JP3530622B2 - 画像ファイル装置 - Google Patents

画像ファイル装置

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JP3530622B2
JP3530622B2 JP07412295A JP7412295A JP3530622B2 JP 3530622 B2 JP3530622 B2 JP 3530622B2 JP 07412295 A JP07412295 A JP 07412295A JP 7412295 A JP7412295 A JP 7412295A JP 3530622 B2 JP3530622 B2 JP 3530622B2
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忠夫 江藤
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、画像データに文書を付
与してデータベース化する画像ファイル装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の画像ファイル装置において画像デ
ータを記録する場合、画像に関する文書データを付与し
て記録したり、また記録済みの画像に関しての文書デー
タなどを記録することが可能である。このような文書デ
ータの中身は装置が自動的に付与するものの他に、画像
ファイル装置の操作者によって入力されるものもある。
操作者が入力する文書データの中身である記入項目は、
文章であったり、また画像ファイル装置が要求する項
目、たとえば画像中の被写体の名称、種類、特徴、もし
くは装置が提示する選択肢からの選択などであったりす
る。 【0003】これらの入力は、例えば特公平4−153
881号公報に示されるような画像の登録画面で行う。
登録画面にこれらの記入項目は配列される。操作者はタ
イプライタ型キーボードや、マウスなどの指示装置を用
いて、この登録画面中の記入項目に記入したり、選択肢
からの選択を行ったりすることにより、画像に関する情
報を入力することができる。 【0004】また、ウィンドウシステムのように、同時
に複数の文書データをディスプレイに表示できる装置に
おいては、複数の文書データを重ねて並べることにより
表示し、重なりを入れ換えることにより、複数の文書デ
ータから1つを選択している。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな画像ファイル装置が大規模になると、入力される画
像は膨大になり、それにつれて文書データの数も増えて
行く。また文書データの内容も、より詳細なものが要求
され記入項目が増大する。このため文書データを入力す
る作業を、複数の操作者で分担して行うことが必要とな
る。 【0006】ところが、この入力作業の分担を行うに当
たり、画面上に表示される文書データの記入項目の配置
は、各操作者が入力する記入項目が異なる場合でも一定
であった。このため、画面上には、各操作者にとって入
力及び確認の必要がない記入項目が現れ、入力作業の妨
げとなる同時に、この不要な記入項目によって画面上の
スペースが占有され、各操作者が入力するべき記入項目
の記入欄を狭くする、もしくは文書データのページ数が
増えてしまうことになるといった問題がある。 【0007】また、このような入力作業中、画面上に複
数の文書データが表示されている場合、これら複数文書
データが画面上で重なってしまうと操作者の混乱を招く
という問題もある。 【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、画像データに関する文書データの記入項目の記
入及び確認を容易にでき、作業効率を向上させることの
できる画像ファイル装置を提供することを目的としてい
る。 【0009】 【課題を解決するための手段及び作用】本発明の画像フ
ァイル装置は、画像データを発生する画像データ発生手
段と、前記画像データに関連する文書データを発生する
文字列発生手段と、前記画像データ及び前記文書データ
をデータ記録媒体に複数記録させるデータ記録手段と、
前記画像データ及び前記文書データを表示する表示手段
と、前記表示手段上の位置を指し示す指示手段とを有す
る画像ファイル装置において、前記画像ファイル装置の
個人情報を保持し認識する認識手段と、前記文書データ
に複数の記入項目を設けて前記データ記録手段に記録す
る記録制御手段と、前記表示手段に表示される前記文書
データ上における、前記各記入項目の配置を編集する編
集手段と、前記編集手段によって作成された前記各記入
項目の配置を示す配置データを、前記認識手段が保持す
る個人情報に追記する追記手段と、前記認識手段によっ
て認識された前記個人データに含まれる配置データをも
とに、前記表示手段に各記入項目を並べて表示させる表
示制御手段とを備え、前記表示制御手段が前記認識手段
によって認識された前記個人データに含まれる配置デー
タをもとに、前記表示手段に各記入項目を並べて表示さ
せることで、画像データに関する文書データの記入項目
の記入及び確認を容易にでき、作業効率を向上させるこ
とを可能とする。 【0010】 【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて述べる。 【0011】図1ないし図16は本発明の第1実施例に
係わり、図1は画像ファイル装置の構成を示すブロック
図、図2は図1のディスプレイの画面を説明する説明
図、図3は図1のマウスの構成を示す斜視図、図4は図
1のハードディスクの論理的構成を示す構成図、図5は
図4の文書記憶領域の論理的構成を示す構成図、図6は
図4のユーザ情報領域の論理的構成を示す構成図、図7
は図5の文書データ領域に記録されるデータのデータフ
ォーマットを示すフォーマット図、図8は図5の文書項
目領域に記録されるデータのデータフォーマットを示す
フォーマット図、図9は図6のユーザ登録領域に記録さ
れるデータのデータフォーマットを示すフォーマット
図、図10は図6の文書入力画面制御領域に記録される
データのデータフォーマットを示すフォーマット図、図
11は図1の画像ファイル装置の処理の流れを示すフロ
ーチャート、図12は図11の処理における初期時のデ
ィスプレイの画面の構成を示す構成図、図13は図11
の記入枠文字入力処理の流れを示すフローチャート、図
14は図11のリサイズ処理の流れを示すフローチャー
ト、図15は図11の画像記録処理による図4の画像記
憶領域に記録されるデータのデータフォーマットを示す
フォーマット図、図16は図11の処理によるディスプ
レイの画面の構成を一例を示す構成図である。 【0012】図1に示すように、本実施例の画像ファイ
ル装置1は、CPU2によって動作が制御されており、
CPU2の動作の手順は不揮発性メモリである記憶装置
ROM3と、書き換え可能な固定磁気記憶装置であるハ
ードディスク4内に記憶されているソフトウェアに示さ
れている。ROM3はバスライン5によってCPU2に
接続されており、CPU2はバスライン5を介してRO
M3の記憶内容を参照することができるようになってい
る。 【0013】同様に、ハードディスク4はバスライン5
とSCSIインターフェース6を介してCPU2に接続
されている。なお、以下「インターフェース」という用
語を「I/F」と略記する。つまり、SCSII/F6
はバスライン5を介してCPU4に接続され、ハードデ
ィスク4に接続されている。ここで、SCSII/F6
はバスライン5とハードディス4との間のデータの入出
力の制御を行う。そして、ハードディスク4はSCSI
I/F6の制御より、記憶内容をSCSII/F6に出
力したり、SCSII/F6から受け取ったCPU2の
書き込みデータを記憶内容に追加したりすることができ
る。これにより、CPU2はハードディスク4の記憶内
容の読み書きが可能に構成される。 【0014】一方、書き換え可能な揮発性メモリである
記憶装置RAM7は、バスライン5を介してCPU2に
接続されており、CPU2はRAM7が保持する記憶内
容の読み書きが可能に構成される。 【0015】ディスプレイ8は、CPU2の出力を視覚
情報としてユーザに表示する装置であり、画面制御回路
9が出力する映像信号を受けて、図2に示すようにx,
y座標の座標系を持つ画面8aに画像を表示する。図1
に戻り、不揮発性メモリである書き換え可能な記憶装置
V−RAM10は、ディスプレイ8の画面8aの表示内
容を保持しており、バスライン5を介してCPU2と画
面制御回路9に接続されている。そして、CPU2はV
−RAM10の保持する画面8aの表示内容の読み書き
が可能に構成される。 【0016】つまり、画像制御回路9はCPU2の制御
により、V−RAM10の保持する画面8aの表示内容
を映像信号に変換し、ディスプレイ8に映像信号を出力
する。これにより、CPU2はV−RAM10の表示内
容を書き換えることで画面8aに文字や画像や図形を表
示することができるようになっている。 【0017】また、マウス11は、ユーザによって卓上
を摺動された縦方向と横方向の距離を電気信号に変換し
て、マウスI/F12に電気信号を出力するユーザ入力
装置であり、図3に示すように左ボタン11aと右ボタ
ン11bが設けられており、ユーザによるこれらのボタ
ンの押圧の有無も電気信号として出力する。マウスI/
F12はマウス11をバスライン5を介してCPU2に
接続しており、マウス11が出力する電気信号をCPU
2が認識可能な数値データに変換し、マウス11の卓上
の縦方向の移動距離及び横方向の移動距離と、左ボタン
11a及び右ボタン11bへの押圧の有無をCPU2に
出力する。 【0018】図1に戻り、キーボード13は、タイプラ
イター型のユーザ入力装置であり、バスライン5に接続
されているキーボードI/F14がキーボード13の出
力を文字列データとしてCPU2に出力するようになっ
ている。 【0019】タイマ15は、バスライン5を介してCP
U2に接続されており、タイマ15は現在の日時をCP
U2に出力するようになっている。 【0020】テレビカメラ17は、画像ファイル装置1
の画像入力部であり、撮影している像を撮像信号に変換
しビデオ回路18に出力するようになっている。ビデオ
回路18は、テレビカメラ17の撮像信号をビデオ信号
に変換する回路であり、A/D変換器19にビデオ信号
を出力し、A/D変換器19はビデオ回路18が出力す
るビデオ信号をCPU2が認識可能なデジタル信号であ
る画像データに変換し変換した画像データを画像メモリ
20に出力するようになっている。書き換え可能な揮発
性メモリである画像メモリ20は、A/D変換器19の
出力する画像データを短い時間保持する記憶部で、バス
ライン5を介してCPU2に接続されており、CPU2
は画像メモリ20の保持する画像データを読み取ること
ができるようになっている。これにより、テレビカメラ
17が撮影している映像は、リアルタイムに画像メモリ
20上に画像データとして変換される。 【0021】ところで、ハードディスク4は、図4に示
すように、文書を記録する文書記憶領域31と、画像デ
ータを記録する画像記憶領域32と、CPU2の動作の
手順を示すソフトウェアを記録する領域であるソフトウ
ェア領域33と、画像ファイル装置1のユーザに関する
情報を記憶するユーザー情報領域34とに記憶領域が記
録内容によって区分されている。なお、この区分は物理
的な区分ではなく論理的な区分である。 【0022】さらに、図5に示すように、文書記憶領域
31は文書データ領域35と文書項目36に、また、図
6に示すように、ユーザ情報領域34はユーザ登録領域
37と文書入力画面制御領域38に区分されている。 【0023】文書データ領域35には、図7に示す形式
で各画像データ毎に記録されており、各文書データには
画像データのファイル名である、画像の撮影された日時
につづいて、各入力項目に対する内容が列挙されてい
る。また、文書項目領域36には、図8に示す形式のデ
ータが記録されており、入力項目の数に続いて入力項目
のラベル名が列挙されている。一方、ユーザ登録領域3
7には図9に示す、ユーザ名及びパスワードからなるデ
ータ形式を持つユーザ登録情報がユーザ毎に記録されて
いる。また、文書入力画面制御領域38には、図10に
示す形式のデータが、画像ファイル装置1のユーザ毎に
設けられている。文書入力画面制御データは、ユーザ名
に続いて、各項目の表示位置を示す座標と大きさ、即ち
後述するディスプレイ8の画面8a内の各ボタンの座標
と大きさが記録されている。 【0024】このような画像ファイル装置1の処理の流
れを図11に示すフローチャートを用いて説明する。 【0025】画像ファイル装置1に電源が投入される
と、ステップS1の起動処理を開始する。ステップS1
の起動処理において、CPU2は最初にROM3に記憶
されているソフトウェアを実行する。このソフトウェア
にはSCSII/F6、画像制御回路9、タイマ15の
制御手順及び、ハードディスク4のソフトウェア領域3
3に記録されいてるソフトウェアをRAM7に転送しC
PU2にRAM7に転送されたソフトウェアの実行を開
始させるという動作手順が示されている。また、ソフト
ウェア領域33内のソフトウェアには、マウスI/F1
2とキーボードI/F14の制御手順及び、ステップS
2以降の動作手順が示されている。この起動処理によ
り、RAM7に転送されたソフトウェアの実行が開始さ
れ、ユーザに対し、キーボード13とマウス11による
入力手段と、図12に示す画面8aによる表示出力手段
が提供される。 【0026】次に、ステップS2に進むと、CPU2は
画面8aにユーザに対してユーザの名前を示すユーザ名
の入力とユーザを認証するためのパスワードの入力を促
すメッセージを表示する。これによってユーザは、キー
ボード13よりユーザ名とパスワードを入力するので、
CPU2は入力されたユーザ名とパスワードをRAM7
に記録する。一方、ハードディスク4内のユーザ登録領
域27には図9に示したデータ形式を持つユーザ登録情
報がユーザ毎に記録されている。そこで、CPU2は、
RAM7上に記録されているユーザ名をユーザ登録領域
37より探し出し、ユーザ名を探し出すとユーザ名の次
に記されているパスワードと、RAM7に記録されてい
るパスワードが一致するかを判定する。この時一致すれ
ばユーザは認識されステップS3に進み、一致しなけれ
ば再度ステップS2を繰り返す。 【0027】ステップS3は、図12に示す文書入力画
面40と複数の矩形領域である移動ボタン49、リサイ
ズボタン50、削除ボタン51、前画面ボタン52、次
画面ボタン53、終了ボタン54を画面8aに描画する
処理である。ユーザは、この文書入力画面40を用いて
画像データの記録、及び記録された画像の説明をする文
書データの入力を行う。ここで、カーソル41は、画面
8a上に表示される矢印であり、CPU2が矢印の図形
データをV−RAM10の保持する表示内容に書き込む
ことにより表示されるものである。カーソル41は画面
8a上をマウス11の卓上の縦横方向の移動距離に比例
した距離だけ移動する指示手段であり、ステップS3な
いしステップS20の間、マウス11の卓上での移動に
連動して画面8a上を移動する。ユーザはカーソル41
をマウス11で動かして、画面33上の任意の矩形領域
を指示することができ、またマウス11の左ボタン11
aに押圧を加えることで、指示している矩形領域である
各ボタン42ないし54を選択したことをCPU2に伝
えることができる。すなわち、矩形領域である各ボタン
42ないし54は、マウス11による指示と左ボタン1
1aの押圧により、画面8a上のボタンとして機能する
ことになる。 【0028】次に、図12に示す画面8a上の文書入力
画面40と複数の矩形領域である移動ボタン49、リサ
イズボタン50、削除ボタン51、前画面ボタン52、
次画面ボタン53、終了ボタン54の機能について説明
する。 【0029】文書入力画面40では、文書入力画面40
上に画像データの表示や、画像データを説明する文書な
どが配置されている。すなわち、画像ボタン42は画像
記憶領域32内に記録されている画像データの中の一つ
を表示する領域であると同時に、テレビカメラ17の映
像をハードディスク4に記録するタイミングを生成する
スイッチの機能を持つ。また、ボタン43ないし45に
は、画像ボタン42に表示されている画像データを説明
する文書データの入力項目の名前であるラベル名が割り
付けられ、ボタン46ないし48は前記記入項目の名前
に対応する内容の記入枠でありまた内容が記入済みであ
る場合は内容を表示する。 【0030】すなわち、画像ファイル装置1における文
書データの入力は、入力項目に対する内容の記入によっ
て行われる。例えば、ボタン43に割り付けられる項目
1ラベル名を“画像の名称”、ボタン44に割り付けら
れる項目2ラベル名を“撮影者”、ボタン45に割り付
けられる項目3ラベルを“説明”などと設定すれば、記
入枠であるボタン46ないし48に対して、ユーザは項
目に対応する文章を入力することになる。 【0031】なお、前記記入項目は、ハードディスク4
の文書項目領域36の中で定義されている。文書項目領
域36には、図8に示した形式のデータが記録されてお
り、入力項目の数に続いて入力項目のラベル名が列挙さ
れている。 【0032】一方、移動ボタン49、リサイズボタン5
0、削除ボタン51は、文書入力画面4040上に配置
されているボタン42ないし48の配置の変更、及び削
除を行う機能を呼び出すためのものである。前画面ボタ
ン52、次画面ボタン53は、画像記憶領域32内に記
録されている画像のうちの一つを選択するためのもので
ある。終了ボタン54は、CPU2に対してユーザが作
業を終了したことを告げるためのものである。 【0033】次に、文書入力画面40内の描画、及び移
動ボタン49、リサイズボタン50、削除ボタン51、
前画面ボタン52、次画面ボタン53、終了ボタン54
の描画について説明する。 【0034】文書入力画面40及び移動ボタン49、リ
サイズボタン50、削除ボタン51、前画面ボタン5
2、次画面ボタン53、終了ボタン54の、x,y座標
系を持つ画面8a上の配置座標及び大きさは、RAM7
上に転送されたソフトウェアの中に記述されている。C
PU2は文書入力画面40と移動ボタン49、リサイズ
ボタン50、削除ボタン51、前画面ボタン52、次画
面ボタン53、終了ボタン54をV−RAM10の保持
する表示内容の所定の座標に書き込むことで、描画を行
う。 【0035】一方、ボタン42ないし48の配置座標、
及び大きさはハードディスク4内の文書入力画面制御領
域38の中に記述されている。文書入力画面制御領域3
8には、図10に示した形式のデータが、画像ファイル
装置1のユーザ毎に設けられている。すなわち、文書入
力画面制御データは、ユーザ名に続いて、各項目の表示
位置を示す座標と大きさ、即ち各ボタンの座標と大きさ
が記録されている。そして、CPU2は現在作業を行っ
ているユーザ名を持つ文書入力画面制御データを文書入
力画面制御領域38から探し出し、探し出したデータを
もとにCPU2はボタン42ないし48の描画を行う。 【0036】このようにして、ステップS3での文書入
力画面40の描画が終了すると、ステップS4に進み、
CPU2はマウス11の移動に連動させてカーソル41
を動かし、マウス11の左ボタン11aが押圧されると
ステップS5に進む。ステップS5ないしS20は、ス
テップS4において左ボタン11aが押圧された時、カ
ーソル41がどのボタンの上に位置していたか、即ちボ
タン42ないし54のうちどれが押されたかに関する条
件分岐、及び各条件分岐後の処理である。 【0037】ステップS6は、ステップS5でカーソル
41がボタン46ないし48にあった場合の処理であ
る。ここで、ステップS6の処理の流れについて図13
に示すフローチャートを用いて説明する。 【0038】ステップS6の処理は、図13に示すよう
に、ステップS31においてCPU2が現在のカーソル
41の座標を確認し、記入枠であるボタン46ないし4
8のうちどれが押されたかを判定する。そして、以下の
ステップS32ないしS37において、押された記入枠
への記入を行う。この時、CPU2は文書データ領域か
ら、現在画像ボタン42に表示されている画像のファイ
ル名を持つ文書データを探し出し、ユーザのキーボード
13による文字列の入力を、入力項目に対する内容とし
て探し出したデータに記録する。文書データ領域35の
文書データは、図7に示した形式で各画像データ毎に記
録されており、各文書データには画像データのファイル
名である、画像の撮影された日時につづいて、各入力項
目に対する内容が列挙されている。 【0039】図11に戻り、このようにステップS6が
終了すると、ステップS3に戻り文書入力画面40を再
描画する。 【0040】ステップS8は、ステップS7でリサイズ
ボタン50が選択された時の処理である。ユーザはステ
ップS8の処理は、図14に示すように、ステップS4
1で大きさを変更したい入力枠であるボタン46ないし
48のうちの一つをマウス11とマウス11の左ボタン
11aによって選択し、ステップS42で例えば記入枠
を小さくしたい場合にはマウス11の左ボタン11a、
大きくしたい場合には右ボタン11bを押す。この時、
CPU2は、ステップS43及びS44で文書入力画面
制御領域38から、現在作業を行っているユーザ名を持
つ文書入力画面制御データを探し出し、ユーザが選択し
た項目の記入枠の表示大きさを書き換える。 【0041】図11に戻り、このようにステップS8が
終了すると、ステップS3に戻り文書入力画面40を再
描画する。すると、ステップS8において変更した記入
枠の大きさの変更が直ちに反映されることになる。 【0042】ステップS10は、ステップS9で削除ボ
タン51が選択された時の処理である。ユーザが削除し
たい入力項目である記入枠をマウス11とマウスの左ボ
タン11aで選択することで、CPU2は文書入力画面
制御領域38から、現在作業を行っているユーザ名を持
つ文書入力画面制御データを探し出し、ユーザが選択し
た項目の記入枠の表示大きさを0にする。これにより、
ステップS10が終了し、ステップS3に戻り文書入力
画面40を再描画すると、ステップS10において削除
をした記入枠は表示されなくなる。 【0043】ステップS12は、ステップS11で移動
ボタン49が選択された時の処理である。ユーザが移動
したい記入枠をマウス11とマウスの左ボタン11aで
選択し、次に移動先をマウス11と左ボタン11aで決
定することで、CPU2は文書入力画面制御領域38か
ら、現在作業を行っているユーザ名を持つ文書入力画面
制御データを探し出し、ユーザが選択した項目の記入枠
の表示位置を書き換える。これによりステップS12は
終了しステップS3に戻り文書入力画面40を再描画す
ると、ステップS12において移動した記入枠の表示位
置は変化する。 【0044】ステップS14とステップS16は、ステ
ップS13とステップS15で前画面ボタンあるいは次
画面ボタンが選択された時の処理であり、文書入力画面
40の描画処理であるステップS3において表示される
画像記憶領域32内に記録されている画像データを切り
替える処理である。従って、ステップS14もしくはS
16が終了し、ステップS3に戻り文書入力画面40を
再描画すると、画像ボタン42に表示される画像データ
と、各記入枠であるボタン46ないし48に表示される
内容が切り替わることになる。 【0045】ステップS18は、ステップS17で画像
ボタン42が選択された時の処理である。CPU2は画
像メモリ20に記録されているテレビカメラ17が撮影
した映像の画像データをRAM7に転送した後、画像記
憶領域32に画像データを記録する。この時、CPU2
はタイマ15の出力する現在の日時を画面データのファ
イル名として画像データを画像記憶領域32に記録する
ことで、画像記憶領域32内には、図15に示すよう
に、日時と画像データが交互に記録される。これでステ
ップS18は終了し、ステップS4に戻る。 【0046】ステップS20は、ステップS19で終了
ボタン54が選択された時の処理である。この処理はC
PU2に対してユーザが作業を終了したことを告げる処
理であり、画面8a上の表示をすべて消去した後、ステ
ップS2に戻る。 【0047】図16は、図12の文書入力画面40を移
動ボタン49、リサイズボタン50、削除ボタン51で
変更した後の様子を示す一例であり、項目1記入枠であ
るボタン46と、項目3記入枠であるボタン48を削除
ボタン51で削除し、画像ボタン42と項目2記入枠で
あるボタン47をリサイズボタン50で大きくしたもの
である。また、このような変更は、文書入力画面制御領
域38にユーザ毎に記録されているため、再度このユー
ザが画像ファイル装置1を使用する際、図16に示す文
書入力画像で作業することになる。 【0048】このように第1実施例の画像ファイル装置
1は、文書入力画面においてユーザが使用しない項目を
削除したり、記入する文章が長い項目を大きく表示した
りといったカスタマイズを行うことができ、またこのよ
うなカスタマイズの効果は画像ファイル装置1の各ユー
ザが独立して文書画面制御領域38内に持っているの
で、各ユーザが使いやすい文書入力画面をいつも使うこ
とができる。 【0049】次に、第2実施例について説明する。図1
7ないし図21は本発明の第2実施例に係わり、図17
は文書記憶領域の論理的構成を示す構成図、図18は図
17の文書記憶領域に基づく初期時のディスプレイの画
面の構成を示す構成図、図19は図17の文書記憶領域
に基づく画像ファイル装置の処理の流れを示すフローチ
ャート、図20は図19の処理における図17の文書入
力ウィンドウ制御領域に記録されるデータのデータフォ
ーマットを示すフォーマット図、図21は図19の処理
によるディスプレイの画面の構成を一例を示す構成図で
ある。 【0050】第2実施例における画像ファイル装置1a
は、第1実施例における画像ファイル装置1とは、以下
の2点を除いて全く同じ構成を持つものである。 【0051】すなわち、異なる2点とは、ハードディス
ク4内のソフトウェア領域33に記録されているソフト
ウェアが異なるという点と、文書記憶領域31内に図1
7に示す文書入力ウィンドウ制御領域39を設けた点で
ある。その他の構成は第1実施例と同じである。 【0052】次に、このように構成された第2実施例の
作用について説明する。 【0053】第2実施例の画像ファイル装置1aは、テ
レビカメラ17が撮影する映像を画像データ化してハー
ドディスク4に記録する装置であり、また画像データを
説明する文書データをユーザによって作成することが可
能で、この文書データもハードディスク4に保存され
る。 【0054】図18は第1実施例における文書入力画面
40と同様な、画像ファイル装置1aの文書入力画面4
0aであるが、表示手法としてウィンドウシステムを利
用しており、画像記憶領域32からの画像データの選択
手段として第1実施例では前画面ボタン52,次画面5
3を用いていたが、本実施例においては、選択手段とし
て画面8a上の矩形領域であるアイコン61ないしアイ
コン66を用いている(なお、後述するように、図18
ではアイコン66は表示されていない)。図18におけ
る作業は、文書データが未入力である画像1,2,3,
4,5,6に文書データを入力するというものである。 【0055】次に、画像ファイル装置1aの動作の処理
の流れを図19に示すフローチャートを用いて説明す
る。 【0056】図19に示すように、図11においてステ
ップS2とステップS3の間にステップS51が設けら
れ、ステップS13ないしステップS16の代わりにス
テップS52及びステップS53が設けられた点を除い
ては第1実施例のフローチャート図11と同じであるの
で、異なる点のみ説明する。 【0057】すなわち、本実施例では、ステップS51
において、CPU2は文書入力ウィンドウ制御領域39
を参照する。文書入力ウィンドウ制御領域39には、図
20に示す形式を持つデータが表1のように、文書デー
タが未入力である画像データ毎に複数記録されている。
表1の状態の文書入力ウィンドウ制御領域39によれ
ば、画像(6)の画像データが画像ボタン42となって
いる文書入力画面40が画面8aに表示され、残りの画
像(1)ないし(5)はアイコンとして画面8aに表示
されることになる。これによりCPU2は表示状態が
“アイコン”になっている画像1,2,3,4,5に相
当するアイコンを表示する。 【0058】 【表1】 そして、次のステップS3においても、文書入力ウィン
ドウ制御領域39を参照し、表示状態が“ウィンドウ”
になっている画像データを画像ボタン42を表示し(表
1の場合、画像(1)が表示される)、この画像データ
のファイル名を持つ文書データを各ボタン46ないし4
8で記入することになる。 【0059】ステップS4におけるマウス入力で、アイ
コン61ないし65が選択された時、ステップS52で
判断されステップS53のアイコン処理を行う。ステッ
プS53において、CPU2は文書入力ウィンドウ制御
領域39のデータの中で表示状態が“ウィンドウ”にな
っているデータの表示状態を“アイコン”に変え、選択
されたアイコンに相当する画像の表示状態を“ウィンド
ウ”に変える。 【0060】例えば、図18においてアイコン61を選
択すると、文書入力ウィンドウ制御領域39内のデータ
は表1から表2に変化する。 【0061】 【表2】 これにより、アイコン処理ステップS53が終了する
と、ステップS51に戻り、ステップS51及びステッ
プS3を実行すると画面8aは図21のように変化し、
画像(1)の画像データが画像ボタン42となっている
文書入力画面40が画面8aに表示され、残りの画像
(2)ないし(6)はアイコン62ないし66として画
面8aに表示されることになる。 【0062】このように第2実施例の画像ファイル装置
1aは、第1実施例の効果に加え、アイコン処理により
複数の画像データと文書データを容易に切り替えること
が可能で、また表示される文書入力画面は文書入力ウィ
ンドウ制御領域39を用いた制御により、画面8a上に
は常に一つのみ表示されるので、ユーザが作業中に複数
のウィンドウが重なるといったような混乱を起こさな
い。 【0063】ところで、近年、細長の挿入部を体腔内に
挿入し、固体撮像素子等の撮像手段を用いて被検部位を
撮像して体腔内臓器等をモニタ画面により観察し、検査
あるいは診断することのできる内視鏡装置が広く用いら
れている。 【0064】このような内視鏡においては、電子内視鏡
等で撮像した内視鏡画像を記録し、後のレビュー等に有
効に利用できるように、画像ファイル装置を接続してシ
ステムとして使用される状況にあり、使いやすいシステ
ムが望まれている。 【0065】内視鏡画像を記録し再生する際、複数の画
像をマルチ表示し、同時に観察する方法が提案されてい
る。また、マルチ表示した画像から特定の画像を選択
し、画面全体に表示する方法も提案されている。 【0066】画像をマルチ表示する場合、画像をそのま
ま縮小し表示すると一枚あたりの表示領域が狭くなるた
め画像に含まれる文字情報等が小さくなり、読み取れな
くなる。また、特開平5−75967号公報にあるよう
に画像の表示領域と文字領域を分けると画像の文字の表
示領域そのものが狭くなったり、それぞれの領域が制限
されてしまうという問題点を有していた。 【0067】そこで、次に、画面を最大限利用しマルチ
表示をしながら文字情報をスーパーインポーズすること
により画面に展開しを有効に使用して表示することがで
き、またスーパーインポーズするデータ表示方法を設定
することにより使いやすい画像ファイルシステムについ
て説明する。 【0068】図22は文字情報をスーパーインポーズす
ることにより画面を有効に使用する画像ファイルシステ
ムとしての画像ファイル装置の一実施例の構成を示す構
成図、図23は図22の画像圧縮伸張装置の構成を示す
ブロック図、図24は図22のパーソナルコンピュータ
の構成を示すブロック図、図25は図22の画像伸張装
置の構成を示すブロック図、図26は図22の画像ファ
イル装置によりTVモニタに表示される画面の一構成例
を示す画面構成図、図27は図26の画面構成中から選
択された縮小画像を全画像として表示するTVモニタの
画面の一構成例を示す画面構成図、図28は図22の画
像ファイル装置によりTVモニタに表示される複数患者
分の画面の一構成例を示す画面構成図、図29は図28
の画面構成中から選択された縮小画像を表示するTVモ
ニタの画面の一構成例を示す画面構成図、図30は図2
2の光源装置や画像生成装置等のような筐体側面内側に
設けられるダクトの取付構造を示す斜視図、図31は図
30のダクトの断面を示す断面図、図32は図30のダ
クトの取付構造の作用を説明する説明図である。 【0069】図22において、画面を最大限利用しマル
チ表示をしながら文字情報をスーパーインポーズするこ
とにより画面に展開しを有効に使用する一実施例の画像
ファイルシステムとしての画像ファイル装置101は、
画像信号発生部としての内視鏡装置102及び画像圧縮
伸張装置103を有する画像入力装置104と、内視鏡
装置105及び画像圧縮伸張装置106を有する画像入
力装置107と、画像再生装置108と、ファイルサー
バ109より構成されている。 【0070】内視鏡装置102は、可撓性で細長に形成
され観察部位110に挿入される挿入部111と、この
挿入部111の後端部に連接された操作部112と、操
作部112の側部より延出したユニバーサルケーブル1
13とから構成される電子スコープ114を有してい
る。 【0071】前記ユニバーサルケーブル113の後端部
にはコネクタ115が設けられており、このコネクタ1
15は電子スコープ114に照明光を供給する光源装置
116に接続されている。このコネクタ115の側部か
ら信号ケーブル117が延出しており、この信号ケーブ
ル117の後端部に設けられたコネクタ118は画像生
成装置119に接続されている。この画像生成装置11
9は、電子スコープ114によって得られた画像信号を
信号処理して、例えばRGB3原色の信号等のビデオ信
号を生成してケーブル120を介してTVモニタ121
へ出力し、TVモニタ121にて内視鏡画像が観察でき
るようになっている。 【0072】画像生成装置119にはキーボード147
が接続されており、患者IDや患者名等のデータの入力
が行えるようになっている。 【0073】前記画像生成装置119はケーブル122
を介して画像圧縮伸張装置103に接続されており、画
像生成装置119で生成されたビデオ信号は画像圧縮伸
張装置103に送出される。 【0074】前記画像生成装置119には画像圧縮伸張
装置103よりケーブル122を介してビデオ信号が入
力されるようになっている。画像生成装置119の内部
には切換回路を有しており、画像生成装置119内で生
成されたビデオ信号と、画像圧縮伸張装置103より入
力されるビデオ信号のいずれかを選択し、TVモニタ1
21に出力し、画像を観察できるようになっている。 【0075】画像入力装置107は内視鏡装置105を
有している。内視鏡装置105は内視鏡装置102と同
等であり、説明を省略する。 【0076】内視鏡装置105よりケーブル123が延
出しており、画像圧縮装置106に接続される。内視鏡
装置105で生成されたビデオ信号は画像圧縮伸張装置
106に送出されるようになっている。 【0077】画像再生装置108はパーソナルコンピュ
ータ124を有する。パーソナルコンピュータ124に
はキーボード125が接続される。パーソナルコンピュ
ータ124からはケーブル126が延出しており、パソ
コンディスプレイ127が接続される。パーソナルコン
ピュータ124からパソコンディスプレイ127にデー
タを出力し表示できるようになっている。 【0078】パーソナルコンピュータ124からケーブ
ル149が延出しており、画像伸張装置150が接続さ
れる。パーソナルコンピュータ124より画像伸張装置
150に画像データを送出できるようになっている。画
像伸張装置150からケーブル151が延出しており、
TVモニタ152が接続される。画像伸張装置150よ
りTVモニタ152にビデオ信号を送出し、観察できる
ようになっている。 【0079】画像圧縮伸張装置103はネットワーク1
28に接続される。前記ファイルサーバ109はホスト
コンピュータ129を有しており、このホストコンピュ
ータ129はネットワーク128を介して画像圧縮伸張
装置103と接続され、データの入出力を行えるように
なっている。ホストコンピュータ129にはケーブル1
30を介してハードディスク等の不揮発性の記録再生装
置131が接続される。 【0080】ホストコンピュータ129はネットワーク
128を介して入出力されるデータを記録再生装置13
1への記録、再生を行う。 【0081】ネットワーク128は画像圧縮伸張装置1
06、パーソナルコンピュータ124にも接続され、デ
ータの入出力を行えるようになっている。 【0082】図23において画像圧縮伸張装置103に
ついて説明する。 【0083】ケーブル122は画像圧縮伸張装置103
内のA/D変換器132に接続される。画像生成装置1
19より出力されるRGB3原色等のビデオ信号はA/
D変換器132でデジタル信号に変換される。 【0084】A/D変換器132はセレクタ133に接
続される。セレクタ133はV−RAM134、フレー
ムメモリ135に接続される。セレクタ133の切り換
えによりA/D変換器132をV−RAM134、フレ
ームメモリ135に接続するようになっている。また、
V−RAM134とフレームメモリ135を接続し、V
−RAM134からフレームメモリ135にデータの転
送を行えるようになっている。 【0085】フレームメモリ135はD/A変換器13
6に接続される。D/A変換器136はケーブル122
に接続される。D/A変換器136より出力されるビデ
オ信号は画像生成装置119に送出される。さらにケー
ブル120を介してTVモニタ121に送られ、TVモ
ニタ121で画像を観察できるようになっている。 【0086】前記V−RAM134はバスライン137
により画像圧縮伸張回路138に接続される。V−RA
M134より出力された画像データは画像圧縮伸張回路
138で圧縮、伸張される。 【0087】前記画像圧縮伸張回路138はバスライン
137によりフラッシュメモリ139に接続される。画
像圧縮伸張回路138で圧縮された圧縮画像データはフ
ラッシュメモリ139に送出され、一時保存されるよう
になっている。 【0088】フラッシュメモリ139はバスライン13
7によりネットワークI/F140と接続される。ネッ
トワークI/F140はネットワーク128によりホス
トコンピュータ129に接続されており、ホストコンピ
ュータ129と圧縮画像データ等の送受信を行えるよう
になっている。 【0089】バスライン137にはCPU142が接続
される。CPU142はバスライン137によりROM
143が接続される。ROM143にはCPU142を
駆動するためのプログラムが格納されており、画像圧縮
伸張装置103に電源を投入するとCPU142が起動
するようになっている。 【0090】CPU142はバスライン137によりR
AM144が接続される。CPU142はRAM144
にデータの記憶、読み出しを行なわせるようになってい
る。 【0091】CPU142はバスライン137によりコ
ントローラ145が接続される。コントローラ145に
はセレクタ133が接続される。CPU142よりバス
ライン137を介してコントローラ145に制御信号を
出力し、コントローラ145はセレクタ133の接続の
制御を行うようになっている。 【0092】コントローラ145にはV−RAM134
が接続される。CPU142よりバスライン137を介
してコントローラ145に制御信号を出力し、コントロ
ーラ145はV−RAM134の記憶、読み出しの制御
を行うようになっている。 【0093】コントローラ145にはフレームメモリ1
35も接続される。CPU142よりバスライン137
を介してコントローラ145に制御信号を出力し、コン
トローラ145はフレームメモリ135の記憶、読み出
しの制御を行うようになっている。 【0094】CPU142はバスライン137により通
信I/F146が接続される。通信I/F146はケー
ブル122により画像生成装置119に接続されてお
り、画像生成装置119と患者データ、コマンド等の送
受信を行えるようになっている。 【0095】CPU142はバスライン137によりオ
ーバーレイメモリ155が接続される。CPU142は
オーバーレイメモリ155にデータの記憶、読み出しを
行わせるようになっている。 【0096】オーバーレイメモリ155の出力はD/A
変換器136に接続されており、D/A変換器136よ
り出力されるビデオ信号にオーバーレイメモリ155よ
り出力されるデータをオーバーレイ表示できるようにな
っている。 【0097】図24においてパーソナルコンピュータ1
24について説明する。 【0098】パーソナルコンピュータ124はCPU1
63を有する。 【0099】CPU163はネットワークI/F164
とバス165を介して接続されている。ネットワークI
/F164にはネットワーク128が接続され、ホスト
コンピュータ129と通信が行えるようになっている。 【0100】CPU163はキーボードI/F166と
バス165を介して接続される。キーボードI/F16
6にはキーボード125が接続されており、キーボード
125よりデータが入力できる。 【0101】CPU16は高速通信I/F167とバス
165を介して接続される。高速通信I/F167はケ
ーブル149を介して画像伸張装置150が接続され
る。CPU163の制御により画像伸張装置150と通
信を行えるようになっている。 【0102】CPU163はROM168とバス165
を介して接続される。ROM168にはCPU163を
駆動するプログラムが格納されており、システム起動時
にブートされる。 【0103】CPU163はRAM169とバス165
を介して接続されており、CPU163よりRAM16
9にデータを記憶したり読み出したりできるようになっ
ている。 【0104】CPU163はディスプレイコントローラ
170とバス165を介して接続される。ディスプレイ
コントローラ170にはケーブル126が接続される。
ケーブル126の他端にはパソコンディスプレイ127
が接続されており、CPU163はディスプレイコント
ローラ170を制御しデータを表示させることができる
ようになっている。 【0105】図25において画像伸張装置150につい
て説明する。 【0106】画像伸張装置150はCPU181を有す
る。CPU181は高速通信I/F182とバス183
を介して接続される。高速通信I/F182はケーブル
149を介してパーソナルコンピュータ124が接続さ
れる。CPU181はパーソナルコンピュータ124と
通信を行えるようになっている。 【0107】バス183には画像伸張回路184が接続
されており、CPU181の制御により圧縮画像データ
を伸張することができるようになっている。 【0108】CPU181はROM185とバス183
を介して接続される。ROM185にはCPU181を
駆動するプログラムが格納されており、システム起動時
にブートされる。 【0109】CPU181はRAM186とバス183
を介して接続されており、CPU181よりRAM18
6にデータを記憶したり読み出したりできるようになっ
ている。 【0110】CPU181はフレームメモリコントロー
ラ187とV−RAM188がバス183を介して接続
される。V−RAM188にはさらにフレームメモリ1
89が接続される。V−RAM188とフレームメモリ
189にはフレームメモリコントローラ187が制御線
で接続されており、フレームメモリコントローラ187
よりV−RAM188とフレームメモリ189の制御が
できるようになっている。 【0111】フレームメモリ189はさらにD/A変換
器190に接続される。D/A変換器190はケーブル
151を介してTVモニタ152に接続され、フレーム
メモリ189より出力される画像データはD/A変換器
190でアナログのビデオ信号に変換され、TVモニタ
152で観察できるようになっている。 【0112】CPU181はキャラクタジェネレータ1
91とバス183を介して接続される。キャラクタジェ
ネレータ191の出力はオーバーレイメモリ192に接
続される。キャラクタジェネレータ191とオーバーレ
イメモリ192にはフレームメモリコントローラ187
が制御線で接続されており、フレームメモリコントロー
ラ187よりキャラクタジェネレータ191とオーバー
レイメモリ192の制御ができるようになっている。 【0113】オーバーレイメモリ192の出力はD/A
変換器190に接続されておりD/A変換器190より
出力されるビデオ信号にオーバーレイメモリ192の出
力をオーバーレイできるようになっている。 【0114】次に、画面を最大限利用しマルチ表示をし
ながら文字情報をスーパーインポーズすることにより画
面に展開しを有効に使用する一実施例の画像ファイルシ
ステムとしての画像ファイル装置101の作用について
説明する。 【0115】内視鏡検査の際には、内視鏡装置102に
よって被検部位の観察及び診断等を行う。ここで内視鏡
装置102で得られた内視鏡画像を記録する場合には、
内視鏡装置102より画像圧縮伸張装置103へ画像を
送って圧縮し、圧縮画像データがネットワーク128を
介してファイルサーバ109に送出される。また、キー
ボード147より入力された患者データも同時に内視鏡
装置102から画像圧縮伸張装置103を経てファイル
サーバ109に送られる。ファイルサーバ109では画
像圧縮伸張装置103から圧縮画像データと患者データ
を受信し、ファイルサーバ109内に設けられたホスト
コンピュータ129は記録再生装置131への記録を行
う。 【0116】この時の画像圧縮伸張装置103より記録
再生装置131への画像記録時の動作の詳細を説明す
る。 【0117】画像圧縮伸張装置103の電源をONにす
ると、ROM143内のプログラムによりCPU142
は起動処理を行う。 【0118】パーソナルコンピュータ124では、電源
をONにするとROM168内のプログラムによりCP
U163は起動処理を行う。 【0119】画像伸張装置150では、電源をONにす
ると同様にROM185内のプログラムによりCPU1
81は起動処理を行う。 【0120】続けてネットワークドライバが起動される
と、ネットワーク128の接続のチェックを行う。ここ
でネットワーク接続が確認されるとオンラインモードと
なる。 【0121】以下、オンラインでの画像記録処理、画像
再生処理動作について説明する。 【0122】内視鏡装置102より患者IDや、患者名
等の患者データが入力されると、内視鏡装置102より
ケーブル122を介して画像圧縮伸張装置103に送ら
れ、通信I/F146で受信される。ここで患者データ
の受信データありと判定される。この後レリーズ信号が
内視鏡装置102より画像圧縮伸張装置103に送出さ
れ、通信I/F146で受信されると受信した患者デー
タからデータベースの作成が行われる。作成されたデー
タベースはフラッシュメモリ139上に保持される。 【0123】患者データの入力後、画像の圧縮処理が開
始される。その動作について説明する。 【0124】画像生成装置119よりレリーズ信号が入
力されると画像圧縮伸張装置103に入力されたビデオ
信号はV−RAM134上に記憶される。V−RAM1
34上にビデオ信号が記憶されると、まずビデオ信号の
全画素を順次画像圧縮伸張回路138に送出して画像圧
縮を行い、全画面の圧縮データを作成する。全画面とは
内視鏡画像と患者IDや患者名等の患者データ表示部分
の画像を含むものである。全画面の圧縮データはフラッ
シュメモリ139上に送出される。 【0125】続けてV−RAM134上の画像データの
うち、内視鏡画像のみ所定の割合で間引きながら画像圧
縮伸張回路138に転送して画像圧縮を行う。このデー
タは間引かれた分、画素数が減少しており縮小画像とな
る。縮小画像の圧縮データもフラッシュメモリ139上
に送出される。 【0126】全画面の圧縮データ、縮小画像の圧縮デー
タにはフラッシュメモリ139上でラベルを付加するこ
とにより、データベースと関連付けを行う。 【0127】レリーズ信号が再度入力されると上記動作
を繰り返し、全画面の圧縮データ、縮小画像の圧縮デー
タをその都度作成する。作成された圧縮データにはラベ
ルが付加される。またラベルには全画面の圧縮データ、
縮小画像の圧縮データの関連付けも行われており、どの
全画面の圧縮データと縮小画像の圧縮データが対応する
のかも判別できるようになっている。 【0128】画像データのフラッシュメモリ139への
書き込みが完了すると、続けてファイルサーバ109へ
圧縮データと患者データのデータベースを送信し、記録
させる。ファイルサーバ109の記録再生装置131へ
の記録が完了すると、フラッシュメモリ139のデータ
ベースを解放(消去)する。 【0129】使用者が画像入力装置104を用いて画像
再生を行う時の動作について説明する。 【0130】使用者がキーボード147より、患者ID
や患者名等の患者データの少なくともひとつ以上のデー
タと画像検索指示を入力するとこれらの情報は画像生成
装置119から画像圧縮伸張装置103の通信I/F1
46に入力される。CPU142は患者IDや患者名等
の患者データをネットワークI/F140よりファイル
サーバ109に送って検索要求を行う。 【0131】検索要求はホストコンピュータ129に入
力される。ホストコンピュータ129は画像記録再生装
置131内のデータの検索を行う。該当するデータの存
在が確認されると、まず縮小画像の圧縮データを画像圧
縮伸張装置103に送出する。画像圧縮伸張装置103
では検索画像の再生を通信I/F146より画像生成装
置119に送出する。画像生成装置119では検索画像
を再生するため、内部に備えられた切換回路を切り換
え、画像圧縮伸張装置103から入力された画像をTV
モニタ121に出力させる。 【0132】使用者はキーボード147よりオーバーレ
イの表示パターンを入力しておく。オーバーレイの表示
パターンとして (1)インデックス表示期間中に表示が開始されてから
所定時間のみ表示 (2)インデックス表示期間中は常時表示 (3)インデックス表示期間中必要に応じてON/OF
F (4)表示せずの4通りが選択できる。 【0133】ここでインデックスとは縮小画像を指し、
画面上に複数枚同時に表示され画像の検索に用いられ
る。 【0134】キーボード147から入力されたオーバー
レイの表示パターンデータは画像圧縮伸張装置103に
送られ、フラッシュメモリ139上に保持される。 【0135】ファイルサーバ109より送られてきた縮
小画像の圧縮データは一時RAM144に保持される。
RAM144から画像圧縮伸張回路138に転送され伸
張された後、V−RAM134に送られて記憶される。 【0136】通常患者データには関連するデータとして
複数の全画面の圧縮データと縮小画像の圧縮データがデ
ータサーバ109に記録されており、それらのデータは
順次画像圧縮伸張装置103に送られRAM144に保
持される。 【0137】RAM144からこれらの縮小画像の圧縮
データを読み出し、順次画像圧縮伸張回路138で伸張
し、V−RAM134に送られ記憶される。 【0138】これらの縮小画像はV−RAM134から
セレクタ133を介してフレームメモリ135に転送さ
れる。フレームメモリ135からさらにD/A変換器1
36に送られ、アナログのビデオ信号に変換されて画像
生成装置119に縮小画像のマルチ表示として出力され
る。 【0139】また縮小画像の圧縮データとともに患者I
D、患者名、検査日等の患者データかファイルサーバ1
09より画像圧縮伸張装置103に送られ、RAM14
4上に保持される。 【0140】CPU142はフラッシュメモリ139に
保持されたオーバーレイの表示パターンデータを読み出
しを行う。また、RAM144に保持された患者データ
よりオーバーレイデータを作成し、オーバーレイメモリ
155に書き込む。 【0141】オーバーレイメモリ155に書き込まれた
データはフラッシュメモリ139上のオーバーレイ表示
パターンデータに応じて書き込み、消去が行われる。 【0142】インデックス表示期間中に表示が開始され
てから所定時間のみ表示される場合はオーバーレイ表示
データを書き込んでからCPU142内にもつタイマー
で経過時間を測定してオーバーレイ消去を行う。 【0143】インデックス表示期間中必要に応じてON
/OFFする場合は、使用者がキーボード147よりオ
ーバーレイON/OFF指示を入力すると画像生成装置
119から画像圧縮伸張装置103に指示が送られる。 【0144】オーバーレイメモリ155より出力される
データはD/A変換器136に送られビデオ信号に縮小
画像のマルチ表示上にオーバーレイ表示される。 【0145】D/A変換器136の出力は画像生成装置
119に送られ、画像生成装置119からTVモニタ1
21に送られ表示される。表示画像の一例を図26に示
す。 【0146】使用者はTVモニタ121の画面を見なが
らマルチ表示された縮小画像の中から所望の画像を選択
しキーボード147より入力する。キーボード147か
ら入力されたデータをもとに縮小画像の表示位置情報が
画像圧縮伸張装置103に送られる。CPU142では
表示位置情報からどの縮小画像を選択したかを識別し、
縮小画像に対応する全画面の圧縮データをRAM144
から画像圧縮伸張回路138に送出し、画像の伸張を行
う。伸張された全画面の画像はV−RAM134に記憶
される。 【0147】さらに全画面の画像はV−RAM134か
らセレクタ133を経てフレームメモリ135に転送さ
れる。この時オーバーレイメモリ155の患者データは
消去される。フレームメモリ135からさらにD/A変
換器136に送られて、アナログのビデオ信号に変換さ
れて画像生成装置119に、例えば図26の太枠の縮小
画像を図27に示すような全画面の画像として出力され
る。 【0148】使用者が画像再生装置108を用いて画像
再生を行う時の動作について説明する。 【0149】使用者がキーボード125より、患者ID
や患者名等の患者データの少なくともひとつ以上のデー
タと画像検索指示を入力するとこれらの情報はパーソナ
ルコンピュータ124内のCPU163は患者IDや患
者名等の患者データをネットワークI/F164よりフ
ァイルサーバ109に送って検索要求を行う。 【0150】使用者はキーボード125より続けて複数
の画像検索を行うことができる。 【0151】検索要求ホストコンピュータ129に入力
される。ホストコンピュータ129は画像録再生装置1
31内のデータを検索を行う。該当するデータの存在が
確認されると、まず縮小画像の圧縮データをパーソナル
コンピュータ124に送出する。パーソナルコンピュー
タ124では縮小画像の圧縮データを受信すると画像伸
張装置150に送出する。 【0152】画像伸張装置150では、ファイルサーバ
109より送られてきた縮小画像の圧縮データは一時R
AM186に保持される。RAM186から画像伸張回
路184に転送され伸張された後、V−RAM188に
送られて記憶される。 【0153】通常患者データには関連するデータとして
複数の全画面の圧縮データと縮小画像の圧縮データがデ
ータサーバ109に記録されており、それらのデータは
順次画像伸張装置150に送られRAM186に保持さ
れる。 【0154】RAM186からこれらの縮小画像の圧縮
データを読み出し、順次画像伸張回路184で伸張し、
V−RAM188に送られ記憶される。 【0155】これらの縮小画像はV−RAM188から
フレームメモリ189に転送される。フレームメモリ1
89からさらにD/A変換器190に送られて、アナロ
グのビデオ信号に変換されてTVモニタ152に縮小画
像のマルチ表示として出力される。 【0156】また縮小画像の圧縮データとともに患者I
D、患者名、検査日等の患者データがファイルサーバ1
09よりパーソナルコンピュータ124に送られ、パー
ソナルコンピュータ124のRAM169上に保持され
るとともに、画像伸張装置150にも送られRAM18
6に保持される。 【0157】パーソナルコンピュータ124で受信され
た患者データはディスプレイコントローラ170に送出
され、パソコンディスプレイ127上に検索データとし
て表示される。複数の検索を行った場合には複数の患者
データが同時に表示されるようになっている。 【0158】複数検査の検索を行った場合には複数検査
の縮小画像の圧縮データ画像伸張装置150に送られ画
像伸張回路184で伸張される。画像伸張回路184で
伸張された縮小画像は順次V−RAM188に送られ
る。 【0159】V−RAM188から縮小画像はフレーム
メモリ189に転送される。D/A変換器190でアナ
ログビデオ信号に変換されインデックス表示される。 【0160】インデックス表示とともにCPU181よ
りRAM186から読み出した患者データをもとにフレ
ームメモリコントローラ187にオーバーレイ指示が入
力される。オーバーレイ指示に基づきフレームメモリ1
89の制御でキャラクタジェネレータ191から所定の
文字データが読み出されオーバーレイメモリ192に書
き込まれる。 【0161】オーバーレイメモリ192より出力される
データはD/A変換器190で送られ縮小画像のマルチ
表示されたビデオ信号にオーバーレイされ、TVモニタ
152に表示される。表示画像の一例を図28に示す。
図28は4検査を同時に表示した一例であり、同一検査
の画像が横一列5枚ずつ、合計20枚の画像が表示され
ている。またそれぞれの検査の患者データがオーバーレ
イされる。 【0162】使用者はTVモニタ152の画面を見なが
らマルチ表示された縮小画像の中から所望の画像を選択
しキーボード125より入力する。キーボード125か
ら入力されたデータをもとに縮小画像の表示位置情報が
パーソナルコンピュータ124から画像伸張装置150
に送られる。CPU181では表示位置情報からどの縮
小画像を選択したかを識別し、縮小画像に対応する全画
面の圧縮データをRAM186から画像圧縮伸張回路1
84に送出し、画像の伸張を行う。伸張された全画面の
画像はV−RAM188に記憶される。 【0163】さらに全画面の画像はV−RAM188か
らフレームメモリ189に転送される。この時オーバー
レイメモリ192の患者データは消去される。フレーム
メモリ189からさらにD/A変換器190に送られ
て、アナログのビデオ信号に変換されTVモニタ152
に図27に示したような全画面の画像として出力され
る。 【0164】使用者がTVモニタ152の画面を見なが
らマルチ表示された縮小画像の中から所望の画像を複数
選択する場合について説明する。 【0165】キーボード125よりデータを入力し、例
えば図28の太枠で示す縮小画像を選択すると、キーボ
ード125から入力されたデータをもとに縮小画像の表
示位置情報がパーソナルコンピュータ124から画像伸
張装置150に送られる。CPU181では表示位置情
報からどの縮小画像を選択したかを識別し、縮小画像に
対応する全画面の圧縮データをRAM186から画像圧
縮伸張回路184に送出し、画像の伸張を行う。伸張さ
れた全画面の画像はV−RAM188に記憶される。 【0166】ここで選択された縮小画像に対応する全画
面の圧縮データをRAM186から順次画像圧縮伸張回
路184に送出し、画像の伸張を行う。伸張された全画
面の画像はV−RAM188に記憶される。 【0167】さらに全画面の画像はV−RAM188か
らフレームメモリ189に転送される。画像の選択枚数
に応じて画像を間引きながら転送する。間引かれた画像
はフレームメモリ189に記憶される。 【0168】CPU181よりRAM186から読み出
した患者データをもとにフレームメモリコントローラ1
87にオーバーレイ指示が入力される。オーバーレイ指
示に基づきフレームメモリコントローラ187の制御で
キャラクタジェネレータ191から所定の文字データが
読み出されオーバーレイメモリ192に書き込まれる。 【0169】フレームメモリ189からさらにD/A変
換器190に送られて、アナログのビデオ信号に変換さ
れる。またオーバーレイメモリ192より出力されるデ
ータはD/A変換器190に送られビデオ信号にオーバ
ーレイされる。 【0170】D/A変換器190より出力され、TVモ
ニタ152に表示されるビデオ信号は、図29に示すよ
うに、選択画像が同時に表示され、それぞれの画像を比
較できる。それぞれの画像に対して対応する検査の患者
データがオーバーレイされる。 【0171】従って、画面を最大限利用しマルチ表示を
しながら文字情報をスーパーインポーズすることにより
画面に展開しを有効に使用する一実施例の画像ファイル
システムとしての画像ファイル装置101によれば、マ
ルチ表示に文字情報をスーパーインポーズすることによ
り画面を有効に使用して表示を行い、かつ文字情報によ
りマルチ表示された画像に関する情報を得ることができ
る。これにより最小限のハードウェアで使いやすい画像
ファイル装置を提供できる。 【0172】また、スーパーインポーズする文字情報を
ON/OFFすることによりマルチ表示された画像の確
認を容易にすることができる。 【0173】さて、図22に示した画像ファイル装置1
01においては、例えば光源装置116や画像生成装置
119等のような筐体側面内側に、図30に示すよう
に、金属性の筐体201に樹脂製のダクト202が取り
付けられている。ダクト202の断面を図31に示す。 【0174】このようなダスト取付構造は、前記筐体2
01の側面開口部207にスポット溶接され前記ダクト
202を前記筐体201側面に平行方向に挿入可能とす
るガイド部203と、前記ガイド部203において前記
筐体201の開口部をふさぐ位置にスポット溶接された
シールド用金網204と、前記ガイド部203と前記ダ
クト202を固定するビス205からなっている。 【0175】このように構成された金属性の筐体201
は、内側側面にシールド用金網204を設けたガイド部
203を設けており、前記ガイド部203と前記筐体2
01開口部の間隔は、ダクト202の厚みよりわずかに
広くなっている。このわずかに広い部分にダクト202
を筐体201内側側面に平行方向に挿入し、ダクト20
2を固定ビス205で2点で締結する。 【0176】従って、上記のダスト取付構造では、従来
別部材になっていたシールド用金網をガイド部と一体に
することで組立性を向上させることが可能となる。ま
た、図32でビス205は上記ダスト取付構造でダクト
202を固定する位置、ビス205′はビス205と共
に従来ダクトを固定するビスの位置である。ドライバ2
06は上記ダスト取付構造で前記ビス205を締結する
位置、ドライバー206′はドライバ6と共に従来ダク
トを固定する位置である。図32のようにダクト202
の固定方法において、ガイド部203で筐体201側面
に垂直な方向の動きを固定し、ビス205、2本によっ
て筐体201側面に平行方向の動きを固定することによ
り、従来のビス205′が必要なくビスを少なくダクト
202を固定することができる。また、筐体端部のみで
の固定すなわちビス205の位置のみでのダクト202
の固定が可能となり、工具206′のようにビス20
5′の締結しにくい位置が不要となる。 【0177】これにより組立容易で工具が扱いやすくで
きるシールド効果のあるダクト取付構造を提供すること
ができる。 【0178】[付記] (付記項1) 画像データを発生する画像データ発生手
段と、前記画像データに関連する文書データを発生する
文字列発生手段と、前記画像データ及び前記文書データ
をデータ記録媒体に複数記録させるデータ記録手段と、
前記画像データ及び前記文書データを表示する表示手段
と、前記表示手段上の位置を指し示す指示手段とを有す
る画像ファイル装置において、前記画像ファイル装置の
個人情報を保持し認識する認識手段と、前記文書データ
に複数の記入項目を設けて前記データ記録手段に記録す
る記録制御手段と、前記表示手段に表示される前記文書
データ上における、前記各記入項目の配置を編集する編
集手段と、前記編集手段によって作成された前記各記入
項目の配置を示す配置データを、前記認識手段が保持す
る操作者の個人情報に追記する追記手段と、前記認識手
段によって認識された前記個人データに含まれる配置デ
ータをもとに、前記表示手段に各記入項目を並べて表示
させる表示制御手段とを備えたことを特徴とする画像フ
ァイル装置。 【0179】(付記項2) 画像データを発生する画像
データ発生手段と、前記画像データに関連する文書デー
タを発生する文字列発生手段と、前記画像データ及び前
記文書データをデータ記録媒体に複数記録させるデータ
記録手段と、前記画像データ及び前記文書データを表示
する表示手段と、前記表示手段上の位置を指し示す指示
手段とを有する画像ファルム装置において、前記画像フ
ァイル装置の個人情報を保持し認識する認識手段と、前
記文書データに複数の記入項目を設けて前記記録手段に
記録する記録制御手段と、前記表示手段に表示される前
記文書データ上における、前記各記入項目の配置を編集
する編集手段と、前記編集手段によって作成された前記
各記入項目の配置及び組み合わせ示す配置組み合わせデ
ータを、前記記録手段に複数記録する第2の記録制御手
段と、前記記録手段に複数記録されている配置組み合わ
せデータのうち、どの前記配置組み合わせデータを使用
するかを示すデータを、前記認識手段が保持する前記個
人データに追記する追記手段と、前記認識手段によって
認識された操作者の、前記個人データが指し示す前記組
み合わせデータをもとに、前記表示手段に各記入項目を
並べて表示させる表示制御手段とを備えたことを特徴と
する画像ファイル装置。 【0180】(付記項3) 前記記録手段に記録されて
いる文書データを指し示す指示記号を前記表示手段に表
示する第2の表示制御手段と、前記指示手段によって指
し示された、前記指示記号が指し示す文書データを読み
出して前記表示制御手段に表示させ、前記表示手段上に
既に表示されている他の文書データを前記表示手段から
消去した後、前記指示記号に置き換えて前記表示手段に
表示させる第3の表示制御手段と、を備えたことを特徴
とする付記項1または2の画像ファイル装置。 【0181】(付記項4) 文字情報と撮像画像情報と
を有する一連の複数の内視鏡画像に対し、一連の内視鏡
画像に共通する文字情報を入力する入力手段と、文字情
報と複数の内視鏡画像を関連づけて保存する保存手段
と、関連づけられた内視鏡画像のうち撮像画像情報のみ
マルチ表示し、文字情報はマルチ表示された撮像情報に
スーパーインポーズするスーパーインポーズ手段とを備
えたことを特徴とする内視鏡用画像ファイル装置。 【0182】付記項4の内視鏡用画像ファイル装置で
は、マルチ表示に文字情報をスーパーインポーズするこ
とで、画面を有効に使用して表示を行い、かつ文字情報
によりマルチ表示された画像に関する情報を得ることを
可能とする。これにより最小限のハードウェアで使いや
すい画像ファイル装置を提供できる。 【0183】(付記項5) 前記スーパーインポーズ手
段をON/OFFする制御手段を設けたことを特徴とす
る付記項4の内視鏡画像ファイル装置。 【0184】(付記項6) 前記スーパーインポーズ手
段をON/OFFする前記制御手段は、タイマによって
機能することを特徴とする付記項5の内視鏡画像ファイ
ル装置。 【0185】付記項5及び6の内視鏡用画像ファイル装
置では、スーパーインポーズする文字情報をON/OF
Fすることで、マルチ表示された画像の確認を容易にす
るが可能となる。 【0186】(付記項7) 前記スーパーインポーズ手
段は、少なくとも2以上のグループに分割される内視鏡
画像をマルチ表示し、それぞれのグループ毎に文字情報
をスーパーインポーズすることを特徴とする付記項4の
内視鏡画像ファイル装置。 【0187】(付記項8) 筐体にダクトを取り付ける
ダクト取付構造において、前記筐体の側面開口部に挿入
可能なダクトと、前記ダクトを前記筐体側面に平行方向
に挿入可能とするガイド部と、前記ガイド部において前
記筐体の開口部をふさぐ位置に設けられた金網と、前記
ガイド部に設けられた前記ダクトを固定する固定手段と
からなることを特徴としたダクト取付構造。 【0188】付記項8のダクト取付構造では、組立性が
向上し工具が扱い易くでき、シールド効果のあるダクト
の取付構造の実現を可能とする。 【0189】 【発明の効果】以上説明したように本発明の画像ファイ
ル装置によれば、表示制御手段が認識手段によって認識
された個人データに含まれる配置データをもとに、表示
手段に各記入項目を並べて表示させるので、画像データ
に関する文書データの記入項目の記入及び確認を容易に
でき、作業効率を向上させることができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1実施例に係る画像ファイル装置の
構成を示すブロック図 【図2】図1のディスプレイの画面を説明する説明図 【図3】図1のマウスの構成を示す斜視図 【図4】図1のハードディスクの論理的構成を示す構成
図 【図5】図4の文書記憶領域の論理的構成を示す構成図 【図6】図4のユーザ情報領域の論理的構成を示す構成
図 【図7】図5の文書データ領域に記録されるデータのデ
ータフォーマットを示すフォーマット図 【図8】図5の文書項目領域に記録されるデータのデー
タフォーマットを示すフォーマット図 【図9】図6のユーザ登録領域に記録されるデータのデ
ータフォーマットを示すフォーマット図 【図10】図6の文書入力画面制御領域に記録されるデ
ータのデータフォーマットを示すフォーマット図 【図11】図1の画像ファイル装置の処理の流れを示す
フローチャート 【図12】図11の処理における初期時のディスプレイ
の画面の構成を示す構成図 【図13】図11の記入枠文字入力処理の流れを示すフ
ローチャート 【図14】図11のリサイズ処理の流れを示すフローチ
ャート 【図15】図11の画像記録処理による図4の画像記憶
領域に記録されるデータのデータフォーマットを示すフ
ォーマット図 【図16】図11の処理によるディスプレイの画面の構
成を一例を示す構成図 【図17】本発明の第2実施例に係る文書記憶領域の論
理的構成を示す構成図 【図18】図17の文書記憶領域に基づく初期時のディ
スプレイの画面の構成を示す構成図 【図19】図17の文書記憶領域に基づく画像ファイル
装置の処理の流れを示すフローチャート 【図20】図19の処理における図17の文書入力ウィ
ンドウ制御領域に記録されるデータのデータフォーマッ
トを示すフォーマット図 【図21】図19の処理によるディスプレイの画面の構
成を一例を示す構成図 【図22】文字情報をスーパーインポーズすることによ
り画面を有効に使用する画像ファイルシステムとしての
画像ファイル装置の一実施例の構成を示す構成図 【図23】図22の画像圧縮伸張装置の構成を示すブロ
ック図 【図24】図22のパーソナルコンピュータの構成を示
すブロック図 【図25】図22の画像伸張装置の構成を示すブロック
図 【図26】図22の画像ファイル装置によりTVモニタ
に表示される画面の一構成例を示す画面構成図 【図27】図26の画面構成中から選択された縮小画像
を全画像として表示するTVモニタの画面の一構成例を
示す画面構成図 【図28】図22の画像ファイル装置によりTVモニタ
に表示される複数患者分の画面の一構成例を示す画面構
成図 【図29】図28の画面構成中から選択された縮小画像
を表示するTVモニタの画面の一構成例を示す画面構成
図 【図30】図22の光源装置や画像生成装置等のような
筐体側面内側に設けられるダクトの取付構造を示す斜視
図 【図31】図30のダクトの断面を示す断面図 【図32】図30のダクトの取付構造の作用を説明する
説明図 【符号の説明】 1…画像ファイル装置 2…CPU 3…ROM 4…ハードディスク 5…バスライン 6…SCSII/F 7…RAM 8…ディスプレイ 8a…画面 9…画面制御回路 10…V−RAM 11…マウス 11a…マウスの左ボタン 11b…マウスの右ボタン 12…マウスI/F 13…キーボード 14…キーボードI/F 15…タイマ 17…テレビカメラ 18…ビデオ回路 19…A/D変換器 20…画像メモリ 31…文書記憶領域 32…画像記憶領域 33…ソフトウエア領域 34…ユーザ情報領域 35…文書データ領域 36…文書項目領域 37…ユーザ登録領域 38…文書入力画面制御領域 40…文書入力画面 41…カーソル 42…画像ボタン 43〜48…ボタン 49…移動ボタン 50…リサイズボタン 51…削除ボタン 52…前画面ボタン 53…次画面ボタン 54…終了ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−85088(JP,A) 特開 平4−153881(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 1/00 G06T 11/60 - 17/50 G06F 17/30

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 画像データを発生する画像データ発生手
    段と、 前記画像データに関連する文書データを発生する文字列
    発生手段と、 前記画像データ及び前記文書データをデータ記録媒体に
    複数記録させるデータ記録手段と、 前記画像データ及び前記文書データを表示する表示手段
    と、 前記表示手段上の位置を指し示す指示手段とを有する画
    像ファイル装置において、 前記画像ファイル装置の個人情報を保持し認識する認識
    手段と、 前記文書データに複数の記入項目を設けて前記データ記
    録手段に記録する記録制御手段と、 前記表示手段に表示される前記文書データ上における、
    前記各記入項目の配置を編集する編集手段と、 前記編集手段によって作成された前記各記入項目の配置
    を示す配置データを、前記認識手段が保持する個人情報
    に追記する追記手段と、 前記認識手段によって認識された前記個人データに含ま
    れる配置データをもとに、前記表示手段に各記入項目を
    並べて表示させる表示制御手段とを備えたことを特徴と
    する画像ファイル装置。
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