JP3528574B2 - 車両用遠隔制御システム、車両側装置及び携帯機 - Google Patents

車両用遠隔制御システム、車両側装置及び携帯機

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JP3528574B2
JP3528574B2 JP04784898A JP4784898A JP3528574B2 JP 3528574 B2 JP3528574 B2 JP 3528574B2 JP 04784898 A JP04784898 A JP 04784898A JP 4784898 A JP4784898 A JP 4784898A JP 3528574 B2 JP3528574 B2 JP 3528574B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両側装置がコー
ド化したID要求信号を携帯機に対して送出し、携帯機
がID要求信号に応答してIDを返答し、車両側装置が
携帯機から返答されたIDを受信し、登録された照合用
IDと合致するか否かを判定し、合致した場合に車載機
器を制御する車両用遠隔制御システム及びこのシステム
に使用する車両側装置及び携帯機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、各種の遠隔制御装置が利用さ
れており、車両のドアロックの解除などについてもキー
レスエントリシステムとして広く普及してきている。こ
のキーレスエントリシステムでは、携帯機を操作するこ
とで、携帯機から電波信号を発信し、これを車両側装置
の受信機で受信する。そして、受信信号に含まれるID
と車両側装置で記憶しているIDとが一致した場合に、
正当な携帯機の操作であるとしてドアロックが解除され
る。
【0003】しかし、このシステムでは、ユーザが携帯
機を取り出して操作しなければならない。そこで、この
操作も省略するスマートエントリシステムも提案されて
いる。このスマートエントリシステムでは、車両側装置
からID要求信号を送信し、携帯機はID要求信号を受
信した場合にIDを送信する。これによって、ユーザが
携帯機を何ら操作しなくても、ドアロックを解除するこ
とができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、このようなシ
ステムにおいて、複数の携帯機が車両近くにあると、複
数の携帯機が反応し、うまく制御が行えない事態が生じ
る。そこで、ID要求自体をコード化し、コード化され
たID要求をデコードできる携帯機のみが応答するよう
にするシステムが考えられる。
【0005】このシステムの場合、使用するコード化さ
れたID要求を予め決定し、車両側装置において、登録
すると共に、携帯機がこれをデコードできるようにしな
ければならない。新車の製造時には、このような作業を
工場で行うため問題はないが、後から使用する携帯機を
追加する場合には、新たな携帯機のID及びこれを呼び
出すID要求について車両側装置に登録しなければなら
ない。この場合、ディーラーに専用の機器を設けて、そ
れによって登録を行うことが考えられる。しかし、各デ
ィーラに専用に機器を導入する必要が生じ、そのための
費用が生じる。
【0006】従って、車両側装置において、登録モード
を有し、新しい携帯機を登録できることが好ましい。ま
た、複数の携帯機を登録する場合、相互の干渉を防ぐた
めに、異なるコード化ID要求に応答するように設定を
行う必要がある。
【0007】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、コード化ID要求信号を利用するシステムにおい
て、新規の携帯機の登録及びその後の使用を効果的に行
える車両用遠隔制御システム、車両側装置及び携帯機を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、車両側装置
に、IDの返答を要求するID要求信号であってコード
化されたID要求信号を携帯機に対し送出するコード化
ID要求信号送出手段と、前記携帯機から返答されたI
Dを受信し、登録された照合用IDと合致するか否かを
判定する受信照合手段と、を設け、前記携帯機に、コー
ド化ID要求信号をデコードすると共に、これに応答し
て自己のIDを返答するID返答手段を設け、携帯機に
より車両側の機器を遠隔制御する車両用遠隔制御システ
ムにおいて、前記携帯機に、前記ID及び自己がデコー
ドできるコード化ID要求信号を示す携帯機信号を送出
する携帯機信号送出手段を設け、車両側装置に、前記携
帯機信号に基づいてID及び携帯機がデコードできるコ
ード化ID要求信号についてのデータを登録する携帯機
信号登録手段を車両側装置に設けたことを特徴とする。
【0009】このように、携帯機から自己がデコードで
きるコード化ID要求信号についてのデータを送信し、
これに応じて車両側装置においてこれらを登録する。従
って、新しい携帯機についてのID及び使用すべきID
要求信号を車両側装置に登録することができ、特別の装
置がなくても新しい携帯機を使用可能になる。なお、コ
ード化には、各種の手法があるが、所定ビット数のID
リクエストビットを先頭に付加するというような簡単な
手法が好適である。
【0010】また、本発明は、前記携帯機信号登録手段
は、前記携帯機が応答できるコード化ID要求信号がす
でに登録済みのものと一致しない場合に前記携帯機信号
に登録を許可することを特徴とする。このようにして、
使用するコード化ID要求信号が互いに異なる携帯機の
みを使用可能とすることで、複数の携帯機が同時に応答
信号を返して混信を起こすことを防止することができ
る。
【0011】また、本発明は、携帯機データ登録手段の
動作中には、前記コード化ID要求信号の送出によるI
D要求を抑制することを特徴とする。これによって、登
録動作中に携帯機がID要求に応答して、応答を返し登
録動作に悪影響がでることを防止することができる。
【0012】また、本発明は、前記受信照合手段は、車
載ドアロック手段または車両駆動動力動作許可手段を制
御することを特徴とする。
【0013】また、本発明は、複数の携帯機に対し、前
記ID要求信号を送出する場合には、相異なる送出タイ
ミングにおいてそれぞれのコード化ID要求信号を送出
することを特徴とする。これによって、複数の携帯機に
対するID要求、携帯機の返答の受信を干渉することな
く行うことができる。
【0014】また、本発明は、ID要求信号に対する携
帯機の返答に、携帯機がデコードできるコード化ID要
求信号についてのデータを常に含ませておき、車両側装
置におけるID照合の際には、このコード化ID要求信
号についてのデータを照合対象としないことを特徴とす
る。このようにすることによって、携帯機が送出する携
帯機信号は、ID要求に応答する信号と同一のものにで
き、携帯機の処理が容易になる。また、車両側装置で
は、IDの照合のみを行うので、処理が遅くなるなどの
問題は生じない。
【0015】また、本発明は、コード化したID要求信
号を携帯機に対して送出すると共に、携帯機から返答さ
れたIDを受信し、登録された照合用IDと合致するか
否かを判定し、合致した場合に車載機器を制御する車両
用遠隔制御システムにおける車両側装置において、前記
携帯機から送られてくる携帯機のID及びその携帯機が
デコードできるID要求信号を示す携帯機信号を受信
し、携帯機のID及びその携帯機がデコードできるID
要求信号についてのデータを登録する携帯機信号登録手
段を有することを特徴とする。
【0016】また、本発明は、車両側装置から送られて
くるコード化されたID要求信号に応答して自己のID
を返答することで車両側の機器を遠隔制御する車両用遠
隔制御システムの携帯機において、自己のID及び自己
がデコードできるID要求信号を示す携帯機信号を送出
する携帯機信号送出手段を有することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態(以下
実施形態という)について、図面に基づいて説明する。
【0018】図1は、実施形態の車両側装置の全体構成
を示すブロック図である。第1送信アンテナ10は、例
えばドライバ席(D席)のドアの外側に設けられたドア
アウタハンドル(ドアの外側についているドア開用のハ
ンドル)に内蔵されている。そして、この第1送信アン
テナ10は、比較的指向性の高い電波、例えば2.45
GHzの電波によってID要求信号を車両の外部へ向け
て送出する。第1送信部12は、この第1送信アンテナ
10からのID要求信号の送信のための処理を行う。第
2送信アンテナ14は、車両内部のインパネの近傍に設
けられ、例えば2.45GHzの電波によってID要求
信号を車両内に向けて送出する。第2送信部16は、こ
の第2送信アンテナ14からのID要求信号の送信のた
めの処理を行う。なお、第1送信部12と第2送信部1
6は、1つの回路で兼用することも可能である。また、
助手席側とドライバ席側とに別の送信アンテナを設け、
それぞれのID要求信号に対する応答に応じて対応する
ドアのロック解除のみとするというような制御も可能で
ある。
【0019】受信アンテナ18は、車室内に設けられ、
携帯機から送信されてくる信号を受信する。携帯機から
の信号は、例えば300MHzの信号であり、ID要求
信号に対するIDを含む応答である。受信部20は、受
信アンテナ18で受信した信号の処理を行う。
【0020】第1送信部12、第2送信部16及び受信
部20は、ECU22に接続されている。このECU2
2は、第1送信部12、第2送信部16及び受信部20
を制御すると共に、その他各種の処理を行う。
【0021】ECU22には、入力部24が接続されて
おり、この入力部24を操作して各種の信号を入力す
る。この入力部24は、例えばボタンスイッチである。
【0022】また、ECU22には、カーテシスイッチ
26が接続されている。このカーテシスイッチ26は、
ドアの開閉でオンオフされるスイッチであり、この場合
にはD席ドアの開閉を示す。ECU22は、カーテシス
イッチ26のオンオフにより、D席ドアの開閉を認識す
ることができる。
【0023】また、ECU22には、メモリ28が接続
されている。このメモリ28には、携帯機のIDについ
てのデータが記憶されている。従って、ECU22は、
このメモリ28に予め記憶されているID(記憶ID)
を読み出し、これと携帯機から受信したID(受信I
D)とを比較することによってID照合を行う。このメ
モリ28には、不揮発性メモリが好適であり、例えばE
EPROMが利用される。EEPROMであれば、必要
な際に、メモリ28の内容を書き換えることができる。
なお、ドアロック・アンロックのためのIDと、イモビ
ライザやステアリングロックを解除するためのIDを別
のものとしてメモリ28に記憶することも好適である。
【0024】ECU22には、ドアロック30、イモビ
ライザ32及びステアリングロック34も接続されてい
る。ドアロック30は、ドアのロック・アンロックを制
御するものであり、モータの駆動などによりロック機構
を駆動し、ドアのロック・アンロックを行う。D席ドア
のみのロック・アンロックの他、全席ドアや個別ドアの
ロック・アンロックを制御できるようにすることが好ま
しい。このドアロック30は、第1送信アンテナ10か
らのID要求に対する携帯機の応答に応じて制御され
る。
【0025】イモビライザ32は、エンジンの始動の許
可・不許可を制御する。携帯機とのIDのやりとりによ
り、正当な携帯機が所持されていることを確認した場合
に、エンジンの始動を許可する。ステアリングロック3
4は、ステアリングをロックするものであり、イモビラ
イザ32と同様に正当な携帯機を認識したときロックを
解除する。このイモビライザ32とステアリングロック
34は、第2送信アンテナ14からのID要求に対する
携帯機の応答に応じて制御される。
【0026】「携帯機の構成」図2には、携帯機の構成
が示してある。受信アンテナ40は、車両側装置の第1
及び第2送信アンテナ10、14から送信されてくる
2.45GHzの電波(ID要求信号)を受信する。受
信アンテナ40には、受信部42が接続されており、受
信アンテナ40で受信した信号の受信処理を行う。受信
部42には、ECU44が接続されており、受信部42
から供給される信号を含め各種処理を行う。ECU44
には、メモリ46が接続されており、このメモリ46に
はIDについてのデータが記憶されている。例えば、ド
アロック解除用と、イモビライザ及びステアリングロッ
ク解除用の2種類のIDが記憶されている。このメモリ
46は例えばROMで形成されているが、EEPROM
などで形成し、書き換え可能とすることもできる。EC
U44には、送信部48を介し、送信アンテナ50が接
続されており、IDデータにより所定のキャリアを変調
して送信する。キャリア周波数は、例えば300MHz
であり、車両側装置の受信アンテナ18によって受信さ
れる。さらに、ECU44には、操作部52が接続され
ており、この操作部52の操作によって、ID要求信号
を受信しない場合でもIDを送信することができる。例
えば、従来のキーレスエントリと同様に、ドアアンロッ
クなどの信号を送信できるとともに、後述する携帯機信
号をこの操作部52の操作に応じて送信する。
【0027】「ID要求及び応答」このような車両側装
置及び携帯機からなるシステムにおいて、エンジンをオ
フした状態でドアロックをして、ユーザが車両から離れ
た場合には、車両側装置は、所定の時間間隔で、ID要
求信号を第1送信アンテナ10から送信する。例えば、
図3に示すように、200msec間隔でID要求信号
を繰り返し送信する。
【0028】ここで、このID要求信号は、図3に示す
ように、コード化してある。すなわち、ID要求信号に
は、ID要求信号のコード信号であるIDリクエストビ
ットを付加してあり、このIDリクエストビットに続い
て「1」の状態を維持する応答トリガリクエストが設け
られている。IDリクエストビットは、複数ビットから
なり、このIDリクエストビットをデコードすることに
よりID要求信号を識別することができる。そして、携
帯機には、それぞれ自己に対するIDリクエストビット
が割り当てられており、IDリクエストビットをデコー
ドし、自己宛のIDリクエストビットを認識し、自己宛
のID要求信号にのみ応答を返す。
【0029】応答トリガリクエストは、携帯機からの応
答を受け付けていることを意味する信号である。従っ
て、所定時間内に、応答が受信されなかった場合には、
「0」に戻される。応答を受信した場合には、ID照合
を行っている間「1」の状態を継続する。図において、
破線で示したのは、ID照合に失敗した場合の例であ
り、実線で示したのはID照合が成功した場合の例であ
る。なお、IDリクエストビットの前や後に所定のスタ
ートビットを付加することもできる。
【0030】ここで、図示の例では、簡略化のためID
リクエストを4ビットとしているが、例えば8ビット程
度とすることが好適である。これによって、28=25
6通りのコードを設定することができる。また、携帯機
は、自己宛のIDリクエストビットについてのデータを
メモリ46に記憶している。
【0031】携帯機が近づいてきて、受信範囲に入った
場合のタイミングチャートを図5に示す。まず、携帯機
がID要求信号を受信し、そのIDリクエストビットが
自己宛のものであることを認識した場合には、ECU4
4が自己のIDをメモリ46から読み出し、これを送信
アンテナ50から応答として送信する。
【0032】この応答は、図4に示すように、スタート
ビットとIDビットからなっている。スタートビット
は、単にIDビットが送信されることを知らせるための
ものであり、IDビットが携帯機に記憶されていたID
についての情報に基づくデータである。
【0033】携帯機からの応答は、車両側装置の受信ア
ンテナ18により受信される。図5の例では、2度目の
ID要求信号に対し、携帯機が応答を返している。これ
によって、車両側装置は応答トリガリクエストを送信し
続ける。
【0034】そして、受信したIDについて、ECU2
2がメモリ28から読み出したIDと照合する。応答の
IDについての照合を行っている間、応答トリガリクエ
ストは「1」の状態を継続する。そして、照合が成功
(IDが一致)した場合には、その時点で応答トリガを
「0」に戻す。また、IDの照合に失敗(IDが不一
致)した場合には、その時点で応答トリガは「0」に戻
る。このIDの照合が成功(IDが一致)した場合に
は、ECU22は、ドアロック30を制御して、ドアロ
ック30を解除する。
【0035】「登録動作」ここで、本実施形態における
新しい携帯機に関し、車両側装置に登録する動作につい
て、図6に基づいて説明する。
【0036】まず、車両側装置の入力部24を操作して
登録モードに入ることの入力を行い(S11)、ECU
22がこれを認識したことで登録モードに入り、ブザー
や適当な表示の点灯などで応答を返す(S12)。この
登録モードに入るための操作は、どのような操作でもよ
いが、例えば複数のスイッチの同時押しなど通常は行わ
ない操作が好適である。
【0037】次に、この登録モードに入った場合には、
ID要求信号の送出を停止する(S13)。これは、登
録作業中に、ID要求信号が送出されると、これに対し
既存の携帯機などが応答を返してしまい、登録作業がう
まく行かなくなるからである。なお、このID要求信号
の送出停止は、登録処理の終了または中止を受けて、自
動的に終了する。
【0038】既に登録されている既登録携帯機のIDを
取り込む(S14)。このIDの取り込みは、携帯機の
スイッチの手押しに応じて送出されたIDを含む応答信
号を取り込むことによって行う。
【0039】すなわち、車両側装置は、受信アンテナ1
8での携帯機信号の受信待ちの状態で、既登録携帯機の
操作を待つ。これは正規のユーザは、正しい携帯機を少
なくとも1つ所有しているはずであり、正規のユーザで
あることを確認するためである。既登録携帯機の操作に
よる携帯機信号を取り込んだ場合には、IDが一致する
かを判定する(S15)。この判定でNOの場合は、登
録モードの処理を終了する。なお、IDだけでなく、I
Dリクエストビット(コード)も携帯機から送信させ確
認してもよい。
【0040】S15の判定でYESの場合には、新しい
携帯機についての登録スタンバイができたことの応答を
返す(S16)。この応答は、例えばブザーや、所定の
表示の点滅などで行う。そして、車両側装置は、応答の
受信待ちの状態になる。そこで、ユーザは新しい携帯機
を操作し、ID及びデコードするIDリクエストビット
(コード)を含む携帯機信号を送出させる。これによっ
て、車両側装置がID及びデコードするIDリクエスト
ビット(コード)を取り込む(S17)。そして、携帯
機に予め割り当てられているIDリクエストビットを車
両側装置において登録する。
【0041】ここで、携帯機は、図7に示すようなID
リクエストビットを含む携帯機信号を手押し操作に応じ
て送信する。この例では、携帯機信号は、8ビットのス
タートビット、64ビットのIDビット、8ビットのI
Dリクエストビット、その後にパリティなどのデータが
付加されたものである。そして、車両側装置では、この
携帯機信号を受信することによって、IDビットに対応
付けてIDリクエストビットを認識登録する。この登録
は、メモリ28に記憶することで行う。
【0042】次に、送られてきた携帯機信号のフォーマ
ットが正しいかを判定する(S18)。この判定でNO
であれば、この携帯機についての登録はできないため、
処理を終了する。一方、フォーマットが正しければ、I
Dリクエストビットが既登録の携帯機のものと異なるか
を判定する(S19)。そして、この判定で異なれば、
登録をOKし、メモリ28に登録するが(S20)、一
致している場合には登録を許可せず、エラーの応答を返
す(S21)。
【0043】このように、本実施形態によれば、既登録
の携帯機とIDリクエストビットが一致する携帯機は登
録しない。そこで、同一のIDリクエストビットを有す
る携帯機が同一の車両に対し、登録されることを防止で
き、携帯機からの応答の衝突を避けることができる。ま
た、登録作業は、新しい携帯機のボタンを押下するだけ
でよい。従って、車両側装置に、テンキーなどの入力部
がなくても問題なく登録作業が行える。
【0044】なお、S20において、登録が完了した場
合には、登録されたIDリクエストビットを付加したI
D要求信号を車両側装置から送信し、携帯機にこれに対
する応答を送信させ登録内容のチェックを行うことも好
適である。この場合、第2送信アンテナ14からID要
求信号送信するとよい。
【0045】さらに、上述の動作説明では、単一のID
を登録することを前提としたが、ドアアンロック用のI
Dと、イモビライザの解除用のIDは別にする場合が多
い。この場合には、登録動作を2度行ってもよいし、登
録動作におけるボタン押下による携帯機信号の送出の際
には、2つのIDを送信するようにしてもよい。
【0046】「携帯機信号」上述のように、登録用の応
答信号である携帯機信号には、IDリクエストビットを
含めなければならない。一方、通常時のID要求信号に
応答して送出する応答信号には、このような情報は不要
である。そこで、携帯機のボタン押下による応答信号
(携帯機信号)の送出の時にのみIDリクエストビット
を含めるようにすることができる。
【0047】一方、常時IDリクエストビットを応答信
号に含めておいてもよい。このようにすれば、携帯機信
号と通常の応答信号が同一になり、携帯機における処理
が容易になる。そして、この場合には、車両側装置にお
いて、IDビットまでを照合すればよい。このとき、図
7におけるIDリクエストビットと、その他(パリティ
など)の位置を反転させ、車両側装置においてパリティ
までを照合に利用できるようにすることも好適である。
これによって、応答信号は長いものになるが、IDの一
致不一致の判定は、通常通り行える。
【0048】「複数携帯機に対するID要求」本実施形
態では、複数の携帯機に対し、異なるIDリクエストビ
ットを割り当てる。そこで、ID要求信号は、各携帯機
について異なるものになり、同時に送出することはでき
ない。そこで、各携帯機に対するID要求信号はそのタ
イミングをずらせて送出する。例えば、それぞれ200
msec毎に送出するが、それぞれは100msecず
つタイミングがずれるようにすることが好適である。さ
らに200msec毎に、複数のID要求信号を順次送
信してもよい。
【0049】また、あまり使用されない携帯機に対する
ID要求は送出頻度を少なくしたり、全く送出しないよ
うにすることもできる。そして、携帯機の操作部52の
操作により、その携帯機からの応答信号が受信されたと
きに、ID要求信号の送信を復活させることも好適であ
る。
【0050】「ドアアウタハンドル内蔵アンテナ」ここ
で、第1送信アンテナ10は、ドアの取っ手(ドアアウ
タハンドル)に取り付けるようにした。ユーザは、車両
に乗り込む際には、このドアアウタハンドルを操作して
ドアを開ける。従って、このドアアウタハンドルに第1
送信アンテナ10を取り付けておくことが有効と考えら
れる。
【0051】ところが、ドアアウタハンドルの多くは、
ドアを開ける際に揺動するようにできている。第1送信
アンテナ10は、外部へ向けてリクエスト信号を送信す
るものであり、外部に向けて取り付けたい。そこで、ア
ンテナ本体が揺動する部分に取り付けられる可能性が大
きい。このような構成にすると、アンテナへの電力供給
線路の引き回しに可動部分が存在することになり、電力
供給線路に耐久性、防水性が要求され、コスト高になっ
てしまう。
【0052】そこで、本構成例では、図8に示すよう
に、ドアアウタハンドルの本体70を固定型とする。そ
して、この本体70に取り付けたレバー72を揺動させ
ることによってドアを開けるようにする。図8(a)は
ドア開操作を行っていないところを示しており、レバー
72の一端側が本体70から離れている。一方、図8
(b)は、ドア開操作を行っているところを示してお
り、レバー72が全体として本体70側に移動してい
る。
【0053】なお、図8は、ドアアウタハンドルを上方
から見た図であり、図における上側が車両ボデーであ
る。そして、本体70の中央部分には、開口70aが設
けられており、ここにレバー72が突出しているため、
ユーザは開口70aに手を差し込み、レバー72を手前
(図における下側)へ操作することでドアを開くことが
できる。
【0054】第1送信アンテナ10を構成するアンテナ
本体10aは、本体70の外側に向いた面に取り付け
る。このため、レバー72が揺動するが、本体70自体
は移動しない。このため、アンテナへの電力供給線路に
おける可動部分が不要となる。
【0055】図9は、第1送信アンテナ10の発振器7
4をドアアウタハンドル外のドア内に設置し、ドアアウ
タハンドルの本体70内にアンテナ本体10aを配置し
た例を示している。この場合、発振器74とアンテナ本
体10aは、同軸ケーブル76、バラン78を介し接続
されることになる。従って、同軸ケーブル76がドアア
ウタハンドルの本体70内に外部から挿入され、バラン
78を介しアンテナ本体10aに接続される。従って、
図8に示すAの経路を通ってもBの経路を通っても、同
軸ケーブル76には可動部は存在せず、耐久性などの問
題がない。
【0056】また、図10に示すように、発振器74を
バラン78と共にドアアウタハンドルの本体70内に設
置することもできる。この場合、発振器74及びバラン
78は、基板上に配置され、両者は基板上のパターン8
0によって接続される。そして、この基板及びアンテナ
本体10aが、本体70に内蔵される。この場合、信号
供給のためのワイヤハーネスが、基板まで伸び発振器7
4に接続されるが、このワイヤハーネスにおいて可動部
をなくすことができ、高い耐久性が得られる。
【0057】上述のハンドルに内蔵するアンテナを2.
45GHzのλ/2ダイポールについて述べたが、スロ
ットアンテナにもそのまま利用できる。さらに、低周波
数の例えば125kHzの周波数のアンテナを使用する
場合においても、同様の構成にすることができる。例え
ば、図11に示すように、アンテナ本体10aとして、
フェライトバーアンテナ82を本体70に内蔵するとよ
い。この場合も、アンテナアンプ一体型または別体に拘
わらず、車両との接続(ワイヤハーネスなど)が必要と
なるが、その接続ルートに可動部が存在しないため、高
信頼性を確保することができる。
【0058】ここで、スマートエントリに適用する場
合、ドアアウタハンドルだけでなく、前ピラーや、ドア
ミラーにアンテナを搭載することも考えられる。しか
し、ユーザがドアを開けるときの最終目的地はドアアウ
タハンドルであり、ここに第1アンテナ10を設置する
ことが最も確実な動作が得られやすいと考えられる。
【0059】さらに、2.45GHzのような高い周波
数を使用する場合には、車両ボデーが反射板の役割を果
たす。特に、本体のボデーに対する距離をλ/2にする
と、アンテナビームは前方に強い指向性を示す。そこ
で、実際に使用する方向に電力が効率よく放射されるこ
とになる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
新しい携帯機の登録を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の車両側装置の全体構成を示すブロ
ック図である。
【図2】 実施形態の携帯機の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】 ID要求信号の構成を示す図である。
【図4】 応答信号の構成を示す図である。
【図5】 ID要求信号と、応答信号のタイミングを示
す図である。
【図6】 実施形態の動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】 登録時に送信する応答信号(携帯機信号)の
構成を示す図である。
【図8】 アンテナを内蔵したドアアウタハンドルの構
成を示す図である。
【図9】 発振器とアンテナ本体が別体の場合の構成を
示す図である。
【図10】 発振器とアンテナ本体が1つの基板上に配
置された場合の構成を示す図である。
【図11】 低周波の電波を利用する場合のアンテナの
構成を示す図である。
【符号の説明】
10 第1送信アンテナ、12 第1送信部、14 第
2送信アンテナ、16第2送信部、18 受信アンテ
ナ、20 受信部、22 ECU、24 入力部、26
カーテシスイッチ、28 メモリ、30 ドアロッ
ク、32 イモビライザ、34 ステアリングロック。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−81344(JP,A) 特開 平11−126192(JP,A) 実開 平1−153790(JP,U) 実開 平1−152862(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 25/10 E05B 49/00 E05B 65/20

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両側装置に、IDの返答を要求するI
    D要求信号であってコード化されたID要求信号を携帯
    機に対し送出するコード化ID要求信号送出手段と、前
    記携帯機から返答されたIDを受信し、登録された照合
    用IDと合致するか否かを判定する受信照合手段と、を
    設け、 前記携帯機に、コード化ID要求信号をデコードすると
    共に、これに応答して自己のIDを返答するID返答手
    段を設け、携帯機により車両側の機器を遠隔制御する車
    両用遠隔制御システムにおいて、 前記携帯機に、前記ID及び自己がデコードできるコー
    ド化ID要求信号を示す携帯機信号を送出する携帯機信
    号送出手段を設け、車両側装置に、前記携帯機信号に基
    づいてID及び携帯機がデコードできるコード化ID要
    求信号についてのデータを登録する携帯機信号登録手段
    を車両側装置に設けたことを特徴とする車両用遠隔制御
    システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のシステムにおいて、 前記携帯機信号登録手段は、前記携帯機が応答できるコ
    ード化ID要求信号がすでに登録済みのものと一致しな
    い場合に前記携帯機信号に登録を許可することを特徴と
    する車両用遠隔制御システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のシステムにお
    いて、 携帯機データ登録手段の動作中には、前記コード化ID
    要求信号の送出によるID要求を抑制することを特徴と
    する車両用遠隔制御システム。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1つに記載のシ
    ステムにおいて、 前記受信照合手段は、車載ドアロック手段または車両駆
    動動力動作許可手段を制御することを特徴とする車両用
    遠隔制御システム。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載のシステムにおいて、 複数の携帯機に対し、前記ID要求信号を送出する場合
    には、相異なる送出タイミングにおいてそれぞれのコー
    ド化ID要求信号を送出することを特徴とする車両用遠
    隔制御システム。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1つに記載のシ
    ステムにおいて、 ID要求信号に対する携帯機の返答に、携帯機がデコー
    ドできるコード化ID要求信号についてのデータを常に
    含ませておき、車両側装置におけるID照合の際には、
    このコード化ID要求信号についてのデータを照合対象
    としないことを特徴とする車両用遠隔制御システム。
  7. 【請求項7】 コード化したID要求信号を携帯機に対
    して送出すると共に、携帯機から返答されたIDを受信
    し、登録された照合用IDと合致するか否かを判定し、
    合致した場合に車載機器を制御する車両用遠隔制御シス
    テムにおける車両側装置において、 前記携帯機から送られてくる携帯機のID及びその携帯
    機がデコードできるID要求信号を示す携帯機信号を受
    信し、携帯機のID及びその携帯機がデコードできるI
    D要求信号についてのデータを登録する携帯機信号登録
    手段を有することを特徴とする車両側装置。
  8. 【請求項8】 車両側装置から送られてくるコード化さ
    れたID要求信号に応答して自己のIDを返答すること
    で車両側の機器を遠隔制御する車両用遠隔制御システム
    の携帯機において、 自己のID及び自己がデコードできるID要求信号を示
    す携帯機信号を送出する携帯機信号送出手段を有するこ
    とを特徴とする車両用遠隔制御システムの携帯機。
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