JP3535855B2 - スキャンフリップフロップ及び半導体集積回路装置 - Google Patents

スキャンフリップフロップ及び半導体集積回路装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体集積回路装置
の試験に用いられるスキャンフリップフロップ及びそれ
が搭載された半導体集積回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の半導体集積回路装置(以下、LS
Iと称す)は、大規模化、高密度化に伴って、何らかの
試験容易化設計を施さないチップの試験や故障診断が不
可能になってきている。試験容易化の手法としては、例
えば、回路内の各フリップフロップを鎖状に連結してシ
フトレジスタとしても動作するように設計しておき、試
験時にこのシフト機能を利用して外部から各フリップフ
ロップの値を任意に制御・観測できようにするスキャン
パス法が知られている。
【0003】スキャンパス法を用いてLSIを試験する
ためには、LSI内に通常動作時及びスキャンテスト動
作時でそれぞれ用いるフリップフロップである複数のス
キャンフリップフロップを設け、それらの試験用の入出
力端子を直列に接続(縦続接続)することで上述したシ
フトレジスタを形成する。
【0004】スキャンフリップフロップは、通常のフリ
ップフロップとして動作する通常動作機能の他に、試験
用のパターン信号であるスキャンイン信号SINをデー
タ入力とし、試験用のクロックであるスキャンクロック
SCによりフリップフロップとして動作するスキャンテ
スト動作機能を備えた回路である。
【0005】このような従来のスキャンフリップフロッ
プの構成について図4及び図5を用いて説明する。な
お、フリップフロップには、クロックCLKの立上がり
エッジまたは立下りエッジで動作するエッジトリガータ
イプのものが使用される。以下では、クロックCLKの
立上がりエッジで動作するスキャンフリップフロップを
ポジティブF/F(フリップフロップ)と称し、クロッ
クCLKの立下りエッジで動作するスキャンフリップフ
リップをネガティブF/Fと称する。
【0006】図4は、従来のスキャンフリップフロップ
のうち、クロックの立上がりエッジで動作するポジティ
ブF/Fの構成を示す回路図である。また、図5は、従
来のスキャンフリップフロップのうち、クロックの立下
りエッジで動作するネガティブF/Fの構成を示す回路
図である。なお、図4及び図5に示すスキャンフリップ
フロップは入力信号を一時的に保持するマスターラッチ
回路及びスレーブラッチ回路を備えたマスタースレーブ
型のスキャンフリップフロップである。
【0007】図4に示すように、ポジティブF/Fは、
通常動作用の第1のマスターラッチ回路1と、スキャン
テスト動作用の第2のマスターラッチ回路2と、通常動
作時及びスキャンテスト動作時で共通に用いられるスレ
ーブラッチ回路3と、通常動作用のクロックCLK、第
1のスキャンクロックSC1、第2のスキャンクロック
SC2にしたがって第1のマスターラッチ回路1、第2
のマスターラッチ回路2、及びスレーブラッチ回路3を
それぞれ制御するための制御信号を生成するクロック回
路4とを有する構成である。
【0008】クロック回路4は、クロックCLKを反転
出力するインバータINV41と、インバータINV4
1の出力信号を反転出力するインバータINV42と、
第1のスキャンクロックSC1を反転出力するインバー
タINV43と、インバータINV43の出力信号を反
転出力するインバータINV44と、第2のスキャンク
ロックSC2を反転出力するインバータINV45と、
インバータINV45の出力信号を反転出力するインバ
ータINV46とを有する構成である。
【0009】第1のマスターラッチ回路1は、入力デー
タDをオンオフ(導通/非導通)させるトランスファー
ゲートTG11と、トランスファーゲートTG11の出
力信号を反転出力するインバータINV11と、インバ
ータINV11の出力信号を反転出力するインバータI
NV12と、インバータINV11の出力信号をオンオ
フさせるトランスファーゲートTG12と、インバータ
INV12の出力信号をインバータINV11の入力に
帰還させるためのトランスファーゲートTG13とを有
する構成である。トランスファーゲートTG11〜TG
13の制御端子には、インバータINV41の出力端子
AB及びインバータINV42の出力端子Aがそれぞれ
接続される。トランスファーゲートTG11はクロック
CLKが“0”(Lowレベル)の時にオンし、トラン
スファーゲートTG12、TG13はクロックCLKが
“1”(Highレベル)の時にそれぞれオンする。
【0010】第2のマスターラッチ回路2は、スキャン
イン信号SINをオンオフ(導通/非導通)させるトラ
ンスファーゲートTG21と、トランスファーゲートT
G21の出力信号を反転出力するインバータINV21
と、インバータINV21の出力信号を反転出力するイ
ンバータINV22と、トランスファーゲートTG21
の出力信号をオンオフさせるトランスファーゲートTG
22と、インバータINV22の出力信号をインバータ
INV21の入力に帰還させるためのトランスファーゲ
ートTG23とを有する構成である。トランスファーゲ
ートTG21、TG23の制御端子にはインバータIN
V43の出力端子S1B及びインバータINV44の出
力端子S1がそれぞれ接続され、トランスファーゲート
TG22の制御端子にはインバータINV45の出力端
子S2B及びインバータINV46の出力端子S2が接
続される。トランスファーゲートTG21は第1のスキ
ャンクロックSC1が“1”(Highレベル)の時に
オンし、トランスファーゲートTG22は第2のスキャ
ンクロックSC2が“1”(Highレベル)の時にオ
ンする。また、トランスファーゲートTG23は第1の
スキャンクロックSC1が“0”(Lowレベル)の時
にオンする。
【0011】スレーブラッチ回路3は、第1のマスター
ラッチ回路1のトランスファーゲートTG12の出力信
号を反転出力するインバータINV31と、インバータ
INV31の出力信号をオンオフさせるトランスファー
ゲートTG31と、トランスファーゲートTG31の出
力信号を反転出力するインバータINV32と、インバ
ータINV32の出力信号をインバータINV31の入
力に帰還させるためのトランスファーゲートTG32と
を有する構成である。トランスファーゲートTG31の
制御端子にはインバータINV45の出力端子S2B及
びインバータINV46の出力端子S2が接続され、ト
ランスファーゲートTG32の制御端子にはインバータ
INV41の出力端子AB及びインバータINV42の
出力端子Aが接続される。トランスファーゲートTG3
1は第2のスキャンクロックSC2が“0”(Lowレ
ベル)の時にオンし、トランスファーゲートTG32は
クロックCLKが“0”(Lowレベル)の時にオンす
る。
【0012】スレーブラッチ回路3の出力(トランスフ
ァーゲートTG31の出力)には、第2のマスターラッ
チ回路2の出力(トランスファーゲートTG22の出
力)が接続され、トランスファーゲートTG31からク
ロックCLKの立上がりエッジに同期してデータQが出
力される。
【0013】次に、図4に示した従来のスキャンフリッ
プフロップの動作について説明する。
【0014】図4に示したスキャンフリップフロップの
通常動作時、第1のスキャンクロックSC1は“0”に
保持され、第2のスキャンクロックSC2は“1”に保
持される。したがって、第2のマスターラッチ回路2の
トランスファーゲートTG21及びトランスファーゲー
トTG22はそれぞれオフ状態で維持され、第2のマス
ターラッチ回路2のトランスファーゲートTG23及び
スレーブラッチ回路3のトランスファーゲートTG31
はそれぞれオン状態で維持される。
【0015】このような状態で、データDとして“1”
または“0”が入力され、クロックCLKが立ち下がる
と、第1のマスターラッチ回路1のトランスファーゲー
トTG11がオンし、データDの値が第1のマスターラ
ッチ回路1に取り込まれる。
【0016】第1のマスターラッチ回路1は、データD
をインバータINV11で反転し、トランスファーゲー
トTG12及びインバータINV12にそれぞれ出力す
る。インバータINV12はインバータINV11の出
力信号をさらに反転し、トランスファーゲートTG13
に出力する。このとき、トランスファーゲートTG12
及びトランスファーゲートTG13はそれぞれオフして
いるため、これらの出力端子からは何も出力されない。
【0017】次に、クロックCLKが立ち上がると、ト
ランスファーゲートTG11がオフし、トランスファー
ゲートTG12及びトランスファーゲートTG13がそ
れぞれオンする。したがって、インバータINV12の
出力信号がインバータINV11の入力に帰還され、こ
の帰還ループによりデータDの値が保持される。また、
インバータINV11の出力信号がスレーブラッチ回路
3に出力される。
【0018】スレーブラッチ回路3は、第1のマスター
ラッチ回路1の出力信号をインバータINV31で反転
し、トランスファーゲートTG31に出力する。上述し
たように、トランスファーゲートTG31はオンしてい
るため、インバータINV31の出力信号がそのままデ
ータQとして出力される。また、インバータINV31
の出力信号はインバータINV32に入力され、インバ
ータINV32で反転された信号がトランスファーゲー
トTG32に入力される。このとき、トランスファーゲ
ートTG32はオフしているため、この出力端子からは
何も出力されない。
【0019】続いて、クロックCLKが立ち下がると、
データDの次の値が第1のマスターラッチ回路1に取り
込まれると共に、トランスファーゲートTG12がオフ
し、第1のマスターラッチ回路1からの信号出力が停止
する。また、スレーブラッチ回路3のトランスファーゲ
ートTG32がオンするため、インバータINV32の
出力信号がインバータINV31の入力に帰還され、こ
の帰還ループによりデータ出力Qの値がそのまま保持さ
れる。
【0020】一方、図4に示したスキャンフリップフロ
ップのスキャンテスト動作時、クロックCLKは“1”
に保持される。したがって、第1のマスターラッチ回路
1のトランスファーゲートTG11及びスレーブラッチ
回路3のトランスファーゲートTG32はそれぞれオン
状態で維持され、第1のマスターラッチ回路1のトラン
スファーゲートTG12、TG13はそれぞれオフ状態
で維持される。
【0021】このような状態で、スキャンイン信号SI
Nとして“1”または“0”が入力され、第1のスキャ
ンクロックSC1が立ち上がると、トランスファーゲー
トTG21がオンするため、第2のマスターラッチ回路
2にスキャンイン信号SINの値が取り込まれる。
【0022】トランスファーゲートTG21の出力信号
はトランスファーゲートTG22及びインバータINV
21にそれぞれ入力される。インバータINV21の出
力信号はインバータINV22でさらに反転されてトラ
ンスファーゲートTG23に出力される。このとき、ト
ランスファーゲートTG22及びトランスファーゲート
TG23はそれぞれオフしているため、これらの出力端
子からは何も出力されない。
【0023】次に、第1のスキャンクロックSC1が立
ち下がると、トランスファーゲートTG21がオフし、
トランスファーゲートTG23がオンするため、インバ
ータINV22の出力信号がインバータINV21の入
力に帰還され、この帰還ループによりスキャンイン信号
SINの値が保持される。
【0024】続いて、第2のスキャンクロックSC2が
立ち上がると、第2のマスターラッチ回路2のトランス
ファーゲートTG22がオンし、インバータINV22
の出力信号がデータQとして出力される。また、インバ
ータINV22の出力信号はスレーブラッチ回路3のイ
ンバータINV32に入力され、インバータINV32
の出力信号がトランスファーゲートTG32を介してイ
ンバータINV31に入力される。インバータINV3
1はインバータINV32の出力信号を反転し、トラン
スファーゲートTG31に出力する。このとき、トラン
スファーゲートTG31はオフしているため、この出力
端子からは何も出力されない。
【0025】次に、第2のスキャンクロックSC2が立
ち下がると、トランスファーゲートTG31がオンし、
インバータINV31の出力信号がインバータINV3
2の入力に帰還され、この帰還ループにより出力データ
Qの値が保持される。
【0026】なお、図5に示したネガティブF/Fは、
第1のマスターラッチ回路5のトランスファーゲートT
G11〜TG13及びスレーブラッチ回路7のトランス
ファーゲートTG32の制御端子と、クロック回路8の
インバータINV41の出力端子AB及びINV42の
出力端子Aとの接続が異なることを除けば、図4に示し
たポジティブF/Fと同様の構成である。
【0027】また、図5に示したネガティブF/Fの動
作は、クロックCLKの立ち上がりで第1のマスターラ
ッチ回路5にデータDが取り込まれ、クロックCLKの
立ち下がりで取り込まれたデータがQから出力されるこ
とを除けば、図4に示したポジティブF/Fと同様であ
る。但し、ネガティブF/Fをスキャン動作させる場
合、クロックCLKは“0”に固定される。したがっ
て、図5に示したネガティブF/Fの構成及び動作の詳
細な説明は省略する。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、図4
及び図5に示した従来のスキャンフリップフロップの構
成では、スキャンテスト時に、ポジティブF/Fのクロ
ックCLKを“1”に固定し、ネガティブF/Fのクロ
ックCLKを“0”に固定する必要がある。
【0029】スキャンテスト時にはクロックCLKを
“1”または“0”のいずれか一方にしか設定できない
ため、LSI内にポジティブF/FとネガティブF/F
とが混在するとスキャンテストができなくなる。
【0030】そこで、従来の半導体集積回路装置では、
図6に示すように、ポジティブF/Fに論理和ゲート
(OR)を介してクロックCLKを供給し、ネガティブ
F/Fに論理積ゲート(AND)を介してクロックCL
Kを供給する構成にしている。そして、図6に示す制御
信号SCNを“1”に設定することでポジティブF/F
のクロックCLKを“1”に固定し、図6に示す制御信
号SCNBを“0”に設定することでネガティブF/F
のクロックCLKを“0”に固定している。
【0031】しかしながら、論理和ゲートあるいは論理
積ゲートがクロックライン上に挿入されると、フリップ
フロップ間のクロックスキューの最適化設計が難しくな
るという問題が発生する。クロックスキューを最適化す
るためには、例えば、CTS(Clock Tree Synthesis)
と呼ばれるレイアウト技術を用いてクロックラインが設
計される。しかしながら、クロックライン上に論理ゲー
トが存在すると、上記CTSを用いたクロックスキュー
の調整が困難になる。
【0032】本発明は上記したような従来の技術が有す
る問題点を解決するためになされたものであり、クロッ
クラインのスキュー調整を阻害することなくスキャンテ
ストを実行することが可能なスキャンフリップフロップ
を提供することを目的とする。
【0033】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のスキャンフリップフロップは、通常のフリップ
フロップとして動作する通常動作機能と、試験用のパタ
ーン信号であるスキャンイン信号をデータ入力とし、試
験用のクロックであるスキャンクロックによりフリップ
フロップとして動作するスキャンテスト動作機能とを備
えたスキャンフリップフロップであって、通常動作時に
入力データを所定のクロックに同期して一時的に保持
し、スキャンテスト動作時に前記スキャンイン信号を第
1のスキャンクロックに同期して一時的に保持するマス
ターラッチ回路と、通常動作時に前記マスターラッチ回
路で保持された信号を前記クロックに同期して出力し、
スキャンテスト動作時に前記マスターラッチ回路で保持
された信号を第2のスキャンクロックに同期して出力す
るスレーブラッチ回路と、外部から入力される第1の切
換信号にしたがって、前記マスターラッチ回路及び前記
スレーブラッチ回路を、前記クロックの立上がりエッジ
に同期してデータを出力するポジティブフリップフロッ
プまたは前記クロックの立下りエッジに同期してデータ
を出力するネガティブフリップフロップのいずれか一方
に設定するための第1の制御信号を生成し、外部から入
力される第2の切換信号にしたがって、前記マスターラ
ッチ回路及び前記スレーブラッチ回路を前記通常動作ま
たは前記スキャンテスト動作のいずれか一方に切り換え
るための第2の制御信号を生成するクロック回路と、を
有する構成である。
【0034】このとき、前記クロック回路は、外部から
入力される第3の切換信号にしたがって、前記第1の切
換信号がどのような値であっても、前記マスターラッチ
回路及び前記スレーブラッチ回路を前記ポジティブフリ
ップフロップに設定するための第3の制御信号を生成し
てもよく、前記第2の切換信号、前記クロック、及び前
記第1の切換信号が入力され、前記通常動作時に、前記
マスターラッチ回路及び前記スレーブラッチ回路を前記
ポジティブフリップフロップに設定するための第1の制
御信号を生成する第1の論理ゲートと、前記第1の切換
信号、前記クロック、及び前記第1の切換信号が入力さ
れ、前記通常動作時に、前記マスターラッチ回路及び前
記スレーブラッチ回路を前記ネガティブフリップフロッ
プに設定するための第1の制御信号を生成する第2の論
理ゲートとを備え、前記第1の論理ゲートは、前記通常
動作時に、前記マスターラッチ回路及び前記スレーブラ
ッチ回路が前記ネガティブフリップフロップに設定され
た時に前記第1の切換信号により出力が固定され、前記
第2の論理ゲートは、前記通常動作時に、前記マスター
ラッチ回路及び前記スレーブラッチ回路が前記ポジティ
ブフリップフロップに設定された時に前記第1の切換信
号により出力が固定されてもよい。
【0035】上記のように構成されたスキャンフリップ
フロップは、従来のスキャンフリップフロップの構成で
は必要であったクロックライン上の論理ゲートが無くて
も、第1の切換信号によりクロックの立上がりエッジに
同期してデータを出力するポジティブフリップフロップ
またはクロックの立下りエッジに同期してデータを出力
するネガティブフリップフロップに設定することができ
る。
【0036】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。
【0037】図1は本発明のスキャンフリップフロップ
の第1の実施の形態の構成を示す回路図である。
【0038】図1に示すように、本発明のスキャンフリ
ップフロップは、通常動作時及びスキャンテスト動作時
で共通に用いられるマスターラッチ回路11及びスレー
ブラッチ回路12と、通常動作用のクロックCLK、第
1のスキャンクロックSC1、第2のスキャンクロック
SC2にしたがってマスターラッチ回路11及びスレー
ブラッチ回路12の動作を制御するための制御信号を生
成するクロック回路13とを有する構成である。
【0039】クロック回路13は、第1のスキャンクロ
ックSC1を反転出力するインバータINV131と、
第2のスキャンクロックSC2を反転出力するインバー
タINV132と、スキャンフリップフロップを強制的
にポジティブF/Fに設定するためのcontrol信
号を反転出力するインバータINV133と、論理
“1”が入力されるトランスファーゲートTG131
と、スキャンフリップフロップをポジティブF/Fまた
はネガティブF/Fのいずれかに設定するためのXA信
号が入力されるトランスファーゲートTG132と、ト
ランスファーゲートTG131、TG132の出力信号
を反転出力するインバータINV134と、通常動作ま
たはスキャンテスト動作に切り換えるための制御信号S
CN、インバータINV134の出力(C1)、及びク
ロックCLKの論理和を出力する論理和ゲートOR12
1と、制御信号SCN、インバータINV134の入力
(C2)、及びクロックCLKの論理和を出力する論理
和ゲートOR122と、論理和ゲートOR121の出力
信号をオンオフ(導通/非導通)させるトランスファー
ゲートTG133と、論理和ゲートOR122の出力信
号をオンオフさせるトランスファーゲートTG134
と、トランスファーゲートTG133、TG134の出
力信号を反転出力するインバータINV135と、イン
バータINV135の出力信号を反転出力するインバー
タINV136とを有する構成である。
【0040】トランスファーゲートTG131、TG1
32の制御端子には、インバータINV133の入力端
子(control)及び出力端子(control−
B)がそれぞれ接続される。また、トランスファーゲー
トTG133、TG134の制御端子には、インバータ
INV134の入力端子C2及び出力端子C1がそれぞ
れ接続される。トランスファーゲートTG131はco
ntrol信号が“1”(Highレベル)の時にオン
し、トランスファーゲートTG132はcontrol
信号が“0”(Lowレベル)の時にオンする。また、
トランスファーゲートTG133は、XA信号が“1”
(但し、control信号が“0”)の時、またはc
ontrol信号が“1”の時にオンし、トランスファ
ーゲートTG134はXA信号が“0”(但し、con
trol信号が“0”)の時にオンする。
【0041】マスターラッチ回路11は、入力データD
を反転出力するインバータINV111と、入力データ
D(インバータINV111の出力)をオンオフ(導通
/非導通)させるトランスファーゲートTG111と、
スキャンイン信号SINをオンオフさせるトランスファ
ーゲートTG112と、トランスファーゲートTG11
1の出力信号とセットバー信号SBの反転論理積を出力
する論理積ゲートNAND111と、論理積ゲートNA
ND111の出力信号とリセットバー信号RBの反転論
理積を出力する論理積ゲートNAND112と、論理積
ゲートNAND112の出力信号をオンオフさせるトラ
ンスファーゲートTG113と、トランスファーゲート
TG113またはトランスファーゲートTG112の出
力信号を論理積ゲート111の入力に帰還させるための
トランスファーゲートTG114とを有する構成であ
る。
【0042】トランスファーゲートTG111、TG1
14の制御端子には、クロック回路13のインバータI
NV135の出力端子P01及びインバータINV13
6の出力端子P02がそれぞれ接続され、トランスファ
ーゲートTG112、トランスファーゲートTG113
の制御端子には、クロック回路13のインバータINV
131の入力端子H06及び出力端子P03がそれぞれ
接続される。トランスファーゲートTG111はクロッ
クCLKが“0”の時にオンし、トランスファーゲート
TG114はクロックCLKが“1”の時にオンする
(但し、制御信号SCNが“0”)。また、トランスフ
ァーゲートTG112は第1のスキャンクロックSC1
が“1”の時にオンし、トランスファーゲートTG11
3は第1のスキャンクロックSC1が“0”の時にオン
する。
【0043】スレーブラッチ回路12は、マスターラッ
チ回路11の論理積ゲートNAND111の出力信号を
オンオフさせるトランスファーゲートTG121と、ト
ランスファーゲートTG121の出力信号をオンオフさ
せるトランスファーゲートTG122と、トランスファ
ーゲートTG122の出力信号とリセットバー信号RB
の反転論理積を出力する論理積ゲートNAND121
と、論理積ゲートNAND121の出力信号とセットバ
ー信号SBの反転論理積を出力する論積積ゲートNAN
D122と、論理積ゲートNAND122の出力信号を
論理積ゲートNAND121の入力に帰還させるための
トランスファーゲートTG123と、論理積ゲートNA
ND122の出力信号をトランスファーゲートTG12
2を介して論理積ゲートNAND121の入力に帰還さ
せるためのトランスファーゲートTG124と、論理積
ゲートNAND121の出力信号を反転出力するインバ
ータINV121と、論理積ゲートNAND122の出
力信号を反転出力するインバータINV122とを有す
る構成である。
【0044】トランスファーゲートTG121、TG1
24の制御端子にはクロック回路13のインバータIN
V132の入力端子H07及び出力端子CB1がそれぞ
れ接続され、トランスファーゲートTG122、トラン
スファーゲートTG123の制御端子には、クロック回
路13のインバータINV135の出力端子P01及び
インバータINV136P02の出力端子がそれぞれ接
続される。トランスファーゲートTG121は第2のス
キャンクロックSC2が“1”の時にオンし、トランス
ファーゲートTG124は第2のスキャンクロックSC
2が“0”の時にオンする。また、トランスファーゲー
トTG122はクロックCLKが“1”の時にオンし、
トランスファーゲートTG123はクロックCLKが
“0”の時にオンする(但し、制御信号SCNが
“0”)。
【0045】なお、セットバー信号SB及びリセットバ
ー信号RBが不要な場合は、論理積ゲートNAND11
1,112,121,122をそれぞれインバータに置
き換えてもよい。セットバー信号SBは“0”入力時に
フリップフロップの出力Qを強制的に“1”に設定する
ための信号であり、リセットバー信号RBは“0”入力
時にフリップフロップの出力Qを強制的に“0”に設定
するための信号である。
【0046】次に、図1に示した本発明のスキャンフリ
ップフロップの動作について説明する。
【0047】図1に示したスキャンフリップフロップ
は、外部から供給されるcontrol信号を“0”、
制御信号SCNを“0”、第1のスキャンクロックSC
1を“0”、第2のスキャンクロックSC2を“1”に
設定することで通常動作が可能になる。また、このと
き、XA信号を“1”に設定すれば図1に示したスキャ
ンフリップフロップはポジティブF/Fとして動作し、
XA信号を“0”に設定すれば図1に示したスキャンフ
リップフロップはネガティブF/Fとして動作する。
【0048】最初に、control=0、SCN=
0、XA=1にそれぞれ設定し、図1に示したスキャン
フリップフロップをポジティブF/Fとして動作させる
場合を例にしてスキャンフリップフロップの通常動作に
ついて説明する。
【0049】図1に示したスキャンフリップフロップの
通常動作時、従来と同様に第1のスキャンクロックSC
1は“0”に保持され、第2のスキャンクロックSC2
は“1”に保持される。したがって、マスターラッチ回
路11のトランスファーゲートTG112はオフ状態で
維持され、トランスファーゲートTG113はオン状態
で維持される。また、スレーブラッチ回路12のトラン
スファーゲートTG121はオン状態で維持され、トラ
ンスファーゲートTG124はオフ状態で維持される。
【0050】このような状態で、データDとして“1”
または“0”が入力され、クロックCLKが立ち下がる
と、マスターラッチ回路11のトランスファーゲートT
G11がオンし、インバータINV111で反転された
データDがマスターラッチ回路11の論理積ゲートNA
ND111に入力される。
【0051】論理積ゲートNAND111は、トランス
ファーゲートTG111の出力信号を反転させ、論理積
ゲートNAND112及びスレーブラッチ回路12のト
ランスファーゲートTG121にそれぞれ出力する。論
理積ゲートNAND112は論理積ゲートNAND11
1の出力信号をさらに反転し、トランスファーゲートT
G114に出力する。このとき、トランスファーゲート
TG114及びスレーブラッチ回路12のトランスファ
ーゲートTG121はそれぞれオフしているため、これ
らの出力端子からは何も出力されない。
【0052】次に、クロックCLKが立ち上がると、ト
ランスファーゲートTG111がオフし、トランスファ
ーゲートTG114がオンするため、論理積ゲートNA
ND112の出力信号が論理積ゲートNAND111の
入力に帰還され、この帰還ループによりデータD(イン
バータINV111の出力信号)の値が保持される。
【0053】また、スレーブラッチ回路12のトランス
ファーゲートTG121がオンするため、論理積ゲート
NAND111の出力信号がスレーブラッチ回路12の
論理積ゲートNAND121に入力される。
【0054】論理積ゲートNAND121はマスターラ
ッチ回路11から受け取った信号を反転し、インバータ
INV121及び論理積ゲートNAND122にそれぞ
れ出力する。インバータINV121は論理積ゲートN
AND121の出力信号を反転し、データQとして出力
する。また、論理積ゲートNAND122は論理積ゲー
トNAND121の出力信号を反転し、トランスファー
ゲートTG124に出力する。このとき、トランスファ
ーゲートTG124はオフしているため、この出力端子
からは何も出力されない。
【0055】続いて、クロックCLKが立ち下がると、
トランスファーゲートTG111がオンし、データDの
次の値が論理積ゲートNAND111に入力される。ま
た、スレーブラッチ回路12のトランスファーゲートT
G122がオフし、トランスファーゲートTG123が
オンするため、論理積ゲートNAND122の出力信号
が論理積ゲートNAND121の入力に帰還され、この
帰還ループにより出力データQの値が保持される。
【0056】なお、control=0、SCN=0、
XA=0にそれぞれ設定された場合、上述したように、
図1に示したスキャンフリップフロップはネガティブF
/Fとして動作する。この場合、クロックCLKの立ち
上がりでマスターラッチ回路11にデータDの値が取り
込まれ、クロックCLKの立ち下がりで取り込まれたデ
ータがQから出力されることを除けば、上述したポジテ
ィブF/Fと同様に動作する。したがって、ネガティブ
F/Fとしての動作の説明は省略する。
【0057】一方、図1に示したスキャンフリップフロ
ップのスキャンテスト動作時、制御信号SCNは“1”
に設定される。また、クロックCLKは“1”で保持さ
れる。このとき、マスターラッチ回路11のトランスフ
ァーゲートTG111はオフ状態で維持され、トランス
ファーゲートTG114はオン状態で維持される。ま
た、スレーブラッチ回路12のトランスファーゲートT
G122はオン状態で維持され、トランスファーゲート
TG123はオフ状態で維持される。
【0058】このような状態で、スキャンイン信号SI
Nとして“1”または“0”が入力され、第1のスキャ
ンクロックSC1が立ち上がると、トランスファーゲー
トTG112がオンするため、マスターラッチ回路11
にスキャンイン信号SINが取り込まれる。
【0059】トランスファーゲートTG112から出力
されたスキャンイン信号SINはトランスファーゲート
TG114に入力される。このとき、トランスファーゲ
ートTG114はオンしているためスキャンイン信号S
INはそのまま論理積ゲートNAND111に入力され
る。論理積ゲートNAND111はスキャンイン信号S
INを反転し、スレーブラッチ回路12のトランスファ
ーゲートTG121に出力する。ここで、トランスファ
ーゲートTG121はオフしているため、この出力端子
からは何も出力されない。
【0060】次に、第1のスキャンクロックSC1が立
ち下がると、トランスファーゲートTG112がオフ
し、トランスファーゲートTG113がオンするため、
マスターラッチ回路11に対するスキャンイン信号SI
Nの入力が停止する。また、論理積ゲートNAND11
2の出力信号が論理積ゲートNAND111の入力に帰
還され、この帰還ループによりスキャンイン信号SIN
の値が保持される。
【0061】続いて、第2のスキャンクロックSC2が
立ち上がると、トランスファーゲートTG121がオン
し、マスターラッチ回路11の論理積ゲートNAND1
11の出力信号がスレーブラッチ回路12の論理積ゲー
トNAND121に出力される。論理積ゲートNAND
121は、論理積ゲートNAND111の出力信号を反
転し、インバータINV121及び論理積ゲートNAN
D122にそれぞれ出力する。インバータINV121
は論理積ゲートNAND121の出力信号を反転し、デ
ータQとして出力する。また、論理積ゲートNAND1
22は論理積ゲートNAND121の出力信号を反転
し、インバータINV122に出力する。インバータI
NV122は論理積ゲートNAND121の出力信号を
さらに反転し、スキャン出力SOTとして出力する。
【0062】次に、第2のスキャンクロックSC2が立
ち下がると、トランスファーゲートTG121がオフ
し、トランスファーゲートTG124がオンするため、
論理積ゲートNAND122の出力信号がトランスファ
ーゲートTG124、TG122を介して論理積ゲート
NAND121の入力に帰還され、この帰還ループによ
りスキャン出力SOTの値が保持される。
【0063】したがって、図1に示した本実施形態のス
キャンフリップフロップの構成によれば、図3及び図4
に示した従来のスキャンフリップフロップの構成では必
要であったクロックライン上の論理ゲートが不要になる
ため、クロックラインのスキュー調整を阻害することな
くスキャンテストを実行することが可能になる。
【0064】また、クロックライン上の論理ゲートが不
要になることで、クロックラインのスキュー調整を阻害
することなくスキャンテストを実行することが可能な半
導体集積回路装置を得ることができる。
【0065】なお、control=1に設定した場
合、XA信号をどのような値(“1”、“0”、または
高入力インピーダンス)に設定してもスキャンフリップ
フロップはポジティブF/Fに設定される。また、この
とき、制御信号SCN=1に設定することで、上記と同
様のスキャン動作が可能になる。このような構成を有す
ることで、XA信号が未確定の状態(例えば、LSIの
製造途中段階)でもcontrol信号を用いてスキャ
ンテストを実施できる。
【0066】また、本実施形態のクロック回路13は、
消費電力が低減できる回路構成になっている。本来、論
理和ゲートOR121や論理和ゲートOR122には、
インバータINV134に入力される制御信号C1やイ
ンバータINV134から出力される制御信号C2が供
給されなくても上述した回路動作に支障はない。しかし
ながら、制御信号C1、C2を論理和ゲートOR12
1、OR122に供給しない場合、通常動作時にクロッ
クCLKが入力されると、論理和ゲートOR121、O
R122の両方が動作してしまう。通常動作時にスキャ
ンフリップフロップをポジティブF/Fとして動作させ
るためには論理和ゲートOR121のみ動作させればよ
く、通常動作時にスキャンフリップフロップをネガティ
ブF/Fとして動作させるためには論理和ゲートOR1
22のみ動作させればよい。
【0067】したがって、本実施形態では通常動作時に
不要なゲートを動作させないようにして消費電力を低減
している。すなわち、制御信号C1、C2を用いて、ポ
ジティブF/Fとして動作させる場合は論理和ゲートO
R122が動作しない(出力固定)ように制御し、ネガテ
ィブF/Fとして動作させる場合は論理和ゲートOR1
21が動作しない(出力固定)ように制御している。
【0068】なお、本実施形態では、論理和ゲートOR
121や論理和ゲートOR122に供給する制御信号C
1、C2をスキャンフリップフロップの内部で生成する
構成を示しているが、制御信号C1、C2は外部から供
給する構成にしてもよい。この場合、論理和ゲートOR
121及び論理和ゲートOR122に供給する制御信号
C1、C2を外部で生成することで、スキャンフリップ
フロップの動作状態をより自由に制御することができ
る。
【0069】(第2の実施の形態)次に本発明のスキャ
ンフリップフロップの第2の実施の形態について図面を
用いて説明する。
【0070】図2は本発明のスキャンフリップフロップ
の第2の実施の形態の構成を示す回路図である。
【0071】図2に示すように、本実施形態のスキャン
フリップフロップは、クロック回路16からcontr
ol信号を処理するための回路を除いた構成である。具
体的には図1に示したクロック回路のうち、トランスフ
ァーゲートTG131、トランスファーゲートTG13
2、及びインバータINV133を取り除き、XA信号
をインバータINV164に直接入力する構成である。
マスターラッチ回路14及びスレーブラッチ回路15の
構成は第1の実施の形態と同様であるため、その説明は
省略する。
【0072】本実施形態のスキャンフリップフロップ
は、control信号により強制的にポジティブF/
Fに設定される機能が無くなったことを除けば、第1の
実施の形態のスキャンフリップフロップと同様に動作す
る。したがって、本実施形態の構成でも第1の実施の形
態と同様にクロックライン上の論理ゲートが不要になる
ため、クロックラインのスキュー調整を阻害することな
くスキャンテストを実行することが可能になる。
【0073】(第3の実施の形態)次に本発明のスキャ
ンフリップフロップの第3の実施の形態について図面を
用いて説明する。
【0074】図3は本発明のスキャンフリップフロップ
の第3の実施の形態の構成を示す回路図である。
【0075】図3に示すように、本実施形態のスキャン
フリップフロップは、クロック回路の構成が第1の実施
の形態の構成と異なっている。すなわち、XA信号とc
ontrol信号とを入力とする論理積ゲートNAND
171により制御信号C2を生成し、論理積ゲートNA
ND171の出力(C2)をインバータINV171で
反転させることで制御信号C1を生成する構成である。
クロック回路17のその他の構成、及びマスターラッチ
回路及びスレーブラッチ回路の構成は第1の実施の形態
と同様であるため、その説明は省略する。
【0076】このような構成でもクロック回路17が第
1の実施の形態と同様に動作するため、第1の実施の形
態と同様の効果を得ることができる。すなわち、図3及
び図4に示した従来のスキャンフリップフロップの構成
では必要であったクロックライン上の論理ゲートが不要
になり、クロックラインのスキュー調整を阻害すること
なくスキャンテストを実行することが可能になる。この
ように、クロック回路はいろいろな論理ゲートを使用し
て構成することが可能である。
【0077】なお、上述した第1の実施の形態〜第3の
実施の形態のクロック回路が備える各論理和ゲートは論
理積ゲートやインバータ等を用いて同様に動作する回路
を構成することが可能であり、マスターラッチ回路及び
スレーブラッチ回路が備える各論理積ゲートは論理和ゲ
ートやインバータ等を用いて同様に動作する回路を構成
することが可能である。したがって、これらの回路は上
述したように動作する回路であればどうような構成であ
ってもよく、図1〜図3に示した論理ゲートによる構成
に限定されるものではない。
【0078】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載する効果を奏する。
【0079】本発明のスキャンフリップフロップによれ
ば、クロックライン上の論理ゲートが不要になるため、
クロックラインのスキュー調整を阻害することなくスキ
ャンテストを実行することが可能になる。
【0080】また、第3の切換信号でポジティブフリッ
プフロップに設定できるようにすることで、半導体集積
回路装置の製造途中段階のように、第1の切換信号が未
確定であってもスキャンテストが実施できる。
【0081】さらに、通常動作時に、クロック回路が備
える第1の論理ゲートの出力をマスターラッチ回路及び
スレーブラッチ回路がネガティブフリップフロップに設
定された時に第1の切換信号により固定し、第2の論理
ゲートの出力をマスターラッチ回路及びスレーブラッチ
回路がポジティブフリップフロップに設定された時に第
1の切換信号により固定することで、不要なゲートが動
作しないため消費電力が低減される。
【0082】一方、本発明の半導体集積回路装置によれ
ば、従来のスキャンフリップフロップの構成では必要で
あったクロックライン上の論理ゲートが不要になること
で、クロックラインのスキュー調整を阻害することなく
スキャンテストを実行することが可能な半導体集積回路
装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスキャンフリップフロップの第1の実
施の形態の構成を示す回路図である。
【図2】本発明のスキャンフリップフロップの第2の実
施の形態の構成を示す回路図である。
【図3】本発明のスキャンフリップフロップの第3の実
施の形態の構成を示す回路図である。
【図4】従来のスキャンフリップフロップのうち、クロ
ックの立上がりエッジで動作するポジティブF/Fの構
成を示す回路図である。
【図5】従来のスキャンフリップフロップのうち、クロ
ックの立下りエッジで動作するネガティブF/Fの構成
を示す回路図である。
【図6】ポジティブF/FとネガティブF/Fとが混在
する従来の半導体集積回路装置の構成を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
11、14 マスターラッチ回路 12、15 スレーブラッチ回路 13、16、17 クロック回路

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常のフリップフロップとして動作する
    通常動作機能と、試験用のパターン信号であるスキャン
    イン信号をデータ入力とし、試験用のクロックであるス
    キャンクロックによりフリップフロップとして動作する
    スキャンテスト動作機能とを備えたスキャンフリップフ
    ロップであって、 通常動作時に入力データを所定のクロックに同期して一
    時的に保持し、スキャンテスト動作時に前記スキャンイ
    ン信号を第1のスキャンクロックに同期して一時的に保
    持するマスターラッチ回路と、 通常動作時に前記マスターラッチ回路で保持された信号
    を前記クロックに同期して出力し、スキャンテスト動作
    時に前記マスターラッチ回路で保持された信号を第2の
    スキャンクロックに同期して出力するスレーブラッチ回
    路と、 外部から入力される第1の切換信号にしたがって、前記
    マスターラッチ回路及び前記スレーブラッチ回路を、前
    記クロックの立上がりエッジに同期してデータを出力す
    るポジティブフリップフロップまたは前記クロックの立
    下りエッジに同期してデータを出力するネガティブフリ
    ップフロップのいずれか一方に設定するための第1の制
    御信号を生成し、外部から入力される第2の切換信号に
    したがって、前記マスターラッチ回路及び前記スレーブ
    ラッチ回路を前記通常動作または前記スキャンテスト動
    作のいずれか一方に切り換えるための第2の制御信号を
    生成するクロック回路と、を有するスキャンフリップフ
    ロップ。
  2. 【請求項2】 前記マスターラッチ回路は、 前記クロックにより前記入力データを導通または非導通
    させる第1のトランスファーゲートと、 前記第1のスキャンクロックにより前記スキャンイン信
    号を導通または非導通させる第2のトランスファーゲー
    トと、 前記入力データまたは前記スキャンイン信号を反転させ
    る第1のゲート回路と、 第1のゲート回路の出力信号を反転させる第2のゲート
    回路と、 前記クロックにより前記第2のゲート回路の出力信号を
    前記第1のゲート回路の入力に帰還させるための第3の
    トランスファーゲートと、 前記第1のスキャンクロックにより前記第2のゲート回
    路の出力信号を前記第1のゲート回路の入力に帰還させ
    るための第4のトランスファーゲートと、を有し、 前記スレーブラッチ回路は、 前記クロックにより前記マスターラッチ回路の出力信号
    を導通または非導通させる第5のトランスファーゲート
    と、 前記第2のスキャンクロックにより前記マスターラッチ
    回路の出力信号を導通または非導通させる第6のトラン
    スファーゲートと、 前記マスターラッチ回路の出力信号を反転させる第3の
    ゲート回路と、 前記第3のゲート回路の出力信号を反転させる第4のゲ
    ート回路と、 前記クロックにより前記第4のゲート回路の出力信号を
    前記第3のゲート回路の入力に帰還させるための第7の
    トランスファーゲートと、 前記第2のスキャンクロックにより前記第4のゲート回
    路の出力信号を前記第3のゲート回路の入力に帰還させ
    るための第8のトランスファーゲートと、を有し、 前記クロック回路は、 前記第1の切換信号にしたがって、前記第1のトランス
    ファーゲート、前記第3のトランスファーゲート、前記
    第5のトランスファーゲート、及び前記第7のトランス
    ファーゲートの導通または非導通のタイミングを反転さ
    せ、前記第2の切換信号にしたがって、前記第1のトラ
    ンスファーゲート、前記第3のトランスファーゲート、
    前記第5のトランスファーゲート、及び前記第7のトラ
    ンスファーゲートを導通または非導通で維持させるため
    の論理回路を有する請求項1記載のスキャンフリップフ
    ロップ。
  3. 【請求項3】 前記クロック回路は、 前記第2の切換信号、前記クロック、及び前記第1の切
    換信号が入力され、前記通常動作時に、前記マスターラ
    ッチ回路及び前記スレーブラッチ回路を前記ポジティブ
    フリップフロップに設定するための第1の制御信号を生
    成する第1の論理ゲートと、 前記第1の切換信号、前記クロック、及び前記第1の切
    換信号が入力され、前記通常動作時に、前記マスターラ
    ッチ回路及び前記スレーブラッチ回路を前記ネガティブ
    フリップフロップに設定するための第1の制御信号を生
    成する第2の論理ゲートとを備え、 前記第1の論理ゲートは、 前記通常動作時に、前記マスターラッチ回路及び前記ス
    レーブラッチ回路が前記ネガティブフリップフロップに
    設定された時に前記第1の切換信号により出力が固定さ
    れ、 前記第2の論理ゲートは、 前記通常動作時に、前記マスターラッチ回路及び前記ス
    レーブラッチ回路が前記ポジティブフリップフロップに
    設定された時に前記第1の切換信号により出力が固定さ
    れる請求項1または2記載のスキャンフリップフロッ
    プ。
  4. 【請求項4】 前記クロック回路は、 外部から入力される第3の切換信号にしたがって、前記
    第1の切換信号がどのような値であっても、前記マスタ
    ーラッチ回路及び前記スレーブラッチ回路を前記ポジテ
    ィブフリップフロップに設定するための第3の制御信号
    を生成する請求項1または3記載のスキャンフリップフ
    ロップ。
  5. 【請求項5】 前記クロック回路は、 外部から入力される第3の切換信号にしたがって、前記
    第1のトランスファーゲート、前記第3のトランスファ
    ーゲート、前記第5のトランスファーゲート、及び前記
    第7のトランスファーゲートの導通または非導通のタイ
    ミングを固定させ、前記第1の切換信号がどのような値
    であっても、前記マスターラッチ回路及び前記スレーブ
    ラッチ回路を前記ポジティブフリップフロップに設定す
    るための第3の制御信号を生成する請求項2または3記
    載のスキャンフリップフロップ。
  6. 【請求項6】 クロックの立上がりエッジに同期してデ
    ータを出力するポジティブフリップフロップに設定され
    た請求項1乃至5のいずれか1項記載のスキャンフリッ
    プフロップと、 前記クロックの立下りエッジに同期してデータを出力す
    るネガティブフリップフロップに設定された請求項1乃
    至5のいずれか1項記載のスキャンフリップフロップ
    と、を有する半導体集積回路装置。
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