JP2001034816A - Tv課金システム - Google Patents

Tv課金システム

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JP2001034816A
JP2001034816A JP11209399A JP20939999A JP2001034816A JP 2001034816 A JP2001034816 A JP 2001034816A JP 11209399 A JP11209399 A JP 11209399A JP 20939999 A JP20939999 A JP 20939999A JP 2001034816 A JP2001034816 A JP 2001034816A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリペイドカードの紛失による不正使用や不
正な清算を防止すると共に、視聴するテレビ受像機の変
更が容易なTV課金システムを提供する。 【解決手段】 プリペイドカードに利用者を識別する識
別番号を記録すると共に使用中であるか否かを示す使用
フラグを記録し、予めTV課金装置で保存してある識別
番号とプリペイドカードに記録された識別番号とが一致
するときのみテレビ受像機の視聴を可能にし、プリペイ
ドカードに記録された識別番号と入力された識別番号が
一致するときのみ残度数に応じた清算を行う。また、T
V課金装置に所定のキーが入力された場合、または発券
・清算機に投入されたプリペイドカードに記録された識
別番号と入力された識別番号が一致する場合に、使用フ
ラグを未使用状態に書き換え、同一のプリペイドカード
で視聴するテレビ受像機の変更を可能する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は病院に入院している
患者等が利用するレンタルテレビ受像機の課金管理を行
うTV課金システムに関する。
【0002】
【従来の技術】病院に入院している患者等の利用者のた
めに病室等で貸し出されるレンタルテレビ受像機の課金
管理を行うTV課金システムとして、硬貨を投入するこ
とで視聴を可能にする硬貨投入方式や、予め購入した専
用のカードに記録された時間分だけ視聴を可能にするプ
リペイドカードによる支払方式が従来知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
TV課金システムのうち、硬貨を投入することでテレビ
受像機の視聴を可能にする硬貨投入方式のTV課金シス
テムでは、テレビ受像機を利用する利用者は常に硬貨を
用意しておかねばならず、硬貨を持っていない場合はテ
レビが視聴できないという不便がある。また、入院患者
が常に現金を持ち歩いていることにより、現金の紛失等
のトラブルも起きていた。
【0004】一方、プリペイドカードによる支払方式の
TV課金システムでは、現金を持ち歩く必要はなくなる
が、プリペイドカードを紛失するおそれがあり、紛失し
たプリペイドカードを他人が勝手に使用したり、清算機
で残度数(視聴可能な残り度数)分が現金化されるなど
の問題があった。
【0005】そこで、プリペイドカードに特殊な情報を
記録しておくことにより、決められたテレビ受像機でし
か視聴できないようにする方法が考えられる。しかしな
がら、このような方法では、病室が変わることによって
視聴するテレビ受像機が変更された場合に、それまで使
用していたプリペイドカードで変更後のテレビ受像機を
視聴できないなどの問題があった。その場合、それまで
使用していたプリペイドカードを一旦清算し、新しくプ
リペイドカードを発券し直すなどの手間がかかってしま
う。
【0006】本発明は上記したような従来の技術が有す
る問題点を解決するためになされたものであり、プリペ
イドカードの紛失による不正使用や不正な清算を防止す
ると共に、視聴しているテレビ受像機を容易に変更する
ことが可能なTV課金システムを提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のTV課金システムは、投入されたプリペイドカ
ードに記録されている残度数に応じてテレビ受像機の視
聴を可能にするTV課金装置と、前記プリペイドカード
の発券、または前記プリペイドカードに記録された残度
数に応じた清算の少なくとも一方を行う発券・清算機と
を有するTV課金システムであって、前記プリペイドカ
ードは、該プリペイドカードの利用者を識別するための
識別番号を記録すると共に、該プリペイドカードが使用
中であるか否かを示す使用フラグを書き換え可能に記録
する記憶手段を有し、前記TV課金装置は、前記プリペ
イドカードに記録された前記使用フラグが未使用状態の
場合は、該使用フラグを使用状態に書き換えると共に、
該プリペイドカードに記録された前記識別番号を保存
し、前記プリペイドカードに記録された前記使用フラグ
が使用状態の場合は、前記保存した識別番号と前記プリ
ペイドカードに記録された識別番号とが一致するときに
前記テレビ受像機の視聴を可能にする構成であり、前記
発券・清算機は、前記プリペイドカードに記録された識
別番号と入力された識別番号が一致するときに、前記残
度数に応じた清算を行う構成である。
【0008】このとき、前記TV課金装置は、前記プリ
ペイドカードの投入前に所定のキーが入力されると、前
記プリペイドカードに記録された前記使用フラグを未使
用状態に書き換えてもよく、前記発券・清算機は、前記
プリペイドカードに記録された識別番号と入力された識
別番号が一致するときに、前記使用フラグを未使用状態
に書き換えてもよい。
【0009】さらに、前記発券・清算機は、前記プリペ
イドカードの清算日、及び該プリペイドカードに対応す
る識別番号を記録した履歴情報を保存するための記憶装
置を有し、前記プリペイドカードを紛失したときに対応
するための所定情報が記録されたカード紛失用マスター
カードが投入されると、前記履歴情報を参照して、入力
された前記識別番号に対応するプリペイドカードが未清
算であるか否かを判別し、該プリペイドカードが未清算
である場合は前記カード紛失用マスターカードに該識別
番号を記録し、前記識別番号及び前記残度数が記録され
た前記カード紛失用マスターカードが投入されると、前
記残度数を記録したプリペイドカードの発券、または前
記残度数に応じた清算の少なくとも一方を行ってもよ
く、前記TV課金装置は、前記テレビ受像機の視聴に使
用されたプリペイドカードに記録された前記識別番号、
及び該識別番号に対応する残度数を記録した使用履歴情
報を保存する記憶装置を有し、前記識別番号が記録され
た前記カード紛失用マスターカードが投入されると、前
記使用履歴情報を参照して、前記カード紛失用マスター
カードに記録された前記識別番号に対応する残度数を前
記カード紛失用マスターカードに記録してもよい。
【0010】上記のように構成されたTV課金システム
は、保存している識別番号とプリペイドカードに記録さ
れた識別番号とが一致するときにTV課金装置がテレビ
受像機の視聴を可能にし、プリペイドカードに記録され
た識別番号と入力された識別番号が一致するときに発券
・清算機が残度数に応じた清算を行うため、識別番号が
一致しない他の利用者のテレビ受像機の視聴や清算が排
除される。
【0011】また、TV課金装置に対してプリペイドカ
ードの投入前に所定のキーが入力された場合、または、
発券・清算機に投入されたプリペイドカードに記録され
た識別番号と入力された識別番号が一致する場合に、プ
リペイドカードの使用フラグを未使用状態に書き換える
ことで、それまで視聴していたテレビ受像機と異なる他
のテレビ受像機を同一のプリペイドカードを使用して視
聴することができる。
【0012】さらに、発券・清算機によって、カード紛
失用マスターカードに利用者の識別番号を記録し、識別
番号及び残度数が記録されたカード紛失用マスターカー
ドで残度数を記録したプリペイドカードの発券、または
残度数に応じた清算を行うことで、利用者がプリペイド
カードを紛失した場合も新しいプリペイドカードの発券
や清算が可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。
【0014】以下では病院内に設置されているTV課金
システムを例にして説明するが、本発明は病院以外の場
所に設置されたレンタルテレビ受像機のTV課金システ
ムについても適用できることはいうまでもない。
【0015】まず、本発明のTV課金システムの構成の
概略を図1に示す。図1は本発明のTV課金システムの
構成を示すブロック図である。
【0016】本発明は、プリペイドカードとして、様々
な情報を書き換え可能に記録できる、例えば、ICカー
ド1を用いるTV課金システムである。
【0017】図1に示すように、本発明のTV課金シス
テムは、ICカード1の発券、及びICカード1に記録
された残度数に応じて清算を行う発券・清算機2と、I
Cカード1に記録された残度数に応じてテレビ受像機3
の電源のON/OFFを制御するTV課金装置4とを有
する構成である。なお、発券・清算機2は図1に示すよ
うに一体的に構成されるだけでなく、ICカード1の発
券を行う発券機と清算を行う清算機とがそれぞれ個別に
構成される場合もある。発券・清算機2は病院等の施設
内の要所に必要に応じて配置され、TV課金装置4は各
テレビ受像機3毎にそれぞれ設置される。また、図1に
は示されていないが、TV課金システムは、一度発券し
たICカードの残度数に、投入された金額に応じた視聴
度数を積み増しする積み増し機を含む場合もある。
【0018】発券・清算機2は、利用者が紙幣を投入し
て自己の識別番号である病院番号や診察券番号等(以下
では単に「診察券番号」と称す)を入力すると、発券可
能なICカード1のストック量をチェックし、投入代金
に応じた視聴度数及び入力された診察券番号を記録した
ICカード1を発券する。
【0019】また、利用者がICカード1を投入して診
察券番号を入力すると、ICカード1に記録された診察
券番号と利用者が入力した診察券番号とを比較し、それ
らが一致する場合に、ICカード1に記録された残度数
に基づいて10円または100円単位で硬貨(または紙
幣)の払い戻しを行う。したがって、診察券番号が一致
しない他の利用者の清算が排除されるため、ICカード
1の紛失による不正な清算が防止される。なお、診察券
に磁気カードが用いられている場合は、発券・清算機2
に磁気記録された診察券番号を読み取る磁気カードリー
ダを備えていてもよい。
【0020】利用者がテレビ受像機3に設置されている
TV課金装置4にICカード1を投入すると、TV課金
装置4は、予め記憶している診察券番号とICカード1
に記録された診察券番号とを比較し、それらが一致する
場合にテレビ受像機3の電源をONにし、以降、一定時
間経過毎にICカード1の残度数を更新する。なお、T
V課金装置4は、新しいICカード1が投入されたとき
に、そのICカード1に記録されている診察券番号を保
存し、その情報と以降に投入されるICカードに記録さ
れた診察券番号とを比較する。したがって、予め記憶し
た診察券番号とICカード1に記録された診察券番号と
が一致するときのみテレビ受像機3の視聴を可能にする
ため、ICカード1の紛失による不正使用が防止され
る。
【0021】ここで、本発明のTV課金システムは、病
室が変わることによって視聴するテレビ受像機3が変更
された場合などに、変更後のテレビ受像機3の視聴を可
能にするため、ICカード1内に、そのカードが使用中
であるか否かを示す使用フラグ(ON:使用中または使
用済み、OFF:未使用)を記録し、TV課金装置4ま
たは発券・清算機2で使用フラグを書き換え可能にす
る。
【0022】使用フラグは、発券・清算機2から発券さ
れたときには「OFF」に設定され、最初に投入された
TV課金装置4によって「OFF」から「ON」に書き
換えられる。TV課金装置4は、使用フラグが「ON」
のICカード1が投入されると、上述したように装置内
部で保存している診察券番号とICカード1に記録され
た診察券番号とを比較し、それらが一致するときのみテ
レビ受像機3の視聴を可能にする。すなわち、使用フラ
グが「OFF」のICカード1は、どのTV課金装置4
に投入してもテレビ受像機3の視聴が可能である。
【0023】TV課金装置4で使用フラグを「OFF」
に書き換える際には、不正使用を防止するためのキー
(key)となる、例えば、所定の情報が記録されたテレ
ビ変更用のマスターカード(以下、第1のマスターカー
ドと称す)を使用し、第1のマスターカードが投入され
たときのみ使用フラグの書き換えを可能にする。また、
発券・清算機2で使用フラグを「OFF」に書き換える
際には、入力された診察券番号とICカード1に記録さ
れた診察券番号とを比較し、それらが一致するときのみ
使用フラグの書き換えを可能にする。
【0024】さらに、本発明のTV課金システムでは、
使用中のICカード1を紛失したときに、TV課金装置
4に保存されている残度数等を書き込めるようにしたI
Cカード紛失用のマスターカード(以下、第2のマスタ
ーカードと称す)を使用し、紛失したICカードに記録
されていた残度数によるテレビ受像機の視聴、または清
算を可能にする。
【0025】このような視聴テレビの変更時の処理手
順、及びICカード紛失時の処理手順について図2〜図
4を用いて説明する。
【0026】図2は図1に示した発券・清算機による視
聴テレビ変更時の処理手順を示すフローチャートであ
り、図3は図1に示したTV課金装置による視聴テレビ
変更時の処理手順を示すフローチャートである。また、
図4は図1に示したTV課金システムのICカード紛失
時の処理手順を示すフローチャートである。
【0027】発券・清算機2を使用して視聴するテレビ
受像機3の変更を可能にする場合、図2に示すように、
利用者は発券・清算機2にICカード1を投入し、診察
券番号を入力する。
【0028】発券・清算機2は、入力された診察券番号
と投入されたICカード1に記録された診察券番号とが
一致するか否かを判定し(ステップS1)、入力された
診察券番号とICカード1に記録された診察券番号とが
一致した場合は、ICカード1に記録された残度数をそ
のままに、使用フラグを「OFF」に書き換えてICカ
ード1を投入口より排出する(ステップS2)。
【0029】また、入力された診察券番号とICカード
1に記録された診察券番号が一致しない場合は、その旨
を利用者に通知し、投入されたICカード1を回収して
レシートを発行する(ステップS3)。なお、入力され
た診察券番号とICカード1に記録された診察券番号が
一致しない場合は、予め決めた所定回数までの診察券番
号の入力を認めるものとする。
【0030】ステップS2の処理で排出されたICカー
ド1は、使用フラグが「OFF」に設定されているた
め、変更後のテレビ受像機3に設置されたTV課金装置
4に投入することで、そのテレビ受像機3を視聴するこ
とができる。
【0031】次に、TV課金装置4を使用して視聴する
テレビ受像機3の変更を可能にする場合、図3に示すよ
うに、病院の関係者によって変更前のテレビ受像機3に
設置されたTV課金装置4(以下、変更前TV課金装置
と称す)に第1のマスターカードが投入される。
【0032】変更前TV課金装置は、第1のマスターカ
ードに記録された所定の情報を読み取り、視聴テレビの
変更処理に移行して、第1のマスターカードを排出し、
利用者のICカード1の投入待ち状態で待機する(ステ
ップS11)。
【0033】利用者がICカード1を投入すると、変更
前TV課金装置は、自装置内に保存している使用履歴情
報を参照し、使用履歴情報として保存された診察券番号
のうちの一つと、投入されたICカード1に記録された
診察券番号とが一致するか否かを判定する(ステップS
12)。使用履歴情報は、自装置を過去に使用したIC
カード1に対応する診察券番号とその残度数が記録され
たテーブルである。
【0034】使用履歴情報中の診察券番号とICカード
1に記録された診察券番号が一致した場合、変更前TV
課金装置は、記録された残度数はそのままに、使用フラ
グを「OFF」に書き換えて投入口よりICカード1を
排出する(ステップS13)。また、使用履歴情報中の
診察券番号とICカード1に記録された診察券番号が一
致しない場合は、その旨を表示装置を用いて表示(エラ
ー表示)し、投入口よりICカード1を排出する(ステ
ップS14)。
【0035】ステップS13の処理で排出されたICカ
ードは、使用フラグが「OFF」に設定されているた
め、変更後のテレビ受像機3に設置されたTV課金装置
4に投入することで、そのテレビ受像機3を視聴するこ
とができる。ステップS14の処理で排出されたICカ
ード1は変更前及び変更後のテレビ受像機共に視聴でき
ないことはいうまでもない。
【0036】このように、TV課金装置4に対してIC
カード1の投入前に第1のマスターカードが入力された
場合、または、発券・清算機2に投入されたICカード
1に記録された診察券番号と入力された診察券番号が一
致する場合に、ICカードの使用フラグを「OFF」に
書き換えることで、それまで視聴していたテレビ受像機
3と異なる他のテレビ受像機を同一のICカード1を使
用して視聴することができるため、同一の利用者であれ
ば、例えば、病室が変わって視聴するテレビ受像機3が
変更された場合でも、最小限の手間で変更後のテレビ受
像機3を視聴することができる。
【0037】なお、第1のマスターカードは変更前TV
課金装置を視聴テレビの変更処理に移行させるだけのも
のであるため、所定の鍵やスイッチ(但し、病院関係者
以外はアクセスできないように保護する必要有り)によ
って変更前TV課金装置を視聴するテレビ受像機3の変
更処理に移行させることも可能である。
【0038】次に、利用者が使用中のICカード1を紛
失した場合、図4に示すように、病院関係者によって第
2のマスターカードが発券・清算機2に投入される。
【0039】発券・清算機2は、第2のマスターカード
に記録された所定の情報を読み取り、ICカード1の紛
失処理に移行して、利用者の診察券番号入力待ち状態で
待機する(ステップS21)。
【0040】利用者が診察券番号を入力すると、発券・
清算機2は、予め保存してある履歴情報を参照し、入力
された診察券番号に対応するICカード1が未清算であ
るか否かを判定する(ステップS22)。履歴情報は、
診察券番号毎にICカードの発券履歴や清算履歴等が記
録されたテーブルである。
【0041】診察券番号に対応するICカード1が未清
算である場合、発券・清算機2は、対応する診察券番号
を第2のマスターカードに書き込んで排出する(ステッ
プS23)。また、診察券番号に対応するICカード1
が既に清算済みである場合は、その旨を利用者に通知
し、投入された第2のマスターカードを排出する(ステ
ップS24)。
【0042】ステップS23の処理で排出された第2の
マスターカードを利用者が視聴していたテレビ受信機3
のTV課金装置4に投入すると、TV課金装置4によっ
て診察券番号に対応する残度数のデータが第2のマスタ
ーカードに記録される(ステップS25)。
【0043】残度数が記録された第2のマスターカード
を再び発券・清算機2に投入すると、発券・清算機2
は、利用者が清算を希望する場合は残度数に応じた硬貨
を払い戻し(ステップS26)、テレビの視聴を希望す
る場合は残度数を記録した新しいICカード1を発券す
る(ステップS27)。
【0044】したがって、発券・清算機2によって、第
2のマスターカードに利用者の診察券番号を記録し、診
察券番号及び残度数が記録された第2のマスターカード
で残度数を記録したICカード1の発券、または残度数
に応じた清算を行うことで、利用者がICカード1を紛
失した場合も新しいICカード1の発券や清算が可能に
なる。特に、TV課金装置4によって識別番号に対応す
る残度数を第2のマスターカードに記録することで、過
去に視聴していた利用者であっても、残度数の情報を用
いて新しいICカード1の発券や清算が可能である。
【0045】次に、図5〜図10を用いて本発明のTV
課金システムが有する発券・清算機、及びTV課金装置
について詳細に説明する。
【0046】図5は本発明のTV課金システムが有する
発券・清算機の一構成例を示すブロック図であり、図6
は本発明のTV課金システムが有するTV課金装置の一
構成例を示すブロック図である。
【0047】また、図7は図5に示した発券・清算機の
処理手順を示すフローチャートであり、図8は図6に示
したTV課金装置の基本的な処理手順を示すフローチャ
ートである。図9は図6に示したTV課金装置の視聴テ
レビ変更時の処理手順を示すフローチャートであり、図
10は図6に示したTV課金装置のICカード紛失時の
処理手順を示すフローチャートである。
【0048】図5において、発券・清算機2は、装置全
体の制御を行うCPU201と、CPU201の処理で
必要なデータを一時的に記憶するRAM(Random Acces
s Memory)202と、発券処理及び清算処理を実行する
ためのプログラムが記録されたROM(Read Only Memo
ry)203と、CPU201の各種処理の時間を管理す
るためのタイマー204と、発券時に投入された紙幣を
識別するための紙幣識別機205と、清算時に硬貨を払
い戻すための払い戻し装置206と、発券時及び清算時
に発行する領収書あるいは処理履歴等を出力する出力装
置207と、投入されたICカード1に記録されたデー
タの読み取り及び書き換えを行うICカードR/W(Re
ad/Write)装置208と、投入されたICカード1ある
いは発券するICカード1を所定の場所に搬送する搬送
装置209と、発券用のICカード1を蓄積しておくた
めのICカードストッカー210と、利用者が診察券番
号等を入力するための入力装置211と、利用者に対し
てICカード1に記録された残金や処理状況(エラー表
示)等を表示するための表示装置212と、ICカード
1の発券履歴や清算履歴を診察券番号毎に記録した履歴
情報を保存するための記憶装置213とを有する構成で
ある。発券・清算機2のCPU201はROM203に
記録されたプログラムにしたがって以下に説明するIC
カード1の発券処理及び清算処理を実行する。
【0049】一方、TV課金装置4は、図6に示すよう
に、装置全体の制御を行うCPU401と、CPUの処
理で必要なデータを一時的に記憶するRAM402と、
投入されたICカード1に対する課金処理及びテレビ受
像機3のON/OFF制御を実行するためのプログラム
が記録されたROM403と、CPU401の各種処理
の時間を管理するためのタイマー404と、投入された
ICカード1に記録されたデータの読み取り及び書き換
えを行うICカードR/W(Read/Write)装置405
と、ICカード1に記録された残度数を利用者に対して
表示するためのカード残度数表示装置406と、テレビ
受像機3のON/OFFを制御するためのTVコントロ
ーラ407と、自装置を過去に使用したICカード1に
対応する診察券番号とその残度数が記録された使用履歴
情報を保存するための記憶装置408とを有する構成で
ある。TV課金装置4のCPU401はROM402に
記録されたプログラムにしたがって以下に説明する課金
処理及びテレビ受像機3のON/OFF制御を実行す
る。
【0050】このような構成において、図7に示すよう
に、発券・清算機2は、紙幣の投入有無を監視し(ステ
ップS31)、利用者が紙幣を投入すると、発券手続き
として利用者の診察券番号入力待ち状態で待機する(ス
テップS32)。
【0051】利用者が診察券番号を入力すると、発券・
清算機2は、発券可能なICカード1のストックがある
か否かを確認し、ICカード1の発券が可能な場合は、
入力された診察券番号が正常であるか否かをチェックす
る(ステップS33)。
【0052】入力された診察券番号が正常である場合、
投入された紙幣に応じた視聴度数と診察券番号をICカ
ード1に記録して使用フラグを「OFF」に設定し(ス
テップS34)、ICカード1を発券すると共に、その
発券日を履歴情報として記憶装置213に保存する(ス
テップS35)。
【0053】ステップS31の処理で紙幣が投入されな
い場合、発券・清算機2は、利用者のICカード1の投
入有無を監視し(ステップS41)、利用者がICカー
ド1を投入すると、清算手続きとして利用者の診察券番
号入力待ち状態で待機する(ステップS42)。
【0054】利用者が診察券番号を入力すると、発券・
清算機2は、入力された診察券番号と投入されたICカ
ード1に記録された診察券番号とを比較し、それらが一
致するか否かをチェックして(ステップS43)、清算
の可否を判定する(ステップS44)。
【0055】ICカード1に記録された診察券番号と入
力された診察券番号が一致して清算可能であれば、IC
カード1に記録された残度数に応じた硬貨を払い戻し、
ICカード1を回収すると共にレシートを発行し、その
清算日を記憶装置213に履歴情報として保存する(ス
テップS45)。また、ICカード1に記録された診察
券番号と入力された診察券番号が一致せずに清算不可で
ある場合は、その旨を表示装置212を用いて表示し、
投入されたICカード1を回収する(ステップS4
6)。
【0056】なお、複数の発券・清算機2が病院内に設
置されている場合は、それらを接続することで互いにデ
ータの授受を行い、ステップS43の処理時に他の発券
・清算機2で同一のICカード1について既に清算済み
であるか否かをチェックするなどの処理を行ってもよ
い。
【0057】次に、ステップS41の処理でICカード
1が投入されない場合、発券・清算機2は、第2のマス
ターカードの投入有無を監視し(ステップS51)、病
院関係者が第2のマスターカードを投入すると、ICカ
ード1の紛失時の手続きとして、まず、第2のマスター
カードに診察券番号が記録されているか否かをチェック
する(ステップS52)。
【0058】第2のマスターカードに診察券番号が記録
されていない場合、診察券番号の入力を待って(ステッ
プS53)、入力された診察券番号を第2のマスターカ
ードに書き込み、そのカードを投入口より排出する(ス
テップS54)。
【0059】排出された第2のマスターカードは、利用
者または病院関係者によって、それまで視聴していたテ
レビ受像機3に設置されたTV課金装置4に投入され、
TV課金装置4に保存されている使用履歴情報に基づい
て診察券番号に対応した残度数が記録される。
【0060】ステップS52の処理で第2のマスターカ
ードに診察券番号が記録されている場合は、ステップS
42またはステップS32の処理に移って、残度数に応
じた清算、または残度数を記録したICカード1の再発
行を行う。
【0061】一方、TV課金装置4は、図8に示すよう
に、利用者のICカード1の投入有無を監視し(ステッ
プS61)、利用者がICカード1を投入すると、ま
ず、投入されたICカードが新しいICカード1である
か否か(使用フラグが「OFF」であるか否か)を判定
する(ステップS62)。
【0062】投入されたICカード1が新しいカードで
ある場合、使用フラグを「ON」に設定し、ICカード
1に記録されている診察券番号を記憶装置408に使用
履歴情報として保存し(ステップS63)、テレビ受像
機3の電源をONにする(ステップS65)。また、投
入されたICカード1が新しいカードでない場合は、I
Cカード1に記録された診察券番号と保存してある診察
券番号とを比較し(ステップS64)、それらが一致す
る場合にステップS65の処理に移ってテレビ受像機3
の電源をONにする。
【0063】一方、ICカード1に記録された診察券番
号と保存してある診察券番号が一致しない場合は、テレ
ビ受像機3の電源をOFFにし(ステップS69)、テ
レビ受像機3の視聴を認めない。
【0064】テレビ受像機3の電源がON状態にあると
き、TV課金装置4は所定の時間(例えば、1分間)経
過毎にICカード1の残度数をデクリメントする(ステ
ップS66)。続いて、ICカード1に記録されている
残度数が0であるか否かを監視し(ステップS67)、
残度数が0になった場合は、ステップS69の処理に移
ってテレビ受像機3の電源をOFFにし、ICカード1
を投入口より排出する。残度数が0でない場合は、ステ
ップS68の処理に移り、ICカード1の有無を監視す
る。ICカード1が有る場合はステップS66の処理に
戻って残度数のデクリメントを続行する。また、ICカ
ード1が取り出されて無い場合はステップS69の処理
に移ってテレビ受像機3の電源をOFFにする。
【0065】ステップS61の処理で利用者のICカー
ド1が投入されない場合、TV課金装置4はTV変更処
理用の第1のマスターカードの投入の有無を監視する
(ステップS70)。
【0066】病院関係者が第1のマスターカードを投入
すると、TV課金装置4は視聴テレビの変更時の処理と
して図9に示すステップS71の処理に移行する。ステ
ップS71では、第1のマスターカードを排出してIC
カード1の投入待ち状態で待機する。
【0067】利用者がICカード1を投入すると、TV
課金装置4は、自装置内に保存している使用履歴情報を
参照し、保存してある診察券番号のうちの一つと、投入
されたICカード1に記録された診察券番号とが一致す
るか否かを判定する(ステップS72)。
【0068】使用履歴情報中の診察券番号とICカード
1に記録された診察券番号が一致した場合、TV課金装
置4は、ICカード1に記録された残度数をそのまま
に、使用フラグを「OFF」に書き換えて投入口よりI
Cカード1を排出する(ステップS73)。なお、使用
履歴情報中の診察券番号とICカード1に記録された診
察券番号が一致しない場合は、その旨をカード残度数表
示装置406を用いて表示(エラー表示)し、投入口よ
りICカード1を排出する。
【0069】ステップS70の処理で、第1のマスター
カードが投入されない場合、TV課金装置4はICカー
ド紛失時処理用の第2のマスターカードの投入有無を監
視する(ステップS80)。
【0070】病院関係者が第2のマスターカードを投入
すると、TV課金装置4は、使用履歴情報として保存し
てある第n番目の診察券番号が第2のマスターカードに
記録された診察券番号とを比較し(ステップS81)、
それらの診察券番号が一致するか否かを判定する(ステ
ップS82)。
【0071】第n番目の診察券番号と第2のマスターカ
ードに記録された診察券番号が一致しない場合はステッ
プS81の処理に戻って第n+1番目の診察券番号と第
2のマスターカードに記録された診察券番号とを比較す
る。
【0072】また、第n番目の診察券番号と第2のマス
ターカードに記録された診察券番号が一致した場合は、
その診察券番号に対応する残度数データが既に紛失処理
済みであるか否かを判定する(ステップS83)。紛失
処理は、以下に説明するステップS85で実行する処理
であり、使用履歴情報として保存してある第n番目の診
察券番号に対応して設けた紛失処理済みの有無を示す紛
失処理フラグを監視することで紛失処理済みであるか否
かを判定する(処理済み時:ON、未処理時:OF
F)。
【0073】ステップS83の処理の結果、対応する残
度数データが紛失処理済みでない場合は、診察券番号に
対応する残度数データを第2のマスターカードに記録し
(ステップS84)、紛失処理フラグを「ON」にして
排出する(ステップS85)。
【0074】一方、対応する残度数データが紛失処理済
みの場合は、同じ診察券番号に対応する残度数データの
有無をチェックし(ステップS86)、残度数データが
有る場合はステップS81に戻ってステップS81〜S
86の処理を繰り返す。また、同じ診察券番号に対応す
る残度数データが無い場合は第2のマスターカードに残
度数0を記録して排出する(ステップS87)。ステッ
プS83、S86、S87の処理は、同一のテレビ受像
機3を同じ利用者が他の利用者を挟んで複数回使用した
ときに対応するものである。ステップS85の処理の結
果、排出された第2のマスターカードは、利用者または
病院関係者が発券・清算機2に投入することで、清算、
あるいは残度数を記録したICカード1を再発行するこ
とができる。
【0075】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載する効果を奏する。
【0076】保存している識別番号とプリペイドカード
に記録された識別番号とが一致するときにTV課金装置
4はテレビ受像機の視聴を可能にし、プリペイドカード
に記録された識別番号と入力された識別番号が一致する
ときに発券・清算機2は残度数に応じた清算を行うた
め、識別番号が一致しない他の利用者のテレビ受像機の
視聴や清算が認められることがない。したがって、プリ
ペイドカードの紛失による不正使用や不正な清算が防止
される。
【0077】また、TV課金装置4に対してプリペイド
カードの投入前に所定のキーが入力された場合、また
は、発券・清算機2に投入されたプリペイドカードに記
録された識別番号と入力された識別番号が一致する場合
に、プリペイドカードの使用フラグを未使用状態に書き
換えることで、それまで視聴していたテレビ受像機と異
なる他のテレビ受像機を同一のプリペイドカードを使用
して視聴することができるため、同一の利用者であれ
ば、例えば、病室が変わって視聴するテレビ受像機が変
更された場合でも、最小限の手間で変更後のテレビ受像
機を視聴することができる。
【0078】さらに、発券・清算機によって、カード紛
失用マスターカードに利用者の識別番号を記録し、識別
番号及び残度数が記録されたカード紛失用マスターカー
ドで残度数を記録したプリペイドカードの発券、または
残度数に応じた清算を行うことで、利用者がプリペイド
カードを紛失した場合も新しいプリペイドカードの発券
や清算が可能になる。特に、TV課金装置が使用履歴情
報を参照して識別番号に対応する残度数をカード紛失用
マスターカードに記録することで、過去に視聴していた
利用者であっても、残度数の情報を用いて新しいプリペ
イドカードの発券や清算が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のTV課金システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】図1に示した発券・清算機による視聴テレビ変
更時の処理手順を示すフローチャートである。
【図3】図1に示したTV課金装置による視聴テレビ変
更時の処理手順を示すフローチャートである。
【図4】図1に示したTV課金システムのICカード紛
失時の処理手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明のTV課金システムが有する発券・清算
機の一構成例を示すブロック図である。
【図6】本発明のTV課金システムが有するTV課金装
置の一構成例を示すブロック図である。
【図7】図5に示した発券・清算機の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図8】図6に示したTV課金装置の基本的な処理手順
を示すフローチャートである。
【図9】図6に示したTV課金装置の視聴テレビ変更時
の処理手順を示すフローチャートである。
【図10】図6に示したTV課金装置のICカード紛失
時の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ICカード 2 発券・清算機 3 テレビ受像機 4 TV課金装置 201、401 CPU 202、402 RAM 203、403 ROM 204、404 タイマー 205 紙幣識別装置 206 払い戻し装置 207 出力装置 208、405 ICカードR/W装置 209 搬送装置 210 ICカードストッカー 211 入力装置 212 表示装置 213、408 記憶装置 406 カード残度数表示装置 407 TVコントローラ
フロントページの続き (72)発明者 古月 敏之 東京都府中市日鋼町1番1 株式会社日本 製鋼所内 Fターム(参考) 3E044 AA02 AA20 BA06 DA03 DC01 DD01 DE07 5C064 BA07 BB01 BC01 BC16 BC20 BC23 BC27 BD08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入されたプリペイドカードに記録され
    ている残度数に応じてテレビ受像機の視聴を可能にする
    TV課金装置と、 前記プリペイドカードの発券、または前記プリペイドカ
    ードに記録された残度数に応じた清算の少なくとも一方
    を行う発券・清算機とを有するTV課金システムであっ
    て、 前記プリペイドカードは、 該プリペイドカードの利用者を識別するための識別番号
    を記録すると共に、該プリペイドカードが使用中である
    か否かを示す使用フラグを書き換え可能に記録する記憶
    手段を有し、 前記TV課金装置は、 前記プリペイドカードに記録された前記使用フラグが未
    使用状態の場合は、該使用フラグを使用状態に書き換え
    ると共に、該プリペイドカードに記録された前記識別番
    号を保存し、 前記プリペイドカードに記録された前記使用フラグが使
    用状態の場合は、前記保存した識別番号と前記プリペイ
    ドカードに記録された識別番号とが一致するときに前記
    テレビ受像機の視聴を可能にするTV課金システム。
  2. 【請求項2】 前記発券・清算機は、 前記プリペイドカードに記録された識別番号と入力され
    た識別番号が一致するときに、前記残度数に応じた清算
    を行う請求項1記載のTV課金システム。
  3. 【請求項3】 前記TV課金装置は、 前記プリペイドカードの投入前に所定のキーが入力され
    ると、 前記プリペイドカードに記録された前記使用フラグを未
    使用状態に書き換える請求項1または2記載のTV課金
    システム。
  4. 【請求項4】 前記キーは、 視聴するテレビ受像機を変更するための所定情報が記録
    されたテレビ変更用マスターカードである請求項3記載
    のTV課金システム。
  5. 【請求項5】 前記発券・清算機は、 前記プリペイドカードに記録された識別番号と入力され
    た識別番号が一致するときに、前記使用フラグを未使用
    状態に書き換える請求項1乃至4のいずれか1項記載の
    TV課金システム。
  6. 【請求項6】 前記発券・清算機は、 前記プリペイドカードの清算日、及び該プリペイドカー
    ドに対応する識別番号を記録した履歴情報を保存するた
    めの記憶装置を有し、 前記プリペイドカードを紛失したときに対応するための
    所定情報が記録されたカード紛失用マスターカードが投
    入されると、前記履歴情報を参照して、入力された前記
    識別番号に対応するプリペイドカードが未清算であるか
    否かを判別し、該プリペイドカードが未清算である場合
    は前記カード紛失用マスターカードに該識別番号を記録
    し、 前記識別番号及び前記残度数が記録された前記カード紛
    失用マスターカードが投入されると、前記残度数を記録
    したプリペイドカードの発券、または前記残度数に応じ
    た清算の少なくとも一方を行う請求項1乃至5のいずれ
    か1項記載のTV課金システム。
  7. 【請求項7】 前記TV課金装置は、 前記テレビ受像機の視聴に使用されたプリペイドカード
    に記録された前記識別番号、及び該識別番号に対応する
    残度数を記録した使用履歴情報を保存する記憶装置を有
    し、 前記識別番号が記録された前記カード紛失用マスターカ
    ードが投入されると、前記使用履歴情報を参照して、前
    記カード紛失用マスターカードに記録された前記識別番
    号に対応する残度数を前記カード紛失用マスターカード
    に記録する請求項6記載のTV課金システム。
  8. 【請求項8】 前記プリペイドカードは、ICカードで
    ある請求項1乃至7のいずれか1項記載のTV課金シス
    テム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002290947A (ja) * 2001-03-22 2002-10-04 Purantekku:Kk デジタル放送に於ける番組・cmコンテンツ情報提供システム
JP4471236B1 (ja) * 2009-08-21 2010-06-02 株式会社アメニコ 課金システム
JP2011028728A (ja) * 2009-05-15 2011-02-10 Goro Mihashi 機器課金システム
JP2014182526A (ja) * 2013-03-18 2014-09-29 Toyo Vending Kk 冷蔵庫の課金を操作するカードタイマー装置

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