JPH0623055Y2 - ヘリカルアンテナ - Google Patents
ヘリカルアンテナInfo
- Publication number
- JPH0623055Y2 JPH0623055Y2 JP1988026791U JP2679188U JPH0623055Y2 JP H0623055 Y2 JPH0623055 Y2 JP H0623055Y2 JP 1988026791 U JP1988026791 U JP 1988026791U JP 2679188 U JP2679188 U JP 2679188U JP H0623055 Y2 JPH0623055 Y2 JP H0623055Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- coaxial
- terminals
- helical antenna
- lead portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Aerials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、衛星より送信されるGPS電波等を利用して
受信した位置を測定するヘリカルアンテナに関する。
受信した位置を測定するヘリカルアンテナに関する。
(従来の技術とその問題点) 従来この種のヘリカルアンテナとしては第6図に示すも
のが知られている。図示のヘリカルアンテナにあって
は、アンテナエレメントとなる針金10をボビン4へ図
示のようにスパイラル状に巻き込み、その給電側端末
と、同軸パイプ6との接合は、ねじ棒11等により保持
される。又、同軸棒7は同軸パイプ6との間に絶縁リン
グ12等を設け、ねじ止め又はピン13等により導通さ
れかつ固定されている。このようなヘリカルアンテナに
おいては、アンテナエレメントと同軸パイプ6間の高周
波電流経路が複雑な立体部品で構成され、導電接触個所
も多く、しかも複数の部品構成からなる故、組立精度が
低下し、アンテナ特性に、悪影響を与えるという問題点
があった。
のが知られている。図示のヘリカルアンテナにあって
は、アンテナエレメントとなる針金10をボビン4へ図
示のようにスパイラル状に巻き込み、その給電側端末
と、同軸パイプ6との接合は、ねじ棒11等により保持
される。又、同軸棒7は同軸パイプ6との間に絶縁リン
グ12等を設け、ねじ止め又はピン13等により導通さ
れかつ固定されている。このようなヘリカルアンテナに
おいては、アンテナエレメントと同軸パイプ6間の高周
波電流経路が複雑な立体部品で構成され、導電接触個所
も多く、しかも複数の部品構成からなる故、組立精度が
低下し、アンテナ特性に、悪影響を与えるという問題点
があった。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、前述した従来技術の問題点を解消することを
目的とし、単一のフレキシブルPCBシート上に、アン
テナエレメント及び該アンテナエレメントを同軸パイプ
及び同軸棒へ夫々接続するための複数のリード部及び端
子を一体的に導電性プリントパターンとして形成し、こ
のようなフレキシブルPCBシートを絶縁性ボビンに巻
き付けることによって前述した問題点が解決される。
目的とし、単一のフレキシブルPCBシート上に、アン
テナエレメント及び該アンテナエレメントを同軸パイプ
及び同軸棒へ夫々接続するための複数のリード部及び端
子を一体的に導電性プリントパターンとして形成し、こ
のようなフレキシブルPCBシートを絶縁性ボビンに巻
き付けることによって前述した問題点が解決される。
(実施例) 以下図面に示す本考案の一実施例につき詳説する。
第1図から第5図において、第6図中に示した部材と同
一もしくは同等のものには同一参照符号を付しその詳し
い説明は省略する。絶縁性ボビン4は円筒形をし、頭部
中心部に同軸パイプ6がフレキシブルPCBシート5の
端子部5a,5bと合致するような位置で、嵌合せしめ
る穴5aを設け、同軸パイプ6が挿入され、又同軸パイ
プ6の端子6a及び、同軸パイプ6の内径中心に位置す
るよう同軸棒7の端子7aを貫通保持せしめるに必要な
穴を設けたプレート8がボビン4の頭部表面と段差がな
いよう設置され(第3図参照)プレート8の中心穴には
同軸棒7の端子7aが貫通保持されている。同軸パイプ
6の先端部は、第5図に示す如く、端子6aがパイプ円
周上、適宜に分割された位置に設けてあり端子6bはさ
らに端子6a,−6b間を適宜に分割する位置に設けら
れている。
一もしくは同等のものには同一参照符号を付しその詳し
い説明は省略する。絶縁性ボビン4は円筒形をし、頭部
中心部に同軸パイプ6がフレキシブルPCBシート5の
端子部5a,5bと合致するような位置で、嵌合せしめ
る穴5aを設け、同軸パイプ6が挿入され、又同軸パイ
プ6の端子6a及び、同軸パイプ6の内径中心に位置す
るよう同軸棒7の端子7aを貫通保持せしめるに必要な
穴を設けたプレート8がボビン4の頭部表面と段差がな
いよう設置され(第3図参照)プレート8の中心穴には
同軸棒7の端子7aが貫通保持されている。同軸パイプ
6の先端部は、第5図に示す如く、端子6aがパイプ円
周上、適宜に分割された位置に設けてあり端子6bはさ
らに端子6a,−6b間を適宜に分割する位置に設けら
れている。
第4図は第2図のフレキシブルPCBシート5を展開し
て示す一例図でアンテナエレメントとして必要な導電性
プリントパターン5fを形成し、ボビン4へ有効的に巻
き付けられる形状をなし、同軸パイプ6の端子6a,6
bに接続される端子部5aはアンテナのエレメント部5
fの端末とリード部5eによって結ばれ、端子部5a−
5b間、5b−5c間もリードパターンで結ばれてい
る。端子部5a,5bは夫々端子6a,6bと、また端
子部5cは同軸棒7の端子7aと接続可能な構造を有
し、端子部5a−5a間、5a−5b間、5b−5c間
の間隔は、それぞれ第2図の如く、装着された際、端子
6a,6b,7aと合致するよう各々の間隔に予め設定
されている。
て示す一例図でアンテナエレメントとして必要な導電性
プリントパターン5fを形成し、ボビン4へ有効的に巻
き付けられる形状をなし、同軸パイプ6の端子6a,6
bに接続される端子部5aはアンテナのエレメント部5
fの端末とリード部5eによって結ばれ、端子部5a−
5b間、5b−5c間もリードパターンで結ばれてい
る。端子部5a,5bは夫々端子6a,6bと、また端
子部5cは同軸棒7の端子7aと接続可能な構造を有
し、端子部5a−5a間、5a−5b間、5b−5c間
の間隔は、それぞれ第2図の如く、装着された際、端子
6a,6b,7aと合致するよう各々の間隔に予め設定
されている。
このような構造のフレキシブルPCBシート5を第2図
に示す如く同軸パイプ6、同軸棒7、プレート8が装着
されたボビン4の外筒壁に密着巻き付け接着し、フレキ
シブルPCBシート5のリード部5e及び端子部5a,
5b,5cをボビン4の頭部平面部ならびにプレート8
の平面部へ折込むようにして接着させて端子部5a,5
b,5cを夫々端子6a,6b,7aにそれぞれ接続さ
せしめる構成になっている。
に示す如く同軸パイプ6、同軸棒7、プレート8が装着
されたボビン4の外筒壁に密着巻き付け接着し、フレキ
シブルPCBシート5のリード部5e及び端子部5a,
5b,5cをボビン4の頭部平面部ならびにプレート8
の平面部へ折込むようにして接着させて端子部5a,5
b,5cを夫々端子6a,6b,7aにそれぞれ接続さ
せしめる構成になっている。
(考案の効果) 以上述べたとおり、本考案によれば、ヘリカルアンテナ
のエレメント部のみならずそのエレメント部から延び
る、同軸パイプや同軸棒に接続されるべき夫々の端子ま
でもが一枚のフレキシブルPCBシート上に導電性プリ
ントパターンとして形成されるので、ヘリカルアンテナ
の組立の簡便化、性能安定性、製造工程数の削減及び製
造コストの低減に寄与する効果は顕著である。
のエレメント部のみならずそのエレメント部から延び
る、同軸パイプや同軸棒に接続されるべき夫々の端子ま
でもが一枚のフレキシブルPCBシート上に導電性プリ
ントパターンとして形成されるので、ヘリカルアンテナ
の組立の簡便化、性能安定性、製造工程数の削減及び製
造コストの低減に寄与する効果は顕著である。
第1図から第5図までは本考案の一実施例を示すもので
第1図はヘリカルアンテナの概略全体構成を示す部分断
面図、第2図はヘリカルアンテナの要部構成を示す斜視
図、第3図は第2図の縦断面図、第4図はフレキシブル
PCBシートの全体を示す正面図、及び第5図は同軸パ
イプを示す斜視図、及び第6図は従来のヘリカルアンテ
ナを示す斜視図である。 1……レドーム、2……取付台、3……プリアンプ回路
板、4……ボビン、5……フレキシブルPCBシート、
5a,5b,5c……端子、6……同軸パイプ、6a,
6b……端子、7……同軸棒、7a……端子、8……プ
レート。
第1図はヘリカルアンテナの概略全体構成を示す部分断
面図、第2図はヘリカルアンテナの要部構成を示す斜視
図、第3図は第2図の縦断面図、第4図はフレキシブル
PCBシートの全体を示す正面図、及び第5図は同軸パ
イプを示す斜視図、及び第6図は従来のヘリカルアンテ
ナを示す斜視図である。 1……レドーム、2……取付台、3……プリアンプ回路
板、4……ボビン、5……フレキシブルPCBシート、
5a,5b,5c……端子、6……同軸パイプ、6a,
6b……端子、7……同軸棒、7a……端子、8……プ
レート。
Claims (1)
- 【請求項1】ヘリカルアンテナにおいて、アンテナエレ
メントと、該アンテナエレメントと同軸パイプに設けら
れた端子とを接続するためのリード部と、該リード部の
先端に設けられ前記同軸パイプの端子に接続されるべき
端子と、該リード部の先端に設けられ同軸棒の端子に接
続されるべき端子とが、所定数単一のフレキシブルPC
Bシートの表面に導電性プリントパターンとして一体的
に形成されており、このフレキシブルPCBシートが絶
縁性円筒形ボビンの外周部に一回巻し、接着されたこと
を特徴とするヘリカルアンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988026791U JPH0623055Y2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | ヘリカルアンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988026791U JPH0623055Y2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | ヘリカルアンテナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01132107U JPH01132107U (ja) | 1989-09-07 |
JPH0623055Y2 true JPH0623055Y2 (ja) | 1994-06-15 |
Family
ID=31248734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988026791U Expired - Lifetime JPH0623055Y2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | ヘリカルアンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0623055Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0727687Y2 (ja) * | 1990-05-11 | 1995-06-21 | 古野電気株式会社 | ヘリカルアンテナ |
US7253787B2 (en) | 2004-11-25 | 2007-08-07 | High Tech Computer, Corp. | Helix antenna and method for manufacturing the same |
US7301506B2 (en) * | 2005-02-04 | 2007-11-27 | Shure Acquisition Holdings, Inc. | Small broadband helical antenna |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5799006A (en) * | 1980-12-12 | 1982-06-19 | Nec Corp | Helical antenna |
JPS6142112U (ja) * | 1984-08-21 | 1986-03-18 | 日本無線株式会社 | 4線分数巻ヘリカルアンテナ |
-
1988
- 1988-02-29 JP JP1988026791U patent/JPH0623055Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01132107U (ja) | 1989-09-07 |
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