JP3533042B2 - 溶融金属の流動制御装置 - Google Patents
溶融金属の流動制御装置Info
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Description
リニアモータで駆動する流動制御装置に関する。
り鋳型に溶鋼が注入され、鋳型において溶鋼は鋳型壁面
から次第に冷却されつつ引き抜かれる。鋳型内溶鋼の上
面には、粉体状の保温材あるいは鋳片引抜きの潤滑材
(通称パウダ)が投入される。同一高さの鋳型壁面にお
ける温度が不均一であると、鋳型内面への鋳片の焼付き
による表面割れやシェル破断(ブレ−クアウト)を生じ
易い。また、溶鋼中あるいは鋳片表面にパウダが塊で残
ると、これは鋳片の異物すなわち欠陥となる。これを改
善するために、従来は、リニアモ−タを用いて、鋳型内
で溶鋼をその上面と平行に、鋳型壁面に沿って流動駆動
し、鋳型に接する面の温度を均一化しかつ溶鋼中のパウ
ダの浮上をうながす(例えば特開平1−228645号
公報)。
鋼の流動駆動はある程度の効果があるものの、注入ノズ
ルを介してタンデイッシュに流入する溶鋼の流れにより
鋳型壁面に沿った循環流動が乱される。この種の流動駆
動には、鋳型の長辺に沿って配列された複数個の磁極の
それぞれに電気コイルを巻回したリニアモ−タ型の電磁
石が用いられ、電気コイルは3相の各相毎に束ねられ、
120°位相のずれた3相電源の各相に、束ねられた単
位で接続され、3相電源の電圧および又は周波数をイン
バ−タやサイクロコンバ−タで調整され、これにより、
所要の駆動力および速度が得られる。例えば、鋳型長辺
に沿ったリニアモ−タを配置し、溶鋼に電磁駆動力を与
えて、流速分布が均一な鋳型内壁に沿って循環する循環
流を溶鋼の表層に生起するものがある。表層部に循環流
が定速度で安定して流れると、気泡の浮上が促進され、
溶鋼中へのパウダ巻き込みがなくなり、表層付近の鋳型
内面がきれいにぬぐわれて溶鋼の滞留がなくなる。
の操業条件により、リニアモ−タで溶鋼を駆動しても、
溶鋼流が順調に循環せずに、鋳型のコーナー部や、ノズ
ルと鋳型内壁との間に溶鋼の淀み(溶鋼の滞留)を発生
することがある。淀みが発生するとそこでパウダが溶鋼
中に残留し易く、しかもブレ−クアウトの原因となる焼
付きとなり易い。一方、溶鋼が固体に変わるときに発生
するCOなどの気体(気泡)が浮上しにくくなり、スラ
ブ内に気泡が混入する等の不具合が生じる。特に鋳型長
辺と短辺が相対的に、長辺長が大きく短辺長が短い場合
に、鋳型に溶鋼を注入するノズル廻りあるいはノズルと
短辺との中間点あたりに淀みを生じ易い。
果的に流動駆動することを目的とする。
り囲む鋳型辺(5F,5L,6L,6R)の一辺(5F)に沿うy方向に
延びる電磁石コア(10F)と、該電磁石コア (10F) に装着さ
れた複数個の電気コイルでなる第1グル−プ (#AF) の電
気コイル (AF1 〜 AF12) と、該第1グル−プ(#AF)の電気コ
イル (AF1 〜 AF12) と隣り合って前記電磁石コア (10F) に装
着された複数個の電気コイルでなる第2グル−プ (#AF)
の電気コイル (AF1 〜 AF12) と、を含むリニアモ−タ(LM
F);前記第1グル−プ(#AF)の電気コイル(AF1〜AF12)
に、y方向に沿う移動磁界(Faf)を発生するための多相
交流電圧を通電する第1組の通電手段(20B);前記第2
グル−プ(#BF)の電気コイル(BF1〜BF12)に、第1グル−
プの電気コイルが発生する移動磁界(Faf)の方向と同方
向の移動磁界(Fbf)を発生するための多相交流電圧を通
電する第2組の通電手段(20A);および、前記第1組の
通電手段(20B)が第1グル−プ(#AF)の電気コイル(AF1〜
AF12)に通電する多相交流電圧の周波数(FdcB2)と、前記
第2組の通電手段(20A)が第2グル−プ(#BF)の電気コイ
ル(BF1〜BF12)に通電する多相交流電圧の周波数(FdcA1)
との間の周波数差(ΔFdc)を設定する周波数設定手段(32
B2);を備える溶融金属の流動制御装置。
は、図面に示し後述する実施例の対応要素又は対応事項
の符号を、参考までに付記した。
グル−プ(#BF)との境界部では、第1グル−プ(#AF)の電
気コイル(AF1〜AF12)が発生する第1移動磁界(Faf)の強
度(速度ベクトルのスカラ量)が第1組の通電手段(20
B)の通電周波数(FdcB2)で変化し、また、第2グル−プ
(#BF)の電気コイル(BF1〜BF12)が発生する第2移動磁界
(Fbf)の強度が第2組の通電手段(20A)の通電周波数(Fdc
A1)で変化する。これらの変化が同時に加わるので、該
境界部では、それらの周波数差ΔFdc=|FdcB2−FdcA1
|なる周波数で、移動磁界の強度が変化する。すなわち
移動磁界に「うなり」を生ずる。
第2移動磁界(Fbf)の定常的な強度変化(FdcB2,FdcA
1)に対しては間欠的であり、境界部の溶鋼に、移動磁
界の移動方向と同方向の間欠的な推力変動を与える。し
たがって、定常的な移動磁界(Faf/Fbf)の印加中に溶鋼
流に淀みを生じ易い位置に、第1グル−プ(#AF)と第2
グル−プ(#BF)との境界部を定めることにより、該位置
の溶鋼に間欠的な推力変動が加わり、溶鋼の滞留が抑制
される。
型辺(5F,5L,6L,6R)の一辺(5F)に沿うy方向に延びる第
1電磁石コア(10F)と、該第1電磁石コア (10F) に装着さ
れた複数個の電気コイルでなる第1グル−プ (#AF) の電
気コイル (AF1 〜 AF12) と、該第1グル−プ(#AF)の電気コ
イル (AF1 〜 AF12) と隣り合って前記第1電磁石コア (10F)
に装着された複数個の電気コイルでなる第2グル−プ (#
AF) の電気コイル (AF1 〜 AF12) と、を含む第1リニアモ−
タ(LMF);溶融金属(MM)を取り囲む鋳型辺(5F,5L,6L,6R)
の、前記一辺(5F)に対向する辺 (5L)に沿うy方向に延び
る第2電磁石コア(10L)と、該第2電磁石コア (10L) に装
着された複数個の電気コイルでなる第1グル−プ (#DL)
の電気コイル (DL1 〜 DL12) と、該第1グル−プ(#DL)の電
気コイル (DL1 〜 DL12) と隣り合って前記第2電磁石コア
(10F) に装着された複数個の電気コイルでなる第2グル
−プ (#AF) の電気コイル (AF1 〜 AF12) と、を含む、鋳型を
間に置いてx方向で第1リニアモ−タに対向する第2リ
ニアモ−タ(LML);前記第1および第2リニアモ−タの
前記第1グル−プ(#AF,#DL)の電気コイル(AF1〜AF12,D
L1〜DL12)に、y方向に沿うが逆方向の移動磁界(Faf,Fd
L)を発生するための多相交流電圧を通電する第1組の通
電手段(20B);前記第1および第2リニアモ−タの前記
第2グル−プ(#BF,#CL)の電気コイル(BF1〜BF12,CL1〜C
L12)に、前記第1グル−プの電気コイルが発生する移動
磁界(Faf,FdL)の方向と同方向の移動磁界(Fbf,FcL)を発
生するための多相交流電圧を通電する第2組の通電手段
(20A);および、前記第1組の通電手段(20B)が前記第1
グル−プ(#AF,#DL)の電気コイル(AF1〜AF12,DL1〜DL1
2)に通電する多相交流電圧の周波数(FdcB2)と、前記第
2組の通電手段(20A)が前記第2グル−プ(#BF,#CL)の電
気コイル(BF1〜BF12,CL1〜CL12)に通電する多相交流電
圧の周波数(FdcA1)との間の周波数差(ΔFdc)を設定する
周波数設定手段(32B2);を備える溶融金属の流動制御装
置。
鋳型辺の一辺に沿って溶鋼を駆動し、第2リニアモ−タ
(LML)が対向辺に沿って、逆方向に駆動するので、鋳型
の水平断面において、鋳型四辺に沿って時計方向又は反
時計方向に旋回する溶鋼流が形成され、鋳型内面を溶鋼
流で拭って鋳型面をクリ−ニングする効果が高い。
に向かう溶鋼流が該短辺に達するまでに他方の長辺に向
けて分流してそれに沿って他方の短辺に向かう方向に流
れる小ル−プの分流を生ずることがあり、特に長辺が長
く、および又は短辺が短い場合にこのような分流を生じ
易い。そしてこのような分流を生ずると、局所的な淀み
を生じ易いが、定常的な移動磁界(Faf,Fbf/FdL,FcL)の
印加中に溶鋼流に淀みを生じ易い位置に、第1グル−プ
(#AF,#DL)と第2グル−プ(#BF,#CL)との境界部を定める
ことにより、該位置の溶鋼に間欠的な推力変動が加わ
り、溶鋼の滞留が抑制される。
あり、第1および第2グル−プ(#AF,# DLおよび#BF,#C
L)の電気コイルのy方向境界位置は、鋳型に溶融金属を
注入するノズル(30)と鋳型短辺(6R)とのy方向中間位置
である(図4)、上記(1)又は(2)の溶融金属の流動
制御装置。
よび#CF,#BL)の電気コイルのy方向境界位置は、鋳型に
溶融金属を注入するノズル(30)のy方向位置である(図
8)、上記(1)又は(2)の溶融金属の流動制御装置。
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
型の内壁50で囲まれる空間には溶鋼MMが図示しない
注湯ノズル(図2のノズル30)を通して注入され、溶
鋼MMのメニスカス(表面)はパウダPWで覆われる。
鋳型は水箱40に流れる冷却水で冷却され、溶鋼MMは
鋳型に接する表面から次第に内部に固まって行き鋳片S
Bが連続的に引き抜かれるが、鋳型内に溶鋼が注がれる
ので、鋳型内には常時溶鋼MMがある。溶鋼MMのメニ
スカスレベル(高さ方向z)の位置に2個の第1リニア
モータLMFおよび第2リニアモータLMLが設けられ
ており、これらが溶鋼MMのメニスカス直下の部分(表
層域)に電磁力を与える。図2に、図1に示す内壁50
を、リニアモータLMF,LMLのコア10F,10L
部で水平に破断した断面を示す。図3には、図2の3A
−3A線拡大断面を示す。鋳型の内壁50は、相対向す
る長辺5F,5Lおよび相対向する短辺6R,6Lで構
成されており、各辺は銅板2F,2L,4R,4Lに、
非磁性ステンレス板1F,1L,3R,3Lを裏当てし
たものである。
リニアモータLMFの電気コイルAF1〜DF12のグ
ループ区分であり、#AL,#BL,#CL,#DL
は、第2リニアモータLMLの電気コイルAL1〜DL
12のグループ区分である。この実施例では、リニアモ
ータLMF,LMLのコア10F,10Lは、鋳型長辺
5F,5Lの実効長(溶鋼MMが接するy方向長さ)よ
りやや長く、それらの全長にスロットが所定ピッチで4
8個切られている。第1リニアモータLMFのコア10
Fの各スロットには、#AFグル−プの電気コイルAF
1〜AF12,#BFグル−プの電気コイルBF1〜B
F12,#CFグル−プの電気コイルCF1〜CF12
および#DFグル−プの電気コイルDF1〜DF12が
装着されている。同様に、第2リニアモータLMLのコ
ア10Lの各スロットには、#ALグル−プの電気コイ
ルAL1〜AL12,#BLグル−プの電気コイルBL
1〜BL12,#CLグル−プの電気コイルCL1〜C
L12および#DLグル−プの電気コイルDL1〜DL
12が装着されている。
ブロック図を示す。図4を参照すると、図2に示したリ
ニアモータLMF,LMLの電気コイルグループ#A
F,#DF,#AL,#DLは第2電源回路20Aに接
続されており、電気コイルグループ#BF,#CF,#
BL,#CLは第1電源回路20Bに接続されている。
第2電源回路20Aおよび第1電源回路20Bは、3相
交流電圧を発生し、それぞれに接続されている各電気コ
イルグループに印加する。図4においては、第2電源回
路20Aおよび第1電源回路20Bが発生する3相交流
電圧の各相(U,V,W)ごとの3本の配線を1本にま
とめて2点鎖線で示し、各電源接点(U11〜U22,V11〜V2
2,W11〜W22)を省略している。図4によれば、ノズル3
0付近の溶鋼MMを挾んで対向する第1リニアモータL
MFの電気コイルグループ#BF,#CFと、第2リニ
アモータLMLの電気コイルグループ#BL,#CLは
同一の電源すなわち、第2電源回路20Aと接続されて
いる。また、第1リニアモータLMFのy方向端部に位
置する電気コイルグループ#AF,#DFと、第2リニ
アモータLMLのy方向端部に位置する電気コイルグル
ープ#AL,#DLが同一の電源すなわち、第1電源回
路20Bと接続されている。
モータLMF,LMLのそれぞれ4つの電気コイルグル
ープは、ノズル30に対向する中央4つの電気コイルグ
ループ#BF,#CF,#BL,#CLと、それらの電
気コイルグループの両脇の電気コイルグループ#AF,
#DF,#AL,#DLとに分岐されて2つの電源回路
20A,20Bに別々に接続されており、電源回路20
A,20Bに与える周波数偏差ΔFdc,電圧指令値Vdc
A1,VdcB2を変えることにより、3相交流電圧の周
波数または電圧を別々に制御することができる。
F及び第2リニアモータLMLの、全電気コイルAF1
〜DF12とAL1〜DL12の、結線および電源回路
20A,20Bとの接続態様を示す。図5に示すリニア
モータLMF及びLMLの結線は、8極のものであり、
各電気コイルに電源回路20A,20Bが発生する3相
交流を通電する。例えば、第1リニアモータLMFの#
AFグル−プの電気コイル(#AF:AF1〜AF1
2)は、図5ではこの順に、u,u,V,V,w,w,
U,U,v,v,W,Wと表す。他の#BF,#CF,
#DFのグループの電気コイル(#BF:BF1〜BF
12),(#CF:CF1〜CF12),(#DF:D
F1〜DF12)も同様である。第2リニアモータLM
Lの#ALグル−プの電気コイル(#AL:AL1〜A
L12)は、図5ではこの順に、u,u,V,V,w,
w,U,U,v,v,W,Wと表す。他の#BL,#C
L,#DLのグループの電気コイル(#BL:BL1〜
BL12),(#CL:CL1〜CL12),(#D
L:DL1〜DL12)も同様である。
(そのままの通電)を、「u」はU相の逆相通電(U相
より180度の位相ずれ通電)を表わし、電気コイル
「U」にはその巻始め端にU相が印加されるのに対し、
電気コイル「u」にはその巻終り端にU相が印加される
ことを意味する。同様に、「V」は3相交流のV相の正
相通電を、「v」はV相の逆相通電を、「W」は3相交
流のW相の正相通電を、「w」はW相の逆相通電を表わ
す。
第1リニアモータLMFの#BFグループ,#CFグル
−プの電気コイルBF1〜BF12,CF1〜CF12
の電源接続端子であり、端子U21,V21,W21は
第1リニアモータLMFの#AFグループ,#DFグル
−プの電気コイルAF1〜AF12,DF1〜DF12
の電源接続端子である。また、端子U12,V12,W
12は第2リニアモータLMLの#BLグループ,#C
Lグル−プの電気コイルBL1〜BL12,CL1〜C
L12の電源接続端子であり、端子U22,V22,W
22は第2リニアモータLMLの#ALグループ,#D
Lグル−プの電気コイルAL1〜AL12,DL1〜D
L12の電源接続端子である。なお、第1リニアモータ
LMF,LMLは、図5に点線矢印により示される長辺
5F,5Lに沿ったy方向の電磁力を溶鋼MMに与えよ
うとするものである。
イルグループ#BF,CFと、第2リニアモータLML
の電気コイルグループ#BL,CLに3相交流を流す、
第2電源回路20Aの構成を示す。3相交流電源(3相
電力線)21には直流整流用のサイリスタブリッジ22
A1が接続されており、その出力(脈流)はインダクタ
25A1およびコンデンサ26A1で平滑化される。平
滑化された直流電圧は3相交流形成用のパワ−トランジ
スタブリッジ27A1に印加され、これが出力する3相
交流のU相が、図5に示す電源接続端子U11,U12
に、V相が電源接続端子V11,V12に、またW相が
電源接続端子W11,W12に印加される。
ループの電気コイルと、第2リニアモータLMLの#B
L,CLグループの電気コイルが、図5に点線矢印で示
す推力を発生するコイル電圧指令値VdcA1が位相角α
算出器24A1に与えられ、位相角α算出器24A1
が、指令値VdcA1に対応する導通位相角α(サイリス
タトリガ−位相角)を算出し、これを表わす信号をゲ−
トドライバ23A1に与える。ゲ−トドライバ23A1
は、各相のサイリスタを、各相のゼロクロス点から位相
カウントを開始して位相角αで導通トリガ−する。これ
により、トランジスタブリッジ27A1には、指令値V
dcA1が示す直流電圧が印加される。
指令値FdcA1で指定された周波数(この実施例では
2.1Hz)の、定電圧3相交流信号を発生して、比較
器29A1に与える。比較器29A1にはまた、三角波
発生器30A1が3KHzの、定電圧三角波を与える。
電源回路20Aに与えられる周波数指令値FdcA1は、
第1電源回路20Bにも与えられる。比較器29A1
は、U相信号が正レベルのときには、それが三角波発生
器30A1が与える三角波のレベル以上のとき高レベル
H(トランジスタオン)で、三角波のレベル未満のとき
低レベルL(トランジスタオフ)の信号を、U相の正区
間宛て(U相正電圧出力用トランジスタ宛て)にゲ−ト
ドライバ28A1に出力し、U相信号が負レベルのとき
には、それが三角波発生器30A1が与える三角波のレ
ベル以下のとき高レベルHで、三角波のレベルを越える
とき低レベルLの信号を、U相の負区間宛て(U相負電
圧出力用トランジスタ宛て)にゲ−トドライバ28A1
に出力する。V相信号およびW相信号に関しても同様で
ある。ゲ−トドライバ28A1は、これら各相,正,負
区間宛ての信号に対応してトランジスタブリッジ27A
1の各トランジスタをオン,オフ付勢する。
には、3相交流のU相電圧が出力され、電源接続端子V
11,V12に同様なV相電圧が出力され、また電源接
続端子W11,W12に同様なW相電圧が出力され、こ
れらの電圧の上ピ−ク/下ピ−ク間レベルはコイル電圧
指令値VdcA1で定まる。この3相電圧の周波数はこの
実施例では周波数指令値FdcA1により2.1Hzであ
る。すなわち、コイル電圧指令値VdcA1で指定された
2.1Hzの3相交流電圧が、図2,図4および図5に
示す第1リニアモータLMFの#BF,#CFグループ
の電気コイルと、第2リニアモータLMLの#BL,#
CLグループの電気コイルに印加される。
F,#DFグループの電気コイルと、第2リニアモータ
LMLの#AL,#DLグループの電気コイルに3相交
流を流す、第1電源回路20Bの構成を示す。この電源
回路20Bの構成は、上述の20Aとほぼ同一である
が、さらに演算回路32B2が備わる。演算回路32B
2には、電源回路20Aに与えられる周波数指令値Fdc
A1が同じく与えられると共に、周波数偏差値(偏差指
令値)ΔFdcが与えられる。演算回路32B2は、周波
数指令値FdcA1に周波数偏差ΔFdcを加算し、周波数
指令値FdcB2(FdcA1+ΔFdc)を生成して3相信
号発生器31B2に出力する。本実施例においては、周
波数偏差ΔFdcに−0.1Hzを与えると、周波数指令
値FdcB2は2.0Hzとなる。コイル電圧指令値VdcA
1,VdcB2,周波数指令値FdcA1および周波数偏差
ΔFdcにそれぞれ基準値が定められており、この実施例
では周波数指令値FdcA1の基準値は2.1Hz,周波
数偏差ΔFdcの基準値は−0.1Hzであるが、これら
の値はすべてオペレ−タが(下記の上位コンピュ−タを
介して)変更又は調整しうる。
2.1Hzに、周波数偏差ΔFdcの基準値が−0.1H
zに設定されているとすると、第1,第2リニアモータ
LMFの#BF,#CF,#BL,#CLグループの電
気コイルに与えられる3相交流電圧の周波数2.1Hzと
は周波数偏差ΔFdc=0.1Hzだけ異る周波数2.0Hz
を指定する周波数指令値FdcB2が、3相信号発生器3
1B2に与えられる。これらの周波数指令値FdcA1
(図6),周波数偏差ΔFdc、さらに前述のコイル電圧
指令値VdcA1(図6)およびコイル電圧指令値VdcB
2(図7)は、図示しない外部の上位コンピュ−タが、
各電源回路20Aおよび20Bに与える。
0Aは、周波数指令値FdcA1及び電圧指令値VdcA1
で指定された周波数,電圧レベルの3相交流電圧を第
1,第2リニアモータLMF,LMLの電気コイルグル
ープ#BF,#CF,#BL,#CLに通電する。第1
電源回路20Bは、周波数偏差ΔFdcにより指定された
分だけ周波数指令値FdcA1に対して偏差のある周波数
指令値FdcB2(図7)を作成し、周波数指令値FdcB
2(図7)及び、電圧指令値VdcB2で指定された電圧
レベルの3相交流電圧を第1,第2リニアモータLM
F,LMLの電気コイルグループ#AF,#DF,#A
L,#DLに通電する。つまり、電気コイルグループ#
BF,#CF,#BL,#CLに通電される3相交流電
圧の周波数と、電気コイルグループ#AF,#DF,#
AL,#DLに通電される3相交流電圧の周波数との間
には常に、周波数偏差ΔFdcで指定される分だけの差が
生じている(ただし、周波数偏差ΔFdc=0の場合に
は、第2電源回路20Aと、第1電源回路20Bの発生
する周波数は同じとなる)。
#BF間,#CF/#DF間,#DL/#CL間および
#BL/#AL間の境界部、すなわち、ノズル30と短
辺6R,6Lとの略中間点、での溶鋼の淀み(溶鋼流動
が小さく1箇所に停滞)の発生状況により、作業者が任
意に選択して入力するオペレータ入力値をもとに、上位
コンピュータが作成するものである。周波数の異る3相
交流電圧が溶鋼MMに与える電磁力は、上記境界部で互
いに干渉して周波数がΔFdcのうなりを生じ、該うなり
により、非定常的な(FdcA1,FdcB2に対して極く
低周波の)推力(方向はy方向)が、上記境界部の溶鋼
に加わる。これにより淀み傾向の溶鋼が流動し、定常流
(FdcA1,FdcB2による推力)域に移動して流され
る。これにより溶鋼MMが1箇所(淀み)に停滞するこ
となく、リニアモータLMF,LMLの付与する長辺5
F,5Lに沿った駆動力(推力)に従って常に鋳型内を
流動(図5では時計方向)しており、鋳型の長辺表面が
常時拭われるので、拭い効果が高い。
9に、図8に示す第2実施例の第1リニアモータLMF
と、第2リニアモータLMLの、全電気コイルAF1〜
DF12とAL1〜DL12の結線、および電源回路2
0A,20Bとの接続態様を示す。図8においては、3
相交流の各相(U,V,W)ごとの3本の配線を1本に
まとめて2点鎖線で示し、各電源接点(U11〜U22,V11〜
V22,W11〜W22)を省略している。第2実施例の第1リニ
アモータLMF(図1,図2),第2リニアモータLM
L(図1,図2)、また、第1,第2リニアモータLM
F,LMLに装着された電気コイルのグループ#AF,
#BF,#CF,#DF,#AL,#BL,#CL,#
DL内における電気コイルAF1〜DF12とAL1〜
DL12の電気コイル区分、各電気コイルグループ内に
おける結線、さらに第2電源回路20A(図6)及び、
第1電源回路20B(図7)の構成は第1実施例に準じ
る。
コイルグループ#AF,#BF,#CF,#DF,#A
L,#BL,#CL,#DLと、第2電源回路20A
(図6),第1電源回路20B(図7)との接続態様で
ある。すなわち、第2実施例においては、第1,第2リ
ニアモータLMF,LMLの電気コイルグループ#A
F,#BF,#AL,#BLが第2電源回路20Aに接
続されており、電気コイルグループCF,#DF,#C
L,#DLが第1電源回路20Bと結合されている。
モータLMFの電気コイルグループ#AF,#BFと、
ノズル30を境に短辺6L側の第2リニアモータLML
の電気コイルグループ#AL,#BLは、電源接点U1
1,V11,W11,U12,V12,W12を介して
同一の電源すなわち、第2電源回路20Aと接続されて
いる(図9)。また、第1リニアモータLMFの、ノズ
ル30を境に短辺6L側の電気コイルグループ#CF,
#DFと、第2リニアモータLMLの、ノズル30を境
に短辺6R側の電気コイルグループ#CL,#DLは、
電源接点U21,V21,W21,U22,V22,W
22を介して同一の電源すなわち、第1電源回路20B
と接続されている。
モータLMF,LMLの8つの電気コイルグループは、
ノズル30を中心に線対称に位置する電気コイルグルー
プどうしすなわち、電気コイルグループ#AF,#B
F,#AL,#BLと、電気コイルグループ#CF,#
DF,#CL,#DLとに分岐されて電源回路20A,
20Bにそれぞれ接続されており、電源回路20A,2
0Bに与える周波数偏差ΔFdc,電圧指令値VdcA1,
VdcB2を変えることにより、3相交流電圧の周波数,
電圧を別々に制御することができる。
構成は、先に図6に示した第1実施例と同一である。電
源回路20Aにより、電源接続端子U11,U12に
は、3相交流のU相電圧が出力され、電源接続端子V1
1,V12に同様なV相電圧が出力され、また電源接続
端子W11,W12に同様なW相電圧が出力され、これ
らの電圧の上ピ−ク/下ピ−ク間レベルはコイル電圧指
令値VdcA1で定まる。また、この3相電圧の周波数
は、周波数指令値FdcA1により指定された値例えば
2.1Hzである。すなわち、コイル電圧指令値VdcA
1で指定された2.1Hzの3相交流電圧が、図8およ
び図9に示す第1,第2リニアモータLMF,LMLの
#AF,#BF,#AL,#BLグループの電気コイル
に印加される。また、電源回路20Bの構成は、先に図
7に示した第1実施例と同一である。電源回路20Bの
演算回路32B2は、電源回路20Aより出力されてく
る周波数指令値FdcA1に周波数偏差ΔFdcを加算し、
周波数指令値FdcB2(FdcA1+ΔFdc)として3相
信号発生器31B2に出力する(図7)。周波数偏差Δ
Fdcは例えば−0.1Hzである。従って、周波数指令値
FdcB2は2.0Hzである。すなわち、第1,第2リニ
アモータLMF,LMLの#AF,#BF,#AL,#
BLグループの電気コイルに与えられる3相交流電圧の
周波数(2.1Hz)とは周波数偏差ΔFdc(−0.1H
z)だけ異る周波数(2.0Hz)の3相交流電圧を発生
する周波数指令値FdcB2が、3相信号発生器31B2
に与えられる。すると、コイル電圧指令値VdcB2で指
定された2.0Hzの3相交流電圧が、図8および図9
に示す第1リニアモータLMFの#CF,#DFグルー
プの電気コイルと、第2リニアモータLMLの#CL,
#DLグループの電気コイルに印加される。なお、これ
らの周波数指令値FdcA1(図6),周波数偏差ΔFd
c、さらに前述のコイル電圧指令値VdcA1(図6)お
よびコイル電圧指令値VdcB2(図7)は、図示しない
外部の上位コンピュ−タが、各電源回路20Aおよび2
0Bに与えるものである。
指令値FdcA1及び電圧指令値VdcA1で指定された周
波数,電圧レベルの3相交流電圧を第1,第2リニアモ
ータLMF,LMLの電気コイルグループ#AF,#B
F,#AL,#BLに通電する。第1電源回路20B
は、周波数偏差ΔFdcにより指定された分だけ周波数指
令値FdcA1に対して偏差のある周波数指令値FdcB2
(図7)を作成し、周波数指令値FdcB2(図7)及
び、電圧指令値VdcB2で指定された電圧レベルの3相
交流電圧を第1,第2リニアモータLMF,LMLの電
気コイルグループ#CF,#DF,#CL,#DLに通
電する。つまり、電気コイルグループ#AF,#BF,
#AL,#BLに通電される3相交流電圧の周波数と、
電気コイルグループ#CF,#DF,CL,#DLに通
電される3相交流電圧の周波数との間には常に、周波数
偏差ΔFdcで指定される分だけの差が生じている(ただ
し、周波数偏差ΔFdc=0の場合は、第2電源回路20
Aと、第1電源回路20Bの発生する周波数は同じとな
る)。周波数偏差ΔFdcは、#BF/#CF間および#
CL/#BL間の境界部すなわちノズル30周りの、溶
鋼の淀み(溶鋼流動が小さく停滞)の発生状況により、
作業者が任意に選択して入力するオペレータ入力値をも
とに、上位コンピュータが作成するものである。周波数
の異る3相交流電圧が溶鋼MMに与える電磁力は、上記
境界部すなわちノズル30周りで互いに干渉して周波数
がΔFdcのうなりを生じ、該うなりにより、非定常的な
(FdcA1,FdcB2に対して極く低周波の)推力(方
向はy方向)が、ノズル30周りの溶鋼に加わる。これ
により淀み傾向の溶鋼が流動し、定常流(FdcA1,F
dcB2による推力)域に移動して流される。これにより
溶鋼MMがノズル周りに停滞することなく、リニアモー
タLMF,LMLの付与する長辺5F,5Lに沿った駆
動力(推力)に従って常に鋳型内を流動(図9では時計
方向)しており、鋳型の長辺表面が常時拭われるので、
拭い効果が高い。
断面を示す斜視図である。
した拡大横断面図である。
ク図である。
図である。
示す電気回路図である。
示す電気回路図である。
ク図である。
す電気回路図である。
L:銅板 5F,5L:長辺 6R,6
L:短辺 10F,10L:コア 20A,2
0B:電源回路 21:三相交流信号発生器 30:注湯
ノズル 40:水箱 50:鋳型
の内壁 LMF,LML:リニアモ−タ MM:溶鋼 PW:パウダ SB:鋳片 AF1〜AF12:#AFグル−プの電気コイル BF1〜BF12:#BFグル−プの電気コイル CF1〜CF12:#CFグル−プの電気コイル DF1〜DF12:#DFグル−プの電気コイル AL1〜AL12:#ALグル−プの電気コイル BL1〜BL12:#BLグル−プの電気コイル CL1〜CL12:#CLグル−プの電気コイル DL1〜DL12:#DLグル−プの電気コイル U11,V11,W11:第2電源回路20Aの電源接続端子 U12,V12,W12:第2電源回路20Aの電源接続端子 U21,V21,W21:第1電源回路20Bの電源接続端子 U22,V22,W22:第1電源回路20Bの電源接続端子
Claims (4)
- 【請求項1】溶融金属を取り囲む鋳型辺の一辺に沿うy
方向に延びる電磁石コアと、該電磁石コアに装着された
複数個の電気コイルでなる第1グル−プの電気コイル
と、該第1グル−プの電気コイルと隣り合って前記電磁
石コアに装着された複数個の電気コイルでなる第2グル
−プの電気コイルと、を含むリニアモ−タ;前記 第1グル−プの電気コイルに、y方向に沿う移動磁
界を発生するための多相交流電圧を通電する第1組の通
電手段;前記 第2グル−プの電気コイルに、第1グル−プの電気
コイルが発生する移動磁界の方向と同方向の移動磁界を
発生するための多相交流電圧を通電する第2組の通電手
段;および、前記 第1組の通電手段が第1グル−プの電気コイルに通
電する多相交流電圧の周波数と、前記第2組の通電手段
が第2グル−プの電気コイルに通電する多相交流電圧の
周波数との間の周波数差を設定する周波数設定手段;を
備える溶融金属の流動制御装置。 - 【請求項2】溶融金属を取り囲む鋳型辺の一辺に沿うy
方向に延びる第1電磁石コアと、該第1電磁石コアに装
着された複数個の電気コイルでなる第1グル−プの電気
コイルと、該第1グル−プの電気コイルと隣り合って前
記第1電磁石コアに装着された複数個の電気コイルでな
る第2グル−プの電気コイルと、を含む第1リニアモ−
タ; 溶融金属を取り囲む鋳型辺の、前記一辺に対向する辺に
沿うy方向に延びる第2電磁石コアと、該第2電磁石コ
アに装着された複数個の電気コイルでなる第1グル−プ
の電気コイルと、該第1グル−プの電気コイルと隣り合
って前記第2電磁石コアに装着された複数個の電気コイ
ルでなる第2グル−プの電気コイルと、を含む、鋳型を
間に置いてx方向で第1リニアモ−タに対向する第2リ
ニアモ−タ;前記 第1および第2リニアモ−タの前記第1グル−プの
電気コイルに、y方向に沿うが逆方向の移動磁界を発生
するための多相交流電圧を通電する第1組の通電手段;前記 第1および第2リニアモ−タの前記第2グル−プの
電気コイルに、前記第1グル−プの電気コイルが発生す
る移動磁界の方向と同方向の移動磁界を発生するための
多相交流電圧を通電する第2組の通電手段;および、前記 第1組の通電手段が前記第1グル−プの電気コイル
に通電する多相交流電圧の周波数と、前記第2組の通電
手段が前記第2グル−プの電気コイルに通電する多相交
流電圧の周波数との間の周波数差を設定する周波数設定
手段;を備える溶融金属の流動制御装置。 - 【請求項3】y方向は鋳型長辺に沿う水平方向であり、
第1および第2グル−プの電気コイルのy方向境界位置
は、鋳型に溶融金属を注入するノズルと鋳型短辺とのy
方向中間位置である、請求項1又は請求項2記載の溶融
金属の流動制御装置。 - 【請求項4】第1および第2グル−プの電気コイルのy
方向境界位置は、鋳型に溶融金属を注入するノズルのy
方向位置である、請求項1又は請求項2記載の溶融金属
の流動制御装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16622796A JP3533042B2 (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 溶融金属の流動制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP16622796A JP3533042B2 (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 溶融金属の流動制御装置 |
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JPH105946A JPH105946A (ja) | 1998-01-13 |
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Family
ID=15827476
Family Applications (1)
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JP16622796A Expired - Fee Related JP3533042B2 (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 溶融金属の流動制御装置 |
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JP5018144B2 (ja) * | 2007-03-09 | 2012-09-05 | Jfeスチール株式会社 | 鋼の連続鋳造方法 |
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1996
- 1996-06-26 JP JP16622796A patent/JP3533042B2/ja not_active Expired - Fee Related
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