JP3529952B2 - スピンドルモータ - Google Patents

スピンドルモータ

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JP3529952B2
JP3529952B2 JP21517796A JP21517796A JP3529952B2 JP 3529952 B2 JP3529952 B2 JP 3529952B2 JP 21517796 A JP21517796 A JP 21517796A JP 21517796 A JP21517796 A JP 21517796A JP 3529952 B2 JP3529952 B2 JP 3529952B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハードディスクの
ような情報媒体を駆動するスピンドルモータに係り、特
に、ステータの固着部から生ずる有害ガスによるデータ
の読み書き不能や各種エラーを防止するに好適なスピン
ドルモータに関する。
【0002】
【従来の技術】ハードディスク等の情報媒体を載置して
駆動するスピンドルモータは従来より各種タイプのもの
が採用されている。図11はその一例を示すものであ
る。不動側のブラケット19bは略皿状の円筒体からな
り、その中央の貫通孔にはシャフト20bが嵌着され
る。シャフト20bの上下には上方軸受21b及び下方
軸受22bが嵌着され、これ等の軸受21b,22bの
外周にはロータハブ24bが嵌着される。ディスク33
はロータハブ24bの外周の鍔部29に載置され固定部
材(図略)によって固定される。また、図示のように鍔
部29にはヨーク25bが垂下して固定され、ヨーク2
5bの内周には駆動用のロータマグネット26bが内嵌
される。なお、ロータハブ24b,ヨーク25b及びロ
ータマグネット26bによりロータ23bが形成され
る。一方、ブラケット19bは、ブラケット19bを固
定するためのフランジ部16bと底面部17b及び底面
部17bの中央に立設する円筒部18bとを一体的に形
成したものからなり、円筒部18bの外周には段部30
を介してステータ27bの内周が嵌め込まれて接着剤を
介して固着される。ステータ27bは積層コアにコイル
線が巻かれている。また、底面部17bには回路基板2
8bが固定される。ステータ27bのコイル線の引出し
線31bは底面部17bの貫通孔32から引き出され回
路基板28bに半田付けにより連結される。以上の構造
により回路基板28b側から引出し線31bを介してス
テータ27b側に電力を供給することによりシャフト2
0bまわりにロータ23bが回転し、ディスク33を回
転駆動する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来のスピンド
ルモータの場合には前記したように、ステータ27bは
ブラケット19bの円筒部18bに接着剤を介して固着
される。これはブラケット19b側とステータ27bと
が強固に固定されて回転中に振動する等の不具合を確実
に防止するためである。然し乍ら、スピンドルモータは
ハードディスク駆動装置(以下、HDDと略す)内で回
転駆動されると高温になる。そのためステータ27bを
固着している接着剤が加熱され、接着剤内に含まれてい
る物質により有害ガスが発生する。この有害ガスはHD
D内に広がりロータ23bに載置されているディスク3
3や磁気ヘッド(図略)等に付着する。その結果、デー
タの読み書きが不能になり、且つ各種のエラーが生ずる
問題点がある。
【0004】本発明は、以上の問題点を解決するために
創案されたものであり、接着剤による前記の弊害を極力
低減し、データの読み書き不能や各種エラーの発生を防
止すると共に、比較的簡便に実施でき、各種タイプのス
ピンドルモータにも適用可能なスピンドルモータを提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、軸線方向の一方側に伸延する円筒部を
有する不動側のブラケットと、該円筒部に絶縁材からな
るホルダーを介して嵌合され固着されるステータと、該
ステータの外周と間隙を隔てて相対向して配置される駆
動用マグネットを有するロータと、を備えるスピンドル
モータであって、該ホルダーは、該円筒部に嵌合する円
筒状基部と、該円筒状基部の周面に設けられ該ステータ
の他方側の面の一部が当接する段部と、該円筒状基部の
一方の端部に該ステータの一方側の面を弾性的に係止す
るステータ側弾性係止部と、該円筒状基部の他方の端部
に該ブラケットの他方側の面を弾性的に係止するブラケ
ット側弾性係止部とを有し、該円筒状基部が該ブラケッ
トの円筒部に嵌合するとともに、該ステータ側弾性係止
部が該ステータの一方側の面を弾性的に係止し、該ブラ
ケット側弾性係止部が該ブラケットの他方側の面を弾性
的に係止することにより、該ステータを該ブラケットに
保持することを特徴とするスピンドルモータを構成する
ものである。また、不動側のブラケットと、該ブラケッ
トに軸線方向の一方側に立設する円柱状のシャフトと、
該シャフトに絶縁材からなるホルダーを介して固着され
るステータと、該ステータの外周と間隙を隔てて相対向
して配置される駆動用マグネットを有するロータと、を
備えるスピンドルモータであって、該ホルダーは、該シ
ャフトに嵌合する円筒状基部と、該円筒状基部の周面に
設けられ該ステータの他方側の面の一部が当接する段部
と、該円筒状基部の一端部に該ステータの一方側の面を
弾性的に係止するステータ側弾性係止部と、該円筒状基
部の他方の端部に該ブラケットの他方側の面を弾性的に
係止するブラケット側弾性係止部とを有し、該円筒状基
部が該シャフトに嵌合するとともに、該ステータ側弾性
係止部が該ステータの一方側の面を弾性的に係止し、該
ブラケット側弾性係止部が該ブラケットの他方側の面を
弾性的に係止することにより、該ステータを該ブラケッ
トに保持することを特徴とするスピンドルモータを構成
するものでもよい。該ホルダーの円筒状基部は該ステー
タが当接する位置決め用の段部を中間部に有し、樹脂成
形により一体的に形成されるとよい。該ステータ側弾性
係止部及びブラケット側弾性係止部は、先端にフックを
有し軸線方向に伸延する複数の棒状部によって形成され
ており、該ステータ側弾性係止部は、該ステータの一方
側の面を係着し、該ブラケット側弾性係止部は、該ブラ
ケットに設けられた孔部を通して該ブラケットの他方側
の面に位置する該孔部の周縁を係着する構成であるとよ
い。該ホルダーの円筒状基部には、導電性ピンがこの円
筒状基部に軸線方向に沿って埋設され、この導電性ピン
の両端部が該円筒状基部の両端部から露出し、該導電性
ピンの一方の端部には該ステータの巻線が接続され、該
導電性ピンの他方の端部には該ブラケットに設けられた
孔部を通って該ブラケットの他方面に設けられた回路基
板に接続される構成であるとよい。
【0006】ステータは、上記ホルダーを用いることで
接着剤を使わずに固定ができるので接着剤に伴う問題が
皆無になる。しかも、ステータで生じる振動をブラケッ
ト等へ伝えにくいので低騒音・低振動のスピンドルモー
タとなる。そのホルダーは、ステータを係脱自在に保持
して固定するので組立の作業性が良好なスピンドルモー
タとなり、係脱自在であるので部品の再利用ができる。
また、ホルダーに導電性のピンを埋設するとステータの
コイル線とモータ外にある回路基板との電気的接続が容
易に図れる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明のスピンドルモータ
を図面を参照して詳述する。図1は本発明のホルダー1
を設けたスピンドルモータの全体構造を示す。図示のよ
うに、フランジ部16,底面部17及び円筒部18を一
体的に形成する不動側のブラケット19の底面部17の
中心には円柱状のシャフト20が軸線方向に立設して嵌
装される。シャフト20には上方軸受21及び下方軸受
22を介してロータ23が枢支される。ロータ23はロ
ータハブ24とその内周に嵌着されるヨーク25及び駆
動用のロータマグネット26からなる。積層コアにコイ
ル線が巻かれてなるステータ27はロータマグネット2
6と径方向の間隙を介して配置され、ホルダー1を介し
ブラケット19の円筒部18に固定される。また、ブラ
ケット19の底面部17の裏面には回路基板28が固定
される。
【0008】図2は本発明のホルダー1の実施の形態の
一例を示す。絶縁材である合成樹脂材からなるホルダー
1は段部3をその外周の中間部に形成する円筒部2(円
筒状基部に相当)と、円筒部2の上方側及び下方側に向
かい軸線方向に沿って伸延する弾性係止部である複数の
上棒状部4…(ステータ側弾性係止部に相当)と下棒状
部5…(ブラケット側弾性係止部に相当)とからなり、
円筒部2の下方側には同じく軸線方向に沿って伸延する
挿入部6が一体的に形成される。円筒部2の挿入部6に
は、導電性のピン7が軸線方向にそって埋設され、円筒
部2の上面及び挿入部6の下面に露出して配置される。
なお、本例ではステータ27のコイル線と回路基板28
との接続の都合上図示のように4個のピン7…が設けら
れているが勿論これに限定するものではない。また、図
1に示すようにホルダー1はブラケット19の円筒部1
8の外周に挿着されて支持される。また、挿入部6はス
テータ27の位置決めにもなり組立の作業性が良い。
【0009】図3は本発明のホルダー1の平面図であっ
て、図2及び図3に示すように、円筒部2の上方に軸線
方向に形成される上棒状部4は本例では7個からなり、
ほぼ等しい円周ピッチを隔てて配置される。各上棒状部
4の伸延端には鉤状に屈曲したフック8が形成される。
図1に示すように上棒状部4のフック8はステータ27
の上方面に係着する。上棒状部4は合成樹脂材であり、
且つやや細目のものからなるため弾性変形可能である。
従って、上棒状部4は弾性変形し、そのフック8をステ
ータ27に係着し、ステータ27を係脱自在に係合する
ことができる。なお、本例では上棒状部4は7個である
が、フック8の幅やステータの大きさ等を考慮して少な
くとも3個以上であればよい。
【0010】一方、図4は本発明のホルダー1の底面図
であって、図2及び図4に示すように円筒部2の下方に
軸線方向に形成される下棒状部5は、本例では5個から
なり、ほぼ等しい円周ピッチで配置される。なお、挿入
部6は適宜の円周巾を有し、下棒状部5,5間に挟まれ
て配置される。また、ホルダー1の成形の都合上、1個
の下棒状部5は隣り合う2個の上棒状部4、4の配列間
隔の中間位置に配置される。下棒状部5の伸延端には鉤
状に屈曲したフック9が形成される。下棒状部5も上棒
状部4と同様に弾性変形し得るものでフック9はブラケ
ット19の固定用孔10の周縁に係着する。本例では下
棒状部5は5個であるが、上棒状部4と同様に少なくと
も3個以上であればよい。
【0011】図5はブラケット19の底面部17を裏面
から見た底面図である。底面部17には下棒状部5が係
着する固定用孔10が5個形成されると共に、挿入部6
が挿入される挿入孔11が夫々貫通形成される。固定用
孔10には図6に示すように下棒状部5が係着する段付
部12が形成される。このようにして、下棒状部5がブ
ラケット19から突出しないようにしている。また、挿
入孔11が形成される底面部17には回路基板28が固
定される取付面13が形成され、回路基板28は図7に
示すように挿入孔11を覆うようにして取付面13にビ
ス14により固定される。なお、回路基板28は、本例
のビス14以外に接着剤等で固着するよにしてもよい。
【0012】図6は図5のA−A線断面図であり、図7
はブラケット19にホルダー1が係着され回路基板28
が固定された状態を裏から見た底面図である。ホルダー
1はブラケット19の円筒部18にその内周を挿着する
と共に、ホルダー1の下方に形成される下棒状部5及び
挿入部6をブラケット19の底面部17に形成されてい
る固定用孔10及び挿入孔11に挿入する。下棒状部5
のフック9は図示のように固定用孔10の段付部12に
係脱自在に係合する。以上によりホルダー1は円筒部1
8と固定用孔10により支持される。
【0013】前記したように底面部17には回路基板2
8が固定され、回路基板28の上面には挿入部6の下面
が当接すると共にホルダー1に埋設されているピン7の
下端部が回路基板28を貫通し、半田付け固定される。
なお、図7に示すように本例では回路基板28にはピン
7に連結するリード線15が4本あり、ピン7もこれに
対応して4本配設される。
【0014】次に、ホルダー1とステータ27との係合
構造を説明する。前記したように、ホルダー1はブラケ
ット19の円筒部18に固定される。ホルダー1の円筒
部2の外周にはステータ27が挿入され、ステータ27
の下面が円筒部2の段部3に当接し軸線方向の位置決め
がされる。この状態でホルダー1の上棒状部4のフック
8がステータ27の内周上面側を係着する。一方、下棒
状部5は、ブラケット19の固定用孔10内の段付部1
2を係着する。以上により、ホルダー1の上棒状部4が
ステータ27を係着し、その下棒状部5がブラケット1
9を係着してホルダー1はステータ27を係脱自在に係
合して保持されている。そのため、従来技術のように接
着剤を使わずにステータ27の固定が図れるが故に、接
着剤から発生する有害ガスの問題や接着剤の未硬化の問
題が皆無となる。また、不良モータに対しては上方側又
は下方側のフック8、9を解除することで容易にステー
タ27をブラケット19から外すことができ部品の交換
や再利用が容易にできる(ホルダー1とステータ27、
並びにホルダー1とブラケット19がそれぞれ分離可能
であるということ)。更に、モータの回転中に生じる電
磁振動がホルダー1に吸収されるため、ブラケット19
等へその振動が伝わりにくいので低騒音・低振動のスピ
ンドルモータとなる。
【0015】ステータ27がホルダー1に固定される
と、ホルダー1に埋設されているピン7の上端部をステ
ータ27のコイル線の引出し線31に半田付け等により
連結する。これによりステータ27と回路基板28とが
ピン7を介して電気的に接続される。よって、モータ内
にあるコイル線をモータ外に引き出す作業が不要となり
ステータ27と回路基板28の電気的接続が容易にでき
る。
【0016】スピンドルモータとしては前記したシャフ
トが不動であるシャフト固定タイプに限らず、他の実施
の形態としてステータが直接シャフトに嵌着されるタイ
プのもの、或いはロータがシャフトと共に回転するシャ
フト回転タイプがある。このうち、シャフト回転タイプ
でステータが前記したブラケットのような不動側に固定
されるスピンドルモータに対しても前記したとほぼ同一
形状のホルダーが適用可能である。例えば図8はシャフ
ト20aとロータハブ24aが同時に回転するスピンド
ルモータに本発明のホルダー1に類似するホルダー1a
を設けた実施の形態を示す。図8は円筒部18aにホル
ダー1aを固定した状態を示し、ホルダー1aには前記
の実施の形態と同様にステータ27aが係脱自在に係合
して保持されるので、接着剤を必要としない。また、シ
ャフト固定タイプでステータが直接シャフトに嵌着され
るスピンドルモータに対しても前記とほぼ同一形状のホ
ルダーが適用でき、例えば図9にシャフト30aに嵌着
されたホルダー1bを用いてステータ32が固定された
実施の形態を示す。更に、ステータの内側にロータが回
転するインナーロータタイプのスピンドルモータに対し
ては前記ホルダーをステータの外側で係着する形状に変
更することで前記と同様のホルダーが適用でき、例えば
図10にそのホルダー1cを用いたスピンドルモータの
実施の形態を示す。以上のスピンドルモータにおいても
前記のものと同様の効果をあげることができる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、次のような顕著な効果
を奏する。 1) 請求項1記載のスピンドルモータによれば、ブラ
ケットにステータが固着されたタイプのスピンドルモー
タにおいて前記ホルダーを用いることで、接着剤を使わ
ずにステータの固定ができるので有害ガスの問題や、接
着剤未硬化の問題がないスピンドルモータとなる。
た、ステータ側弾性係止部およびブラケット側弾性係止
部を所定位置に引っかけるだけでステータを固定できる
ので、組立の作業性が良好であるスピンドルモータとな
る。さらに、ステータ側弾性係止部およびブラケット側
弾性係止部を解除することでステータを分離できるの
で、不良モータに対してステータ、ブラケット等(接着
剤を使わない部位)の交換や再利用が容易に実施できる
スピンドルモータとなる。 2) 請求項2記載のスピンドルモータによれば、シャ
フトにステータが固着されたタイプのスピンドルモータ
において前記ホルダーを用いることで、接着剤を使わず
にステータの固定ができるので有害ガスの問題や、接着
剤未硬化の問題がないスピンドルモータとなる。また、
ステータ側弾性係止部およびブラケット側弾性係止部を
所定位置に引っかけるだけでステータを固定できるの
で、組立の作業性が良好であるスピンドルモータとな
る。さらに、ステータ側弾性係止部およびブラケット側
弾性係止部を解除することでステータを分離できるの
で、不良モータに対してステータ、ブラケット等(接着
剤を使わない部位)の交換や再利用が容易に実施できる
スピンドルモータとなる。 3) 請求項3記載のスピンドルモータによれば、ステ
ータは樹脂材からなるホルダーを介してブラケットまた
はシャフトに固定されステータで生じる振動がブラケッ
またはシャフト等の他部位に伝わりにくいので、低騒
音・低振動のスピンドルモータとなる。しかも、ホルダ
ーの円筒部にステータを位置決めできるので、組立が容
易かつ正確に行える。 4) 請求項4記載のスピンドルモータによれば、フッ
クを所定位置に引っかけるだけでステータを固定できる
ので、組立の作業性が良好なスピンドルモータとなる。
また、フックを操作することで、ステータが係脱自在で
あるので、不良モータに対してステータ、ブラケット等
(接着剤を使わない部位)の交換や再利用が容易に実施
できるスピンドルモータとなる。 5) 請求項5記載のスピンドルモータによれば、ホ
ダーにピンを埋設することで、モータ内のコイル線とモ
ータ外の回路基板との電気的接続が容易にできるスピン
ドルモータとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスピンドルモータの実施の形態の一例
で全体構造示す軸断面図。
【図2】本発明のホルダーの実施の形態の一例を示す斜
視図。
【図3】図2の平面図。
【図4】図2の底面図。
【図5】図1のブラケットのみの裏面を示す部分拡大底
面図。
【図6】図5のA−A線断面図。
【図7】図1のブラケットに取り付けた状態を示す部分
底面図。
【図8】本発明のスピンドルモータの他の実施の形態を
示す部分軸断面図。
【図9】本発明のスピンドルモータの他の実施の形態を
示す部分軸断面図。
【図10】本発明のスピンドルモータの他の実施の形態
を示す部分軸断面図。
【図11】従来のスピンドルモータを示す軸断面図。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c ホルダー 2 円筒部 3 段部 4 上棒状部 5 下棒状部 7 ピン 8,9 フック 10 固定用孔 11 挿入孔 19 ブラケット 23 ロータ 26 ロータマグネット 27,27a,32 ステータ 28 回路基板 30a シャフト 31 引出し線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 21/12 H02K 1/18 H02K 5/24 H02K 29/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸線方向の一方側に伸延する円筒部を有
    する不動側のブラケットと、該円筒部に絶縁材からなるホルダーを介して嵌合され
    着されるステータと、 該ステータの外周と間隙を隔てて相対向して配置される
    駆動用マグネットを有するロータとを備えるスピンド
    ルモータであって該ホルダーは、該円筒部に嵌合する円筒状基部と、該円
    筒状基部の周面に設けられ該ステータの他方側の面の一
    部が当接する段部と、該円筒状基部の一方の端部に該ス
    テータの一方側の面を弾性的に係止するステータ側弾性
    係止部と、該円筒状基部の他方の端部に該ブラケットの
    他方側の面を弾性的に係止するブラケット側弾性係止部
    とを有し、該円筒状基部が該ブラケットの円筒部に嵌合
    するとともに、該ステータ側弾性係止部が該ステータの
    一方側の面を弾性的に係止し、該ブラケット側弾性係止
    部が該ブラケットの他方側の面を弾性的に係止すること
    により、該ステータを該ブラケットに保持する ことを特
    徴とするスピンドルモータ。
  2. 【請求項2】不動側のブラケットと、 該ブラケットに軸線方向の一方側に立設する円柱状の
    ャフトと、 該シャフトに絶縁材からなるホルダーを介して固着され
    るステータと、 該ステータの外周と間隙を隔てて相対向して配置される
    駆動用マグネットを有するロータとを備えるスピンド
    ルモータであって該ホルダーは、該シャフトに嵌合する円筒状基部と、該
    円筒状基部の周面に設けられ該ステータの他方側の面の
    一部が当接する段部と、該円筒状基部の一端部に該ステ
    ータの一方側の面を弾性的に係止するステータ側弾性係
    止部と、該円筒状基部の他方の端部に該ブラケットの他
    方側の面を弾性的に係止するブラケット側弾性係止部と
    を有し、該円筒状基部が該シャフトに嵌合するととも
    に、該ステータ側弾性係止部が該ステータの一方側の面
    を弾性的に係止し、該ブラケット側弾性係止部が該ブラ
    ケットの他方側の面を弾性的に係止することにより、該
    ステータを該ブラケットに保持す ることを特徴とするス
    ピンドルモータ。
  3. 【請求項3】該ホルダーの円筒状基部は、該ステータが
    当接する位置決め用の段部を中間部に有し、樹脂成形に
    より一体的に形成されてなる請求項1又は2記載のスピ
    ンドルモータ。
  4. 【請求項4】該ステータ側弾性係止部及びブラケット側
    弾性係止部は、先端にフックを有し軸線方向に伸延する
    複数の棒状部によって形成されており、 該ステータ側弾性係止部は、該ステータの一方側の面を
    係着し、該ブラケット側弾性係止部は、 該ブラケットに設けられ
    た孔部を通して該ブラケットの他方側の面に位置する
    孔部の周縁係着する請求項3記載のスピンドルモー
    タ。
  5. 【請求項5】該ホルダーの円筒状基部には、導電性ピン
    がこの円筒状基部に軸線方向に沿って埋設され、この導
    電性ピンの両端部が該円筒状基部の両端部から露出し、
    該導電性ピンの一方の端部には該ステータの巻線が接続
    され、該導電性ピンの他方の端部には該ブラケットに設
    けられた孔部を通って該ブラケットの他方面に設けられ
    た回路基板に接続される請求項3記載のスピンドルモー
    タ。
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