JP3536420B2 - 蒸発燃料供給系の故障診断装置 - Google Patents

蒸発燃料供給系の故障診断装置

Info

Publication number
JP3536420B2
JP3536420B2 JP10013795A JP10013795A JP3536420B2 JP 3536420 B2 JP3536420 B2 JP 3536420B2 JP 10013795 A JP10013795 A JP 10013795A JP 10013795 A JP10013795 A JP 10013795A JP 3536420 B2 JP3536420 B2 JP 3536420B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
purge
negative pressure
target negative
failure diagnosis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10013795A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08270512A (ja
Inventor
利宏 半田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP10013795A priority Critical patent/JP3536420B2/ja
Publication of JPH08270512A publication Critical patent/JPH08270512A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3536420B2 publication Critical patent/JP3536420B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料タンクで発生する
蒸発燃料を吸着捕集してエンジン運転中に放出し吸気通
路に供給するようにした蒸発燃料供給系の故障診断装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から自動車等のエンジンには燃料タ
ンクで発生した蒸発燃料を活性炭を収容したキャニスタ
によって吸着捕集しエンジン運転中にパージ(放出)し
て吸気系に供給するようにした蒸発燃料供給系が設けら
れている。この蒸発燃料供給系は、キャニスタとエンジ
ンの吸気通路とを接続するパージ通路にパージガスの流
量(パージ流量)を調整するパージバルブを備え、この
パージバルブによって吸気系への蒸発燃料の供給を制御
する。
【0003】このような蒸発燃料供給系を備えたエンジ
ンにおいては、パージ系のリーク(漏れ)を監視する必
要があり、そのため、例えば特開平5−125997号
公報に記載されているように、キャニスタの大気開放口
に開閉弁を設け、停車中でかつアイドル運転状態という
所定の診断実行条件が成立したときに開閉弁を閉じかつ
パージバルブを開いて吸気負圧をパージ系に導き、その
後パージバルブだけを閉じてパージ系の内部圧力の変化
によりパージ系の故障(リーク)を診断するようにした
故障診断装置が従来から提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の蒸発燃料供
給系の故障診断装置は、キャニスタの大気開放口に設け
た開閉弁を閉じパージバルブを開いてパージ系を減圧
し、次いでパージバルブを閉じてパージ系を封鎖し、そ
の封鎖したときのパージ系の圧力と一定時間経過したと
きの圧力の圧力変化量が大きいときはパージ系にリーク
があると判定するものであって、この故障診断の精度を
上げるためにはパージ系の減圧を十分に行って故障時と
正常時との差が十分出るようにする必要がある。ところ
が、燃料タンクは内部の負圧があまり大きくなると強度
上問題が生ずるということで、所定負圧に達したときに
内圧をリークさせるようフィラーキャップ等にリリーフ
バルブを付設する場合があり、このように燃料タンクに
リリーフバルブが付設されている場合には、蒸発燃料供
給系の故障診断のための減圧はリリーフバルブの開弁負
圧を越えない範囲に抑える必要があり、それも、リリー
フバルブには個体差によるバラツキや劣化があって、そ
れらを考慮した安全率を見る必要があるため、故障診断
のための減圧は、目標負圧を、リリーフバルブが開弁す
ることにより生ずる圧力変化の影響を受けないようリリ
ーフバルブ開弁圧よりかなり控えめに設定することにな
り、そのため、目標負圧と大気圧との差が十分とれず、
故障時と正常時の負圧変化の差が小さくて、精度の良い
故障診断を行えず、誤判定を生ずるという問題があっ
た。
【0005】本発明は、このような問題を解決するため
のものであって、燃料タンクに付設されたリリーフバル
ブの個体差や劣化による開弁圧のバラツキに拘わらず蒸
発燃料供給系の故障診断を精度良く行えるようにするこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る蒸発燃料供
給系の故障診断装置は、内部圧力が所定負圧以上の負圧
になると開弁して大気圧を導入し負圧を低減するリリー
フバルブを付設した燃料タンクと、一端に大気開放口を
設け他端にベーパ入口およびパージ出口を設けベーパ入
口から導入した蒸発燃料を吸着捕集可能とするとともに
吸着した蒸発燃料を放出可能とした吸着捕集手段と、燃
料タンクの上部空間を吸着捕集手段のベーパ入口に接続
するベーパ通路と、吸着捕集手段のパージ出口をエンジ
ンの吸気通路に接続するパージ通路と、パージ通路に介
設され該パージ通路を介して吸気通路に供給されるパー
ジガスの流量を調整するパージ調整手段とからなる蒸発
燃料供給系の故障診断装置であって、大気開放口を開閉
自在とする開閉手段と、パージ調整手段から燃料タンク
までのパージ系の内部圧力を検出する圧力検出手段と、
所定の故障診断実行条件が成立したときに開閉手段を閉
作動させるとともにパージ調整手段を開作動させパージ
系に吸気負圧を作用させることによってパージ系の内部
圧力を目標負圧まで低下させる減圧処理実行手段と、減
圧処理実行手段による減圧処理が完了した後でパージ調
整手段を閉作動させパージ系を封鎖状態とする封鎖処理
実行手段と、圧力検出手段の出力を受け、封鎖処理実行
手段による処理を完了した後のパージ系の内部圧力の変
化に基づいて該パージ系のリーク状態を判定するリーク
判定手段と、目標負圧を設定する目標負圧設定手段と、
減圧処理実行手段による減圧処理中の圧力検出手段によ
り検出された圧力の増圧側への変化を検出する圧力反転
検出手段と、圧力反転検出手段により減圧処理中の圧力
反転が検出されたときに目標負圧を修正する目標負圧修
正手段を設けたことを特徴とする。
【0007】本発明に係る上記蒸発燃料供給系の故障診
断装置は、例えば目標負圧設定手段がリリーフバルブの
標準開弁圧近傍の圧力を目標負圧の初期値とするもので
あり、目標負圧修正手段が圧力反転が検出されたときに
目標負圧を所定量だけ低負圧側に修正する処理を行い、
その処理を圧力反転が検出されなくなるまで繰り返すも
のとすることができる。
【0008】図1は本発明の上記構成を示す全体構成図
である。
【0009】
【作用】エンジンの燃料タンクで発生した蒸発燃料はベ
ーパ通路を介し吸着捕集手段に流入して吸着捕集され、
パージ調整手段が開かれるとパージされてパージ通路を
介し吸気通路に供給される。その際、パージ調整手段に
よりエンジンの運転状態に応じてパージ流量が制御され
る。
【0010】また、所定の故障診断実行条件が成立した
ときに、吸着捕集手段の大気解開放口に設けられた開閉
手段が閉じられ、パージ調整手段が開かれる。このとき
エンジンの吸気負圧は燃料タンク内まで作用し、それに
よってパージ系が減圧される。そして、この減圧された
状態でパージ調整手段が閉じられることによってパージ
系が封鎖され、その封鎖された状態でパージ系の内部圧
力の変化に基づいてリーク状態が判定される。
【0011】また、その故障診断のための減圧処理にあ
たっては、リリーフバルブの開弁圧のバラツキを考慮し
た上で大気圧との差ができるだけ大きくなるよう、好ま
しくはリリーフバルブの開弁圧近傍の圧力を初期値とす
るよう目標負圧が設定され、そして、減圧処理中にパー
ジ系内部圧力が増圧側へ反転するかどうかによって、増
圧側への変化が検出されたときは、目標負圧がリリーフ
バルブの開弁負圧より大きいということで、例えば目標
負圧を所定量だけ低負圧側に修正しそれを圧力反転がな
くなるまで繰り返す処理が行われ、それによって、目標
負圧はリーフバルブが開弁することによる圧力変化の影
響を受けない値に修正される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0013】図2は本発明の一実施例の全体図である。
図において、1はエンジンの吸気通路であり、2は燃料
タンクである。燃料タンク2は、所定負圧以上で開弁し
タンク内圧をリークさせるためのリリーフバルブを内蔵
したフィラーキャップ3を備えている。また、4は活性
炭を収容したキャニスタ(吸着捕集手段)である。キャ
ニスタ4は、一端側に大気開放口4aを有し、この大気
開放口4aに対向して他端側にベーパ入口4bとパージ
出口4cを有する。そして、燃料タンク2の上部空間が
ベーパ通路5によってキャニスタ4のベーパ入口4bに
接続されている。また、このベーパ通路5の途中には、
燃料タンク2の内部圧力が一定値以上の正圧になると大
気側にリークさせ一定値以上の負圧になると大気を導入
して負圧を下げるようにする3ウエイバルブ6が配設さ
れている。また、キャニスタ4のパージ出口4cはパー
ジ通路7によって吸気通路1におけるスロットル弁8の
下流に接続されている。そして、パージ通路7の途中に
はパージ調整手段としてデューティーソレノイドバルブ
からなるパージバルブ9が配設されている。また、キャ
ニスタ4の大気開放口4aには大気開放通路10が接続
され、その大気開放通路10の途中にはドレンカット弁
11が配設されている。また、パージバルブ9から燃料
タンク2までのパージ系には、内部圧力を検出するため
例えば燃料タンク2に圧力センサ12が設けられてい
る。燃料タンク2からキャニスタ4を経て吸気通路1に
至るこれら一連の装置は蒸発燃料供給系を構成する。そ
して、その蒸発燃料供給系のリーク故障診断処理が図示
しないエンジンコントロールユニットによりが行われ、
リーク故障時には警報ランプ(MIL)が点灯される。
【0014】蒸発燃料供給系のパージ系すなわちパージ
バルブ9から燃料タンク2に至る経路のリーク診断は、
例えばイグニション信号がオンとなった後、最初に所定
の故障診断実行条件が成立した時点でに行うものであっ
て、その時点でドレンカット弁11を閉じ、パージバル
ブ9を開いてパージ系を減圧する。そして、パージ系の
圧力が目標負圧まで低下した時点でパージバルブ9を閉
じて、その時のパージ系内圧を読み込み、それから所定
時間が経過した時点でのパージ系内圧を読み込んで、そ
の間の圧力上昇が判定値より大きいと、パージ系にリー
ク(漏れ)が発生していると判定し、MILを点灯させ
る。また、故障診断における減圧処理では、例えばリリ
ーフバルブの標準開弁圧(センター値)が目標負圧の初
期値とされる。そして、その目標負圧まで減圧する処理
が行われ、その途中でパージ系内部圧力が増圧側へ反転
すると、目標負圧が所定量だけ低負圧側に修正される。
そして、圧力が反転しなくなるまでそれが繰り返され、
圧力が反転しなくなれば、そのときの目標負圧がメモリ
ーされるとともに、パージ系が封鎖されリーク判定が実
行される。
【0015】図3はこの実施例の上記蒸発燃料供給系の
故障診断の処理をタンク内圧(パージ系の内部圧力)の
変化によって説明するタイムチャートである。図3の縦
軸はタンク内圧、横軸は時間である。目標負圧の初期値
は上述のように例えばリリーフバルブの標準開弁圧(セ
ンター値)に設定される。
【0016】そして、1回目の減圧処理が行われたとき
に図3に破線’で示すようにタンク内圧が初期判定値
Aまで下がらないというときは、その後の処理を行うま
でもなく明らかにパージ系にリークがあるということで
故障と判定される。
【0017】また、リリーフバルブの実際の開弁圧が図
3に示すBの値で、目標負圧の初期値がそれより低圧側
に設定されたものであるときは、実線で示す減圧の途
中でタンク内圧が増圧側(大気圧側)に反転する。この
場合、目標負圧が所定量P1だけ増圧側に修正され、次
いで、2回目の減圧処理が行われる。そして、実線で
示す2回目の減圧の途中でタンク内圧が反転すると、目
標負圧は更にP1だけ増圧側に修正される。そして、例
えば実線で示す3回目の減圧処理で目標負圧に達する
まで圧力反転が起きなければ、その減圧処理が完了した
時点でパージ系が封鎖され、その時点から所定時間Tが
経過する間のタンク内圧の変化量ΔPが正常範囲であれ
ば正常と判定される。一方、破線’で示すように所定
時間Tの間にタンク内圧が大きく変化したときは、リー
ク故障と判定される。
【0018】以下、この実施例における蒸発燃料供給系
の故障診断の処理手順を図4のフローチャートによって
説明する。このフローチャートはS1〜S16のステッ
プからなり、イグニッション信号がONでスタートす
る。そして、まず、ステップS1で目標負圧の初期値を
読み込む。そして、例えば始動後の最初の定常走行状態
であることを故障診断の実行条件として、ステップS2
でその故障診断条件が成立した否かを判定し、故障診断
条件が成立していないときはそのままフローを終了し、
故障診断条件が成立したときはステップS3へ進む。
【0019】ステップS3では、CDCV(ドレンカッ
ト弁11)を閉じ、VSV(パージバルブ9)を開いて
減圧処理を開始する。そして、ステップS4でタンク内
圧Pをモニタし、ステップS5でタンク内圧PがA以下
に下がったか否かを見て、PがA以下に下がらなかった
というときはステップS6で故障と判定する。また、P
がA以下に下がったときはステップS7へ進み、タンク
内圧の変化量ΔPがプラス(増圧側)に反転したか否か
を見る。
【0020】そして、ステップS7でタンク内圧の変化
量ΔPがプラス(増圧側)に反転したと判定したとき
は、ステップS8へ進み、目標負圧を修正する。すなわ
ち、前回の目標負圧の値に所定量P1を加えた値を新た
な目標負圧として設定し、次いで、ステップS9で減圧
処理を中止し(CDCVを開き、VSVを閉じる。)、
ステップS2に戻る。そして、ステップS7でΔPがプ
ラス(増圧側)に反転しないと判定するまで、ステップ
S2〜ステップS9を繰り返し、ステップS7でΔPが
プラス(増圧側)に反転しないと判定すると、ステップ
S10へ進む。
【0021】そして、ステップS10でタンク内圧Pが
修正後の目標負圧まで減圧されたか否かを判定し、目標
負圧に達していなければステップS4に戻る。そして、
目標負圧まで減圧されたということであれば、ステップ
S11でパージ系を封鎖するようVSVを閉じる。そし
て、ステップS12へ進み、封鎖状態で一定時間経過し
たか否かを見て、一定時間経過したらステップS13へ
進む。
【0022】そして、ステップS13で一定時間経過す
る間のタンク内圧の変化量ΔPが判定値C以下か否かを
見て、ΔPがC以下であれば正常と判定し、ΔPがCよ
り大きいときは故障と判定する。そして、ステップS1
6でCDCVを開き、フローを終了する。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、燃料タンクに付設されたリリーフバルブの個体差に
よるバラツキや劣化があっても、リリーフバルブが開弁
しない範囲で故障診断のための減圧を最大限に行うこと
ができ、蒸発燃料供給系の故障診断精度を高めるように
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成図である。
【図2】本発明の一実施例の全体図である。
【図3】本発明の一実施例の故障診断処理を模式的に示
すタイムチャートである。
【図4】本発明の一実施例の故障診断処理を実行するフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 吸気通路 2 燃料タンク 3 フィラーキャップ(リリーフバルブ内蔵) 4 キャニスタ(吸着捕集手段) 4a 大気開放口 4b ベーパ入口 4c パージ出口 5 ベーパ通路 7 パージ通路 9 パージバルブ 10 大気開放通路 11 ドレンカット弁 12 圧力センサ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部圧力が所定負圧以上の負圧になると
    開弁して大気圧を導入し負圧を低減するリリーフバルブ
    を付設した燃料タンクと、一端に大気開放口を設け他端
    にベーパ入口およびパージ出口を設け前記ベーパ入口か
    ら導入した蒸発燃料を吸着捕集可能とするとともに吸着
    した蒸発燃料を放出可能とした吸着捕集手段と、前記燃
    料タンクの上部空間を前記吸着捕集手段のベーパ入口に
    接続するベーパ通路と、前記吸着捕集手段のパージ出口
    をエンジンの吸気通路に接続するパージ通路と、前記パ
    ージ通路に介設され該パージ通路を介して前記吸気通路
    に供給されるパージガスの流量を調整するパージ調整手
    段とからなる蒸発燃料供給系の故障診断装置であって、
    前記大気開放口を開閉自在とする開閉手段と、前記パー
    ジ調整手段から前記燃料タンクまでのパージ系の内部圧
    力を検出する圧力検出手段と、所定の故障診断実行条件
    が成立したときに前記開閉手段を閉作動させるとともに
    前記パージ調整手段を開作動させ前記パージ系に吸気負
    圧を作用させることによって前記パージ系の内部圧力を
    目標負圧まで低下させる減圧処理実行手段と、前記減圧
    処理実行手段による減圧処理が完了した後で前記パージ
    調整手段を閉作動させ前記パージ系を封鎖状態とする封
    鎖処理実行手段と、前記圧力検出手段の出力を受け、前
    記封鎖処理実行手段による処理を完了した後の前記パー
    ジ系の内部圧力の変化に基づいて該パージ系のリーク状
    態を判定するリーク判定手段と、前記目標負圧を設定す
    る目標負圧設定手段と、前記減圧処理実行手段による減
    圧処理中の前記圧力検出手段により検出された圧力の増
    圧側への変化を検出する圧力反転検出手段と、前記圧力
    反転検出手段により前記減圧処理中の圧力反転が検出さ
    れたときに前記目標負圧を修正する目標負圧修正手段を
    設けたことを特徴とする蒸発燃料供給系の故障診断装
    置。
  2. 【請求項2】 前記目標負圧設定手段は前記リリーフバ
    ルブの標準開弁圧近傍の圧力を前記目標負圧の初期値と
    するものであり、前記目標負圧修正手段は前記圧力反転
    が検出されたときに前記目標負圧を所定量だけ低負圧側
    に修正する処理を行い、その処理を前記圧力反転が検出
    されなくなるまで繰り返すものである請求項1記載の蒸
    発燃料供給系の故障診断装置。
JP10013795A 1995-03-31 1995-03-31 蒸発燃料供給系の故障診断装置 Expired - Fee Related JP3536420B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10013795A JP3536420B2 (ja) 1995-03-31 1995-03-31 蒸発燃料供給系の故障診断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10013795A JP3536420B2 (ja) 1995-03-31 1995-03-31 蒸発燃料供給系の故障診断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08270512A JPH08270512A (ja) 1996-10-15
JP3536420B2 true JP3536420B2 (ja) 2004-06-07

Family

ID=14265938

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10013795A Expired - Fee Related JP3536420B2 (ja) 1995-03-31 1995-03-31 蒸発燃料供給系の故障診断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3536420B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100428323B1 (ko) * 2002-01-31 2004-04-28 현대자동차주식회사 연료 증기압 추정 제어방법
DE10328364A1 (de) * 2002-06-25 2004-02-12 Mitsubishi Jidosha Kogyo K.K. Fehlerdiagnosevorrichtung eines Kraftstoffverdampfungs/Verflüchtigungs-Verhinderungssystems

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08270512A (ja) 1996-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3073010B2 (ja) 自動車のタンク通気装置及びその機能正常性を検査する方法
JP3111114B2 (ja) タンク通気装置とその機能能力を検査する方法及び装置
US6161423A (en) Apparatus and method for diagnosing leaks of fuel vapor treatment unit
JP2001304054A (ja) 燃料蒸気パージシステムの故障診断装置
JP4319794B2 (ja) 燃料蒸発ガス処理装置の故障診断装置
JPH08261073A (ja) エバポパージシステムの故障診断装置
JP3975847B2 (ja) 燃料蒸発ガス処理装置
US5857447A (en) Testing apparatus for fuel vapor treating device
US6397824B1 (en) Fault diagnosing apparatus for evapopurge systems
JP2900037B2 (ja) 燃料タンクの蒸発ガス処理装置における燃料パージシステムの自己診断装置
JP3536420B2 (ja) 蒸発燃料供給系の故障診断装置
JP4552356B2 (ja) 蒸発燃料処理装置の故障診断装置
JP3024472B2 (ja) 蒸発燃料処理装置の故障診断装置
JP2827648B2 (ja) エバポパージシステムの故障診断装置
JP4310836B2 (ja) 蒸発燃料処理系圧力検出手段の故障診断装置
JPH05180101A (ja) エバポパージシステムの故障診断装置
JP3800717B2 (ja) 蒸発燃料供給系の故障診断装置
JP3552670B2 (ja) 蒸発燃料パージ装置の異常診断方法及び異常診断装置
JP3618272B2 (ja) 燃料蒸気パージシステムの故障診断装置及び燃料蒸気パージシステム
JP2751763B2 (ja) エバポパージシステムの故障診断装置
JPH05180098A (ja) 車両の蒸発燃料制御システムの診断装置
JPH0791330A (ja) 蒸発燃料処理装置の故障診断装置
JP3250351B2 (ja) 蒸発燃料処理装置の故障診断装置
JP3951118B2 (ja) 燃料蒸散防止システムの故障診断装置
JPH06235354A (ja) 内燃機関の蒸発燃料蒸散防止装置の故障診断装置及び蒸発燃料供給系の保護装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040308

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090326

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090326

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100326

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100326

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110326

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120326

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130326

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130326

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140326

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees