JP3534142B2 - 止水構造及びそれを利用したセパレータ用プラグ - Google Patents

止水構造及びそれを利用したセパレータ用プラグ

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貞義 坂井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水の浸入を防止す
る止水構造に関し、特に、セパレータの端部の穴を腐食
性物質が浸入しないように完全に密閉すると共に、充分
なかぶり厚さを保持してコンクリートの強度を維持する
ことのできる止水構造及びそれを利用したセパレータ用
プラグに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄筋コンクリート造の梁、壁等の
建設においては、鉄筋間の間隔、鉄筋と型枠との間隔、
また、相対する型枠の相互間隔をセパレータによって保
持し、型枠内にコンクリート打設、養生後、図4に示す
ように、Pコン40を取り外す作業が行なわれている。
このPコン40はセパレータ41と型枠を連結する際に
使用される部材であり、Pコン40を取り外した部分に
は、セパレータ41端部が突出した円錐台形状の凹部4
2が残り、この凹部42はコンクリートで埋戻す処理が
なされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示す形状の凹部42をコンクリートで埋戻す場合には、
セパレータ41端部が突出するため、セパレータ41端
部からコンクリート表面までの最短寸法(かぶり厚さ)
が小さくなり、腐食性物質が浸入してセパレータ及び内
部の鉄筋を腐食させるという問題があった。また、セパ
レータ41端部の凹部42をコンクリートで埋戻す処理
は、手間がかかると共に、埋戻し部分に隙間が生じやす
く、この隙間から毛細管現象で水が浸入して、内部の鉄
筋の腐食を起こすという問題があった。
【0004】本発明はかかる従来の問題点を解決するた
めになされたものであって、その目的とするところは、
セパレータの端部の穴を腐食性物質が浸入しないように
完全に密閉すると共に、複雑な作業を必要とせずに、充
分なかぶり厚さを保持してコンクリートの強度を維持す
ることのできる止水構造及びそれを利用したセパレータ
用プラグを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を解決するため
の手段として、請求項1記載の止水構造では、先端部分
の外周にゴムリングが嵌着された止水栓を穴に挿入し、
挿入と共にゴムリングが止水栓の基端側へ移動し、該ゴ
ムリングが止水栓と穴との間に密着し、穴を密閉する止
水構造であって、前記止水栓の基端部分はその先端部分
より外周がやや太く形成され、前記穴の内側には所定深
さの位置にゴムリング停止用の凸部分が形成され、止水
栓を穴に挿入することにより、止水栓の外周のゴムリン
グがゴムリング停止用の凸部分に突当たって止水栓の基
端側に移動し、該移動したゴムリングによって止水栓の
基端部分と穴との隙間が密着される構成を採用した。
【0006】請求項2記載の止水構造を利用したセパレ
ータ用プラグでは、筒状の雌ねじ部分を有する固定ナッ
トと、該固定ナットの先端側に嵌着されてコンクリート
に嵌め殺しにされる筒状のコーンと、該コーンの筒状部
内に形成されたゴムリング停止用の凸部分と、前記コー
ンの筒状部に嵌合する止水栓と、該止水栓の先端部分の
外周に嵌着して配置されたゴムリングとからなるセパレ
ータ用プラグであって、前記止水栓の基端部分はその先
端部分より外周がやや太く形成され、止水栓をコーンの
筒状部に挿入することにより、止水栓に嵌着して配置さ
れたゴムリングが、ゴムリング停止用の凸部分に突当た
って止水栓の基端側に移動し、該移動したゴムリングに
よって止水栓の基端部分と筒状部との隙間が密着される
構成を採用した。
【0007】請求項3記載の止水構造を利用したセパレ
ータ用プラグでは、請求項2記載のセパレータ用プラグ
において、前記筒状部内の凸部分は、筒状部に内接した
状態で配置されたパイプによって形成されている構成を
採用した。
【0008】請求項4記載の止水構造を利用したセパレ
ータ用プラグでは、請求項2記載のセパレータ用プラグ
において、前記ゴムリングは水膨張性ゴムによって形成
されている構成を採用した。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明請求項1記載の止水構造で
は、穴に止水栓を挿入すると、止水栓の先端部分の外周
に配置されたゴムリングが、挿入と共に止水栓の太い基
端側へ移動し、ゴムリングが穴と止水栓の間に密着す
る。そのため、ゴムリングが止水栓と穴との隙間を塞ぐ
パッキンとなり、確実に止水することができる。また、
ゴムリングの膨らみと変形により、止水栓と穴との隙間
に柔軟に対応して密着する。
【0010】請求項2記載の止水構造を利用したセパレ
ータ用プラグでは、セパレータ用プラグの筒状部に止水
栓を挿入すると、止水栓の先端部分の外周に配置された
ゴムリングが、挿入と共に止水栓の太い基端側へ移動
し、ゴムリングが筒状部と止水栓の間に密着する。その
ため、ゴムリングが止水栓と筒状部との隙間を塞ぐパッ
キンとなり、確実に止水することができる。また、ゴム
リングの膨らみと変形により、止水栓と筒状部との隙間
に柔軟に対応して密着する。そして、コンクリート等の
浸水による腐食、塩害、電気腐食等を防止できると共
に、耐火性の強い壁面を形成することができる。さら
に、セパレータ用プラグのコーン部分をセラミックス製
として嵌め殺しにすることにより、セパレータ端部とコ
ンクリート表面との最短寸法(かぶり厚さ)を充分に保
持することができ、コンクリート強度を保持できる。
【0011】請求項3記載のセパレータ用プラグにおい
ては、パイプを挿入することによりゴムリング停止用の
凸部分を形成する構成としたので、凸部分を比較的簡単
に形成することができると共に、同型の穴と止水栓があ
る場合には、パイプを挿入して筒状部、または穴の内部
に凸部分を形成し、本発明の止水構造を適用することが
できる。
【0012】請求項4記載のセパレータ用プラグにおい
ては、ゴムリングが水膨張性のゴムによって形成されて
いるので、水の浸入に反応して膨張し、止水栓と穴との
隙間をさらに強く密閉して水の浸入を遮断することがで
きる。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は本発明の一実施例にかかるセパレー
タ用プラグを示す分解斜視図、図2は本発明の一実施例
にかかるセパレータ用プラグを使用して型枠を組み立て
た状態を示す説明図、図3はセパレータ用プラグの筒状
部の密閉方法を示す説明図である。
【0014】本発明の一実施例にかかる止水構造を利用
したセパレータ用プラグ(Pコン)Aは、図1に示すよ
うに、セラミックス製のコーン1、及びその基端に固着
された金属製の固定ナット2からなるプラグ本体3と、
該コーン1の筒状部4に内接して配置されるポリエチレ
ン製のパイプ5と、前記筒状部4を密閉するセラミック
ス製の止水栓6と、該セラミックス製の止水栓6の先端
部分の外周に嵌着して配置されるゴムリング7を主要な
構成としている。前記コーン1は略円柱状の筒状体であ
り、型枠との当接部分である先端面は、斜めに面取りが
され、基端側には同一素材からなる筒状の中継ぎ部分8
を介して、固定ナット2が固着されている。尚、中継ぎ
部分8は形成しない場合もあり、また、中継ぎ部分8
は、短尺、長尺のものに付け替えることが可能であり、
これによってコーン1全体の長さを任意に設定すること
ができる。
【0015】前記固定ナット2は、セパレータの一端と
軸足ボルトの一端とを接続する充分な長さを有する雌ね
じの形成された筒状体であり、筒状体の先端部分はプラ
グ本体3の基端側に挿入され、筒状体の外周に形成され
た円盤状の幅広部分9の位置で停止している。そしてプ
ラグ本体3と固定ナット2がいったいとして固着されて
いる。
【0016】前記止水栓6はセラミックス製の略円柱形
状物であり、基端側端部は前記筒状部4と略同一直径で
ゴムリング7のストッパを兼用する蓋部6aが設けら
れ、基端部分はその先端部分より外周がやや太く形成さ
れ、該細く形成された先端部分にゴムリング7が嵌着さ
れている。前記ゴムリング7は水膨張性ゴムからなる短
い筒状体であり、止水栓6の先端部分に嵌着して配置さ
れ、止水栓6を筒状部4に挿入した場合に、止水栓6の
外周を摺動して止水栓6の基端側へ移動し、止水栓6と
筒状部4との隙間のパッキンとなるものである。尚、ゴ
ムリングの材質として、アデカウルトラシールP−20
1:旭電化製、又はシリコンゴムを使用するのが好まし
い。
【0017】前記パイプ5はコーン1の筒状部4に挿入
して使用する部材であり、コーン1の筒状部4の内周と
略同一の外径を有し、先端部分には止水栓6嵌入用の凹
部10が形成され、基端部分は閉塞され、該閉塞された
基端部分から、固定ナット挿通用の凸部11が突設され
ている。そして、前記パイプ5を挿入した筒状部に、さ
らに止水栓6を挿入した場合に、止水栓6の先端部分が
凹部10に嵌入して、止水栓6の蓋部6aと筒状部先端
側表面は同一面となって壁面を形成するようになってい
る。前記パイプ5の長さは、コーン1の筒状部4に挿入
した場合に、筒状部4入口からパイプ5先端までの深さ
Gが所定距離に設定される長さを有し、前記止水栓6の
長さFはゴムリング7の幅Hの3倍〜4倍、パイプ5先
端の深さGはゴムリング7の幅Hの2倍程度の長さに設
定されている。尚、止水栓6の長さF、ゴムリング7の
幅H、及びパイプ5先端の深さGの長さの関係について
は、止水栓6を挿入した場合に、止水栓6の先端がパイ
プ5先端の凹部10に嵌入すると共に、ゴムリング7が
パイプ5先端に突当たって止水栓6の基端側に移動する
深さに設定されていればよく、それらの長さは任意に設
定できる。
【0018】次に図2、図3に基づいて本発明のセパレ
ータ用プラグの作用について説明する。まず、型枠12
を組み立てる場合には図2に示すように、丸型セパレー
タ13の両端にセパレータ用プラグAの固定ナット2を
螺合し、該螺合した固定ナット2の反対側からそれぞれ
軸足ボルト14を螺合して固定する、これにより固定ナ
ット2を介して丸型セパレータ13の両端に軸足ボルト
14が連結されることになる。そして、軸足ボルト14
の先端を型枠12の外側に露出させて、その先端の雄ね
じに型枠12の固定部材を連結することにより型枠12
が組み立てられる。
【0019】型枠12形成後、コンクリートを打設し、
養生した後、脱型し、固定ナット2に連結された軸足ボ
ルト14を外すと、図3に示すように、丸型セパレータ
13、及びセパレータ用プラグAは共にコンクリート1
5内部に埋め込まれて嵌め殺しにされ、コンクリート1
5表面にセパレータ用プラグAの筒状部4が穴として形
成される。この穴は腐食性物質が浸入する恐れがあるの
で密閉する必要があり、その場合にまず、図3(イ)に
示すようにパイプ5の基端に接着剤等のシール材16を
塗布し、図3(ロ)に示すように、セパレータ用プラグ
Aに挿入し、パイプ5の基端の凸部11を固定ナット2
に挿入して固着する。これによりセパレータ13の先端
が接着剤等によってシールされると共に、セパレータ用
プラグAの筒状部4にはパイプ5の先端によってゴムリ
ング停止用の凸部分5aが形成される。次に、図3
(ハ)に示すように、ゴムリング7の装着された止水栓
6をパイプ5の上から挿入すると、図3(ニ)に示すよ
うに、止水栓6のゴムリング7がパイプの先端に突き当
たり、止水栓6を挿入すると同時にゴムリング7が、パ
イプ5先端に押されて、止水栓6の太い部分、すなわち
基端側へ移動した状態となって止水栓6と筒状部4の間
に密着する。
【0020】このように、本実施例の止水構造ではゴム
リング7が止水栓6の太い部分に押し上げられるので、
ゴムリング7の膨らみと変形で止水パッキンとなり確実
に止水することができる。また、ゴムリング7は水膨張
性ゴムによって形成されているので、水が浸入すると膨
張し、さらに強い止水効果を発揮する。また、セラミッ
クス製のコーン1を使用しているので、セパレータ13
先端の金属部分はコンクリート15内の奥深くに埋め込
まれ、充分なかぶり厚さを保持することができる。ま
た、パイプ5はポリエチレン製なので、耐候性、耐腐食
性にすぐれている。
【0021】以上、本発明の実施の形態を説明してきた
が、本発明の具体的な構成は本実施の形態に限定される
ものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更
等があっても本発明に含まれる。例えば、本実施例にお
いてセパレータ用プラグAの筒状部4の凸部分5aは、
筒状部4に内接して配置されたパイプ5先端によって形
成される構成としたが、これに限らず、パイプを使用す
ることなく、穴の内側に凸部分を突設する構成としても
よく、ゴムリングが止水栓の挿入と共に突当たる構成で
あれば本発明に含まれる。また、穴、及び止水栓の形状
については円形のものについて説明したが、その他の形
状のものについても適用するができる。また、本実施例
において、コーン及び止水栓をセラミックス製のものに
ついて説明したが、合成樹脂等、その他の材質であって
も本発明に含まれる。また、本実施例においてセパレー
タ用プラグの止水構造について説明したが、止水が必要
な箇所であれば、他の用途に適用することも可能であ
る。
【0022】
【発明の効果】本発明請求項1記載の止水構造において
は、止水栓を穴に挿入すると同時にゴムリングが止水栓
の太い基端側へ移動するので、ゴムリングが膨張し止水
栓と穴との隙間を塞ぐパッキンとなり、確実に止水する
ことができる。また、ゴムリングの膨らみと変形によ
り、止水栓と穴との隙間に柔軟に対応して密着する。
【0023】請求項2記載のセパレータ用プラグにおい
ては、止水栓を筒状部に挿入すると同時にゴムリングが
止水栓の太い基端側へ移動するので、ゴムリングが膨張
し止水栓と筒状部との隙間を塞ぐパッキンとなり、確実
に止水することができる。また、ゴムリングの膨らみと
変形により、止水栓と筒状部との隙間に柔軟に対応して
密着する。そして、コンクリート等の浸水による腐食、
塩害、電気腐食等を防止できると共に、耐火性の強い壁
面を形成することができる。さらに、セパレータ用プラ
グのコーン部分をセラミックス製として嵌め殺しにする
ことにより、セパレータ端部とコンクリート表面との最
短寸法(かぶり厚さ)を充分に保持することができ、コ
ンクリート強度を保持できる。
【0024】請求項3記載のセパレータ用プラグにおい
ては、パイプを挿入することによりゴムリング停止用の
凸部分を形成する構成としたので、凸部分を比較的簡単
に形成することができると共に、同型の穴と止水栓があ
る場合には、パイプを挿入して穴の内部に凸部分を形成
することにより、本発明の止水構造を適用することがで
きる。
【0025】請求項4記載のセパレータ用プラグにおい
ては、ゴムリングが水膨張性のゴムによって形成されて
いるので、水の浸入に反応して膨張し、止水栓と穴との
隙間をさらに強く密閉して水の浸入を遮断することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるセパレータ用プラグ
を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施例にかかるセパレータ用プラグ
を使用して型枠を組み立てた状態を示す説明図である。
【図3】セパレータ用プラグの筒状部の密閉方法を示す
説明図である。
【図4】従来例にかかるPコンを抜取った状態を示す説
明図である。
【符号の説明】
A セパレータ用プラグ 1 コーン 2 固定ナット 3 プラグ本体 4 筒状部 5 パイプ 5a 凸部分 6 止水栓 7 ゴムリング 8 中継ぎ部分 9 幅広部分 10 凹部 11 凸部 12 型枠 13 丸型セパレータ 14 軸足ボルト 15 コンクリート 16 シール材

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部分の外周にゴムリングが嵌着され
    た止水栓を穴に挿入し、挿入と共にゴムリングが止水栓
    の基端側へ移動し、該ゴムリングが止水栓と穴との間に
    密着し、穴を密閉する止水構造であって、 前記止水栓の基端部分はその先端部分より外周がやや太
    く形成され、前記穴の内側には所定深さの位置にゴムリ
    ング停止用の凸部分が形成され、止水栓を穴に挿入する
    ことにより、止水栓の外周のゴムリングがゴムリング停
    止用の凸部分に突当たって止水栓の基端側に移動し、該
    移動したゴムリングによって止水栓の基端部分と穴との
    隙間が密着されることを特徴とする止水構造。
  2. 【請求項2】 筒状の雌ねじ部分を有する固定ナット
    と、該固定ナットの先端側に嵌着されてコンクリートに
    嵌め殺しにされる筒状のコーンと、該コーンの筒状部内
    に形成されたゴムリング停止用の凸部分と、前記コーン
    の筒状部に嵌合する止水栓と、該止水栓の先端部分の外
    周に嵌着して配置されたゴムリングとからなるセパレー
    タ用プラグであって、 前記止水栓の基端部分はその先端部分より外周がやや太
    く形成され、止水栓をコーンの筒状部に挿入することに
    より、止水栓に嵌着して配置されたゴムリングが、ゴム
    リング停止用の凸部分に突当たって止水栓の基端側に移
    動し、該移動したゴムリングによって止水栓の基端部分
    と筒状部との隙間が密着されることを特徴とするセパレ
    ータ用プラグ。
  3. 【請求項3】 前記筒状部内の凸部分は、筒状部に内接
    した状態で配置されたパイプによって形成されているこ
    とを特徴とする請求項2記載のセパレータ用プラグ。
  4. 【請求項4】 前記ゴムリングは水膨張性ゴムによって
    形成されていることを特徴とする請求項2記載のセパレ
    ータ用プラグ。
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