JP3527992B2 - 自動取引装置群管理システム - Google Patents

自動取引装置群管理システム

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JP3527992B2 JP23154997A JP23154997A JP3527992B2 JP 3527992 B2 JP3527992 B2 JP 3527992B2 JP 23154997 A JP23154997 A JP 23154997A JP 23154997 A JP23154997 A JP 23154997A JP 3527992 B2 JP3527992 B2 JP 3527992B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銀行等の金融機関
に設置され、複数台の自動取引装置の群管理を行う自動
取引装置群管理方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動取引装置群管理システムとし
ては、特公平6−36229号公報や特願平6−152
374号公報等に記載のものが知られている。この種の
システムでは、自動取引装置の動作停止や係員による処
置を自動化するために、補充回収用の金庫を搭載し、複
数の自動取引装置の間を走行して任意の自動取引装置に
紙幣の補充をしたり、別の任意の自動取引装置から紙幣
を回収する機能を持つ媒体補充回収機を備えたシステム
が開発されている。そして、このシステムでは、週末等
の支払業務が増えた時の為に回収/補充の開始枚数をス
ケジューラにより変えることで自動取引装置に紙幣を多
量に保持させるようにしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動取引装置群
管理システムでは、例えば、休み明けの月曜日等の平日
には平日の取引量に合わせた補充/回収枚数にスケジュ
ーラで変えるようになっているため、月曜日等には自動
取引装置に入っている紙幣の有高が回収開始枚数以上残
っていた場合、予め設定された順に各自動取引装置から
媒体補充回収機側への回収動作を行う。
【0004】しかしながら、従来の自動取引装置群管理
システムでは、自動取引装置内の媒体の残量が多いと、
媒体補充回収機内のカセットがすぐにFULLになって
交換指示を出し、行員によるカセット交換が行われるま
で、媒体の補充/回収処理を中断するため、全ての自動
取引装置に対して媒体の補充/回収処理を施すことがで
きない場合がある。かかる場合、補充/回収処理を施し
ていない自動取引装置の内で、媒体の残量がFULLの
ものが存在するときには、その自動取引装置の稼働を停
止したり、入金取引を停止したりしなければならない。
このため、自動取引装置の稼働効率が悪くなり、営業店
および顧客に迷惑をかける問題がある。また、週末等の
休日の前には、自動取引装置内に多めに媒体を補充する
必要があるが、補充開始枚数が自動取引装置の有高を越
えて設定しないと補充動作しないため、行員等の係員が
強制的に補充したり、カセット内紙幣除去を行わなけれ
ばならず、係員に負担がかかる問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため本発明は、媒体
補充回収機が複数の自動取引装置に沿って移動し、所望
の自動取引装置と接続して、自動取引装置との間で取引
媒体の補充・回収を行う自動取引装置群管理システムに
おいて、時計による現在日時を認識する日時認識手段
と、所望の日時に更新させる補充開始枚数を予め記憶し
ておく記憶手段と、前記日時認識手段で認識した日時が
前記記憶手段に記憶されている日時に一致するか否かを
比較して判断する日時比較判断手段と、前記日時比較判
断手段で一致していると判断された場合に、そのときの
日時に対応する補充開始枚数に更新させる更新手段と、
各自動取引装置の有高をそれぞれ認識する有高認識手段
と、前記更新手段により補充開始枚数が更新されたと
き、更新前の補充開始枚数と更新後の補充開始枚数を比
較して増加か減少かを判断し、増加の場合は強制補充情
報を前記記憶部に記憶させる増減判断手段と、前記更新
手段で更新された補充開始枚数と前記有高認識手段で認
識した有高とをそれぞれ比較し、補充開始枚数の方より
も有高が大きいと判断した場合には補充を行わず、小さ
いと判断した場合には補充を行うものと判断すると共
に、前記記憶部に強制補充情報が記憶されている場合
は、前記更新された補充開始枚数より有高が大きくても
補充を行うものと判断する有高比較判断手段とを備えた
ことを特徴とするまた、本発明は、媒体補充回収機が
複数の自動取引装置に沿って移動し、所望の自動取引装
置と接続して、自動取引装置との間で取引媒体の補充・
回収を行う自動取引装置群管理システムにおいて、時計
による現在日時を認識する日時認識手段と、所望の日時
に更新させる補充開始枚数と回収開始枚数を予め記憶し
ておく記憶手段と、前記日時認識手段で認識した日時が
前記記憶手段に記憶されている日時に一致するか否かを
比較して判断する日時比較判断手段と、前記日時比較判
断手段で一致していると判断された場合に、そのときの
日時に対応する補充開始枚数と回収開始枚数に更新させ
る更新手段と、各自動取引装置の有高をそれぞれ認識す
る有高認識手段と、前記更新手段により補充開始枚数と
回収開始枚数が更新されたとき、更新前の補充開始枚数
と更新後の補充開始枚数を比較して増加か減少かを判断
し、増加の場合は強制補充情報を前記記憶部に記憶させ
る増減判 断手段と、前記更新手段で更新された補充開始
枚数と前記有高認識手段で認識した有高とをそれぞれ比
較し、補充開始枚数の方よりも有高が大きいと判断した
場合には補充を行わず、小さいと判断した場合には補充
を行うものと判断すると共に、前記記憶部に強制補充情
報が記憶されている場合は、前記更新された補充開始枚
数より有高が大きくても補充を行うものと判断する有高
比較判断手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】前記増減判断手段は、前記更新手段により
回収開始枚数が更新されたとき、更新前のその開始枚数
と更新後のその開始枚数を比較して増加か減少かを判断
し、減少の場合は優先補充情報を前記記憶部に記憶さ
せ、前記有高比較判断手段は、前記更新手段で更新され
た回収開始枚数と前記有高認識手段で認識した有高とを
比較し、回収開始枚数より有高が大きいとき、前記記憶
部に補充優先情報が記憶されている場合は、回収を行わ
ないものと判断することを特徴とするまた、前記増減
判断手段は、前記更新手段により回収開始枚数が更新さ
れたとき、更新前のその開始枚数と更新後のその開始枚
数を比較して増加か減少かを判断し、増加の場合には回
収停止情報を前記記憶部に記憶させ、前記有高比較判断
手段は、前記更新手段で更新された回収開始枚数と前記
有高認識手段で認識した有高とを比較し、回収開始枚数
より有高が小さいとき、前記記憶部に回収停止情報が記
憶されている場合は、前記回収開始枚数を超える値まで
補充するものと判断することを特徴とする
【0007】前記増減判断手段は、前記更新手段により
回収開始枚数が更新されたとき、更新前のその開始枚数
と更新後のその開始枚数を比較して増加か減少かを判断
し、減少の場合には回収遅延情報を前記記憶部に記憶さ
せ、 前記有高比較判断手段は、前記更新手段で更新され
た回収開始枚数と前記有高認識手段で認識した有高とを
比較し、回収開始枚数より有高が大きいとき、前記記憶
部に回収遅延情報が記憶されている場合は、回収を遅延
して補充を要する自動取引装置に対する処理を先に行
い、その後回収を行うものと判断することを特徴とす
さらに、前記記憶部に各自動取引装置の優先順位を
記憶させ、前記更新手段により補充開始枚数と回収開始
枚数が更新されたとき、前記優先順位に基づいて各自動
取引装置毎の有高の目標値を算出する算出手段を設け、
該各自動取引装置の有高が前記算出手段により算出され
た目標値となるように補充又は回収を行うことことを特
徴とする
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
の実施の形態を説明する。第1の実施の形態図1は、外
観斜視図である。なお、以下の説明では、自動取引装置
をATMと呼ぶ。図に示すように、ATM1(1) 〜1
(4) が並べて金融機関等の店舗に設置してある。これら
ATM1(1) 〜1(4) の後ろ側には、媒体補充回収機2
がレール5,6を移動可能に設けてある。媒体補充回収
機2には媒体挿入出口がATM1側に設けてあり、各A
TM1の後部に設けられる媒体挿入出口と接続して媒体
のやりとりができるようになっている。また、集中制御
3が、操作部8、表示部9、プリンタ10を接続して
係員用のデスク上に設置されている。
【0009】図2はシステムの制御ブロック図、図3
は、補充/回収処理を実行するデータ列の概念図であ
る。図2において、ATM1(1) ,1(2) ,1(3) ,1
(4) ,…には、装置内の各部および全体を制御するAT
M制御部1−a、各種駆動部を駆動するドライバ回路1
−b、装置内の状態を検出するためにセンサ出力を読み
取るセンサ回路1−cなどが設けられている。また、A
TM制御部1−aは、図示せぬCPU、メモリ、インタ
フェース回路等で構成されている。
【0010】媒体補充回収機2には、機内の各部および
全体を制御する媒体補充回収機制御部2−a、各種駆動
部を駆動するドライバ回路2−b、機内の状態を検出す
るためにセンサ出力を読み取るセンサ回路2−cなどが
設けられている。また、媒体補充回収機制御部2−a
は、図示せぬCPU、メモリ、インタフェース回路等で
構成されている。
【0011】集中制御部3には、操作部8、表示部9、
プリンタ10が接続されている。集中制御部3は、操作
部8を操作してあるいは集中制御部3が自動的に、任意
の媒体補充回収機2を任意のATM1に位置決めし、A
TM1および媒体補充回収機2間での紙幣の補充や回収
を行い、また、これら動作の結果や媒体補充回収機2が
収納している有高を計数させた結果を表示部9に表示
し、プリンタ10に出力できるようになっている。集中
制御部3の内部には、MEM3a、CPU3b、インタ
ーフェース回路3c、時計部3dが設けてある。
【0012】前記MEM3aにはATM1および媒体補
充回収機2の媒体残量値、補充動作を開始させる補充開
始枚数及び補充動作を終了させる補充終了値がデータと
して記憶してあり、補充回収枚数及び補充終了値がデー
タとして記憶してある。補充開始枚数および補充終了値
としては、それぞれ、例えば一取引で出金できる出金最
高枚数値、装置立ち上げ時にATM1に補充される補充
規定量値が設定されている。そして、本発明では、図3
に示すように、各ATM1情報として、優先順位コード
部、回収遅延情報、補充優先情報、強制補充情報が、各
ATM1情報として記憶してある。また、現時点で設定
されている現補充開始枚数、現回収開始枚数は、後述す
るように、スケジュールポインタに基づいて、補充開始
枚数、回収開始枚数が切り替えられるごとに書き換えら
れる。なお、ここでは、X月Y日15:00(金曜日)
をスケジュールポインタaaaとし、このとき、補充回
収枚数を500枚、回収開始枚数を1000枚を想定す
る。また、X月Z日9:00(月曜日)をスケジュール
ポインタbbbとし、このとき、補充回収枚数を300
枚、回収開始枚数を600枚を想定する。したがって、
補充/回収開始枚数が、ウイークデーとウイークエンド
に区分けされていることになる。
【0013】一方、前記CPU3bは制御プログラムに
よって、ATM1および媒体補充回収機2の制御メモリ
やMEM3aの内容の更新などを行うとともに、後述す
るように、本発明では予め設定したスケジュールに基づ
いて補充/回収開始枚数を変化させる等の処理を行う。
すなわち、本実施の形態では、CPU3bが、時計部3
dにより現在日時を認識し、MEM3aに記憶してある
スケジュールポインタと比較して、一致した場合には補
充/回収開始枚数を更新するとともに、ATM内の媒体
の有高を認識し、更新された開始枚数と有高を比較し、
有高が開始枚数より多いか少ないかを判断し、開始枚数
より多い場合であっても補充終了値まで補充するように
したものである。
【0014】また、スケジューラで指定された日時が一
致した場合に、補充/回収開始枚数を更新すると同時
に、開始枚数が増加したと判断した場合にATM情報の
強制補充情報をセットするようにしたことで、補充/回
収開始枚数を大きい値になっても、ATMの有高によっ
ては、補充を開始しない値であっても、強制補充情報を
判断して補充動作を行うようにしたものである。
【0015】以下に、上記処理を具体的に説明する。な
お、集中制御部3は、ATM1(1)〜(4) の順に、補充
/回収処理を行うものとし、以下では、ATM1(1) に
対する処理を想定するが、他の場合も同様であるので説
明を省略する。また、現補充開始枚数を300枚、現回
収開始枚数を600枚として説明する。集中制御部3
は、まず、ATM1(1) の紙幣の有高を認識してMEM
3aに記憶している補充開始枚数と比較する。その補充
開始枚数より少ない場合は、例えば、該ATM1に回収
開始枚数との中間値(例えば、回収開始枚数=600、
補充開始枚数=300の場合、「中間値=〔(600−
300)/2〕+300=450となる」)を目標にし
媒体補充回収機2を接続して補充動作を行う。また、集
中制御部3が、ATM1の有高がMEM3aに記憶して
いる回収開始枚数を越えていた場合は、逆に該ATM1
から媒体補充回収機2を接続して回収動作を有高が中間
値450になるように実施する。
【0016】さらに、集中制御装置3は、時計部4から
現在日時を読み出し、スケジュールポインタで示される
日時と一致した場合は、MEM3aに記憶している補充
及び回収枚数を更新し、ポインタを次のアドレスに更新
する。ここで、MEM3aのaaaアドレスに記憶され
ているスケジュールと日時が一致した場合、集中制御部
3は、MEM3aに記憶し保持している補充開始枚数を
500枚に回収開始枚数を1000枚に更新する。な
お、ATM1(2) 〜1(4) も上述の処理と同様に処理を
行う。
【0017】そして、集中制御部3は、X月Y日15:
00以降は、補充開始枚数を500枚、回収開始枚数を
1000枚とし、ATM1(1) の有高と比較する値とす
ると同時に、補充開始枚数が大きくなったか否かを判断
し、MEM3aのATM1(1) 〜(4) 情報に強制補充情
報として”1”を接続されているATM分セットする。
【0018】ところで、集中制御部3は、ATM1(1)
から有高を読み、その値が例えば480枚であれば補充
開始枚数500と比較すると少ないと判断する。少ない
と判断すると、補充を行う、補充終了後、ATM1情報
の強制補充情報を’0’にリセットする。次いで、集中
制御部3は、ATM1(2) の有高を読み、その値が例え
ば530枚のときに補充開始枚数500と比較すると多
いと判断するため、補充は不要であると判断する。この
判断に次いで、集中制御部3は、ATM1(2)情報の強
制補充情報をみる。すると、MEM3aの強制補充情報
が”1”にセットされているので補充必要と判断し、媒
体補充回収機2を接続し、中間値750枚を目標に補充
動作を実施する。補充終了でATM2情報の強制補充情
報を”0”にリセットする。以下同様に、ATM1(3)
,1(4) について処理を実施していく。
【0019】これにより、補充/回収枚数が大きい値に
変わった時であっても、補充開始枚数より多い有高のA
TMにも補充することが可能となる。このため、週末等
の休日の前にも、行員等の係員が強制的に補充したり、
カセット内紙幣除去を行わなくても、自動取引装置内に
多めに媒体を補充することができるようになる。このた
め、係員にかかる負担を軽減することができる効果が得
られる。
【0020】上記第1の実施の形態によると、強制補充
情報をスケジューラによる開始枚数更新時にセットする
ようにしたことにより、ATMの有高に左右されずに希
望する値までの補充を全てのATMに実施することがで
き、媒体補充回収機の紙幣を早く少なくすることで、紙
幣の追加が容易になり、長い連休の為の紙幣を早く群管
理システムに確保するという効果が得られる。また、紙
幣の回収を速やかに行うことができるため、自動取引装
置がダウンすることが少なくなるため、自動取引装置の
稼働効率が良くなり、営業店および顧客に迷惑をかける
ようなこともなくなる効果が得られる。
【0021】第2の実施の形態 なお、以下では、上記第1の実施の形態と相違する点を
主に説明するものとする。図1〜図3に基づいて説明し
た構成は、同様であるので説明を省略する。集中制御部
3が、時計部4から現在日時を読み出しスケジュールポ
インタで示される日時と一致した場合、MEM3aに記
憶している補充/回収開始枚数をスケジュールポインタ
で示される開始枚数に更新する。この時に開始枚数が現
在迄の値に対して増加しているか減少しているか判断し
減少していると判断した場合にATM情報の補充優先
に”1”を全てのATM分にセットする。
【0022】例えば、スケジュールポインタがbbbを
示していた時、日時が一致した場合、集中制御部3は、
MEM3aに記憶している補充/回収開始枚数を30
0、600に更新するとともに、現在値であった50
0、1000と比較し減少していることを判断し、接続
されているATM分だけATM情報の補充優先情報を”
1”にセットする。通常この場合は前日までの連休で、
媒体補充回収機2には紙幣が残っていない状態になって
いる。この為9:00以降に紙幣を媒体補充回収機2に
補充する必要がある。
【0023】集中制御部3は、媒体補充回収機2に紙幣
が有ることを確認して補充可としているが、無い場合は
紙幣の装填迄待つようになっている。集中制御部3は、
ATM1(1) の有高を読み、その値が例えば200枚で
あれば補充開始枚数300より少ないことで、補充要と
判断し、媒体補充回収機2に紙幣が有れば補充動作を行
い、補充終了で補充優先情報を”0”にリセットする。
紙幣が無ければ動作せず、ATM1(2)の有高を読みに
行く。その値が例えば700枚であれば、回収開始枚数
600より多いことで回収要と判断するがATM情報の
補充優先情報が”1”になっていることにより、回収動
作より補充動作が優先状態になっているので回収要を不
要と判断し回収動作を行わず次のATM1(3)の有高を
読みに行く。以下同様にATM1(3) 〜1(4) 迄で行
う。
【0024】スケジューラで指定された日時が一致した
場合に、補充/回収開始枚数を更新すると同時に開始枚
数が減少したと判断したときに、ATM情報の補充優先
情報をセットするようにした。これにより、回収開始枚
数が少なくなったことで、ATMの有高によっては、回
収動作要となる値であっても、補充優先情報を判断して
回収動作を行わないようにして補充動作で優先させるこ
とができる。
【0025】上記第2の実施の形態によると、補充優先
情報をスケジューラによる開始枚数更新時にセットする
ようにしたことにより、ATMの有高に左右されず、支
払不可状態になっているATM、不可状態になりそうな
ATM等を優先して補充することで、取引不可のATM
を早く復旧させるという効果が得られる。 第3の実施の形態 なお、以下では、上記第1の実施の形態と相違する点を
主に説明するものとする。図1〜図3に基づいて説明し
た構成は、同様であるので説明を省略する。
【0026】まず、上記第1の実施の形態と同様に、補
充/回収開始枚数が増加したと判断した場合、集中制御
部3は、開始枚数を更新すると同時にATM情報の回収
停止情報に”1”をセットする。例えば、集中制御部3
は、MEM3aに記憶している補充/回収枚数を50
0、1000に更新すると共に現在値300、600と
比較し増加していることを判断し、接続されているAT
M分だけATM情報の回収停止情報を”1”にセットす
る。集中制御部3は、ATM10有高を読み、その値が
例えば480枚であれば補充回収値500と比較して少
ないと判断し補充を開始する。ここで、この時の補充動
作は、回収開始値1000枚を越える値、例えば、11
00枚迄補充するようにする。
【0027】また同様に、全ATMを1100枚迄補充
を実施する。再度、集中制御部3は、ATM1の有高を
読み、1100枚であれば、回収開始値より多いと判断
し、回収要とするが、ATM情報の回収停止情報がセッ
トされ、回収停止状態と判断し回収不要とする。回収停
止情報は、その後、該ATMの取引を実施することによ
り補充開始枚数より有高が少なくなり補充動作を実施し
た時に”0”にリセットするようにしておく。
【0028】したがって、スケジューラで指定された日
時が一致した場合に、補充/回収開始枚数を更新すると
同時に、開始枚数が増加したと判断した場合にATM情
報の回収停止情報をセットするようにしたことで、回収
開始枚数より多く補充動作を行い、回収動作を停止させ
ることができるようになる。上記第3の実施の形態によ
ると、回収停止情報をスケジューラによる開始枚数更新
時にセットするようにしたことにより、回収開始枚数よ
り多めに補充することが可能となり、群管理システム全
体での紙幣を多く確保し、紙幣切れ等の少なくするとい
う効果が得られる。
【0029】第4の実施の形態 なお、以下では、上記第1の実施の形態と相違する点を
主に説明するものとする。図1〜図3に基づいて説明し
た構成は、同様であるので説明を省略する。まず、上記
第2の実施の形態と同様に、補充/回収開始枚数が減少
したと判断した場合、集中制御部3は、開始枚数を更新
すると同時にATM情報の回収遅延情報に”1”をセッ
トする。
【0030】例えば、スケジュールポインタがbbbを
示していた時、日時が一致した場合、集中制御装置3
は、MEM3aに記憶している回収/開始枚数を30
0、600に更新すると共に、現在値500、1000
と比較し、減少していることを判断し接続されているA
TM分だけATM情報の回収遅延情報を”1”にリセッ
トする。集中制御部3は、ATM1(1)の有高を読み、
その値が例えば、200枚であれば、補充開始値300
と比較して少ないと判断し補充を開始する。補充終了す
ると、ATM1(1)の情報の回収遅延情報を”0”にリ
セットする。次に、ATM1(2)の有高を読み、その値
が例えば、700枚であれば、回収開始値600と比較
して多いと判断し回収要とするが、ATM情報の回収遅
延情報がセットされて回収は遅らせる状態と判断し、回
収不要とする。
【0031】次に、ATM1(3)、ATM1(4)も同様に
処理していき、そしてATM1(4)の処理を終了した時
点で、回収遅延情報がセットされているATM番号を見
つけ、回収動作を開始していく。以上のように、補充動
作要のATMの補充が終了した時点で回収要のATMか
ら回収動作を実施するようにした。したがって、スケジ
ューラで指定された日時が一致した場合に、補充/回収
開始枚数を更新すると同時に開始枚数が減少したと判断
した場合にATM情報の回収遅延情報をセットするよう
にしたことで、補充動作を優先させた後、すみやかに回
収動作を開始させることができる。
【0032】上記第4の実施の形態によると、回収遅延
情報をスケジューラによる開始枚数更新時にセットする
ようにしたことにより、補充動作を優先して行った後、
すぐ回収動作に入るようにし、ATMの有高を同じ程度
にそろえることができ、回収紙幣を再利用できるという
効果が得られる。 第5の実施の形態 なお、以下では、上記第1の実施の形態と相違する点を
主に説明するものとする。図1〜図3に基づいて説明し
た構成は、同様であるので説明を省略する。
【0033】スケジューラで開始枚数が変更した場合
に、ATMの有高を中間値になるように補充または回収
動作を行いそろえていくようになっている。ATMによ
っては、コーナーの入口に近い遠いにより取り引きが多
い装置がある為、開始枚数が変更になった場合、回収開
始枚数と補充開始枚数の間で多めに有高を設定できるよ
うに、優先順位コードを設定しておく。例えば、ATM
1が1番を示すコード1、ATM2は2番を示すコード
2のように設定しておく。
【0034】集中制御部3が開始枚数の変更をスケジュ
ーラで検知した場合、優先順位コードが何番まで区別さ
れているか見る。その値が例えば8番迄区別されていて
開始枚数が500、1000に変更になった場合は、そ
れぞれの順位毎の増加分を算出する。例えば、次のよう
に算出する。 増加分=(1000−500)÷2÷8≒30 各ATM毎の補充目標枚数を計算する。
【0035】ATM8=750ATM7=780=75
0+30 ATM6=810=750+30×2 ATM5=840=750+30×3 ATM4=870=750+30×4 ATM3=900=750+30×5 ATM2=930=750+30×6 ATM1=960=750+30×7 以上の目標枚数になるように補充をそれぞれおこなって
いく。
【0036】したがって、スケジューラで指定された日
時が一致した場合に補充/回収開始枚数を更新すると同
時に、各ATM情報の優先順位コード部を読み出し、そ
の順位別に目標枚数を算出して補充又は回収動作を行え
るようになる。上記第5の実施の形態によると、開始枚
数更新時に優先順位コードにより目標枚数を個別に算出
し、ATMの有高を取引量の多い順に多めにセットする
ようにしたことで、取引量の多いATMの紙幣切れを少
なくするという効果が得られる。
【0037】なお、上記各実施の形態における各制御
は、集中制御部3のMEM3aに格納しておくプログラ
ムと、これに基づきCPU3bが順次実行するようにし
て提供する。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明の自動取引装
置群管理システムによると、強制補充情報をスケジュー
ラによる開始枚数更新時にセットするようにしたことに
より、ATMの有高に左右されずに希望する値までの補
充を全てのATMに実施することができ、媒体補充回収
機の紙幣を早く少なくすることで、紙幣の追加が容易に
なり、長い連休の為の紙幣を早く群管理システムに確保
するという効果が得られる。また、紙幣の回収を速やか
に行うことができるため、自動取引装置がダウンするこ
とが少なくなるため、自動取引装置の稼働効率が良くな
り、営業店および顧客に迷惑をかけるようなこともなく
なる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態を示す外観斜視図
【図2】システムの制御ブロック図
【図3】補充/回収処理を実行するデータ列の概念図
【符号の説明】
1 自動取引装置(ATM) 2 媒体補充回収機 3 集中制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07D 9/00 G06F 17/60

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体補充回収機が複数の自動取引装置に
    沿って移動し、所望の自動取引装置と接続して、自動取
    引装置との間で取引媒体の補充・回収を行う自動取引装
    置群管理システムにおいて、 時計による現在日時を認識する日時認識手段と、 所望の日時に更新させる補充開始枚数を予め記憶してお
    く記憶手段と、 前記日時認識手段で認識した日時が前記記憶手段に記憶
    されている日時に一致するか否かを比較して判断する日
    時比較判断手段と、 前記日時比較判断手段で一致していると判断された場合
    に、そのときの日時に対応する補充開始枚数に更新させ
    る更新手段と、 各自動取引装置の有高をそれぞれ認識する有高認識手段
    と、前記更新手段により補充開始枚数が更新されたとき、更
    新前の補充開始枚数と更新後の補充開始枚数を比較して
    増加か減少かを判断し、増加の場合は強制補充情報を前
    記記憶部に記憶させる増減判断手段と、 前記更新手段で更新された補充開始枚数と前記有高認識
    手段で認識した有高とをそれぞれ比較し、補充開始枚数
    の方よりも有高が大きいと判断した場合には補充を行わ
    ず、小さいと判断した場合には補充を行うものと判断す
    と共に、前記記憶部に強制補充情報が記憶されている
    場合は、前記更新された補充開始枚数より有高が大きく
    ても補充を行うものと判断する有高比較判断手段とを
    えたことを特徴とする自動取引装置群管理システム。
  2. 【請求項2】 媒体補充回収機が複数の自動取引装置に
    沿って移動し、所望の自動取引装置と接続して、自動取
    引装置との間で取引媒体の補充・回収を行う自動取引装
    置群管理システムにおいて、 時計による現在日時を認識する日時認識手段と、 所望の日時に更新させる補充開始枚数と回収開始枚数を
    予め記憶しておく記憶手段と、 前記日時認識手段で認識した日時が前記記憶手段に記憶
    されている日時に一致するか否かを比較して判断する日
    時比較判断手段と、 前記日時比較判断手段で一致していると判断された場合
    に、そのときの日時に 対応する補充開始枚数と回収開始
    枚数に更新させる更新手段と、 各自動取引装置の有高をそれぞれ認識する有高認識手段
    と、 前記更新手段により補充開始枚数と回収開始枚数が更新
    されたとき、更新前の補充開始枚数と更新後の補充開始
    枚数を比較して増加か減少かを判断し、増加の場合は強
    制補充情報を前記記憶部に記憶させる増減判断手段と、 前記更新手段で更新された補充開始枚数と前記有高認識
    手段で認識した有高とをそれぞれ比較し、補充開始枚数
    の方よりも有高が大きいと判断した場合には補充を行わ
    ず、小さいと判断した場合には補充を行うものと判断す
    ると共に、前記記憶部に強制補充情報が記憶されている
    場合は、前記更新された補充開始枚数より有高が大きく
    ても補充を行うものと判断する有高比較判断手段とを備
    えた ことを特徴とする自動取引装置群管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項において、前記増減判断手段は、前記更新手段により回収開始枚数
    が更新されたとき、更新前のその開始枚数と更新後のそ
    の開始枚数を比較して増加か減少かを判断し、減少の場
    合は優先補充情報を前記記憶部に記憶させ、 前記有高比較判断手段は、前記更新手段で更新された回
    収開始枚数と前記有高認識手段で認識した有高とを比較
    し、回収開始枚数より有高が大きいとき、前記記憶部に
    補充優先情報が記憶されている場合は、回収を行わない
    ものと判断する ことを特徴とする自動取引装置群管理シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 請求項において、前記増減判断手段は、前記更新手段により回収開始枚数
    が更新されたとき、更新前のその開始枚数と更新後のそ
    の開始枚数を比較して増加か減少かを判断し、増加の場
    合には回収停止情報を前記記憶部に記憶させ、 前記有高比較判断手段は、前記更新手段で更新された回
    収開始枚数と前記有高認識手段で認識した有高とを比較
    し、回収開始枚数より有高が小さいとき、前記記憶部に
    回収停止情報が記憶されている場合は、前記回収開始枚
    数を超える値まで補充するものと判断する ことを特徴と
    する自動取引装置群管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項において、前記増減判断手段は、前記更新手段により回収開始枚数
    が更新されたとき、更 新前のその開始枚数と更新後のそ
    の開始枚数を比較して増加か減少かを判断し、減少の場
    合には回収遅延情報を前記記憶部に記憶させ、 前記有高比較判断手段は、前記更新手段で更新された回
    収開始枚数と前記有高認識手段で認識した有高とを比較
    し、回収開始枚数より有高が大きいとき、前記記憶部に
    回収遅延情報が記憶されている場合は、回収を遅延して
    補充を要する自動取引装置に対する処理を先に行い、そ
    の後回収を行うものと判断する ことを特徴とする自動取
    引装置群管理システム。
  6. 【請求項6】 請求項2において、 前記記憶部に各自動取引装置の優先順位を記憶させ、 前記更新手段により補充開始枚数と回収開始枚数が更新
    されたとき、前記優先順位に基づいて各自動取引装置毎
    の有高の目標値を算出する算出手段を設け、 該各自動取引装置の有高が前記算出手段により算出され
    た目標値となるように補充又は回収を行うことことを特
    徴とする自動取引装置群管理システム。
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