JP3525980B2 - 無軌条自走式溶接用走行台車 - Google Patents
無軌条自走式溶接用走行台車Info
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Description
向突合せ溶接等に使用される無軌条自走式溶接用走行台
車に関し、特に、牽引力及び可搬性が優れており、超小
型で軽量な無軌条自走式溶接用走行台車に関する。
溶接台車を示す平面図であり、(b)はその正面図、
(c)はその側面図である。また、図19は図18のト
ーチ先端部分を拡大して示す側面図である。下板1の上
に立板2が垂直に配置されており、台車本体3はこの立
板2に平行に移動するように配置される。そして、台車
本体に設けられた車輪9はモータにより回転駆動され
て、図中の矢印方向に移動する。
トーチ4が立板2と下板1との突合せ部に向けて延出す
るように搭載されている。そして、台車本体3の移動方
向の前端部及び後端部には、夫々、倣い腕5及び6が台
車進行方向に直交する方向に延出して配置されている。
更に、倣い腕5及び6の先端部には、夫々、倣いローラ
7及び8がその回転軸を下板1に対して垂直にして取り
付けられている。この自走式台車においては、台車進行
方向前方側の倣い腕5が、進行方向後方側の倣い腕6よ
りも短く形成されている。
においては、前方の倣い腕5の方が短いので、車輪9の
回転によって台車本体3が前方に進行しようとすると、
図18(a)に示すように、前方の倣い腕5に取り付け
られた倣いローラ7が立板2に押しつけられ、この状態
で台車本体3が走行する。従って、台車本体3は倣いロ
ーラ7,8及び倣い腕5,6を介して、立板2に倣って
移動し、これにより、簡易に溶接線に倣うことができ
る。このとき、倣い腕5及び6の先端部に設けられた倣
いローラ7及び8を走行面(下板1)寄りのできるだけ
低い位置に配置させて、台車を走行させると、倣いロー
ラ7及び8の接触面である立板2が傾斜している場合に
おいても、トーチ4から送給されるワイヤ4aの先端の
アークの発生点がずれにくくなり、高精度に溶接するこ
とができる。
合、台車本体3に搭載されたトーチ4及びそれに接続さ
れたケーブル類を引っ張りながら走行するので、十分な
牽引力が要求される。そこで、従来においては、例え
ば、台車本体3の車輪9を電磁車輪として、電磁力によ
り下板1に吸着するように形成していた。この他にも、
例えば、台車全体の自重を大きくする方法、又は台車本
体の裏面に設けられた磁石によって見かけの重量を大き
くする方法等により、走行性及び溶接線倣い性を安定化
させていた。
輪を使用して台車本体3を下板1に吸着させる場合、車
輪に電気を通電するためのケーブル類が更に必要とな
り、台車の重量が増加してしまう。また、台車本体3の
裏面に磁石等を設ける場合においても、この磁石は走行
面と離間させて対面して配置させるため、走行面と磁石
との引力を保持するためには、大きい面積の永久磁石を
使用する必要がある。従って、台車の寸法が大きくなる
と共に重量が増加するので、可搬性が要求される溶接に
対して、又は間隔が狭い溶接材、例えば、橋梁のリブ及
び造船のロンジ等に対しては、適用することができない
という問題点がある。
双方を実施する場合、これら両溶接に適用される溶接ト
ーチの角度は大きく異なるため、図18に示す隅肉溶接
台車と、他の下向突合せ溶接用台車との2種類の溶接台
車が必要である。
従来、シンプルなストレートトーチを使用することが一
般的であるが、台車本体3に搭載したストレートトーチ
4で自動溶接する場合、溶接の開始端部及び終了端部に
おいて、一部、溶接できずに残存することがあり、これ
を半自動溶接によって手直しすることが多い。しかしな
がら、この半自動溶接に使用されるトーチはカーブドト
ーチであるので、台車に搭載されたストレートトーチを
使用することができず、溶接の手直しのために別途準備
された半自動用カーブドトーチを使用して、手作業で溶
接することが必要である。従って、溶接においては、ス
トレートトーチとカーブドトーチの両方を準備する必要
があるが、実際には、両方のトーチを準備することがで
きないような場合が多い。
車を適用する場合、立板2の下部にはドレインホールが
あり、通常の溶接と同様に倣いローラ7及び8を走行面
(下板1)寄りの低い位置に配置させることができない
ので、走行面から離れた高位置で立板と接触するように
倣いローラ7及び8を取り換える必要がある。また、熱
による歪みの防止、又は傾斜溶接等におけるビード形状
の向上等、溶接後の溶接構造物を高品質化するために、
台車の進行方向を図中の矢印方向と反対側の方向にも移
動させることが必要である。しかしながら、従来の溶接
台車においては、進行方向側の倣い腕5が短く形成され
ており、進行方向が限定されているので、両方向に台車
を移動させたい場合には、2種類の台車を準備する必要
がある。
によって、又は溶接物の品質向上のために、溶接台車の
交換又は倣いローラの取り換え等の作業が必要となり、
溶接効率が低下するという問題点もある。
めて小さいときには、台車の走行ができないので、立板
2をレールとして、これを挟み込んで移動させる方式の
溶接装置を使用することが一般的となっているが、この
ような溶接装置を使用する場合、溶接装置の挟み込み及
びトーチの位置あわせ等が煩雑となり、作業量が増加す
ると共に、溶接機器及び溶接を操作するための技術が必
要になる。
箇所の上部に吸引フード(図示せず)を配置して、溶接
時に発生する溶接ヒュームを回収していたが、この吸引
フードは溶接位置の移動に合わせて移動させる必要があ
り、この作業が煩雑であるばかりでなく、その吸引効率
は極めて弱いものであった。
のであって、牽引力及び可搬性が優れていると共に、作
業効率及び作業環境を向上させることができる超小型で
軽量な無軌条自走式溶接用走行台車を提供することを目
的とする。
式溶接用走行台車は、台車本体と、この台車本体上に設
けられ溶接トーチを支持する溶接トーチ支持部と、前記
台車本体の進行方向の前方及び後方に設けられ前記進行
方向に直交する方向に延出する倣い腕と、これらの倣い
腕の先端に回転可能に取り付けられた倣いローラと、を
有する無軌条自走式溶接用走行台車において、前記台車
本体に台車本体の走行面に対向して設けられ、台車底面
全面積の1/8乃至1/5の面積を有する希土類系永久
磁石と、この永久磁石と前記走行面との距離を調節する
距離調節手段と、を有し、前記溶接トーチ支持部は、台
車本体の進行方向に直交する方向に延びるリンク支持ア
ームと、このリンク支持アームの先端にその回転軸を台
車本体の進行方向に平行にして回転可能に支持された姿
勢変換リンクと、この姿勢変換リンクの先端に取り付け
られ溶接トーチをその回転軸を台車本体の進行方向に平
行にして回転可能に支持するトーチ取付部と、を有する
ことを特徴とする。
石を設け、これにより台車の牽引力を増大させる場合、
この牽引力(台車のスリップ限界力)は、自重(台車の
重量+磁力による見かけの重量)と車輪の摩擦係数とに
比例する。また、台車本体に設けられた磁石と走行面と
なる鋼板との間に発生する吸着力、即ち、磁力は磁束に
比例して、磁路のエアギャップ、即ち、磁石と走行面で
ある鋼板との間の距離に反比例する。
向させると共に、離間して配置させる必要があり、この
離間距離、即ち、磁路のエアギャップが大きくなるほ
ど、大きな磁束の漏れが発生して、磁力は大幅に減衰す
る。
に対向して設けられた希土類系永久磁石を有する。希土
類系磁石は小型軽量であり、磁力が大きいという特性を
有しているので、台車の重量と比較して、磁力による見
かけの重量を極めて大きくすることができる。従って、
台車の牽引力を大幅に増加させることができ、牽引力を
向上させることができる。
よって、磁石の走行面からの距離(磁路のエアギャッ
プ)を変更することができるので、台車を移動する場合
に、磁石を走行面から遠ざける側に移動させると、エア
ギャップが大きくなり、磁力を弱めることができる。従
って、磁力による見かけの重量を含んだ台車の自重を小
さくすることができるので、従来の台車と比較して可搬
性が優れたものとなる。
久磁石を設ける場合、この磁石の面積を適切に規制する
必要がある。即ち、磁石の走行面に対向する面の面積が
台車底面の全面積あたり1/8未満であると、磁石によ
る磁力が不足して、見かけの重量が小さくなるので、牽
引力が小さくなり、これにより走行安定性が悪くなる。
一方、磁石の面積が台車底面の全面積あたり1/5を超
えると、車輪、駆動用モータ、伝達機構及び磁石等を全
て台車本体内に内蔵するためには、台車本体の寸法が増
大してしまい、台車の小型軽量化を実現することができ
ない。従って、本発明においては、台車底面の全面積の
1/8乃至1/5の面積を有する希土類系永久磁石を台
車本体に設けるものとする。
支持アーム、姿勢変換リンク及びトーチ取付部を有し、
これらが全てその回転軸を台車本体の進行方向に平行に
して相互に回転可能に支持されていると、この溶接トー
チ支持部によって支持された溶接トーチは、その先端部
を種々の方向に向けて配置することができる。そして、
これらのリンク支持アーム、姿勢変換リンク及びトーチ
取付部を夫々回転させ、溶接トーチの位置及び方向を適
切に選択すると、溶接トーチ支持部は、溶接トーチを走
行面に直交する方向に、又は走行面から45°の角度で
傾斜して支持することができる。溶接トーチを走行面に
直交して支持すると下向溶接することができ、溶接トー
チを走行面から45°の角度で傾斜して支持すると、水
平隅肉溶接することができる。
接及び下向溶接に適用できるように、溶接トーチ支持部
によってトーチを支持することができ、溶接トーチの位
置及び方向を適切に選択することにより、いずれの溶接
姿勢においても、ワイヤ突き出し長さを調整することな
く、溶接時におけるアーク発生点を同位置とすることが
できる。
ことができる倣い腕長さ調節手段を有することが好まし
い。倣い腕の長さを調節することができると、例えば、
台車本体を移動させたい方向の前方側の倣い腕を、後方
側の倣い腕よりも短くなるように調節することができ
る。従って、倣いローラが接触している立板等に倣っ
て、短い倣い腕を有する方向に台車本体が進行するの
で、倣い腕の長さを調節することにより、台車本体の進
行方向を決定することができる。
調節することができる倣いローラ高さ調節手段を有する
ことが望ましい。倣いローラの高さを調節することがで
きると、通常の溶接時においては、倣いローラを走行面
寄りのできるだけ低い位置で立板に接触させて、台車を
走行させる。そうすると、溶接ワイヤの先端のアークの
発生点がずれにくくなり、高精度に溶接することができ
る。一方、立板の下方にドレインホール等があって、倣
いローラを走行面寄りの低い位置に配置できない場合、
その高さを調節して、高い位置で倣いローラを立板と接
触させて台車を走行させる。このように、倣いローラの
高さを調節することができると、立板等の位置条件が悪
いときでも、容易に溶接することができる。
段としては、例えば、先端部がL字状に屈曲した倣い腕
であって、この倣い腕の長手方向を軸として先端部が回
転及び固定可能であるものとすることができる。倣いロ
ーラを走行面寄りの低い位置で配置する場合、L字状に
屈曲した倣い腕の先端部が下側に配置されるように、こ
の先端部を回転させた後、固定する。一方、倣いローラ
を高い位置に配置させる場合、L字状に屈曲した倣い腕
の先端部が上側に配置されるように先端部を回転させた
後、固定する。このようにすると、容易に倣いローラの
位置を調整することができ、溶接も容易となる。
て下板上で台車本体を走行させることができない場合、
倣いローラの高さを調節して、台車の高さの半分の位置
よりも上方に倣いローラを配置することができると、こ
の台車を立てて、台車が立板表面を走行するように配置
した場合に、倣いローラを転倒防止用の遊び車輪として
使用することができ、垂直な立板上を走行することがで
きる。
(台車の高さの半分の位置よりも下方)に配置されてい
るものであるとすると、倣い腕及び倣いローラを下板側
に向けて台車を立てて配置したときに、支点となる倣い
ローラは立板寄りであるため、この支点を中心にして台
車本体に回転する力が働き、台車は立板から落下しやす
くなる。本発明において、台車の高さの半分の位置より
も上方に倣いローラを配置して、倣いローラを立てる
と、この支点は立板側から離れた位置に配置されるた
め、立板側に台車が倒れる力が働き、通常の水平隅肉溶
接及び下向き溶接と同様に、容易に溶接することができ
る。
トーチをアーク発生点に対してスライドさせる溶接トー
チ位置調節手段を有することが好ましい。ストレートト
ーチと半自動カーブドトーチとでは、台車本体に固定さ
れたときにトーチ先端とアーク点との距離(ワイヤ突き
出し長さ)が異なるので、トーチ支持部が溶接トーチを
アーク発生点に対してスライドさせる溶接トーチ位置調
節手段を有していると、いずれのトーチでも台車本体に
搭載することができる。これにより、台車による自動溶
接と、半自動溶接の設備との両方を準備することができ
ない場合(例えば、設備が不十分であるために準備がで
きない場合、又は溶接を実施するための領域が狭すぎて
準備できない場合等)においても、半自動カーブドトー
チを台車本体に搭載しておき、開始端部及び終了端部の
未溶接部を溶接する時に、台車から半自動カーブドトー
チを取り外して溶接することができる。
体上に、溶接時に発生する溶接ヒュームを吸引除去する
溶接ヒューム吸引手段を有することが望ましい。本発明
の無軌条自走式溶接用走行台車は小型で軽量であると共
に、牽引力が大きいので、台車本体上に吸引ノズル及び
吸引ダクト等の溶接ヒューム吸引手段を搭載することが
できる。これにより、従来のように、溶接位置の移動に
合わせて溶接箇所上部に吸引フードを移動させる必要が
なくなるので、溶接作業性が向上すると共に、溶接ヒュ
ームの発生点に吸引フードを配置するので、低い吸引力
で十分に溶接ヒュームの回収を実施することができる。
支持アームの延出方向並びに回転軸方向を台車進行方向
を基準にして、それに直交又は平行と規定している。し
かし、装置構成上、往復運動等を考慮すると、これらの
部材の方向は台車本体の車輪軸を基準にして組み立てら
れるのが通常である。この場合に、自動倣いのために、
台車本体の姿勢と台車本体の進行方向とは若干の角度で
相違するが、本発明にて規定する方向に若干の相違があ
っても、その溶接用台車は本発明の範囲に入るものであ
る。
付の図面を参照して具体的に説明する。図1は本発明の
実施例に係る無軌条自走式溶接用走行台車を示す平面図
であり、図2はその正面図、図3はその側面図、図4は
その底面図、図5はその模式的断面図である。また、図
6は本発明の実施例に係る無軌条自走式溶接用走行台車
の底面を示す模式図である。
立板12が垂直に配置されており、台車本体13はこの
立板12に平行に移動するように配置される。台車本体
13には、車輪19が設けられており、この車輪19
は、台車本体13上に設置された操作箱20内のモータ
により回転駆動される。また、台車本体13の底面21
には、下板11に対向して希土類系永久磁石22が設け
られている。本実施例においては、例えば、希土類系永
久磁石22は、台車底面21の全面積の1/6.5の面
積を有しているものとする。
50及び51の片端部50a及び51aに連結されてお
り、磁石上下用リンクの他端部50b及び51bには、
台車本体13に連結された回転支点軸25が固定されて
いる。これにより、永久磁石22は台車本体13に支持
されている。また、回転支点軸25には台車本体13の
上方に延出するように形成された取手24が取り付けら
れている。
トーチ固定部44は上下スライダ26及び前後スライダ
27を介して、上下スライダ26に支持されたトーチク
ランプ45上に取り付けられていて、これによりトーチ
固定部44は台車本体13に支持されている。そして、
上下スライダつまみ28と前後スライダつまみ29とを
調整することにより、上下スライダ26及び前後スライ
ダ27がトーチ固定部44を上下前後に移動させて、溶
接トーチの位置をそのアーク発生点に近づく方向又は遠
ざける方向に調整することができるようになっている。
面側には、防熱板33及び34が設けられている。ま
た、この面の両端部の台車本体13には、スライド軸3
5及び36が台車進行方向に直交する方向に延出して固
定されており、倣い腕15及び16にはこのスライド軸
35及び36を嵌入することができる穴が形成されてい
て、この穴にスライド軸35及び36が嵌入され、倣い
腕固定つまみ30を締めることにより、倣い腕15及び
16が台車本体13に支持されている。従って、倣い腕
固定つまみ30をゆるめて、スライド軸35及び36の
倣い腕15及び16への嵌入の程度を調節することによ
って、倣い腕の見かけの長さが変化し、台車本体13と
倣いローラ17及び18の先端部との間の距離を調節す
ることができる。更に、倣い腕15及び16の先端部に
は、夫々、倣いローラ17及び18がその回転軸を下板
11に対して垂直にして取り付けられている。本実施例
においては、倣い腕15及び16の先端部はL字状とな
っており、倣い腕固定つまみ30をゆるめた後、スライ
ド軸を回転軸として倣い腕15及び16を180°回転
させることにより、倣いローラ17及び18の高さを上
方に配置させることができる。
面には、夫々、オートストップセンサ31及び32が設
けられており、溶接の終了端部まで台車が進行し、終了
端部に設置された部材等にオートストップセンサ31及
び32が接触すると、モータが止まるようになってい
る。
走行台車を使用して溶接するときの動作について説明す
る。図7は倣い腕の長さを調節する方法を示す模式図で
ある。図7において、図1乃至6と同一物には同一符号
を付して、その詳細な説明は省略する。溶接に先立っ
て、先ず、台車を進行させたい方向の前方に配置されて
いる倣い腕の長さが、後方に配置されている倣い腕の長
さよりも短くなるように、これらの長さを調節する。図
7(a)に示すように、例えば、倣い腕16の長さを短
く調整する場合、倣い腕固定つまみ30をゆるめ、スラ
イド軸36を倣い腕16に完全に嵌入させた後、固定つ
まみ30を締めて倣い腕16を固定する。一方、図7
(b)に示すように、倣い腕16の長さを長く調節する
場合、倣い腕固定つまみ30をゆるめ、倣い腕16を台
車本体13から遠ざける方向に移動させた後、固定つま
み30を締めて倣い腕16を固定する。このようにし
て、倣い腕16及び17の長さを調節した後、台車を立
板12に平行に移動するように配置する。
付けて、溶接できる状態でモータを駆動させると、車輪
19の回転によって台車本体13が前方に進行しようと
し、例えば、図1において台車13が左側に進行する場
合は、倣い腕19よりもその長さを短く調節された倣い
腕15に取り付けられた倣いローラ17が立板12に押
しつけられ、この状態で台車本体13が走行する。従っ
て、台車本体13は倣いローラ17,18及び倣い腕1
5,16を介して、立板12に倣って進行する。このと
き、台車本体13の底面に設けられた希土類系永久磁石
22は、小型軽量であると共に、磁力が大きいという特
性を有しているので、磁力による見かけの台車重量を極
めて大きくすることができ、これにより、台車の牽引力
を大幅に増加させることができる。
から移動させたい場合、図2における取手24を取手2
4aの位置(脱磁位置)に倒すと共に、これを持ち上げ
る。取手24は回転支点軸25に取り付けられているの
で、取手24aの位置に倒すと、磁石上下用リンク50
及び51は、その他端部50b及び51bに固定された
回転支点軸25を支点にして回転する。そうすると、磁
石上下用リンクの片端部50a及び51aが上方に移動
するので、これに連結された永久磁石22も上方に移動
し、永久磁石22と下板11との距離を大きくすること
ができる。従って、台車の下板11への吸着力を減少さ
せることができ、容易に台車を移動させることができ
る。
引力を算出するための模式図である。図8において図1
乃至6と同一物には同一符号を付して、その詳細な説明
は省略する。台車本体13の底面には永久磁石22を挿
入するための凹状の磁石枠37が磁性材料により形成さ
れており、この磁石枠37の側面には、非磁性材料によ
り形成された仕切板55が配置されていて、これを介し
て永久磁石22が磁石枠37内に挿入されている。この
とき、下記数式1及び2に示すように、Fを磁力、Φを
磁束、rを磁路のエアギャップ、即ち、磁石22と下板
11との間の距離、aを比例定数とすると、台車の牽引
力は、自重(台車の重量+磁力による見かけの重量)と
車輪の摩擦係数とに比例する。また、磁石22と下板1
1との間に発生する吸着力、即ち、磁力Fは磁束Φに比
例して、磁路のエアギャップrの2乗に反比例する。
+磁力)×摩擦係数
類系永久磁石を使用しているので、牽引力が増大してい
るが、溶接が終了した台車を下板11上から移動させた
い場合、永久磁石22を下板11から遠ざけるので、エ
アギャップrを大きくすることができる。このように、
移動時のみに磁力Fが低下するので、牽引力も低下し、
可搬性が優れた台車を得ることができる。
走行台車を種々の溶接に適用する場合について詳述す
る。図9は水平隅肉溶接及び下向溶接に適用することが
できる溶接トーチ支持部を示す模式図である。図9にお
いて、図1乃至6と同一物には同一符号を付して、その
詳細な説明は省略する。
が台車本体13の進行方向に直交する方向に固定されて
おり、リンク支持アーム38の先端には、姿勢変換リン
ク39がその回転軸を台車本体13の進行方向に平行に
して回転可能に支持されている。更に、姿勢変換リンク
39の先端には、溶接トーチ41を支持するトーチ取付
部40が取り付けられていて、溶接トーチ41もその回
転軸を台車本体13の進行方向に平行にして回転可能と
なっている。
走行台車を使用して水平隅肉溶接を実施する場合、図9
(a)に示すように、リンク支持アーム38及び姿勢変
換リンク39の方向を適切に選択することにより、下板
11及び立板12により構成される隅部に溶接トーチ4
1の先端を向けた状態で、溶接トーチ41の下板11に
対する角度を45°に設定することができる。また、下
向溶接を実施する場合、図9(b)に示すように、リン
ク支持アーム38及び姿勢変換リンク39の方向を適切
に選択することにより、図9(a)に示す水平隅肉溶接
の場合と同じ位置を狙った状態のままで、溶接トーチ4
1を下板11に直交する方向に向けることができる。
溶接の両溶接に適用されるリンク支持アーム及び姿勢変
換リンクの長さ及び方向を決定する方法を示す模式図で
ある。先ず、図10によってその方法を説明する。
11aに対して角度θの斜線1を引くと共に、下板表面
11aから高さr1の位置に水平線1を引く。そして、
この水平線1と斜線1との交点をAとし、Aから下板表
面11aに垂線を引く。このときの垂線と下板表面11
aとの交点をEとし、Eから斜線1の方向に向かって斜
線2及び斜線3を引くが、斜線3は下板表面11aとの
角度がπ/4となるように引き、斜線2は下板表面11
aとの角度が(3/8)πとなるように引く。即ち、斜
線3は下板表面11aと垂線との間の2等分線であり、
斜線2は斜線3と垂線との間の2等分線である。
ると、リンク支持アーム及び姿勢変換リンクの長さを決
定することができる。即ち、線分GB間の距離Rがリン
ク支持アームの長さとなり、線分BA間の距離r2が姿
勢変換リンクの長さとなる。その後、Eを中心として半
径がr1である円弧を描き、この円弧と斜線3との交点
をDとする。この作図によって、下向溶接時及び水平隅
肉溶接時におけるトーチ取付部の位置を決定することが
できる。即ち、下向溶接の場合、線分GBの位置にリン
ク支持アームを配置し、線分BAの位置に姿勢変換リン
クを配置して、A点において、溶接トーチを下板表面1
1aに直交する方向になるように支持する。一方、水平
隅肉溶接の場合、リンク支持アームの位置は固定してお
いて、姿勢変換リンクを線分BDの位置に回転させ、D
点において、溶接トーチを下板表面11aに対してπ/
4(45°)の角度をなすように支持する。
ム及び姿勢変換リンクの長さ並びにトーチ取付部の位置
を決定すると、溶接トーチの狙い位置を一定としたまま
でトーチ角度を変更することができる。また、線分AE
と線分DEの距離が等しくなるので、溶接トーチのワイ
ヤ突き出し長さ(アーク発生点からトーチ先端までの距
離)を変える必要がない。
距離をa、水平隅肉溶接時の姿勢変換リンクと下向溶接
時の姿勢変換リンクとがなす角度をψとすると、ψとθ
との関係及びr1、r2、R、a及びθの関係は下記数
式3によって表すことができる。
8)} ψ=(5π/4)−2θ。
変換リンクとが同一直線上になるように配置された例で
あるが、これらは同一直線上に配置させる必要はない。
例えば、図11に示すように、トーチ取付部の位置A1
がリンク支持アームの延長線GB1よりも上方に配置さ
れていても、また、図12に示すように、トーチ取付部
の位置A2がリンク支持アームの延長線GB2よりも下方
に配置されてもよい。また、作図方法についても上記の
方法に限定されず、他の方法により、リンク支持アーム
及び姿勢変換リンクの長さ並びにトーチ取付部の位置を
決定することができる。
ンクの長さ及び方向を決定するための他の方法を図11
を使用して説明する。
11aに対して角度θ、長さRの斜線1を引き、その先
端をB1とする。次に、点B1を通る斜線2を引くが、こ
の斜線2は下板表面11aとの角度が(3/8)πとな
るように引き、斜線2と下板表面11aとの交点をE1
とする。次いで、点E1から上方に、長さがr1の垂線
を引き、その先端をA1とする。これにより、リンク支
持アーム及び姿勢変換リンクの長さを決定することがで
きる。即ち、線分GB1間の距離Rがリンク支持アーム
の長さとなり、線分B1A1間の距離r2が姿勢変換リン
クの長さとなる。
角度がπ/4となる斜線3を引き、その後、点E1を中
心として半径がr1である円弧を描き、この円弧と斜面
3との交点をD1とする。この作図によって、下向溶接
時及び水平隅肉溶接時におけるトーチ取付部の位置を決
定することができる。即ち、下向溶接の場合、線分GB
1の位置にリンク支持アームを配置し、線分B1A1の位
置に姿勢変換リンクを配置して、A1点において、溶接
トーチを下板表面11aに直交する方向になるように支
持する。一方、水平隅肉溶接の場合、リンク支持アーム
の位置は固定しておいて、姿勢変換リンクを線分B1D1
の位置に回転させ、D1点において、溶接トーチを下板
表面11aに対してπ/4(45°)の角度をなすよう
に支持する。
換リンクの長さ及び方向を決定する方法を変えても、溶
接トーチの狙い位置を一定としたままで、ワイヤ突き出
し長さを変えることなく、トーチ角度を変更することが
できる。
る場合の溶接方法について詳述する。図13は立板がド
レインホールを有する場合の溶接方法を示す模式図、図
14は下板が狭い場合の溶接方法を示す模式図である。
図13及び14において、図1乃至7と同一物には同一
符号を付して、その詳細な説明は省略する。
ドレインホール42があって、倣いローラ18を下板1
1寄りの低い位置に配置できない場合、例えば、倣い腕
固定つまみ30をゆるめた後、スライド軸36を回転軸
として倣い腕16を180°回転させることにより、倣
いローラ18を高い位置で支持する。図13において
は、倣い腕16のみを図示しているが、図1乃至7に示
す倣い腕15についても同様に回転させ、倣いローラ1
7を高い位置で支持する。これにより、高い位置で倣い
ローラ17及び18を立板12aと接触させて台車を走
行させることができる。
小さすぎて下板11a上で台車本体13を走行させるこ
とができない場合、図13に示す場合と同様に、倣いロ
ーラ18(及び17)の高さを調節して、台車の高さの
半分の位置よりも上方に倣いローラ18(及び17)を
支持する。そして、この台車本体13を倣い腕16(及
び15)が配置されている方向を下方に向けて立て、台
車が立板12の表面を走行するように配置する。そうす
ると、倣いローラは下板11aに倣って回転し、これを
転倒防止用の遊び車輪として使用することができるの
で、台車は垂直な立板12の表面を走行することができ
る。このようにして溶接すると、支点となる倣いローラ
18(及び17)は立板12から離れた位置で下板11
aと接触しているので、立板12側に台車が倒れる力が
働き、通常の水平隅肉溶接及び下向き溶接と同様に、容
易に溶接することができる。
に変えて溶接する場合の溶接方法について詳述する。図
15はストレートトーチを支持した溶接トーチ支持部を
示す模式図、図16はカーブドトーチを支持した溶接ト
ーチ支持部を示す模式図である。図15及び16におい
て、図1乃至7と同一物には同一符号を付して、その詳
細な説明は省略する。
トーチ41aとカーブドトーチ41bとでは、台車本体
13に固定したときに、トーチ先端とアーク点との距離
が異なる。そこで、本実施例においては、クランプ45
に、アーク点に接近離隔する方向に延びる長穴53が設
けられている。これにより、トーチ固定部44を長穴5
3に沿ってアーク点に近づく方向又はアーク点から離間
する方向に移動させることができ、トーチクランプ45
及びこの上に取り付けられたトーチ固定部44を双方の
トーチに対応させることができる。即ち、図15に示す
ように、ストレートトーチ41aを使用する場合には、
長穴53のアーク点から離間した位置でトーチ固定部4
4を固定する。一方、図16に示すように、カーブドト
ーチ41bを使用する場合には、長穴53のアーク点に
接近した位置でトーチ固定部44を固定する。
定部44がアーク点方向に平行な方向に自由に移動する
ことが可能になり、溶接トーチの位置を調整することが
できるので、ストレートトーチ41a及びカーブドトー
チ41bのいずれのトーチも台車本体13に搭載するこ
とができる。これにより、台車による自動溶接と、半自
動溶接の設備との両方を準備することができない場合
(例えば、設備が不十分であるために準備ができない場
合、又は溶接を実施するための領域が狭すぎて準備でき
ない場合等)においても、半自動カーブドトーチを台車
本体に搭載しておき、開始端部及び終了端部の未溶接部
を溶接する場合に、台車から半自動カーブドトーチを取
り外して溶接することができる。従って、溶接作業を簡
略化することができ、溶接能率が向上する。
車について説明する。図17は溶接ヒューム吸引手段を
有する無軌条自走式溶接用走行台車を示す模式図であ
る。図17において、図1乃至7と同一物には同一符号
を付して、その詳細な説明は省略する。
端部は、吸引ノズル位置決定ジグ46が有する穴に挿入
されており、この吸引ノズル位置決定ジグ46が有する
更に2つの穴には、2本の吸引ノズル47が挿入されて
いる。これにより、溶接トーチ41の先端部において、
溶接トーチ41と吸引ノズル47とが固定されている。
この2本の吸引ノズル47は1本に合流され、この部分
において、吸引ノズル47は吸引ノズル固定部48によ
って台車本体13に固定されている。そして、吸引ノズ
ル47は、吸引ダクト49を介して吸引装置(図示せ
ず)等に接続されている。
型で軽量であると共に、牽引力が大きいので、図17に
示すように、台車本体13上に吸引ノズル47及び吸引
ダクト49等の溶接ヒューム吸引手段を搭載することが
できる。従って、従来のように、溶接位置の移動に合わ
せて溶接箇所上部に吸引フードを移動させる必要がな
く、溶接作業性が向上すると共に、溶接ヒュームの発生
点に吸引ノズル47を固定するので、低い吸引力で十分
に溶接ヒュームの回収を実施することができる。
台車の実施例について、その比較例と比較して具体的に
説明する。
台車を作製し、永久磁石が設けられた従来の台車と共
に、後方からの牽引力、上方からの引着力(磁力)並び
に台車及び磁石の重量、寸法を測定した。これらの牽引
力、引着力並びに台車及び磁石の重量・寸法の測定結果
を下記表1及び2に示す。
車は7kg以下、250mm角以下であり、小型軽量化
することができ、20kg以上の引着力を得ることがで
きた。従って、従来の台車の牽引力は10kg以下であ
るのに対して、実施例の台車の牽引力は約15kg以上
と極めて大きい値が得られ、トーチケーブル等を牽引す
るために必要な力である10kgを十分に満足すること
ができた。
台車本体に希土類系永久磁石を設け、台車底面全面積に
対する磁石の面積を規定すると共に、この磁石と走行面
との距離を調節する手段を有するので、牽引力及び可搬
性が優れた超小型で軽量な無軌条自走式溶接用走行台車
を得ることができる。また、トーチ支持部が種々の方向
にトーチを支持することができる手段を有するか、又は
倣い腕がその長さ及び倣いローラの高さを調節する手段
を有していると、種々の溶接条件で溶接を実施すること
ができ、溶接能率を向上させることができる。この台車
が溶接ヒューム吸引手段を有していると、溶接能率が更
に一層向上すると共に、作業環境を向上させることがで
きる。
台車を示す平面図である。
台車を示す正面図である。
台車を示す側面図である。
台車を示す底面図である。
台車を示す模式的断面図である。
台車の底面を示す模式図である。
る。
するための模式図である。
きる溶接トーチ支持部を示す模式図である。
れるリンク支持アーム及び姿勢変換リンクの長さ及び方
向を決定する方法を示す模式図である。
れるリンク支持アーム及び姿勢変換リンクの長さ及び方
向を決定する方法を示す模式図である。
れるリンク支持アーム及び姿勢変換リンクの長さ及び方
向を決定する方法を示す模式図である。
法を示す模式図である。
る。
部を示す模式図である。
を示す模式図である。
溶接用走行台車を示す模式図である。
示す平面図であり、(b)はその正面図、(c)はその
側面図である。
図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 台車本体と、この台車本体上に設けられ
溶接トーチを支持する溶接トーチ支持部と、前記台車本
体の進行方向の前方及び後方に設けられ前記進行方向に
直交する方向に延出する倣い腕と、これらの倣い腕の先
端に回転可能に取り付けられた倣いローラと、を有する
無軌条自走式溶接用走行台車において、前記台車本体に
台車本体の走行面に対向して設けられ、台車底面全面積
の1/8乃至1/5の面積を有する希土類系永久磁石
と、この永久磁石と前記走行面との距離を調節する距離
調節手段と、を有し、前記溶接トーチ支持部は、台車本
体の進行方向に直交する方向に延びるリンク支持アーム
と、このリンク支持アームの先端にその回転軸を台車本
体の進行方向に平行にして回転可能に支持された姿勢変
換リンクと、この姿勢変換リンクの先端に取り付けられ
溶接トーチをその回転軸を台車本体の進行方向に平行に
して回転可能に支持するトーチ取付部と、を有すること
を特徴とする無軌条自走式溶接用走行台車。 - 【請求項2】 前記倣い腕は、その長さを調節すること
ができる倣い腕長さ調節手段を有することを特徴とする
請求項1に記載の無軌条自走式溶接用走行台車。 - 【請求項3】 前記倣い腕は、前記倣いローラの高さを
調節することができる倣いローラ高さ調節手段を有する
ことを特徴とする請求項2に記載の無軌条自走式溶接用
走行台車。 - 【請求項4】 前記倣い腕は先端部がL字状に屈曲して
おり、この倣い腕の長手方向を軸として回転及び固定が
可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の無
軌条自走式溶接用走行台車。 - 【請求項5】 前記トーチ支持部は、前記溶接トーチを
アーク発生点に対してスライドさせる溶接トーチ位置調
節手段を有することを特徴とする請求項1乃至4のいず
れか1項に記載の無軌条自走式溶接用走行台車。 - 【請求項6】 前記台車本体上に、溶接時に発生する溶
接ヒュームを吸引除去する溶接ヒューム吸引手段を有す
ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記
載の無軌条自走式溶接用走行台車。
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JP24343196A JP3525980B2 (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | 無軌条自走式溶接用走行台車 |
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JP24343196A JP3525980B2 (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | 無軌条自走式溶接用走行台車 |
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Family Applications (1)
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