JPH07287194A - ステレオグラム表示体 - Google Patents

ステレオグラム表示体

Info

Publication number
JPH07287194A
JPH07287194A JP6104685A JP10468594A JPH07287194A JP H07287194 A JPH07287194 A JP H07287194A JP 6104685 A JP6104685 A JP 6104685A JP 10468594 A JP10468594 A JP 10468594A JP H07287194 A JPH07287194 A JP H07287194A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
stereogram
patterns
parallax
display body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6104685A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3018898B2 (ja
Inventor
Hisami Uchida
久美 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP6104685A priority Critical patent/JP3018898B2/ja
Publication of JPH07287194A publication Critical patent/JPH07287194A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3018898B2 publication Critical patent/JP3018898B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステレオグラムパターンの立体視を容易にし
商品価値を高めることができるステレオグラム表示体を
提供する。 【構成】 シート3と、シート3に形成され、多数のド
ット7によりモザイク状に構成され、左右の目の視差に
よりステレオグラムとして立体視可能なランダムドット
パターン5と、前記シート3で左右に間隔を置いた箇所
に設けられ、互いに重なるように見ることで前記ランダ
ムドットパターン5を立体画像として視認できる視差補
正用マークとを備えるステレオグラム表示体1におい
て、前記視差補正用マークは、前記シート3の後方の見
通しが可能な窓9で形成されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステレオグラムパター
ンを容易に立体視できるステレオグラム表示体に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】人間は左右の2つの目の視差により、奥
行のある物体を立体として視認することができる。この
性質を利用して、従来より、ステレオグラム表示体とよ
ばれる立体視可能な表示体が提供されている。
【0003】前記ステレオグラム表示体は、シートと、
該シートに形成され左右の目の視差によりステレオグラ
ムとして立体視可能なステレオグラムパターンとで構成
されている。前記ステレオグラムパターンはその形態に
より、ステレオパターンと、並び絵パターンと、ランダ
ムドットパターンの3つのパターンに大きく分けられ
る。前記ステレオパターンは左右一対でステレオグラム
を構成し、各ステレオパターンは、左右の目の視差に応
じて互いに向きが異なる絵柄でそれぞれ構成されてい
る。前記並び絵パターンは、左右の目の視差に応じて互
いの向きが異なり左右に間隔を置いて配置した複数の絵
柄により構成されている。前記ランダムドットパターン
は、そのまま見ても絵柄が視認できないようにランダム
に配置された多数のドットで構成されている。前記各ス
テレオグラムパターンは、左右の目の視差を所定の視差
にすることで立体視することができる。
【0004】前記ステレオグラムパターンのうちステレ
オパターンは、左右のステレオパターンの同一絵柄部分
に視線を合わせ、それら両絵柄部分が重なって見えるよ
うにすることで、左右の目の焦点がシートの前方或は後
方に合い、左右の目の視差が前記所定の視差となる。ま
た、並び絵パターンもステレオパターンと同様で、隣り
合う2つの絵柄に視線を合わせ、それら両絵柄が重なっ
て見えるようにすることで、左右の目の焦点がシートの
前方或は後方に合い、左右の目の視差が前記所定の視差
となる。しかし、ランダムドットパターンは、そのまま
見ても絵柄が視認できないランダムな配置の多数のドッ
トで構成されているので、ステレオパターンや並び絵パ
ターンと同じようなやり方で左右の目の焦点をシートの
前方或は後方に合わせ、左右の目の視差を前記所定の視
差にすることができず、ステレオパターンや並び絵パタ
ーンよりも立体視するのが難しい。そこで、ランダムド
ットパターンを備える従来のステレオグラム表示体で
は、左右の目の視差を前記所定の視差にし易くするため
に、ランダムドットパターン内やランダムドットパター
ンの上下の余白部分に、例えば黒く塗り潰した円形や矩
形の左右一対のガイドマークを印刷等により形成してい
た。
【0005】このようなガイドマークが形成された従来
のステレオグラム表示体では、前記ガイドマークに視線
を合わせて左右の目の焦点をシートの前方(交差法)、
或はシートの後方に合わせると(平行法)、左右の2つ
のガイドマークが3つに見えて、左右の目の視差が前記
所定の視差となる。このため、前記の状態のまま視線を
ランダムドットパターンに移せば、該ランダムドットパ
ターンを立体視することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述よ
うなランダムドットパターンを備える従来のステレオグ
ラム表示体では、前記ガイドマークがシート上に印刷等
により形成されていたため、交差法や平行法によりガイ
ドマークに視線を合わせてランダムドットパターンを立
体視しようとしても、ガイドマークが形成されたシート
箇所に左右の目の焦点が合ってしまいがちで、シートの
後方に左右の目の焦点を合わせることが困難であった。
そのため、左右の目の視差が前記所定の視差になりにく
く、ランダムドットパターンを容易に立体視することが
できず、ステレオグラム表示体としての商品価値を高め
ることができないという不具合があった。また、ステレ
オパターンや並び絵パターンを備える従来のステレオグ
ラム表示体においても同様で、左右のステレオパターン
の同一絵柄部分や隣り合う2つの絵柄に視線を合わせる
と、該絵柄が形成されたシート箇所に左右の目の焦点が
合ってしまいがちで、ステレオパターンや並び絵パター
ンを容易に立体視することができなかった。
【0007】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、本発明の目的は、左右の目の焦点をシートの前方や
後方に合わせ易くすることができ、ステレオグラムパタ
ーンの立体視を容易にしステレオグラム表示体としての
商品価値を高めることができるステレオグラム表示体を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、シートと、前記シートに形成され、多数の
ドットによりモザイク状に構成され、左右の目の視差に
よりステレオグラムとして立体視可能なランダムドット
パターンと、前記シートで左右に間隔を置いた箇所に設
けられ、互いに重なるように見ることで前記ランダムド
ットパターンを立体画像として視認できる視差補正用マ
ークとを備えるステレオグラム表示体において、前記視
差補正用マークは、前記シートの後方の見通しが可能な
窓で形成されていることを特徴とする。また、本発明
は、前記各窓が前記ランダムドットパターン部分にそれ
ぞれ形成されているものとした。
【0009】さらに、上記目的を達成するために本発明
は、シートと、前記シートに形成され、左右の目の視差
に応じて互いの向きが異なり左右に間隔を置いて配置し
た複数の絵柄により構成され、左右の目の視差によりス
テレオグラムとして立体視可能な並び絵パターンと、前
記シートで左右に間隔を置いた箇所に設けられ、互いに
重なるように見ることで前記並び絵パターンを立体画像
として視認できる視差補正用マークとを備えるステレオ
グラム表示体において、前記視差補正用マークは、前記
シートの後方の見通しが可能な窓で形成されていること
を特徴とする。また、本発明は、前記両窓のうち一方の
窓が、一対の隣り合う前記絵柄間のシート箇所に形成さ
れ、他方の窓が、一対の隣り合う前記絵柄間で前記シー
ト箇所とは異なるシート箇所に形成されているものとし
た。
【0010】さらに、上記目的を達成するために本発明
は、シートと、前記シートにそれぞれ形成され、左右の
目の視差に応じて互いに向きが異なる絵柄で構成され、
左右の目の視差によりステレオグラムとして立体視可能
な左右一対のステレオパターンと、前記シートで左右に
間隔を置いた箇所に設けられ、互いに重なるように見る
ことで前記左右一対のステレオパターンを単一の立体画
像として視認できる視差補正用マークとを備えるステレ
オグラム表示体において、前記視差補正用マークは、前
記シートの後方の見通しが可能な窓で形成されているこ
とを特徴とする。また、本発明は、前記各窓が前記各ス
テレオパターン中の互いに対応する絵柄箇所にそれぞれ
形成されているものとした。
【0011】さらに、上記目的を達成するために本発明
は、シートと、前記シートで上下に間隔を置いたシート
部分にそれぞれ形成され、左右の目の視差によりステレ
オグラムとして立体視可能な少なくとも2つのステレオ
グラムパターンと、前記シートに設けられ、該シートの
後方の見通しが可能で、互いに重なるように見ることで
前記各パターンをそれぞれ立体画像として視認できる左
右一対の窓とを備え、前記各ステレオグラムパターン
は、多数のドットによりモザイク状に構成されたランダ
ムドットパターンと、左右の目の視差に応じて互いの向
きが異なり左右に間隔を置いて配置した複数の絵柄によ
り構成された並び絵パターンと、左右の目の視差に応じ
て互いに向きが異なる絵柄でそれぞれ構成された左右一
対のステレオパターンの3つのパターンのうちいすれか
1つのパターンで構成されていることを特徴とする。ま
た、本発明は、前記各ステレオグラムパターンが互いに
異なるパターンで構成されているものとした。さらに、
本発明は、前記左右一対の窓が、前記各ステレオグラム
パターンにそれぞれ対応し該ステレオグラムパターンと
同じ数で形成されているものとした。また、本発明は、
前記窓が前記シートに貫設した孔で形成されているもの
とした。
【0012】
【作用】シートの後方を見通せるように窓が構成されて
いるため、窓に視線を合わせた状態で左右の目の焦点を
シートの前方や後方に合わせ易くなり、そのため、左右
の目の視差を立体視に適した視差にし易くすることが可
能となる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図面に基づいて
説明する。図1は第1実施例に係るステレオグラム表示
体を示す。図中1はステレオグラム表示体で、ステレオ
グラム表示体1は、シート3と、該シート3に形成され
たランダムドットパターン5を備えている。前記ランダ
ムドットパターン5は、そのまま見ても絵柄が視認でき
ないようにランダムに配置された多数のドット7で構成
され、該ランダムドットパターン5の上部で左右に間隔
を置いたシート3箇所には矩形の窓9がそれぞれ貫設さ
れている。
【0014】このように構成されたステレオグラム表示
体1では、前記2つの窓9に視線を合わせ、両窓9が重
なって見えるようにすることで、左右の目の焦点がシー
ト3の前方或は後方に合い、左右の目の視差が前記所定
の視差となり、ランダムドットパターン5が立体画像と
して視認される。このとき、両窓9がシート3を切り抜
いて形成されているため、窓9に視線を合わせるとシー
ト3の後方が見通され、従って、窓9が形成されたシー
ト3箇所に左右の目の焦点が合いにくく、左右の目の焦
点がシート3の前方や後方に合い易くなる。従って、左
右の目の視差を、ランダムドットパターン5を立体視す
るのに適した視差に容易にすることができ、ステレオグ
ラムパターンの立体視を容易にしステレオグラム表示体
としての商品価値を高めることができる。
【0015】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。図2は第2実施例に係るステレオグラム表示体を示
す。図中11はステレオグラム表示体で、ステレオグラ
ム表示体11は、シート13と、該シート13に形成さ
れた並び絵パターン15を備えている。前記並び絵パタ
ーン15は、左右の目の視差に応じて互いの向きが異な
り左右に間隔を置いて配置した複数の木の絵柄17,1
9と、該絵柄17,19の周囲の背景21により構成さ
れ、図2に斜線で示すように、並び絵パターン15の中
央の絵柄17と、該絵柄17の左右に隣り合う絵柄17
との間の背景箇所21には、この背景箇所21を切り抜
いて窓23がそれぞれ形成されている。
【0016】このように構成されたステレオグラム表示
体11では、第1実施例のステレオグラム表示体1と同
様に、前記2つの窓23に視線を合わせ、両窓23が重
なって見えるようにすることで、左右の目の焦点がシー
ト13の前方或は後方に合い、左右の目の視差が前記所
定の視差となり、並び絵パターン15が立体画像として
視認される。この第2実施例のステレオグラム表示体1
1においても、第1実施例のステレオグラム表示体1と
同様の作用、効果を得ることができる。
【0017】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。図3は第3実施例に係るステレオグラム表示体を示
す。図中25はステレオグラム表示体で、ステレオグラ
ム表示体25は、シート27と、該シート27の略々上
半部に形成された左右一対のステレオパターン29,2
9と、シート27の略々下半部に形成されたランダムド
ットパターン31を備えている。前記各ステレオパター
ン29は、通路33と通行人35からなり左右の目の視
差に応じて互いに向きが異なる絵柄37でそれぞれ構成
され、通路33の突き当たり39が描かれたシート27
箇所には、該シート27箇所を互いに同じ形状で切り抜
いて窓41がそれぞれ形成されている。前記ランダムド
ットパターン31は、第1実施例のランダムドットパタ
ーン5と同様に、そのまま見ても絵柄が視認できないよ
うにランダムに配置された多数のドット43で構成さ
れ、該ランダムドットパターン31の上部で前記各窓4
1の下方のシート27箇所には、該両窓41と同じ左右
間隔で矩形の窓45がそれぞれ貫設されている。
【0018】このように構成されたステレオグラム表示
体25では、第1実施例や第2実施例のステレオグラム
表示体1,11と同様に、前記2つの窓41に視線を合
わせ、両窓41が重なって見えるようにすることで、左
右の目の焦点がシート27の前方或は後方に合い、左右
の目の視差が前記所定の視差となり、左右一対のステレ
オパターン29が立体画像として視認される。同様に、
前記2つの窓45に視線を合わせ、両窓45が重なって
見えるようにすることで、左右の目の焦点がシート27
の前方或は後方に合い、左右の目の視差が前記所定の視
差となり、ランダムドットパターン31が立体画像とし
て視認される。この第3実施例のステレオグラム表示体
25においても、第1実施例や第2実施例のステレオグ
ラム表示体1,11と同様の作用、効果を得ることがで
きる。そして、本実施例のステレオグラム表示体25で
はさらに、ランダムドットパターン31よりも比較的立
体視視し易い左右一対のステレオパターン29を、前記
のやり方で立体視しておいて、その状態のまま視線をラ
ンダムドットパターン31に移すことで、前記窓45を
利用せず容易にランダムドットパターン31を立体画像
として視認できるという効果がある。従って、前記窓4
5は省略してもよい。
【0019】尚、上述した第1乃至第3実施例では、前
記シート3,13,27を切り抜いて窓9,23,4
1,45を形成したが、シート3,13,27をセルロ
イドやプラスチック等の透明な薄板で形成し、該薄板上
に前記ドット7,43や絵柄17,19,21,35、
背景21をプリントし、何もプリントされていない透明
な薄板部分で前記窓9,23,41,45を形成しても
よい。また、窓の形状は実施例で示した矩形等に限ら
ず、各窓9,23,41,45どうしが略々同じ形状で
あれば、円形にする等任意である。
【0020】次に、本発明の第4実施例について説明す
る。図4は第4実施例に係るステレオグラム表示体を示
す。図中47はステレオグラム表示体で、ステレオグラ
ム表示体47は、セルロイドやプラスチック等の透明な
薄板で形成されたシート49と、該シート49にプリン
トにより形成された並び絵パターン51を備えている。
前記並び絵パターン51は、左右の目の視差に応じて互
いの向きが異なり左右に間隔を置いて配置した複数の絵
柄53,55,57で構成されている。前記絵柄53,
55,57の周囲のシート49部分には何もプリントさ
れておらず、この実施例では、隣り合う3つの絵柄5
3,55,57どうしの間の2つのシート49部分が、
シート49の後方の見通しが可能な窓に相当している。
このように構成されたステレオグラム表示体47では、
各絵柄53,55,57どうしの間の2つのシート49
部分に視線を合わせ、両シート49部分が重なって見え
るようにすることで、左右の目の焦点がシート49の前
方或は後方に合い、左右の目の視差が前記所定の視差と
なり、並び絵パターン51が立体画像として視認され、
第1実施例や第2実施例のステレオグラム表示体1,1
1と同様の作用、効果を得ることができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、シ
ートと、前記シートに形成され、多数のドットによりモ
ザイク状に構成され、左右の目の視差によりステレオグ
ラムとして立体視可能なランダムドットパターンと、前
記シートで左右に間隔を置いた箇所に設けられ、互いに
重なるように見ることで前記ランダムドットパターンを
立体画像として視認できる視差補正用マークとを備える
ステレオグラム表示体において、前記視差補正用マーク
は、前記シートの後方の見通しが可能な窓で形成した。
【0022】また、本発明によれば、シートと、前記シ
ートに形成され、左右の目の視差に応じて互いの向きが
異なり左右に間隔を置いて配置した複数の絵柄により構
成され、左右の目の視差によりステレオグラムとして立
体視可能な並び絵パターンと、前記シートで左右に間隔
を置いた箇所に設けられ、互いに重なるように見ること
で前記並び絵パターンを立体画像として視認できる視差
補正用マークとを備えるステレオグラム表示体におい
て、前記視差補正用マークは、前記シートの後方の見通
しが可能な窓で形成した。
【0023】さらに、本発明によれば、シートと、前記
シートにそれぞれ形成され、左右の目の視差に応じて互
いに向きが異なる絵柄で構成され、左右の目の視差によ
りステレオグラムとして立体視可能な左右一対のステレ
オパターンと、前記シートで左右に間隔を置いた箇所に
設けられ、互いに重なるように見ることで前記左右一対
のステレオパターンを単一の立体画像として視認できる
視差補正用マークとを備えるステレオグラム表示体にお
いて、前記視差補正用マークは、前記シートの後方の見
通しが可能な窓で形成した。
【0024】また、本発明によれば、シートと、前記シ
ートで上下に間隔を置いたシート部分にそれぞれ形成さ
れ、左右の目の視差によりステレオグラムとして立体視
可能な少なくとも2つのステレオグラムパターンと、前
記シートに設けられ、該シートの後方の見通しが可能
で、互いに重なるように見ることで前記各パターンをそ
れぞれ立体画像として視認できる左右一対の窓とを備
え、前記各ステレオグラムパターンは、多数のドットに
よりモザイク状に構成されたランダムドットパターン
と、左右の目の視差に応じて互いの向きが異なり左右に
間隔を置いて配置した複数の絵柄により構成された並び
絵パターンと、左右の目の視差に応じて互いに向きが異
なる絵柄でそれぞれ構成された左右一対のステレオパタ
ーンの3つのパターンのうちいすれか1つのパターンで
構成した。
【0025】このため、左右の目の焦点をシートの前方
や後方に合わせ易くすることができ、ステレオグラムパ
ターンの立体視を容易にしステレオグラム表示体として
の商品価値を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るステレオグラム表示
体の説明図である。
【図2】本発明の第2実施例に係るステレオグラム表示
体の説明図である。
【図3】本発明の第3実施例に係るステレオグラム表示
体の説明図である。
【図4】本発明の第4実施例に係るステレオグラム表示
体の説明図である。
【符号の説明】
1,11,25,47 ステレオグラム表示体 3,13,27,49 シート 5,31 ランダムドットパターン 7,43 ドット 9,23,41,45 窓 15,51 並び絵パターン 17,19,35,53,55,57 絵柄 29 ステレオパターン

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートと、 前記シートに形成され、多数のドットによりモザイク状
    に構成され、左右の目の視差によりステレオグラムとし
    て立体視可能なランダムドットパターンと、 前記シートで左右に間隔を置いた箇所に設けられ、互い
    に重なるように見ることで前記ランダムドットパターン
    を立体画像として視認できる視差補正用マークと、 を備えるステレオグラム表示体において、 前記視差補正用マークは、前記シートの後方の見通しが
    可能な窓で形成されている、 ことを特徴とするステレオグラム表示体。
  2. 【請求項2】 前記各窓は前記ランダムドットパターン
    部分にそれぞれ形成されている請求項1記載のステレオ
    グラム表示体。
  3. 【請求項3】 シートと、 前記シートに形成され、左右の目の視差に応じて互いの
    向きが異なり左右に間隔を置いて配置した複数の絵柄に
    より構成され、左右の目の視差によりステレオグラムと
    して立体視可能な並び絵パターンと、 前記シートで左右に間隔を置いた箇所に設けられ、互い
    に重なるように見ることで前記並び絵パターンを立体画
    像として視認できる視差補正用マークと、 を備えるステレオグラム表示体において、 前記視差補正用マークは、前記シートの後方の見通しが
    可能な窓で形成されている、 ことを特徴とするステレオグラム表示体。
  4. 【請求項4】 前記両窓のうち一方の窓は、一対の隣り
    合う前記絵柄間のシート箇所に形成され、他方の窓は、
    一対の隣り合う前記絵柄間で前記シート箇所とは異なる
    シート箇所に形成されている請求項3記載のステレオグ
    ラム表示体。
  5. 【請求項5】 シートと、 前記シートにそれぞれ形成され、左右の目の視差に応じ
    て互いに向きが異なる絵柄で構成され、左右の目の視差
    によりステレオグラムとして立体視可能な左右一対のス
    テレオパターンと、 前記シートで左右に間隔を置いた箇所に設けられ、互い
    に重なるように見ることで前記左右一対のステレオパタ
    ーンを単一の立体画像として視認できる視差補正用マー
    クと、 を備えるステレオグラム表示体において、 前記視差補正用マークは、前記シートの後方の見通しが
    可能な窓で形成されている、 ことを特徴とするステレオグラム表示体。
  6. 【請求項6】 前記各窓は前記各ステレオパターン中の
    互いに対応する絵柄箇所にそれぞれ形成されている請求
    項5記載のステレオグラム表示体。
  7. 【請求項7】 シートと、 前記シートで上下に間隔を置いたシート部分にそれぞれ
    形成され、左右の目の視差によりステレオグラムとして
    立体視可能な少なくとも2つのステレオグラムパターン
    と、 前記シートに設けられ、該シートの後方の見通しが可能
    で、互いに重なるように見ることで前記各パターンをそ
    れぞれ立体画像として視認できる左右一対の窓とを備
    え、 前記各ステレオグラムパターンは、多数のドットにより
    モザイク状に構成されたランダムドットパターンと、左
    右の目の視差に応じて互いの向きが異なり左右に間隔を
    置いて配置した複数の絵柄により構成された並び絵パタ
    ーンと、左右の目の視差に応じて互いに向きが異なる絵
    柄でそれぞれ構成された左右一対のステレオパターンの
    3つのパターンのうちいすれか1つのパターンで構成さ
    れている、 ことを特徴とするステレオグラム表示体。
  8. 【請求項8】 前記各ステレオグラムパターンは互いに
    異なるパターンで構成されている請求項7記載のステレ
    オグラム表示体。
  9. 【請求項9】 前記左右一対の窓は、前記各ステレオグ
    ラムパターンにそれぞれ対応し該ステレオグラムパター
    ンと同じ数で形成されている請求項7又は8記載のステ
    レオグラム表示体。
  10. 【請求項10】 前記窓は前記シートに貫設した孔で形
    成されている請求項1、2、3、4、5、6、7、8又
    は9記載のステレオグラム表示体。
JP6104685A 1994-04-18 1994-04-18 ステレオグラム表示体 Expired - Lifetime JP3018898B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6104685A JP3018898B2 (ja) 1994-04-18 1994-04-18 ステレオグラム表示体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6104685A JP3018898B2 (ja) 1994-04-18 1994-04-18 ステレオグラム表示体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07287194A true JPH07287194A (ja) 1995-10-31
JP3018898B2 JP3018898B2 (ja) 2000-03-13

Family

ID=14387331

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6104685A Expired - Lifetime JP3018898B2 (ja) 1994-04-18 1994-04-18 ステレオグラム表示体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3018898B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006106498A (ja) * 2004-10-07 2006-04-20 Pioneer Electronic Corp 画像表示装置、立体視補助装置及び立体視補助方法
JP2011083490A (ja) * 2009-10-16 2011-04-28 Toshiba Corp 超音波診断装置、画像データ生成装置及び画像データ生成用制御プログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006106498A (ja) * 2004-10-07 2006-04-20 Pioneer Electronic Corp 画像表示装置、立体視補助装置及び立体視補助方法
JP2011083490A (ja) * 2009-10-16 2011-04-28 Toshiba Corp 超音波診断装置、画像データ生成装置及び画像データ生成用制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3018898B2 (ja) 2000-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3966830B2 (ja) 立体表示装置
US7365908B2 (en) Tiling of panels for multiple-image displays
JP3096613B2 (ja) 立体表示装置
KR100970721B1 (ko) 고해상도 3차원 영상 디스플레이
US4829365A (en) Autostereoscopic display with illuminating lines, light valve and mask
KR100395858B1 (ko) 지향성 디스플레이
US5757550A (en) Dual-view imaging product
KR100480730B1 (ko) 입체 영상 표시 장치
JP2005086506A (ja) 映像表示装置
JPH08237691A (ja) 観察者追跡型自動立体表示装置および観察者追跡方法
JPH0338633A (ja) 画像の3次元知覚用の再生装置
US20090185138A1 (en) Project-type three-dimensional image reproducing apparatus
US20020030887A1 (en) Stereoscopic Display Without Using Eyeglasses
US5543965A (en) Method and apparatus for autostereoscopic lenticular displays utilizing random dot patterns
US20060285206A1 (en) Arrangement for realizing a three-dimensional representation
CN110035274A (zh) 基于光栅的三维显示方法
JP2004258163A (ja) 立体画像表示装置及び立体画像表示方法
EP0762177A2 (en) Stereoscopic display using a lenticular lens sheet
JP4284158B2 (ja) 立体的二次元画像表示システム及び画像表示方法
TWI390481B (zh) 影像顯示器裝置
JPH07104212A (ja) 立体映像表示装置
JPH07287194A (ja) ステレオグラム表示体
KR20040090306A (ko) 입체 영상 표시 장치
EP0858612B1 (en) An apparatus forming a border for an image
JP2003098479A (ja) 画像表示装置