JP3524886B2 - アンテナロッドのコイル巻き付け構造 - Google Patents

アンテナロッドのコイル巻き付け構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンテナロッドの
コイル巻き付け構造に関する。詳しくは、アンテナ線支
持部材にアンテナ線をコイル状に巻回したアンテナロッ
ドにおいて、巻線ピッチの乱れをなくして安定した特性
を確保できるようにしたアンテナロッドのコイル巻き付
け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車のルーフパネルに取り付け
られるロッドアンテナの1例を図3の断面図により示
す。同図において、符号1はアンテナユニット、2はア
ンテナロッド、3はケーブルである。そしてアンテナユ
ニット1は、樹脂製のケース4と金属製のベース5とを
有し、該ベース5には下部に自動車のルーフパネルへの
取付け用のボス6が形成され、該ボス6にはケーブル引
出し用のスリット7と、外周にねじ8が形成されてい
る。
【0003】また、ベース5にはアンプを搭載したプリ
ント基板9を固定したプリント基板支持金具10が取り
付けられ、ケース4にはアンテナロッド2を支持するた
めのアンテナロッド支持金具11がインサートモールド
されており、該アンテナロッド支持金具11から伸びた
ピン12がアンプに接続された端子金具13に挿入し接
続されている。また、ケーブル3は、その一端に鍔を有
するカラー14がカシメ固定されており、該カラー14
が前記プリント基板9を固定したプリント基板支持金具
10に設けられた孔にカシメ固定されている。
【0004】また、アンテナロッド2は、コイル状に巻
回されたアンテナ線の中心に樹脂製の丸棒状の支持部材
が挿入され、その上を樹脂製のチューブで被覆されてお
り、ジョイント15によりアンテナロッド支持金具11
にねじ固定されている。このように構成されたアンテナ
は自動車のルーフパネルに予め穿設された取付け孔に取
付け用ボス6を挿入し、図示なきナットにより締付け固
定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の自動車用ロ
ッドアンテナにおいては、アンテナロッドを製造する
時、コイル状のアンテナ線にチューブ状の樹脂被覆を被
せる工程において、アンテナ線の巻線ピッチが乱れ、巻
線同士が接触し、そのインダクタンスが変化して、アン
テナとしての所定の性能が得られない場合が生じるとい
う問題がある。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、製造
時にアンテナ線の巻線ピッチが乱れないようにしたアン
テナロッドのコイル巻き付け構造を実現することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1のアン
テナロッドのコイルの巻き付け構造は、樹脂材よりなる
柱状のアンテナ線支持部材20にアンテナ線21をコイ
ル状に巻回し、その上をチューブ状の樹脂被覆22にて
被覆してなるアンテナロッドのコイル巻き付け構造にお
いて、前記アンテナ線支持部材20は、断面が多角形状
であり、アンテナ線21は、該アンテナ線支持部材20
の外周に固くコイル状に巻回し、アンテナ線支持部材2
0の角部に食い込ませてなることを特徴とする。この構
成を採ることにより、アンテナ線の巻線ピッチが乱れる
ようなことはなく、従ってアンテナとしての所定の性能
は確保される。
【0008】また、請求項2は、樹脂材よりなる柱状の
アンテナ線支持部材20にアンテナ線21をコイル状に
巻回し、その上をチューブ状の樹脂被覆22にて被覆し
てなるアンテナロッドのコイル巻き付け構造において、
前記アンテナ線支持部材20は、丸棒状をなし、その外
周軸方向に断面三角形状の突条24が形成されており、
アンテナ線21は、該アンテナ線支持部材20の外周に
固くコイル状に巻回し、アンテナ線支持部材20の突条
24に食い込ませてなることを特徴とする。この構成を
採ることにより、アンテナ線の巻線ピッチが乱れるよう
なことはなく、従ってアンテナとしての所定の性能は確
保される。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明のアンテナロッドの
コイル巻き付け構造の実施の形態を説明するための図で
あり、(a)は縦断面図、(b)は(a)図のbーb線
における拡大断面図である。本実施の形態は、同図に示
すように、樹脂材よりなる柱状のアンテナ線支持部材2
0にアンテナ線21がコイル状に巻回され、その上にチ
ユーブ状の樹脂製被覆22が被覆されている。そして、
前記アンテナ線支持部材20は、断面が四角形状であ
り、アンテナ線21は、該アンテナ線支持部材20に固
く巻回され、端部をジョイント23でカシメ固定され、
さらにアンテナ線21を巻回したコイルの上にはチュー
ブ状の樹脂被覆22が被覆される。
【0010】このように構成された本実施の形態は、ア
ンテナ線支持部材20にコイル状に巻回したアンテナ線
21が、該アンテナ線支持部材20の四角形の角部に強
く接触して食い込むため、アンテナ線の巻線ピッチが乱
れれるようなことはなく、従ってアンテナとしての所定
の性能は確保される。なお、本実施の形態では、アンテ
ナ線支持部材20の断面を四角形としたが、三角形また
は五角以上の多角形でも良い。
【0011】図2は本発明のアンテナロッドのコイル巻
き付け構造の他の実施の形態を説明するための図であ
り、(a)は縦断面図、(b)は(a)図のbーb線に
おける拡大断面図である。本実施の形態同図に示すよう
に、樹脂材よりなる柱状のアンテナ線支持部材20は丸
棒状をなし、その外周軸方向に断面三角形状の突条24
が形成されており、アンテナ線21は、該アンテナ線支
持部材20に固くコイル状に巻回され、その端部をジョ
イント23によりカシメ固定され、さらに、アンテナ線
21を巻回したコイルの上にはチユーブ状の樹脂製被覆
22が被覆される。
【0012】このように構成された本実施の形態は、ア
ンテナ線支持部材20にコイル状に巻回したアンテナ線
21が、該アンテナ線支持部材20の三角形状の突条2
4に強く接触して食い込むため、アンテナ線の巻線ピッ
チが乱れることはなく、従ってアンテナとしての所定の
性能は確保される。なお、本実施の形態では、前記突条
24を4条としているが、その数に制限はない。
【0013】
【発明の効果】本発明のアンテナロッドのコイル巻き付
け構造に依れば、アンテナ線支持部材を断面多角形状の
棒、または円形の周囲に突起を有する棒状にし、該アン
テナ線支持部材にアンテナ線を固くコイル状に巻き付け
たことにより、該アンテナ線は多角形の角部または丸棒
の突条に強く接触して食い込むため、コイルのピッチに
乱れは生ぜず、また緩みも防止されて所定の特性を有す
るアンテナロッドが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアンテナロッドのコイル巻き付け構造
の実施の形態を示す図で、(a)は縦断面図、(b)は
(a)図のbーb線における断面図である。
【図2】本発明のアンテナロッドのコイル巻き付け構造
の他の実施の形態を示す図で、(a)は縦断面図、
(b)は(a)図のbーb線における断面図である。
【図3】従来の自動車用ロッドアンテナの1例を示す図
である。
【符号の説明】
20…アンテナ線支持部材 21…アンテナ線 22…樹脂被覆 23…ジョイント 24…突条
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 1/36 H01Q 1/32 H01Q 1/40

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂材よりなる柱状のアンテナ線支持部
    材(20)にアンテナ線(21)をコイル状に巻回し、
    その上をチューブ状の樹脂被覆(22)にて被覆してな
    るアンテナロッドのコイル巻き付け構造において、 前記アンテナ線支持部材(20)は、断面が多角形状で
    あり、アンテナ線(21)は、該アンテナ線支持部材
    (20)の外周に固くコイル状に巻回し、アンテナ線支
    持部材(20)の角部に食い込ませてなることを特徴と
    するアンテナロッドのコイル巻き付け構造。
  2. 【請求項2】 樹脂材よりなる柱状のアンテナ線支持部
    材(20)にアンテナ線(21)をコイル状に巻回し、
    その上をチューブ状の樹脂被覆(22)にて被覆してな
    るアンテナロッドのコイル巻き付け構造において、 前記アンテナ線支持部材(20)は、丸棒状をなし、そ
    の外周軸方向に断面三角形状の突条(24)が形成され
    ており、アンテナ線(21)は、該アンテナ線支持部材
    (20)の外周に固くコイル状に巻回し、アンテナ線支
    持部材(20)の突条(24)に食い込ませてなること
    を特徴とするアンテナロッドのコイル巻き付け構造。
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JP5610306B2 (ja) * 2011-09-13 2014-10-22 株式会社ビートソニック 車載用補助アンテナユニット
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