JP3531520B2 - 絶縁膜およびその製造方法、並びに電子装置 - Google Patents
絶縁膜およびその製造方法、並びに電子装置Info
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Description
術、およびこの絶縁膜を用いて半導体デバイス,表示デ
バイス、MCM(マルチチップモジュール)などの多層
回路基板等の電子装置を製造する技術に関する。
バイスは、それらを用いる電子機器のいっそうの小型
化、高機能化の要求を背景に、いっそうの高集積化とい
っそうの微細化が今後も必要になっている。しかしなが
ら、例えばこれらのデバイスの高速度化についてみれ
ば、大別して二つの遅延要因を解決してゆくことが必要
である。 その1)デバイス能動領域そのものを高速動作化に相応
しく設計変更するなどのトランジスタ遅延問題の解決。 その2)配線層自体をより低抵抗化することや、配線層
相互間の所謂層間絶縁膜の誘電率を下げることで、配線
層相互間の容量を低減するなどの、配線遅延問題の解
決。
スタ遅延の問題はそれほど変化がない一方で、配線遅延
の問題は非常に深刻になってきている。その理由は、デ
バイスの微細化が配線層そのものの微細化をもたらし、
配線断面積が小さくなったことによる配線層自体の高抵
抗化、および配線層相互の距離が短くなったことに伴う
配線容量の増加が進んだからである。したがって、配線
遅延の問題を解決することが、今以上の微細化へのブレ
ークスルーとしては、極めて重要な課題となって浮上し
てきている。
処法として、配線層そのものの材料をもはやアルミニウ
ム系の材料ではなく、より低抵抗な銅や銀,金を模索す
る動きもあり、銅配線は既に実現化され、実地にデバイ
ス製品に適用されるに至った。
ても、配線間距離は依然として短いわけで、つまり容量
の問題は解決されないままであり、配線遅延の根本的解
決としてはなお改善の余地が残されたままである。特
に、配線層の周囲にはシリコン酸化膜を用いて層間絶縁
膜とするのがアルミニウム配線層世代の旧来のデバイス
では常套的であったが、銅配線を用いた場合には、銅配
線層とシリコン酸化膜を直に接するような設計にできな
い。銅配線層とシリコン酸化膜との間にはシリコン窒化
膜を介在させて、両者の直の接触を避けているが、シリ
コン窒化膜は著しく誘電率の高い絶縁材料であり、銅配
線層を用いて配線素材そのものを低抵抗化したのに、配
線間容量を増大させて、配線遅延の問題を解消するうえ
での足かせになっている。今後電子デバイスの微細化が
いっそう進んだ世代では、シリコン窒化膜による配線間
容量増大の問題は、デバイス速度全体を律則する要因と
して大きくクローズアップされること必至である。
うな配線間の容量の低減である。特に、銅配線層を用い
た電子デバイスにおいては、デバイスの高速性能を阻害
する要因を解消し、銅配線による低抵抗化の利益を最大
限享受できることを目的とする。
め、本発明では、以下を手段とする。
た高分子からなる絶縁膜。およびそれを絶縁膜として用
いた電子デバイス。より具体的には、例えば、フラーレ
ンを真空蒸着し、次いで該フラーレン分子相互間に光架
橋反応を生じさせ、高分子化した絶縁膜。およびそれを
絶縁膜として用いた電子デバイス。
で該フラーレン分子相互間に光架橋反応を生じさせ、高
分子化した絶縁膜の製造方法。
スが銅配線を有するものの場合に、配線層間の絶縁膜と
して上記の手段を用いると、銅配線本来の高速性能を活
かすことができ、好適である。なお、上記の手段におい
て、光架橋反応としては、例えば紫外線を用いれば良
い。
1参照。
材料としている。フラーレン分子は、例えば炭素が60
個、あるいは70個、84個等が互いに共有結合し、サ
ッカーボールのように六員環と五員環とが連接した構造
をなして、全体として球形をして、非常に安定的に存在
できる分子として、近年注目されている。図1は、C6
0フラーレン分子の構造図(模式斜視図)である。図
中、小さな丸い粒が炭素原子を示し、棒状に炭素原子同
士をつなげているものが炭素〜炭素間の結合である。こ
のように、フラーレンを構成する各炭素原子は、図示さ
れる他の3つの炭素原子と各々結合しており、全体とし
て球形をなしている。フラーレン分子は、その球体の中
央に実質的に電子雲が殆ど存在しない空隙ができるた
め、空隙の中に別の原子を封じ込めて、導電体や半導体
としての利用がさかんに研究されてきたが、本発明で
は、むしろこの空隙に何も封じ込めないことでフラーレ
ン分子の誘電率を下げることが可能である点、およびフ
ラーレンは非常に安定に存在できる分子ではあるが、エ
ネルギー線を照射することで、互いに共有結合して高分
子を構成することから製膜が容易に行える点に着目し
た。フラーレン全体で膜を形成した場合には、安定な膜
であるにもかかわらず、分子レベルで空隙の存在率が高
まり、したがって誘電率を低くできる。さらには、銅配
線に直に接するように被膜したとしても、熱履歴が長く
ても銅が絶縁膜に向けて拡散することがない。フラーレ
ン分子自体は共有結合性が著しいため、イオンとして拡
散してくる銅を妨げる強い障壁になり得るのである。
つつ、本発明の一実施形態を以下説明する。再び図1参
照。
ようなFCC構造(面心最密構造)をしている。被着形
成後、重合過程を経たC60フラーレンポリマー薄膜の
構造は、図2に示されるようなものと推定される。図2
参照。
図(模式平面図)であり、(a)〜(c)はそれぞれ異
なるタイプの重合体を示す。(a)〜(c)の各々にお
いて、炭素原子は黒丸部分で示し、炭素〜炭素間の結合
は、黒丸部分同士を互いに結合する直線で表現してい
る。さて、(a)は片方のC60フラーレンの二つの炭
素原子と他方のC60フラーレンの二つの炭素原子とが
互いに共有結合してできる梯子状の重合体であり、
(b)は(a)に示される梯子状の重合体が複数集まっ
て、それぞれの重合体をなすC60フラーレン骨格の炭
素原子同士が互いに共有結合してできる平面状の重合体
であり、(c)はC60フラーレン同士が平面的に複数
箇所で他のC60フラーレンと互いに共有結合してでき
る重合体である。
重合しているとの推測は、IR吸収スペクトル(図3に
図示)とX線回折スペクトル(図4に図示)の結果によ
るものである。X線回折スペクトルの結果、結晶方位が
判断できるが、図4に示されるように、111面,31
1面にピークが観察された。一方、IR吸収スペクトル
によれば、527cm-1,577cm-1,1183cm
-1,1428cm-1のピーク強度が100:37:2
3:24になっていることが観察され、FCCの結晶と
なっていることが判った。また、同じC60フラーレン
薄膜上に直径1mmの金電極を形成し、容量測定結果か
ら算出した誘電率は3.0であった。
し、このトランジスタを覆うように、基板全面を層間絶
縁膜で覆う。層間絶縁膜としては、例えばBPSG膜を
選び、CVD(化学気相成長)法により厚さ800nm
被膜した後、この上面をCMP(化学機械的研磨)法で
平坦化したものを用いることができるが、他に、コーテ
ィング形成で平坦膜を形成できるSOG(スピン・オン
・グラス)膜を用いることでも良い。こうしてできた層
間絶縁膜の表面にレジストマスクを形成し、通常のフォ
トリソグラフィー工程を通して、トランジスタのゲート
上面を露出するようにコンタクト窓を設ける。レジスト
マスクを灰化処理した後、このコンタクト窓の中を埋め
さらに十分な厚さに、タングステン膜を全面CVD形成
する。他の高融点金属系材料や他の金属材料を用いるこ
ともできるが、タングステンが最も汎用されている。こ
の際の条件は、WF6(六フッ化タングステン)+H2
(水素)の混合ガスを用い、基板温度は約400℃,ガ
ス圧0.5Torr,パワー500Wとする。次いでC
MP(化学機械的研磨)法で前記コンタクト窓内にのみ
残し、それ以外を除去する。以上の工程でできた構造を
図5において「基板層」として説明する。以下で参照す
る図5〜図8は、いずれも本発明の一実施態様の説明図
(それぞれ、その1〜その4,各々が工程断面図)であ
る。図5参照。
の1,工程断面図)である。
基板層上に、C60フラーレンを真空蒸着する。蒸着源
にC60フラーレンの微粉末をセットし、イオンドープ
して低抵抗化したシリコン基板上を真空蒸着装置にセッ
トする。続いて、ベース真空が2×10-6Torr以下
になるまで真空引きした。
/secで約250nm厚に製膜する。こうして工程
(b)に示すように積層したC60フラーレン膜に対し
て、続く工程(c)において、365nmの紫外線光源
(1000W程度)を選び30秒間乃至60秒間30分
間紫外線を照射し、C60フラーレン分子の炭素と他の
C60フラーレン分子の炭素とが酸素を挟んで互いに結
合し高分子化する。図6参照。
工程(1)では、C60フラーレン重合膜に重ねてさら
にシリコン酸化膜を50nm形成した。プラズマCVD
法を用いてシリコン酸化膜を形成することが好ましい
が、通常の熱CVD法を用いることでも良い。プラズマ
CVD法を用いれば、先ず成膜速度が早く済むので量産
には向いている。続いて、工程(2)では、シリコン酸
化膜の表面にレジストを塗布形成し、さらに工程(3)
では、このレジストに通常のフォトリソグラフィー工程
を通してパターニングを施しマスクとし、続く工程
(4)では、このマスクを用いて下地基板層内のタング
ステン層の位置に合わせて窓を設ける。前記マスクパタ
ーンを用いて、シリコン酸化膜とC60フラーレン膜と
を順次開口するが、いずれもプラズマエッチングによる
のが好ましい。シリコン酸化膜はフッ素プラズマを用い
てエッチングする。図7参照。
では、C60フラーレン膜を除去する。この際、エッチ
ングに用いるプラズマは、工程(4)で用いたフッ素プ
ラズマに代えて酸素プラズマを用いる。この後、マスク
に用いたレジストは酸素を含むプラズマによるダウンフ
ローアッシングによって灰化除去する。続く工程(6)
では、前記開口部内から外へ延在してかつ、開口部の底
でタングステン層と電気的にコンタクトするように、窒
化タンタル(TaN)をスパッタリングにて被着形成す
る。次に、厚さ10nmの窒化タンタル膜(TaN)で
内表面を覆われた開口部内に銅を埋め込む。銅の埋め込
みは、先ず工程(7)のように、開口部内外に全面的に
銅(Cu)シード層を約50nm程度の厚さスパッタリ
ングにて被着形成し、この後、工程(8)のように、電
界めっきを施して開口部内を含み十分厚く銅(Cu)め
っき層を被着形成する。図8参照。
機械的研磨)法により、開口部内を除き平坦面に残る窒
化タンタル(TaN)/銅(Cu)の二重層を一度に研
磨して除去する。この後、工程(10a)では、重ねて
C60フラーレン膜を厚さ約800nm形成する。この
際の形成手法は、前記したフラーレン膜の形成方法と同
一である。シリコン酸化膜(SiO2)を全面に形成す
る。CVD法により厚さ約5nm形成する。さらに、配
線層を約50nm形成するが、この際には必要に応じて
めっき法による膜形成とCMP(化学機械的研磨)法に
よるエッチバックとを併用して表面を平坦化してもよ
い。さらに、シリコン酸化膜(SiO2)を全面に形成
する。CVD法により50nmの厚さ形成する。
レジストを塗布形成し、これに通常のフォトリソグラフ
ィー工程を通してパターンを形成する。この際、レジス
トパターンの開口部は、コンタクトすべき下地のタング
ステン層の位置に予め位置合わせしてパターニングされ
る。このようなレジストパターンを用いて、プラズマエ
ッチングによりタングステン層に達する深いコンタクト
窓を開口する。シリコン酸化膜に対してはフッ素プラズ
マを用い、C60フラーレン膜に対しては酸素プラズマ
を用いるように、適宜エッチャントを切り換えて用いて
開口する。この開口内外に窒化タンタル(TaN)を1
0nmスパッタリング形成し、次いで開口内外に銅を5
0nmスパッタリング形成する。続いて、電界めっきを
施して開口部に銅を埋め込む。
窓を同じデバイス中に形成することも可能であるが、こ
のような場合には、以下の工程を追加することが必要に
なる。
層から順に窒化タンタルと銅とを積層した積層膜)を除
去する。さらにキャップおよびエッチングストッパ層と
して窒化シリコン膜(SiN)50nmを化学気相成長
にて被着形成し、C60フラーレン膜800nm、配線
層エッチング時のエッチングストッパ層となるSiO 2
膜5nm、C60フラーレン膜50nm、およびマスク
層SiO2膜を50nm形成した。この積層膜に先ずビ
アパターンをそれぞれフッ素プラズマと酸素プラズマに
よりSiN膜の直上まで形成し、続いて二層目の配線パ
ターンを形成した。最後にSiN膜をフッ素プラズマに
より加工後、デュアルダマシン構造の溝に一層目配線と
同様、TaN、Cuの積層配線を埋め込んだ。この際、
ビアの黒ずみや導通不良などは全く観察されなかった。
C60フラーレン膜のエッチングには、例えば酸化膜を
フッ素系プラズマを用いたドライエッチングにて加工し
マスクとして用いるか、あるいはシリコンレジスト等の
無機レジストを用いて加工することができる。
的研磨)法を用いて銅配線層を開口窓内にのみ残して他
を除去した後、C60フラーレン膜をいきなり形成した
が、C60フラーレン膜を形成する前に、事前にCVD
法により全面にシリコン窒化膜(SiN)を厚さ約50
nm形成しても良い。このことについて図9を参照して
説明する。図9参照。
(工程断面図)である。上記説明した工程(9a)相当
の工程(9b)を経て、開口窓内にのみ銅が残るように
表面がCMP(化学機械的研磨)法により平坦化された
後、工程(10b)では、窒化シリコン膜(SiN)が
化学気相成長法により全面形成され、続く工程(11
b)では、C60フラーレン膜が真空蒸着、紫外線照射
を経て、重合され、C60フラーレン重合膜をなる。引
き続いて、SiO2膜,C60フラーレン膜が順次被着
形成されるが、この際の形成要領は、上記(10a)工
程について説明したのと同様の方法を準用すれば良い。
在させてC60フラーレン膜を形成することによる最大
のメリットは、絶縁膜相互の剥離が生じにくくなり、信
頼性が高まるという点にある。C60フラーレン膜を銅
表面に直付けした場合には、工程中の熱や機械的ストレ
スが原因で生じる予期しない応力によって剥離する可能
性が否めないが、これが解消できるという特徴がある。
しかし一方で、窒化シリコン(SiN)は既に従来技術
の問題点として指摘したとおり、誘電率が非常に高い絶
縁材料であるため、介在させる窒化シリコン(SiN)
の厚さがごくわずかであっても層間絶縁膜全体として誘
電率を高める大きい要因となり、ひいては配線間容量を
増加させ、多少なりともデバイスの高速化を阻害してし
まうというデメリットもあり、信頼性をいっそう高める
必要があるか、それとも高速性能を少しでも高める必要
があるか、いずれにプライオリティを置くか、状況次第
で使い分ける必要があるだろう。
であるが、次に、本発明を通して高速性能が従来比どの
程度上がるのか効果を確認したので、このことについて
説明する。図10参照。
中具体的には、A,Bとも所謂リングオシレータ回路を
示す。Aはインバータ2個を1組にして100段を直列
接続したリングオシレータであり、Bは一つのインバー
タと他のインバータとの間の配線を故意に長くしたもの
を1組にして100段を直列接続したリングオシレータ
である。これらのリングオシレータでは、配線厚0.5
μm,配線ピッチ0.4μm,配線が長いリングオシレ
ータでは、特に配線の長さを50μm分長くした。層間
絶縁膜の種類を違えたことによって生じる信号遅延時間
がどの程度であるかは、このようなリングオシレータ回
路を、層間絶縁膜にC60フラーレン膜を採用したもの
と、従来のようにSiO2膜を採用したものと、二種類
作成し、これらのリングオシレータ回路が動作した際の
発振周波数から換算して評価した。Bで求めるインバー
タ1段当たりの信号遅延時間は、出力に長配線の付いた
インバータの入力から次のインバータの入力までとす
る。このようにして得た結果からは、上記した本発明の
一実施態様の例とSiO2膜を用いた従来技術の例とで
応答速度を比較した結果、銅配線とC60フラーレン膜
との間に窒化シリコン(SiN)膜を介在させない場合
には、約30%の速度向上が見られ、また銅配線とC6
0フラーレン膜との間に窒化シリコン(SiN)膜が介
在する場合には、約20%の速度向上が見られた。
してC60をとりあげて説明したが、本発明の効果はC
60に限って生じるものではなく、例えばC70,C7
6,C78,C82,C96,C100,C102,C
120のようないずれのフラーレンにも分子中に電子雲
が殆ど存在しない中空の領域が広く、例えばC70の誘
電率は2.7に下がる。また紫外線等エネルギー線の照
射によって比較的容易に互いが結合して被膜となるの
で、同様の効果が期待できるものである。高次フラーレ
ンの中でもC120については、C60薄膜に紫外・可
視光を照射してC60分子同士を互いに融合させて生成
することができる。
成した場合には、安定な膜であるにもかかわらず、分子
レベルで空隙の存在率が高まり、したがって誘電率を低
くできる。さらには、銅配線に直に接するように被膜し
たとしても、熱履歴が長くても銅が絶縁膜に向けて拡散
することがない。フラーレン分子自体は共有結合性が著
しいため、イオンとして拡散してくる銅を妨げうるので
ある。
図)
面図)
断面図)
断面図)
断面図)
断面図)
図)
Claims (7)
- 【請求項1】 フラーレンを真空蒸着し、次いで該フラ
ーレン分子相互間に光架橋反応を生じさせ、高分子化し
た絶縁膜。 - 【請求項2】 前記光架橋反応が紫外線照射による架橋
反応である請求項1記載の絶縁膜。 - 【請求項3】 フラーレンを真空蒸着し、次いで該フラ
ーレン分子相互間に光架橋反応を生じさせ、高分子化す
る絶縁膜の製造方法。 - 【請求項4】 前記光架橋反応時の照射光として、紫外
線を選んだ請求項3記載の絶縁膜の製造方法。 - 【請求項5】 フラーレンを真空蒸着し、次いで該フラ
ーレン分子相互間に光架橋反応を生じさせ、高分子化し
た絶縁膜を有する電子装置。 - 【請求項6】 前記光架橋反応が紫外線照射による架橋
反応である請求項5記載の電子装置。 - 【請求項7】 銅を含む配線層に接するように前記絶縁
膜が形成される請求項5又は6記載の電子装置。
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