JP3532731B2 - 光ディスクオートチェンジャー - Google Patents
光ディスクオートチェンジャーInfo
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Description
クを交換して再生又は記録を行うための光ディスクオー
トチェンジャーに関する。
等、複数枚のディスクを装置内で自動的に交換して音響
再生する用途に関して、カラオケ等の曲を収録した複数
枚の光ディスクを装置内に収納しておき、再生しようと
する光ディスクをディスク搬送手段でディスクの再生部
に搬送し装着して、光ディスクの再生又は記録を行う光
ディスクオートチェンジャーが、用いられている。
ザ、光ピックアップの対物レンズ等の光学系部品を用い
るが、対物レンズ等に、空気中の塵埃、タバコの煙(タ
ール)等が付着することがある。
トチェンジャーでは、光ピックアップのケースに対物レ
ンズ用の開口を有するため、光ディスクオートチェンジ
ャー内に侵入した埃、タバコのタール等の粘性物質等
が、特にディスク再生手段にディスクを装着していない
ときに、光ピックアップのレンズに付着してしまうとい
う問題点があった。
汚れ等が付着すると、ディスク再生手段は、光ディスク
の記録情報を十分に読み取ることができなくなり、再生
性能が劣化し、光ピックアップを取り替える必要が生じ
る。
いて、光ピックアップの対物レンズ等の光学系部品をク
リーニングする場合には、例えば、ねじ止めされた装置
のカバーを取り外し装置本体を開けて行うため、クリー
ニングの保守作業に手間を要するとともに、装置のカバ
ーを開けたときに、空気中の塵埃やタバコの煙等が装置
内に入ってしまうことがあった。
たオートチェンジャは、ディスクカートリッジのオート
チェンジャ装置において、カートリッジ収納棚の所定箇
所にディスクカートリッジの外形構造を持つクリーニン
グカートリッジを収納し、必要時にキャリヤによってデ
ィスクカートリッジのドライブ装置に装填し、ドライブ
装置の光学系部品をクリーニングするように構成したも
のである。
たオートチェンジャの構成は、光学系部品に付着した汚
れを後からクリーニングするものであり、光学系部品へ
の汚れの付着を防止するものではなかった。
の不使用時に、空気中の塵埃、タバコの煙等の汚れが、
光ピックアップの対物レンズ等光学系部品に付着するこ
とを未然に防ぎ、クリーニング等の保守作業を要する機
会を低減するための保護ディスクを装置内に収納したデ
ィスクオートチェンジャーを提供するものである。
の光ディスクオートチェンジャーは、複数枚の光ディス
クを収納するディスク収納部と、光ディスクの記録又は
再生を行う光ピックアップを備えたディスク記録再生部
と、光ディスクを前記ディスク収納部と前記ディスク記
録再生部の間において搬送するディスク搬送部と、前記
ディスク記録再生部及び前記ディスク搬送部を制御する
制御部とを備えた光ディスクオートチェンジャーにおい
て、前記ディスク記録再生部に装着されたとき初期位置
にある前記光ピックアップの対物レンズと接する位置に
リング状弾性部を有する保護ディスクを更に備え、前記
制御部は、電源遮断操作があるとき、前記ディスク搬送
部が前記保護ディスクを前記ディスク収納部から前記デ
ィスク記録再生部に搬送し前記ディスク記録再生部に装
着した後、電源を遮断する制御をすることを特徴とす
る。
トチェンジャーは、複数枚の光ディスクを収納するディ
スク収納部と、光ディスクの記録又は再生を行う光ピッ
クアップを備えたディスク記録再生部と、光ディスクを
前記ディスク収納部と前記ディスク記録再生部の間にお
いて搬送するディスク搬送部と、前記ディスク記録再生
部及び前記ディスク搬送部を制御する制御部とを備えた
光ディスクオートチェンジャーにおいて、前記ディスク
記録再生部に装着されたとき初期位置にある前記光ピッ
クアップの対物レンズと接する位置にリング状弾性部を
有する保護ディスクを更に備え、前記制御部は、前記デ
ィスク記録再生部が光ディスクの記録又は再生を終了し
た後に記録又は再生する光ディスクあるいはトラックの
入力操作がないとき、前記ディスク搬送部が記録又は再
生を終了した光ディスクを前記ディスク収納部に搬送し
前記保護ディスクを前記ディスク収納部から前記ディス
ク記録再生部に搬送し装着する制御をすることを特徴と
する光ディスクオートチェンジャー。
チェンジャーの一実施例の構成をブロック図として示
す。光ディスクオートチェンジャー１は、光ディスク２
及び保護ディスク３を収納するディスク収納部４、ディ
スク収納部４とディスク再生部６との間で光ディスク２
及び保護ディスク３を搬送するディスク搬送機構５、デ
ィスク再生部６を制御する制御部７、制御部７への操作
入力を行う操作部８、制御部７から表示を行う表示部
９、制御部７に接続された記憶部(メモリ)１０を備えて
いる。
生信号を出力する。再生信号が音響信号であれば、アン
プ１１で所望の音量に増幅し、スピーカ１２で音響出力
する。再生信号が映像信号又は文字信号であればディス
プレイ１３へ入力して画面表示する。ディスク再生部６
は、再生用として構成することもできるほか、記録機能
を設けたディスク記録再生部の構成とすることもでき
る。
所にアドレス番号を付与し、制御部７はディスク収納部
８に備えた図示しないアドレス番号検出部を介して各デ
ィスクの収納場所を認識する。
作部８から再生する光ディスク２のアドレス番号(A1,A
2,・・・,An,ここでnは2以上の整数)を入力し、再生開始入
力する。アドレス番号を入力せずに再生開始入力した場
合には、制御部７で初期値として設定されたアドレス番
号(例えば、１番目のアドレスA1)が入力されたとして処
理する。
ィスク２をディスク再生部６へ搬送するようにディスク
搬送機構５へ指示信号を送り、ディスク搬送機構５は、
入力されたアドレス番号の場所の光ディスク２をディス
ク収納部４から取り出して搬送しディスク再生部６に装
着する。ディスク再生部６は装着された光ディスク２の
再生を開始し、再生出力信号が音響信号であればアンプ
１１へ、映像信号又は文字信号であればディスプレイ１
３へ出力する。
の回転が停止すると、制御部７からの制御によって、デ
ィスク搬送機構５はディスク再生部６に装着されていた
光ディスク２を取り出し、搬送してディスク収納部４の
元のアドレス番号の場所に収納する。この元のアドレス
番号は光ディスク２をディスク収納部４から取り出すと
きに制御部７で検出して記憶部１０に記憶し、光ディス
ク２がディスク収納部４に収納し終わるまで記憶してい
る。
再生部６に装着する場合には、ディスク収納部４の保護
ディスク３を収納した場所のアドレス番号(図１ではAn)
を入力する。アドレス番号(An)が制御部７に入力され、
制御部７からの制御によって、ディスク搬送機構５は、
このときディスク再生部６に光ディスク２が装着されて
いればディスク収納部４へ搬送して収納した後、保護デ
ィスク３をディスク収納部４のアドレスAnの収納場所か
ら取り出して搬送し、ディスク再生部６に装着する。
例えば、保護ディスクの入っているディスク収納部の収
納場所を示すアドレス番号を入力して再生(PLAY)ボタン
を押す方法、又は保護ディスクを装着する操作専用に設
けたボタンを押す方法によって行うことができる。保護
ディスク３の収納場所をアドレスＡｎに決めて制御部７
に設定して記憶部８に記憶しておけば、常に保護ディス
ク３はディスク収納部４のアドレスＡｎに出し入れされ
る。
した場合、制御部７は、表示部９へ、又はディスク再生
部６を介してディスプレイ１３へ、保護ディスク３を装
着したことを表示出力する。または、保護ディスク３を
ディスク再生部６へ装着した場合、制御部７は、ディス
ク再生部６を介して、アンプ１１、スピーカ１２へ、保
護ディスク３を装着したことを音声出力する。
ャーに用いる保護ディスクの一実施例の構成を示す。図
２の(ａ)は保護ディスクの上面図であり、(ｂ)は保護デ
ィスクの側面図である。ここでは主としてＣＤ(Compact
Disc)の保護ディスクについて説明するが、後述するよ
うに、ＬＤ等の他の光ディスクを用いる光ディスクオー
トチェンジャーにも適用することができる。保護ディス
ク３ａは通常の光ディスクと同様の円盤状のディスク部
材１４に対して、同心にリング状の弾性体部材１５を貼
り付けて構成する。リング状弾性体部材１５の半径方向
寸法(リング幅)は、ディスク再生時に光ピックアップが
再生開始する光ディスクの初期位置(リードイン)に相対
して、光ピックアップの対物レンズ、開口部等をカバー
する程度の寸法とすればよい。
ィスク部材３ａと光ピックアップとの間隔に応じて決定
する。具体的には、ＣＤの場合には、一例として、リン
グ状の弾性体部材の内径半径(r2)を２０ｍｍ、外径半径
(r1)を３０ｍｍのリング幅として厚さを４ｍｍとした弾
性体部材１５を用いる。弾性体部材１５の材質は、例え
ば、柔らかいスポンジで構成し好ましくは導電性を有す
るものとする。弾性体部材１５を導電性とすることによ
り、静電気の帯電を防止し、静電気による埃の付着や、
静電気の光ピックアップ等への放電を防止することがで
きる。
発泡プラスチック弾性体の表面に、銅、銀等の金属粒子
又はカーボンブラック粒子等の導電性粒子を定着させた
ものを利用することができる。その組成、材料、製法等
の詳細は、例えば、特開平２−２２８３５７号公報、特
開平２−１１７９３２号公報に開示されている。なお、
ディスク部材１４にオーディオデータ等の情報は記録さ
れている必要はない。
にディスク部材１４に導電性材料のディスクを用いて、
静電気等の帯電を防止することができる。導電性のディ
スクはディスク再生部６に装着されると、ディスク再生
部６のターンテーブル、回転軸等の導電性部材に接触し
て、弾性体部材又はディスク部材の帯電を除去すること
ができる。
性とした場合、ディスク収納部４に静電気を除去するた
めの導電性部材(導電性刷毛等)を設け、この導電性部材
を弾性体部材又はディスク部材に接触させて、弾性体部
材又はディスク部材の帯電を除去することができる。
ディスク再生部６の光ピックアップレンズを保護する状
態を図３を用いて説明する。図３は本発明の光ディスク
オートチェンジャーのディスク再生部の一実施例を示す
図であり、(ａ)は保護ディスク３ａをディスク再生部６
に装着した状態を示し、(ｂ)は光ディスク２をディスク
再生部６に装着した状態を示す。
ク再生部６ａに装着して再生を行う場合、光ディスク２
は、光ディスクを回転させるためのスピンドルモータ２
３の回転軸に固着されたターンテーブル２４上に同軸に
載置される。ターンテーブル２４とクランパー２５とで
光ディスク２の中心孔を介して固定保持される。光ディ
スク２の再生又は記録を行うための光ピックアップ２０
は、図示しない駆動部によって、シャフト２１を摺動し
てディスク半径方向(矢印H,I)に水平移動される。光デ
ィスク２の情報領域の記録情報を再生する場合、光ピッ
クアップ２０は光ディスクの内周側の再生初期位置(リ
ードイン)に水平移動されて、光ディスク２を回転させ
るためにスピンドルモータ２３に駆動電圧を印加する。
報領域に記録された情報を読み取りながら、光ディスク
２の外周側方向(矢印I)へシャフト２１に沿って移動す
る。光ピックアップ２０には、再生又は記録用のレーザ
光を光ディスクに照射し、かつ、照射レーザ光の光ディ
スクからの反射光を受けるための対物レンズで２０ｂを
囲むように、ピックアップケース２０ａが取り付けられ
ている。光ディスク２の記録情報を読み取るために、光
ディスク２の記録面に対して垂直な方向(矢印J,K)に対
物レンズ２０ｂを移動可能とするように、ピックアップ
ケース２０ａは対物レンズ２０ｂの周囲に開口を有す
る。
ィスク再生部６ａに装着する場合、保護ディスク３ａ
は、光ディスクを回転させるためのスピンドルモータ２
３の回転軸に固着されたターンテーブル２４上に同軸に
載置される。ターンテーブル２４とクランパー２５とで
ディスク部材１４の中心孔１４ｂを介して固定保持され
る。光ディスクの再生又は記録を行うための光ピックア
ップ２０は、図示しない駆動部によって、シャフト２１
を摺動してディスク半径方向(矢印H,I)に水平移動され
る。ディスク部材１４の情報領域１４ａの記録情報を再
生する場合、光ピックアップ２０は光ディスクの内周側
の再生初期位置(リードイン)に水平移動されて、保護デ
ィスク３ａを回転させるためにスピンドルモータ２３に
駆動電圧を印加する。
に設けた弾性体部材１５の存在のため、光ピックアップ
２０は情報領域１４ａの記録情報を読み取ることができ
ない。通常、ＣＤ、ＬＤ等の既存の光ディスク再生部ま
たはその制御部には、信号が読み取れないときには、デ
ィスクの回転を停止させる機能が備えられている。光ピ
ックアップ２０による信号読み取りの可否の判別は、ご
く短時間(数百ミリ秒程度)で完了する。そのため、スピ
ンドルモータ２３への駆動電圧印加は停止される。
５とピックアップケース２０ａとの面圧による摩擦力も
あって、保護ディスク３ａを回転させるに足りるほどス
ピンドルモータ２３の回転力(トルク)が上昇する前に行
われる。その結果、保護ディスク３ａは回転することな
く、その弾性体部材１５が光ピックアップ２０のピック
アップケース２０ａの開口を塞ぎ、対物レンズ２０ｂを
保護する。
ィスク再生装置とした実施例について述べたが、光ディ
スク２に記録可能な光ディスクを適用し、ディスク再生
部を、記録用レーザ光を入力し記録再生兼用の光学系を
介して光ディスクにレーザ光を照射して記録を行う記録
機能を設けたディスク記録再生部として用いて、ディス
ク記録及び再生に用いることができる。また、ディスク
再生部に換えて、光学系を備えたディスク記録部を設け
て、ディスク記録専用の装置として実施することができ
る。
一実施例の処理動作をフローチャート図として示す。開
始して(Ｓ１)、光ディスクオートチェンジャー１の電源
を切る(ＯＦＦする)操作入力が操作部８からあると(Ｓ
２でＹＥＳ)、制御部７はディスク再生部６に保護ディ
スク３が装着されているかどうか装着状況を確認し(Ｓ
３)、保護ディスク３が再生部に装着されていない場合
には(Ｓ３でＹＥＳ)、ディスク搬送機構５により保護デ
ィスク３をディスク再生部６へ搬送し(Ｓ４)装着する
(Ｓ５)。
した後、保護ディスク３を装着したことを使用者に知ら
せるために、制御部７は表示部９へ保護ディスク３の装
着表示(お知らせ表示)をするか、または記憶部１０から
お知らせ表示用の文字データを読み出してディスク再生
部６を介してディスプレイ１３へ装着表示(お知らせ表
示)する(Ｓ６)。あるいは、保護ディスクの装着を知ら
せる音声信号(お知らせ音声)を記憶部１０に記憶した音
声データから読み出してディスク再生部６、アンプ１１
を介して、スピーカ１２へ出力する。制御部７は、光デ
ィスクオートチェンジャー１の電源をＯＦＦして(Ｓ
７)、処理終了する(Ｓ８)。
ディスクチェンジャーの他の実施例の処理動作をフロー
チャート図として示す。開始して(ＳＴ１)、光ディスク
２の再生を行い(ＳＴ２)、光ディスクに記録された、音
声信号、映像信号、文字信号等の記録信号が再生され、
光ディスクオートチェンジャー１から出力される。
は光ディスクの再生動作状況を監視し(ＳＴ３)、光ディ
スクの再生を終了した後(ＳＴ３でＹＥＳ)、制御部７
は、次に再生する光ディスク２又は今再生した光ディス
ク２上の曲や記録信号(トラック)等が操作部８から再生
指示入力されているかどうかを確認する(ＳＴ４)。次に
再生する光ディスク、曲、トラック等の指示入力があれ
ば(ＳＴ４でＹＥＳ)、ＳＴ２のディスク再生へ戻り、次
のディスク、曲、トラック等の再生を行う。
指示入力がなければ(ＳＴ４でＮＯ)、再生を終了した光
ディスク２をディスク搬送機構５によってディスク収納
部４へ搬送し収納し、続けて保護ディスクをディスク再
生部へ搬送し(ＳＴ５)ディスク再生部６に装着する(Ｓ
Ｔ６)。
した後、保護ディスク３を装着したことを使用者に知ら
せるために、制御部７は表示部９へ保護ディスク３の装
着表示(お知らせ表示)をするか、または記憶部１０から
お知らせ表示用の文字データを読み出してディスク再生
部６を介してディスプレイ１３へ装着表示(お知らせ表
示)をする(ＳＴ７)。あるいは、保護ディスクの装着を
知らせる音声信号(お知らせ音声)を記憶部１０に記憶し
た音声データから読み出してディスク再生部６、アンプ
１１を介して、スピーカ１２へ出力する。ここで再生後
の処理動作を終了する(ＳＴ８)。
６に装着した状態で、操作部８から光ディスク２の再生
指示入力があれば、保護ディスク３はディスク搬送機構
５によってディスク収納部４に搬送され収納され、続け
て、再生指示された光ディスク２がディスク搬送機構５
によってディスク再生部６に搬送し装着されて、再生を
開始する。
は、記憶部(メモリ)１０に記憶しておき、制御部７によ
って読み出して、再生出力する。保護ディスクの装着動
作は、光ディスクオートチェンジャーの内部動作であっ
て直接目視で確認することができないので、お知らせ表
示又はお知らせ音声の出力により、保護ディスクの装着
状況を知ることができる。
保護ディスクをディスク再生部に装着することにより、
光ディスクオートチェンジャーを使用するため電源が入
っている場合の光ディスクの再生を行わない期間に光ピ
ックアップ等の光学系部品への埃や汚れが付着すること
を防止し、性能の劣化を抑えることができる。
アップの対物レンズ及び対物レンズを支持、駆動するア
クチュエータに対して、弾性体部材に接触した状態で水
平方向に力が加わるような無理がかかることがない。弾
性体部材を導電性とすることによって、弾性体部材の静
電気帯電による埃の付着を防止することができ、帯電し
た静電気の装置内での放電を防止することができる。
明したが、ＣＤ以外の光ディスクのオートチェンジャー
にも本発明を適用して実施することができる。例えば、
映像記録等に用いられるＬＤ(Laser Disc)の場合には、
信号を記録する情報領域(プログラムエリア)が始まる半
径位置はディスクの中心から55mmのところなので、リン
グ状弾性体部材のカバー範囲を半径53mm〜63mmとすれば
良い。
備えた光ディスク再生装置に適用した例をあげたが、本
発明は、光ディスク再生部に換えて光ディスク記録部を
備えた光ディスク記録装置に適用して実施することがで
きる。また、本発明は、光ディスク再生部及び光ディス
ク記録部を備えた光ディスク記録再生装置、又は光ディ
スク記録再生部を備えた光ディスク記録再生装置に適用
して実施することができる。
ジャーによれば、光ディスクオートチェンジャーに特別
な保護機構等を設けることなく、収納部に保護ディスク
を収納して、光ピックアップ等の光学系を保護すること
ができる。
ジャーによれば、光ディスクオートチェンジャーに特別
な保護機構等を設けることなく、収納部に保護ディスク
を収納して、制御部のマイコン(マイクロコンピュー
タ、ＣＰＵ(Central ProcessingUnit))等の制御プログ
ラムを設定することにより、手動の操作を不要として自
動的に光ピックアップ等の光学系を保護することができ
る。
ジャーによれば、光ディスクオートチェンジャーの電源
を遮断するときに保護ディスクを装着して、保護ディス
クの弾性体部材が光ピックアップケースのレンズ用開孔
部を閉塞するので、開口部から塵埃等が侵入することを
防止し、光ディスク再生部の性能劣化を防止することが
できる。
ジャーによれば、光ディスクオートチェンジャーの再生
終了後に保護ディスクを装着して、保護ディスクの弾性
体部材が光ピックアップケースのレンズ用開孔部を閉塞
するので、再生しない期間に開口部から塵埃等が侵入す
ることを防止し、光ディスク再生部の性能劣化を防止す
ることができる。
ジャーによれば、光ディスクの交換又は光ディスクオー
トチェンジャーの保守等のために光ディスクオートチェ
ンジャーのカバーを開ける場合、周囲から光ディスク再
生部の開口部への塵埃等の侵入、光学系部品への塵埃等
の付着を防止し、光ディスク再生部の性能劣化を防止す
ることができる。
によれば、光ディスクオートチェンジャーの使用後に保
護ディスクを装着することにより、光ピックアップのレ
ンズ等の光ディスク再生部の光学系部品への埃や汚れ等
の付着を防止して、光学系の性能劣化を防止することが
できる。
施例の構成を示すブロック図である。
ディスクの一実施例を示す外形図である。
スク再生部の一実施例を示す図である。(ａ)は保護ディ
スクを装着した状態を示す図であり、(ｂ)は光ディスク
を装着した状態を示す図である。
施例の処理動作を示すフローチャート図である。
施例の処理動作を示すフローチャート図である。
Claims (2)
- 【請求項１】複数枚の光ディスクを収納するディスク収
納部と、光ディスクの記録又は再生を行う光ピックアッ
プを備えたディスク記録再生部と、光ディスクを前記デ
ィスク収納部と前記ディスク記録再生部の間において搬
送するディスク搬送部と、前記ディスク記録再生部及び
前記ディスク搬送部を制御する制御部とを備えた光ディ
スクオートチェンジャーにおいて、 前記ディスク記録再生部に装着されたとき初期位置にあ
る前記光ピックアップの対物レンズと接する位置にリン
グ状弾性部を有する保護ディスクを更に備え、前記制御
部は、電源遮断操作があるとき、前記ディスク搬送部が
前記保護ディスクを前記ディスク収納部から前記ディス
ク記録再生部に搬送し前記ディスク記録再生部に装着し
た後、電源を遮断する制御をすることを特徴とする光デ
ィスクオートチェンジャー。 - 【請求項２】複数枚の光ディスクを収納するディスク収
納部と、光ディスクの記録又は再生を行う光ピックアッ
プを備えたディスク記録再生部と、光ディスクを前記デ
ィスク収納部と前記ディスク記録再生部の間において搬
送するディスク搬送部と、前記ディスク記録再生部及び
前記ディスク搬送部を制御する制御部とを備えた光ディ
スクオートチェンジャーにおいて、 前記ディスク記録再生部に装着されたとき初期位置にあ
る前記光ピックアップの対物レンズと接する位置にリン
グ状弾性部を有する保護ディスクを更に備え、前記制御
部は、前記ディスク記録再生部が光ディスクの記録又は
再生を終了した後に記録又は再生する光ディスクあるい
はトラックの入力操作がないとき、前記ディスク搬送部
が記録又は再生を終了した光ディスクを前記ディスク収
納部に搬送し前記保護ディスクを前記ディスク収納部か
ら前記ディスク記録再生部に搬送し装着する制御をする
ことを特徴とする光ディスクオートチェンジャー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12321597A JP3532731B2 (ja) | 1997-04-25 | 1997-04-25 | 光ディスクオートチェンジャー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12321597A JP3532731B2 (ja) | 1997-04-25 | 1997-04-25 | 光ディスクオートチェンジャー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10302368A JPH10302368A (ja) | 1998-11-13 |
| JP3532731B2 true JP3532731B2 (ja) | 2004-05-31 |
Family
ID=14855058
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12321597A Expired - Lifetime JP3532731B2 (ja) | 1997-04-25 | 1997-04-25 | 光ディスクオートチェンジャー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3532731B2 (ja) |
-
1997
- 1997-04-25 JP JP12321597A patent/JP3532731B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10302368A (ja) | 1998-11-13 |
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