JP3528019B2 - ラジエータのファンシュラウド構造 - Google Patents

ラジエータのファンシュラウド構造

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JP3528019B2 JP30567995A JP30567995A JP3528019B2 JP 3528019 B2 JP3528019 B2 JP 3528019B2 JP 30567995 A JP30567995 A JP 30567995A JP 30567995 A JP30567995 A JP 30567995A JP 3528019 B2 JP3528019 B2 JP 3528019B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はラジエータのファ
ンシュラウド構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のエンジンルームの前端にはラジ
エータが設けられ、その後方にはエンジンが設置されて
いる。そして、ラジエータの後面にファンシュラウドが
取付けられている(参考技術として、実開昭59−10
5023号参照)。
【0003】ファンシュラウドにはファンを設けた開口
部が形成されている。ファンは車速風が期待できない車
両停止時等に空気を強制的にラジエータに導いて放熱性
能を維持するためと、ファンにより生じた気流を加熱体
であるエンジンに当てて冷却するためのものである。フ
ァンシュラウドのファン以外の部分には自然通気用の開
放部が形成されており、車両走行時にラジエータに導入
された車速風をこの開放部からエンジン側へ自然通過さ
せるためのものである。
【0004】そして、ラジエータとエンジンとの間に
は、エンジンの補機からラジエータの上部へ導かれるパ
イプ又はハーネスが配索されている。このパイプ又はハ
ーネスは、強制通気を邪魔しないように、自然通気用の
開放部の後方に設けられている。このパイプ又はハーネ
スは、前記エンジン自体が車体に対して揺動自在にソフ
トマウントされているため、このエンジンの揺動に追従
するため柔軟なゴム製の高圧ホース等により自由運動自
在な状態とされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、ファンシュラウドに開放部
が形成されているため、該開放部の周辺の強度が低い。
【0006】また、前述ように、ラジエータとエンジン
との間に配索されるパイプ等がエンジンと一緒に揺れ動
く状態になっており、且つこのパイプ等が自然通気用の
開放部に配索されているため、この開放部において前後
に揺れパイプ等とラジエータとが干渉するおそれがあ
る。従って、このような干渉を回避するための対策とし
て、ラジエータとパイプ等との前後距離を大きく設定し
ておく必要がある。つまり、パイプ等とラジエータと
が、エンジン揺動時において恒常的に干渉し、或いは車
両軽衝突時において衝撃的に干渉すると、ラジエータ及
びパイプ等の双方が損傷を受けるおそれがあるため、こ
のような恒常的又は衝撃的な干渉を回避するために、ラ
ジエータとパイプ等の間の距離を予め十分に確保してお
く必要がある。従って、その結果として、従来はラジエ
ータとエンジンとの距離がどうしても大きくなり、フロ
ントオーバハングの長い車体となってしまう。
【0007】この発明はこのような従来の技術に着目し
てなされたものであり、ファンシュラウドの開放部の強
度を向上させることができるラジエータのファンシュラ
ウド構造を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ファンシュラウドの開放部に、ラジエータのチューブに
略相応するサイズ以下の幅を有する複数本のグリル体が
設けられている。
【0009】この請求項1記載の発明によれば、開放部
の空気流れを妨げることなく、開放部の強度向上が図れ
る。
【0010】請求項2記載の発明は、ファンシュラウド
の開放部に、ラジエータのチューブに略相応するサイズ
以下の幅を有する複数本のグリル体がそれぞれチューブ
の通気下流側位置に設けられており、且つ該グリル体の
少なくとも後側部分が湾曲断面形状になっている。
【0011】この請求項2記載の発明によれば、ファン
シュラウドの開放部に複数本のグリル体が設けられてい
るため、パイプ又はハーネスが開放部において直接ラジ
エータと干渉することはない。従って、ラジエータとパ
イプ等との前後距離を短縮することができ、結果として
自動車のフロントオーバハングの短縮を図ることができ
る。また、グリル体が、ラジエータの冷却水流通路であ
るチューブに略相応するサイズ以下の幅を有し、それが
チューブの通気下流側位置に設けられているため、グリ
ル体が開放部における空気の流れを妨げない。更に、グ
リル体の後側部分が湾曲断面形状になっているため、こ
のグリル体とパイプ等が干渉しても、パイプ等が損傷を
受けることはない。加えて、従来開放状態であった開放
部に複数のグリル体が設けられるため、開放部の強度が
向上する。
【0012】請求項3記載の発明は、グリル体が円弧部
を後側へ向けた断面半円形状である。
【0013】この請求項3記載の発明によれば、グリル
体が円弧部を後側へ向けた断面半円形状のため、該グリ
ル体の前後方向での厚さが小さくなり、その分、ラジエ
ータとパイプ等との前後距離を更に短縮することができ
る。
【0014】請求項4記載の発明は、グリル体が断面縦
楕円形状である。
【0015】この請求項4記載の発明によれば、グリル
体が断面縦楕円形状で、前後方向での厚さが小さく、ラ
ジエータとパイプ等との前後距離の短縮化が図れると同
時に、グリル体の前側部分も湾曲断面形状となっている
ため、車両の軽衝突等により、グリル体とラジエータと
が干渉しても、ラジエータの損傷を防止することができ
る。
【0016】請求項5記載の発明は、グリル体が断面円
形状である。
【0017】この請求項5記載の発明によれば、グリル
体が断面円形状のため、前後方向での厚さは大きくなる
が、グリル体の前側部分も湾曲断面形状となるため、車
両の軽衝突等により、グリル体とラジエータとが干渉し
ても、ラジエータの損傷を防止することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施例を
図面に基づいて説明する。
【0019】図1〜図5はこの発明の第1の実施形態を
示す図である。1はエンジンで、自動車のエンジンルー
ム2の略中央に横置き状態で設置されている。エンジン
1は若干前傾状態となっており、このエンジン1の側方
には、該エンジン1の若干前方に位置する「補機」とし
てのパワステポンプ3、オルタネータ4、イグニッショ
ンポンプ5が設けられている。このパワステポンプ3、
オルタネータ4、イグニッションポンプ5はそれぞれベ
ルト6を介して、エンジン1のクランクプーリ7と連結
されており、エンジン1の動力により回転する。そし
て、このエンジン1は図示せぬゴム製のマウント部材を
介して車体にソフトマウントされており、前記各種補機
ごと前後左右に揺動可能である。
【0020】そして、エンジン1の前方にはラジエータ
8が角度θ分だけ後傾状態で設置されている。このラジ
エータ8は左右にタンク9を備えており、そのタンク9
間に放熱用のコア10が設けられている。このコア10
は、水平方向に延びる冷却水流路としてチューブ11
と、その間に設けられた波形の放熱フィン12とから成
っている。
【0021】このラジエータ8の後面にはファンシュラ
ウド13が取付けられている。このファンシュラウド1
3の右側には上下に取付片14が形成され、該取付片1
4が右側の右タンク9に取付けられていると共に、左側
にはX形のステー15が形成され、該ステー15の先端
が左タンク9に取付けられる。ファンシュラウド13の
右側部分には強制通気用の円形開口部16が形成されて
おり、該開口部16にはファン17(図2参照)が設け
られている。また、この開口部16の周縁には4分割さ
れた円筒ダクト部18も形成されている。ファンシュラ
ウド13の左側部分のステー15以外の領域は、自然通
気用の開放部19、20、21、22となっている。ス
テー15よりも上部に位置する最も広い面積の開放部1
9には、左側及び上部にフレーム23が設けられてい
る。
【0022】そして、ファンシュラウド13には、その
開放部19部分に水平方向に延びる複数のグリル体24
が一体形成されている。この各グリル体24はラジエー
タ8のチューブ11と同じ幅Wで、チューブ11の通気
下流側位置に各々設けられている。つまり、このラジエ
ータ8は若干後傾状態になっているものの、略垂直状態
で立っているため、前記グリル体24は各チューブ11
の後方に位置することとなる。
【0023】また、このグリル体24は円弧部を後側へ
向けた断面半円形状をしている。該グリル体24とラジ
エータ8の後面との間には予め決められた所定間隔L1
が確保されている。
【0024】そして、エンジン1に取付けられた前記補
機のパワステポンプ3からラジエータ8の上部にかけて
オイルを送るためのパイプ25が配索されている。この
パイプ25は柔軟でエンジン1と一緒に揺動する自由運
動自在な高圧ホースで出来ており、このパイプ25の内
部を流れるオイルは、ラジエータ8の上部から別のパイ
プを介して図示せぬ操舵用のステアリングギアに送られ
る。
【0025】このパイプ25は、パイプ25自体でもエ
ンジン1に伴う揺動を吸収するようにするため、ある程
度の長さを設ける必要性から、本実施形態ではパワステ
ポンプ3からいったん上方に立ち上げ、エンジン1を迂
回して後方のステアリングギアに配索されると共に、そ
の立上がり部はファン17による強制通気を阻害しない
ように、ファンシュラウド13の開放部19の後側に配
索されている。そして、このパイプ25は、前述のよう
に、エンジン1の下方のパワステポンプ3からラジエー
タ8の上部に延びるため、該パイプ25とラジエータ8
との距離は、図1に示す如く、上方の距離L2 の方が、
下方の距離L2 ′よりも小さい。従って、この実施形態
では、上方に位置する開放部19に前記のようなグリル
体24を設け、パイプ25の上部とラジエータ8との干
渉を回避するようにしたものである。
【0026】そして、この実施形態におけるパイプ25
の上部とラジエータ8との距離L2は、従来よりも短く
設定されている。すなわち、パイプ25の上部とラジエ
ータ8との間の開放部19にグリル体24が設けられて
おり、このグリル体24の存在により、パイプ25の上
部とラジエータ8とが直接的に干渉することがないため
に、従来のようにパイプ25とラジエータ8との距離L
2 を予め大きく確保しておく必要がなく、従来よりも短
くて良い。このように、ラジエータ8とパイプ25との
距離L2 を短縮しているため、結果としてラジエータ8
とエンジン1との距離L3 (図1参照)も短縮でき、車
体のフロントオーバハングを短くすることができる。
尚、グリル体24が断面半円形状をしており、円形或い
は角形に比べて、このグリル体24の前後方向での厚さ
D(図5参照)が小さいことも、前記ラジエータ8とエ
ンジン1との距離L3 の短縮に寄与している。
【0027】また、グリル体24とパイプ25の上部と
の間の間隔L4 (L2 −L1 )(図4参照)は、エンジ
ン1が停止してパイプ25が前後に揺動しない静的状態
で干渉しない程度に設定されている。従って、車両走行
時等においてエンジン1と共にパイプ25が前後に揺動
したり或いは軽衝突を起こした場合には、パイプ25が
グリル体24に干渉することとなるが、グリル体24が
円弧部を後側へ向けた断面半円形状をしているため、該
パイプ25とグリル体24とが干渉しても、パイプ25
が損傷を受けることはない。
【0028】そして、このグリル体24は幅Wがチュー
ブ11と同じで、且つ該チューブ11の後方の通気下流
側位置に設けられているため、グリル体24が開放部1
9の通気抵抗となることはなく、該開放部19を通過す
る空気の流れを妨げることはない。従って、開放部19
の本来の放熱効果が十分に得られる。
【0029】更に、単なる開放状態であった開放部19
に水平な複数のグリル体24を一体的に設けたため、該
開放部19の強度が高まる。特に、グリル体24の断面
形状を半円形にしたため、同じ断面積の他の形状より
も、上下方向における強度が強い。グリル体24の形成
により開放部19の強度が高まるため、該開放部19の
強度を担っているステー15の幅を細くでき、その分、
各開放部19、20、21、22の面積が拡大し、自然
通気による放熱効果を向上することができる。
【0030】加えて、ラジエータ8とエンジン1との間
に、柔軟で自由運動自在なパイプ25を配索し、このパ
イプ25により、エンジン1の揺動吸収を行うため、パ
ワステポンプ3等に動力伝達するためのベルト6にアイ
ドルプーリ等の揺動吸収機構(アジャスタ機構)を設け
る必要がなく、コスト的に有利であると共に、この点に
おいても、フロントオーバハング(車体全長)の短縮化
を図ることができる。また、ラジエータ8とエンジン1
との間で揺動吸収が完結するため、パイプ25等をエン
ジン1の上側へ通す必要がなく、エンジンルーム2を覆
うフードの高さを低くできると共に、エンジン1の後方
のダッシュ側のレイアウト自由度が高まり、エンジン1
の後方に配される機器の設置が容易になる。
【0031】図6はこの発明の第2の実施形態を示す図
である。この実施形態では、グリル体26を断面縦楕円
形状にした。この実施形態によれば、グリル体26の前
後方向での厚さDが先の実施形態同様に小さく、ラジエ
ータ8とパイプ等との前後距離L2 の短縮化が図れると
同時に、グリル体26の前側部分も湾曲断面形状となっ
ているため、車両の軽衝突等により、グリル体26とラ
ジエータ8とが干渉しても、ラジエータ8の損傷を防止
することができる。
【0032】図7はこの発明の第3の実施形態を示す図
である。この実施形態では、グリル体27を断面円形状
にした。この実施形態によれば、前後方向での厚さD′
が大きくなるものの、この断面円形状の場合も、先に第
2の実施形態同様に、グリル体27の前側部分が湾曲断
面形状となるため、車両の軽衝突等により、グリル体2
7とラジエータ8とが干渉しても、ラジエータ8の損傷
を防止することができる。
【0033】以上、この発明の種々の実施形態を説明し
たが、本発明はこれに限定されるものでなく、以下のよ
うな種々の変形も可能である。
【0034】グリル体24をチューブ11の通気下流側
位置に各々設ける例を示したが、グリル体24がチュー
ブ11に略相応するサイズ以下の幅Dのため、チューブ
11の通気下流側位置になくても、空気の流れをそれほ
ど妨げない。
【0035】パイプ25の幅Dをチューブ11と同じに
したが、この幅Dはチューブ11に略相応する幅、或い
はそれ以下の幅であればよく、空気の流れを実質的に阻
害しない程度であれば、チューブ11の幅寸法よりも若
干大きくても良い。
【0036】パイプ25として、パワステポンプ3のオ
イルを送る柔軟な高圧ホースを例にしたが、これ以外の
エアコンホース ウォータポンプホースにも適用可能で
ある。更に、パイプ25に限定されず、柔軟なハーネス
にも適用できる。
【0037】ラジエータ8として、左右にタンク9を備
えた構造のものを例にしたが、上下にタンクを備えたも
のであっても良い。
【0038】エンジン1として横置きタイプのものを例
にしたが、縦置きタイプであっても良い。
【0039】ファンシュラウド13の開放部19から露
呈しているラジエータ8の全チューブ11と同じ数のグ
リル体24、26、27を設けたが、チューブ11の全
てにグリル体24、26、27を設ける必要はなく、ラ
ジエータ8とパイプ25等との干渉を回避できれば、グ
リル体24、26、27の本数がチューブ11よりも少
なくても良い。
【0040】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、開放部の
空気流れを妨げることなく、開放部の強度向上が図れ
る。
【0041】請求項2記載の発明によれば、ファンシュ
ラウドの開放部に複数本のグリル体が設けられているた
め、パイプ又はハーネスが開放部において直接ラジエー
タと干渉することはない。従って、ラジエータとパイプ
等との前後距離を短縮することができ、結果として自動
車のフロントオーバハングの短縮を図ることができる。
また、グリル体が、ラジエータの冷却水流通路であるチ
ューブに略相応するサイズ以下の幅を有し、それがチュ
ーブの通気下流側位置に設けられているため、グリル体
が開放部における空気の流れを妨げない。更に、グリル
体の後側部分が湾曲断面形状になっているため、このグ
リル体とパイプ等が干渉しても、パイプ等が損傷を受け
ることはない。加えて、従来開放状態であった開放部に
複数のグリル体が設けられるため、開放部の強度が向上
する。
【0042】請求項3記載の発明によれば、グリル体が
円弧部を後側へ向けた断面半円形状のため、該グリル体
の前後方向での厚さが小さくなり、その分、ラジエータ
とパイプ等との前後距離を更に短縮することができる。
【0043】請求項4記載の発明によれば、グリル体が
断面縦楕円形状で、前後方向での厚さが小さく、ラジエ
ータとパイプ等との前後距離の短縮化が図れると同時
に、グリル体の前側部分も湾曲断面形状となっているた
め、車両の軽衝突等により、グリル体とラジエータとが
干渉しても、ラジエータの損傷を防止することができ
る。
【0044】請求項5記載の発明によれば、グリル体が
断面円形状のため、前後方向での厚さは大きくなるが、
グリル体の前側部分も湾曲断面形状となるため、車両の
軽衝突等により、グリル体とラジエータとが干渉して
も、ラジエータの損傷を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態を示すエンジンルー
ム内の側面図。
【図2】図1中矢示DA方向から見た後面図。
【図3】図1中矢示DB方向から見た後面図。
【図4】図2中矢示SA−SA線に沿う断面図。
【図5】図4中矢示DC部分の拡大図。
【図6】この発明の第2の実施形態を示す図4相当の拡
大図。
【図7】この発明の第3の実施形態を示す図4相当の拡
大図。
【符号の説明】
1 エンジン 2 エンジンルーム 8 ラジエータ 11 チューブ 13 ファンシュラウド 16 開口部 17 ファン 19 開放部 24、26、27 グリル体 25 パイプ W 幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01P 11/10 F04D 29/54

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンルームの前端に設置されたラジ
    エータと、該ラジエータの後面に、ファンを有する強制
    通気用の開口部と自然通気用の開放部とを形成したファ
    ンシュラウドが取付けられているラジエータのファンシ
    ュラウド構造において、 前記ファンシュラウドの開放部に、ラジエータのチュー
    ブに略相応するサイズ以下の幅を有する複数本のグリル
    体が設けられていることを特徴とするラジエータのファ
    ンシュラウド構造。
  2. 【請求項2】 エンジンルームの前端に設置されたラジ
    エータと、その後方に設置されたエンジンとの間に、柔
    軟で自由運動自在なパイプ又はハーネスが配索され、前
    記ラジエータの後面に、ファンを有する強制通気用の開
    口部と自然通気用の開放部とを形成したファンシュラウ
    ドが取付けられているラジエータのファンシュラウド構
    造において、 前記ファンシュラウドの開放部に、ラジエータのチュー
    ブに略相応するサイズ以下の幅を有する複数本のグリル
    体がそれぞれチューブの通気下流側位置に設けられてお
    り、且つ該グリル体の少なくとも後側部分が湾曲断面形
    状になっていることを特徴とするラジエータのファンシ
    ュラウド構造。
  3. 【請求項3】 グリル体が円弧部を後側へ向けた断面半
    円形状である請求項1又は2記載のラジエータのファン
    シュラウド構造。
  4. 【請求項4】 グリル体が断面縦楕円形状である請求項
    1又は2記載のラジエータのファンシュラウド構造。
  5. 【請求項5】 グリル体が断面円形状である請求項1又
    は2記載のラジエータのファンシュラウド構造。
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