JP2006252208A - アノテーション付与装置、アノテーション付与方法およびプログラム - Google Patents

アノテーション付与装置、アノテーション付与方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 効率的に動画像へアノテーションを付与できるアノテーション付与装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 アノテーション装置1は、動画像を記憶する動画像データベース2と、動画像および動画像中に現れる人物に対応する人物アイコン21〜24を表示し、人物アイコン21〜24シンボルへの操作に基づいて、動画像に対してアノテーションを付与するアノテーション付与部3と、アノテーション付与部3が付与するアノテーションを記憶するアノテーションデータベース5とを備える。アノテーション付与部3は、たとえば人物の発話状態、人物の立ち上がり、人物の身振りまたは人物の手振りをなどの人物の行動をアノテーションとして付与する。これにより、動画像から視線をそらすことなく、発話のように非常に細かい単位で行われるアクションに対して、効率的に動画像へアノテーションを付与できる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、アノテーション付与装置、アノテーション付与方法およびプログラムに関する。
従来、動画中のシーンを素早く検索する方法として、動画中のシーンにアノテーションを付与することにより、アノテーションを検索対象として検索できるシステムが提案されている。アノテーションを付与する従来技術として以下のようなものが提案されている。
特許文献1に記載の装置は、場面毎に代表画像を抽出し、場面毎に関連する情報を入力し、代表画像と場面毎の関連情報とが同じ行もしくは列になるように表を作成するので、ビデオ映像を各場面単位にデータベース登録する際、ユーザが場面にどのような関連情報を付与するかを考えることに専心できるというものである。
特開平8−95986号公報
しかしながら、上記特許文献1では、ビデオが再生されるモニタとアノテーションの内容が別々に表示されるために視線の移動が生じ、発話のような非常に細かい単位で行われるアクションに対してアノテーションを付与することが困難である。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、発話のように非常に細かい単位で行われるアクションに対して、効率的に動画像へアノテーションを付与できるアノテーション付与装置、アノテーション付与方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、動画像および該動画像中に現れる人物に対応するシンボルを表示する表示制御手段と、前記シンボルへの操作に基づいて、前記動画像に対してアノテーションを付与する付与手段とを備えるアノテーション付与装置である。本発明によれば、動画像から視線をそらすことなく、発話のように非常に細かい単位で行われるアクションに対して、効率的に動画像へアノテーションを付与できる。
前記付与手段は、前記人物の発話状態、前記人物の立ち上がり、前記人物の身振りおよび前記人物の手振りのうち少なくとも1つを含む人物の行動をアノテーションとして付与することを特徴とする。本発明によれば、立ち上がった、身振り、手振り、メモ書きなどの人物の行動をアノテーションとして付与することができる。前記付与手段は、前記人物の位置情報を前記アノテーションとして付与することを特徴とする。また、前記付与手段は、前記動画像中に置いた前記シンボルの位置を前記アノテーションとして付与することを特徴とする。
前記付与手段は、既に付与されたアノテーションに代えて新たなアノテーションを付与できるモードのとき、前記アノテーションの変更を受け付けることを特徴とする。本発明によれば、上書きモードの場合にのみ、既に付与されたアノテーションに代えて新たなアノテーションを付与することができる。あらたなアノテーションのみが有効となり、以前に付与されたアノテーションは削除される。
前記付与手段は、前記シンボルの前記動画像中に現れる人物の周辺への配置に応じて、前記人物と前記シンボルを関連付けることを特徴とする。前記付与手段は、前記動画像を再生するプレーヤ上のイベントを監視ることによって前記動画像に対してアノテーションを付与することを特徴とする。前記表示制御手段は、前記動画像中に表れる人物および前記動画像の経過時間をマトリックスとして表示するチャート上に前記アノテーションを表示することを特徴とする。これにより、内容を確認することも可能である。前記表示制御手段は、前記シンボルを収める領域を表示することを特徴とする。
本発明のアノテーション付与装置は、前記付与手段が付与するアノテーションを記憶する記憶手段をさらに備え、前記表示制御手段は、前記記憶手段に記憶されたアノテーションに応じて、前記動画像に対応させて、前記シンボル、前記シンボルの位置、前記人物の発話状態を表示することを特徴とする。本発明によれば、既にDBに登録されているアノテーション情報をプレーヤの再生と同期して、画面上に表示することによりアノテーションの確認も出来る。前記シンボルは、前記人物に対応するアイコンであることを特徴とする。前記シンボルは、半透明のボタンであることを特徴とする。前記動画像は、部屋の上方向から該部屋の内部を撮影した動画像であることを特徴とする。部屋の上方向から部屋の内部を撮影した会議映像に対してアノテーションを付与することができる。
本発明は、動画像および該動画像中に現れる人物に対応するシンボルを表示するステップと、前記シンボルへの操作に基づいて、前記動画像に対してアノテーションを付与するステップとを有するアノテーション付与方法である。本発明によれば、動画像から視線をそらすことなく、発話に関するアノテーションを付与することができる。本発明のアノテーション付与方法は、前記動画像中に表れる人物および前記動画像の経過時間をマトリックスとして表示するチャート上に前記アノテーションを表示するステップをさらに有する。これにより、内容を確認することも可能である。
本発明は、動画像中に現れる人物に対応するシンボルの表示を制御するステップ、前記シンボルへの操作に基づいて、前記動画像に対してアノテーションを付与するステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。本発明によれば、動画像から視線をそらすことなく、発話に関するアノテーションを付与することができる。
本発明によれば、非常に細かい単位で行われるアクションに対して、効率的に動画像に対してアノテーションを付与できるアノテーション付与装置、アノテーション付与方法およびプログラムを提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
本発明の第1実施例に係るアノテーション付与装置について説明する。図1は、アノテーション付与装置1のブロック図である。図1に示すように、アノテーション付与装置1は、動画像データベース(DB)2、アノテーション付与部3、バッファ4、アノテーションデータベース5および表示部6を備える。このアノテーション付与装置1は、シンボルを使って動画像に対して、たとえば会議における発話者および発話時間、参加者の位置についてのアノテーションを付与するものである。以下ではシンボルの例として人物アイコンを用いて説明する。動画像データベース2は、たとえば会議映像などの動画像を格納するものである。
図2は表示部6の表示例である。図2に示すように、アノテーション付与部3は、GUI(Graphical User Interface)上に、ムービープレーヤ10上の領域11に動画像データベース2に格納された動画像を表示し、動画像中に現れる人物A〜Dに対応する人物アイコン21〜24を人物アイコンエリア20内に表示し、さらに発話チャート30を表示する。
ムービープレーヤ10は、動画像を表示するものであり、動画像データベース2に格納された動画像が表示される表示領域11、保存ボタン12、巻き戻しボタン13、再生ボタン14、早送りボタン15および確認ボタン16を備える。人物アイコンエリア20は、人物アイコン21〜24を収める領域である。人物アイコン21〜24は、半透明のボタンであり、そのボタンにはユーザが人物名を与えることができる。アイコン追加ボタン201は人物アイコンを追加して生成するためのボタンであり、ユーザは閲覧する動画像に現れる人物の数に合わせて人物アイコンを追加することが出来る。発話チャート30は、動画像中に表れる人物(人物A〜人物D)および動画像の経過時間をマトリックスとして表示するものであり、黒色で塗りつぶされた箇所が発話アノテーションである。
ユーザは人物アイコン21〜24を動画中に現れる人物A〜Dの周辺に配置する。次に、アノテーション付与部3は、人物アイコン21〜24への操作を、動画像を再生するムービープレーヤ10上のイベントによって監視し、再生されている動画像に対して、アノテーションを付与する。アノテーション付与部3は、たとえば人物の発話状態、人物の立ち上がり、人物の身振りまたは人物の手振りを含む人物の行動、人物の位置情報をアノテーションとして付与する。また、アノテーション付与部3は、動画像中に置いた人物アイコンの位置をアノテーションとして付与するようにしてもよい。
バッファ4は、アノテーション付与部3が付与したアノテーションを一時格納するものである。アノテーションデータベース5は、所定のタイミングでバッファ4に格納されたアノテーションを記憶する。表示部6は、たとえばディスプレイ装置で構成されている。
次に、動作について説明する。図3は、実施例1に係るアノテーション付与装置の動作フローチャートである。ステップS1で、ユーザは、人物アイコンエリア20内の人物アイコン21〜24に、これからアノテーションを付与する人物の名前またはIDを与える。人物の名前またはIDの付与方法は、例えば、人物アイコン21〜24を選択してコンテキストメニューを表示させ、「名前の付与」というメニューを選む。すると、テキストボックスが表示されので、キーボード等を利用して名前を入力することができる。このようにして、人物アイコン21〜24には動画像中に現れる物の名前をあらかじめ与えておく。ユーザは、ムービープレーヤ10を使用して動画像を再生して一時停止しておく。
ステップS2で、人物アイコン21〜24をドラッグして、ムービープレーヤ10に表示されている会議の映像(動画像)に現れる人物A〜Dの周辺に、対応する人物アイコン21〜24を置く。ステップS3で、ムービープレーヤ10上の領域11に動画像データベース2から配信される動画が再生される。図2において参照符号17はマウスが指すカーソルを示す。動画像中で人物Aが発言を開始した場合、ユーザは人物Aに重ねて置かれている人物アイコン21をマウスで押下する。人物Aの発言が終わった時点で人物アイコン21をはなす。
ステップS4で、アノテーション付与部3は、秒毎のムービープレーヤ10上のイベントを監視して、各人物アイコンの名前とその人物アイコンが押下されているかを取得しバッファ4に保存する。人物アイコン21が押された時間および離された時間は、ムービープレーヤ10の再生時間と同期している。動画像中の人物Aが移動した場合は、それに合わせてユーザが人物アイコン21を移動させる。
図4は、アノテーション付与部3がバッファ4に保存する内容を示す図である。まず、アノテーション付与部3は、現在、再生している動画像を示す動画像ID(00001)をバッファ4に保存する。次にアノテーション付与部3は、秒毎のムービープレーヤ10上の状態をバッファ4に記録する。このとき、アノテーション付与部3は、各要素を“;”で区切ってバッファ4に保存する。初めのカラムは動画像の経過時間である。時分秒が“:”で区切られて表されている。2カラム目以降は各人物の状態を表している。まず人物を示すID(人物A、人物B、人物C、人物D)があり、“:”で区切られて人物アイコン21〜24の押下状態が記録される。
アノテーション付与部3は、人物アイコン21〜24が押下されている場合は押下げ状態として“1”記録し、人物アイコン21〜24が押下されていない場合は人物のアイコンの押下げ状態として“0”を記録する。
図5は、マウスの押下時間と、バッファ4に保存される押下の状態を示す図である。図5に示すように、マウスが実際に押下されている時間は、黒の帯状に示されている。アノテーション付与部3は、人物アイコンの押下開始を検出すると、その時間を求め、秒未満を切り捨て、その秒に関して発話状態を“1”にする。また、アノテーション付与部3は、人物アイコンの非押下状態を検知すると、その時間を求め秒未満を切り捨て、その秒に関して発話状態を“1”にする。また、アノテーション付与部3は、押下開始から非押下までの間の秒に関して発話状態を“1”にする。バッファ4の内容は、図2で示したGUI上の発話チャート30上にも瞬時に表示されるため視覚的にも確認できる。また、発話チャート30上を編集することにより、バッファ4の内容を変更することも出来る。
ステップS5で、ある一定時間、または最後まで終了した時点で、ユーザはムービープレーヤ10上の保存ボタン12を押下げると、バッファ4上の全データがアノテーションデータベース5に転送され保存される。なお、人物アイコンに対する押下の役割をコンテキストメニューなどで変更することにより、立ち上がった、身振り、手振り、メモ書きなどのように、さまざまな状態のアノテーションに対応できる。ムービープレーヤ10上で巻き戻し、早送りをすることにより任意の時点のアノテーションの付与が可能となる。巻き戻しなどをして、既にアノテーションが付与されている部分を見る場合、追加または上書きのどちらかのモードを選択し、アノテーションを付与することが出来る。
アノテーションの追加の場合、図2のモード選択エリア40の追加チェックボックス41をチェックする。この場合、変化のあったアノテーションのみをアノテーションデータベース5上に追加・変更する。すなわち、アノテーション付与部3は、既に付与されたアノテーションに加えて新たなアノテーションを付与できる追加モードのときにのみ、アノテーションの追加を受け付ける。例えば、複数人が同時に発話する場合に、巻き戻して追加モードにしてアノテーションを付与する。
また、アノテーションを付与する人物を間違えてしまった場合、巻き戻して、上書きモードにして別の人物に対してアノテーションを付与することもできる。上書きモードの場合、図2のモード選択エリア40の上書きチェックボックス42をチェックする。この場合、あらたなアノテーションのみが有効となり、以前に同時刻に付与されたアノテーションは削除される。また、アノテーションは、発話チャート30上に表示されるので、内容を確認することも可能である。細かな編集は発話チャート30上で編集可能である。マトリックス上の各要素を直接編集することにより細かな修正が可能である。例えば、既にアノテーションが付与されているマトリックスをポインタなどで選択することにより、アノテーションを削除したり、逆にアノテーションが付与されていないマトリックスをポインタで選択することにより、アノテーションを付与したりする。
本実施例によれば、従来、映像を見ながらアノテーションを付与する場合、映像と付与を指示する部分が離れていると視線の移動が起こりユーザに負担を強いることになっていたが、画面中に直接アノテーションを付与することができるため、動画像から視線をそらすことなく、発話のように非常に細かい単位で行われるアクションに対して、効率的に動画像へアノテーションを付与できる。人物アイコンの押下と人物アイコンの移動を行うことにより、発話と場所のアノテーション付けが直感的に行える。
次に、実施例2について説明する。なお、実施例2の場合も実施例1のアノテーション付与装置1と同様の構成であるため図1を用いて説明する。本実施例では、動画像データベース2に格納された動画像が、部屋の上方向(天井)から部屋の内部を撮影した動画像である場合の例であり、参加者の発話と位置情報についてアノテーションを付与する例である。
図6は、本実施例による表示部6の表示例である。図6に示すように、アノテーション付与部3は、ムービープレーヤ100、人物アイコンエリア20、発話チャート30を表示する。ムービープレーヤ100は、動画像データベース2に格納された動画像が表示される表示領域101、保存ボタン12、巻き戻しボタン13、再生ボタン14、早送りボタン15および確認ボタン16を備える。人物アイコンエリア20内には、人物アイコン21〜24が表示される。
図7は、実施例2に係るアノテーション付与装置の動作フローチャートである。ステップS11で、ユーザは人物アイコンエリア20に所属する人物アイコン21〜23に、これからアノテーションを付与する人物の名前またはIDを与える。人物の名前またはIDの付与方法は、例えば、アイコンを選択してコンテキストメニューを表示させ、「名前の付与」というメニューを選ぶ。するとテキストボックスが表示されので、ユーザ名前を入力することができる。ステップS12で、名前の付与が終わると、ムービープレーヤ100に表示されている会議の映像上の人物に、対応する人物アイコン21〜23をドラッグして置く。
ステップS13で、アノテーション付与部3は、ムービープレーヤ100上に動画像データベース2から配信される動画を再生する。動画像中の人物Aがしゃべり始めたとき、ユーザは人物A上に置かれている人物アイコン21をマウスで押下する。人物Aがしゃべり終わった時点で人物アイコン21をはなす。ステップS14で、アノテーション付与部3は、人物Aが移動した場合、人物アイコン21もそれにあわせてドラッグして移動させる。ステップS15で、アノテーション付与部3は、秒毎にムービープレーヤ100上のイベントを監視して、状態をバッファ4に保存する。
図8は、バッファ4に保存される内容を示す図である。まず、現在、再生している動画像を示す動画像ID(00002)がバッファ4に保存される。次に秒毎のムービープレーヤ100上の状態が記録される。各要素は“;”で区切られて保存される。初めのカラムは動画像の経過時間である。時分秒が“:”で区切られて表されている。2カラム目以降は各人物(人物A、人物B、人物C)の状態を表しており、人物ID(人物A、人物B、人物C)、人物アイコンが押下状態か否か(0/1):アイコンの表示領域101のX座標およびアイコンの表示領域101のY座標(たとえば、X座標が123、Y座標が46)を表す。
アノテーション付与部3は、XY座標を、秒毎に検出してバッファ4に保存する。人物が移動した場合は、人物の移動にあわせてユーザが人物アイコンを移動させればよい。アノテーション付与部3は各人物アイコンの名前とその人物アイコンが押下されているか否か、および各人物に対応する人物アイコンのXY座標を取得しバッファ4に保存する。バッファ4の内容は、GUI上の発話チャート30上にも瞬時に表示されるため視覚的にも確認できる。また、発話チャート30上を編集することにより、バッファ4の内容を変更することも出来る。
ステップS16で、ある一定時間、または最後まで終了した時点で、ユーザはムービープレーヤ100上の保存ボタン12を押下する。するとバッファ4上の全データがアノテーションデータベース5に転送され保存される。このようにして、会議室を天井から撮影した画像を利用した場合、画面上の人物アイコンの位置を検知することにより、その会議室内での人物の大まかな位置も記録することが出来る。
次に、実施例3について説明する。なお、実施例3の場合も実施例2と同様の構成であるため図1および図6を用いて説明する。実施例3では、付与したアノテーションをムービープレーヤ100上で動画像に同期して再生することにより、アノテーションの確認をすることが出来るアノテーション確認モードについての例である。
図9は、実施例3に係るアノテーション付与装置の動作フローチャートである。ステップS21で、図6のムービープレーヤ100上の確認ボタン16を押すことにより、確認モードに入る。ステップS22で、アノテーション付与部3は、ムービープレーヤ100上の動画の動画IDをアノテーションデータベース5に送り、対応するアノテーションデータを獲得しバッファ4上に保存する。ステップS23で、アノテーション付与部3は、既にアノテーション情報が付与されている時間帯の動画像をムービープレーヤ100上で再生する。
ステップS24で、アノテーション付与部3は、秒毎に再生している動画像の時間に対応するアノテーションをバッファ4から検索し、人物アイコンの位置、発話状態に応じて、ムービープレーヤ100の画面上に人物アイコン21〜23を表示し、発話があった場合、人物アイコン21〜23に発話マーク(発話状態)を表示する。たとえば、時間(00:10:34)に人物Aの発話要素が1の場合、(00:10:34)の間にムービープレーヤ100上の人物アイコン21に発話の印を付与する。また、時間(00:10:51)、(00:10:52)における人物BのXY座標の要素が(123:43)、(134:52)である場合、人物アイコンBをそれぞれの時間に、ムービープレーヤ100上でX座標123かつY座標43から、X座標134かつY座標52に移動する。
本実施例によれば、確認モードを利用することにより、既にアノテーションデータベース5に登録されているアノテーション情報をムービープレーヤ10の再生と同期して、画面上に表示することにより、画面上の動画像の発話や動きと、実際に付与したアノテーション―発話、動き―が画面上に重ねて表示されるので、簡単にアノテーションの見直しができる。
なお、本発明によるアノテーション付与方法は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を用いて実現され、プログラムをハードディスク装置や、CD−ROM、DVDまたはフレキシブルディスクなどの可搬型記憶媒体等からインストールし、または通信回路からダウンロードし、CPUがこのプログラムを実行することで、各ステップが実現される。すなわち、プログラムは、動画像中に現れる人物に対応するシンボルの表示を制御するステップ、前記シンボルへの操作に基づいて、前記動画像に対してアノテーションを付与するステップをCPU(コンピュータ)に実行させる。なお、アノテーション付与部3が表示制御手段および付与手段に、アノテーションDB5が記憶手段にそれぞれ対応する。
以上本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。上記実施例では動画像として会議映像を用いた例について説明したが動画像はこれに限定されるものではない。
アノテーション付与装置1のブロック図である。 表示部6の表示例を示す図である。 実施例1に係るアノテーション付与装置の動作フローチャートである。 アノテーション付与部3がバッファ4に保存する内容を示す図である。 マウスの押下時間と、バッファ4に保存される押下の状態を示す図である。 本実施例による表示部6の表示例である。 実施例2に係るアノテーション付与装置の動作フローチャートである。 バッファ4に保存される内容を示す図である。 実施例3に係るアノテーション付与装置の動作フローチャートである。
符号の説明
1 アノテーション付与装置
2 動画像データベース
3 アノテーション付与部
4 バッファ
5 アノテーションデータベース
6 表示部

Claims (16)

  1. 動画像および該動画像中に現れる人物に対応するシンボルを表示する表示制御手段と、
    前記シンボルへの操作に基づいて、前記動画像に対してアノテーションを付与する付与手段と
    を備えることを特徴とするアノテーション付与装置。
  2. 前記付与手段は、前記人物の発話状態、前記人物の立ち上がり、前記人物の身振りおよび前記人物の手振りのうち少なくとも1つを含む人物の行動をアノテーションとして付与することを特徴とする請求項1に記載のアノテーション付与装置。
  3. 前記付与手段は、前記人物の位置情報を前記アノテーションとして付与することを特徴とする請求項1に記載のアノテーション付与装置。
  4. 前記付与手段は、前記動画像中に置いた前記シンボルの位置を前記アノテーションとして付与することを特徴とする請求項1に記載のアノテーション付与装置。
  5. 前記付与手段は、既に付与されたアノテーションに代えて新たなアノテーションを付与できるモードのとき、前記アノテーションの変更を受け付けることを特徴とする請求項1に記載のアノテーション付与装置。
  6. 前記付与手段は、前記シンボルの前記動画像中に現れる人物の周辺への配置に応じて、前記人物と前記シンボルを関連付けることを特徴とする請求項1に記載のアノテーション付与装置。
  7. 前記付与手段は、前記動画像を再生するプレーヤ上のイベントを監視ることによって前記動画像に対してアノテーションを付与することを特徴とする請求項1に記載のアノテーション付与装置。
  8. 前記表示制御手段は、前記動画像中に表れる人物および前記動画像の経過時間をマトリックスとして表示するチャート上に前記アノテーションを表示することを特徴とする請求項1に記載のアノテーション付与装置。
  9. 前記表示制御手段は、前記シンボルを収める領域を表示することを特徴とする請求項1に記載のアノテーション付与装置。
  10. 前記付与手段が付与するアノテーションを記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記表示制御手段は、前記記憶手段に記憶されたアノテーションに応じて、前記動画像に対応させて、前記シンボルおよび前記人物の発話状態を表示することを特徴とする請求項1に記載のアノテーション付与装置。
  11. 前記シンボルは、前記人物に対応するアイコンであることを特徴とする請求項1に記載のアノテーション付与装置。
  12. 前記シンボルは、半透明のボタンであることを特徴とする請求項1に記載のアノテーション付与装置。
  13. 前記動画像は、部屋の上方向から該部屋の内部を撮影した動画像であることを特徴とする請求項1に記載のアノテーション付与装置。
  14. 動画像および該動画像中に現れる人物に対応するシンボルを表示するステップと、
    前記シンボルへの操作に基づいて、前記動画像に対してアノテーションを付与するステップと
    を有することを特徴とするアノテーション付与方法。
  15. 前記動画像中に表れる人物および前記動画像の経過時間をマトリックスとして表示するチャート上に前記アノテーションを表示するステップをさらに有することを特徴とする請求項14に記載のアノテーション付与方法。
  16. 動画像中に現れる人物に対応するシンボルの表示を制御するステップ、
    前記シンボルへの操作に基づいて、前記動画像に対してアノテーションを付与するステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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