JP2001314997A - 自動溶接装置 - Google Patents

自動溶接装置

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JP2001314997A
JP2001314997A JP2000131869A JP2000131869A JP2001314997A JP 2001314997 A JP2001314997 A JP 2001314997A JP 2000131869 A JP2000131869 A JP 2000131869A JP 2000131869 A JP2000131869 A JP 2000131869A JP 2001314997 A JP2001314997 A JP 2001314997A
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automatic welding
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welding apparatus
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JP2000131869A
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Shinya Matahari
伸也 股張
Yukio Manabe
幸男 真鍋
Satoru Zenitani
哲 銭谷
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設備コストの嵩みを最小限に抑えつつ高精度
にて母材同士に横向溶接を施す。 【解決手段】 電磁石からなる車輪33によって母材6
の表面に吸着しながら走行する移動台車32と、移動台
車32に設けられてエレクトロガスアーク溶接によって
開先60を溶接する溶接部35と、開先60に嵌め込ま
れた状態で回動する倣い車輪37とから自動溶接装置3
1を構成する。支柱44に支持された第1支持アーム4
5にバランサー47によって移動台車32を吊り下げて
支持させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、煙突、橋梁、圧力
容器等の大型鋼製構造物の製作時に用いられ、特に、横
向きの溶接時に用いて好適な自動溶接装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、煙突、橋梁、圧力容器等の大
型鋼製構造物は、各部品同士を溶接することにより接合
して製作していた。特に、煙突にあっては、円筒状の部
品同士を重ね合わせ、その重ね合わせた部分を水平に周
方向へわたって溶接していたが、このように水平方向に
溶接するいわゆる横向溶接では、重力によって溶接金属
の垂れ下がりが生じてしまうため、溶接を少しずつ繰り
返して行う多パス溶接を行わなければならず、多大な手
間及び時間を要していた。
【0003】このため、本発明者らは、上記の多パス溶
接を回避し、しかも、溶融不良を生じさせることなく、
ワンパスにて溶接を行うことが可能なエレクトロガスア
ーク溶接による横向溶接方法を開発した。この溶接方法
は、溶融池にローレンツ力を生じさせて重力に抗して持
ち上げることにより、重力の影響を最小限に抑え、高能
率の溶接を可能としたもので、この溶接方法を行うこと
により、多パス施工であった大型鋼製構造物の製作時の
横向溶接を、1パスにて行うことが可能となり、高能率
な横向溶接を実現することができるようになった。
【0004】ここで、このエレクトロガスアーク溶接に
よる上記横向溶接方法について説明する。図15におい
て、母材6は、その表面上で定義される法線の方向を、
水平方向に一致させた姿勢となっており、溶接トーチ1
から突出した溶接ワイヤ2は、溶接電源7のプラス側
に、また、母材6は同溶接電源7のマイナス側にそれぞ
れ接続されている。そして、溶接ワイヤ2は、母材6に
形成された開先60内に位置するようにされている。こ
の状態で溶接電源7を通電させることによって、開先6
0内にアーク3が発生し、このアーク3の熱により開先
60の両側面、また既に形成され母材6の一部と化した
ビード65を溶融することにより溶融池4を形成するこ
とになる。また溶接トーチ1は、図中矢印A1に示すよ
うに、開先60の長手方向に次第に移動していくこと
で、開先60全長にわたってビード65を連続的に形成
していくようになっている。
【0005】母材6の表面及び裏面には、開先60を挟
むようにして当金(表面には銅当金、裏面にはセラミッ
クス製の裏当材、母材と同材の裏当金あるいは銅当金の
いずれか)5が配されている。これは、溶融池4が開先
60外に飛び出すことのないよう、「抑え」としての役
割が与えられているとともに、当該溶融池4近傍に不活
性ガスを導入する場合に、その作用を有効ならしめるた
め当該ガスを閉じこめる役割等を担っている。なお、当
金5の材質としては、一般的に銅が使用される。
【0006】当金5の外方には、アーク3又は前記溶融
池4に対して偏在した磁場を付与するための磁場発生手
段10が設けられている。この磁場発生手段10は、図
16に示すように、コイル部材10aと、外コイル部材
内部に配設される鉄芯10b、そして添加ワイヤ20を
一体的に構成したものとなっている。コイル部材10a
はコイル用電源19に接続されており、これによって通
電状態にされることによって磁場を発生させるものであ
る。鉄芯10bは、コイル部材10aの軸線Qを含む平
面Pに対して非対称な形態となっている。
【0007】より具体的には、図16に示すように、パ
イプ状柱体を長手方向に半分に分割した形態とされた鉄
芯10bが、平面Pの図中向こう側のみに配されるよう
になっているものである。添加ワイヤ20は、前記コイ
ル部材10aの軸線Qにちょうど一致するように配され
ている。この添加ワイヤ20には、溶接電源7が分流器
8を介して接続され、当該溶接電源7からの電流が分流
されるようになっている。
【0008】なお、添加ワイヤ20は、溶接中にあって
は溶融池4の後方、すなわち、アーク3が溶融池4に到
達する点(以下、アーク点と略す)から離れた地点に挿
入されるようになっている。また、このような添加ワイ
ヤ20の溶融池4への挿入を可能とするため、当金5に
は、添加ワイヤ20を貫通させるための挿入孔5aが、
上記条件を満たす適当な位置に形成されている。
【0009】このような形態となる磁場発生手段10に
あっては、コイル部材10aから発生する磁場を、鉄芯
10bによって偏在した状態、すなわちその強度を空間
位置に関して偏差をもたせた状態とすることが可能とな
っている。つまり、図16においては、鉄芯10bが存
在する平面Pの図中向こう側においては磁場は強くな
り、またその反対側においては磁場が弱くなることにな
る。さらに、添加ワイヤ20の存在によって、溶接ワイ
ヤ2、アーク3、溶融池4と流れる電流が、添加ワイヤ
20を一電極として介することで溶接電源7へと帰還す
る一つの閉回路を想定することができる。すなわち、こ
の場合、溶融池4における電流は、アーク点から添加ワ
イヤ20の溶融池4における挿入点へと流れる整流され
た電流となることになる。
【0010】上記構造において、溶接が進行するに際し
て、アーク点の下に形成される溶融池4には、常に重力
が働いているが、磁場発生手段10により形成された磁
場及び溶融池4における整流された電流の相互作用によ
り、溶融池4にはローレンツ力が働くようになってい
る。より具体的には、図17に示すように、磁場B1が
母材6の表面から裏面へ突き抜けるように付与されると
ともに、電流Iがアーク点3pから添加ワイヤ20の溶
融池4における挿入点20pに対して流れる、という両
者の関係から、ローレンツ力F1は、フレミングの左手
の法則により図中上方に向く力として溶融池4に対して
作用することになる。つまり、このローレンツ力F1
は、溶融池4に働く重力と反対方向に作用することにな
る。
【0011】このローレンツ力F1の大きさが、溶融池
4に作用する重力の大きさとちょうど釣り合うか又はや
や勝るようであれば、当該溶融池4を上方に引き上げる
ことが可能となる。これにより、開先60下方における
先行部分や、アンダーカット、オーバラップ等の溶接不
良が発生することがなくなり、融合不良等の溶接欠陥を
招くことがなく、正常なビード65を開先60の全長に
渡って形成することができる。
【0012】そして、上記溶接方法を用いた自動溶接装
置としては、図18に示すように、レール21と、この
レール21に走行可能に支持された溶接装置本体22と
を有するものがあり、この溶接装置本体22をレール2
1に沿って走行させながら、この溶接装置本体22に設
けられた溶接部23にて、母材26同士の接合箇所であ
る開先60に溶接を施していた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記自
動溶接装置は、溶接装置本体22を走行可能に支持する
レール21を、マグネット25によって開先60と平行
に、母材6に吸着させて支持させなければならず、その
設置、位置合わせ及び取り外し作業に多大な労力を要す
るという問題があった。
【0014】また、溶接途中に、レール21の位置がず
れて開先60への良好な溶接が行われなくなる恐れもあ
った。特に、煙突等の溶接面が曲がった母材6を溶接す
る場合、この母材6の曲率に合わせて湾曲した高価なレ
ール21を用いなければならず、設備コストが嵩んでし
まうという問題もあった。
【0015】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、極めて容易にかつ高精度にて母材同士に横向溶接を
施すことができ、しかも設備コストの嵩みを最小限に抑
えることが可能な自動溶接装置を提供することを目的と
している。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の自動溶接装置は、上下に配設された
母材の表面を複数の車輪によって母材同士の開先に沿っ
て移動する移動台車と、該移動台車に設けられて前記開
先を横向きに溶接する溶接部とを有する自動溶接装置で
あって、前記移動台車を吊り下げる支持手段と、前記移
動台車を前記母材の表面上へ所定力にて当接した状態に
配設させる当接手段とを具備することを特徴としてい
る。
【0017】このように、支持手段によって吊り下げら
れた移動台車を当接手段によって母材の表面に所定力に
て当接させて移動台車を移動させることにより、極めて
容易に溶接部によって上下の母材同士の開先を横向きに
溶接することができる。これにより、従来のように、装
置の移動用のレールを溶接の度に開先に合わせて精度良
く母材に取り付けるような煩雑な作業を不要とすること
ができ、横向溶接作業の高効率化を図ることができる。
また、曲がった溶接面でも容易に溶接することができ、
従来のように、溶接面の曲率に合わせて湾曲させた高価
なレールを不要とすることができ、設備コストの低減も
図ることができる。
【0018】請求項2記載の自動溶接装置は、請求項1
記載の自動溶接装置において、前記当接手段が、磁力に
よって前記移動台車を前記母材の表面に吸着させること
を特徴としている。
【0019】つまり、磁力によって移動台車を母材の表
面に設置させるものであるので、その設置及び撤去作業
を極めて容易に行うことができ、さらなる作業の高効率
化を図ることができる。
【0020】請求項3記載の自動溶接装置は、請求項1
記載の自動溶接装置において、前記当接手段が、前記移
動台車の前記母材と対向する面に開口された吸引口から
空気を吸引することにより前記移動台車を前記母材の表
面に吸着させることを特徴としている。
【0021】すなわち、移動台車の吸引口から空気を吸
引させることにより、移動台車を母材の表面に吸い付け
て設置させるものであるので、その設置及び撤去作業を
極めて容易に行うことができ、さらなる作業の高効率化
を図ることができる。
【0022】請求項4記載の自動溶接装置は、請求項1
記載の自動溶接装置において、前記当接手段が、前記移
動台車を前記母材へ向けて付勢する弾性部材からなるこ
とを特徴としている。
【0023】つまり、弾性部材によって移動台車を母材
の表面へ押し付けることにより、移動台車を確実に母材
表面に所定力にて押し付けた状態に設置させることがで
きる。
【0024】請求項5記載の自動溶接装置は、上下に配
設された母材同士の開先に沿って移動する移動台車と、
該移動台車に設けられて前記開先を横向きに溶接する溶
接部とを有する自動溶接装置であって、前記移動台車
は、前記母材に沿って設けられた手摺に支持され、該手
摺上を移動することにより、前記溶接部により前記開先
を順に溶接させることを特徴としている。
【0025】このように、母材に沿って設けられた手摺
に支持された移動台車を手摺上にて移動させることによ
り、極めて容易に溶接部によって上下の母材同士の開先
を横向きに溶接することができる。これにより、従来の
ように、装置の移動用のレールを溶接の度に開先に合わ
せて精度良く母材に取り付けるような煩雑な作業を不要
とすることができ、横向溶接作業の高効率化を図ること
ができる。
【0026】請求項6記載の自動溶接装置は、請求項1
〜5のいずれか1項記載の自動溶接装置において、前記
移動台車に、前記開先に嵌め込まれた状態にて回動する
倣い車輪が設けられ、該倣い車輪によって前記移動台車
の移動方向が前記開先に沿って案内されることを特徴と
している。
【0027】つまり、開先に嵌め込まれた倣い車輪によ
って移動台車を確実に開先に沿って案内させて移動させ
ることができ、これにより、溶接部による開先への横向
溶接を高精度に行うことができ、溶接不良等の不具合を
なくすことができる。
【0028】請求項7記載の自動溶接装置は、請求項6
記載の自動溶接装置において、前記倣い車輪が、前記開
先を形成する上下の母材の端面のうち開き角度が小さい
端面側へ押し付けられていることを特徴としている。
【0029】このように、開先を形成する上下の母材の
端面のうち開き角度が小さい端面側へ倣い車輪が押し付
けられるので、移動時における倣い車輪のせり上がりに
よる脱輪を確実に防止することができ、溶接部による高
精度な溶接を維持させることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の自動溶接装置の実
施の形態例を図面を参照して説明する。なお、ここで
は、溶接する母材6として、煙突や圧力容器等の円筒状
の鋼材同士を上下に重ね合わせて溶接して一体化させる
場合について説明する。
【0031】(第1実施形態例)図1から図4におい
て、符号31は、自動溶接装置である。この自動溶接装
置31は、移動台車32を有しており、この移動台車3
2には、複数の車輪33が設けられている。そして、こ
の移動台車32は、複数の車輪33を母材6の表面に当
接させた状態に配設されるようになっている。また、移
動台車32には、アーム34を介して、前述した溶接ト
ーチ1、当金5及び磁場発生手段10を有する溶接部3
5が支持されている。
【0032】さらに、移動台車32には、下方側へ延在
する複数のブラケット36が設けられており、これらブ
ラケット36の先端部には、それぞれ倣い車輪37が回
転可能に支持されている。これら倣い車輪37は、その
周縁部が、開先60に嵌め込まれるようになっている。
また、これら倣い車輪37は、図5に示すように、開先
60に嵌め込まれる周縁部が、開先60の形状に合わせ
て形成されている。
【0033】ここで、溶接する母材6は、その開先60
が、図5に示すように、下側の母材6の端面6aと比較
して上側の母材6の端面6bの開き角度を大きくしてい
る。したがって、この開先60に嵌め込まれる倣い車輪
37の周縁部としては、下側の母材6の端面6aに当接
する倣い面37aよりも上側の母材6の端面6bと当接
する倣い面37bの角度が大きくされている。
【0034】なお、符号38は、移動台車32に設けら
れた操作盤であり、この操作盤38によって、この自動
溶接装置31の各種の操作及び設定を行うことができる
ようになっている。
【0035】移動台車32に設けられた車輪33には、
図示しない駆動手段によって駆動力が与えられて、同一
方向へ回動するようになっている。また、これら車輪3
3は、電磁石からなるもので、この電磁石からなる車輪
33に電力が供給されることにより、これら車輪33が
母材6の表面に吸着するようになっている。そして、こ
れら車輪33が母材6の表面に吸着した状態にて車輪3
3に駆動力が与えられて回動すると、自動溶接装置31
が母材6に貼り付いた状態にてその表面に沿って走行す
るようになっている。なお、この車輪33の母材6への
吸着力としては、自動溶接装置31を十分に支えるとと
もに、当金5を母材5へ十分に押し付けることができる
程度とされている。
【0036】また、移動台車32に設けられた車輪33
は、それぞれその車軸33aが開先60と直交する軸線
に対して僅かに傾けられており、これにより、これら車
輪33は、その走行方向が下方側の母材6側へ角度θだ
け傾けられている。
【0037】つまり、これら車輪33の走行方向が下方
側の母材6側へ向かって傾けられているので、これら車
輪33が回動することにより自動溶接装置31が走行し
た際に、倣い車輪37は、開き角度の小さな下方側の母
材6の端面6a側へ押し付けられながら回動することと
なる。これにより、自動溶接装置31の走行時に、倣い
車輪37がせり上がることによる開先60からの抜け出
しが防止されている。
【0038】すなわち、上記のように、開き角度が小さ
な下方側の母材6の端面6aに倣い車輪37を押し付け
ることにより、開き角度が大きな上方側の母材6の端面
6bに倣い車輪37が押し付けられた場合のように、倣
い車輪37が端面6bの傾斜に沿って母材6の表面側へ
せり上がるような不具合が回避されるようになってい
る。
【0039】また、円筒状の母材6の内周側には、脚部
41によって円板状のプレート42を支持してなる足場
43が設けられており、この足場43の中心位置には、
上下方向へ立設された支柱44が設けられている。この
支柱44には、その上端部及び中間部に、それぞれ半径
方向外方へ向かって延在する第1支持アーム45及び第
2支持アーム46が設けられている。
【0040】第1支持アーム45は、その先端部が母材
6の内面近傍まで延ばされており、その先端部には、バ
ランサー47が設けられている。このバランサー47
は、自動溶接装置31の重量に応じた吊り上げ力によっ
てワイヤー48を吊る下げるもので、これにより、自動
溶接装置31は、上下方向のいずれの位置においても、
重量の釣り合いが取られるようになっている。
【0041】また、第2支持アーム46には、ケーブル
送給装置49が設けられており、このケーブル送給装置
49によって、自動溶接装置31へ接続された給電用ケ
ーブル50が支持されている。そして、これら第1支持
アーム45及び第2支持アーム46は、それぞれ自動溶
接装置31の走行にともなって支柱44の軸線を中心と
して回動するようになっている。
【0042】次に、上記自動溶接装置31によって筒状
の鋼材である母材6を溶接する場合について説明する。
まず、母材6の外周側に、開先60に沿って裏当材また
は当金5を周方向にわたって取り付ける。
【0043】次に、自動溶接装置31の倣い車輪37を
開先60に嵌め込み、移動台車32の車輪33を母材6
の内面に当接させ、この状態にて、電磁石からなる車輪
32に電力を供給する。このようにすると、車輪33が
母材6の内面に吸着することにより、自動溶接装置31
が母材6の内面に貼り付いた状態となるとともに、溶接
部35が開先60に設置される。
【0044】次いで、この自動溶接装置31の車輪33
を駆動させるとともに、溶接部35にて溶接を開始させ
る。このようにすると、溶接部35にて開先60の溶接
が行われ、移動台車32が倣い車輪37によって開先6
0に沿って母材6の表面を走行することにより、自動溶
接装置31全体が開先60に沿って移動され、これによ
り、溶接部35によって開先60が順に溶接される。
【0045】そして、上記自動溶接装置31を母材6の
内面全周にわたって走行させながら溶接部35によって
開先60を溶接することにより、上下の円筒状の母材6
同士が溶接されて接合される。
【0046】このように、上記自動溶接装置31によれ
ば、支柱44の第1支持アーム45に設けられたバラン
サー47によって吊り下げられた移動台車32を、電磁
石からなる車輪33によって母材6へ吸着させることに
より母材6の表面に所定力にて当接させて移動台車32
を移動させることにより、極めて容易に溶接部35によ
って上下の母材6同士の開先60を横向きに溶接するこ
とができる。
【0047】これにより、従来のように、溶接の度に装
置の移動用のレールを開先に合わせて精度良く母材に取
り付けるような煩雑な作業を不要とすることができ、横
向溶接作業の高効率化を図ることができる。また、曲が
った溶接面でも容易に溶接することができ、従来のよう
に、溶接面の曲率に合わせて湾曲させた高価なレールを
不要とすることができ、設備コストの低減も図ることが
できる。
【0048】しかも、磁力によって移動台車32を母材
6の表面に吸着させて設置させるものであるので、その
設置及び撤去作業を極めて容易に行うことができ、さら
なる作業の高効率化を図ることができる。また、開先6
0に嵌め込まれた倣い車輪37によって移動台車32を
確実に開先60に沿って案内させて移動させることがで
き、これにより、溶接部35による開先60への横向溶
接を高精度に行うことができ、溶接不良等の不具合をな
くすことができる。
【0049】さらには、開先60を形成する上下の母材
6の端面6a、6bのうち開き角度が小さい端面6a側
へ倣い車輪37が押し付けられるので、移動時における
倣い車輪37のせり上がりによる脱輪を確実に防止する
ことができ、溶接部35による高精度な溶接を維持させ
ることができる。
【0050】なお、上記の自動溶接装置31では、移動
台車32に電磁石からなる車輪33を設け、この車輪3
3に電力を供給することにより、自動溶接装置31が母
材6の表面に吸着されて貼り付くようにしたが、この自
動溶接装置31を母材6の表面に貼り付けさせる当接手
段としては、上記の例に限ることはない。
【0051】図6に示すものは、他の当接手段を採用し
た例を示すものであり、移動台車32に設けられた車輪
33は、電磁石を具備しない通常の車輪33を備える代
わりに、自動溶接装置31の移動台車32に、強力な磁
石51を設けたものである。そして、この自動溶接装置
31によれば、磁石51の磁力によって移動台車32が
母材6に吸着され、これにより、自動溶接装置31が母
材6の表面に貼り付けられて支持された状態にて、車輪
33を駆動させることにより、倣い車輪37によって開
先60に沿って案内されて走行し、溶接部35にて開先
60を順に溶接するようになっている。なお、磁石51
は、移動台車32を母材6の表面に配設した状態にて、
わずかに間隔があく位置に設けられている。
【0052】なお、他の当接手段としては、例えば、吸
引によって自動溶接装置31を母材6の表面に吸着させ
ながら走行させるようなものもある。図7に示すもの
は、吸引によって自動溶接装置31を母材6の表面に吸
着させながら走行させるもので、この自動溶接装置31
には、移動台車32の母材6側に、複数の吸引口52が
設けられている。これら吸引口52は、流路53を介し
て移動台車32の側面に設けられた接続口54に連通さ
れており、この接続口54には、図示しない真空装置に
接続された吸引ホース55が接続されている。
【0053】そして、真空装置を作動させることによ
り、吸引口52にて吸引力を生じさせることにより、自
動溶接装置31が母材6の表面に貼り付けられた状態に
支持され、この状態にて車輪33を駆動させることによ
り、自動溶接装置31が母材6の表面に貼り付いた状態
にて走行するようになっている。
【0054】そして、この自動溶接装置31によれば、
移動台車32の吸引口52から空気を吸引させることに
より、移動台車32を母材6の表面に吸い付けて設置さ
せるものであるので、その設置及び撤去作業を極めて容
易に行うことができ、さらなる作業の高効率化を図るこ
とができる。
【0055】また、図8に示すものは、さらに他の当接
手段を採用した自動溶接装置31であり、この自動溶接
装置31は、支柱44に支持された第2支持アーム46
にバネ56を介して支持されており、このバネ56によ
って所定の付勢力にて母材6に押し付けられて支持され
ている。つまり、この自動溶接装置31によれば、バネ
56によって母材6に押し付けられて支持された状態に
て、車輪33を駆動させることにより、倣い車輪37に
よって開先60に沿って案内されて走行し、溶接部35
にて開先60を順に溶接するようになっている。
【0056】このように、上記の自動溶接装置31によ
れば、弾性部材であるバネ56によって移動台車32を
母材6の表面へ押し付けることにより、移動台車32を
確実に母材6の表面に所定力にて押し付けた状態に設置
させることができる。なお、この場合、自動溶接装置3
1は、バネ56を介して第2支持アーム46に支持され
るので、自動溶接装置31を吊り下げるバランサー47
及びこのバランサー47が設けられた第1支持アーム4
5は不要とすることができる。
【0057】そして、上記図7の吸着式あるいは図8の
付勢式の自動溶接装置31によれば、母材6として磁石
が吸着しないステンレス等の非磁性体である場合におけ
る溶接に用いて好適である。
【0058】(第2実施形態例)図9から図11に示す
ものは、他の自動溶接装置61である。この自動溶接装
置61は、足場43のプレート42の上面における周縁
部近傍に設置された手摺62に支持された移動台車63
を有している。この移動台車63には、支持機構64が
設けられており、この支持機構64に、溶接部35が支
持されている。
【0059】移動台車63は、手摺62を表裏から挟持
する回動可能な挟持車輪65を有しており、これら挟持
車輪65によって自動溶接装置61が手摺62に、その
設置方向に沿って移動可能に支持されている。また、移
動台車63には、駆動モータ66が設けられており、こ
の駆動モータ66の駆動軸には、ピニオンギヤ67が設
けられている。
【0060】手摺62には、その内周側に、周方向へわ
たってラック68が設けられており、図12に示すよう
に、このラック68に、移動台車63の駆動モータ66
に設けられたピニオンギヤ67が歯合されている。つま
り、この駆動モータ66を駆動させてピニオンギヤ67
を回転させることにより、自動溶接装置61が手摺62
に沿って走行するようになっている。なお、この駆動モ
ータ66は、ピン69を中心に揺動可能に支持されてお
り、このピン69を中心として駆動モータ66を揺動さ
せることにより、ピニオンギヤ67をラック68に対し
て近接離間させてこれらの歯合及びその解除を行うこと
ができるようになっている。
【0061】移動台車63の上部には、回転テーブル7
1及び付勢機構72を介して支持機構64が支持されて
いる。回転テーブル71は、ハンドル71aを操作する
ことにより、その上方の支持機構64を水平面内にて回
転させることができるようになっている。
【0062】付勢機構72は、バネ72aによって支持
機構64を母材6方向へ付勢するようになっている。そ
して、この付勢機構72によって母材6方向へ付勢され
る支持機構64には、母材6に当接することにより、支
持機構64を母材6に対して所定の位置に位置決めする
位置決め棒75が設けられている。なお、この位置決め
棒75には、その先端部にローラ76が設けられてお
り、自動溶接装置51の走行にともなって回動するよう
になっている。
【0063】また、付勢機構72には、ハンドル77が
設けられており、このハンドル77を回動させることに
より、支持機構64を母材6に対して近接離間させるこ
とができるようになっている。支持機構64は、昇降可
能に支持されたアーム73と、このアーム73の先端部
に昇降可能に支持された支持部74とを有しており、こ
の支持部74の先端部に、溶接部35が支持され、その
当金5が開先60を覆うように、母材6の表面に当接さ
れている。
【0064】そして、上記構造の自動溶接装置61によ
って筒状の鋼材である母材6を溶接する場合は、自動溶
接装置61の移動台車63を手摺62に支持させるとと
もに、支持機構64のアーム73及び支持部74を昇降
させて溶接部35の高さ位置を調節して、溶接部35を
開先60に設置させ、移動台車63のピニオンギヤ67
をラック68に歯合させる。この状態にて、駆動モータ
66を駆動させるとともに、溶接部35における溶接を
開始させる。
【0065】このようにすると、溶接部35にて開先6
0の溶接が行われ、移動台車63が手摺62に沿って走
行することにより、自動溶接装置61全体が開先60に
沿って移動され、これにより、溶接部35によって開先
60が順に溶接される。そして、上記自動溶接装置61
を母材6の内面全周にわたって走行させながら溶接部3
5によって開先60を溶接することにより、上下の円筒
状の母材6同士が溶接されて接合される。
【0066】このように、上記構造の自動溶接装置61
によれば、母材6に沿って設けられた手摺62に支持さ
れた移動台車63を手摺62上にて移動させることによ
り、極めて容易に溶接部35によって上下の母材6同士
の開先60を横向きに溶接することができる。これによ
り、従来のように、溶接の度に開先に合わせて装置の移
動用のレールを精度良く母材に取り付けるような煩雑な
作業を不要とすることができ、横向溶接作業の高効率化
を図ることができる。
【0067】なお、自動溶接装置61における移動台車
63の走行手段として、上記の自動溶接装置61では、
手摺62に設けたラック68に歯合させたピニオンギヤ
67を駆動モータ66によって回転駆動させることによ
り自動溶接装置61を走行させるようにしたが、この走
行手段としては、上記の例に限定されることはなく、例
えば、図13及び図14に示すように、ラック68に代
えてチェーン81を手摺62に設けるとともに、ピニオ
ンギヤ67に代えてチェーン81に歯合するスプロケッ
ト82を駆動モータ66の駆動軸に取り付け、駆動モー
タ66を駆動させることによりスプロケット82を回転
させて、移動台車63を手摺62に沿って走行させるよ
うにしても良い。
【0068】また、駆動モータ66にローラを取り付
け、このローラを手摺62の表面に当接させ、これらの
摩擦によって駆動モータ66の駆動力を手摺62へ伝達
させて移動台車63を走行させるようにしても良い。な
お、この場合、ローラ及びこのローラが当接する手摺6
2の表面の両方あるいはいずれか一方にローレット加工
や粗ブラスト加工等を施し、摩擦係数を高めることが好
ましい。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動溶接
装置によれば、下記の効果を得ることができる。請求項
1記載の自動溶接装置によれば、支持手段によって吊り
下げられた移動台車を当接手段によって母材の表面に所
定力にて当接させて移動台車を移動させることにより、
極めて容易に溶接部によって上下の母材同士の開先を横
向きに溶接することができる。これにより、従来のよう
に、溶接の度に装置の移動用のレールを開先に合わせて
精度良く母材に取り付けるような煩雑な作業を不要とす
ることができ、横向溶接作業の高効率化を図ることがで
きる。また、曲がった溶接面でも容易に溶接することが
でき、従来のように、溶接面の曲率に合わせて湾曲させ
た高価なレールを不要とすることができ、設備コストの
低減も図ることができる。
【0070】請求項2記載の自動溶接装置によれば、磁
力によって移動台車を母材の表面に設置させるものであ
るので、その設置及び撤去作業を極めて容易に行うこと
ができ、さらなる作業の高効率化を図ることができる。
【0071】請求項3記載の自動溶接装置によれば、移
動台車の吸引口から空気を吸引させることにより、移動
台車を母材の表面に吸い付けて設置させるものであるの
で、その設置及び撤去作業を極めて容易に行うことがで
き、さらなる作業の高効率化を図ることができる。
【0072】請求項4記載の自動溶接装置によれば、弾
性部材によって移動台車を母材の表面へ押し付けること
により、移動台車を確実に母材表面に所定力にて押し付
けた状態に設置させることができる。
【0073】請求項5記載の自動溶接装置によれば、母
材に沿って設けられた手摺に支持された移動台車を手摺
上にて移動させることにより、極めて容易に溶接部によ
って上下の母材同士の開先を横向きに溶接することがで
きる。これにより、従来のように、溶接の度に装置の移
動用のレールを開先に合わせて精度良く母材に取り付け
るような煩雑な作業を不要とすることができ、横向溶接
作業の高効率化を図ることができる。
【0074】請求項6記載の自動溶接装置によれば、開
先に嵌め込まれた倣い車輪によって移動台車を確実に開
先に沿って案内させて移動させることができ、これによ
り、溶接部による開先への横向溶接を高精度に行うこと
ができ、溶接不良等の不具合をなくすことができる。
【0075】請求項7記載の自動溶接装置によれば、開
先を形成する上下の母材の端面のうち開き角度が小さい
端面側へ倣い車輪が押し付けられるので、移動時におけ
る倣い車輪のせり上がりによる脱輪を確実に防止するこ
とができ、溶接部による高精度な溶接を維持させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態例の自動溶接装置の構
成及び構造を説明する溶接現場に設置された自動溶接装
置の側面図である。
【図2】 本発明の第1実施形態例の自動溶接装置の構
成及び構造を説明する溶接現場に設置された自動溶接装
置の平面図である。
【図3】 本発明の第1実施形態例の自動溶接装置の構
成及び構造を説明する溶接箇所に設置された自動溶接装
置の正面図である。
【図4】 本発明の第1実施形態例の自動溶接装置の構
成及び構造を説明する溶接箇所に設置された自動溶接装
置の側面図である。
【図5】 本発明の第1実施形態例の自動溶接装置の倣
い車輪の開先への嵌合状態を説明する開先部分における
断面図である。
【図6】 本発明の第1実施形態例の自動溶接装置の他
の構造を説明する溶接箇所に設置された自動溶接装置の
側面図である。
【図7】 本発明の第1実施形態例の自動溶接装置の他
の例を説明する溶接現場に設置された自動溶接装置の側
面図である。
【図8】 本発明の第1実施形態例の自動溶接装置の他
の例を説明する溶接現場に設置された自動溶接装置の側
面図である。
【図9】 本発明の第2実施形態例の自動溶接装置の構
成及び構造を説明する溶接現場に設置された自動溶接装
置の側面図である。
【図10】 本発明の第2実施形態例の自動溶接装置の
構成及び構造を説明する溶接現場に設置された自動溶接
装置の平面図である。
【図11】 本発明の第2実施形態例の自動溶接装置の
構成及び構造を説明する溶接箇所に設置された自動溶接
装置の側面図である。
【図12】 本発明の第2実施形態例の自動溶接装置の
走行手段を説明する手摺の正面図である。
【図13】 本発明の第2実施形態例の自動溶接装置の
他の走行手段を説明する移動台車部分の側面図である。
【図14】 本発明の第2実施形態例の自動溶接装置の
他の走行手段を説明する手摺の正面図である。
【図15】 エレクトロガスアーク溶接による横向溶接
方法を説明する溶接部の斜視図である。
【図16】 溶接部に設けられた磁場発生手段の構成を
示す斜視図である。
【図17】 溶融池に働くローレンツ力の作用の様子を
示す溶接箇所における開先の正面図である。
【図18】 エレクトロガスアーク溶接による横向溶接
方法が採用された自動溶接装置の従来例を説明する溶接
箇所に設置された自動溶接装置の正面図である。
【符号の説明】
6 母材 6a、6b 端面 31、61 自動溶接装置 32、63 移動台車 33 車輪(当接手段) 35 溶接部 37 倣い車輪 44 支柱(支持手段) 45 第1支持アーム(支持手段) 47 バランサー(支持手段) 51 磁石(当接手段) 52 吸引口(当接手段) 56 バネ弾性部材(当接手段) 60 開先 62 手摺
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B23K 101:28 B23K 101:28

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に配設された母材の表面を複数の車
    輪によって母材同士の開先に沿って移動する移動台車
    と、該移動台車に設けられて前記開先を横向きに溶接す
    る溶接部とを有する自動溶接装置であって、 前記移動台車を吊り下げる支持手段と、前記移動台車を
    前記母材の表面上へ所定力にて当接した状態に配設させ
    る当接手段とを具備することを特徴とする自動溶接装
    置。
  2. 【請求項2】 前記当接手段は、磁力によって前記移動
    台車を前記母材の表面に吸着させることを特徴とする請
    求項1記載の自動溶接装置。
  3. 【請求項3】 前記当接手段は、前記移動台車の前記母
    材と対向する面に開口された吸引口から空気を吸引する
    ことにより前記移動台車を前記母材の表面に吸着させる
    ことを特徴とする請求項1記載の自動溶接装置。
  4. 【請求項4】 前記当接手段は、前記移動台車を前記母
    材へ向けて付勢する弾性部材からなることを特徴とする
    請求項1記載の自動溶接装置。
  5. 【請求項5】 上下に配設された母材同士の開先に沿っ
    て移動する移動台車と、該移動台車に設けられて前記開
    先を横向きに溶接する溶接部とを有する自動溶接装置で
    あって、 前記移動台車は、前記母材に沿って設けられた手摺に支
    持され、該手摺上を移動することにより、前記溶接部に
    より前記開先を順に溶接させることを特徴とする自動溶
    接装置。
  6. 【請求項6】 前記移動台車には、前記開先に嵌め込ま
    れた状態にて回動する倣い車輪が設けられ、該倣い車輪
    によって前記移動台車の移動方向が前記開先に沿って案
    内されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項
    記載の自動溶接装置。
  7. 【請求項7】 前記倣い車輪は、前記開先を形成する上
    下の母材の端面のうち開き角度が小さい端面側へ押し付
    けられていることを特徴とする請求項6記載の自動溶接
    装置。
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