JP3529529B2 - 記録紙搬送装置 - Google Patents

記録紙搬送装置

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JP3529529B2
JP3529529B2 JP00541296A JP541296A JP3529529B2 JP 3529529 B2 JP3529529 B2 JP 3529529B2 JP 00541296 A JP00541296 A JP 00541296A JP 541296 A JP541296 A JP 541296A JP 3529529 B2 JP3529529 B2 JP 3529529B2
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洋之 遠藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録紙搬送装置に
関し、複写機、ファクシミリ装置、プリンター装置等の
画像形成装置に適用され、たるみを発生させることなし
に記録紙の搬送を行なうことができる記録紙搬送装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複写機、ファクシミリ装置等の
画像形成装置に設けられたプロッター装置は、記録紙カ
セットに収納された記録紙をサーマルヘッドや感光体ド
ラム等に搬送して、記録紙に画像を形成した後、排紙ト
レイ上に排紙するようになっている。
【0003】このようなプロッター装置には、記録紙の
搬送経路に亘って複数の搬送ローラ等の記録紙搬送用が
設けられており、この搬送ローラ等を複数の駆動モータ
によって駆動することより、記録紙の搬送速度を制御す
るようになっている。ところで、このように駆動モータ
によって搬送ローラを駆動する場合には、各駆動系の回
転数の制御周波数の誤差や搬送ローラの機械的な誤差が
原因で記録紙のたわみが生じてしまい、記録紙に皺を発
生させてしまうことがある。このように記録紙に皺が発
生すると、記録紙の損傷や画像形成不良が発生してしま
い、正常な印字作業が行なえないため、搬送時に記録紙
に皺が発生するのを防止する必要がある。
【0004】従来のこの種の装置としては、例えば、特
開昭54−75757号公報に記載されたようなものが
ある。このものは、記録紙の搬送方向前方の給紙ローラ
の送り速度を、搬送方向後方の給紙ローラよりも遅くし
て、紙にたるみを与えるとともに、両ローラの間に記録
紙のたるみを案内するペーパーガイドを設けることによ
り、記録紙に皺や位置ずれが発生するのを防止するよう
にしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の記録紙搬送装置にあっては、給紙ローラの送
り速度を搬送方向後方の給紙ローラよりも遅く制御する
とともに、両ローラの間に記録紙のたるみを案内するペ
ーパーガイドを設けていたため、搬送機構が複雑になっ
てその搬送装置のコストが増大してしまうという問題が
あった。
【0006】そこで本発明は、簡素、かつ安価な構成で
記録紙に皺が発生するの防止することができる記録紙搬
送装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するために、記録紙カセットに収納され
た記録紙を画像形成部に搬送して排紙する記録紙搬送装
置において、ステッピングモータによって駆動され、記
録紙カセットに収納された記録紙を画像形成部に向かっ
て搬送する搬送手段と、記録紙の搬送速度を検出する搬
送速度検出手段と、記録紙カセットに収納された記録紙
の搬送方向長さを検出するサイズ検出手段と、前記搬送
速度検出手段からの検出情報に基づいてステッピングモ
ータの回転数の微調整を行ない、前記サイズ検出手段に
よって定形外の記録紙が検出された場合には、ステッピ
ングモータの回転数の微調整を行なわない制御手段と、
を有することを特徴としている。
【0008】その場合、記録紙の搬送速度をフィードバ
ックしてステッピングモータの回転数を微調整すること
により、記録紙を搬送するローラ等の機械的な誤差やス
テッピングモータの回転数の制御周波数誤差等の影響を
受けずに記録紙の搬送速度を常に一定に保つことがで
き、記録紙に皺が発生するのを防止することができる。
また、その場合、定形外の記録紙が搬送される場合には
ステッピングモータの回転数を微調整すると、記録紙の
搬送速度が異常速度となるおそれがあるため、この場合
にステッピングモータの微調整を行なわないようにすれ
ば、記録紙の搬送速度が異常になるのを防止することが
できる。請求項2記載の発明は、上記課題を解決するた
めに、記録紙カセットに収納された記録紙を画像形成部
に搬送して排紙する記録紙搬送装置において、ステッピ
ングモータによって駆動され、記録紙カセットに収納さ
れた記録紙を画像形成部に向かって搬送する搬送手段
と、記録紙の搬送速度を検出する搬送速度検出手段と、
記録紙カセットが開閉されたことを検出する開閉検出手
段と、前記搬送速度検出手段から入力された過去N回の
搬送速度情報の平均値に基づいてステッピングモータの
回転数の微調整を行ない、前記開閉検出手段によって記
録紙カセットが解放されたことが検出されたとき、前記
搬送速度検出手段から入力された過去N回の搬送速度情
報の平均値をクリアして、新たに平均値の算出をやり直
す制御手段と、を有することを特徴としている。
【0009】その場合、例えば、記録紙にスキュー等が
発生した場合には、正確な搬送速度を検出することがで
きないことがあるため、過去N回の搬送速度情報の平均
値に基づいてステッピングモータの回転数を微調整する
ことにより、記録紙の搬送速度を安定して制御すること
ができる。また、その場合、記録紙の交換時に、記録紙
の質の違いによって、例えば、メーカーの違いや記録紙
の保管場所の違い等によって交換される記録紙の質が異
なる場合には、記録紙のすべりやたわみが異なって搬送
速度が若干異なる。そこで、給紙カセットが解放されて
記録紙が交換された場合に、搬送速度情報の平均値をク
リアして新たに平均値の算出をやり直すことにより、新
しい記録紙に応じた記録紙の搬送速度を検出することが
でき、すなわち、搬送速度のばらつきの影響を受けずに
記録紙の搬送速度を制御することができる 。参考とし
て、請求項1記載の発明において、前記搬送速度検出手
段は、画像記録部を挟んで記録紙給紙部および記録紙排
紙部に設けられた一対のセンサを有し、該センサのうち
の少なくとも一方のセンサからの検出情報に基づいて記
録紙の搬送速度を検出するようにした場合、既存のセン
サを用いて記録紙の搬送速度を検出することができるの
で、記録紙搬送装置の構造を簡素化することができ、記
録紙搬送装置のコストが増大するのを防止することがで
きる。参考として、前記記録紙の搬送方向長さを検出す
るサイズ検出手段を有し、前記搬送速度検出手段は、少
なくとも1つのセンサによって記録紙の前後端の通過時
間を検出するとともに、この通過時間とサイズ検出手段
からの検出情報に基づいて記録紙の搬送速度を検出する
ようにした場合、記録紙の搬送方向長さに応じて搬送速
度を正確に検出することができるとともに、1つのセン
サによって記録紙の搬送速度を検出することができるの
で、センサの取付位置や反応速度の個々のばらつきに影
響されることなく記録紙の搬送速度を検出することがで
きる。
【0010】参考として、前記搬送速度検出手段は、前
記一対のセンサによって記録紙の先端の通過時間を検出
するとともに、この通過時間とセンサ間の距離に基づい
て記録紙の搬送速度を検出するようにした場合、搬送中
の記録紙のたわみに左右されずに、記録紙の搬送速度を
正確に検出することができる。すなわち、給紙部に設け
られたセンサがレジストセンサであるとともに、画像形
成部に感光体ドラムが設けられている場合には、感光体
ドラムと記録紙を同期させるために、レジストセンサで
記録紙の先端が検出されたときに、記録紙を一旦停止さ
せる必要がある。
【0011】 削除
【0012】この後、記録紙を搬送すると、記録紙に若
干のたるみが発生して搬送されることがあり、この場合
に1つのセンサで記録紙の前後端を検出すると、たわみ
の分だけ記録紙の長さが短くなり、記録紙の搬送速度が
その分だけ短くなる。このような不具合が発生する可能
性があるため、給紙部および排紙部に設けられた一対の
センサによって記録紙の先端を検出すれば、搬送中の記
録紙のたわみに左右されずに、記録紙の搬送速度を正確
に検出することができる。
【0013】 削除
【0014】 削除
【0015】 削除
【0016】 削除
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図1〜9は本発明に係る記録紙搬送装置の一実
施例を示す図であり、請求項1又は請求項2に記載の発
明に対応している。なお、図1は記録紙搬送装置のシス
テム構成図、図2は記録紙搬送装置の概略構成図、図3
はステッピングモータの制御部の構成図、図4〜9はス
テッピングモータの回転数の調整方法を説明するフロー
チャートである。
【0018】まず、構成を説明する。図1、2におい
て、1は記録紙搬送装置としての例えば、複写機、ファ
クシミリ装置等の画像形成装置に設けられたプロッター
装置の構成図であり、プロッター装置1は、CPU(Ce
ntral Processing Unit)2、ROM(Read Only Memor
y)3、RAM(Random Access Memory)4、プロッター
制御部5、感光体駆動モータ6、ステッピングモータ制
御部7、ステッピングモータ8、記録紙サイズ検出セン
サ9、給紙カセット10、給紙センサ11、および排紙セン
サ12から構成され、CPU2、ROM3、RAM4、プ
ロッター制御部5、ステッピングモータ制御部7、記録
紙サイズ検出センサ9、給紙センサ11、および排紙セン
サ12はバス13を介して接続されている。
【0019】CPU2は、本プロッター装置1の全体を
制御するものであり、ROM3に格納されたプログラム
に従ってプロッター装置1としてのシーケンスを実行す
る。 RAM4は、CPU2が動作する上で必要なワー
クエリアを構成し、データの一時的な記憶を行なうよう
になっているとともに、記録紙の搬送速度の値を蓄積し
ている。
【0020】プロッター制御部5は、DCモータからな
る感光体駆動モータ6を駆動制御するとともに、感光体
ドラム(画像形成部)21に画像信号に対応した光書込み
を行なうようになっている。感光体駆動モータ6は感光
体ドラム21を駆動するとともに、記録紙に画像を定着す
る定着ローラ22および排紙ローラ23を駆動するようにな
っており、感光体ドラム21、定着ローラ22および排紙ロ
ーラ23は感光体駆動モータ6によって等速で駆動され
る。なお、定着ローラ22および排紙ローラ23は記録紙排
紙部を構成している。
【0021】給紙カセット(記録紙カセット)10には複
数の記録紙Pが収納されるようになっており、プロッタ
ー装置1に対して開閉可能に設けられている。記録紙サ
イズ検出センサ(サイズ検出手段)9は給紙カセット10
に収納された記録紙Pの搬送方向長さを検出するもので
あり、このセンサ9としては、公知のように記録紙に非
接触な光センサまたは記録紙に接触するピン等から構成
されている。
【0022】ステッピングモータ制御部7は、図3に示
すように、クロック発振源31、プログラマブル分周器32
およびステッピングモータ励磁相発生回路33から構成さ
れている。クロック発振源31はクロック信号を発生して
おり、このクロック信号は分周器32によって所定の分周
率に分周されて回転基準周波数fが設定される。この回
転基準周波数fは励磁相発生回路33に入力され、この発
生回路33はこの基準周波数fに基づいてステッピングモ
ータ8を所定の回転数で回転させる。
【0023】ステッピングモータ8は、記録紙Pを給紙
カセット10からピックアップするピックアップローラ24
およびピックアップされた記録紙Pを感光体ドラム21に
所定のタイミングで搬送するレジストローラ25を駆動す
るようになっており、ステッピングモータ8、ピックア
ップローラ24およびレジストローラ25は記録紙給紙部お
よび搬送手段を構成する。
【0024】給紙センサ11は、レジストセンサ25の近傍
に設けられており、このセンサ11は記録紙の先端を検出
してCPU2に信号を出力するようになっている。CP
U2はこの検出情報に基づいてステッピングモータ8に
信号を出力し、感光体ドラム21と記録紙の先端の書込み
位置を合わせるようにレジストセンサ25を所定のタイミ
ングで駆動するようになっている。
【0025】排紙センサ12は、記録紙の前後端を検出し
てCPU2に信号を出力するようになっており、CPU
2はこの検出情報に基づいて記録紙Pが排紙されたこと
を把握する。また、CPU2は、センサ11、12の少なく
とも一方からの記録紙検出情報に基づいて記録紙の搬送
速度を検出するとともに、この検出結果に基づいてステ
ッピングモータ制御部7を制御して、ステッピングモー
タ8の回転数を微調整するようになっている。本実施例
では、CPU2およびセンサ11、12の少なくとも一方が
搬送速度検出手段を構成し、CPU2およびステッピン
グモータ制御部7が制御手段を構成している。
【0026】また、CPU2はセンサ11または12の少な
くとも一方から入力された過去N回の搬送速度情報の平
均値に基づいてステッピングモータ8の回転数の微調整
を行なうようになっている。また、この微調整に際して
は、給紙カセット10が解放されたことが図示しない開閉
検出センサ(ON/OFFスイッチ等の接触型のメカニ
カルなセンサ)によって検出された場合には、過去N回
の搬送速度情報の平均値をクリアして、新たに平均値の
算出をやり直すようになっている。
【0027】次に、各請求項の作用を図4〜9のフロー
チャートに基づいて説明する。なお、図4〜9はROM
3に格納されたCPU2によって実行されるプログラム
を示している。まず、図4に基づいて基本原理について
説明する。
【0028】図4において、プロッター装置1が起動さ
れたか否かを判別し(ステップS1)、起動された場合
には、記録紙サイズ検出センサ9の出力情報に基づいて
給紙カセット10に収納される記録紙の搬送方向長さを検
出する(ステップS2)。次いで、ステッピングモータ
制御部7によってステッピングモータ8の回転数を設定
する(ステップS3)。具体的には、クロック発振源31
から発振されるクロック信号をプログラマブル分周器32
によって所定の分周率に分周して回転基準周波数fを設
定し、この回転基準周波数fに基づいて励磁相発生回路
33がステッピングモータ8を駆動して給紙を開始する
(ステップS4)。
【0029】このため、ステッピングモータ8によって
ピックアップコロ24が駆動されて記録紙が1枚だけピッ
クアップされた後、レジストローラ25によって感光体ド
ラム21に向かって搬送される。次いで、給紙センサ11に
よってまず記録紙の先端が検出されたか否かを判別し、
検出された場合には、感光体駆動モータ6によって一定
速度で駆動される感光体ドラム21上に形成された書込み
画データの潜像と記録紙の先端位置が合うようにレジス
トセンサ25によってタイミングを取りながら記録紙を搬
送する。
【0030】このため、感光体ドラム21に形成された画
データが記録紙に印字される。この後、搬送される記録
紙は定着ローラ22によって画データが定着された後、排
紙ローラ23によって外部に排紙される。このとき、排紙
センサ12によって記録紙の後端が検知されると、この検
出情報に基づいて記録紙が排紙されたことが把握され
る。
【0031】このように、記録紙給紙部、感光体ドラム
21および記録紙排紙部をそれぞれ同期した速度で駆動す
る必要があるが、ステッピングモータ8の制御周波数の
誤差やピックアップコロ24やレジストローラ25等の機械
的な誤差によって実際には記録紙の搬送速度に若干の狂
いが生じる。このため、例えば、レジストローラ25によ
る記録紙の給紙速度が定着ローラ22や排紙ローラ23によ
る排紙速度よりも速かった場合には、記録紙はたるんで
しまい、そのたるみが設計規定値よりも大きくなった場
合には皺の発生原因となる。
【0032】そこで本実施例では、ステップS5以下の
フローを実行して皺が発生するのを防止するのである。
ステップS5で給紙センサ11が記録紙の先端を検出して
ONとなった場合には、このONとなっている時間を計
測して記録紙の通過時間(搬送時間)Sを検出する(ス
テップS6)。ここで、ステッピングモータ8による
と、設計値で通過時間Sは任意の時間t<Tの間に入っ
てt<S<Tとなっている。すなわち、ステッピングモ
ータ8を駆動するモータ制御部7のクロック発振源31の
基準クロックが、例えば100KHz±Xとすると、ステッピ
ングモータ8の回転数には+Xから−Xだけの誤差があ
る上に、レジストローラ25等のメカニカルな部品の誤差
があるため、記録紙の通過時間Sは必ずしも上記値の範
囲に収まらない場合がある。
【0033】そこで、通過時間Sが任意の時間tよりも
速いか否かを判別し(ステップS7)、速い場合には、
記録紙の通過時間が設計値よりも速いものと判断して次
の記録紙の搬送する際のステッピングモータ8の回転数
を設定するための基準周波数fを小さくしてステッピン
グモータ8の回転数が小さくなるように微調整する(ス
テップS8)。
【0034】一方、通過時間Sが任意の時間tよりも速
くない場合には、任意の時間Tよりも遅いか否かを判別
し(ステップS9)、遅い場合には、記録紙の通過時間
が設計値よりも遅いものと判断して次の記録紙を搬送す
る際のステッピングモータ8の回転数を設定するための
基準周波数fを大きくしてステッピングモータ8の回転
数が大きくなるように微調整する(ステップS10)。
【0035】このように、記録紙の搬送速度をフィード
バックしてステッピングモータ8の回転数を微調整する
ことにより、記録紙を搬送するレジストローラ25等の機
械的な誤差やステッピングモータ8の回転数の制御周波
数誤差等の影響を受けずに記録紙の搬送速度を常に一定
に保つことができ、記録紙に皺が発生するのを防止する
ことができる。
【0036】また、既存の給紙センサ11を用いて記録紙
の搬送速度を検出することができるので、プロッター装
置1の構造を簡素化することができ、プロッター装置1
のコストが増大するのを防止することができる。図5
は、給紙センサ11によって記録紙の前後端を検出するこ
とにより、記録紙の通過時間を検出する方法を示すフロ
ーチャートである。なお、ステップS1〜S4のフローは
図4のフローと同様であるため、説明を省略する。
【0037】図5において、ステッピングモータ8が駆
動されて記録紙の給紙が開始されると、給紙センサ11が
ONとなったか否かを判別し(ステップS15)、ONと
なった場合には、この時点を記録紙通過時間a(零とす
る)としてRAM4にセットする(ステップS16)。次
いで、給紙センサ11によって記録紙の後端が検出されて
給紙センサ11がOFFになったか否かを判別する(ステ
ップS17)。
【0038】OFFになった場合には、この時間を記録
紙通過時間bとしてRAM4にセットする(ステップS
18)。このため、(bーa)が記録紙の通過に要した時
間となり、また、記録紙サイズ検出センサ9からの検出
情報に基づいて記録紙の搬送方向長さが検出されている
ため、記録紙のサイズに応じた搬送速度を容易に算出す
ることができる。
【0039】次いで、通過時間(b−a)が任意の時間
tよりも速いか否かを判別し(ステップS19)、速い場
合には、記録紙の通過時間が設計値よりも速いものと判
断して次の記録紙の搬送する際のステッピングモータ8
の回転数を設定するための基準周波数fを小さくしてス
テッピングモータ8の回転数が小さくなるように微調整
する(ステップS20)。
【0040】一方、通過時間(b−a)が任意の時間t
よりも速くない場合には、任意の時間Tよりも遅いか否
かを判別し(ステップS21)、遅い場合には、記録紙の
通過時間が設計値よりも遅いものと判断して次の記録紙
を搬送する際のステッピングモータ8の回転数を設定す
るための基準周波数fを大きくしてステッピングモータ
8の回転数が大きくなるように微調整する(ステップS
22)。
【0041】このように本実施例では、給紙センサ11に
よって記録紙の前後端の通過時間を検出するとともに、
この通過時間と記録紙サイズ検出センサ9からの検出情
報に基づいて記録紙の搬送速度を検出しているため、記
録紙の搬送方向長さに応じて搬送速度を正確に検出する
ことができるとともに、1つの給紙センサ11によって記
録紙の搬送速度を検出することができるので、給紙セン
サ11の取付位置や反応速度の個々のばらつきに影響され
ることなく記録紙の搬送速度を検出することができる。
【0042】図6は、給紙センサ11および排紙センサ12
によって記録紙の前端を検出することにより、記録紙の
通過時間を検出する方法を示すフローチャートである。
なお、ステップS1〜S4のフローは図4のフローと同様
であるため、説明を省略する。図6において、ステッピ
ングモータ8が駆動されて記録紙の給紙が開始される
と、給紙センサ11がONとなったか否かを判別し(ステ
ップS25)、ONとなった場合には、この時点を記録紙
通過時間a(零とする)としてRAM4にセットする
(ステップS26)。次いで、排紙センサ12によって記録
紙の先端が検出されて排紙センサ12がONになったか否
かを判別する(ステップS27)。
【0043】排紙センサ12がONになった場合には、こ
の時間を記録紙通過時間bとしてRAM4にセットする
(ステップS28)。このため、(bーa)が記録紙の通
過に要した時間となり、また、センサ11、12間の距離は
予め分っているため、(b−a)とセンサ11、12間の距
離に基づいて記録紙の搬送速度を容易に算出することが
できる。
【0044】次いで、通過時間(b−a)が任意の時間
tよりも速いか否かを判別し(ステップS29)、速い場
合には、記録紙の通過時間が設計値よりも速いものと判
断して次の記録紙の搬送する際のステッピングモータ8
の回転数を設定するための基準周波数fを小さくしてス
テッピングモータ8の回転数が小さくなるように微調整
する(ステップS30)。
【0045】一方、通過時間(b−a)が任意の時間t
よりも速くない場合には、任意の時間Tよりも遅いか否
かを判別し(ステップS31)、遅い場合には、記録紙の
通過時間が設計値よりも遅いものと判断して次の記録紙
を搬送する際のステッピングモータ8の回転数を設定す
るための基準周波数fを大きくしてステッピングモータ
8の回転数が大きくなるように微調整する(ステップS
32)。
【0046】このように本実施例では、給紙センサ11お
よび排紙センサ12によって記録紙の先端の通過時間をそ
れぞれ検出するとともに、この通過時間とセンサ11、12
間の距離に基づいて記録紙の搬送速度を検出しているた
め、搬送中の記録紙のたわみに左右されずに、記録紙の
搬送速度を正確に検出することができる。すなわち、レ
ジストセンサ25および感光体ドラム21を有するプロッタ
ー装置1にあっては、感光体ドラム21と記録紙を同期さ
せるために、レジストセンサ25で記録紙の先端が検出さ
れたときに、記録紙を一旦停止させる必要がある。
【0047】この後、記録紙を搬送すると、記録紙に若
干のたるみが発生して搬送されることがあり、この場合
に1つのセンサで記録紙の前後端を検出すると、たわみ
の分だけ記録紙の長さが短くなり、記録紙の搬送速度が
その分だけ短くなる。このような不具合が発生する可能
性があるため、記録紙給紙部および記録紙排紙部に設け
られた一対のセンサ11、12によって記録紙の先端を検出
すれば、搬送中の記録紙のたわみに左右されずに、記録
紙の搬送速度を正確に検出することができる。
【0048】図7は、給紙カセットに定形以外(A4、
B5等以外)の記録紙がセットされたときの制御を示す
フローチャートである。なお、ステップS1〜4のフロー
は図4のフローと同様であるため、説明を省略する。
図7において、ステッピングモータ8が駆動されて記録
紙の給紙が開始されると、給紙センサ11がONとなった
か否かを判別し(ステップS35)、ONとなった場合に
は、この時点を記録紙通過時間a(零とする)としてR
AM4にセットする(ステップS36)。次いで、給紙セ
ンサ11によって記録紙の後端が検出されて給紙センサ11
がOFFになったか否かを判別する(ステップS37)。
【0049】OFFになった場合には、この時間を記録
紙通過時間bとしてRAM4にセットする(ステップS
38)。このため、(bーa)が記録紙の通過に要した時
間となる。次いで、この通過時間(b−a)が任意のサ
イズ毎に決定されるばらつきを考慮した通過時間の幅
(設計値)j<Jの間に入っているか否かを判別し(ス
テップS39)、入っていない場合には、搬送される記録
紙が規格外の記録紙であると判断して基準周波数fの変
更を行なわないで今回の処理を終了する。
【0050】一方、通過時間(b−a)が任意のサイズ
毎に決定されるばらつきを考慮した通過時間の幅(設計
値)j<Jの間に入っている場合には、通過時間(b−
a)が任意の時間tよりも速いか否かを判別し(ステッ
プS40)、速い場合には、記録紙の通過時間が設計値よ
りも速いものと判断して次の記録紙の搬送する際のステ
ッピングモータ8の回転数を設定するための基準周波数
fを小さくしてステッピングモータ8の回転数が小さく
なるように微調整する(ステップS41)。
【0051】また、通過時間(b−a)が任意の時間t
よりも速くない場合には、任意の時間Tよりも遅いか否
かを判別し(ステップS42)、遅い場合には、記録紙の
通過時間が設計値よりも遅いものと判断して次の記録紙
を搬送する際のステッピングモータ8の回転数を設定す
るための基準周波数fを大きくしてステッピングモータ
8の回転数が大きくなるように微調整する(ステップS
43)。
【0052】このように本実施例では、給紙カセット10
に収納された記録紙の搬送方向長さを検出する記録紙サ
イズ検出センサ11によって定形外の記録紙が検出された
場合には、ステッピングモータ8の回転数の微調整を行
なわないようにしている。このようにしたのは、定形外
の記録紙が搬送される場合にはステッピングモータ8の
回転数を微調整すると、記録紙の搬送速度が異常速度と
なるおそれがあるため、この場合にステッピングモータ
8の微調整を行なわないようにすれば、記録紙の搬送速
度が異常になるのを防止することができるからである。
【0053】なお、給紙センサ11によって記録紙の前後
端を検出するのに変えて給紙センサ11および排紙センサ
12によって記録紙の先端を検出して搬送速度を検出する
ようにしても良い。図8は、過去N回の搬送速度情報の
平均値に基づいてステッピングモータの回転数の微調整
を行なう際のフローチャートである。なお、ステップS
1〜4のフローは図4のフローと同様であるため、説明を
省略する。
【0054】図8において、ステッピングモータ8が駆
動されて記録紙の給紙が開始されると、給紙センサ11が
ONとなったか否かを判別し(ステップS45)、ONと
なった場合には、この時点を記録紙通過時間a1(零と
する)としてRAM4にセットする(ステップS46)。
次いで、給紙センサ11によって記録紙の後端が検出され
て給紙センサ11がOFFになったか否かを判別する(ス
テップS47)。
【0055】OFFになった場合には、この時間を記録
紙通過時間b1としてRAM4にセットする(ステップ
S48)。このため、(b1ーa1)が記録紙の通過に要し
た時間となる。次いで、RAM4に蓄積した過去N回の
データa1〜aNおよびb1〜bNを使用して現通過時間
をそれぞれ平均値aa、bbに置き換えてRAM4に格
納する(ステップS49、S50)。
【0056】次いで、平均値の通過時間(bb−aa)
が任意の時間tよりも速いか否かを判別し(ステップS
51)、速い場合には、記録紙の通過時間が設計値よりも
速いものと判断して次の記録紙の搬送する際のステッピ
ングモータ8の回転数を設定するための基準周波数fを
小さくしてステッピングモータ8の回転数が小さくなる
ように微調整する(ステップS52)。
【0057】一方、通過時間(bb−aa)が任意の時
間tよりも速くない場合には、任意の時間Tよりも遅い
か否かを判別し(ステップS53)、遅い場合には、記録
紙の通過時間が設計値よりも遅いものと判断して次の記
録紙を搬送する際のステッピングモータ8の回転数を設
定するための基準周波数fを大きくしてステッピングモ
ータ8の回転数が大きくなるように微調整する(ステッ
プS54)。
【0058】このように本実施例では、記録紙にスキュ
ー等が発生して正確な搬送速度を検出することができな
い場合には、過去N回の搬送速度情報の平均値に基づい
てステッピングモータ8の回転数を微調整することによ
り、記録紙の搬送速度を安定して制御することができ
る。図9は、給紙カセット10が解放されたときに、過去
N回の搬送速度情報の平均値をクリアして新たに平均値
の算出を行なう際のフローチャートである。
【0059】図9において、記録紙が交換(または補
充)される際、開閉検出センサからの出力情報に基づい
て給紙カセット10が解放されたか否かを判別し(ステッ
プS61)、解放された場合には、RAM4に格納された
通過時間の平均値のデータをクリアする(ステップS6
2)。次いで、記録紙が交換(または補充)され、プロ
ッター装置1が起動されたか否かを判別し(ステップS
63)、起動された場合には、記録紙サイズ検出センサ9
の出力情報に基づいて給紙カセット10に収納される記録
紙の搬送方向長さを検出する(ステップS64)。
【0060】次いで、ステッピングモータ制御部7によ
ってステッピングモータ8の回転基準周波数fを設定し
て記録紙の給紙を開始する(ステップS65、S66)。記
録紙の給紙が開始されると、給紙センサ11がONとなっ
たか否かを判別し(ステップS67)、ONとなった場合
には、この時点を記録紙通過時間a1(零とする)とし
てRAM4にセットする(ステップS68)。次いで、給
紙センサ11によって記録紙の後端が検出されて給紙セン
サ11がOFFになったか否かを判別する(ステップS6
9)。
【0061】OFFになった場合には、この時間を記録
紙通過時間b1としてRAM4にセットする(ステップ
S70)。このため、(b1ーa1)が記録紙の通過に要し
た時間となる。次いで、通過時間(bb−aa)が任意
の時間tよりも速いか否かを判別し(ステップS71)、
速い場合には、記録紙の通過時間が設計値よりも速いも
のと判断して次の記録紙の搬送する際のステッピングモ
ータ8の回転数を設定するための基準周波数fを小さく
してステッピングモータ8の回転数が小さくなるように
微調整する(ステップS72)。
【0062】一方、通過時間(bb−aa)が任意の時
間tよりも速くない場合には、任意の時間Tよりも遅い
か否かを判別し(ステップS73)、遅い場合には、記録
紙の通過時間が設計値よりも遅いものと判断して次の記
録紙を搬送する際のステッピングモータ8の回転数を設
定するための基準周波数fを大きくしてステッピングモ
ータ8の回転数が大きくなるように微調整する(ステッ
プS74)。
【0063】以後、ステップS71、S73ではRAM4に
蓄積した過去N回のデータa1〜aNおよびb1〜bNを
使用して現通過時間をそれぞれ平均値aa、bbに置き
換え、この平均値と任意の時間tまたはTを比較してス
テッピングモータ8の回転数を設定する。本実施例で
は、給紙カセット10が解放されたことを検出したとき、
給紙センサ11から入力された過去N回の搬送速度情報の
平均値をクリアして、新たに平均値の算出をやり直すよ
うにしている。このようにしたのは、記録紙の交換時
に、記録紙の質の違いによって、例えば、メーカーの違
いや記録紙の保管場所の違い等によって交換される記録
紙の質が異なる場合には、記録紙のすべりやたわみが異
なって搬送速度が若干異なる。そこで、給紙カセット10
が解放されて記録紙が交換された場合に、搬送速度情報
の平均値をクリアして新たに平均値の算出をやり直すこ
とにより、新しい記録紙に応じた搬送速度を検出するこ
とができ、すなわち、搬送速度のばらつきの影響を受け
ずに記録紙の搬送速度を制御することができる。
【0064】なお、給紙センサ11によって記録紙の前後
端を検出するのに変えて給紙センサ11および排紙センサ
12によって記録紙の先端を検出して搬送速度を検出する
ようにしても良い。
【0065】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、記録紙の
搬送速度をフィードバックしてステッピングモータの回
転数を微調整することにより、記録紙を搬送するローラ
等の機械的な誤差やステッピングモータの回転数の制御
周波数誤差等の影響を受けずに記録紙の搬送速度を常に
一定に保つことができ、記録紙に皺が発生するのを防止
することができる。また、請求項1記載の発明によれ
ば、定形外の記録紙が搬送される場合にはステッピング
モータの回転数を微調整すると、記録紙の搬送速度が異
常速度となるおそれがあるため、この場合にステッピン
グモータの微調整を行なわないようにすれば、記録紙の
搬送速度が異常になるのを防止することができる。
【0066】請求項2記載の発明によれば、例えば、記
録紙にスキュー等が発生した場合には、正確な搬送速度
を検出することができないことがあるため、過去N回の
搬送速度情報の平均値に基づいてステッピングモータの
回転数を微調整することにより、記録紙の搬送速度を安
定して制御することができる。また、請求項2記載の発
明によれば、記録紙の交換時に、記録紙の質の違いによ
って、例えば、メーカーの違いや記録紙の保管場所の違
い等によって交換される記録紙の質が異なる場合には、
記録紙のすべりやたわみが異なって搬送速度が若干異な
る。そこで、給紙カセットが開閉されて記録紙が交換さ
れた場合に、搬送速度情報の平均値をクリアして新たに
平均値の算出をやり直すことにより、新しい記録紙に応
じた記録紙の搬送速度を検出することができ、すなわ
ち、搬送速度のばらつきの影響を受けずに記録紙の搬送
速度を制御することができる。
【0067】 削除
【0068】 削除
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録紙搬送装置の一実施例を示す
その記録紙搬送装置のシステム構成図である。
【図2】一実施例の記録紙搬送装置の概略構成図であ
る。
【図3】一実施例のステッピングモータの制御部の構成
図である。
【図4】ステッピングモータの回転数の調整方法を説明
するフローチャートである。
【図5】ステッピングモータの回転数を調整する他の方
法を説明するフローチャートである。
【図6】ステッピングモータの回転数を調整する他の方
法を説明するフローチャートである。
【図7】ステッピングモータの回転数を調整する他の方
法を説明するフローチャートである。
【図8】ステッピングモータの回転数を調整する他の方
法を説明するフローチャートである。
【図9】ステッピングモータの回転数を調整する他の方
法を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 プロッター装置(記録紙搬送装置) 2 CPU(搬送速度検出手段、制御手段) 7 ステッピングモータ制御部(制御手段) 8 ステッピングモータ(搬送手段) 9 記録紙サイズ検出センサ(サイズ検出手段) 10 給紙カセット(記録紙カセット) 11 給紙センサ(搬送速度検出手段) 12 排紙センサ(搬送速度検出手段) 21 感光体ドラム(画像形成部) 22 定着ローラ(記録紙排紙部) 23 排紙ローラ(記録紙排紙部) 24 ピックアップローラ(記録紙給紙部、搬送手段) 25 レジストセンサ(記録紙給紙部、搬送手段)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録紙カセットに収納された記録紙を画像
    形成部に搬送して排紙する記録紙搬送装置において、 ステッピングモータによって駆動され、記録紙カセット
    に収納された記録紙を画像形成部に向かって搬送する搬
    送手段と、 記録紙の搬送速度を検出する搬送速度検出手段と、記録紙カセットに収納された記録紙の搬送方向長さを検
    出するサイズ検出手段と、 前記搬送速度検出手段からの検出情報に基づいてステッ
    ピングモータの回転数の微調整を行ない、前記サイズ検
    出手段によって定形外の記録紙が検出された場合には、
    ステッピングモータの回転数の微調整を行なわない 制御
    手段と、 を有することを特徴とする記録紙搬送装置。
  2. 【請求項2】記録紙カセットに収納された記録紙を画像
    形成部に搬送して排紙する記録紙搬送装置において、 ステッピングモータによって駆動され、記録紙カセット
    に収納された記録紙を画像形成部に向かって搬送する搬
    送手段と、 記録紙の搬送速度を検出する搬送速度検出手段と、 記録紙カセットが開閉されたことを検出する開閉検出手
    段と、 前記搬送速度検出手段から入力された過去N回の搬送速
    度情報の平均値に基づいてステッピングモータの回転数
    の微調整を行ない、前記開閉検出手段によって記録紙カ
    セットが解放されたことが検出されたとき、前記搬送速
    度検出手段から入力された過去N回の搬送速度情報の平
    均値をクリアして、新たに平均値の算出をやり直す制御
    手段と、 を有する ことを特徴とする記録紙搬送装置。
JP00541296A 1996-01-17 1996-01-17 記録紙搬送装置 Expired - Lifetime JP3529529B2 (ja)

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