JP5629590B2 - 電子キー登録システム - Google Patents

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この発明は、電子キー登録システムに関する。
従来、車両と、同車両に登録される電子キーとの無線通信を通じて車両ドアの施解錠等を許可する電子キーシステムが知られている。電子キーには、自身に固有のIDコードが記憶されている。一方、車両には、電子キーのIDコードと同一のIDコードが記憶されている。電子キーは、車両からの要求に応じて自身のIDコードを含む無線信号を送信する。車両は、受信した無線信号に含まれるIDコードと、自身に記憶されるIDコードとの照合を行い、その照合が成立したとき車両ドアの施解錠等を許可する。
電子キーシステムにおいて、登録済みの電子キーとは別に新たな電子キーを車両に追加登録可能とされる構成が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。具体的には、車両に、追加登録される新たな電子キーのIDコードが記憶される。これにより、登録済みの電子キーと同様に、新たな電子キーを通じて車両ドアの施解錠が可能となる。
特開平9−256702号公報
ところで、特許文献1に記載のシステムにおいては、電子キーだけでは現在車両に登録されている電子キーの本数を判断することができない。すなわち、現在、手元にある電子キーが車両に登録される電子キーの全てであるか否かを判断することができない。このため、例えば、ユーザが知らない間に、手元にある電子キー以外の電子キーが不正に車両に登録されていたとしても、手元にある電子キーだけではそれを判断することができなかった。
この発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電子キーだけで車両に登録される電子キーが全て存在しているか否かを判断できる電子キー登録システムを提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について説明する。
請求項1に記載の発明は、制御対象に登録済みの電子キーは自身の固有情報を含む無線信号を送信し、前記制御対象は、受信した前記無線信号に含まれる固有情報と、自身に記憶される固有情報との照合が成立したとき、前記電子キーとは別の新たな電子キーを登録可能とする電子キー登録システムにおいて、前記新たな電子キーが前記制御対象に登録されるとき、前記新たな電子キー及び前記登録済みの電子キーは、互いに自身の識別情報を授受するとともに、受けた前記識別情報を記憶することをその要旨としている。
同構成によれば、新たな電子キーが制御対象に登録されるとき、新たな電子キー及び登録済みの電子キー間で互いに自身の識別情報が授受されて、それらは記憶される。これにより、例えば、ユーザが知らない間に、登録済みの電子キーを利用して新たな電子キーが制御対象に登録された場合であっても、登録済みの電子キーには新たな電子キーの識別情報が記憶されているため、ユーザは、手元にある登録済みの電子キー以外の電子キーが存在していることを判断できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電子キー登録システムにおいて、前記制御対象は、前記固有情報の照合が成立したとき、前記両電子キーに追記要求信号を無線送信し、前記新たな電子キー及び前記登録済みの電子キーは、前記追記要求信号を受信すると、前記両電子キー間での、直接、若しくは前記制御対象を介した無線通信を通じて互いに識別情報を授受するとともに、受けた前記識別情報を記憶することをその要旨としている。
同構成によれば、制御対象との間で無線通信可能な位置に新たな電子キー及び登録済みの電子キーを持ってくるだけで、追記要求信号を通じて容易に新たな電子キーの追加登録が可能となる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の電子キー登録システムにおいて、前記識別情報は前記固有情報であることをその要旨としている。
同構成によれば、識別情報として固有情報が利用される。このため、電子キーに固有情報とは別に識別情報を記憶させる必要がない。
本発明によれば、電子キー登録システムにおいて、電子キーだけで車両に登録される電子キーが全て存在しているか否かを判断することができる。
電子キーシステムの構成図。 第1のキーを利用した第3のキーの追加登録の説明図。 車載制御部並びに、第1のキー及び第3のキーの電子キー制御部の処理手順を示すフローチャート。
以下、本発明を電子キーシステムに具体化した一実施形態について図1〜図3を参照して説明する。
図1に示すように、電子キーシステム1は、車両2のユーザによって所持される電子キー10と、車両2に搭載される車載装置20とを備えている。電子キーシステム1においては、電子キー10と車載装置20との間で自動的に相互通信が行われ、その相互通信が車外にて成立したことを条件として車両ドアの施解錠が許可される。以下、電子キーシステム1の具体的な構成について説明する。
<電子キー>
図1に示すように、電子キー10は、電子キー制御部11と、UHF(Ultra High Frequency)送信部13と、LF(low frequency)受信部14と、UHF受信部15とを備える。
電子キー制御部11は、コンピュータユニットによって構成されるとともに、不揮発性のメモリ11aを備える。このメモリ11aには電子キー10に固有のIDコードが記憶されている。
LF受信部14は、その受信アンテナ14aを介して車載装置20から送信されるLF帯の応答要求信号を受信すると、同応答要求信号をパルス信号に復調し、それを電子キー制御部11へ出力する。電子キー制御部11は、応答要求信号である旨認識すると、メモリ11aに記憶されるIDコードを含む応答信号を生成し、それをUHF送信部13へ出力する。UHF送信部13は応答信号を変調し、それを自身の送信アンテナ13aを介してUHF帯の無線信号として送信する。
同様に、LF受信部14は、その受信アンテナ14aを介して車載装置20から送信されるLF帯の追記要求信号を受信すると、同追記要求信号をパルス信号に復調し、それを電子キー制御部11へ出力する。電子キー制御部11は、追記要求信号を認識すると、追記モードに移行した後、メモリ11aに記憶されるIDコードを含むIDコード信号を生成し、それをUHF送信部13へ出力する。UHF送信部13はIDコード信号を変調し、それを自身の送信アンテナ13aを介してUHF帯の無線信号として送信する。
UHF受信部15は、その受信アンテナ15aを介して他の電子キーからのIDコード信号を受信すると、同IDコード信号をパルス信号に復調し、それを電子キー制御部11へ出力する。電子キー制御部11は、IDコード信号を認識すると、そのIDコード信号に含まれるIDコードを自身のメモリ11aに記憶した後、その処理が完了した旨の完了
信号を生成し、それをUHF送信部13に出力する。UHF送信部13は、その送信アンテナ13aを介して完了信号を無線送信する。電子キー制御部11は、完了信号を送信した後に追記モードを解除する。
本実施形態においては、図1に示すように、電子キー10は、第1のキー10a及び第2のキー10bの2つ存在する。第1のキー10a及び第2のキー10bは同様に構成される。なお、第1のキー10aのメモリ11aにはIDコードID1が記憶されるとともに、第2のキー10bのメモリ11aにはIDコードID2が記憶されている。
また、電子キー10を使用して新たなキーを登録可能とされている。両キー10a,10bの何れを通じても新たな電子キーを車両に追加登録することができる。この追加登録方法については後述する。
<車載装置>
図1に示すように、車載装置20は、車載制御部21と、LF送信部22と、車載受信部24とを備える。また、車載制御部21には、ドアロック装置34と、ロックスイッチ32とが電気的に接続されている。
ドアロック装置34は車両ドアの施解錠を実行する。ロックスイッチ32はドアハンドルの車外側に設けられるとともに、操作されるとその旨を示す操作信号を車載制御部21に出力する。
車載制御部21は、コンピュータユニットによって構成されるとともに、不揮発性のメモリ21aを備える。このメモリ21aには、2つの電子キーのIDコードとそれぞれ同一のIDコードが記憶されている。LF送信部22は、車両2の車外側の各ドアハンドルに設けられる。また、車載受信部24は車内に設けられる。
車載制御部21は、一定周期毎に応答要求信号を生成し、それをLF送信部22に出力する。LF送信部22は、応答要求信号を変調して、それを送信アンテナ22aを介して車両周辺にLF帯の無線信号として送信する。電子キー10は、応答要求信号を受信すると、IDコードを含む応答信号を送信する。
車載受信部24は、その受信アンテナ24aを介して電子キー10から送信される応答信号を受信すると、この信号をパルス信号に復調し、これを車載制御部21へ出力する。
車載制御部21は、応答信号を認識すると、その応答信号に含まれるIDコードとメモリ21aに記憶されるIDコードとの照合を行う。車載制御部21は、IDコードの照合が成立したとき、施解錠許可状態となる。施解錠許可状態において、車載制御部21はロックスイッチ32が操作された旨認識すると、ドアロック装置34を介して車両ドアの施解錠状態を切り替える。
また、車載制御部21は、IDコードの照合が成立した状態において、ディーラ等の操作に基づき動作モードを、通常の動作モードから新たな電子キーを追加可能な登録モードに切り替える。車載制御部21は、登録モードにおいて、新たな電子キーから応答信号を受信すると、その応答信号に含まれるIDコードをメモリ21aに記憶する。車載制御部21は、IDコードをメモリ21aに記憶しただけでは、そのIDコードを有効状態としない。その後、車載制御部21は、追記要求信号をLF送信部22を介して無線送信する。この追記要求信号は、上記IDコードの照合成立に係る電子キー及び新たな電子キーの両方に送信される。この追記要求信号をトリガとして、上記両キー間でIDコード信号を通じて互いに自身のIDコードの授受が行われて、それが完了すると、完了信号が送信される。車載制御部21は、車載受信部24を介して完了信号を受信すると登録モードを解除するとともに、上記記憶された新たな電子キーのIDコードを有効状態とする。このように、IDコードが有効状態とされる。これにより、新たな電子キーにおけるIDコードの照合成立を通じた車両ドアの施解錠が許可される。
つぎに、新たな電子キーの追加登録方法について図2、及び図3のフローチャートを参照しつつ説明する。ここでは、第1のキー10aを利用して第3のキー10cが新たに車両2に追加登録される場合について説明する。この第3のキー10cは、両キー10a,10bと同様に構成されるとともに、そのメモリ11aにはIDコードID3が記憶されている。なお、このフローチャートは、一定周期毎に繰り返し実行される。
図3のフローチャートに示されるように、車載制御部21は一定周期毎に応答要求信号を送信する(S101)。第1のキー10a(正確にはその電子キー制御部11、以下同様)は、応答要求信号を受信すると、自身のIDコードID1を含む応答信号を送信する(S102)。車載制御部21は、応答信号に含まれるIDコードと、自身のメモリ21aに記憶されるIDコードとの照合が成立した状態において(S103)、ディーラ等の操作に基づき動作モードを通常の動作モードから登録モードに切り替える(S104)。
応答要求信号は一定周期毎に送信されるため、第3のキー10c(正確にはその電子キー制御部11、以下同様)は、登録モードにおいても応答要求信号に対して自身のIDコードID3を含む応答信号を送信する(S105)。車載制御部21は、登録モードにおいて、第3のキー10cから応答信号を受けると、その応答信号に含まれるIDコードID3を記憶する(S106)。これにより、図2の矢印51で示すように、第3のキー10cのIDコードID3が車両2のメモリ21aに記憶される。このときには、車載制御部21は、IDコードID3を有効状態としない。従って、この時点では、第3のキー10cの登録は完了していない。そして、図3のフローチャートに示されるように、車載制御部21は、追記要求信号を送信する(S107)。第1のキー10a及び第3のキー10cは、追記要求信号を受信すると、追記モードに移行する(S108,S109)。追記モードに移行すると、第1のキー10a及び第3のキー10cは、IDコード信号を送信しあう(S110,S111)。第1のキー10a及び第3のキー10cは、IDコード信号を受信すると、その信号に含まれるIDコードをメモリ11aに記憶する(S112,S113)。すなわち、図2の矢印52で示すように、第1のキー10aのメモリ11aには、第3のキー10cのIDコードID3が記憶される。また、図2の矢印53で示すように、第3のキー10cのメモリ11aには、第1のキー10aのIDコードID1が記憶される。第1のキー10a及び第3のキー10cは、それぞれIDコードの記憶が完了すると、その旨の完了信号を車両2に送信した後(S114,S115)、追記モードを解除して(S116,S117)、処理を終了する。車載制御部21は、両キー10a,10cから完了信号を受信すると、登録モードを解除するとともに(S118)、上記ステップS106にて記憶されたIDコード、例えばIDコードID3を有効状態する(S119)。これにより、第1のキー10a及び第2のキー10bと同様に、第3のキー10cを通じた車両ドアの施解錠が可能となる。これにて、フローチャートは終了される。
なお、ステップS110,S111の順番、ステップS112,S113の順番、ステップS114,S115の順番及びステップS116,S117の順番は、それぞれ逆であってもよい。
さらに、第4のキー10dが登録される場合も上記と同様である。すなわち、第1のキー10aを通じて第4のキー10dが登録されるときには、図2の矢印54で示すように第1のキー10aのメモリ11aには第4のキー10dのIDコードID4が記憶されて、図2の矢印55で示すように第4のキー10dのメモリ11aにはキー10aのIDコードID1が記憶される。この場合、第1のキー10aのメモリ11aには、IDコードID1,ID3,ID4が記憶されることになる。なお、第2のキー10b及び上記追加登録された第3のキー10cを利用して、第4のキー10dを追加登録することも可能である。
以上によれば、各キーのメモリ11aに記憶されるIDコードに基づき、手元に車両に登録された全ての電子キーがあるか否かを判断できる。本例では、第1のキー10a及び第2のキー10bは最初から車両に登録されている。このため、これらキー10a,10bについては、最初からユーザが認識しているとする。
具体的には、まず、電子キーに記憶される自身のIDコード以外のIDコードに着目する。第1のキー10aの場合には、IDコードID3,ID4に着目する。そして、それらIDコードID3,ID4を、自身のIDコードとして持つ電子キーが存在するかを探す。すなわち、第1のキー10a及び第2のキー10bに加えて、第3のキー10c及び第4のキー10dがあれば、追加登録された電子キーは全て存在すると判断できる。この判断は、手元にある電子キー全てについて行ってもよい。
また、例えば、ユーザが知らない間に、第3のキー10cが第1のキー10aを利用して車両2に登録されて、その第3のキー10cがユーザの手元にないとする。この場合、第1のキー10aのメモリ11aに記憶されるIDコードID3を、自身のIDコードとして持つ第3のキー10cが手元に存在しないと判断できる。従って、ユーザは、車両2のメモリ21aに記憶されるIDコードID3を消去する等の対策を講じることができる。
上記の判断は、例えば専用のツールを通じて行われる。このツールは、手元にある電子キーのメモリ11aからIDコードを読み出して、そのIDコードに基づき上記のような判断を行う。また、この専用のツールは、各キーからIDコードを読み出すだけでもよい。この場合、ユーザが自ら上記判断を行う。
以上、説明した実施形態によれば、以下の作用効果を奏することができる。
(1)第3のキー10cが車両2に登録されるとき、この第3のキー10cと車両2に登録済みの第1のキー10a間で互いに自身のIDコードID1,ID3が授受されて、受けたIDコードID1,ID3はそれぞれ第3のキー10c及び第1のキー10aに記憶される。このため、例えば、ユーザが知らない間に、第3のキー10cが第1のキー10aを利用して車両2に登録された場合であっても、第1のキー10aには第3のキー10cのIDコードID3が記憶される。これにより、IDコードID3に対応する第3のキー10cが手元にない状態で存在していることを判断できる。
(2)車両2との間で無線通信可能な位置(正確には、応答要求信号及び追記要求信号が受信可能な位置)に登録済みの第1のキー10aと、新たに追加登録する第3のキー10cとを持ってくるだけで、容易に第3のキー10cの追加登録が可能となる。具体的には、車載制御部21は、第1のキー10aとの間の無線通信を通じて登録モードに移行するとともに、第3のキー10c及び第1のキー10aに追記要求信号を送信する。追記要求信号に基づき第3のキー10c及び第1のキー10a間でIDコードが授受されて、受けたIDコードID1,ID3はそれぞれ第3のキー10c及び第1のキー10aに記憶される。
(3)通常、車載制御部21における電子キーの妥当性の判断に利用されるIDコードが、車両に登録された全ての電子キーが手元にあるか否かの判断に利用される。これにより、電子キーに、全ての電子キーが手元にあるか否かの判断に利用される新たな識別情報を記憶させる必要がない。
(4)電子キー間で直接にIDコード信号の授受が可能に構成されている。このため、より迅速に電子キーの車両2への登録を完了することができる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することができる。
・上記実施形態においては、追記モードに移行した後、例えば、両キー10a,10cは、直接にIDコード信号を送受信して、自身のIDコードID1,ID3を授受していた(S110,S111)。しかし、車両2を介してIDコードID1,ID3を授受してもよい。具体的には、両キー10a,10cは、IDコード信号を車載装置20に送信する。車載装置20は、受信したIDコード信号を両キー10a,10cに送信する。このとき、第1のキー10aからの信号と同じ内容の信号を第3のキー10cに送信し、第3のキー10cからの信号と同じ内容の信号を第1のキー10aに送信する。これにより、上記実施形態と同様に、両キー10a,10c間でIDコードID1,ID3を授受できる。本構成によれば、電子キーにおけるUHF受信部15を省略することができる。
・上記実施形態においては、電子キーは、IDコード信号を通じて、自身のIDコードを授受していた(S110,S111)。しかし、このとき、授受される情報は、電子キーに固有の識別情報であれば自身のIDコードと別であってもよい。この場合、各電子キーのメモリ11aには、IDコードとは別の識別情報が記憶される。この別の識別情報の情報量をIDコードより少なくすることで、より迅速な識別情報の授受が可能となる。
・上記実施形態において登録モードが解除されたとき(S118)、第3のキー10cの登録が完了した旨の表示を、インジゲータ等を通じて行ってもよい。この場合、ユーザは、第3のキー10cの登録の完了を視覚を通じて認識できる。また、音声を通じて、登録の完了をユーザに通知してもよい。
・上記実施形態において、車載制御部21は追記要求信号の送信後(S107)、図3の破線で示すように、両キー10a,10cから完了信号の受信がない旨判断したとき(S201でNO)、再度、追記要求信号を送信してもよい(S107)。これにより、何らかの理由により両キー10a,10cの何れかが最初の追記要求信号を受信できなかった場合であっても、2度目の追記要求信号を通じて電子キーの登録の完了が可能となる。また、車載制御部21は、両キー10a,10cから完了信号の受信がある旨判断したとき(S201でYES)、登録モードを解除する(S118)。
・上記実施形態においては、追加登録されたキー10c,10dを含む全ての電子キーを利用して新たに電子キーを追加登録可能であった。しかし、例えば、第1のキー10aを利用した場合にのみ追加登録を可能にしてもよい。この場合、車載制御部21は、IDコードID1の照合が成立したときにのみ、動作モードを登録モードに切り替え可能とする。
・上記実施形態においては、電子キー10を通じて車両2の施解錠状態を制御可能であった。しかし、制御対象はこれに限らず、例えば、住宅用のドアロック装置であってもよい。
次に、前記実施形態から把握できる技術的思想をその効果と共に記載する。
(イ)請求項2に記載の電子キー登録システムにおいて、前記新たな電子キー及び前記登録済みの電子キーは、互いに授受した識別情報を記憶した後、それが完了した旨の完了信号を前記制御対象に送信し、前記制御対象は、前記両電子キーからの完了信号を受信したとき、前記新たな電子キーを登録し、前記両完了信号を受信しないとき、再度、前記両電子キーに前記追記要求信号を送信する電子キー登録システム。
同構成によれば、制御対象において両電子キーからの完了信号が受信できないとき、再度、両電子キーに追記要求信号が送信される。これにより、何らかの理由により両電子キーの少なくとも何れか一方が最初の追記要求信号を受信できなった場合であっても、2度目の追記要求信号を通じて新たな電子キーの登録が可能となる。
(ロ)請求項1〜3及び上記(イ)項の何れか一項に記載の電子キー登録システムにおいて、前記制御対象は、前記無線信号に含まれる固有情報と、自身に登録される前記固有情報との照合が成立したとき、自身の制御を許可する電子キー登録システム。
1…電子キーシステム、2…車両、10(10a〜10d)…電子キー(第1〜第4のキー)、11…電子キー制御部、11a…メモリ、20…車載装置(制御対象)、21…車載制御部、21a…メモリ。

Claims (3)

  1. 制御対象に登録済みの電子キーは自身の固有情報を含む無線信号を送信し、前記制御対象は、受信した前記無線信号に含まれる固有情報と、自身に記憶される固有情報との照合が成立したとき、前記電子キーとは別の新たな電子キーを登録可能とする電子キー登録システムにおいて、
    前記新たな電子キーが前記制御対象に登録されるとき、前記新たな電子キー及び前記登録済みの電子キーは、互いに自身の識別情報を授受するとともに、受けた前記識別情報を記憶する電子キー登録システム。
  2. 請求項1に記載の電子キー登録システムにおいて、
    前記制御対象は、前記固有情報の照合が成立したとき、前記両電子キーに追記要求信号を無線送信し、
    前記新たな電子キー及び前記登録済みの電子キーは、前記追記要求信号を受信すると、前記両電子キー間での、直接、若しくは前記制御対象を介した無線通信を通じて互いに識別情報を授受するとともに、受けた前記識別情報を記憶する電子キー登録システム。
  3. 請求項1又は2に記載の電子キー登録システムにおいて、
    前記識別情報は前記固有情報である電子キー登録システム。
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