JP3538023B2 - 回動角検出装置 - Google Patents

回動角検出装置

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JP3538023B2
JP3538023B2 JP13615998A JP13615998A JP3538023B2 JP 3538023 B2 JP3538023 B2 JP 3538023B2 JP 13615998 A JP13615998 A JP 13615998A JP 13615998 A JP13615998 A JP 13615998A JP 3538023 B2 JP3538023 B2 JP 3538023B2
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智昭 荒木
勝人 熊谷
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株式会社日立ユニシアオートモティブ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車用エ
ンジン等に設けられ、スロットルバルブの開度等を検出
するのに好適に用いられる回動角検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車用エンジンには、吸入空
気量をアクセル操作量等に応じて可変に制御するための
スロットルバルブが設けられ、該スロットルバルブは、
スロットルボディに弁軸を介して回動可能に取付けられ
ている。そして、スロットルボディはアルミダイキャス
ト等の金属材料により成形され、前記弁軸が挿通される
軸挿通孔等が形成されている。また、スロットルボディ
には弁軸の一方の端部側に位置してスロットルバルブの
弁開度を検出する回動角検出装置としてのスロットルセ
ンサが設けられている。
【0003】この種の従来技術によるスロットルセンサ
は、前記スロットルボディに一体形成され、一方の端面
側に開口する回動板収容部を有したセンサケースと、前
記スロットルボディの軸挿通孔内に回動可能に設けら
れ、一端側が該センサケースの回動板収容部内へと突出
した弁軸と、前記回動板収容部内に位置して該弁軸に一
体に設けられ、ブラシが取付けられた回動板と、前記ス
ロットルボディの回動板収容部を施蓋するため前記スロ
ットルボディに着脱可能に設けられる蓋体と、該蓋体に
設けられ、前記回動板と対向する表面側に前記ブラシが
摺接する抵抗体が形成された基板とから構成されてい
る。
【0004】ここで、スロットルセンサは、前記抵抗体
とブラシとによって構成されるポテンショメータ等の接
触式の検出器を有し、該検出器のブラシは回動板と共に
スロットルバルブの弁軸により回動される。そして、こ
のときに前記ブラシは、抵抗体に対して摺動変位するこ
とにより、該抵抗体の抵抗値がブラシとの接触位置、即
ち回動板の回動位置に応じて変化することになる。
【0005】また、前記蓋体には接続端子となるコネク
タが設けられ、該コネクタは前記抵抗体の抵抗値変化を
検出信号として外部のコントロールユニット等へと出力
させる。そして、コントロールユニット側では検出信号
によりスロットルバルブの開度を弁軸の回動角として検
出するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術によるスロットルセンサでは、スロットルボディ
のセンサケースに蓋体を組付けることにより、センサケ
ースの回動板収容部内を外部に対して気液密にシール
し、外部の雨水やダスト等の異物がスロットルセンサ
(回動板収容部)内に侵入するのを防止するようにして
いる。
【0007】しかし、スロットルボディはエンジンから
の熱影響を受けるため、スロットルセンサ内では空気が
エンジンの作動、停止時等に応じて膨張と収縮を繰返
し、スロットルセンサの内,外に圧力差が生じることに
なる。そして、このような条件下で、仮に前記蓋体とセ
ンサケースとの間等に僅かでも隙間が生じた場合には、
この隙間を通じて内部の空気が外気に対して呼吸作用を
行い、このときに外部の雨水やダスト等がスロットルセ
ンサ内に侵入し易くなるという問題がある。
【0008】一方、特開平2−223803号(特公平
7−52086号)公報に記載のポテンショメータ(以
下、他の従来技術という)では、センサケースとコネク
タとの間に呼吸用の貫通孔を設け、例えばコネクタに接
続されるリード線の芯線と被覆部との間の隙間を通じて
センサケース内の空気が外気に対して呼吸するのを許す
構成としている。
【0009】しかし、他の従来技術にあっては、センサ
ケースとコネクタとの間に呼吸用の貫通孔を設ける構成
としているから、例えばスロットルセンサを小型化した
場合にコネクタ側に向けて貫通孔を穿設するのが難しく
なることがある。また、リード線の芯線と被覆部との間
の隙間を利用してセンサケース内の空気を呼吸させるた
めに、仮にリード線の被覆部が損傷して亀裂等が生じた
場合に、この亀裂部分からセンサケース内に異物が侵入
する虞れがある。
【0010】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明はケーシングの回動板収容部内を
ボルト挿通孔に連通させることにより、回動板収容部内
の空気をボルト挿通孔を通じて呼吸させることができ、
回動板収容部内に外部の雨水やダスト等の異物が侵入す
るのを防止できると共に、装置全体の耐久性や寿命を延
ばし、信頼性を向上できるようにした回動角検出装置を
提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明は、端面側に凹窪状をした回動板収容部を
有し該回動板収容部内に連通する軸挿通孔が形成された
ケーシングと、該ケーシングの軸挿通孔内に回動可能に
設けられ先端側が前記回動板収容部内に突出した回動軸
と、前記回動板収容部内に位置して該回動軸に設けられ
該回動軸と一体に回動する回動板と、前記回動板収容部
を施蓋するため前記ケーシングの端面側に着脱可能に設
けられた蓋体と、前記回動板の回動位置から前記回動軸
の回動角を検出する検出手段とからなる回動角検出装置
に適用される。
【0012】そして、請求項1の発明が採用する構成の
特徴は、前記ケーシングに、該ケーシングを予め決めら
れた位置に固定するための固定ボルトが挿通されるボル
ト挿通孔と、前記回動板収容部から該ボルト挿通孔に向
けて延び前記回動板収容部内をボルト挿通孔を通じて外
気に連通させる小径の呼吸孔とを設けたことにある。
【0013】このように構成することにより、例えばエ
ンジン等からの熱影響で回動板収容部内の空気が膨張ま
たは収縮するときには、この空気を小径の呼吸孔からボ
ルト挿通孔と固定ボルトとの間の隙間を通じて外部に流
出入させ、回動板収容部内を常に大気圧状態に保つこと
ができる。
【0014】また、請求項2の発明では、ボルト挿通孔
は、回動板収容部の斜め下側に位置してケーシングに形
成され、呼吸孔は前記回動板収容部内をボルト挿通孔に
連通させるため斜め下向きに延びる小孔により構成して
いる。
【0015】これにより、仮にボルト挿通孔内に雨水等
が入った場合でも、呼吸孔はボルト挿通孔に対して斜め
上向きに延びることになるから、呼吸孔内へと雨水等が
侵入するのを防止でき、回動板収容部内を雨水等から保
護することができる。
【0016】また、請求項3の発明では、ケーシングを
回動軸がほぼ水平方向となるように配設し、回動板収容
部は、ほぼ水平方向に延びる前記回動軸の先端側に位置
して前記ケーシングの端面側に形成し、ボルト挿通孔は
前記回動軸の下側に位置して前記ケーシングに設けてな
る構成としている。
【0017】これにより、回動軸がほぼ水平に延びるよ
うにケーシングを配置でき、回動軸の下側に位置するボ
ルト挿通孔に対して、回動板収容部から斜め下向きに延
びるように呼吸孔を形成することができる。
【0018】また、請求項4の発明では、ケーシングに
は、固定ボルトにより該ケーシングが締着される相手方
部材との間にシート状のパッキンを設け、該パッキンと
ケーシングとの間には、ボルト挿通孔と固定ボルトとの
間の隙間を外気に連通させるため前記固定ボルトの径方
向外側へと延びる切欠きを形成してなる構成としてい
る。
【0019】これにより、ケーシングと相手方部材との
間に設けるパッキンは固定ボルトの締着時に弾性的に圧
縮変形され、ケーシングと相手方部材との間を気液密に
シールできると共に、切欠きによる開口部分を、異物侵
入を阻止する程度の小さな開口に設定でき、ボルト挿通
孔と固定ボルトとの間の隙間内に異物が侵入するを防止
することができる。
【0020】さらに、請求項5の発明では、ケーシング
は吸気通路を有するスロットルボディからなり、回動軸
は前記吸気通路を開閉するスロットルバルブの弁軸によ
り構成している。
【0021】これにより、弁軸の回動角をスロットルバ
ルブの開度として検出手段からの検出信号で検出するこ
とができる。そして、スロットルボディ(ケーシング)
と相手方部材との間に設けるシート状のパッキンによ
り、吸気通路内を流通する吸入空気を外気等に対して遮
断できると共に、ボルト挿通孔に対しても吸気通路を確
実に遮断でき、吸気通路内を外部の異物等から保護する
ことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
回動角検出装置をスロットルバルブ装置に適用した場合
を例に挙げ、図1ないし図5に従って詳述する。
【0023】図において、1はスロットルバルブ装置の
外殻をなすケーシングとしてのスロットルボディを示
し、該スロットルボディ1はアルミダイキャスト等の鋳
造手段を用いて単一のブロック体として成形されてい
る。また、スロットルボディ1内にはほぼ水平方向に延
びる貫通穴からなる吸気通路としてのスロットルチャン
バ1Aが形成され、該スロットルチャンバ1Aはエンジ
ンのシリンダ(図示せず)内に連通している。
【0024】この場合、スロットルボディ1は後述の固
定ボルト19A〜19D等によって車両のエンジン本体
(図示せず)側に図1、図2に示す如く取付けられる。
そして、この状態でスロットルボディ1は、後述の冷却
水導管23,24等が上側となり電動モータ5等が下側
となるように配設され、スロットルチャンバ1Aはその
中間でほぼ水平方向に延びるように配置されるものであ
る。
【0025】また、スロットルボディ1にはスロットル
チャンバ1Aから一定寸法だけ下側に離間した位置に電
動モータ5用のモータ収容ケース1Bが一体に形成され
ている。さらに、スロットルボディ1には後述する弁軸
2の一端側に位置して歯車ケース1Cが一体に形成さ
れ、弁軸2の他端側には後述するスロットルセンサ11
用のセンサケース1Dが一体に形成されている。
【0026】ここで、センサケース1D内には凹窪状を
した円形の有底穴からなる回動板収容部1Eが形成さ
れ、該回動板収容部1Eの底部側中央には、スロットル
チャンバ1A内を直径方向に貫通して歯車ケース1C側
へと延びる軸挿通孔1Fが形成されている。そして、軸
挿通孔1Fはスロットルボディ1の一端側で歯車ケース
1C内に連通し、他端側では回動板収容部1D内と連通
している。なお、スロットルボディ1の材料をとしては
アルミニウム等の金属材料に限るものではなく、例えば
耐熱性を有する高機能性樹脂材料等を用いて樹脂モール
ドにより成形してもよい。
【0027】2はスロットルボディ1の軸挿通孔1F内
に挿通され、軸受3,3等により回動可能に支持された
回動軸としての弁軸で、該弁軸2は高強度の金属棒等か
らなり、スロットルボディ1のスロットルチャンバ1A
内を径方向に貫通してほぼ水平方向に延びる構成となっ
ている。そして、弁軸2の一端側は歯車ケース1C内に
突出し、他端(先端)側はセンサケース1Dの回動板収
容部1E内へと突出している。また、弁軸2は長さ方向
中間部に後述のスロットルバルブ4が一体に取付けら
れ、このスロットルバルブ4を開,閉駆動するものであ
る。
【0028】4はスロットルボディ1のスロットルチャ
ンバ1A内に弁軸2を介して回動可能に設けられたスロ
ットルバルブを示し、該スロットルバルブ4は円板状の
弁板からなり、その外径寸法はスロットルチャンバ1A
の内径に対応している。そして、スロットルバルブ4は
弁軸2によりスロットルチャンバ1A内で開,閉駆動さ
れ、その開度に応じてエンジンの吸入空気量を可変に調
整するものである。
【0029】5はモータ収容ケース1B内に収容された
駆動手段としての電動モータで、該電動モータ5は例え
ば直流モータ等からなり、歯車ケース1C側に向けて突
出する出力軸5Aを有している。そして、電動モータ5
は外部からの給電により出力軸5Aを回転駆動し、後述
の減速歯車機構6を介して弁軸2を正,逆方向に回動す
ると共に、これによってスロットルバルブ4を開,閉弁
させるものである。
【0030】6は歯車ケース1C内に位置して電動モー
タ5の出力軸5Aと弁軸2との間に配設された減速歯車
機構で、該減速歯車機構6は、電動モータ5の出力軸5
Aに固着された小径の駆動歯車6Aと、弁軸2の一端側
にナット7等を介して固着されたセクタギヤ等からなる
従動歯車6Bと、該従動歯車6Bと駆動歯車6Aとの間
に設けられた中間歯車6Cとから構成されている。
【0031】そして、減速歯車機構6は、電動モータ5
の回転を駆動歯車6Aと中間歯車6Cとの間で減速する
と共に、さらに中間歯車6Cと従動歯車6Bとの間でも
減速し、弁軸2(スロットルバルブ4)に対して大きな
回転駆動力を伝達するものである。
【0032】8はスロットルボディ1の歯車ケース1C
側に着脱可能に設けられた有蓋筒状のカバーで、該カバ
ー8は、図1に示すように歯車ケース1C内に減速歯車
機構6等を収容した状態で歯車ケース1Cを施蓋し、歯
車ケース1C内をダストや雨水等から保護する構成とな
っている。
【0033】11はスロットルボディ1のセンサケース
1D側に設けられた回動角検出装置としてのスロットル
センサを示し、該スロットルセンサ11はスロットルボ
ディ1(センサケース1D)、後述の回動板12、蓋体
14及び基板17等によりポテンショメータとして構成
され、弁軸2の回動角をスロットルバルブ4の開度(以
下、スロットル開度という)として検出するものであ
る。
【0034】12は回動板収容部1E内に位置して弁軸
2の先端側に設けられた回動板で、該回動板12は絶縁
性の樹脂材料等により、図4に示すように略楕円形状を
なす板体として形成され、センサケース1D内で弁軸2
と一体に正,逆方向へと回動されるものである。そし
て、回動板12にはばね性を有する導電性材料からなる
ブラシ13,13等が取付けられ、該各ブラシ13は回
動板12の回動により後述の抵抗体に摺接する構成とな
っている。
【0035】14はセンサケース1Dの端面に着脱可能
に設けられた蓋体で、該蓋体14は回動板収容部1Eを
センサケース1Dの端面側から施蓋し、回動板収容部1
E内にセンサ室Aを画成している。そして、センサケー
ス1Dの端面と蓋体14との間にはOリング等のシール
部材が設けられ、このシール部材により外部の雨水やダ
スト等の異物がセンサ室A内に侵入するのを防止してい
る。
【0036】また、蓋体14には図2に示すようにコネ
クタ部14Aが設けられ、該コネクタ部14Aはスロッ
トルセンサ11からの検出信号をハーネス15を通じて
外部に出力するものである。16,16,…は蓋体14
をセンサケース1Dの端面側に固定した固定ねじを示し
ている。
【0037】17は蓋体14の内側面に一体に設けられ
た基板で、該基板17は図1に示す如くセンサ室A内で
回動板12に対向して配設され、その表面側には前記各
ブラシ13と摺接する位置に抵抗体(図示せず)が抵抗
膜となって形成されている。そして、基板17の抵抗体
は各ブラシ13と共に検出手段を構成し、センサ室A内
で回動板12が回動するときには、各ブラシ13が基板
17の抵抗体に対して摺動変位することにより、抵抗体
の抵抗値が各ブラシ13との接触位置に応じて変化す
る。
【0038】このとき、スロットルセンサ11は抵抗体
の抵抗値変化を検出信号として蓋体14のコネクタ部1
4Aからハーネス15(後述のコネクタ25,26)を
通じて外部のコントロールユニット(図示せず)側へと
出力させる。そして、このコントロールユニット側では
検出信号により前記スロットル開度を弁軸2の回動角と
して検出するものである。
【0039】18A,18B,18C,18Dはスロッ
トルチャンバ1Aの径方向外側に位置してスロットルボ
ディ1に穿設されたボルト挿通孔で、該ボルト挿通孔1
8A〜18Dはスロットルボディ1を貫通してスロット
ルチャンバ1Aと同様にほぼ水平方向に延び、ボルト挿
通孔18A〜18D内には後述の固定ボルト19A〜1
9Dがそれぞれ挿通されている。
【0040】ここで、ボルト挿通孔18A,18Bはス
ロットルチャンバ1Aよりも上側の位置で左,右に離間
して設けられ、ボルト挿通孔18C,18Dはスロット
ルチャンバ1Aよりも下側の位置で左,右に離間して設
けられている。そして、ボルト挿通孔18Cはスロット
ルセンサ11のセンサ室Aに比較的近い位置で、センサ
室Aに対して斜め下側となる位置に配設され、後述の呼
吸孔20によりセンサ室A内と連通している。
【0041】19A,19B,19C,19Dはボルト
挿通孔18A〜18D内に挿通された固定ボルト(全体
として固定ボルト19という)で、該各固定ボルト19
は図4に示すように後述の相手方部材21に締着され、
スロットルボディ1をエンジン本体側の相手方部材21
に着脱可能に固定するものである。なお、各固定ボルト
19をそれぞれボルト挿通孔18A〜18Dに挿通した
状態では、例えば0.2〜0.5mm程度の隙間が両者
の間にほぼ全周に亘って形成される。
【0042】20はスロットルセンサ11のセンサ室A
を外気に対して呼吸させるための呼吸孔で、該呼吸孔2
0は回動板収容部1Eの底部側からボルト挿通孔18C
に向けて斜め下向き延びる小孔として形成されている。
そして、呼吸孔20はセンサ室A内をボルト挿通孔18
Cと固定ボルト19Cとの間の隙間に連通させることに
より、センサ室A内の空気を外気に対して呼吸させ、セ
ンサ室A内を常に大気圧状態に保持させるものである。
【0043】21は図4に示すようにスロットルボディ
1が各固定ボルト19により固定される相手方部材で、
該相手方部材21は、例えばエンジン本体側の吸気マニ
ホールドに設けられるコレクタ等により構成される。そ
して、相手方部材21にはスロットルチャンバ1Aに連
通する吸気通路(エンジンのシリンダ内に連通する)が
形成され、この吸気通路の周囲にはスロットルボディ1
のボルト挿通孔18A〜18Dと対応した位置にそれぞ
れねじ穴21Aが穿設されている。
【0044】ここで、相手方部材21の各ねじ穴21A
には各固定ボルト19が螺着され、これによって、スロ
ットルボディ1はエンジン本体側の相手方部材21に固
着されるものである。また、相手方部材21の端面はス
ロットルボディ1に対する衝合面となり、この衝合面に
はスロットルボディ1との間に後述のガスケット22が
締代をもって挟着されている。
【0045】22はスロットルボディ1と相手方部材2
1との衝合面間に介挿されたガスケットで、該ガスケッ
ト22は図5に示すように、例えば略正方形状のシート
として形成された薄肉のパッキンにより構成され、その
内周側にはスロットルチャンバ1Aに対応する円形の打
抜き穴22Aが形成されている。また、ガスケット22
の四隅には打抜き穴22Aの外側に位置して、スロット
ルボディ1のボルト挿通孔18A〜18Dに対応するボ
ルト挿通孔22B,22B,…(図5中に2本のみ図
示)が形成されている。
【0046】そして、ガスケット22の各ボルト挿通孔
22Bには各固定ボルト19が挿通され、各固定ボルト
19を相手方部材21の各ねじ穴21Aに螺着したとき
には、ガスケット22がスロットルボディ1と相手方部
材21との衝合面間で弾性的に圧縮変形される。これに
より、ガスケット22はスロットルボディ1と相手方部
材21との衝合面を気液密にシールし、例えばスロット
ルチャンバ1A(吸気通路)内の吸入空気が外部に流出
入するのを防止すると共に、吸気通路の上流側でエアク
リーナ(図示せず)等で清浄化された吸入空気中にダス
ト等の異物が侵入するの防止するものである。
【0047】また、ガスケット22には各ボルト挿通孔
22Bのうち、固定ボルト19Cが挿通されるボルト挿
通孔22Bの位置に、図5に示す如くL字状の切欠き2
2Cが形成され、該切欠き22Cはボルト挿通孔22B
の径方向外側へと延び、ガスケット22の下側(外側)
面に開口している。そして、ガスケット22の切欠き2
2Cは、ボルト挿通孔22B,18Cと固定ボルト19
Cとの間の隙間を通じて呼吸孔20に連通し、スロット
ルセンサ11のセンサ室Aを外気に連通させる微小な呼
吸口を構成している。
【0048】さらに、23,24はエンジンの冷却水を
スロットルチャンバ1内に流通させるための冷却水導
管、25,26,27はコネクタを示している。そし
て、コネクタ25,26はハーネス15によりスロット
ルセンサ11のコネクタ部14Aと接続され、例えばコ
ネクタ25からはスロットル開度に関連した検出信号
を、コネクタ26からはアイドル位置等に関連した検出
信号を前記コントロールユニット側に出力させる。ま
た、コネクタ27は電動モータ5にコントロールユニッ
トからの駆動信号を給電するものである。
【0049】本実施の形態によるスロットルバルブ装置
は上述の如き構成を有するもので、次に、その作動につ
いて説明する。
【0050】まず、車両の運転者がアクセルペダル(図
示せず)を踏込み操作すると、このときの操作量に対応
した駆動信号がコントロールユニットから電動モータ5
に出力され、該電動モータ5を回転駆動させる。そし
て、電動モータ5の回転力は減速歯車機構6で減速され
ることにより、弁軸2には大きな回転トルクが伝達され
ると共に、スロットルバルブ4が弁軸2と一体に回動さ
れ、スロットルバルブ4はアクセル操作量に対応した開
度となるように制御される。
【0051】また、スロットルセンサ11は、センサ室
A内で回動板12が弁軸2と一体に回動されるのを検出
し、回動板12の回動位置からスロットル開度に対応し
た検出信号等をコントロールユニット側へと出力する。
そして、コントロールユニットは、この検出信号に従っ
てスロットルバルブ4の実開度を常に監視(モニタ)
し、スロットルバルブ4の実開度がアクセル操作量に対
応した目標開度となるようにフィードバック制御を行う
ものである。
【0052】ところで、スロットルセンサ11は、蓋体
14に設けた基板17の抵抗体に対して回動板12側の
各ブラシ13を摺接させることにより、抵抗値の変化と
してスロットル開度等を検出するものであるから、各ブ
ラシ13と抵抗体との間に外部の異物等が侵入すると、
抵抗値の変化等にバラツキが生じて誤検出の原因とな
り、スロットル開度等を正確に検出することが難しくな
る。このため、スロットルボディ1のセンサケース1D
と蓋体14との間にはシール部材を装着し、両者の間を
気液密にシールする構成としている。
【0053】しかし、スロットルセンサ11のセンサ室
A内を外気に対して完全に遮断してしまうと、エンジン
からの熱影響等でセンサ室A内の空気が膨張、収縮を繰
返すときに、外気に対して大きな圧力差が発生し、例え
ばセンサケース1Dの端面と蓋体14との間に僅かでも
隙間が生じると、この隙間を通じてセンサ室A内の空気
が外気に対して呼吸作用を行い、このときに外部の雨水
やダスト等がセンサ室A内に侵入する原因となっていし
まう。
【0054】そこで、本実施の形態では、スロットルチ
ャンバ1Aの周囲に位置してスロットルボディ1に穿設
している合計4本のボルト挿通孔18A〜18Dのう
ち、スロットルセンサ11のセンサ室Aの斜め下側に位
置するボルト挿通孔18Cを、センサ室Aに連通させる
小径の呼吸孔20を設け、該呼吸孔20を回動板収容部
1Eの底部側からボルト挿通孔18Cの途中位置に向け
て斜め下向きに延ばす構成としている。
【0055】この場合、ボルト挿通孔18Cは他のボル
ト挿通孔18A,18B,18Dと共にスロットルチャ
ンバ1Aと並行に略水平方向に延びるものである。しか
し、これらのボルト挿通孔18A〜18Dに挿通される
各固定ボルト19は、スロットルボディ1と相手方部材
21との衝合面間でガスケット22を挟持(弾性的に圧
縮変形)させ、ガスケット22に設けた切欠き22Cの
開口側を外気に対し微小な開口面積をもって連通させる
構成としている。
【0056】また、ガスケット22の切欠き22Cは、
図4、図5に示すように固定ボルト19Cが挿通される
ボルト挿通孔22Bに対してL字状に屈曲し、切欠き2
2Cの先端をガスケット22の外側面(下側端面)に開
口させる構成としている。そして、ガスケット22の切
欠き22Cは、ボルト挿通孔22B,18Cと固定ボル
ト19Cとの間の隙間を通じて呼吸孔20に連通し、ス
ロットルセンサ11のセンサ室Aを外気に連通させる微
小な呼吸口を構成している。
【0057】この結果、例えばエンジンからの熱影響等
でセンサ室A(回動板収容部1E)内の空気が膨張また
は収縮を繰返す場合でも、この空気を小径の呼吸孔20
からボルト挿通孔18Cと固定ボルト19Cとの間の隙
間及びガスケット22の切欠き22Cを通じて外部に流
出入させることができ、センサ室Aを常に大気圧状態に
保つことができる。
【0058】そして、ガスケット22の切欠き22C
は、各固定ボルト19によりスロットルボディ1を相手
方部材21に締着した状態では、ガスケット22の下側
となる端面に開口し、その開口面積も微小化されること
になるから、切欠き22Cの開口端側に異物を濾過する
ようなフィルタ機能を与えることができ、外部の異物等
がボルト挿通孔18Cと固定ボルト19Cとの間の隙間
内に侵入するをほぼ完全に防止できる。
【0059】また、仮にボルト挿通孔18C内に雨水や
ダスト等の異物が入った場合でも、呼吸孔20はボルト
挿通孔18Cに対して斜め上向きに延びているから、呼
吸孔20内へと異物が侵入するのを防止でき、センサ室
A内を外部の異物から完全に保護することができる。さ
らに、スロットルチャンバ1A内を流通する吸入空気を
ガスケット22により外気等に対して遮断できると共
に、ボルト挿通孔18A〜18Dに対してもスロットル
チャンバ1Aを確実に遮断でき、スロットルチャンバ1
A内を外部の異物から保護できる。
【0060】従って、本実施の形態によれば、スロット
ルボディ1の回動板収容部1E(スロットルセンサ11
のセンサ室A)内を呼吸孔20を介してボルト挿通孔1
8Cに連通させることにより、センサ室A内の空気をボ
ルト挿通孔18Cを通じて呼吸させることができ、セン
サ室A内に外部の異物が侵入するのを防止できると共
に、装置全体の耐久性や寿命を延ばし、信頼性を向上さ
せることができる。
【0061】また、現行品のスロットルボディ1に対し
ても呼吸孔20を設けるだけで、現行のボルト挿通孔1
8Cを利用してセンサ室Aの呼吸作用を確保できるか
ら、簡単な設計変更のみで対処でき、現行品の金型等を
有効に活用し、生産性等を高めることができる。
【0062】なお、前記実施の形態では、ガスケット2
2に切欠き22Cを形成するものとして述べたが、本発
明はこれに限らず、例えば相手方部材21との間でガス
ケット22を挟持するスロットルボディ1の衝合面側
に、図4中に仮想線で示す如く浅い切欠き31(切込
み)を刻設し、これによって外気に対する呼吸口を構成
するようにしてもよい。
【0063】また、前記実施の形態では、電動モータ5
によりスロットルバルブ4の弁軸2を回動するものとし
て述べたが、本発明はこれに限るものではなく、例えば
アクセルペダルからの操作力をワイヤ等を介して弁軸2
側に伝え、この操作力によってスロットルバルブ4を
開,閉操作する構成としてもよい。
【0064】さらに、前記実施の形態では、回動角検出
装置をスロットルバルブ装置にスロットルセンサ11と
して適用した場合を例に挙げて説明したが、本発明はこ
れに限るものではなく、例えばアクセルペダルの操作量
を検出するアクセルセンサ等に適用してもよく、これ以
外の種々の用途に使用される回動角検出装置にも適用で
きるものである。
【0065】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1に記載の発
明によれば、回動角検出装置のケーシングを予め決めら
れた位置に固定するため、固定ボルトが挿通されるボル
ト挿通孔に対して回動板収容部を連通させるように小径
の呼吸孔を設ける構成としたから、例えばエンジン等か
らの熱影響で回動板収容部内の空気が膨張または収縮す
るときにも、この空気を小径の呼吸孔からボルト挿通孔
と固定ボルトとの間の隙間を通じて外部に流出入させ、
回動板収容部内を常に大気圧状態に保つことができる。
そして、回動板収容部内に外部の雨水やダスト等の異物
が侵入するのを防止でき、装置全体の耐久性や寿命を延
ばすことができると共に、信頼性を向上させることがで
きる。
【0066】また、請求項2に記載の発明では、回動板
収容部の斜め下側に位置するボルト挿通孔に対して呼吸
孔を延ばす構成としたから、仮にボルト挿通孔内に雨水
やダスト等の異物が入った場合でも、この異物が呼吸孔
内へと侵入するのを良好に防止でき、回動板収容部内を
雨水等から完全に保護することができる。
【0067】また、請求項3に記載の発明では、回動軸
がほぼ水平方向となるようにケーシングを配設し、ボル
ト挿通孔を前記回動軸の下側に位置して前記ケーシング
に設る構成としているので、呼吸孔を回動板収容部から
斜め下向きに延ばすことにより、回動軸の下側に位置す
るボルト挿通孔に対して回動板収容部内を連通させるこ
とができ、仮にボルト挿通孔内に雨水やダスト等の異物
が入った場合でも、この異物が呼吸孔内へと侵入するの
を防止し、回動板収容部内を雨水等から保護することが
できる。
【0068】また、請求項4に記載の発明では、固定ボ
ルトによりケーシングと相手方部材との間に締着される
シート状のパッキンとケーシングとの間に、ボルト挿通
孔と固定ボルトとの間の隙間を外気に連通させるための
切欠きを設ける構成としたから、切欠きによる開口部分
を異物侵入を阻止する程度の小さな開口に設定でき、ボ
ルト挿通孔と固定ボルトとの間の隙間内に異物が侵入す
るを阻止することができる。
【0069】さらに、請求項5に記載の発明では、ケー
シングを吸気通路を有するスロットルボディとし、回動
軸を前記吸気通路を開閉するスロットルバルブの弁軸と
しているから、弁軸の回動角をスロットルバルブの開度
として検出手段からの検出信号により検出できる。そし
て、スロットルボディと相手方部材との間にシート状の
パッキンを設けることにより、吸気通路内を流通する吸
入空気を外気等に対して遮断でき、吸入空気をエアクリ
ーナ等で清浄かした状態に保持することができると共
に、ボルト挿通孔に対しても吸気通路を確実に遮断で
き、吸気通路内を外部の異物等から保護することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるスロットルバルブ装
置を示す縦断面図である。
【図2】図1に示すスロットルバルブ装置の右側面図で
ある。
【図3】図1に示すスロットルバルブ装置の底面図であ
る。
【図4】蓋体を取外した状態でスロットルセンサの呼吸
孔等を示す図1中の矢示IV−IV方向からみた断面図であ
る。
【図5】ガスケットを示す部分平面図である。
【符号の説明】
1 スロットルボディ(ケーシング) 1A スロットルチャンバ(吸気通路) 1D センサケース 1E 回動板収容部 1F 軸挿通孔 2 弁軸(回動軸) 4 スロットルバルブ 11 スロットルセンサ(回動角検出装置) 12 回動板 13 ブラシ(検出手段) 14 蓋体 14A コネクタ部 17 基板 18A,18B,18C,18D ボルト挿通孔 19,19A,19B,19C,19D 固定ボルト 20 呼吸孔 21 相手方部材 22 ガスケット(パッキン) 22B ボルト挿通孔 22C 切欠き
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−115302(JP,A) 特開 平5−209709(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 21/22 F02D 9/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端面側に凹窪状をした回動板収容部を有
    し該回動板収容部内に連通する軸挿通孔が形成されたケ
    ーシングと、該ケーシングの軸挿通孔内に回動可能に設
    けられ先端側が前記回動板収容部内に突出した回動軸
    と、前記回動板収容部内に位置して該回動軸に設けられ
    該回動軸と一体に回動する回動板と、前記回動板収容部
    を施蓋するため前記ケーシングの端面側に着脱可能に設
    けられた蓋体と、前記回動板の回動位置から前記回動軸
    の回動角を検出する検出手段とからなる回動角検出装置
    において、 前記ケーシングには、該ケーシングを予め決められた位
    置に固定するための固定ボルトが挿通されるボルト挿通
    孔と、前記回動板収容部から該ボルト挿通孔に向けて延
    び前記回動板収容部内をボルト挿通孔を通じて外気に連
    通させる小径の呼吸孔とを設けたことを特徴とする回動
    角検出装置。
  2. 【請求項2】 前記ボルト挿通孔を、前記回動板収容部
    の斜め下側に位置して前記ケーシングに形成し、前記呼
    吸孔は前記回動板収容部内をボルト挿通孔に連通させる
    ため斜め下向きに延びる小孔により構成してなる請求項
    1に記載の回動角検出装置。
  3. 【請求項3】 前記ケーシングは前記回動軸がほぼ水平
    方向となるように配設し、前記回動板収容部は、ほぼ水
    平方向に延びる前記回動軸の先端側に位置して前記ケー
    シングの端面側に形成し、前記ボルト挿通孔は前記回動
    軸の下側に位置して前記ケーシングに設けてなる請求項
    1に記載の回動角検出装置。
  4. 【請求項4】 前記ケーシングには、前記固定ボルトに
    より該ケーシングが締着される相手方部材との間にシー
    ト状のパッキンを設け、該パッキンとケーシングとの間
    には、前記ボルト挿通孔と固定ボルトとの間の隙間を外
    気に連通させるため前記固定ボルトの径方向外側へと延
    びる切欠きを形成してなる請求項1,2または3に記載
    の回動角検出装置。
  5. 【請求項5】 前記ケーシングは吸気通路を有するスロ
    ットルボディからなり、前記回動軸は前記吸気通路を開
    閉するスロットルバルブの弁軸により構成してなる請求
    項1,2,3または4に記載の回動角検出装置。
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