JP3537838B2 - メモリカード制御方法およびシステム - Google Patents

メモリカード制御方法およびシステム

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JP3537838B2
JP3537838B2 JP33607692A JP33607692A JP3537838B2 JP 3537838 B2 JP3537838 B2 JP 3537838B2 JP 33607692 A JP33607692 A JP 33607692A JP 33607692 A JP33607692 A JP 33607692A JP 3537838 B2 JP3537838 B2 JP 3537838B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば、画像データ
などのデータを記憶するICメモリカード制御方式および
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、たとえば、ディジタル電子スチル
カメラにおいて、撮像した画像を表わす画像データを記
録する媒体として半導体メモリを用いたICメモリカード
が使用されるようになってきた。このようなICメモリカ
ードに搭載される半導体メモリとしては、SRAM (スタテ
ィックRAM)および記憶内容を保持するためのバッテリ電
源が不要のEEPROM(電気的に消去・再書き込み可能なRO
M )等のメモリが知られている。これら半導体メモリ
は、その使用目的により使い分けられ、たとえば、EEPR
OMを用いたICメモリカードは、コンパクトで安価に記憶
容量を大きくすることができるため、大容量の画像デー
タを処理するディジタル電子スチルカメラに有利に用い
られる。このようなICメモリカードは日本電子工業振興
協会(JEIDA)にて標準化が進められている。
【0003】一方、ICメモリカードにデータを記憶さ
せ、また記憶されたデータをICメモリカードから読み出
したりするICメモリカード制御装置は、たとえば、ディ
ジタル電子スチルカメラに搭載されて、このカメラにて
撮影して得られた画像データ等の情報をICメモリカード
制御装置に着脱自在にセットされたICメモリカードに記
録する。この場合、ICメモリカードに記録される画像デ
ータは、圧縮等の処理が施されているが膨大なデータ量
となっているため記録に要する時間が長くかかる。特に
前述のようなEEPROMを用いたICメモリカードは、データ
を書き込み、あるいはEEPROMからデータを読み出すコマ
ンド動作によってEEPROMを制御するので、複雑な制御が
必要となり、さらにデータの書き込みや読み出しの時間
がSRAMを用いたICメモリカードと較べて長くかかる。こ
のためICメモリカードには所定の容量を有するバッファ
が備えられて、このバッファの容量を単位としてデータ
の書き込みまたは読み出しを行なうように構成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなICメモリカードにデータを記録させる場合、ICメモ
リカード制御装置からICメモリカードにデータの転送が
終了しても実際にはICメモリカード内にてバッファに蓄
積されたデータがEEPROMに書き込まれている。このた
め、データの書き込み中にICメモリカードがICメモリカ
ード制御装置から誤って抜かれてしまって、ICメモリカ
ードと、ICメモリカード制御装置とを接続する信号線が
断状態となるいわゆる活線抜去が発生するという問題が
あった。特にディジタル電子スチルカメラの場合には、
撮影者によってカメラのシャッタボタンが押下されて、
撮像した画像を表わす画像データがICメモリカードに記
録されているときに、上述のような活線抜去が発生しや
すく、この結果、ICメモリカードの記憶領域にデータが
途中まで書き込まれたり、抜去時の信号線における信号
の挙動によって不良なデータがICメモリカードに書き込
まれて、ICメモリカードに記憶されているデータを破壊
してしまうという問題があった。さらに活線抜去された
ICメモリカードが再度ICメモリカード制御装置にセット
されると、それぞれの信号線に出力されている信号が衝
突してしまって、ICメモリカードに記憶されたデータを
さらに破壊してしまうという問題があった。
【0005】このような誤操作等による活線抜去を防ぐ
ためにデータの書き込み中または読出し中にICメモリカ
ードがICメモリカード制御装置から抜かれることを防止
するのロック機構をICメモリカード制御装置に備えるこ
とが考えられる。しかしこの場合、構成が複雑となって
コストが高くなり、さらにロック機構のためのスペース
を必要として、特にディジタル電子スチルカメラのよう
な携帯用の機器では、大きくなったり重くなってしまう
ので適用することができなかった。
【0006】本発明はこのような従来技術の課題を解決
し、データの書き込み時にICメモリカードが活線抜去さ
れた場合にICメモリカードにすでに記憶されているほか
のデータを破壊しにくいICメモリカード制御方式および
システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、データを記憶するICメモリカードにデー
タを書き込むためのデータ書込モードと、データが記憶
されたICメモリカードからデータを読み出すためのデー
タ読出モードとをそれぞれ設定して、このデータを書き
込みまたは読み出すICメモリカード制御装置におけるIC
メモリカード制御方式において、ICメモリカード制御装
置は、自装置の動作状態を確認し、さらにICメモリカー
ドがICメモリカード制御装置から抜去されることを表わ
す抜去信号を検出して、そのときデータ書込モードであ
れば、データの書き込みの終了を検出してこのICメモリ
カード制御装置の動作状態をデータ読出モードに切り替
えることを特徴とする。
【0008】この場合、ICメモリカード制御装置は、抜
去信号を検出したときに自装置の動作状態がデータ読出
モードの場合は、ICメモリカードが装着されたこのICメ
モリカード制御装置の入出力部をハイインピーダンス状
態とするとよい。
【0009】また、データを記憶するICメモリカードに
データを書き込むための制御と、データが記憶されたIC
メモリカードからデータを読み出すための制御とを行な
ってこのデータを書き込みまたは読み出すICメモリカー
ド制御装置を有するICメモリカード制御システムにおい
て、このシステムは、ICメモリカードがICメモリカード
制御装置から抜去される状態を表わす検知信号を検出す
る抜去検出手段と、ICメモリカードにデータを書き込む
データ書込モードおよびICメモリカードに記憶されたデ
ータを読み出すデータ読出モードを設定する第1の制御
信号を出力する制御手段と、この制御手段から出力され
た第1の制御信号からICメモリカード制御装置の動作状
態を検出する動作モード検出手段と、抜去検出手段およ
びモード検出手段にて検出された情報に基づいて第1の
制御信号を受け継いで第2の制御信号を出力するカード
制御手段とを備え、さらにこのシステムは、このカード
制御手段の制御を受けて、制御手段から出力される第1
の制御信号と、カード制御手段から出力される第2の制
御信号とを選択して出力する選択手段を備え、カード制
御手段は、抜去検出手段にて抜去状態が検出されると選
択手段を制御して第2の制御信号を選択させ、第1の制
御信号がデータ書込モードを表わしている場合には、デ
ータの書き込みを終了させた後に第2の制御信号をデー
タ読出モードを表わす制御信号に切り替えて出力すると
よい。
【0010】この場合、このシステムは、選択制御手段
から出力される第1の制御信号または第2の制御信号を
前記ICメモリカードに転送する信号転送手段と、カード
制御手段の制御を受けてこの信号転送手段の入出力部を
ハイインピーダンス状態とするバス制御手段とを備える
とよい。
【0011】また、ICメモリカードは、データを記憶す
る記憶素子としてEEPROMを備えるとよい。
【0012】
【作用】本発明のICメモリカード制御方式およびシステ
ムによれば、制御手段は、第1の制御信号を出力してIC
メモリカードへの書き込みまたは読み出しの制御を行な
う。モード検出手段は、制御手段から出力される第1の
制御信号を検出してカード制御手段に動作モードを通知
する。抜去検出手段は、ICメモリカードがICメモリカー
ド制御装置から離脱される状態を表わす検知信号を検出
するとカード制御手段に通知する。抜去制御手段から通
知を受けたカード制御手段は、そのときの動作モードが
データ書込モードであるときに制御手段から出力される
第1の制御信号に代わる第2の制御信号を選択手段に出
力し、さらにカード制御手段は、選択手段に出力された
第2の制御信号が選択手段から出力されるように制御す
る。このときモード検出手段からカード制御手段に通知
された動作モードがデータ書込モードの場合に、カード
制御手段はデータの書き込みを終了させてた後、データ
読出モードを表わす第2の制御信号を生成して選択手段
に出力し、ICメモリカードに送出する。ICメモリカード
およびICメモリカード制御装置がデータ読出モードとな
ると、信号転送手段は、バス制御手段の制御を受けてそ
の入出力部をハイインピーダンス状態とする。
【0013】
【実施例】次に添付図面を参照して本発明によるICメモ
リカード制御方式およびシステムの実施例を詳細に説明
する。この実施例におけるICメモリカード制御システム
は、図1に示すように、たとえば、ディジタル電子スチ
ルカメラなどのホスト処理装置1に、主メモリにEEPROM
(電気的に消去・再書き込み可能なROM )が用いられた
ICメモリカード2が着脱自在に接続されて、ホスト処理
装置1の制御のもとに、画像データなどのデータがICメ
モリカード2に書き込みまたは読み出しが行なわれる。
このICメモリカードシステムにおいてホスト処理装置1
は、ICメモリカード2にデータを書き込みまたは読み出
すためのシステム制御を行なうシステムコントローラ10
と、システムコントローラ10からの制御およびデータを
受けてICメモリカード2側に制御信号およびデータを転
送するディジタル入出力回路12と、本処理装置1へのIC
メモリカード2の装着状態を検知して、その状態に応じ
てホスト処理装置1の各回路を制御する抜去制御回路14
と、制御信号が入力されるバスを選択して切り替えるマ
ルチプレクサ16と、入力される信号およびデータを双方
向に転送するバストランシーバ20と、ICメモリカード2
をホスト処理装置1に着脱自在に形成するためのコネク
タ部22と、ICメモリカード2をコネクタ部22から離脱さ
せるためのイジェクトボタン24と、イジェクトボタン24
の押下に応じてICメモリカード2をコネクタ部22から離
脱させる抜去機構26と、イジェクトボタン24の押下を状
態に応じてオン/オフする検知スイッチ28とを備えてIC
メモリカード制御装置を構成している。なお、以下の説
明において本発明に直接関係のない部分は、図示および
その説明を省略し、また、信号の参照符号はその現われ
る接続線の参照番号で表わす。
【0014】ホスト処理装置1のシステムコントローラ
10は、ホスト処理装置10にて生成されたデータをICメモ
リカード2に書き込み、またはICメモリカード2に蓄積
されたデータをホスト処理装置1に読み出すための制御
回路である。また、システムコントローラ10は、データ
を書き込みまたは読み出すための制御信号を生成して、
生成されたそれぞれの制御信号をコネクタ部22を介して
ICメモリカード2に供給するためのシステム制御回路で
ある。システムコントローラ10は、ホスト処理装置1に
て生成されたデータおよびアドレスを転送するバス100
と、ICメモリカード2にデータを書き込みまたはICメモ
リカード2からデータを読み出す制御信号を供給するた
めのそれぞれの制御線とに接続される。詳しくは、シス
テムコントローラ10には、バス100 に現われたデータと
アドレスデータとを識別するための制御線-A/Dと、デー
タの書き込みまたは読み出しの識別信号を供給するため
の制御線R/-Wと、データまたはアドレスのタイミング信
号を供給するための制御線BCK と、装着されたICメモリ
カード2を有効とする信号を供給するための制御線CEと
が接続されている。具体的には、システムコントローラ
10は、制御線-A/DをLow 状態とする制御信号-A/D「Low」
を出力してアドレス設定モードとして、制御線BCK に供
給されるバスクロックBCK に応動してそれぞれのアドレ
スをバス100に出力する。また、システムコントローラ1
0は、制御線-A/DをHi状態とする制御信号-A/D「Hi」と、
制御線R/-WをLow 状態とする制御信号R/-W「Low」 とを出
力してデータ書込モードとして、制御線BCK に供給され
るバスクロックBCK に応動してデータをバス 100に供給
する。さらにシステムコントローラ10は制御線-A/DをHi
状態とする制御信号-A/D「Hi」と、制御線R/-WをHi状態と
する制御信号R/-W「Hi」とを出力してデータ読出モードと
して、制御線BCK に供給されるバスクロックBCKに応動
してバス100 に出力されたデータを読み出す。なお、こ
れら制御線-A/D、制御線R/-W、制御線BCK および制御線
CEは、図の簡略のため図1において、制御バス102 とし
て示されている。バス100 および制御バス102 は、それ
ぞれディジタル入出力回路12に接続されている。
【0015】ディジタル入出力回路12は、システムコン
トローラ10と、ICメモリカード2とのデータ交換を行う
入出力制御回路である。詳しくは、ディジタル入出力回
路12は、バス100 に現われたデータおよびアドレスを入
力して、バス110 に出力し、また、制御バス102 に現わ
れた制御信号-A/D、制御信号R/-W、制御信号BCK および
制御信号CEを制御バス120 に出力する機能を有してい
る。ディジタル入出力回路12のバス110 は、バストラン
シーバ20に接続されている。また、制御バス120は分岐
されて、抜去制御回路14およびマルチプレクサ16にそれ
ぞれ接続されている。
【0016】抜去制御回路14は、イジェクトボタン24の
押下状態に対応する検知スイッチ28のオン/オフ状態を
検出して、ICメモリカード2がコネクタ部22から完全に
離脱されるまでに所定の処理を行なう制御回路である。
詳しくは、抜去制御回路14は、接続線122 に接続された
検知スイッチ28のオン/オフ状態の変化に応じた検知信
号を検出する機能を有している。また、抜去制御回路14
は、制御バス120 から入力される制御信号を監視して、
システムコントローラ10の制御によるアドレス設定モー
ド、データ読出モードおよびデータ書込モードのそれぞ
れの動作モードを検出する機能を有している。抜去制御
回路14は、検知信号を検出するとホスト処理装置1の動
作モードに応じた制御信号を生成して、システムコント
ローラ10に代ってICメモリカード2を制御する機能を有
している。さらに、抜去制御回路14は、検出された検知
信号と、そのときの動作モードとに応じて、マルチプレ
クサ16を制御する切換信号をその出力124 に出力し、ま
た、バストランシーバ20を制御する指示信号をその出力
126 に出力する機能を有している。
【0017】この抜去制御回路14を図2を参照してさら
に詳しく説明すると、同図には、抜去制御ブロック14の
機能ブロック図が示されている。抜去制御回路14は、抜
去検出部200 と、モード検出部202 と、カード制御部20
4 と、バス制御部206 とを備えている。抜去検出部200
は、入力122 に入力される検知信号を検出して、その検
出状態をカード制御部204 に通知する機能部である。モ
ード検出部202 は、制御バス120 に現われる制御信号を
監視して、システムコントローラ10の制御によるホスト
処理装置1の動作モードを検出する機能部である。詳し
くは、モード検出部202 は、入力された制御信号-A/D、
制御信号R/-W、制御信号BCK および制御信号CEから動作
モードを認識して、これら制御信号とともに自装置1の
動作モードをカード制御部204 に通知する。
【0018】カード制御部204 は、抜去検出部200 およ
びモード検出部202 から通知された情報に基づいて、シ
ステムコントローラ10に代わってICメモリカード2を制
御する機能部である。詳しくは、カード制御部204 は、
抜去検出部200 から検知信号が通知されて、モード検出
部202 から通知された動作モードがデータ書込モードの
場合には、システムコントローラ10からディジタル入出
力回路12を介して転送される制御信号を受け継いでその
出力130 に出力する。この場合、カード制御部204 は、
この制御信号が、ICメモリカード2側に転送されるよう
にマルチプレクサ16を制御する切換信号をその出力 124
に出力する。さらにカード制御部204 は、モード検出部
202 から通知されるシステムコントローラ10の制御信号
を監視して、このデータ書込モードにおけるデータの書
き込みの完了を検出する機能を有し、データの書き込み
が完了すると、ホスト処理装置1のデータ書込モードを
データ読出モードに切り替えて、制御信号R/-Wを「Low」
として出力する機能を有している。また、カード制御部
204 は、抜去検出部200 から検知信号が通知されている
状態であって、データ書込の完了を検出してデータ書込
モードからデータ読出モードに切り替えた場合、また
は、アドレス設定モードおよびデータ読出モードである
場合にバス制御部206 にその状態を通知する。
【0019】バス制御部206 は、カード制御部から通知
された情報に基づいて、バストランシーバ20を制御する
指示信号を生成する機能部である。つまり、バス制御部
206は、抜去検出部200 に検知信号が入力された状態で
あって、ICメモリカード2を制御する制御信号R/-W「Hi」
がカード制御部204 の出力124 に出力された状態のデー
タ読出モード時に指示信号を出力 126に出力する。
【0020】図1に戻って、マルチプレクサ16は、抜去
制御回路14の出力124 から出力される切換信号に応じて
制御バス 120と、制御バス130 とを切り替えて制御バス
140に接続する切換回路である。マルチプレクサ16は、
入力 124に切換信号が入力されると、初期状態において
制御バス120 と、制御バス140 とを接続していた状態を
切り替えて、制御バス130 と、制御バス140 とを接続す
る。制御バス140 は、バストランシーバ20に接続されて
いる。
【0021】バストランシーバ20は、双方向にデータを
転送する入出力制御回路である。バストランシーバ20
は、入力126 に入力される抜去制御回路14からの指示信
号に応じて、制御バス140 およびバス110 に現われた制
御信号およびデータを制御バス150 およびバス152 にそ
れぞれ転送し、また、制御バス150 およびバス152 に現
われたデータを制御バス140 およびバス110 にそれぞれ
転送する。また、バストランシーバ20は入力126 に抜去
制御回路14からの指示信号を受けて制御バス150および
バス152 が接続されたそれぞれの入出力部を有効状態ま
たは、ハイインピーダンス状態とするバス制御を行なう
機能を有している。たとえばバストランシーバ20は3ス
テートバファにて構成される。バストランシーバ20の制
御バス150およびバス152 は、それぞれコネクタ部22に
接続されている。
【0022】コネクタ部22は、ICメモリカード2を着脱
自在に形成して、ホスト処理装置1にて生成されて制御
バス 150およびバス 152に現れた制御信号およびデータ
をICメモリカード2に転送するためのコネクタである。
コネクタ部22は、ICメモリカード2を電気的に接続する
コネクタが有利に用いられる。また、コネクタ部22に
は、ICメモリカード2をコネクタ部22から抜き取るため
の抜去機構26が併設されている。図1には概念的に表わ
された抜去機構26が破線にて示されている。抜去機構26
は、イジェクトボタン24の押下状態に応動して、コネク
タ部22に装着されたICメモリカード2を抜去させる機構
である。このイジェクトボタン24は、押下され始めると
まず検知スイッチ28をオンさせ、その後抜去機構26を付
勢してICメモリカード2をコネクタ22から離脱させるよ
うに構成されている。詳細には、この実施例では、抜去
機構26は、イジェクトボタン24に加えられた力をコネク
タ部22に装着されたICメモリカード2に伝達して、ICメ
モリカード2をコネクタ部22から離脱させる部材にて構
成されている。このように構成されたイジェクトボタン
24と、抜去機構26と、検知スイッチ28とによって、イジ
ェクトボタン24が押下され始めて検知スイッチ28がオン
とされてからICメモリカード2がコネクタ部22から離脱
されるまでの時間を確保している。この抜去時間は、本
願出願人の実験データによると、2msecの時間があるこ
とが確認されている。
【0023】ICメモリカード2は、たとえば日本電子工
業振興会(JEIDA) の「ICメモリカードガイドライン」第
3版にて提唱されている20ピンのI/O バスインタフェー
スを用いたICメモリカードが有利に用いられる。この実
施例におけるICメモリカード2は、たとえば、図3に示
すようにホスト処理装置1から転送されるデータを記憶
する記憶部30と、記憶部30にデータを書き込むためにホ
スト処理装置1から転送された制御信号を解読し、解読
結果に基づいて記憶部30にデータを書き込み、また記憶
部30からデータを読み出す制御を行なう制御部32と、自
ICメモリカード2をホスト処理装置1のコネクタ部22に
装着させるコネクタ部34とから構成されている。コネク
タ部34はバス300 と、制御バス302 とを介してそれぞれ
制御部32に接続されている。制御部32は、ホスト処理装
置1から転送されてバス 302に現われた制御信号に基づ
いて、ICメモリカード2の動作モードを設定するモード
デコーダ40と、その動作モードに応じて制御コマンドを
記憶部30に送出するシーケンサ42とを備え、また、バス
300 に現われたアドレスデータを検出して記憶部30での
書込アドレスまたは読出アドレスを指定するアドレスデ
コーダ44とを備えている。
【0024】モードデコーダ40は、ホスト処理装置1か
らコネクタ部22を介して転送される制御信号に基づい
て、ホスト処理装置1における動作モードを解読して自
ICメモリカード2の動作モードを設定するモード設定回
路である。モードデコーダ40は、設定された動作モード
に応じてシーケンサ42と、アドレスデコーダ44とを制御
する機能を有している。詳細にはモードデコーダ40は、
供給される制御信号R/-W「Hi」、制御信号R/-W「Low」 のそ
れぞれに応じて、データ読出モードおよびデータ書込モ
ードをそれぞれ設定してシーケンサ42に通知する機能を
有している。またモードデコーダ40はデータ書込モード
を設定する場合、これに先立って消去モードを設定して
シーケンサ42に通知する機能を有している。また、モー
ドデコーダ40は、制御信号-A/D「Low」 が供給されると、
アドレス設定モードを設定してシーケンサ42およびアド
レスデコーダ44に通知する。シーケンサ42は、モードデ
コーダ40の制御を受けて、記憶部30にデータを書き込む
ための制御を行なう書き込み制御部である。シーケンサ
42は、アドレス設定モード時に、記憶部30におけるアド
レスを指定するためのアドレスコマンドを生成し、ま
た、データ読出モード時にリードコマンドを生成してそ
れぞれ制御バス306 に出力する。さらに、シーケンサ42
は、データ書込モード時にライトコマンドを生成し、ま
た、消去モード時に消去コマンドを生成してそれぞれ制
御バス306 に出力する。アドレスデコーダ44は、バス30
0 に現われたアドレスデータを記憶部30における書込ア
ドレスまたは読出アドレスを指定する回路である。
【0025】一方、ICメモリカード2の記憶部30は、た
とえば、主データを記憶する記憶領域が所定のブロック
毎に区分されたメモリセル46と、データを一時記憶する
バッファ48とを備えている。メモリセル46は、所定のブ
ロック毎にデータの消去が可能なブロック消去型の(電
気的に消去・再書き込み可能なROM )EEPROMメモリセル
が有利に使用される。バッファ48は、たとえば、小容量
のSRAM (スタティックRAM)等にて形成されており、この
バッファ48を介してデータがメモリセル46に書き込みま
たは読み出される。有利にはバッファ48の記憶容量はメ
モリセル46のブロックサイズと同じ容量に設定される。
【0026】以上のような構成でICメモリカード制御シ
ステムの動作を図1〜図4を参照して以下に説明する。
操作者は、ICメモリカード2のコネクタ部34を電子スチ
ルカメラ等のホスト処理装置1のコネクタ22に接続する
ことにより、このICメモリカード2をホスト処理装置1
に装着してホスト処理装置1の所定の操作を行う。ま
た、電源が投入された通常の状態において、イジェクト
ボタンは押下されず、したがって検知スイッチ28はオフ
状態であり、検知スイッチ28から検知信号122 は出力さ
れていない状態である。この状態において、マルチプレ
クサ16は制御バス120 と、制御バス140 とを接続させ、
また、バストランシーバ20は抜去制御回路14からの指示
信号を受けて、それぞれの出力を有効状態としている。
【0027】まず、データの書き込みを行なうに際し
て、ホスト処理装置1のシステムコントローラ10から制
御信号CEが制御バス102 に出力される。制御信号CEは、
ディジタル入出力回路12に入力されて、ディジタル入出
力回路12からマルチプレクサ16に転送される。マルチプ
レクサ16では、制御バス120 が制御バス140 に接続され
ており、入力された制御信号CEは、バストランシーバ20
に転送される。制御信号CEはバス140 から転送された制
御信号CEを制御バス150 に出力してコネクタ部22および
ICメモリカード2のコネクタ部34を介して、ICメモリカ
ード2の制御部32に送出される。制御信号CEが入力され
ると制御部32は、このICメモリカード2がホスト処理装
置1に対して有効状態であることを認識する。
【0028】次にシステムコントローラ10からバスクロ
ックBCK と、アドレス設定モードとする制御信号-A/D「H
i」とが制御バス102 に出力され、アドレスデータがバス
100に出力される。次にデータ書込モードとする制御信
号R/-W「Low」 が制御バス102に出力される。これら制御
信号およびアドレスデータはディジタル入出力回路12
と、マルチプレクサ16と、バストランシーバ20とをそれ
ぞれ介してICメモリカード2に送出される。ICメモリカ
ード2の制御部32に制御信号-A/D「Hi」と、アドレスデー
タとが入力されると、制御部32のアドレスデコーダ44に
てこのアドレスデータに対応する記憶部30のメモリセル
46におけるアドレスが指定される。
【0029】アドレスが指定されると次に制御信号R/-W
「Low」 が制御部32に入力されて、モードデコーダ40に
て、消去モードと、データ書込モードとが順次設定され
てシーケンサ42に通知される。シーケンサ42に消去モー
ドが通知されると、シーケンサ42から消去コマンドが制
御バス 306に出力されて、先に指定されたメモリセル46
のアドレスに記憶されている記憶内容が消去される。デ
ータ書込モードがシーケンサ42に通知されると、シーケ
ンサ42から書込コマンドが制御線 306に出力される。一
方、ホスト処理装置1のシステムコントローラ10から出
力されたデータは、ディジタル入出力回路12に入力さ
れ、ディジタル入出力回路12からバス110 を介してバス
トランシーバ20に送出される。バストランシーバ20はバ
ス110 に現われたデータをバス 152に送出すると、デー
タがコネクタ部22を介してICメモリカード2のコネクタ
部34に転送されて、バス300 にデータが現われる。デー
タは、制御部32を介して記憶部30のバッファ48に入力さ
れて一時記憶される。バッファ48に記憶されたデータ
は、記憶部30にデータ書込コマンドが入力されて書き込
み状態となると、すでに設定されたメモリセル46の所定
のアドレスにバスクロックBCK に応動して送出されて、
メモリセル46に記憶される。以上のようにしてシステム
コントローラ10から送出されるデータに応じてICメモリ
カード2へのデータ書き込みが順次繰り返される。
【0030】データ読み出し時には、データ書き込み時
と同様に制御信号CEがICメモリカード2に転送されて、
ICメモリカード2がホスト処理装置1に対して有効状態
となる。次にシステムコントローラ10からバスクロック
BCK と、制御信号-A/D「Low」とが制御バス102 に出力さ
れ、アドレスデータがバス 100に出力されて、次に、デ
ータ読出モードとする制御信号R/-W「Hi」がバス100 に出
力される。システムコントローラ10から出力されたこれ
ら制御信号と、アドレスデータとは、それぞれディジタ
ル入出力回路12と、マルチプレクサ16と、バストランシ
ーバ20とを介してICメモリカード2に送出される。ICメ
モリカード2の制御回路32にこれら制御信号とアドレス
データとが入力されて、記憶部30のメモリセル46におけ
る読み出しアドレスが指定される。また、制御部32に制
御信号R/-W「Hi」が入力されると、モードデコーダにてデ
ータ読出モードが設定されてシーケンサ42に通知され
る。シーケンサ42にデータ読出モードが通知されると、
シーケンサ42から読出コマンドが制御線306 を介して記
憶部30に送出される。データ読出モードが記憶部30に通
知されると、先に指定されたメモリセル46のアドレスに
記憶されているデータが読み出されて、バッファ48を介
してバス304 に出力される。バス304 に送出されたデー
タは、ICメモリカード2の制御部32と、ホスト処理装置
1のバストランシーバ20およびディジタル入出力回路12
とをそれぞれ介してシステムコントローラ10に転送され
て読み出される。
【0031】抜去制御回路14は、上述のような、ICメモ
リカード2のアドレス設定モード、データ読出モード、
データ書込モードおよび消去モードの各動作モード時に
制御バス 120に現れるホスト処理装置1の動作状態を表
わす制御信号と、抜去制御回路14の入力 122に入力され
る検知信号とを監視して所定の制御動作を行なう。この
抜去制御回路14の動作を図2および図4を参照して詳細
に説明する。図4を参照すると同図には抜去制御回路14
の動作フローが示されている。同図におけるステップ40
0 において、制御バス 120に現れる制御信号-A/Dおよび
制御信号R/-Wが抜去制御回路14のモード検出部 202にて
監視されて、システムコントローラ10によるホスト処理
装置1の動作モードが検出される。次に、図1に示し
た、イジェクトボタン24が矢印F方向に押下されると、
検知スイッチ28がオンされる。イジェクトボタン24がさ
らに押下されると、その押下力が抜去機構26に伝達され
る。抜去機構26に伝達された力は、抜去機構26によって
ICメモリカード2に対して矢印Bの方向に力を加えて、
コネクタ部22に装着されたICメモリカード2を徐々にコ
ネクタ22から離脱させる。検知スイッチ28がオンとされ
てからICメモリカード2が完全にコネクタ部22から離脱
されて、ホスト処理装置1の制御バス150 およびバス15
2 がICメモリカード2の制御バス302 およびバス300 と
それぞれ断線状態となるまでの時間にステップ402 以降
の制御動作が抜去制御回路14によって行なわれる。
【0032】ステップ402 において、抜去制御回路14の
入力122 に検知スイッチ28からの検知信号が入力された
かが抜去検出部200 にて検出される。検知スイッチ28が
オンとなって、抜去検出部200 にて検知信号が検出され
るとその検出状態がカード制御部204 に通知されてステ
ップ404 に進み、検知信号が抜去検出部200 にて検出さ
れない場合は、ステップ400 に戻って再度動作モードが
検出される。
【0033】次に検知信号が検出されたステップ404 に
おいて、モード検出部202 にて検出された動作モードが
カード制御部204 に通知されて認識される。詳しくは、
モード検出部202 にて制御バス120 に現れた制御信号R/
-W「Low」 が検出されると、ホスト処理装置1がデータ書
込モードであることがカード制御部204 に通知される。
カード制御部204 にてデータ書込モードが認識されると
ステップ406 に進む。また、モード検出部202 にて検出
された動作モードがアドレス設定モードまたはデータ読
出モードの場合には、それぞれカード制御部204 にて認
識されて、ステップ414 に進む。
【0034】ステップ406 に進んで、カード制御部406
にて認識されているデータ書込モードを表わす制御信号
R/-W「Low」 が生成されて、この制御信号R/-W「Low」 と、
制御バス120 に現われたバスクロックBCK および制御信
号CEとがカード制御部406 の出力130 から出力される。
次にカード制御部204 の出力124 からマルチプレクサ16
のバス接続を切り替えるための切換信号が出力される。
マルチプレクサ16にこの指示信号が入力されると、制御
バス120 と、制御バス140 とが接続された状態が制御バ
ス130 に制御バス140 が接続された状態に切り替えられ
る。これによって抜去制御回路14の出力から制御バス13
0 に出力された制御信号R/-W「Low」 、バスクロックBCK
および制御信号CEは、マルチプレクサ16およびバストラ
ンシーバ20を介してICメモリカード2に転送される。
【0035】次に、ステップ408 に進み、モード検出部
202 から通知される制御信号-A/DからICメモリカード2
へのデータ書き込み状態がカード制御部204 にて判定さ
れる。このとき制御信号-A/DがHi状態であれば、バス 1
10にデータが転送されていてデータの書き込み中と判定
されてステップ410 に進み、また制御信号-A/DがLow状
態であれば、ステップ 412に処理工程を移す。ステップ
410 において、制御信号-A/DがHi状態からLow 状態に変
化するとカード制御部204 にて認識され、データの書き
込みが完了したことが判定される。データの書き込みの
完了が判定されるとステップ412 に進む。ステップ412
において、カード制御回路204 にてそれまで生成してい
た制御信号R/-W「Low」 に代わって、制御信号R/-W「Hi」が
生成される。生成された制御信号R/-W「Hi」と、制御バス
120 に現れたバスクロックBCK および制御信号CEとは、
マルチプレクサ16に送出されて、バストランシーバ20を
介してICメモリカード2に転送される。これによってIC
メモリカード2はデータ読出モードに設定される。
【0036】ステップ414 において、バス制御部206 に
データ読出モードであることがカード制御部204 から通
知されて、バス制御部206 の出力126 に指示信号が出力
される。指示信号がバストランシーバ20に入力される
と、制御バス140 および制御バス150 と、バス110 およ
びバス152 とがそれぞれ接続されたバストランシーバ20
のそれぞれの入出力部は、ハイインピーダンス状態とな
り、その後ICメモリカード2がホスト処理装置1のコネ
クタ部22から完全に離脱されて、バス100 とバス300 と
が断状態となり、また、制御バス102 と制御バス302 と
がそれぞれ断状態となる。
【0037】以上のようにイジェクトボタン24が押下さ
れて検知スイッチ28から検知信号が抜去制御回路14に入
力されると、データ書込モードであってもデータ破壊を
起こさないデータ読出モードに変更された後、制御バス
150 およびバス152 が接続されたバストランシーバ20の
入出力部がハイインピーダンス状態となるので、この状
態でICメモリカード2がホスト処理装置1から離脱され
た場合に制御バス150およびバス152 での信号の挙動に
よる悪影響を防止することができる。したがって、抜去
時にICメモリカード2の制御バス302 およびバス300 に
ノイズが混入することを防止することができるので、IC
メモリカード2に記録されたデータが破壊されることを
防止することができる。さらに一度活線抜去されたICメ
モリカード2がそのまま再びホスト処理装置1のコネク
タ部22に装着された場合に、ホスト処理装置1の制御バ
ス150 およびバス150 は、バストランシーバ20によって
ハイインピーダンス状態となっているので信号が衝突す
ることがないのでICメモリカード2に記録されたデータ
の破壊を防止することができる。
【0038】なお、この実施例では、抜去動作の検出は
イジェクトボタン24およびスイッチ28にて検出したがこ
れに限らず、ICメモリカード2のコネクタ部22への装着
状態を直接検出して、ICメモリカード2の抜去状態を判
定するものであってもよく、その場合、イジェクトスイ
ッチ24の操作とは無関係に所望の処理を行なうことがで
きる。また、ICメモリカード2のメモリセル46は、この
実施例では、ブロック消去型のEEPROMにて構成されてい
たがこれに限らず、一括消去型のEEPROMを用いてもよ
く、また、SRAMを用いたものであってもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるICメモ
リカード制御方式およびシステムによれば、カード制御
手段は、抜去検出手段にて検出された検知信号と、モー
ド検出手段にて検出された動作モードに応じてICメモリ
カードへの制御を行う。この場合、データ書込モード時
に検知信号が検出されると、カード制御手段は、制御手
段に代わってICメモリカードへのデータ書き込み制御を
行なって、データの書き込み終了を検出して動作モード
をデータ読出モードに切り替えて、さらにカード制御手
段は、ICメモリカードへの入出力部をハイインピーダン
ス状態としているので、ICメモリカードがICメモリカー
ド制御装置から抜去されても不良なデータがICメモリカ
ードに書き込まれることが防止できる。この結果、特に
データの書き込み中にICメモリカードがICメモリカード
制御装置から抜去された場合、ICメモリカードに記録さ
れているデータの破壊を防ぐことができる。また、ICメ
モリカード制御装置とICメモリカードとの信号の衝突を
防止しているので、このような活線抜去されたICメモリ
カードが再びICメモリカード制御装置に装着された場合
でもICメモリカードに記録されているデータの破壊を防
ぐことができる。したがって、活線抜去されても偶発的
な誤動作などによるデータ破壊を防ぐことができるICメ
モリカード制御システムがコンパクトで簡潔な構成にて
実現することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるICメモリカード制御方法およびシ
ステムが適用されるホスト処理装置の一実施例を示す図
である。
【図2】同実施例におけるホスト処理装置を示す機能ブ
ロック図である。
【図3】同実施例におけるICメモリカードの構成を示す
図である。
【図4】同実施例におけるホスト処理装置のICメモリカ
ード抜去時の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ホスト処理装置 2 ICメモリカード 10 システムコントローラ 12 ディジタル入出力回路 14 抜去制御回路 16 マルチプレクサ 20 バストランシーバ 22 コネクタ 24 イジェクトボタン 26 抜去機構 28 検知スイッチ

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを記憶するメモリカードにデータ
    を書き込むためのデータ書込モードと、データが記憶さ
    れたメモリカードからデータを読み出すためのデータ読
    出モードとをそれぞれ設定して、該データを書き込みま
    たは読み出すメモリカード制御装置におけるメモリカー
    ド制御方法において、 前記メモリカード制御装置は、自装置の動作状態を確認
    し、さらに前記メモリカードが前記メモリカード制御装
    置から抜去されることを表わす抜去信号を検出して、そ
    のときデータ書込モードであれば、前記メモリカードの
    記憶部におけるメモリセルの1つのブロックの記憶領域
    への該データ書込モードに基づくデータの書き込みの
    を検出し、該完了検出後に該メモリカード制御装置の
    動作状態をデータ読出モードに切り替えることを特徴と
    するメモリカード制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のメモリカード制御方法
    において、 前記メモリカード制御装置は、前記抜去信号を検出した
    ときに自装置の動作状態がデータ読出モードの場合は、
    前記メモリカードが装着された該メモリカード制御装置
    の入出力部をハイインピーダンス状態とすることを特徴
    とするメモリカード制御方法。
  3. 【請求項3】 データを記憶するメモリカードにデータ
    を書き込むための制御と、データが記憶されたメモリカ
    ードからデータを読み出すための制御とを行なって該デ
    ータを書き込みまたは読み出すメモリカード制御装置を
    有するメモリカード制御システムにおいて、該システム
    は、 前記メモリカードが前記メモリカード制御装置から抜去
    される状態を表わす検知信号を検出する抜去検出手段
    と、 前記メモリカードにデータを書き込むデータ書込モード
    およびメモリカードに記憶されたデータを読み出すデー
    タ読出モードを設定する第1の制御信号を出力する制御
    手段と、 該制御手段から出力された第1の制御信号から前記メモ
    リカード制御装置の動作状態を検出する動作モード検出
    手段と、 前記抜去検出手段および前記モード検出手段にて検出さ
    れた情報に基づいて前記第1の制御信号を受け継いで第
    2の制御信号を出力するカード制御手段とを備え、さら
    に該システムは、 該カード制御手段の制御を受けて、前記制御手段から出
    力される第1の制御信号と、前記カード制御手段から出
    力される前記第2の制御信号とを選択して出力する選択
    手段を備え、 前記カード制御手段は、前記抜去検出手段にて抜去状態
    が検出されると前記選択手段を制御して前記第2の制御
    信号を選択させ、前記第1の制御信号がデータ書込モー
    ドを表わしている場合には、前記メモリカードの記憶部
    におけるメモリセルの1つのブロックの記憶領域への該
    データ書込モードに基づくデータの書き込みを完了させ
    た後に前記第2の制御信号をデータ読出モードを表わす
    制御信号に切り替えて出力することを特徴とするメモリ
    カード制御システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のメモリカード制御シス
    テムにおいて、該システムは、前記選択手段から出力さ
    れる前記第1の制御信号または前記第2の制御信号を前
    記メモリカードに転送する信号転送手段と、前記カード
    制御手段の制御を受けて該信号転送手段の入出力部をハ
    イインピーダンス状態とするバス制御手段とを備えるこ
    とを特徴とするメモリカード制御システム。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載のメモリカード制御シス
    テムにおいて、前記メモリカードは、データを記憶する
    記憶部のメモリセルとしてEEPROMを備えることを特徴と
    するメモリカード制御システム。
  6. 【請求項6】 データを記憶するメモリカードにデータ
    を書き込む書込手段と、前記メモリカードに記憶された
    データを読み出す読出手段と、前記メモリカードを装着
    する入出力手段とを含むメモリカード制御装置におい
    て、該装置は、 前記メモリカードが抜去されることを表す抜去信号を検
    出する検出手段と、 前記抜去信号を検出したときに前記書込手段が動作時の
    場合は、前記メモリカードの記憶部におけるメモリセル
    の1つのブロックの記憶領域への該動作時に基づくデー
    タの書き込みの該書込手段の動作を完了し、該完了後に
    前記読出手段を動作状態にし、該動作状態にした後に
    記入出力手段をハイインピーダンス状態にする書込停止
    手段とを含むことを特徴とするメモリカード制御装置。
  7. 【請求項7】 データを記憶するメモリカードにデータ
    を書込む書込手段と、前記メモリカードに記憶されたデータを読み出す読出手
    段と、 前記メモリカードが抜去されることを表す抜去信号を検
    出する検出手段と、 前記抜去信号を検出したときに、前記書込手段が動作時
    の場合は、前記メモリカードの記憶部におけるメモリセ
    ルの1つのブロックの記憶領域への該動作時に基づくデ
    ータの書き込みの該書込手段の動作を完了し、該完了後
    に前記読出手段を動作状態にする書込停止手段とを含む
    ことを特徴とするメモリ制御装置。
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