JP3527573B2 - ダイヤル錠付き什器 - Google Patents

ダイヤル錠付き什器

Info

Publication number
JP3527573B2
JP3527573B2 JP23720995A JP23720995A JP3527573B2 JP 3527573 B2 JP3527573 B2 JP 3527573B2 JP 23720995 A JP23720995 A JP 23720995A JP 23720995 A JP23720995 A JP 23720995A JP 3527573 B2 JP3527573 B2 JP 3527573B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
door
dial
dial lock
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP23720995A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0978911A (ja
Inventor
正行 前田
Original Assignee
株式会社イトーキクレビオ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社イトーキクレビオ filed Critical 株式会社イトーキクレビオ
Priority to JP23720995A priority Critical patent/JP3527573B2/ja
Publication of JPH0978911A publication Critical patent/JPH0978911A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3527573B2 publication Critical patent/JP3527573B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、リモートコントロ
ーラによって遠隔的に操作されるダイヤル錠を備えた金
庫等の什器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に金庫は、防盗性向上のため、キー
で回施錠操作されるシリンダ錠と、ダイヤル摘み付きの
ロッドを回転操作して解施錠されるダイヤル錠とでダブ
ルロックするようにしている。そして、本願出願人は特
開平7−217315号において、金庫の扉にダイヤル
錠のロッドを回転するためのモータを設け、リモートコ
ントローラから送信された信号に基づいてモータの回転
を制御することにより、ダイヤル錠を遠隔的に解錠する
ことを提案した。
【0003】この先願発明によると、一々ダイヤルを回
転操作する手間が省けるため金庫使用者の負担を軽減す
ることができ、また、リモートコントローラの操作は他
人に見られることなく素早く行えるため防盗性を向上で
きる等の利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の金
庫や保管庫を使用する場合、特に問題になるのが施錠忘
れであり、錠がいかに頑丈であっても施錠するのを忘れ
てしまったのでは金庫や保管庫を設置した意味がない。
この場合、終業時に扉が開いた状態の場合には、目視で
確認できるため施錠忘れの事態は殆ど生じないが、扉が
閉まったままの場合には施錠しているのか否かが外観か
らは確認できないため、施錠されているものと思い込ん
で帰宅することがままあった。
【0005】本発明は、金庫等における施錠忘れの問題
を、構造を複雑化することなく防止することを目的とす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、什器
本体の開口部を開閉自在に塞ぐ扉に、扉に挿通したロッ
ドで円板群を回転させることによって解施錠されるダイ
ヤル錠と、キーにて解施錠されるシリンダ錠とを、前記
ダイアル錠の円板群が扉の内側に位置するようにして設
け、更に前記扉の内面に、前記ダイヤル錠のロッドを回
転操作するためのモータを設けており、リモートコント
ローラから送信された解錠信号に基づいて前記モータを
駆動することにより、ダイヤル錠の解錠を遠隔的に行え
るようになっており、更に、前記ダイアル錠は、扉の外
側からダイアルを手動操作して前記ロッドを回転させる
ことによっても解錠できるようになっている金庫等の什
器において、前記シリンダ錠が施錠されると検知信号を
発する検知手段を設け、この検知手段と前記モータと
を、ダイヤル錠の解錠状態で前記検知信号が発せられる
と前記モータが駆動されてダイヤル錠を施錠するように
関連させている。
【0007】また、請求項2の発明は、什器本体の開口
部を開閉自在に塞ぐ扉に、少なくとも、扉に挿通したロ
ッドで円板群を回転させることによって解施錠されるダ
イヤル錠を、前記円板群が扉の内側に位置するようにし
て設け、前記扉の内面に、前記ダイヤル錠のロッドを回
転操作するためのモータを設けており、リモートコント
ローラから送信された解錠信号に基づいて前記モータを
駆動することにより、ダイヤル錠の解錠を遠隔的に行
るようになっており、更に、ダイアル錠は、扉の外側か
らダイアルを手動操作して前記ロッドを回転させること
によっても解錠できるようになっている金庫等の什器に
おいて、扉の閉じた状態を検知して信号を発する検知手
段と、閉扉状態でかつダイアル錠を解錠してから施錠す
ることなく一定時間が経過するか或いは閉扉状態でかつ
ダイヤル錠を解錠してから施錠することなく一定時刻に
達すると前記モータが駆動されてダイヤル錠を施錠する
タイムロック機能を備えている。
【0008】
【発明の奏する効果】請求項1のように構成すると、扉
を閉めた状態でシリンダ錠を施錠するとダイヤル錠が自
動的に施錠されて、扉はシリンダ錠とダイヤル錠とによ
ってロックされる。従って、ダイヤル錠の施錠忘れを防
止又は著しく減少して、防盗性を向上できる。
【0009】請求項2のように構成すると、一定時間施
錠操作をしなかったり一定時刻(例えば、終業時)にな
るとダイヤル錠が自動的に施錠されて、施錠忘れを防止
できる。
【0010】この場合、ダイヤル錠の自動施錠は、当該
ダイヤル錠をリモートコントローラで解錠操作するため
のモータで行うものであるから、ダイヤル錠を自動的に
施錠することのために構造が過度に複雑化することはな
い。
【0011】従って本発明によると、リモートコントロ
ーラでダイヤル錠を解錠操作するようにした什器におい
て、構造を複雑化することなく防盗性を向上できる効果
を有する。
【0012】
【発明の実施形態】次に、本発明を金庫について具体化
した実施例を図面に基づいて説明する。
【0013】図1は金庫1及びリモートコントローラ
(以下、本実施例の欄において「リモコン」と略す)2
の概略斜視図である。
【0014】金庫1は、前面を開口した本体3と、その
開口部の一長手側縁に蝶番4を介して水平回動自在に枢
着した扉5とを備えている。扉5の前面(外面)には、
開閉操作用のレバー(ハンドル)6を回動自在に設ける
と共に、シリンダ錠7の鍵穴7aとダイヤル錠8のダイ
ヤル摘み8aとを露出させている。
【0015】次に、施錠機構の概略を図2〜図3に基づ
いて説明する。図2のうち(A)は扉3の略上半部の裏
面図、(B)は(A)の要部拡大図、図3のうち(A)
は図2(B)の下部の拡大図、(B)は(A)のB−B
視図である。
【0016】扉3の裏面には、前記レバー6の回転軸に
連結した十字状の連動体9が配置されており、この連動
体9に、扉5の上端面に向けて延びる第1ロック杆10
と、扉5の自由端に向けて延びる第2ロック杆11と、
扉5の下端面に向けて延びる第3ロック杆12と、扉5
の回動中心の方向に向けて水平状に延びる第4ロック杆
13とをピンで結節している。各ロック杆10・・・は
ピン等のガイド手段で、長手方向に沿って摺動し得るよ
うに保持されている。
【0017】扉5を閉じた状態でレバー6を回転操作す
ると、第1〜第3ロック杆10・・・の先端が扉5の外
周面から一斉に出没して、本体の内周面に形成した係合
穴(図示せず)に係脱する。また、図示していない連動
機構により、扉5を閉じた状態でしかレバー6を回動さ
せることができず、扉5を開いた状態ではレバー6は回
動不能に保持されて、各ロック杆10・・・が後退状態
に保持されたままになるように構成されている。
【0018】扉5の裏面のうち連動体9から下向きに延
びる第3ロック杆12の近傍には、シリンダ錠7を取り
付けている。シリンダ錠7は、キーによる解施錠操作に
て第3ロック杆12に向けて進退動する閂体14を備え
ている。他方、第3ロック杆12には、当該第3ロック
杆12が下向き動した状態のときに前記シリンダ錠7の
閂体14が係脱し得る切り欠き15を形成している。
【0019】従って、扉5を閉じた状態で第1〜第3ロ
ック杆10・・・を突出させ、その状態でシリンダ錠7
を施錠すると、扉5とシリンダ錠7によって開き不能に
保持される。この場合、閂体14の係合の確実性のた
め、切り欠き15の上下幅寸法は閂体14の上下幅寸法
よりも若干大きい寸法に設定されており、換言すると、
シリンダ錠7の閂体14と第3ロック杆12の切り欠き
15との間に僅かの上下寸法2e遊びを設けており、従
って、シリンダ錠7でロックした状態でも、極く僅かの
角度だけレバー6を回動させ得る。
【0020】前記シリンダ錠7の閂体14は、解錠状態
では第3ロック杆12と反対側に突出するように構成さ
れており、扉5の裏面のうちシリンダ錠7の近傍に、シ
リンダ錠7の施錠を検知する検知手段の一例として、前
記閂体14の後端面に当たるアーム16aを備えた第1
リミットスイッチ16を設けている。シリンダ錠7が施
錠されると第1リミットスイッチ16のアーム16aが
回動して、第1リミットスイッチ16からONの信号が
発せられる。
【0021】扉5の裏面のうち第3ロック杆12の近傍
で且つ第1リミットスイッチ16の下方には、盗難警報
用の第2リミットスイッチ17を設けている。この第2
リミットスイッチ17のアーム17aは第3ロック杆1
2の側面に当たるように付勢されている。一方、図3
(A)に拡大して示すように、第3ロック杆12の側面
には、ロック状態のときに前記第2リミットスイッチ1
7におけるアーム17aの先端がきっちり嵌合する凹み
18を形成している。
【0022】前記第2リミットスイッチ17は、扉5を
ロックした状態で賊がレバー6を回動して、第3ロック
杆12が閂体14と切り欠き15との遊びの範囲内で極
く僅かに上下動するとONになるような高い感度に設定
されている。第2リミットスイッチ17がONになると
アラーム音等の警報が発せられる。なお、第2リミット
スイッチ17は他のロック杆10・・・の箇所に取付け
ても良い。
【0023】扉5の裏面のうち前記第4ロック杆13の
上方の箇所には、ボックス20で覆われたダイヤル錠8
を設けている。ダイヤル錠8は、その閂体21が下向き
になるようにして取付けられており、閂体21を、第4
ロック杆13の上面に形成した係合溝22に係脱させる
ことにより、扉5をロックしたりロック解除したりする
ものである。
【0024】次に、ダイヤル錠8の具体的な構造を図4
〜図5に基づいて説明する。図4はボックス20を破断
した状態での背面図、図5(A)は図4のVA−VA視
断面図である。
【0025】ダイヤル錠8は、解施錠操作用のロッド2
3や、該ロッド23で回転される複数枚(4枚)の作動
円板24、前記閂体21等を備えており、前記ロッド2
3は、扉3の表裏両側に貫通するように固着した筒体2
5内の途中まで挿通されている。前記筒体25のうち扉
5の表面寄り部位には手動操作用のダイヤル軸26が挿
入されており、ダイヤル軸26の先端に前記ダイヤル摘
み8aが取付いている。
【0026】ロッド23とダイヤル軸26とには、ダイ
ヤル軸26をその軸方向に摺動させることによって継断
するクラッチ部27を形成している。
【0027】すなわち、ダイヤル軸26のうちロッド2
3と対向した基端部23aは筒状に形成されていて、こ
れに半径内向きの一対の係合ピン28を突設している一
方、ロッド23の先端はダイヤル軸26の筒状基端部2
3a内に嵌まり込んでおり、該ロッド23の先端に、ダ
イヤル軸26の係合ピン28に対応した一対の係合凹所
29を形成している。
【0028】そして、ダイヤル軸26を押し込むと、当
該ダイヤル軸26の係合ピン28がロッド23の係合凹
所19から外れるため、手動によるダイヤル錠8の操作
はできなくなる一方、ダイヤル軸26を扉5の表面側に
引き出すと、前記ダイヤル軸26の係合ピン28とロッ
ド23の係合凹所29とが嵌まり合って、ダイヤル軸2
6とロッド23とは一体に連結された状態になるため、
ダイヤル錠8を手動操作することができる。
【0029】解錠番号を盗み見られるのを防止するた
め、リモコン2で解錠操作する場合は自動的にクラッチ
部27が切れて、ダイヤル摘み8aは停止したままにな
っているように設定しても良い。
【0030】図4に示すように、ダイヤル錠8の閂体2
1には、その前後動をガイドするため、ボックス20に
おける左右内側面の摺動部20a,20bに摺接するガ
イド部21a,21bを一体的に成形している。
【0031】また、ボックス20内のうち作動円板24
と閂体21との間の部位に支軸30を立設し、この支軸
30に、2本のアームを備えた略L字状のカム体31を
回動可能に装着している。このカム体31において作動
円板24に向けて延びる一方のアームの先端に第1コロ
32を装着しており、この第1コロ32が前記複数枚の
作動円板24の円周面に常時当接するように、閂体21
を図示しない付勢ばねで付勢している。
【0032】また、カム体31における他方のアーム
は、閂体21における一方のガイド部21bに向けて延
びており、この他方のアームの先端に装着した第2コロ
33を、閂体14に形成したU形開放溝34に嵌合して
いる。
【0033】前記複数枚の作動円板24の円周面にはそ
れぞれ係合溝35を切り開き形成している。ロッド23
を所定の通りに回転してダイヤル錠8を解錠すると、各
作動円板24の係合溝35がロッド23の軸線方向に沿
って一致する。すると、カム体31が回動して第1コロ
32が各作動円板24の係合溝35に嵌まり込むと共
に、U形開放溝34に嵌合した第2コロ33を介して閂
体21が図4の実線のように後退する。
【0034】これにより、ダイヤル錠8の閂体21と前
記第4ロック杆13との係合が解除されて、ダイヤル錠
8による扉5のロックが解除される。このとき、解錠状
態での閂体21の後退位置は、当該閂体21の背面がカ
ム体31に当接することによって規制される。
【0035】施錠状態では、各作動円板24の係合溝3
5がロッド23の軸線方向に沿って不一致になるため、
カム体31は、第1コロ32が作動円板24の外周面に
当接するように回動した状態になっている。その状態で
は、図4の二点鎖線で示すように、カム体31が回動す
ることによって閂体21がボックス20から突出して、
閂体21が第4ロック杆13の係合溝35に嵌まって、
扉5はロック状態に保持される。
【0036】以上の説明から明らかなように、ダイヤル
錠8は、ロッド23にて各作動円板24を回転操作する
ことによって解錠・施錠を行うもので、ボックス20内
には、ロッド23を回転操作するためのモータ36を配
置している。
【0037】このモータ36は正逆回転可能なDCサー
ボモータ等(DCコアレスモータ等)であって、ボック
ス20内に配置した伝動歯車群37を介して前記ロッド
23に正逆回転の駆動力を伝達する。また、モータ36
には、その回転を制御するためのロータリーエンコーダ
38を取付けている。
【0038】図5(B)はロータリーエンコーダ38を
軸方向から見た概略図、図5(C)はBのC−C視概略
断面図である。ロータリーエンコーダ38は、モータ3
6の主軸と一体に回転するスリット円板39と、固定さ
れたインデックススリット板40と、スリット円板39
の外側に配置した発光部41と、インデックススリット
板40の外側に配置した受光部42とを備えている。
【0039】スリット円板39とインデックススリット
板40とにはそれぞれ同じ間隔で透明なスリット43を
設けており、発光部41から発せられた光を、両スリッ
ト43を透過して受光部42に断続的に受けて、これを
図5(D)に示すような断続的なパルス44として電気
信号に変換することにより、モータ36の主軸の回転角
度(位相)を微小な単位でカウントするようにしてい
る。
【0040】なお、敢えて説明するまでもないが、スリ
ット円板39とインデックススリット板40とのスリッ
ト43とを、光の透過方向から見て互いに交叉させるこ
とにより、モータ36の主軸の回転方向を検出できるよ
うにしている。
【0041】扉5の裏面には、制御機構や電池(例えば
リチウム電池)等を内蔵したコントロールボックス49
を設けている。また、扉5の表面の適宜部位には受信ア
ンテナ47を露出させている。また、図面では位置を明
示していないが扉5の適宜部位にブザー48(図6参
照)を設けている。
【0042】前記リモコン2には、0から9までの数字
キー50と、CL及びOPのファンクションキー51を
設けている。また、先端には送信部52を設けている。
【0043】次に、リモコン2によるダイヤル錠8の解
・施錠機構について、図6〜図11に基づいて説明す
る。
【0044】図6は本体3に設けた制御装置53の機能
ブロック図であり、先ず、この図6について説明する。
【0045】制御装置53は、CPU(中央演算装置)
(MPU)54、受信部55、機能設定部56、メモリー
(EEPRPM) 57、RAM(随時読み書き可能メモリー)
58、ブザー制御部59、モータ制御部60、タイマー
61、万年カレンダー時計部62、ROM(読み出し専
用メモリー)63、電源部64を備えており、電源部6
4には電池45から電力が供給される。
【0046】前記CPU54では施錠等の制御処理が行
われて、受信部55はリモコン2からの信号(電波や赤
外線)を受信する。
【0047】機能設定部56では、例えば、施錠忘れを
防止するため、一定時間施錠操作がされないときにブザ
ー48を作動させるアラーム機能や、一定時間施錠操作
をしなかったり一定時刻(例えば、終業時)になると自
動的に施錠するタイムロック機能、リモコン2での解錠
時に前記ロッド23を最初にランダムにダミー回転させ
てから解錠操作に入るように設定するようにした解錠ダ
イヤル番号読み取り防止機能、或いは、リモコン2から
の暗証番号等の誤入力が3〜4回連続すると所定時間内
にはリモコン2からの入力信号に基づいた解錠を行わな
い入力禁止機能など、種々の機能を設定したり解除した
りできる。
【0048】なお、前記万年カレンダ時計部62では、
前記タイムロック機能等の設定時間等を正確に実行する
ために利用される。また、タイムロック機構としては、
最初の操作からタイマー61が作動するように設定し
て、最初の使用から所定時間が経過すると自動的にダイ
ヤル錠8を施錠するように構成しても良い。
【0049】メモリー57には、解錠用の暗証番号や解
錠ダイヤル番号、解錠用設定コード、リモコン2の個別
生を識別するための識別コード等の種々のデータが記憶
されている。
【0050】RAM58には各種データが記憶されてい
る。モータ制御部60は、ロータリエンコーダ38から
の検出信号に基づいてモータ36の回転駆動を制御す
る。
【0051】また、タイマー61は、解錠操作が始まっ
てモータ36に通電するとONになって計時するように
設定されており、モータ36に通電されているにも拘わ
らず所定時間の間(例えば3秒程度)ロータリーエンコ
ーダ38にパルスの入力がない場合は、モータ36への
通電を停止して緊急停止する。
【0052】これは、例えば、誤って手動操作とリモコ
ン操作とを同時に行ったり、リモコン操作者とは別の者
がダイヤル摘み8aを手前に引いて掴持した状態でモー
タ36に通電されたときに、モータ36が焼損すること
を防止するためである。
【0053】万年カレンダ時計部62では年月日や時刻
が計時され、ROM63には制御プログラムが格納され
ている。
【0054】ダイヤル錠8は、解錠ダイヤル番号を合わ
せることによって解錠される。ここに解錠ダイヤル番号
とは、前記全ての作動円板24における係合溝35がカ
ム体31の第1ローラ32の箇所において一直線状に揃
うように、ダイヤル摘み8aを基準の目印箇所に対して
複数回正逆回転させる際の番号の組合せを言う。
【0055】また、リモコン2は暗唱番号の入力で操作
するように構成している。この暗証番号とは、操作者が
任意の数字の組合せの番号をリモコン2に備えた数字キ
ー50で入力してダイヤル錠8を解錠するための番号を
言い、前記解錠ダイヤル番号の桁数より短い場合は短縮
暗証番号となり、解錠ダイヤル番号の桁数より長い場合
は長冗暗証番号となる。
【0056】図7はリモコン2に設けた制御装置66の
機能ブロック図である。
【0057】リモコン2の制御装置66は、制御用のC
PU67と、キー50,51を備えたキーボードと、タ
イマー65と、制御プログラムを格納した読み出し専用
メモリ(ROM)68と、各種データを記憶するための
随時読み書き可能メモリ(RAM)69と、複数のリモ
コンを設けている場合に各リモコン2ごとにその個別性
を識別するための識別コードを格納したEEPROM等
のメモリ70と、この識別コード及び暗証番号の信号を
本体3の制御装置53に送信するための前記送信部52
と、リチウム電池等の電池71から供給される電力を制
御する電源部72と、キー50,51の入力や送信等に
際して鳴るブザー73とを備えている。
【0058】ダイヤル錠8の解錠は、登録された解錠ダ
イヤル番号通りにロッド23が回転することによって行
われる。この解錠ダイヤル番号の登録はリモコン2によ
って行われ、所定時間内に終了しないとエラーとなる。
登録操作が規定通りに実行されれば、ブザー73が鳴動
して登録を知らせると共に、解錠ダイヤル番号が金庫1
における制御装置53のメモリ57に記憶される。
【0059】また、解錠のための暗証番号の登録もリモ
コン2で行われ、所定時間に行われないとエラーとな
る。前記解錠ダイヤル番号及び暗証番号の登録操作時
に、リモコン2を識別するための識別コード(IDコー
ド)の信号も金庫1の制御装置53に送信される。
【0060】なお、1台の金庫1に使用するリモコン2
の数は顧客の要望により複数にすることができるし、1
台のリモコン2で複数の金庫1の解錠操作できるように
セットしても良い。
【0061】リモコン2による解錠操作は、解錠ダイヤ
ル番号を入力する方法と、暗唱番号を入力する方法とが
ある。
【0062】次に、図7に示す解錠のための制御フロー
チャートを参照しながら、本体側の制御装置53による
解錠操作について説明する(リモコン2による受信シス
テムについては後述する)。
【0063】(1).先ず、解錠処理を開始し、リモコン2
の数字キー50を所定の暗唱番号通りに押してから、O
Pキーを押す。その操作時間がタイマーでカウントされ
ることにより、所定時間(例えば10秒)以内の操作か
否かが判断され(S1)、所定時間内にリモコン操作が
終了しない場合はエラー処理されて(S2)、例えばブ
ザー73の鳴動によって警告する。
【0064】(2).リモコン2の操作が所定時間内に行わ
れるとバースト信号と解錠信号(暗唱番号のコードと識
別コード)とが送信され、バースト信号はラッチ回路7
4に入力される(S4:詳しくは後述する)と同時に、
解錠信号が受信部55に入力される(S5)。
【0065】(3).受信された信号のうち識別コードと、
メモリ57に予め記憶されていた解錠用設定コードとが
照合される(S6)。コードが一致しない(S6:n
o)ときにはエラー処理を行い(S7)、例えば、ブザ
ー48が鳴ったり「誤りです」というアナウンス等があ
る。エラー操作の回数はカウントされる。
【0066】(4).識別コードが一致すると(S6:yes
)、暗証番号入力モードか否かを判別する(S8)。
暗唱番号入力モードでなく、解錠ダイヤル入力モードと
判断された場合(S8:no)は、入力されたダイヤル番
号通りにモータ36が回転駆動すべくモータ36に通電
される(S9)。
【0067】(5).モータ36に通電されるとタイマー6
1が進行し、所定時間内にロータリーエンコーダ38に
パルスの入力があるか否かを検出する(S10)。所定
時間内にロータリーエンコーダ38にパルスの入力がな
い場合(S10:no)は、モータ36は非常停止して
(S12)、例えばブザー48によって警報を発する。
ロータリーエンコーダ38にパルスが入力されている状
態(S10:yes)では、モータ36は番号通りに回転し
てその後停止する(S12)。
【0068】従って、操作者が正しい解錠ダイヤル番号
を入力した場合には、モータ36はと解錠信号の通りに
回転して解錠される。一方、ダイヤル番号を間違えて入
力した場合には、モータ36は誤った番号の通りに回転
した後停止し、解錠はされない。
【0069】(6).暗唱番号入力モードの場合(S8:yes)
は、入力された番号とメモリ57に記憶された解錠用設
定コードとが照合され(S12)、一致しないときには
(S12:no)、モータ21がダミー回転したのち(S
13)、ロック位置のままでモータ21が停止する(S
14)。
【0070】(7).入力された番号とメモリ57に記憶さ
れた解錠用設定コードとが一致する場合(S12:yes
)は、モータ制御部60からの信号に基づいてモータ
36が所定の通りに回転させられる(S15)。この場
合も、モータ36への通電と同時にタイマー61がON
になって、所定の時間内にロータリーエンコーダ38に
パルスの入力があるか否かが判断される(S16)。
【0071】ロータリーエンコーダ38にパルスの入力
がない場合(S15:no)は、モータ36は非常停止
して(S11)、ブザー48等で警報を発する。ロータ
リーエンコーダ38にパルスの入力がある場合(S1
5:yes )は、モータ36は解錠番号通りに回転し(S
17) 、ダイヤル錠8は解錠される。
【0072】上記のようにしてダイヤル錠8を解錠する
と共にシリンダ錠7をキー操作で解錠することにより、
金庫1を使用できる。そして、扉5を閉じてシリンダ錠
7を施錠すると第1リミットスイッチ16がONにな
り、その信号に基づいてモータ36がランダムに回転し
てダイヤル錠8は自動的に施錠される。これにより、シ
リンダ錠7だけを施錠してダイヤル錠8の施錠を忘れる
ことを防止できる。
【0073】ところで、リモコン2で解錠するとダイヤ
ル摘み8aを手動操作する癖がなくなりがちであるた
め、ダイヤル錠8の施錠忘れが懸念されるが、本発明に
よると、手動操作されるシリンダ錠7の施錠に連動して
ダイヤル錠8が自動的に施錠されるから、ダイヤル錠8
の施錠忘れを防止できる。
【0074】なお、シリンダ錠7の施錠を検知する検出
手段としては、リミットスイッチ16のような接触式セ
ンサーには限らず、例えば図3(A)に二点鎖線で示す
ように、シリンダ錠7の閂体14を挟んで投光部75と
受光部76とからなる光学式センサーを設けたり、他の
センサー類を使用しても良い。また、鍵穴へのキーの挿
入による抵抗値や電位差の変化を利用しても良い。
【0075】次に、受信システムを図6、図8〜図10
に基づいて説明する。
【0076】図8に示すように、アンテナ47に入力さ
れた信号は、おおよそ、増幅回路77、検波回路78、
波形整形回路79、コード判別回路80の順で処理され
たのちCPU54に入力される。また、図6に点線で示
すように、受信部55には電源部72から駆動用の電流
が供給される。
【0077】そして、駆動用電流は、スイッチング回路
81を介して受信部55の回路に供給される。このスイ
ッチング回路81はON・OFFを断続させる回路であ
り、従って、図9に示すようなパルスとなっている。こ
の場合、通電しているONの状態の時間T1を例えば
0.1ミリ秒で、通電していないOFFの時間T2を例
えば2.7秒程度と言うように、通電してない時間が長
くなるように設定している。
【0078】更に、受信部55には、前記スイッチング
回路81のスイッチング機能を一時的に停止させて通電
状態を保持するようにしたラッチ回路74を挿入してい
る。このラッチ回路74はアンテナ47からのバースト
信号82によって作動するようにしており、従って、バ
ースト信号82が入力されるとラッチ回路74がONに
なってスイッチング回路81のスイッチング機能がON
の状態で所定時間(例えば3秒程度)停止し、従って、
その間に、解錠用信号や前記登録のための信号の処理が
行われる。
【0079】ラッチ回路74によって通電している時間
T3は、解錠等の信号を処理できる時間であれば良く、
例えば、金庫においては3秒程度で良い。ラッチ回路7
4がOFFになるとスイッチング回路81が作動して、
元のON・OFFの繰り返し状態に戻る。
【0080】前記バースト信号82は電波のON・OF
Fからなるもので、従って、その図10に示すような波
形になっている。この場合、バースト信号82のONの
間隔T5(周波数の逆数)を例えば0.01ミリ秒と言
うように、受信部55がONになっている時間T1より
も遙に短い時間に設定している。従って、受信部55で
の通電がONのときにバースト信号82が入力される
と、ラッチ回路74が確実に作動する。
【0081】上記説明より明らかなように、リモコン2
にはバースト信号82の発振回路(図示せず)が組み込
まれており、解錠用の信号や登録用の信号はバースト信
号82と共に送信される。この場合、リモコン2からの
信号の送信の時間T4を、受信部55で通電OFFにな
っている時間間隔T2よりもやや長い時間に設定するこ
とにより、換言すると、リモコン2からの信号が受信部
55での通電と必ずオーバーラップさせることにより、
一度送信ONの状態にするとその信号が必ず受信される
ように設定しておくのが好ましい。
【0082】受信システムを上記のように構成したの
は、受信部55での消費電力を低減して電源(電池)の
消耗を抑制するためである。
【0083】すなわち、随時リモコン2で操作できるよ
うにするためには受信部55で常に受信できる態勢にな
ければならず、このため従来は、受信部55に駆動電流
を常時通電しており、このため受信部55での電力の消
費が著しかった。
【0084】これに対して上記のような受信システムに
すると、スイッチング回路81でONになっているとき
しか通電されていないから、受信部55での電力の消費
は従来に比べてT1/(T1+T2)となり、その結
果、電池の消耗を著しく抑制できるのである。また、ラ
ッチ回路74を設けたことにより、受信してからの処理
機能が損なわれることもない。
【0085】なお、上記のような受信システムにして消
費電力を軽減することは、金庫のみでなく、テレビ受信
機やラジオ、或いはビデオテープレコーダーなど、リモ
コンで遠隔的に操作するようにした他の電気機器にも広
く適用できる。
【0086】上記の実施例はシリンダ錠7の施錠に連動
してダイヤル錠8を自動的に施錠するようにした場合で
あったが、次に述べるように、扉5の閉じ操作に連動し
て自動的にダイヤル錠8を施錠するように構成しても良
い。
【0087】その具体的な手段として、例えば警報用の
第2リミットスイッチ17を利用することができる。
【0088】すなわち、前記第2リミットスイッチ17
は、ロック状態ではレバー6の僅かな回動を検出するも
ので、適正に解錠した状態では第2リミットスイッチ1
7はOFFの状態になっている。
【0089】そこで、扉5を閉じてからレバー6を回動
して各ロック杆10・・・を突出動させると、第2リミ
ットスイッチ17のアーム17aが回動して第3ロック
杆12の凹み18に係合することを利用して、第2リミ
ットスイッチ17を、そのアーム17aの先端が第3ロ
ック杆12の凹所に嵌まるように回動するとONの信号
を発するように設定し、その信号に基づいて前記モータ
36をランダムに回転させることにより、ダイヤル錠8
を自動的に施錠するものである。
【0090】扉5が閉じた状態を検出する手段として
は、図2に一点鎖線で示すように、例えば連動体9の回
動によって作動する第3リミットスイッチ84を設けた
り、扉5の閉じ回動によって直接に作動するリミットス
イッチ(図示せず)を設けたり、或いは、扉5が本体3
に密着することによる抵抗値の違いを検出するなど、種
々の手段を採用することができるが、この実施例のよう
に警報用の第2リミットスイッチ17を閉扉の検出手段
として使用すると、構造を簡単化にできる利点がある。
【0091】扉5の閉め動作に伴ってダイヤル錠8を施
錠することは、シリンダ錠7を備えていない什器にも適
用できる。
【0092】なお、何らかの理由でロッド23の回転が
停止した状態のままでモータ36に通電されることを防
止する手段としては、図6に示すように、電源部64か
らモータ制御部60に接続されたモータ駆動回路85に
電流計86を介挿し、駆動回路85に過電流が流れると
モータ36への通電を遮断するように構成したり、解錠
開始から解錠終了までの所要時間を経過するとモータ3
6への通電を停止するように構成しても良い。
【0093】なお、本発明は金庫のみでなく、保管庫の
ようにダイヤル錠を備えた他の什器にも適用できる。ま
た、本発明はダイヤル錠を複数個設けた什器にも適用で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】金庫及びリモートコントローラの概略斜視図で
ある。
【図2】(A)は扉の一部裏面図、(B)は(A)の要
部拡大図である。
【図3】(A)はリミットスイッチの部位の拡大図、
(B)は(A)のB−B視図である。
【図4】ダイヤル錠の一部破断背面図である。
【図5】(A)は図5のVA−VA視断面図、(B)は
ロータリーエンコーダの原理を示す正面図、(C)は
(B)のC−C視断面図、(D)はロータリーエンコー
ダからの出力パルスの図である。
【図6】本体に設けた制御装置の機能ブロック図であ
る。
【図7】リモコンに設けた制御装置の機能ブロック図で
ある。
【図8】受信部のブロック図である。
【図9】受信部の駆動電流とリモコンからの信号とのパ
ルスの比較図である。
【図10】受信部の駆動電流とリモコンからのバースト
信号のパルスの拡大図である。
【図11】解錠処理の制御フローチャートである。
【符号の説明】
1 金庫 2 リモートコントローラ 3 本体 5 扉 6 レバー 7 シリンダ錠 8 ダイヤル錠 10〜13 ロック杆 13 シリンダ錠の閂体 16 第1リミットスイッチ 21 ダイヤル錠の閂体 24 作動円板 36 アクチェータの一例としてのモータ 38 ロータリーエンコーダ 53 本体の制御装置 66 リモートコントローラの制御装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】什器本体の開口部を開閉自在に塞ぐ扉に、
    扉に挿通したロッドで円板群を回転させることによって
    解施錠されるダイヤル錠と、キーにて解施錠されるシリ
    ンダ錠とを、前記ダイアル錠の円板群が扉の内側に位置
    するようにして設け、更に前記扉の内面に、前記ダイヤ
    ル錠のロッドを回転操作するためのモータを設けてお
    り、リモートコントローラから送信された解錠信号に基
    づいて前記モータを駆動することにより、ダイヤル錠の
    解錠を遠隔的に行えるようになっており、更に、前記ダ
    イアル錠は、扉の外側からダイアルを手動操作して前記
    ロッドを回転させることによっても解錠できるようにな
    っている金庫等の什器であって、 前記シリンダ錠が施錠されると検知信号を発する検知手
    段を設け、この検知手段と前記モータとを、ダイヤル錠
    の解錠状態で前記検知信号が発せられると前記モータが
    駆動されてダイヤル錠を施錠するように関連させてい
    る、ダイヤル錠付き什器。
  2. 【請求項2】什器本体の開口部を開閉自在に塞ぐ扉に、
    少なくとも、扉に挿通したロッドで円板群を回転させる
    ことによって解施錠されるダイヤル錠を、前記円板群が
    扉の内側に位置するようにして設け、前記扉の内面に、
    前記ダイヤル錠のロッドを回転操作するためのモータを
    設けており、リモートコントローラから送信された解錠
    信号に基づいて前記モータを駆動することにより、ダイ
    ヤル錠の解錠を遠隔的に行えるようになっており、更
    に、前記ダイアル錠は、扉の外側からダイアルを手動操
    作して前記ロッドを回転させることによっても解錠でき
    るようになっている金庫等の什器であって、 扉の閉じた状態を検知して信号を発する検知手段と、閉
    扉状態でかつダイアル錠を解錠してから施錠することな
    く一定時間が経過するか或いは閉扉状態でかつダイヤル
    錠を解錠してから施錠することなく一定時刻に達すると
    前記モータが駆動されてダイヤル錠を施錠するタイムロ
    ック機能を備えている、ダイヤル錠付き什器。
JP23720995A 1995-09-14 1995-09-14 ダイヤル錠付き什器 Expired - Fee Related JP3527573B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23720995A JP3527573B2 (ja) 1995-09-14 1995-09-14 ダイヤル錠付き什器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23720995A JP3527573B2 (ja) 1995-09-14 1995-09-14 ダイヤル錠付き什器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0978911A JPH0978911A (ja) 1997-03-25
JP3527573B2 true JP3527573B2 (ja) 2004-05-17

Family

ID=17012006

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23720995A Expired - Fee Related JP3527573B2 (ja) 1995-09-14 1995-09-14 ダイヤル錠付き什器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3527573B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990034095A (ko) * 1997-10-28 1999-05-15 김영환 씨디엠에이시스템 기지단말기의 렉도어 잠금장치
JP2007303233A (ja) * 2006-05-15 2007-11-22 Hoshizaki Electric Co Ltd 配膳車
JP5405052B2 (ja) * 2008-06-02 2014-02-05 グローリー株式会社 貨幣処理システム
KR100953706B1 (ko) * 2008-06-26 2010-04-19 김영숙 캠 방식의 자동 잠금장치를 갖춘 전자식 금고
WO2011016025A1 (en) * 2009-08-03 2011-02-10 Combi Lock Lock assembly
KR101301675B1 (ko) * 2011-09-22 2013-08-29 홍성열 2중의 잠금장치가 구비된 금고용 도어
KR101307399B1 (ko) * 2011-11-21 2013-09-11 김병진 양개여닫이 특수도어의 핸들잠금장치
CN102936979B (zh) * 2012-04-16 2015-04-15 大连鼎信机电技术有限公司 机电一体互锁控制装置
JP6411824B2 (ja) * 2014-09-10 2018-10-24 株式会社熊平製作所 錠装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0978911A (ja) 1997-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8453481B2 (en) Padlock
US6865913B2 (en) Locking apparatus
US6297725B1 (en) Remotely-operated self-contained electronic lock security system assembly
US4901545A (en) Self-contained electromechanical locking device
US6107934A (en) Remotely operated self-contained electronic lock security system assembly
CA1100551A (en) Disengaging spindle locking mechanism
JP3527573B2 (ja) ダイヤル錠付き什器
JPH0647888B2 (ja) 組合せ錠
JP3428221B2 (ja) ダイヤル錠付き什器の操作装置
JP4582901B2 (ja) 非接触作動式の施錠機構を備えた鞄
WO2023218461A1 (en) Lock setting indicating device and method
JP3358859B2 (ja) 電動式ダイアル錠付き金庫
JPH0988387A (ja) ダイヤル錠付き什器
JPH10184133A (ja) ダイヤル錠付き什器
JP2595277Y2 (ja) デスク用引出しの電子ロック装置
JP3014710B2 (ja) 電子ロック装置
JP3698806B2 (ja) 電子錠
US20050179556A1 (en) Alarm device for pickproofing a lock member
JPH0344936Y2 (ja)
JPH06129144A (ja) ロッカーの施錠装置
JPH068223Y2 (ja) 車両用施解錠装置
JPH09125762A (ja) ダイヤルロック式錠前
US1557168A (en) Combination lock
JPS59192643A (ja) キ−レスステアリングロツク
JPH03202574A (ja) カメラ付ロック装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021210

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040220

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees