JP3532000B2 - 立体視用チャート板 - Google Patents

立体視用チャート板

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JP3532000B2 JP12815195A JP12815195A JP3532000B2 JP 3532000 B2 JP3532000 B2 JP 3532000B2 JP 12815195 A JP12815195 A JP 12815195A JP 12815195 A JP12815195 A JP 12815195A JP 3532000 B2 JP3532000 B2 JP 3532000B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、偏光軸を90゜ずら
した一対のチャートを視差が生ずる分だけずらして隣接
配置した立体視用チャート板に関するものである。 【0002】 【従来の技術】この種の立体視用チャート板としては、
例えば図3(c)に示した様に、例えば微小な正方形状の
ガラス板1に同一形状の偏光パターン(偏光チャート)
2,3を設けたチャート板Aが考えられている。 【0003】この偏光パターン2,3は、図3(a)の如
くガラス板1にエッチング等でパターン穴2a,3a
(図ではスリット状孔)を形成し、このパターン穴2
a,3aを覆うように偏光フィルター2b,3bをガラ
ス板1に張り付けたものである。尚、この偏光フィルタ
ー2b,3bは偏光方向(偏光軸)が互いに90゜ずれ
ている。 【0004】この様なチャート板Aを用いての立体視検
査時には、チャート板Aを背面からランプ4により照明
することにより、偏光フィルター2b,3bを透過した
偏光光束を偏光フィルター5,6を介して被検者の左右
眼EL,ERで視認させるようにしている。この際、偏光
フィルター2bを透過して偏光された偏光光束(偏光パ
ターン2)は偏光軸が偏光フィルター2bと同方向の偏
光フィルター5を介して被検者の左眼で視認させられる
と共に、偏光フィルター3bを透過して偏光された偏光
光束(偏光パターン3)は偏光軸が偏光フィルター3b
と同方向の偏光フィルター6を介して被検者の右眼で視
認させられる。 【0005】これにより、左右眼でそれぞれ視認される
偏光パターン2,3を被検者に脳内で合成させて、合成
パターンが立体的に見えるようにしている。そして、こ
の合成パターンが現れる位置が図3(a)の位置(イ)又
は図3(b)の位置(ロ)によって、被検者の立体視機能
の状態を判断し得るようになっている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したチ
ャート板Aは、パターン穴2a,3aを視差分だけ僅か
にずらして隣接させて設けて、このパターン穴2a,3
aを覆う偏光フィルター2b,3bをガラス板1に貼り
付けたものである。 【0007】しかし、チャート板Aは大きさが1cm×1
cm程度のガラス板1に1.5mm〜3mm程度の非常に小さなパ
ターンの組み(対)を複数設けたものであり、パターン
穴2a,3aび間隔Δは例えば5/100mm程度と非常
に微小であるため、例えば上述したチャート板Aのパタ
ーン穴2a,3aを覆う偏光フィルター2b,3bをガ
ラス板1に貼り付けには非常に高度な技術を要するもの
であり、チャート板Aの製造が容易ではなかった。 【0008】そこで、この発明は、チャート板の製造が
容易な立体視用チャート板を提供することを目的とする
ものである。 【0009】 【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明は、偏光軸を90゜ずらして互いに重ねた
一対の偏光フィルターを設け、前記一対の偏光フィルタ
ーに視差が生ずる分だけずらした同一形状のチャート穴
を形成した立体視用チャート板としたことを特徴とす
る。 【0010】 【実施例】以下、この発明の実施例を図1,2に基づい
て説明する。 【0011】図1(a)はこの発明にかかる立体視用チャ
ート板が用いられた検眼システムを概略的に説明するた
めの説明図、図1(b),(c)は図1(a)に示した立体視用
チャート板の説明図である。 【0012】図1(a)において、11は光源であるラン
プ、12はこの発明にかかる立体視用チャート板で、こ
のランプ11及び立体視用チャート板12は図示しない
チャートボックス内に配置される。また、13L,13
Rは、被検者の左右眼EL,ERの前に配置される偏光
フィルターで、被検者の左右眼EL,ERとチャートボ
ックスのチャート覗窓(図示せず)との間に配置される
自覚式検眼装置(図示せず)の左右の検眼ユニット内に
設けられている。しかも、偏光フィルター13L,13
Rは偏光方向(偏光軸)が互いに90゜ずらして設けら
れている。 【0013】立体視用チャート板12は偏光方向(偏光
軸)を互いに90゜ずらして重ね合せた一対の偏光フィ
ルター12L,12Rから構成されていて、この偏光フ
ィルター12L,12Rは互いに固着されている。ま
た、この偏光フィルター12L,12Rには、視差が生
ずる間隔Δだけずらした同一形状のチャート穴14L,
14Lが偏光パターンとしてそれぞれ形成されている。 【0014】この様な立体視用チャート板12を用いて
の立体視検査時には、立体視用チャート板12を背面か
らランプ11により照明することにより、立体視用チャ
ート板12を透過した光束が偏光フィルター13L,1
3Rを介して被検者の左右眼EL,ERで視認させられ
る。 【0015】この際、図1(d)の如く偏光フィルター1
2L,12Rの互いに重なっている部分(i)はランプ1
1からの光が透過しないので暗くみえる。 【0016】また、偏光フィルター12Rのうちチャー
ト穴14Lに臨む部分(ii)は光が透過するが、この部分
(ii),(iii)を透過した光束は互いに偏光方向(偏光
軸)が90゜ずれていると共に偏光フィルター13L,
13Rと偏光方向(偏光軸)がそれぞれ一致させられて
いるので、偏光フィルター12Lの部分(iii)を透過し
た光束は偏光フィルター13Lを介して被検者の左眼E
Lで視認され、偏光フィルター12Rの部分(iv)を透過
した光束は偏光フィルター13Rを介して被検者の左眼
ERで視認される。 【0017】これにより、左右眼EL,ERでそれぞれ
視認されるチャート穴14L,14Rを被検者に脳内で
合成させて、合成パターンが立体的に見えるようにして
いる。そして、この合成パターンが現れる位置によっ
て、被検者の立体視機能の状態を判断し得るようになっ
ている。 【0018】<変形例>図2はこの発明にかかる立体視
用チャート板2の変形例を示したもので、この立体視用
チャート板2には異なる形状の複数のチャートパターン
P1〜P4が設けられている。この各チャートパターン
P1〜P4は、一部が異なるのみで、基本的には図1に
示した立体視用チャート板2と同じであるので、同じ部
分或は類似する部分には同一符号を付してその説明を省
略する。 【0019】図1に示したチャート板2ではチャート穴
14L,14Rが重ならない状態に配置した例を示した
が、本実施例ではチャート穴14L,14Rは一部が重
なる様に配置される。そして、偏光フィルター12Rの
左端からチャートパターンP1〜P4の各チャート穴1
4Rまでの距離をL1〜L4とすると、偏光フィルター
14Lの左端からチャートパターンP1〜P4の各チャ
ート穴14Lまでの距離は(L1+Δ),(L2+
Δ),(L3+Δ),(L4+Δ)となる。 【0020】この結果、図2においても上記実施例と同
様に、偏光フィルター12L,12Rの互いに重なって
いる部分(i)はランプ11からの光が透過しないので暗
くみえる。しかも、偏光フィルター12Lのうちチャー
ト穴14Rに臨む部分(ii)及び偏光フィルター12Rの
うちチャート穴14Lに臨む部分(iii)は光が透過する
が、この部分(ii),(iii)を透過した光束は互いに偏光
方向(偏光軸)が90゜ずれていると共に偏光フィルタ
ー13L,13Rと偏光方向(偏光軸)がそれぞれ一致
させられているので、偏光フィルター12Lの部分(ii)
を透過した光束は偏光フィルター13Lを介して被検者
の左眼ELで視認され、偏光フィルター12Rの部分(i
ii)を透過した光束は偏光フィルター13Rを介して被
検者の左眼ERで視認される。 【0021】更に、チャート穴14L,14Rの重なる
部分(iv)を透過する光束は偏光がかからないので、被検
者の左右眼EL,ERには偏光フィルター13L,13
Rを介して部分(iv)を透過する光束が視認される。 【0022】従って、被検者の左眼ELには図2(a)に
示したチャート穴12Lが視認され、被検者の右眼ER
には図2(a)に示したチャート穴12Rが視認されるこ
とになる。 【0023】 【効果】この発明は、以上説明したように、偏光軸を9
0゜ずらして互いに重ねた一対の偏光フィルターを設
け、前記一対の偏光フィルターに視差が生ずる分だけず
らした同一形状のチャート穴を形成した構成としたの
で、チャート板の製造を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】(a)はこの発明にかかる立体視用チャート板が
用いられた検眼システムを概略的に説明するための説明
図、(b),(c)は(a)に示した立体視用チャート板の説明
図、(d)は図1(b)のB−B線に沿う断面図である。 【図2】(a),(b)はこの発明にかかる立体視用チャート
板を構成する偏光フィルターの他の例を示す説明図、
(c)は(a),(b)の偏光フィルターを重ね合わせて構成し
た立体視用チャート板の説明図、(d)は図2(c)のC−C
線に沿う断面図である。 【図3】(a),(b)は従来の立体視用チャート板が用いら
れた検眼システムを概略的に説明するための説明図、
(c),(d)は(a),(b)に示した立体視用チャート板の説明
図である。 【符号の説明】 12…立体視用チャート板 12L,12R…偏光フィルター 14L,14R…チャート穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 3/00 - 3/09 G02B 27/22 - 27/26

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 偏光軸を90゜ずらして互いに重ねた一
    対の偏光フィルターを設け、前記一対の偏光フィルター
    に視差が生ずる分だけずらした同一形状のチャート穴を
    形成したことを特徴とする立体視用チャート板。
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