JP3531320B2 - トナー - Google Patents

トナー

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JP3531320B2
JP3531320B2 JP29752595A JP29752595A JP3531320B2 JP 3531320 B2 JP3531320 B2 JP 3531320B2 JP 29752595 A JP29752595 A JP 29752595A JP 29752595 A JP29752595 A JP 29752595A JP 3531320 B2 JP3531320 B2 JP 3531320B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、複数のアパーチャ
を有するアパーチャ電極体を介して帯電したトナーのア
パーチャ通過を選択的に制御し、アパーチャを通過した
トナーを印字媒体上に飛着させて所望の画像を形成する
画像形成装置に使用されるトナーに関し、特に、画像形
成方法の特質を勘案してアパーチャ電極体のオン時及び
オフ時のいずれの場合においてもトナー流の応答性を向
上しつつトナーを均一且つ迅速に飽和帯電させることが
可能であり、もってアパーチャ電極体を駆動するについ
て低い駆動電圧によっても十分な濃度コントラストを有
する画像を形成することが可能なトナーに関するもので
ある。 【0002】 【従来の技術】従来より、トナーを帯電させるととも
に、その帯電したトナー粒子からなるトナー流を静電的
に制御することにより印字媒体上に飛着させて画像形成
を行う各種の画像形成装置が提案されている。例えば、
この種の画像形成装置の1例として、複数の開口部(以
下、アパーチャと称する)が形成された電極を用いて、
その電極に対して画像データに基いて電圧を印加し、ト
ナー粒子が前記アパーチャを通過し得るよう制御して、
通過したトナー粒子により支持体上に画像を形成する装
置が、米国特許第3689935号明細書において開示
されている。 【0003】この画像形成装置は、絶縁体よりなる平板
と、この平板の一方の面に形成される連続した基準電極
と、他方の面に形成される互いに絶縁された複数の制御
電極とからなり、前記各制御電極毎に前記3者を貫いて
少なくも1列のアパーチャが形成されたアパーチャ電極
体と、前記基準電極と制御電極との間に選択的に電位を
与える手段と、印加された電位によってアパーチャを通
過するトナー粒子の流れが変調されるように帯電したト
ナー粒子を供給する手段と、支持体とアパーチャ電極体
が相対的に移動し得るように支持体を粒子流路中に位置
決めする手段とから構成されている。 【0004】また、例えば、米国特許第4743926
号、同4755837号、同4780733号、および
同4814796号の各明細書には、アパーチャ電極体
が支持体側に制御電極、トナー供給側に基準電極を向け
て配設された画像形成装置が開示されている。更に、米
国特許第4912489号明細書には、アパーチャ電極
体を、支持体側に基準電極、トナー供給側に制御電極を
向けて配設することにより、オフ時に制御電極に対して
印加される電圧を、上記米国特許に開示される画像形成
装置に比べて1/4程度に抑えることができる装置が記
載されている。ここにおいて、前記オフ時とは、支持体
上にトナー粒子を付着させない時、すなわち画像の空白
部分を形成する時点を意味するものであり、逆にオン時
と言えば、支持体上にトナー像を形成する時点を意味す
る。前記した各画像形成装置に使用されるトナーは、通
常、樹脂バインダ、カーボンブラック等の着色剤、ワッ
クス等を主成分とし、また、1つの極性、例えば、負帯
電性又は正帯電性を有するのが一般的である。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したよ
うな従来の画像形成装置においては、オン時の制御電圧
とオフ時の制御電圧の電圧差を駆動電圧と呼び、これは
集積回路によって駆動されるため、なるべく小さな値で
あることが好ましく、実用的な駆動電圧としては、50
V以内で設定しなければならない。 【0006】しかしながら、前記した一般的なトナーを
使用して従来の画像形成装置により印字媒体上に画像の
形成を行った場合、制御電極に印加する制御電圧と印字
媒体に形成される画像濃度との関係は、図5にて破線で
示すグラフG1のような関係となる。ここで、従来の画
像形成装置における制御電圧と画像濃度との関係につい
て図5に基づき説明する。図5は制御電圧と画像濃度と
の関係を示すグラフであり、縦軸は画像濃度(光学反射
濃度)を示し、横軸は制御電圧(V)を示す。尚、図5
において、画像が形成される前の印字媒体(紙)の濃度
は0.07で示され、実用上支障のない画像濃度は1.
8で示されている。 【0007】図5にて破線で示すグラフG1から明かな
ように、制御電極のオン時とオフ時における制御電圧を
50Vの範囲の電圧でいかなるように設定しても、オン
時に1.8以上の十分な画像濃度を実現し、また、オフ
時に0.07以下のかぶりの無い印字をすることは事実
上不可能である。即ち、制御電圧と画像濃度との関係
は、グラフG1に示すように、種々の理由に起因して制
御電極のオン時に制御電極に対してトナー流を発生させ
るためのプラス電圧を印加すると、トナー流の発生はそ
の制御電圧に対して応答が良いものの、逆にオフ時に制
御電極に対してトナー流を発生させないためのマイナス
電圧を印加すると、トナー流はその制御電圧に対して応
答性が悪いという問題がある。 【0008】例えば、グラフG1において、オン時の制
御電圧を70Vに設定し、オフ時の制御電圧を20Vに
設定すると、オン時の画像濃度は1.8以上で実用的に
支障はないが、オフ時における画像濃度は0.07以上
となることから画像のかぶりが発生して画像濃度を十分
に下げることができない。この結果、得られる画像は全
体に汚れてしまい、非常に見栄えの悪い画像となる。こ
れに対して、画像のかぶりを抑えるべく制御電極のオン
時における制御電圧を30Vに設定し、オフ時の制御電
圧を−20Vに設定すると、オフ時の画像濃度は0.0
7以下となって画像のかぶりを抑制することができるも
のの、オン時の画像濃度は到底1.8に至らず、画像濃
度が低すぎる結果、やはり非常に見栄えの悪い画像とな
る。 【0009】ここで、制御電圧と画像濃度の理想的な関
係について考えてみると、その関係は図6に示すような
関係となる。図6は制御電圧と画像濃度の理想的な関係
を示すグラフであり、グラフG2に示すように、制御電
圧のしきい値(図6では約35Vに設定されている)で
画像濃度が2値的に変化するのが理想的である。このよ
うに画像濃度が2値的に変化すれば、制御電圧を極めて
小さくできるものではある。 【0010】しかし、実際に画像形成装置で画像の形成
を行う場合、制御電圧と画像濃度との関係は前記グラフ
G1のように制御電圧を大きくせざるを得ない。その主
たる原因として、アパーチャ電極体に供給されるトナー
の帯電量には現実にばらつきが発生していることが考え
られ、それぞれ帯電量にばらつきの存在するトナーをト
ナー流とすることができる制御電圧のしきい値も当然に
相違することから、実際にはしきい値が図6のグラフG
2のように明確なものとはならないのが現実である。特
に、従来のトナーにおいては、その極性が負帯電性又は
正帯電性のいずれか一方であることから、例えば、負帯
電性のトナーでは制御電極のオフ時にマイナスの制御電
圧を印加した際におけるトナー流の応答性が悪いことが
制御電圧を小さくできないことに拍車をかけていた。 【0011】また、アパーチャ電極体に供給される帯電
したトナーを担持する担持体に対するトナーの付着力を
均一にすることができれば、グラフG1(図5)を理想
的なグラフG2(図6)に近づけることは可能であるこ
とから、担持体にトナーを単層状態で担持させることは
グラフG2に近づけるについて有効な方法ではある。し
かし、かかる場合には、担持体に担持されるトナーが単
層であるために、トナーの粒径、帯電量、重量等におけ
るばらつきの影響を直接に受けてしまうこととなる。従
って、現実のグラフG1を理想的なグラフG2に効率的
に近づけるためには、トナーの粒径、帯電量、重量等に
おいて、より均質な特性が要求される結果となり、従っ
て、前記従来より使用されているトナーは、通常、粉砕
法等を介して製造されて分散度が1.3〜1.4程度で
あり、また、当然トナーの帯電量にもばらつきが発生す
ることから、理想的なグラフG2で示す特性を有するに
は至らないものである。 【0012】本発明は、前記従来における問題点を解消
するためになされたものであり、アパーチャ電極体のオ
ン時及びオフ時のいずれの場合においてもトナー流の応
答性を向上しつつ均一且つ迅速に飽和帯電させることが
でき、もってアパーチャ電極体を駆動するについて低い
駆動電圧によっても十分な濃度コントラストを有する画
像を形成することができるトナーを提供することを目的
とする。 【0013】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に係るトナーは、トナー供給源と、複数のアパ
ーチャが設けられたアパーチャ電極体とを有し、アパー
チャ電極体を介してトナー供給源から供給される帯電し
たトナーのアパーチャ通過を制御するとともに、トナー
供給源の反対側でアパーチャ電極体に近接配置される印
字媒体に画像を形成する画像形成装置に使用されるトナ
ーにおいて、前記トナーは、負帯電性の非磁性トナー
対して正帯電性の非磁性トナーを所定割合で混合して
り、前記所定割合は、負帯電性の非磁性トナー:正帯電
性の非磁性トナーが95:5〜80:20の範囲にあ
。 【0014】請求項1のトナーを使用して画像形成装置
により画像を形成する場合、アパーチャ電極体を介して
トナー供給源から供給される帯電したトナーのアパーチ
ャ通過が制御されるとともに、アパーチャ電極体のアパ
ーチャを通過したトナーが印字媒体に飛着されて画像の
形成が行われる。このとき、請求項1のトナーは、負帯
電性の非磁性トナーに対して正帯電性の非磁性トナー
、負帯電性の非磁性トナー:正帯電性の非磁性トナー
が95:5〜80:20の範囲にあるように混合してな
るので、アパーチャ電極体のオン時及びオフ時のいずれ
の場合においてもトナー流の応答性が向上されてトナー
はアパーチャ電極体により均一且つ迅速に飽和帯電され
得る。従って、アパーチャ電極体を駆動するについて低
い駆動電圧によっても十分な濃度コントラストを有する
画像を形成することが可能となる。 【0015】 【発明の実施の形態】以下、本発明に係るトナーについ
て、本発明を具体化した実施の形態に基づいて図面を参
照しつつ詳細に説明する。本実施の形態に係るトナー
は、基本的に、結着樹脂、着色剤、離型剤、及び荷電制
御剤等から構成される。ここに、結着樹脂はバインダと
しての機能を有し、かかる結着樹脂としては、例えば、
ポリエステル樹脂、スチレン−アクリル樹脂、塩化ビニ
ル樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリエチレン
樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリウレタン樹脂、ケトン
樹脂、ポリスチレン、クロロポリスチレン、ポリ−α−
メチルスチレン、スチレン−クロロスチレン共重合体、
あるいは、スチレン−プロピレン共重合体等がある。特
に好適な樹脂としてはポリエステル樹脂を挙げることが
できる。また、上記樹脂は単独に使用するに限らず、2
種以上併用することもできる。 【0016】また、着色剤としてはカーボンブラックが
最も適しており、カーボンブラックとしてはファーネス
ブラック、ケッチェンブラック、ランプブラック、サー
マルブラック、チャンネルブラックなどが挙げられ、こ
れらを単体で使用しても、複数種類混ぜても良い。具体
的なカーボンブラックとしては、三菱化学(株)製の#
990、#900、#45、#40、#20、#10、
#3050B等が好適である。かかる着色剤の含有量
は、現像により可視像を形成することができるようトナ
ーを着色するのに十分な量があれば良く、例えば、樹脂
100重量部に対して1〜20重量部とするのが好まし
い。更に好ましくは7〜17重量部が好適である。 【0017】更に、離型剤としては、ポリアルキレン或
いは天然系のワックスを混合することができ、その具体
的な例としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、カル
ナバワックス、キャンデリラワックス、ライスワックス
等を使用することができる。また、荷電制御剤の例とし
ては、ニグロシン系染料、4級アンモニウム塩、アルコ
キシ化アミン、アルキルアミド、アゾ系染料の金属錯
体、高級脂肪酸の金属塩があげられる。荷電電制御剤の
添加量は、樹脂100重量部に対して4重量部以上であ
ることが望ましく、更に好ましくは4重量部〜8重量部
の範囲で内添されていることが望ましい。 【0018】その他、本静電潜像現像剤のトナー構成成
分として、定着性や流動性を向上させるために、低分子
量オレフィン重合体や微粉末のシリカ、アルミナ、チタ
ニア等の添加剤、更には抵抗調整や滑剤の目的でマグネ
タイト、フェライト、酸化セリウム、チタン酸ストロン
チウム、導電性チタニア等の無機微粉末やアクリル樹脂
等の有機微粉末を内添剤または外添剤として含有せしめ
てもよい。これらの添加剤の使用量は所望する性能によ
り適時選定すれば良く、例えば、樹脂100重量部に対
して0.01〜10重量部程度が好ましい。 【0019】前記のように構成されるトナーは、帯電さ
れた状態に基づいて、基本的に、1つの極性を有するも
のであるが、本実施の形態に係るトナーにおいては、負
帯電性のトナーに対して、正帯電性のトナーが所定割
合、例えば、負帯電性トナー:正帯電性トナーが95:
5〜80:20の範囲で混合されている。このような割
合で負帯電性トナーと正帯電性トナーとが混合されてい
る場合には、アパーチャ電極体(後述する)のオン時及
びオフ時のいずれにおいても、トナー流の応答性を向上
させて、トナーを均一且つ迅速に飽和帯電させることが
でき、これによりアパーチャ電極体を駆動するについて
低い駆動電圧によっても十分な濃度コントラストを有す
る画像を形成することができるものである。 【0020】また、トナー粒子の製造方法は、従来から
用いられている各種トナーの製造方法を適用することが
できるが、例えば、結着樹脂、着色剤、離型剤、荷電制
御剤等を混合機で均一分散混合し、次いで、その混合物
を密閉式ニーダー、あるいは1軸または2軸の押出機等
で溶融混練し、冷却後、クラッシャー、ハンマーミル等
で粗砕し、さらに、ジェット式ミル、高速ロータ回転式
ミル等で細粉砕し、それを風力分級機(例えば、慣性分
級方式のエルボジェット、遠心分級方式のミクロプレッ
クス、DSセパレータなど)等で分級すれば良い。 【0021】前記のように製造されるトナーの粒径とし
ては、図1に示すように、個数を基準とした粒径分布グ
ラフG3から得られる平均粒径が7μm程度であり、ま
た、重量を基準とした粒径分布グラフG4から得られる
平均粒径が8μm程度であることが望ましい。このよう
に、本実施の形態に係るトナーの粒径は、個数を基準と
した粒径分布と重量を基準とした粒径分布がそれぞれ均
質で、重量を基準とした粒径分布から得られる平均粒径
を、個数を基準とした粒径分布から得られる平均粒径で
除した分散度が1.0〜1.15の範囲にある。尚、図
1はトナーの粒径分布状態を模式的に示すグラフであ
る。 【0022】次に、トナーの具体的な複数の実施例につ
いて説明し、更に、これらの各実施例に係るトナーを使
用して画像形成の試験が行われた画像形成装置について
説明することとする。先ず、トナーの実施例について説
明する。 【0023】 【実施例】《実施例1》 先ず、以下の要領でトナーAを生成した。 樹脂 ポリエステル(三菱レイヨン製) 100重量部 着色剤 カーボンブラック(三菱化学製) 13重量部 ワックス ポリプロピレン(三洋化成工業製) 5重量部 荷電制御剤 含金属染料(オリエント化学製) 2重量部 を配合し、連続式の1軸押出機を用いて混練し、冷却
し、粉砕し、分級して、東芝ケミカル(株)製のブロー
オフ帯電量測定装置にて測定しつつTDK(株)製のF
C−6キャリアを使用して帯電量−30.27μC/g
で平均粒径10μmの負帯電黒色トナーAを得た。次ぎ
に、以下の要領でトナーBを生成した。 樹脂 ポリエステル(三菱レイヨン製) 100重量部 着色剤 カーボンブラック(三菱化学製) 13重量部 ワックス ポリプロピレン(三洋化成工業製) 5重量部 荷電制御剤 含金属染料(オリエント化学製) 2重量部 を配合し、連続式の1軸押出機を用いて混練し、冷却
し、粉砕し、分級して、東芝ケミカル(株)製のブロー
オフ帯電量測定装置にて測定しつつTDK(株)製のF
C−6キャリアを使用して帯電量+1.05μC/gで
平均粒径10μmの正帯電黒色トナーBを得た。前記の
ように負帯電性トナーAと正帯電性トナーBを得た後、
トナーAとトナーBとを95:5の割合で混合してトナ
ー1を生成した。 【0024】《実施例2》 前記実施例1の方法と同一の方法により負帯電性トナー
A及び正帯電性トナーBを生成し、トナーAとトナーB
とを90:10の割合で混合してトナー2を生成した。 【0025】《実施例3》 前記実施例1の方法と同一の方法により負帯電性トナー
A及び正帯電性トナーBを生成し、トナーAとトナーB
とを80:20の割合で混合してトナー3を生成した。 【0026】《比較例1》 前記実施例1の方法と同一の方法により負帯電性トナー
A及び正帯電性トナーBを生成し、トナーAとトナーB
とを100:0の割合で混合してトナー4を生成した。 【0027】《比較例2》 前記実施例1の方法と同一の方法により負帯電性トナー
A及び正帯電性トナーBを生成し、トナーAとトナーB
とを70:30の割合で混合してトナー5を生成した。 【0028】《比較例3》 前記実施例1の方法と同一の方法により負帯電性トナー
A及び正帯電性トナーBを生成し、トナーAとトナーB
とを50:50の割合で混合してトナー6を生成した。 【0029】《比較例4》 前記実施例1の方法と同一の方法により負帯電性トナー
A及び正帯電性トナーBを生成し、トナーAとトナーB
とを0:100の割合で混合してトナー7を生成した。 【0030】続いて、前記のように生成された各実施例
及び比較例に係るトナーについて、画像かぶり及び画像
濃度の比較試験を行うべく、各トナーが使用されて画像
形成が行われた画像形成装置について図2乃至図4に基
づき説明する。ここに、図2は画像形成装置の概略構成
を模式的に示す説明図、図3は画像形成装置に搭載され
るアパーチャ電極体の斜視図、図4はアパーチャ電極体
とトナー担持ローラとの関係を模式的に示す説明図であ
る。 【0031】図2において、トナー流の制御作用を行う
アパーチャ電極体1の左側には、1mmの間隙を有し
て、背面電極板22がシャーシ(図示せず)に配設され
ている。背面電極板22の下方には、一対の搬送ローラ
119が配置されており印字用紙20を上方に搬送し、
前記1mmの間隙に挿入され得るように構成されてい
る。また、前記アパーチャ電極体1の右側には、そのア
パーチャ電極体1の長手方向に沿って、アパーチャ電極
体1に対してトナーを供給するトナー供給装置10が配
設されており、更に、前記背面電極板22によって搬送
される印字用紙20の進行先には、一対の定着ローラ2
6a、26b(ヒータが内設されている)からなる定着
装置26が配設されている。 【0032】前記トナー供給装置10は、装置全体のハ
ウジングを兼ねるトナーケース11、そのトナーケース
11内のトナー溜21に収納されるトナー16、供給ロ
ーラ12、トナー担持ローラ14、回収ローラ15、ト
ナー層規制ブレード18、回収ブレード19、及び、ア
ジテータ17から構成されている。ここにおいて、前記
トナー担持ローラ14はトナー16を担持し、アパーチ
ャ電極体1に向かって搬送するものであり、前記供給ロ
ーラ12は、トナー担持ローラ14に対してトナー16
を供給するものである。また、回収ローラ15はステン
レス鋼の軸にナイロンブラシの生地が接着してあり、ト
ナー担持ローラ14に残留したトナーをはぎ取るもので
ある。さらに、アジテータ17は未使用トナー及び回収
ローラ15により回収されたトナーをトナー溜21で混
合して撹拌するものである。 【0033】そして、前記供給ローラ12、トナー担持
ローラ14、回収ローラ15及びアジテータ17は、ト
ナーケース11に図示する矢印方向に回転可能に支持さ
れており、平行に配設されている。また、トナー担持ロ
ーラ14と供給ローラ12、及び、トナー担持ローラ1
4と回収ローラ15はそれぞれ接した状態で配設されて
いる。さらに、前記トナー層規制ブレード18は、トナ
ー担持ローラ14に担持されるトナー16の量がローラ
面上で単層で均一になるように調整するとともに、その
トナー16を均一に帯電させるためのものであり、トナ
ー担持ローラ14に圧接されている。また、回収ブレー
ド19は回収ローラ17のブラシ先端と接触するように
配置されており、回収ローラ17が回転すると、ブラシ
に付着しているトナーがトナー溜21に剥ぎ取られて落
ちるようになっている。 【0034】前記アパーチャ電極体1は、図3に示すよ
うに厚さ25μmのポリイミド製の絶縁シート2に直径
100μmの複数のアパーチャ6が1列に形成され且つ
上面に厚さ1μmの制御電極4が各アパーチャ6毎に形
成されたものである。そして、前記アパーチャ電極体1
は、図2に示すように印字用紙20側に制御電極4を対
向させた状態で、絶縁シート2のアパーチャ位置でトナ
ー担持ローラ14に対して圧接されている。 【0035】ここにおいて、前記アパーチャ電極体1の
アパーチャ6とトナー担持ローラ14との位置関係の詳
細を説明すると、図4に示すように、各アパーチャ6は
各々の中心線30がトナー担持ローラ14の周面の最左
部分と、トナー担持ローラ14の中心軸32とを通過す
るように配置されている。これによれば、各アパーチャ
6は、トナー担持ローラ14の周面の最左部分を基準と
して、上下均等に配置されることにより、各アパーチャ
6を通過するトナー16の分布をアパーチャ内の全域で
均一にすることができる。また、アパーチャ6の壁面と
トナー16の飛翔方向とが平行であるため、安定してト
ナーを飛翔させることができる。このようなトナー供給
手段によりトナーが供給される。 【0036】更に、アパーチャ電極体1自体は、図4に
示すようにトナー担持ローラ14に対して、アパーチャ
6を中心として上下に同じ角度だけたわむように圧接さ
れている。これにより、アパーチャ電極体1とトナー担
持ローラ14との接触面積を大きくすることができると
ともに、アパーチャ6の下部周辺を上下均一に圧接する
ことができるため、トナーの濃度むらが発生することを
極力抑えることができる。 【0037】また、前記制御電極4とトナー担持ローラ
14の間には、制御電圧印加回路8が接続されている。
この制御電圧印加回路8は、画像信号に基いて制御電極
4に対して0V、もしくは+50Vの電圧を印加するよ
うに構成されている。更に、前記背面電極板22とトナ
ー担持ローラ14との間には直流電源24が接続されて
おり、この直流電源は前記背面電極板22に対して+1
kVの電圧を印加し得るようになっている。 【0038】次に、上述のように構成される画像形成装
置の動作を説明する。まず始めに、アジテータ17と供
給ローラ12とトナー担持ローラ14との図2に示す矢
印方向の回転により、トナー溜19のトナー16は供給
ローラ12に付着させられ、さらに供給ローラ12に付
着したトナー16はトナー担持ローラ14に擦りつけら
れ、トナー担持ローラ14上に担持される。担持された
トナー16は、層規制ブレード18によって薄層化され
るとともにマイナス帯電させれた後、トナー担持ローラ
14の回転によってアパーチャ電極体1に向かって搬送
される。そして、トナー担持ローラ14上のトナー16
はアパーチャ電極体1の絶縁シート2に擦られつつアパ
ーチャ6の下に供給される。 【0039】ここで、画像信号に応じて、その画像部分
に対応する制御電極4には、制御電圧印加回路8から+
50Vの電圧が印加される。その結果、画像部分に対応
するアパーチャ6の近傍には、制御電極4とトナー担持
ローラ14の間の電位差により、制御電極4よりトナー
担持ローラ14に向かう電気力線が形成される。それに
より、マイナスに帯電されたトナーは電位の高い方向に
静電力を受け、トナー担持ローラ14上からアパーチャ
6を通過して制御電極4側に引き出される。引き出され
たトナー16は、更に、背面電極板22に印加されてい
る電圧によって印字用紙20とアパーチャ電極体1との
間に形成される電界により、印字用紙20に向かって飛
翔し、印字用紙20上に堆積して画素を形成する。ま
た、非画像部分に対応する制御電極4には、制御電圧印
加回路8から0Vの電圧が印加される。その結果、トナ
ー担持ローラ14と制御電極4との間には電界が形成さ
れないことにより、トナー担持ローラ14上のトナー1
6は静電力を受けないためアパーチャ6を通過しない。 【0040】更に、印字用紙20は、その面上にトナー
16により1列の画素が形成される間に、アパーチャ列
と垂直の方向に1画素分送られる。そして、上記のプロ
セスを繰り返すことにより印字用紙20の全面にトナー
像が形成される。その後、形成されたトナー像は、定着
装置26によって印字用紙20上に定着される。 【0041】次に、前記のように構成された画像形成装
置に対して、前記各実施例1乃至実施例3、及び、比較
例1乃至比較例4のトナー1乃至トナー7を使用して画
像の形成を行い、それぞれ得られた画像について画像か
ぶり及び画像濃度を測定して比較試験を行った。その試
験結果が表1に示されている。 【0042】 【表1】 【0043】ここに、比較試験において画像かぶりの測
定では、先ず、何も印字していない印字用紙の白色度を
東京電色(株)製の REFLECT METER MODEL TC-6MC を用
いて測定し、次いで、画像が形成された印字後の印字用
紙における非印字部(画像が形成されていない部分)の
白色度を測定し、印字後の白色度と何も印字していない
印字用紙の白色度との差を求めて画像かぶりの指標とし
た。また、画像濃度の測定は、印字後の画像印字部につ
いて光学反射タイプのマクベス濃度計を使用して行っ
た。尚、前記のように測定した画像かぶりの許容値は一
般に3.5以下とされ、また、画像濃度の許容値は一般
に1.4以上とされる。 【0044】表1において、実施例1のトナー1(トナ
ーA:トナーBが95:5)では、画像かぶりの値は
3.4であり、画像濃度の値は1.7である。いずれの
値も許容値を満足しており、十分実用に耐えることが理
解される。これは、前記画像形成装置において画像形成
を行う際に、負帯電性トナーAに対して正帯電性トナー
Bが適量含有されていることからトナー16(トナー
1)により発生されるトナー流の応答性がアパーチャ電
極体1のオン時及びオフ時のいずれの場合にも向上され
たことに基づき、トナーが均質且つ単層でアパーチャ6
に供給されており、制御電圧と画像濃度の関係は、図5
における実線で表わしたグラフG5に示すように50V
の駆動電圧で、必要かつ十分な画像コントラストが得ら
れることに基くものである。 【0045】また、実施例2のトナー2(トナーA:ト
ナーBが90:10)の場合、画像かぶりの値は2.1
であり、画像濃度の値は1.6である。いずれの値も許
容値を満足しており、十分実用に耐えることが理解され
る。尚、この場合においても、制御電圧と画像濃度の関
係は、図5における実線で表わしたグラフG5で示す関
係となる。 【0046】更に、実施例3のトナー3(トナーA:ト
ナーBが80:20)の場合には、画像かぶりの値は
3.2であり、画像濃度の値は1.4である。いずれの
値も許容値を満足しており、十分実用に耐えることが理
解される。尚、この場合においても、制御電圧と画像濃
度の関係は、図5における実線で表わしたグラフG5で
示す関係となる。 【0047】これに対して、比較例1のトナー4(トナ
ーA:トナーBが100:0)の場合には、画像濃度の
値は1.8であるから一応許容値を満足するものではあ
るが、画像かぶりの値は4.3と異常に高い値であり、
許容値を満足していない。この場合の画像は全体に濃い
ものではあるが、画像かぶりの影響で汚れて見栄えが悪
いものであった。これは、前記画像形成装置において画
像形成を行う際に、トナー4は負帯電性トナーAのみか
ら構成されていることからトナー16(トナー4)が単
層ではアパーチャ6に供給されておらず、制御電圧と画
像濃度の関係は、図5における破線で表わしたグラフG
1に示すような関係となることに基くものと考えられ
る。 【0048】また、比較例2のトナー5(トナーA:ト
ナーBが70:30)の場合、画像かぶりの値は3.
9、画像濃度の値は1.1であり、いずれの値も許容値
を満足していない。更に、同様に、比較例3のトナー6
(トナーA:トナーBが50:50)の場合、画像かぶ
りの値は4.4、画像濃度の値は0.9であり、いずれ
の値も許容値を満足していない。また、比較例4のトナ
ー7(トナーA:トナーBが0:100)の場合も、画
像かぶりの値は6.7、画像濃度の値は0.6であり、
いずれの値も許容値を満足していない。これらの各場合
の画像は全体に濃度が薄く、且つ画像かぶりの影響で汚
れて見栄えが悪いものであった。尚、この場合において
も、トナー4の場合と同様、負帯電性トナーAと正帯電
性トナーBとの混合バランスがくずれていることに起因
しており、トナー5、6における制御電圧と画像濃度の
関係は、図5における破線で表わしたグラフG1に示す
ような関係となることに基くものと考えられる。また、
トナー7における制御電圧と画像濃度の関係は、図5に
おいて制御電圧0Vの軸線にてグラフG1と対象形とな
るグラフ(図示せず)に基づくものと考えられる。 【0049】以上、表1を参照して説明した通り、負帯
電性トナーAと正帯電性トナーBの混合割合が、95:
5〜80:20の範囲である実施例1乃至実施例3のト
ナー1乃至トナー3を画像形成装置に使用して画像形成
を行った場合、形成された画像に関して画像かぶり及び
画像濃度のいずれにおいても十分許容値を満足すること
が分かり、一方、負帯電性トナーAと正帯電性トナーB
の混合割合が、95:5〜80:20の範囲を外れた比
較例1乃至比較例4のトナー4乃至トナー7では、画像
かぶりの値や画像濃度の値が許容値を満足しないことが
分かる。尚、本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改
良、変形が可能であることは勿論である。 【0050】 【発明の効果】以上説明した通り本発明は、アパーチャ
電極体のオン時及びオフ時のいずれの場合においてもト
ナー流の応答性を向上しつつ均一且つ迅速に飽和帯電さ
せることができ、もってアパーチャ電極体を駆動するに
ついて低い駆動電圧によっても十分な濃度コントラスト
を有する画像を形成することができるトナーを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】トナーの粒径分布状態を模式的に示すグラフで
ある。 【図2】画像形成装置の概略構成を模式的に示す説明図
である。 【図3】画像形成装置に搭載されるアパーチャ電極体の
斜視図である。 【図4】アパーチャ電極体とトナー担持ローラとの関係
を模式的に示す説明図である。 【図5】制御電圧と画像濃度との関係を示すグラフであ
る。 【図6】制御電圧と画像濃度の理想的な関係を示すグラ
フである。 【符号の説明】 1 アパーチャ電極体 4 制御電極 6 アパーチャ 10 トナー供給装置 12 供給ローラ 14 トナー担持ローラ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 トナー供給源と、複数のアパーチャが設
    けられたアパーチャ電極体とを有し、アパーチャ電極体
    を介してトナー供給源から供給される帯電したトナーの
    アパーチャ通過を制御するとともに、トナー供給源の反
    対側でアパーチャ電極体に近接配置される印字媒体に画
    像を形成する画像形成装置に使用されるトナーにおい
    て、 前記トナーは、負帯電性の非磁性トナーに対して正帯電
    の非磁性トナーを所定割合で混合してなり、 前記所定割合は、負帯電性の非磁性トナー:正帯電性の
    非磁性トナーが95:5〜80:20の範囲にある こと
    を特徴とするトナー。
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