JPH1166208A - 電子マネーの両替方法及び電子マネーシステム - Google Patents

電子マネーの両替方法及び電子マネーシステム

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JPH1166208A
JPH1166208A JP23077197A JP23077197A JPH1166208A JP H1166208 A JPH1166208 A JP H1166208A JP 23077197 A JP23077197 A JP 23077197A JP 23077197 A JP23077197 A JP 23077197A JP H1166208 A JPH1166208 A JP H1166208A
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JP
Japan
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electronic money
currency
card
customer
host computer
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JP23077197A
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English (en)
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Tetsuya Yamada
哲也 山田
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客が簡単な操作で外貨の電子マネーとの両
替を行うことができる電子マネーシステムを提供する。 【解決手段】 両替レートを格納した記憶装置3を有す
るホストコンピュータ2と、ホストコンピュータ2に接
続されICカード4に対する電子マネーに関する処理を
行う自動取引装置1とを備え、自動取引装置1は、顧客
の口座からICカード4への電子マネーの保留の際、顧
客にICカード4に保留する電子マネーの保留金額を入
力させ、顧客の口座の通貨とICカード4へ保留する電
子マネーの通貨が異なるとき、記憶装置3に格納された
両替レート6に基づいて、ホストコンピュータ2に入力
された保留金額の通貨の両替を行わせ、その両替された
通貨の電子マネーをICカード4に保留する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金融機関等に設置
される自動取引装置におけるICカードを用いた電子マ
ネーシステムにおける外貨の電子マネーの両替に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ICカードを用いた電子マネーシ
ステムにおいて、顧客が口座上のお金を外貨の電子マネ
ーとするためには以下に示すような処理を行うようにな
っていた。図26は従来のICカードのメモリ内の保留
金額情報の構成の一例を示す図である。図において、2
1〜23はICカードのメモリ内の保留金額情報であ
り、例えば、保留金額情報21は円、保留金額情報22
はUSドル、保留金額情報23はフランの情報となって
いる。
【0003】まず、金融機関等に設置してある自動取引
装置において、顧客の口座からその顧客が希望する金額
分をICカード上に保留(チャージ)する。ここでは、
保留金額情報21に5万円を保留したとする。但し、こ
の時口座が円建てである時は電子マネー上も円建てとな
る。そして、円建てにて保留したICカードを電子マネ
ー両替機にて外貨に両替する。ここでは、USドルに両
替したとする。この時、保留金額情報22に5万円相当
のUSドルの金額分を保留すると同時に保留金額情報2
1のデータをゼロ(保留金額無)にする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように、従来の電子マネーシステムでは、外貨の電子
マネーとの両替の際に、顧客は2段階の操作をしなけれ
ば電子マネーの両替を行うことができず、両替の際の操
作が煩雑になってしまうという問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電子マネー
の両替方法は、ホストコンピュータに接続された自動取
引装置により、顧客の口座からICカードへの電子マネ
ーの保留及び電子マネーが保留されたICカードから顧
客の口座への電子マネーの預入を行う電子マネーシステ
ムにおける電子マネーの両替方法において、予めホスト
コンピュータの記憶装置に両替レートを格納し、自動取
引装置による電子マネーの保留又は電子マネーの預入の
際、口座の通貨と電子マネーの通貨が異なるとき、ホス
トコンピュータの記憶装置に格納された両替レートに基
づいて、通貨の両替を行いその両替された通貨により電
子マネーの保留又は電子マネーの預入を行うものであ
る。
【0006】また、本発明に係る電子マネーシステム
は、両替レートを格納した記憶装置を有するホストコン
ピュータと、ホストコンピュータに接続されICカード
に対する電子マネーに関する処理を行う自動取引装置と
を備え、自動取引装置は、顧客の口座からICカードへ
の電子マネーの保留の際、顧客にICカードに保留する
電子マネーの保留金額を入力させ、顧客の口座の通貨と
ICカードへ保留する電子マネーの通貨が異なるとき、
記憶装置に格納された両替レートに基づいて、ホストコ
ンピュータに入力された保留金額の通貨の両替を行わ
せ、その両替された通貨の電子マネーをICカードに保
留するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は、本発明の実施の形態1の電子マ
ネーシステムの構成を示す構成図である。図1におい
て、1は自動取引装置、2は自動取引装置1が接続され
るホストコンピュータ、3はホストコンピュータ2に接
続され、顧客の口座データ5(口座番号、残高等)及び
両替レート6を記憶する記憶装置、4は電子マネーが保
留されるICカードである。
【0008】また、図2はこの実施の形態の自動取引装
置1の一構成例を示すブロック図、図3はこの実施の形
態の自動取引装置1の外観を示す外観図である。図2及
び図3において、10は顧客が各種操作を行う顧客操作
部であり、ここではタッチパネルを使用している。11
はカードの処理を行うカード処理部であり、カード処理
部11は、自動取引装置1のカード挿入・受取口14か
ら挿入されたカードの処理を行い、処理後、カード挿入
・受取口14からカードを排出する。12は自動取引装
置1の全体の制御を行う主制御部、13は自動取引装置
1内の各種情報を記憶する記憶装置である。
【0009】次に、この実施の形態の動作について説明
する。図4はこの実施の形態の動作を示すフローチャー
トであり、電子マネーの保留の動作を示している。図5
〜図10は顧客操作部10に表示される表示例を示す図
である。 まず、自動取引装置1は、待機時は常に顧客
操作部10に図5に示すような取引選択画面を表示して
いる(S1)。但し、近接センサ等により顧客が装置に
近づいたことにより取引選択画面を表示しても良い。
【0010】そして、顧客が、取引選択画面の『電子マ
ネー保留』キーを押下したら(S2)、顧客操作部10
に図6に示すようなICカード挿入誘導画面を表示し
(S3)、顧客はICカード4を挿入する(S4)。そ
して、顧客操作部10に図7に示すような暗証番号入力
画面を表示し(S5)、顧客に暗証番号を入力(S6)
させ、ICカード4の磁気ストライプをリード(S7)
し、顧客の口座番号と暗証番号をホストコンピュータ2
に送る。なお、暗証番号はホストコンピュータ2に口座
番号とリンクし記憶させておくことにより、磁気ストラ
イプに記憶させておかなくてもよく、ホストコンピュー
タ2には口座番号のみを送るだけでもよい。
【0011】そして、ホストコンピュータ2では、S6
にて顧客により入力されて送られた暗証番号が、記憶装
置3に格納してある暗証番号と同一か否か判断(S8、
S9)し、一致していない場合は、自動取引装置1に対
してICカード4を返却する様指示する。(但し、限定
回数内であれば再度暗証番号を入力させても良い。)ま
た、S8,S9で暗証番号が一致していた場合は、ホス
トコンピュータ2は自動取引装置1に対して一致してい
たことを通知する。
【0012】そして、暗証番号が正しいと、ホストコン
ピュータ2から通知を受けると、自動取引装置1は顧客
操作部10に図8に示すような保留金額入力画面を表示
し(S10)、顧客は希望する保留金額を入力する(S
11)。この時の保留金額は、顧客が持っている口座の
通貨で入力する。そして、自動取引装置1はホストコン
ピュータ2に対して保留金額データを送信し、ホストコ
ンピュータは残高を確認し(S12)、保留金額が残高
を越えていれば自動取引装置1に対してカードを返却さ
せる。(但し、再度保留金額を入力させても良い。)
【0013】また、保留金額が残高以下である時は、自
動取引装置1に対してその旨を通知し、自動取引装置1
は図9に示すような通貨選択画面を表示し(S14)、
顧客は電子マネー保留時の通貨を選択する(S15)。
そして、ホストコンピュータ2は記憶装置3内の当該口
座データ5の残高を更新(現残高から保留金額を引いた
値に変更する)(S16)。更に、顧客が希望した通貨
と口座の通貨が異なる場合は、ホストコンピュータ2は
記憶装置3に格納されている両替レート6により、IC
カード4への保留金額を計算し(S18)、自動取引装
置1に通知する。なお、この両替の計算については、両
替レートが変更されたらホストコンピュータ2から自動
取引装置1に通知し、自動取引装置1の記憶装置13に
両替レートを格納しておき、自動取引装置1の主制御部
12にて計算しても良い。
【0014】そして、自動取引装置1はICカード4に
対して電子マネーの保留をする(S19)。つまり、I
Cカード4のICチップ内の当該通貨の保留金情報デー
タ(顧客がUSドルを指定した場合は、例えば、図26
の保留金額情報22のデータ)を書き換える。この時、
口座と同じ通貨を顧客が指定した場合は、S11にて指
定した金額分と既に保留してある金額を加えた金額のデ
ータを保留金額情報に書込み、口座と異なる通貨を顧客
が指定した場合は、S18にて計算した金額と既に保留
してある金額を加えた金額のデータを保留金額情報に書
込む。そして、顧客操作部10に図10に示すような画
面を表示して、カードを返却し(S20)、顧客がカー
ドを受取り(S21)取引が終了する。
【0015】この実施の形態では、ホストコンピュータ
2の記憶装置3内に両替レート6を格納しておき、口座
と異なる通貨の電子マネーを口座のお金からICカード
4に保留する場合は、ホストコンピュータ2の記憶装置
3内に格納されている両替レート6に基づいて、ICカ
ード4に保留する口座の通貨を外貨(口座と異なる通
貨)に両替して、その両替した外貨の電子マネーをIC
カード4に保留するようにしたので、顧客は2種類の装
置による2段階の操作をすることなく、1台の装置によ
り1回の操作により、外貨(口座と異なる通貨)の電子
マネーをICカード4に保留することが可能となる。
【0016】実施の形態2.この実施の形態は、ICカ
ード4に保留されている電子マネーの口座への預入を行
うものであり、この実施の形態の電子マネーシステムの
構成及び自動取引装置の構成は実施の形態1と同様であ
る。次に、この実施の形態の動作について説明する。図
11はこの実施の形態の動作を示すフローチャートであ
り、電子マネーの預入の動作を示している。図12は顧
客操作部10に表示される表示例を示す図である。
【0017】まず、自動取引装置1は、待機時は常に顧
客操作部10に図5に示すような取引選択画面を表示し
ている(S31)。但し、近接センサ等による顧客が装
置に近づいたことにより取引選択画面を表示しても良
い。そして、顧客が、取引選択画面の『電子マネー預
入』キーを押下したら(S32)、顧客操作部10に図
6に示すようなICカード挿入誘導画面を表示し(S3
3)、顧客はICカード4を挿入する(S34)。
【0018】そして、磁気ストライプをリード(S3
5)し、更に、ICカード4のICチップ内の保留金額
情報を読取る(S36)。そして、S36にて読取った
保留金額情報をもとに、図12に示すようなICチップ
に保留している電子マネーの残高を表示する(S3
7)。図12では、USドルのみで保留されている例を
示している。
【0019】また、複数通貨にて保留してある場合は、
それぞれの通貨による保留金額を表示しても良い。S3
7にて表示された保留金額が正しければ、顧客は『確
認』キーを押下する(S38)。この時、表示した保留
金額が間違っていた時の為に、図12の表示に『訂正』
キーを設け、『訂正』キーを押された場合にICチップ
内の保留金情報を再度読取るようにしてもよい。
【0020】そして、顧客が、保留金額を確認したら、
ホストコンピュータ2に対してS35で読取ったデータ
の口座番号及び保留金額を通知し、ホストコンピュータ
2は、当該口座と保留されている電子マネーの通貨が同
じ否か判断し(S39)、異なる場合は保留金額を記憶
装置3内の両替レート6に基づき、口座に預け入れる金
額を計算し(S40)、残高を更新する(S41)。な
お、この両替の計算については、両替レートが変更され
たらホストコンピュータ2から自動取引装置1に通知
し、自動取引装置1の記憶装置13に両替レートを格納
しておき、自動取引装置1の主制御部12にて計算して
も良い。
【0021】そして、自動取引装置1はICチップ内の
当該通貨の保留金情報データをゼロ(保留金額=0)と
する(S42)。そして、顧客操作部10に図10に示
すような画面を表示して、ICカード4を返却し(S4
3)、顧客がICカード4を受取り(S44)取引が終
了する。
【0022】この実施の形態では、ホストコンピュータ
2の記憶装置3内に両替レート6を格納しておき、IC
カード4に口座と異なる通貨で保留されている電子マネ
ーを口座に預け入れる場合は、ホストコンピュータ2の
記憶装置3内に格納されている両替レート6に基づい
て、ICカード4に保留されている電子マネーの外貨
(口座と異なる通貨)を口座の通貨に両替して、その両
替した通貨を口座に預け入れるようにしたので、顧客は
2種類の装置による2段階の操作をすることなく、1台
の装置により1回の操作により、ICカード4に保留さ
れている外貨(口座と異なる通貨)の電子マネーを口座
に預け入れることが可能となる。
【0023】実施の形態3.この実施の形態は、ICカ
ード4に保留されている電子マネーの口座への預入の際
に、顧客が預入金額を入力して電子マネーの預入を行う
ものであり、この実施の形態の電子マネーシステムの構
成及び自動取引装置の構成は実施の形態1と同様であ
る。次に、この実施の形態の動作について説明する。図
13はこの実施の形態の動作を示すフローチャートであ
り、電子マネーの預入の際に顧客が預入金額を入力する
動作を示している。図14は顧客操作部10に表示され
る表示例を示す図である。
【0024】まず、自動取引装置3は、待機時は常に顧
客操作部10に図5に示すような取引選択画面を表示し
ている(S51)。但し、近接センサ等により顧客が装
置に近づいたことにより取引選択画面を表示しても良
い。そして、顧客が、取引選択画面の『電子マネー預
入』キーを押下したら(S52)、顧客操作部10に図
6に示すようなICカード挿入誘導画面を表示し(S5
3)、顧客はICカード4を挿入する(S54)。
【0025】そして、磁気ストライプをリード(S5
5)し、更にICカード4のICチップ内の保留金額情
報を読取る(S56)。そして、S56にて読取った保
留金額情報をもとに、図14に示すようなICチップに
保留している電子マネーの残高の表示及び預入金額の入
力画面を表示する(S57)。図14では、USドルの
みで保留されている例を示している。また、複数通貨に
て保留してある場合は、それぞれの通貨による保留金額
を表示し、かつ、預け入れる通貨を選択できる様にして
も良い。
【0026】そして、顧客は、預け入れたい金額を入力
し(S58)、顧客が、預入金額を入力したら、ホスト
コンピュータ2に対してS55で読取ったデータの口座
番号及び預入金額を通知し、ホストコンピュータ2は、
当該口座とICカード4に保留されている電子マネーの
通貨が同じ否か判断し(S59)、異なる場合は預入金
額を記憶装置3内の両替レート6に基づき、口座に預け
入れる金額を計算し(S60)、残高を更新する(S6
1)。なお、両替の計算については、両替レートが変更
されたらホストコンピュータ2から自動取引装置1に通
知し、自動取引装置1の記憶装置13に両替レートを格
納しておき、自動取引装置1の主制御部12にて計算し
ても良い。
【0027】そして、自動取引装置1はICチップ内の
当該通貨の保留金情報データを変更(預け入れた金額分
保留金額を減らす。)する(S62)。そして、顧客操
作部10に図10に示すような画面を表示して、ICカ
ード4を返却し(S63)、顧客がICカード4を受取
り(S64)取引が終了する。
【0028】この実施の形態では、ホストコンピュータ
2の記憶装置3内に両替レート6を格納しておき、IC
カード4に口座と異なる通貨で保留されている電子マネ
ーを口座に預け入れる場合は、ホストコンピュータ2の
記憶装置3内に格納されている両替レート6に基づい
て、ICカード4に保留されている電子マネーの外貨
(口座と異なる通貨)を口座の通貨に両替して、その両
替した通貨を口座に預け入れるようにし、その預け入れ
る金額を顧客が入力するようにしたので、顧客は2種類
の装置による2段階の操作をすることなく、1台の装置
により1回の操作により、ICカード4に保留されてい
る外貨(口座と異なる通貨)の電子マネーを口座に預け
入れることができ、さらに、ICカード4に保留されて
いる電子マネーの金額の全部又は一部を口座に預け入れ
ることが可能となる。
【0029】実施の形態4.この実施の形態は、ICカ
ード4に保留されている電子マネーの払出を行うもので
あり、この実施の形態の電子マネーシステムの構成は実
施の形態1と同様である。図15はこの実施の形態の自
動取引装置1の一構成例を示すブロック図、図16はこ
の実施の形態の自動取引装置1の外観を示す外観図であ
る。図15及び図16において、10は顧客が各種操作
を行う顧客操作部であり、ここではタッチパネルを使用
している。11はカードの処理を行うカード処理部であ
り、カード処理部11は、自動取引装置1のカード挿入
・受取口14から挿入されたカードの処理を行い、処理
後、カード挿入・受取口14からカードを排出する。
【0030】12は自動取引装置1の全体の制御を行う
主制御部、13は自動取引装置1内の各種情報を記憶す
る記憶装置、15は紙幣の処理を行う紙幣処理部であ
り、紙幣処理部15は自動取引装置1の紙幣投入・受取
口17を介して顧客との紙幣の受け渡しを行う。16は
硬貨の処理を行う硬貨処理部であり、硬貨処理部16は
自動取引装置1の硬貨投入・受取口18を介して顧客と
の硬貨の受け渡しを行う。
【0031】次に、この実施の形態の動作について説明
する。図17はこの実施の形態のフローチャートであ
り、電子マネーの払戻の動作を示している。図18は顧
客操作部10に表示される表示例を示す図である。ま
ず、自動取引装置1は、待機時は常に顧客操作部10に
図5に示すような取引選択画面を表示している(S7
1)。但し、近接センサ等により顧客が装置に近づいた
ことにより取引選択画面を表示しても良い。
【0032】そして、顧客が、取引選択画面の『電子マ
ネー払戻』キーを押下したら(S72)、顧客操作部1
0に図6に示すようなICカード挿入誘導画面を表示し
(S73)、顧客はICカード4を挿入する(S7
4)。そして、顧客操作部10に図7に示すような暗証
番号入力画面を表示し(S75)、顧客に暗証番号を入
力(S76)させ、ICカード4の磁気ストライプをリ
ード(S77)し、顧客の口座番号と暗証番号をホスト
コンピュータ2に送る。なお、暗証番号はホストコンピ
ュータ2に口座番号とリンクし記憶させておくことによ
り、磁気ストライプに記憶させておかなくてもよく、ホ
ストコンピュータ2には口座番号のみを送るだけでもよ
い。
【0033】そして、ホストコンピュータ2では、S7
6にて顧客により入力されて送られた暗証番号が、記憶
装置3に格納してある暗証番号と同一か否か判断(S7
8、S79)し、一致していない場合は、自動取引装置
1に対してICカード4を返却する様指示する。(但
し、限定回数内であれば再度暗証番号を入力させても良
い。) また、S78,S79で暗証番号が一致していた場合
は、ホストコンピュータ2は自動取引装置1に対して一
致していたことを通知する。
【0034】そして、暗証番号が正しいと、ホストコン
ピュータ2から通知を受けると、ICチップ内の保留金
額情報を読取る(S80)。そして、S80にて読取っ
た保留金額情報をもとに、図12に示すようなICチッ
プに保留している電子マネーの残高を表示する(S8
1)。図12では、USドルのみで保留されている例を
示している。
【0035】また、複数通貨にて保留してある場合は、
それぞれの通貨による保留金額を表示しても良い。S8
1にて表示された保留金額が正しければ、顧客は『確
認』キーを押下する(S82)。この時、表示した保留
金額が間違っていた時の為に、図12の表示に『訂正』
キーを設け、『訂正』キーを押された場合にICチップ
内の保留金情報を再度読取っても良い。
【0036】そして、ICカード4に保留されている電
子マネーの通貨が、当該自動取引装置1で出金できない
通貨の場合は、ホストコンピュータ2に対して両替を要
求する(S83)。そして、ホストコンピュータ2は、
自動取引装置1から通知された保留金額を記憶装置3に
格納してある両替レート6に基づき、当該自動取引装置
1で出金可能な通貨に両替し、自動取引装置1に通知す
る(S84)。
【0037】そして、自動取引装置1はICチップ内の
当該通貨の保留金情報データをゼロ(保留金額=0)と
し(S85)、ホストコンピュータ2から通知された両
替後の保留金額分に基づいて、紙幣処理部15及び硬貨
処理部16により紙幣及び硬貨を計数する(S86)。
そして、顧客操作部10に図18に示すような画面を表
示して、計数された紙幣、硬貨及びICカード4を排出
し(S87)、顧客が紙幣、硬貨及ICカード4を受取
り(S88)取引が終了する。
【0038】この実施の形態では、ホストコンピュータ
2の記憶装置3内に両替レート6を格納しておき、IC
カード4に自動取引装置1で出金不可能な通貨で保留さ
れている電子マネーを払い戻す場合は、ホストコンピュ
ータ2の記憶装置3内に格納されている両替レート6に
基づいて、ICカード4に保留されている自動取引装置
1で出金不可能な電子マネーの通貨を自動取引装置1で
出金可能な通貨に両替して、その両替した通貨を払い出
すようにしたので、顧客は2種類の装置による2段階の
操作をすることなく、1台の装置により1回の操作によ
り、ICカード4に保留されている自動取引装置1で出
金不可能な電子マネーの通貨を払い出すことが可能とな
る。
【0039】実施の形態5.この実施の形態は、電子マ
ネーの払戻の際に顧客が払戻金額を入力して電子マネー
の払戻を行うものであり、この実施の形態の電子マネー
システムの構成及び自動取引装置の構成は実施の形態4
と同様である。次に、この実施の形態の動作について説
明する。図19はこの実施の形態の動作を示すフローチ
ャートであり、電子マネーの払戻の際に顧客が払戻金額
を入力する動作を示している。図20は顧客操作部10
に表示される表示例を示す図である。
【0040】まず、自動取引装置1は、待機時は常に顧
客操作部10に図5に示すような取引選択画面を表示し
ている(S101)。但し、近接センサ等により顧客が
装置に近づいたことにより取引選択画面を表示しても良
い。
【0041】そして、顧客が、取引選択画面の『電子マ
ネー払戻』キーを押下したら(S102)、顧客操作部
10に図6に示すようなICカード挿入誘導画面を表示
し(S103)、顧客はICカード4を挿入する(S1
04)。そして、顧客操作部10に図7に示すような暗
証番号入力画面を表示し(S105)、顧客に暗証番号
を入力(S106)させ、磁気ストライプをリード(S
107)し、顧客の口座番号と暗証番号をホストコンピ
ュータ2に送る。なお、暗証番号はホストコンピュータ
2に口座番号とリンクし記憶させておくことにより、磁
気ストライプに記憶させておかなくてもよく、ホストコ
ンピュータ2には口座番号のみを送るだけでもよい。
【0042】そして、ホストコンピュータ2では、S1
06にて顧客により入力されて送られた暗証番号が、記
憶装置3に格納してある暗証番号と同一か否か判断(S
108、S109)し、一致していない場合は、自動取
引装置1に対してICカード4を返却する様指示する。
(但し、限定回数内であれば再度暗証番号を入力させて
も良い。) また、S108,S109で暗証番号が一致していた場
合は、ホストコンピュータ2は自動取引装置1に対して
一致していたことを通知する。
【0043】そして、暗証番号が正しいと、ホストコン
ピュータ2から通知を受けると、ICカード4のICチ
ップ内の保留金額情報を読取る(S110)。そして、
S110にて読取った保留金額情報をもとに、図20に
示すようなICチップに保留してある電子マネーの残高
の表示及び払戻金額の入力画面を表示する(S11
1)。図20では、USドルのみで保留されている例を
示している。
【0044】また、複数通貨にて保留してある場合は、
それぞれの通貨による保留金額を表示し、かつ、払い戻
す通貨を選択できる様にしても良い。そして、顧客は、
払い戻したい金額を入力する(S112)。そして、次
に、ICカード4に保留されている電子マネーの通貨
が、当該自動取引装置で出金できない通貨の場合は、ホ
ストコンピュータ2に対して両替を要求する(S11
3)。そして、ホストコンピュータ2は、自動取引装置
1から通知された払戻金額を記憶装置3に格納してある
両替レート6を基に、当該自動取引装置1で出金可能な
通貨に両替し、自動取引装置1に通知する(S11
4)。
【0045】そして、自動取引装置1はICチップ内の
当該通貨の保留金情報データを変更(払い戻す金額分保
留金額を減らす。)し(S115)、更に、ホストコン
ピュータ2から通知された両替後の払戻金額分に基づい
て、紙幣処理部15及び硬貨処理部16により、紙幣及
び硬貨を計数する(S116)。そして、顧客操作部1
0に図20に示したような画面を表示して、計数された
紙幣、硬貨及びICカード4を排出し(S117)、顧
客が紙幣、硬貨及びICカード4を受取り(S118)
取引が終了する。
【0046】この実施の形態では、ホストコンピュータ
2の記憶装置3内に両替レート6を格納しておき、IC
カード4に自動取引装置1により出金不可能な通貨で保
留されている電子マネーを払い戻す場合は、ホストコン
ピュータ2の記憶装置3内に格納されている両替レート
6に基づいて、ICカード4に保留されている自動取引
装置1で出金不可能な電子マネーの通貨を自動取引装置
1で出金可能な通貨に両替して、その両替した通貨を払
い出すようにし、その払い出す金額を顧客が入力するよ
うにしたので、顧客は2種類の装置による2段階の操作
をすることなく、1台の装置により1回の操作により、
ICカード4に保留されている自動取引装置1で出金不
可能な電子マネーの通貨を払い出すことができ、さら
に、ICカード4に保留されている金額の全部又は一部
を払い戻すことが可能となる。
【0047】実施の形態6.この実施の形態は、顧客が
紙幣又は硬貨を入金してICカード4に電子マネーを保
留するものであり、この実施の形態の電子マネーシステ
ムの構成及び自動取引装置の構成は実施の形態4と同様
である。次に、この実施の形態の動作について説明す
る。図21はこの実施の形態の動作を示すフローチャー
トであり、電子マネーの保留の動作を示している。図2
2及び図23は顧客操作部10に表示される表示例を示
す図である。
【0048】まず、自動取引装置1は、待機時は常に顧
客操作部10に図5に示すような取引選択画面を表示し
ている(S121)。但し、近接センサ等により顧客が
装置に近づいたことにより取引選択画面を表示しても良
い。そして、顧客が、取引選択画面の『電子マネー保
留』キーを押下したら(S122)、顧客操作部10に
図6に示すようなICカード挿入誘導画面を表示し(S
123)、顧客はICカード4を挿入する(S12
4)。そして、顧客操作部10に図22に示すような紙
幣・硬貨入金誘導画面を表示し(S125)、顧客が紙
幣又は硬貨を入金したら(S126)、その入金された
紙幣又は硬貨を計数する(S127)。
【0049】そして、顧客操作部10に図23に示すよ
うな入金金額確認画面を表示し(S128)、顧客が入
金金額を確認して正しければ『確認』キーを押下する
(S129)。この時、表示した入金金額が間違ってい
た時(計数間違い)の為に、図23の表示に『訂正』キ
ーを設け、『訂正』キーを押された場合に入金紙幣を再
度計数しても良い。そして、顧客操作部10に図9に示
すような通貨選択画面を表示し(S130)、顧客は電
子マネー保留時の通貨を選択する(S131)。
【0050】そして、入金された現金の通貨とS131
で選択された通貨が異なる場合は、自動取引装置1はホ
ストコンピュータ2に対し入金金額の両替の計算を要求
する(S132)。そして、ホストコンピュータ2は記
憶装置3に格納されている両替レート6に基づいて、I
Cカード4への保留金額を計算し(S133)、自動取
引装置1に通知する。なお、この両替の計算について
は、両替レートが変更されたらホストコンピュータ2か
ら自動取引装置1に通知し、自動取引装置1の記憶装置
13に両替レートを格納しておき、自動取引装置1の主
制御部12にて計算しても良い。
【0051】そして、自動取引装置1はICカード4に
対して電子マネーの保留をする(S134)。つまり、
ICカード4のICチップ内の当該通貨の保留金情報デ
ータ(顧客がUSドルを指定した場合は、例えば、図2
6の保留金額情報22のデータ)を書き換える。この
時、入金された現金と同じ通貨を顧客が指定した場合
は、入金された現金分と既に保留してある金額加えた金
額のデータを保留金額情報に書込み、入金された現金と
異なる通貨を顧客が指定した場合は、S133にて計算
した金額と既に保留してある金額を加えた金額のデータ
を保留金額情報に書込む。そして、顧客操作部10に図
10に示すような画面を表示して、ICカード4を返却
し(S135)、顧客がICカード4を受取り(S13
6)取引が終了する。
【0052】この実施の形態では、ホストコンピュータ
2の記憶装置3内に両替レート6を格納しておき、顧客
が入金した紙幣又は硬貨と異なる通貨の電子マネーを、
ICカード4に保留する場合は、ホストコンピュータ2
の記憶装置3内に格納されている両替レート6に基づい
て、入金された紙幣又は硬貨を外貨(入金された紙幣又
は硬貨と異なる通貨)に両替して、その両替した外貨の
電子マネーをICカード4に保留するようにしたので、
顧客は2種類の装置による2段階の操作をすることな
く、1台の装置により1回の操作により、外貨(入金し
た紙幣又は硬貨とは異なる通貨)の電子マネーをICカ
ード4に保留することが可能となる。
【0053】実施の形態7.この実施の形態は、顧客が
紙幣又は硬貨を入金してICカード4に電子マネーを保
留する際に、顧客がICカード4に保留する保留金額を
入力して電子マネーの保留を行い、顧客が入力した保留
金額より入金した紙幣又は硬貨の金額の方が大きい時に
は、その差額を釣銭として払い出すものであり、この実
施の形態の電子マネーシステムの構成及び自動取引装置
の構成は実施の形態4と同様である。次に、この実施の
形態の動作について説明する。図24はこの実施の形態
の動作を示すフローチャートであり、顧客が紙幣又は硬
貨を入金してICカード4に電子マネーを保留する際
に、顧客がICカード4に保留する保留金額を入力する
動作を示している。図25は顧客操作部10に表示され
る表示例を示す図である。
【0054】まず、自動取引装置1は、待機時は常に顧
客操作部10に図5に示すような取引選択画面を表示し
ている(S141)。但し、近接センサ等により顧客が
装置に近づいたことにより取引選択画面を表示しても良
い。そして、顧客が、取引選択画面の『電子マネー保
留』キーを押下したら(S142)、顧客操作部10に
図6に示すようなICカード挿入誘導画面を表示し(S
143)、顧客はICカード4を挿入する(S14
4)。
【0055】そして、顧客操作部10に図22に示すよ
うな紙幣・硬貨入金誘導画面を表示し(S145)、顧
客が紙幣又は硬貨を入金したら(S146)、その入金
された紙幣又は硬貨を計数する(S147)。そして、
顧客操作部10に図25に示すような保留金額入力画面
を表示し(S148)、顧客が保留金額を入力する(S
149)。この時、表示した入金金額が間違っていた時
(計数間違い)の為に、図25の表示に『入金金額訂
正』キーを設け、『入金金額訂正』キーを押された場合
に入金紙幣を再度計数しても良い。
【0056】そして、顧客操作部10に図9に示すよう
な通貨選択画面を表示し(S150)、顧客は電子マネ
ー保留時の通貨を選択する(S151)。そして、入金
された現金の通貨とS151にて選択された通貨が異な
る場合は、自動取引装置1はホストコンピュータ2に対
しS149にて指定された保留金額の両替の計算を要求
する(S152)。そして、ホストコンピュータ2は記
憶装置3に格納されている両替レート6に基づいて、I
Cカード4への保留金額を計算し(S153)、自動取
引装置1に通知する。なお、この両替の計算について
は、両替レートが変更されたらホストコンピュータから
自動取引装置に通知し、自動取引装置の主制御部に両替
レートを格納しておき、主制御部にて計算しても良い。
【0057】そして、自動取引装置1はICカード4に
対して電子マネーの保留をする(S154)。つまり、
ICカード4のICチップ内の当該通貨の保留金情報デ
ータ(顧客がUSドルを指定した場合は、例えば、図2
6の保留金額情報22のデータ)を書き換える。この
時、入金された現金と同じ通貨を顧客が指定した場合
は、S149にて指定された保留金額分と既に保留して
ある金額を加えた金額のデータを保留金額情報に書込
み、入金された現金と異なる通貨を顧客が指定し場合
は、S153にて計算した金額と既に保留してある金額
を加えた金額のデータを保留金額情報に書込む。
【0058】そして、入金金額と保留金額を比較し(S
155)、S155で入金金額>保留金額の場合は、入
金金額−保留金額分の紙幣又は硬貨を計数し(S15
6)、顧客操作部10に図18に示すような画面を表示
して、ICカード4、入金金額−保留金額分の紙幣及び
硬貨を釣銭として排出し(S157)、S155で入金
金額=保留金額の場合は、顧客操作部10に図10に示
すような画面を表示して、ICカード4のみ排出し(S
158)、顧客がそれらを受取り(S159)取引が終
了する。
【0059】この実施の形態では、ホストコンピュータ
2の記憶装置3内に両替レート6を格納しておき、顧客
が入金した紙幣又は硬貨と異なる通貨の電子マネーをI
Cカード4に保留する場合は、顧客が紙幣又は硬貨を入
金した後、ICカード4へ保留する保留金額を入力さ
せ、ホストコンピュータ2の記憶装置3内に格納されて
いる両替レート6に基づいて、入力されたICカード4
に保留する保留金額を外貨(入金された紙幣又は硬貨と
異なる通貨)に両替して、その両替した外貨の電子マネ
ーをICカード4に保留するようにし、顧客が入力した
保留金額より入金した紙幣又は硬貨の金額の方が大きい
時には、その差額を釣銭として払い出すので、顧客は2
種類の装置による2段階の操作をすることなく、1台の
装置により1回の操作により、外貨(入金した紙幣又は
硬貨とは異なる通貨)の電子マネーをICカード4に保
留することができ、入金にした紙幣又は硬貨の金額の全
部又は一部をICカード4に保留することができ、入金
にした紙幣又は硬貨の金額の一部をICカード4に保留
したときには、その差額を釣銭として受け取ることが可
能となる。
【0060】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、予めホス
トコンピュータの記憶装置に両替レートを格納し、自動
取引装置による電子マネーの保留又は電子マネーの預入
の際、口座の通貨と電子マネーの通貨が異なるとき、ホ
ストコンピュータの記憶装置に格納された両替レートに
基づいて、通貨の両替を行いその両替された通貨により
電子マネーの保留又は電子マネーの預入を行うようにし
たので、顧客は2種類の装置による2段階の操作をする
ことなく、1台の装置により1回の操作により、外貨
(口座と異なる通貨)の電子マネーをICカードに保留
することができ、ICカードに保留された外貨(口座と
異なる通貨)の電子マネーを口座に預け入れることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の電子マネーシステムの
構成を示す構成図である。
【図2】実施の形態1の自動取引装置1の一構成例を示
すブロック図である。
【図3】実施の形態1の自動取引装置1の外観を示す外
観図である。
【図4】実施の形態1の動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】顧客操作部10に表示される表示例を示す図で
ある。
【図6】顧客操作部10に表示される表示例を示す図で
ある。
【図7】顧客操作部10に表示される表示例を示す図で
ある。
【図8】顧客操作部10に表示される表示例を示す図で
ある。
【図9】顧客操作部10に表示される表示例を示す図で
ある。
【図10】顧客操作部10に表示される表示例を示す図
である。
【図11】実施の形態2の動作を示すフローチャートで
ある。
【図12】顧客操作部10に表示される表示例を示す図
である。
【図13】実施の形態3の動作を示すフローチャートで
ある。
【図14】顧客操作部10に表示される表示例を示す図
である。
【図15】実施の形態4の自動取引装置1の一構成例を
示すブロック図である。
【図16】実施の形態4の自動取引装置1の外観を示す
外観図である。
【図17】実施の形態4の動作を示すフローチャートで
ある。
【図18】顧客操作部10に表示される表示例を示す図
である。
【図19】実施の形態5の動作を示すフローチャートで
ある。
【図20】顧客操作部10に表示される表示例を示す図
である。
【図21】実施の形態6の動作を示すフローチャートで
ある。
【図22】顧客操作部10に表示される表示例を示す図
である。
【図23】顧客操作部10に表示される表示例を示す図
である。
【図24】実施の形態7の動作を示すフローチャートで
ある。
【図25】顧客操作部10に表示される表示例を示す図
である。
【図26】従来のICカードのメモリ内の保留金額情報
の構成の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 自動取引装置 2 ホストコンピュータ 3 記憶装置 4 ICカード 5 口座データ 6 両替レート

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータに接続された自動取
    引装置により、顧客の口座からICカードへの電子マネ
    ーの保留及び前記電子マネーが保留されたICカードか
    ら顧客の口座への電子マネーの預入を行う電子マネーシ
    ステムにおける電子マネーの両替方法において、 予め前記ホストコンピュータの記憶装置に両替レートを
    格納し、前記自動取引装置による電子マネーの保留又は
    電子マネーの預入の際、前記口座の通貨と前記電子マネ
    ーの通貨が異なるとき、前記ホストコンピュータの記憶
    装置に格納された両替レートに基づいて、前記通貨の両
    替を行いその両替された通貨により電子マネーの保留又
    は電子マネーの預入を行うことを特徴とする電子マネー
    の両替方法。
  2. 【請求項2】 ホストコンピュータに接続された自動取
    引装置により、顧客が入金した紙幣又は硬貨の通貨から
    ICカードへの電子マネーの保留及び前記電子マネーが
    保留されたICカードから紙幣又は硬貨の通貨での電子
    マネーの払戻を行う電子マネーシステムにおける電子マ
    ネーの両替方法において、 予め前記ホストコンピュータの記憶装置に両替レートを
    格納し、前記自動取引装置による電子マネーの保留又は
    電子マネーの払戻の際、前記入金された通貨又は払い戻
    される通貨と前記電子マネーの通貨が異なるとき、前記
    ホストコンピュータの記憶装置に格納された両替レート
    に基づいて、前記通貨の両替を行いその両替された通貨
    により電子マネーの保留又は電子マネーの払戻を行うこ
    とを特徴とする電子マネーの両替方法。
  3. 【請求項3】 ホストコンピュータに接続された自動取
    引装置により、顧客が入金した紙幣又は硬貨の通貨から
    ICカードへの電子マネーの保留を行う電子マネーシス
    テムにおける電子マネーの両替方法において、 予め前記ホストコンピュータの記憶装置に両替レートを
    格納し、前記自動取引装置による前記電子マネーの保留
    の際、顧客に入金した通貨の内、ICカードに保留する
    電子マネーの保留金額を入力させ、前記入金された通貨
    と前記電子マネーの通貨が異なるとき、前記ホストコン
    ピュータの記憶装置に格納された両替レートに基づい
    て、前記入力された保留金額の通貨の両替を行いその両
    替された通貨により電子マネーの保留を行い、前記入金
    された通貨の金額が前記入力された保留金額より大きい
    とき、その差額を釣銭として前記入金した通貨で払い戻
    すことを特徴とする電子マネーの両替方法。
  4. 【請求項4】 両替レートを格納した記憶装置を有する
    ホストコンピュータと、 前記ホストコンピュータに接続されICカードに対する
    電子マネーに関する処理を行う自動取引装置とを備え、 前記自動取引装置は、顧客の口座から前記ICカードへ
    の電子マネーの保留の際、顧客にICカードに保留する
    電子マネーの保留金額を入力させ、顧客の口座の通貨と
    ICカードへ保留する電子マネーの通貨が異なるとき、
    前記記憶装置に格納された両替レートに基づいて、前記
    ホストコンピュータに前記入力された保留金額の通貨の
    両替を行わせ、その両替された通貨の電子マネーを前記
    ICカードに保留することを特徴とする電子マネーシス
    テム。
  5. 【請求項5】 両替レートを格納した記憶装置を有する
    ホストコンピュータと、 前記ホストコンピュータに接続されICカードに対する
    電子マネーに関する処理を行う自動取引装置とを備え、 前記自動取引装置は、前記電子マネーが保留されたIC
    カードから顧客の口座への電子マネーの預入の際、顧客
    の口座の通貨とICカードへ保留されている電子マネー
    の通貨が異なるとき、前記記憶装置に格納された両替レ
    ートに基づいて、前記ホストコンピュータに前記ICカ
    ードへ保留されている電子マネーの通貨の両替を行わ
    せ、その両替された通貨を前記顧客の口座へ預け入れる
    することを特徴とする電子マネーシステム。
  6. 【請求項6】 両替レートを格納した記憶装置を有する
    ホストコンピュータと、 前記ホストコンピュータに接続されICカードに対する
    電子マネーに関する処理を行う自動取引装置とを備え、 前記自動取引装置は、前記電子マネーが保留されたIC
    カードから顧客の口座への電子マネーの預入の際、顧客
    に前記ICカードに保留された電子マネーから顧客の口
    座へ預け入れる預入金額を入力させ、顧客の口座の通貨
    とICカードへ保留されている電子マネーの通貨が異な
    るとき、前記記憶装置に格納された両替レートに基づい
    て、前記ホストコンピュータに前記入力された預入金額
    の通貨の両替を行わせ、その両替された通貨を前記顧客
    の口座へ預け入れるすることを特徴とする電子マネーシ
    ステム。
  7. 【請求項7】 両替レートを格納した記憶装置を有する
    ホストコンピュータと、 前記ホストコンピュータに接続されICカードに対する
    電子マネーに関する処理を行う自動取引装置とを備え、 前記自動取引装置は、前記電子マネーが保留されたIC
    カードから紙幣又は硬貨の通貨での電子マネーの払戻の
    際、払戻可能な紙幣又は硬貨の通貨とICカードへ保留
    されている電子マネーの通貨が異なるとき、前記記憶装
    置に格納された両替レートに基づいて、前記ホストコン
    ピュータに前記ICカードへ保留されている電子マネー
    の通貨の両替を行わせ、その両替された通貨を払い戻す
    ことを特徴とする電子マネーシステム。
  8. 【請求項8】 両替レートを格納した記憶装置を有する
    ホストコンピュータと、 前記ホストコンピュータに接続されICカードに対する
    電子マネーに関する処理を行う自動取引装置とを備え、 前記自動取引装置は、前記電子マネーが保留されたIC
    カードから紙幣又は硬貨の通貨での電子マネーの払戻の
    際、顧客に払い戻す電子マネーの払戻金額を入力させ、
    払戻可能な紙幣又は硬貨の通貨とICカードへ保留され
    ている電子マネーの通貨が異なるとき、前記記憶装置に
    格納された両替レートに基づいて、前記ホストコンピュ
    ータに前記入力された払戻金額の通貨の両替を行わせ、
    その両替された通貨を払い戻すことを特徴とする電子マ
    ネーシステム。
  9. 【請求項9】 両替レートを格納した記憶装置を有する
    ホストコンピュータと、 前記ホストコンピュータに接続されICカードに対する
    電子マネーに関する処理を行う自動取引装置とを備え、 前記自動取引装置は、顧客が入金した紙幣又は硬貨の通
    貨から前記ICカードへの電子マネーの保留の際、前記
    入金された通貨とICカードへ保留する電子マネーの通
    貨が異なるとき、前記記憶装置に格納された両替レート
    に基づいて、前記ホストコンピュータに前記入金された
    通貨の両替を行わせ、その両替された通貨の電子マネー
    を前記ICカードに保留することを特徴とする電子マネ
    ーシステム。
  10. 【請求項10】 両替レートを格納した記憶装置を有す
    るホストコンピュータと、 前記ホストコンピュータに接続されICカードに対する
    電子マネーに関する処理を行う自動取引装置とを備え、 前記自動取引装置は、顧客が入金した紙幣又は硬貨の通
    貨から前記ICカードへの電子マネーの保留の際、顧客
    に入金した通貨の内、ICカードに保留する電子マネー
    の保留金額を入力させ、前記入金された通貨とICカー
    ドへ保留する電子マネーの通貨が異なるとき、前記記憶
    装置に格納された両替レートに基づいて、前記ホストコ
    ンピュータに前記入力された保留金額の通貨の両替を行
    わせ、その両替された通貨の電子マネーを前記ICカー
    ドに保留し、前記入金された通貨の金額が前記入力され
    た保留金額より大きいとき、その差額を釣銭として前記
    入金した通貨で払い戻すことを特徴とする電子マネーシ
    ステム。
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