JP3534110B2 - モータ制御装置 - Google Patents
モータ制御装置Info
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Description
し所望の直流電圧を出力すると同時に交流電源の力率を
改善する電源回路と、モータを駆動するモータ駆動回路
から構成されるモータ制御装置に関する。
換する整流回路にあって、電源電流の高調波を抑制する
電源回路とモータ駆動回路とを組み合わせ、モータの速
度制御を行うモータ制御装置として、日本特開平6−1
05563号記載のものが知られている。
抑制と直流電圧制御を同時に行う昇圧チョッパ回路を用
いた力率改善コンバータ回路とモータを駆動するインバ
ータ回路からなり、低負荷時は直流電圧を力率改善が行
える最低電圧値に制御し、インバータ回路によるPWM
制御によりモータの速度制御を行い、高負荷時はインバ
ータのPWM制御をやめ、コンバータによる直流電圧制
御でモータの速度制御を行うPAM制御を行い、モータ
の速度制御を行っていた。
の構成が低負荷時と高負荷時で異なり、各場合で異なっ
た速度制御演算を行う必要があった。すなわち、低負荷
時は速度偏差からインバータのPWM信号の通流率を、
高負荷時は速度偏差からコンバータの直流電圧指令をそ
れぞれ算出していた。
御回路の切り替えは、インバータのPWM信号の通流率
の直流電圧値と速度指令値及び現在速度に基づいて行わ
れていた。
では、低負荷時と高負荷時の2種類の速度制御回路を持
つ必要があり、制御回路が複雑になる。
替判定は多数の異なった信号を用いて行われるため、そ
れらの信号を得るための多数の検出回路が必要であっ
た。
題点をなくし、負荷の大小にかかわりなく簡単な一つの
速度制御回路でモータの速度制御を行うモータ制御装置
を提供することにある。
流に変換する整流回路及び平滑回路と、スイッチング動
作とインダクタンスによるエネルギー蓄積効果を利用し
て直流電圧の制御を行うチョッパ回路から成るコンバー
タ回路と、コンバータ回路の出力に接続したインバータ
回路及びモータから成るモータ駆動装置と、チョッパ回
路のスイッチング動作を制御するコンバータ制御回路
と、インバータ回路のスイッチング動作を制御しモータ
を駆動するインバータ制御回路と、モータのロータ位置
を検出し速度を演算する速度検出回路と、演算速度値及
び速度指令値を入力し、インバータ制御回路を介してモ
ータの速度制御を行う速度制御回路と、速度制御回路の
出力信号を入力し、この出力信号に従ってコンバータ制
御回路を介して直流電圧を制御する直流電圧制御回路と
を備えたモータ制御装置にある。
制御回路は、速度制御回路の出力が所定値になると、直
流電圧を増減させる信号をコンバータ制御回路に出力す
る構成とする。
制御回路は、速度制御回路の出力が所定の値になるよ
う、コンバータ制御回路を介して直流電圧を制御する構
成とする。
回路の出力は、通流率信号または演算速度値と速度指令
値の速度偏差信号とする。
直流電圧の脈動成分を検出し、脈動成分に応じてインバ
ータ制御回路への入力信号を変更する直流電圧脈動補正
回路を設ける。
は、速度検出回路からの位置信号及び速度制御回路から
の通流率信号に基づいてインバータのスイッチング素子
を駆動しモータを駆動する。速度検出回路はモータの誘
起電圧を検出し誘起電圧よりロータの位置を算出し、パ
ルス上の位置検出信号を出力するとともに、算出した位
置信号から速度を演算し速度制御回路に速度検出値とし
て出力している。速度制御回路は外部からの速度指令と
速度検出値から速度偏差が零になるようにインバータの
PWMパルスの通流率信号を算出している。上記インバ
ータ回路,モータ,速度検出回路,インバータ制御回路
及び、速度制御回路によりモータの速度制御回路が構成
され、外部からの速度指令に従ってモータの速度制御が
行われる。コンバータ制御回路は直流電圧制御回路から
の信号に従ってチョッパ回路のスイッチング素子を駆動
する。直流電圧制御回路は直流電圧と速度制御回路の出
力信号、例えば通流率信号を検出し、通流率信号が所定
値、例えばある通流率範囲の上限値に達したら直流電圧
を所定の幅だけ上昇させ、通流率信号が下限値に達した
ら直流電圧を所定の幅だけ降下させるように直流電圧を
制御する。上記コンバータ回路,コンバータ制御回路及
び、直流電圧制御回路によりコンバータの直流電圧制御
回路が構成され直流電圧を制御する。
直流電圧制御回路を組み合わせそれぞれ動作させること
により、負荷の状態に関係なく簡単な構成でモータ速度
制御が可能となる。
に、添付の図面に従ってこれを説明する。
の第1の実施例を説明する図である。図1は、整流回路
及び昇圧チョッパ回路を用いたコンバータ回路と、イン
バータ回路及びモータから成るモータ駆動回路を備えた
モータ制御装置の全体構成図である。
れ、コンバータ回路2を構成する整流回路と、リアクト
ル,ダイオード及びトランジスタよりなる昇圧チョッパ
回路を通して直流電圧として出力される。コンバータ回
路2内の昇圧チョッパ回路はコンバータ回路2内の整流
回路の出力側に接続され、前記トランジスタのスイッチ
ング動作及びリアクトルのエネルギー蓄積効果により、
入力電流を強制的に流し電圧を昇圧する。昇圧された直
流電圧は平滑用コンデンサに供給され安定した直流電圧
を出力する。
コンバータ回路2内の平滑用コンデンサに接続されてお
り、この平滑用コンデンサから供給される直流電圧を任
意の交流電圧に変換し同期モータ4を駆動する。
より磁極位置を算出しインバータ制御回路6に位置信号
を出力している。また、算出した位置信号から速度演算
を行い速度検出値を速度制御回路7に出力している。
度検出値及び外部からの速度指令より、速度偏差が零に
なるように通流率信号をインバータ制御回路6に出力し
ている。
らの位置検出信号を及び速度制御回路7からの通流率信
号を基にドライブ信号を作成し、インバータ回路3のト
ランジスタを駆動し、同期モータ4の速度制御を行って
いる。
9からの電流指令値に基づいてコンバータ回路2内のト
ランジスタを駆動し、上記コンバータ回路2の入力電流
を正弦波状に制御し、電源の力率改善と同時に直流電圧
の制御を行う。
力である通流率信号を検出し、通流率信号の値に応じて
直流電圧を制御する。
示す。直流電圧制御回路9は、前記通流率信号に従って
直流電圧指令値発生回路96が発生する複数の直流電圧
指令値からいずれかを選択し出力する選択回路93及び
マルチプレクサ95と、コンバータ回路2の出力直流電
圧を検出し、制御回路2で使用できるレベルの電圧値に
変換する検出回路94,比例項91及び積分項92とか
ら構成されている。
値と直流電圧検出値との偏差が零になるように動作し電
流指令として出力している。
流電圧指令値のいずれかを外部信号に従って選択し、選
択した直流電圧指令値のみを出力する回路である。図2
に示した例では、直流電圧指令値は値の低いものから順
に1から4まで設定してある。直流電圧指令値1はコン
バータ回路2が制御できる最低直流電圧値に設定してあ
る。
る通流率信号を入力し、通流率信号の値に応じて切替信
号をマルチプレクサ95に出力している。
説明図を用いて説明する。
電圧,モータ電圧及び通流率をとったグラフであり、負
荷が一定の場合の回転数に対するモータ電圧,直流電圧
及び通流率の変化を示す図である。
路93は直流電圧指令値1を選択するように切替信号を
出力し、直流電圧制御回路は選択された直流電圧指令値
1になるよう直流電圧を制御する。
低いため、回転数を上昇させると早い時期に通流率は1
00%に到達し、これ以上モータの回転数を上げること
ができなくなる(A点)。ここで選択回路93は直流電
圧指令値2を選択するように切替信号をマルチプレクサ
95に出力する。マルチプレクサ95は直流電圧指令値
2を選択し、直流電圧制御回路は直流電圧を直流電圧指
令値2になるように制御する。これにより通流率は60
%まで急激に減少し、モータ電圧は増加する。図では通
流率の最小値は60%となっているが、これは説明のた
めの便宜上の値である。実際には負荷の状態,モータの
回転数,速度制御回路7の応答速度などにより依存し通
流率の急激な変化はない。
通流率は100%となる(B点)。
3を選択すると直流電圧は上昇し通流率は60%まで減
少する。
の増加に従い直流電圧を上昇させモータの速度制御が行
える。
について説明する。
ータの回転数を下げる場合、通流率が減少しモータ電圧
を下げていく。ここで通流率が60%になると(C
点)、先ほどとは反対に直流電圧指令値を直流電圧指令
値4から直流電圧指令値3に切り替え、直流電圧を下げ
る。直流電圧を下げると通流率は増加し100%近い値
となる。ここで直流電圧の減少幅は、直流電圧を下げた
ときに通流率が100%を越えない値に設定される必要
がある。
少させB点で直流電圧指令値を直流電圧指令値3から直
流電圧指令値2に切り替え、上記動作を繰り返し行いモ
ータの回転数を制御していく。
流率を常に100%近い値で保て、直流電圧もモータが
必要としている電圧に近い状態に常に維持できる。これ
によりモータ及びインバータの損失が改善され、モータ
効率及びインバータ効率が常に良好な状態でモータが駆
動される。また、コンバータに関しても必要以上に直流
電圧を上昇させることがなくコンバータ効率を改善でき
る。
変えることができることから、一つの回路で低回転から
高回転まで対応できる。言い換えれば、モータ設計点の
異なる数種のモータでも一つの制御装置で対応でき、常
に効率の良い点で運転ができる。
圧を切り替える点を高回転数側に集めた場合の制御動作
の説明図である。基本的な動作は図3の場合と同じであ
る。異なる所は、直流電圧を切り替える通流率の値が1
00%と90%になっていることである。
用いており、直流電圧を受電電圧の√2倍以下に下げる
ことはできないことから、実際の動作では図3に示す動
作に比べ図4に示す動作の方が有効である。また、本実
施例では昇圧チョッパ回路を使用したコンバータ回路で
説明しているが、昇降圧チョッパ回路などを用いた直流
電圧を下げることができるコンバータ回路でも同様の動
作が可能である。
ルの場合で動作を説明した。しかし、直流電圧指令値は
細かく設定することが可能であり、さらに広い範囲で直
流電圧を制御できることから、選択可能な直流電圧指令
値の数は回路構成が許す限り多い方が良い。
流電圧偏差から電流指令値を算出しているが、直接直流
電圧指令値を算出しても良い。
は異なる実施例の直流電圧制御回路の内部構成を示す図
である。図2と異なる所は直流電圧指令値発生回路98
と直流電圧の検出回路97である。図5に示した方式で
は、直流電圧指令値は一つであり、検出回路97を複数
個設けている。その他の回路は図2のものと同様の動作
を行う。
路93が発生する切替信号によりマルチプレクサ95を
切り替え、複数の検出回路のいずれかを選択する。選択
した検出回路の検出信号に従って直流電圧の制御を行
う。この方式でも図3,図4に示した動作を行うことが
でき、同様の効果が得られる。なお、検出回路97は直
流電圧を制御回路で扱える電圧レベルに変換する回路で
あり、所定の直流電圧になったら直流電圧指令値と同じ
電圧を発生する回路構成になっている。
出回路のゲインを調整して直流電圧を制御する方式のも
のが多数製作されている。コンバータ回路制御用ICを
用いたモータ制御装置では図5に示した方式が有効であ
る。
で示した図である。図6では図5に示した選択回路93
をマイコン70を用いソフトウエアで実現している。ま
た、図5に示した比例項91,積分項92をオペアンプ
71を用いたアナログ回路で実現している。直流電圧の
検出回路96を図6に示す様な抵抗ラダー回路72で構
成した。なお、マイコン70は図1に示した速度検出回
路5及び、速度制御回路7の機能も有している。
回路は直流電圧指令値もしくは直流電圧検出値をマルチ
プレクサ95等で選択し直流電圧制御を行うものであっ
た。しかし、これらの方式では指令値もしくは検出値が
不連続的に切り替わる。このため、切り替え点で直流電
圧の大きな変化が生じる。
連続的に可変にするために直流電圧指令演算回路90を
用いた場合の直流電圧制御回路の構成を示す。また、図
8は図5に示した直流電圧検出回路97を直流電圧検出
演算回路99に置き換えた場合を示す。
検出し、通流率が所定の値になるように直流電圧指令値
を算出するものである。また、直流電圧検出演算回路9
9は通流率信号を検出し、通流率が所定の値になるよう
に直流電圧検出ゲインを算出し、検出したゲインに応じ
て直流電圧検出値を出力するものである。
圧検出値は連続的な出力となり、直流電圧をリニアに制
御できる。
た場合の回転数に対する直流電圧,通流率,モータ電圧
を図9に示す。この方式の場合、直流電圧をリニアに制
御できるため、滑らかなモータ制御が可能になる。
圧チョッパ回路を用いれば直流電圧を電源電圧以下に制
御できるため、図10に示すように低回転時から通流率
を大きく制御できる。このため、低回転でも効率の良い
モータ制御が可能になる。図10は直流電圧を自由に制
御できるコンバータ回路を使用した場合の回転数に対す
る直流電圧,通流率,モータ電圧の関係を示した図であ
る。
した制御動作説明図は回転数を横軸に示したが、モータ
負荷やモータ出力を横軸にとっても同様のグラフとな
る。
圧指令値をリニアに出力するために通流率指令値発生回
路80,比例項81及び積分項82からなる通流率制御
回路を導入した直流電圧制御回路の構成を示す。上記通
流率制御回路により通流率が一定になるような直流電圧
指令値を算出できる。図11に示す直流電圧制御回路を
用いても、図9や図10に示す動作が可能である。
装置の構成を図12及び図13に示す。図12はモータ
制御装置の全体構成図であり、図13は図12に示す直
流電圧制御回路11の内部構成図である。本実施例で図
1に示した実施例と異なる所は直流電圧制御回路11
で、直流電圧検出回路97における選択に通流率信号と
図12に示す速度制御回路12内部の速度偏差信号を用
いる所である。
を用いて説明する。選択回路110は、通流率が100
%に達し、かつ速度偏差が通流率をさらに増加させる方
向にある時、直流電圧検出回路97の出力を直流電圧が
増加する方に切り替える。反対に、通流率が60%に低
下し、かつ速度偏差が通流率をさらに減少させる方向に
ある時、直流電圧検出回路97の出力を直流電圧が減少
する方に切り替える。これにより本実施例におけるモー
タ制御回路は図3に示したように動作する。図1に示し
たモータ制御装置を用いた場合、選択回路93は通流率
信号のみを選択の判断基準にしているため、通流率が1
00%や60%でモータ負荷とモータ出力が平衡した場
合でも、直流電圧の変更を行ってしまう。
あり、通流率信号以外にモータ負荷とモータ出力が平衡
しているかどうかを検出する信号、ここでは、速度偏差
信号を検出し、無駄な直流電圧値の変更を防止してい
る。本実施例は速度偏差信号を検出しているが、モータ
負荷とモータ出力の平衡状態が判る信号であれば別の信
号を用いても良い。
においていずれかの直流電圧を選択しているが、直流電
圧指令値を複数持ち、この中から直流電圧指令値を選択
しても良い。
御装置を図14及び図15を用いて説明する。
直流電圧脈動補正回路10を追加した直流電圧脈動補正
モータ制御装置である。図15は図14の直流電圧脈動
補正モータ制御装置の動作説明図である。
装置の各回路は直流電圧脈動補正回路10を除いて図1
に示した第1の実施例と同様の動作を行う。直流電圧脈
動補正回路10は直流電圧の脈動成分を検出し、脈動成
分と逆位相になる脈動信号を、速度制御回路7で作成さ
れた通流率信号に掛け合わせ、補正通流率信号を作成す
る回路である。
流率の時間変化の様子を示す。図15において、横軸は
時間、縦軸は直流電圧,通流率及び補正通流率を示す。
直流電圧の脈動成分の逆位相で補正通流率が変化してい
るのがわかる。
影響を受けないモータ制御が可能である。また、本方式
においては、直流電圧制御回路9は通流率を100%以
下で制御する必要がある。
エアコン制御装置の構成を100%以下で制御する必要
がある。
エアコン制御装置の構成を図16に示す。本実施例は室
温を検出し室温を設定温度に制御するインバータエアコ
ンである。
センサ203,室温設定値と室温検出値との温度偏差を
零にするように圧縮機200の回転数指令値を算出する
温度制御回路202,この回転数指令に従い圧縮機20
0の回転数を制御する圧縮機回転数制御回路201,回
転数指令値を検出し回転数指令値が所定の値になるよ
う、冷凍サイクルを構成する室外ファン204,室内フ
ァン210及び膨張弁208を制御する制御信号を演算
し出力する冷凍サイクル制御回路206、及びこの冷凍
サイクル制御装置206からの制御信号に従って各冷凍
サイクル構成要素(室外ファン204,室内ファン21
0,膨張弁208)を制御する制御回路(室外風量制御
回路205,室内風量制御回路209,膨張弁開度制御回
路207)から構成されている。
路202からの回転数指令値に従って圧縮機に直結され
ているモータの速度制御を行うモータ制御装置であり、
上記実施例のモータ制御装置を適用したものである。
回路209も圧縮機回転数制御回路201と同様、室外
ファンないし室内ファンに直結したモータの速度制御を
行うモータ制御装置から構成されている。前記冷凍サイ
クル制御回路206から送られてくる信号は、前記室外
ファンないし室内ファンの回転数指令値である。
に直結され、膨張弁の開度を調節するステップモータの
制御装置であり、冷凍サイクル制御回路206が出力す
る開度信号に従いステップ信号を発生し、ステップモー
タを駆動する。膨張弁208はステップモータの回転角
度に比例して膨張弁開度が変化する電動膨張弁である。
路202の出力の回転数指令値が、あらかじめ設定され
ている値になるように冷凍サイクル構成要素(室外ファ
ン204,室内ファン210,膨張弁208)を制御す
る制御信号を算出し、各制御装置に回転数指令及び開度
指令値を出力する。冷凍サイクル構成要素の制御信号は
冷凍サイクル全体が最大効率で動作するように計算され
る。
設定される回転数指令値は、インバータエアコンの動作
条件により変更される。
により圧縮機の過度な高速回転がなくなり圧縮機の寿命
が延びる。また、冷凍サイクル全体を最大効率で動作で
きるため、低温暖房能力が向上し運転に必要な電気代を
低減できる。
ュールの構成を図17に示す。本実施例は第1の実施例
で説明した。コンバータ回路2,コンバータ制御回路
8、及び直流電圧制御回路9をモジュールに組み込み、
一体化したコンバータモジュールである。本モジュール
では昇圧チョッパ回路を用いている。
トル102,トランジスタ104,ダイオード103及
び平滑コンデンサ105から構成され、整流回路10
1,トランジスタ104及びダイオード105の半導体
素子がモジュール化されている。
ンバータ制御回路8と同様の動作を行う。選択回路10
8は外部信号により直流電圧検出回路107内のいずれ
かの直流電圧値を選択する。また、110は外部信号に
より直流電圧指令回路109内のいずれかの直流電圧指
令値を選択する。
ンバータ装置を容易にかつコンパクトに作製できる。
によれば、簡単な構成でモータ,インバータ及びコンバ
ータの損失を低減でき、制御装置を効率よく運転でき
る。また、モータ回転数に応じて直流電圧を可変できる
ことから、一つの制御回路で低回転から高回転まで対応
できる。言い換えれば、モータ設計点の異なる数種のモ
ータでも一つの制御装置で制御でき、常に効率の良い点
で運転ができる。さらに、直流電圧脈動の補正を簡単に
行え、安定したモータの速度制御ができる。
アコンに適用した場合、高効率な冷凍サイクル制御がで
き、電気代を安くできる。
コンバータ回路をモジュール化すれば容易にコンパクト
なモータ制御装置を作製できる。
構成図。
路の構成を示す図。
動作説明図。
動作説明図。
構成する直流電圧制御回路の他の構成を示す図。
構成する直流電圧制御回路の他の構成を示す図。
構成する直流電圧制御回路の他の構成を示す図。
構成する直流電圧制御回路の他の構成を示す図。
た場合における本発明の第1の実施例に係るモータ制御
装置の動作説明図。
いた場合における本発明の第1の実施例に係るモータ制
御装置の動作説明図。
を構成する直流電圧制御回路のさらに他の構成を示す
図。
構成図。
制御回路の構成を示す図。
装置の構成図である。
動の補正動作を説明する図である。
制御装置の構成図。
モジュール化したコンバータモジュールの構成を示す
図。
Claims (4)
- 【請求項1】コンバータ制御回路とインバータ制御回路
と直流電圧脈動補正回路とを有する電動機の制御装置で
あって、 前記コンバータ制御回路は、交流を直流電圧に変換する
整流回路と平滑回路とスイッチング素子とリアクトルと
を有する力率改善回路を有し、電動機の速度を上昇させる場合には、直流電圧をほぼ一
定に保ち、通流率を所定の最大通流率値まで上昇させ、 前記通流率がほぼ最大通流率に達した場合に、前記平滑
回路の直流電圧値を所定値だけ上昇させ、 電動機の速度を下降させる場合には、直流電圧をほぼ一
定に保ち、通流率を所定の最小通流率値まで下降させ、 前記通流率がほぼ最小通流率に達した場合に、前記平滑
回路の直流電圧値を所定値だけ下降させることにより、
前記平滑回路の直流電圧値を段階的に変更するように、
前記力率改善回路のスイッチング素子を動作させるもの
であり、 前記インバータ制御回路は、電動機に交流を与えるイン
バータを制御し、 前記直流電圧脈動補正回路は、検出された直流電圧の脈
動成分の逆位相を前記通流率に乗算することにより、前
記インバータ制御回路の出力信号を変更することを特徴
とする電動機の制御装置。 - 【請求項2】請求項1において、 前記インバータの通流率が100%より大きくならない
ように、 前記直流電圧を変化させることを特徴とする電動機の制
御装置。 - 【請求項3】請求項1記載の電動機の制御装置で制御す
る前記電動機により圧縮動作を行うことを特徴とする圧
縮機。 - 【請求項4】請求項3記載の圧縮機を有し、前記圧縮機
の回転数制御と膨張弁開度や熱交換機等冷凍サイクル制
御で室温を所定の温度に制御するインバータエアコンで
あって、 圧縮機の回転数指令値を検出し、前記回転数指令値に応
じて前記膨張弁開度や前記熱交換機風量等冷凍サイクル
制御量を変更し、室温制御を行うインバータエアコン。
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