JP3538132B2 - 織機における電動式開口装置 - Google Patents
織機における電動式開口装置Info
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- JP3538132B2 JP3538132B2 JP2000255358A JP2000255358A JP3538132B2 JP 3538132 B2 JP3538132 B2 JP 3538132B2 JP 2000255358 A JP2000255358 A JP 2000255358A JP 2000255358 A JP2000255358 A JP 2000255358A JP 3538132 B2 JP3538132 B2 JP 3538132B2
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- Textile Engineering (AREA)
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、織機における経糸
の開口を形成する電動式開口装置に関する。
の開口を形成する電動式開口装置に関する。
【0002】本発明においては、綜絖枠の往復移動方向
を上下方向といい、経糸送り出しによる経糸の移動方向
を前後方向といい、経糸の移動方向における下流側を前
方といい、経糸の移動方向における上流側を後方とい
い、緯糸の飛走方向を左右方向という。
を上下方向といい、経糸送り出しによる経糸の移動方向
を前後方向といい、経糸の移動方向における下流側を前
方といい、経糸の移動方向における上流側を後方とい
い、緯糸の飛走方向を左右方向という。
【0003】
【従来の技術】複数の綜絖枠を上下動させて経糸の開口
を形成する装置の1つとして、各綜絖枠を支持機構に支
持させ、各支持機構を綜絖枠毎に設けられた電動式の駆
動機構により駆動させる電動式開口装置がある(特開平
7−324247号公報)。
を形成する装置の1つとして、各綜絖枠を支持機構に支
持させ、各支持機構を綜絖枠毎に設けられた電動式の駆
動機構により駆動させる電動式開口装置がある(特開平
7−324247号公報)。
【0004】上記の電動式開口装置において、各支持機
構は、左右一対のスイングレバーと、一方のスイングレ
バーの揺動運動を他方のスイングレバーに伝達する伝達
ロッドと、各スイングレバーを綜絖枠に連結するコネク
ティングロッドとにより、対応する綜絖枠を上下動可能
に支持している。
構は、左右一対のスイングレバーと、一方のスイングレ
バーの揺動運動を他方のスイングレバーに伝達する伝達
ロッドと、各スイングレバーを綜絖枠に連結するコネク
ティングロッドとにより、対応する綜絖枠を上下動可能
に支持している。
【0005】各駆動機構は、駆動モータの回転を、その
回転軸に設けられた駆動歯車、駆動歯車と噛合する従動
歯車、従動歯車に設けられかつ偏心された軸支持部等に
伝達して、軸支持部に受けられた揺動レバーを揺動さ
せ、揺動レバーの揺動運動をジャックレバー及び連結ロ
ッドにより一方のスイングレバーに伝達している。
回転軸に設けられた駆動歯車、駆動歯車と噛合する従動
歯車、従動歯車に設けられかつ偏心された軸支持部等に
伝達して、軸支持部に受けられた揺動レバーを揺動さ
せ、揺動レバーの揺動運動をジャックレバー及び連結ロ
ッドにより一方のスイングレバーに伝達している。
【0006】上記の電動式開口装置のように駆動源とし
て駆動モータを用いた電動式開口装置は、一般に、駆動
モータの回転を電気的に制御することにより、開口パタ
ーンを製織途中において任意に変更することができる利
点を有する。
て駆動モータを用いた電動式開口装置は、一般に、駆動
モータの回転を電気的に制御することにより、開口パタ
ーンを製織途中において任意に変更することができる利
点を有する。
【0007】しかし、上記刊行物の図2に記載された電
動式開口装置では、全ての駆動モータを一箇所にまとめ
て設置しているから、各駆動モータの発熱により運転時
間の経過にともなって、駆動モータの設置空間の温度が
上昇すると共に、駆動モータ自体の温度が上昇し、回転
効率が低下する。このため、駆動モータの回転、ひいて
は、綜絖枠の上下運動(開口運動)が織機の主軸の回転
に追従し難くなり、安定した開口運動が行われない。
動式開口装置では、全ての駆動モータを一箇所にまとめ
て設置しているから、各駆動モータの発熱により運転時
間の経過にともなって、駆動モータの設置空間の温度が
上昇すると共に、駆動モータ自体の温度が上昇し、回転
効率が低下する。このため、駆動モータの回転、ひいて
は、綜絖枠の上下運動(開口運動)が織機の主軸の回転
に追従し難くなり、安定した開口運動が行われない。
【0008】上記刊行物は、また、駆動モータを、織り
前より1から5番目の綜絖枠に対応する駆動モータのグ
ループと、6〜10番目の綜絖枠に対応する駆動モータ
5つのグループとに分けて配置することを図15に開示
している。
前より1から5番目の綜絖枠に対応する駆動モータのグ
ループと、6〜10番目の綜絖枠に対応する駆動モータ
5つのグループとに分けて配置することを図15に開示
している。
【0009】しかし、一般に、綜絖枠の上下運動量は織
り前から遠いものほど大きく設定されるから、上下運動
量の大きい綜絖枠に対応する駆動モータの発熱量も大き
くなる。したがって、上記刊行物の図15に記載されて
いる装置では、後者のグループの発熱量の総和が前者の
それより大きくなり、後者のグループについて駆動モー
タの発熱に起因する問題が解決されない。
り前から遠いものほど大きく設定されるから、上下運動
量の大きい綜絖枠に対応する駆動モータの発熱量も大き
くなる。したがって、上記刊行物の図15に記載されて
いる装置では、後者のグループの発熱量の総和が前者の
それより大きくなり、後者のグループについて駆動モー
タの発熱に起因する問題が解決されない。
【0010】また、上記刊行物の図2に示すのように全
ての駆動モータを一箇所にまとめて設置した電動式開口
装置では、綜絖枠の配置ピッチが一般に14mm程度と
小さいにもかかわらず、駆動機構を構成する部材(部
品)の一部、上記刊行物に記載された電動式開口装置に
ついて言うならば、例えば、連結ロッド、従動歯車又は
軸支持部を綜絖枠の配置ピッチの範囲内に納めなければ
ならない。このため、そのような小さい配置ピッチ内に
納めなければならない部材の強度が不足し、そのような
部材の耐久性が劣り、また撓みの発生により、安定した
開口運動が行われない。しかも、そのような部材を配置
するスペースが狭いため、最適な構成の駆動機構を採用
することができない。
ての駆動モータを一箇所にまとめて設置した電動式開口
装置では、綜絖枠の配置ピッチが一般に14mm程度と
小さいにもかかわらず、駆動機構を構成する部材(部
品)の一部、上記刊行物に記載された電動式開口装置に
ついて言うならば、例えば、連結ロッド、従動歯車又は
軸支持部を綜絖枠の配置ピッチの範囲内に納めなければ
ならない。このため、そのような小さい配置ピッチ内に
納めなければならない部材の強度が不足し、そのような
部材の耐久性が劣り、また撓みの発生により、安定した
開口運動が行われない。しかも、そのような部材を配置
するスペースが狭いため、最適な構成の駆動機構を採用
することができない。
【0011】複数の綜絖枠を上下動させて経糸の開口を
形成する装置の他の1つとして、織機の原動モータによ
り回転されるカムを綜絖枠毎に設けられた駆動機構に備
えたカム式開口装置がある(特開平3−193950号
公報)。このカム式開口装置において、各駆動機構は、
綜絖枠に個々に対応されたカムを複数の駆動機構のカム
で共通の回転軸に固定し、カムレバーを連結ロッドによ
り綜絖枠毎に支持機構に連結している。
形成する装置の他の1つとして、織機の原動モータによ
り回転されるカムを綜絖枠毎に設けられた駆動機構に備
えたカム式開口装置がある(特開平3−193950号
公報)。このカム式開口装置において、各駆動機構は、
綜絖枠に個々に対応されたカムを複数の駆動機構のカム
で共通の回転軸に固定し、カムレバーを連結ロッドによ
り綜絖枠毎に支持機構に連結している。
【0012】しかし、各駆動機構が駆動モータを用いな
いカム式開口装置では、カムを交換しない限り、開口パ
ターンを変更することができず、織機を停止させること
なく開口パターンを製織途中において変更することがで
きない。また、上記のカム式開口装置においても、カ
ム、カムレバー及び連結ロッドのような部材を綜絖枠の
配置ピッチの範囲内に納めなければならない。
いカム式開口装置では、カムを交換しない限り、開口パ
ターンを変更することができず、織機を停止させること
なく開口パターンを製織途中において変更することがで
きない。また、上記のカム式開口装置においても、カ
ム、カムレバー及び連結ロッドのような部材を綜絖枠の
配置ピッチの範囲内に納めなければならない。
【0013】
【解決しようとする課題】本発明の目的は、綜絖枠を上
下動させる開口装置において、駆動モータによる温度上
昇を抑えると共に、駆動機構を配置する空間を増大さ
せ、それらによって安定した開口運動を行い得る電動式
開口装置を提供することにある。
下動させる開口装置において、駆動モータによる温度上
昇を抑えると共に、駆動機構を配置する空間を増大さ
せ、それらによって安定した開口運動を行い得る電動式
開口装置を提供することにある。
【0014】
【解決手段、作用及び効果】本発明に係る織機における
電動式開口装置は、綜絖枠毎に備えられた複数の支持機
構であってそれぞれが対応する綜絖枠を支持する複数の
支持機構と、それぞれが駆動モータを備えると共に、該
駆動モータ及び前記支持機構に連結された連結部材を備
える複数の駆動機構とを含む。
電動式開口装置は、綜絖枠毎に備えられた複数の支持機
構であってそれぞれが対応する綜絖枠を支持する複数の
支持機構と、それぞれが駆動モータを備えると共に、該
駆動モータ及び前記支持機構に連結された連結部材を備
える複数の駆動機構とを含む。
【0015】前記複数の駆動機構は、奇数番目の綜絖枠
に対応する第1の駆動機構群と、偶数番目の綜絖枠に対
応する第2の駆動機構群とに分けられており、前記第1
の駆動機構群と第2の駆動機構群とはこれらを前方から
見たとき互いに重複する部分を有しないように配置され
ている。
に対応する第1の駆動機構群と、偶数番目の綜絖枠に対
応する第2の駆動機構群とに分けられており、前記第1
の駆動機構群と第2の駆動機構群とはこれらを前方から
見たとき互いに重複する部分を有しないように配置され
ている。
【0016】複数の駆動機構を、奇数番目の綜絖枠に対
応する第1の駆動機構群と、偶数番目の綜絖枠に対応す
る第2の駆動機構群とに分け、第1及び第2の駆動機構
群を前方から見たとき互いに重複する部分を有しないよ
うに第1及び第2の駆動機構群を配置すると、奇数番目
の綜絖枠の上下運動量の総和と偶数番目の綜絖枠の上下
運動量の総和とがほぼ等しくなるから、両駆動機構群の
駆動モータの発熱量の総和もほぼ等しくなり、駆動モー
タ及びその設置空間の温度上昇が効率的に抑えられ、長
期運転における駆動モータの回転効率の低下が抑えられ
る。
応する第1の駆動機構群と、偶数番目の綜絖枠に対応す
る第2の駆動機構群とに分け、第1及び第2の駆動機構
群を前方から見たとき互いに重複する部分を有しないよ
うに第1及び第2の駆動機構群を配置すると、奇数番目
の綜絖枠の上下運動量の総和と偶数番目の綜絖枠の上下
運動量の総和とがほぼ等しくなるから、両駆動機構群の
駆動モータの発熱量の総和もほぼ等しくなり、駆動モー
タ及びその設置空間の温度上昇が効率的に抑えられ、長
期運転における駆動モータの回転効率の低下が抑えられ
る。
【0017】また、複数の駆動機構を上記のようなグル
ープに分けて上記のように配置して支持機構に連結する
と、経糸の移動方向(前後方向)における駆動機構の配
置スペースを綜絖枠の配置ピッチの2倍に拡大すること
ができる。これにより、駆動機構を構成する部材の経糸
移動方向における寸法を大きくしてその部材の機械的強
度を向上させることができるし、振動及び故障の発生を
減少させることができる。また、駆動機構の構成の選択
範囲が広がる。
ープに分けて上記のように配置して支持機構に連結する
と、経糸の移動方向(前後方向)における駆動機構の配
置スペースを綜絖枠の配置ピッチの2倍に拡大すること
ができる。これにより、駆動機構を構成する部材の経糸
移動方向における寸法を大きくしてその部材の機械的強
度を向上させることができるし、振動及び故障の発生を
減少させることができる。また、駆動機構の構成の選択
範囲が広がる。
【0018】上記の各種の作用・効果の結果、本発明に
よれば、電動式開口装置の開口運動が安定して行われ
る。
よれば、電動式開口装置の開口運動が安定して行われ
る。
【0019】前記第1の駆動機構群と第2の駆動機構群
とは、織機の左右方向における中心に対し対称の位置に
配置することができる。そのようにすれば、織機の重量
バランスが向上し、振動が一層減少する。
とは、織機の左右方向における中心に対し対称の位置に
配置することができる。そのようにすれば、織機の重量
バランスが向上し、振動が一層減少する。
【0020】各支持機構は、左右一対の揺動レバーと、
該両レバーを連結するリンクと、各揺動レバーを前記綜
絖枠に連結する支持体とを含むことができる。
該両レバーを連結するリンクと、各揺動レバーを前記綜
絖枠に連結する支持体とを含むことができる。
【0021】第1及び第2の駆動機構群は、織機の左右
フレームの外側に配置してもよいし、大部分が織機の設
置面より下方となるように左右フレームの内側に配置し
てもよい。第1及び第2の駆動機構群は、また、上下の
位置関係となるように左右一方のフレームの外側に配置
してもよく、この場合全ての駆動機構を対応する支持機
構の左右いずれか一方の揺動レバーに接続することがで
きる。
フレームの外側に配置してもよいし、大部分が織機の設
置面より下方となるように左右フレームの内側に配置し
てもよい。第1及び第2の駆動機構群は、また、上下の
位置関係となるように左右一方のフレームの外側に配置
してもよく、この場合全ての駆動機構を対応する支持機
構の左右いずれか一方の揺動レバーに接続することがで
きる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1から図5を参照するに、開口
装置10は、織機の左右フレーム12,14の間に配置
された複数の綜絖枠16をそれらに配置された綜絖と共
に上下方向に往復移動させて経糸開口を形成する電動式
開口装置として用いられる。図示の例では、織機は16
枚の綜絖枠16を備えている。図1において、図示しな
い経糸ビームからの送り出しによって経糸は上方から下
方へ移動され、緯糸は左方から右方(又は、右方から左
方)へ飛走される。
装置10は、織機の左右フレーム12,14の間に配置
された複数の綜絖枠16をそれらに配置された綜絖と共
に上下方向に往復移動させて経糸開口を形成する電動式
開口装置として用いられる。図示の例では、織機は16
枚の綜絖枠16を備えている。図1において、図示しな
い経糸ビームからの送り出しによって経糸は上方から下
方へ移動され、緯糸は左方から右方(又は、右方から左
方)へ飛走される。
【0023】電動式開口装置10は、綜絖枠16毎に備
えられかつ対応する綜絖枠16を上下動可能に支持する
複数の支持機構20と、複数の駆動機構を含む第1の駆
動機構群22と、複数の駆動機構を含む第2の駆動機構
群24とを含む。
えられかつ対応する綜絖枠16を上下動可能に支持する
複数の支持機構20と、複数の駆動機構を含む第1の駆
動機構群22と、複数の駆動機構を含む第2の駆動機構
群24とを含む。
【0024】各支持機構20は、V字状の形状を有する
左右一対の揺動レバー26を左右方向へ伸びるリンク2
8により連結し、各揺動レバー26を上下方向へ伸びる
支持体30により綜絖枠16に連結している公知の機構
である。両揺動レバー26とリンク28、及び、綜絖枠
16と支持体30とは、いずれも、枢軸的に連結されて
いる。両揺動レバー26は、V字の一方の先端部におい
てリンク28に連結され、V字の他方の先端部において
支持体30に連結されている。
左右一対の揺動レバー26を左右方向へ伸びるリンク2
8により連結し、各揺動レバー26を上下方向へ伸びる
支持体30により綜絖枠16に連結している公知の機構
である。両揺動レバー26とリンク28、及び、綜絖枠
16と支持体30とは、いずれも、枢軸的に連結されて
いる。両揺動レバー26は、V字の一方の先端部におい
てリンク28に連結され、V字の他方の先端部において
支持体30に連結されている。
【0025】揺動レバー26は、複数の支持機構20の
揺動レバー26で共通の支持軸32に上下左右方向へ伸
びる面内で揺動可能にV字の基部すなわち分岐部におい
て支持されている。支持軸32は、フレーム12,14
の間を前後方向へ伸びており、また図示しないブラケッ
トを介して対応するフレームに支持されている。支持体
30は、ねじ棒の一端部を長尺の雌ねじ体のねじ穴に螺
合させた連結ロッドである。
揺動レバー26で共通の支持軸32に上下左右方向へ伸
びる面内で揺動可能にV字の基部すなわち分岐部におい
て支持されている。支持軸32は、フレーム12,14
の間を前後方向へ伸びており、また図示しないブラケッ
トを介して対応するフレームに支持されている。支持体
30は、ねじ棒の一端部を長尺の雌ねじ体のねじ穴に螺
合させた連結ロッドである。
【0026】第1の駆動機構群22の各駆動機構は前方
側から数えて奇数番目に位置する綜絖枠16に対応され
ており、第2の駆動機構群24の各駆動機構は前方側か
ら数えて偶数番目に位置する綜絖枠16に対応されてい
る。
側から数えて奇数番目に位置する綜絖枠16に対応され
ており、第2の駆動機構群24の各駆動機構は前方側か
ら数えて偶数番目に位置する綜絖枠16に対応されてい
る。
【0027】第1及び第2の駆動機構群22及び24の
各駆動機構は、また、第1及び第2の駆動機構群22及
び24の配置位置が左右方向における中心に対し対称の
位置となるように、それぞれ、右方及び左方のフレーム
14及び12の外側面に組み付けられたブラケット34
及び36に支持されている。これにより、第1及び第2
の駆動機構群22,24は、綜絖枠16の前面と平行な
面において互いに重複する部分を有してない。ブラケッ
ト34及び36は、それぞれ、フレーム14及び12に
組み付けられていると共に、脚部53を介して床52上
に設置されている。
各駆動機構は、また、第1及び第2の駆動機構群22及
び24の配置位置が左右方向における中心に対し対称の
位置となるように、それぞれ、右方及び左方のフレーム
14及び12の外側面に組み付けられたブラケット34
及び36に支持されている。これにより、第1及び第2
の駆動機構群22,24は、綜絖枠16の前面と平行な
面において互いに重複する部分を有してない。ブラケッ
ト34及び36は、それぞれ、フレーム14及び12に
組み付けられていると共に、脚部53を介して床52上
に設置されている。
【0028】各駆動機構は、回転軸線が前後方向へ伸び
る状態にブラケット34又は36に組み付けられたサー
ボモータのような駆動源すなわち駆動モータ38と、モ
ータの回転軸40に組み付けられた偏心継手42と、一
端部において偏心継手42に枢軸的に連結された長尺の
連結部材44とを備えている。
る状態にブラケット34又は36に組み付けられたサー
ボモータのような駆動源すなわち駆動モータ38と、モ
ータの回転軸40に組み付けられた偏心継手42と、一
端部において偏心継手42に枢軸的に連結された長尺の
連結部材44とを備えている。
【0029】連結部材44は、長い板状のリンクであ
り、また他端部において左右揺動レバー26のいずれか
一方に連結されている。第1の駆動機構群22の各駆動
機構は右方の揺動レバー26のV字の一方の先端部に枢
軸的に連結されており、第2の駆動機構群24の各駆動
機構は左方の揺動レバー26のV字の一方の先端部に枢
軸的に連結されている。各駆動機構の偏心継手42及び
連結部材44は、クランク機構を形成している。
り、また他端部において左右揺動レバー26のいずれか
一方に連結されている。第1の駆動機構群22の各駆動
機構は右方の揺動レバー26のV字の一方の先端部に枢
軸的に連結されており、第2の駆動機構群24の各駆動
機構は左方の揺動レバー26のV字の一方の先端部に枢
軸的に連結されている。各駆動機構の偏心継手42及び
連結部材44は、クランク機構を形成している。
【0030】図においては、1番目及び2番目の綜絖枠
16に対応する支持機構20、偏心継手42及び連結部
材44を示すにすぎないが、他の綜絖枠16に対応する
支持機構20、偏心継手42及び連結部材44も同様に
構成されている。
16に対応する支持機構20、偏心継手42及び連結部
材44を示すにすぎないが、他の綜絖枠16に対応する
支持機構20、偏心継手42及び連結部材44も同様に
構成されている。
【0031】開口装置10において、駆動モータ38が
回転されると、対応する偏心継手42が偏心した状態で
回転されるから、対応する連結部材44が左右方向へ往
復移動される。これにより、対応する揺動レバー26が
揺動されて、支持体30が上下方向へ往復移動されるか
ら、対応する綜絖枠16は上下方向へ往復移動される。
回転されると、対応する偏心継手42が偏心した状態で
回転されるから、対応する連結部材44が左右方向へ往
復移動される。これにより、対応する揺動レバー26が
揺動されて、支持体30が上下方向へ往復移動されるか
ら、対応する綜絖枠16は上下方向へ往復移動される。
【0032】第1及び第2の駆動機構群22及び24の
各駆動モータ38は、織機の原動モータの回転に同期し
つつそれぞれ独立して回転を制御される。これにより、
第1及び第2の駆動機構群22及び24に対応する綜絖
枠16は、所定の開口パターンに基づいて上下方向へ往
復移動される。
各駆動モータ38は、織機の原動モータの回転に同期し
つつそれぞれ独立して回転を制御される。これにより、
第1及び第2の駆動機構群22及び24に対応する綜絖
枠16は、所定の開口パターンに基づいて上下方向へ往
復移動される。
【0033】第1及び第2の駆動機構群22及び24
は、それぞれ、奇数番目及び偶数番目の綜絖枠16に対
応する駆動機構のグループであると共に、それらの駆動
機構群を前方から見たとき互いに重複する部分を有しな
い。
は、それぞれ、奇数番目及び偶数番目の綜絖枠16に対
応する駆動機構のグループであると共に、それらの駆動
機構群を前方から見たとき互いに重複する部分を有しな
い。
【0034】そのため、第1に、両駆動機構群22,2
4の駆動モータ38の発熱量の総和が等しくなるから、
駆動モータ38及びその設置空間の温度上昇が効率的に
抑えられ、長期運転における駆動モータ38の回転効率
の低下が抑えられる。
4の駆動モータ38の発熱量の総和が等しくなるから、
駆動モータ38及びその設置空間の温度上昇が効率的に
抑えられ、長期運転における駆動モータ38の回転効率
の低下が抑えられる。
【0035】第2に、前後方向における各駆動機構の部
品すなわち部材の配置スペースを綜絖枠16の配置ピッ
チの2倍に拡大することができるから、各駆動機構を構
成する部材、例えば、偏心継手42、連結部材44等の
前後方向における寸法を大きくしてその又はそれらの部
材の機械的強度を向上させることができるし、振動及び
故障の発生を減少させることができる。また、駆動機構
の形状、構造等、駆動機構の構成の選択範囲が広がる。
品すなわち部材の配置スペースを綜絖枠16の配置ピッ
チの2倍に拡大することができるから、各駆動機構を構
成する部材、例えば、偏心継手42、連結部材44等の
前後方向における寸法を大きくしてその又はそれらの部
材の機械的強度を向上させることができるし、振動及び
故障の発生を減少させることができる。また、駆動機構
の形状、構造等、駆動機構の構成の選択範囲が広がる。
【0036】上記第1及び第2の作用・効果の結果、開
口装置10は、開口運動を安定に行わせることができ
る。また、各駆動機構の駆動源として駆動モータ38を
用いた電動式開口装置であるから、必要に応じて、綜絖
枠16の上下運動速度、上下運動曲線等の開口パターン
を、製織途中において織機を停止させることなく、変更
することができる。
口装置10は、開口運動を安定に行わせることができ
る。また、各駆動機構の駆動源として駆動モータ38を
用いた電動式開口装置であるから、必要に応じて、綜絖
枠16の上下運動速度、上下運動曲線等の開口パターン
を、製織途中において織機を停止させることなく、変更
することができる。
【0037】また、第1の駆動機構群22と第2の駆動
機構群24とが織機の左右方向における中心に対し対称
の位置に配置されているから、織機の重量バランスが向
上し、振動が一層減少する。
機構群24とが織機の左右方向における中心に対し対称
の位置に配置されているから、織機の重量バランスが向
上し、振動が一層減少する。
【0038】図6及び図7を参照するに、電動式開口装
置50は、織機が設置されている床52に穴54を形成
し、この穴54に第1及び第2の駆動機構群22,24
を設置している。穴54は、左右のフレーム12,14
の内側に対応する箇所に形成されている。このため、第
1及び第2の駆動機構群22及び24の駆動機構は、全
て、平面的に見て左右フレーム12,14の内側に配置
されている。
置50は、織機が設置されている床52に穴54を形成
し、この穴54に第1及び第2の駆動機構群22,24
を設置している。穴54は、左右のフレーム12,14
の内側に対応する箇所に形成されている。このため、第
1及び第2の駆動機構群22及び24の駆動機構は、全
て、平面的に見て左右フレーム12,14の内側に配置
されている。
【0039】電動式開口装置50においても、第1及び
第2の駆動機構群22及び24は、それぞれ、奇数番目
及び偶数番目の綜絖枠に対応する複数の駆動機構により
形成されており、また、左右方向に分けて配置されて、
それらを前方から見たとき、互いに重複する部分を有し
ていない。これにより、両駆動機構群22,24の駆動
モータ38の発熱量の総和が等しくなり、また各駆動機
構を構成する部材の前後方向における配置スペースを綜
絖枠16の配置ピッチの2倍に拡大することができる。
第2の駆動機構群22及び24は、それぞれ、奇数番目
及び偶数番目の綜絖枠に対応する複数の駆動機構により
形成されており、また、左右方向に分けて配置されて、
それらを前方から見たとき、互いに重複する部分を有し
ていない。これにより、両駆動機構群22,24の駆動
モータ38の発熱量の総和が等しくなり、また各駆動機
構を構成する部材の前後方向における配置スペースを綜
絖枠16の配置ピッチの2倍に拡大することができる。
【0040】開口装置50においても、駆動モータを用
いた電動開口装置であるから、必要に応じて製織途中に
おいて開口パターンを変更することができる。また、第
1及び第2の駆動機構群22,24を織機の左右方向に
おける中心に対し対称の位置に配置すれば、織機の重量
バランスが向上し、振動が一層減少する。
いた電動開口装置であるから、必要に応じて製織途中に
おいて開口パターンを変更することができる。また、第
1及び第2の駆動機構群22,24を織機の左右方向に
おける中心に対し対称の位置に配置すれば、織機の重量
バランスが向上し、振動が一層減少する。
【0041】床52に形成する穴54の深さは、全ての
駆動モータが床52より低くなる程度であってもよい。
また、必要に応じて経糸ビームや布巻きロール等の部材
の設置位置を駆動機構群より上方の位置とするような設
計を行えば、床52に穴54を形成することなく、電動
式駆動機構を平面的に見て左右のフレームの内側に配置
することができる。左右のフレームの内側に配置する電
動式の駆動機構としては、2つに分けられた第1及び第
2の駆動機構群に適用するほかに、全ての綜絖枠に対応
する駆動機構を含む従来の1つの駆動機構群について適
用してもよい。このように駆動機構群を左右のフレーム
の内側に配置することにより、織機の据え付け面積を節
約することができる、という利点がある。さらに、穴5
4を左右のフレーム12,14の外側に対応する箇所に
形成し、そこに駆動機構群を配置してもよい。
駆動モータが床52より低くなる程度であってもよい。
また、必要に応じて経糸ビームや布巻きロール等の部材
の設置位置を駆動機構群より上方の位置とするような設
計を行えば、床52に穴54を形成することなく、電動
式駆動機構を平面的に見て左右のフレームの内側に配置
することができる。左右のフレームの内側に配置する電
動式の駆動機構としては、2つに分けられた第1及び第
2の駆動機構群に適用するほかに、全ての綜絖枠に対応
する駆動機構を含む従来の1つの駆動機構群について適
用してもよい。このように駆動機構群を左右のフレーム
の内側に配置することにより、織機の据え付け面積を節
約することができる、という利点がある。さらに、穴5
4を左右のフレーム12,14の外側に対応する箇所に
形成し、そこに駆動機構群を配置してもよい。
【0042】図8を参照するに、電動式開口装置60
は、第1及び第2の駆動機構群22,24を右フレーム
14の外側に上下方向に離して組み付けている。両駆動
機構群22,24の各連結部材は、右方の揺動レバー2
6に枢軸的に連結されている。
は、第1及び第2の駆動機構群22,24を右フレーム
14の外側に上下方向に離して組み付けている。両駆動
機構群22,24の各連結部材は、右方の揺動レバー2
6に枢軸的に連結されている。
【0043】電動式開口装置60においては、左方の揺
動レバー26は開口装置10,50におけるそれらと同
じ形状を有するが、右方の揺動レバー26はV字状又は
Y字状の形状を有する。右方の揺動レバー26は、V字
状の分岐部又はY字状の分岐部において支持軸32に支
持されている。
動レバー26は開口装置10,50におけるそれらと同
じ形状を有するが、右方の揺動レバー26はV字状又は
Y字状の形状を有する。右方の揺動レバー26は、V字
状の分岐部又はY字状の分岐部において支持軸32に支
持されている。
【0044】右の揺動レバー26のうち、奇数番目の綜
絖枠に対応するものはV字状の形状を有し、偶数番目の
綜絖枠に対応するものはY字状の形状を有する。V字状
の形状を有する揺動レバー26は、V字状の一方の先端
部においてリンク28に連結されていると共に第1の駆
動機構群22に対応する連結部材44に連結されてお
り、また他方の先端部において支持体30に連結されて
いる。
絖枠に対応するものはV字状の形状を有し、偶数番目の
綜絖枠に対応するものはY字状の形状を有する。V字状
の形状を有する揺動レバー26は、V字状の一方の先端
部においてリンク28に連結されていると共に第1の駆
動機構群22に対応する連結部材44に連結されてお
り、また他方の先端部において支持体30に連結されて
いる。
【0045】Y字状の形状を有する揺動レバー26は、
3つの先端部のうち、1つの先端部においてリンク28
に連結され、他の1つの先端部において第2の駆動機構
群24の対応する連結部材44に連結され、残りの先端
部において支持体30に連結されている。第1及び第2
の駆動機構群22,24の上下関係及び上下間隔は、図
示の例に限られることなく、必要に応じて適宜設定され
る。
3つの先端部のうち、1つの先端部においてリンク28
に連結され、他の1つの先端部において第2の駆動機構
群24の対応する連結部材44に連結され、残りの先端
部において支持体30に連結されている。第1及び第2
の駆動機構群22,24の上下関係及び上下間隔は、図
示の例に限られることなく、必要に応じて適宜設定され
る。
【0046】電動式開口装置60においても、第1及び
第2の駆動機構群22及び24は、それぞれ、奇数番目
及び偶数番目の綜絖枠に対応する複数の駆動機構により
形成されており、また、上下方向に分けて配置されて、
それらを前方から見たとき、互いに重複する部分を有し
ていない。これにより、両駆動機構群22,24の駆動
モータ38の発熱量の総和が等しくなり、また各駆動機
構を構成する部材の前後方向における配置スペースを綜
絖枠16の配置ピッチの2倍に拡大することができる。
第2の駆動機構群22及び24は、それぞれ、奇数番目
及び偶数番目の綜絖枠に対応する複数の駆動機構により
形成されており、また、上下方向に分けて配置されて、
それらを前方から見たとき、互いに重複する部分を有し
ていない。これにより、両駆動機構群22,24の駆動
モータ38の発熱量の総和が等しくなり、また各駆動機
構を構成する部材の前後方向における配置スペースを綜
絖枠16の配置ピッチの2倍に拡大することができる。
【0047】以上説明した実施例では、第1の駆動機構
群22の各駆動モータ38及び第2の駆動機構群24の
各駆動モータ38を同じ方向に設置しているが、発生し
た熱が発散しやすいように、各駆動機構群において駆動
モータ38の設置方向を交互に180度ずらして設置し
てもよい。例えば、第1の駆動機構群22の8つの駆動
モータについて、それらを4つのずつのモータグループ
に分け、一方のモータグループと他方のモータグループ
とを連結部材44に対して互いに反対側となるように配
置してもよい。
群22の各駆動モータ38及び第2の駆動機構群24の
各駆動モータ38を同じ方向に設置しているが、発生し
た熱が発散しやすいように、各駆動機構群において駆動
モータ38の設置方向を交互に180度ずらして設置し
てもよい。例えば、第1の駆動機構群22の8つの駆動
モータについて、それらを4つのずつのモータグループ
に分け、一方のモータグループと他方のモータグループ
とを連結部材44に対して互いに反対側となるように配
置してもよい。
【0048】上記のことを図3及び図5を用いて詳細に
説明する。駆動モータの上下2列のうち、上列の1番目
と3番目及び下列の2番目と4番目に対応する4つの駆
動モータ38を対象とする。これらの駆動モータ38
を、図5における上下左右方向の位置は不変としなが
ら、残りの4つの駆動モータ38と180度反対の向き
とし、かつ、残りの4つの駆動モータ38との間で8つ
の連結部材を挟むように配置する。そして、対象とする
4つの駆動モータ38に、対応する連結部材を接続すれ
ばよい。
説明する。駆動モータの上下2列のうち、上列の1番目
と3番目及び下列の2番目と4番目に対応する4つの駆
動モータ38を対象とする。これらの駆動モータ38
を、図5における上下左右方向の位置は不変としなが
ら、残りの4つの駆動モータ38と180度反対の向き
とし、かつ、残りの4つの駆動モータ38との間で8つ
の連結部材を挟むように配置する。そして、対象とする
4つの駆動モータ38に、対応する連結部材を接続すれ
ばよい。
【0049】第1及び第2の駆動機構群22及び24の
それぞれを、さらに、複数の駆動機構を含む複数の駆動
機構群に分けて、それらの駆動機構群を綜絖枠16の前
面と平行な面において互いに重複する部分を有しないよ
うに、所定の箇所に配置してもよい。
それぞれを、さらに、複数の駆動機構を含む複数の駆動
機構群に分けて、それらの駆動機構群を綜絖枠16の前
面と平行な面において互いに重複する部分を有しないよ
うに、所定の箇所に配置してもよい。
【0050】例えば、第1の駆動機構群22の駆動機構
を、1,5,9…番目の綜絖枠に個々に対応する複数の
駆動機構と、3,7,11…番目の綜絖枠に個々に対応
する複数の駆動機構とに分けると共に、第2の駆動機構
群24の駆動機構を、2,6,10…番目の綜絖枠に個
々に対応する複数の駆動機構と、4,8,12…番目の
綜絖枠に個々に対応する複数の駆動機構とに分け、それ
らの駆動機構群を前方から見たとき、それらが互いに重
複する部分を有しないように、それら駆動機構群を所定
の箇所に配置してもよい。
を、1,5,9…番目の綜絖枠に個々に対応する複数の
駆動機構と、3,7,11…番目の綜絖枠に個々に対応
する複数の駆動機構とに分けると共に、第2の駆動機構
群24の駆動機構を、2,6,10…番目の綜絖枠に個
々に対応する複数の駆動機構と、4,8,12…番目の
綜絖枠に個々に対応する複数の駆動機構とに分け、それ
らの駆動機構群を前方から見たとき、それらが互いに重
複する部分を有しないように、それら駆動機構群を所定
の箇所に配置してもよい。
【0051】上記のようにすれば、各駆動機構を構成す
る部材の前後方向における配置スペースを綜絖枠16の
配置ピッチの4倍に拡大することができる。
る部材の前後方向における配置スペースを綜絖枠16の
配置ピッチの4倍に拡大することができる。
【0052】本発明は、上記実施例に限定されない。本
発明は、その趣旨を逸脱しない限り、種々変更すること
ができる。
発明は、その趣旨を逸脱しない限り、種々変更すること
ができる。
【図1】本発明に係る電動式開口装置の一実施例を示す
底面図である。
底面図である。
【図2】図1に示す電動式開口装置の右方部分を拡大し
た図である。
た図である。
【図3】図1に示す電動式開口装置における第1の駆動
機構とそれに対応する綜絖枠及び支持機構の部分の正面
図であってそれらの配置関係を示す正面図である。
機構とそれに対応する綜絖枠及び支持機構の部分の正面
図であってそれらの配置関係を示す正面図である。
【図4】図1に示す電動式開口装置における第2の駆動
機構とそれに対応する綜絖枠及び支持機構の部分の正面
図であってそれらの配置関係を示す正面図である。
機構とそれに対応する綜絖枠及び支持機構の部分の正面
図であってそれらの配置関係を示す正面図である。
【図5】図3に示す第1の駆動機構を拡大した図であ
る。
る。
【図6】本発明に係る電動式開口装置の第2の実施例を
示す図であって図3と同様の正面図である。
示す図であって図3と同様の正面図である。
【図7】本発明に係る電動式開口装置の第2の実施例を
示す図であって図4と同様の正面図である。
示す図であって図4と同様の正面図である。
【図8】本発明に係る電動式開口装置の第3の実施例を
示す図であって図3と同様の正面図である。
示す図であって図3と同様の正面図である。
10,50,60 電動式開口装置
12,14 織機のフレーム
16 綜絖枠
20 支持機構
22 第1の駆動機構群
24 第2の駆動機構群
26 揺動レバー
28 リンク
30 支持体
32 支持軸
34,36 ブラケット
38 駆動モータ
40 回転軸
42 偏心継手
44 連結部材
52 床
54 穴
Claims (3)
- 【請求項1】 綜絖枠毎に備えられた複数の支持機構で
あってそれぞれが対応する綜絖枠を支持する複数の支持
機構と、 それぞれが駆動モータを備えると共に、該駆動モータ及
び前記支持機構に連結された連結部材を備える複数の駆
動機構とを含み、 前記複数の駆動機構は、奇数番目の綜絖枠に対応する第
1の駆動機構群と、偶数番目の綜絖枠に対応する第2の
駆動機構群とに分けられており、 前記第1の駆動機構群と前記第2の駆動機構群とはこれ
らを前方から見たとき互いに重複する部分を有しないよ
うに配置されている、織機における電動式開口装置。 - 【請求項2】 前記第1の駆動機構群と第2の駆動機構
群とは、織機の左右方向における中心に対し対称に配置
されている、請求項1に記載の開口装置。 - 【請求項3】 各支持機構は、左右一対の揺動レバー
と、該両レバーを連結するリンクと、各揺動レバーを前
記綜絖枠に連結する支持体とを含む、請求項1又は2に
記載の開口装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000255358A JP3538132B2 (ja) | 2000-08-25 | 2000-08-25 | 織機における電動式開口装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000255358A JP3538132B2 (ja) | 2000-08-25 | 2000-08-25 | 織機における電動式開口装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002069784A JP2002069784A (ja) | 2002-03-08 |
JP3538132B2 true JP3538132B2 (ja) | 2004-06-14 |
Family
ID=18744160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000255358A Expired - Fee Related JP3538132B2 (ja) | 2000-08-25 | 2000-08-25 | 織機における電動式開口装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3538132B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5369850B2 (ja) * | 2009-04-14 | 2013-12-18 | 株式会社豊田自動織機 | 織機における経糸開口装置 |
JP5423781B2 (ja) * | 2011-12-21 | 2014-02-19 | 株式会社豊田自動織機 | 織機の電子開口装置における自動給油装置 |
-
2000
- 2000-08-25 JP JP2000255358A patent/JP3538132B2/ja not_active Expired - Fee Related
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