンパレートレベ
ルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて得られる
(n−1)個の区間情報をチャンネルクロックで取り出
して、コンパレートレベル値dt[0]及びLレベルカ
ウント値L[0]を記憶する。
【0181】次のステップB7では、Lレベルカウント
をクリアすると共に、フラグをクリアする。
【0182】次のステップB8では、図4のフローチャ
ートに示す手順に従って、補正の必要な部分に対して補
正処理を行う。
【0183】さらに、ステップB9ではデータdt
[3]を出力する。そして、ステップB10でデータを
順送りしてから、上述のステップB1に戻って、ステッ
プB1〜B10の処理を繰り返し行う。
【0184】上記ステップB8では、図4のフローチャ
ートに示すように、先ずステップB11において、チャ
ンネルビット列のビット間隔Tに対して2Tすなわち同
一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビッ
トデータであるか否かを判定する。
【0185】そして、上記ステップB11における判定
結果が「YES」すなわち同一シンボルの連続長が
(d’−1)のチャネルビットデータに対しては、チャ
ネルビットデータ”1001”の場合ステップB12に
移り、チャネルビットデータ”0110”の場合ステッ
プB17に移る。また、上記ステップB11における判
定結果が「NO」すなわち同一シンボルの連続長が
(d’−1)でないチャネルビットデータの場合には、
ステップB24に移る。
【0186】上記ステップB12では、Lレベルカウン
ト値を比較して L[0]>L[2]であるか否かを判
定する。そして、このステップB12における判定結果
が「YES」すなわちL[0]>L[2]である場合に
は、ステップB13に移ってフラグを「後」に設定す
る。また、このステップB12における判定結果が「N
O」すなわちL[0]>L[2]でない場合には、ステ
ップB14に移る。
【0187】上記ステップB14では、Lレベルカウン
ト値を比較して L[0]<L[2]であるか否かを判
定する。そして、このステップB14における判定結果
が「YES」すなわちL[0]<L[2]である場合に
は、ステップB15に移ってフラグを「前」に設定す
る。また、このステップB14における判定結果が「N
O」すなわちL[0]<L[2]でない場合には、ステ
ップB16に移って前の情報フラグと同じフラグを設定
する。
【0188】また、上記ステップB17では、Lレベル
カウント値を比較してL[0]>L[2]であるか否か
を判定する。そして、このステップB17における判定
結果が「YES」すなわちL[0]>L[2]である場
合には、ステップB18に移ってフラグを「後」に設定
する。また、このステップB17における判定結果が
「NO」すなわちL[0]>L[2]でない場合には、
ステップB19に移る。
【0189】上記ステップB19では、Lレベルカウン
ト値を比較してL[0]<L[2]であるか否かを判定
する。そして、このステップB19における判定結果が
「YES」すなわちH[0]<H[2]である場合に
は、ステップB20に移ってフラグを「前」に設定す
る。また、このステップB19における判定結果が「N
O」すなわちH[0]<H[2]でない場合には、ステ
ップB21に移って前の情報フラグと同じフラグを設定
する。
【0190】そして、次のステップB22では、上述の
ステップB12〜B21の処理により設定されたフラグ
に従って2Tデータの補正を行う。さらに、ステップB
23では前情報フラグを新たに記憶する。
【0191】また、ステップB24では、1Tすなわち
同一シンボルの連続長が(d’−2)であるチャネルビ
ットデータであるか否かを判定する。
【0192】このステップB24における判定結果が
「YES」すなわち同一シンボルの連続長が(d’−
2)のチャネルビットデータに対しては、ステップB2
5でフラグを「前後両方」に設定して、ステップB26
でフラグに従って1Tデータの補正を行う。
【0193】また、上記ステップB24における判定結
果が「NO」すなわち同一シンボルの連続長が(d’−
1)又は(d’−2)でないチャネルビットデータに対
しては、補正処理を施すことなく、上記ステップB8の
処理を終了する。
【0194】また、本発明に係るデータ復号方法は、例
えば図5のフローチャートに示すような手順で実施され
る。
【0195】この図5のフローチャートに示したデータ
復号方法は、符号系列内の連続する”1”の間に入る”
0”の最小連続長がdである記録符号からNRZI変調
した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+1(d
は正の整数)である記録符号が記録された記録媒体から
の再生データのチャンネルクロックをn倍(nは2以上
の整数)したn倍クロックとして、n=4とした4倍ク
ロックを生成し、この4倍クロックを用いて同一シンボ
ルの連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータ
を検出し、検出された同一シンボルの連続長が(d’−
1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定し
て、同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネ
ルビットデータを同一シンボルの連続長がd’となるよ
うに補正処理を行うものである。
【0196】この図5のフローチャートに示すデータ復
号方法では、先ず、ステップC1において、最初に再生
データの終わりか否かの判定処理を行う。そして、この
ステップC1における判定結果が「NO」すなわち再生
データの終わりでなければ、ステップC2に進んで、再
生データを読み込む。また、このステップC1における
判定結果が「YES」すなわち再生データの終わりであ
れば、復号処理を終了する。
【0197】次のステップC3では、上記ステップC2
で読み込まれた再生データと所定のコンパレートレベル
とを比較して、上記所定のコンパレートレベルを境にH
レベルとLレベルの2値に分ける比較処理を4倍クロッ
クを用いて行う。
【0198】また、ステップC4では、上記ステップC
3のカウント値が4の倍数であるか否かを判定する。そ
して、上記ステップC4における判定結果が「NO」す
なわち上記カウント値が4の倍数でないときには、ステ
ップC5に移って上記ステップC3の比較処理により得
られたHレベルとLレベルの個数をカウントしてから、
上記ステップC1に戻り、ステップC1〜C5の処理を
繰り返し行う。また、上記ステップC4における判定結
果が「YES」すなわち上記カウント値が4の倍数であ
るときには、ステップC6に進む。
【0199】このステップC6では、コンパレートレベ
ルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて得られる
(n−1)個の区間情報をチャンネルクロックで取り出
して、コンパレートレベル値dt[0]及びLレベルカ
ウント値L[0]を記憶する。
【0200】次のステップC7では、Lレベルカウント
をクリアすると共に、フラグをクリアする。
【0201】次のステップC8では、上述の図2のフロ
ーチャートに示した手順と同様の手順に従って、補正の
必要な部分に対して補正処理を行う。
【0202】さらに、ステップC9ではデータdt
[3]を出力する。そして、ステップC10でデータを
順送りしてから、上述のステップC1に戻って、ステッ
プC1〜C10の処理を繰り返し行う。
【0203】このように、本発明に係るデータ復号方法
では、記録媒体から読み出した再生RF信号を少なくと
も1つのコンパレートレベルでチャネルビットデータに
復号するに当たり、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)したn倍クロックを生成し、このn倍ク
ロックをもちいて、同一シンボルの連続長が(d’−
1)であるチャネルビットデータを検出し、例えば、あ
るチャンネルクロックのビットデータとその次のチャン
ネルクロックのビットデータ及びその間に挟まれるn倍
クロックにより得られたビット情報からそれぞれ(n−
1)個の区間情報を記憶して、同一シンボルの連続長が
(d’−1)であるチャネルビットデータの補正位置を
上記n倍クロックにより得られたビット情報に基づいて
指定することにより、同一シンボルの連続長が(d’−
1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定し
て、同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネ
ルビットデータを同一シンボルの連続長がd’となるよ
うに補正することができる。これにより、最小反転間隔
Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラ
ーレートを向上させることができる。
【0204】また、記録媒体から読み出した再生RF信
号を少なくとも1つのコンパレートレベルでチャネルビ
ットデータに復号するに当たり、符号系列内の連続す
る”1”の間に入る”0”の最小連続長がdである記録
符号からNRZI変調した後の同一シンボルの最小連続
長がd’=d+1(dは正の整数)である記録符号が記
録された記録媒体からの再生データのチャンネルクロッ
クをn倍(nは2以上の整数)したn倍クロックを生成
し、このn倍クロックをもちいて、同一シンボルの連続
長が(d’−1)であるチャネルビットデータを検出
し、例えば、(d’−1)区間の直前のビットデータと
その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
により得られたビット情報と、(d’−1)区間の直
後のビットデータとその次のビットデータ及びその間に
挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報とを比
較することにより選択した補正ビット位置を指定するこ
とによって、同一シンボルの連続長が(d’−1)であ
るチャネルビットデータの補正位置を指定して、同一シ
ンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビットデ
ータを同一シンボルの連続長がd’となるように補正す
ることができる。これにより、最小反転間隔Tmin付
近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを
向上させることができる。
【0205】また、記録媒体から読み出した再生RF信
号を少なくとも1つのコンパレートレベルでチャネルビ
ットデータに復号するに当たり、符号系列内の連続す
る”1”の間に入る”0”の最小連続長がdである記録
符号からNRZI変調した後の同一シンボルの最小連続
長がd’=d+1(dは正の整数)である記録符号が記
録された記録媒体からの再生データのチャンネルクロッ
クをn倍(nは2以上の整数)したn倍クロックを生成
し、このn倍クロックをもちいて、同一シンボルの連続
長が(d’−1)であるチャネルビットデータを検出
し、例えば、(d’−1)区間の直前のビットデータと
その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
により得られたビット情報と、(d’−1)区間の直
後のビットデータとその次のビットデータ及びその間に
挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報とをそ
れぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの
2値に分け、Hレベル又はLレベルの数の大小によって
選択した補正ビット位置を指定することによって、同一
シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビット
データの補正位置を指定して、同一シンボルの連続長が
(d’−1)であるチャネルビットデータを同一シンボ
ルの連続長がd’となるように補正することができる。
これにより、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤
りを減少させ、ビットエラーレートを向上させることが
できる。
【0206】また、記録媒体から読み出した再生RF信
号を少なくとも1つのコンパレートレベルでチャネルビ
ットデータに復号するに当たり、符号系列内の連続す
る”1”の間に入る”0”の最小連続長がdである記録
符号からNRZI変調した後の同一シンボルの最小連続
長がd’=d+1(dは正の整数)である記録符号が記
録された記録媒体からの再生データのチャンネルクロッ
クをn倍(nは2以上の整数)したn倍クロックを生成
し、このn倍クロックをもちいて、同一シンボルの連続
長が(d’−1)であるチャネルビットデータを検出
し、例えば、(d’−1)区間の直前のビットデータと
その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
により得られたビット情報と、(d’−1)区間の直
後のビットデータとその次のビットデータ及びその間に
挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報とをそ
れぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの
2値に分け、(d’−1)区間がHレベルのときには、
Hレベルの数の大きい側を補正ビット位置として指定
し、(d’−1)区間がLレベルのときには、Lレベル
の数の大きい側を補正ビット位置として指定することに
よって、同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチ
ャネルビットデータの補正位置を指定して、同一シンボ
ルの連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータ
を同一シンボルの連続長がd’となるように補正するこ
とができる。これにより、最小反転間隔Tmin付近の
データ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上
させることができる。
【0207】さらに、記録媒体から読み出した再生RF
信号を少なくとも1つのコンパレートレベルでチャネル
ビットデータに復号するに当たり、符号系列内の連続す
る”1”の間に入る”0”の最小連続長がdである記録
符号からNRZI変調した後の同一シンボルの最小連続
長がd’=d+1(dは正の整数)である記録符号が記
録された記録媒体からの再生データのチャンネルクロッ
クをn倍(nは2以上の整数)したn倍クロックを生成
し、このn倍クロックをもちいて、同一シンボルの連続
長が(d’−1)であるチャネルビットデータを検出
し、例えば、(d’−1)区間の直前のビットデータと
その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
により得られたビット情報と、(d’−1)区間の直
後のビットデータとその次のビットデータ及びその間に
挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報とをそ
れぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの
2値に分けて比較し、両方のビット情報が同一であった
ときには、記憶された前の補正ビット位置に基づいて、
補正ビット位置を指定することによって、同一シンボル
の連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータの
補正位置を指定して、同一シンボルの連続長が(d’−
1)であるチャネルビットデータを同一シンボルの連続
長がd’となるように補正することができる。これによ
り、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少
させ、ビットエラーレートを向上させることができる。
【0208】また、本発明に係るデータ復号方法は、例
えば図6及び図7のフローチャートに示すような手順で
実施される。
【0209】この図6及び図7のフローチャートに示し
たデータ復号方法は、符号系列内の連続する”1”の間
に入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNR
ZI変調した後の同一シンボルの最大連続長がd’=d
−1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録
媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(n
は2以上の整数)したn倍クロックとして、n=4とし
た4倍クロックを生成し、この4倍クロックを用いて同
一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビッ
トデータを検出し、検出された同一シンボルの連続長が
(d’−1)であるチャネルビットデータの補正位置を
上記n倍クロックにより得られたビット情報に基づいて
指定して、同一シンボルの連続長が(d’−1)である
チャネルビットデータを同一シンボルの連続長がd’と
なるように補正処理を行うものである。
【0210】この図6のフローチャートに示すデータ復
号方法では、先ず、ステップD1において、最初に再生
データの終わりか否かの判定処理を行う。そして、この
ステップD1における判定結果が「NO」すなわち再生
データの終わりでなければ、ステップE2に進んで、再
生データを読み込む。また、このステップD1における
判定結果が「YES」すなわち再生データの終わりであ
れば、復号処理を終了する。
【0211】次のステップD3では、上記ステップD2
で読み込まれた再生データと所定のコンパレートレベル
とを比較して、上記所定のコンパレートレベルを境にH
レベルとLレベルの2値に分ける比較処理を4倍クロッ
クを用いて行う。
【0212】また、ステップD4では、上記ステップD
3の比較処理により得られたLレベルの個数をカウント
する。さらに、ステップD5では、上記ステップD3の
カウント値が4の倍数であるか否かを判定する。そし
て、上記ステップD5における判定結果が「NO」すな
わち上記カウント値が4の倍数でないときには上記ステ
ップD1に戻って、ステップD1〜D5の処理を繰り返
し行う。また、上記ステップD5における判定結果が
「YES」すなわち上記カウント値が4の倍数であると
きには、ステップD6に進む。
【0213】このステップD6では、コンパレートレベ
ルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて得られる
(n+1)個の区間情報をチャンネルクロックで取り出
して、コンパレートレベル値dt[0]、Lレベルカウ
ント値L[0]を記憶する。
【0214】次のステップD7では、Lレベルカウント
をクリアすると共に、フラグをクリアする。
【0215】次のステップD8では、図7のフローチャ
ートに示す手順に従って、補正の必要な部分に対して補
正処理を行う。
【0216】さらに、ステップD9ではデータdt
[3]を出力する。そして、ステップD10でデータを
順送りしてから、上述のステップD1に戻って、ステッ
プD1〜D10の処理を繰り返し行う。
【0217】上記ステップD8では、図7のフローチャ
ートに示すように、先ずステップD11において、チャ
ンネルビット列のビット間隔Tに対して2Tすなわち同
一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビッ
トデータであるか否かを判定する。
【0218】そして、上記ステップD11における判定
結果が「YES」すなわち同一シンボルの連続長が
(d’−1)のチャネルビットデータに対しては、チャ
ネルビットデータ”1001”の場合ステップD12に
移り、チャネルビットデータ”0110”の場合ステッ
プA17に移る。また、上記ステップA11における判
定結果が「NO」すなわち同一シンボルの連続長が
(d’−1)でないチャネルビットデータの場合には、
ステップD24に移る。
【0219】上記ステップD12では、Lレベルカウン
ト値を比較して L[0]+1>L[2]であるか否か
を判定する。そして、このステップA12における判定
結果が「YES」すなわちL[0]+1>L[2]であ
る場合には、ステップD13に移ってフラグを「後」に
設定する。また、このステップD12における判定結果
が「NO」すなわちL[0]+1>L[2]でない場合
には、ステップD14に移る。
【0220】上記ステップD14では、Lレベルカウン
ト値を比較して L[0]+1<L[2]であるか否か
を判定する。そして、このステップD14における判定
結果が「YES」すなわちL[0]+1<L[2]であ
る場合には、ステップD15に移ってフラグを「前」に
設定する。また、このステップD14における判定結果
が「NO」すなわちL[0]+1<L[2]でない場合
には、ステップD16に移って前の情報フラグと同じフ
ラグを設定する。
【0221】また、上記ステップD17では、Hレベル
カウント値を比較してH[2]+1>H[0]であるか
否かを判定する。そして、このステップD17における
判定結果が「YES」すなわちH[2]+1>H[0]
である場合には、ステップD18に移ってフラグを
「後」に設定する。また、このステップD17における
判定結果が「NO」すなわちH[2]+1>H[0]で
ない場合には、ステップD19に移る。
【0222】上記ステップD19では、Hレベルカウン
ト値を比較して H[2]+1<H[0]であるか否か
を判定する。そして、このステップD19における判定
結果が「YES」すなわちH[2]+1<H[0]であ
る場合には、ステップD20に移ってフラグを「前」に
設定する。また、このステップA19における判定結果
が「NO」すなわちH[2]+1<H[0]でない場合
には、ステップD21に移って前の情報フラグと同じフ
ラグを設定する。
【0223】そして、次のステップD22では、上述の
ステップD12〜D21の処理により設定されたフラグ
に従って2Tデータの補正を行う。さらに、ステップD
23では前情報フラグを新たに記憶する。
【0224】また、ステップD24では、1Tすなわち
同一シンボルの連続長が(d’−2)であるチャネルビ
ットデータであるか否かを判定する。
【0225】このステップD24における判定結果が
「YES」すなわち同一シンボルの連続長が(d’−
2)のチャネルビットデータに対しては、ステップD2
5でフラグを「前後両方」に設定して、ステップA26
でフラグに従って1Tデータの補正を行う。
【0226】また、上記ステップD24における判定結
果が「NO」すなわち同一シンボルの連続長が(d’−
1)又は(d’−2)でないチャネルビットデータに対
しては、補正処理を施すことなく、上記ステップA8の
処理を終了する。
【0227】このように、本発明に係るデータ復号方法
では、記録媒体から読み出した再生RF信号を少なくと
も1つのコンパレートレベルでチャネルビットデータに
復号するに当たり、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)したn倍クロックを生成し、このn倍ク
ロックをもちいて、同一シンボルの連続長が(d’−
1)であるチャネルビットデータを検出し、例えば、
記n倍クロックにより得られたビット情報におけるある
チャンネルクロックのビットデータを含むn個のビット
情報からコンパレートレベルを境にHレベルとLレベル
の2値に分けて得られる区間情報を持つことにより、同
一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビッ
トデータの補正位置を指定して、同一シンボルの連続長
が(d’−1)であるチャネルビットデータを同一シン
ボルの連続長がd’となるように補正することができ
る。これにより、最小反転間隔Tmin付近のデータ復
号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させるこ
とができる。
【0228】また、記録媒体から読み出した再生RF信
号を少なくとも1つのコンパレートレベルでチャネルビ
ットデータに復号するに当たり、符号系列内の連続す
る”1”の間に入る”0”の最小連続長がdである記録
符号からNRZI変調した後の同一シンボルの最小連続
長がd’=d+1(dは正の整数)である記録符号が記
録された記録媒体からの再生データのチャンネルクロッ
クをn倍(nは2以上の整数)したn倍クロックを生成
し、このn倍クロックをもちいて、同一シンボルの連続
長が(d’−1)であるチャネルビットデータを検出
し、例えば、上記n倍クロックにより得られたビット情
報におけるあるチャンネルクロックのビットデータを含
むn個のビット情報から区間情報を記憶して、同一シン
ボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビットデー
タの補正位置を指定することにより、同一シンボルの連
続長が(d’−1)であるチャネルビットデータを同一
シンボルの連続長がd’となるように補正することがで
きる。これにより、最小反転間隔Tmin付近のデータ
復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させる
ことができる。
【0229】また、記録媒体から読み出した再生RF信
号を少なくとも1つのコンパレートレベルでチャネルビ
ットデータに復号するに当たり、符号系列内の連続す
る”1”の間に入る”0”の最小連続長がdである記録
符号からNRZI変調した後の同一シンボルの最小連続
長がd’=d+1(dは正の整数)である記録符号が記
録された記録媒体からの再生データのチャンネルクロッ
クをn倍(nは2以上の整数)したn倍クロックを生成
し、このn倍クロックをもちいて、同一シンボルの連続
長が(d’−1)であるチャネルビットデータを検出
し、例えば、(d’−1)区間の直前のビットデータ又
はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
ックにより得られたn個のビット情報と、(d’−1)
区間の直後のビットデータ又はその次のビットデータ及
びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個の
ビット情報とを比較することにより選択した補正ビット
位置を指定することにより、同一シンボルの連続長が
(d’−1)であるチャネルビットデータの補正位置を
指定して、同一シンボルの連続長が(d’−1)である
チャネルビットデータを同一シンボルの連続長がd’と
なるように補正することができる。これにより、最小反
転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、ビッ
トエラーレートを向上させることができる。
【0230】また、記録媒体から読み出した再生RF信
号を少なくとも1つのコンパレートレベルでチャネルビ
ットデータに復号するに当たり、符号系列内の連続す
る”1”の間に入る”0”の最小連続長がdである記録
符号からNRZI変調した後の同一シンボルの最小連続
長がd’=d+1(dは正の整数)である記録符号が記
録された記録媒体からの再生データのチャンネルクロッ
クをn倍(nは2以上の整数)したn倍クロックを生成
し、このn倍クロックをもちいて、同一シンボルの連続
長が(d’−1)であるチャネルビットデータを検出
し、例えば、(d’−1)区間の直前のビットデータ又
はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
ックにより得られたn個のビット情報と、(d’−1)
区間の直後のビットデータ又はその次のビットデータ及
びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個の
ビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレ
ベルとLレベルの2値に分け、Hレベル又はLレベルの
数の大小によって選択した補正ビット位置を指定するこ
とによって、同一シンボルの連続長が(d’−1)であ
るチャネルビットデータの補正位置を指定して、同一シ
ンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビットデ
ータを同一シンボルの連続長がd’となるように補正す
ることができる。これにより、最小反転間隔Tmin付
近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを
向上させることができる。
【0231】また、記録媒体から読み出した再生RF信
号を少なくとも1つのコンパレートレベルでチャネルビ
ットデータに復号するに当たり、符号系列内の連続す
る”1”の間に入る”0”の最小連続長がdである記録
符号からNRZI変調した後の同一シンボルの最小連続
長がd’=d+1(dは正の整数)である記録符号が記
録された記録媒体からの再生データのチャンネルクロッ
クをn倍(nは2以上の整数)したn倍クロックを生成
し、このn倍クロックをもちいて、同一シンボルの連続
長が(d’−1)であるチャネルビットデータを検出
し、例えば、(d’−1)区間の直前のビットデータ又
はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
ックにより得られたn個のビット情報と、(d’−1)
区間の直後のビットデータ又はその次のビットデータ及
びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個の
ビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレ
ベルとLレベルの2値に分け、Lレベルの数又はHレベ
ルの数のどちらかを用いて補正ビット位置として指定す
ることによって、同一シンボルの連続長が(d’−1)
であるチャネルビットデータの補正位置を指定して、同
一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビッ
トデータを同一シンボルの連続長がd’となるように補
正することができる。これにより、最小反転間隔Tmi
n付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレー
トを向上させることができる。
【0232】また、記録媒体から読み出した再生RF信
号を少なくとも1つのコンパレートレベルでチャネルビ
ットデータに復号するに当たり、符号系列内の連続す
る”1”の間に入る”0”の最小連続長がdである記録
符号からNRZI変調した後の同一シンボルの最小連続
長がd’=d+1(dは正の整数)である記録符号が記
録された記録媒体からの再生データのチャンネルクロッ
クをn倍(nは2以上の整数)したn倍クロックを生成
し、このn倍クロックをもちいて、同一シンボルの連続
長が(d’−1)であるチャネルビットデータを検出
し、例えば、(d’−1)区間の直前のビットデータ又
はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
ックにより得られたn個のビット情報と、(d’−1)
区間の直後のビットデータ又はその次のビットデータ及
びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個の
ビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレ
ベルとLレベルの2値に分け、LレベルからHレベルに
なったときの”0”の個数に1を加算した数がHレベル
からLレベルになったときの”0”の個数よりも大きい
ときは(d’−1)区間の後側を補正ビット位置として
指定し、HレベルからLレベルになったときの”0”の
個数がLレベルからHレベルになったときの”0”の個
数に1を加算した数よりも大きいときは(d’−1)区
間の前側を補正ビット位置として指定することによっ
て、同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネ
ルビットデータの補正位置を指定して、同一シンボルの
連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータを同
一シンボルの連続長がd’となるように補正することが
できる。これにより、最小反転間隔Tmin付近のデー
タ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させ
ることができる。
【0233】また、記録媒体から読み出した再生RF信
号を少なくとも1つのコンパレートレベルでチャネルビ
ットデータに復号するに当たり、符号系列内の連続す
る”1”の間に入る”0”の最小連続長がdである記録
符号からNRZI変調した後の同一シンボルの最小連続
長がd’=d+1(dは正の整数)である記録符号が記
録された記録媒体からの再生データのチャンネルクロッ
クをn倍(nは2以上の整数)したn倍クロックを生成
し、このn倍クロックをもちいて、同一シンボルの連続
長が(d’−1)であるチャネルビットデータを検出
し、例えば、(d’−1)区間の直前のビットデータ又
はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
ックにより得られたn個のビット情報と、(d’−1)
区間の直後のビットデータ又はその次のビットデータ及
びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個の
ビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレ
ベルとLレベルの2値に分け、LレベルからHレベルに
なったときの”1”の個数に1を加算した数がHレベル
からLレベルになったときの”1”の個数よりも大きい
ときは(d’−1)区間の後側を補正ビット位置として
指定し、HレベルからLレベルになったときの”1”の
個数がLレベルからHレベルになったときの”1”の個
数に1を加算した数よりも大きいときは(d’−1)区
間の前側を補正ビット位置として指定することによっ
て、同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネ
ルビットデータの補正位置を指定して、同一シンボルの
連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータを同
一シンボルの連続長がd’となるように補正することが
できる。これにより、最小反転間隔Tmin付近のデー
タ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させ
ることができる。
【0234】さらに、記録媒体から読み出した再生RF
信号を少なくとも1つのコンパレートレベルでチャネル
ビットデータに復号するに当たり、符号系列内の連続す
る”1”の間に入る”0”の最小連続長がdである記録
符号からNRZI変調した後の同一シンボルの最小連続
長がd’=d+1(dは正の整数)である記録符号が記
録された記録媒体からの再生データのチャンネルクロッ
クをn倍(nは2以上の整数)したn倍クロックを生成
し、このn倍クロックをもちいて、同一シンボルの連続
長が(d’−1)であるチャネルビットデータを検出
し、例えば、(d’−1)区間の直前のビットデータ又
はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
ックにより得られたビット情報と、(d’−1)区間の
直後のビットデータ又はその次のビットデータ及びその
間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報と
をそれぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベ
ルの2値に分けて比較し、両方のビット情報が同一であ
ったときには、記憶された前の補正ビット位置に基づい
て、補正ビット位置を指定する。これにより、同一シン
ボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビットデー
タの補正位置を指定して、同一シンボルの連続長が
(d’−1)であるチャネルビットデータを同一シンボ
ルの連続長がd’となるように補正することができ、最
小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、
ビットエラーレートを向上させることができる。
【0235】さらに、符号系列内の連続する”1”の間
に入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNR
ZI変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d
+1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録
媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(n
は2以上の整数)したn倍クロックを生成し、このn倍
クロックを用いて、逆NRZI変調した後の”0”の連
続長が(d−1)であるチャネルビットデータを検出
し、”0”の連続長が(d−1)であるチャネルビット
データの補正位置をn倍クロックにより得られたビット
情報に基づいて指定して、”0”の連続長が(d−1)
であるチャネルビットデータを”0”の連続長がdとな
るように補正処理を行うことができる。これにより、最
小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、
ビットエラーレートを向上させることができる。
【0236】また、記録媒体から読み出した再生RF信
号を少なくとも1つのコンパレートレベルでチャネルビ
ットデータに復号し、n倍クロックを用いて、逆NRZ
I変調した後の同一シンボルの連続長が(d−1)であ
るチャネルビットデータを検出し、”0”の連続長が
(d−1)であるチャネルビットデータの補正位置を指
定して、”0”の連続長が(d−1)であるチャネルビ
ットデータを”0”の連続長がdとなるように補正処理
を行い、符号系列内の連続する”1”の間に入る”0”
の最小連続長がdであるチャネルビットデータを出力す
ることができ、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号
誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させること
ができる。
【0237】また、記録媒体から読み出した再生RF信
号を少なくとも1つのコンパレートレベルでチャネルビ
ットデータに復号し、n倍クロックを用いて、逆NRZ
I変調した後の同一シンボルの連続長が(d−1)であ
るチャネルビットデータを検出し、例えば、あるチャン
ネルクロックにおけるビットデータとその次のチャンネ
ルクロックにおけるビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報からコンパレー
トレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて得ら
れるそれぞれ(n+1)個の区間情報を持って、”0”
の連続長が(d−1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定することにより、”0”の連続長が(d−
1)であるチャネルビットデータを”0”の連続長がd
となるように補正処理を行うことにより、符号系列内の
連続する”1”の間に入る”0”の最小連続長がdであ
るチャネルビットデータを出力することができ、最小反
転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、ビッ
トエラーレートを向上させることができる。
【0238】また、記録媒体から読み出した再生RF信
号を少なくとも1つのコンパレートレベルでチャネルビ
ットデータに復号し、n倍クロックを用いて、逆NRZ
I変調した後の同一シンボルの連続長が(d−1)であ
るチャネルビットデータを検出し、例えば、あるチャン
ネルクロックにおけるビットデータとその次のチャンネ
ルクロックにおけるビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報からそれぞれ
(n+1)個の区間情報を記憶して、”0”の連続長が
(d−1)であるチャネルビットデータの補正位置を指
定することによって、”0”の連続長が(d−1)であ
るチャネルビットデータを”0”の連続長がdとなるよ
うに補正処理を行うことができ、最小反転間隔Tmin
付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレート
を向上させることができる。
【0239】また、記録媒体から読み出した再生RF信
号を少なくとも1つのコンパレートレベルでチャネルビ
ットデータに復号し、n倍クロックを用いて、逆NRZ
I変調した後の同一シンボルの連続長が(d−1)であ
るチャネルビットデータを検出し、例えば、(d−1)
区間の直前のビットデータとその次のビットデータ及び
その間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情
報と、(d−1)区間の直後のビットデータとその次の
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたビット情報とを比較することにより選択した補
正ビット位置を指定することにより、”0”の連続長が
(d−1)であるチャネルビットデータの補正位置を指
定して、”0”の連続長が(d−1)であるチャネルビ
ットデータを”0”の連続長がdとなるように補正処理
を行うことができる。これにより、最小反転間隔Tmi
n付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレー
トを向上させることができる。
【0240】また、記録媒体から読み出した再生RF信
号を少なくとも1つのコンパレートレベルでチャネルビ
ットデータに復号し、n倍クロックを用いて、逆NRZ
I変調した後の同一シンボルの連続長が(d−1)であ
るチャネルビットデータを検出し、例えば、(d−1)
区間の直前のビットデータとその次のビットデータ及び
その間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情
報と、(d−1)区間の直後のビットデータとその次の
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを
境にHレベルとLレベルの2値に分け、Hレベル又はL
レベルの数の大小によって選択した補正ビット位置を指
定することにより、”0”の連続長が(d−1)である
チャネルビットデータの補正位置を指定して、”0”の
連続長が(d−1)であるチャネルビットデータを”
0”の連続長がdとなるように補正処理を行うことがで
きる。これにより、最小反転間隔Tmin付近のデータ
復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させる
ことができる。
【0241】また、記録媒体から読み出した再生RF信
号を少なくとも1つのコンパレートレベルでチャネルビ
ットデータに復号し、n倍クロックを用いて、逆NRZ
I変調した後の同一シンボルの連続長が(d−1)であ
るチャネルビットデータを検出し、例えば、(d−1)
区間の直前のビットデータとその次のビットデータ及び
その間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情
報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベルとL
レベルの2値に分け、(d−1)区間がHレベルのとき
には、Hレベルの数の大きい側を補正ビット位置として
指定し、(d−1)区間がLレベルのときには、Lレベ
ルの数の大きい側を補正ビット位置として指定すること
により、”0”の連続長が(d−1)であるチャネルビ
ットデータの補正位置を指定して、”0”の連続長が
(d−1)であるチャネルビットデータを”0”の連続
長がdとなるように補正処理を行うことができる。これ
により、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを
減少させ、ビットエラーレートを向上させることができ
る。
【0242】また、記録媒体から読み出した再生RF信
号を少なくとも1つのコンパレートレベルでチャネルビ
ットデータに復号し、n倍クロックを用いて、逆NRZ
I変調した後の同一シンボルの連続長が(d−1)であ
るチャネルビットデータを検出し、例えば、(d−1)
区間の直前のビットデータとその次のビットデータ及び
その間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情
報と、(d−1)区間の直後のビットデータとその次の
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを
境にHレベルとLレベルの2値に分けて比較し、両方の
ビット情報が同一であったときには、記憶された前の補
正ビット位置に基づいて補正位置を指定することによ
り、”0”の連続長が(d−1)であるチャネルビット
データを”0”の連続長がdとなるように補正処理を行
うことができる。これにより、最小反転間隔Tmin付
近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを
向上させることができる。
【0243】また、記録媒体から読み出した再生RF信
号を少なくとも1つのコンパレートレベルでチャネルビ
ットデータに復号し、n倍クロックを用いて、逆NRZ
I変調した後の同一シンボルの連続長が(d−1)であ
るチャネルビットデータを検出し、例えば、あるチャン
ネルクロックのビットデータとその次のチャンネルクロ
ックのビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたビット情報からコンパレートレベルを境
にHレベルとLレベルの2値に分けて得られるそれぞれ
(n−1)個の区間情報を持つことにより、”0”の連
続長が(d−1)であるチャネルビットデータの補正位
置を指定して、”0”の連続長が(d−1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がdとなるように補
正処理を行うことができ、最小反転間隔Tmin付近の
データ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上
させることができる。
【0244】また、記録媒体から読み出した再生RF信
号を少なくとも1つのコンパレートレベルでチャネルビ
ットデータに復号し、n倍クロックを用いて、逆NRZ
I変調した後の同一シンボルの連続長が(d−1)であ
るチャネルビットデータを検出し、例えば、あるチャン
ネルクロックのビットデータとその次のチャンネルクロ
ックのビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたビット情報からそれぞれ(n−1)個の
区間情報を記憶して、”0”の連続長が(d−1)であ
るチャネルビットデータの補正位置を指定することによ
り、”0”の連続長が(d−1)であるチャネルビット
データを”0”の連続長がdとなるように補正処理を行
うことができ、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号
誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させること
ができる。
【0245】また、記録媒体から読み出した再生RF信
号を少なくとも1つのコンパレートレベルでチャネルビ
ットデータに復号し、n倍クロックを用いて、逆NRZ
I変調した後の同一シンボルの連続長が(d−1)であ
るチャネルビットデータを検出し、例えば、(d−1)
区間の直前のビットデータとその次のビットデータ及び
その間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情
報と、(d−1)区間の直後のビットデータとその次の
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたビット情報とを比較することにより選択した補
正ビット位置を指定することにより、”0”の連続長が
(d−1)であるチャネルビットデータの補正位置を指
定して、”0”の連続長が(d−1)であるチャネルビ
ットデータを”0”の連続長がdとなるように補正処理
を行うことができる。これにより、最小反転間隔Tmi
n付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレー
トを向上させることができる。
【0246】また、記録媒体から読み出した再生RF信
号を少なくとも1つのコンパレートレベルでチャネルビ
ットデータに復号し、n倍クロックを用いて、逆NRZ
I変調した後の同一シンボルの連続長が(d−1)であ
るチャネルビットデータを検出し、例えば、(d−1)
区間の直前のビットデータとその次のビットデータ及び
その間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情
報と、(d−1)区間の直後のビットデータとその次の
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを
境にHレベルとLレベルの2値に分け、Hレベル又はL
レベルの数の大小によって選択した補正ビット位置を指
定することにより、”0”の連続長が(d−1)である
チャネルビットデータの補正位置を指定して、”0”の
連続長が(d−1)であるチャネルビットデータを”
0”の連続長がdとなるように補正処理を行うことがで
きる。これにより、最小反転間隔Tmin付近のデータ
復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させる
ことができる。
【0247】また、記録媒体から読み出した再生RF信
号を少なくとも1つのコンパレートレベルでチャネルビ
ットデータに復号し、n倍クロックを用いて、逆NRZ
I変調した後の同一シンボルの連続長が(d−1)であ
るチャネルビットデータを検出し、例えば、(d−1)
区間の直前のビットデータとその次のビットデータ及び
その間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情
報と、(d−1)区間の直後のビットデータとその次の
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを
境にHレベルとLレベルの2値に分け、(d−1)区間
がHレベルのときには、Hレベルの数の大きい側を補正
ビット位置として指定し、(d−1)区間がLレベルの
ときには、Lレベルの数の大きい側を補正ビット位置と
して指定することにより、”0”の連続長が(d−1)
であるチャネルビットデータの補正位置を指定して、”
0”の連続長が(d−1)であるチャネルビットデータ
を”0”の連続長がdとなるように補正処理を行うこと
ができる。これにより、最小反転間隔Tmin付近のデ
ータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上さ
せることができる。
【0248】また、記録媒体から読み出した再生RF信
号を少なくとも1つのコンパレートレベルでチャネルビ
ットデータに復号し、n倍クロックを用いて、逆NRZ
I変調した後の同一シンボルの連続長が(d−1)であ
るチャネルビットデータを検出し、例えば、(d−1)
区間の直前のビットデータとその次のビットデータ及び
その間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情
報と、(d−1)区間の直後のビットデータとその次の
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを
境にHレベルとLレベルの2値に分けて比較し、両方の
ビット情報が同一であったときには、記憶された前の補
正ビット位置に基づいて、補正ビット位置を指定するこ
とにより、”0”の連続長が(d−1)であるチャネル
ビットデータの補正位置を指定して、”0”の連続長が
(d−1)であるチャネルビットデータを”0”の連続
長がdとなるように補正処理を行うことができる。これ
により、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを
減少させ、ビットエラーレートを向上させることができ
る。
【0249】また、記録媒体から読み出した再生RF信
号を少なくとも1つのコンパレートレベルでチャネルビ
ットデータに復号し、n倍クロックを用いて、逆NRZ
I変調した後の同一シンボルの連続長が(d−1)であ
るチャネルビットデータを検出し、例えば、n倍クロッ
クにより得られたビット情報におけるあるチャンネルク
ロックのビットデータを含む連続したn個のビット情報
からコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2
値に分けて得られる区間情報を持つことにより、”0”
の連続長が(d−1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定して、”0”の連続長が(d−1)である
チャネルビットデータを”0”の連続長がdとなるよう
に補正処理を行うことができる。これにより、最小反転
間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、ビット
エラーレートを向上させることができる。
【0250】また、記録媒体から読み出した再生RF信
号を少なくとも1つのコンパレートレベルでチャネルビ
ットデータに復号し、n倍クロックを用いて、逆NRZ
I変調した後の同一シンボルの連続長が(d−1)であ
るチャネルビットデータを検出し、例えば、n倍クロッ
クにより得られたビット情報におけるあるチャンネルク
ロックのビットデータを含む連続したn個のビット情報
から区間情報を記憶して、”0”の連続長が(d−1)
であるチャネルビットデータの補正位置を指定すること
により、”0”の連続長が(d−1)であるチャネルビ
ットデータを”0”の連続長がdとなるように補正処理
を行うことができる。これにより、最小反転間隔Tmi
n付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレー
トを向上させることができる。
【0251】また、記録媒体から読み出した再生RF信
号を少なくとも1つのコンパレートレベルでチャネルビ
ットデータに復号し、n倍クロックを用いて、逆NRZ
I変調した後の同一シンボルの連続長が(d−1)であ
るチャネルビットデータを検出し、例えば、n倍クロッ
クにより得られたビット情報におけるあるチャンネルク
ロックのビットデータを含む連続したn個のビット情報
からコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2
値に分けて得られる区間情報を持ち、(d−1)区間の
直前のビットデータ又はその次のビットデータ及びその
間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット
情報と、(d−1)区間の直後のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたn個のビット情報とを比較することにより
選択した補正ビット位置を指定することにより、”0”
の連続長が(d−1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定して、”0”の連続長が(d−1)である
チャネルビットデータを”0”の連続長がdとなるよう
に補正処理を行うことができる。これにより、最小反転
間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、ビット
エラーレートを向上させることができる。
【0252】また、記録媒体から読み出した再生RF信
号を少なくとも1つのコンパレートレベルでチャネルビ
ットデータに復号し、n倍クロックを用いて、逆NRZ
I変調した後の同一シンボルの連続長が(d−1)であ
るチャネルビットデータを検出し、例えば、n倍クロッ
クにより得られたビット情報におけるあるチャンネルク
ロックのビットデータを含む連続したn個のビット情報
からコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2
値に分けて得られる区間情報を持ち、(d−1)区間の
直前のビットデータ又はその次のビットデータ及びその
間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット
情報と、(d−1)区間の直後のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたn個のビット情報とをそれぞれコンパレー
トレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、Hレ
ベル又はLレベルの数の大小によって選択した補正ビッ
ト位置を指定することにより、”0”の連続長が(d−
1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定し
て、”0”の連続長が(d−1)であるチャネルビット
データを”0”の連続長がdとなるように補正処理を行
うことができる。これにより、最小反転間隔Tmin付
近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを
向上させることができる。
【0253】また、記録媒体から読み出した再生RF信
号を少なくとも1つのコンパレートレベルでチャネルビ
ットデータに復号し、n倍クロックを用いて、逆NRZ
I変調した後の同一シンボルの連続長が(d−1)であ
るチャネルビットデータを検出し、例えば、n倍クロッ
クにより得られたビット情報におけるあるチャンネルク
ロックのビットデータを含む連続したn個のビット情報
からコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2
値に分けて得られる区間情報を持ち、例えば、(d−
1)区間の直前のビットデータ又はその次のビットデー
タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたn
個のビット情報と、(d’−1)区間の直後のビットデ
ータ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれる
倍クロックにより得られたn個のビット情報とをそれぞ
れコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値
に分け、Lレベルの数又はHレベルの数のどちらかを用
いて補正ビット位置として指定することにより、”0”
の連続長が(d−1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定して、”0”の連続長が(d−1)である
チャネルビットデータを”0”の連続長がdとなるよう
に補正処理を行うことができる。これにより、最小反転
間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、ビット
エラーレートを向上させることができる。
【0254】また、記録媒体から読み出した再生RF信
号を少なくとも1つのコンパレートレベルでチャネルビ
ットデータに復号し、n倍クロックを用いて、逆NRZ
I変調した後の同一シンボルの連続長が(d−1)であ
るチャネルビットデータを検出し、例えば、n倍クロッ
クにより得られたビット情報におけるあるチャンネルク
ロックのビットデータを含む連続したn個のビット情報
からコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2
値に分けて得られる区間情報を持ち、(d−1)区間の
直前のビットデータ又はその次のビットデータ及びその
間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット
情報と、例えば、(d−1)区間の直後のビットデータ
又はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍ク
ロックにより得られたn個のビット情報とをそれぞれコ
ンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分
け、LレベルからHレベルになったときの”0”の個数
に1を加算した数がHレベルからLレベルになったとき
の”0”の個数よりも大きいときは(d−1)区間の後
側を補正ビット位置として指定し、HレベルからLレベ
ルになったときの”0”の個数がLレベルからHレベル
になったときの”0”の個数に1を加算した数よりも大
きいときは(d−1)区間の前側を補正ビット位置とし
て指定することにより、”0”の連続長が(d−1)で
あるチャネルビットデータの補正位置を指定して、”
0”の連続長が(d−1)であるチャネルビットデータ
を”0”の連続長がdとなるように補正処理を行うこと
ができる。これにより、最小反転間隔Tmin付近のデ
ータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上さ
せることができる。
【0255】また、記録媒体から読み出した再生RF信
号を少なくとも1つのコンパレートレベルでチャネルビ
ットデータに復号し、n倍クロックを用いて、逆NRZ
I変調した後の同一シンボルの連続長が(d−1)であ
るチャネルビットデータを検出し、例えば、n倍クロッ
クにより得られたビット情報におけるあるチャンネルク
ロックのビットデータを含む連続したn個のビット情報
からコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2
値に分けて得られる区間情報を持ち、例えば、(d−
1)区間の直前のビットデータ又はその次のビットデー
タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたn
個のビット情報と、(d−1)区間の直後のビットデー
タ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍
クロックにより得られたn個のビット情報とをそれぞれ
コンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に
分け、LレベルからHレベルになったときの”1”の個
数に1を加算した数がHレベルからLレベルになったと
きの”1”の個数よりも大きいときは(d−1)区間の
後側を補正ビット位置として指定し、HレベルからLレ
ベルになったときの”1”の個数がLレベルからHレベ
ルになったときの”1”の個数に1を加算した数よりも
大きいときは(d−1)区間の前側を補正ビット位置と
して指定することにより、”0”の連続長が(d−1)
であるチャネルビットデータの補正位置を指定して、”
0”の連続長が(d−1)であるチャネルビットデータ
を”0”の連続長がdとなるように補正処理を行うこと
ができる。これにより、最小反転間隔Tmin付近のデ
ータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上さ
せることができる。
【0256】また、記録媒体から読み出した再生RF信
号を少なくとも1つのコンパレートレベルでチャネルビ
ットデータに復号し、n倍クロックを用いて、逆NRZ
I変調した後の同一シンボルの連続長が(d−1)であ
るチャネルビットデータを検出し、例えば、n倍クロッ
クにより得られたビット情報におけるあるチャンネルク
ロックのビットデータを含む連続したn個のビット情報
からコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2
値に分けて得られる区間情報を持ち、例えば、(d−
1)区間の直前のビットデータ又はその次のビットデー
タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビ
ット情報と、(d−1)区間の直後のビットデータ又は
その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
により得られたビット情報とをそれぞれコンパレート
レベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて比較
し、両方のビット情報が同一であったときには、記憶さ
れた前の補正ビット位置に基づいて、補正ビット位置を
指定することにより、”0”の連続長が(d−1)であ
るチャネルビットデータの補正位置を指定して、”0”
の連続長が(d−1)であるチャネルビットデータを”
0”の連続長がdとなるように補正処理を行うことがで
きる。これにより、最小反転間隔Tmin付近のデータ
復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させる
ことができる。
【0257】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)したn倍クロックを生成し、 上記n倍
クロックを用いて、逆NRZI変調した後の同一シンボ
ルの連続長が(d−1)であるチャネルビットデータを
検出し、検出された”0”の連続長が(d−1)である
チャネルビットデータの補正位置を指定して、指定され
た補正ビット位置のデータの論理レベルを反転させ、さ
らに、指定されたビット位置の(d−1)区間の外側の
ビット位置のデータの論理レベルを反転させることによ
り、”0”の連続長が(d−1)であるチャネルビット
データを”0”の連続長がdとなるように補正処理を行
うことができる。これにより、最小反転間隔Tmin付
近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを
向上させることができる。
【0258】さらに、符号系列内の連続する”1”の間
に入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNR
ZI変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d
+1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録
媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(n
は2以上の整数)したn倍クロックを生成し、このn倍
クロックを用いて、逆NRZI変調した後の同一シンボ
ルの連続長が(d−1)であるチャネルビットデータを
検出し、”0”の連続長が(d−1)であるチャネルビ
ットデータの補正位置を指定して、指定されたビット位
置の”1”のデータを(d−1)区間の外側のデータに
シフトさせることにより、”0”の連続長が(d−1)
であるチャネルビットデータを”0”の連続長がdとな
るように補正処理を行うことができる。これにより、最
小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、
ビットエラーレートを向上させることができる。
【0259】さらに、本発明に係るデータ復号方法は、
例えば図8及び図9のフローチャートに示すような手順
で実施される。
【0260】この図8及び図9のフローチャートに示し
たデータ復号方法は、符号系列内の連続する”1”の間
に入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNR
ZI変調した後の同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(kは正の整数)である記録符号が記録された記録
媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(n
は2以上の整数)したn倍クロックとして、n=4とし
た4倍クロックを生成し、この4倍クロックを用いて同
一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビッ
トデータを検出し、検出された同一シンボルの連続長が
(k’+1)であるチャネルビットデータの補正位置を
指定して、同一シンボルの連続長が(k’+1)である
チャネルビットデータを同一シンボルの連続長がk’と
なるように補正処理を行うものである。
【0261】この図8のフローチャートに示すデータ復
号方法では、先ず、ステップE1において、最初に再生
データの終わりか否かの判定処理を行う。そして、この
ステップE1における判定結果が「NO」すなわち再生
データの終わりでなければ、ステップE2に進んで、再
生データを読み込む。また、このステップE1における
判定結果が「YES」すなわち再生データの終わりであ
れば、復号処理を終了する。
【0262】次のステップE3では、上記ステップE2
で読み込まれた再生データと所定のコンパレートレベル
とを比較して、上記所定のコンパレートレベルを境にH
レベルとLレベルの2値に分ける比較処理を4倍クロッ
クを用いて行う。
【0263】また、ステップE4では、上記ステップE
3のカウント値が4の倍数であるか否かを判定する。そ
して、上記ステップE4における判定結果が「NO」す
なわち上記カウント値が4の倍数でないときには、ステ
ップE5に移って上記ステップE3の比較処理により得
られたLレベルの個数をカウントしてから、上記ステッ
プB1に戻り、ステップB1〜A5の処理を繰り返し行
う。また、上記ステップE4における判定結果が「YE
S」すなわち上記カウント値が4の倍数であるときに
は、ステップE6に進む。
【0264】このステップE6では、コンパレートレベ
ルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて得られる
(n−1)個の区間情報をチャンネルクロックで取り出
して、コンパレートレベル値dt[0]及びLレベルカ
ウント値L[0]を記憶する。
【0265】次のステップE7では、Lレベルカウント
をクリアすると共に、フラグをクリアする。
【0266】次のステップE8では、図9のフローチャ
ートに示す手順に従って、補正の必要な部分に対して補
正処理を行う。
【0267】さらに、ステップE9ではデータdt[1
4]を出力する。そして、ステップE10でデータを順
送りしてから、上述のステップE1に戻って、ステップ
E1〜E10の処理を繰り返し行う。
【0268】上記ステップE8では、図9のフローチャ
ートに示すように、先ずステップE11において、チャ
ンネルビット列のビット間隔Tに対して12Tすなわち
同一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビ
ットデータであるか否かを判定する。
【0269】そして、上記ステップE11における判定
結果が「YES」すなわち同一シンボルの連続長が
(k’+1)のチャネルビットデータに対しては、チャ
ネルビットデータ”10・・・01”の場合ステップE
12に移り、チャネルビットデータ”01・・・10”
の場合ステップE17に移る。また、上記ステップE1
1における判定結果が「NO」すなわち同一シンボルの
連続長が(k’+1)でないチャネルビットデータの場
合には、ステップE24に移る。
【0270】上記ステップE12では、Lレベルカウン
ト値を比較して L[0]>L[12]であるか否かを
判定する。そして、このステップE12における判定結
果が「YES」すなわちL[0]>L[12]である場
合には、ステップE13に移ってフラグを「前」に設定
する。また、このステップE12における判定結果が
「NO」すなわちL[0]>L[12]でない場合に
は、ステップE14に移る。
【0271】上記ステップE14では、Lレベルカウン
ト値を比較して L[0]<L[12]であるか否かを
判定する。そして、このステップE14における判定結
果が「YES」すなわちL[0]<L[12]である場
合には、ステップE15に移ってフラグを「後」に設定
する。また、このステップE14における判定結果が
「NO」すなわちL[0]<L[12]でない場合に
は、ステップE16に移って前の情報フラグと同じフラ
グを設定する。
【0272】また、上記ステップE17では、Lレベル
カウント値を比較してL[12]>L[0]であるか否
かを判定する。そして、このステップE17における判
定結果が「YES」すなわちL[12]>L[0]であ
る場合には、ステップE18に移ってフラグを「前」に
設定する。また、このステップE17における判定結果
が「NO」すなわちL[12]>L[0]でない場合に
は、ステップE19に移る。
【0273】上記ステップE19では、Lレベルカウン
ト値を比較してL[12]<L[0]であるか否かを判
定する。そして、このステップE19における判定結果
が「YES」すなわちH[12]<H[0]である場合
には、ステップA20に移ってフラグを「後」に設定す
る。また、このステップE19における判定結果が「N
O」すなわちH[12]<H[0]でない場合には、ス
テップE21に移って前の情報フラグと同じフラグを設
定する。
【0274】そして、次のステップE22では、上述の
ステップE12〜E21の処理により設定されたフラグ
に従って12Tデータの補正を行う。さらに、ステップ
E23では前情報フラグを新たに記憶する。
【0275】また、ステップE24では、13Tすなわ
ち同一シンボルの連続長が(k’+2)であるチャネル
ビットデータであるか否かを判定する。
【0276】このステップE24における判定結果が
「YES」すなわち同一シンボルの連続長が(k’+
2)のチャネルビットデータに対しては、ステップE2
5でフラグを「前後両方」に設定して、ステップE26
でフラグに従って13Tデータの補正を行う。
【0277】また、上記ステップE24における判定結
果が「NO」すなわち同一シンボルの連続長が(k’+
1)又は(k’+2)でないチャネルビットデータに対
しては、補正処理を施すことなく、上記ステップE8の
処理を終了する。
【0278】このように、本発明に係るデータ復号方法
では、符号系列内の連続する”1”の間に入る”0”の
最大連続長がkである記録符号からNRZI変調した後
の、同一シンボルの最大連続長がk’=k+1(k≧
1,k≧d)である記録符号が記録された記録媒体から
の再生データのチャンネルクロックをn倍(nは2以上
の整数)したn倍クロックを生成し、上記n倍クロック
を用いて、同一シンボルの連続長が(k’+1)である
チャネルビットデータを検出し、検出された同一シンボ
ルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータ
の補正位置をn倍クロックにより得られたビット情報に
基づいて指定して、上記同一シンボルの連続長が(k’
+1)であるチャネルビットデータを同一シンボルの連
続長がk’となるように補正処理を行うことにより、最
大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、
ビットエラーレートを向上させることができる。
【0279】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つの
コンパレートレベルで復号してチャネルビットデータに
復号し、再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)したn倍クロックを用いて、同一シンボ
ルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータ
を検出し、検出された同一シンボルの連続長が(k’+
1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定し
て、上記同一シンボルの連続長が(k’+1)であるチ
ャネルビットデータを同一シンボルの連続長がk’とな
るように補正処理を行うことにより、最大反転間隔Tm
ax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレ
ートを向上させることができる。
【0280】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つの
コンパレートレベルで復号してチャネルビットデータに
復号し、再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)したn倍クロックを用いて、同一シンボ
ルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータ
を検出し、例えば、あるチャンネルクロックにおけるビ
ットデータとその次のチャンネルクロックにおけるビッ
トデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得ら
れたビット情報からコンパレートレベルを境にHレベル
とLレベルの2値に分けて得られるそれぞれ(n+1)
個の区間情報を持つことにより、同一シンボルの連続長
が(k’+1)であるチャネルビットデータの補正位置
を指定して、上記同一シンボルの連続長が(k’+1)
であるチャネルビットデータを同一シンボルの連続長が
k’となるように補正処理を行うことにより、最大反転
間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビット
エラーレートを向上させることができる。
【0281】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つの
コンパレートレベルで復号してチャネルビットデータに
復号し、再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)したn倍クロックを用いて、同一シンボ
ルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータ
を検出し、例えば、あるチャンネルクロックにおけるビ
ットデータと、その次のチャンネルクロックにおけるビ
ットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得
られたビット情報からそれぞれ(n+1)個の区間情報
を記憶して、同一シンボルの連続長が(k’+1)であ
るチャネルビットデータの補正位置を指定することによ
り、同一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネ
ルビットデータを同一シンボルの連続長がk’となるよ
うに補正処理を行うことができる。これにより、最大反
転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビッ
トエラーレートを向上させることができる。
【0282】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つの
コンパレートレベルで復号してチャネルビットデータに
復号し、再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)したn倍クロックを用いて、同一シンボ
ルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータ
を検出し、あるチャンネルクロックにおけるビットデー
タとその次のチャンネルクロックにおけるビットデータ
及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
ト情報からコンパレートレベルを境にHレベルとLレベ
ルの2値に分けて得られるそれぞれ(n+1)個の区間
情報を持ち、例えば、(k’+1)区間の直前のビット
データとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
倍クロックにより得られたビット情報と、(k’+1)
区間の直後のビットデータとその次のビットデータ及び
その間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情
報とを比較することにより選択した補正ビット位置を指
定することにより、同一シンボルの連続長が(k’+
1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定し
て、上記同一シンボルの連続長が(k’+1)であるチ
ャネルビットデータを同一シンボルの連続長がk’とな
るように補正処理を行うことができる。これにより、最
大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、
ビットエラーレートを向上させることができる。
【0283】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つの
コンパレートレベルで復号してチャネルビットデータに
復号し、再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)したn倍クロックを用いて、同一シンボ
ルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータ
を検出し、あるチャンネルクロックにおけるビットデー
タとその次のチャンネルクロックにおけるビットデータ
及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
ト情報からコンパレートレベルを境にHレベルとLレベ
ルの2値に分けて得られるそれぞれ(n+1)個の区間
情報を持ち、(k’+1)区間の直前のビットデータと
その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
により得られたビット情報と、(k’+1)区間の直
後のビットデータとその次のビットデータ及びその間に
挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報とをそ
れぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの
2値に分け、Hレベル又はLレベルの数の大小によって
選択した補正ビット位置を指定することにより、同一シ
ンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデ
ータの補正位置を指定して、上記同一シンボルの連続長
が(k’+1)であるチャネルビットデータを同一シン
ボルの連続長がk’となるように補正処理を行うことが
できる。これにより、最大反転間隔Tmax付近のデー
タ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させ
ることができる。
【0284】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つの
コンパレートレベルで復号してチャネルビットデータに
復号し、再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)したn倍クロックを用いて、同一シンボ
ルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータ
を検出し、あるチャンネルクロックにおけるビットデー
タとその次のチャンネルクロックにおけるビットデータ
及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
ト情報からコンパレートレベルを境にHレベルとLレベ
ルの2値に分けて得られるそれぞれ(n+1)個の区間
情報を持ち、例えば、(k’+1)区間の直前のビット
データとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
倍クロックにより得られたビット情報と、(k’+1)
区間の直後のビットデータとその次のビットデータ及び
その間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情
報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベルとL
レベルの2値に分け、(k’+1)区間がHレベルのと
きには、Hレベルの数の大きい側を補正ビット位置とし
て指定し、(k’+1)区間がLレベルのときには、L
レベルの数の大きい側を補正ビット位置として指定する
ことにより、同一シンボルの連続長が(k’+1)であ
るチャネルビットデータの補正位置を指定して、上記同
一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビッ
トデータを同一シンボルの連続長がk’となるように補
正処理を行うことができる。これにより、最大反転間隔
Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラ
ーレートを向上させることができる。
【0285】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つの
コンパレートレベルで復号してチャネルビットデータに
復号し、再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)したn倍クロックを用いて、同一シンボ
ルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータ
を検出し、あるチャンネルクロックにおけるビットデー
タとその次のチャンネルクロックにおけるビットデータ
及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
ト情報からコンパレートレベルを境にHレベルとLレベ
ルの2値に分けて得られるそれぞれ(n+1)個の区間
情報を持ち、例えば、(k’+1)区間の直前のビット
データとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
倍クロックにより得られたビット情報と、(k’+1)
区間の直後のビットデータとその次のビットデータ及び
その間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情
報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベルとL
レベルの2値に分けて比較し、両方のビット情報が同一
であったときには、記憶された前の補正ビット位置に基
づいて、補正ビット位置を指定することにより、同一シ
ンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデ
ータの補正位置を指定して、上記同一シンボルの連続長
が(k’+1)であるチャネルビットデータを同一シン
ボルの連続長がk’となるように補正処理を行うことが
できる。これにより、最大反転間隔Tmax付近のデー
タ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させ
ることができる。
【0286】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つの
コンパレートレベルで復号してチャネルビットデータに
復号し、再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)したn倍クロックを用いて、同一シンボ
ルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータ
を検出し、例えば、あるチャンネルクロックのビットデ
ータとその次のチャンネルクロックのビットデータ及び
その間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情
報からコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの
2値に分けて得られるそれぞれ(n+1)個の区間情報
を持つことにより、同一シンボルの連続長が(k’+
1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定し
て、同一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネ
ルビットデータを同一シンボルの連続長がk’となるよ
うに補正処理を行うことができる。これにより、最大反
転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビッ
トエラーレートを向上させることができる。
【0287】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つの
コンパレートレベルで復号してチャネルビットデータに
復号し、再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)したn倍クロックを用いて、同一シンボ
ルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータ
を検出し、例えば、あるチャンネルクロックのビットデ
ータとその次のチャンネルクロックのビットデータ及び
その間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情
報からそれぞれ(n+1)個の区間情報を記憶して、同
一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビッ
トデータの補正位置を指定することにより、同一シンボ
ルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータ
を同一シンボルの連続長がk’となるように補正処理を
行うことができる。これにより、最大反転間隔Tmax
付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレート
を向上させることができる。
【0288】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つの
コンパレートレベルで復号してチャネルビットデータに
復号し、再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)したn倍クロックを用いて、同一シンボ
ルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータ
を検出し、あるチャンネルクロックのビットデータとそ
の次のチャンネルクロックのビットデータ及びその間に
挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報からコ
ンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分
けて得られるそれぞれ(n−1)個の区間情報を持ち、
例えば、(k’+1)区間の直前のビットデータとその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたビット情報と、(k’+1)区間の直後の
ビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報とを比較す
ることにより選択した補正ビット位置を指定することに
より、同一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャ
ネルビットデータの補正位置を指定して、同一シンボル
の連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータを
同一シンボルの連続長がk’となるように補正処理を行
うことができる。これにより、最大反転間隔Tmax付
近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを
向上させることができる。
【0289】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つの
コンパレートレベルで復号してチャネルビットデータに
復号し、再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)したn倍クロックを用いて、同一シンボ
ルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータ
を検出し、あるチャンネルクロックのビットデータとそ
の次のチャンネルクロックのビットデータ及びその間に
挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報からコ
ンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分
けて得られるそれぞれ(n−1)個の区間情報を持ち、
例えば、(k’+1)区間の直前のビットデータとその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたビット情報と、(k’+1)区間の直後の
ビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞ
れコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値
に分け、Hレベル又はLレベルの数の大小によって選択
した補正ビット位置を指定することにより、同一シンボ
ルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータ
の補正位置を指定して、同一シンボルの連続長が(k’
+1)であるチャネルビットデータを同一シンボルの連
続長がk’となるように補正処理を行うことができる。
これにより、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤
りを減少させ、ビットエラーレートを向上させることが
できる。
【0290】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つの
コンパレートレベルで復号してチャネルビットデータに
復号し、再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)したn倍クロックを用いて、同一シンボ
ルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータ
を検出し、あるチャンネルクロックのビットデータとそ
の次のチャンネルクロックのビットデータ及びその間に
挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報からコ
ンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分
けて得られるそれぞれ(n−1)個の区間情報を持ち、
例えば、(k’+1)区間の直前のビットデータとその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたビット情報と、(k’+1)区間の直後の
ビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞ
れコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値
に分け、(k’+1)区間がHレベルのときには、Hレ
ベルの数の小さい側を補正ビット位置として指定し、
(k’+1)区間がLレベルのときには、Lレベルの数
の小さい側を補正ビット位置として指定することによ
り、同一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネ
ルビットデータの補正位置を指定して、同一シンボルの
連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータを同
一シンボルの連続長がk’となるように補正処理を行う
ことができる。これにより、最大反転間隔Tmax付近
のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向
上させることができる。
【0291】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つの
コンパレートレベルで復号してチャネルビットデータに
復号し、再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)したn倍クロックを用いて、同一シンボ
ルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータ
を検出し、あるチャンネルクロックのビットデータとそ
の次のチャンネルクロックのビットデータ及びその間に
挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報からコ
ンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分
けて得られるそれぞれ(n−1)個の区間情報を持ち、
例えば、(k’+1)区間の直前のビットデータとその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたビット情報と、(k’+1)区間の直後の
ビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞ
れコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値
に分けて比較し、両方のビット情報が同一であったとき
には、記憶された前の補正ビット位置に基づいて、補正
ビット位置を指定することにより、同一シンボルの連続
長が(k’+1)であるチャネルビットデータの補正位
置を指定して、同一シンボルの連続長が(k’+1)で
あるチャネルビットデータを同一シンボルの連続長が
k’となるように補正処理を行うことができる。これに
より、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減
少させ、ビットエラーレートを向上させることができ
る。
【0292】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つの
コンパレートレベルで復号してチャネルビットデータに
復号し、再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)したn倍クロックを用いて、同一シンボ
ルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータ
を検出し、例えば、n倍クロックにより得られたビット
情報におけるあるチャンネルクロックのビットデータを
含む連続したn個のビット情報からコンパレートレベル
を境にHレベルとLレベルの2値に分けて得られる区間
情報を持つことにより、同一シンボルの連続長が(k’
+1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定し
て、上記同一シンボルの連続長が(k’+1)であるチ
ャネルビットデータを同一シンボルの連続長がk’とな
るように補正処理を行うことにより、最大反転間隔Tm
ax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレ
ートを向上させることができる。
【0293】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つの
コンパレートレベルで復号してチャネルビットデータに
復号し、再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)したn倍クロックを用いて、同一シンボ
ルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータ
を検出し、例えば、n倍クロックにより得られたビット
情報におけるあるチャンネルクロックのビットデータを
含む連続したn個のビット情報から区間情報を記憶し
て、同一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネ
ルビットデータの補正位置を指定することにより、同一
シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビット
データを同一シンボルの連続長がk’となるように補正
処理を行うことことができる。これにより、最大反転間
隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエ
ラーレートを向上させることができる。
【0294】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つの
コンパレートレベルで復号してチャネルビットデータに
復号し、再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)したn倍クロックを用いて、同一シンボ
ルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータ
を検出し、例えば、n倍クロックにより得られたビット
情報におけるあるチャンネルクロックのビットデータを
含む連続したn個のビット情報からコンパレートレベル
を境にHレベルとLレベルの2値に分けて得られる区間
情報を持ち、例えば、(k’+1)区間の直前のビット
データ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたn個のビット情報と、
(k’+1)区間の直後のビットデータ又はその次のビ
ットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得
られたn個のビット情報とを比較することにより選択し
た補正ビット位置を指定することによって、同一シンボ
ルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータ
の補正位置を指定して、同一シンボルの連続長が(k’
+1)であるチャネルビットデータを同一シンボルの連
続長がk’となるように補正処理を行うことができる。
これにより、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤
りを減少させ、ビットエラーレートを向上させることが
できる。
【0295】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つの
コンパレートレベルで復号してチャネルビットデータに
復号し、再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)したn倍クロックを用いて、同一シンボ
ルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータ
を検出し、例えば、n倍クロックにより得られたビット
情報におけるあるチャンネルクロックのビットデータを
含む連続したn個のビット情報からコンパレートレベル
を境にHレベルとLレベルの2値に分けて得られる区間
情報を持ち、例えば、(k’+1)区間の直前のビット
データ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたn個のビット情報と、
(k’+1)区間の直後のビットデータ又はその次のビ
ットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得
られたn個のビット情報とをそれぞれコンパレートレベ
ルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、Hレベル又
はLレベルの数の大小によって選択した補正ビット位置
を指定することによって、同一シンボルの連続長が
(k’+1)であるチャネルビットデータの補正位置を
指定して、同一シンボルの連続長が(k’+1)である
チャネルビットデータを同一シンボルの連続長がk’と
なるように補正処理を行うことができる。これにより、
最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少さ
せ、ビットエラーレートを向上させることができる。
【0296】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つの
コンパレートレベルで復号してチャネルビットデータに
復号し、再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)したn倍クロックを用いて、同一シンボ
ルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータ
を検出し、例えば、n倍クロックにより得られたビット
情報におけるあるチャンネルクロックのビットデータを
含む連続したn個のビット情報からコンパレートレベル
を境にHレベルとLレベルの2値に分けて得られる区間
情報を持ち、例えば、(k’+1)区間の直前のビット
データ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたn個のビット情報と、
(k’+1)区間の直後のビットデータ又はその次のビ
ットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得
られたn個のビット情報とをそれぞれコンパレートレベ
ルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、Lレベルの
数又はHレベルの数のどちらかを用いて補正ビット位置
として指定することによって、同一シンボルの連続長が
(k’+1)であるチャネルビットデータの補正位置を
指定して、同一シンボルの連続長が(k’+1)である
チャネルビットデータを同一シンボルの連続長がk’と
なるように補正処理を行うことができる。これにより、
最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少さ
せ、ビットエラーレートを向上させることができる。
【0297】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つの
コンパレートレベルで復号してチャネルビットデータに
復号し、再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)したn倍クロックを用いて、同一シンボ
ルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータ
を検出し、例えば、n倍クロックにより得られたビット
情報におけるあるチャンネルクロックのビットデータを
含む連続したn個のビット情報からコンパレートレベル
を境にHレベルとLレベルの2値に分けて得られる区間
情報を持ち、例えば、(k’+1)区間の直前のビット
データ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたn個のビット情報と、
(k’+1)区間の直後のビットデータ又はその次のビ
ットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得
られたn個のビット情報とをそれぞれコンパレートレベ
ルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、Lレベルか
らHレベルになったときの”0”の個数に1を加算した
数がHレベルからLレベルになったときの”0”の個数
よりも大きいときは(k’+1)区間の前側を補正ビッ
ト位置として指定し、HレベルからLレベルになったと
きの”0”の個数がLレベルからHレベルになったとき
の”0”の個数に1を加算した数よりも大きいときは
(k’+1)区間の後側を補正ビット位置として指定す
ることによって、同一シンボルの連続長が(k’+1)
であるチャネルビットデータの補正位置を指定して、同
一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビッ
トデータを同一シンボルの連続長がk’となるように補
正処理を行うことができる。これにより、最大反転間隔
Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラ
ーレートを向上させることができる。
【0298】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つの
コンパレートレベルで復号してチャネルビットデータに
復号し、再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)したn倍クロックを用いて、同一シンボ
ルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータ
を検出し、例えば、n倍クロックにより得られたビット
情報におけるあるチャンネルクロックのビットデータを
含む連続したn個のビット情報からコンパレートレベル
を境にHレベルとLレベルの2値に分けて得られる区間
情報を持ち、例えば、(k’+1)区間の直前のビット
データ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたn個のビット情報と、
(k’+1)区間の直後のビットデータ又はその次のビ
ットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得
られたn個のビット情報とをそれぞれコンパレートレベ
ルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、Lレベルか
らHレベルになったときの”1”の個数がHレベルから
Lレベルになったときの”1”の個数に1を加算した数
よりも大きいときは(k’+1)区間の後側を補正ビッ
ト位置として指定し、HレベルからLレベルになったと
きの”1”の個数に1を加算した数がLレベルからHレ
ベルになったときの”1”の個数よりも大きいときは
(k’+1)区間の前側を補正ビット位置として指定す
ることによって、同一シンボルの連続長が(k’+1)
であるチャネルビットデータの補正位置を指定して、同
一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビッ
トデータを同一シンボルの連続長がk’となるように補
正処理を行うことができる。これにより、最大反転間隔
Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラ
ーレートを向上させることができる。
【0299】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つの
コンパレートレベルで復号してチャネルビットデータに
復号し、再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)したn倍クロックを用いて、同一シンボ
ルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータ
を検出し、例えば、n倍クロックにより得られたビット
情報におけるあるチャンネルクロックのビットデータを
含む連続したn個のビット情報からコンパレートレベル
を境にHレベルとLレベルの2値に分けて得られる区間
情報を持ち、例えば、(k’+1)区間の直前のビット
データ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報と、(k’+
1)区間の直後のビットデータ又はその次のビットデー
タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビ
ット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベ
ルとLレベルの2値に分けて比較し、両方のビット情報
が同一であったときには、記憶された前の補正ビット位
置に基づいて、補正ビット位置を指定することによっ
て、同一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネ
ルビットデータの補正位置を指定して、同一シンボルの
連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータを同
一シンボルの連続長がk’となるように補正処理を行う
ことができる。これにより、最大反転間隔Tmax付近
のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向
上させることができる。
【0300】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)したn倍クロックを用いて、同一
シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビット
データを検出し、検出された同一シンボルの連続長が
(k’+1)であるチャネルビットデータの補正位置を
指定して、指定された補正ビット位置のデータの論理レ
ベルを反転させることにより、同一シンボルの連続長が
(k’+1)であるチャネルビットデータを同一シンボ
ルの連続長がk’となるように補正処理を行うことがで
き、これにより、最大反転間隔Tmax付近のデータ復
号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させるこ
とができる。
【0301】さらに、符号系列内の連続する”1”の間
に入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNR
ZI変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=
k+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された
記録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)したn倍クロックを生成し、この
n倍クロックを用いて、逆NRZI変調した後の”0”
の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータを検
出し、検出された”0”の連続長が(k+1)であるチ
ャネルビットデータの補正位置を指定して、上記”0”
の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータを”
0”の連続長がkとなるように補正処理を行うことによ
り、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少
させ、ビットエラーレートを向上させることができる。
【0302】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つの
コンパレートレベルでチャネルビットデータに復号し
て、再生データのチャンネルクロックをn倍(nは2以
上の整数)したn倍クロックを用いて、逆NRZI変調
した後の”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビ
ットデータを検出し、検出された”0”の連続長が(k
+1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定し
て、上記”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビ
ットデータを”0”の連続長がkとなるように補正処理
を行うことにより、最大反転間隔Tmax付近のデータ
復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させる
ことができる。
【0303】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つの
コンパレートレベルでチャネルビットデータに復号し
て、再生データのチャンネルクロックをn倍(nは2以
上の整数)したn倍クロックを用いて、逆NRZI変調
した後の”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビ
ットデータを検出し、例えば、あるチャンネルクロック
におけるビットデータとその次のチャンネルクロックに
おけるビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたビット情報からコンパレートレベルを境
にHレベルとLレベルの2値に分けて得られるそれぞれ
(n+1)個の区間情報を持つことにより、”0”の連
続長が(k+1)であるチャネルビットデータの補正位
置を指定して、上記”0”の連続長が(k+1)である
チャネルビットデータを”0”の連続長がkとなるよう
に補正処理を行うことができ、これにより、最大反転間
隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエ
ラーレートを向上させることができる。
【0304】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つの
コンパレートレベルでチャネルビットデータに復号し
て、再生データのチャンネルクロックをn倍(nは2以
上の整数)したn倍クロックを用いて、逆NRZI変調
した後の”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビ
ットデータを検出し、例えば、あるチャンネルクロック
におけるビットデータと、その次のチャンネルクロック
におけるビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
により得られたビット情報からそれぞれ(n+1)個
の区間情報を記憶して、”0”の連続長が(k+1)で
あるチャネルビットデータの補正位置を指定することに
より、”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビッ
トデータを”0”の連続長がkとなるように補正処理を
行うことにより、最大反転間隔Tmax付近のデータ復
号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させるこ
とができる。
【0305】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つの
コンパレートレベルでチャネルビットデータに復号し
て、再生データのチャンネルクロックをn倍(nは2以
上の整数)したn倍クロックを用いて、逆NRZI変調
した後の”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビ
ットデータを検出し、例えば、(k+1)区間の直前の
ビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報と、(k+
1)区間の直後のビットデータとその次のビットデータ
及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
ト情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベル
とLレベルの2値に分け、Hレベル又はLレベルの数の
大小によって選択した補正ビット位置を指定することに
より、”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビッ
トデータの補正位置を指定して、上記”0”の連続長が
(k+1)であるチャネルビットデータを”0”の連続
長がkとなるように補正処理を行うことができ、これに
より、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減
少させ、ビットエラーレートを向上させることができ
る。
【0306】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つの
コンパレートレベルでチャネルビットデータに復号し
て、再生データのチャンネルクロックをn倍(nは2以
上の整数)したn倍クロックを用いて、逆NRZI変調
した後の”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビ
ットデータを検出し、例えば、(k+1)区間の直前の
ビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報と、(k+
1)区間の直後のビットデータとその次のビットデータ
及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
ト情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベル
とLレベルの2値に分け、(k+1)区間がHレベルの
ときには、Hレベルの数の大きい側を補正ビット位置と
して指定し、(k+1)区間がLレベルのときには、L
レベルの数の大きい側を補正ビット位置として指定する
ことにより、”0”の連続長が(k+1)であるチャネ
ルビットデータの補正位置を指定して、”0”の連続長
が(k+1)であるチャネルビットデータを”0”の連
続長がkとなるように補正処理を行うことができ、これ
により、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを
減少させ、ビットエラーレートを向上させることができ
る。
【0307】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つの
コンパレートレベルでチャネルビットデータに復号し
て、再生データのチャンネルクロックをn倍(nは2以
上の整数)したn倍クロックを用いて、逆NRZI変調
した後の”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビ
ットデータを検出し、例えば、(k+1)区間の直前の
ビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報と、(k+
1)区間の直後のビットデータとその次のビットデータ
及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
ト情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベル
とLレベルの2値に分けて比較し、両方のビット情報が
同一であったときには、記憶された前の補正ビット位置
に基づいて、補正ビット位置を指定することにより、”
0”の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータ
の補正位置を指定して、”0”の連続長が(k+1)で
あるチャネルビットデータを”0”の連続長がkとなる
ように補正処理を行うことができ、これにより、最大反
転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビッ
トエラーレートを向上させることができる。
【0308】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つの
コンパレートレベルでチャネルビットデータに復号し
て、再生データのチャンネルクロックをn倍(nは2以
上の整数)したn倍クロックを用いて、逆NRZI変調
した後の”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビ
ットデータを検出し、例えば、あるチャンネルクロック
のビットデータとその次のチャンネルクロックのビット
データ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られ
たビット情報からコンパレートレベルを境にHレベルと
Lレベルの2値に分けて得られるそれぞれ(n−1)
の区間情報を持つことにより、”0”の連続長が(k+
1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定する
して、”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビッ
トデータを”0”の連続長がkとなるように補正処理を
行うことができ、これにより、最大反転間隔Tmax付
近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを
向上させることができる。
【0309】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つの
コンパレートレベルでチャネルビットデータに復号し
て、再生データのチャンネルクロックをn倍(nは2以
上の整数)したn倍クロックを用いて、逆NRZI変調
した後の”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビ
ットデータを検出し、例えば、あるチャンネルクロック
のビットデータとその次のチャンネルクロックのビット
データ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られ
たビット情報からそれぞれ(n−1)個の区間情報を記
憶して、”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビ
ットデータの補正位置を指定することにより、”0”の
連続長が(k+1)であるチャネルビットデータを”
0”の連続長がkとなるように補正処理を行うことがで
き、これにより、最大反転間隔Tmax付近のデータ復
号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させるこ
とができる。
【0310】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つの
コンパレートレベルでチャネルビットデータに復号し
て、再生データのチャンネルクロックをn倍(nは2以
上の整数)したn倍クロックを用いて、逆NRZI変調
した後の”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビ
ットデータを検出し、あるチャンネルクロックのビット
データとその次のチャンネルクロックのビットデータ及
びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット
情報からコンパレートレベルを境にHレベルとLレベル
の2値に分けて得られるそれぞれ(n−1)個の区間情
報を持ち、例えば、(k+1)区間の直前のビットデー
タとその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍ク
ロックにより得られたビット情報と、(k+1)区間の
直後のビットデータとその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報とを
比較することにより選択した補正ビット位置を指定する
ことにより、”0”の連続長が(k+1)であるチャネ
ルビットデータの補正位置を指定して、”0”の連続長
が(k+1)であるチャネルビットデータを”0”の連
続長がkとなるように補正処理を行うことができ、これ
により、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを
減少させ、ビットエラーレートを向上させることができ
る。
【0311】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つの
コンパレートレベルでチャネルビットデータに復号し
て、再生データのチャンネルクロックをn倍(nは2以
上の整数)したn倍クロックを用いて、逆NRZI変調
した後の”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビ
ットデータを検出し、あるチャンネルクロックのビット
データとその次のチャンネルクロックのビットデータ及
びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット
情報からコンパレートレベルを境にHレベルとLレベル
の2値に分けて得られるそれぞれ(n−1)個の区間情
報を持ち、例えば、(k+1)区間の直前のビットデー
タとその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍ク
ロックにより得られたビット情報と、(k+1)区間の
直後のビットデータとその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報とを
それぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベル
の2値に分け、Hレベル又はLレベルの数の大小によっ
て選択した補正ビット位置を指定することにより、”
0”の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータ
の補正位置を指定して、”0”の連続長が(k+1)で
あるチャネルビットデータを”0”の連続長がkとなる
ように補正処理を行うことができ、これにより、最大反
転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビッ
トエラーレートを向上させることができる。
【0312】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つの
コンパレートレベルでチャネルビットデータに復号し
て、再生データのチャンネルクロックをn倍(nは2以
上の整数)したn倍クロックを用いて、逆NRZI変調
した後の”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビ
ットデータを検出し、あるチャンネルクロックのビット
データとその次のチャンネルクロックのビットデータ及
びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット
情報からコンパレートレベルを境にHレベルとLレベル
の2値に分けて得られるそれぞれ(n−1)個の区間情
報を持ち、例えば、(k+1)区間の直前のビットデー
タとその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍ク
ロックにより得られたビット情報と、(k+1)区間の
直後のビットデータとその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報とを
それぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベル
の2値に分け、(k+1)区間がHレベルのときには、
Hレベルの数の小さい側を補正ビット位置として指定
し、(k+1)区間がLレベルのときには、Lレベルの
数の小さい側を補正ビット位置として指定することによ
り、”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビット
データの補正位置を指定して、”0”の連続長が(k+
1)であるチャネルビットデータを”0”の連続長がk
となるように補正処理を行うことができ、これにより、
最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少さ
せ、ビットエラーレートを向上させることができる。
【0313】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つの
コンパレートレベルでチャネルビットデータに復号し
て、再生データのチャンネルクロックをn倍(nは2以
上の整数)したn倍クロックを用いて、逆NRZI変調
した後の”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビ
ットデータを検出し、あるチャンネルクロックのビット
データとその次のチャンネルクロックのビットデータ及
びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット
情報からコンパレートレベルを境にHレベルとLレベル
の2値に分けて得られるそれぞれ(n+1)個の区間情
報を持ち、例えば、(k+1)区間の直前のビットデー
タとその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍ク
ロックにより得られたビット情報と、(k+1)区間の
直後のビットデータとその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報とを
それぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベル
の2値に分けて比較し、両方のビット情報が同一であっ
たときには、記憶された前の補正ビット位置に基づい
て、補正ビット位置を指定することにより、”0”の連
続長が(k+1)であるチャネルビットデータの補正位
置を指定して、”0”の連続長が(k+1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がkとなるように補
正処理を行うことができ、これにより、最大反転間隔T
max付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラー
レートを向上させることができる。
【0314】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つの
コンパレートレベルでチャネルビットデータに復号し
て、再生データのチャンネルクロックをn倍(nは2以
上の整数)したn倍クロックを用いて、逆NRZI変調
した後の”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビ
ットデータを検出し、例えば、n倍クロックにより得ら
れたビット情報におけるあるチャンネルクロックのビッ
トデータを含む連続したn個のビット情報からコンパレ
ートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて得
られる区間情報を持つことにより、”0”の連続長が
(k+1)であるチャネルビットデータの補正位置を指
定して、”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビ
ットデータを”0”の連続長がkとなるように補正処理
を行うことができ、これにより、最大反転間隔Tmax
付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレート
を向上させることができる。
【0315】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つの
コンパレートレベルでチャネルビットデータに復号し
て、再生データのチャンネルクロックをn倍(nは2以
上の整数)したn倍クロックを用いて、逆NRZI変調
した後の”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビ
ットデータを検出し、例えば、n倍クロックにより得ら
れたビット情報におけるあるチャンネルクロックのビッ
トデータを含む連続したn個のビット情報から区間情報
を記憶して、”0”の連続長が(k+1)であるチャネ
ルビットデータの補正位置を指定することにより、”
0”の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータ
を”0”の連続長がkとなるように補正処理を行うこと
ができ、これにより、最大反転間隔Tmax付近のデー
タ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させ
ることができる。
【0316】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つの
コンパレートレベルでチャネルビットデータに復号し
て、再生データのチャンネルクロックをn倍(nは2以
上の整数)したn倍クロックを用いて、逆NRZI変調
した後の”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビ
ットデータを検出し、例えば、n倍クロックにより得ら
れたビット情報におけるあるチャンネルクロックのビッ
トデータを含む連続したn個のビット情報からコンパレ
ートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて得
られる区間情報を持ち、”0”の連続長が(k+1)で
あるチャネルビットデータの補正位置を指定して、”
0”の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータ
を”0”の連続長がkとなるように補正処理を行うこと
ができ、これにより、最大反転間隔Tmax付近のデー
タ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させ
ることができる。
【0317】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つの
コンパレートレベルでチャネルビットデータに復号し
て、再生データのチャンネルクロックをn倍(nは2以
上の整数)したn倍クロックを用いて、逆NRZI変調
した後の”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビ
ットデータを検出し、例えば、n倍クロックにより得ら
れたビット情報におけるあるチャンネルクロックのビッ
トデータを含む連続したn個のビット情報からコンパレ
ートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて得
られる区間情報を持ち、(k+1)区間の直前のビット
データ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたn個のビット情報と、(k
+1)区間の直後のビットデータ又はその次のビットデ
ータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られた
n個のビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境
にHレベルとLレベルの2値に分け、Hレベル又はLレ
ベルの数の大小によって選択した補正ビット位置を指定
することにより、”0”の連続長が(k+1)であるチ
ャネルビットデータの補正位置を指定して、”0”の連
続長が(k+1)であるチャネルビットデータを”0”
の連続長がkとなるように補正処理を行うことができ、
これにより、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤
りを減少させ、ビットエラーレートを向上させることが
できる。
【0318】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つの
コンパレートレベルでチャネルビットデータに復号し
て、再生データのチャンネルクロックをn倍(nは2以
上の整数)したn倍クロックを用いて、逆NRZI変調
した後の”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビ
ットデータを検出し、例えば、n倍クロックにより得ら
れたビット情報におけるあるチャンネルクロックのビッ
トデータを含む連続したn個のビット情報からコンパレ
ートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて得
られる区間情報を持ち、(k+1)区間の直前のビット
データ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたn個のビット情報と、(k
+1)区間の直後のビットデータ又はその次のビットデ
ータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られた
n個のビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境
にHレベルとLレベルの2値に分け、Lレベルの数又は
Hレベルの数のどちらかを用いて補正ビット位置として
指定することにより、”0”の連続長が(k+1)であ
るチャネルビットデータの補正位置を指定して、”0”
の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータを”
0”の連続長がkとなるように補正処理を行うことがで
き、これにより、最大反転間隔Tmax付近のデータ復
号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させるこ
とができる。
【0319】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つの
コンパレートレベルでチャネルビットデータに復号し
て、再生データのチャンネルクロックをn倍(nは2以
上の整数)したn倍クロックを用いて、逆NRZI変調
した後の”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビ
ットデータを検出し、例えば、n倍クロックにより得ら
れたビット情報におけるあるチャンネルクロックのビッ
トデータを含む連続したn個のビット情報からコンパレ
ートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて得
られる区間情報を持ち、(k+1)区間の直前のビット
データ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたn個のビット情報と、(k
+1)区間の直後のビットデータ又はその次のビットデ
ータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られた
n個のビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境
にHレベルとLレベルの2値に分け、LレベルからHレ
ベルになったときの”0”の個数に1を加算した数がH
レベルからLレベルになったときの”0”の個数よりも
大きいときは(k+1)区間の前側を補正ビット位置と
して指定し、HレベルからLレベルになったときの”
0”の個数がLレベルからHレベルになったときの”
0”の個数に1を加算した数よりも大きいときは(k+
1)区間の後側を補正ビット位置として指定することに
より、”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビッ
トデータの補正位置を指定して、”0”の連続長が(k
+1)であるチャネルビットデータを”0”の連続長が
kとなるように補正処理を行うことができ、これによ
り、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少
させ、ビットエラーレートを向上させることができる。
【0320】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つの
コンパレートレベルでチャネルビットデータに復号し
て、再生データのチャンネルクロックをn倍(nは2以
上の整数)したn倍クロックを用いて、逆NRZI変調
した後の”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビ
ットデータを検出し、例えば、n倍クロックにより得ら
れたビット情報におけるあるチャンネルクロックのビッ
トデータを含む連続したn個のビット情報からコンパレ
ートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて得
られる区間情報を持ち、(k+1)区間の直前のビット
データ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたn個のビット情報と、(k
+1)区間の直後のビットデータ又はその次のビットデ
ータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られた
n個のビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境
にHレベルとLレベルの2値に分け、LレベルからHレ
ベルになったときの”1”の個数がHレベルからLレベ
ルになったときの”1”の個数に1を加算した数よりも
大きいときは(k+1)区間の後側を補正ビット位置と
して指定し、HレベルからLレベルになったときの”
1”の個数に1を加算した数がLレベルからHレベルに
なったときの”1”の個数よりも大きいときは(k+
1)区間の前側を補正ビット位置として指定することに
より、”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビッ
トデータの補正位置を指定して、”0”の連続長が(k
+1)であるチャネルビットデータを”0”の連続長が
kとなるように補正処理を行うことができ、これによ
り、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少
させ、ビットエラーレートを向上させることができる。
【0321】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つの
コンパレートレベルでチャネルビットデータに復号し
て、再生データのチャンネルクロックをn倍(nは2以
上の整数)したn倍クロックを用いて、逆NRZI変調
した後の”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビ
ットデータを検出し、例えば、n倍クロックにより得ら
れたビット情報におけるあるチャンネルクロックのビッ
トデータを含む連続したn個のビット情報からコンパレ
ートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて得
られる区間情報を持ち、(k+1)区間の直前のビット
データ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報と、(k+1)
区間の直後のビットデータ又はその次のビットデータ及
びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット
情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベルと
Lレベルの2値に分けて比較し、両方のビット情報が同
一であったときには、記憶された前の補正ビット位置に
基づいて、補正ビット位置を指定することにより、”
0”の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータ
の補正位置を指定して、”0”の連続長が(k+1)で
あるチャネルビットデータを”0”の連続長がkとなる
ように補正処理を行うことができる。これにより、最大
反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビ
ットエラーレートを向上させることができる。
【0322】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)したn倍クロックを生成し、この
n倍クロックを用いて、逆NRZI変調した後の”0”
の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータを検
出し、検出された”0”の連続長が(k+1)であるチ
ャネルビットデータの補正位置を指定して、指定された
補正ビット位置のデータの論理レベルを反転させると共
に、指定されたビット位置の(k+1)区間の内側のビ
ット位置のデータの論理レベルを反転させることによ
り、”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビット
データを”0”の連続長がkとなるように補正処理を行
うことができる。これにより、最大反転間隔Tmax付
近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを
向上させることができる。
【0323】さらに、符号系列内の連続する”1”の間
に入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNR
ZI変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=
k+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された
記録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)したn倍クロックを生成し、この
n倍クロックを用いて、逆NRZI変調した後の”0”
の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータを検
出し、検出された”0”の連続長が(k+1)であるチ
ャネルビットデータの補正位置を指定して、例えば、指
定された補正ビット位置の”1”のデータを(k+1)
区間の内側のデータにシフトさせることにより、”0”
の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータを”
0”の連続長がkとなるように補正処理を行うことがで
きる。これにより、最大反転間隔Tmax付近のデータ
復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させる
ことができる。
【0324】また、本発明に係るデータ復号装置は、例
えば図10に示すブロック図のように構成される。この
データ復号装置10は、光ディスクからデータを復号す
るものであって、光ディスクから読み出された再生RF
信号を波形等化する波形等化部1と、この波形等化部1
により波形等化された再生RF信号が供給されるクロッ
ク発生部2及びコンパレート部3と、上記コンパレート
部3の出力が供給される(d’−1)検出部4、補正ビ
ット位置検出部5及びデータ補正部6からなる。
【0325】上記クロック発生部2は、上記波形等化部
1により波形等化された再生RF信号からチャンネルク
ロックを生成するPLL方式のチャンネルクロック生成
部2Aと、このチャンネルクロック発生器2Aにより生
成されたチャンネルクロックが供給されるn逓倍器2B
とからなり、上記チャンネルクロック発生器2Aにより
生成されたチャンネルクロックを上記n逓倍器2Bによ
りn逓倍してn倍クロックを出力する。上記nは2以上
の整数とする。
【0326】また、上記コンパレート部3は、上記波形
等化部1により波形等化された再生RF信号を2値化す
るものであって、上記n倍クロックにより動作して、再
生RF信号レベルがコンパレートレベル以上の場合には
論理レベル”1”のビットデータを出力し、再生RF信
号レベルがコンパレートレベル未満の場合には論理レベ
ル”0”のビットデータを出力する。
【0327】また、上記(d’−1)検出部4は、上記
コンパレート部3からのn倍クロックレートの出力つい
て、NRZI変調されたチャネルビットデータ列で最小
連続長の条件を満足しない同一シンボルの連続長が
(d’−1)の部分、すなわち、チャネルビットデータ
列で論理レベル”1”又は論理レベル”0”の連続長が
2である場合に、最小連続長d=2に対して(d’−
1)のビットデータ列を検出したことを示す(d’−
1)検出信号を発生する。
【0328】また、上記補正ビット位置検出部5は、上
記コンパレート部3からのn倍クロックレートの出力つ
いて、あるチャンネルクロックにおけるビットデータと
その次のチャンネルクロックにおけるビットデータ及び
その間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情
報より区間情報を記憶し、その区間情報より最小連続長
を守らない部分の補正位置を上記(d’−1)検出部4
による(d’−1)検出信号に基づいて選択した補正ビ
ット位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力す
る。すなわち、上記補正ビット位置検出部5は、上記
(d’−1)検出部4による(d’−1)検出信号に基
づいて、同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチ
ャネルビットデータの補正位置を指定する補正ビット位
置指定信号を出力するものである。
【0329】そして、上記データ補正部6は、上記コン
パレート部3からの2値化されたデータを上記補正ビッ
ト位置検出部5からの補正ビット位置指定信号に応じて
同一シンボルの連続長がd’となるように補正して、チ
ャンネルクロックレートのチャネルビットデータを出力
する。
【0330】すなわち、このデータ復号装置10は、光
ディスクから読み出した再生RF信号を上記コンパレー
ト部3によりコンパレートレベルで復号し、上記データ
補正部6により同一シンボルの連続長がd’となるよう
に補正して、チャンネルクロックレートのチャネルビッ
トデータを出力する。
【0331】ここで、このデータ復号装置10におい
て、上記補正ビット位置検出部5は、例えば区間情報を
論理レベル”1”と論理レベル”0”のそれぞれの個数
として記憶し、(d’−1)区間の直前のビットデータ
とその次のビットデータの区間情報と、(d’−1)区
間の直後のビットデータとその前のビットデータの区間
情報を用いて、(d’−1)の区間が論理レベル”1”
のときは区間情報の”1”の個数の大きい側を補正ビッ
ト位置として決定する。
【0332】次に、このデータ復号装置10の動作の詳
細を説明する。図11のタイミングチャートは、n=2
としてクロック発生部2のn逓倍器2Bにより2倍クロ
ックを出力するようにした場合の具体的な動作を示して
いる。変調符号としてEFM変調符号(2、10:8、
17:1)を用いており、チャンネルビット列(記録波
形列)のビット間隔をTとすると、Tminである3
(=2+1)Tに対して補正が行われる。
【0333】図11の(a)に示す再生RF信号に対か
ら、チャンネルクロック生成部2Aにより(b)に示す
チャンネルクロックと(c)に示す2倍クロックを生成
し、コンパレート部3において、(d)に示すように各
チャンネルクロックのタイミングでコンパレートレベル
を境に”1”と”0”の2値レベルにコンパレートして
NRZI変調後のビット列を生成すると共に、(e)に
示すように2倍クロックのタイミングでコンパレートレ
ベルを境に”1”と”0”の2値レベルにコンパレート
して、補正ビット位置検出部5は、(e)に示すよう
に、チャンネルクロック間の”1”と”0”の個数を個
数メモリH,Lに記憶する。すなわち、図11の場合、
両側のチャンネルクロックの”1”又は”0”の個数
と、2倍クロックにより与えられたチャンネルクロック
間の”1”又は”0”の個数の合計3つのコンパレート
値がそれぞれのチャンネルクロックにおいて記憶され
る。
【0334】そして、始めにチャンネルクロックで”
1”又は”0”にコンパレートされたNRZI後のデー
タ列について、(d’−1)検出部4により、上記コン
パレート部3からのn倍クロックレートの出力から、
ャンネルビット列ビット間隔Tに対してTminを守ら
ない、2Tを検出する。
【0335】補正は2Tに対して前側又は後側のどちら
かに対して行うのであるが、この図11に示した例で
は、”0”の区間が2Tであるのを補正するので、補正
ビット位置検出部5は、個数メモリLに記憶されている
2Tの両側の”0”の個数を比較して、”0”の個数の
多い方を補正ビット位置指定信号として出力する。
【0336】この図11の例では、(g)に示す(d’
−1)検出部4の(d’−1)検出信号に基づいて、補
正ビット位置検出部5は、(h)に示すように個数メモ
リLに記憶されている0の個数を比較することにより、
(i)に示すように、”0”の個数の多い後ろ側を補正
ビットとして指定する補正ビット位置指定信号を出力す
る。
【0337】そして、データ補正部6では、上記補正ビ
ット位置指定信号とNRZI変調後のビット列との排他
的論理和をとることにより、2Tの後ろ側のビットを反
転することで2Tから3Tへの補正が行われる。
【0338】なお、2倍クロックを用いて補正ビット位
置を指定する場合、2Tの両側の個数メモリLに記憶さ
れている2Tの両側の0の個数が同一になることがある
ので、補正ビット位置検出部5は、予め前の2T処理に
おいてどちら側を補正したかをフラグ情報として記憶し
ておき、2Tの両側の0の個数が同一になったときには
前のフラグ情報を用いて補正ビット位置指定を行う。
【0339】フラグ情報は、2Tの両側の個数メモリが
異なり補正ビット位置指定が行われたときはその新しい
情報をフラグ情報として渡し、また、2Tの両側の個数
メモリが同一になったときに1つ前のフラグ情報をその
まま新たにフラグ情報として渡す。一度設定されたフラ
グ情報は、次の2T補正時まで保持されることになる。
【0340】図12にフラグ情報を必要とする補正動作
の例を示す。
【0341】この場合び基本的な動作は、上述の図11
の場合と同様であるが、2T検出後、比較処理において
個数メモリLを見たとき、2Tの両側の個数メモリの値
が同一で判定が不能な場合には、直前で補正を行った時
のフラグ情報を用いて、直前と同じ方向を補正ビット位
置指定する。すなわち、図12の場合では、始めの2T
補正部分で後側を補正しており、フラグ情報として後側
を指定してある。そして、次の2T部分で判定不能なた
め、直前のフラグ情報により指定される後側を補正ビッ
ト位置として補正を行う。このとき、新しいフラグ情報
派、再度後側を指定する。
【0342】なお、フラグ情報は、メモリによる比較処
理が行われるまで保持され、比較処理が行われる毎に更
新される。
【0343】ここで、図11に示した例のように、2倍
クロックを用いて補正ビット位置を指定する場合は、チ
ャンネルクロック間の中央にクロックが位置するため、
2Tの検出の際の補正ビット位置指定は、中央のコンパ
レート結果を用いても良い。すなわち、図11では、”
0”の区間が2Tであるから、2Tの両側のチャンネル
ビットの2倍クロックによって与えられた中央のコンパ
レート値が”0”である方を補正ビット位置として指定
する。さらに、もし”0”の区間が2Tであり、2Tの
両側のチャンネルビットの2倍クロックによって与えら
れた中央のコンパレート値がどちらも”0”であった
り、また、”1”であったりして判定が困難なときに
は、上述の同様にフラグ情報に基づいて補正ビット位置
指定を行う。
【0344】また、図11の例では個数メモリとして、
両側のチャンネルクロックと、それに挟まれる2倍クロ
ックによって作られた中央のクロックの合計3つ作られ
たが、両側のチャンネルクロックを除いて、2倍クロッ
クによって作られた各クロック位置でのコンパレート値
のみによって個数メモリを作成しても良い。
【0345】図13は、両側のチャンネルクロックデー
タ情報を除いて、n倍クロック部分の情報によって全部
で(n−1)個の個数メモリを作成した場合の例を示し
ている。動作手順は、図11の場合と同様であるが、情
報メモリ部分が異なる。この図13のように、2倍クロ
ックの場合は、情報メモリの個数は1個又は0個に限ら
れるので、構成を簡単にすることができる。
【0346】さらに、図14は、両側のチャンネルクロ
ックデータ情報のどちらかとn倍クロック部分の情報に
よって全部でn個の個数メモリを作成した場合の例を示
している。図11の場合と同様であるが、全部で4個の
情報によりメモリを作成する。4個分メモリは、Hレベ
ルからLレベルに変わった直後のチャンネルビットから
4個までのクロック情報をラッチし、さらに、”1”レ
ベルのみで比較判定を行うときはHレベルからLレベル
になったところの4個分メモリの個数を[+1]する。
そして、LレベルからHレベルになった”1”の個数メ
モリの値がHレベルからLレベルになった”1”の個数
メモリの値+1よりも大きいときには(d’−1)の前
側を補正し、また、LレベルからHレベルになった”
1”の個数メモリの個数がHレベルからLレベルになっ
た”1”の個数メモリの個数+1よりも小さいときには
(d’−1)の後側を補正する。
【0347】また、図14において、4個分メモリは、
HレベルからLレベルに変わった直後のチャンネルビッ
トから4個までのクロック情報をラッチし、さらに、”
0”レベルのみで比較判定を行うときはLレベルからH
レベルになったところの4個分メモリの個数を[+1]
する。そして、LレベルからHレベルになった”0”の
個数メモリの個数+1がHレベルからLレベルになっ
た”0”の個数メモリの個数よりも大きいときには
(d’−1)の後側を補正し、また、LレベルからHレ
ベルになった”0”の個数メモリの個数+1がHレベル
からLレベルになった”0”の個数メモリの個数よりも
小さいときには(d’−1)の前側を補正する。
【0348】なお、この発明に係るデータ復号装置は、
記録媒体が光ディスクだけでなく、(d,k)符号を用
いて記録された光磁気ディスクなどの各種のディスクの
再生装置に適用することができる。
【0349】ここで、4倍クロックを用いて補正ビット
位置を指定する場合の上記(d’−1)検出部4の具体
的な構成例を図15のブロック図に示す。この図15の
ブロック図に示した(d’−1)検出部4は、上記コン
パレート部3からの4倍クロックレートの出力がそれぞ
れシフトレジスタ41,42を介して供給される2個の
ラッチ回路43,44を備えてなる。
【0350】上記シフトレジスタ41は、4段の直列接
続されたD型フリップフロップ41A・41B・41C
・41Dからなる。上記D型フリップフロップ41A・
41B・41C・41Dは、4倍クロックにより動作す
る4段のシフトレジスタ41を構成しており、後段側の
3段のD型フリップフロップ41B・41C・41Dか
らの3ビットデータを上記ラッチ回路43に供給する。
【0351】また、上記シフトレジスタ42は、4段の
直列接続されたD型フリップフロップ42A・42B・
42C・42Dからなる。上記D型フリップフロップ4
2A・42B・42C・42Dは、4倍クロックにより
動作する4段のシフトレジスタ42を構成しており、後
段側の3段のD型フリップフロップ42B・42C・4
2Dからの3ビットデータを上記ラッチ回路44に供給
する。
【0352】さらに、上記ラッチ回路43は、Lレベル
からHレベルになったタイミングで与えられる1Tのチ
ャンネルクロックに同期したラッチ信号により上記3ビ
ットデータをラッチして、そのラッチ出力を(d’−
1)検出信号として上記補正ビット位置検出部5に供給
する。また、ラッチ回路44は、HレベルからLレベル
になったタイミングで与えられる1Tのチャンネルクロ
ックに同期したラッチ信号により上記3ビットデータを
ラッチして、そのラッチ出力を(d’−1)検出信号と
して上記補正ビット位置検出部5に供給する。
【0353】そして、上記補正ビット位置検出部5は、
上記ラッチ回路43によりラッチされた3ビットデータ
の”0”の個数Aと上記ラッチ回路44によりラッチさ
れた3ビットデータの”0”の個数Bを比較して、A=
Bの場合には判定不能とし、また、A>Bの場合には後
方補正、さらに、A<Bの場合には前方補正と判定し
て、補正ビット位置指定を行う。
【0354】ここで、図10に示したデータ復号装置1
0において、上記補正ビット位置検出部5は、上記コン
パレート部3からのn倍クロックレートの出力ついて、
あるチャンネルクロックにおけるピットとその次のチャ
ンネルクロックに挟まれるn倍クロックによって得られ
た(n−1)個のビット情報より得られた区間情報を記
憶し、(d’−1)検出部4からの(d’−1)検出信
号に基づいて、記憶された区間情報より最小連続長を守
らない部分の補正する位置を選択するようにしてもよ
い。
【0355】また、図10に示したデータ復号装置10
において、上記補正ビット位置検出部5は、上記コンパ
レート部3からのn倍クロックレートの出力ついて、あ
るチャンネルクロックにおけるピット又はその次のチャ
ンネルクロックにおけるピット、及びそれらに挟まれる
n倍クロックによって得られた(n−1)個のビット情
報より得られた区間情報を記憶し、(d’−1)検出部
4からの(d’−1)検出信号に基づいて、記憶された
区間情報より最小連続長を守らない部分の補正する位置
を選択するようにしてもよい。
【0356】このように、本発明に係るデータ復号装置
10は、再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)したn倍クロックをクロック発生部2で
生成し、上記n倍クロックを用いて同一シンボルの連続
長が(d’−1)であるチャネルビットデータを(d’
−1)検出部4により検出し、検出された同一シンボル
の連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータの
補正位置を補正ビット位置検出部5により指定して、同
一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビッ
トデータを同一シンボルの連続長がd’となるように補
正処理をデータ補正部6により行うことによって、符号
系列内の連続する”1”の間に入る”0”の最小連続長
がdである記録符号からNRZI変調した後の同一シン
ボルの最小連続長がd’=d+1(dは正の整数)であ
る記録符号が記録された記録媒体からの再生データのデ
ータ復号装置において、最小反転間隔Tmin付近のデ
ータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上さ
せることができる。
【0357】すなわち、本発明に係るデータ復号装置1
0は、符号系列内の連続する”1”の間に入る”0”の
最小連続長がdである記録符号からNRZI変調した後
の同一シンボルの最小連続長がd’=d+1(dは正の
整数)である記録符号が記録された記録媒体からの再生
データのチャンネルクロックをn倍(nは2以上の整
数)するクロック発生部22と、同一シンボルの連続長
が(d’−1)であるチャネルビットデータを検出する
(d’−1)検出部4と、上記(d’−1)検出部4に
より検出された同一シンボルの連続長が(d’−1)で
あるチャネルビットデータの補正位置を指定する補正ビ
ット位置指定信号を出力する補正ビット位置検出部5
と、上記(d’−1)検出部4により検出された同一シ
ンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビットデ
ータを同一シンボルの連続長がd’となるように上記補
正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信号に
基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備えること
を特徴とする。
【0358】そして、符号系列内の連続する”1”の間
に入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNR
ZI変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d
+1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録
媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(n
は2以上の整数)するクロック発生部2と、同一シンボ
ルの連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータ
を検出する(d’−1)検出部4と、上記(d’−1)
検出部4により検出された同一シンボルの連続長が
(d’−1)であるチャネルビットデータの補正位置を
指定する補正ビット位置指定信号を出力する補正ビット
位置検出部5と、上記(d’−1)検出部4により検出
された同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャ
ネルビットデータを同一シンボルの連続長がd’となる
ように上記補正ビット位置検出部5による補正ビット位
置指定信号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6と
を備えるデータ復号装置10では、例えば、記録媒体か
ら読み出した再生RF信号を少なくとも1つのコンパレ
ートレベルでチャネルビットデータに復号して、同一シ
ンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビットデ
ータを同一シンボルの連続長がd’となるようにデータ
補正部6により補正処理を行うことによって、最小反転
間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、ビット
エラーレートを向上させることができる。
【0359】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)するクロック発生部2と、同一シンボル
の連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータを
検出する(d’−1)検出部4と、上記(d’−1)検
出部4により検出された同一シンボルの連続長が(d’
−1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定す
る補正ビット位置指定信号を出力する補正ビット位置検
出部5と、上記(d’−1)検出部4により検出された
同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビ
ットデータを同一シンボルの連続長がd’となるように
上記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定
信号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備
え、記録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも
1つのコンパレートレベルで復号してチャネルビットデ
ータを出力するデータ復号装置10では、上記補正ビッ
ト位置検出部5において、例えば、あるチャンネルクロ
ックにおけるビットデータとその次のチャンネルクロッ
クにおけるビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
ックにより得られたビット情報からコンパレートレベル
を境にHレベルとLレベルの2値に分けて得られるそれ
ぞれ(n+1)個の区間情報を持つことより、同一シン
ボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビットデー
タの補正位置を指定して、同一シンボルの連続長が
(d’−1)であるチャネルビットデータを同一シンボ
ルの連続長がd’となるようにデータ補正部6により補
正処理を行うことができ、これにより、最小反転間隔T
min付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラー
レートを向上させることができる。
【0360】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)するクロック発生部2と、同一シンボル
の連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータを
検出する(d’−1)検出部4と、上記(d’−1)検
出部4により検出された同一シンボルの連続長が(d’
−1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定す
る補正ビット位置指定信号を出力する補正ビット位置検
出部5と、上記(d’−1)検出部4により検出された
同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビ
ットデータを同一シンボルの連続長がd’となるように
上記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定
信号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備
え、記録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも
1つのコンパレートレベルで復号してチャネルビットデ
ータを出力するデータ復号装置10では、上記補正ビッ
ト位置検出部5において、例えば、あるチャンネルクロ
ックにおけるビットデータと、その次のチャンネルクロ
ックにおけるビットデータ及びその間に挟まれるn倍ク
ロックにより得られたビット情報からそれぞれ(n+
1)個の区間情報を記憶することより、同一シンボルの
連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定して、同一シンボルの連続長が(d’−
1)であるチャネルビットデータを同一シンボルの連続
長がd’となるようにデータ補正部6により補正処理を
行うことができ、これにより、最小反転間隔Tmin付
近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを
向上させることができる。
【0361】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)するクロック発生部2と、同一シンボル
の連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータを
検出する(d’−1)検出部4と、上記(d’−1)検
出部4により検出された同一シンボルの連続長が(d’
−1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定す
る補正ビット位置指定信号を出力する補正ビット位置検
出部5と、上記(d’−1)検出部4により検出された
同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビ
ットデータを同一シンボルの連続長がd’となるように
上記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定
信号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備
え、記録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも
1つのコンパレートレベルで復号してチャネルビットデ
ータを出力するデータ復号装置10では、上記補正ビッ
ト位置検出部5において、例えば、(d’−1)区間の
直前のビットデータとその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報と、
(d’−1)区間の直後のビットデータとその次のビッ
トデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得ら
れたビット情報とを比較することにより選択した補正ビ
ット位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する
ことにより、同一シンボルの連続長が(d’−1)であ
るチャネルビットデータの補正位置を指定して、同一シ
ンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビットデ
ータを同一シンボルの連続長がd’となるようにデータ
補正部6により補正処理を行うことができ、これによ
り、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少
させ、ビットエラーレートを向上させることができる。
【0362】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)するクロック発生部2と、同一シンボル
の連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータを
検出する(d’−1)検出部4と、上記(d’−1)検
出部4により検出された同一シンボルの連続長が(d’
−1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定す
る補正ビット位置指定信号を出力する補正ビット位置検
出部5と、上記(d’−1)検出部4により検出された
同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビ
ットデータを同一シンボルの連続長がd’となるように
上記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定
信号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備
え、記録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも
1つのコンパレートレベルで復号してチャネルビットデ
ータを出力するデータ復号装置10では、上記補正ビッ
ト位置検出部5において、例えば、(d’−1)区間の
直前のビットデータとその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報と、
(d’−1)区間の直後のビットデータとその次のビッ
トデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得ら
れたビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境に
HレベルとLレベルの2値に分け、Hレベル又はLレベ
ルの数の大小によって選択した補正ビット位置を指定す
る補正ビット位置指定信号を出力することにより、同一
シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビット
データの補正位置を指定して、同一シンボルの連続長が
(d’−1)であるチャネルビットデータを同一シンボ
ルの連続長がd’となるようにデータ補正部6により補
正処理を行うことができ、これにより、最小反転間隔T
min付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラー
レートを向上させることができる。
【0363】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)するクロック発生部2と、同一シンボル
の連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータを
検出する(d’−1)検出部4と、上記(d’−1)検
出部4により検出された同一シンボルの連続長が(d’
−1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定す
る補正ビット位置指定信号を出力する補正ビット位置検
出部5と、上記(d’−1)検出部4により検出された
同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビ
ットデータを同一シンボルの連続長がd’となるように
上記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定
信号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備
え、記録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも
1つのコンパレートレベルで復号してチャネルビットデ
ータを出力するデータ復号装置10では、上記補正ビッ
ト位置検出部5において、あるチャンネルクロックにお
けるビットデータとその次のチャンネルクロックにおけ
るビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報からコンパレートレベルを境にH
レベルとLレベルの2値に分けて得られるそれぞれ(n
+1)個の区間情報を持ち、例えば、(d’−1)区間
の直前のビットデータとその次のビットデータ及びその
間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報
と、(d’−1)区間の直後のビットデータとその次の
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを
境にHレベルとLレベルの2値に分け、(d’−1)区
間がHレベルのときには、Hレベルの数の大きい側を補
正ビット位置として指定し、(d’−1)区間がLレベ
ルのときには、Lレベルの数の大きい側を補正ビット位
置として指定する補正ビット位置指定信号を出力するこ
とにより、同一シンボルの連続長が(d’−1)である
チャネルビットデータの補正位置を指定して、同一シン
ボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビットデー
タを同一シンボルの連続長がd’となるようにデータ補
正部6により補正処理を行うことができ、これにより、
最小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少さ
せ、ビットエラーレートを向上させることができる。
【0364】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)するクロック発生部2と、同一シンボル
の連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータを
検出する(d’−1)検出部4と、上記(d’−1)検
出部4により検出された同一シンボルの連続長が(d’
−1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定す
る補正ビット位置指定信号を出力する補正ビット位置検
出部5と、上記(d’−1)検出部4により検出された
同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビ
ットデータを同一シンボルの連続長がd’となるように
上記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定
信号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備
え、記録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも
1つのコンパレートレベルで復号してチャネルビットデ
ータを出力するデータ復号装置10では、上記補正ビッ
ト位置検出部5において、あるチャンネルクロックにお
けるビットデータとその次のチャンネルクロックにおけ
るビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報からコンパレートレベルを境にH
レベルとLレベルの2値に分けて得られるそれぞれ(n
+1)個の区間情報を持ち、例えば、(d’−1)区間
の直前のビットデータとその次のビットデータ及びその
間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報
と、(d’−1)区間の直後のビットデータとその次の
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを
境にHレベルとLレベルの2値に分けて比較し、両方の
ビット情報が同一であったときには、記憶された前の補
正ビット位置指定信号に基づいて、補正ビット位置を指
定する補正ビット位置指定信号を出力することにより、
同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビ
ットデータの補正位置を指定して、同一シンボルの連続
長が(d’−1)であるチャネルビットデータを同一シ
ンボルの連続長がd’となるようにデータ補正部6によ
り補正処理を行うことができ、これにより、最小反転間
隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエ
ラーレートを向上させることができる。
【0365】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)するクロック発生部2と、同一シンボル
の連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータを
検出する(d’−1)検出部4と、上記(d’−1)検
出部4により検出された同一シンボルの連続長が(d’
−1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定す
る補正ビット位置指定信号を出力する補正ビット位置検
出部5と、上記(d’−1)検出部4により検出された
同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビ
ットデータを同一シンボルの連続長がd’となるように
上記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定
信号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備
え、記録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも
1つのコンパレートレベルで復号してチャネルビットデ
ータを出力するデータ復号装置10では、上記補正ビッ
ト位置検出部5において、例えば、あるチャンネルクロ
ックのビットデータとその次のチャンネルクロックのビ
ットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得
られたビット情報からコンパレートレベルを境にHレベ
ルとLレベルの2値に分けて得られるそれぞれ(n−
1)個の区間情報を持つことにより、同一シンボルの連
続長が(d’−1)であるチャネルビットデータの補正
位置を指定して、同一シンボルの連続長が(d’−1)
であるチャネルビットデータを同一シンボルの連続長が
d’となるようにデータ補正部6により補正処理を行う
ことができ、これにより、最小反転間隔Tmin付近の
データ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上
させることができる。
【0366】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)するクロック発生部2と、同一シンボル
の連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータを
検出する(d’−1)検出部4と、上記(d’−1)検
出部4により検出された同一シンボルの連続長が(d’
−1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定す
る補正ビット位置指定信号を出力する補正ビット位置検
出部5と、上記(d’−1)検出部4により検出された
同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビ
ットデータを同一シンボルの連続長がd’となるように
上記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定
信号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備
え、記録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも
1つのコンパレートレベルで復号してチャネルビットデ
ータを出力するデータ復号装置10では、上記補正ビッ
ト位置検出部5において、あるチャンネルクロックのビ
ットデータとその次のチャンネルクロックのビットデー
タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビ
ット情報からそれぞれ(n−1)個の区間情報を記憶す
ることにより、同一シンボルの連続長が(d’−1)で
あるチャネルビットデータの補正位置を指定して、同一
シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビット
データを同一シンボルの連続長がd’となるようにデー
タ補正部6により補正処理を行うことができ、これによ
り、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少
させ、ビットエラーレートを向上させることができる。
【0367】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)するクロック発生部2と、同一シンボル
の連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータを
検出する(d’−1)検出部4と、上記(d’−1)検
出部4により検出された同一シンボルの連続長が(d’
−1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定す
る補正ビット位置指定信号を出力する補正ビット位置検
出部5と、上記(d’−1)検出部4により検出された
同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビ
ットデータを同一シンボルの連続長がd’となるように
上記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定
信号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備
え、記録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも
1つのコンパレートレベルで復号してチャネルビットデ
ータを出力するデータ復号装置10では、上記補正ビッ
ト位置検出部5において、あるチャンネルクロックのビ
ットデータとその次のチャンネルクロックのビットデー
タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビ
ット情報からコンパレートレベルを境にHレベルとLレ
ベルの2値に分けて得られるそれぞれ(n+1)個の区
間情報を持ち、例えば、(d’−1)区間の直前のビッ
トデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報と、(d’−
1)区間の直後のビットデータとその次のビットデータ
及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
ト情報とを比較することにより選択した補正ビット位置
を指定する補正ビット位置指定信号を出力することによ
り、同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネ
ルビットデータの補正位置を指定して、同一シンボルの
連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータを同
一シンボルの連続長がd’となるようにデータ補正部6
により補正処理を行うことができ、これにより、最小反
転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、ビッ
トエラーレートを向上させることができる。
【0368】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)するクロック発生部2と、同一シンボル
の連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータを
検出する(d’−1)検出部4と、上記(d’−1)検
出部4により検出された同一シンボルの連続長が(d’
−1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定す
る補正ビット位置指定信号を出力する補正ビット位置検
出部5と、上記(d’−1)検出部4により検出された
同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビ
ットデータを同一シンボルの連続長がd’となるように
上記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定
信号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備
え、記録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも
1つのコンパレートレベルで復号してチャネルビットデ
ータを出力するデータ復号装置10では、上記補正ビッ
ト位置検出部5において、あるチャンネルクロックのビ
ットデータとその次のチャンネルクロックのビットデー
タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビ
ット情報からコンパレートレベルを境にHレベルとLレ
ベルの2値に分けて得られるそれぞれ(n+1)個の区
間情報を持ち、例えば、(d’−1)区間の直前のビッ
トデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報と、(d’−
1)区間の直後のビットデータとその次のビットデータ
及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
ト情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベル
とLレベルの2値に分け、Hレベル又はLレベルの数の
大小によって選択した補正ビット位置を指定する補正ビ
ット位置指定信号を出力することによって、同一シンボ
ルの連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータ
の補正位置を指定して、同一シンボルの連続長が(d’
−1)であるチャネルビットデータを同一シンボルの連
続長がd’となるようにデータ補正部6により補正処理
を行うことができ、これにより、最小反転間隔Tmin
付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレート
を向上させることができる。
【0369】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)するクロック発生部2と、同一シンボル
の連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータを
検出する(d’−1)検出部4と、上記(d’−1)検
出部4により検出された同一シンボルの連続長が(d’
−1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定す
る補正ビット位置指定信号を出力する補正ビット位置検
出部5と、上記(d’−1)検出部4により検出された
同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビ
ットデータを同一シンボルの連続長がd’となるように
上記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定
信号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備
え、記録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも
1つのコンパレートレベルで復号してチャネルビットデ
ータを出力するデータ復号装置10では、上記補正ビッ
ト位置検出部5において、あるチャンネルクロックのビ
ットデータとその次のチャンネルクロックのビットデー
タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビ
ット情報からコンパレートレベルを境にHレベルとLレ
ベルの2値に分けて得られるそれぞれ(n+1)個の区
間情報を持ち、例えば、(d’−1)区間の直前のビッ
トデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報と、(d’−
1)区間の直後のビットデータとその次のビットデータ
及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
ト情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベル
とLレベルの2値に分け、(d’−1)区間がHレベル
のときには、Hレベルの数の大きい側を補正ビット位置
として指定し、(d’−1)区間がLレベルのときに
は、Lレベルの数の大きい側を補正ビット位置として指
定する補正ビット位置指定信号を出力することによっ
て、同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネ
ルビットデータの補正位置を指定して、同一シンボルの
連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータを同
一シンボルの連続長がd’となるようにデータ補正部6
により補正処理を行うことができ、これにより、最小反
転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、ビッ
トエラーレートを向上させることができる。
【0370】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)するクロック発生部2と、同一シンボル
の連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータを
検出する(d’−1)検出部4と、上記(d’−1)検
出部4により検出された同一シンボルの連続長が(d’
−1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定す
る補正ビット位置指定信号を出力する補正ビット位置検
出部5と、上記(d’−1)検出部4により検出された
同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビ
ットデータを同一シンボルの連続長がd’となるように
上記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定
信号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備
え、記録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも
1つのコンパレートレベルで復号してチャネルビットデ
ータを出力するデータ復号装置10では、上記補正ビッ
ト位置検出部5において、あるチャンネルクロックのビ
ットデータとその次のチャンネルクロックのビットデー
タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビ
ット情報からコンパレートレベルを境にHレベルとLレ
ベルの2値に分けて得られるそれぞれ(n+1)個の区
間情報を持ち、例えば、(d’−1)区間の直前のビッ
トデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報と、(d’−
1)区間の直後のビットデータとその次のビットデータ
及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
ト情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベル
とLレベルの2値に分けて比較し、両方のビット情報が
同一であったときには、記憶された前の補正ビット位置
指定信号に基づいて、補正ビット位置を指定する補正ビ
ット位置指定信号を出力することによって、同一シンボ
ルの連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータ
の補正位置を指定して、同一シンボルの連続長が(d’
−1)であるチャネルビットデータを同一シンボルの連
続長がd’となるようにデータ補正部6により補正処理
を行うことができ、これにより、最小反転間隔Tmin
付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレート
を向上させることができる。
【0371】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)するクロック発生部2と、同一シンボル
の連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータを
検出する(d’−1)検出部4と、上記(d’−1)検
出部4により検出された同一シンボルの連続長が(d’
−1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定す
る補正ビット位置指定信号を出力する補正ビット位置検
出部5と、上記(d’−1)検出部4により検出された
同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビ
ットデータを同一シンボルの連続長がd’となるように
上記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定
信号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備
え、記録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも
1つのコンパレートレベルで復号してチャネルビットデ
ータを出力するデータ復号装置10では、上記補正ビッ
ト位置検出部5において、例えば、n倍クロックにより
得られたビット情報におけるあるチャンネルクロックの
ビットデータを含むn個のビット情報からコンパレート
レベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて得られ
る区間情報を持つことにより、同一シンボルの連続長が
(d’−1)であるチャネルビットデータの補正位置を
指定して、同一シンボルの連続長が(d’−1)である
チャネルビットデータを同一シンボルの連続長がd’と
なるようにデータ補正部6により補正処理を行うことが
でき、これにより、最小反転間隔Tmin付近のデータ
復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させる
ことができる。
【0372】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)するクロック発生部2と、同一シンボル
の連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータを
検出する(d’−1)検出部4と、上記(d’−1)検
出部4により検出された同一シンボルの連続長が(d’
−1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定す
る補正ビット位置指定信号を出力する補正ビット位置検
出部5と、上記(d’−1)検出部4により検出された
同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビ
ットデータを同一シンボルの連続長がd’となるように
上記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定
信号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備
え、記録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも
1つのコンパレートレベルで復号してチャネルビットデ
ータを出力するデータ復号装置10では、上記補正ビッ
ト位置検出部5において、例えば、n倍クロックにより
得られたビット情報におけるあるチャンネルクロックの
ビットデータを含むn個のビット情報から区間情報を記
憶することにより、同一シンボルの連続長が(d’−
1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定し
て、同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネ
ルビットデータを同一シンボルの連続長がd’となるよ
うにデータ補正部6により補正処理を行うことができ、
これにより、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤
りを減少させ、ビットエラーレートを向上させることが
できる。
【0373】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)するクロック発生部2と、同一シンボル
の連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータを
検出する(d’−1)検出部4と、上記(d’−1)検
出部4により検出された同一シンボルの連続長が(d’
−1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定す
る補正ビット位置指定信号を出力する補正ビット位置検
出部5と、上記(d’−1)検出部4により検出された
同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビ
ットデータを同一シンボルの連続長がd’となるように
上記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定
信号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備
え、記録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも
1つのコンパレートレベルで復号してチャネルビットデ
ータを出力するデータ復号装置10では、上記補正ビッ
ト位置検出部5において、あるチャンネルクロックのビ
ットデータを含むn個のビット情報からコンパレートレ
ベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて得られる
区間情報を持ち、例えば、(d’−1)区間の直前のビ
ットデータ又はその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたn個のビット情報と、
(d’−1)区間の直後のビットデータ又はその次のビ
ットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得
られたn個のビット情報とを比較することにより選択し
た補正ビット位置を指定する補正ビット位置指定信号を
出力することにより、同一シンボルの連続長が(d’−
1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定し
て、同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネ
ルビットデータを同一シンボルの連続長がd’となるよ
うにデータ補正部6により補正処理を行うことができ、
これにより、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤
りを減少させ、ビットエラーレートを向上させることが
できる。
【0374】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)するクロック発生部2と、同一シンボル
の連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータを
検出する(d’−1)検出部4と、上記(d’−1)検
出部4により検出された同一シンボルの連続長が(d’
−1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定す
る補正ビット位置指定信号を出力する補正ビット位置検
出部5と、上記(d’−1)検出部4により検出された
同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビ
ットデータを同一シンボルの連続長がd’となるように
上記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定
信号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備
え、記録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも
1つのコンパレートレベルで復号してチャネルビットデ
ータを出力するデータ復号装置10では、上記補正ビッ
ト位置検出部5において、あるチャンネルクロックのビ
ットデータを含むn個のビット情報からコンパレートレ
ベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて得られる
区間情報を持ち、例えば、(d’−1)区間の直前のビ
ットデータ又はその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたn個のビット情報と、
(d’−1)区間の直後のビットデータ又はその次のビ
ットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得
られたn個のビット情報とをそれぞれコンパレートレベ
ルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、Hレベル又
はLレベルの数の大小によって選択した補正ビット位置
を指定する補正ビット位置指定信号を出力することによ
り、同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネ
ルビットデータの補正位置を指定して、同一シンボルの
連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータを同
一シンボルの連続長がd’となるようにデータ補正部6
により補正処理を行うことができ、これにより、最小反
転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、ビッ
トエラーレートを向上させることができる。
【0375】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)するクロック発生部2と、同一シンボル
の連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータを
検出する(d’−1)検出部4と、上記(d’−1)検
出部4により検出された同一シンボルの連続長が(d’
−1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定す
る補正ビット位置指定信号を出力する補正ビット位置検
出部5と、上記(d’−1)検出部4により検出された
同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビ
ットデータを同一シンボルの連続長がd’となるように
上記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定
信号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備
え、記録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも
1つのコンパレートレベルで復号してチャネルビットデ
ータを出力するデータ復号装置10では、上記補正ビッ
ト位置検出部5において、あるチャンネルクロックのビ
ットデータを含むn個のビット情報からコンパレートレ
ベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて得られる
区間情報を持ち、例えば、(d’−1)区間の直前のビ
ットデータ又はその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたn個のビット情報と、
(d’−1)区間の直後のビットデータ又はその次のビ
ットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得
られたn個のビット情報とをそれぞれコンパレートレベ
ルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、Lレベルの
数又はHレベルの数のどちらかを用いて補正ビット位置
として指定する補正ビット位置指定信号を出力すること
により、同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチ
ャネルビットデータの補正位置を指定して、同一シンボ
ルの連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータ
を同一シンボルの連続長がd’となるようにデータ補正
部6により補正処理を行うことができ、これにより、最
小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、
ビットエラーレートを向上させることができる。
【0376】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)するクロック発生部2と、同一シンボル
の連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータを
検出する(d’−1)検出部4と、上記(d’−1)検
出部4により検出された同一シンボルの連続長が(d’
−1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定す
る補正ビット位置指定信号を出力する補正ビット位置検
出部5と、上記(d’−1)検出部4により検出された
同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビ
ットデータを同一シンボルの連続長がd’となるように
上記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定
信号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備
え、記録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも
1つのコンパレートレベルで復号してチャネルビットデ
ータを出力するデータ復号装置10では、上記補正ビッ
ト位置検出部5において、あるチャンネルクロックのビ
ットデータを含むn個のビット情報からコンパレートレ
ベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて得られる
区間情報を持ち、例えば、(d’−1)区間の直前のビ
ットデータ又はその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたn個のビット情報と、
(d’−1)区間の直後のビットデータ又はその次のビ
ットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得
られたn個のビット情報とをそれぞれコンパレートレベ
ルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、Lレベルか
らHレベルになったときの”0”の個数に1を加算した
数がHレベルからLレベルになったときの”0”の個数
よりも大きいときは(d’−1)区間の後側を補正ビッ
ト位置として指定し、HレベルからLレベルになったと
きの”0”の個数がLレベルからHレベルになったとき
の”0”の個数に1を加算した数よりも大きいときは
(d’−1)区間の前側を補正ビット位置として指定す
る補正ビット位置指定信号を出力することにより、同一
シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビット
データの補正位置を指定して、同一シンボルの連続長が
(d’−1)であるチャネルビットデータを同一シンボ
ルの連続長がd’となるようにデータ補正部6により補
正処理を行うことができ、これにより、最小反転間隔T
min付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラー
レートを向上させることができる。
【0377】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)するクロック発生部2と、同一シンボル
の連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータを
検出する(d’−1)検出部4と、上記(d’−1)検
出部4により検出された同一シンボルの連続長が(d’
−1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定す
る補正ビット位置指定信号を出力する補正ビット位置検
出部5と、上記(d’−1)検出部4により検出された
同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビ
ットデータを同一シンボルの連続長がd’となるように
上記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定
信号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備
え、記録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも
1つのコンパレートレベルで復号してチャネルビットデ
ータを出力するデータ復号装置10では、上記補正ビッ
ト位置検出部5において、あるチャンネルクロックのビ
ットデータを含むn個のビット情報からコンパレートレ
ベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて得られる
区間情報を持ち、例えば、(d’−1)区間の直前のビ
ットデータ又はその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたn個のビット情報と、
(d’−1)区間の直後のビットデータ又はその次のビ
ットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得
られたn個のビット情報とをそれぞれコンパレートレベ
ルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、Lレベルか
らHレベルになったときの”1”の個数に1を加算した
数がHレベルからLレベルになったときの”1”の個数
よりも大きいときは(d’−1)区間の後側を補正ビッ
ト位置として指定し、HレベルからLレベルになったと
きの”1”の個数がLレベルからHレベルになったとき
の”1”の個数に1を加算した数よりも大きいときは
(d’−1)区間の前側を補正ビット位置として指定す
る補正ビット位置指定信号を出力することにより、同一
シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビット
データの補正位置を指定して、同一シンボルの連続長が
(d’−1)であるチャネルビットデータを同一シンボ
ルの連続長がd’となるようにデータ補正部6により補
正処理を行うことができ、これにより、最小反転間隔T
min付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラー
レートを向上させることができる。
【0378】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)するクロック発生部2と、同一シンボル
の連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータを
検出する(d’−1)検出部4と、上記(d’−1)検
出部4により検出された同一シンボルの連続長が(d’
−1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定す
る補正ビット位置指定信号を出力する補正ビット位置検
出部5と、上記(d’−1)検出部4により検出された
同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビ
ットデータを同一シンボルの連続長がd’となるように
上記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定
信号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備
え、記録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも
1つのコンパレートレベルで復号してチャネルビットデ
ータを出力するデータ復号装置10では、上記補正ビッ
ト位置検出部5において、あるチャンネルクロックのビ
ットデータを含むn個のビット情報からコンパレートレ
ベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて得られる
区間情報を持ち、例えば、(d’−1)区間の直前のビ
ットデータ又はその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報と、(d’
−1)区間の直後のビットデータ又はその次のビットデ
ータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られた
ビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレ
ベルとLレベルの2値に分けて比較し、両方のビット情
報が同一であったときには、記憶された前の補正ビット
位置指定信号に基づいて、補正ビット位置を指定する補
正ビット位置指定信号を出力することにより、同一シン
ボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビットデー
タの補正位置を指定して、同一シンボルの連続長が
(d’−1)であるチャネルビットデータを同一シンボ
ルの連続長がd’となるようにデータ補正部6により補
正処理を行うことができ、これにより、最小反転間隔T
min付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラー
レートを向上させることができる。
【0379】さらに、符号系列内の連続する”1”の間
に入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNR
ZI変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d
+1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録
媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(n
は2以上の整数)するクロック発生部2と、同一シンボ
ルの連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータ
を検出する(d’−1)検出部4と、上記(d’−1)
検出部4により検出された同一シンボルの連続長が
(d’−1)であるチャネルビットデータの補正位置を
指定する補正ビット位置指定信号を出力する補正ビット
位置検出部5と、上記(d’−1)検出部4により検出
された同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャ
ネルビットデータを同一シンボルの連続長がd’となる
ように上記補正ビット位置検出部5による補正ビット位
置指定信号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6と
を備えるデータ復号装置10では、上記データ補正部6
において、上記補正ビット位置検出部5による補正ビッ
ト位置指定信号で指定されたビット位置のデータの論理
レベルを反転させることにより補正処理を行うことによ
り、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少
させ、ビットエラーレートを向上させることができる。
【0380】また、図10に示したデータ復号装置10
では、同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャ
ンネルビットデータを補正するようにしたが、逆NRZ
I変換を行って、連続する”1”の間に入る”0”の最
小の連続長が(d−1)であるチャンネルビットデータ
を補正するように構成しても良い。
【0381】例えば、図16に示すように、上記データ
復号装置10におけるコンパレート部3は通常のコンパ
レート値をもとに”1”と”0”にコンパレートする
が、例えばコンパレート値を2つ持ち、コンパレートさ
れたRFレベルは上から”0”、”1”、”0”と2値
化することで逆NRZI符号を出力する形式のコンパレ
ート部13となし、(d’−1)検出部4を(d−1)
検出部14にすることによって、”0”の連続長が(d
−1)であるチャンネルビットデータを補正することが
できる。
【0382】すなわち、本発明に係るデータ復号装置2
0は、符号系列内の連続する”1”の間に入る”0”の
最小連続長がdである記録符号からNRZI変調した後
の同一シンボルの最小連続長がd’=d+1(dは正の
整数)である記録符号が記録された記録媒体からの再生
データのデータ復号装置であって、チャンネルクロック
をn倍(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、
逆NRZI変調した後の、同一シンボルの連続長が(d
−1)であるチャネルビットデータを検出する(d−
1)検出部14と、上記(d−1)検出部14により検
出された”0”の連続長が(d−1)であるチャネルビ
ットデータの補正位置を指定する補正ビット位置指定信
号を出力する補正ビット位置検出部5と、上記(d−
1)検出検出部4により検出された”0”の連続長が
(d−1)であるチャネルビットデータを”0”の連続
長がdとなるように上記補正ビット位置検出部5による
補正ビット位置指定信号に基づいて補正処理を行うデー
タ補正部6とを備えることにより、最小反転間隔Tmi
n付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレー
トを向上させることができる。
【0383】符号系列内の連続する”1”の間に入る”
0”の最小連続長がdである記録符号からNRZI変調
した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+1(d
は正の整数)である記録符号が記録された記録媒体から
の再生データのチャンネルクロックをn倍(nは2以上
の整数)するクロック発生部2と、逆NRZI変調した
後の、同一シンボルの連続長が(d−1)であるチャネ
ルビットデータを検出する(d−1)検出検出部4と、
上記(d−1)検出部14により検出された”0”の連
続長が(d−1)であるチャネルビットデータの補正位
置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補正ビ
ット位置検出部5と、上記(d−1)検出部14により
検出された”0”の連続長が(d−1)であるチャネル
ビットデータを”0”の連続長がdとなるように上記補
正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信号に
基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備えるデー
タ復号装置では、例えば、記録媒体から読み出した再生
RF信号を少なくとも1つのコンパレートレベルでチャ
ネルビットデータに復号して、符号系列内の連続する”
1”の間に入る”0”の最小連続長がdとなるようにデ
ータ補正部6により補正処理を行うことによって、最小
反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、ビ
ットエラーレートを向上させることができる。
【0384】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)するクロック発生部2と、逆NRZI変
調した後の、同一シンボルの連続長が(d−1)である
チャネルビットデータを検出する(d−1)検出部14
と、上記(d−1)検出部14により検出された”0”
の連続長が(d−1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補
正ビット位置検出部5と、上記(d−1)検出部14に
より検出された”0”の連続長が(d−1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がdとなるように上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備える
データ復号装置では、上記補正ビット位置検出部5にお
いて、あるチャンネルクロックにおけるビットデータと
その次のチャンネルクロックにおけるビットデータ及び
その間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情
報からコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの
2値に分けて得られるそれぞれ(n+1)個の区間情報
を持つことにより、”0”の連続長が(d−1)である
チャネルビットデータの補正位置を指定して、”0”の
連続長が(d−1)であるチャネルビットデータを”
0”の連続長がdとなるようにデータ補正部6により補
正することができ、これにより、最小反転間隔Tmin
付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレート
を向上させることができる。
【0385】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)するクロック発生部2と、逆NRZI変
調した後の、同一シンボルの連続長が(d−1)である
チャネルビットデータを検出する(d−1)検出部14
と、上記(d−1)検出部14により検出された”0”
の連続長が(d−1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補
正ビット位置検出部5と、上記(d−1)検出部14に
より検出された”0”の連続長が(d−1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がdとなるように上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備える
データ復号装置では、上記補正ビット位置検出部5にお
いて、あるチャンネルクロックにおけるビットデータと
その次のチャンネルクロックにおけるビットデータ及び
その間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情
報からそれぞれ(n+1)個の区間情報を記憶すること
により、”0”の連続長が(d−1)であるチャネルビ
ットデータの補正位置を指定して、”0”の連続長が
(d−1)であるチャネルビットデータを”0”の連続
長がdとなるようにデータ補正部6により補正すること
ができ、これにより、最小反転間隔Tmin付近のデー
タ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させ
ることができる。
【0386】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)するクロック発生部2と、逆NRZI変
調した後の、同一シンボルの連続長が(d−1)である
チャネルビットデータを検出する(d−1)検出部14
と、上記(d−1)検出部14により検出された”0”
の連続長が(d−1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補
正ビット位置検出部5と、上記(d−1)検出部14に
より検出された”0”の連続長が(d−1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がdとなるように上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備える
データ復号装置では、上記補正ビット位置検出部5にお
いて、あるチャンネルクロックにおけるビットデータと
その次のチャンネルクロックにおけるビットデータ及び
その間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情
報からコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの
2値に分けて得られるそれぞれ(n+1)個の区間情報
を持ち、例えば、(d−1)区間の直前のビットデータ
とその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
ックにより得られたビット情報と、(d−1)区間の直
後のビットデータとその次のビットデータ及びその間に
挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報とを比
較することにより選択した補正ビット位置を指定する補
正ビット位置指定信号を出力することにより、”0”の
連続長が(d−1)であるチャネルビットデータの補正
位置を指定して、”0”の連続長が(d−1)であるチ
ャネルビットデータを”0”の連続長がdとなるように
データ補正部6により補正することができ、これによ
り、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少
させ、ビットエラーレートを向上させることができる。
【0387】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)するクロック発生部2と、逆NRZI変
調した後の、同一シンボルの連続長が(d−1)である
チャネルビットデータを検出する(d−1)検出部14
と、上記(d−1)検出部14により検出された”0”
の連続長が(d−1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補
正ビット位置検出部5と、上記(d−1)検出部14に
より検出された”0”の連続長が(d−1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がdとなるように上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備える
データ復号装置では、上記補正ビット位置検出部5にお
いて、あるチャンネルクロックにおけるビットデータと
その次のチャンネルクロックにおけるビットデータ及び
その間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情
報からコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの
2値に分けて得られるそれぞれ(n+1)個の区間情報
を持ち、例えば、(d−1)区間の直前のビットデータ
とその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
ックにより得られたビット情報と、(d−1)区間の直
後のビットデータとその次のビットデータ及びその間に
挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報とをそ
れぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの
2値に分け、Hレベル又はLレベルの数の大小によって
選択した補正ビット位置を指定する補正ビット位置指定
信号を出力することにより、”0”の連続長が(d−
1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定し
て、”0”の連続長が(d−1)であるチャネルビット
データを”0”の連続長がdとなるようにデータ補正部
6により補正することができ、これにより、最小反転間
隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエ
ラーレートを向上させることができる。
【0388】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)するクロック発生部2と、逆NRZI変
調した後の、同一シンボルの連続長が(d−1)である
チャネルビットデータを検出する(d−1)検出部14
と、上記(d−1)検出部14により検出された”0”
の連続長が(d−1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補
正ビット位置検出部5と、上記(d−1)検出部14に
より検出された”0”の連続長が(d−1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がdとなるように上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備える
データ復号装置では、上記補正ビット位置検出部5にお
いて、あるチャンネルクロックにおけるビットデータと
その次のチャンネルクロックにおけるビットデータ及び
その間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情
報からコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの
2値に分けて得られるそれぞれ(n+1)個の区間情報
を持ち、例えば、(d−1)区間の直前のビットデータ
とその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
ックにより得られたビット情報と、(d−1)区間の直
後のビットデータとその次のビットデータ及びその間に
挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報とをそ
れぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの
2値に分け、(d−1)区間がHレベルのときには、H
レベルの数の大きい側を補正ビット位置として指定し、
(d−1)区間がLレベルのときには、Lレベルの数の
大きい側を補正ビット位置として指定する補正ビット位
置指定信号を出力することにより、”0”の連続長が
(d−1)であるチャネルビットデータの補正位置を指
定して、”0”の連続長が(d−1)であるチャネルビ
ットデータを”0”の連続長がdとなるようにデータ補
正部6により補正することができ、これにより、最小反
転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、ビッ
トエラーレートを向上させることができる。
【0389】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)するクロック発生部2と、逆NRZI変
調した後の、同一シンボルの連続長が(d−1)である
チャネルビットデータを検出する(d−1)検出部14
と、上記(d−1)検出部14により検出された”0”
の連続長が(d−1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補
正ビット位置検出部5と、上記(d−1)検出部14に
より検出された”0”の連続長が(d−1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がdとなるように上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備える
データ復号装置では、上記補正ビット位置検出部5にお
いて、あるチャンネルクロックにおけるビットデータと
その次のチャンネルクロックにおけるビットデータ及び
その間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情
報からコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの
2値に分けて得られるそれぞれ(n−1)個の区間情報
を持ち、例えば、(d−1)区間の直前のビットデータ
とその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
ックにより得られたビット情報と、(d−1)区間の直
後のビットデータとその次のビットデータ及びその間に
挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報とをそ
れぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの
2値に分けて比較し、両方のビット情報が同一であった
ときには、記憶された前の補正ビット位置指定信号に基
づいて、補正ビット位置を指定する補正ビット位置指定
信号を出力することにより、”0”の連続長が(d−
1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定し
て、”0”の連続長が(d−1)であるチャネルビット
データを”0”の連続長がdとなるようにデータ補正部
6により補正することができ、これにより、最小反転間
隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエ
ラーレートを向上させることができる。
【0390】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)するクロック発生部2と、逆NRZI変
調した後の、同一シンボルの連続長が(d−1)である
チャネルビットデータを検出する(d−1)検出部14
と、上記(d−1)検出部14により検出された”0”
の連続長が(d−1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補
正ビット位置検出部5と、上記(d−1)検出部14に
より検出された”0”の連続長が(d−1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がdとなるように上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備える
データ復号装置では、上記補正ビット位置検出部5にお
いて、例えば、あるチャンネルクロックのビットデータ
とその次のチャンネルクロックのビットデータ及びその
間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報か
らコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値
に分けて得られるそれぞれ(n−1)個の区間情報を持
つことにより、”0”の連続長が(d−1)であるチャ
ネルビットデータの補正位置を指定して、”0”の連続
長が(d−1)であるチャネルビットデータを”0”の
連続長がdとなるようにデータ補正部6により補正する
ことができ、これにより、最小反転間隔Tmin付近の
データ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上
させることができる。
【0391】符号系列内の連続する”1”の間に入る”
0”の最小連続長がdである記録符号からNRZI変調
した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+1(d
は正の整数)である記録符号が記録された記録媒体から
の再生データのチャンネルクロックをn倍(nは2以上
の整数)するクロック発生部2と、逆NRZI変調した
後の、同一シンボルの連続長が(d−1)であるチャネ
ルビットデータを検出する(d−1)検出部14と、上
記(d−1)検出部14により検出された”0”の連続
長が(d−1)であるチャネルビットデータの補正位置
を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補正ビッ
ト位置検出部5と、上記(d−1)検出部14により検
出された”0”の連続長が(d−1)であるチャネルビ
ットデータを”0”の連続長がdとなるように上記補正
ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信号に基
づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備えるデータ
復号装置では、記録媒体から読み出した再生RF信号を
少なくとも1つのコンパレートレベルでチャネルビット
データに復号して、あるチャンネルクロックのビットデ
ータとその次のチャンネルクロックのビットデータ及び
その間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情
報からそれぞれ(n−1)個の区間情報を記憶すること
により、”0”の連続長が(d−1)であるチャネルビ
ットデータの補正位置を指定して、”0”の連続長が
(d−1)であるチャネルビットデータを”0”の連続
長がdとなるようにデータ補正部6により補正すること
ができ、これにより、最小反転間隔Tmin付近のデー
タ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させ
ることができる。
【0392】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)するクロック発生部2と、逆NRZI変
調した後の、同一シンボルの連続長が(d−1)である
チャネルビットデータを検出する(d−1)検出部14
と、上記(d−1)検出部14により検出された”0”
の連続長が(d−1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補
正ビット位置検出部5と、上記(d−1)検出部14に
より検出された”0”の連続長が(d−1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がdとなるように上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備える
データ復号装置では、上記補正ビット位置検出部5にお
いて、あるチャンネルクロックのビットデータとその次
のチャンネルクロックのビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報からコンパ
レートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて
得られるそれぞれ(n−1)個の区間情報を持ち、例え
ば、(d−1)区間の直前のビットデータとその次のビ
ットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得
られたビット情報と、(d−1)区間の直後のビットデ
ータとその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍
クロックにより得られたビット情報とを比較することに
より選択した補正ビット位置を指定する補正ビット位置
指定信号を出力することにより、”0”の連続長が(d
−1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定し
て、”0”の連続長が(d−1)であるチャネルビット
データを”0”の連続長がdとなるようにデータ補正部
6により補正することができ、これにより、最小反転間
隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエ
ラーレートを向上させることができる。
【0393】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)するクロック発生部2と、逆NRZI変
調した後の、同一シンボルの連続長が(d−1)である
チャネルビットデータを検出する(d−1)検出部14
と、上記(d−1)検出部14により検出された”0”
の連続長が(d−1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補
正ビット位置検出部5と、上記(d−1)検出部14に
より検出された”0”の連続長が(d−1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がdとなるように上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備える
データ復号装置では、上記補正ビット位置検出部5にお
いて、あるチャンネルクロックのビットデータとその次
のチャンネルクロックのビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報からコンパ
レートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて
得られるそれぞれ(n−1)個の区間情報を持ち、例え
ば、(d−1)区間の直前のビットデータとその次のビ
ットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得
られたビット情報と、(d−1)区間の直後のビットデ
ータとその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍
クロックにより得られたビット情報とをそれぞれコンパ
レートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、
Hレベル又はLレベルの数の大小によって選択した補正
ビット位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力す
ることにより、”0”の連続長が(d−1)であるチャ
ネルビットデータの補正位置を指定して、”0”の連続
長が(d−1)であるチャネルビットデータを”0”の
連続長がdとなるようにデータ補正部6により補正する
ことができ、これにより、最小反転間隔Tmin付近の
データ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上
させることができる。
【0394】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)するクロック発生部2と、逆NRZI変
調した後の、同一シンボルの連続長が(d−1)である
チャネルビットデータを検出する(d−1)検出部14
と、上記(d−1)検出部14により検出された”0”
の連続長が(d−1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補
正ビット位置検出部5と、上記(d−1)検出部14に
より検出された”0”の連続長が(d−1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がdとなるように上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備える
データ復号装置では、上記補正ビット位置検出部5にお
いて、あるチャンネルクロックのビットデータとその次
のチャンネルクロックのビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報からコンパ
レートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて
得られるそれぞれ(n−1)個の区間情報を持ち、例え
ば、(d−1)区間の直前のビットデータとその次のビ
ットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得
られたビット情報と、(d−1)区間の直後のビットデ
ータとその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍
クロックにより得られたビット情報とをそれぞれコンパ
レートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、
(d−1)区間がHレベルのときには、Hレベルの数の
大きい側を補正ビット位置として指定し、(d−1)区
間がLレベルのときには、Lレベルの数の大きい側を補
正ビット位置として指定する補正ビット位置指定信号を
出力することにより、”0”の連続長が(d−1)であ
るチャネルビットデータの補正位置を指定して、”0”
の連続長が(d−1)であるチャネルビットデータを”
0”の連続長がdとなるようにデータ補正部6により補
正することができ、これにより、最小反転間隔Tmin
付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレート
を向上させることができる。
【0395】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)するクロック発生部2と、逆NRZI変
調した後の、同一シンボルの連続長が(d−1)である
チャネルビットデータを検出する(d−1)検出部14
と、上記(d−1)検出部14により検出された”0”
の連続長が(d−1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補
正ビット位置検出部5と、上記(d−1)検出部14に
より検出された”0”の連続長が(d−1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がdとなるように上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備える
データ復号装置では、上記補正ビット位置検出部5にお
いて、あるチャンネルクロックのビットデータとその次
のチャンネルクロックのビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報からコンパ
レートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて
得られるそれぞれ(n−1)個の区間情報を持ち、例え
ば、(d−1)区間の直前のビットデータとその次のビ
ットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得
られたビット情報と、(d−1)区間の直後のビットデ
ータとその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍
クロックにより得られたビット情報とをそれぞれコンパ
レートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて
比較し、両方のビット情報が同一であったときには、記
憶された前の補正ビット位置指定信号に基づいて、補正
ビット位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力す
ることにより、”0”の連続長が(d−1)であるチャ
ネルビットデータの補正位置を指定して、”0”の連続
長が(d−1)であるチャネルビットデータを”0”の
連続長がdとなるようにデータ補正部6により補正する
ことができ、これにより、最小反転間隔Tmin付近の
データ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上
させることができる。
【0396】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)するクロック発生部2と、逆NRZI変
調した後の、同一シンボルの連続長が(d−1)である
チャネルビットデータを検出する(d−1)検出部14
と、上記(d−1)検出部14により検出された”0”
の連続長が(d−1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補
正ビット位置検出部5と、上記(d−1)検出部14に
より検出された”0”の連続長が(d−1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がdとなるように上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備える
データ復号装置では、例えば、上記補正ビット位置検出
部5において、n倍クロックにより得られたビット情報
におけるあるチャンネルクロックのビットデータを含む
連続したn個のビット情報からコンパレートレベルを境
にHレベルとLレベルの2値に分けて得られる区間情報
を持つことにより、”0”の連続長が(d−1)である
チャネルビットデータの補正位置を指定して、”0”の
連続長が(d−1)であるチャネルビットデータを”
0”の連続長がdとなるようにデータ補正部6により補
正することができ、これにより、最小反転間隔Tmin
付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレート
を向上させることができる。
【0397】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)するクロック発生部2と、逆NRZI変
調した後の、同一シンボルの連続長が(d−1)である
チャネルビットデータを検出する(d−1)検出部14
と、上記(d−1)検出部14により検出された”0”
の連続長が(d−1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補
正ビット位置検出部5と、上記(d−1)検出部14に
より検出された”0”の連続長が(d−1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がdとなるように上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備える
データ復号装置では、記録媒体から読み出した再生RF
信号を少なくとも1つのコンパレートレベルでチャネル
ビットデータに復号して、上記補正ビット位置検出部5
において、例えば、n倍クロックにより得られたビット
情報におけるあるチャンネルクロックのビットデータを
含む連続したn個のビット情報から区間情報を記憶する
ことによって、”0”の連続長が(d−1)であるチャ
ネルビットデータの補正位置を指定して、”0”の連続
長が(d−1)であるチャネルビットデータを”0”の
連続長がdとなるようにデータ補正部6により補正する
ことができ、これにより、最小反転間隔Tmin付近の
データ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上
させることができる。
【0398】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)するクロック発生部2と、逆NRZI変
調した後の、同一シンボルの連続長が(d−1)である
チャネルビットデータを検出する(d−1)検出部14
と、上記(d−1)検出部14により検出された”0”
の連続長が(d−1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補
正ビット位置検出部5と、上記(d−1)検出部14に
より検出された”0”の連続長が(d−1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がdとなるように上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備える
データ復号装置では、上記補正ビット位置検出部5にお
いて、n倍クロックにより得られたビット情報における
あるチャンネルクロックのビットデータを含む連続した
n個のビット情報からコンパレートレベルを境にHレベ
ルとLレベルの2値に分けて得られる区間情報を持ち、
例えば、(d−1)区間の直前のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたn個のビット情報と、(d−1)区間の直
後のビットデータ又はその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット情
報とを比較することにより選択した補正ビット位置を指
定する補正ビット位置指定信号を出力することによ
り、”0”の連続長が(d−1)であるチャネルビット
データの補正位置を指定して、”0”の連続長が(d−
1)であるチャネルビットデータを”0”の連続長がd
となるようにデータ補正部6により補正することがで
き、これにより、最小反転間隔Tmin付近のデータ復
号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させるこ
とができる。
【0399】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)するクロック発生部2と、逆NRZI変
調した後の、同一シンボルの連続長が(d−1)である
チャネルビットデータを検出する(d−1)検出部14
と、上記(d−1)検出部14により検出された”0”
の連続長が(d−1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補
正ビット位置検出部5と、上記(d−1)検出部14に
より検出された”0”の連続長が(d−1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がdとなるように上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備える
データ復号装置では、上記補正ビット位置検出部5にお
いて、n倍クロックにより得られたビット情報における
あるチャンネルクロックのビットデータを含む連続した
n個のビット情報からコンパレートレベルを境にHレベ
ルとLレベルの2値に分けて得られる区間情報を持ち、
例えば、(d−1)区間の直前のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたn個のビット情報と、(d−1)区間の直
後のビットデータ又はその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット情
報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベルとL
レベルの2値に分け、Hレベル又はLレベルの数の大小
によって選択した補正ビット位置を指定する補正ビット
位置指定信号を出力することにより、”0”の連続長が
(d−1)であるチャネルビットデータの補正位置を指
定して、”0”の連続長が(d−1)であるチャネルビ
ットデータを”0”の連続長がdとなるようにデータ補
正部6により補正することができ、これにより、最小反
転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、ビッ
トエラーレートを向上させることができる。
【0400】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)するクロック発生部2と、逆NRZI変
調した後の、同一シンボルの連続長が(d−1)である
チャネルビットデータを検出する(d−1)検出部14
と、上記(d−1)検出部14により検出された”0”
の連続長が(d−1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補
正ビット位置検出部5と、上記(d−1)検出部14に
より検出された”0”の連続長が(d−1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がdとなるように上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備える
データ復号装置では、上記補正ビット位置検出部5にお
いて、n倍クロックにより得られたビット情報における
あるチャンネルクロックのビットデータを含む連続した
n個のビット情報からコンパレートレベルを境にHレベ
ルとLレベルの2値に分けて得られる区間情報を持ち、
(d−1)区間の直前のビットデータ又はその次のビッ
トデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得ら
れたn個のビット情報と、(d’−1)区間の直後のビ
ットデータ又はその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたn個のビット情報とを
それぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベル
の2値に分け、Lレベルの数又はHレベルの数のどちら
かを用いて補正ビット位置として指定する補正ビット位
置指定信号を出力することにより、”0”の連続長が
(d−1)であるチャネルビットデータの補正位置を指
定して、”0”の連続長が(d−1)であるチャネルビ
ットデータを”0”の連続長がdとなるようにデータ補
正部6により補正することができ、これにより、最小反
転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、ビッ
トエラーレートを向上させることができる。
【0401】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)するクロック発生部2と、逆NRZI変
調した後の、同一シンボルの連続長が(d−1)である
チャネルビットデータを検出する(d−1)検出部14
と、上記(d−1)検出部14により検出された”0”
の連続長が(d−1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補
正ビット位置検出部5と、上記(d−1)検出部14に
より検出された”0”の連続長が(d−1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がdとなるように上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備える
データ復号装置では、上記補正ビット位置検出部5にお
いて、n倍クロックにより得られたビット情報における
あるチャンネルクロックのビットデータを含む連続した
n個のビット情報からコンパレートレベルを境にHレベ
ルとLレベルの2値に分けて得られる区間情報を持ち、
(d−1)区間の直前のビットデータ又はその次のビッ
トデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得ら
れたn個のビット情報と、(d−1)区間の直後のビッ
トデータ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれ
n倍クロックにより得られたn個のビット情報とをそ
れぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの
2値に分け、LレベルからHレベルになったときの”
0”の個数に1を加算した数がHレベルからLレベルに
なったときの”0”の個数よりも大きいときは(d−
1)区間の後側を補正ビット位置として指定し、Hレベ
ルからLレベルになったときの”0”の個数がLレベル
からHレベルになったときの”0”の個数に1を加算し
た数よりも大きいときは(d−1)区間の前側を補正ビ
ット位置として指定する補正ビット位置指定信号を出力
することにより、”0”の連続長が(d−1)であるチ
ャネルビットデータの補正位置を指定して、”0”の連
続長が(d−1)であるチャネルビットデータを”0”
の連続長がdとなるようにデータ補正部6により補正す
ることができ、これにより、最小反転間隔Tmin付近
のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向
上させることができる。
【0402】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)するクロック発生部2と、逆NRZI変
調した後の、同一シンボルの連続長が(d−1)である
チャネルビットデータを検出する(d−1)検出部14
と、上記(d−1)検出部14により検出された”0”
の連続長が(d−1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補
正ビット位置検出部5と、上記(d−1)検出部14に
より検出された”0”の連続長が(d−1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がdとなるように上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備える
データ復号装置では、上記補正ビット位置検出部5にお
いて、n倍クロックにより得られたビット情報における
あるチャンネルクロックのビットデータを含む連続した
n個のビット情報からコンパレートレベルを境にHレベ
ルとLレベルの2値に分けて得られる区間情報を持ち、
例えば、(d−1)区間の直前のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたn個のビット情報と、(d−1)区間の直
後のビットデータ又はその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット情
報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベルとL
レベルの2値に分け、LレベルからHレベルになったと
きの”1”の個数に1を加算した数がHレベルからLレ
ベルになったときの”1”の個数よりも大きいときは
(d−1)区間の後側を補正ビット位置として指定し、
HレベルからLレベルになったときの”1”の個数がL
レベルからHレベルになったときの”1”の個数に1を
加算した数よりも大きいときは(d−1)区間の前側を
補正ビット位置として指定する補正ビット位置指定信号
を出力することにより、”0”の連続長が(d−1)で
あるチャネルビットデータの補正位置を指定して、”
0”の連続長が(d−1)であるチャネルビットデータ
を”0”の連続長がdとなるようにデータ補正部6によ
り補正することができ、これにより、最小反転間隔Tm
in付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレ
ートを向上させることができる。
【0403】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)するクロック発生部2と、逆NRZI変
調した後の、同一シンボルの連続長が(d−1)である
チャネルビットデータを検出する(d−1)検出部14
と、上記(d−1)検出部14により検出された”0”
の連続長が(d−1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補
正ビット位置検出部5と、上記(d−1)検出部14に
より検出された”0”の連続長が(d−1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がdとなるように上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備える
データ復号装置では、上記補正ビット位置検出部5にお
いて、n倍クロックにより得られたビット情報における
あるチャンネルクロックのビットデータを含む連続した
n個のビット情報からコンパレートレベルを境にHレベ
ルとLレベルの2値に分けて得られる区間情報を持ち、
(d−1)区間の直前のビットデータ又はその次のビッ
トデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得ら
れたビット情報と、(d−1)区間の直後のビットデー
タ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍
クロックにより得られたビット情報とをそれぞれコンパ
レートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて
比較し、両方のビット情報が同一であったときには、記
憶された前の補正ビット位置指定信号に基づいて、補正
ビット位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力す
ることにより、”0”の連続長が(d−1)であるチャ
ネルビットデータの補正位置を指定して、”0”の連続
長が(d−1)であるチャネルビットデータを”0”の
連続長がdとなるようにデータ補正部6により補正する
ことができ、これにより、最小反転間隔Tmin付近の
データ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上
させることができる。
【0404】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)するクロック発生部2と、逆NRZI変
調した後の、同一シンボルの連続長が(d−1)である
チャネルビットデータを検出する(d−1)検出部14
と、上記(d−1)検出部14により検出された”0”
の連続長が(d−1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補
正ビット位置検出部5と、上記(d−1)検出部14に
より検出された”0”の連続長が(d−1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がdとなるように上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備える
データ復号装置では、上記データ補正部6において、上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて、指定されたビット位置のデータの論理レ
ベルを反転させ、さらに、指定されたビット位置の(d
−1)区間の外側のビット位置のデータの論理レベルを
反転させることにより、符号系列内の連続する”1”の
間に入る”0”の最小連続長がdとなるようにデータ補
正部6により補正処理を行うことができ、これにより、
最小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少さ
せ、ビットエラーレートを向上させることができる。
【0405】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZ
I変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+
1(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのチャンネルクロックをn倍(nは
2以上の整数)するクロック発生部2と、逆NRZI変
調した後の、同一シンボルの連続長が(d−1)である
チャネルビットデータを検出する(d−1)検出部14
と、上記(d−1)検出部14により検出された”0”
の連続長が(d−1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補
正ビット位置検出部5と、上記(d−1)検出部14に
より検出された”0”の連続長が(d−1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がdとなるように上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備える
データ復号装置では、上記データ補正部6において、上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて、指定されたビット位置の”1”のデータ
を(d−1)区間の外側のデータにシフトさせることに
より、符号系列内の連続する”1”の間に入る”0”の
最小連続長がdとなるようにデータ補正部6により補正
処理を行うことができ、これにより、最小反転間隔Tm
in付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレ
ートを向上させることができる。
【0406】さらに、図10に示したデータ復号装置1
0では、同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチ
ャンネルビットデータを補正するようにしたが、同一シ
ンボルの連続長が最大連続長k’より大きい(k’+
1)であるチャンネルビットデータを補正する回路も、
図17に示すように、上記(d’−1)検出部4に代え
て(k’+1)検出部24を設けることにより、同様に
実現できる。
【0407】すなわち、本発明に係るデータ復号装置3
0は、符号系列内の連続する”1”の間に入る”0”の
最大連続長がkである記録符号からNRZI変調した後
の、同一シンボルの最大連続長がk’=k+1(k≧
1,k≧d)である記録符号が記録された記録媒体から
の再生データのチャンネルクロックをn倍(nは2以上
の整数)するクロック発生部2と、同一シンボルの連続
長が(k’+1)であるチャネルビットデータを検出す
る(k’+1)検出部4と、上記(k’+1)検出部4
により検出された同一シンボルの連続長が(k’+1)
であるチャネルビットデータの補正位置を指定する補正
ビット位置指定信号をn倍クロックにより得られたビッ
ト情報に基づいて出力する補正ビット位置検出部5と、
上記(k’+1)検出部24により検出された同一シン
ボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデー
タを同一シンボルの連続長がk’となるように上記補正
ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信号に基
づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備えることに
より、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減
少させ、ビットエラーレートを向上させることができ
る。
【0408】また、このデータ復号装置30では、例え
ば、記録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも
1つのコンパレートレベルでチャネルビットデータに復
号して、同一シンボルの連続長が(k’+1)であるチ
ャネルビットデータを同一シンボルの連続長がk’とな
るようにデータ補正部6により補正処理を行うことによ
って、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減
少させ、ビットエラーレートを向上させることができ
る。
【0409】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、同一シ
ンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデ
ータを検出する(k’+1)検出部24と、上記(k’
+1)検出部24により検出された同一シンボルの連続
長が(k’+1)であるチャネルビットデータの補正位
置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補正ビ
ット位置検出部5と、上記(k’+1)検出部24によ
り検出された同一シンボルの連続長が(k’+1)であ
るチャネルビットデータを同一シンボルの連続長がk’
となるように上記補正ビット位置検出部5による補正ビ
ット位置指定信号に基づいて補正処理を行うデータ補正
部6とを備えるデータ復号装置30では、例えば、上記
補正ビット位置検出部5において、あるチャンネルクロ
ックにおけるビットデータとその次のチャンネルクロッ
クにおけるビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
ックにより得られたビット情報からコンパレートレベル
を境にHレベルとLレベルの2値に分けて得られるそれ
ぞれ(n+1)個の区間情報を持つことにより、同一シ
ンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデ
ータの補正位置を指定して、同一シンボルの連続長が
(k’+1)であるチャネルビットデータを同一シンボ
ルの連続長がk’となるようにデータ補正部6により補
正処理を行うことができ、これにより、最大反転間隔T
max付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラー
レートを向上させることができる。
【0410】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、同一シ
ンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデ
ータを検出する(k’+1)検出部24と、上記(k’
+1)検出部24により検出された同一シンボルの連続
長が(k’+1)であるチャネルビットデータの補正位
置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補正ビ
ット位置検出部5と、上記(k’+1)検出部24によ
り検出された同一シンボルの連続長が(k’+1)であ
るチャネルビットデータを同一シンボルの連続長がk’
となるように上記補正ビット位置検出部5による補正ビ
ット位置指定信号に基づいて補正処理を行うデータ補正
部6とを備えるデータ復号装置30では、例えば、上記
補正ビット位置検出部5において、あるチャンネルクロ
ックにおけるビットデータと、その次のチャンネルクロ
ックにおけるビットデータ及びその間に挟まれるn倍ク
ロックにより得られたビット情報からそれぞれ(n+
1)個の区間情報を記憶することにより、同一シンボル
の連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータの
補正位置を指定して、同一シンボルの連続長が(k’+
1)であるチャネルビットデータを同一シンボルの連続
長がk’となるようにデータ補正部6により補正処理を
行うことができ、これにより、最大反転間隔Tmax付
近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを
向上させることができる。
【0411】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、同一シ
ンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデ
ータを検出する(k’+1)検出部24と、上記(k’
+1)検出部24により検出された同一シンボルの連続
長が(k’+1)であるチャネルビットデータの補正位
置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補正ビ
ット位置検出部5と、上記(k’+1)検出部24によ
り検出された同一シンボルの連続長が(k’+1)であ
るチャネルビットデータを同一シンボルの連続長がk’
となるように上記補正ビット位置検出部5による補正ビ
ット位置指定信号に基づいて補正処理を行うデータ補正
部6とを備えるデータ復号装置30では、上記補正ビッ
ト位置検出部5において、あるチャンネルクロックにお
けるビットデータとその次のチャンネルクロックにおけ
るビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報からコンパレートレベルを境にH
レベルとLレベルの2値に分けて得られるそれぞれ(n
+1)個の区間情報を持ち、例えば、(k’+1)区間
の直前のビットデータとその次のビットデータ及びその
間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報
と、(k’+1)区間の直後のビットデータとその次の
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたビット情報とを比較することにより選択した補
正ビット位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力
することにより、同一シンボルの連続長が(k’+1)
であるチャネルビットデータの補正位置を指定して、同
一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビッ
トデータを同一シンボルの連続長がk’となるようにデ
ータ補正部6により補正処理を行うことができ、これに
より、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減
少させ、ビットエラーレートを向上させることができ
る。
【0412】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、同一シ
ンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデ
ータを検出する(k’+1)検出部24と、上記(k’
+1)検出部24により検出された同一シンボルの連続
長が(k’+1)であるチャネルビットデータの補正位
置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補正ビ
ット位置検出部5と、上記(k’+1)検出部24によ
り検出された同一シンボルの連続長が(k’+1)であ
るチャネルビットデータを同一シンボルの連続長がk’
となるように上記補正ビット位置検出部5による補正ビ
ット位置指定信号に基づいて補正処理を行うデータ補正
部6とを備えるデータ復号装置30では、上記補正ビッ
ト位置検出部5において、あるチャンネルクロックにお
けるビットデータとその次のチャンネルクロックにおけ
るビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報からコンパレートレベルを境にH
レベルとLレベルの2値に分けて得られるそれぞれ(n
+1)個の区間情報を持ち、例えば、(k’+1)区間
の直前のビットデータとその次のビットデータ及びその
間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報
と、(k’+1)区間の直後のビットデータとその次の
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを
境にHレベルとLレベルの2値に分け、Hレベル又はL
レベルの数の大小によって選択した補正ビット位置を指
定する補正ビット位置指定信号を出力することにより、
同一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビ
ットデータの補正位置を指定して、同一シンボルの連続
長が(k’+1)であるチャネルビットデータを同一シ
ンボルの連続長がk’となるようにデータ補正部6によ
り補正処理を行うことができ、これにより、最大反転間
隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエ
ラーレートを向上させることができる。
【0413】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、同一シ
ンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデ
ータを検出する(k’+1)検出部24と、上記(k’
+1)検出部24により検出された同一シンボルの連続
長が(k’+1)であるチャネルビットデータの補正位
置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補正ビ
ット位置検出部5と、上記(k’+1)検出部24によ
り検出された同一シンボルの連続長が(k’+1)であ
るチャネルビットデータを同一シンボルの連続長がk’
となるように上記補正ビット位置検出部5による補正ビ
ット位置指定信号に基づいて補正処理を行うデータ補正
部6とを備えるデータ復号装置30では、上記補正ビッ
ト位置検出部5において、あるチャンネルクロックにお
けるビットデータとその次のチャンネルクロックにおけ
るビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報からコンパレートレベルを境にH
レベルとLレベルの2値に分けて得られるそれぞれ(n
+1)個の区間情報を持ち、例えば、(k’+1)区間
の直前のビットデータとその次のビットデータ及びその
間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報
と、(k’+1)区間の直後のビットデータとその次の
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを
境にHレベルとLレベルの2値に分け、(k’+1)区
間がHレベルのときには、Hレベルの数の大きい側を補
正ビット位置として指定し、(k’+1)区間がLレベ
ルのときには、Lレベルの数の大きい側を補正ビット位
置として指定する補正ビット位置指定信号を出力するこ
とにより、同一シンボルの連続長が(k’+1)である
チャネルビットデータの補正位置を指定して、同一シン
ボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデー
タを同一シンボルの連続長がk’となるようにデータ補
正部6により補正処理を行うことができ、これにより、
最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少さ
せ、ビットエラーレートを向上させることができる。
【0414】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、同一シ
ンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデ
ータを検出する(k’+1)検出部24と、上記(k’
+1)検出部24により検出された同一シンボルの連続
長が(k’+1)であるチャネルビットデータの補正位
置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補正ビ
ット位置検出部5と、上記(k’+1)検出部24によ
り検出された同一シンボルの連続長が(k’+1)であ
るチャネルビットデータを同一シンボルの連続長がk’
となるように上記補正ビット位置検出部5による補正ビ
ット位置指定信号に基づいて補正処理を行うデータ補正
部6とを備えるデータ復号装置30では、上記補正ビッ
ト位置検出部5において、あるチャンネルクロックにお
けるビットデータとその次のチャンネルクロックにおけ
るビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報からコンパレートレベルを境にH
レベルとLレベルの2値に分けて得られるそれぞれ(n
+1)個の区間情報を持ち、例えば、(k’+1)区間
の直前のビットデータとその次のビットデータ及びその
間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報
と、(k’+1)区間の直後のビットデータとその次の
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを
境にHレベルとLレベルの2値に分けて比較し、両方の
ビット情報が同一であったときには、記憶された前の補
正ビット位置指定信号に基づいて、補正ビット位置を指
定する補正ビット位置指定信号を出力することにより、
同一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビ
ットデータの補正位置を指定して、同一シンボルの連続
長が(k’+1)であるチャネルビットデータを同一シ
ンボルの連続長がk’となるようにデータ補正部6によ
り補正処理を行うことができ、これにより、最大反転間
隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエ
ラーレートを向上させることができる。
【0415】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、同一シ
ンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデ
ータを検出する(k’+1)検出部24と、上記(k’
+1)検出部24により検出された同一シンボルの連続
長が(k’+1)であるチャネルビットデータの補正位
置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補正ビ
ット位置検出部5と、上記(k’+1)検出部24によ
り検出された同一シンボルの連続長が(k’+1)であ
るチャネルビットデータを同一シンボルの連続長がk’
となるように上記補正ビット位置検出部5による補正ビ
ット位置指定信号に基づいて補正処理を行うデータ補正
部6とを備えるデータ復号装置30では、例えば、上記
補正ビット位置検出部5において、あるチャンネルクロ
ックのビットデータとその次のチャンネルクロックのビ
ットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得
られたビット情報からコンパレートレベルを境にHレベ
ルとLレベルの2値に分けて得られるそれぞれ(n+
1)個の区間情報を持つことにより、同一シンボルの連
続長が(k’+1)であるチャネルビットデータの補正
位置を指定して、同一シンボルの連続長が(k’+1)
であるチャネルビットデータを同一シンボルの連続長が
k’となるようにデータ補正部6により補正処理を行う
ことができ、これにより、最大反転間隔Tmax付近の
データ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上
させることができる。
【0416】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、同一シ
ンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデ
ータを検出する(k’+1)検出部24と、上記(k’
+1)検出部24により検出された同一シンボルの連続
長が(k’+1)であるチャネルビットデータの補正位
置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補正ビ
ット位置検出部5と、上記(k’+1)検出部24によ
り検出された同一シンボルの連続長が(k’+1)であ
るチャネルビットデータを同一シンボルの連続長がk’
となるように上記補正ビット位置検出部5による補正ビ
ット位置指定信号に基づいて補正処理を行うデータ補正
部6とを備えるデータ復号装置30では、上記補正ビッ
ト位置検出部5において、例えば、あるチャンネルクロ
ックのビットデータとその次のチャンネルクロックのビ
ットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得
られたビット情報からそれぞれ(n−1)個の区間情報
を記憶することにより、同一シンボルの連続長が(k’
+1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定し
て、同一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネ
ルビットデータを同一シンボルの連続長がk’となるよ
うにデータ補正部6により補正処理を行うことができ、
これにより、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤
りを減少させ、ビットエラーレートを向上させることが
できる。
【0417】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、同一シ
ンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデ
ータを検出する(k’+1)検出部24と、上記(k’
+1)検出部24により検出された同一シンボルの連続
長が(k’+1)であるチャネルビットデータの補正位
置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補正ビ
ット位置検出部5と、上記(k’+1)検出部24によ
り検出された同一シンボルの連続長が(k’+1)であ
るチャネルビットデータを同一シンボルの連続長がk’
となるように上記補正ビット位置検出部5による補正ビ
ット位置指定信号に基づいて補正処理を行うデータ補正
部6とを備えるデータ復号装置30では、例えば、上記
補正ビット位置検出部5において、あるチャンネルクロ
ックのビットデータとその次のチャンネルクロックのビ
ットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得
られたビット情報からコンパレートレベルを境にHレベ
ルとLレベルの2値に分けて得られるそれぞれ(n−
1)個の区間情報を持ち、例えば、(k’+1)区間の
直前のビットデータとその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報と、
(k’+1)区間の直後のビットデータとその次のビッ
トデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得ら
れたビット情報とを比較することにより選択した補正ビ
ット位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する
ことにより、同一シンボルの連続長が(k’+1)であ
るチャネルビットデータの補正位置を指定して、同一シ
ンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデ
ータを同一シンボルの連続長がk’となるようにデータ
補正部6により補正処理を行うことができ、これによ
り、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少
させ、ビットエラーレートを向上させることができる。
【0418】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、同一シ
ンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデ
ータを検出する(k’+1)検出部24と、上記(k’
+1)検出部24により検出された同一シンボルの連続
長が(k’+1)であるチャネルビットデータの補正位
置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補正ビ
ット位置検出部5と、上記(k’+1)検出部24によ
り検出された同一シンボルの連続長が(k’+1)であ
るチャネルビットデータを同一シンボルの連続長がk’
となるように上記補正ビット位置検出部5による補正ビ
ット位置指定信号に基づいて補正処理を行うデータ補正
部6とを備えるデータ復号装置30では、例えば、上記
補正ビット位置検出部5において、あるチャンネルクロ
ックのビットデータとその次のチャンネルクロックのビ
ットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得
られたビット情報からコンパレートレベルを境にHレベ
ルとLレベルの2値に分けて得られるそれぞれ(n−
1)個の区間情報を持ち、例えば、(k’+1)区間の
直前のビットデータとその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報と、
(k’+1)区間の直後のビットデータとその次のビッ
トデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得ら
れたビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境に
HレベルとLレベルの2値に分け、Hレベル又はLレベ
ルの数の大小によって選択した補正ビット位置を指定す
る補正ビット位置指定信号を出力することにより、同一
シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビット
データの補正位置を指定して、同一シンボルの連続長が
(k’+1)であるチャネルビットデータを同一シンボ
ルの連続長がk’となるようにデータ補正部6により補
正処理を行うことができ、これにより、最大反転間隔T
max付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラー
レートを向上させることができる。
【0419】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、同一シ
ンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデ
ータを検出する(k’+1)検出部24と、上記(k’
+1)検出部24により検出された同一シンボルの連続
長が(k’+1)であるチャネルビットデータの補正位
置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補正ビ
ット位置検出部5と、上記(k’+1)検出部24によ
り検出された同一シンボルの連続長が(k’+1)であ
るチャネルビットデータを同一シンボルの連続長がk’
となるように上記補正ビット位置検出部5による補正ビ
ット位置指定信号に基づいて補正処理を行うデータ補正
部6とを備えるデータ復号装置30では、例えば、上記
補正ビット位置検出部5において、あるチャンネルクロ
ックのビットデータとその次のチャンネルクロックのビ
ットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得
られたビット情報からコンパレートレベルを境にHレベ
ルとLレベルの2値に分けて得られるそれぞれ(n−
1)個の区間情報を持ち、例えば、(k’+1)区間の
直前のビットデータとその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報と、
(k’+1)区間の直後のビットデータとその次のビッ
トデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得ら
れたビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境に
HレベルとLレベルの2値に分け、(k’+1)区間が
Hレベルのときには、Hレベルの数の小さい側を補正ビ
ット位置として指定し、(k’+1)区間がLレベルの
ときには、Lレベルの数の小さい側を補正ビット位置と
して指定する補正ビット位置指定信号を出力することに
より、同一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャ
ネルビットデータの補正位置を指定して、同一シンボル
の連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータを
同一シンボルの連続長がk’となるようにデータ補正部
6により補正処理を行うことができ、これにより、最大
反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビ
ットエラーレートを向上させることができる。
【0420】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、同一シ
ンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデ
ータを検出する(k’+1)検出部24と、上記(k’
+1)検出部24により検出された同一シンボルの連続
長が(k’+1)であるチャネルビットデータの補正位
置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補正ビ
ット位置検出部5と、上記(k’+1)検出部24によ
り検出された同一シンボルの連続長が(k’+1)であ
るチャネルビットデータを同一シンボルの連続長がk’
となるように上記補正ビット位置検出部5による補正ビ
ット位置指定信号に基づいて補正処理を行うデータ補正
部6とを備えるデータ復号装置30では、例えば、上記
補正ビット位置検出部5において、あるチャンネルクロ
ックのビットデータとその次のチャンネルクロックのビ
ットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得
られたビット情報からコンパレートレベルを境にHレベ
ルとLレベルの2値に分けて得られるそれぞれ(n−
1)個の区間情報を持ち、例えば、(k’+1)区間の
直前のビットデータとその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報と、
(k’+1)区間の直後のビットデータとその次のビッ
トデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得ら
れたビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境に
HレベルとLレベルの2値に分けて比較し、両方のビッ
ト情報が同一であったときには、記憶された前の補正ビ
ット位置指定信号に基づいて、補正ビット位置を指定す
る補正ビット位置指定信号を出力することにより、同一
シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビット
データの補正位置を指定して、同一シンボルの連続長が
(k’+1)であるチャネルビットデータを同一シンボ
ルの連続長がk’となるようにデータ補正部6により補
正処理を行うことができ、これにより、最大反転間隔T
max付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラー
レートを向上させることができる。
【0421】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、同一シ
ンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデ
ータを検出する(k’+1)検出部24と、上記(k’
+1)検出部24により検出された同一シンボルの連続
長が(k’+1)であるチャネルビットデータの補正位
置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補正ビ
ット位置検出部5と、上記(k’+1)検出部24によ
り検出された同一シンボルの連続長が(k’+1)であ
るチャネルビットデータを同一シンボルの連続長がk’
となるように上記補正ビット位置検出部5による補正ビ
ット位置指定信号に基づいて補正処理を行うデータ補正
部6とを備えるデータ復号装置30では、上記補正ビッ
ト位置検出部5において、例えば、n倍クロックにより
得られたビット情報におけるあるチャンネルクロックの
ビットデータを含む連続したn個のビット情報からコン
パレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け
て得られる区間情報を持つことにより、同一シンボルの
連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定して、同一シンボルの連続長が(k’+
1)であるチャネルビットデータを同一シンボルの連続
長がk’となるようにデータ補正部6により補正処理を
行うことができ、これにより、最大反転間隔Tmax付
近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを
向上させることができる。
【0422】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、同一シ
ンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデ
ータを検出する(k’+1)検出部24と、上記(k’
+1)検出部24により検出された同一シンボルの連続
長が(k’+1)であるチャネルビットデータの補正位
置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補正ビ
ット位置検出部5と、上記(k’+1)検出部24によ
り検出された同一シンボルの連続長が(k’+1)であ
るチャネルビットデータを同一シンボルの連続長がk’
となるように上記補正ビット位置検出部5による補正ビ
ット位置指定信号に基づいて補正処理を行うデータ補正
部6とを備えるデータ復号装置30では、例えば、上記
補正ビット位置検出部5において、n倍クロックにより
得られたビット情報におけるあるチャンネルクロックの
ビットデータを含む連続したn個のビット情報から区間
情報を記憶することにより、同一シンボルの連続長が
(k’+1)であるチャネルビットデータの補正位置を
指定して、同一シンボルの連続長が(k’+1)である
チャネルビットデータを同一シンボルの連続長がk’と
なるようにデータ補正部6により補正処理を行うことが
でき、これにより、最大反転間隔Tmax付近のデータ
復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させる
ことができる。
【0423】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、同一シ
ンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデ
ータを検出する(k’+1)検出部24と、上記(k’
+1)検出部24により検出された同一シンボルの連続
長が(k’+1)であるチャネルビットデータの補正位
置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補正ビ
ット位置検出部5と、上記(k’+1)検出部24によ
り検出された同一シンボルの連続長が(k’+1)であ
るチャネルビットデータを同一シンボルの連続長がk’
となるように上記補正ビット位置検出部5による補正ビ
ット位置指定信号に基づいて補正処理を行うデータ補正
部6とを備えるデータ復号装置30では、上記補正ビッ
ト位置検出部5において、例えば、n倍クロックにより
得られたビット情報におけるあるチャンネルクロックの
ビットデータを含む連続したn個のビット情報からコン
パレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け
て得られる区間情報を持ち、例えば、(k’+1)区間
の直前のビットデータ又はその次のビットデータ及びそ
の間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビッ
ト情報と、(k’+1)区間の直後のビットデータ又は
その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
により得られたn個のビット情報とを比較することに
より選択した補正ビット位置を指定する補正ビット位置
指定信号を出力することにより、同一シンボルの連続長
が(k’+1)であるチャネルビットデータの補正位置
を指定して、同一シンボルの連続長が(k’+1)であ
るチャネルビットデータを同一シンボルの連続長がk’
となるようにデータ補正部6により補正処理を行うこと
ができ、これにより、最大反転間隔Tmax付近のデー
タ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させ
ることができる。
【0424】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、同一シ
ンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデ
ータを検出する(k’+1)検出部24と、上記(k’
+1)検出部24により検出された同一シンボルの連続
長が(k’+1)であるチャネルビットデータの補正位
置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補正ビ
ット位置検出部5と、上記(k’+1)検出部24によ
り検出された同一シンボルの連続長が(k’+1)であ
るチャネルビットデータを同一シンボルの連続長がk’
となるように上記補正ビット位置検出部5による補正ビ
ット位置指定信号に基づいて補正処理を行うデータ補正
部6とを備えるデータ復号装置30では、上記補正ビッ
ト位置検出部5において、例えば、n倍クロックにより
得られたビット情報におけるあるチャンネルクロックの
ビットデータを含む連続したn個のビット情報からコン
パレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け
て得られる区間情報を持ち、例えば、(k’+1)区間
の直前のビットデータ又はその次のビットデータ及びそ
の間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビッ
ト情報と、(k’+1)区間の直後のビットデータ又は
その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
により得られたn個のビット情報とをそれぞれコンパ
レートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、
Hレベル又はLレベルの数の大小によって選択した補正
ビット位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力す
ることにより、同一シンボルの連続長が(k’+1)で
あるチャネルビットデータの補正位置を指定して、同一
シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビット
データを同一シンボルの連続長がk’となるようにデー
タ補正部6により補正処理を行うことができ、これによ
り、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少
させ、ビットエラーレートを向上させることができる。
【0425】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、同一シ
ンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデ
ータを検出する(k’+1)検出部24と、上記(k’
+1)検出部24により検出された同一シンボルの連続
長が(k’+1)であるチャネルビットデータの補正位
置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補正ビ
ット位置検出部5と、上記(k’+1)検出部24によ
り検出された同一シンボルの連続長が(k’+1)であ
るチャネルビットデータを同一シンボルの連続長がk’
となるように上記補正ビット位置検出部5による補正ビ
ット位置指定信号に基づいて補正処理を行うデータ補正
部6とを備えるデータ復号装置30では、上記補正ビッ
ト位置検出部5において、例えば、n倍クロックにより
得られたビット情報におけるあるチャンネルクロックの
ビットデータを含む連続したn個のビット情報からコン
パレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け
て得られる区間情報を持ち、例えば、(k’+1)区間
の直前のビットデータ又はその次のビットデータ及びそ
の間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビッ
ト情報と、(k’+1)区間の直後のビットデータ又は
その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
により得られたn個のビット情報とをそれぞれコンパ
レートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、
Lレベルの数又はHレベルの数のどちらかを用いて補正
ビット位置として指定する補正ビット位置指定信号を出
力することにより、同一シンボルの連続長が(k’+
1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定し
て、同一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネ
ルビットデータを同一シンボルの連続長がk’となるよ
うにデータ補正部6により補正処理を行うことができ、
これにより、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤
りを減少させ、ビットエラーレートを向上させることが
できる。
【0426】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、同一シ
ンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデ
ータを検出する(k’+1)検出部24と、上記(k’
+1)検出部24により検出された同一シンボルの連続
長が(k’+1)であるチャネルビットデータの補正位
置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補正ビ
ット位置検出部5と、上記(k’+1)検出部24によ
り検出された同一シンボルの連続長が(k’+1)であ
るチャネルビットデータを同一シンボルの連続長がk’
となるように上記補正ビット位置検出部5による補正ビ
ット位置指定信号に基づいて補正処理を行うデータ補正
部6とを備えるデータ復号装置30では、上記補正ビッ
ト位置検出部5において、例えば、n倍クロックにより
得られたビット情報におけるあるチャンネルクロックの
ビットデータを含む連続したn個のビット情報からコン
パレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け
て得られる区間情報を持ち、例えば、(k’+1)区間
の直前のビットデータ又はその次のビットデータ及びそ
の間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビッ
ト情報と、(k’+1)区間の直後のビットデータ又は
その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
により得られたn個のビット情報とをそれぞれコンパ
レートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、
LレベルからHレベルになったときの”0”の個数に1
を加算した数がHレベルからLレベルになったときの”
0”の個数よりも大きいときは(k’+1)区間の前側
を補正ビット位置として指定し、HレベルからLレベル
になったときの”0”の個数がLレベルからHレベルに
なったときの”0”の個数に1を加算した数よりも大き
いときは(k’+1)区間の後側を補正ビット位置とし
て指定する補正ビット位置指定信号を出力することによ
り、同一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネ
ルビットデータの補正位置を指定して、同一シンボルの
連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータを同
一シンボルの連続長がk’となるようにデータ補正部6
により補正処理を行うことができ、これにより、最大反
転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビッ
トエラーレートを向上させることができる。
【0427】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、同一シ
ンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデ
ータを検出する(k’+1)検出部24と、上記(k’
+1)検出部24により検出された同一シンボルの連続
長が(k’+1)であるチャネルビットデータの補正位
置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補正ビ
ット位置検出部5と、上記(k’+1)検出部24によ
り検出された同一シンボルの連続長が(k’+1)であ
るチャネルビットデータを同一シンボルの連続長がk’
となるように上記補正ビット位置検出部5による補正ビ
ット位置指定信号に基づいて補正処理を行うデータ補正
部6とを備えるデータ復号装置30では、上記補正ビッ
ト位置検出部5において、例えば、n倍クロックにより
得られたビット情報におけるあるチャンネルクロックの
ビットデータを含む連続したn個のビット情報からコン
パレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け
て得られる区間情報を持ち、例えば、(k’+1)区間
の直前のビットデータ又はその次のビットデータ及びそ
の間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビッ
ト情報と、(k’+1)区間の直後のビットデータ又は
その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
により得られたn個のビット情報とをそれぞれコンパ
レートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、
LレベルからHレベルになったときの”1”の個数がH
レベルからLレベルになったときの”1”の個数に1を
加算した数よりも大きいときは(k’+1)区間の後側
を補正ビット位置として指定し、HレベルからLレベル
になったときの”1”の個数に1を加算した数がLレベ
ルからHレベルになったときの”1”の個数よりも大き
いときは(k’+1)区間の前側を補正ビット位置とし
て指定する補正ビット位置指定信号を出力することによ
り、同一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネ
ルビットデータの補正位置を指定して、同一シンボルの
連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータを同
一シンボルの連続長がk’となるようにデータ補正部6
により補正処理を行うことができ、これにより、最大反
転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビッ
トエラーレートを向上させることができる。
【0428】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、同一シ
ンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデ
ータを検出する(k’+1)検出部24と、上記(k’
+1)検出部24により検出された同一シンボルの連続
長が(k’+1)であるチャネルビットデータの補正位
置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補正ビ
ット位置検出部5と、上記(k’+1)検出部24によ
り検出された同一シンボルの連続長が(k’+1)であ
るチャネルビットデータを同一シンボルの連続長がk’
となるように上記補正ビット位置検出部5による補正ビ
ット位置指定信号に基づいて補正処理を行うデータ補正
部6とを備えるデータ復号装置30では、上記補正ビッ
ト位置検出部5において、例えば、n倍クロックにより
得られたビット情報におけるあるチャンネルクロックの
ビットデータを含む連続したn個のビット情報からコン
パレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け
て得られる区間情報を持ち、例えば、(k’+1)区間
の直前のビットデータ又はその次のビットデータ及びそ
の間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報
と、(k’+1)区間の直後のビットデータ又はその次
のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報とをそれぞれコンパレートレベル
を境にHレベルとLレベルの2値に分けて比較し、両方
のビット情報が同一であったときには、記憶された前の
補正ビット位置指定信号に基づいて、補正ビット位置を
指定する補正ビット位置指定信号を出力することによ
り、同一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネ
ルビットデータの補正位置を指定して、同一シンボルの
連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータを同
一シンボルの連続長がk’となるようにデータ補正部6
により補正処理を行うことができ、これにより、最大反
転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビッ
トエラーレートを向上させることができる。
【0429】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、同一シ
ンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデ
ータを検出する(k’+1)検出部24と、上記(k’
+1)検出部24により検出された同一シンボルの連続
長が(k’+1)であるチャネルビットデータの補正位
置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補正ビ
ット位置検出部5と、上記(k’+1)検出部24によ
り検出された同一シンボルの連続長が(k’+1)であ
るチャネルビットデータを同一シンボルの連続長がk’
となるように上記補正ビット位置検出部5による補正ビ
ット位置指定信号に基づいて補正処理を行うデータ補正
部6とを備えるデータ復号装置30では、例えば、記録
媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つのコ
ンパレートレベルでチャネルビットデータに復号して、
上記データ補正部6において、上記補正ビット位置検出
部5による補正ビット位置指定信号で指定されたビット
位置のデータの論理レベルを反転させることにより、同
一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビッ
トデータを同一シンボルの連続長がk’となるように補
正処理を行うことができ、これにより、最大反転間隔T
max付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラー
レートを向上させることができる。
【0430】さらに、図17に示したデータ復号装置3
0では、同一シンボルの連続長が最大連続長k’より大
きい(k’+1)であるチャンネルビットデータを補正
するようにしたが、連続する”1”の間に入る”0”の
最大の連続長が(k−1)であるチャンネルビットデー
タを補正するように構成しても良い。
【0431】例えば、図18に示すように、上記データ
復号装置30におけるコンパレート部3は通常のコンパ
レート値をもとに”1”と”0”にコンパレートする
が、例えばコンパレート値を2つ持ち、コンパレートさ
れたRFレベルは上から”0”、”1”、”0”と2値
化することで逆NRZI符号を出力する形式のコンパレ
ート部33となし、(k’−1)検出部24を(k−
1)検出部34にすることによって、”0”の連続長が
(k−1)であるチャンネルビットデータを補正するこ
とができる。
【0432】すなわち、本発明に係るデータ復号装置
は、符号系列内の連続する”1”の間に入る”0”の最
大連続長がkである記録符号からNRZI変調した後
の、同一シンボルの最大連続長がk’=k+1(k≧
1,k≧d)である記録符号が記録された記録媒体から
の再生データのデータ復号装置であって、チャンネルク
ロックをn倍(nは2以上の整数)するクロック発生部
2と、逆NRZI変調した後の”0”の連続長が(k+
1)であるチャネルビットデータを検出する(k+1)
検出部34と、上記(k+1)検出部34により検出さ
れた”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビット
データの補正位置を指定する補正ビット位置指定信号を
n倍クロックにより得られたビット情報に基づいて出力
する補正ビット位置検出部5と、上記(k+1)検出部
34により検出された”0”の連続長が(k+1)であ
るチャネルビットデータを”0”の連続長がkとなるよ
うに上記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置
指定信号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを
備えることにより、最大反転間隔Tmax付近のデータ
復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させる
ことができる。
【0433】このデータ復号装置では、記録媒体から読
み出した再生RF信号を少なくとも1つのコンパレート
レベルでチャネルビットデータに復号して、同一シンボ
ルの連続長が(k+1)であるチャネルビットデータを
同一シンボルの連続長がkとなるようにデータ補正部6
により補正処理を行うことにより、最大反転間隔Tma
x付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレー
トを向上させることができる。
【0434】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、逆NR
ZI変調した後の”0”の連続長が(k+1)であるチ
ャネルビットデータを検出する(k+1)検出部34
と、上記(k+1)検出部34により検出された”0”
の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補
正ビット位置検出部5と、上記(k+1)検出部34に
より検出された”0”の連続長が(k+1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がkとなるように上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備える
データ復号装置では、上記補正ビット位置検出部5にお
いて、あるチャンネルクロックにおけるビットデータと
その次のチャンネルクロックにおけるビットデータ及び
その間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情
報からコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの
2値に分けて得られるそれぞれ(n+1)個の区間情報
を持つことにより、”0”の連続長が(k+1)である
チャネルビットデータの補正位置を指定して、同一シン
ボルの連続長が(k+1)であるチャネルビットデータ
を同一シンボルの連続長がkとなるようにデータ補正部
6により補正処理を行うことができ、これにより、最大
反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビ
ットエラーレートを向上させることができる。
【0435】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、逆NR
ZI変調した後の”0”の連続長が(k+1)であるチ
ャネルビットデータを検出する(k+1)検出部34
と、上記(k+1)検出部34により検出された”0”
の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補
正ビット位置検出部5と、上記(k+1)検出部34に
より検出された”0”の連続長が(k+1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がkとなるように上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備える
データ復号装置では、上記補正ビット位置検出部5にお
いて、例えば、あるチャンネルクロックにおけるビット
データと、その次のチャンネルクロックにおけるビット
データ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られ
たビット情報からそれぞれ(n+1)個の区間情報を記
憶することにより、”0”の連続長が(k+1)である
チャネルビットデータの補正位置を指定して、同一シン
ボルの連続長が(k+1)であるチャネルビットデータ
を同一シンボルの連続長がkとなるようにデータ補正部
6により補正処理を行うことができ、これにより、最大
反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビ
ットエラーレートを向上させることができる。
【0436】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、逆NR
ZI変調した後の”0”の連続長が(k+1)であるチ
ャネルビットデータを検出する(k+1)検出部34
と、上記(k+1)検出部34により検出された”0”
の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補
正ビット位置検出部5と、上記(k+1)検出部34に
より検出された”0”の連続長が(k+1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がkとなるように上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備える
データ復号装置では、上記補正ビット位置検出部5にお
いて、あるチャンネルクロックにおけるビットデータと
その次のチャンネルクロックにおけるビットデータ及び
その間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情
報からコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの
2値に分けて得られるそれぞれ(n+1)個の区間情報
を持ち、例えば、(k+1)区間の直前のビットデータ
とその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
ックにより得られたビット情報と、(k+1)区間の直
後のビットデータとその次のビットデータ及びその間に
挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報とを比
較することにより選択した補正ビット位置を指定する補
正ビット位置指定信号を出力することにより、”0”の
連続長が(k+1)であるチャネルビットデータの補正
位置を指定して、同一シンボルの連続長が(k+1)で
あるチャネルビットデータを同一シンボルの連続長がk
となるようにデータ補正部6により補正処理を行うこと
ができ、これにより、最大反転間隔Tmax付近のデー
タ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させ
ることができる。
【0437】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、逆NR
ZI変調した後の”0”の連続長が(k+1)であるチ
ャネルビットデータを検出する(k+1)検出部34
と、上記(k+1)検出部34により検出された”0”
の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補
正ビット位置検出部5と、上記(k+1)検出部34に
より検出された”0”の連続長が(k+1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がkとなるように上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備える
データ復号装置では、上記補正ビット位置検出部5にお
いて、あるチャンネルクロックにおけるビットデータと
その次のチャンネルクロックにおけるビットデータ及び
その間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情
報からコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの
2値に分けて得られるそれぞれ(n+1)個の区間情報
を持ち、例えば、(k+1)区間の直前のビットデータ
とその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
ックにより得られたビット情報と、(k+1)区間の直
後のビットデータとその次のビットデータ及びその間に
挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報とをそ
れぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの
2値に分け、Hレベル又はLレベルの数の大小によって
選択した補正ビット位置を指定する補正ビット位置指定
信号を出力することにより、”0”の連続長が(k+
1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定し
て、同一シンボルの連続長が(k+1)であるチャネル
ビットデータを同一シンボルの連続長がkとなるように
データ補正部6により補正処理を行うことができ、これ
により、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを
減少させ、ビットエラーレートを向上させることができ
る。
【0438】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、逆NR
ZI変調した後の”0”の連続長が(k+1)であるチ
ャネルビットデータを検出する(k+1)検出部34
と、上記(k+1)検出部34により検出された”0”
の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補
正ビット位置検出部5と、上記(k+1)検出部34に
より検出された”0”の連続長が(k+1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がkとなるように上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備える
データ復号装置では、上記補正ビット位置検出部5にお
いて、あるチャンネルクロックにおけるビットデータと
その次のチャンネルクロックにおけるビットデータ及び
その間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情
報からコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの
2値に分けて得られるそれぞれ(n+1)個の区間情報
を持ち、例えば、(k+1)区間の直前のビットデータ
とその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
ックにより得られたビット情報と、(k+1)区間の直
後のビットデータとその次のビットデータ及びその間に
挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報とをそ
れぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの
2値に分け、(k+1)区間がHレベルのときには、H
レベルの数の大きい側を補正ビット位置として指定し、
(k+1)区間がLレベルのときには、Lレベルの数の
大きい側を補正ビット位置として指定する補正ビット位
置指定信号を出力することにより、”0”の連続長が
(k+1)であるチャネルビットデータの補正位置を指
定して、同一シンボルの連続長が(k+1)であるチャ
ネルビットデータを同一シンボルの連続長がkとなるよ
うにデータ補正部6により補正処理を行うことができ、
これにより、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤
りを減少させ、ビットエラーレートを向上させることが
できる。
【0439】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、逆NR
ZI変調した後の”0”の連続長が(k+1)であるチ
ャネルビットデータを検出する(k+1)検出部34
と、上記(k+1)検出部34により検出された”0”
の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補
正ビット位置検出部5と、上記(k+1)検出部34に
より検出された”0”の連続長が(k+1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がkとなるように上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備える
データ復号装置では、上記補正ビット位置検出部5にお
いて、あるチャンネルクロックにおけるビットデータと
その次のチャンネルクロックにおけるビットデータ及び
その間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情
報からコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの
2値に分けて得られるそれぞれ(n+1)個の区間情報
を持ち、例えば、(k+1)区間の直前のビットデータ
とその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
ックにより得られたビット情報と、(k+1)区間の直
後のビットデータとその次のビットデータ及びその間に
挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報とをそ
れぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの
2値に分けて比較し、両方のビット情報が同一であった
ときには、記憶された前の補正ビット位置指定信号に基
づいて、補正ビット位置を指定する補正ビット位置指定
信号を出力することにより、”0”の連続長が(k+
1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定し
て、同一シンボルの連続長が(k+1)であるチャネル
ビットデータを同一シンボルの連続長がkとなるように
データ補正部6により補正処理を行うことができ、これ
により、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを
減少させ、ビットエラーレートを向上させることができ
る。
【0440】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、逆NR
ZI変調した後の”0”の連続長が(k+1)であるチ
ャネルビットデータを検出する(k+1)検出部34
と、上記(k+1)検出部34により検出された”0”
の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補
正ビット位置検出部5と、上記(k+1)検出部34に
より検出された”0”の連続長が(k+1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がkとなるように上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備える
データ復号装置では、上記補正ビット位置検出部5にお
いて、あるチャンネルクロックのビットデータとその次
のチャンネルクロックのビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報からコンパ
レートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて
得られるそれぞれ(n−1)個の区間情報を持つことに
より、”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビッ
トデータの補正位置を指定して、同一シンボルの連続長
が(k+1)であるチャネルビットデータを同一シンボ
ルの連続長がkとなるようにデータ補正部6により補正
処理を行うことができ、これにより、最大反転間隔Tm
ax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレ
ートを向上させることができる。
【0441】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、逆NR
ZI変調した後の”0”の連続長が(k+1)であるチ
ャネルビットデータを検出する(k+1)検出部34
と、上記(k+1)検出部34により検出された”0”
の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補
正ビット位置検出部5と、上記(k+1)検出部34に
より検出された”0”の連続長が(k+1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がkとなるように上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備える
データ復号装置では、上記補正ビット位置検出部5にお
いて、あるチャンネルクロックのビットデータとその次
のチャンネルクロックのビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報からそれぞ
(n−1)個の区間情報を記憶することにより、”
0”の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータ
の補正位置を指定して、同一シンボルの連続長が(k+
1)であるチャネルビットデータを同一シンボルの連続
長がkとなるようにデータ補正部6により補正処理を行
うことができ、これこれにより、最大反転間隔Tmax
付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレート
を向上させることができる。
【0442】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、逆NR
ZI変調した後の”0”の連続長が(k+1)であるチ
ャネルビットデータを検出する(k+1)検出部34
と、上記(k+1)検出部34により検出された”0”
の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補
正ビット位置検出部5と、上記(k+1)検出部34に
より検出された”0”の連続長が(k+1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がkとなるように上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備える
データ復号装置では、上記補正ビット位置検出部5にお
いて、あるチャンネルクロックのビットデータとその次
のチャンネルクロックのビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報からコンパ
レートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて
得られるそれぞれ(n−1)個の区間情報を持ち、例え
ば、(k+1)区間の直前のビットデータとその次のビ
ットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得
られたビット情報と、(k+1)区間の直後のビットデ
ータとその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍
クロックにより得られたビット情報とを比較することに
より選択した補正ビット位置を指定する補正ビット位置
指定信号を出力することにより、”0”の連続長が(k
+1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定し
て、同一シンボルの連続長が(k+1)であるチャネル
ビットデータを同一シンボルの連続長がkとなるように
データ補正部6により補正処理を行うことができ、これ
により、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを
減少させ、ビットエラーレートを向上させることができ
る。
【0443】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、逆NR
ZI変調した後の”0”の連続長が(k+1)であるチ
ャネルビットデータを検出する(k+1)検出部34
と、上記(k+1)検出部34により検出された”0”
の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補
正ビット位置検出部5と、上記(k+1)検出部34に
より検出された”0”の連続長が(k+1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がkとなるように上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備える
データ復号装置では、上記補正ビット位置検出部5にお
いて、あるチャンネルクロックのビットデータとその次
のチャンネルクロックのビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報からコンパ
レートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて
得られるそれぞれ(n−1)個の区間情報を持ち、例え
ば、(k+1)区間の直前のビットデータとその次のビ
ットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得
られたビット情報と、(k+1)区間の直後のビットデ
ータとその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍
クロックにより得られたビット情報とをそれぞれコンパ
レートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、
Hレベル又はLレベルの数の大小によって選択した補正
ビット位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力す
ることにより、”0”の連続長が(k+1)であるチャ
ネルビットデータの補正位置を指定して、同一シンボル
の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータを同
一シンボルの連続長がkとなるようにデータ補正部6に
より補正処理を行うことができ、これにより、最大反転
間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビット
エラーレートを向上させることができる。
【0444】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、逆NR
ZI変調した後の”0”の連続長が(k+1)であるチ
ャネルビットデータを検出する(k+1)検出部34
と、上記(k+1)検出部34により検出された”0”
の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補
正ビット位置検出部5と、上記(k+1)検出部34に
より検出された”0”の連続長が(k+1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がkとなるように上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備える
データ復号装置では、上記補正ビット位置検出部5にお
いて、あるチャンネルクロックのビットデータとその次
のチャンネルクロックのビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報からコンパ
レートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて
得られるそれぞれ(n−1)個の区間情報を持ち、例え
ば、(k+1)区間の直前のビットデータとその次のビ
ットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得
られたビット情報と、(k+1)区間の直後のビットデ
ータとその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍
クロックにより得られたビット情報とをそれぞれコンパ
レートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、
(k+1)区間がHレベルのときには、Hレベルの数の
小さい側を補正ビット位置として指定し、(k+1)区
間がLレベルのときには、Lレベルの数の小さい側を補
正ビット位置として指定する補正ビット位置指定信号を
出力することにより、”0”の連続長が(k+1)であ
るチャネルビットデータの補正位置を指定して、同一シ
ンボルの連続長が(k+1)であるチャネルビットデー
タを同一シンボルの連続長がkとなるようにデータ補正
部6により補正処理を行うことができ、これにより、最
大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、
ビットエラーレートを向上させることができる。
【0445】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、逆NR
ZI変調した後の”0”の連続長が(k+1)であるチ
ャネルビットデータを検出する(k+1)検出部34
と、上記(k+1)検出部34により検出された”0”
の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補
正ビット位置検出部5と、上記(k+1)検出部34に
より検出された”0”の連続長が(k+1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がkとなるように上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備える
データ復号装置では、上記補正ビット位置検出部5にお
いて、あるチャンネルクロックのビットデータとその次
のチャンネルクロックのビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報からコンパ
レートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて
得られるそれぞれ(n−1)個の区間情報を持ち、例え
ば、(k+1)区間の直前のビットデータとその次のビ
ットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得
られたビット情報と、(k+1)区間の直後のビットデ
ータとその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍
クロックにより得られたビット情報とをそれぞれコンパ
レートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて
比較し、両方のビット情報が同一であったときには、記
憶された前の補正ビット位置指定信号に基づいて、補正
ビット位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力す
ることにより、”0”の連続長が(k+1)であるチャ
ネルビットデータの補正位置を指定して、同一シンボル
の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータを同
一シンボルの連続長がkとなるようにデータ補正部6に
より補正処理を行うことができ、これにより、最大反転
間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビット
エラーレートを向上させることができる。
【0446】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、逆NR
ZI変調した後の”0”の連続長が(k+1)であるチ
ャネルビットデータを検出する(k+1)検出部34
と、上記(k+1)検出部34により検出された”0”
の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補
正ビット位置検出部5と、上記(k+1)検出部34に
より検出された”0”の連続長が(k+1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がkとなるように上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備える
データ復号装置では、上記補正ビット位置検出部5にお
いて、n倍クロックにより得られたビット情報における
あるチャンネルクロックのビットデータを含む連続した
n個のビット情報からコンパレートレベルを境にHレベ
ルとLレベルの2値に分けて得られる区間情報を持つこ
とにより、”0”の連続長が(k+1)であるチャネル
ビットデータの補正位置を指定して、同一シンボルの連
続長が(k+1)であるチャネルビットデータを同一シ
ンボルの連続長がkとなるようにデータ補正部6により
補正処理を行うことができ、これにより、最大反転間隔
Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラ
ーレートを向上させることができる。
【0447】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、逆NR
ZI変調した後の”0”の連続長が(k+1)であるチ
ャネルビットデータを検出する(k+1)検出部34
と、上記(k+1)検出部34により検出された”0”
の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補
正ビット位置検出部5と、上記(k+1)検出部34に
より検出された”0”の連続長が(k+1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がkとなるように上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備える
データ復号装置では、上記補正ビット位置検出部5にお
いて、n倍クロックにより得られたビット情報における
あるチャンネルクロックのビットデータを含む連続した
n個のビット情報から区間情報を記憶することによ
り、”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビット
データの補正位置を指定して、同一シンボルの連続長が
(k+1)であるチャネルビットデータを同一シンボル
の連続長がkとなるようにデータ補正部6により補正処
理を行うことができ、これにより、最大反転間隔Tma
x付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレー
トを向上させることができる。
【0448】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、逆NR
ZI変調した後の”0”の連続長が(k+1)であるチ
ャネルビットデータを検出する(k+1)検出部34
と、上記(k+1)検出部34により検出された”0”
の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補
正ビット位置検出部5と、上記(k+1)検出部34に
より検出された”0”の連続長が(k+1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がkとなるように上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備える
データ復号装置では、上記補正ビット位置検出部5にお
いて、n倍クロックにより得られたビット情報における
あるチャンネルクロックのビットデータを含む連続した
n個のビット情報からコンパレートレベルを境にHレベ
ルとLレベルの2値に分けて得られる区間情報を持ち、
例えば、(k+1)区間の直前のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたn個のビット情報と、(k+1)区間の直
後のビットデータ又はその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット情
報とを比較することにより選択した補正ビット位置を指
定する補正ビット位置指定信号を出力することによ
り、”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビット
データの補正位置を指定して、同一シンボルの連続長が
(k+1)であるチャネルビットデータを同一シンボル
の連続長がkとなるようにデータ補正部6により補正処
理を行うことができ、これにより、最大反転間隔Tma
x付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレー
トを向上させることができる。
【0449】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、逆NR
ZI変調した後の”0”の連続長が(k+1)であるチ
ャネルビットデータを検出する(k+1)検出部34
と、上記(k+1)検出部34により検出された”0”
の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補
正ビット位置検出部5と、上記(k+1)検出部34に
より検出された”0”の連続長が(k+1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がkとなるように上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備える
データ復号装置では、上記補正ビット位置検出部5にお
いて、n倍クロックにより得られたビット情報における
あるチャンネルクロックのビットデータを含む連続した
n個のビット情報からコンパレートレベルを境にHレベ
ルとLレベルの2値に分けて得られる区間情報を持ち、
例えば、(k+1)区間の直前のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたn個のビット情報と、(k+1)区間の直
後のビットデータ又はその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット情
報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベルとL
レベルの2値に分け、Hレベル又はLレベルの数の大小
によって選択した補正ビット位置を指定する補正ビット
位置指定信号を出力することにより、”0”の連続長が
(k+1)であるチャネルビットデータの補正位置を指
定して、同一シンボルの連続長が(k+1)であるチャ
ネルビットデータを同一シンボルの連続長がkとなるよ
うにデータ補正部6により補正処理を行うことができ、
これにより、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤
りを減少させ、ビットエラーレートを向上させることが
できる。
【0450】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、逆NR
ZI変調した後の”0”の連続長が(k+1)であるチ
ャネルビットデータを検出する(k+1)検出部34
と、上記(k+1)検出部34により検出された”0”
の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補
正ビット位置検出部5と、上記(k+1)検出部34に
より検出された”0”の連続長が(k+1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がkとなるように上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備える
データ復号装置では、上記補正ビット位置検出部5にお
いて、n倍クロックにより得られたビット情報における
あるチャンネルクロックのビットデータを含む連続した
n個のビット情報からコンパレートレベルを境にHレベ
ルとLレベルの2値に分けて得られる区間情報を持ち、
例えば、(k+1)区間の直前のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたn個のビット情報と、(k+1)区間の直
後のビットデータ又はその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット情
報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベルとL
レベルの2値に分け、Lレベルの数又はHレベルの数の
どちらかを用いて補正ビット位置として指定する補正ビ
ット位置指定信号を出力することにより、”0”の連続
長が(k+1)であるチャネルビットデータの補正位置
を指定して、同一シンボルの連続長が(k+1)である
チャネルビットデータを同一シンボルの連続長がkとな
るようにデータ補正部6により補正処理を行うことがで
き、これにより、最大反転間隔Tmax付近のデータ復
号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させるこ
とができる。
【0451】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、逆NR
ZI変調した後の”0”の連続長が(k+1)であるチ
ャネルビットデータを検出する(k+1)検出部34
と、上記(k+1)検出部34により検出された”0”
の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補
正ビット位置検出部5と、上記(k+1)検出部34に
より検出された”0”の連続長が(k+1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がkとなるように上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備える
データ復号装置では、上記補正ビット位置検出部5にお
いて、n倍クロックにより得られたビット情報における
あるチャンネルクロックのビットデータを含む連続した
n個のビット情報からコンパレートレベルを境にHレベ
ルとLレベルの2値に分けて得られる区間情報を持ち、
例えば、(k+1)区間の直前のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたn個のビット情報と、(k+1)区間の直
後のビットデータ又はその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット情
報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベルとL
レベルの2値に分け、LレベルからHレベルになったと
きの”0”の個数に1を加算した数がHレベルからLレ
ベルになったときの”0”の個数よりも大きいときは
(k+1)区間の前側を補正ビット位置として指定し、
HレベルからLレベルになったときの”0”の個数がL
レベルからHレベルになったときの”0”の個数に1を
加算した数よりも大きいときは(k+1)区間の後側を
補正ビット位置として指定する補正ビット位置指定信号
を出力することにより、”0”の連続長が(k+1)で
あるチャネルビットデータの補正位置を指定して、同一
シンボルの連続長が(k+1)であるチャネルビットデ
ータを同一シンボルの連続長がkとなるようにデータ補
正部6により補正処理を行うことができ、これにより、
最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少さ
せ、ビットエラーレートを向上させることができる。
【0452】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、逆NR
ZI変調した後の”0”の連続長が(k+1)であるチ
ャネルビットデータを検出する(k+1)検出部34
と、上記(k+1)検出部34により検出された”0”
の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補
正ビット位置検出部5と、上記(k+1)検出部34に
より検出された”0”の連続長が(k+1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がkとなるように上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備える
データ復号装置では、上記補正ビット位置検出部5にお
いて、n倍クロックにより得られたビット情報における
あるチャンネルクロックのビットデータを含む連続した
n個のビット情報からコンパレートレベルを境にHレベ
ルとLレベルの2値に分けて得られる区間情報を持ち、
例えば、(k+1)区間の直前のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたn個のビット情報と、(k+1)区間の直
後のビットデータ又はその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット情
報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベルとL
レベルの2値に分け、LレベルからHレベルになったと
きの”1”の個数がHレベルからLレベルになったとき
の”1”の個数に1を加算した数よりも大きいときは
(k+1)区間の後側を補正ビット位置として指定し、
HレベルからLレベルになったときの”1”の個数に1
を加算した数がLレベルからHレベルになったときの”
1”の個数よりも大きいときは(k+1)区間の前側を
補正ビット位置として指定する補正ビット位置指定信号
を出力することにより、”0”の連続長が(k+1)で
あるチャネルビットデータの補正位置を指定して、同一
シンボルの連続長が(k+1)であるチャネルビットデ
ータを同一シンボルの連続長がkとなるようにデータ補
正部6により補正処理を行うことができ、これにより、
最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少さ
せ、ビットエラーレートを向上させることができる。
【0453】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、逆NR
ZI変調した後の”0”の連続長が(k+1)であるチ
ャネルビットデータを検出する(k+1)検出部34
と、上記(k+1)検出部34により検出された”0”
の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補
正ビット位置検出部5と、上記(k+1)検出部34に
より検出された”0”の連続長が(k+1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がkとなるように上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備える
データ復号装置では、上記補正ビット位置検出部5にお
いて、n倍クロックにより得られたビット情報における
あるチャンネルクロックのビットデータを含む連続した
n個のビット情報からコンパレートレベルを境にHレベ
ルとLレベルの2値に分けて得られる区間情報を持ち、
例えば、(k+1)区間の直前のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたビット情報と、(k+1)区間の直後のビ
ットデータ又はその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞ
れコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値
に分けて比較し、両方のビット情報が同一であったとき
には、記憶された前の補正ビット位置指定信号に基づい
て、補正ビット位置を指定する補正ビット位置指定信号
を出力することにより、”0”の連続長が(k+1)で
あるチャネルビットデータの補正位置を指定して、同一
シンボルの連続長が(k+1)であるチャネルビットデ
ータを同一シンボルの連続長がkとなるようにデータ補
正部6により補正処理を行うことができ、これにより、
最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少さ
せ、ビットエラーレートを向上させることができる。
【0454】また、符号系列内の連続する”1”の間に
入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZ
I変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k
+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記
録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、逆NR
ZI変調した後の”0”の連続長が(k+1)であるチ
ャネルビットデータを検出する(k+1)検出部34
と、上記(k+1)検出部34により検出された”0”
の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補
正ビット位置検出部5と、上記(k+1)検出部34に
より検出された”0”の連続長が(k+1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がkとなるように上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備える
データ復号装置では、上記データ補正部6において、上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて、指定されたビット位置のデータの論理レ
ベルを反転させると共に、指定されたビット位置の(k
+1)区間の内側のビット位置のデータの論理レベルを
反転させることにより、同一シンボルの連続長が(k+
1)であるチャネルビットデータを同一シンボルの連続
長がkとなるように補正処理を行うことができ、これに
より、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減
少させ、ビットエラーレートを向上させることができ
る。
【0455】さらに、符号系列内の連続する”1”の間
に入る”0”の最大連続長がkである記録符号からNR
ZI変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=
k+1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された
記録媒体からの再生データのチャンネルクロックをn倍
(nは2以上の整数)するクロック発生部2と、逆NR
ZI変調した後の”0”の連続長が(k+1)であるチ
ャネルビットデータを検出する(k+1)検出部34
と、上記(k+1)検出部34により検出された”0”
の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する補
正ビット位置検出部5と、上記(k+1)検出部34に
より検出された”0”の連続長が(k+1)であるチャ
ネルビットデータを”0”の連続長がkとなるように上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて補正処理を行うデータ補正部6とを備える
データ復号装置では、上記データ補正部6において、上
記補正ビット位置検出部5による補正ビット位置指定信
号に基づいて、指定されたビット位置の”1”のデータ
を(k+1)区間の内側のデータにシフトさせることに
より、同一シンボルの連続長が(k+1)であるチャネ
ルビットデータを同一シンボルの連続長がkとなるよう
に補正処理を行うことができ、これにより、最大反転間
隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエ
ラーレートを向上させることができる。
【0456】
【発明の効果】本発明に係るデータ復号方法では、符号
系列内の連続する”1”の間に入る”0”の最小連続長
がdである記録符号からNRZI変調した後の同一シン
ボルの最小連続長がd’=d+1(dは正の整数)であ
る記録符号が記録された記録媒体からの再生データのチ
ャンネルクロックをn倍(nは2以上の整数)したn倍
クロックを生成し、このn倍クロックをもちいて、同一
シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビット
データを検出し、検出された同一シンボルの連続長が
(d’−1)であるチャネルビットデータの補正位置を
上記n倍クロックにより得られたビット情報に基づいて
指定して、同一シンボルの連続長が(d’−1)である
チャネルビットデータを同一シンボルの連続長がd’と
なるように補正処理を行うので、最小反転間隔Tmin
付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレート
を向上させることができる。
【0457】本発明に係るデータ復号方法では、例え
ば、記録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも
1つのコンパレートレベルでチャネルビットデータに復
号して、同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチ
ャネルビットデータを同一シンボルの連続長がd’とな
るように補正することができ、最小反転間隔Tmin付
近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを
向上させることができる。
【0458】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、あるチャンネルクロックにおけるビットデータ
とその次のチャンネルクロックにおけるビットデータ及
びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット
情報からコンパレートレベルを境にHレベルとLレベル
の2値に分けて得られるそれぞれ(n+1)個の区間情
報を持つことにより、同一シンボルの連続長が(d’−
1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定し
て、同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネ
ルビットデータを同一シンボルの連続長がd’となるよ
うに補正することができ、最小反転間隔Tmin付近の
データ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上
させることができる。
【0459】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、あるチャンネルクロックにおけるビットデータ
と、その次のチャンネルクロックにおけるビットデータ
及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
ト情報からそれぞれ(n+1)個の区間情報を記憶し
て、同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネ
ルビットデータの補正位置を指定することによって、同
一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビッ
トデータを同一シンボルの連続長がd’となるように補
正することができ、最小反転間隔Tmin付近のデータ
復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させる
ことができる。
【0460】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d’−1)区間の直前のビットデータとその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたビット情報と、(d’−1)区間の直後の
ビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報とを比較す
ることにより選択した補正ビット位置を指定することに
よって、同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチ
ャネルビットデータを同一シンボルの連続長がd’とな
るように補正することができ、最小反転間隔Tmin付
近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを
向上させることができる。
【0461】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d’−1)区間の直前のビットデータとその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたビット情報と、(d’−1)区間の直後の
ビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞ
れコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値
に分け、Hレベル又はLレベルの数の大小によって選択
した補正ビット位置を指定することによって、同一シン
ボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビットデー
タを同一シンボルの連続長がd’となるように補正する
ことができ、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤
りを減少させ、ビットエラーレートを向上させることが
できる。
【0462】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d’−1)区間の直前のビットデータとその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたビット情報と、(d’−1)区間の直後の
ビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞ
れコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値
に分け、(d’−1)区間がHレベルのときには、Hレ
ベルの数の大きい側を補正ビット位置として指定し、
(d’−1)区間がLレベルのときには、Lレベルの数
の大きい側を補正ビット位置として指定することによっ
て、同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネ
ルビットデータを同一シンボルの連続長がd’となるよ
うに補正することができ、最小反転間隔Tmin付近の
データ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上
させることができる。
【0463】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d’−1)区間の直前のビットデータとその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたビット情報と、(d’−1)区間の直後の
ビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞ
れコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値
に分けて比較し、両方のビット情報が同一であったとき
には、記憶された前の補正ビット位置に基づいて、補正
ビット位置を指定することによって、同一シンボルの連
続長が(d’−1)であるチャネルビットデータを同一
シンボルの連続長がd’となるように補正することがで
き、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少
させ、ビットエラーレートを向上させることができる。
【0464】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、あるチャンネルクロックのビットデータとその
次のチャンネルクロックのビットデータ及びその間に挟
まれるn倍クロックにより得られたビット情報からコン
パレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け
て得られるそれぞれ(n−1)個の区間情報を持つこと
により、同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチ
ャネルビットデータの補正位置を指定することによっ
て、同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネ
ルビットデータを同一シンボルの連続長がd’となるよ
うに補正することができ、最小反転間隔Tmin付近の
データ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上
させることができる。
【0465】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、あるチャンネルクロックのビットデータとその
次のチャンネルクロックのビットデータ及びその間に挟
まれるn倍クロックにより得られたビット情報からそれ
ぞれ(n−1)個の区間情報を記憶して、同一シンボル
の連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータの
補正位置を指定することによって、同一シンボルの連続
長が(d’−1)であるチャネルビットデータを同一シ
ンボルの連続長がd’となるように補正することがで
き、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少
させ、ビットエラーレートを向上させることができる。
【0466】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d’−1)区間の直前のビットデータとその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたビット情報と、(d’−1)区間の直後の
ビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報とを比較す
ることにより選択した補正ビット位置を指定することに
よって、同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチ
ャネルビットデータを同一シンボルの連続長がd’とな
るように補正することができ、最小反転間隔Tmin付
近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを
向上させることができる。
【0467】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、((d’−1)区間の直前のビットデータとそ
の次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたビット情報と、(d’−1)区間の直後
のビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟
まれるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれ
ぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2
値に分け、Hレベル又はLレベルの数の大小によって選
択した補正ビット位置を指定することによって、同一シ
ンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビットデ
ータを同一シンボルの連続長がd’となるように補正す
ることができ、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号
誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させること
ができる。
【0468】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d’−1)区間の直前のビットデータとその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたビット情報と、(d’−1)区間の直後の
ビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞ
れコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値
に分け、(d’−1)区間がHレベルのときには、Hレ
ベルの数の大きい側を補正ビット位置として指定し、
(d’−1)区間がLレベルのときには、Lレベルの数
の大きい側を補正ビット位置として指定することによっ
て、同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネ
ルビットデータを同一シンボルの連続長がd’となるよ
うに補正することができ、最小反転間隔Tmin付近の
データ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上
させることができる。
【0469】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d’−1)区間の直前のビットデータとその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたビット情報と、(d’−1)区間の直後の
ビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞ
れコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値
に分けて比較し、両方のビット情報が同一であったとき
には、記憶された前の補正ビット位置に基づいて、補正
ビット位置を指定することによって、同一シンボルの連
続長が(d’−1)であるチャネルビットデータを同一
シンボルの連続長がd’となるように補正することがで
き、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少
させ、ビットエラーレートを向上させることができる。
【0470】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、n倍クロックにより得られたビット情報におけ
あるチャンネルクロックのビットデータを含むn個の
ビット情報からコンパレートレベルを境にHレベルとL
レベルの2値に分けて得られる区間情報を持つことによ
り、同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネ
ルビットデータの補正位置を指定することによって、同
一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビッ
トデータを同一シンボルの連続長がd’となるように補
正することができ、最小反転間隔Tmin付近のデータ
復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させる
ことができる。
【0471】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、n倍クロックにより得られたビット情報におけ
あるチャンネルクロックのビットデータを含むn個の
ビット情報から区間情報を記憶して、同一シンボルの連
続長が(d’−1)であるチャネルビットデータの補正
位置を指定することによって、同一シンボルの連続長が
(d’−1)であるチャネルビットデータを同一シンボ
ルの連続長がd’となるように補正することができ、最
小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、
ビットエラーレートを向上させることができる。
【0472】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d’−1)区間の直前のビットデータ又はそ
の次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたn個のビット情報と、(d’−1)区間
の直後のビットデータ又はその次のビットデータ及びそ
の間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビッ
ト情報とを比較することにより選択した補正ビット位置
を指定することによって、同一シンボルの連続長が
(d’−1)であるチャネルビットデータを同一シンボ
ルの連続長がd’となるように補正することができ、最
小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、
ビットエラーレートを向上させることができる。
【0473】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d’−1)区間の直前のビットデータ又はそ
の次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたn個のビット情報と、(d’−1)区間
の直後のビットデータ又はその次のビットデータ及びそ
の間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビッ
ト情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベル
とLレベルの2値に分け、Hレベル又はLレベルの数の
大小によって選択した補正ビット位置を指定することに
よって、同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチ
ャネルビットデータを同一シンボルの連続長がd’とな
るように補正することができ、最小反転間隔Tmin付
近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを
向上させることができる。
【0474】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d’−1)区間の直前のビットデータ又はそ
の次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたn個のビット情報と、(d’−1)区間
の直後のビットデータ又はその次のビットデータ及びそ
の間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビッ
ト情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベル
とLレベルの2値に分け、Lレベルの数又はHレベルの
数のどちらかを用いて補正ビット位置として指定するこ
とによって、同一シンボルの連続長が(d’−1)であ
るチャネルビットデータを同一シンボルの連続長がd’
となるように補正することができ、最小反転間隔Tmi
n付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレー
トを向上させることができる。
【0475】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d’−1)区間の直前のビットデータ又はそ
の次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたn個のビット情報と、(d’−1)区間
の直後のビットデータ又はその次のビットデータ及びそ
の間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビッ
ト情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベル
とLレベルの2値に分け、LレベルからHレベルになっ
たときの”0”の個数に1を加算した数がHレベルから
Lレベルになったときの”0”の個数よりも大きいとき
は(d’−1)区間の後側を補正ビット位置として指定
し、HレベルからLレベルになったときの”0”の個数
がLレベルからHレベルになったときの”0”の個数に
1を加算した数よりも大きいときは(d’−1)区間の
前側を補正ビット位置として指定することによって、同
一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビッ
トデータを同一シンボルの連続長がd’となるように補
正することができ、最小反転間隔Tmin付近のデータ
復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させる
ことができる。
【0476】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d’−1)区間の直前のビットデータ又はそ
の次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたn個のビット情報と、(d’−1)区間
の直後のビットデータ又はその次のビットデータ及びそ
の間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビッ
ト情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベル
とLレベルの2値に分け、LレベルからHレベルになっ
たときの”1”の個数に1を加算した数がHレベルから
Lレベルになったときの”1”の個数よりも大きいとき
は(d’−1)区間の後側を補正ビット位置として指定
し、HレベルからLレベルになったときの”1”の個数
がLレベルからHレベルになったときの”1”の個数に
1を加算した数よりも大きいときは(d’−1)区間の
前側を補正ビット位置として指定することによって、同
一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビッ
トデータを同一シンボルの連続長がd’となるように補
正することができ、最小反転間隔Tmin付近のデータ
復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させる
ことができる。
【0477】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d’−1)区間の直前のビットデータ又はそ
の次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたビット情報と、(d’−1)区間の直後
のビットデータ又はその次のビットデータ及びその間に
挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報とをそ
れぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの
2値に分けて比較し、両方のビット情報が同一であった
ときには、記憶された前の補正ビット位置に基づいて、
補正ビット位置を指定することによって、同一シンボル
の連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータを
同一シンボルの連続長がd’となるように補正すること
ができ、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを
減少させ、ビットエラーレートを向上させることができ
る。
【0478】本発明に係るデータ復号方法では、符号系
列内の連続する”1”の間に入る”0”の最小連続長が
dである記録符号からNRZI変調した後の同一シンボ
ルの最小連続長がd’=d+1(dは正の整数)である
記録符号が記録された記録媒体からの再生データのチャ
ンネルクロックをn倍(nは2以上の整数)したn倍ク
ロックを生成し、上記n倍クロックを用いて、逆NRZ
I変調した後の同一シンボルの連続長が(d−1)であ
るチャネルビットデータを検出し、検出された”0”の
連続長が(d−1)であるチャネルビットデータの補正
位置をn倍クロックにより得られたビット情報に基づい
指定して、”0”の連続長が(d−1)であるチャネ
ルビットデータを”0”の連続長がdとなるように補正
処理を行うことによって、最小反転間隔Tmin付近の
データ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上
させることができる。
【0479】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、あるチャンネルクロックにおけるビットデータ
とその次のチャンネルクロックにおけるビットデータ及
びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット
情報からコンパレートレベルを境にHレベルとLレベル
の2値に分けて得られるそれぞれ(n+1)個の区間情
報を持つことにより、”0”の連続長が(d−1)であ
るチャネルビットデータの補正位置を指定して、”0”
の連続長が(d−1)であるチャネルビットデータを”
0”の連続長がdとなるように補正処理を行うことがで
き、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少
させ、ビットエラーレートを向上させることができる。
【0480】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、あるチャンネルクロックにおけるビットデータ
とその次のチャンネルクロックにおけるビットデータ及
びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット
情報からそれぞれ(n+1)個の区間情報を記憶し
て、”0”の連続長が(d−1)であるチャネルビット
データの補正位置を指定することによって、”0”の連
続長が(d−1)であるチャネルビットデータを”0”
の連続長がdとなるように補正処理を行うことができ、
最小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少さ
せ、ビットエラーレートを向上させることができる。
【0481】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d−1)区間の直前のビットデータとその次
のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報と、(d−1)区間の直後のビッ
トデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報とを比較するこ
とにより選択した補正ビット位置を指定することによっ
て、”0”の連続長が(d−1)であるチャネルビット
データを”0”の連続長がdとなるように補正処理を行
うことができ、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号
誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させること
ができる。
【0482】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d−1)区間の直前のビットデータとその次
のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報と、(d−1)区間の直後のビッ
トデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞれコ
ンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分
け、Hレベル又はLレベルの数の大小によって選択した
補正ビット位置を指定することによって、”0”の連続
長が(d−1)であるチャネルビットデータを”0”の
連続長がdとなるように補正処理を行うことができ、最
小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、
ビットエラーレートを向上させることができる。
【0483】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d−1)区間の直前のビットデータとその次
のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報と、(d−1)区間の直後のビッ
トデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞれコ
ンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分
け、(d−1)区間がHレベルのときには、Hレベルの
数の大きい側を補正ビット位置として指定し、(d−
1)区間がLレベルのときには、Lレベルの数の大きい
側を補正ビット位置として指定することによって、”
0”の連続長が(d−1)であるチャネルビットデータ
を”0”の連続長がdとなるように補正処理を行うこと
ができ、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを
減少させ、ビットエラーレートを向上させることができ
る。
【0484】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d−1)区間の直前のビットデータとその次
のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報と、(d−1)区間の直後のビッ
トデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞれコ
ンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分
けて比較し、両方のビット情報が同一であったときに
は、記憶された前の補正ビット位置に基づいて、補正ビ
ット位置を指定することによって、”0”の連続長が
(d−1)であるチャネルビットデータを”0”の連続
長がdとなるように補正処理を行うことができ、最小反
転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、ビッ
トエラーレートを向上させることができる。
【0485】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、あるチャンネルクロックのビットデータとその
次のチャンネルクロックのビットデータ及びその間に挟
まれるn倍クロックにより得られたビット情報からコン
パレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け
て得られるそれぞれ(n−1)個の区間情報を持つこと
により、”0”の連続長が(d−1)であるチャネルビ
ットデータの補正位置を指定することによって、”0”
の連続長が(d−1)であるチャネルビットデータを”
0”の連続長がdとなるように補正処理を行うことがで
き、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少
させ、ビットエラーレートを向上させることができる。
【0486】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、あるチャンネルクロックのビットデータとその
次のチャンネルクロックのビットデータ及びその間に挟
まれるn倍クロックにより得られたビット情報からそれ
ぞれ(n−1)個の区間情報を記憶して、”0”の連続
長が(d−1)であるチャネルビットデータの補正位置
を指定することによって、”0”の連続長が(d−1)
であるチャネルビットデータを”0”の連続長がdとな
るように補正処理を行うことができ、最小反転間隔Tm
in付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレ
ートを向上させることができる。
【0487】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d−1)区間の直前のビットデータとその次
のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報と、(d−1)区間の直後のビッ
トデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報とを比較するこ
とにより選択した補正ビット位置を指定することによっ
て、”0”の連続長が(d−1)であるチャネルビット
データを”0”の連続長がdとなるように補正処理を行
うことができ、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号
誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させること
ができる。
【0488】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d−1)区間の直前のビットデータとその次
のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報と、(d−1)区間の直後のビッ
トデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞれコ
ンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分
け、Hレベル又はLレベルの数の大小によって選択した
補正ビット位置を指定することによって、”0”の連続
長が(d−1)であるチャネルビットデータを”0”の
連続長がdとなるように補正処理を行うことができ、最
小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、
ビットエラーレートを向上させることができる。
【0489】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d−1)区間の直前のビットデータとその次
のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報と、(d−1)区間の直後のビッ
トデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞれコ
ンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分
け、(d−1)区間がHレベルのときには、Hレベルの
数の大きい側を補正ビット位置として指定し、(d−
1)区間がLレベルのときには、Lレベルの数の大きい
側を補正ビット位置として指定することによって、”
0”の連続長が(d−1)であるチャネルビットデータ
を”0”の連続長がdとなるように補正処理を行うこと
ができ、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを
減少させ、ビットエラーレートを向上させることができ
る。
【0490】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d−1)区間の直前のビットデータとその次
のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報と、(d−1)区間の直後のビッ
トデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞれコ
ンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分
けて比較し、両方のビット情報が同一であったときに
は、記憶された前の補正ビット位置に基づいて、補正ビ
ット位置を指定することによって、”0”の連続長が
(d−1)であるチャネルビットデータを”0”の連続
長がdとなるように補正処理を行うことができ、最小反
転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、ビッ
トエラーレートを向上させることができる。
【0491】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、n倍クロックにより得られたビット情報におけ
るあるチャンネルクロックのビットデータを含む連続し
たn個のビット情報からコンパレートレベルを境にHレ
ベルとLレベルの2値に分けて得られる区間情報を持つ
ことにより、”0”の連続長が(d−1)であるチャネ
ルビットデータの補正位置を指定して、”0”の連続長
が(d−1)であるチャネルビットデータを”0”の連
続長がdとなるように補正処理を行うことができ、最小
反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、ビ
ットエラーレートを向上させることができる。
【0492】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、n倍クロックにより得られたビット情報におけ
るあるチャンネルクロックのビットデータを含む連続し
たn個のビット情報から区間情報を記憶して、”0”の
連続長が(d−1)であるチャネルビットデータの補正
位置を指定することによって、”0”の連続長が(d−
1)であるチャネルビットデータを”0”の連続長がd
となるように補正処理を行うことができ、最小反転間隔
Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラ
ーレートを向上させることができる。
【0493】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d−1)区間の直前のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたn個のビット情報と、(d−1)区間の直
後のビットデータ又はその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット情
報とを比較することにより選択した補正ビット位置を指
定することによって、”0”の連続長が(d−1)であ
るチャネルビットデータを”0”の連続長がdとなるよ
うに補正処理を行うことができ、最小反転間隔Tmin
付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレート
を向上させることができる。
【0494】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d−1)区間の直前のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたn個のビット情報と、(d−1)区間の直
後のビットデータ又はその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット情
報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベルとL
レベルの2値に分け、Hレベル又はLレベルの数の大小
によって選択した補正ビット位置を指定することによっ
て、”0”の連続長が(d−1)であるチャネルビット
データを”0”の連続長がdとなるように補正処理を行
うことができ、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号
誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させること
ができる。
【0495】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d−1)区間の直前のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたn個のビット情報と、(d−1)区間の直
後のビットデータ又はその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット情
報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベルとL
レベルの2値に分け、Lレベルの数又はHレベルの数の
どちらかを用いて補正ビット位置として指定することに
よって、”0”の連続長が(d−1)であるチャネルビ
ットデータを”0”の連続長がdとなるように補正処理
を行うことができ、最小反転間隔Tmin付近のデータ
復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させる
ことができる。
【0496】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d−1)区間の直前のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたn個のビット情報と、(d−1)区間の直
後のビットデータ又はその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット情
報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベルとL
レベルの2値に分け、LレベルからHレベルになったと
きの”0”の個数に1を加算した数がHレベルからLレ
ベルになったときの”0”の個数よりも大きいときは
(d−1)区間の後側を補正ビット位置として指定し、
HレベルからLレベルになったときの”0”の個数がL
レベルからHレベルになったときの”0”の個数に1を
加算した数よりも大きいときは(d−1)区間の前側を
補正ビット位置として指定することによって、”0”の
連続長が(d−1)であるチャネルビットデータを”
0”の連続長がdとなるように補正処理を行うことがで
き、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少
させ、ビットエラーレートを向上させることができる。
【0497】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d−1)区間の直前のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたn個のビット情報と、(d−1)区間の直
後のビットデータ又はその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット情
報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベルとL
レベルの2値に分け、LレベルからHレベルになったと
きの”1”の個数に1を加算した数がHレベルからLレ
ベルになったときの”1”の個数よりも大きいときは
(d−1)区間の後側を補正ビット位置として指定し、
HレベルからLレベルになったときの”1”の個数がL
レベルからHレベルになったときの”1”の個数に1を
加算した数よりも大きいときは(d−1)区間の前側を
補正ビット位置として指定することによって、”0”の
連続長が(d−1)であるチャネルビットデータを”
0”の連続長がdとなるように補正処理を行うことがで
き、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少
させ、ビットエラーレートを向上させることができる。
【0498】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(d−1)区間の直前のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたビット情報と、(d−1)区間の直後のビ
ットデータ又はその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞ
れコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値
に分けて比較し、両方のビット情報が同一であったとき
には、記憶された前の補正ビット位置に基づいて、補正
ビット位置を指定することによって、”0”の連続長が
(d−1)であるチャネルビットデータを”0”の連続
長がdとなるように補正処理を行うことができ、最小反
転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、ビッ
トエラーレートを向上させることができる。
【0499】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、指定された補正ビット位置のデータの論理レベ
ルを反転させ、さらに、指定されたビット位置の(d−
1)区間の外側のビット位置のデータの論理レベルを反
転させることにより補正処理を行うことによって、最小
反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、ビ
ットエラーレートを向上させることができる。
【0500】さらに、本発明に係るデータ復号方法で
は、例えば、指定されたビット位置の”1”のデータを
(d−1)区間の外側のデータにシフトさせることによ
り、”0”の連続長が(d−1)であるチャネルビット
データを”0”の連続長がdとなるように補正処理を行
うことができ、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号
誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させること
ができる。
【0501】本発明に係るデータ復号方法は、符号系列
内の連続する”1”の間に入る”0”の最大連続長がk
である記録符号からNRZI変調した後の、同一シンボ
ルの最大連続長がk’=k+1(k≧1,k≧d)であ
る記録符号が記録された記録媒体からの再生データのデ
ータ復号方法であって、再生データのチャンネルクロッ
クをn倍(nは2以上の整数)したn倍クロックを生成
し、上記n倍クロックを用いて、同一シンボルの連続長
が(k’+1)であるチャネルビットデータを検出し、
検出された同一シンボルの連続長が(k’+1)である
チャネルビットデータの補正位置をn倍クロックにより
得られたビット情報に基づいて指定して、上記同一シン
ボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデー
タを同一シンボルの連続長がk’となるように補正処理
を行うことによって、最大反転間隔Tmax付近のデー
タ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させ
ることができる。
【0502】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、記録媒体から読み出した再生RF信号を少なく
とも1つのコンパレートレベルでチャネルビットデータ
に復号し、同一シンボルの連続長が(k’+1)である
チャネルビットデータを同一シンボルの連続長がk’と
なるように補正することにより、最大反転間隔Tmax
付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレート
を向上させることができる。
【0503】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、あるチャンネルクロックにおけるビットデータ
とその次のチャンネルクロックにおけるビットデータ及
びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット
情報からコンパレートレベルを境にHレベルとLレベル
の2値に分けて得られるそれぞれ(n+1)個の区間情
報を持つことにより、同一シンボルの連続長が(k’+
1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定し
て、同一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネ
ルビットデータを同一シンボルの連続長がk’となるよ
うに補正することができ、最大反転間隔Tmax付近の
データ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上
させることができる。
【0504】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、あるチャンネルクロックにおけるビットデータ
と、その次のチャンネルクロックにおけるビットデータ
及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
ト情報からそれぞれ(n+1)個の区間情報を記憶し
て、同一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネ
ルビットデータの補正位置を指定することにより、同一
シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビット
データの補正位置を指定して、同一シンボルの連続長が
(k’+1)であるチャネルビットデータを同一シンボ
ルの連続長がk’となるように補正することができ、最
大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、
ビットエラーレートを向上させることができる。
【0505】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k’+1)区間の直前のビットデータとその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたビット情報と、(k’+1)区間の直後の
ビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報とを比較す
ることにより選択した補正ビット位置を指定することに
より、同一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャ
ネルビットデータの補正位置を指定して、同一シンボル
の連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータを
同一シンボルの連続長がk’となるように補正すること
ができ、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを
減少させ、ビットエラーレートを向上させることができ
る。
【0506】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k’+1)区間の直前のビットデータとその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたビット情報と、(k’+1)区間の直後の
ビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞ
れコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値
に分け、Hレベル又はLレベルの数の大小によって選択
した補正ビット位置を指定することにより、同一シンボ
ルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータ
の補正位置を指定して、同一シンボルの連続長が(k’
+1)であるチャネルビットデータを同一シンボルの連
続長がk’となるように補正することができ、最大反転
間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビット
エラーレートを向上させることができる。
【0507】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k’+1)区間の直前のビットデータとその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたビット情報と、(k’+1)区間の直後の
ビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞ
れコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値
に分け、(k’+1)区間がHレベルのときには、Hレ
ベルの数の大きい側を補正ビット位置として指定し、
(k’+1)区間がLレベルのときには、Lレベルの数
の大きい側を補正ビット位置として指定することによ
り、同一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネ
ルビットデータの補正位置を指定して、同一シンボルの
連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータを同
一シンボルの連続長がk’となるように補正することが
でき、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減
少させ、ビットエラーレートを向上させることができ
る。
【0508】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k’+1)区間の直前のビットデータとその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたビット情報と、(k’+1)区間の直後の
ビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞ
れコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値
に分けて比較し、両方のビット情報が同一であったとき
には、記憶された前の補正ビット位置に基づいて、補正
ビット位置を指定することによって、同一シンボルの連
続長が(k’+1)であるチャネルビットデータの補正
位置を指定して、同一シンボルの連続長が(k’+1)
であるチャネルビットデータを同一シンボルの連続長が
k’となるように補正することができ、最大反転間隔T
max付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラー
レートを向上させることができる。
【0509】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、あるチャンネルクロックのビットデータとその
次のチャンネルクロックのビットデータ及びその間に挟
まれるn倍クロックにより得られたビット情報からコン
パレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け
て得られるそれぞれ(n−1)個の区間情報を持つこと
により、同一シンボルの連続長が(k’+1)であるチ
ャネルビットデータの補正位置を指定することによっ
て、同一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネ
ルビットデータの補正位置を指定して、同一シンボルの
連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータを同
一シンボルの連続長がk’となるように補正することが
でき、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減
少させ、ビットエラーレートを向上させることができ
る。
【0510】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、あるチャンネルクロックのビットデータとその
次のチャンネルクロックのビットデータ及びその間に挟
まれるn倍クロックにより得られたビット情報からそれ
ぞれ(n−1)個の区間情報を記憶して、同一シンボル
の連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータの
補正位置を指定することによって、同一シンボルの連続
長が(k’+1)であるチャネルビットデータの補正位
置を指定して、同一シンボルの連続長が(k’+1)で
あるチャネルビットデータを同一シンボルの連続長が
k’となるように補正することができ、最大反転間隔T
max付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラー
レートを向上させることができる。
【0511】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k’+1)区間の直前のビットデータとその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたビット情報と、(k’+1)区間の直後の
ビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報とを比較す
ることにより選択した補正ビット位置を指定することに
よって、同一シンボルの連続長が(k’+1)であるチ
ャネルビットデータの補正位置を指定して、同一シンボ
ルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータ
を同一シンボルの連続長がk’となるように補正するこ
とができ、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤り
を減少させ、ビットエラーレートを向上させることがで
きる。
【0512】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k’+1)区間の直前のビットデータとその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたビット情報と、(k’+1)区間の直後の
ビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞ
れコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値
に分け、Hレベル又はLレベルの数の大小によって選択
した補正ビット位置を指定することによって、同一シン
ボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデー
タの補正位置を指定して、同一シンボルの連続長が
(k’+1)であるチャネルビットデータを同一シンボ
ルの連続長がk’となるように補正することができ、最
大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、
ビットエラーレートを向上させることができる。
【0513】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k’+1)区間の直前のビットデータとその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたビット情報と、(k’+1)区間の直後の
ビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞ
れコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値
に分け、(k’+1)区間がHレベルのときには、Hレ
ベルの数の小さい側を補正ビット位置として指定し、
(k’+1)区間がLレベルのときには、Lレベルの数
の小さい側を補正ビット位置として指定することによっ
て、同一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネ
ルビットデータの補正位置を指定して、同一シンボルの
連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータを同
一シンボルの連続長がk’となるように補正することが
でき、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減
少させ、ビットエラーレートを向上させることができ
る。
【0514】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k’+1)区間の直前のビットデータとその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたビット情報と、(k’+1)区間の直後の
ビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞ
れコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値
に分けて比較し、両方のビット情報が同一であったとき
には、記憶された前の補正ビット位置に基づいて、補正
ビット位置を指定することによって、同一シンボルの連
続長が(k’+1)であるチャネルビットデータの補正
位置を指定して、同一シンボルの連続長が(k’+1)
であるチャネルビットデータを同一シンボルの連続長が
k’となるように補正することができ、最大反転間隔T
max付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラー
レートを向上させることができる。
【0515】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、n倍クロックにより得られたビット情報におけ
るあるチャンネルクロックのビットデータを含む連続し
たn個のビット情報からコンパレートレベルを境にHレ
ベルとLレベルの2値に分けて得られる区間情報を持つ
ことにより、同一シンボルの連続長が(k’+1)であ
るチャネルビットデータの補正位置を指定して、同一シ
ンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデ
ータを同一シンボルの連続長がk’となるように補正す
ることができ、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号
誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させること
ができる。
【0516】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、n倍クロックにより得られたビット情報におけ
るあるチャンネルクロックのビットデータを含む連続し
たn個のビット情報から区間情報を記憶して、同一シン
ボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデー
タの補正位置を指定することによって、同一シンボルの
連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータを同
一シンボルの連続長がk’となるように補正することが
でき、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減
少させ、ビットエラーレートを向上させることができ
る。
【0517】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k’+1)区間の直前のビットデータ又はそ
の次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたn個のビット情報と、(k’+1)区間
の直後のビットデータ又はその次のビットデータ及びそ
の間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビッ
ト情報とを比較することにより選択した補正ビット位置
を指定することによって、同一シンボルの連続長が
(k’+1)であるチャネルビットデータの補正位置を
指定して、同一シンボルの連続長が(k’+1)である
チャネルビットデータを同一シンボルの連続長がk’と
なるように補正することができ、最大反転間隔Tmax
付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレート
を向上させることができる。
【0518】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k’+1)区間の直前のビットデータ又はそ
の次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたn個のビット情報と、(k’+1)区間
の直後のビットデータ又はその次のビットデータ及びそ
の間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビッ
ト情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベル
とLレベルの2値に分け、Hレベル又はLレベルの数の
大小によって選択した補正ビット位置を指定することに
よって、同一シンボルの連続長が(k’+1)であるチ
ャネルビットデータの補正位置を指定して、同一シンボ
ルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータ
を同一シンボルの連続長がk’となるように補正するこ
とができ、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤り
を減少させ、ビットエラーレートを向上させることがで
きる。
【0519】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k’+1)区間の直前のビットデータ又はそ
の次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたn個のビット情報と、(k’+1)区間
の直後のビットデータ又はその次のビットデータ及びそ
の間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビッ
ト情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベル
とLレベルの2値に分け、Lレベルの数又はHレベルの
数のどちらかを用いて補正ビット位置として指定するこ
とによって、同一シンボルの連続長が(k’+1)であ
るチャネルビットデータの補正位置を指定して、同一シ
ンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデ
ータを同一シンボルの連続長がk’となるように補正す
ることができ、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号
誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させること
ができる。
【0520】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k’+1)区間の直前のビットデータ又はそ
の次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたn個のビット情報と、(k’+1)区間
の直後のビットデータ又はその次のビットデータ及びそ
の間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビッ
ト情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベル
とLレベルの2値に分け、LレベルからHレベルになっ
たときの”0”の個数に1を加算した数がHレベルから
Lレベルになったときの”0”の個数よりも大きいとき
は(k’+1)区間の前側を補正ビット位置として指定
し、HレベルからLレベルになったときの”0”の個数
がLレベルからHレベルになったときの”0”の個数に
1を加算した数よりも大きいときは(k’+1)区間の
後側を補正ビット位置として指定することによって、同
一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビッ
トデータの補正位置を指定して、同一シンボルの連続長
が(k’+1)であるチャネルビットデータを同一シン
ボルの連続長がk’となるように補正することができ、
最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少さ
せ、ビットエラーレートを向上させることができる。
【0521】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k’+1)区間の直前のビットデータ又はそ
の次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたn個のビット情報と、(k’+1)区間
の直後のビットデータ又はその次のビットデータ及びそ
の間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビッ
ト情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベル
とLレベルの2値に分け、LレベルからHレベルになっ
たときの”1”の個数がHレベルからLレベルになった
ときの”1”の個数に1を加算した数よりも大きいとき
は(k’+1)区間の後側を補正ビット位置として指定
し、HレベルからLレベルになったときの”1”の個数
に1を加算した数がLレベルからHレベルになったとき
の”1”の個数よりも大きいときは(k’+1)区間の
前側を補正ビット位置として指定することによって、同
一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビッ
トデータの補正位置を指定して、同一シンボルの連続長
が(k’+1)であるチャネルビットデータを同一シン
ボルの連続長がk’となるように補正することができ、
最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少さ
せ、ビットエラーレートを向上させることができる。
【0522】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k’+1)区間の直前のビットデータ又はそ
の次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたビット情報と、(k’+1)区間の直後
のビットデータ又はその次のビットデータ及びその間に
挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報とをそ
れぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの
2値に分けて比較し、両方のビット情報が同一であった
ときには、記憶された前の補正ビット位置に基づいて、
補正ビット位置を指定することによって、同一シンボル
の連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータの
補正位置を指定して、同一シンボルの連続長が(k’+
1)であるチャネルビットデータを同一シンボルの連続
長がk’となるように補正することができ、最大反転間
隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエ
ラーレートを向上させることができる。
【0523】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、指定された補正ビット位置のデータの論理レベ
ルを反転させることにより補正処理を行うことによっ
て、同一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネ
ルビットデータを同一シンボルの連続長がk’となるよ
うに補正することができ、最大反転間隔Tmax付近の
データ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上
させることができる。
【0524】本発明に係るデータ復号方法では、符号系
列内の連続する”1”の間に入る”0”の最大連続長が
kである記録符号からNRZI変調した後の、同一シン
ボルの最大連続長がk’=k+1(k≧1,k≧d)で
ある記録符号が記録された記録媒体からの再生データの
データ復号方法であって、再生データのチャンネルクロ
ックをn倍(nは2以上の整数)したn倍クロックを生
成し、このn倍クロックを用いて、逆NRZI変調した
後の”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビット
データを検出し、検出された”0”の連続長が(k+
1)であるチャネルビットデータの補正位置をn倍クロ
ックにより得られたビット情報に基づいて指定して、”
0”の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータ
を”0”の連続長がkとなるように補正処理を行うこと
によって、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤り
を減少させ、ビットエラーレートを向上させることがで
きる。
【0525】本発明に係るデータ復号方法では、例え
ば、記録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも
1つのコンパレートレベルで、符号系列内の連続する”
1”の間に入る”0”の最大連続長がkであるチャネル
ビットデータに復号し、”0”の連続長が(k+1)で
あるチャネルビットデータを”0”の連続長がkとなる
ように補正処理を行うことによって、最大反転間隔Tm
ax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレ
ートを向上させることができる。
【0526】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、あるチャンネルクロックにおけるビットデータ
とその次のチャンネルクロックにおけるビットデータ及
びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット
情報からコンパレートレベルを境にHレベルとLレベル
の2値に分けて得られるそれぞれ(n+1)個の区間情
報を持つことにより、”0”の連続長が(k+1)であ
るチャネルビットデータの補正位置を指定して、”0”
の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータを”
0”の連続長がkとなるように補正処理を行うことがで
き、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少
させ、ビットエラーレートを向上させることができる。
【0527】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、あるチャンネルクロックにおけるビットデータ
と、その次のチャンネルクロックにおけるビットデータ
及びその間に挟まれるn倍されたクロックにより得られ
たビット情報からそれぞれ(n+1)個の区間情報を記
憶して、”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビ
ットデータの補正位置を指定することによって、”0”
の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータを”
0”の連続長がkとなるように補正処理を行うことがで
き、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少
させ、ビットエラーレートを向上させることができる。
【0528】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k+1)区間の直前のビットデータとその次
のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報と、(k+1)区間の直後のビッ
トデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報とを比較するこ
とにより選択した補正ビット位置を指定することによっ
て、”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビット
データを”0”の連続長がkとなるように補正処理を行
うことができ、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号
誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させること
ができる。
【0529】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k+1)区間の直前のビットデータとその次
のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報と、(k+1)区間の直後のビッ
トデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞれコ
ンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分
け、Hレベル又はLレベルの数の大小によって選択した
補正ビット位置を指定することによって、”0”の連続
長が(k+1)であるチャネルビットデータを”0”の
連続長がkとなるように補正処理を行うことができ、最
大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、
ビットエラーレートを向上させることができる。
【0530】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k+1)区間の直前のビットデータとその次
のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報と、(k+1)区間の直後のビッ
トデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞれコ
ンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分
け、(k+1)区間がHレベルのときには、Hレベルの
数の大きい側を補正ビット位置として指定し、(k+
1)区間がLレベルのときには、Lレベルの数の大きい
側を補正ビット位置として指定することによって、”
0”の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータ
を”0”の連続長がkとなるように補正処理を行うこと
ができ、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを
減少させ、ビットエラーレートを向上させることができ
る。
【0531】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k+1)区間の直前のビットデータとその次
のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報と、(k+1)区間の直後のビッ
トデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞれコ
ンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分
けて比較し、両方のビット情報が同一であったときに
は、記憶された前の補正ビット位置に基づいて、補正ビ
ット位置を指定することによって、”0”の連続長が
(k+1)であるチャネルビットデータを”0”の連続
長がkとなるように補正処理を行うことができ、最大反
転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビッ
トエラーレートを向上させることができる。
【0532】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、あるチャンネルクロックのビットデータとその
次のチャンネルクロックのビットデータ及びその間に挟
まれるn倍クロックにより得られたビット情報からコン
パレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け
て得られるそれぞれ(n−1)個の区間情報を持つこと
により、”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビ
ットデータの補正位置を指定して、”0”の連続長が
(k+1)であるチャネルビットデータを”0”の連続
長がkとなるように補正処理を行うことができ、最大反
転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビッ
トエラーレートを向上させることができる。
【0533】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、あるチャンネルクロックのビットデータとその
次のチャンネルクロックのビットデータ及びその間に挟
まれるn倍クロックにより得られたビット情報からそれ
ぞれ(n−1)個の区間情報を記憶して、”0”の連続
長が(k+1)であるチャネルビットデータの補正位置
を指定することによって、”0”の連続長が(k+1)
であるチャネルビットデータを”0”の連続長がkとな
るように補正処理を行うことができ、最大反転間隔Tm
ax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレ
ートを向上させることができる。
【0534】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k+1)区間の直前のビットデータとその次
のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報と、(k+1)区間の直後のビッ
トデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報とを比較するこ
とにより選択した補正ビット位置を指定することによっ
て、”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビット
データの補正位置を指定して、”0”の連続長が(k+
1”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビットデ
ータを”0”の連続長がkとなるように補正処理を行う
ことができ、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤
りを減少させ、ビットエラーレートを向上させることが
できる。
【0535】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k+1)区間の直前のビットデータとその次
のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報と、(k+1)区間の直後のビッ
トデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞれコ
ンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分
け、Hレベル又はLレベルの数の大小によって選択した
補正ビット位置を指定することによって、”0”の連続
長が(k+1)であるチャネルビットデータの補正位置
を指定して、”0”の連続長が(k+1)であるチャネ
ルビットデータを”0”の連続長がkとなるように補正
処理を行うことができ、最大反転間隔Tmax付近のデ
ータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上さ
せることができる。
【0536】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k+1)区間の直前のビットデータとその次
のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報と、(k+1)区間の直後のビッ
トデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞれコ
ンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分
け、(k+1)区間がHレベルのときには、Hレベルの
数の小さい側を補正ビット位置として指定し、(k+
1)区間がLレベルのときには、Lレベルの数の小さい
側を補正ビット位置として指定することによって、”
0”の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータ
の補正位置を指定して、”0”の連続長が(k+1)で
あるチャネルビットデータを”0”の連続長がkとなる
ように補正処理を行うことができ、最大反転間隔Tma
x付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレー
トを向上させることができる。
【0537】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k+1)区間の直前のビットデータとその次
のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報と、(k+1)区間の直後のビッ
トデータとその次のビットデータ及びその間に挟まれる
n倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞれコ
ンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分
けて比較し、両方のビット情報が同一であったときに
は、記憶された前の補正ビット位置に基づいて、補正ビ
ット位置を指定することによって、”0”の連続長が
(k+1)であるチャネルビットデータの補正位置を指
定して、”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビ
ットデータを”0”の連続長がkとなるように補正処理
を行うことができ、最大反転間隔Tmax付近のデータ
復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させる
ことができる。
【0538】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、n倍クロックにより得られたビット情報におけ
るあるチャンネルクロックのビットデータを含む連続し
たn個のビット情報からコンパレートレベルを境にHレ
ベルとLレベルの2値に分けて得られる区間情報を持つ
ことにより、”0”の連続長が(k+1)であるチャネ
ルビットデータの補正位置を指定して、”0”の連続長
が(k+1)であるチャネルビットデータを”0”の連
続長がkとなるように補正処理を行うことができ、最大
反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビ
ットエラーレートを向上させることができる。
【0539】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、n倍クロックにより得られたビット情報におけ
るあるチャンネルクロックのビットデータを含む連続し
たn個のビット情報から区間情報を記憶して、”0”の
連続長が(k+1)であるチャネルビットデータの補正
位置を指定することによって、”0”の連続長が(k+
1)であるチャネルビットデータを”0”の連続長がk
となるように補正処理を行うことができ、最大反転間隔
Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラ
ーレートを向上させることができる。
【0540】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k+1)区間の直前のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたn個のビット情報と、(k+1)区間の直
後のビットデータ又はその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット情
報とを比較することにより選択した補正ビット位置を指
定することによって、”0”の連続長が(k+1)であ
るチャネルビットデータの補正位置を指定して、”0”
の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータを”
0”の連続長がkとなるように補正処理を行うことがで
き、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少
させ、ビットエラーレートを向上させることができる。
【0541】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k+1)区間の直前のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたn個のビット情報と、(k+1)区間の直
後のビットデータ又はその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット情
報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベルとL
レベルの2値に分け、Hレベル又はLレベルの数の大小
によって選択した補正ビット位置を指定することによっ
て、”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビット
データの補正位置を指定して、”0”の連続長が(k+
1)であるチャネルビットデータを”0”の連続長がk
となるように補正処理を行うことができ、最大反転間隔
Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラ
ーレートを向上させることができる。
【0542】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k+1)区間の直前のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたn個のビット情報と、(k+1)区間の直
後のビットデータ又はその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット情
報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベルとL
レベルの2値に分け、Lレベルの数又はHレベルの数の
どちらかを用いて補正ビット位置として指定することに
よって、”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビ
ットデータの補正位置を指定して、”0”の連続長が
(k+1)であるチャネルビットデータを”0”の連続
長がkとなるように補正処理を行うことができ、最大反
転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビッ
トエラーレートを向上させることができる。
【0543】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k+1)区間の直前のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたn個のビット情報と、(k+1)区間の直
後のビットデータ又はその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット情
報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベルとL
レベルの2値に分け、LレベルからHレベルになったと
きの”0”の個数に1を加算した数がHレベルからLレ
ベルになったときの”0”の個数よりも大きいときは
(k+1)区間の前側を補正ビット位置として指定し、
HレベルからLレベルになったときの”0”の個数がL
レベルからHレベルになったときの”0”の個数に1を
加算した数よりも大きいときは(k+1)区間の後側を
補正ビット位置として指定することによって、”0”の
連続長が(k+1)であるチャネルビットデータの補正
位置を指定して、”0”の連続長が(k+1)であるチ
ャネルビットデータを”0”の連続長がkとなるように
補正処理を行うことができ、最大反転間隔Tmax付近
のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向
上させることができる。
【0544】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k+1)区間の直前のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたn個のビット情報と、(k+1)区間の直
後のビットデータ又はその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット情
報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベルとL
レベルの2値に分け、LレベルからHレベルになったと
きの”1”の個数がHレベルからLレベルになったとき
の”1”の個数に1を加算した数よりも大きいときは
(k+1)区間の後側を補正ビット位置として指定し、
HレベルからLレベルになったときの”1”の個数に1
を加算した数がLレベルからHレベルになったときの”
1”の個数よりも大きいときは(k+1)区間の前側を
補正ビット位置として指定することによって、”0”の
連続長が(k+1)であるチャネルビットデータの補正
位置を指定して、”0”の連続長が(k+1)であるチ
ャネルビットデータを”0”の連続長がkとなるように
補正処理を行うことができ、最大反転間隔Tmax付近
のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向
上させることができる。
【0545】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、(k+1)区間の直前のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたビット情報と、(k+1)区間の直後のビ
ットデータ又はその次のビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれぞ
れコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値
に分けて比較し、両方のビット情報が同一であったとき
には、記憶された前の補正ビット位置に基づいて、補正
ビット位置を指定することによって、”0”の連続長が
(k+1)であるチャネルビットデータの補正位置を指
定して、”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビ
ットデータを”0”の連続長がkとなるように補正処理
を行うことができ、最大反転間隔Tmax付近のデータ
復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させる
ことができる。
【0546】また、本発明に係るデータ復号方法では、
例えば、指定された補正ビット位置のデータの論理レベ
ルを反転させると共に、指定されたビット位置の(k+
1)区間の内側のビット位置のデータの論理レベルを反
転させることにより、”0”の連続長が(k+1)であ
るチャネルビットデータを”0”の連続長がkとなるよ
うに補正処理を行うことができ、最大反転間隔T付近の
データ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上
させることができる。
【0547】さらに、本発明に係るデータ復号方法で
は、例えば、指定された補正ビット位置の”1”のデー
タを(k+1)区間の内側のデータにシフトさせること
により、”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビ
ットデータを”0”の連続長がkとなるように補正処理
を行うことができ、最大反転間隔Tmax付近のデータ
復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させる
ことができる。
【0548】本発明に係るデータ復号装置では、再生デ
ータのチャンネルクロックをn倍(nは2以上の整数)
したn倍クロックをクロック発生部で生成し、上記n倍
クロックを用いて同一シンボルの連続長が(d’−1)
であるチャネルビットデータを(d’−1)検出部によ
り検出し、検出された同一シンボルの連続長が(d’−
1)であるチャネルビットデータの補正位置を補正ビッ
ト位置検出部によりn倍クロックにより得られたビット
情報に基づいて指定して、同一シンボルの連続長が
(d’−1)であるチャネルビットデータを同一シンボ
ルの連続長がd’となるように補正処理をデータ補正部
により行うことによって、符号系列内の連続する”1”
の間に入る”0”の最小連続長がdである記録符号から
NRZI変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’
=d+1(dは正の整数)である記録符号が記録された
記録媒体からの再生データのデータ復号装置において、
最小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少さ
せ、ビットエラーレートを向上させることができる。
【0549】本発明に係るデータ復号装置では、例え
ば、記録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも
1つのコンパレートレベルでチャネルビットデータに復
号して、同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチ
ャネルビットデータを同一シンボルの連続長がd’とな
るようにデータ補正部により補正処理を行うことによっ
て、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少
させ、ビットエラーレートを向上させることができる。
【0550】また、本発明に係るデータ復号装置では、
例えば、上記補正ビット位置検出部において、あるチャ
ンネルクロックにおけるビットデータとその次のチャン
ネルクロックにおけるビットデータ及びその間に挟まれ
n倍クロックにより得られたビット情報からコンパレ
ートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて得
られるそれぞれ(n+1)個の区間情報を持つことによ
り、同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネ
ルビットデータの補正位置を指定して、同一シンボルの
連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータを同
一シンボルの連続長がd’となるようにデータ補正部に
より補正処理を行うことによって、最小反転間隔Tmi
n付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレー
トを向上させることができる。
【0551】また、本発明に係るデータ復号装置では、
例えば、上記補正ビット位置検出部において、あるチャ
ンネルクロックにおけるビットデータと、その次のチャ
ンネルクロックにおけるビットデータ及びその間に挟ま
れるn倍クロックにより得られたビット情報からそれぞ
れ(n+1)個の区間情報を記憶して、同一シンボルの
連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定することにより、同一シンボルの連続長が
(d’−1)であるチャネルビットデータを同一シンボ
ルの連続長がd’となるように補正処理をデータ補正部
により行って、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号
誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させること
ができる。
【0552】また、本発明に係るデータ復号装置では、
例えば、上記補正ビット位置検出部において、(d’−
1)区間の直前のビットデータとその次のビットデータ
及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
ト情報と、(d’−1)区間の直後のビットデータとそ
の次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたビット情報とを比較することにより選択
した補正ビット位置を指定する補正ビット位置指定信号
を得ることにより、同一シンボルの連続長が(d’−
1)であるチャネルビットデータを同一シンボルの連続
長がd’となるように補正処理をデータ補正部により行
って、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減
少させ、ビットエラーレートを向上させることができ
る。
【0553】また、本発明に係るデータ復号装置では、
例えば、上記補正ビット位置検出部において、(d’−
1)区間の直前のビットデータとその次のビットデータ
及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
ト情報と、(d’−1)区間の直後のビットデータとそ
の次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたビット情報とをそれぞれコンパレートレ
ベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、Hレベル
又はLレベルの数の大小によって選択した補正ビット位
置を指定する補正ビット位置指定信号を得ることによ
り、同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネ
ルビットデータを同一シンボルの連続長がd’となるよ
うに補正処理をデータ補正部により行って、最小反転間
隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエ
ラーレートを向上させることができる。
【0554】また、本発明に係るデータ復号装置では、
例えば、上記補正ビット位置検出部において、(d’−
1)区間の直前のビットデータとその次のビットデータ
及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
ト情報と、(d’−1)区間の直後のビットデータとそ
の次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたビット情報とをそれぞれコンパレートレ
ベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、(d’−
1)区間がHレベルのときには、Hレベルの数の大きい
側を補正ビット位置として指定し、(d’−1)区間が
Lレベルのときには、Lレベルの数の大きい側を補正ビ
ット位置として指定する補正ビット位置指定信号を得る
ことにより、同一シンボルの連続長が(d’−1)であ
るチャネルビットデータを同一シンボルの連続長がd’
となるように補正処理をデータ補正部により行って、最
小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、
ビットエラーレートを向上させることができる。
【0555】また、本発明に係るデータ復号装置では、
例えば、上記補正ビット位置検出部において、(d’−
1)区間の直前のビットデータとその次のビットデータ
及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
ト情報と、(d’−1)区間の直後のビットデータとそ
の次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたビット情報とをそれぞれコンパレートレ
ベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて比較し、
両方のビット情報が同一であったときには、記憶された
前の補正ビット位置指定信号に基づいて、補正ビット位
置を指定する補正ビット位置指定信号を得ることによ
り、同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネ
ルビットデータを同一シンボルの連続長がd’となるよ
うに補正処理をデータ補正部により行って、最小反転間
隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエ
ラーレートを向上させることができる。
【0556】また、本発明に係るデータ復号装置では、
例えば、上記補正ビット位置検出部において、あるチャ
ンネルクロックのビットデータとその次のチャンネルク
ロックのビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
により得られたビット情報からコンパレートレベルを
境にHレベルとLレベルの2値に分けて得られるそれぞ
(n−1)個の区間情報を持って、同一シンボルの連
続長が(d’−1)であるチャネルビットデータの補正
位置を指定して、同一シンボルの連続長が(d’−1)
であるチャネルビットデータを同一シンボルの連続長が
d’となるようにデータ補正部により補正処理を行うこ
とによって、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤
りを減少させ、ビットエラーレートを向上させることが
できる。
【0557】また、本発明に係るデータ復号装置では、
例えば、上記補正ビット位置検出部において、あるチャ
ンネルクロックのビットデータとその次のチャンネルク
ロックのビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
により得られたビット情報からそれぞれ(n−1)
の区間情報を記憶して、同一シンボルの連続長が(d’
−1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定
し、同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネ
ルビットデータを同一シンボルの連続長がd’となるよ
うにデータ補正部により補正処理を行うことにより、最
小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、
ビットエラーレートを向上させることができる。
【0558】また、本発明に係るデータ復号装置では、
例えば、上記補正ビット位置検出部において、(d’−
1)区間の直前のビットデータとその次のビットデータ
及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
ト情報と、(d’−1)区間の直後のビットデータとそ
の次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたビット情報とを比較することにより選択
した補正ビット位置を指定する補正ビット位置指定信号
を得て、同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチ
ャネルビットデータを同一シンボルの連続長がd’とな
るように補正処理をデータ補正部により行って、最小反
転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、ビッ
トエラーレートを向上させることができる。
【0559】また、本発明に係るデータ復号装置では、
例えば、上記補正ビット位置検出部において、(d’−
1)区間の直前のビットデータとその次のビットデータ
及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
ト情報と、(d’−1)区間の直後のビットデータとそ
の次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたビット情報とをそれぞれコンパレートレ
ベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、Hレベル
又はLレベルの数の大小によって選択した補正ビット位
置を指定する補正ビット位置指定信号を得ることによ
り、同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネ
ルビットデータを同一シンボルの連続長がd’となるよ
うに補正処理をデータ補正部により行って、最小反転間
隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエ
ラーレートを向上させることができる。
【0560】また、本発明に係るデータ復号装置では、
例えば、上記補正ビット位置検出部において、(d’−
1)区間の直前のビットデータとその次のビットデータ
及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
ト情報と、(d’−1)区間の直後のビットデータとそ
の次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたビット情報とをそれぞれコンパレートレ
ベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、(d’−
1)区間がHレベルのときには、Hレベルの数の大きい
側を補正ビット位置として指定し、(d’−1)区間が
Lレベルのときには、Lレベルの数の大きい側を補正ビ
ット位置として指定する補正ビット位置指定信号を得る
ことにより、同一シンボルの連続長が(d’−1)であ
るチャネルビットデータを同一シンボルの連続長がd’
となるように補正処理をデータ補正部により行って、最
小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、
ビットエラーレートを向上させることができる。
【0561】また、本発明に係るデータ復号装置では、
例えば、上記補正ビット位置検出部において、(d’−
1)区間の直前のビットデータとその次のビットデータ
及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
ト情報と、(d’−1)区間の直後のビットデータとそ
の次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
により得られたビット情報とをそれぞれコンパレートレ
ベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて比較し、
両方のビット情報が同一であったときには、記憶された
前の補正ビット位置指定信号に基づいて、補正ビット位
置を指定する補正ビット位置指定信号を得ることによ
り、同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネ
ルビットデータを同一シンボルの連続長がd’となるよ
うに補正処理をデータ補正部により行って、最小反転間
隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエ
ラーレートを向上させることができる。
【0562】また、本発明に係るデータ復号装置では、
例えば、上記補正ビット位置検出部において、n倍クロ
ックにより得られたビット情報におけるあるチャンネル
クロックのビットデータを含むn個のビット情報からコ
ンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分
けて得られる区間情報を持って、同一シンボルの連続長
が(d’−1)であるチャネルビットデータの補正位置
を指定することにより、同一シンボルの連続長が(d’
−1)であるチャネルビットデータを同一シンボルの連
続長がd’となるようにデータ補正部により補正処理を
行って、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを
減少させ、ビットエラーレートを向上させることができ
る。
【0563】また、本発明に係るデータ復号装置では、
例えば、上記補正ビット位置検出部において、n倍クロ
ックにより得られたビット情報におけるあるチャンネル
クロックのビットデータを含むn個のビット情報から区
間情報を記憶して、同一シンボルの連続長が(d’−
1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定する
ことにより、同一シンボルの連続長が(d’−1)であ
るチャネルビットデータを同一シンボルの連続長がd’
となるようにデータ補正部により補正処理を行って、最
小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、
ビットエラーレートを向上させることができる。
【0564】また、本発明に係るデータ復号装置では、
例えば、上記補正ビット位置検出部において、(d’−
1)区間の直前のビットデータ又はその次のビットデー
タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたn
個のビット情報と、(d’−1)区間の直後のビットデ
ータ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれる
倍クロックにより得られたn個のビット情報とを比較す
ることにより選択した補正ビット位置を指定する補正ビ
ット位置指定信号を得て、同一シンボルの連続長が
(d’−1)であるチャネルビットデータを同一シンボ
ルの連続長がd’となるようにデータ補正部により補正
処理を行って、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号
誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させること
ができる。
【0565】また、本発明に係るデータ復号装置では、
例えば、上記補正ビット位置検出部において、(d’−
1)区間の直前のビットデータ又はその次のビットデー
タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたn
個のビット情報と、(d’−1)区間の直後のビットデ
ータ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれる
倍クロックにより得られたn個のビット情報とをそれぞ
れコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値
に分け、Hレベル又はLレベルの数の大小によって選択
した補正ビット位置を指定する補正ビット位置指定信号
を得ることによって、同一シンボルの連続長が(d’−
1)であるチャネルビットデータを同一シンボルの連続
長がd’となるようにデータ補正部により補正処理を行
って、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減
少させ、ビットエラーレートを向上させることができ
る。
【0566】また、本発明に係るデータ復号装置では、
例えば、上記補正ビット位置検出部において、(d’−
1)区間の直前のビットデータ又はその次のビットデー
タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたn
個のビット情報と、(d’−1)区間の直後のビットデ
ータ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれる
倍クロックにより得られたn個のビット情報とをそれぞ
れコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値
に分け、Lレベルの数又はHレベルの数のどちらかを用
いて補正ビット位置として指定する補正ビット位置指定
信号を得ることによって、同一シンボルの連続長が
(d’−1)であるチャネルビットデータを同一シンボ
ルの連続長がd’となるようにデータ補正部により補正
処理を行って、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号
誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させること
ができる。
【0567】また、本発明に係るデータ復号装置では、
例えば、上記補正ビット位置検出部において、(d’−
1)区間の直前のビットデータ又はその次のビットデー
タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたn
個のビット情報と、(d’−1)区間の直後のビットデ
ータ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれる
倍クロックにより得られたn個のビット情報とをそれぞ
れコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値
に分け、LレベルからHレベルになったときの”0”の
個数に1を加算した数がHレベルからLレベルになった
ときの”0”の個数よりも大きいときは(d’−1)区
間の後側を補正ビット位置として指定し、Hレベルから
Lレベルになったときの”0”の個数がLレベルからH
レベルになったときの”0”の個数に1を加算した数よ
りも大きいときは(d’−1)区間の前側を補正ビット
位置として指定する補正ビット位置指定信号を出力する
ことによって、同一シンボルの連続長が(d’−1)で
あるチャネルビットデータを同一シンボルの連続長が
d’となるようにデータ補正部により補正処理を行っ
て、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少
させ、ビットエラーレートを向上させることができる。
【0568】また、本発明に係るデータ復号装置では、
例えば、上記補正ビット位置検出部において、(d’−
1)区間の直前のビットデータ又はその次のビットデー
タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたn
個のビット情報と、(d’−1)区間の直後のビットデ
ータ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれる
倍クロックにより得られたn個のビット情報とをそれぞ
れコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値
に分け、LレベルからHレベルになったときの”1”の
個数に1を加算した数がHレベルからLレベルになった
ときの”1”の個数よりも大きいときは(d’−1)区
間の後側を補正ビット位置として指定し、Hレベルから
Lレベルになったときの”1”の個数がLレベルからH
レベルになったときの”1”の個数に1を加算した数よ
りも大きいときは(d’−1)区間の前側を補正ビット
位置として指定する補正ビット位置指定信号を得ること
によって、同一シンボルの連続長が(d’−1)である
チャネルビットデータを同一シンボルの連続長がd’と
なるようにデータ補正部により補正処理を行って、最小
反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、ビ
ットエラーレートを向上させることができる。
【0569】また、本発明に係るデータ復号装置では、
例えば、上記補正ビット位置検出部において、(d’−
1)区間の直前のビットデータ又はその次のビットデー
タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビ
ット情報と、(d’−1)区間の直後のビットデータ又
はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
ックにより得られたビット情報とをそれぞれコンパレー
トレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて比較
し、両方のビット情報が同一であったときには、記憶さ
れた前の補正ビット位置指定信号に基づいて、補正ビッ
ト位置を指定する補正ビット位置指定信号を得ることに
よって、同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチ
ャネルビットデータを同一シンボルの連続長がd’とな
るようにデータ補正部により補正処理を行って、最小反
転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、ビッ
トエラーレートを向上させることができる。
【0570】さらに、本発明に係るデータ復号装置で
は、例えば、上記データ補正部において、上記補正ビッ
ト位置検出部による補正ビット位置指定信号で指定され
たビット位置のデータの論理レベルを反転させることに
よって、同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチ
ャネルビットデータを同一シンボルの連続長がd’とな
るように補正処理を行って、最小反転間隔Tmin付近
のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向
上させることができる。
【0571】本発明に係るデータ復号装置では、チャン
ネルクロックをn倍(nは2以上の整数)したn倍クロ
ックをクロック発生部を生成して、このn倍クロックを
用いて、逆NRZI変調した後の、”0”の連続長が
(d−1)であるチャネルビットデータを(d−1)検
出部により検出し、上記”0”の連続長が(d−1)で
あるチャネルビットデータの補正位置を指定する補正ビ
ット位置指定信号をn倍クロックにより得られたビット
情報に基づいて補正ビット位置検出部により得て、”
0”の連続長が(d−1)であるチャネルビットデータ
を”0”の連続長がdとなるように上記補正ビット位置
指定信号に基づいて補正処理をデータ補正部により行う
ことによって、符号系列内の連続する”1”の間に入
る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZI
変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+1
(dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒体
からの再生データのデータ復号装置において、”0”の
連続長が(d−1)であるチャネルビットデータを”
0”の連続長がdとなるように補正処理を行って、最小
反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、ビ
ットエラーレートを向上させることができる。
【0572】また、本発明に係るデータ復号装置では、
記録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つ
のコンパレートレベルで符号系列内の連続する”1”の
間に入る”0”の最小連続長がdであるチャネルビット
データを復号して、”0”の連続長が(d−1)である
チャネルビットデータを”0”の連続長がdとなるよう
に補正処理を行って、最小反転間隔Tmin付近のデー
タ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させ
ることができる。
【0573】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、あるチャンネルク
ロックにおけるビットデータとその次のチャンネルクロ
ックにおけるビットデータ及びその間に挟まれるn倍ク
ロックにより得られたビット情報からコンパレートレベ
ルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて得られるそ
れぞれ(n+1)個の区間情報を持って、”0”の連続
長が(d−1)であるチャネルビットデータの補正位置
を指定して、”0”の連続長が(d−1)であるチャネ
ルビットデータを”0”の連続長がdとなるようにデー
タ補正部により補正処理を行うことによって、最小反転
間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、ビット
エラーレートを向上させることができる。
【0574】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、あるチャンネルク
ロックにおけるビットデータとその次のチャンネルクロ
ックにおけるビットデータ及びその間に挟まれるn倍ク
ロックにより得られたビット情報からそれぞれ(n+
1)個の区間情報を記憶して、”0”の連続長が(d−
1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定する
ことにより、”0”の連続長が(d−1)であるチャネ
ルビットデータを”0”の連続長がdとなるようにデー
タ補正部により補正処理を行うことができ、最小反転間
隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエ
ラーレートを向上させることができる。
【0575】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、(d−1)区間の
直前のビットデータとその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報と、
(d−1)区間の直後のビットデータとその次のビット
データ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られ
たビット情報とを比較することにより選択した補正ビッ
ト位置を指定する補正ビット位置指定信号を得ることに
より、”0”の連続長が(d−1)であるチャネルビッ
トデータを”0”の連続長がdとなるように上記データ
補正部により補正処理を行って、最小反転間隔Tmin
付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレート
を向上させることができる。
【0576】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、(d−1)区間の
直前のビットデータとその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報と、
(d−1)区間の直後のビットデータとその次のビット
データ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られ
たビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にH
レベルとLレベルの2値に分け、Hレベル又はLレベル
の数の大小によって選択した補正ビット位置を指定する
補正ビット位置指定信号を得ることにより、”0”の連
続長が(d−1)であるチャネルビットデータを”0”
の連続長がdとなるように上記データ補正部により補正
処理を行って、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号
誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させること
ができる。
【0577】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、(d−1)区間の
直前のビットデータとその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報と、
(d−1)区間の直後のビットデータとその次のビット
データ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られ
たビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にH
レベルとLレベルの2値に分け、(d−1)区間がHレ
ベルのときには、Hレベルの数の大きい側を補正ビット
位置として指定し、(d−1)区間がLレベルのときに
は、Lレベルの数の大きい側を補正ビット位置として指
定する補正ビット位置指定信号を得ることにより、”
0”の連続長が(d−1)であるチャネルビットデータ
を”0”の連続長がdとなるように上記データ補正部に
より補正処理を行って、最小反転間隔Tmin付近のデ
ータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上さ
せることができる。
【0578】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、(d−1)区間の
直前のビットデータとその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報と、
(d−1)区間の直後のビットデータとその次のビット
データ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られ
たビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にH
レベルとLレベルの2値に分けて比較し、両方のビット
情報が同一であったときには、記憶された前の補正ビッ
ト位置指定信号に基づいて、補正ビット位置を指定する
補正ビット位置指定信号を得ることにより、”0”の連
続長が(d−1)であるチャネルビットデータを”0”
の連続長がdとなるように上記データ補正部により補正
処理を行って、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号
誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させること
ができる。
【0579】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、あるチャンネルク
ロックのビットデータとその次のチャンネルクロックの
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたビット情報からコンパレートレベルを境にHレ
ベルとLレベルの2値に分けて得られるそれぞれ(n−
1)個の区間情報を持って、補正ビット位置を指定する
ことにより、”0”の連続長が(d−1)であるチャネ
ルビットデータを”0”の連続長がdとなるように上記
データ補正部により補正処理を行って、最小反転間隔T
min付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラー
レートを向上させることができる。
【0580】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、あるチャンネルク
ロックのビットデータとその次のチャンネルクロックの
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたビット情報からそれぞれ(n−1)個の区間情
報を記憶して、補正ビット位置を指定することによ
り、”0”の連続長が(d−1)であるチャネルビット
データを”0”の連続長がdとなるように上記データ補
正部により補正処理を行って、最小反転間隔Tmin付
近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを
向上させることができる。
【0581】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、(d−1)区間の
直前のビットデータとその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報と、
(d−1)区間の直後のビットデータとその次のビット
データ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られ
たビット情報とを比較することにより選択した補正ビッ
ト位置を指定する補正ビット位置指定信号を得ることに
より、”0”の連続長が(d−1)であるチャネルビッ
トデータを”0”の連続長がdとなるように上記データ
補正部により補正処理を行って、最小反転間隔Tmin
付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレート
を向上させることができる。
【0582】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、(d−1)区間の
直前のビットデータとその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報と、
(d−1)区間の直後のビットデータとその次のビット
データ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られ
たビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にH
レベルとLレベルの2値に分け、Hレベル又はLレベル
の数の大小によって選択した補正ビット位置を指定する
補正ビット位置指定信号を得ることにより、”0”の連
続長が(d−1)であるチャネルビットデータを”0”
の連続長がdとなるように上記データ補正部により補正
処理を行って、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号
誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させること
ができる。
【0583】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、(d−1)区間の
直前のビットデータとその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報と、
(d−1)区間の直後のビットデータとその次のビット
データ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られ
たビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にH
レベルとLレベルの2値に分け、(d−1)区間がHレ
ベルのときには、Hレベルの数の大きい側を補正ビット
位置として指定し、(d−1)区間がLレベルのときに
は、Lレベルの数の大きい側を補正ビット位置として指
定する補正ビット位置指定信号を得ることにより、”
0”の連続長が(d−1)であるチャネルビットデータ
を”0”の連続長がdとなるように上記データ補正部に
より補正処理を行って、最小反転間隔Tmin付近のデ
ータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上さ
せることができる。
【0584】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、(d−1)区間の
直前のビットデータとその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報と、
(d−1)区間の直後のビットデータとその次のビット
データ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られ
たビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にH
レベルとLレベルの2値に分けて比較し、両方のビット
情報が同一であったときには、記憶された前の補正ビッ
ト位置指定信号に基づいて、補正ビット位置を指定する
補正ビット位置指定信号を得ることにより、”0”の連
続長が(d−1)であるチャネルビットデータを”0”
の連続長がdとなるように上記データ補正部により補正
処理を行って、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号
誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させること
ができる。
【0585】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、n倍クロックによ
り得られたビット情報におけるあるチャンネルクロック
のビットデータを含む連続したn個のビット情報からコ
ンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分
けて得られる区間情報を持って、補正ビット位置を指定
することにより、”0”の連続長が(d−1)であるチ
ャネルビットデータを”0”の連続長がdとなるように
上記データ補正部により補正処理して、最小反転間隔T
min付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラー
レートを向上させることができる。
【0586】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、n倍クロックによ
り得られたビット情報におけるあるチャンネルクロック
のビットデータを含む連続したn個のビット情報から区
間情報を記憶して、補正ビット位置を指定することによ
り、”0”の連続長が(d−1)であるチャネルビット
データを”0”の連続長がdとなるように上記データ補
正部により補正処理して、最小反転間隔Tmin付近の
データ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上
させることができる。
【0587】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、(d−1)区間の
直前のビットデータ又はその次のビットデータ及びその
間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット
情報と、(d−1)区間の直後のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたn個のビット情報とを比較することにより
選択した補正ビット位置を指定する補正ビット位置指定
信号を得ることにより、”0”の連続長が(d−1)で
あるチャネルビットデータを”0”の連続長がdとなる
ように上記データ補正部により補正処理して、最小反転
間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減少させ、ビット
エラーレートを向上させることができる。
【0588】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、(d−1)区間の
直前のビットデータ又はその次のビットデータ及びその
間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット
情報と、(d−1)区間の直後のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたn個のビット情報とをそれぞれコンパレー
トレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、Hレ
ベル又はLレベルの数の大小によって選択した補正ビッ
ト位置を指定する補正ビット位置指定信号を得ることに
より、”0”の連続長が(d−1)であるチャネルビッ
トデータを”0”の連続長がdとなるように上記データ
補正部により補正処理して、最小反転間隔Tmin付近
のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向
上させることができる。
【0589】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、(d−1)区間の
直前のビットデータ又はその次のビットデータ及びその
間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット
情報と、(d−1)区間の直後のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたn個のビット情報とをそれぞれコンパレー
トレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、Lレ
ベルの数又はHレベルの数のどちらかを用いて補正ビッ
ト位置として指定する補正ビット位置指定信号を得るこ
とにより、”0”の連続長が(d−1)であるチャネル
ビットデータを”0”の連続長がdとなるように上記デ
ータ補正部により補正処理して、最小反転間隔Tmin
付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレート
を向上させることができる。
【0590】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、(d−1)区間の
直前のビットデータ又はその次のビットデータ及びその
間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット
情報と、(d−1)区間の直後のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたn個のビット情報とをそれぞれコンパレー
トレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、Lレ
ベルからHレベルになったときの”0”の個数に1を加
算した数がHレベルからLレベルになったときの”0”
の個数よりも大きいときは(d−1)区間の後側を補正
ビット位置として指定し、HレベルからLレベルになっ
たときの”0”の個数がLレベルからHレベルになった
ときの”0”の個数に1を加算した数よりも大きいとき
は(d−1)区間の前側を補正ビット位置として指定す
る補正ビット位置指定信号を得ることにより、”0”の
連続長が(d−1)であるチャネルビットデータを”
0”の連続長がdとなるように上記データ補正部により
補正処理して、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号
誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させること
ができる。
【0591】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、(d−1)区間の
直前のビットデータ又はその次のビットデータ及びその
間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット
情報と、(d−1)区間の直後のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたn個のビット情報とをそれぞれコンパレー
トレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、Lレ
ベルからHレベルになったときの”1”の個数に1を加
算した数がHレベルからLレベルになったときの”1”
の個数よりも大きいときは(d−1)区間の後側を補正
ビット位置として指定し、HレベルからLレベルになっ
たときの”1”の個数がLレベルからHレベルになった
ときの”1”の個数に1を加算した数よりも大きいとき
は(d−1)区間の前側を補正ビット位置として指定す
る補正ビット位置指定信号を得ることにより、”0”の
連続長が(d−1)であるチャネルビットデータを”
0”の連続長がdとなるように上記データ補正部により
補正処理して、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号
誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させること
ができる。
【0592】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、(d−1)区間の
直前のビットデータ又はその次のビットデータ及びその
間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報
と、(d−1)区間の直後のビットデータ又はその次の
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを
境にHレベルとLレベルの2値に分けて比較し、両方の
ビット情報が同一であったときには、記憶された前の補
正ビット位置指定信号に基づいて、補正ビット位置を指
定する補正ビット位置指定信号を得ることにより、”
0”の連続長が(d−1)であるチャネルビットデータ
を”0”の連続長がdとなるように上記データ補正部に
より補正処理して、最小反転間隔Tmin付近のデータ
復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させる
ことができる。
【0593】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記データ補正部において、上記補正ビット位置検出部
による補正ビット位置指定信号に基づいて、指定された
ビット位置のデータの論理レベルを反転させ、さらに、
指定されたビット位置の(d−1)区間の外側のビット
位置のデータの論理レベルを反転させることにより、”
0”の連続長が(d−1)であるチャネルビットデータ
を”0”の連続長がdとなるように上記データ補正部に
より補正処理して、最小反転間隔Tmin付近のデータ
復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させる
ことができる。
【0594】さらに、本発明に係るデータ復号装置で
は、上記データ補正部において、上記補正ビット位置検
出部による補正ビット位置指定信号に基づいて、指定さ
れたビット位置の”1”のデータを(d−1)区間の外
側のデータにシフトさせることにより、”0”の連続長
が(d−1)であるチャネルビットデータを”0”の連
続長がdとなるように上記データ補正部により補正処理
して、最小反転間隔Tmin付近のデータ復号誤りを減
少させ、ビットエラーレートを向上させることができ
る。
【0595】本発明に係るデータ復号装置では、チャン
ネルクロックをn倍(nは2以上の整数)したn倍クロ
ックをクロック発生部により生成して、同一シンボルの
連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータを
(k’+1)検出部により検出し、同一シンボルの連続
長が(k’+1)であるチャネルビットデータの補正位
置を指定する補正ビット位置指定信号をn倍クロックに
より得られたビット情報に基づいて補正ビット位置検出
部により得て、同一シンボルの連続長が(k’+1)で
あるチャネルビットデータを同一シンボルの連続長が
k’となるように上記補正ビット位置指定信号に基づい
てデータ補正部により補正処理することによって、符号
系列内の連続する”1”の間に入る”0”の最大連続長
がkである記録符号からNRZI変調した後の、同一シ
ンボルの最大連続長がk’=k+1(k≧1,k≧d)
である記録符号が記録された記録媒体からの再生データ
のデータ復号装置において、同一シンボルの連続長が
(k’+1)であるチャネルビットデータを同一シンボ
ルの連続長がk’となるように補正処理して、最大反転
間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビット
エラーレートを向上させることができる。
【0596】また、本発明に係るデータ復号装置では、
記録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つ
のコンパレートレベルでチャネルビットデータに復号
し、同一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネ
ルビットデータを同一シンボルの連続長がk’となるよ
うにデータ補正部により補正することにより、最大反転
間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビット
エラーレートを向上させることができる。
【0597】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、あるチャンネルク
ロックにおけるビットデータとその次のチャンネルクロ
ックにおけるビットデータ及びその間に挟まれるn倍さ
れたクロックにより得られたビット情報からコンパレー
トレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて得ら
れるそれぞれ(n+1)個の区間情報を持って、同一シ
ンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデ
ータの補正位置を指定することにより、同一シンボルの
連続長が(k’+1)であるチャネルビットデータを同
一シンボルの連続長がk’となるようにデータ補正部に
より補正して、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号
誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させること
ができる。
【0598】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、あるチャンネルク
ロックにおけるビットデータと、その次のチャンネルク
ロックにおけるビットデータ及びその間に挟まれるn倍
クロックにより得られたビット情報からそれぞれ(n+
1)個の区間情報を記憶して、同一シンボルの連続長が
(k’+1)であるチャネルビットデータの補正位置を
指定することにより、同一シンボルの連続長が(k’+
1)であるチャネルビットデータを同一シンボルの連続
長がk’となるようにデータ補正部により補正して、最
大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、
ビットエラーレートを向上させることができる。
【0599】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、(k’+1)区間
の直前のビットデータとその次のビットデータ及びその
間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報
と、(k’+1)区間の直後のビットデータとその次の
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたビット情報とを比較することにより選択した補
正ビット位置を指定する補正ビット位置指定信号を得る
ことにより、同一シンボルの連続長が(k’+1)であ
るチャネルビットデータを同一シンボルの連続長がk’
となるようにデータ補正部により補正して、最大反転間
隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエ
ラーレートを向上させることができる。
【0600】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、(k’+1)区間
の直前のビットデータとその次のビットデータ及びその
間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報
と、(k’+1)区間の直後のビットデータとその次の
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを
境にHレベルとLレベルの2値に分け、Hレベル又はL
レベルの数の大小によって選択した補正ビット位置を指
定する補正ビット位置指定信号を得ることにより、同一
シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビット
データを同一シンボルの連続長がk’となるようにデー
タ補正部により補正して、最大反転間隔Tmax付近の
データ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上
させることができる。
【0601】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、(k’+1)区間
の直前のビットデータとその次のビットデータ及びその
間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報
と、(k’+1)区間の直後のビットデータとその次の
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを
境にHレベルとLレベルの2値に分け、(k’+1)区
間がHレベルのときには、Hレベルの数の大きい側を補
正ビット位置として指定し、(k’+1)区間がLレベ
ルのときには、Lレベルの数の大きい側を補正ビット位
置として指定する補正ビット位置指定信号を得ることに
より、同一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャ
ネルビットデータを同一シンボルの連続長がk’となる
ようにデータ補正部により補正して、最大反転間隔Tm
ax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレ
ートを向上させることができる。
【0602】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、(k’+1)区間
の直前のビットデータとその次のビットデータ及びその
間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報
と、(k’+1)区間の直後のビットデータとその次の
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを
境にHレベルとLレベルの2値に分けて比較し、両方の
ビット情報が同一であったときには、記憶された前の補
正ビット位置指定信号に基づいて、補正ビット位置を指
定する補正ビット位置指定信号を得ることにより、同一
シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビット
データを同一シンボルの連続長がk’となるようにデー
タ補正部により補正して、最大反転間隔Tmax付近の
データ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上
させることができる。
【0603】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、あるチャンネルク
ロックのビットデータとその次のチャンネルクロックの
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたビット情報からコンパレートレベルを境にHレ
ベルとLレベルの2値に分けて得られるそれぞれ(n−
1)個の区間情報を持って、補正ビット位置を指定する
ことにより、同一シンボルの連続長が(k’+1)であ
るチャネルビットデータを同一シンボルの連続長がk’
となるようにデータ補正部により補正して、最大反転間
隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエ
ラーレートを向上させることができる。
【0604】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、あるチャンネルク
ロックのビットデータとその次のチャンネルクロックの
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたビット情報からそれぞれ(n−1)個の区間情
報を記憶して、補正ビット位置を指定することにより、
同一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビ
ットデータを同一シンボルの連続長がk’となるように
データ補正部により補正して、最大反転間隔Tmax付
近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを
向上させることができる。
【0605】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、(k’+1)区間
の直前のビットデータとその次のビットデータ及びその
間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報
と、(k’+1)区間の直後のビットデータとその次の
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたビット情報とを比較することにより選択した補
正ビット位置を指定する補正ビット位置指定信号を得る
ことにより、同一シンボルの連続長が(k’+1)であ
るチャネルビットデータを同一シンボルの連続長がk’
となるようにデータ補正部により補正して、最大反転間
隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエ
ラーレートを向上させることができる。
【0606】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、(k’+1)区間
の直前のビットデータとその次のビットデータ及びその
間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報
と、(k’+1)区間の直後のビットデータとその次の
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを
境にHレベルとLレベルの2値に分け、Hレベル又はL
レベルの数の大小によって選択した補正ビット位置を指
定する補正ビット位置指定信号を得ることにより、同一
シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビット
データを同一シンボルの連続長がk’となるようにデー
タ補正部により補正して、最大反転間隔Tmax付近の
データ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上
させることができる。
【0607】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、(k’+1)区間
の直前のビットデータとその次のビットデータ及びその
間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報
と、(k’+1)区間の直後のビットデータとその次の
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを
境にHレベルとLレベルの2値に分け、(k’+1)区
間がHレベルのときには、Hレベルの数の小さい側を補
正ビット位置として指定し、(k’+1)区間がLレベ
ルのときには、Lレベルの数の小さい側を補正ビット位
置として指定する補正ビット位置指定信号を得ることに
より、同一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャ
ネルビットデータを同一シンボルの連続長がk’となる
ようにデータ補正部により補正して、最大反転間隔Tm
ax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレ
ートを向上させることができる。
【0608】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、(k’+1)区間
の直前のビットデータとその次のビットデータ及びその
間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報
と、(k’+1)区間の直後のビットデータとその次の
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを
境にHレベルとLレベルの2値に分けて比較し、両方の
ビット情報が同一であったときには、記憶された前の補
正ビット位置指定信号に基づいて、補正ビット位置を指
定する補正ビット位置指定信号を得ることにより、同一
シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビット
データを同一シンボルの連続長がk’となるようにデー
タ補正部により補正して、最大反転間隔Tmax付近の
データ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上
させることができる。
【0609】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、n倍クロックによ
り得られたビット情報におけるあるチャンネルクロック
のビットデータを含む連続したn個のビット情報からコ
ンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分
けて得られる区間情報を持って、補正ビット位置を指定
することにより、同一シンボルの連続長が(k’+1)
であるチャネルビットデータを同一シンボルの連続長が
k’となるようにデータ補正部により補正して、最大反
転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビッ
トエラーレートを向上させることができる。
【0610】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、n倍クロックによ
り得られたビット情報におけるあるチャンネルクロック
のビットデータを含む連続したn個のビット情報から区
間情報を記憶して、補正ビット位置を指定することによ
り、同一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネ
ルビットデータを同一シンボルの連続長がk’となるよ
うにデータ補正部により補正して、最大反転間隔Tma
x付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレー
トを向上させることができる。
【0611】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、(k’+1)区間
の直前のビットデータ又はその次のビットデータ及びそ
の間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビッ
ト情報と、(k’+1)区間の直後のビットデータ又は
その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
により得られたn個のビット情報とを比較することに
より選択した補正ビット位置を指定する補正ビット位置
指定信号を得ることにより、同一シンボルの連続長が
(k’+1)であるチャネルビットデータを同一シンボ
ルの連続長がk’となるようにデータ補正部により補正
して、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減
少させ、ビットエラーレートを向上させることができ
る。
【0612】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、(k’+1)区間
の直前のビットデータ又はその次のビットデータ及びそ
の間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビッ
ト情報と、(k’+1)区間の直後のビットデータ又は
その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
により得られたn個のビット情報とをそれぞれコンパ
レートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、
Hレベル又はLレベルの数の大小によって選択した補正
ビット位置を指定する補正ビット位置指定信号を得るこ
とにより、同一シンボルの連続長が(k’+1)である
チャネルビットデータを同一シンボルの連続長がk’と
なるようにデータ補正部により補正して、最大反転間隔
Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラ
ーレートを向上させることができる。
【0613】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、(k’+1)区間
の直前のビットデータ又はその次のビットデータ及びそ
の間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビッ
ト情報と、(k’+1)区間の直後のビットデータ又は
その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
により得られたn個のビット情報とをそれぞれコンパ
レートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、
Lレベルの数又はHレベルの数のどちらかを用いて補正
ビット位置として指定する補正ビット位置指定信号を得
ることにより、同一シンボルの連続長が(k’+1)で
あるチャネルビットデータを同一シンボルの連続長が
k’となるようにデータ補正部により補正して、最大反
転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビッ
トエラーレートを向上させることができる。
【0614】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、(k’+1)区間
の直前のビットデータ又はその次のビットデータ及びそ
の間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビッ
ト情報と、(k’+1)区間の直後のビットデータ又は
その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
により得られたn個のビット情報とをそれぞれコンパ
レートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、
LレベルからHレベルになったときの”0”の個数に1
を加算した数がHレベルからLレベルになったときの”
0”の個数よりも大きいときは(k’+1)区間の前側
を補正ビット位置として指定し、HレベルからLレベル
になったときの”0”の個数がLレベルからHレベルに
なったときの”0”の個数に1を加算した数よりも大き
いときは(k’+1)区間の後側を補正ビット位置とし
て指定する補正ビット位置指定信号を得ることにより、
同一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビ
ットデータを同一シンボルの連続長がk’となるように
データ補正部により補正して、最大反転間隔Tmax付
近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを
向上させることができる。
【0615】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、(k’+1)区間
の直前のビットデータ又はその次のビットデータ及びそ
の間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビッ
ト情報と、(k’+1)区間の直後のビットデータ又は
その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
により得られたn個のビット情報とをそれぞれコンパ
レートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、
LレベルからHレベルになったときの”1”の個数がH
レベルからLレベルになったときの”1”の個数に1を
加算した数よりも大きいときは(k’+1)区間の後側
を補正ビット位置として指定し、HレベルからLレベル
になったときの”1”の個数に1を加算した数がLレベ
ルからHレベルになったときの”1”の個数よりも大き
いときは(k’+1)区間の前側を補正ビット位置とし
て指定する補正ビット位置指定信号を得ることにより、
同一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビ
ットデータを同一シンボルの連続長がk’となるように
データ補正部により補正して、最大反転間隔Tmax付
近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを
向上させることができる。
【0616】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、(k’+1)区間
の直前のビットデータ又はその次のビットデータ及びそ
の間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報
と、(k’+1)区間の直後のビットデータ又はその次
のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックによ
り得られたビット情報とをそれぞれコンパレートレベル
を境にHレベルとLレベルの2値に分けて比較し、両方
のビット情報が同一であったときには、記憶された前の
補正ビット位置指定信号に基づいて、補正ビット位置を
指定する補正ビット位置指定信号を得ることにより、同
一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビッ
トデータを同一シンボルの連続長がk’となるようにデ
ータ補正部により補正して、最大反転間隔Tmax付近
のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向
上させることができる。
【0617】さらに、本発明に係るデータ復号装置で
は、上記データ補正部において、上記補正ビット位置検
出部による補正ビット位置指定信号で指定されたビット
位置のデータの論理レベルを反転させることにより補正
処理を行うことにより、同一シンボルの連続長が(k’
+1)であるチャネルビットデータを同一シンボルの連
続長がk’となるようにデータ補正部により補正して、
最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少さ
せ、ビットエラーレートを向上させることができる。
【0618】本発明に係るデータ復号装置では、チャン
ネルクロックをn倍(nは2以上の整数)したn倍クロ
ックをクロック発生部により生成し、このn倍クロック
を用いて、逆NRZI変調した後の”0”の連続長が
(k+1)であるチャネルビットデータを(k+1)検
出部により検出し、”0”の連続長が(k+1)である
チャネルビットデータの補正位置を指定する補正ビット
位置指定信号をn倍クロックにより得られたビット情報
に基づいて補正ビット位置検出部により得て、”0”の
連続長が(k+1)であるチャネルビットデータを”
0”の連続長がkとなるように上記補正ビット位置指定
信号に基づいてデータ補正部により補正処理を行うこと
によって、符号系列内の連続する”1”の間に入る”
0”の最大連続長がkである記録符号からNRZI変調
した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k+1
(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記録媒
体からの再生データのデータ復号装置において、同一シ
ンボルの連続長が(k+1)であるチャネルビットデー
タを同一シンボルの連続長がkとなるように補正して、
最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少さ
せ、ビットエラーレートを向上させることができる。
【0619】また、本発明に係るデータ復号装置では、
記録媒体から読み出した再生RF信号を少なくとも1つ
のコンパレートレベルで符号系列内の連続する”1”の
間に入る”0”の最大連続長がkであるチャネルビット
データに復号して、同一シンボルの連続長が(k+1)
であるチャネルビットデータを同一シンボルの連続長が
k’となるように補正して、最大反転間隔Tmax付近
のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向
上させることができる。
【0620】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、あるチャンネルク
ロックにおけるビットデータとその次のチャンネルクロ
ックにおけるビットデータ及びその間に挟まれるn倍さ
れたクロックにより得られたビット情報からコンパレー
トレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて得ら
れるそれぞれ(n+1)個の区間情報を持って、”0”
の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータの補
正位置を指定することにより、同一シンボルの連続長が
(k+1)であるチャネルビットデータを同一シンボル
の連続長がkとなるようにデータ補正部により補正し
て、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少
させ、ビットエラーレートを向上させることができる。
【0621】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、あるチャンネルク
ロックにおけるビットデータと、その次のチャンネルク
ロックにおけるビットデータ及びその間に挟まれるn倍
クロックにより得られたビット情報からそれぞれ(n+
1)個の区間情報を記憶して、”0”の連続長が(k+
1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定する
ことにより、同一シンボルの連続長が(k+1)である
チャネルビットデータを同一シンボルの連続長がk’と
なるようにデータ補正部により補正して、最大反転間隔
Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラ
ーレートを向上させることができる。
【0622】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、(k+1)区間の
直前のビットデータとその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報と、
(k+1)区間の直後のビットデータとその次のビット
データ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られ
たビット情報とを比較することにより選択した補正ビッ
ト位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力するこ
とにより、同一シンボルの連続長が(k+1)であるチ
ャネルビットデータを同一シンボルの連続長がkとなる
ようにデータ補正部により補正して、最大反転間隔Tm
ax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレ
ートを向上させることができる。
【0623】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、(k+1)区間の
直前のビットデータとその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報と、
(k+1)区間の直後のビットデータとその次のビット
データ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られ
たビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にH
レベルとLレベルの2値に分け、Hレベル又はLレベル
の数の大小によって選択した補正ビット位置を指定する
補正ビット位置指定信号を出力することにより、同一シ
ンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデ
ータを同一シンボルの連続長がk’となるようにデータ
補正部により補正して、最大反転間隔Tmax付近のデ
ータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上さ
せることができる。
【0624】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、(k+1)区間の
直前のビットデータとその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報と、
(k+1)区間の直後のビットデータとその次のビット
データ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られ
たビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にH
レベルとLレベルの2値に分け、(k+1)区間がHレ
ベルのときには、Hレベルの数の大きい側を補正ビット
位置として指定し、(k+1)区間がLレベルのときに
は、Lレベルの数の大きい側を補正ビット位置として指
定する補正ビット位置指定信号を出力することにより、
同一シンボルの連続長が(k+1)であるチャネルビッ
トデータを同一シンボルの連続長がk’となるようにデ
ータ補正部により補正して、最大反転間隔Tmax付近
のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向
上させることができる。
【0625】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、(k+1)区間の
直前のビットデータとその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報と、
(k+1)区間の直後のビットデータとその次のビット
データ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られ
たビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にH
レベルとLレベルの2値に分けて比較し、両方のビット
情報が同一であったときには、記憶された前の補正ビッ
ト位置指定信号に基づいて、補正ビット位置を指定する
補正ビット位置指定信号を出力することにより、同一シ
ンボルの連続長が(k+1)であるチャネルビットデー
タを同一シンボルの連続長がkとなるようにデータ補正
部により補正して、最大反転間隔Tmax付近のデータ
復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させる
ことができる。
【0626】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、あるチャンネルク
ロックのビットデータとその次のチャンネルクロックの
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたビット情報からコンパレートレベルを境にHレ
ベルとLレベルの2値に分けて得られるそれぞれ(n−
1)個の区間情報を持って、補正ビット位置を指定する
ことにより、同一シンボルの連続長が(k+1)である
チャネルビットデータを同一シンボルの連続長がkとな
るようにデータ補正部により補正して、最大反転間隔T
max付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラー
レートを向上させることができる。
【0627】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、あるチャンネルク
ロックのビットデータとその次のチャンネルクロックの
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたビット情報からそれぞれ(n−1)個の区間情
報を記憶して、補正ビット位置を指定することにより、
同一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビ
ットデータを同一シンボルの連続長がk’となるように
データ補正部により補正して、最大反転間隔Tmax付
近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを
向上させることができる。
【0628】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、(k+1)区間の
直前のビットデータとその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報と、
(k+1)区間の直後のビットデータとその次のビット
データ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られ
たビット情報とを比較することにより選択した補正ビッ
ト位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力するこ
とにより、同一シンボルの連続長が(k’+1)である
チャネルビットデータを同一シンボルの連続長がk’と
なるようにデータ補正部により補正して、最大反転間隔
Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラ
ーレートを向上させることができる。
【0629】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、(k+1)区間の
直前のビットデータとその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報と、
(k+1)区間の直後のビットデータとその次のビット
データ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られ
たビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にH
レベルとLレベルの2値に分け、Hレベル又はLレベル
の数の大小によって選択した補正ビット位置を指定する
補正ビット位置指定信号を出力することにより、同一シ
ンボルの連続長が(k+1)であるチャネルビットデー
タを同一シンボルの連続長がkとなるようにデータ補正
部により補正して、最大反転間隔Tmax付近のデータ
復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させる
ことができる。
【0630】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、(k+1)区間の
直前のビットデータとその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報と、
(k+1)区間の直後のビットデータとその次のビット
データ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られ
たビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にH
レベルとLレベルの2値に分け、(k+1)区間がHレ
ベルのときには、Hレベルの数の小さい側を補正ビット
位置として指定し、(k+1)区間がLレベルのときに
は、Lレベルの数の小さい側を補正ビット位置として指
定する補正ビット位置指定信号を出力することにより、
同一シンボルの連続長が(k+1)であるチャネルビッ
トデータを同一シンボルの連続長がkとなるようにデー
タ補正部により補正して、最大反転間隔Tmax付近の
データ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上
させることができる。
【0631】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、(k+1)区間の
直前のビットデータとその次のビットデータ及びその間
に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報と、
(k+1)区間の直後のビットデータとその次のビット
データ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られ
たビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にH
レベルとLレベルの2値に分けて比較し、両方のビット
情報が同一であったときには、記憶された前の補正ビッ
ト位置指定信号に基づいて、補正ビット位置を指定する
補正ビット位置指定信号を出力することにより、同一シ
ンボルの連続長が(k+1)であるチャネルビットデー
タを同一シンボルの連続長がkとなるようにデータ補正
部により補正して、最大反転間隔Tmax付近のデータ
復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させる
ことができる。
【0632】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、n倍クロックによ
り得られたビット情報におけるあるチャンネルクロック
のビットデータを含む連続したn個のビット情報からコ
ンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分
けて得られる区間情報を持って、補正ビット位置を指定
することにより、同一シンボルの連続長が(k’+1)
であるチャネルビットデータを同一シンボルの連続長が
k’となるようにデータ補正部により補正して、最大反
転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビッ
トエラーレートを向上させることができる。
【0633】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、n倍クロックによ
り得られたビット情報におけるあるチャンネルクロック
のビットデータを含む連続したn個のビット情報から区
間情報を記憶して、補正ビット位置を指定することによ
り、同一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネ
ルビットデータを同一シンボルの連続長がk’となるよ
うにデータ補正部により補正して、最大反転間隔Tma
x付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレー
トを向上させることができる。
【0634】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、(k+1)区間の
直前のビットデータ又はその次のビットデータ及びその
間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット
情報と、(k+1)区間の直後のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたn個のビット情報とを比較することにより
選択した補正ビット位置を指定する補正ビット位置指定
信号を出力することにより、同一シンボルの連続長が
(k+1)であるチャネルビットデータを同一シンボル
の連続長がkとなるようにデータ補正部により補正し
て、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少
させ、ビットエラーレートを向上させることができる。
【0635】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、(k+1)区間の
直前のビットデータ又はその次のビットデータ及びその
間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット
情報と、(k+1)区間の直後のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたn個のビット情報とをそれぞれコンパレー
トレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、Hレ
ベル又はLレベルの数の大小によって選択した補正ビッ
ト位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力するこ
とにより、同一シンボルの連続長が(k+1)であるチ
ャネルビットデータを同一シンボルの連続長がkとなる
ようにデータ補正部により補正して、最大反転間隔Tm
ax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラーレ
ートを向上させることができる。
【0636】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、(k+1)区間の
直前のビットデータ又はその次のビットデータ及びその
間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット
情報と、(k+1)区間の直後のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたn個のビット情報とをそれぞれコンパレー
トレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、Lレ
ベルの数又はHレベルの数のどちらかを用いて補正ビッ
ト位置として指定する補正ビット位置指定信号を出力す
ることにより、同一シンボルの連続長が(k+1)であ
るチャネルビットデータを同一シンボルの連続長がkと
なるようにデータ補正部により補正して、最大反転間隔
Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビットエラ
ーレートを向上させることができる。
【0637】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、(k+1)区間の
直前のビットデータ又はその次のビットデータ及びその
間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット
情報と、(k+1)区間の直後のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたn個のビット情報とをそれぞれコンパレー
トレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、Lレ
ベルからHレベルになったときの”0”の個数に1を加
算した数がHレベルからLレベルになったときの”0”
の個数よりも大きいときは(k+1)区間の前側を補正
ビット位置として指定し、HレベルからLレベルになっ
たときの”0”の個数がLレベルからHレベルになった
ときの”0”の個数に1を加算した数よりも大きいとき
は(k+1)区間の後側を補正ビット位置として指定す
る補正ビット位置指定信号を出力することにより、同一
シンボルの連続長が(k+1)であるチャネルビットデ
ータを同一シンボルの連続長がkとなるようにデータ補
正部により補正して、最大反転間隔Tmax付近のデー
タ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させ
ることができる。
【0638】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、(k+1)区間の
直前のビットデータ又はその次のビットデータ及びその
間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビット
情報と、(k+1)区間の直後のビットデータ又はその
次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
より得られたn個のビット情報とをそれぞれコンパレー
トレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、Lレ
ベルからHレベルになったときの”1”の個数がHレベ
ルからLレベルになったときの”1”の個数に1を加算
した数よりも大きいときは(k+1)区間の後側を補正
ビット位置として指定し、HレベルからLレベルになっ
たときの”1”の個数に1を加算した数がLレベルから
Hレベルになったときの”1”の個数よりも大きいとき
は(k+1)区間の前側を補正ビット位置として指定す
る補正ビット位置指定信号を出力することにより、同一
シンボルの連続長が(k+1)であるチャネルビットデ
ータを同一シンボルの連続長がkとなるようにデータ補
正部により補正して、最大反転間隔Tmax付近のデー
タ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上させ
ることができる。
【0639】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記補正ビット位置検出部において、(k+1)区間の
直前のビットデータ又はその次のビットデータ及びその
間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報
と、(k+1)区間の直後のビットデータ又はその次の
ビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより
得られたビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを
境にHレベルとLレベルの2値に分けて比較し、両方の
ビット情報が同一であったときには、記憶された前の補
正ビット位置指定信号に基づいて、補正ビット位置を指
定する補正ビット位置指定信号を出力することにより、
同一シンボルの連続長が(k+1)であるチャネルビッ
トデータを同一シンボルの連続長がkとなるようにデー
タ補正部により補正して、最大反転間隔Tmax付近の
データ復号誤りを減少させ、ビットエラーレートを向上
させることができる。
【0640】また、本発明に係るデータ復号装置では、
上記データ補正部において、上記補正ビット位置検出部
による補正ビット位置指定信号に基づいて、指定された
ビット位置のデータの論理レベルを反転させると共に、
指定されたビット位置の(k+1)区間の内側のビット
位置のデータの論理レベルを反転させることにより、同
一シンボルの連続長が(k+1)であるチャネルビット
データを同一シンボルの連続長がkとなるように補正し
て、最大反転間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少
させ、ビットエラーレートを向上させることができる。
【0641】さらに、本発明に係るデータ復号装置で
は、上記データ補正部において、上記補正ビット位置検
出部による補正ビット位置指定信号に基づいて、指定さ
れたビット位置の”1”のデータを(k+1)区間の内
側のデータにシフトさせることにより、同一シンボルの
連続長が(k+1)であるチャネルビットデータを同一
シンボルの連続長がkとなるように補正して、最大反転
間隔Tmax付近のデータ復号誤りを減少させ、ビット
エラーレートを向上させることができる。
【0642】また、本発明に係るデータ復号装置を用い
ることで、スキューに対するマージン、並びに、デフォ
ーカスに対するマージンを増加させることができる。さ
らに、本発明に係るデータ復号方法及びデータ復号装置
は、線記録密度の向上に伴う最小反転間隔Tmin及び
最大反転間隔Tmaxの読み取りエラーの低減にも有効
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ復号方法の第1の実施形態
を示すフローチャートである。
【図2】上記第1の実施形態における補正処理を示すフ
ローチャートである。
【図3】本発明に係るデータ復号方法の第2の実施形態
を示すフローチャートである。
【図4】上記第2の実施形態における補正処理を示すフ
ローチャートである。
【図5】本発明に係るデータ復号方法の第3の実施形態
を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係るデータ復号方法の第4の実施形態
を示すフローチャートである。
【図7】上記第4の実施形態における補正処理を示すフ
ローチャートである。
【図8】本発明に係るデータ復号方法の第5の実施形態
を示すフローチャートである。
【図9】上記第5の実施形態における補正処理を示すフ
ローチャートである。
【図10】本発明に係るデータ復号装置のブロック構成
図である。
【図11】上記データ復号装置における補正動作を一例
を示すタイムチャートである。
【図12】上記データ復号装置における補正動作を他の
例を示すタイムチャートである。
【図13】上記データ復号装置における補正動作を他の
例を示すタイムチャートである。
【図14】上記データ復号装置における補正動作を他の
例を示すタイムチャートである。
【図15】上記データ復号装置における最小連続長補正
ビット位置検出部の具体的な構成例を示すブロック図で
ある。
【図16】本発明に係るデータ復号装置の他のブロック
構成図である。
【図17】本発明に係るデータ復号装置の他のブロック
構成図である。
【図18】本発明に係るデータ復号装置の他のブロック
構成図である。
【符号の説明】
1 波形等化部、2 ビットクロック生成部、3,1
3,33 コンパレート部、4 (d’−1)検出部、
5 補正ビット位置検出部、6 データ補正部、10,
20,30,40 データ復号装置、14 (d−1)
検出部、24 (k’−1)検出部、34 (k−1)
検出部
フロントページの続き (72)発明者 甲斐 慎一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 新福 吉秀 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 飯田 道彦 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 川嶌 哲司 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 佐藤 政司 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−243593(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/14 H03M 7/14

Claims (188)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】符号系列内の連続する”1”の間に入る”
    0”の最小連続長がdである記録符号からNRZI変調
    した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+1(d
    は正の整数)である記録符号が記録された記録媒体から
    の再生データのデータ復号方法であって、 再生データのチャンネルクロックをn倍(nは2以上の
    整数)したn倍クロックを生成し、 上記n倍クロックを用いて同一シンボルの連続長が
    (d’−1)であるチャネルビットデータを検出し、 検出された同一シンボルの連続長が(d’−1)である
    チャネルビットデータの補正位置を上記n倍クロックに
    より得られたビット情報に基づいて指定して、 同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビ
    ットデータを同一シンボルの連続長がd’となるように
    補正処理を行うことを特徴とするデータ復号方法。
  2. 【請求項2】記録媒体から読み出した再生RF信号を少
    なくとも1つのコンパレートレベルで復号してチャネル
    ビットデータを出力することを特徴とする請求項1記載
    のデータ復号方法。
  3. 【請求項3】あるチャンネルクロックにおけるビットデ
    ータとその次のチャンネルクロックにおけるビットデー
    タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビ
    ット情報からコンパレートレベルを境にHレベルとLレ
    ベルの2値に分けて得られるそれぞれ(n+1)個の区
    間情報を持つことにより、同一シンボルの連続長が
    (d’−1)であるチャネルビットデータの補正位置を
    指定することを特徴とする請求項2記載のデータ復号方
    法。
  4. 【請求項4】あるチャンネルクロックにおけるビットデ
    ータと、その次のチャンネルクロックにおけるビットデ
    ータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られた
    ビット情報からそれぞれ(n+1)個の区間情報を記憶
    して、同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャ
    ネルビットデータの補正位置を指定することを特徴とす
    る請求項2記載のデータ復号方法。
  5. 【請求項5】(d’−1)区間の直前のビットデータと
    その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
    クにより得られたビット情報と、(d’−1)区間の直
    後のビットデータとその次のビットデータ及びその間に
    挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報とを比
    較することにより選択した補正ビット位置を指定するこ
    とを特徴とする請求項3記載のデータ復号方法。
  6. 【請求項6】(d’−1)区間の直前のビットデータと
    その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
    クにより得られたビット情報と、(d’−1)区間の直
    後のビットデータとその次のビットデータ及びその間に
    挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報とをそ
    れぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの
    2値に分け、Hレベル又はLレベルの数の大小によって
    選択した補正ビット位置を指定することを特徴とする請
    求項3記載のデータ復号方法。
  7. 【請求項7】(d’−1)区間の直前のビットデータと
    その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
    クにより得られたビット情報と、(d’−1)区間の直
    後のビットデータとその次のビットデータ及びその間に
    挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報とをそ
    れぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの
    2値に分け、(d’−1)区間がHレベルのときには、
    Hレベルの数の大きい側を補正ビット位置として指定
    し、(d’−1)区間がLレベルのときには、Lレベル
    の数の大きい側を補正ビット位置として指定することを
    特徴とする請求項3記載のデータ復号方法。
  8. 【請求項8】(d’−1)区間の直前のビットデータと
    その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
    クにより得られたビット情報と、(d’−1)区間の直
    後のビットデータとその次のビットデータ及びその間に
    挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報とをそ
    れぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの
    2値に分けて比較し、両方のビット情報が同一であった
    ときには、記憶された前の補正ビット位置に基づいて、
    補正ビット位置を指定することを特徴とする請求項3記
    載のデータ復号方法。
  9. 【請求項9】あるチャンネルクロックのビットデータと
    その次のチャンネルクロックのビットデータ及びその間
    に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報から
    コンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に
    分けて得られるそれぞれ(n−1)個の区間情報を持つ
    ことにより、同一シンボルの連続長が(d’−1)であ
    るチャネルビットデータの補正位置を指定することを特
    徴とする請求項2記載のデータ復号方法。
  10. 【請求項10】あるチャンネルクロックのビットデータ
    とその次のチャンネルクロックのビットデータ及びその
    間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報か
    らそれぞれ(n−1)個の区間情報を記憶して、同一シ
    ンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビットデ
    ータの補正位置を指定することを特徴とする請求項2記
    載のデータ復号方法。
  11. 【請求項11】(d’−1)区間の直前のビットデータ
    とその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
    ックにより得られたビット情報と、(d’−1)区間の
    直後のビットデータとその次のビットデータ及びその間
    に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報とを
    比較することにより選択した補正ビット位置を指定する
    ことを特徴とする請求項9記載のデータ復号方法。
  12. 【請求項12】(d’−1)区間の直前のビットデータ
    とその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
    ックにより得られたビット情報と、(d’−1)区間の
    直後のビットデータとその次のビットデータ及びその間
    に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報とを
    それぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベル
    の2値に分け、Hレベル又はLレベルの数の大小によっ
    て選択した補正ビット位置を指定することを特徴とする
    請求項9記載のデータ復号方法。
  13. 【請求項13】(d’−1)区間の直前のビットデータ
    とその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
    ックにより得られたビット情報と、(d’−1)区間の
    直後のビットデータとその次のビットデータ及びその間
    に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報とを
    それぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベル
    の2値に分け、(d’−1)区間がHレベルのときに
    は、Hレベルの数の大きい側を補正ビット位置として指
    定し、(d’−1)区間がLレベルのときには、Lレベ
    ルの数の大きい側を補正ビット位置として指定すること
    を特徴とする請求項9記載のデータ復号方法。
  14. 【請求項14】(d’−1)区間の直前のビットデータ
    とその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
    ックにより得られたビット情報と、(d’−1)区間の
    直後のビットデータとその次のビットデータ及びその間
    に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報とを
    それぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベル
    の2値に分けて比較し、両方のビット情報が同一であっ
    たときには、記憶された前の補正ビット位置に基づい
    て、補正ビット位置を指定することを特徴とする請求項
    9記載のデータ復号方法。
  15. 【請求項15】n倍クロックにより得られたビット情報
    におけるあるチャンネルクロックのビットデータを含む
    n個のビット情報からコンパレートレベルを境にHレベ
    ルとLレベルの2値に分けて得られる区間情報を持つこ
    とにより、同一シンボルの連続長が(d’−1)である
    チャネルビットデータの補正位置を指定することを特徴
    とする請求項2記載のデータ復号方法。
  16. 【請求項16】n倍クロックにより得られたビット情報
    におけるあるチャンネルクロックのビットデータを含む
    n個のビット情報から区間情報を記憶して、同一シンボ
    ルの連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータ
    の補正位置を指定することを特徴とする請求項2記載の
    データ復号方法。
  17. 【請求項17】(d’−1)区間の直前のビットデータ
    又はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍ク
    ロックにより得られたn個のビット情報と、(d’−
    1)区間の直後のビットデータ又はその次のビットデー
    タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたn
    個のビット情報とを比較することにより選択した補正ビ
    ット位置を指定することを特徴とする請求項15記載の
    データ復号方法。
  18. 【請求項18】(d’−1)区間の直前のビットデータ
    又はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍ク
    ロックにより得られたn個のビット情報と、(d’−
    1)区間の直後のビットデータ又はその次のビットデー
    タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたn
    個のビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境に
    HレベルとLレベルの2値に分け、Hレベル又はLレベ
    ルの数の大小によって選択した補正ビット位置を指定す
    ることを特徴とする請求項15記載のデータ復号方法。
  19. 【請求項19】(d’−1)区間の直前のビットデータ
    又はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍ク
    ロックにより得られたn個のビット情報と、(d’−
    1)区間の直後のビットデータ又はその次のビットデー
    タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたn
    個のビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境に
    HレベルとLレベルの2値に分け、Lレベルの数又はH
    レベルの数のどちらかを用いて補正ビット位置として指
    定することを特徴とする請求項15記載のデータ復号方
    法。
  20. 【請求項20】(d’−1)区間の直前のビットデータ
    又はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍ク
    ロックにより得られたn個のビット情報と、(d’−
    1)区間の直後のビットデータ又はその次のビットデー
    タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたn
    個のビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境に
    HレベルとLレベルの2値に分け、LレベルからHレベ
    ルになったときの”0”の個数に1を加算した数がHレ
    ベルからLレベルになったときの”0”の個数よりも大
    きいときは(d’−1)区間の後側を補正ビット位置と
    して指定し、HレベルからLレベルになったときの”
    0”の個数がLレベルからHレベルになったときの”
    0”の個数に1を加算した数よりも大きいときは(d’
    −1)区間の前側を補正ビット位置として指定すること
    を特徴とする請求項15記載のデータ復号方法。
  21. 【請求項21】(d’−1)区間の直前のビットデータ
    又はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍ク
    ロックにより得られたn個のビット情報と、(d’−
    1)区間の直後のビットデータ又はその次のビットデー
    タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたn
    個のビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境に
    HレベルとLレベルの2値に分け、LレベルからHレベ
    ルになったときの”1”の個数に1を加算した数がHレ
    ベルからLレベルになったときの”1”の個数よりも大
    きいときは(d’−1)区間の後側を補正ビット位置と
    して指定し、HレベルからLレベルになったときの”
    1”の個数がLレベルからHレベルになったときの”
    1”の個数に1を加算した数よりも大きいときは(d’
    −1)区間の前側を補正ビット位置として指定すること
    を特徴とする請求項15記載のデータ復号方法。
  22. 【請求項22】(d’−1)区間の直前のビットデータ
    又はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍ク
    ロックにより得られたビット情報と、(d’−1)区間
    の直後のビットデータ又はその次のビットデータ及びそ
    の間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報
    とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレ
    ベルの2値に分けて比較し、両方のビット情報が同一で
    あったときには、記憶された前の補正ビット位置に基づ
    いて、補正ビット位置を指定することを特徴とする請求
    項15記載のデータ復号方法。
  23. 【請求項23】指定された補正ビット位置のデータの論
    理レベルを反転させることにより補正処理を行うことを
    特徴とする請求項1記載のデータ復号方法。
  24. 【請求項24】符号系列内の連続する”1”の間に入
    る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZI
    変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+1
    (dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒体
    からの再生データのデータ復号方法であって、 再生データのチャンネルクロックをn倍(nは2以上の
    整数)したn倍クロックを生成し、 上記n倍クロックを用いて、逆NRZI変調した後の”
    0”の連続長が(d−1)であるチャネルビットデータ
    を検出し、 検出された”0”の連続長が(d−1)であるチャネル
    ビットデータの補正位置を上記n倍クロックにより得ら
    れたビット情報に基づいて指定して、 ”0”の連続長が(d−1)であるチャネルビットデー
    タを”0”の連続長がdとなるように補正処理を行うこ
    とを特徴とするデータ復号方法。
  25. 【請求項25】記録媒体から読み出した再生RF信号を
    少なくとも1つのコンパレートレベルで復号して、符号
    系列内の連続する”1”の間に入る”0”の最小連続長
    がdであるチャネルビットデータを出力することを特徴
    とする請求項24記載のデータ復号方法。
  26. 【請求項26】あるチャンネルクロックにおけるビット
    データとその次のチャンネルクロックにおけるビットデ
    ータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られた
    ビット情報からコンパレートレベルを境にHレベルとL
    レベルの2値に分けて得られるそれぞれ(n+1)個の
    区間情報を持つことにより、”0”の連続長が(d−
    1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定する
    ことを特徴とする請求項25記載のデータ復号方法。
  27. 【請求項27】あるチャンネルクロックにおけるビット
    データとその次のチャンネルクロックにおけるビットデ
    ータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られた
    ビット情報からそれぞれ(n+1)個の区間情報を記憶
    して、”0”の連続長が(d−1)であるチャネルビッ
    トデータの補正位置を指定することを特徴とする請求項
    25記載のデータ復号方法。
  28. 【請求項28】(d−1)区間の直前のビットデータと
    その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
    クにより得られたビット情報と、(d−1)区間の直後
    のビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟
    まれるn倍クロックにより得られたビット情報とを比較
    することにより選択した補正ビット位置を指定すること
    を特徴とする請求項26記載のデータ復号方法。
  29. 【請求項29】(d−1)区間の直前のビットデータと
    その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
    クにより得られたビット情報と、(d−1)区間の直後
    のビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟
    まれるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれ
    ぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2
    値に分け、Hレベル又はLレベルの数の大小によって選
    択した補正ビット位置を指定することを特徴とする請求
    項26記載のデータ復号方法。
  30. 【請求項30】(d−1)区間の直前のビットデータと
    その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
    クにより得られたビット情報と、(d−1)区間の直後
    のビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟
    まれるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれ
    ぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2
    値に分け、(d−1)区間がHレベルのときには、Hレ
    ベルの数の大きい側を補正ビット位置として指定し、
    (d−1)区間がLレベルのときには、Lレベルの数の
    大きい側を補正ビット位置として指定することを特徴と
    する請求項26記載のデータ復号方法。
  31. 【請求項31】(d−1)区間の直前のビットデータと
    その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
    クにより得られたビット情報と、(d−1)区間の直後
    のビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟
    まれるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれ
    ぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2
    値に分けて比較し、両方のビット情報が同一であったと
    きには、記憶された前の補正ビット位置に基づいて、補
    正ビット位置を指定することを特徴とする請求項26記
    載のデータ復号方法。
  32. 【請求項32】あるチャンネルクロックのビットデータ
    とその次のチャンネルクロックのビットデータ及びその
    間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報か
    らコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値
    に分けて得られるそれぞれ(n−1)個の区間情報を持
    つことにより、”0”の連続長が(d−1)であるチャ
    ネルビットデータの補正位置を指定することを特徴とす
    る請求項25記載のデータ復号方法。
  33. 【請求項33】あるチャンネルクロックのビットデータ
    とその次のチャンネルクロックのビットデータ及びその
    間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報か
    らそれぞれ(n−1)個の区間情報を記憶して、”0”
    の連続長が(d−1)であるチャネルビットデータの補
    正位置を指定することを特徴とする請求項25記載のデ
    ータ復号方法。
  34. 【請求項34】(d−1)区間の直前のビットデータと
    その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
    クにより得られたビット情報と、(d−1)区間の直後
    のビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟
    まれるn倍クロックにより得られたビット情報とを比較
    することにより選択した補正ビット位置を指定すること
    を特徴とする請求項32記載のデータ復号方法。
  35. 【請求項35】(d−1)区間の直前のビットデータと
    その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
    クにより得られたビット情報と、(d−1)区間の直後
    のビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟
    まれるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれ
    ぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2
    値に分け、Hレベル又はLレベルの数の大小によって選
    択した補正ビット位置を指定することを特徴とする請求
    項32記載のデータ復号方法。
  36. 【請求項36】(d−1)区間の直前のビットデータと
    その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
    クにより得られたビット情報と、(d−1)区間の直後
    のビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟
    まれるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれ
    ぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2
    値に分け、(d−1)区間がHレベルのときには、Hレ
    ベルの数の大きい側を補正ビット位置として指定し、
    (d−1)区間がLレベルのときには、Lレベルの数の
    大きい側を補正ビット位置として指定することを特徴と
    する請求項32記載のデータ復号方法。
  37. 【請求項37】(d−1)区間の直前のビットデータと
    その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
    クにより得られたビット情報と、(d−1)区間の直後
    のビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟
    まれるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれ
    ぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2
    値に分けて比較し、両方のビット情報が同一であったと
    きには、記憶された前の補正ビット位置に基づいて、補
    正ビット位置を指定することを特徴とする請求項32記
    載のデータ復号方法。
  38. 【請求項38】n倍クロックにより得られたビット情報
    におけるあるチャンネルクロックのビットデータを含む
    連続したn個のビット情報からコンパレートレベルを境
    にHレベルとLレベルの2値に分けて得られる区間情報
    を持つことにより、”0”の連続長が(d−1)である
    チャネルビットデータの補正位置を指定することを特徴
    とする請求項25記載のデータ復号方法。
  39. 【請求項39】n倍クロックにより得られたビット情報
    におけるあるチャンネルクロックのビットデータを含む
    連続したn個のビット情報から区間情報を記憶して、”
    0”の連続長が(d−1)であるチャネルビットデータ
    の補正位置を指定することを特徴とする請求項25記載
    のデータ復号方法。
  40. 【請求項40】(d−1)区間の直前のビットデータ又
    はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
    ックにより得られたn個のビット情報と、(d−1)区
    間の直後のビットデータ又はその次のビットデータ及び
    その間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビ
    ット情報とを比較することにより選択した補正ビット位
    置を指定することを特徴とする請求項38記載のデータ
    復号方法。
  41. 【請求項41】(d−1)区間の直前のビットデータ又
    はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
    ックにより得られたn個のビット情報と、(d−1)区
    間の直後のビットデータ又はその次のビットデータ及び
    その間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビ
    ット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベ
    ルとLレベルの2値に分け、Hレベル又はLレベルの数
    の大小によって選択した補正ビット位置を指定すること
    を特徴とする請求項38記載のデータ復号方法。
  42. 【請求項42】(d−1)区間の直前のビットデータ又
    はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
    ックにより得られたn個のビット情報と、(d’−1)
    区間の直後のビットデータ又はその次のビットデータ及
    びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個の
    ビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレ
    ベルとLレベルの2値に分け、Lレベルの数又はHレベ
    ルの数のどちらかを用いて補正ビット位置として指定す
    ることを特徴とする請求項38記載のデータ復号方法。
  43. 【請求項43】(d−1)区間の直前のビットデータ又
    はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
    ックにより得られたn個のビット情報と、(d−1)区
    間の直後のビットデータ又はその次のビットデータ及び
    その間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビ
    ット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベ
    ルとLレベルの2値に分け、LレベルからHレベルにな
    ったときの”0”の個数に1を加算した数がHレベルか
    らLレベルになったときの”0”の個数よりも大きいと
    きは(d−1)区間の後側を補正ビット位置として指定
    し、HレベルからLレベルになったときの”0”の個数
    がLレベルからHレベルになったときの”0”の個数に
    1を加算した数よりも大きいときは(d−1)区間の前
    側を補正ビット位置として指定することを特徴とする請
    求項38記載のデータ復号方法。
  44. 【請求項44】(d−1)区間の直前のビットデータ又
    はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
    ックにより得られたn個のビット情報と、(d−1)区
    間の直後のビットデータ又はその次のビットデータ及び
    その間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビ
    ット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベ
    ルとLレベルの2値に分け、LレベルからHレベルにな
    ったときの”1”の個数に1を加算した数がHレベルか
    らLレベルになったときの”1”の個数よりも大きいと
    きは(d−1)区間の後側を補正ビット位置として指定
    し、HレベルからLレベルになったときの”1”の個数
    がLレベルからHレベルになったときの”1”の個数に
    1を加算した数よりも大きいときは(d−1)区間の前
    側を補正ビット位置として指定することを特徴とする請
    求項38記載のデータ復号方法。
  45. 【請求項45】(d−1)区間の直前のビットデータ又
    はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
    ックにより得られたビット情報と、(d−1)区間の直
    後のビットデータ又はその次のビットデータ及びその間
    に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報とを
    それぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベル
    の2値に分けて比較し、両方のビット情報が同一であっ
    たときには、記憶された前の補正ビット位置に基づい
    て、補正ビット位置を指定することを特徴とする請求項
    38記載のデータ復号方法。
  46. 【請求項46】指定された補正ビット位置のデータの論
    理レベルを反転させ、さらに、指定されたビット位置の
    (d−1)区間の外側のビット位置のデータの論理レベ
    ルを反転させることにより補正処理を行うことを特徴と
    する請求項24記載のデータ復号方法。
  47. 【請求項47】指定されたビット位置の”1”のデータ
    を(d−1)区間の外側のデータにシフトさせることに
    より補正処理を行うことを特徴とする請求項24記載の
    データ復号方法。
  48. 【請求項48】符号系列内の連続する”1”の間に入
    る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZI
    変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k+
    1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記録
    媒体からの再生データのデータ復号方法であって、 再生データのチャンネルクロックをn倍(nは2以上の
    整数)したn倍クロックを生成し、 上記n倍クロックを用いて、同一シンボルの連続長が
    (k’+1)であるチャネルビットデータを検出し、 検出された同一シンボルの連続長が(k’+1)である
    チャネルビットデータの補正位置を上記n倍クロックに
    より得られたビット情報に基づいて指定して、 上記同一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネ
    ルビットデータを同一シンボルの連続長がk’となるよ
    うに補正処理を行うことを特徴とするデータ復号方法。
  49. 【請求項49】記録媒体から読み出した再生RF信号を
    少なくとも1つのコンパレートレベルで復号してチャネ
    ルビットデータを出力することを特徴とする請求項48
    記載のデータ復号方法。
  50. 【請求項50】あるチャンネルクロックにおけるビット
    データとその次のチャンネルクロックにおけるビットデ
    ータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られた
    ビット情報からコンパレートレベルを境にHレベルとL
    レベルの2値に分けて得られるそれぞれ(n+1)個の
    区間情報を持つことにより、同一シンボルの連続長が
    (k’+1)であるチャネルビットデータの補正位置を
    指定することを特徴とする請求項49記載のデータ復号
    方法。
  51. 【請求項51】あるチャンネルクロックにおけるビット
    データと、その次のチャンネルクロックにおけるビット
    データ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られ
    たビット情報からそれぞれ(n+1)個の区間情報を記
    憶して、同一シンボルの連続長が(k’+1)であるチ
    ャネルビットデータの補正位置を指定することを特徴と
    する請求項49記載のデータ復号方法。
  52. 【請求項52】(k’+1)区間の直前のビットデータ
    とその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
    ックにより得られたビット情報と、(k’+1)区間の
    直後のビットデータとその次のビットデータ及びその間
    に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報とを
    比較することにより選択した補正ビット位置を指定する
    ことを特徴とする請求項50記載のデータ復号方法。
  53. 【請求項53】(k’+1)区間の直前のビットデータ
    とその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
    ックにより得られたビット情報と、(k’+1)区間の
    直後のビットデータとその次のビットデータ及びその間
    に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報とを
    それぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベル
    の2値に分け、Hレベル又はLレベルの数の大小によっ
    て選択した補正ビット位置を指定することを特徴とする
    請求項50記載のデータ復号方法。
  54. 【請求項54】(k’+1)区間の直前のビットデータ
    とその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
    ックにより得られたビット情報と、(k’+1)区間の
    直後のビットデータとその次のビットデータ及びその間
    に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報とを
    それぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベル
    の2値に分け、(k’+1)区間がHレベルのときに
    は、Hレベルの数の大きい側を補正ビット位置として指
    定し、(k’+1)区間がLレベルのときには、Lレベ
    ルの数の大きい側を補正ビット位置として指定すること
    を特徴とする請求項50記載のデータ復号方法。
  55. 【請求項55】(k’+1)区間の直前のビットデータ
    とその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
    ックにより得られたビット情報と、(k’+1)区間の
    直後のビットデータとその次のビットデータ及びその間
    に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報とを
    それぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベル
    の2値に分けて比較し、両方のビット情報が同一であっ
    たときには、記憶された前の補正ビット位置に基づい
    て、補正ビット位置を指定することを特徴とする請求項
    50記載のデータ復号方法。
  56. 【請求項56】あるチャンネルクロックのビットデータ
    とその次のチャンネルクロックのビットデータ及びその
    間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報か
    らコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値
    に分けて得られるそれぞれ(n−1)個の区間情報を持
    つことにより、同一シンボルの連続長が(k’+1)で
    あるチャネルビットデータの補正位置を指定することを
    特徴とする請求項49記載のデータ復号方法。
  57. 【請求項57】あるチャンネルクロックのビットデータ
    とその次のチャンネルクロックのビットデータ及びその
    間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報か
    らそれぞれ(n−1)個の区間情報を記憶して、同一シ
    ンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデ
    ータの補正位置を指定することを特徴とする請求項49
    記載のデータ復号方法。
  58. 【請求項58】(k’+1)区間の直前のビットデータ
    とその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
    ックにより得られたビット情報と、(k’+1)区間の
    直後のビットデータとその次のビットデータ及びその間
    に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報とを
    比較することにより選択した補正ビット位置を指定する
    ことを特徴とする請求項56記載のデータ復号方法。
  59. 【請求項59】(k’+1)区間の直前のビットデータ
    とその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
    ックにより得られたビット情報と、(k’+1)区間の
    直後のビットデータとその次のビットデータ及びその間
    に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報とを
    それぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベル
    の2値に分け、Hレベル又はLレベルの数の大小によっ
    て選択した補正ビット位置を指定することを特徴とする
    請求項56記載のデータ復号方法。
  60. 【請求項60】(k’+1)区間の直前のビットデータ
    とその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
    ックにより得られたビット情報と、(k’+1)区間の
    直後のビットデータとその次のビットデータ及びその間
    に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報とを
    それぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベル
    の2値に分け、(k’+1)区間がHレベルのときに
    は、Hレベルの数の小さい側を補正ビット位置として指
    定し、(k’+1)区間がLレベルのときには、Lレベ
    ルの数の小さい側を補正ビット位置として指定すること
    を特徴とする請求項56記載のデータ復号方法。
  61. 【請求項61】(k’+1)区間の直前のビットデータ
    とその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
    ックにより得られたビット情報と、(k’+1)区間の
    直後のビットデータとその次のビットデータ及びその間
    に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報とを
    それぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベル
    の2値に分けて比較し、両方のビット情報が同一であっ
    たときには、記憶された前の補正ビット位置に基づい
    て、補正ビット位置を指定することを特徴とする請求項
    56記載のデータ復号方法。
  62. 【請求項62】n倍クロックにより得られたビット情報
    におけるあるチャンネルクロックのビットデータを含む
    連続したn個のビット情報からコンパレートレベルを境
    にHレベルとLレベルの2値に分けて得られる区間情報
    を持つことにより、同一シンボルの連続長が(k’+
    1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定する
    ことを特徴とする請求項49記載のデータ復号方法。
  63. 【請求項63】n倍クロックにより得られたビット情報
    におけるあるチャンネルクロックのビットデータを含む
    連続したn個のビット情報から区間情報を記憶して、同
    一シンボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビッ
    トデータの補正位置を指定することを特徴とする請求項
    49記載のデータ復号方法。
  64. 【請求項64】(k’+1)区間の直前のビットデータ
    又はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍ク
    ロックにより得られたn個のビット情報と、(k’+
    1)区間の直後のビットデータ又はその次のビットデー
    タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたn
    個のビット情報とを比較することにより選択した補正ビ
    ット位置を指定することを特徴とする請求項62記載の
    データ復号方法。
  65. 【請求項65】(k’+1)区間の直前のビットデータ
    又はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍ク
    ロックにより得られたn個のビット情報と、(k’+
    1)区間の直後のビットデータ又はその次のビットデー
    タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたn
    個のビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境に
    HレベルとLレベルの2値に分け、Hレベル又はLレベ
    ルの数の大小によって選択した補正ビット位置を指定す
    ることを特徴とする請求項62記載のデータ復号方法。
  66. 【請求項66】(k’+1)区間の直前のビットデータ
    又はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍ク
    ロックにより得られたn個のビット情報と、(k’+
    1)区間の直後のビットデータ又はその次のビットデー
    タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたn
    個のビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境に
    HレベルとLレベルの2値に分け、Lレベルの数又はH
    レベルの数のどちらかを用いて補正ビット位置として指
    定することを特徴とする請求項62記載のデータ復号方
    法。
  67. 【請求項67】(k’+1)区間の直前のビットデータ
    又はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍ク
    ロックにより得られたn個のビット情報と、(k’+
    1)区間の直後のビットデータ又はその次のビットデー
    タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたn
    個のビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境に
    HレベルとLレベルの2値に分け、LレベルからHレベ
    ルになったときの”0”の個数に1を加算した数がHレ
    ベルからLレベルになったときの”0”の個数よりも大
    きいときは(k’+1)区間の前側を補正ビット位置と
    して指定し、HレベルからLレベルになったときの”
    0”の個数がLレベルからHレベルになったときの”
    0”の個数に1を加算した数よりも大きいときは(k’
    +1)区間の後側を補正ビット位置として指定すること
    を特徴とする請求項62記載のデータ復号方法。
  68. 【請求項68】(k’+1)区間の直前のビットデータ
    又はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍ク
    ロックにより得られたn個のビット情報と、(k’+
    1)区間の直後のビットデータ又はその次のビットデー
    タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたn
    個のビット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境に
    HレベルとLレベルの2値に分け、LレベルからHレベ
    ルになったときの”1”の個数がHレベルからLレベル
    になったときの”1”の個数に1を加算した数よりも大
    きいときは(k’+1)区間の後側を補正ビット位置と
    して指定し、HレベルからLレベルになったときの”
    1”の個数に1を加算した数がLレベルからHレベルに
    なったときの”1”の個数よりも大きいときは(k’+
    1)区間の前側を補正ビット位置として指定することを
    特徴とする請求項62記載のデータ復号方法 。
  69. 【請求項69】(k’+1)区間の直前のビットデータ
    又はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍ク
    ロックにより得られたビット情報と、(k’+1)区間
    の直後のビットデータ又はその次のビットデータ及びそ
    の間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報
    とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレ
    ベルの2値に分けて比較し、両方のビット情報が同一で
    あったときには、記憶された前の補正ビット位置に基づ
    いて、補正ビット位置を指定することを特徴とする請求
    項62記載のデータ復号方法。
  70. 【請求項70】指定された補正ビット位置のデータの論
    理レベルを反転させることにより補正処理を行うことを
    特徴とする請求項48記載のデータ復号方法。
  71. 【請求項71】符号系列内の連続する”1”の間に入
    る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZI
    変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k+
    1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記録
    媒体からの再生データのデータ復号方法であって、再生
    データのチャンネルクロックをn倍(nは2以上の整
    数)したn倍クロックを生成し、このn倍クロックを用
    いて、逆NRZI変調した後の”0”の連続長が(k+
    1)であるチャネルビットデータを検出し、検出され
    た”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビットデ
    ータの補正位置を上記n倍クロックにより得られたビッ
    ト情報に基づいて指定して、”0”の連続長が(k+
    1)であるチャネルビットデータを”0”の連続長がk
    となるように補正処理を行うことを特徴とするデータ復
    号方法。
  72. 【請求項72】記録媒体から読み出した再生RF信号を
    少なくとも1つのコンパレートレベルで復号して、符号
    系列内の連続する”1”の間に入る”0”の最大連続長
    がkであるチャネルビットデータを出力することを特徴
    とする請求項71記載のデータ復号方法。
  73. 【請求項73】あるチャンネルクロックにおけるビット
    データとその次のチャンネルクロックにおけるビットデ
    ータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られた
    ビット情報からコンパレートレベルを境にHレベルとL
    レベルの2値に分けて得られるそれぞれ(n+1)個の
    区間情報を持つことにより、”0”の連続長が(k+
    1)であるチャネルビットデータの補正位置を指定する
    ことを特徴とする請求項72記載のデータ復号方法。
  74. 【請求項74】あるチャンネルクロックにおけるビット
    データと、その次のチャンネルクロックにおけるビット
    データ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られ
    たビット情報からそれぞれ(n+1)個の区間情報を記
    憶して、”0”の連続長が(k+1)であるチャネルビ
    ットデータの補正位置を指定することを特徴とする請求
    項72記載のデータ復号方法。
  75. 【請求項75】 (k+1)区間の直前のビットデータ
    とその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
    ックにより得られたビット情報と、(k+1)区間の直
    後のビットデータとその次のビットデータ及びその間に
    挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報とを比
    較することにより選択した補正ビット位置を指定するこ
    とを特徴とする請求項73記載のデータ復号方法。
  76. 【請求項76】(k+1)区間の直前のビットデータと
    その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
    クにより得られたビット情報と、(k+1)区間の直後
    のビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟
    まれるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれ
    ぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2
    値に分け、Hレベル又はLレベルの数の大小によって選
    択した補正ビット位置を指定することを特徴とする請求
    項73記載のデータ復号方法。
  77. 【請求項77】(k+1)区間の直前のビットデータと
    その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
    クにより得られたビット情報と、(k+1)区間の直後
    のビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟
    まれるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれ
    ぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2
    値に分け、(k+1)区間がHレベルのときには、Hレ
    ベルの数の大きい側を補正ビット位置として指定し、
    (k+1)区間がLレベルのときには、Lレベルの数の
    大きい側を補正ビット位置として指定することを特徴と
    する請求項73記載のデータ復号方法。
  78. 【請求項78】(k+1)区間の直前のビットデータと
    その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
    クにより得られたビット情報と、(k+1)区間の直後
    のビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟
    まれるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれ
    ぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2
    値に分けて比較し、両方のビット情報が同一であったと
    きには、記憶された前の補正ビット位置に基づいて、補
    正ビット位置を指定することを特徴とする請求項73記
    載のデータ復号方法。
  79. 【請求項79】あるチャンネルクロックのビットデータ
    とその次のチャンネルクロックのビットデータ及びその
    間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報か
    らコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値
    に分けて得られるそれぞれ(n−1)個の区間情報を持
    つことにより、”0”の連続長が(k+1)であるチャ
    ネルビットデータの補正位置を指定することを特徴とす
    る請求項72記載のデータ復号方法。
  80. 【請求項80】あるチャンネルクロックのビットデータ
    とその次のチャンネルクロックのビットデータ及びその
    間に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報か
    らそれぞれ(n−1)個の区間情報を記憶して、”0”
    の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータの補
    正位置を指定することを特徴とする請求項72記載のデ
    ータ復号方法。
  81. 【請求項81】(k+1)区間の直前のビットデータと
    その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
    クにより得られたビット情報と、(k+1)区間の直後
    のビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟
    まれるn倍クロックにより得られたビット情報とを比較
    することにより選択した補正ビット位置を指定すること
    を特徴とする請求項79記載のデータ復号方法。
  82. 【請求項82】(k+1)区間の直前のビットデータと
    その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
    クにより得られたビット情報と、(k+1)区間の直後
    のビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟
    まれるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれ
    ぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2
    値に分け、Hレベル又はLレベルの数の大小によって選
    択した補正ビット位置を指定することを特徴とする請求
    項79記載のデータ復号方法。
  83. 【請求項83】(k+1)区間の直前のビットデータと
    その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
    クにより得られたビット情報と、(k+1)区間の直後
    のビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟
    まれるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれ
    ぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2
    値に分け、(k+1)区間がHレベルのときには、Hレ
    ベルの数の小さい側を補正ビット位置として指定し、
    (k+1)区間がLレベルのときには、Lレベルの数の
    小さい側を補正ビット位置として指定することを特徴と
    する請求項79記載のデータ復号方法。
  84. 【請求項84】(k+1)区間の直前のビットデータと
    その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
    クにより得られたビット情報と、(k+1)区間の直後
    のビットデータとその次のビットデータ及びその間に挟
    まれるn倍クロックにより得られたビット情報とをそれ
    ぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2
    値に分けて比較し、両方のビット情報が同一であったと
    きには、記憶された前の補正ビット位置に基づいて、補
    正ビット位置を指定することを特徴とする請求項79記
    載のデータ復号方法。
  85. 【請求項85】n倍クロックにより得られたビット情報
    におけるあるチャンネルクロックのビットデータを含む
    連続したn個のビット情報からコンパレートレベルを境
    にHレベルとLレベルの2値に分けて得られる区間情報
    を持つことにより、”0”の連続長が(k+1)である
    チャネルビットデータの補正位置を指定することを特徴
    とする請求項72記載のデータ復号方法。
  86. 【請求項86】n倍クロックにより得られたビット情報
    におけるあるチャンネルクロックのビットデータを含む
    連続したn個のビット情報から区間情報を記憶して、”
    0”の連続長が(k+1)であるチャネルビットデータ
    の補正位置を指定することを特徴とする請求項72記載
    のデータ復号方法。
  87. 【請求項87】(k+1)区間の直前のビットデータ又
    はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
    ックにより得られたn個のビット情報と、(k+1)区
    間の直後のビットデータ又はその次のビットデータ及び
    その間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビ
    ット情報とを比較することにより選択した補正ビット位
    置を指定することを特徴とする請求項85記載のデータ
    復号方法。
  88. 【請求項88】(k+1)区間の直前のビットデータ又
    はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
    ックにより得られたn個のビット情報と、(k+1)区
    間の直後のビットデータ又はその次のビットデータ及び
    その間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビ
    ット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベ
    ルとLレベルの2値に分け、Hレベル又はLレベルの数
    の大小によって選択した補正ビット位置を指定すること
    を特徴とする請求項85記載のデータ復号方法。
  89. 【請求項89】(k+1)区間の直前のビットデータ又
    はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
    ックにより得られたn個のビット情報と、(k+1)区
    間の直後のビットデータ又はその次のビットデータ及び
    その間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビ
    ット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベ
    ルとLレベルの2値に分け、Lレベルの数又はHレベル
    の数のどちらかを用いて補正ビット位置として指定する
    ことを特徴とする請求項85記載のデータ復号方法。
  90. 【請求項90】(k+1)区間の直前のビットデータ又
    はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
    ックにより得られたn個のビット情報と、(k+1)区
    間の直後のビットデータ又はその次のビットデータ及び
    その間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビ
    ット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベ
    ルとLレベルの2値に分け、LレベルからHレベルにな
    ったときの”0”の個数に1を加算した数がHレベルか
    らLレベルになったときの”0”の個数よりも大きいと
    きは(k+1)区間の前側を補正ビット位置として指定
    し、HレベルからLレベルになったときの”0”の個数
    がLレベルからHレベルになったときの”0”の個数に
    1を加算した数よりも大きいときは(k+1)区間の後
    側を補正ビット位置として指定することを特徴とする請
    求項85記載のデータ復号方法。
  91. 【請求項91】(k+1)区間の直前のビットデータ又
    はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
    ックにより得られたn個のビット情報と、(k+1)区
    間の直後のビットデータ又はその次のビットデータ及び
    その間に挟まれるn倍クロックにより得られたn個のビ
    ット情報とをそれぞれコンパレートレベルを境にHレベ
    ルとLレベルの2値に分け、LレベルからHレベルにな
    ったときの”1”の個数がHレベルからLレベルになっ
    たときの”1”の個数に1を加算した数よりも大きいと
    きは(k+1)区間の後側を補正ビット位置として指定
    し、HレベルからLレベルになったときの”1”の個数
    に1を加算した数がLレベルからHレベルになったとき
    の”1”の個数よりも大きいときは(k+1)区間の前
    側を補正ビット位置として指定することを特徴とする請
    求項85記載のデータ復号方法。
  92. 【請求項92】(k+1)区間の直前のビットデータ又
    はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
    ックにより得られたビット情報と、(k+1)区間の直
    後のビットデータ又はその次のビットデータ及びその間
    に挟まれるn倍クロックにより得られたビット情報とを
    それぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベル
    の2値に分けて比較し、両方のビット情報が同一であっ
    たときには、記憶された前の補正ビット位置に基づい
    て、補正ビット位置を指定することを特徴とする請求項
    85記載のデータ復号方法。
  93. 【請求項93】指定された補正ビット位置のデータの論
    理レベルを反転させると共に、指定されたビット位置の
    (k+1)区間の内側のビット位置のデータの論理レベ
    ルを反転させることにより補正処理を行うことを特徴と
    する請求項71記載のデータ復号方法。
  94. 【請求項94】指定された補正ビット位置の”1”のデ
    ータを(k+1)区間の内側のデータにシフトさせるこ
    とにより補正処理を行うことを特徴とする請求項71記
    載のデータ復号方法。
  95. 【請求項95】符号系列内の連続する”1”の間に入
    る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZI
    変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+1
    (dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒体
    からの再生データのデータ復号装置であって、 チャンネルクロックをn倍(nは2以上の整数)するク
    ロック発生部と、 同一シンボルの連続長が(d’−1)であるチャネルビ
    ットデータを検出する(d’−1)検出部と、 上記(d’−1)検出部により検出された同一シンボル
    の連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータの
    補正位置を指定する補正ビット位置指定信号を上記n倍
    クロックにより得られたビット情報に基づいて出力する
    補正ビット位置検出部と、 上記(d’−1)検出部により検出された同一シンボル
    の連続長が(d’−1)であるチャネルビットデータを
    同一シンボルの連続長がd’となるように上記補正ビッ
    ト位置検出部による補正ビット位置指定信号に基づいて
    補正処理を行うデータ補正部とを備えることを特徴とす
    るデータ復号装置。
  96. 【請求項96】記録媒体から読み出した再生RF信号を
    少なくとも1つのコンパレートレベルで復号してチャネ
    ルビットデータを出力することを特徴とする請求項95
    記載のデータ復号装置。
  97. 【請求項97】上記補正ビット位置検出部は、あるチャ
    ンネルクロックにおけるビットデータとその次のチャン
    ネルクロックにおけるビットデータ及びその間に挟まれ
    るn倍クロックにより得られたビット情報からコンパレ
    ートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて得
    られるそれぞれ(n+1)個の区間情報を持つことを特
    徴とする請求項96記載のデータ復号装置。
  98. 【請求項98】上記補正ビット位置検出部は、あるチャ
    ンネルクロックにおけるビットデータと、その次のチャ
    ンネルクロックにおけるビットデータ及びその間に挟ま
    れるn倍クロックにより得られたビット情報からそれぞ
    れ(n+1)個の区間情報を記憶することを特徴とする
    請求項96記載のデータ復号装置。
  99. 【請求項99】上記補正ビット位置検出部は、(d’−
    1)区間の直前のビットデータとその次のビットデータ
    及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
    ト情報と、(d’−1)区間の直後のビットデータとそ
    の次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロック
    により得られたビット情報とを比較することにより選択
    した補正ビット位置を指定する補正ビット位置指定信号
    を出力することを特徴とする請求項97記載のデータ復
    号装置。
  100. 【請求項100】上記補正ビット位置検出部は、(d’
    −1)区間の直前のビットデータとその次のビットデー
    タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビ
    ット情報と、(d’−1)区間の直後のビットデータと
    その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
    クにより得られたビット情報とをそれぞれコンパレート
    レベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、Hレベ
    ル又はLレベルの数の大小によって選択した補正ビット
    位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力すること
    を特徴とする請求項97記載のデータ復号装置。
  101. 【請求項101】上記補正ビット位置検出部は、(d’
    −1)区間の直前のビットデータとその次のビットデー
    タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビ
    ット情報と、(d’−1)区間の直後のビットデータと
    その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
    クにより得られたビット情報とをそれぞれコンパレート
    レベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、(d’
    −1)区間がHレベルのときには、Hレベルの数の大き
    い側を補正ビット位置として指定し、(d’−1)区間
    がLレベルのときには、Lレベルの数の大きい側を補正
    ビット位置として指定する補正ビット位置指定信号を出
    力することを特徴とする請求項97記載のデータ復号装
    置。
  102. 【請求項102】上記補正ビット位置検出部は、(d’
    −1)区間の直前のビットデータとその次のビットデー
    タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビ
    ット情報と、(d’−1)区間の直後のビットデータと
    その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
    クにより得られたビット情報とをそれぞれコンパレート
    レベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて比較
    し、両方のビット情報が同一であったときには、記憶さ
    れた前の補正ビット位置指定信号に基づいて、補正ビッ
    ト位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力するこ
    とを特徴とする請求項97記載のデータ復号装置。
  103. 【請求項103】上記補正ビット位置検出部は、あるチ
    ャンネルクロックのビットデータとその次のチャンネル
    クロックのビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
    ックにより得られたビット情報からコンパレートレベル
    を境にHレベルとLレベルの2値に分けて得られるそれ
    ぞれ(n−1)個の区間情報を持つことを特徴とする請
    求項96記載のデータ復号装置。
  104. 【請求項104】上記補正ビット位置検出部は、あるチ
    ャンネルクロックのビットデータとその次のチャンネル
    クロックのビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
    ックにより得られたビット情報からそれぞれ(n−1)
    個の区間情報を記憶することを特徴とする請求項96記
    載のデータ復号装置。
  105. 【請求項105】上記補正ビット位置検出部は、(d’
    −1)区間の直前のビットデータとその次のビットデー
    タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビ
    ット情報と、(d’−1)区間の直後のビットデータと
    その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
    クにより得られたビット情報とを比較することにより選
    択した補正ビット位置を指定する補正ビット位置指定信
    号を出力することを特徴とする請求項103記載のデー
    タ復号装置。
  106. 【請求項106】上記補正ビット位置検出部は、(d’
    −1)区間の直前のビットデータとその次のビットデー
    タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビ
    ット情報と、(d’−1)区間の直後のビットデータと
    その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
    クにより得られたビット情報とをそれぞれコンパレート
    レベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、Hレベ
    ル又はLレベルの数の大小によって選択した補正ビット
    位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力すること
    を特徴とする請求項103記載のデータ復号装置。
  107. 【請求項107】上記補正ビット位置検出部は、(d’
    −1)区間の直前のビットデータとその次のビットデー
    タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビ
    ット情報と、(d’−1)区間の直後のビットデータと
    その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
    クにより得られたビット情報とをそれぞれコンパレート
    レベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、(d’
    −1)区間がHレベルのときには、Hレベルの数の大き
    い側を補正ビット位置として指定し、(d’−1)区間
    がLレベルのときには、Lレベルの数の大きい側を補正
    ビット位置として指定する補正ビット位置指定信号を出
    力することを特徴とする請求項103記載のデータ復号
    装置。
  108. 【請求項108】上記補正ビット位置検出部は、(d’
    −1)区間の直前のビットデータとその次のビットデー
    タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビ
    ット情報と、(d’−1)区間の直後のビットデータと
    その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
    クにより得られたビット情報とをそれぞれコンパレート
    レベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて比較
    し、両方のビット情報が同一であったときには、記憶さ
    れた前の補正ビット位置指定信号に基づいて、補正ビッ
    ト位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力するこ
    とを特徴とする請求項103記載のデータ復号装置。
  109. 【請求項109】上記補正ビット位置検出部は、n倍ク
    ロックにより得られたビット情報におけるあるチャンネ
    ルクロックのビットデータを含むn個のビット情報から
    コンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に
    分けて得られる区間情報を持つことを特徴とする請求項
    96記載のデータ復号装置。
  110. 【請求項110】上記補正ビット位置検出部は、n倍ク
    ロックにより得られたビット情報におけるあるチャンネ
    ルクロックのビットデータを含むn個のビット情報から
    区間情報を記憶することを特徴とする請求項96記載の
    データ復号装置。
  111. 【請求項111】上記補正ビット位置検出部は、(d’
    −1)区間の直前のビットデータ又はその次のビットデ
    ータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られた
    n個のビット情報と、(d’−1)区間の直後のビット
    データ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれる
    n倍クロックにより得られたn個のビット情報とを比較
    することにより選択した補正ビット位置を指定する補正
    ビット位置指定信号を出力することを特徴とする請求項
    109記載のデータ復号装置。
  112. 【請求項112】上記補正ビット位置検出部は、(d’
    −1)区間の直前のビットデータ又はその次のビットデ
    ータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られた
    n個のビット情報と、(d’−1)区間の直後のビット
    データ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれる
    n倍クロックにより得られたn個のビット情報とをそれ
    ぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2
    値に分け、Hレベル又はLレベルの数の大小によって選
    択した補正ビット位置を指定する補正ビット位置指定信
    号を出力することを特徴とする請求項109記載のデー
    タ復号装置。
  113. 【請求項113】上記補正ビット位置検出部は、(d’
    −1)区間の直前のビットデータ又はその次のビットデ
    ータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られた
    n個のビット情報と、(d’−1)区間の直後のビット
    データ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれる
    n倍クロックにより得られたn個のビット情報とをそれ
    ぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2
    値に分け、Lレベルの数又はHレベルの数のどちらかを
    用いて補正ビット位置として指定する補正ビット位置指
    定信号を出力することを特徴とする請求項109記載の
    データ復号装置。
  114. 【請求項114】上記補正ビット位置検出部は、(d’
    −1)区間の直前のビットデータ又はその次のビットデ
    ータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られた
    n個のビット情報と、(d’−1)区間の直後のビット
    データ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれる
    n倍クロックにより得られたn個のビット情報とをそれ
    ぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2
    値に分け、LレベルからHレベルになったときの”0”
    の個数に1を加算した数がHレベルからLレベルになっ
    たときの”0”の個数よりも大きいときは(d’−1)
    区間の後側を補正ビット位置として指定し、Hレベルか
    らLレベルになったときの”0”の個数がLレベルから
    Hレベルになったときの”0”の個数に1を加算した数
    よりも大きいときは(d’−1)区間の前側を補正ビッ
    ト位置として指定する補正ビット位置指定信号を出力す
    ることを特徴とする請求項109記載のデータ復号装
    置。
  115. 【請求項115】上記補正ビット位置検出部は、(d’
    −1)区間の直前のビットデータ又はその次のビットデ
    ータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られた
    n個のビット情報と、(d’−1)区間の直後のビット
    データ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれる
    n倍クロックにより得られたn個のビット情報とをそれ
    ぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2
    値に分け、LレベルからHレベルになったときの”1”
    の個数に1を加算した数がHレベルからLレベルになっ
    たときの”1”の個数よりも大きいときは(d’−1)
    区間の後側を補正ビット位置として指定し、Hレベルか
    らLレベルになったときの”1”の個数がLレベルから
    Hレベルになったときの”1”の個数に1を加算した数
    よりも大きいときは(d’−1)区間の前側を補正ビッ
    ト位置として指定する補正ビット位置指定信号を出力す
    ることを特徴とする請求項109記載のデータ復号装
    置。
  116. 【請求項116】上記補正ビット位置検出部は、(d’
    −1)区間の直前のビットデータ又はその次のビットデ
    ータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られた
    ビット情報と、(d’−1)区間の直後のビットデータ
    又はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍ク
    ロックにより得られたビット情報とをそれぞれコンパレ
    ートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて比
    較し、両方のビット情報が同一であったときには、記憶
    された前の補正ビット位置指定信号に基づいて、補正ビ
    ット位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する
    ことを特徴とする請求項109記載のデータ復号装置。
  117. 【請求項117】上記データ補正部は、上記補正ビット
    位置検出部による補正ビット位置指定信号で指定された
    ビット位置のデータの論理レベルを反転させることによ
    り補正処理を行うことを特徴とする請求項95記載のデ
    ータ復号装置。
  118. 【請求項118】符号系列内の連続する”1”の間に入
    る”0”の最小連続長がdである記録符号からNRZI
    変調した後の同一シンボルの最小連続長がd’=d+1
    (dは正の整数)である記録符号が記録された記録媒体
    からの再生データのデータ復号装置であって、 チャンネルクロックをn倍(nは2以上の整数)するク
    ロック発生部と、 逆NRZI変調した後の、”0”の連続長が(d−1)
    であるチャネルビットデータを検出する(d−1)検出
    部と、 上記(d−1)検出部により検出された”0”の連続長
    が(d−1)であるチャネルビットデータの補正位置を
    指定する補正ビット位置指定信号を上記n倍クロックに
    より得られたビット情報に基づいて出力する補正ビット
    位置検出部と、 上記(d−1)検出部により検出された”0”の連続長
    が(d−1)であるチャネルビットデータを”0”の連
    続長がdとなるように上記補正ビット位置検出部による
    補正ビット位置指定信号に基づいて補正処理を行うデー
    タ補正部とを備えることを特徴とするデータ復号装置。
  119. 【請求項119】記録媒体から読み出した再生RF信号
    を少なくとも1つのコンパレートレベルで復号して、符
    号系列内の連続する”1”の間に入る”0”の最小連続
    長がdであるチャネルビットデータを出力することを特
    徴とする請求項118記載のデータ復号装置。
  120. 【請求項120】上記補正ビット位置検出部は、あるチ
    ャンネルクロックにおけるビットデータとその次のチャ
    ンネルクロックにおけるビットデータ及びその間に挟ま
    れるn倍クロックにより得られたビット情報からコンパ
    レートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて
    得られるそれぞれ(n+1)個の区間情報を持つことを
    特徴とする請求項119記載のデータ復号装置。
  121. 【請求項121】上記補正ビット位置検出部は、あるチ
    ャンネルクロックにおけるビットデータとその次のチャ
    ンネルクロックにおけるビットデータ及びその間に挟ま
    れるn倍クロックにより得られたビット情報からそれぞ
    れ(n+1)個の区間情報を記憶することを特徴とする
    請求項119記載のデータ復号装置。
  122. 【請求項122】上記補正ビット位置検出部は、(d−
    1)区間の直前のビットデータとその次のビットデータ
    及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
    ト情報と、(d−1)区間の直後のビットデータとその
    次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックに
    より得られたビット情報とを比較することにより選択し
    た補正ビット位置を指定する補正ビット位置指定信号を
    出力することを特徴とする請求項120記載のデータ復
    号装置。
  123. 【請求項123】上記補正ビット位置検出部は、(d−
    1)区間の直前のビットデータとその次のビットデータ
    及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
    ト情報と、(d−1)区間の直後のビットデータとその
    次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックに
    より得られたビット情報とをそれぞれコンパレートレベ
    ルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、Hレベル又
    はLレベルの数の大小によって選択した補正ビット位置
    を指定する補正ビット位置指定信号を出力することを特
    徴とする請求項120記載のデータ復号装置。
  124. 【請求項124】上記補正ビット位置検出部は、(d−
    1)区間の直前のビットデータとその次のビットデータ
    及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
    ト情報と、(d−1)区間の直後のビットデータとその
    次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックに
    より得られたビット情報とをそれぞれコンパレートレベ
    ルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、(d−1)
    区間がHレベルのときには、Hレベルの数の大きい側を
    補正ビット位置として指定し、(d−1)区間がLレベ
    ルのときには、Lレベルの数の大きい側を補正ビット位
    置として指定する補正ビット位置指定信号を出力するこ
    とを特徴とする請求項120記載のデータ復号装置。
  125. 【請求項125】上記補正ビット位置検出部は、(d−
    1)区間の直前のビットデータとその次のビットデータ
    及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
    ト情報と、(d−1)区間の直後のビットデータとその
    次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックに
    より得られたビット情報とをそれぞれコンパレートレベ
    ルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて比較し、両
    方のビット情報が同一であったときには、記憶された前
    の補正ビット位置指定信号に基づいて、補正ビット位置
    を指定する補正ビット位置指定信号を出力することを特
    徴とする請求項120記載のデータ復号装置。
  126. 【請求項126】上記補正ビット位置検出部は、あるチ
    ャンネルクロックのビットデータとその次のチャンネル
    クロックのビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
    ックにより得られたビット情報からコンパレートレベル
    を境にHレベルとLレベルの2値に分けて得られるそれ
    ぞれ(n−1)個の区間情報を持つことを特徴とする請
    求項119記載のデータ復号装置。
  127. 【請求項127】上記補正ビット位置検出部は、あるチ
    ャンネルクロックのビットデータとその次のチャンネル
    クロックのビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
    ックにより得られたビット情報からそれぞれ(n−1)
    個の区間情報を記憶することを特徴とする請求項119
    記載のデータ復号装置。
  128. 【請求項128】上記補正ビット位置検出部は、(d−
    1)区間の直前のビットデータとその次のビットデータ
    及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
    ト情報と、(d−1)区間の直後のビットデータとその
    次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックに
    より得られたビット情報とを比較することにより選択し
    た補正ビット位置を指定する補正ビット位置指定信号を
    出力することを特徴とする請求項126記載のデータ復
    号装置。
  129. 【請求項129】上記補正ビット位置検出部は、(d−
    1)区間の直前のビットデータとその次のビットデータ
    及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
    ト情報と、(d−1)区間の直後のビットデータとその
    次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックに
    より得られたビット情報とをそれぞれコンパレートレベ
    ルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、Hレベル又
    はLレベルの数の大小によって選択した補正ビット位置
    を指定する補正ビット位置指定信号を出力することを特
    徴とする請求項126記載のデータ復号装置。
  130. 【請求項130】上記補正ビット位置検出部は、(d−
    1)区間の直前のビットデータとその次のビットデータ
    及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
    ト情報と、(d−1)区間の直後のビットデータとその
    次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックに
    より得られたビット情報とをそれぞれコンパレートレベ
    ルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、(d−1)
    区間がHレベルのときには、Hレベルの数の大きい側を
    補正ビット位置として指定し、(d−1)区間がLレベ
    ルのときには、Lレベルの数の大きい側を補正ビット位
    置として指定する補正ビット位置指定信号を出力するこ
    とを特徴とする請求項126記載のデータ復号装置。
  131. 【請求項131】上記補正ビット位置検出部は、(d−
    1)区間の直前のビットデータとその次のビットデータ
    及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
    ト情報と、(d−1)区間の直後のビットデータとその
    次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックに
    より得られたビット情報とをそれぞれコンパレートレベ
    ルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて比較し、両
    方のビット情報が同一であったときには、記憶された前
    の補正ビット位置指定信号に基づいて、補正ビット位置
    を指定する補正ビット位置指定信号を出力することを特
    徴とする請求項126記載のデータ復号装置。
  132. 【請求項132】上記補正ビット位置検出部は、n倍ク
    ロックにより得られたビット情報におけるあるチャンネ
    ルクロックのビットデータを含む連続したn個のビット
    情報からコンパレートレベルを境にHレベルとLレベル
    の2値に分けて得られる区間情報を持つことを特徴とす
    る請求項119記載のデータ復号装置。
  133. 【請求項133】上記補正ビット位置検出部は、n倍ク
    ロックにより得られたビット情報におけるあるチャンネ
    ルクロックのビットデータを含む連続したn個のビット
    情報から区間情報を記憶することを特徴とする請求項1
    19記載のデータ復号装置。
  134. 【請求項134】上記補正ビット位置検出部は、(d−
    1)区間の直前のビットデータ又はその次のビットデー
    タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたn
    個のビット情報と、(d−1)区間の直後のビットデー
    タ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍
    クロックにより得られたn個のビット情報とを比較する
    ことにより選択した補正ビット位置を指定する補正ビッ
    ト位置指定信号を出力することを特徴とする請求項13
    2記載のデータ復号装置。
  135. 【請求項135】上記補正ビット位置検出部は、(d−
    1)区間の直前のビットデータ又はその次のビットデー
    タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたn
    個のビット情報と、(d−1)区間の直後のビットデー
    タ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍
    クロックにより得られたn個のビット情報とをそれぞれ
    コンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に
    分け、Hレベル又はLレベルの数の大小によって選択し
    た補正ビット位置を指定する補正ビット位置指定信号を
    出力することを特徴とする請求項132記載のデータ復
    号装置。
  136. 【請求項136】上記補正ビット位置検出部は、(d−
    1)区間の直前のビットデータ又はその次のビットデー
    タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたn
    個のビット情報と、(d’−1)区間の直後のビットデ
    ータ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn
    倍クロックにより得られたn個のビット情報とをそれぞ
    れコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値
    に分け、Lレベルの数又はHレベルの数のどちらかを用
    いて補正ビット位置として指定する補正ビット位置指定
    信号を出力することを特徴とする請求項132記載のデ
    ータ復号装置。
  137. 【請求項137】上記補正ビット位置検出部は、(d−
    1)区間の直前のビットデータ又はその次のビットデー
    タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたn
    個のビット情報と、(d−1)区間の直後のビットデー
    タ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍
    クロックにより得られたn個のビット情報とをそれぞれ
    コンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に
    分け、LレベルからHレベルになったときの”0”の個
    数に1を加算した数がHレベルからLレベルになったと
    きの”0”の個数よりも大きいときは(d−1)区間の
    後側を補正ビット位置として指定し、HレベルからLレ
    ベルになったときの”0”の個数がLレベルからHレベ
    ルになったときの”0”の個数に1を加算した数よりも
    大きいときは(d−1)区間の前側を補正ビット位置と
    して指定する補正ビット位置指定信号を出力することを
    特徴とする請求項132記載のデータ復号装置。
  138. 【請求項138】上記補正ビット位置検出部は、(d−
    1)区間の直前のビットデータ又はその次のビットデー
    タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたn
    個のビット情報と、(d−1)区間の直後のビットデー
    タ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍
    クロックにより得られたn個のビット情報とをそれぞれ
    コンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に
    分け、LレベルからHレベルになったときの”1”の個
    数に1を加算した数がHレベルからLレベルになったと
    きの”1”の個数よりも大きいときは(d−1)区間の
    後側を補正ビット位置として指定し、HレベルからLレ
    ベルになったときの”1”の個数がLレベルからHレベ
    ルになったときの”1”の個数に1を加算した数よりも
    大きいときは(d−1)区間の前側を補正ビット位置と
    して指定する補正ビット位置指定信号を出力することを
    特徴とする請求項132記載のデータ復号装置。
  139. 【請求項139】上記補正ビット位置検出部は、(d−
    1)区間の直前のビットデータ又はその次のビットデー
    タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビ
    ット情報と、(d−1)区間の直後のビットデータ又は
    その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
    クにより得られたビット情報とをそれぞれコンパレート
    レベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて比較
    し、両方のビット情報が同一であったときには、記憶さ
    れた前の補正ビット位置指定信号に基づいて、補正ビッ
    ト位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力するこ
    とを特徴とする請求項132記載のデータ復号装置。
  140. 【請求項140】上記データ補正部は、上記補正ビット
    位置検出部による補正ビット位置指定信号に基づいて、
    指定されたビット位置のデータの論理レベルを反転さ
    せ、さらに、指定されたビット位置の(d−1)区間の
    外側のビット位置のデータの論理レベルを反転させるこ
    とにより補正処理を行うことを特徴とする請求項118
    記載のデータ復号装置。
  141. 【請求項141】上記データ補正部は、上記補正ビット
    位置検出部による補正ビット位置指定信号に基づいて、
    指定されたビット位置の”1”のデータを(d−1)区
    間の外側のデータにシフトさせることにより補正処理を
    行うことを特徴とする請求項118記載のデータ復号装
    置。
  142. 【請求項142】符号系列内の連続する”1”の間に入
    る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZI
    変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k+
    1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記録
    媒体からの再生データのデータ復号装置であって、チャ
    ンネルクロックをn倍(nは2以上の整数)するクロッ
    ク発生部と、同一シンボルの連続長が(k’+1)であ
    るチャネルビットデータを検出する(k’+1)検出部
    と、上記(k’+1)検出部により検出された同一シン
    ボルの連続長が(k’+1)であるチャネルビットデー
    タの補正位置を指定する補正ビット位置指定信号を上記
    n倍クロックにより得られたビット情報に基づいて出力
    する補正ビット位置検出部と、上記(k’+1)検出部
    により検出された同一シンボルの連続長が(k’+1)
    であるチャネルビットデータを同一シンボルの連続長が
    k’となるように上記補正ビット位置検出部による補正
    ビット位置指定信号に基づいて補正処理を行うデータ補
    正部とを備えることを特徴とするデータ復号装置。
  143. 【請求項143】記録媒体から読み出した再生RF信号
    を少なくとも1つのコンパレートレベルで復号してチャ
    ネルビットデータを出力することを特徴とする請求項1
    42記載のデータ復号装置。
  144. 【請求項144】上記補正ビット位置検出部は、あるチ
    ャンネルクロックにおけるビットデータとその次のチャ
    ンネルクロックにおけるビットデータ及びその間に挟ま
    れるn倍クロックにより得られたビット情報からコンパ
    レートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて
    得られるそれぞれ(n+1)個の区間情報を持つことを
    特徴とする請求項143記載のデータ復号装置。
  145. 【請求項145】上記補正ビット位置検出部は、あるチ
    ャンネルクロックにおけるビットデータと、その次のチ
    ャンネルクロックにおけるビットデータ及びその間に挟
    まれるn倍クロックにより得られたビット情報からそれ
    ぞれ(n+1)個の区間情報を記憶することを特徴とす
    る請求項143記載のデータ復号装置。
  146. 【請求項146】上記補正ビット位置検出部は、(k’
    +1)区間の直前のビットデータとその次のビットデー
    タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビ
    ット情報と、(k’+1)区間の直後のビットデータと
    その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
    クにより得られたビット情報とを比較することにより選
    択した補正ビット位置を指定する補正ビット位置指定信
    号を出力することを特徴とする請求項144記載のデー
    タ復号装置。
  147. 【請求項147】上記補正ビット位置検出部は、(k’
    +1)区間の直前のビットデータとその次のビットデー
    タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビ
    ット情報と、(k’+1)区間の直後のビットデータと
    その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
    クにより得られたビット情報とをそれぞれコンパレート
    レベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、Hレベ
    ル又はLレベルの数の大小によって選択した補正ビット
    位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力すること
    を特徴とする請求項144記載のデータ復号装置。
  148. 【請求項148】上記補正ビット位置検出部は、(k’
    +1)区間の直前のビットデータとその次のビットデー
    タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビ
    ット情報と、(k’+1)区間の直後のビットデータと
    その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
    クにより得られたビット情報とをそれぞれコンパレート
    レベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、(k’
    +1)区間がHレベルのときには、Hレベルの数の大き
    い側を補正ビット位置として指定し、(k’+1)区間
    がLレベルのときには、Lレベルの数の大きい側を補正
    ビット位置として指定する補正ビット位置指定信号を出
    力することを特徴とする請求項144記載のデータ復号
    装置。
  149. 【請求項149】上記補正ビット位置検出部は、(k’
    +1)区間の直前のビットデータとその次のビットデー
    タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビ
    ット情報と、(k’+1)区間の直後のビットデータと
    その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
    クにより得られたビット情報とをそれぞれコンパレート
    レベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて比較
    し、両方のビット情報が同一であったときには、記憶さ
    れた前の補正ビット位置指定信号に基づいて、補正ビッ
    ト位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力するこ
    とを特徴とする請求項144記載のデータ復号装置。
  150. 【請求項150】上記補正ビット位置検出部は、あるチ
    ャンネルクロックのビットデータとその次のビットデー
    タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビ
    ット情報からコンパレートレベルを境にHレベルとLレ
    ベルの2値に分けて得られるそれぞれ(n−1)個の区
    間情報を持つことを特徴とする請求項143記載のデー
    タ復号装置。
  151. 【請求項151】上記補正ビット位置検出部は、あるチ
    ャンネルクロックのビットデータとその次のチャンネル
    クロックのビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロ
    ックにより得られたビット情報からそれぞれ(n−1)
    個の区間情報を記憶することを特徴とする請求項143
    記載のデータ復号装置。
  152. 【請求項152】上記補正ビット位置検出部は、(k’
    +1)区間の直前のビットデータとその次のビットデー
    タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビ
    ット情報と、(k’+1)区間の直後のビットデータと
    その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
    クにより得られたビット情報とを比較することにより選
    択した補正ビット位置を指定する補正ビット位置指定信
    号を出力することを特徴とする請求項150記載のデー
    タ復号装置。
  153. 【請求項153】上記補正ビット位置検出部は、(k’
    +1)区間の直前のビットデータとその次のビットデー
    タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビ
    ット情報と、(k’+1)区間の直後のビットデータと
    その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
    クにより得られたビット情報とをそれぞれコンパレート
    レベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、Hレベ
    ル又はLレベルの数の大小によって選択した補正ビット
    位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力すること
    を特徴とする請求項150記載のデータ復号装置。
  154. 【請求項154】上記補正ビット位置検出部は、(k’
    +1)区間の直前のビットデータとその次のビットデー
    タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビ
    ット情報と、(k’+1)区間の直後のビットデータと
    その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
    クにより得られたビット情報とをそれぞれコンパレート
    レベルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、(k’
    +1)区間がHレベルのときには、Hレベルの数の小さ
    い側を補正ビット位置として指定し、(k’+1)区間
    がLレベルのときには、Lレベルの数の小さい側を補正
    ビット位置として指定する補正ビット位置指定信号を出
    力することを特徴とする請求項150記載のデータ復号
    装置。
  155. 【請求項155】上記補正ビット位置検出部は、(k’
    +1)区間の直前のビットデータとその次のビットデー
    タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビ
    ット情報と、(k’+1)区間の直後のビットデータと
    その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
    クにより得られたビット情報とをそれぞれコンパレート
    レベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて比較
    し、両方のビット情報が同一であったときには、記憶さ
    れた前の補正ビット位置指定信号に基づいて、補正ビッ
    ト位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力するこ
    とを特徴とする請求項150記載のデータ復号装置。
  156. 【請求項156】上記補正ビット位置検出部は、n倍ク
    ロックにより得られたビット情報におけるあるチャンネ
    ルクロックのビットデータを含む連続したn個のビット
    情報からコンパレートレベルを境にHレベルとLレベル
    の2値に分けて得られる区間情報を持つことを特徴とす
    る請求項143記載のデータ復号装置。
  157. 【請求項157】上記補正ビット位置検出部は、n倍ク
    ロックにより得られたビット情報におけるあるチャンネ
    ルクロックのビットデータを含む連続したn個のビット
    情報から区間情報を記憶することを特徴とする請求項1
    43記載のデータ復号装置。
  158. 【請求項158】上記補正ビット位置検出部は、(k’
    +1)区間の直前のビットデータ又はその次のビットデ
    ータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られた
    n個のビット情報と、(k’+1)区間の直後のビット
    データ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれる
    n倍クロックにより得られたn個のビット情報とを比較
    することにより選択した補正ビット位置を指定する補正
    ビット位置指定信号を出力することを特徴とする請求項
    156記載のデータ復号装置。
  159. 【請求項159】上記補正ビット位置検出部は、(k’
    +1)区間の直前のビットデータ又はその次のビットデ
    ータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られた
    n個のビット情報と、(k’+1)区間の直後のビット
    データ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれる
    n倍クロックにより得られたn個のビット情報とをそれ
    ぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2
    値に分け、Hレベル又はLレベルの数の大小によって選
    択した補正ビット位置を指定する補正ビット位置指定信
    号を出力することを特徴とする請求項156記載のデー
    タ復号装置。
  160. 【請求項160】上記補正ビット位置検出部は、(k’
    +1)区間の直前のビットデータ又はその次のビットデ
    ータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られた
    n個のビット情報と、(k’+1)区間の直後のビット
    データ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれる
    n倍クロックにより得られたn個のビット情報とをそれ
    ぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2
    値に分け、Lレベルの数又はHレベルの数のどちらかを
    用いて補正ビット位置として指定する補正ビット位置指
    定信号を出力することを特徴とする請求項156記載の
    データ復号装置。
  161. 【請求項161】上記補正ビット位置検出部は、(k’
    +1)区間の直前のビットデータ又はその次のビットデ
    ータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られた
    n個のビット情報と、(k’+1)区間の直後のビット
    データ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれる
    n倍クロックにより得られたn個のビット情報とをそれ
    ぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2
    値に分け、LレベルからHレベルになったときの”0”
    の個数に1を加算した数がHレベルからLレベルになっ
    たときの”0”の個数よりも大きいときは(k’+1)
    区間の前側を補正ビット位置として指定し、Hレベルか
    らLレベルになったときの”0”の個数がLレベルから
    Hレベルになったときの”0”の個数に1を加算した数
    よりも大きいときは(k’+1)区間の後側を補正ビッ
    ト位置として指定する補正ビット位置指定信号を出力す
    ることを特徴とする請求項156記載のデータ復号装
    置。
  162. 【請求項162】上記補正ビット位置検出部は、(k’
    +1)区間の直前のビットデータ又はその次のビットデ
    ータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られた
    n個のビット情報と、(k’+1)区間の直後のビット
    データ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれる
    n倍クロックにより得られたn個のビット情報とをそれ
    ぞれコンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2
    値に分け、LレベルからHレベルになったときの”1”
    の個数がHレベルからLレベルになったときの”1”の
    個数に1を加算した数よりも大きいときは(k’+1)
    区間の後側を補正ビット位置として指定し、Hレベルか
    らLレベルになったときの”1”の個数に1を加算した
    数がLレベルからHレベルになったときの”1”の個数
    よりも大きいときは(k’+1)区間の前側を補正ビッ
    ト位置として指定する補正ビット位置指定信号を出力す
    ることを特徴とする請求項156記載のデータ復号装
    置。
  163. 【請求項163】上記補正ビット位置検出部は、(k’
    +1)区間の直前のビットデータ又はその次のビットデ
    ータ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られた
    ビット情報と、(k’+1)区間の直後のビットデータ
    又はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍ク
    ロックにより得られたビット情報とをそれぞれコンパレ
    ートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて比
    較し、両方のビット情報が同一であったときには、記憶
    された前の補正ビット位置指定信号に基づいて、補正ビ
    ット位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力する
    ことを特徴とする請求項156記載のデータ復号装置。
  164. 【請求項164】上記データ補正部は、上記補正ビット
    位置検出部による補正ビット位置指定信号で指定された
    ビット位置のデータの論理レベルを反転させることによ
    り補正処理を行うことを特徴とする請求項142記載の
    データ復号装置。
  165. 【請求項165】符号系列内の連続する”1”の間に入
    る”0”の最大連続長がkである記録符号からNRZI
    変調した後の、同一シンボルの最大連続長がk’=k+
    1(k≧1,k≧d)である記録符号が記録された記録
    媒体からの再生データのデータ復号装置であって、 チャンネルクロックをn倍(nは2以上の整数)するク
    ロック発生部と、 逆NRZI変調した後の”0”の連続長が(k+1)で
    あるチャネルビットデータを検出する(k+1)検出部
    と、 上記(k+1)検出部により検出された”0”の連続長
    が(k+1)であるチャネルビットデータの補正位置を
    指定する補正ビット位置指定信号を上記n倍クロックに
    より得られたビット情報に基づいて出力する補正ビット
    位置検出部と、 上記(k+1)検出部により検出された”0”の連続長
    が(k+1)であるチャネルビットデータを”0”の連
    続長がkとなるように上記補正ビット位置検出部による
    補正ビット位置指定信号に基づいて補正処理を行うデー
    タ補正部とを備えることを特徴とするデータ復号装置。
  166. 【請求項166】記録媒体から読み出した再生RF信号
    を少なくとも1つのコンパレートレベルで復号して、符
    号系列内の連続する”1”の間に入る”0”の最大連続
    長がkであるチャネルビットデータを出力することを特
    徴とする請求項165記載のデータ復号装置。
  167. 【請求項167】上記補正ビット位置検出部は、あるチ
    ャンネルクロックにおけるビットデータとその次のチャ
    ンネルクロックにおけるビットデータ及びその間に挟ま
    れるn倍クロックにより得られたビット情報からコンパ
    レートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて
    得られるそれぞれ(n+1)個の区間情報を持つことを
    特徴とする請求項166記載のデータ復号装置。
  168. 【請求項168】上記補正ビット位置検出部は、あるチ
    ャンネルクロックにおけるビットデータと、その次のチ
    ャンネルクロックにおけるビットデータ及びその間に挟
    まれるn倍クロックにより得られたビット情報からそれ
    ぞれ(n+1)個の区間情報を記憶することを特徴とす
    る請求項166記載のデータ復号装置。
  169. 【請求項169】上記補正ビット位置検出部は、(k+
    1)区間の直前のビットデータとその次のビットデータ
    及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
    ト情報と、(k+1)区間の直後のビットデータとその
    次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックに
    より得られたビット情報とを比較することにより選択し
    た補正ビット位置を指定する補正ビット位置指定信号を
    出力することを特徴とする請求項167記載のデータ復
    号装置。
  170. 【請求項170】上記補正ビット位置検出部は、(k+
    1)区間の直前のビットデータとその次のビットデータ
    及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
    ト情報と、(k+1)区間の直後のビットデータとその
    次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックに
    より得られたビット情報とをそれぞれコンパレートレベ
    ルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、Hレベル又
    はLレベルの数の大小によって選択した補正ビット位置
    を指定する補正ビット位置指定信号を出力することを特
    徴とする請求項167記載のデータ復号装置。
  171. 【請求項171】上記補正ビット位置検出部は、(k+
    1)区間の直前のビットデータとその次のビットデータ
    及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
    ト情報と、(k+1)区間の直後のビットデータとその
    次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックに
    より得られたビット情報とをそれぞれコンパレートレベ
    ルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、(k+1)
    区間がHレベルのときには、Hレベルの数の大きい側を
    補正ビット位置として指定し、(k+1)区間がLレベ
    ルのときには、Lレベルの数の大きい側を補正ビット位
    置として指定する補正ビット位置指定信号を出力するこ
    とを特徴とする請求項167記載のデータ復号装置。
  172. 【請求項172】上記補正ビット位置検出部は、(k+
    1)区間の直前のビットデータとその次のビットデータ
    及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
    ト情報と、(k+1)区間の直後のビットデータとその
    次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックに
    より得られたビット情報とをそれぞれコンパレートレベ
    ルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて比較し、両
    方のビット情報が同一であったときには、記憶された前
    の補正ビット位置指定信号に基づいて、補正ビット位置
    を指定する補正ビット位置指定信号を出力することを特
    徴とする請求項167記載のデータ復号装置。
  173. 【請求項173】上記補正ビット位置検出部は、あるチ
    ャンネルクロックのビットデータとその次のビットデー
    タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビ
    ット情報からコンパレートレベルを境にHレベルとLレ
    ベルの2値に分けて得られるそれぞれ(n−1)個の区
    間情報を持つことを特徴とする請求項166記載のデー
    タ復号装置。
  174. 【請求項174】上記補正ビット位置検出部は、あるチ
    ャンネルクロックのビットデータとその次のビットデー
    タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビ
    ット情報からそれぞれ(n−1)個の区間情報を記憶す
    ることを特徴とする請求項166記載のデータ復号装
    置。
  175. 【請求項175】上記補正ビット位置検出部は、(k+
    1)区間の直前のビットデータとその次のビットデータ
    及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
    ト情報と、(k+1)区間の直後のビットデータとその
    次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックに
    より得られたビット情報とを比較することにより選択し
    た補正ビット位置を指定する補正ビット位置指定信号を
    出力することを特徴とする請求項173記載のデータ復
    号装置。
  176. 【請求項176】上記補正ビット位置検出部は、(k+
    1)区間の直前のビットデータとその次のビットデータ
    及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
    ト情報と、(k+1)区間の直後のビットデータとその
    次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックに
    より得られたビット情報とをそれぞれコンパレートレベ
    ルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、Hレベル又
    はLレベルの数の大小によって選択した補正ビット位置
    を指定する補正ビット位置指定信号を出力することを特
    徴とする請求項173記載のデータ復号装置。
  177. 【請求項177】上記補正ビット位置検出部は、(k+
    1)区間の直前のビットデータとその次のビットデータ
    及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
    ト情報と、(k+1)区間の直後のビットデータとその
    次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックに
    より得られたビット情報とをそれぞれコンパレートレベ
    ルを境にHレベルとLレベルの2値に分け、(k+1)
    区間がHレベルのときには、Hレベルの数の小さい側を
    補正ビット位置として指定し、(k+1)区間がLレベ
    ルのときには、Lレベルの数の小さい側を補正ビット位
    置として指定する補正ビット位置指定信号を出力するこ
    とを特徴とする請求項173記載のデータ復号装置。
  178. 【請求項178】上記補正ビット位置検出部は、(k+
    1)区間の直前のビットデータとその次のビットデータ
    及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビッ
    ト情報と、(k+1)区間の直後のビットデータとその
    次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロックに
    より得られたビット情報とをそれぞれコンパレートレベ
    ルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて比較し、両
    方のビット情報が同一であったときには、記憶された前
    の補正ビット位置指定信号に基づいて、補正ビット位置
    を指定する補正ビット位置指定信号を出力することを特
    徴とする請求項173記載のデータ復号装置。
  179. 【請求項179】上記補正ビット位置検出部は、n倍ク
    ロックにより得られたビット情報におけるあるチャンネ
    ルクロックのビットデータを含む連続したn個のビット
    情報からコンパレートレベルを境にHレベルとLレベル
    の2値に分けて得られる区間情報を持つことを特徴とす
    る請求項166記載のデータ復号装置。
  180. 【請求項180】上記補正ビット位置検出部は、n倍ク
    ロックにより得られたビット情報におけるあるチャンネ
    ルクロックのビットデータを含む連続したn個のビット
    情報から区間情報を記憶することを特徴とする請求項1
    66記載のデータ復号装置。
  181. 【請求項181】上記補正ビット位置検出部は、(k+
    1)区間の直前のビットデータ又はその次のビットデー
    タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたn
    個のビット情報と、(k+1)区間の直後のビットデー
    タ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍
    クロックにより得られたn個のビット情報とを比較する
    ことにより選択した補正ビット位置を指定する補正ビッ
    ト位置指定信号を出力することを特徴とする請求項17
    9記載のデータ復号装置。
  182. 【請求項182】上記補正ビット位置検出部は、(k+
    1)区間の直前のビットデータ又はその次のビットデー
    タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたn
    個のビット情報と、(k+1)区間の直後のビットデー
    タ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍
    クロックにより得られたn個のビット情報とをそれぞれ
    コンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に
    分け、Hレベル又はLレベルの数の大小によって選択し
    た補正ビット位置を指定する補正ビット位置指定信号を
    出力することを特徴とする請求項179記載のデータ復
    号装置。
  183. 【請求項183】上記補正ビット位置検出部は、(k+
    1)区間の直前のビットデータ又はその次のビットデー
    タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたn
    個のビット情報と、(k+1)区間の直後のビットデー
    タ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍
    クロックにより得られたn個のビット情報とをそれぞれ
    コンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に
    分け、Lレベルの数又はHレベルの数のどちらかを用い
    て補正ビット位置として指定する補正ビット位置指定信
    号を出力することを特徴とする請求項179記載のデー
    タ復号装置。
  184. 【請求項184】上記補正ビット位置検出部は、(k+
    1)区間の直前のビットデータ又はその次のビットデー
    タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたn
    個のビット情報と、(k+1)区間の直後のビットデー
    タ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍
    クロックにより得られたn個のビット情報とをそれぞれ
    コンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に
    分け、LレベルからHレベルになったときの”0”の個
    数に1を加算した数がHレベルからLレベルになったと
    きの”0”の個数よりも大きいときは(k+1)区間の
    前側を補正ビット位置として指定し、HレベルからLレ
    ベルになったときの”0”の個数がLレベルからHレベ
    ルになったときの”0”の個数に1を加算した数よりも
    大きいときは(k+1)区間の後側を補正ビット位置と
    して指定する補正ビット位置指定信号を出力することを
    特徴とする請求項179記載のデータ復号装置。
  185. 【請求項185】上記補正ビット位置検出部は、(k+
    1)区間の直前のビットデータ又はその次のビットデー
    タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたn
    個のビット情報と、(k+1)区間の直後のビットデー
    タ又はその次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍
    クロックにより得られたn個のビット情報とをそれぞれ
    コンパレートレベルを境にHレベルとLレベルの2値に
    分け、LレベルからHレベルになったときの”1”の個
    数がHレベルからLレベルになったときの”1”の個数
    に1を加算した数よりも大きいときは(k+1)区間の
    後側を補正ビット位置として指定し、HレベルからLレ
    ベルになったときの”1”の個数に1を加算した数がL
    レベルからHレベルになったときの”1”の個数よりも
    大きいときは(k+1)区間の前側を補正ビット位置と
    して指定する補正ビット位置指定信号を出力することを
    特徴とする請求項179記載のデータ復号装置。
  186. 【請求項186】上記補正ビット位置検出部は、(k+
    1)区間の直前のビットデータ又はその次のビットデー
    タ及びその間に挟まれるn倍クロックにより得られたビ
    ット情報と、(k+1)区間の直後のビットデータ又は
    その次のビットデータ及びその間に挟まれるn倍クロッ
    クにより得られたビット情報とをそれぞれコンパレート
    レベルを境にHレベルとLレベルの2値に分けて比較
    し、両方のビット情報が同一であったときには、記憶さ
    れた前の補正ビット位置指定信号に基づいて、補正ビッ
    ト位置を指定する補正ビット位置指定信号を出力するこ
    とを特徴とする請求項179記載のデータ復号装置。
  187. 【請求項187】上記データ補正部は、上記補正ビット
    位置検出部による補正ビット位置指定信号に基づいて、
    指定されたビット位置のデータの論理レベルを反転させ
    ると共に、指定されたビット位置の(k+1)区間の内
    側のビット位置のデータの論理レベルを反転させること
    により補正処理を行うことを特徴とする請求項165記
    載のデータ復号装置。
  188. 【請求項188】上記データ補正部は、上記補正ビット
    位置検出部による補正ビット位置指定信号に基づいて、
    指定されたビット位置の”1”のデータを(k+1)区
    間の内側のデータにシフトさせることにより補正処理を
    行うことを特徴とする請求項165記載のデータ復号装
    置。
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