JP3529896B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP3529896B2
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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、スパイラル状あるい
は同心円状のピット列により形成される記録トラックを
有する光ディスクに記録されているデータを再生する光
ディスク装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、スパイラル状あるいは同心円状の
ピット列により形成される記録トラックを有する光ディ
スクに記録されているデータを再生する光ディスク装置
が実用化されている。 【0003】このような、光ディスク装置では、対物レ
ンズを有する光学ヘッドにより照射されるビームスポッ
ト(回析による3ビーム方式)を用い、このビームスポ
ットに対する反射光を6分割の光ディテクタにより電気
信号に変換し、この電気信号によりフォーカスサーボ信
号、トラッキングエラー信号、再生信号を生成し、フォ
ーカッシング制御、トラッキング制御、および再生信号
の抽出等が行われるようになっている。 【0004】このような、光ディスク装置では、目的の
トラックに記録されているデータの再生を行う際、ビー
ムスポットを上記トラックと直交する方向へ移動するこ
とにより、トラックアクセスを行うようになっている。 【0005】この際、実際に横切ったトラック数をカウ
ントしながら、移動手段の制御を行っている。このトラ
ックカウントは、ビームスポットが移動する方向を判別
して、所望の方向であれば加算のカウント、逆方向であ
れば減算カウントし、実移動トラック数を計算するのが
一般的である。 【0006】このビームスポットの移動方向を判別する
移動方向判別回路について、図3を用いて説明する。こ
の移動方向判別回路は、トラッキングエラー信号とRF
リップル信号とを用いて移動方向の判別を行うようにな
っている。 【0007】トラッキングエラー信号は、光ディテクタ
のサブビームディテクタE、Fの光電流からRF成分を
減衰させ、引き算器により、両者の信号の差を取ること
により得られる信号である。 【0008】この信号は、図4の(a)に示すように、
トラックアクセス中のピットトラック列に対して、ビー
ムスポットがピット列の真上を通過する時にゼロ点を横
切るくり返し信号で、ピット列上を通過する方向に対し
て決まった単調変化極性をもっている。 【0009】一方、RFリップル信号は、光ディテクタ
のメインビームディテクタA(4分割)の光電流を加算
した加算信号より得られる信号である。この信号は、図
4の(b)に示すように、トラックの乗り越え時は、ピ
ット列により反射率が低下し、トラックとトラックとの
間(トラック間)の時は、反射率が上昇するようになっ
ている。 【0010】上記移動方向判別回路は、エンベロープ検
波器31、2値化回路32、33、および方向判別、ト
ラックカウントパルス発生器34を有している。エンベ
ロープ検波器31は、供給されるRFリップル信号から
RFエンベロープ信号(下端検知信号)を検波するもの
であり、この検波信号は2値化回路33に出力される。
2値化回路32は、供給されるトラッキングエラー信号
を、図4の(c)に示すように、2値化する回路であ
り、このトラッキングエラー2値化信号は方向判別、ト
ラックカウントパルス発生器34に出力される。2値化
回路33は、供給されるRFエンベロープ信号を、図4
の(d)に示すように、2値化する回路であり、このR
Fリップル2値化信号は方向判別、トラックカウントパ
ルス発生器34に出力される。 【0011】このRFリップル2値化信号はピット列上
で最大、ピット間で最小値をとる信号である。上記方向
判別、トラックカウントパルス発生器34は、供給され
るトラッキングエラー2値化信号とRFリップル2値化
信号とが相対的に4分の1ピット列周期のずれをもって
変化していることを利用して、これらの位相関係からレ
ーザビームの移動方向を判別するものである。 【0012】ところで、光ディスクの高密度記録化に伴
い、トラック間の狭い侠トラックディスクが提案されて
いる。しかし、このようなトラック間の狭い侠トラック
の光ディスクでは、充分にビームスポットが絞れていな
いレーザビームでトレースされ、トラック間のクロスト
ークが大きくなってしまっている場合、上記の方向判別
の参照信号の一方にRFエンベロープ信号を用いると、
クロストークの影響でトラック間のエンベロープが充分
下がらないことがあり、この場合RFエンベロープ信号
の変調度が不足し、レーザビームの移動方向の判別の信
頼性が低下するという欠点があった。 【0013】 【発明が解決しようとする課題】上記したように、トラ
ック間の狭い侠トラックの光ディスクに対して、レーザ
ビームの移動方向の判別の信頼性が低下するという欠点
を除去するもので、トラック間の狭い侠トラックの光デ
ィスクに対して、レーザビームの移動方向の判別の信頼
性を向上させることができる光ディスク装置を提供する
ことにある。 【0014】 【課題を解決するための手段】この発明の光ディスク装
置は、スパイラル状あるいは同心円状のピット列により
形成される記録トラックが設けられている光ディスク上
にレーザビームを集光させる集光手段と、この集光手段
のレーザビームによる上記光ディスクからの反射光が照
射され、上記レーザビームがその光軸と直交する上記光
ディスクの半径方向へ移動した際に上記反射光量を移動
する方向に少なくとも2分割した第1、第2の受光エリ
アからなり、各受光エリアごとの受光量に応じた電気信
号を出力する光検出手段を有する光学ヘッドと、この光
学ヘッドの集光手段のレーザビームをその光軸と直交す
る上記光ディスクの半径方向へ移動させる移動手段と、
この移動手段により上記レーザビームが上記光ディスク
の半径方向へ移動している際に、上記光検出手段の第1
の受光エリアからの電気信号により第1の包絡線検知信
号を出力する第1の包絡線検知手段と、上記移動手段に
より上記レーザビームが上記光ディスクの半径方向へ移
動している際に、上記光検出手段の第2の受光エリアか
らの電気信号により上記第1の包絡線検知信号から記録
トラック横断周期の4分の1周期ずれている第2の包絡
線検知信号を出力する第2の包絡線検知手段と、上記第
1の包絡線検知手段からの第1の包絡線検知信号を2値
化する第1の2値化手段と、上記第2の包絡線検知手段
からの第2の包絡線検知信号を2値化する第2の2値化
手段と、上記第1の2値化手段からの2値化信号と上記
第2の2値化手段からの2値化信号の状態変化から両信
号のエッジに同期した1トラックあたり4パルスの正方
向検出信号あるいは逆方向検出信号を出力する方向検出
信号出力手段と、この方向検出信号出力手段から正方向
検出信号が4回供給されるごとに1トラック分ずつレー
ザビームの移動トラック数を加算しあるいは逆方向検出
信号が4回供給されるごとに1トラック分ずつレーザビ
ームの移動トラック数を減算することにより、計数する
計数手段とから構成されている。 【0015】 【0016】 【0017】 【作用】この発明は、スパイラル状あるいは同心円状の
ピット列により形成される記録トラックが設けられてい
る光ディスク上にレーザビームを集光させる集光手段
と、この集光手段のレーザビームによる上記光ディスク
からの反射光が照射され、上記レーザビームがその光軸
と直交する上記光ディスクの半径方向へ移動した際に上
記反射光量を移動する方向に少なくとも2分割した第
1、第2の受光エリアからなり、各受光エリアごとの受
光量に応じた電気信号を出力する光検出手段を光学ヘッ
ドが有し、この光学ヘッドの集光手段のレーザビームを
その光軸と直交する上記光ディスクの半径方向へ移動手
段で移動させ、この移動時に、上記光検出手段の第1の
受光エリアからの電気信号により第1の包絡線検知信号
を出力し、上記移動時に、上記光検出手段の第2の受光
エリアからの電気信号により上記第1の包絡線検知信号
から記録トラック横断周期の4分の1周期ずれている第
2の包絡線検知信号を出力し、上記第1の包絡線検知信
号を第1の2値化手段で2値化し、上記第2の包絡線検
知信号を第2の2値化手段で2値化し、上記第1の2値
化手段からの2値化信号と上記第2の2値化手段からの
2値化信号の状態変化から両信号のエッジに同期した1
トラックあたり4パルスの正方向検出信号あるいは逆方
向検出信号を出力し、この正方向検出信号が4回供給さ
れるごとに1トラック分ずつレーザビームの移動トラッ
ク数を加算しあるいは逆方向検出信号が4回供給される
ごとに1トラック分ずつレーザビームの移動トラック数
を減算することにより、計数するようにしたものであ
る。 【0018】 【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は、この発明の光ディスク装置を
示すものである。すなわち、光ディスク(記録媒体)1
の表面には、スパイラル状あるいは同心円状にあらかじ
め記録データに対応したピット列からなる記録トラック
が形成されており、この光ディスク1は、モータ(図示
しない)によって例えば一定の速度で回転される。 【0019】上記光ディスク1に対する情報の再生は、
上記光ディスク1の下部に設けられている光学ヘッド2
によって行われる。上記光学ヘッド2には、対物レンズ
3が図示しないワイヤあるいは板ばねなどによって保持
されており、この対物レンズ3は、駆動コイル4によっ
てフォーカシング方向(レンズの光軸方向)に移動さ
れ、駆動コイル5によってトラッキング方向(レンズの
光軸と直交方向)に移動可能とされている。 【0020】また、レーザ制御回路(図示しない)によ
って駆動されるレーザダイオード6より発生されたレー
ザビームは、回析格子7、ビームスプリッタ8、コリメ
ータレンズ9、対物レンズ3を介して光ディスク1上に
照射され、この光ディスク1からの反射光は、対物レン
ズ3、コリメータレンズ9、ビームスプリッタ8、およ
び集光レンズ10を介して光検出器としてのフォトディ
テクタ11に導かれる。 【0021】上記光検出器11は、0次回折光を受ける
メインビームディテクタAと1次回折光を受けるサブビ
ームディテクタE、Fから構成され、メインビームディ
テクタAは4分割の光検出セル12、13、14、15
によって構成されている。光検出セル12、13(第1
の受光エリア)と光検出セル14、15(第2の受光エ
リア)の2分割構成に対して、アクセス時のレーザビー
ムによる光量変化が、トラック横断周期(トラックピッ
チ)の約4分の1周期ずれるような関係となるよう、レ
ーザビームの形状その他の光学特性が設定されている。
また、6分の1から3分の1の周期でずれる場合も同様
に実施できる。 【0022】これにより、光検出セル12、13の検出
出力の和信号と光検出セル14、15の検出出力の和信
号とは、アクセス時の移動方向のピット列に対して中心
よりもやや外側と内側に最大感度をもっている。このた
め、これらの2信号はアクセス時に位相差をもって変化
する。したがって、これらの2信号の位相を比較するこ
とにより、アクセス方向を判別することができる。 【0023】また、これらの2信号は、メインビームの
全加算信号よりもアクセス移動方向に空間分解能が高
く、トラック間でのクロストーク成分が少なくできる。
上記光検出器11のサブビームディテクタEの出力信号
は、増幅器16aを介して差動増幅器17の一端に供給
され、サブビームディテクタFの出力信号は、増幅器1
6bを介して差動増幅器17の他端に供給される。 【0024】この差動増幅器17の出力はトラッキング
エラー信号となる。また、光検出セル12の出力信号
は、増幅器16cを介して加算器18の一端に供給さ
れ、光検出セル13の出力信号は、増幅器16dを介し
て加算器18の他端に供給され、光検出セル14の出力
信号は、増幅器16eを介して加算器19の一端に供給
され、光検出セル15の出力信号は、増幅器16fを介
して加算器19の他端に供給されるようになっている。 【0025】上記加算器18の加算結果は、A側RF信
号として移動方向検知回路21へ出力され、上記加算器
19の加算結果は、B側RF信号として移動方向検知回
路21へ出力される。 【0026】また、光検出セル12〜14の出力信号
は、加算器20で加算された後、増幅器16gに供給さ
れるようになっている。この増幅器16gの出力は、再
生信号となる。 【0027】上記移動方向検知回路21は、上記加算器
18からのA側RF信号と上記加算器19からのB側R
F信号とにより、レーザビームの移動方向を検知すると
ともに、トラック数を計数するものであり、ボトム検波
器22、23、2値化回路24、25、方向検出信号出
力回路26、およびトラックカウンタ27によって構成
されている。 【0028】ボトム検波器22は、上記加算器18から
のA側RF信号のボトム検波つまりボトム側のエンベロ
ープをとる(下側方絡線検知)を行うことにより、図2
の(a)に示すような、A側リップル信号を2値化回路
24へ出力するものである。 【0029】ボトム検波器23は、上記加算器19から
のB側RF信号のボトム検波つまりボトム側のエンベロ
ープをとる(下側方絡線検知)を行うことにより、図2
の(b)に示すような、A側リップル信号から4分の1
周期ずれているB側リップル信号を2値化回路25へ出
力するものである。 【0030】2値化回路24は、上記ボトム検波器22
からのA側リップル信号の2値化を行うことにより、図
2の(c)に示すような、A側リップル2値化信号を方
向検出信号出力回路26へ出力するものである。 【0031】2値化回路25は、上記ボトム検波器23
からのB側リップル信号の2値化を行うことにより、図
2の(d)に示すような、B側リップル2値化信号を方
向検出信号出力回路26へ出力するものである。 【0032】方向検出信号出力回路26は、上記2値化
回路24からのA側リップル2値化信号と上記2値化回
路25からのB側リップル2値化信号のエッジに同期し
た、1トラックあたり4パルスの、図2の(e)に示す
ような、正方向検出信号あるいは、図2の(f)に示す
ような、逆方向検出信号を出力するものである。方向検
出信号出力回路26からの正方向検出信号あるいは逆方
向検出信号は、トラックカウンタ27に供給される。 【0033】トラックカウンタ27は、対物レンズ3に
よるレーザビームが照射されている光ディスク1のトラ
ック位置を計数するものであり、上記方向検出信号出力
回路26から正方向検出信号が4回供給されるごとに
「1」ずつカウントアップし、逆方向検出信号が4回供
給されるごとに「1」ずつカウントダウンするようにな
っている。 【0034】これにより、トラックカウンタ27は、ア
クセス移動中にレーザビームが光ディスク1上を逆行し
てもその分をダウンスカウントして正味のトラックジャ
ンプ数を計数するものである。このカウント値を基に、
アクセス移動の完了点を決めサーチを終了させる。 【0035】次に、上記のような構成において、サーチ
のために希望のトラック数のアクセスを行う場合の動作
を説明する。まず、サーボコントローラから対物レンズ
3もしくはピックアップフィードモータ(リニアモー
タ)に、移動方向のキック信号が入力される。光学ヘッ
ド2が所望のアクセス方向へ移動する。 【0036】このような状態において、レーザダイオー
ド6からの光は、回折格子7を通りビームスプリッタ8
を直進しコリメータレンズ9で平行光になり、対物レン
ズ3で光ディスク1上に絞られる。 【0037】光ディスク1上のピットで回折を受けた光
は再び対物レンズ3から戻り、ビームスプリッタ8で反
射され、集光レンズ10を介してフォトディテクタ11
上に結像される。 【0038】この際、0次回折光はメインビームディテ
クタAの光検出セル12、13、14、15に導かれ、
1次回折光はサブビームディテクタE、Fに導かれ。サ
ブビームディテクタE、Fの1次回折光に対応する電気
信号は、それぞれ増幅器16a、16bで増幅された
後、差動増幅器17に供給されることにより、差動増幅
器17からトラッキングエラー信号が出力される。 【0039】このトラッキングエラー信号は、位相補償
がなされ、電力増幅されて、対物レンズ3のトラッキン
グアクチェータ(図示しない)にフィードバックされる
ことにより、トラッキングサーボが行われている。 【0040】また、光検出セル12、13、14、15
の0次回折光に対応する電気信号は、それぞれ増幅器1
6c、16d、16e、16fで増幅される。これによ
り、増幅器16c、16dの出力は、加算器18で加算
されてA側RF信号として移動方向検知回路21内のボ
トム検波器22へ出力される。 【0041】このボトム検波器22によりA側RF信号
のボトム側のエンベロープをとることにより得られる、
図2の(a)に示すような、A側リップル信号は2値化
回路24へ出力される。2値化回路24によりA側リッ
プル信号を2値化することにより得られる、図2の
(c)に示すような、A側リップル2値化信号は方向検
出信号出力回路26へ出力される。 【0042】また、増幅器16e、16fの出力は、加
算器19で加算されてB側RF信号として移動方向検知
回路21内のボトム検波器23へ出力される。このボト
ム検波器23によりB側RF信号のボトム側のエンベロ
ープをとることにより得られる、図2の(b)に示すよ
うな、B側リップル信号は2値化回路25へ出力され
る。2値化回路25によりB側リップル信号を2値化す
ることにより得られる、図2の(d)に示すような、B
側リップル2値化信号は方向検出信号出力回路26へ出
力される。 【0043】この方向検出信号出力回路26により、A
側リップル2値化信号とB側リップル2値化信号の状態
変化から、両信号のエッジに同期した、図2の(e)、
(f)に示すような、1トラックあたり4パルスの正方
向検出信号あるいは逆方向検出信号がトラックカウンタ
27に出力される。 【0044】すなわち、A側リップル2値化信号の立上
げ時に、B側リップル2値化信号がハイレベルの場合、
A側リップル2値化信号の立下げ時に、B側リップル2
値化信号がローレベルの場合、B側リップル2値化信号
の立上げ時に、A側リップル2値化信号がローレベルの
場合、B側リップル2値化信号の立下げ時に、A側リッ
プル2値化信号がハイレベルの場合、正方向検出信号を
出力する。 【0045】また、A側リップル2値化信号の立上げ時
に、B側リップル2値化信号がローレベルの場合、A側
リップル2値化信号の立下げ時に、B側リップル2値化
信号がハイレベルの場合、B側リップル2値化信号の立
上げ時に、A側リップル2値化信号がハイレベルの場
合、B側リップル2値化信号の立下げ時に、A側リップ
ル2値化信号がローレベルの場合、逆方向検出信号を出
力する。 【0046】トラックカウンタ27により、上記方向検
出信号出力回路26から正方向検出信号が4回供給され
るごとに「1」ずつカウントアップされ、逆方向検出信
号が4回供給されるごとに「1」ずつカウントダウンさ
れる。 【0047】これにより、トラックカウンタ27によ
り、対物レンズ3によるレーザビームが照射されている
光ディスク1のトラック位置が計数される。このカウン
ト値を基に、アクセス移動の完了点を決めサーチを終了
させる。 【0048】上記したように、0次回折光を受光するメ
インビームディテクタAを光検出セル12、13と光検
出セル14、15の2分割構成で用い、この2分割構成
に対して、アクセス時のレーザビームによる光量変化
が、トラック横断周期(トラックピッチ)の約4分の1
周期ずれるように設定し、光検出セル12、13の検出
出力の和信号をボトム検波したA側リップル信号と光検
出セル14、15の検出出力の和信号をボトム検波した
B側リップル信号とにより、それぞれ得られるA側リッ
プル2値化信号とB側リップル2値化信号を得、これら
のA側リップル2値化信号とB側リップル2値化信号の
エッジに同期した、1トラックあたり4パルスの正方向
検出信号あるいは逆方向検出信号を出力し、この正方向
検出信号あるいは逆方向検出信号に基づいて、トラック
カウンタ27をカウントアップあるいはカウントダウン
するようにしたものである。 【0049】これにより、トラック間の狭い侠トラック
の光ディスクに対して、レーザビームの移動方向の判別
の信頼性を向上させることができる。これにより、クロ
ストークの多い侠トラックディスクでも、正確なアクセ
ス移動方向の検出ができ、信頼性の高いサーチが可能に
なる。 【0050】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ト
ラック間の狭い侠トラックの光ディスクに対して、レー
ザビームの移動方向の判別の信頼性を向上させることが
でき、さらにクロストークの多い侠トラックディスクで
も、正確なアクセス移動方向の検出ができ、信頼性の高
いサーチが可能になる光ディスク装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の一実施例を説明するための光ディス
ク装置の概略構成を示す図。 【図2】図1の光ディスク装置における要部の信号波形
を示す図。 【図3】他の実施例における光ディスク装置の概略構成
を示す図。 【図4】図3の光ディスク装置における要部の信号波形
を示す図。 【符号の説明】 1…光ディスク 2…光学ヘッド 3…対物レンズ 11…フォトディテクタ A…メインビームディテクタ E、F…サブビームディテクタ 12、13、14、15…光検出セル 21…移動方向検知回路 22、23…ボトム検波器 24、25…2値化回路 26…方向検出信号出力回路 27…トラックカウンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/08 - 7/085

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 スパイラル状あるいは同心円状のピット
    列により形成される記録トラックが設けられている光デ
    ィスク上にレーザビームを集光させる集光手段と、この
    集光手段のレーザビームによる上記光ディスクからの反
    射光が照射され、上記レーザビームがその光軸と直交す
    る上記光ディスクの半径方向へ移動した際に上記反射光
    量を移動する方向に少なくとも2分割した第1、第2の
    受光エリアからなり、各受光エリアごとの受光量に応じ
    た電気信号を出力する光検出手段を有する光学ヘッド
    と、 この光学ヘッドの集光手段のレーザビームをその光軸と
    直交する上記光ディスクの半径方向へ移動させる移動手
    段と、 この移動手段により上記レーザビームが上記光ディスク
    の半径方向へ移動している際に、上記光検出手段の第1
    の受光エリアからの電気信号により第1の包絡線検知信
    号を出力する第1の包絡線検知手段と、 上記移動手段により上記レーザビームが上記光ディスク
    の半径方向へ移動している際に、上記光検出手段の第2
    の受光エリアからの電気信号により上記第1の包絡線検
    知信号から記録トラック横断周期の4分の1周期ずれて
    いる第2の包絡線検知信号を出力する第2の包絡線検知
    手段と、 上記第1の包絡線検知手段からの第1の包絡線検知信号
    を2値化する第1の2値化手段と、 上記第2の包絡線検知手段からの第2の包絡線検知信号
    を2値化する第2の2値化手段と、上記第1の2値化手段からの2値化信号と上記第2の2
    値化手段からの2値化信号の状態変化から両信号のエッ
    ジに同期した1トラックあたり4パルスの正方向検出信
    号あるいは逆方向検出信号を出力する方向検出信号出力
    手段と、 この方向検出信号出力手段から正方向検出信号が4回供
    給されるごとに1トラック分ずつレーザビームの移動ト
    ラック数を加算しあるいは逆方向検出信号が4回供給さ
    れるごとに1トラック分ずつレーザビームの移動トラッ
    ク数を減算することにより、計数する計数手段と 、 を具備したことを特徴とする光ディスク装置。
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