JP3528666B2 - 袋結束機 - Google Patents

袋結束機

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JP3528666B2 JP06745499A JP6745499A JP3528666B2 JP 3528666 B2 JP3528666 B2 JP 3528666B2 JP 06745499 A JP06745499 A JP 06745499A JP 6745499 A JP6745499 A JP 6745499A JP 3528666 B2 JP3528666 B2 JP 3528666B2
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、商品を入れた袋の
口部をクリップで結束する袋結束機において、袋を案内
通路に沿って抜き出した場合でも作業を継続させること
ができる結束機に関する。 【0002】 【従来技術】商品を入れたポリエチレン製等の袋の口を
閉じるのに、袋の口部をプラスチック製のクリップで結
束する袋結束機が使用されている。これは、特開平10
ー167233号公報に示されるように、袋の口部が案
内通路の端部に導入されたときに、送り装置32の送り
装置が作動して袋の口部を門形のクリップの脚片で挟む
ように送り込むとともに、上記脚片を上下に重ね、さら
に送り込まれたクリップの脚片の先端を結束部33(か
しめ部)のかしめ装置でかしめて結束するようにしたも
のである。 【0003】ところで、案内通路の途中にはメインスイ
ッチレバーが横切るように回動自在に配置され、結束時
には袋の口でメインスイッチレバーを押して回動させな
がら導入させ、袋を案内通路の端部まで押し込んだとき
にメインスイッチが入るように構成されている。そし
て、結束が終了したときに袋を案内通路から抜き出すこ
とによりメインスイッチレバーに対する押圧力が解除さ
れてリターンするように構成されている。 【0004】ところが、袋を案内通路から入れ込んでメ
インスイッチレバーを回動させたとたんに袋が破れた
り、袋の持ち手が滑ったりして空振りが行なわれると、
この場合でもかしめは行なわれるから、クリップは袋と
一緒に排出されず、機械内部に残ってしまい、その後は
空打ちとなる。これを防止するため、クリップを付けた
状態で袋の口部を案内通路の下方に抜き出したことを検
出する検出手段を設け、この検出手段からの検出信号が
出力された場合にのみ再作動することができるようにし
たものが提案されている。これにより、袋がクリップで
確実に結束された後でなければ次の作動を行なうことが
できないので、空打ちを防止することができる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、作業者
によっては結束後に袋を下方に抜き出さず、案内通路に
沿って袋を逆方向に移動させて抜き出すことがある。こ
の場合は、変則的ではあるが結束作業は正常に行なわれ
ているにも拘らず、検出手段による検出は行なわれない
ので、機械はかしめ装置内にクリップが残っていると判
断して作動を停止するから、次の作動を行なうことがで
きず、作業が中断してしまうという問題がある。 【0006】本発明は上記問題点を解消し、案内通路に
沿って袋を逆方向に移動させて抜き出すような場合でも
作業を継続することができる袋結束機を提供することを
その課題とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係る袋結束機は、袋の口部を案内する案内
通路と、案内通路の端部のかしめ部に導入された袋の口
部を門形の結束用クリップの脚片で挟むように送り込
み、かつ上記脚片を交差させる送り装置と、交差して重
ねられたクリップの脚片の先端をかしめるかしめ装置と
を備えた袋結束機において、上記案内通路を移動する袋
の口部に係合するサブスイッチレバーを、上記案内通路
の途中を横切るように配置し、上記袋を結束後に案内通
路に沿って逆方向に移動させて抜き出すときの係合によ
り上記サブスイッチレバーのスイッチがオンして次段の
結束作動を可能としたことを特徴とする。 【0008】 【発明の実施の形態】図1において符号1は袋結束機の
概要を示すもので、結束機本体1は水平な盤状に形成さ
れ、前部一側から中央前部にかけて袋aの口部2を案内
する案内通路3が形成され、その先端にはかしめ部4が
設けられている。このかしめ部4の後部には送り装置5
が、前部にかしめ装置6がそれぞれ配置されている。ま
た、結束機本体1の後部には多数の結束用クリップbを
連結したクリップテープ7を巻装したロール8が装着さ
れている。 【0009】クリップbは図2に示されるように、プラ
スチックシートにより門形に形成され、両側に脚片9を
有し、脚片9の中央にはピンの係合穴10が貫通形成さ
れている。クリップテープ7は、各クリップbの両肩部
と脚片9の先端とを互いに連結した状態で全体がテープ
状に形成されている。 【0010】送り装置5は駆動装置(図示せず)により
前後に移動するように設けられ、上記クリップテープ7
の先頭のクリップbの脚片9の係合穴10にピン(図示
せず)を係合させてクリップ1枚分だけかしめ部4に送
った後に、両側のピンを寄せて先頭のクリップbの脚片
9を交差させるもので、詳しい機構は本願出願人の出願
に係る特開昭10ー203509号公報の図5、図6等
に示されているとおりであり、ここでは省略する。 【0011】かしめ装置6は、詳しくは図3及び図4に
示されるように、ホルダ11の内側に設けられ、下部の
基板12に上に固定されたベース部材13の先端に固定
ピン14を設け、ベース部材13の上方に固定ピン14
を受けるダイ15を備えたダイプレート16と、ダイ1
5に係合する押圧ピン18を備えた押圧プレート19と
を重合させてダイプレート16の中間部と押圧プレート
19の後端をホルダ11の両側壁に設けられた支軸20
に回動可能に支持するとともに、これらの部材の上に前
後に移動可能な作動部材21を設け、作動部材21のロ
ーラ22がホルダ11の側壁に形成された案内溝23に
沿って移動するときにダイプレート16と押圧プレート
19の両側片の両端に突出形成された突部24、25に
係合し、かしめ部4側に移動するときはダイプレート1
6と押圧プレート19を押し下げ、反対側に移動すると
きはダイプレート16と押圧プレート19とを上動させ
るものである。 【0012】結束前はローラ22はかしめ部4から離れ
た側の端部にあってダイプレート16と押圧プレート1
9は上動している。袋aの口部2の上下部を持って案内
通路3からかしめ部4に導入すると、スイッチがオンさ
れ、まず送り装置5が作動してクリップテープ7の先端
のクリップbをかしめ部4に供給する。送り装置5によ
って袋aの口部2をクリップbの脚片9の間に挟むよう
に送られ、さらに脚片9が交差して重合されたとき(こ
のとき袋aの口部2は脚片9の内側に取り込まれ、固定
ピン14は交差部の下方に位置している)、駆動装置に
より作動部材21を移動させてローラ22を案内溝23
に沿って摺動させると、ローラ22が図5のように押圧
プレート19の上面に係合して押し付けるから、ダイプ
レート16と押圧プレート19は支軸を中心に下方に回
動し、固定ピン14上に配置されたクリップbの脚片9
を押圧する。これにより、クリップbは固定ピン14と
ともにダイプレート16のダイ15に圧入され、さらに
クリップbの先端は押圧プレート19の押圧ピン18に
押圧され、圧潰されて広がるから、上下の脚片9は強く
かしめられて一体に結合し、結束が終了する。この状態
のクリップbのかしめ部分26は図8に示されたとおり
である。さらに、作動部材21が反対側に移動してダイ
プレート16と押圧プレート19とが固定ピン14から
離れた後、作業者が袋aの口部2を案内通路3の下方か
ら抜き出すことにより、かしめ装置6からクリップbが
外れ、次の結束が準備される。 【0013】次に、図3及び図4に示されるように、か
しめ部4の下方にはフラップ27が軸17を中心に下方
に回動可能に配置されている。フラップ27の先端には
袋aの口部2を案内可能な係合溝28が形成されてい
る。また、フラップ27の一側には突片29が起立形成
され、その近傍にはフラップ27の回動を検出するフォ
トセンサー30が設けられている。フラップ27が回動
すると、フォトセンサー30の溝31から突片29が排
出されると、フォトセンサー30がフラップ27が回動
したことを検出し、この回動を検出したときは、次段の
結束作業が再作動できるように制御され、その反対に、
上記回動が検出されないときは、次段の結束作業を再開
できないように制御されている。 【0014】ここで、フラップ27を使用した場合の結
束態様について説明すると、上述のように袋aの口部2
をクリップbによって結束した後、袋aの口部2を案内
通路から抜き出すことによって作業を完了させるものと
する。これによれば、袋aの口部2を案内通路3に沿っ
てかしめ部4まで押し込んだとき、口部2は同時にクリ
ップbの係合溝28の内側まで入り込む。そのため、か
しめ装置6が作動して結束が終了した後、袋aの口部2
を下方に抜き出すときにクリップbがフラップ27の係
合溝28に引っ掛かるから、図6に示されるようにフラ
ップ27が下方に回動し、この回動をフォトセンサー3
0が検出し、次段の結束作動が可能となる。 【0015】ところが、かしめ装置6によるかしめ作業
が終了しないうちに袋aの口部2を下方に引き出してし
まうと空打ちとなり、かしめ装置6にかしめ不良のクリ
ップbが残ったままの状態になるほか、クリップbを伴
わない状態で袋aの口部2を下方に引き抜くと、クリッ
プbが係合しないので、袋aの口部2のみが抜けてしま
い、フラップ27は回動しない。このため、検出手段3
0から検出信号が出力されないので、再作動できない。
再作動させるためにはフラップ27を回動させる必要が
ある。 【0016】次に、上記案内通路3の途中には図3及び
図7のようにサブスイッチレバー32を横切るように配
置され、回動可能に取り付けられている。そして、サブ
スイッチレバー32はかしめ部4側に回動した後に逆方
向に回動したときにサブスイッチ33をオンするように
構成されている。そして、サブスイッチレバー32がサ
ブスイッチ33をオンしたときも、上述のフラップ27
を回動させたときと同じく再作動できるように構成され
ている。この場合、上記フォトセンサー30によるスイ
ッチと上記サブスイッチレバー32とを並列に配置すれ
ばよい。 【0017】上述の構成において、図7の矢印Aのよう
に袋aの口部2を案内通路3に沿って挿入していくと、
サブスイッチレバー32は袋aの口部2に係合して回動
する。そして、上記袋aの口部2を結束後に案内通路3
に沿って逆方向(矢印B)に移動させて抜き出すと、フ
ラップ27は回動しないが、その代わりに袋の口部2は
上記サブスイッチレバー32に係合して押し出し、サブ
スイッチレバー32を逆方向に回動させるから、サブス
イッチ33がオンし、次段の結束作業の再作動が可能と
なる。 【0018】このように、案内通路3に沿って袋を逆方
向に移動させて抜き出すような場合でも作業を中断せず
に継続することができる。したがって、結束作業が支障
なく行なわれる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る袋結束機を簡略に示す斜視図 【図2】結束用クリップとその連結状態を示す斜視図 【図3】かしめ装置を示す斜視図 【図4】かしめ装置の中央断面図 【図5】かしめ装置と作動態様説明図 【図6】空打ち防止装置のフラップの作動態様説明図 【図7】サブスイッチレバーの配置図 【図8】袋の口部の拡大図 【符号の説明】 a 袋 b クリップ 2 口部 3 案内通路 4 かしめ部 5 送り装置 6 かしめ装置 9 脚片 32 サブスイッチレバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 51/04 B65B 51/08 B65B 7/16 B65B 67/06 B65B 57/04 - 57/16

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 袋の口部を案内する案内通路と、案内通
    路の端部のかしめ部に導入された袋の口部を門形の結束
    用クリップの脚片で挟むように送り込み、かつ上記脚片
    を交差させる送り装置と、交差して重ねられたクリップ
    の脚片の先端をかしめるかしめ装置とを備えた袋結束機
    において、上記案内通路を移動する袋の口部に係合するサブスイッ
    チレバーを、上記案内通路の途中を横切るように 配置
    し、上記袋を結束後に案内通路に沿って逆方向に移動さ
    せて抜き出すときの係合により上記サブスイッチレバー
    のスイッチがオンして次段の結束作動を可能としたこと
    を特徴とする袋結束機。
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